JP2018001894A - シートベルト構造、ベルト部材 - Google Patents

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康宏 名木田
友美 倉崎
Tomomi Kurasaki
友美 倉崎
石井 一也
Kazuya Ishii
一也 石井
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【課題】本発明は、2人分の座席を有するシートに対して、3人分のシートベルトを設けることを課題としている。【解決手段】空間A1に着座する乗員は、車両側に設けられたタング6aを第一ベルト部20のバックル23に差し込む(係合させる)ことにより、ベルト部材5aと第一ベルト部20の他端側をシートベルト10aとして着用することができる。また、空間A2に着座する乗員は、第一ベルト部20のタング21を第二ベルト部30のバックル33に差し込むことにより、第一ベルト部20の一端側と第二ベルト部30の他端側をシートベルト10cとして着用することができる。さらに、空間A3に着座する乗員は、車両側に設けられたタング6bを第二ベルト部30のバックル31に差し込むことにより、ベルト部材5bと第二ベルト部30の一端側をシートベルト10bとして着用することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、車両のシートに備えられるシートベルト構造、および、車両のシートに装着されるベルト部材に関する。
乗用車等の車両のリアシートとして、2人分の座席が設けられたリアシートがある(例えば、下記特許文献1)。この様なリアシートには、2人の乗員が余裕を持って着座できるだけの幅が設けられていることが一般的であり、リアシート全体の広さだけを考慮すると、例えば子供であれば3人が並んで着座することも十分に可能である。
特開2002−104033号公報
しかし、上記のリアシートは2人の乗員を想定して設計されているため、2人分のシートベルトしか設けられていない。よって、仮に3人の乗員がリアシートに着座することができても、既存の設備では、中央の乗員がシートベルトを着用できないという問題がある。
そこで、本発明は、2人分の座席を有するシートに対して、3人分のシートベルトを設けることを課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明は、二人分の座席を有するシートに備えられる車両のシートベルト構造であって、車幅方向一方側の座席に着脱可能に連結される連結部と、係合部とを有する第一ベルト部と、車幅方向他方側の座席に着脱可能に連結される連結部と、前記第一ベルト部の係合部に対して着脱可能な係合部とを有する第二ベルト部とが備えられる。
かかる構成によれば、第一ベルト部および第二ベルト部をそれぞれの座席に装着することにより、2人分の座席を有するシートに対して、中央の3人目の乗員が着用するためのシートベルトを設けることができる。
上記のシートベルト構造として、第一ベルト部および第二ベルト部は、それぞれ、さらに他の係合部を有し、第一ベルト部と第二ベルト部よりも車幅方向の外側に、それぞれ係合部を有する既存のベルト部材が備えられ、車幅方向一方側の既存のベルト部材の係合部が、第一ベルト部の係合部に対して着脱可能に設けられ、車幅方向他方側の既存のベルト部材の係合部が、第二ベルト部の係合部に対して着脱可能に設けられた構成とすることができる。かかる構成によれば、車両側のベルト部材と、第一ベルト部あるいは第二ベルト部を係合させることにより、両側の乗員がシートベルトを着用することができる。
上記のシートベルト構造として、第一ベルト部および第二ベルト部の連結部は、シートの各座席に設けられたチャイルドシートアンカに連結させることができる。これにより、既存の車両に備えられたシートに対して、本発明のシートベルト構造を適用することができ、第一ベルト部および第二ベルト部を装着するための別途の取り付け構造を必要としない。
また、上記の課題を解決するため、本発明は、車両に備えられたシートに装着するベルト部材であって、シートに対して着脱可能な連結部と、他のベルト部材と係合する係合部とを有する構成とすることができる。このベルト部材を、2人分の座席を有するシートに装着させることにより、3人目の乗員が着用するためのシートベルトを設けることができる。
