JP4893493B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4893493B2
JP4893493B2 JP2007161824A JP2007161824A JP4893493B2 JP 4893493 B2 JP4893493 B2 JP 4893493B2 JP 2007161824 A JP2007161824 A JP 2007161824A JP 2007161824 A JP2007161824 A JP 2007161824A JP 4893493 B2 JP4893493 B2 JP 4893493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
catalyst
exhaust
passage
hydrocarbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007161824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009002179A (ja
Inventor
勇 後藤
太郎 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007161824A priority Critical patent/JP4893493B2/ja
Publication of JP2009002179A publication Critical patent/JP2009002179A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4893493B2 publication Critical patent/JP4893493B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Description

本発明は、炭化水素吸着触媒に吸着させた炭化水素をライトオフ後の触媒燃焼で有効に活用して触媒床温を昇温させることで排気ガスを昇温し、排気浄化用触媒の暖気性を高め、浄化性能を向上させる内燃機関の排気浄化装置に関する。
一般に、ディーゼルエンジンでは、内燃機関の燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部(以下、「EGRガス」という。)を内燃機関の吸気通路に排気還流(以下、「EGR」という。)させ、再循環させて内燃機関に流入する吸入空気(以下、「吸気」という。)を抑制し燃焼温度を低くすることで、窒素酸化物(NOX)の発生を抑制するようにしている。また、ディーゼルエンジンは、EGR量を増量することでNOX量を低減できるが、過剰なEGRは不完全な燃焼を引き起こし、炭素を主成分とする粒子状物質(以下、PM(Particulate Matter)という。)の量を増加させることになる。そのため、例えば水温でEGR量を補正して水温を下げることで燃焼が不安定とならないように、EGR量を暖気状態より減量するようにしていた(特許文献1)。
また、従来のエンジンの排気ガス浄化装置として、炭化水素吸着触媒を含んで構成されるものが知られている。HC吸着触媒を用いて排気浄化性能の向上を図る従来の内燃機関の排気浄化装置として、例えば図6に示すような内燃機関の排気浄化装置が提案されている。図6は、従来の内燃機関の排気浄化装置の構成の一例を示す図である。図6に示すように、従来の内燃機関の排気浄化装置100は、エンジン本体101に吸入空気(以下「吸気」という。)を送給する吸気通路102及びエンジン本体101から排出される排気ガスを送給する排気通路103が接続されている(特許文献2)。
吸気通路102には、エアフロメータ104が設置されており、エアフロメータ104により吸気量が測定される。エアフロメータ104を通過した吸気は、エンジン本体101に流入し、エンジン本体101内の図示しない各気筒に分配される。図示しない燃料タンクから供給される燃料はエンジン本体101の図示しない燃焼室内に噴射される。また、エンジン本体101の上流側に電子制御ユニット(以下「ECU」という。)105からの信号に応じて作動する吸気絞り弁106が設定され、吸気絞り弁106により吸気量が制御される。また、排気通路103には、炭化水素吸着触媒(以下「HC吸着触媒」という。)107が設けられ、HC吸着触媒107が低温状態にあるエンジン100の始動後等において、HC吸着触媒107により排気ガス中の炭化水素(以下「HC」という。)を吸着し、排気ガスからHCが除去される。HC吸着触媒107の下流には、排気ガス温度を検出するためのセンサ108が設置され、排気ガス温度を検出している。また、排気通路103は、排気還流通路(以下「EGR通路」という。)110により吸気通路102と接続され、EGR通路110には、ECU105からの信号に応じて作動するEGR弁111が設置されており、EGR弁111の開度に応じた適量のEGRガスが吸気通路102に還流される。
このように、従来の内燃機関の排気浄化装置100では、HC吸着触媒107に排気ガス中のHCを吸着させ、排気ガス中のHCを除去した後、排気ガスを放出させていた。
特開2003−172185号公報 特開2005−2852号公報
