JP7472764B2 - エンジン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン装置に関する。
従来、この種のエンジン装置としては、エンジンと、燃料タンク内の燃料をエンジンの燃料噴射弁に接続された燃料配管に供給する燃料ポンプを有する燃料供給装置と、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を含む蒸発燃料ガスをエンジンの吸気管に供給する蒸発燃料処理装置と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このエンジン装置では、蒸発燃料処理装置は、キャニスタと、燃料タンクとキャニスタとに接続された流入配管と、流入配管の流路を開閉する第1制御バルブと、流入配管の第1制御バルブよりも燃料タンク側に設けられたサージタンクと、キャニスタとエンジンのインテークマニホールドとに接続された流出配管と、キャニスタからインテークマニホールドへの蒸発燃料ガスの供給量を調節する第2制御バルブとを有する。そして、基本的には、第1制御バルブを開弁させ、標高が第1閾値(例えば海抜2000m)以上で且つ燃温が第2閾値(例えば50℃)以上で且つサージタンク内の圧力が第3閾値(例えば1気圧)以下のときには、第1制御バルブを閉弁させる。これにより、燃料タンクの内圧がサージタンク内の圧力、例えば1気圧以下に減圧されるのを防止している。
特公平6-31576号公報
上述のエンジン装置では、標高が第1閾値未満のときには、第1制御バルブを開弁させる(閉弁させない)から、燃温の条件などにより、燃料タンク内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下になり、燃料タンク内で燃料が気化してそれを燃料ポンプが吸い込んで、燃料ポンプの吐出圧の低下や燃料噴射弁に供給される燃料の圧力の低下を招く可能性がある。
本発明のエンジン装置は、燃料ポンプの吐出圧の低下や燃料噴射弁に供給される燃料の圧力の低下を抑制することを主目的とする。
本発明のエンジン装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のエンジン装置は、
エンジンと、
前記エンジンの燃料噴射弁に接続された第1供給管、燃料タンク内の燃料を前記第1供給管に供給する燃料ポンプを有する燃料供給装置と、
前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料を含む蒸発燃料ガスを前記エンジンの吸気管に供給するための第2供給管、前記第2供給管に設けられたバルブを有する蒸発燃料処理装置と、
前記燃料タンク内のゲージ圧が閾値よりも高いときに前記バルブを開弁状態とする制御装置と、
を備えると共に車両に搭載されるエンジン装置であって、
前記制御装置は、前記燃料タンク内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下にならない範囲内で、標高が高いほど高くなるように前記閾値を設定する、
ことを要旨とする。
本発明のエンジン装置では、燃料タンク内のゲージ圧が閾値よりも高いときにバルブを開弁状態とする。この場合に、燃料タンク内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下にならない範囲内で、標高が高いほど高くなるように閾値を設定する。これにより、標高が高い(大気圧が低い)ときに、燃料タンク内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下になるのを抑制し、燃料タンク内の燃料の気化を抑制し、燃料ポンプの吐出圧の低下や燃料噴射弁に供給される燃料の圧力の低下を抑制することができる。また、標高が低いときには、燃料タンク内の絶対圧が過度に高くなるのを抑制することができる。
本発明のエンジン装置において、前記制御装置は、前記燃料タンク内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下にならない範囲内で、標高が高いほど高くなり且つ燃温が高いほど高くなるように前記閾値を設定するものとしてもよい。こうすれば、閾値を、燃温に応じてより適切に設定することができる。
本発明の一実施例としてのエンジン装置11を備える自動車10の構成の概略を示す構成図である。 電子制御ユニット70により実行される封鎖バルブ制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 閾値設定用マップの一例を示す説明図である。 燃温Tfと燃料の飽和蒸気圧との関係の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのエンジン装置11を備える自動車10の構成の概略を示す構成図である。実施例の自動車10は、図示するように、エンジン12と、燃料供給装置42と、蒸発燃料処理装置50と、エンジン12のクランクシャフト14に接続されると共にデファレンシャルギヤ62を介して駆動輪64a,64bに接続される変速機60と、エンジン12を始動するための図示しないスタータと、車両全体の制御を行なう電子制御ユニット70とを備える。実施例のエンジン装置11としては、主として、エンジン12と燃料供給装置42と蒸発燃料処理装置50と電子制御ユニット70とが該当する。