本発明によれば、2人分の座席を有するシートに対して、中央の3人目の乗員が着用可能なシートベルトを設けることができる。
リアシートの構成を示す斜視図である。 一のベルト部材の構成を示す図である。 他のベルト部材の構成を示す図である。 ベルト部材をリアシートに装着した状態を示す斜視図である。 連結フックをアンカに連結する様子を示す断面図である。 異なる実施形態のベルト部材をアンカに連結する様子を示す図である。 リアシートの座部に設置可能なクッションを示す斜視図である。 異なる実施形態のベルト部材を示す図である。 ベルト部材をリアシートに装着した状態を示す斜視図である。 リアシートの後方におけるベルト部材の装着の状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1は、乗用車等の車両に設けられた、2人分の座席を有するシートの一例として、2人掛けのリアシートの構成を示す図である。リアシート1には、車幅方向一方側の座席1aと、車幅方向他方側の座席1bとが並んで配置され、各座席1a、1bは、座部2、背もたれ部3およびヘッドレスト4を主要な構成要素としている。
各座席1a、1bには、連結具としてのチャイルドシートアンカ9a1、9a2、9b1、9b2が設けられる。以下、これらのチャイルドシートアンカを単にアンカとも呼ぶ。
アンカ9a1は、座席1aの座部2と背もたれ部3の間に設けられ、車体に固定されている。アンカ9a1は、車体に固定される両端部と、これら両端部の間に介在し、車幅方向と平行な係止部を有し、図示例ではU字状をしている。なお、アンカ9a2、および座席1bに設けられるアンカ9b1,9b2についても同様の構成をしている。
アンカ9a1、9a2、9b1、9b2は、ISOFIXに対応したチャイルドシートを固定するための連結具であり、例えば、チャイルドシートに設けられた2つの連結バーを、座席1aの座部2と背もたれ部3の間からそれぞれ差し入れることで、アンカ9a1、9a2との連結がされ、チャイルドシートを座席1aに固定することができる。また、これと同様の方法で、座席1bにもチャイルドシートを固定することができる。
各座席1a、1bには、車幅方向両側から、ベルト部材(車両側の既存のベルト部材)5a、5bが延出し、その先端には係合部としてのタング6a、6bがそれぞれ設けられる。また、各座席1a、1bの座部2の間には、2つのバックル7を収納したバックル孔8が設けられる。
リアシート1の乗員が2人である場合には、各乗員が各座席1a、1bに着座した状態で、タング6a、6bをそれぞれのバックル7に係合させることにより、各乗員はシートベルトをそれぞれ着用することができる。
次に、このリアシート1に対して装着可能な本発明のベルト部材について、図2および図3を用いて説明する。本実施形態では、一のベルト部材20と他のベルト部材30を、それぞれ第一ベルト部200および第二ベルト部300としてリアシート1に装着することにより、2人掛けのリアシート1であっても、3人分のシートベルトを確保することができる。
図2に示すように、ベルト部材20は、長尺の帯状をなした帯状体24と、帯状体24の一端に設けられた係合部としてのタング21と、帯状体24の途中に設けられた連結部としての連結フック22と、帯状体24の他端に設けられた係合部としてのバックル23を有する。
ベルト部材20の一端側には、帯状体24の一端側の長さを調整可能なバンド部25が設けられる。タング21には、後述するベルト部材30のバックルに差し込むための差込部21aが設けられる。また、バックル23には、車両側のタングを差し込むための差込孔23aが設けられる。
図3に示すように、ベルト部材30は、長尺の帯状をなした帯状体34と、帯状体34の一端に設けられた係合部としてのバックル31と、帯状体34の途中に設けられた連結部としての連結フック32と、帯状体34の他端に設けられた係合部としてのバックル33とを有する。なお、ベルト部材30は、帯状体34を省略し、連結フック32とバックル31,33を直接連結させてもよい。
図4は、ベルト部材20、30をリアシート1に装着した状態を示す図である。図4では、3人分の着座空間A1、A2、A3が形成されている。着座空間A2は、リアシート1の中央に形成され、着座空間A2に着座する乗員は、両側の座席を跨いで着座する。なお、ここでは、リアシート1の中央側に設けられたバックル7とバックル孔8は使用しないため、図4ではその記載を省略している。また、以下の図でも同様に、適宜これらの部材の記載を省略する。