しかしながら、従来の内燃機関の排気浄化装置100では、HC吸着触媒107への排気ガス中のHCの吸着量の閾値として、例えば数百ppm程度となるように抑えているため、HC吸着触媒107の触媒ライトオフ(触媒活性化)後に吸着されたHCがHC吸着触媒107の触媒燃焼に寄与する割合が小さいという、問題がある。
そのため、HC吸着触媒107の触媒ライトオフ後にHC吸着触媒107の触媒燃焼で吸着されたHCが燃焼することにより得られる触媒床温の昇温効果も小さく、HC吸着触媒107の触媒ライトオフ後の温度上昇が十分に期待できないという、問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、触媒ライトオフ後にHC吸着触媒に吸着されたHCをより有効に活用し、HC吸着触媒の触媒燃焼による触媒床温の昇温効果を高め、昇温された排気ガスを用い排気浄化用触媒を早期に活性化させ、排気ガスの浄化性能を向上させる内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明に係る内燃機関の排気浄化装置は、機関本体の排気系に設けられる排気通路内の排気ガス中の炭化水素を低温状態の時に吸着する炭化水素吸着触媒が収容されている炭化水素吸着装置と、該炭化水素吸着装置の下流側に、前記排気ガス中の有害成分を浄化する排気浄化用触媒が収容されているガス浄化装置とを有する内燃機関の排気浄化装置であって、前記炭化水素吸着触媒のライトオフ温度は、前記炭化水素吸着触媒に吸着された前記炭化水素と前記排気ガス中の窒素酸化物との酸化還元反応が開始する温度であり、前記炭化水素吸着触媒がライトオフする前であると共に、前記排気ガスの排気流量が所定値以下の場合に、前記排気ガス中の前記炭化水素の排出量を多くし、前記炭化水素吸着触媒がライトオフした後に前記炭化水素吸着触媒の触媒燃焼で前記炭化水素吸着触媒に吸着された前記炭化水素が燃焼され、前記炭化水素吸着触媒の触媒床温を昇温させることを特徴とする。
本発明に係る内燃機関の排気浄化装置においては、前記排気ガス中の前記炭化水素の排出量が多くなる状態とする前では、前記排気通路と前記機関本体の吸気系に設けられる吸気通路との間を連結し、前記排気通路から前記吸気通路に前記排出ガスの一部を還流させる排気ガス還流通路から前記排出ガスの一部を還流させるのを停止すると共に、前記排気ガス中の前記炭化水素の排出量が多い状態とした後では、前記排気通路から前記吸気通路に前記排気ガス還流通路を介して前記排出ガスの一部を還流させることを特徴とする。
また、前記排気通路と前記機関本体の吸気系に設けられる吸気通路との間を連結し、前記排気通路から前記吸気通路に前記排出ガスの一部を還流させる排気ガス還流通路と、該排気ガス還流通路に設けられ、前記排気ガス還流通路の排気ガスを冷却する冷却装置を迂回するバイパス通路と、前記冷却装置を迂回する排気量を調整するバイパス弁とを有し、前記排気ガス中の前記炭化水素の排出量が多い状態の時には、前記排気ガス還流通路の前記排気ガスを前記バイパス通路を介して前記吸気通路に還流させるようにしてもよい。また、前記排気ガス中の前記炭化水素の排出量が少ない状態の時には、前記排気ガス還流通路の前記排気ガスを前記バイパス通路を介さずにそのまま前記排気ガス還流通路を介して前記吸気通路に還流させるようにしてもよい。
本発明に係る内燃機関の排気浄化装置においては、前記ガス浄化装置が、前記排気通路内の前記排気ガス中の窒素酸化物を浄化する窒素酸化物浄化用触媒が収容されている窒素酸化物浄化装置であることを特徴とする。
本発明に係る内燃機関の排気浄化装置においては、前記窒素酸化物浄化装置の下流側に、前記排気ガスを浄化する酸化触媒が収容されている酸化触媒装置、前記排気通路内の前記排気ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタ機能を備えた粒子状物質捕集装置の何れか一方又は両方が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、炭化水素吸着触媒がライトオフする前であると共に、排気ガスの排気流量が所定値以下の場合に、前記排気ガス中の炭化水素の排出量を多くし、前記炭化水素吸着触媒に前記炭化水素を吸着させ、前記炭化水素吸着触媒がライトオフした後、前記炭化水素吸着触媒の触媒燃焼で前記炭化水素吸着触媒に吸着された前記炭化水素が燃焼され、前記炭化水素吸着触媒の触媒床温を急速に昇温させることができる。
この結果、HC吸着触媒の後流側に設けられている排気浄化用触媒に前記炭化水素吸着触媒で昇温された高温の排気ガスを供給することができるため、前記炭化水素吸着触媒の暖気性を高め早期に活性化することができ、排気ガスの浄化性能を向上させることができる。
以下に、この発明に係る内燃機関の排気浄化装置をディーゼルエンジンシステムに適用した例について図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例に係る内燃機関の排気浄化装置を適用したディーゼルエンジンシステムの構成を示す概略構成図である。
図1に示すように、内燃機関(以下、エンジンと記す。)11は、燃料供給系12、燃焼室13、吸気系14および排気系15等を主要部として構成される直列4気筒のディーゼルエンジンシステムである。