エンジン12は、燃料タンク40からのガソリンや軽油などの燃料を用いて吸気、圧縮、膨張、排気の4行程により動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン12は、エアクリーナ22により清浄された空気を吸気管23に吸入してスロットルバルブ24を通過させると共に吸気管23のスロットルバルブ24よりも下流側で燃料噴射弁26から燃料を噴射し、空気と燃料とを混合する。そして、この混合気を吸気バルブ28を介して燃焼室29に吸入し、点火プラグ30による電気火花によって爆発燃焼させる。そして、爆発燃焼によるエネルギにより押し下げられるピストン32の往復運動をクランクシャフト14の回転運動に変換する。燃焼室29から排気バルブ33を介して排気管34に排出される排気は、浄化装置35を介して外気に排出される。浄化装置35は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する触媒(三元触媒)35aを有する。
燃料供給装置42は、燃料タンク40内の燃料を燃料噴射弁26に供給可能に構成されている。この燃料供給装置42は、燃料通路43と、燃料ポンプ44とを備える。燃料通路43は、燃料噴射弁26に接続されている。燃料ポンプ44は、燃料タンク40内の燃料を燃料通路43に供給する。
蒸発燃料処理装置50は、燃料タンク40内で発生した蒸発燃料(ベーパ)を含む蒸発燃料ガス(パージガス)を吸気管23に供給するパージを実行可能に構成されている。この蒸発燃料処理装置50は、導入通路51と、封鎖バルブ52と、キャニスタ53と、パージ通路55と、パージバルブ56とを備える。
導入通路51は、燃料タンク40とキャニスタ53とに接続されている。封鎖バルブ52は、導入通路51に設けられており、ノーマルクローズタイプの電磁バルブとして構成されている。この封鎖バルブ52は、電子制御ユニット70により制御される。キャニスタ53は、導入通路51とパージ通路55とに接続されていると共に大気開放通路54を介して大気に開放されている。このキャニスタ53の内部には、燃料タンク40からの蒸発燃料を吸着可能な例えば活性炭などの吸着剤が充填されている。大気開放通路54には、図示しないエアフィルタが設けられている。
パージ通路55は、キャニスタ53と吸気管23のスロットルバルブ24よりも下流側とに接続されている。パージバルブ56は、パージ通路55に設けられており、ノーマルクローズタイプの電磁バルブとして構成されている。このパージバルブ56は、電子制御ユニット70により制御される。
この蒸発燃料処理装置50は、封鎖バルブ52を開弁しているときに、パージバルブ56の開度を調節することにより、吸気管23内の負圧を利用して、燃料タンク40内で発生した蒸発燃料ガス(パージガス)を導入通路51、キャニスタ53、パージ通路55を介して流量の調節を伴って吸気管23に供給する。したがって、エンジン12は、空気と燃料(燃料噴射弁26からの燃料および蒸発燃料処理装置50からの蒸発燃料)との混合気を燃焼室29に吸引することができるようになっている。
電子制御ユニット70は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUに加えて、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、データを記憶保持するフラッシュメモリ、入出力ポートを備える。電子制御ユニット70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。
電子制御ユニット70に入力される信号としては、例えば、エンジン12のクランクシャフト14の回転位置を検出するクランクポジションセンサ14aからのクランク角θcr、エンジン12の冷却水の温度を検出する水温センサ15からの冷却水温Twを挙げることができる。スロットルバルブ24の開度(ポジション)を検出するスロットルポジションセンサ24aからのスロットル開度THや、吸気バルブ28を開閉するインテークカムシャフトや排気バルブ33を開閉するエキゾーストカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ16からのカム角θci,θcoも挙げることができる。吸気管23のスロットルバルブ24よりも上流側に取り付けられたエアフローメータ23aからの吸入空気量Qaや、吸気管23のスロットルバルブ24よりも上流側に取り付けられた温度センサ23bからの吸気温Ta、排気管34の浄化装置35よりも上流側に取り付けられたフロント空燃比センサ37からのフロント空燃比AF1や、排気管34の浄化装置35よりも下流側に取り付けられたリヤ空燃比センサ38からのリヤ空燃比AF2も挙げることができる。燃料タンク40に取り付けられた圧力センサ40aからの燃料タンク40内のゲージ圧Ptgや、燃料タンク40に取り付けられた温度センサ40bからの燃料タンク40内の燃料の温度である燃温Tfも挙げることができる。パージバルブ56の開度(ポジション)を検出するパージバルブポジションセンサ56aからのパージバルブ56の開度Opvも挙げることができる。イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号IGや、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPも挙げることができる。アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP、車速センサ88からの車速V、標高センサ89からの標高Hも挙げることができる。