まず、2人掛けのリアシート1に設けられた四つのアンカのうち、中央側の二つのアンカ9a2、9b1に、ベルト部材20(第一ベルト部200)の連結フック22、および、ベルト部材30(第二ベルト部300)の連結フック32がそれぞれ連結される。なお、アンカのうち、車幅方向の両側に配置されたアンカ9a1およびアンカ9b2はベルト部材20、30の装着には使用されない。
図5は、連結フック22をアンカ9a2に係合させる様子を示した図である。連結フック22の弾性板22aをアンカ9a2の係止部に押し当てた状態(図の2点鎖線部の状態)で連結フック22を矢印B1の方向へ押圧する。これにより、弾性板22aが実線部の様に弾性変形し、アンカ9a2が連結フック22に対して矢印B2の方向へ相対移動することで、連結フック22がアンカ9a2に連結される。なお、同様の方法で、連結フック32がアンカ9b1に係合される。この様に、連結フックをアンカに押し当てる動作のみで両者の連結作業をすることができ、その作業性に優れている。
また、これとは逆に、連結フック22とアンカ9a2の連結状態を解除する場合には、弾性板22aを実線部の様に指で弾性変形させた状態で、アンカ9a2から連結フック22を退避させることにより、両者の連結状態を解除することができる。
図4に示すように、第一ベルト部200、第二ベルト部300、および、車両側に設けられたベルト部材5a、5bをそれぞれ係合させることにより、着座空間A1、A2、A3の各乗員がシートベルトを着用することができる。具体的には、空間A1に着座する乗員は、車両側に設けられたタング6aを第一ベルト部200のバックル23に差し込む(係合させる)ことにより、ベルト部材5aと第一ベルト部200の他端側をシートベルト10aとして着用することができる。また、空間A2に着座する乗員は、第一ベルト部200のタング21を第二ベルト部300のバックル33に差し込むことにより、第一ベルト部200の一端側と第二ベルト部300の他端側をシートベルト10cとして着用することができる。さらに、空間A3に着座する乗員は、車両側に設けられたタング6bを第二ベルト部300のバックル31に差し込むことにより、ベルト部材5bと第二ベルト部300の一端側をシートベルト10bとして着用することができる。なお、各タングは、各バックルに対して着脱可能に設けられている。
以上のように、2人掛けのリアシートであっても、第一ベルト部200および第二ベルト部30を備えた本発明のシートベルト構造により、3人分のシートベルトを確保することが可能になる。この際、本実施形態では、リアシート1に設けられたチャイルドシートアンカを用いて、第一ベルト部200および第二ベルト部300を座席1a、1bにそれぞれ連結させることができるという特徴がある。つまり、本発明のベルト部材は、既存の車両に備えられたリアシートに対して装着可能な構成をしているという利点がある。さらに、このベルト部材の取り付けのための余分な部材を必要としないため、追加でシートベルトを設けるためのコストを最小限に抑えることができる。また、ベルト部材をアンカに対して着脱可能な構成とすることにより、ベルト部材が不要な場合にはリアシートから取り外すことができる。このため、2人掛けの際にベルト部材が邪魔になるということがなく、車両の利用者の用途に応じた使い分けが可能である。
なお、以上の説明では、2人掛けのリアシートを例示したが、これに限るものではなく、例えば、3人掛けのリアシートのうちの2人分の座席に対して、3人分のシートベルトを確保したい場合等にも本発明のベルト部材を適用することができるのはもちろんである。
また、ベルト部材20、30をリアシート1に装着させた状態で、チャイルドシートを設置することも可能である。つまり、シートベルトにより固定するタイプのチャイルドシートであれば、いずれかの着座空間にチャイルドシートを配置してシートベルトによって固定することにより、ベルト部材20、30を装着した状態でのチャイルドシートの設置が可能である。
