JP2017533198A - 分離プロセス - Google Patents

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Abstract

メタノール及びMMAの共沸混合物、または近共沸混合物は、シクロヘキサノンを含む抽出蒸留溶媒を使用して、抽出蒸留を介して分離される。【選択図】図1

Description

本発明は、メタノール及びメタクリル酸メチル(MMA)の分離のためのプロセスに関する。
メタノールは、MMAの製造において使用される。MMAを作製するための一プロセスは、メタノールとのメタクロレイン(MAL)の酸化エステル化を含む。製造プロセスにおいて、MMA及びメタノールの混合物が形成される。MMA及びメタノールは、「タンジェントピンチ(tangent pinch)」とも称される、共沸混合物または「近共沸混合物」を形成するため、これらの混合物から成分を分離することは困難である。これは、成分を従来の蒸留によって分離することができないということ、及び分離を達成するためには、特別な措置が必要とされるということを意味する。
JP第03819419 B2号は、他の分離剤を添加することなく、メタノール及びメタクロレインが、蒸留塔において、MMAから分離される、メタノール回収塔を説明する。オーバヘッド組成は、共沸組成によって限定される(メタノール中11重量%のMMA)。共沸組成には、多数のトレイ及び/または高い還流比を使用することによって対処することができるが、オーバヘッドにおけるMMA組成は、共沸組成未満とすることはできない。MMAが所望の生成物であり、かつそれを反応器に送り戻すことは、より大きい機器を必要とし、かつ、より重要なことには、価値のある生成物がさらに反応して副生成物となる機会を提供し、それによって、MMA収率を低下させることから、これは、望ましくない。
US第4,518,462号は、添加溶剤として、C−C飽和炭化水素、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、メチルシクロペンタン、またはジメチルペンタンを使用した、MMAからのメタノールの除去を説明する。オーバヘッドデカンタに水が添加されないため、相は、炭化水素富化及びメタノール富化層に分かれる。このアプローチの欠点のうちの1つは、リサイクル流を乾燥させる能力が限られていることである。加えて、リサイクル流において低レベルにMMAを低減するために、多量の添加溶剤が必要とされ、高いエネルギー使用、ならびに大きく、かつ高価な蒸留塔をもたらす。
US第5,028,735号、US第5,435,892号、及びJP第02582127 B2号は、十分な水が送給物にあるか、または水がオーバヘッドデカンタに添加されて、有機及び水性層を形成する、類似の添加溶剤プロセスを説明する。この場合、炭化水素添加溶剤のうちの本質的に全てが、有機層に存在する。水性層は、リサイクル流から水を除去するために乾燥塔に送られるが、しかしながら、リサイクル流中のMMAを最小化するために、多量のヘキサンが依然として必要とされる。例えば、第5,028,735号は、送給物の水含有量の少なくとも17倍、及び送給物中のメタノールの3倍のヘキサンの使用を伴う、添加溶剤としてのヘキサンを使用した添加溶剤プロセスを説明する。
US第6,680,405号は、添加溶剤としてメタクロレインを使用する。共沸組成は崩れたが、それは、わずかな改善、即ち、リサイクル流中の7.4%のMMAのみをもたらした。
先行技術の欠陥を考慮すると、メタノール及びMMAの分離のための改善された方法を有することが望ましいであろう。
本発明のプロセスは、シクロヘキサノンを含む抽出蒸留溶媒を使用して、抽出蒸留を介して、MMAからメタノールを分離することを含む、プロセスである。
驚くべきことに、シクロヘキサノンは、先行技術の方法と比較して、改善された分離を提供する。
本発明の実施形態のプロセスブロック流れ図である。
本明細書で使用される際、「a」、「an」、「the」、「at least one」、及び「one or more」は、同義的に使用される。「comprises」、「includes」という用語、及びこれらの変形は、これらの用語が明細書及び請求項において使用される限定的な意味を有しない。このため、例えば、「a(1つの)」疎水性ポリマーの粒子を含む水性組成物は、該組成物が、「one or more(1つ以上の)」疎水性ポリマーの粒子を含むということを意味すると解釈され得る。