電子制御ユニット70からは、各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。電子制御ユニット70から出力される信号としては、例えば、スロットルバルブ24のポジションを調節するスロットルモータ24bへの制御信号や、燃料噴射弁26への制御信号、点火プラグ30への制御信号、燃料ポンプ44への制御信号、封鎖バルブ52への制御信号、パージバルブ56への制御信号を挙げることができる。また、変速機60への制御信号や、図示しないスタータへの制御信号も挙げることができる。
電子制御ユニット70は、クランクポジションセンサ14aからのクランク角θcrに基づいてエンジン12の回転数Neを演算している。また、電子制御ユニット70は、エアフローメータ23aからの吸入空気量Qaとエンジン12の回転数Neとに基づいて負荷率(エンジン12の1サイクル当たりの行程容積に対する1サイクルで実際に吸入される空気の容積の割合)KLを演算している。
こうして構成された実施例の自動車10では、電子制御ユニット70は、アクセル開度Accや車速Vに基づくエンジン12の要求負荷率KL*に基づいて、スロットルバルブ24の開度を制御する吸入空気量制御や、燃料噴射弁26からの燃料噴射量を制御する燃料噴射制御、点火プラグ30の点火時期を制御する点火制御などを行なう。また、電子制御ユニット70は、燃料供給装置42の燃料ポンプ44の制御や、蒸発燃料処理装置50の封鎖バルブ52やパージバルブ56の制御なども行なう。
次に、こうして構成された実施例の自動車10が備えるエンジン装置11の動作、特に、蒸発燃料処理装置50の封鎖バルブ52の制御について説明する。図2は、電子制御ユニット70により実行される封鎖バルブ制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、繰り返し実行される。
図2の封鎖バルブ制御ルーチンが実行されると、電子制御ユニット70は、最初に、燃料タンク40内のゲージ圧Ptgや、燃料タンク40内の燃料の温度である燃温Tf、標高Hなどのデータを入力する(ステップS100)。ここで、燃料タンク40内のゲージ圧Ptgは、圧力センサ40aにより検出された値が入力される。燃温Tfは、温度センサ40bにより検出された値が入力される。標高Hは、標高センサ89により検出された値が入力される。
こうしてデータを入力すると、入力した標高Hおよび燃温Tfに基づいて閾値Ptgrefを設定し(ステップS110)、燃料タンク40内のゲージ圧Ptgを閾値Ptgrefと比較する(ステップS120)。そして、燃料タンク40内のゲージ圧Ptgが閾値Ptgref以下のときには、封鎖バルブ52を閉弁状態として(ステップS130)、本ルーチンを終了する。一方、燃料タンク40内のゲージ圧Ptgが閾値Ptgrefよりも高いときには、封鎖バルブ52を開弁状態として(ステップS140)、本ルーチンを終了する。
ここで、閾値Ptgrefは、標高Hおよび燃温Tfと閾値Ptgrefとの関係として予め定められた閾値設定用マップに標高Hおよび燃温Tfを適用して設定することができる。図3は、閾値設定用マップの一例を示す説明図である。閾値Ptgrefは、燃料タンク40内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下にならない範囲内で設定される。また、閾値Ptgrefは、図3に示すように、標高Hが高いほど高くなり且つ燃温Tfが高いほど高くなるように設定される。以下、これらの理由について説明する。
図4は、燃温Tfと燃料の飽和蒸気圧との関係の一例を示す説明図である。図示するように、燃料の飽和蒸気圧は、燃温Tfが高いほど高くなる。また、燃料タンク40内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧よりも高いときには、燃料タンク40内の燃料の気化が抑制されるのに対し、燃料タンク40内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下のときには、燃料タンク40内で燃料が気化してそれを燃料ポンプ44が吸い込んで、燃料ポンプ44の吐出圧の低下や燃料噴射弁26に供給される燃料の圧力の低下を招く可能性がある。こうした不都合が生じるのを抑制するためには、封鎖バルブ52の開閉用の閾値Ptgrefを、燃料タンク40内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下にならないように設定する必要がある。