また、図2および図3では、ベルト部材20およびベルト部材30は、それぞれに二つの係合部(タングあるいはバックル)を有する構成とし、単一の部材で第一ベルト部200および第二ベルト部300をそれぞれ構成するものとした。しかし、第一ベルト部および第二ベルト部の構成はこれに限らない。つまり、各ベルト部材が一つの係合部と連結フックのみを有し、複数のベルト部材により、第一ベルト部や第二ベルト部を構成するものとしてもよい。例えば、図6に示すように、アンカ9a2に対して、ベルト部材201の一端側に設けられた連結フック221、および、ベルト部材202の一端側に設けられた連結フック222をそれぞれ連結し、ベルト部材201の他端側に設けられたバックル23、および、ベルト部材202の他端側に設けられたタング21が、それぞれ車両側のベルト部材や他のベルト部材の係合部と係合する構成とすることもできる。この様に、第一ベルト部200を、複数のベルト部材201、202によって構成することもできる。
図4では、アンカ9a2にベルト部材20の連結フック22を、アンカ9b1にベルト部材30の連結フック32をそれぞれ係合させたが、これとは逆に、アンカ9a2に連結フック32、アンカ9b1にベルト部材20をそれぞれ係合させることもできる。この場合、着座空間A2に着座する乗員は、図の右側(乗員にとっては左手側)からタング21をバックル33に差し込むことになり、差込方向が左右反転する。この様に、着座空間A2に着座する乗員の利き手等の方向に合わせて、好みの差込方向を選択することも可能である。
ところで、中央の着座空間A2に着座する乗員は、両側の座部2の間に設けられたバックル7とバックル孔8(図1参照)が着座の際に邪魔になり、着座感が良くない。そこで、図7に示すように、バックル孔8の上にクッション40を設けて、着座空間A2に着座する乗員の着座感を改善することができる。
図4で説明した実施形態では、両側の空間A1、A3に着座する乗員は、車両側のベルト部材5aのタング6aをベルト部材20のバックル23に、また、車両側のベルト部材5bのタング6bをベルト部材30のバックル31に、それぞれ差し込むことにより、いわゆる3点式のシートベルト10a、10bを着用することができる。これに対して、中央の空間A2に着座する乗員は、ベルト部材20のタング21をベルト部材30のバックル33に差し込むことにより、2点式のシートベルト10cを着用することになり、シートベルト10cには肩に掛けるベルトが設けられていない。そこで、以下の実施形態では、空間A2に着座する乗員が3点式のシートベルトを着用することのできるベルト部材の構成を示す。
図8に示すように、本実施形態のベルト部材20は、図2で説明したベルト部材と同様に、長尺の帯状の帯状体24と、その一端に設けられたタング21と、その途中に設けられた連結フック22と、その他端に設けられたバックル23とを有する。そして、前述した実施形態と異なる点として、タング21から他方向へ延出するショルダベルト部26が設けられる。ショルダベルト部26は長尺の帯状をなし、タング21とは反対側に、もう一つの連結フック27が設けられる。以下、連結フック22を第一連結フック22、連結フック27を第二連結フック27と呼ぶ。また、ショルダベルト部26には、ショルダベルト部26の長さを調整可能な調整部28が設けられる。
図9はこのベルト部材20をリアシート1に装着した状態を示す図である。なお、ベルト部材30は、図3と同様のものが使用される。また、単一のベルト部材20,30によってそれぞれ第一ベルト部および第二ベルト部が構成される点は図4で示した実施形態と同様であるが、複数のベルト部材によって第一ベルト部や第二ベルト部が構成されていてもよい。また、図9では中央のシートベルトに関連する物を記載し、車両の両側に設けられたシートベルト等の構成は省略している。
図9に示すように、これまでの実施形態と同様に、ベルト部材20の第一連結フック22は、アンカ9a2に連結される。また、タング21がバックル33に差し込まれ、バックル23にはタング6a(図4参照)が差し込まれる。そして、本実施形態では、タング21の側から上方へ延在するショルダベルト部26が、背もたれ部3の上方を介して、座席1aの後方へ架け渡される。そして、座席1aの後方で、第二連結フック27が、連結具としてのアンカ9cに連結される。これにより、ベルト部材20が第一ベルト部200として座席1aに装着される。