また、本明細書において、終点による数的範囲の列挙は、その範囲に含まれる全ての数を含む(例えば、1〜5は、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、5などを含む)。本発明の目的上、当業者が理解するであろうことと一致して、ある数的範囲は、その範囲に含まれる全ての取り得る部分的範囲を含むことが意図されるということが、理解されるものとする。例えば、1〜100の範囲は、1.01〜100、1〜99.99、1.01〜99.99、40〜60、1〜55などを伝えることが意図される。
また、本明細書において、数的範囲及び/または数値の列挙は、請求項におけるかかる列挙を含み、「about(約)」という用語を含むと読み取ることができる。かかる場合において、「about(約)」という用語は、本明細書において列挙されるものと実質的に同じである、数的範囲及び/または数値を指す。
本明細書で使用される際、「ppmw」という用語は、重量百万分率を意味する。
反対の記載がない限り、または文脈から示唆されない限り、全ての部及びパーセンテージは、重量に基づき、全ての試験方法は、本出願の出願日現在のものである。米国特許実務の目的上、いかなる参照された特許、特許出願、または公開の内容は、特に、定義の開示(本開示に具体的に提供されるいかなる定義とも矛盾しない程度まで)、及び当該技術分野における一般知識に関して、それらの全体が参照により組み込まれる(またはその同等の米国版が、参照によりそのように組み込まれる)。
本発明のプロセスは、メタノールと、MMAと、シクロヘキサノンと、を使用する。これらの材料の各は、公知であり、かつ商業的に入手可能である。メタノール及びMMAは、プロセスへの入力流において、混合物として、共に存在する。メタノール及びMMAを含む混合物は、例えば、MMAを生成するためのMALの酸化エステル化を含む、種々の化学的プロセスによって生成される。酸化エステル化プロセスは、公知である。例えば、米国特許第5,969,178号、第6,107,515号、第6,040,472号、第5,892,102号、第4,249,019号、及び第4,518,796号を参照されたい。MMAはまた、(a)プロピオンアルデヒドを生成するための水素及びCOとのエチレンのヒドロホルミル化と;(b)プロピオンアルデヒドをホルムアルデヒドと反応させて、MALを生成することと;(c)メタノール及び酸素を使用してMALを酸化的にエステル化して、MMAを生成することと、を含む、3ステッププロセスを介して生成することができる。本発明のプロセスの一目的は、メタノールからMMAを分離することである。
シクロヘキサノンは、広く商業的に入手可能であり、抽出蒸留溶媒として、本発明のプロセスにおいて使用される。有利に使用されるシクロヘキサノンの量は、メタノール及びMMAの良好な分離を提供するのに十分である。本発明の一実施形態において、第1の蒸留塔に送給されるシクロヘキサノン対MMAのモル比は、3:1〜10:1、好ましくは6:1〜8:1である。
図1は、本発明の好ましい実施形態を描写する。説明を簡潔にするために、当業者は、それらに関する設計考慮事項を十分に把握しているため、図1は、ポンプ、再沸器、凝縮器など等の補助機器を含まない。送給流1は、メタノールとMMAとの混合物を含む。本発明の一実施形態において、混合物は、プロセスからの廃水流であり、MMAは、MALの酸化エステル化によって生成される。当業者には公知であるそのプロセスにおいて、MALは、触媒上で酸素含有ガス及びメタノールと接触されて、MMAを生成する。反応器廃水流1は、MMAと、未反応メタノールと、副生成物と、を含む。流1は、蒸留塔100に送給される。抽出溶媒リサイクル流である流7もまた、塔100に送給される。
流3は、塔100からのオーバヘッド流であり、それは、主にメタノールを含む。流2は、塔100からの底流である。それは、蒸留塔200に送給され、そこで、それは、蒸留されて、生成物から底流4として抽出溶媒を除去し、これは、オーバヘッドで流5に取り込まれる。流5は、塔200からのオーバヘッド流であり、主にMMA及び水を含む。流5は、更なる精製のために、生成物回収ゾーンに送られる。塔200からの底流4は、主に抽出溶媒を含む。流6は、メイクアップ溶媒、即ち、シクロヘキサノンを含む。流4は、流6と組み合わされて、流7を形成し、これは、溶媒をリサイクルするために塔100に送られる。