実施例では、このことと、標高Hが高いほど大気圧が低くなる(大気圧が燃料の飽和蒸気圧以下になりやすくなる)こととを考慮して、燃料タンク40内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下にならない範囲内で、標高Hが高いほど高くなり且つ燃温Tfが高いほど高くなるように、閾値Ptgrefを設定するものとした。これにより、標高Hが高く(大気圧が低く)且つ燃温Tfが高いときに、燃料タンク40内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下になるのを抑制し、燃料タンク40内の燃料の気化を抑制し、燃料ポンプ44の吐出圧の低下や燃料噴射弁26に供給される燃料の圧力の低下を抑制することができる。また、標高Hが低いときや燃温Tfが低いときには、燃料タンク40内の絶対圧が過度に高くなるのを抑制することができる。
以上説明した実施例の自動車10が備えるエンジン装置11では、燃料タンク40内のゲージ圧Ptgが閾値Ptgref以下のときには、封鎖バルブ52を閉弁状態とし、燃料タンク40内のゲージ圧Ptgが閾値Ptgrefよりも高いときには、封鎖バルブ52を開弁状態とする。この場合に、燃料タンク40内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下にならない範囲内で、標高Hが高いほど高くなり且つ燃温Tfが高いほど高くなるように閾値Ptgrefを設定する。これにより、標高Hが高く(大気圧が低く)且つ燃温Tfが高いときに、燃料ポンプ44の吐出圧の低下や燃料噴射弁26に供給される燃料の圧力の低下を抑制することができる。また、標高Hが低いときや燃温Tfが低いときには、燃料タンク40内の絶対圧が過度に高くなるのを抑制することができる。
実施例の自動車10が備えるエンジン装置11では、標高Hおよび燃温Tfに基づいて閾値Ptgrefを設定するものとした。しかし、燃温Tfを考慮せずに、標高Hだけに基づいて閾値Ptgrefを設定するものとしてもよい。
実施例では、エンジン12からの動力を用いて走行する一般的な自動車10が備えるエンジン装置11の形態とした。しかし、エンジンおよび走行用のモータを備えるパラレルタイプやシリーズタイプのハイブリッド自動車が備えるエンジン装置の形態としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン12が「エンジン」に相当し、燃料通路43および燃料ポンプ44を有する燃料供給装置42が「燃料供給装置」に相当し、導入通路51や封鎖バルブ52、パージ通路55を有する蒸発燃料処理装置50が「蒸発燃料処理装置」に相当し、電子制御ユニット70が「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、エンジン装置の製造産業などに利用可能である。
10 自動車、12 エンジン、14 クランクシャフト、14a クランクポジションセンサ、15 水温センサ、16 カムポジションセンサ、22 エアクリーナ、23 吸気管、23a エアフローメータ、23b 温度センサ、24 スロットルバルブ、24a スロットルポジションセンサ、24b スロットルモータ、26 燃料噴射弁、28 吸気バルブ、29 燃焼室、30 点火プラグ、32 ピストン、33 排気バルブ、34 排気管、35 浄化装置、37 フロント空燃比センサ、38 リヤ空燃比センサ、40 燃料タンク、40a 圧力センサ、40b 温度センサ、42 燃料供給装置、43 燃料通路、44 燃料ポンプ、50 蒸発燃料処理装置、51 導入通路、52 封鎖バルブ、53 キャニスタ、54 大気開放通路、55 パージ通路、56 パージバルブ、56a パージバルブポジションセンサ、60 変速機、62 デファレンシャルギヤ、64a,64b 駆動輪、70 電子制御ユニット、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、89 標高センサ。

Claims (1)

  1. エンジンと、
    前記エンジンの燃料噴射弁に接続された第1供給管、燃料タンク内の燃料を前記第1供給管に供給する燃料ポンプを有する燃料供給装置と、
    前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料を含む蒸発燃料ガスを前記エンジンの吸気管に供給するための第2供給管、前記第2供給管の途中に設けられたキャニスタ、前記第2供給管の前記キャニスタよりも上流側に設けられたバルブを有する蒸発燃料処理装置と、
    前記燃料タンク内のゲージ圧が閾値よりも高いときに前記バルブを開弁状態とする制御装置と、
    を備えると共に車両に搭載されるエンジン装置であって、
    前記制御装置は、前記燃料タンク内の絶対圧が燃料の飽和蒸気圧以下にならない範囲内で、標高が高いほど高くなるように前記閾値を設定する、
    エンジン装置。
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