図10に示すように、座席1aの座部2の後方には、リアシート1の幅方向に延在する支持パイプ15が設けられる。支持パイプ15は、前方側に設けられるアンカ9a1、9a2と、後方側に設けられるチャイルドシートアンカ9cをそれぞれ支持する。以下、チャイルドシートアンカ9cを単にアンカ9cとも呼ぶ。なお、図10では座席1bの側の記載を省略しているが、支持パイプ15は座席1aおよび座席1bに渡って延在し、座席1bの側に設けられたアンカ9b1、9b2および座席1bの後方側に設けられるチャイルドシートアンカを支持している。
アンカ9cは、ISOFIX方式のチャイルドシートに設けられたトップテザーベルトを連結するためのチャイルドシートアンカである。アンカ9cは、車体に固定され、車体の後方側に延出する両端部と、これらの両端部の間に介在し、車幅方向に延在する係止部とを有し、図示例ではU字状をしている。
このアンカ9cに、座席1bの前方から架け渡された第二連結フック27を、図5と同様の方法で係合させることにより、ショルダベルト部26をリアシート1に固定することができる。以上のように、ショルダベルト部26を設けることにより、乗員の肩に掛けるベルト部分を設けることができ(図9参照)、中央側の乗員が3点掛けのシートベルトを着用することができる。
ところで、トップテザーベルトを連結するためのアンカの位置は、図10で示した背もたれ部3の下方側に限らず、背もたれ部3の上方側等に設けられる場合もある。このため、図8に示す調整部28によってショルダベルト部26の長さを調整することにより、それぞれのアンカの位置に合わせた長さとすることができる。この際、調整部28は、図8に示す様なショルダベルト部26の端部側の折り返し長さを調整することにより、ショルダベルト部26の全長を調整する構成でもよいし、ショルダベルト部26の一部を収納可能な収納部であってもよい。
図9および図10では、座席1aの後方に設けられたアンカ9cに第二連結フック27を連結する場合を示したが、座席1bの後方に設けられたアンカに第二連結フック27を連結させてもよい。この場合、図9とは逆に、ベルト部材20をアンカ9b1に連結させ、ベルト部材30をアンカ9a2に連結させる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
以上の実施形態では、ベルト部材が長尺の帯状体を有する構成を説明したが、この帯状体を有していなくてもよい。つまり、本発明のベルト部材とは、座席のシートベルトを構成する部材を指している。
1 リアシート(シート)
1a、1b 座席
5a、5b ベルト部材(車両側の既存のベルト部材)
9a1、9a2、9b1、9b2、9c チャイルドシートアンカ(連結具)
20 ベルト部材
21 タング(係合部)
22 連結フック(連結部)
23 バックル(係合部)
24 帯状体
27 第二連結フック(連結部)
200 第一ベルト部
30 ベルト部材
31 バックル(係合部)
32 連結フック(連結部)
33 バックル(係合部)
34 帯状体
300 第二ベルト部

Claims (4)

  1. 二人分の座席を有するシートに備えられる車両のシートベルト構造であって、
    車幅方向一方側の座席に着脱可能に連結される連結部と、係合部とを有する第一ベルト部と、
    車幅方向他方側の座席に着脱可能に連結される連結部と、前記第一ベルト部の係合部に対して着脱可能な係合部とを有する第二ベルト部とが備えられるシートベルト構造。
  2. 前記第一ベルト部および前記第二ベルト部は、それぞれ、さらに他の係合部を有し、
    前記第一ベルト部と前記第二ベルト部よりも車幅方向の外側に、それぞれ係合部を有する既存のベルト部材が備えられ、
    車幅方向一方側の既存のベルト部材の係合部が、前記第一ベルト部の他の係合部に対して着脱可能に設けられ、
    車幅方向他方側の既存のベルト部材の係合部が、前記第二ベルト部の他の係合部に対して着脱可能に設けられる請求項1記載のシートベルト構造。
  3. 前記第一ベルト部および前記第二ベルト部の連結部は、前記シートの各座席に設けられたチャイルドシートアンカに連結される請求項1または2いずれか記載のシートベルト構造。
  4. 車両に備えられたシートに装着するベルト部材であって、
    前記シートに対して着脱可能な連結部と、
    他のベルト部材と係合する係合部とを有することを特徴とするベルト部材。
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