本発明の一実施形態において、流7は、流1の送給ポイントの上で塔100の中へ導入される。例えば、流1は、塔100の垂直中心の近傍、例えば、中心トレイの近傍に導入することができ、流7は、塔100の頂部の下の2〜5つのトレイで導入することができる。本発明の一実施形態において、流2は、塔200の中心近傍に導入される。
本発明の一実施形態において、パージ流は、固形及び重質分の蓄積を回避するように、プロセスから取り込まれる。本発明の目的上、「重質分」という用語は、MMAの沸点よりも高い沸点を有するいかなる化合物も意味する。例えば、図1において、重質分パージ流(図示せず)は、第2の蒸留塔200の底流4から取り込まれ得る。かかる実施形態において、流6は、パージ流または他の手段を介して失われたいかなる抽出溶媒も置き換えるように、抽出溶媒を提供する、溶媒メイクアップ流である。
本発明の一実施形態において、パージ流を有するのではなく、またはそれに加えて、重質分は、任意選択的な第3の蒸留塔において、抽出溶媒から除去することができる。例えば、図1の文脈において、塔200からの底流4の一部または全ては、任意選択的な第3の塔(図示せず)に送給することができ、ここで、抽出溶媒が蒸留されて、重質分を除去する。次いで、蒸留された溶媒は、第1の塔に送られる。
蒸留塔は、所望の分離を達成するために好適な圧力及び温度で動作させることができる。例えば、MMAの抽出蒸留を行う、吸収体塔、または第1の塔は、任意の好適な圧力で動作させることができる。有利に、吸収体塔内の圧力は、大気圧、または大気圧を若干上回る。これは、主にメタノール及び他のより軽い成分であるオーバヘッド材料が、通常の冷却水で、または空気冷却器によって、凝縮されることを可能にする。抽出溶媒からMMAを回収する第2の塔は、大気圧を下回る圧力で、有利に動作される。これは、主に、MMAが反応性分子であり、かつ高温への曝露がMMA分子の重合によってファウリングを促進するという事実によって行われる。このため、第2の塔を250〜700mmHg、好ましくは500〜650mmHgで作動させることによって、絶対圧力、回収されたMMA生成物の温度、例えば、第2の塔の頂部の温度は、重合の開始が問題であるとみなされる温度を十分に下回って維持され得る。第2の塔の底部は、130〜160℃、または140〜150℃に維持することができ、溶媒が、低〜中圧力の加熱媒体を使用して回収されることを可能にする。同様に、第3の塔は、使用される場合、当業者に容易に認識可能な条件で動作させることができる。当業者には既知であるように、蒸留温度及び圧力は、分離されている材料の組成に基づいて、互いにリンクされる。
生成物が重合可能な化合物であるとき、重合阻害剤をプロセスにおいて使用することができる。多様な阻害剤が、既知であり、かつ商業的に入手可能である。阻害剤の例としては、ハイドロキノン(HQ)、フェノチアジン(PTZ)、ハイドロキノン(MEHQ)のメチルエステル、4−ヒドロキシ−2 2 6 6−テトラメチルピペリジン−n−オキシル(4−ヒドロキシTEMPO、または4HT)、メチレンブルー、アルキル−アリール−フェニレンジアミン、サリチル酸銅、ジアルキルジチオカルバミン酸銅などが挙げられる。
本発明の蒸留は、任意の好適な機器において行われ得る。例えば、蒸留は、トレイ及び/またはパッキングを備える内部を有する塔屋において行うことができる。機器及び構築材料の選択肢を含む、プロセス設計詳細は、当業者の能力の範疇に属する。
本発明のプロセスの生成物は、メタノールから分離されたMMAである。いくらかのメタノールは、精製されたMMAに依然として存在する可能性が高い。本発明の種々の実施形態において、入力流内のMMAの少なくとも95重量%、少なくとも99重量%、または少なくとも99.5重量%が、回収される。本発明の種々の実施形態において、本発明のプロセスによって生成されるMMAは、重量で1,000ppmw未満のメタノール、または500ppmw未満のメタノールを含有する。本発明のプロセスは、有利に、1重量%未満のMMA若しくは7500ppmw未満、または5000ppmw未満、または2500ppmw未満、または1000ppmw未満、または500ppmw未満を含有するリサイクル流を、反応器に提供することができる。