燃料供給系12は、燃料タンク16、メイン燃料通路L1、サプライポンプ18、機関燃料通路L2、コモンレール19、燃料噴射弁21、添加燃料通路L3、還元剤添加弁22及び遮断弁23を備えて構成されている。
燃料タンク16からメイン燃料通路L1を介して汲み上げた燃料は、サプライポンプ18に供給される。サプライポンプ18は、燃料タンク16からメイン燃料通路L1を介して汲み上げた燃料を高圧にし、機関燃料通路L2を経てコモンレール19に供給する。コモンレール19は、サプライポンプ18から供給された高圧燃料を所定圧力に蓄圧し、各燃料噴射弁21に分配する。電磁弁である燃料噴射弁21は、燃焼室13内に燃料を噴射供給する。
また、サプライポンプ18は、燃料タンク16から汲み上げた燃料の一部を添加燃料通路L3を介して還元剤添加弁22に供給する。遮断弁23は、必要時に添加燃料通路L3を遮断し、燃料供給を停止する。
なお、添加燃料通路L3には調量弁(図示せず)も設けられている。この調量弁は、還元剤添加弁22に供給する燃料の圧力(燃圧)を制御する。電磁弁である還元剤添加弁22は、還元剤として機能する燃料を、適宜量、適宜タイミングで排気系15の炭化水素吸着装置(以下、「HC吸着装置」という。)42の上流側に添加供給する。
また、吸気系14は、各燃焼室13内に供給される吸入空気(吸気)31の通路(吸気通路)を形成するものである。排気系15は、各燃焼室13から排出される排気ガスの通路(排気通路)を形成するものである。
また、エンジン11には、その排気により吸気31を過給するターボチャージャ32を備えている。ターボチャージャ32に設けられたインタークーラ33は、過給によって昇温した吸気31を強制冷却する。このインタークーラ33よりも下流に設けられたスロットル弁34は、いわゆる電子スロットルであり、吸気31の供給量を調整する。
また、エンジン11には、吸気系14と排気系15をバイパスし、排気の一部を吸気系14に戻すEGR通路35が設けられている。EGR通路35には、排気流量を調整するEGR弁36と、排気を冷却するためのEGRクーラ37が設けられている。また、EGR通路35には、EGRクーラ37を迂回するバイパス通路38が設けられ、バイパス通路38の出口側には、吸気系14に導入する排気のうちEGRクーラ37を迂回する排気量を調整するバイパス弁39が設けられている。
また、排気系15は、排気主通路41上に低温状態にあるときに排気ガス中のHCを吸着するHC吸着触媒42aが収容されているHC吸着装置42と、その下流側に排気ガス中の有害成分を浄化する排気浄化用触媒として排気ガス中の窒素酸化物(NOX)を浄化する窒素酸化物(NOX)浄化用触媒43aが収容されている窒素酸化物浄化装置(以下、「NOX浄化装置」という。)43とを配設している。
HC吸着装置42に収容されているHC吸着触媒42aは、ゼオライトをコーティングして形成されてなるゼオライト系吸着触媒であり、低温時には排気ガス中の炭化水素(HC)、水(H2O)を物理的に吸着し、高温時には吸着されているHCが脱着される。具体的には、HC吸着触媒42aの触媒床温が上昇してHC吸着触媒42aの触媒ライトオフ後、低温時に吸着されたHCを還元成分とし、排気中のNOXを酸化成分として、HC吸着触媒42aに吸着されたHCと排気ガス中のNOXとが酸化還元反応を開始する温度(以下「ライトオフ温度」という。)になると、低温時に吸着されたHCが排気中のNOXと反応してNOXが還元されると共に、HCは酸化され処理される。また、ゼオライト系吸着触媒としては、例えばモルデナイト、MFI型ゼオライト又はβ−ゼオライト等が挙げられ、これらを単独又は任意に組み合せたものを用いることができるが、ゼオライト系吸着触媒は、これらに限定されるものではない。
また、NOX浄化装置43に収容されているNOX浄化用触媒43aは、排気空燃比がリーンのときに排気ガス中のNOXを吸蔵し、排気ガス中の排気空燃比がリッチのときに添加されるHC、CO等により吸蔵されたNOXを還元・放出するものである。
NOX浄化用触媒43aとして、具体的には、NSR(NOX Storage Reduction)やDPNR(Diesel Particulate−NOX Reduction System)が知られている。NSRとは、リーン運転モードでの運転中にNOXを硝酸塩の形で触媒中に吸蔵し、その硝酸塩を酸素濃度の低下した還元雰囲気でN2に還元するNOX吸蔵還元型触媒のことである。また、DPNRとは、粒子状物質(PM)とNOXを同時に連続して浄化させることが可能なシステムのことであり、例えば、PM捕集装置であるDPF(Diesel Particulate Filter)にNOX吸蔵還元型触媒を担持させたものである。本実施例においては、NOX浄化用触媒43aとして、NOX吸蔵還元型触媒(NSR)を適用する。
また、NOX浄化装置43の下流側に排気ガス中の有害成分を浄化する排気浄化用触媒として排気ガスを浄化する酸化触媒が収容されている酸化触媒装置を備えるようにしてもよい。また、NOX浄化装置43に代えて酸化触媒装置を備えるようにしてもよい。
更に、NOX浄化装置43の下流側に排気ガスを中の粒子状物質(PM)を捕集するPMフィルタを備えた粒子状物質捕集装置を備えるようにしてもよい。粒子状物質捕集装置として、例えばDPF(Diesel Particulate Filter)がある。
