JP5614720B2 - シートベルトバックルの収容構造 - Google Patents
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Description
前記左右席用の一方のシートベルトバックルと中央席用の一方のシートベルトバックルとは近接した位置に配置される。従って、中央席両側のシートクッションの座面に穿設した2個所の孔に各2つずつシートベルトバックルを通せば良いが、例えば、特許文献1に開示されているように、シート幅方向に2つのシートベルトバックルを並べるとシートクッションの座面の幅が短くなる。そこで、特許文献2に開示されているように、2つのシートベルトバックルをシート前後方向に並べてシートクッションの座面をシート幅方向に広くしている。
従来、このようなシートベルトバックルの収容構造では、前後に隣接して配置される第1シートベルトバックルと第2シートベルトバックルをバックルホルダにより連結して一体化してあった。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、シートベルトの自然な装着性を得ることができるシートベルトバックルの収容構造を提供する点にある。
シートクッションにバックル収容孔が形成され、
前記シートクッションの下方の第1固定部に固定された第1シートベルトバックルが前記バックル収容孔に収容され、
前記第1シートベルトバックルは下端部側の横軸芯を中心として揺動回転自在に構成され、
前記シートクッションの下方の第2固定部に一端部を固定されたウェビングが、前記第1シートベルトバックルの前方に位置するように前記バックル収容孔に挿通され、
前記ウェビングの他端部に第2シートベルトバックルが連結され、
前記バックル収容孔の上端部の前方に、前記第2シートベルトバックルを載置収容する有底のバックル収容凹部が、前記バックル収容孔の上端部の前部に連続して形成され、
前記バックル収容凹部と前記バックル収容孔を仕切る伸縮性のある仕切り壁が前記シートクッションに設けられ、
前記仕切り壁と前記バックル収容凹部の底面との間に、前記第2シートベルトバックルを挿通可能なバックル挿通孔が形成されている点にある。(請求項1)
この場合、第1シートベルトバックルは第2シートベルトバックルのウェビングや仕切り壁に当接するが、ウェビングには可撓性があり、仕切り壁には伸縮性があるから、ウェビングや仕切り壁が容易に変形することができて、第1シートベルトバックルの角度の変更が妨げられず、シートベルトの自然な装着性を得ることができる。
前記第2シートベルトバックルを挿通させる可撓性を備えたループ状の帯状体が前記バックル収容凹部の後部の底部に縫着されていると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
さらに、第2シートベルトバックルがバックル収容孔に侵入して落下することを回避することができる。
また、第1シートベルトバックルがループ状の帯状体に当接しても、ループ状の帯状体は可撓性を備えているから容易に変形できて、第1シートベルトバックルの角度の変更が妨げられず、シートベルトの自然な装着性を得ることができる。(請求項2)
図1,図2に自動車のリヤシート1を示してある。リヤシート1は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション2と、乗員の上半身を支持するシートバック3とから成る。シートバック3の上端部には乗員の頭部を支持するヘッドレスト4が連結されている。
図3〜図7に示すように、前記バックル収容孔Hの上端部の前方に、第2シートベルトバックル20を載置収容する平面視長方形状の有底のバックル収容凹部40が、バックル収容孔Hの上端部の前部に連続して形成されている。バックル収容凹部40の深さは第2シートベルトバックル20の厚さと略同一に設定され、バックル収容凹部40に第2シートベルトバックル20を載置収容した状態で、シートクッション2の後端部2Bの上面と第2シートベルトバックル20の上面20J(図3参照)とが上下方向で略同一位置に位置する。
図3〜図7に示すように、前記バックル収容凹部40とバックル収容孔Hを仕切る伸縮性のある仕切り壁50がシートクッション2に設けられ、仕切り壁50とバックル収容凹部40の底面40Sとの間に、第2シートベルトバックル20を挿通可能なバックル挿通孔51が形成されている。仕切り壁50はゴムバンドで形成されてシートクッション2の表皮材に縫着されている(仕切り壁50がゴムバンド以外の部材で形成されていてもよい)。
(1) 前記シートクッション2の下方の第1固定部11に固定された第1シートベルトバックル10がバックル収容孔Hに収容され、シートクッション2の下方の第2固定部12に一端部を固定されたウェビング22が、第2シートベルトバックル20の前方に位置するようにバックル収容孔Hに挿通されて、ウェビング22の他端部に第2シートベルトバックル20が連結されているから、シートベルト70のタング71(図7参照)を各シートベルトバックル(第1シートベルトバックル10と第2シートベルトバックル20)に差し込んだ時のタング71同士の干渉を回避することができる。そして、第1シートベルトバックル10と第2シートベルトバックル20を前後に並べることで、シートクッション2の座面の幅を広く取ることができる。
この場合、第1シートベルトバックル10は第2シートベルトバックル20のウェビング22や仕切り壁50に当接するが、ウェビング22には可撓性があり、仕切り壁50には伸縮性があるから、ウェビング22や仕切り壁50が容易に変形することができて、第1シートベルトバックル10の角度の変更が妨げられず、シートベルト70の自然な装着性を得ることができる。
また、第1シートベルトバックル10がループ状の帯状体60に当接しても、ループ状の帯状体60は可撓性を備えているから容易に変形できて、第1シートベルトバックル10の角度の変更が妨げられず、シートベルト70の自然な装着性を得ることができる。
この場合、第1シートベルトバックル10は第2シートベルトバックル20のウェビング22や仕切り壁50に当接するが、ウェビング22には可撓性があり、仕切り壁50には伸縮性があるから、ウェビング22や仕切り壁50が容易に変形することができて、第1シートベルトバックル10の角度の変更が妨げられないようにすることができる。
10 第1シートベルトバックル
11 第1固定部
12 第2固定部
20 第2シートベルトバックル
22 ウェビング
40 バックル収容凹部
40S バックル収容凹部の底面
50 仕切り壁
51 バックル挿通孔
60 帯状体
H バックル収容孔
O 軸芯(第1シートベルトバックルの下端部側の横軸芯)
Claims (2)
- シートクッションにバックル収容孔が形成され、
前記シートクッションの下方の第1固定部に固定された第1シートベルトバックルが前記バックル収容孔に収容され、
前記第1シートベルトバックルは下端部側の横軸芯を中心として揺動回転自在に構成され、
前記シートクッションの下方の第2固定部に一端部を固定されたウェビングが、前記第1シートベルトバックルの前方に位置するように前記バックル収容孔に挿通され、
前記ウェビングの他端部に第2シートベルトバックルが連結され、
前記バックル収容孔の上端部の前方に、前記第2シートベルトバックルを載置収容する有底のバックル収容凹部が、前記バックル収容孔の上端部の前部に連続して形成され、
前記バックル収容凹部と前記バックル収容孔を仕切る伸縮性のある仕切り壁が前記シートクッションに設けられ、
前記仕切り壁と前記バックル収容凹部の底面との間に、前記第2シートベルトバックルを挿通可能なバックル挿通孔が形成されているシートベルトバックルの収容構造。 - 前記第2シートベルトバックルを挿通させる可撓性を備えたループ状の帯状体が前記バックル収容凹部の後部の底部に縫着されている請求項1記載のシートベルトバックルの収容構造。
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JP2012126164A JP2012126164A (ja) | 2012-07-05 |
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