発明の具体的な実施形態
以下の実施例は、本発明を例解するために示され、その範囲を限定するとして解釈されるべきではない。
実施例1
流6が含まれていないことを除き、図1に示されるようなプロセスをシミュレーションする。温度、圧力、密度、及び流速は、表1において、流1〜5及び7の各に関して示される。プロセスは、Aspen Technologies,Inc.から商業的に入手可能であるAspen Plus(商標)Version 8.0を使用してシミュレーションされる。分離プロセス、吸収体(第1の塔)、及び放散体(第2の塔)は、Aspenシミュレーションソフトウェア名称においてRADFRACとして指定される、厳密な段階分離ブロックを使用してモデル化される。物理的特性は、Aspenシミュレーションパッケージ内で通常受容される最良実施で展開された活量係数モデルを使用して、モデル化される。蒸気/液平衡の挙動を正確に反映するために必要とされる相互作用パラメータは、蒸気液平衡ならびに液/液平衡に関する相互作用パラメータを検証及び改善するために、実験バイナリデータによって得られる。
以下の略称が、表1において使用される:MEOH−メタノール;MEFORM−ギ酸メチル;MA−メタクロレイン;HO−水;MMA−メタクリル酸メチル;及びCHEX シクロヘキサノン。
表1−実施例1に関する流データ
驚くべきことに、146ppmのMMAのみが第1の塔のオーバヘッド流に存在し、分離の有効性を示す。

Claims (10)

  1. シクロヘキサノンを含む抽出蒸留溶媒を使用して、抽出蒸留を介して、MMAからメタノールを分離することを含む、プロセス。
  2. (a)MMA及びメタノールを含む送給流が、第1の蒸留塔に送給され、(b)シクロヘキサノン溶媒を含む流が、前記第1の塔に送給され、(c)第1の底流が、前記第1の塔から取り込まれ、前記第1の底流が、主にMMA及び溶媒を含み、(d)第1のオーバヘッド流が、前記第1の塔から取り込まれ、前記第1のオーバヘッド流が、主にメタノールを含む、請求項1に記載のプロセス。
  3. (e)前記第1の底流のうちの少なくとも一部分が、第2の蒸留塔に送給されるステップと、(f)第2の底流が、前記第2の塔から取り込まれ、前記第2の底流が、主に溶媒を含む、ステップと、(g)第2のオーバヘッド流が、前記第2の塔から取り込まれ、前記第2のオーバヘッド流が、主にMMAを含む、ステップと、(h)前記第2の底流のうちの少なくとも一部が、前記第1の蒸留塔にリサイクルされるステップと、をさらに含む、請求項2に記載のプロセス。
  4. 前記第1の蒸留塔に送給されるシクロヘキサノン対MMAのモル比が、3:1〜10:1、好ましくは6:1〜8:1である、請求項2または3のいずれかに記載のプロセス。
  5. 前記第1の塔内の圧力が、前記塔の最上蒸気出口において測定される、少なくとも大気圧である、請求項2、3、または4のいずれかに記載のプロセス。
  6. 前記第2の塔内の圧力が、前記塔の最上蒸気出口において測定される、大気圧を下回る、請求項2〜5のいずれかに記載のプロセス。
  7. 前記第2の塔の圧力が、250〜700mmHg(33.3〜93.3KPa)、好ましくは500〜650mmHg(66.7〜86.7KPa)である、請求項2〜6のいずれかに記載のプロセス。
  8. 前記第2の塔が、プロセス側及びユーティリティ側を有する再沸器を具備し、前記プロセス側再沸器温度が、130〜160℃、好ましくは140〜150℃である、請求項2〜7のいずれかに記載のプロセス。
  9. 前記第1の底流が、MMAの100部あたり、最大8重量部のメタノールを含有する、請求項2〜8のいずれかに記載のプロセス。
  10. (i)第3の蒸留塔において、前記第2の底流のうちの少なくとも一部分を蒸留して、前記第2の底流が前記第1の蒸留塔にリサイクルされる前に、重質分を除去することをさらに含む、請求項2〜9のいずれかに記載のプロセス。
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