ここでは、そのNOX浄化装置43をHC吸着装置42よりも排気ガス流動方向下流に配置して、そのHC吸着装置42内のHC吸着触媒42aにおいてHCを吸着し、NOX浄化装置43内のNOX浄化用触媒43aにおいてNOXを吸蔵し、排気ガスを浄化し、排気している。
また、HC吸着装置42内のHC吸着触媒42aやNOX浄化装置43内のNOX浄化用触媒43aが活性状態にあるか否かについては、その夫々の触媒床温、フィルタ床温を検出することで判断してもよい。
また、排気系15は、HC吸着装置42のみを配設し、HC吸着装置42内のHC吸着触媒42aにおいてHCを吸着し、排気ガスを浄化し、排気するようにしてもよい。
また、エンジン11の各部位には、吸気量を検出するエアフロメータ44と、NOX浄化装置43内のNOX浄化用触媒43aの触媒床温を検出する温度センサ45とが設けられている。また、HC吸着装置42の下流側とNOX浄化装置43の下流側には、排気ガス中の酸素濃度を検出する空燃比センサ46−1,46−2と、NOX浄化装置43の下流側の窒素濃度を検出するNOXセンサ47とが設けられている。また、HC吸着装置42の下流側とNOX浄化装置43の下流側には、排気ガスのガス温度を測定する排気温度センサ48−1,48−2が設けられている。
また、図示を省略するが、エンジン11の各部位には、コモンレール19内の燃料の温度と圧力を検出する温度センサおよび圧力センサ、エンジン11のクランク軸回転を検出するクランクポジションセンサ、吸気温度を検出する吸気温センサ、吸気圧力を検出する吸気圧センサ、アクセルペダルの踏込み量(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサ、スロットル弁34の開度を検出するスロットルポジションセンサ、エンジン11の冷却水温を検出する水温センサ等が設けられている。
図示しない電子制御装置(ECU)は、上記各種センサの検出信号を外部入力回路を介して入力し、これらの信号に基づき燃料噴射弁21、還元剤添加弁22を開閉制御し、還元剤添加弁22から噴出する燃料の添加量の調整等、エンジン11の運転状態に関する各種制御を実施する。またECUは、噴射割合の算出手段として機能するとともに、その噴射割合に基づいて還元剤添加弁22の燃料添加量を補正する手段としても機能するものである。
[運転制御方法]
つぎに、本実施例の内燃機関の排気浄化装置を適用したエンジンシステムにおける運転制御方法について図2のフローチャートに基づいて図1を参照しつつ具体的に説明する。
図2は、本実施例に係る内燃機関の排気浄化装置を適用したエンジンシステムにおける運転制御方法を示すフローチャートである。
図2に示すように、本実施例に係る内燃機関の排気浄化装置を適用したエンジンシステムにおける運転制御方法は、HC吸着触媒の触媒ライトオフ前であると共に、排気ガスの排気流量を所定値以下として、HCが吸着し易い条件下で、排気ガス中のHC排出量が多くなる状態としてHC吸着触媒にHCを吸着させ、HC吸着触媒の触媒ライトオフ後に、HC吸着触媒の触媒燃焼によりHC吸着触媒に吸着されたHCを燃焼させ、触媒床温を急速に昇温し、HC吸着触媒に吸着されたHCを触媒床温の昇温により有効に活用するものである。
即ち、本実施例に係る内燃機関の排気浄化装置を適用したエンジンシステムにおける運転制御方法は、HC吸着触媒42aの触媒床温がHC吸着触媒42aに吸着されているHCと排気中のNOXとがHC吸着触媒42aにて酸化還元反応を開始するライトオフ温度T以下か否かを判定する工程(ステップS11)と、排気ガスの排気流量FRが所定値以下か否かを判定する工程(ステップS12)と、排気ガス中のHCを増量するためのモードとして排気ガス中のHCの排出量が多くなる状態とする工程(ステップS13)とからなる。
まず、図2において、ステップS11では、HC吸着触媒42aの触媒床温が、ライトオフ温度T(例えば200℃)以下か否かを判定する。HC吸着触媒42aは、HC吸着触媒42aの触媒床温が、ライトオフ温度T(例えば200℃)以下のような低温の場合には、HC吸着触媒42aにHCが吸着される。ステップS11の判定の結果、HC吸着触媒42aの触媒床温が、ライトオフ温度T(例えば200℃)以下と判定された場合(ステップS11:Yes)には、ステップS12へ移行する。
そして、ステップS12では、排気ガスの排気流量FRが所定値以下か否かを判定する。排気ガスの排気流量FRの所定値としては、車両の運転状況に応じて異なるが、例えばアイドル運転状態の時に、HC吸着触媒42aにHCを吸着させ易い排気流量をいう。また、排気ガスの排気流量FRは、例えば吸入空気量、エアフロメータ44を用いて現在の通入量から測定するようにする。ステップS12の判定の結果、排気ガスの排気流量が所定値以下と判定された場合(ステップS12:Yes)には、ステップS13へ移行する。
そして、ステップS13では、排気ガス中のHCを増量するためのモードとして排気ガス中のHCの排出量が多くなる状態とし、HC吸着触媒42aにHCを積極的に吸着させる。HC吸着触媒42aの触媒床温がライトオフ温度T以下であると共に、排気流量FRが所定値以下の場合では、HC吸着触媒42aにHCが吸着されやすい状態にあるため、HC吸着触媒42aにHCを積極的に吸着させることができる。
排気ガス中のHCの排出量が多くなる状態とするためには、例えばEGR通路35を介して還流させるEGRガスの噴出量を増大させる方法、吸気31の噴出時期を遅らせる方法、スロットル弁34により吸気31の流量を絞り調整する方法等がある。また、これらの何れかの方法のみを用いるだけでなく、これらの方法を組み合わせて用いてもよく、排気ガス中のHCを増量して安定してHCを供給することができ、燃焼が不安定とならないようにすればよい。
ステップS13にて、排気ガス中のHCを増量するためのモードとして排気ガス中のHCの排出量を多くし、HC吸着触媒42aにHCを積極的に吸着させ、HC吸着触媒42aの触媒床温がライトオフ温度Tになった後、排気ガス中のHCの排出量が多い状態とすることを終了し、運転制御を終了する。
よって、本実施例では、HC吸着触媒42aの触媒ライトオフ前の段階で、排気ガス中のHCの排出量が多くなる状態とし、HC吸着触媒42aにHCを積極的に吸着させる。そして、排気ガス温度の上昇に伴いHC吸着触媒42aの触媒床温が上昇してHC吸着触媒42aの触媒ライトオフ後にHC吸着触媒42aの触媒燃焼によりHC吸着触媒42aに吸着されたHCが燃焼することで生じる反応熱によりHC吸着触媒42aの触媒床温を急速に昇温させることができる。
これに対し、図6に示すような従来の内燃機関の排気浄化装置100では、HC吸着触媒107の触媒ライトオフ前では、HC吸着触媒107のHC吸着量を少なくしている。そのため、HC吸着触媒107の触媒ライトオフ後にHC吸着触媒42aの触媒燃焼により吸着したHCが燃焼することで生じる反応熱を有効利用してHC吸着触媒107の触媒床温を充分に昇温させることはできない。
このように、HC吸着触媒42aの触媒ライトオフ後にHC吸着触媒42aの触媒燃焼によりHC吸着触媒42aに吸着されたHCを有効利用することで、HC吸着触媒42aの触媒床温を昇温し、排気ガス温度を上昇させることができる。
これにより、HC吸着装置42の下流側に配置されているNOX浄化装置43に昇温された高温の排気ガスを供給することができるため、NOX浄化装置43のNOX浄化用触媒43aの暖気性を向上させることができる。この結果、NOX浄化用触媒43aに吸蔵されたNOXの吸蔵還元反応が向上し、NOX浄化用触媒43aのNOX浄化性能を向上させることができる。
また、排気ガス中のHCの排出量が多い状態の時には、バイパス弁39によりEGRクーラ37を迂回する排気量を調整して排気はEGRクーラ37を通さず、EGRクーラ37を迂回しバイパス通路38を介して排気を還流させることで、EGRクーラ37等へのHCの付着を防止し、EGRクーラ37等が劣化するのを防止することができる。
また、HC吸着触媒42aの触媒床温の触媒ライトオフ前であると共に、排気流量FRが所定値以下の場合に、排気ガス中のHCの排出量が多くなる状態とすることで、常時HCを大量に供給する場合に比べHCエミッションの悪化を抑制することができる。また、低温時の燃料の不完全燃焼により発生するPMに起因する白煙等の発生も抑制することができる。
[触媒床温の温度変化]
ここで、アイドル運転の状態の時に、排気ガス中のHCを増量するためのモードとして排気ガス中のHC排出量が多くなる状態としたときのHC吸着触媒の触媒床温の温度変化の関係を図3〜図5を用いて具体的に説明する。
図3〜図5は、時間と排気ガス中のHC排出量との関係(図中、上図部分)と、時間とHC吸着触媒の触媒床温との関係(図中、下図部分)を示す図である。
図3は、本発明の実施例1に係る制御方法を実施したものであり、アイドル運転時に排気ガス中のHC排出量を増量して排気ガス中のHC排出量が多くなる状態としたものである。
図3中、上図部分に示すように、車速(図3中、一点鎖線)の高低に合わせて排気ガス中のHC排出量を増減した。即ち、車速(図3中、一点鎖線)を上げ排気流量FRが多いときには排気ガス中のHC排出量を増量せず、アイドル運転時のように排気流量FRが少ないときには排気ガス中のHC排出量を増量した。また、図3中、下図部分に示すように、運転を開始した初期は、排気ガス温度が低いためHC吸着触媒42aの触媒床温も低く、運転時間が経過するに従ってHC吸着触媒42aの触媒床温が上昇したのが確認できた。
また、図4は、従来の制御方法を実施したものであり、排気ガス中のHC排出量を一定として行なったものである。
図4中、上図部分に示すように、車速(図4中、一点鎖線)を上げた時、アイドル運転時のいずれの状態においても、車速(図4中、一点鎖線)の高低に合わせて排気ガス中のHC排出量を増減することなく排気ガス中のHC排出量を一定とした。また、図4中、下図部分に示すように、HC吸着触媒42aの触媒床温は、図3の下図部分と同様に、運転時間が経過するに従って上昇したのが確認できた。
また、図5は、本発明の実施例1に係る制御方法を実施したHC吸着触媒の触媒床温の温度変化を示す図3と従来の制御方法を実施したHC吸着触媒の触媒床温の温度変化を示す図4とを合わせた図である。
図5に示すように、運転を開始した初期の排気ガス温度は低く、HC吸着触媒42aの触媒床温が低いときでは、アイドル運転時に排気ガス中のHC排出量を増量した本発明に係る制御方法を実施した実施例1(図5中、太線)と、排気ガス中のHCの排出量を一定として行なった従来の制御方法を実施した比較例1(図5中、細線)とは、HC排出量の増減に関係なく、HC吸着触媒42aの触媒床温に差は見られなかった。
また、時間が経過して排気ガス温度が上昇してくると、アイドル運転時に排気ガス中のHC排出量を増量した本発明に係る制御方法を実施した実施例1(図5中、太線)の方が、排気ガス中のHCの排出量を一定として行なった従来の制御方法を実施した比較例1(図5中、細線)より、アイドル運転時に排気ガス中のHC排出量を増量することで、HC吸着触媒42aの触媒床温が上昇しているのが確認された(図5中、破線A、Bで囲んだ部分)。
これは、HC吸着触媒42aの触媒床温が低くアイドル運転の状態の時にHC排出量が多くなる状態とし、HC吸着触媒42aにHCを積極的に吸着させ、HC吸着触媒42aの触媒ライトオフ後、HC吸着触媒42aの触媒燃焼によりHC吸着触媒42aに吸着されたHCが燃焼することで、HC吸着触媒42aの触媒床温が昇温したためである。
よって、運転初期のようにNOX浄化用触媒43aの触媒床温が低くライトオフ温度T以下であると共に、アイドル運転時のように排気流量FRが低い場合に、排気ガス中のHCを増量するためのモードとして排気ガス中のHCの排出量が多くなる状態とし、HC吸着触媒42aにHCを積極的に吸着させておく。そして、排気ガス温度の上昇に伴いHC吸着触媒42aの触媒床温が上昇し、HC吸着触媒42aの触媒ライトオフ後、HC吸着触媒42aの触媒燃焼によりHC吸着触媒42aに吸着されたHCが燃焼することで生じる反応熱によりHC吸着触媒42aの触媒床温を急速に昇温させることができる。
また、排気ガス中のHCを増量するためのモードとして排気ガス中のHCの排出量が多くなる状態とする前では、EGR通路35から排出ガスを還流させるのを停止し、排気ガス中のHCを増量するためのモードとして排気ガス中のHCの排出量が多い状態とした後では、EGR通路35を介して排出ガスの一部を還流させるようにしてもよい。
HCを大量に供給すると、例えばEGRクーラ37等にHCが付着し劣化する虞があるが、排気ガス中のHCを増量するためのモードとして排気ガス中のHCの排出量が多くなる状態とする際に、EGR弁36を開弁し、EGR通路35を開放することで、EGRクーラ37等へのHCの付着を防止し、EGRクーラ37等が劣化するのを防止することができる。
一方、図2に示すステップS11の判定の結果、NOX浄化用触媒43aの触媒床温がライトオフ温度T以上と判定された場合(ステップS11:No)には、運転制御を終了する。
また、ステップS12の判定の結果、排気流量FRが所定値以上と判定された場合(ステップS12:No)には、運転制御を終了する。
このように、本発明の実施例に係る内燃機関の排気浄化装置を適用したエンジンシステムによれば、HC吸着触媒42aの触媒ライトオフ前であると共に、排気ガスの排気流量FRが所定値以下の場合に、排気ガス中のHCの排出量が多くなる状態とし、HC吸着触媒42aにHCを積極的に吸着させる。そして、HC吸着触媒42aの触媒ライトオフ後、HC吸着触媒42aの触媒燃焼によりHC吸着触媒42aに吸着されたHCが反応することで生じる反応熱によりHC吸着触媒42aの触媒床温を急速に昇温させることができる。
これにより、NOX浄化装置43に昇温された高温の排気ガスを供給することができるため、NOX浄化用触媒43aの暖気性を向上させることができ、NOX浄化用触媒43aに吸蔵されたNOXの吸蔵還元反応が向上し、NOX浄化性能を向上させることができる。
また、排気ガス中のHCの排出量が多い状態の時には、バイパス弁39によりEGRクーラ37を迂回する排気量を調整して、排気はEGRクーラ37を通さずEGRクーラ37を迂回しバイパス通路38を介して通すことで、EGRクーラ37等へのHCの付着を防止し、EGRクーラ37等が劣化するのを防止することができる。また、排気ガス中のHCの排出量が少ない状態の時には、EGR通路35に流入した排気ガスをバイパス通路38を介さずにそのままEGR通路35を介して還流させるようにしてもよい。
また、EGR通路35に設けられているEGRクーラ37等が排気ガス中のHCに対して耐久性を有するものである場合には、排気ガス中のHCの排出量が多い状態の場合でも、バイパス通路38を介さずにそのままEGR通路35を介して排気を還流させるようにしてもよい。
また、HC吸着触媒42aの触媒床温の触媒ライトオフ前であると共に、排気流量FRが所定値以下の場合に、排気ガス中のHCの排出量が多くなる状態とすることで、常時HCを大量に供給する場合に比べHCエミッションの悪化を抑制することができる。また、低温時の燃料の不完全燃焼による発生するPMに起因する白煙等の発生を抑制することができる。
以上のように、この発明に係る内燃機関の排気浄化装置は、HC吸着触媒の触媒ライトオフ前であると共に、排気流量が所定値以下の場合に、排気ガス中のHCの排出量が多くなる状態とし、HC吸着触媒にHCを積極的に吸着させておくことで、HC吸着触媒の触媒ライトオフ後の触媒燃焼で吸着されたHCが燃焼することによりHC吸着触媒の触媒床温を急速に昇温させるのに有用であり、NOX浄化用触媒の暖気性を向上させ、NOX浄化性能の向上を図ることが可能な内燃機関に適している。
本発明の実施例1に係る内燃機関の排気浄化装置を適用したディーゼルエンジンシステムの構成を示す概略構成図である。 本発明の実施例1に係る内燃機関の排気浄化装置を適用したエンジンシステムにおける運転制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る制御方法を実施したものであり、時間と排気ガス中のHC排出量との関係(図中、上図部分)と、時間とHC吸着触媒の触媒床温との関係(図中、下図部分)を示す図である。 比較例1に係る制御方法を実施したものであり、時間と排気ガス中のHC排出量との関係(図中、上図部分)と、時間とHC吸着触媒の触媒床温との関係(図中、下図部分)を示す図である。 図3と図4とを合わせた図である。 従来の内燃機関の排気浄化装置の構成の一例を示す図である。
符号の説明
11 エンジン
12 燃料供給系
13 燃焼室
14 吸気系
15 排気系
16 燃料タンク
18 サプライポンプ
19 コモンレール
21 燃料噴射弁
22 還元剤添加弁
23 遮断弁
31 吸気
32 ターボチャージャ
33 インタークーラ
34 スロットル弁
35 EGR通路
36 EGR弁
37 EGRクーラ
38 バイパス通路
39 バイパス弁
41 排気主通路
42 HC吸着装置
42a 炭化水素吸着装置(HC吸着触媒)
43 窒素酸化物浄化装置(NOX浄化装置)
43a NOX浄化用触媒
44 エアフロメータ
45 温度センサ
46−1,46−2 空燃比センサ
47 NOXセンサ
48−1,48−2 排気温度センサ
L1 メイン燃料通路
L2 機関燃料通路
L3 添加燃料通路

Claims (4)

  1. 機関本体の排気系に設けられる排気通路内の排気ガス中の炭化水素を低温状態の時に吸着する炭化水素吸着触媒が収容されている炭化水素吸着装置と、
    該炭化水素吸着装置の下流側に、前記排気ガス中の有害成分を浄化する排気浄化用触媒が収容されているガス浄化装置とを有する内燃機関の排気浄化装置であって、
    前記炭化水素吸着触媒のライトオフ温度は、前記炭化水素吸着触媒に吸着された前記炭化水素と前記排気ガス中の窒素酸化物との酸化還元反応が開始する温度であり、
    前記炭化水素吸着触媒がライトオフする前であると共に、前記排気ガスの排気流量が所定値以下の場合に、前記排気ガス中の前記炭化水素の排出量を多くし、
    前記炭化水素吸着触媒がライトオフした後に前記炭化水素吸着触媒の触媒燃焼で前記炭化水素吸着触媒に吸着された前記炭化水素が燃焼され、前記炭化水素吸着触媒の触媒床温を昇温させることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 請求項において、
    前記排気ガス中の前記炭化水素の排出量が多くなる状態とする前では、前記排気通路と前記機関本体の吸気系に設けられる吸気通路との間を連結し、前記排気通路から前記吸気通路に前記排出ガスの一部を還流させる排気ガス還流通路から前記排出ガスの一部を還流させるのを停止すると共に、
    前記排気ガス中の前記炭化水素の排出量が多い状態とした後では、前記排気通路から前記吸気通路に前記排気ガス還流通路を介して前記排出ガスの一部を還流させることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ガス浄化装置が、前記排気通路内の前記排気ガス中の窒素酸化物を浄化する窒素酸化物浄化用触媒が収容されている窒素酸化物浄化装置であることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  4. 請求項において、
    前記窒素酸化物浄化装置の下流側に、前記排気ガスを浄化する酸化触媒が収容されている酸化触媒装置、前記排気通路内の前記排気ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタ機能を備えた粒子状物質捕集装置の何れか一方又は両方が設けられていることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
JP2007161824A 2007-06-19 2007-06-19 内燃機関の排気浄化装置 Expired - Fee Related JP4893493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007161824A JP4893493B2 (ja) 2007-06-19 2007-06-19 内燃機関の排気浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007161824A JP4893493B2 (ja) 2007-06-19 2007-06-19 内燃機関の排気浄化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009002179A JP2009002179A (ja) 2009-01-08
JP4893493B2 true JP4893493B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=40318847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007161824A Expired - Fee Related JP4893493B2 (ja) 2007-06-19 2007-06-19 内燃機関の排気浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4893493B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6252375B2 (ja) 2014-06-23 2017-12-27 いすゞ自動車株式会社 内燃機関の排気ガス浄化システム及び内燃機関の排気ガス浄化方法
JP2016023579A (ja) 2014-07-18 2016-02-08 いすゞ自動車株式会社 排ガス後処理装置におけるNOx還元制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002276429A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Mazda Motor Corp エンジンの排気浄化装置
JP2002355561A (ja) * 2001-03-26 2002-12-10 Mazda Motor Corp 排気ガス浄化用触媒、及び排気ガス浄化方法
JP4345397B2 (ja) * 2003-07-30 2009-10-14 日産自動車株式会社 エンジンの排気浄化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009002179A (ja) 2009-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2192278B1 (en) Purification system for variable post injection and control method for the same
JP5037263B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US6742329B2 (en) Exhaust emission control system of diesel engine
JP4270155B2 (ja) 排気浄化触媒の熱劣化状態検出装置
JP2009257226A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
US7320214B2 (en) Exhaust gas purifier for internal combustion engine
JP5223963B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2010127179A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
EP2738363B1 (en) Exhaust purification device of internal combustion engine
JP5804544B2 (ja) 内燃機関の排気処理装置
US20170051651A1 (en) Control system for internal combustion engine and control method
JP4857220B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2013142377A (ja) エンジンの排気浄化装置
JP4613787B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2010196551A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4893493B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4595926B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP5359360B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2004176636A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP3888115B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2003314257A (ja) 内燃機関の排気浄化装置及びその制御方法
JP2004245046A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP5834978B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2006274985A (ja) 排気後処理装置
JP2008069663A (ja) 内燃機関の排気浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111205

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees