以下の説明は例示的方法やパラメータ等を記載する。しかしながら、上記説明は開示の範囲に関する限定とは意図されず、例示的実施形態の説明として提供されると認識すべきである。
上述したように、ユーザは、時間を記録し、特定の種類の情報を受信するコンテキスト特化ユーザインターフェースをカスタマイズすることができる。非常に有益なインターフェースを提供しつつ、上記インターフェースをカスタマイズする多数のオプションをユーザに提供することは困難である。更に、色、表示密度、コンプリケーション等の多数の変動要素を、ユーザにとって分かりやすく直観的にカスタマイズするオプションを提示することも困難である。コンテキスト特化ユーザインターフェース及び上記インターフェースをユーザにカスタマイズさせる統合的方法は、ポータブル多機能装置にとって極めて望ましい。
以下、図1A及び図1B、図2、図3、図4A及び図4B並びに図5A及び図5Bを参照して、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供する手法を実行する例示的装置を説明する。図6〜図19は、例示的コンテキスト特化ユーザインターフェースを示す。同図中のユーザインターフェースを使用して、図20〜図33中の処理等の後述する処理を説明する。
以下の説明は各種要素を記載するために「第1」や「第2」等の文言を使用するが、これらの要素はそれらの文言によって限定してはならない。これらの文言は、ある要素を別の要素と区別するためだけに使用する。例えば、各種実施形態の範囲を逸脱せずに、第1のタッチは第2のタッチと称することもでき、同様に、第2のタッチは第1のタッチと称することができる。第1のタッチ及び第2のタッチは両方ともタッチであるが、同じタッチではない。
本願に記載する各種実施形態の説明で使用される文言は、具体的な実施形態を説明するためのものであり、限定することを目的としていない。各種実施形態及び添付の請求項で使用される場合、単数形「a」、「an」及び「the」は、文脈上特に断りがない限り、複数形も含むことを目的とする。また、本文書で使用される場合、「及び/又は」という文言は、関連付けられるリストアップ項目のうちの1つ以上の可能な組み合わせを全て指し、包含すると理解される。更に、「includes」、「including」、「comprises」及び/又は「comprising」という文言は、本明細書で使用されるとき、記載される特徴、整数、工程、動作、要素及び/又は構成要素の存在を明示するが、1つ以上のその他の特徴、整数、工程、動作、要素、構成要素及び/又はそれらの群の存在又は追加を除外するものではないと理解される。
「if」という文言は、文脈に応じて、「とき」又は「時」又は「判定に応答して」又は「検出に応答して」を意味するように解釈することができる。同様に、「判定される場合」又は「[記載される条件又はイベント]が検出される場合」という節は、文脈に応じて、「判定時」又は「判定に応答して」又は「[記載される条件又はイベント]の検出時」又は「[記載される条件又はイベント]の検出に応答して」を意味するように解釈することができる。
電子装置、上記装置用のユーザインターフェース及び上記装置を使用する関連処理の実施形態を説明する。いくつかの実施形態では、装置は、PDA及び/又は音楽プレーヤ機能等の他の機能も含む携帯電話等の携帯通信装置である。ポータブル多機能装置の例示的実施形態は、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.製iPhone(登録商標)、iPod Touch(登録商標)及びiPad(登録商標)装置を制限なく含む。タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するラップトップコンピュータ又はタブレットコンピュータ等のその他のポータブル電子装置も任意選択的に使用される。また、いくつかの実施形態では、装置は携帯通信装置ではなく、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するデスクトップコンピュータであると理解すべきである。
以下の説明では、ディスプレイ及びタッチ感知面を含む電子装置について説明する。しかしながら、電子装置は、物理的キーボード、マウス及び/又はジョイスティック等、1つ以上の他の物理的ユーザインターフェース装置を任意選択的に含むと理解すべきである。
装置は、各種アプリケーション、例えば、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、ワードプロセッシングアプリケーション、ウェブサイト作成アプリケーション、ディスクオーサリングアプリケーション、スプレッドシートアプリケーション、ゲームアプリケーション、電話アプリケーション、ビデオ会議アプリケーション、eメールアプリケーション、インスタントメッセージングアプリケーション、トレーニングサポートアプリケーション、写真管理アプリケーション、デジタルカメラアプリケーション、デジタルビデオカメラアプリケーション、ウェブブラウジングアプリケーション、デジタル音楽プレーヤアプリケーション及び/又はデジタルビデオ再生装置アプリケーションのうちの1つ以上をサポートすることができる。
装置上で実行される各種アプリケーションは、タッチ感知面等の少なくとも1つの共通の物理的ユーザインターフェース装置を任意選択的に使用する。タッチ感知面の1つ以上の機能及び装置に表示される関連情報は、あるアプリケーションから次のアプリケーションに及び/又は対応するアプリケーション内で任意選択的に調整及び/又は変更される。このように、装置の共通の物理的アーキテクチャ(タッチ感知面等)は、ユーザにとって直観的で分かりやすいユーザインターフェースで様々なアプリケーションを任意選択的にサポートする。
次に、タッチ感知ディスプレイを備えるポータブル装置の実施形態に着目する。図1Aは、いくつかの実施形態に係るタッチ感知ディスプレイシステム112を備えるポータブル多機能装置100を示すブロック図である。タッチ感知ディスプレイ112は、便宜上「タッチスクリーン」と呼ばれることがあり、「タッチ感知ディスプレイシステム」として知られる又は呼ばれることがある。装置100は、メモリ102(1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を任意選択的に含む)、メモリコントローラ122、1つ以上の処理ユニット(CPU)120、周辺機器インターフェース118、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、入出力(I/O)サブシステム106、その他の入力制御装置116、外部ポート124を含む。装置100は、1つ以上の光学センサ164を任意選択的に含む。装置100は、装置100上(例えば、装置100のタッチ感知ディスプレイシステム112等のタッチ感知面)の接触強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165を任意選択的に含む。装置100は、装置100に触知出力を生成する(例えば、装置100のタッチ感知ディスプレイシステム112又は装置300のタッチパッド355等のタッチ感知面に触知出力を生成する)1つ以上の触知出力生成器167を任意選択的に含む。任意選択的に、これらの構成要素は1つ以上の通信バス又は信号ライン103上で通信する。
明細書及び請求項で使用される場合、タッチ感知面上の接触の「強度」という文言は、タッチ感知面への接触(例えば、指接触)の力又は圧力(単位面積当たりの力)、あるいはタッチ感知面への接触の力又は圧力の代替(代理)を指す。接触強度は、少なくとも4つの別個の値を含むある範囲の値を有し、より典型的には何百もの異なる値(例えば、少なくとも256)を含む。任意選択的に、接触強度は各種アプローチ及び各種センサ又はセンサの組み合わせを用いて判定(又は測定)される。例えば、任意選択的に、タッチ感知面の下又は近傍の1つ以上の力センサを使用して、タッチ感知面の様々な箇所における力を測定する。いくつかの実施例では、複数の力センサからの力の測定値が結合されて(例えば、加重平均)推定接触強度を決定する。同様に、任意選択的に、スタイラスの感圧先端を使用して、タッチ感知面にかかるスタイラスの圧力を判定する。あるいは、任意選択的に、タッチ感知面で検出される接触面積のサイズ及び/又はその変更、接触に近接するタッチ感知面の容量及び/又はその変更及び/又は接触に近接するタッチ感知面の抵抗及び/又はその変更が、タッチ感知面への接触の力又は圧力の代わりに使用される。いくつかの実施例では、接触の力又は圧力の代替の測定値を直接使用して、強度閾値を超過したか否かを判定する(例えば、強度閾値は、代替の測定値に対応する単位で記載される)。いくつかの実施例では、接触の力又は圧力の代替の測定値が推定力又は圧力に変換され、推定力又は圧力を使用して、強度閾値を超過したか否かを判定する(例えば、強度閾値は圧力単位で測定される圧力閾値である)。ユーザ入力の特性として接触強度を使用することで、ユーザは、(例えば、タッチ感知ディスプレイに)アフォーダンスを表示する及び/又は(例えば、タッチ感知ディスプレイ、タッチ感知面あるいはノブ又はボタン等の物理的/機械的制御装置を介して)ユーザ入力を受信するために、限られた面積の小型装置上で、さもなければユーザがアクセスすることができなかったであろう追加の装置機能にアクセスすることができる。
明細書及び請求項で使用される場合、「触知出力」という文言は、装置の前回位置に対する物理的変位、装置の構成要素(例えば、タッチ感知面)の、装置の別の構成要素(例えば、筐体)に対する物理的変位、又はタッチ感覚を有するユーザによって検出される装置の重心に対する構成要素の変位を指す。例えば、装置又は装置の構成要素がタッチを感知するユーザ面(例えば、指、手のひら又はユーザの手の他の箇所)に接触している場合、物理的変位によって生成される触知出力は、装置又は装置の構成要素の物理的特性の知覚される変化に対応する触知感覚としてユーザに解釈される。例えば、任意選択的に、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイ又はトラックパッド)の移動は、物理的アクチュエータボタンの「ダウンクリック」又は「アップクリック」としてユーザに解釈される。一部の場合には、ユーザの移動によって物理的に押圧(例えば、変位)されるタッチ感知面と関連付けられる物理的アクチュエータボタンの移動が存在しない場合でも、ユーザは、「ダウンクリック」又は「アップクリック」等の触知感覚を覚える。他の例として、任意選択的に、タッチ感知面の移動は、タッチ感知面の平滑度に変化がない場合でも、タッチ感知面の「起伏」としてユーザに解釈又は検知される。このようなユーザによるタッチの検出はユーザの個々の感覚認知の影響を受けるが、大多数のユーザに共通するタッチの感覚認知は多数存在する。よって、触知出力がユーザの特定の感覚認知(例えば、「アップクリック」、「ダウンクリック」、「起伏」)に対応するように記載される場合、特に断りのない限り、生成される触知出力は、標準的(又は平均)ユーザにとって記載される感覚認知を生成する装置又はその構成要素の物理的変位に対応する。
装置100は、ポータブル多機能装置の単なる一例であり、装置100は図示するよりも多い又は少ない構成要素を任意選択的に含み、2つ以上の構成要素を任意選択的に組み合わせ、あるいは構成要素の異なる構造又は構成を任意選択的に含むと認識すべきである。図1Aに示す各種構成要素は、1つ以上の信号処理及び/又は特定用途向け集積回路等、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせに実装される。
メモリ102は、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含んでいてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は有形的で非一時的であってもよい。メモリ102は高速ランダムアクセスメモリを含み、1つ以上の磁気記憶装置、フラッシュメモリ装置又はその他の不揮発性ソリッドステートメモリ装置等の不揮発性メモリを更に含んでいてもよい。メモリコントローラ122は、装置100の他の構成要素によってメモリ102へのアクセスを制御することができる。
周辺機器インターフェース118を使用して、装置の入出力周辺装置をCPU120及びメモリ102に接続することができる。1つ以上のプロセッサ120は、メモリ102に記憶される各種ソフトウェアプログラム及び/又は命令セットを実行することで、装置100の各種機能を実行し、データを処理することができる。いくつかの実施形態では、周辺機器インターフェース118、CPU120及びメモリコントローラ122は、チップ104等のシングルチップに実装することができる。いくつかのその他の実施形態では、それらは個別のチップに実装することができる。
RF(無線周波数)回路108は、電磁信号とも称されるRF信号を送受信する。RF回路108は、電気信号を電磁信号に/電磁信号を電気信号に変換し、電磁信号を介して通信ネットワーク及び他の通信装置と通信する。RF回路108は、これらの機能を実行する、アンテナシステム、RF送受信機、1つ以上の増幅器、チューナ、1つ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、コーデックチップセット、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリ等を含むがそれらに限定されない周知の回路を任意選択的に含む。任意選択的に、RF回路108は、ワールドワイドウェブ(WWW)とも称されるインターネット等のネットワーク、セルラ電話機ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(LAN)及び/又はメトロポリタンエリアネットワーク(MAN)等のイントラネット及び/又は無線ネットワーク、並びにその他の装置と無線通信によって通信する。RF回路108は、例えば短距離通信無線機によって近接場通信(NFC)場を検出する周知の回路を任意選択的に含む。任意選択的に、無線通信は複数の通信規格、プロトコル及び技術のいずれかを使用し、それの通信規格、プロトコル及び技術は、移動通信用のグローバルシステム(GSM)、拡張データGSM環境(EDGE)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDpa)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUpa)、エボリューション、データ専用(EV−DO)、HSpa、HSpa+、Dual−Cell HSpa(DC−HSPDA)、ロングタームエボリューション(LTE)、近接場通信(NFC)、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth低エネルギー(bTLE)、無線忠実性(Wi−Fi)(例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n及び/又はIEEE802.11ac)、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)、Wi−MAX、eメール用のプロトコル(例えば、インターネットメッセージアクセスプロトコル(IMAP)及び/又はポストオフィスプロトコル(POP))、インスタントメッセージング(例えば、拡張可能なメッセージング及びプレゼンスプロトコル(XMPP)、インスタントメッセージング及びプレゼンスイベントパッケージのためのセッション開始プロトコル(SIMPLE)、インスタントメッセージング及びプレゼンスイベントパッケージ(IMPS))及び/又はショートメッセージサービス(SMS)、又は本文書の出願日の時点でまだ開発されていない通信プロトコルを含むその他の好適な通信プロトコルを含むがそれらに限定されない。
オーディオ回路110、スピーカ111及びマイクロフォン113は、ユーザと装置100間の音声インターフェースを提供する。オーディオ回路110は、周辺機器インターフェース118から音声データを受信し、音声データを電気信号に変換し、電気信号をスピーカ111に送信する。スピーカ111は電気信号を人可聴音波に変換する。オーディオ回路110は、音波からマイクロフォン113によって変換される電気信号も受信する。オーディオ回路110は、処理用に電気信号を音声データに変換し、音声データを周辺機器インターフェース118に送信する。音声データは、周辺機器インターフェース118によってメモリ102及び/又はRF回路108から検索する及び/又はメモリ102及び/又はRF回路108に送信することができる。いくつかの実施形態では、オーディオ回路110はヘッドセットジャック(例えば、212、図2)を更に含む。ヘッドセットジャックは、オーディオ回路110と、着脱可能音声入出力周辺装置、例えば、出力専用ヘッドフォン又は出力(例えば、片耳又は両耳用ヘッドフォン)及び入力(例えば、マイクロフォン)の両方を有するヘッドセットとの間のインターフェースを提供する。
I/Oサブシステム106は、装置100上の入出力周辺装置、例えばタッチスクリーン112及びその他の入力制御装置116を周辺機器インターフェース118に接続する。I/Oサブシステム106は、ディスプレイコントローラ156、光センサコントローラ158、強度センサコントローラ159、触覚フィードバックコントローラ161及びその他の他の入力又は制御装置用の1つ以上の入力コントローラ160を任意選択的に含む。1つ以上の入力コントローラ160は他の入力制御装置116との間で電気信号を受信/送信する。他の入力制御装置116は、物理的ボタン(例えば、プッシュボタン、ロッカボタン等)、ダイアル、スライダスイッチ、ジョイスティック及びクリックホイール等を任意選択的に含む。他のいくつかの実施形態では、入力コントローラ160は、キーボード、赤外線ポート並びにUSBポート及びマウス等のポインタ装置のいずれかに任意選択的に接続される(又はいずれにも接続されない)。1つ以上のボタン(例えば、208、図2)は、スピーカ111及び/又はマイクロフォン113の音量コントロール用のアップ/ダウンボタンを任意選択的に含む。1つ以上のボタンは、プッシュボタン(例えば、206、図2)を任意選択的に含む。
2005年12月23日に提出された米国特許出願第11/322,549号、米国特許第7,657,849号の「Unlocking a Device by Performing Gestures on an Unlock Image」に記載されるように、プッシュボタンを素早く押圧することで、タッチスクリーン112のロックを解除する、あるいはタッチスクリーン上のジェスチャを使用して装置のロックを解除する処理を開始することができ、上記出願は全体が本願に援用される。プッシュボタン(例えば、206)を長く押圧することで、装置100への電源をオン及びオフすることができる。ユーザは、任意の1つ以上のボタンの機能をカスタマイズすることができる。タッチスクリーン112は、仮想又はソフトボタン及び1つ以上のソフトキーボードを実装するように使用される。
タッチ感知ディスプレイ112は、装置とユーザ間に入力インターフェース及び出力インターフェースを提供する。ディスプレイコントローラ156は、タッチスクリーン112との間で電気信号を受信及び/又は送信する。タッチスクリーン112は、ユーザに対して視覚出力を表示する。視覚出力は、画像、文字、アイコン、映像及びそれらの組み合わせ(まとめて「画像」と称する)を含むことができる。いくつかの実施形態では、視覚出力の一部又は全部は、ユーザインターフェースオブジェクトに対応させてもよい。
タッチスクリーン112は、触覚及び/又は触知接触に基づきユーザから入力を受信するタッチ感知面、センサ又はセンサセットを有する。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156(関連モジュール及び/又はメモリ102内の命令セットと共に)は、タッチスクリーン112への接触(及び接触の移動又は中断)を検出し、検出される接触を、タッチスクリーン112に表示されるユーザインターフェースオブジェクト(例えば、1つ以上のソフトキー、アイコン、ウェブページ又は画像)との双方向作用に変換する。一例示的実施形態では、タッチスクリーン112とユーザ間の接触点は、ユーザの指に対応する。
タッチスクリーン112はLCD(液晶ディスプレイ)技術、LPD(発光ポリマーディスプレイ)技術又はLED(発光ダイオード)技術を使用することができるが、他の実施形態では他のディスプレイ技術を使用してもよい。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、容量性、抵抗、赤外線及び表面弾性波技術、並びにその他の近接センサアレイ又はタッチスクリーン112との1つ以上の接触点を判定するその他の要素を含むがそれらに限定されない、現在既知である又は今後開発される複数のタッチ感知技術のうちのいずれかを用いて接触及びその移動又は中断を検出することができる。一例示的実施形態では、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.製iPhone(登録商標)及びiPod Touch(登録商標)に見られるような投影型相互静電容量感知技術が使用される。
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、米国特許第6,323,846号(Westerman et al.)、同第6,570,557号(Westerman et al.)及び/又は同第6,677,932号(Westerman)及び/又は米国特許出願公開第2002/0015024(A1)号に記載されるマルチタッチ感知式タッチパッドと類似していてもよい。これらの出願はそれぞれ全体が本願に援用される。しかしながら、タッチスクリーン112は装置100からの視覚出力を表示する一方、タッチ感知式タッチパッドは視覚出力を提供しない。
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、(1)2006年5月2日に提出された米国特許出願第11/381,313号の「Multipoint Touch Surface Controller」、(2)2004年5月6日に提出された米国特許出願第10/840,862号の「Multipoint Touch Screen」、(3)2004年7月30日に提出された米国特許出願第10/903,964号の「Gestures for Touch Sensitive Input Devices」、(4)2005年1月31日に提出された米国特許出願第11/048,264号の「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(5)2005年1月18日に提出された米国特許出願第11/038,590号の「Mode−Based Graphical User Interface For Touch Sensitive Input Devices」、(6)2005年9月16日に提出された米国特許出願第11/228,758号の「Virtual Input Device Placement On A Touch Screen User Interface」、(7)2005年9月16日に提出された米国特許出願第11/228,700号の「Operation Of A Computer With A Touch Screen Interface」、(8)2005年9月16日に提出された米国特許出願第11/228,737号の「Activating Virtual Keys Of A Touch−Screen Virtual Keyboard」、及び(9)2006年3月3日に提出された米国特許出願第11/367,749号の「Multi−Functional Hand−Held Device」に記載されるようなディスプレイであってもよい。これらの出願は全て全体が本願に援用される。
タッチスクリーン112は、100dpiを超える映像解像度を有することができる。いくつかの実施形態では、タッチスクリーンは、約160dpiの映像解像度を有する。ユーザは、スタイラス、指等の任意の好適なオブジェクト又は付属物を用いてタッチスクリーン112と接触することができる。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、主に指による接触及びジェスチャで機能するように設計されており、この場合、タッチスクリーン上の指の接触面積が大きいためにスタイラスベースの入力ほど精密でない可能性がある。いくつかの実施形態では、装置は、ユーザによって望ましいアクションを実行するために、粗い指入力を精密なポインタ/カーソル位置又はコマンドに変換する。
いくつかの実施形態では、タッチスクリーンに加えて、装置100は、特定の機能をアクティブ又は非アクティブにするタッチパッド(図示せず)を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、タッチスクリーンとは異なり、視覚出力を表示しない装置のタッチ感知式エリアである。タッチパッドは、タッチスクリーン112とは別個のタッチ感知面又はタッチスクリーンによって形成されるタッチ感知面の拡張部であってもよい。
装置100は、各種構成要素に電力を供給する電力システム162を更に含む。電力システム162は、電力管理システム、1つ以上の電源(例えば、バッテリ、交流(AC))、充電システム、電源障害検出回路、電力コンバータ又はインバータ、電力状態インジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))及びポータブル装置における電力の生成、管理及び分配と関連付けられるその他任意の構成要素を含んでいてもよい。
装置100は、1つ以上の光学センサ164も含むことができる。図1Aは、I/Oサブシステム106の光センサコントローラ158に接続される光学センサを示す。光学センサ164は、電荷結合装置(CCD)又は相補的金属酸化物半導体(CMOS)フォトトランジスタを含んでいてもよい。光学センサ164は1つ以上のレンズを介して投射される光を受け取り、その光を、画像を表すデータに変換する。撮像モジュール143(カメラモジュールとも称する)と連携して、光学センサ164は、静止画像又は映像を補足する。いくつかの実施形態では、光学センサは、タッチスクリーンディスプレイを静止画像及び/又は映像取得用のビューファインダとして使用できるように、装置の表側のタッチスクリーンディスプレイ112と反対側で装置100の裏側に配置される。いくつかの実施形態では、光学センサは、タッチスクリーンディスプレイで他のテレビ会議参加者を見ている間、映像会議用にユーザの画像を取得できるように、装置の表側に配置される。いくつかの実施形態では、光学センサ164の位置は、映像会議用並びに静止画像及び/又は映像取得用のタッチスクリーンディスプレイと共に単独の光学センサ164を使用することができるように、(例えば、装置筐体内のレンズ及びセンサを回転させることを用いて)ユーザが変更することができる。
装置100は、1つ以上の接触強度センサ165を任意選択的に更に含む。図1Aは、I/Oサブシステム106の強度センサコントローラ159に接続される接触強度センサを示す。接触強度センサ165は、1つ以上のピエゾ抵抗ひずみゲージ、容量性力センサ、電気力センサ、圧電力センサ、光力センサ、容量性タッチ感知面又はその他の強度センサ(例えば、タッチ感知面上への接触の力(又は圧力)を測定するために使用されるセンサ)を任意選択的に含む。接触強度センサ165は、環境から接触強度情報(例えば、圧力情報又は圧力情報の代理)を受信する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサが、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイシステム112)に連結される、又は近接する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサが、装置100の表側に配置されるタッチスクリーンディスプレイ112の反対側で、装置100の裏側に配置される。
装置100は、1つ以上の近接センサ166を更に含んでもよい。図1Aは、周辺機器インターフェース118に接続される近接センサ166を示す。あるいは、近接センサ166は、I/Oサブシステム106の入力コントローラ160に接続させてもよい。近接センサ166は、米国特許出願第11/241,839号の「Proximity Detector In Handheld Device」、同第11/240,788号、「Proximity Detector In Handheld Device」;同第11/620,702号の「Using Ambient Light Sensor To Augment Proximity Sensor Output」;同第11/586,862号の「Automated Response Of User Activity In Portable Devices」、及び同第11/638,251号の「Methods And Systems For Automatic Configuration Of Peripherals」に記載されるように実行することができ、これらの出願は全体が本願に援用される。いくつかの実施形態では、多機能装置がユーザの耳の近傍に位置するとき(例えば、ユーザが電話をしているとき)、近接センサはタッチスクリーン112をオフにして使用不能にする。
装置100は、1つ以上の触知出力生成器167を任意選択的に更に含む。図1Aは、I/Oサブシステム106の触覚フィードバックコントローラ161に接続される触知出力生成器を示す。触知出力生成器167は、エネルギーを直線状の運動に変換する1つ以上の電気音響装置等のスピーカ又はオーディオコンポーネント及び/又は電気機械装置、例えば、モータ、ソレノイド、電気的活性ポリマー、圧電アクチュエータ、静電アクチュエータ又は構成要素を生成するその他の触知出力(例えば、電気信号を装置上の触知出力に変換する構成要素)を任意選択的に含む。接触強度センサ165は、触覚フィードバックモジュール133から触覚的フィードバック生成命令を受信し、装置100のユーザによって検出可能な装置100上の触知出力を生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器はタッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイシステム112)と連結され、又は近接し、タッチ感知面を垂直に(例えば、装置100の表面を出入りして)又は水平に(例えば、装置100の表面と同じ面で前後に)移動させることによって触知出力を任意選択的に生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成センサが、装置100の表側に配置されるタッチスクリーンディスプレイ112の反対側で、装置100の裏側に配置される。
装置100は、1つ以上の加速度計168を更に含んでいてもよい。図1Aは、周辺機器インターフェース118に接続される加速度計168を示す。あるいは、加速度計168は、I/Oサブシステム106の入力コントローラ160に接続させてもよい。加速度計168は、米国特許出願公開第20050190059号の「Acceleration−based Theft Detection System for Portable Electronic Devices」及び米国特許出願公開第20060017692号の「Methods And Apparatuses For Operating A Portable Device Based On An Accelerometer」に記載されるように実行することができ、両出願とも全体が本願に援用される。いくつかの実施形態では、情報は、1つ以上の加速度計から受信したデータの解析に基づき、人物ビュー又は風景ビューでタッチスクリーンディスプレイ上に表示される。装置100は、装置100の場所及び向きに関する情報(例えば、人物又は風景を取得するため、加速度計168に加えて、磁気計(図示せず)及びGPS(又はGLONASS又はその他のグローバルナビゲーションシステム)受信機(図示せず)を任意選択的に含む。
いくつかの実施形態では、メモリ102に記憶されるソフトウェア構成要素は、オペレーティングシステム126、通信モジュール(又は命令セット)128、接触/動きモジュール(又は命令セット)130、グラフィックモジュール(又は命令セット)132、テキスト入力モジュール(又は命令セット)134、全地球測位システム(GPS)モジュール(又は命令セット)135及びアプリケーション(又は命令のセット)136を含む。更に、いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、図1A及び3に示すように装置/グローバル内部状態157を記憶する。装置/グローバル内部状態157は、どのアプリケーションがもしあれば現在アクティブであるかを示すアクティブアプリケーション状態と、どのアプリケーション、ビュー又はその他の情報がタッチスクリーンディスプレイ112の各種領域を占めるかを示すディスプレイ状態と、装置の各種センサ及び入力制御装置116から取得される情報を示すセンサ状態と、装置の場所及び/又は姿勢に関する場所情報と、のうちの1つ以上を含む。
オペレーティングシステム126(例えば、Darwin、RTXC、LINUX、UniX、OS X、iOS、Windows又はVxWorks等の埋込みオペレーティングシステム)は、一般的システムタスク(例えば、メモリ管理、記憶装置制御、電力管理等)を制御及び管理する各種ソフトウェア構成要素及び/又はドライバを含み、各種ハードウェアとソフトウェア構成要素間の通信を簡易化する。
通信モジュール128は、1つ以上の外部ポート124を介した他の装置との通信を簡易化し、RF回路108及び/又は外部ポート124によって受信されるデータを扱う各種ソフトウェア構成要素を更に含む。外部ポート124(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)、FIREWIRE等)は、他の装置との直接接続又はネットワーク(例えば、インターネット、無線LAN等)を介した間接的接続に適応させる。いくつかの実施形態では、外部ポートは、iPod(登録商標)(Apple Inc.の商標)装置で使用される30ピンコネクタと同一である又は類似する及び/又は互換性を有するマルチピン(例えば、30ピン)コネクタである。
接触/動きモジュール130は、タッチスクリーン112(ディスプレイコントローラ156と連携して)及び他のタッチ感知式装置(例えば、タッチパッド又は物理的クリックホイール)との接触を任意選択的に検出する。接触/動きモジュール130は、接触の検出に関連する様々な動作、例えば、接触が発生したか否かの判定(例えば、指ダウンイベントの検出)、接触強度(例えば、接触の力又は圧力若しくは接触の力又は圧力の代替)の判定、接触の移動に関する判定及びタッチ感知面上の移動の追跡(例えば、1つ以上の指ドラッグイベントの検出)及び接触が中止されたか否かの判定(例えば、指アップイベント又は接触の中断の検出)を実行する各種ソフトウェア構成要素を含む。接触/動きモジュール130は、タッチ感知面から接触データを受信する。一連の接触データによって表される接触点の移動の判定は、接触点の速度(大きさ)、速度(大きさ及び方向)及び/又は加速度(大きさ及び/又は方向の変更)の判定を任意選択的に含む。これらの動作は、単独の接触(例えば、1回の指接触)又は複数の同時接触(例えば、「マルチタッチ」/複数の指接触)に任意選択的に適用される。いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130及びディスプレイコントローラ156はタッチパッドの接触を検出する。
いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130は、1つ以上の強度閾値のセットを使用して、動作がユーザによって実行されたか否かを判定する(例えば、ユーザがアイコンを「クリックした」か否かを判定する)。いくつかの実施形態では、少なくとも強度閾値のサブセットがソフトウェアパラメータに応じて判定される(例えば、強度閾値は特定の物理的アクチュエータのアクティブ化閾値によって判定されず、装置100の物理的ハードウェアを変更せずに調節することができる)。例えば、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイのマウス「クリック」閾値は、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイハードウェアを変更せずに、広い範囲の規定閾値内のいずれかの値に設定することができる。また、いくつかの実施例では、装置のユーザには、(例えば、個々の強度閾値を調整する、及び/又はシステム−レベルクリック「強度」パラメータで一度に複数の強度閾値を調整することを用いて)強度閾値セットのうちの1つ以上を調整するソフトウェア設定が提供される。
接触/動きモジュール130は、ユーザによって入力されるジェスチャを任意選択的に検出する。タッチ感知面上のジェスチャが異なれば、接触パターンが異なる(例えば、動作、タイミング及び/又は検出される接触強度が異なる)。よって、ジェスチャは、特定の接触パターンを検出することによって任意選択的に検出される。例えば、指タップジェスチャの検出は、指ダウンイベント(例えば、アイコンの位置)と同じ位置(又は略同じ位置)で指アップ(上昇)イベントを検出することを含む。他の例として、タッチ感知面上の指スワイプジェスチャの検出は、指ダウンイベントの検出と、その後の1つ以上の指ドラッグイベントの検出及びその後の指アップ(リフトオフ)イベントの検出を含む。
グラフィックモジュール132は、表示される画像の視覚的影響(例えば、輝度、透明度、彩度、コントラスト又は他の視覚的特性)を変更する構成要素を含め、タッチスクリーン112又はその他のディスプレイ上に画像をレンダリング及び表示する様々な既知のソフトウェア構成要素を含む。本文書で使用される場合、「画像」という文言は、文字、ウェブページ、アイコン(例えば、ソフトキーを含むユーザインターフェースオブジェクト)、デジタル画像、映像、アニメーション等を制限なく含め、ユーザに表示することのできるオブジェクトを含む。
いくつかの実施形態では、グラフィックモジュール132は使用される画像を表すデータを記憶する。各画像には、対応するコードが任意選択的に指定される。グラフィックモジュール132は、必要に応じて座標データ及びその他の画像特性データと共に表示される画像を明示する1つ以上のコードをアプリケーション等から受信した後、スクリーン画像データを生成して、ディスプレイコントローラ156に出力する。
触覚フィードバックモジュール133は、装置100とのユーザ対話に応答して、装置100の1つ以上の場所で触知出力を生成する触知出力生成器167によって使用されて、命令を生成する各種ソフトウェア構成要素を含む。
テキスト入力モジュール134は、グラフィックモジュール132の構成要素であってもよく、各種アプリケーション(例えば、連絡先137、eメール140、IM141、ブラウザ147及び文字入力を必要とする任意の他のアプリケーション)に文字を入力するソフトキーボードを提供する。
GPSモジュール135は、装置の場所を判定し、各種アプリケーションで使用されるようにこの情報を(例えば、場所ベースのダイアル呼出しで使用される電話138に、写真/映像メタデータとしてカメラ143に、及び天候ウィジェット、ローカルイエローページウィジェット及び地図/ナビゲーションウィジェット等の場所ベースのサービスを提供するアプリケーションに)提供する。
アプリケーション136は、以下のモジュール(又は命令セット)、あるいはそのサブセット又はスーパーセットを含んでいてもよい。
●連絡先モジュール137(アドレス帳又は連絡先リストと呼ばれることもある)
●電気通信モジュール138
●テレビ会議モジュール139
●電子メールクライアントモジュール140
●インスタントメッセージング(IM)モジュール141
●トレーニングサポートモジュール142
●静止画像及び/又は動画用のカメラモジュール143
●画像管理モジュール144
●映像再生装置モジュール
●音楽プレーヤモジュール
●ブラウザモジュール147
●カレンダモジュール148
●天候ウィジェット149−1、株式ウィジェット149−2、計算機ウィジェット149−3、アラームクロックウィジェット149−4、辞書ウィジェット149−5及びユーザによって取得される他のウィジェット、並びにユーザ作成ウィジェット149−6、のうちの1つ以上を含むことができるウィジェットモジュール149
●ユーザ作成ウィジェット149−6を作成するウィジェットクリエータモジュール150
●検索モジュール151
●映像再生装置モジュールと音楽プレーヤモジュールとを融合する映像及び音楽プレーヤモジュール152
●メモモジュール153
●地図モジュール154、及び/又は
●オンラインビデオモジュール155
メモリ102に記憶することのできる他のアプリケーション136は例えば、他のワードプロセッシングアプリケーション、他の画像編集アプリケーション、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、JAVA対応アプリケーション、暗号化、デジタル著作権管理、音声認識及び音声再現である。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132及びテキスト入力モジュール134と連携して、連絡先モジュール137を使用して、(例えば、メモリ102又はメモリ370内の連絡先モジュール137のアプリケーション内部状態192に記憶される)アドレス帳又は連絡先リストを管理することができ、例えば、アドレス帳に名前を追加する、アドレス帳から名前を削除する、電話番号、eメールアドレス、物理的アドレス又はその他の情報と名前とを関連付ける、画像と名前とを関連付ける、名前を分類及びソートする、電話138、テレビ会議モジュール139、eメール140又はIM141等による通信を開始及び/又は簡易化するように電話番号又はeメールアドレスを提供することができる。
RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132及びテキスト入力モジュール134と連携して、電気通信モジュール138を使用して、電話番号に対応する一続きの文字を入力し、連絡先モジュール137内の1つ以上の電話番号にアクセスし、入力した電話番号を修正し、対応する電話番号にダイアルし、会話を実行し、会話が終了したときは電話を中断又は切断することができる。上述したように、無線通信は複数の通信規格、プロトコル及び技術のうちのいずれを用いてもよい。
RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光学センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、連絡先モジュール137及び電気通信モジュール138と連携して、テレビ会議モジュール139は、ユーザ命令に応じて、ユーザと1人以上の他の参加者との間のテレビ会議を開始、実行及び終了する実行可能命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132及びテキスト入力モジュール134と連携して、電子メールクライアントモジュール140は、ユーザ命令に応答して、eメールを作成、受信及び管理する実行可能命令を含む。画像管理モジュール144と連携して、電子メールクライアントモジュール140は、カメラモジュール143によって撮影された静止画像又は動画を伴うeメールの作成及び送信を簡易化する。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132及びテキスト入力モジュール134と連携して、インスタントメッセージングモジュール141は、インスタントメッセージに対応する一続きの入力文字列を修正し、(例えば、電話ベースのインスタントメッセージ用のショートメッセージサービス(SMS)又はマルチメディアメッセージサービス(MMS)プロトコルあるいはインターネットベースのインスタントメッセージ用のXMPP、SIMPLE、又はIMPSを用いて)対応するインスタントメッセージを送信し、インスタントメッセージを受信し、受信したインスタントメッセージを見る実行可能命令を含む。いくつかの実施形態では、送信及び/又は受信されるインスタントメッセージは、MMS及び/又は拡張メッセージングサービス(EMS)でサポートされる画像、写真、オーディオファイル、映像ファイル及び/又はその他の添付ファイルを含むことができる。本文書で使用される場合、「インスタントメッセージング」は、電話ベースのメッセージ(例えば、SMS又はMMSを用いて送信されるメッセージ)とインターネットベースのメッセージ(例えば、XMPP、SIMPLE又はIMPSを用いて送信されるメッセージ)の両方を指す。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、地図モジュール154及び音楽プレーヤモジュールと連携して、トレーニングサポートモジュール142は、(例えば、時間、距離及び/又はカロリー燃焼目標を有する)運動トレーニングを作成し、運動トレーニングセンサ(スポーツ装置)と通信し、運動トレーニングセンサデータを受信し、運動トレーニングの監視に使用されるセンサを較正し、運動トレーニング用の音楽を選択及び再生し、運動トレーニングデータを表示、記憶及び送信する実行可能命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光学センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132及び画像管理モジュール144と連携して、カメラモジュール143は、静止画像又は映像(映像スト肢体部を含む)を捕捉し、それらをメモリ102に記憶し、静止画像又は映像の特性を修正する、又はメモリ102から静止画像又は映像を消去する実行可能命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134及びカメラモジュール143と連携して、画像管理モジュール144は、静止画像及び/又は映像をアレンジし、修正し(例えば、編集し)、それ以外の方法で操作し、ラベリングし、削除し、(例えば、デジタルスライドショー又はアルバムで)提示し、記憶する実行可能命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132及びテキスト入力モジュール134と連携して、ブラウザモジュール147は、ウェブページ又はその一部、並びにウェブページにリンクされる添付ファイル及びその他のファイルの検索、リンク、受信及び表示を含むユーザ命令に応じて、インターネットをブラウズする実行可能命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140及びブラウザモジュール147と連携して、カレンダモジュール148は、ユーザ命令に応じて、カレンダ及びカレンダに関連付けられたデータ(例えば、カレンダ入力、仕事リスト等)を作成、表示、修正及び記憶する実行可能命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134及びブラウザモジュール147と連携して、ウィジェットモジュール149は、ユーザによってダウンロード及び使用することのできるミニアプリケーション(例えば、天候ウィジェット149−1、株式ウィジェット149−2、計算機ウィジェット149−3、アラームクロックウィジェット149−4及び辞書ウィジェット149−5)又はユーザによって作成することのできるミニアプリケーション(例えば、ユーザ作成ウィジェット149−6)である。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)ファイル、CSS(カスケーディングスタイルシート)ファイル及びジャバスクリプトファイルを含む。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、XML(拡張可能マークアップ言語)ファイル及びジャバスクリプトファイル(例えば、Yahoo!ウィジェット)を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134及びブラウザモジュール147と連携して、ウィジェットクリエータモジュール150を使用して、ユーザはウィジェットを作成することができる(例えば、ウェブページのユーザ指定部分をウィジェットに変える)。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132及びテキスト入力モジュール134と連携して、検索モジュール151は、ユーザ命令に応じて、1つ以上の検索基準(例えば、1つ以上のユーザ特定検索用語)に一致するメモリ102内の文字、音楽、サウンド、画像、映像及び/又はその他のファイルを検索する実行可能命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108及びブラウザモジュール147と連携して、映像及び音楽プレーヤモジュール152は、MP3又はAACファイル等の1つ以上のファイルフォーマットに記憶される録音された音楽及びその他のサウンドファイルをユーザにダウンロード及び再生させる実行可能命令、並びに映像を(例えば、タッチスクリーン112又は外部ポート124を介して外部接続されたディスプレイ上に)表示、提示又はその他の方法で再生させる実行可能命令を含む。いくつかの実施形態では、装置100は、iPod(Apple Inc.の商標)等のMP3プレーヤの機能を任意選択的に含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132及びテキスト入力モジュール134と連携して、メモモジュール153は、ユーザ命令に応じてメモ、仕事リスト等を作成及び管理する実行可能命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135及びブラウザモジュール147と連携して、地図モジュール154を使用して、ユーザ命令に応じて、マップ及びマップと関連付けられたデータ(例えば、排出方向、特定の場所又はその近傍の店舗及び該当箇所に関するデータ、並びに他の場所ベースのデータ)を受信、表示、修正及び記憶することができる。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140及びブラウザモジュール147と連携して、オンラインビデオモジュール155は、アクセス、ブラウズ、(例えば、ストリーミング(する)及び/又はダウンロードによる)受信、(例えば、タッチスクリーン又は外部ポート124を介した外部接続ディスプレイ上の)送信、特定のオンライン映像へのリンク付きeメールの送信並びにそれ以外の方法でのH.264等の1つ以上のファイルフォーマットでのオンライン映像の管理をユーザに実行させる命令を含む。いくつかの実施形態では、電子メールクライアントモジュール140ではなく、インスタントメッセージングモジュール141が使用されて、特定のオンライン映像にリンクを送信する。オンライン映像アプリケーションについては、2007年6月20日に提出された米国特許仮出願第60/936,562号の「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」及び2007年12月31日に提出された米国特許出願第11/968,067号の「Portable Multifunction Device,Method,Graphical User Interface for Playing Online Videos」で更に説明されており、これらの出願の内容は全体が本願に援用される。
上記モジュール及びアプリケーションはそれぞれ、1つ以上の上述の機能及び本願に記載の方法(例えば、コンピュータにより実行される方法及び本願に記載されるその他の情報処理方法)を実行する実行可能命令のセットに対応する。これらのモジュール(例えば、命令セット)は個別のソフトウェアプログラム、手順又はモジュールとして実装される必要はなく、これらのモジュールの各種サブセットは各種実施形態において組み合わせる、又はその他の形で再構成することができる。例えば、映像再生装置モジュールと音楽プレーヤモジュールとを、単独のモジュール(例えば、映像及び音楽プレーヤモジュール152、図1A)に組み合わせることができる。いくつかの実施形態では、メモリ102は、上述されるモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶することができる。更に、メモリ102は、上述されない追加のモジュール及びデータ構造を記憶することもできる。
いくつかの実施形態では、装置100は、装置上の所定の機能セットの動作がタッチスクリーン及び/又はタッチパッドを介して排他的に実行される装置である。タッチスクリーン及び/又はタッチパッドを装置100の動作のための主な入力制御装置として使用することにより、装置100上の物理的な入力制御装置(プッシュボタン、ダイアル、その他等)の数を減らすことができる。
タッチスクリーン及び/又はタッチパッドを介して排他的に実施される所定の機能セットは、ユーザインターフェース間のナビゲーションを任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、ユーザがタッチパッドに触れると、タッチパッドが、装置100上に表示されている任意のユーザインターフェースからメイン、ホーム、ルートメニューへ装置100をナビゲートする。このような実施形態では、「メニューボタン」はタッチパッドを使用して実現される。その他のいくつかの実施形態では、メニューボタンはタッチパッドではなく、物理的なプッシュボタン又はその他の物理的な入力制御装置である。
図1Bは、いくつかの実施形態による例示的なイベント処理のためのコンポーネントを示すブロック図である。いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、イベントソータ170(例えば、オペレーティングシステム126内)及びそれぞれのアプリケーション136−1(例えば、前述のアプリケーション137−151、155、380−390)のいずれかを含む。
イベントソータ170は、イベント情報を受信し、イベント情報の配信先であるアプリケーション136−1とアプリケーション136−1のアプリケーションビュー191とを判定する。イベントソータ170は、イベントモニタ171及びイベントディスパッチャモジュール174を含んでいる。いくつかの実施形態では、アプリケーション136−1は、アプリケーションがアクティブ又は実行中である時にタッチ感知ディスプレイ112上に表示されている現在のアプリケーションビューを示したアプリケーション内部状態192を含む。いくつかの実施形態では、イベントソータ170が装置/グローバル内部状態157を使用して、どのアプリケーションが現在アクティブであるかを判定し、イベントソータ170がアプリケーション内部状態192を使用して、イベント情報の配信先であるアプリケーションビュー191を判定する。
いくつかの実施形態では、アプリケーション内部状態192は、以下のアプリケーション情報、すなわち、アプリケーション136−1が実行を再開する時に使用される再開情報、アプリケーション136−1によって表示されている又は表示される準備ができた情報を示すユーザインターフェース状態情報、ユーザがアプリケーション136−1の以前の状態又はビューへ戻れるようにするための状態キュー、ユーザが実行した前の動作のやり直し/アンドゥキュー、のうちの1つ以上を含む。
イベントモニタ171は周辺機器インターフェース118からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント(例えば、マルチタッチジェスチャの一部としてのタッチ感知ディスプレイ112上のユーザのタッチ)に関する情報を含む。周辺機器インターフェース118は、I/Oサブシステム106、又は近接センサ166等のセンサ、加速度計168、及び/又はマイクロフォン113(オーディオ回路110経由)から受信する情報を送信する。周辺機器インターフェース118がI/Oサブシステム106から受信する情報には、タッチ感知ディスプレイ112又はタッチ感知面からの情報が含まれる。
いくつかの実施形態では、イベントモニタ171が要求を周辺機器インターフェース118へ所定の間隔で送信する。これに応答して、周辺機器インターフェース118がイベント情報を送信する。他の実施形態では、周辺機器インターフェース118は、顕著なイベント(例えば、所定のノイズ閾値を超える入力を、及び/又は、所定の期間を超えて受信している)がある場合にのみイベント情報を送信する。
いくつかの実施形態では、イベントソータ170はヒットビュー判定モジュール172及び/又はアクティブイベント認識部判定モジュール173を更に含む。
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチ感知ディスプレイ112が2つ以上のビューを表示する時に、1つ以上のビュー内のどこでサブイベントが発生したかを判定するためのソフトウェア手順を提供する。ビューは、制御と、ユーザがディスプレイ上で見ることができるその他の要素とで構成されている。
アプリケーションに関連したユーザインターフェースの他の態様は、情報が表示されてタッチベースのジェスチャが生じるビューセットであり、本明細書中でこれは時にアプリケーションビュー又はユーザインターフェースウィンドウと呼ばれている。タッチが検出された(それぞれのアプリケーションの)アプリケーションビューは、アプリケーションのプログラム階層又はビュー階層内のプログラムレベルに対応してよい。例えば、タッチが検出された最下レベルのビューは任意選択的に「ヒットビュー」と呼ばれることがあり、適切な入力として認識されたイベントセットは、タッチベースのジェスチャを開始させる最初のタッチのヒットビューに少なくとも基づいて判定されてよい。
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチベースジェスチャのサブイベントに関する情報を受信する。アプリケーションが階層状に組織された複数のビューを有する場合には、ヒットビュー判定モジュール172があるヒットビューを、そのサブイベントを処理すべき階層内最下位ビューであると識別する。ほとんどの状況において、ヒットビューは、開始サブイベント(例えば、イベント又は潜在的イベントを形成する一連のサブイベント内での第1サブイベント)が発生する最下位ビューである。典型的に、ヒットビューは、ヒットビュー判定モジュール172によって一旦識別されると、ヒットビューとして識別される原因となったものと同じタッチ又は入力ソースに関連する全てのサブイベントを受信するようになる。
アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ビュー階層内のどのビューが特定のサブイベントシーケンスを受信すべきかを判定する。いくつかの実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ヒットビューのみが特定のサブイベントシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、サブイベントの物理的な場所を含む全てのビューは能動的に関与したビューであり、全ての能動的に関与したビューが特定のサブイベントシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、タッチサブイベントが1つの特定のビューに関連したエリアに完全に限定されたとしても、階層内でこれよりも高位のビューは能動的に関与したビューとして残る。
イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をイベント認識部(例えば、イベント認識部180)にディスパッチする。アクティブイベント認識部判定モジュール173を含む実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174がこのイベント情報を、アクティブイベント認識部判定モジュール173によって判定されたイベント認識部へ配信する。いくつかの実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174がそれぞれのイベント受信部182によって取得されたイベント情報をイベントキューに記憶する。
いくつかの実施形態では、オペレーティングシステム126はイベントソータ170を含む。あるいは、アプリケーション136−1はイベントソータ170を含む。更に他の実施形態では、イベントソータ170はスタンドアロンモジュール、又は、例えば接触/動きモジュール130等の別のメモリ102に記憶されたモジュールである。
いくつかの実施形態では、アプリケーション136−1は複数のイベントハンドラ190及び1つ以上のアプリケーションビュー191を含んでおり、これらの各々はアプリケーションのユーザインターフェースのそれぞれのビュー内で発生したタッチイベントを処理するための命令を含む。アプリケーション136−1の各アプリケーションビュー191は1つ以上のイベント認識部180を含んでいる。典型的には、それぞれのアプリケーションビュー191は複数のイベント認識部180を含む。他の実施形態では、1つ以上のイベント認識部180は、インターフェースキット(図示せず)や、アプリケーション136−1が方法やその他の性質を継承しているより高レベルオブジェクトの一部等の、別々のモジュールの一部である。いくつかの実施形態では、それぞれのイベントハンドラ190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、GUI更新部178、及び/又は、イベントソータ170から受信したイベントデータ179のうちの1つ以上を含む。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176、オブジェクト更新部177、GUI更新部178を任意選択的に利用する又は呼び出すことができる。あるいは、1つ以上のアプリケーションビュー191は、1つ以上のそれぞれのイベントハンドラ190を含む。更に、いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、GUI更新部178のうちの1つ以上が、それぞれのアプリケーションビュー191内に含まれている。
それぞれのイベント認識部180は、イベントソータ170からイベント情報(例えば、イベントデータ179)を受信し、このイベント情報からイベントを識別する。イベント認識部180はイベント受信部182とイベント比較部184を含む。いくつかの実施形態では、イベント認識部180は、更に、メタデータ183とイベント伝送命令188(サブイベント伝送命令を任意選択的に含む)とのサブセットを少なくとも1つ含んでいる。
イベント受信部182はイベントソータ170からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント(例えば、タッチ又はタッチの移動)についての情報を含む。イベント情報は、このサブイベントに応じて、サブイベントの場所等の追加情報を更に含む。サブイベントがタッチの動きに関するものである場合には、イベント情報はサブイベントの速度及び方向を更に含んでもよい。いくつかの実施形態では、イベントは装置の1つの向きから別の向きへの回転(例えば、縦向きから横向き、又はこの逆)を含み、イベント情報はこれに対応した装置の現在の向き(装置姿勢とも呼ばれる)についての情報を含む。
イベント比較部184は、イベント情報を所定のイベント又はサブイベント定義と比較し、この比較に基づいて、イベント又はサブイベントを判定するか、イベント又はサブイベントの状態を更新する。いくつかの実施形態では、イベント比較部184はイベント定義186を含む。イベント定義186はイベントの定義(例えば、所定のサブイベントシーケンス)、例えばイベント1(187−1)、イベント2(187−2)、及びその他を保持している。いくつかの実施形態では、イベント(187)内のサブイベントは、例えばタッチ開始、タッチ終了、タッチ移動、タッチキャンセル、及び複数のタッチを含む。1つの実施例では、イベント1(187−1)の定義は表示されたオブジェクト上でのダブルタップである。ダブルタップは、例えば、所定の位相についての表示されたオブジェクト上での第1タッチ(タッチ開始)、所定の位相についての第1リフトオフ(タッチ終了)、所定の位相についての表示されたオブジェクト上での第2タッチ(タッチ開始)、所定の位相についての第2リフトオフ(タッチ終了)を備える。他の実施例では、イベント2(187−2)の定義は表示オブジェクト上でのドラッグである。ドラッグは、例えば、所定の位相についての表示されたオブジェクト上でのタッチ(又は接触)、タッチ感知ディスプレイ112にかけてのタッチの移動、タッチのリフトオフ(タッチ終了)を備える。いくつかの実施形態では、イベントは、1つ以上の関連付けられたイベントハンドラ190の情報も含んでいる。
いくつかの実施形態では、イベント定義187は、それぞれのユーザインターフェースオブジェクトについてのイベントの定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、どのユーザインターフェースオブジェクトがサブイベントに関連付けられているかを判定するためにヒットテストを実施する。例えば、タッチ感知ディスプレイ112上に3つのユーザインターフェースオブジェクトが表示されたアプリケーションビューでは、タッチ感知ディスプレイ112上でタッチが検出されると、イベント比較部184がヒットテストを実施して、3つのユーザインターフェースオブジェクトのどれがこのタッチ(サブイベント)に関連付けられているかを判定する。各表示オブジェクトが対応するイベントハンドラ190に関連付けられている場合には、イベント比較部はヒットテストの結果を用いてどのイベントハンドラ190を起動すべきかを判定する。例えば、イベント比較部184は、サブイベントと、ヒットテストを誘発するオブジェクトとに関連付けられたイベントハンドラを選択する。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント(187)の定義には、サブイベントシーケンスがイベント認識部のイベントタイプに対応するものであるか否かが判定するまでイベント情報の伝送を遅延させる遅延アクションが含まれている。
それぞれのイベント認識部180は、一連のサブイベントがイベント定義186内のどのイベントとも一致しないと判定した場合に、イベント不能、イベント失敗、イベント終了状態を入力し、その後、それ以降のタッチベースジェスチャのサブイベントを無視する。この状況では、ヒットビューについてアクティブ状態のままのイベント認識部が他にあれば、そのイベント認識部が継続中のタッチベースのジェスチャのサブイベントの追跡及び処理を続ける。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、構成変更可能な性質を持つメタデータ183、フラグ、及び/又は、イベント伝送システムが能動的に関与するイベント認識部へのサブイベント伝送をどのように実施すべきかを示すリストを含んでいる。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、構成変更可能な性質、フラグ、及び/又は、イベント認識部同士がどのように対話できるか、又は対話可能になるかを示すリストを含んでいる。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、構成変更可能な性質、フラグ、及び/又は、ビュー又はプログラム階層中の色々なレベルにサブイベントが伝送されたかどうかを示すリストを含んでいる。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、1つ以上のイベントの特定のサブイベントが認識されると、イベントに関連付けられたイベントハンドラ190を起動させる。いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベントに関連付けられたイベント情報をイベントハンドラ190に伝送する。イベントハンドラ190を起動することは、サブイベントをそれぞれのヒットビューへ送信すること(及び遅延送信すること)とは異なる。いくつかの実施形態では、イベント認識部180が認識済みのイベントに関連付けられているフラグを投げ、このフラグに関連付けられたイベントハンドラ190がこのフラグをキャッチして、所定の処理を実行する。
いくつかの実施形態では、イベント伝送命令188は、イベントハンドラを起動せずにサブイベントについてのイベント情報を伝送するサブイベント伝送命令を含む。むしろ、サブイベント伝送命令は、イベント情報を一連のサブイベント又は能動的に関与したビューに関連付けられたイベントハンドラに伝送する。一連のサブイベントに、又は能動的に関与したビューに関連付けられたイベントハンドラは、イベント情報を受信し、所定の処理を実施する。
いくつかの実施形態では、データ更新部176がアプリケーション136−1で使用されるデータを作成及び更新する。例えば、データ更新部176は連絡先モジュール137にて使用されている電話番号を更新するか、又は、ビデオプレーヤモジュールで使用されているビデオファイルを記憶する。いくつかの実施形態では、オブジェクト更新部177がアプリケーション136−1で使用されるオブジェクトを作成及び更新する。例えば、オブジェクト更新部177は新規のユーザインターフェースオブジェクトを作成するか、ユーザインターフェースオブジェクトの位置を更新する。GUI更新部178はGUIを更新する。例えば、GUI更新部178はディスプレイ情報を準備し、これをタッチ感知ディスプレイ上に表示するべくグラフィックモジュール132へ送信する。
いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、GUI更新部178を含む、又はこれらにアクセスできる。いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、GUI更新部178は、アプリケーション136−1又はアプリケーションビュー191のそれぞれの単一モジュール内に含まれている。他の実施形態では、これらは2つ以上のソフトウェアモジュール内に含まれている。
先に述べたタッチ感知ディスプレイ上でのユーザタッチのイベント処理に関する説明は、入力装置を実装した多機能装置100を操作する他のユーザ入力形式(全てがタッチスクリーン上で開始されるものではない)にも適用されることが理解されるべきである。例えば、マウスの動作及びマウスボタンの押下は、1回又は複数回のキーボード押下又は把持、タッチパッド上でのタップ、ドラッグ、スクロール等の接触動作、スタイラスペンでの入力、装置の動き、口述命令、検出された目の動き、生体入力、及び/又はこれらのあらゆる組み合わせと任意選択的に連携して、認識対象のイベントを定義するサブイベントに対応した入力として任意選択的に利用される。
図2は、いくつかの実施形態によるタッチスクリーン112を実装したポータブル多機能装置100を示す。タッチスクリーンは、ユーザインターフェース(UI)200内の1つ以上のグラフィックを任意選択的に表示する。この実施形態では、以降で説明する他の実施形態と同様、ユーザは、例えば1本以上の指202(図では正確な縮尺率で示されていない)又は1本以上のスタイラス203(図では正確な縮尺率で示されていない)によってグラフィック上でジェスチャを行うことにより、1つ以上のグラフィックを選択できるようになる。いくつかの実施形態では、1つ以上のグラフィックの選択は、ユーザが1つ以上のグラフィックとの接触を断つ時に生じる。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、1つ上のタップ、1つ以上のスワイプ(左から右、右から左、上向き及び/又は下向き)、及び/又は、装置100と接触した指の回転(右から左、左から右、上向き及び/又は下向き)を任意選択的に含む。いくつかの実施形態又は状況では、グラフィックとの意図しない接触でグラフィックが選択されることはない。例えば、任意選択的に、選択に対応したジェスチャがタップである場合には、アプリケーションアイコン上を掃うスワイプジェスチャによって対応するアプリケーションが選択されることはない。
装置100は、更に、「ホーム」又はメニューボタン204等の1つ以上の物理的なボタンを含んでよい。先述したように、メニューボタン204は、装置100上で実行できる1組のアプリケーションのうちの任意のアプリケーション136をナビゲートするために使用できる。あるいは、いくつかの実施形態では、メニューボタンはタッチスクリーン112に表示されたGUI内のソフトキーとして実現されている。
一実施形態では、装置100はタッチスクリーン112、メニューボタン204、装置の電源をオン/オフし、また装置をロックするためのプッシュボタン206、音量調整ボタン208、加入者識別モジュール(SIM)カードスロット210、ヘッドセットジャック212、ドッキング/充電用外部ポート124を含む。プッシュボタン206は、ボタンを押下し所定の時間間隔だけ押下状態に維持することで装置の電源をオン/オフするため、ボタンを押下し所定の時間間隔が経過する前に解放することで装置をロックするため、及び/又は、装置をロック解除するあるいはロック解除処理を開始するために、任意選択的に使用される。代替実施形態では、装置100は、更に、いくつかの機能を起動又は停止させる口頭入力をマイクロフォン113を介して受け入れる。装置100は、タッチスクリーン112上の接触の強度を検出するための1つ以上の接触強度センサ165、及び/又は、装置100のユーザに対する触知出力を生成するための1つ以上の触知出力生成器167を任意選択的に更に含む。
図3は、いくつかの実施形態によるディスプレイ及びタッチ感知面を実装した例示的な多機能装置のブロック図である。装置300はポータブル型でなくてもよい。いくつかの実施形態では、装置300はラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、マルチメディアプレーヤ装置、ナビゲーション装置、教育装置(子供用学習玩具等)、ゲームシステム、コントロール装置(例えば、家庭用又は産業用コントローラ)である。典型的に、装置300は、1つ以上の処理ユニット(CPU)310、1つ以上のネットワークあるいは通信インターフェース360、メモリ370、そして、これらのコンポーネントを相互接続するための1つ以上の通信バス320を含む。通信バス320は、システムコンポーネント間を相互接続し、システムコンポーネント間の通信を制御する回路(時にチップセットと呼ばれる)を任意選択的に含む。装置300は、ディスプレイ340を実装した入出力(I/O)インターフェース330、典型的にはタッチスクリーンディスプレイを含む。I/Oインターフェース330は、更に、キーボード及び/又はマウス(又はその他のポインティング装置)350及びタッチパッド355、装置300上に触知出力を生成する触知出力生成器357(例えば、図1Aを参照して上で説明した触知出力生成器167と類似)、センサ359(例えば、光学、加速度、近接、タッチ感知式センサ、及び/又は、図1Aを参照して上で説明した接触強度センサ165と類似する接触強度センサ)を任意選択的に含む。メモリ370は、DRAM、SRAM、DDR RAM、又はその他のランダムアクセスソリッドステートメモリ装置、等の高速ランダムアクセスメモリを含み、又は1つ以上の磁気ディスク記憶装置、光学ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置、又はその他の不揮発性固体記憶装置、等の不揮発性メモリを任意選択的に含む。メモリ370は、CPU310から離れて位置した1つ以上の記憶装置を任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、メモリ370は、ポータブル多機能装置100(図1A)のメモリ102に記憶されたプログラム、モジュール、データ構造と類似するプログラム、モジュール、データ構造、又はそのサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、ポータブル多機能装置100のメモリ102内にはない追加のプログラム、モジュール、データ構造を任意選択的に記憶する。例えば、装置300のメモリ370は、描画モジュール380、プレゼンテーションモジュール382、ワードプロセッシングモジュール384、ウェブサイト作成モジュール386、ディスクオーサリングモジュール388、及び/又はスプレッドシートモジュール390を任意選択的に記憶するが、ポータブル多機能装置100(図1A)のメモリ102はこれらのモジュールの任意の記憶を行わない。
上記の図3中の要素の各々は、前述したメモリ装置のうちの1つ以上に記憶することができる。上記のモジュールの各々は、上述した機能を実施するための1つの命令セットに対応している。これらのモジュール(例えば、命令セット)は、個別のソフトウェアプログラム、手順、モジュールとして実施する必要がないので、様々な実施形態においてこれらモジュールの様々なサブセットを任意選択的に組み合わせたり、あるいは再編成したりすることが可能である。いくつかの実施形態では、メモリ370は、上記のモジュールのサブセット及びデータ構造を任意選択的に記憶する。更に、メモリ370は、上で述べていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶できる。
ここでは、例えばポータブル多機能装置100上で任意選択的に実現できるユーザインターフェースの実施形態に注目する。
図4Aは、いくつかの実施形態によるポータブル多機能装置100上のアプリケーションメニューの例示的なユーザインターフェースを示す。これと類似したユーザインターフェースを装置300上で実現することができる。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース400は以下の要素、あるいはそのサブセット又はスーパーセットを含む。
●セルラ及びWiFi信号等の無線通信用の信号強度インジケータ402、
●時間404、
●Bluetoothインジケータ405、
●バッテリ状態インジケータ406、
●以下のような頻繁に使用するアイコンが入ったトレイ408、
○電話モジュール138用のアイコン416。ラベル表示「電話」。不在着信又は留守番電話メッセージの数を示すインジケータ414を任意選択的に含む。
○電子メールクライアントモジュール140用のアイコン418。ラベル表示「メール」。未読電子メールの数を示すインジケータ410を任意選択的に含む。
○ブラウザモジュール147用のアイコン420。ラベル表示「ブラウザ」。
○ビデオ及び音楽プレーヤモジュール152用のアイコン422。iPod(Apple Inc.の商標)モジュール152とも呼ばれる。ラベル表示「iPod」。
●その他のアプリケーション用のアイコン、
○IMモジュール141用のアイコン424。ラベル表示「メッセージ」。
○カレンダモジュール148用のアイコン426。ラベル表示「カレンダ」。
○画像管理モジュール144用のアイコン428。ラベル表示「写真」。
○カメラモジュール143用のアイコン430。ラベル表示「カメラ」。
○オンラインビデオモジュール155用のアイコン432。ラベル表示「オンラインビデオ」。
○株式ウィジェット149−2用のアイコン434。ラベル表示「株式」。
○地図モジュール154用のアイコン436。ラベル表示「地図」。
○天候ウィジェット149−1用のアイコン438。ラベル表示「天候」。
○アラームクロックウィジェット149−4用のアイコン440。ラベル表示「時計」。
○トレーニングサポートモジュール142用のアイコン442。ラベル表示「トレーニングサポート」。
○メモモジュール153用のアイコン444。ラベル表示「メモ」。
○設定アプリケーション又はモジュール用のアイコン446。ラベル表示「設定」。装置100及び様々なアプリケーション136の設定へのアクセスを提供する。
図4Aに示すアイコンラベルは単なる例示である点に留意すべきである。例えば、ビデオ及び音楽プレーヤモジュール152用のアイコン422は、任意選択的に「音楽」又は「音楽プレーヤ」とラベル表示できる。その他のラベルが様々なアプリケーションアイコンに任意選択的に使用される。いくつかの実施形態では、それぞれのアプリケーションアイコン用ラベルは、それぞれのアプリケーションアイコンに対応したアプリケーションの名称を含む。いくつかの実施形態では、特定のアプリケーションアイコン用ラベルは、特定のアプリケーションアイコンに対応したアプリケーションの名称とは異なる。
図4Bは、ディスプレイ450(例えば、タッチスクリーンディスプレイ112)から離されたタッチ感知面451(例えば、図3のタブレット又はタッチパッド355)を実装した装置(例えば、図3の装置300)上の例示的なユーザインターフェースを示す。装置300は、タッチ感知面451上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ(例えば、1つ以上のセンサ357)、及び/又は、装置300のユーザに触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器359を任意選択的に含む。
以下に示すいくつかの実施例はタッチスクリーンディスプレイ112(タッチ感知面及びディスプレイの組み合わせ)上での入力を参照して提供されるが、いくつかの実施形態では、図4Bに示すように、装置はディスプレイから離されたタッチ感知面上での入力を検出する。いくつかの実施形態では、タッチ感知面(例えば、4Bの451)は、ディスプレイ(例えば、450)上の主軸(例えば、図4Bの453)に対応した主軸(例えば、図4Bの452)を有する。これらの実施形態によれば、装置はタッチ感知面451との接触(例えば、図4Bの460、462)をディスプレイ上のそれぞれの場所に対応した場所にて検出する(例えば、図4B中の460は468に対応し、462は470に対応する)。こうすることで、タッチ感知面がディスプレイから離れている場合、装置は、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)上で検出したユーザ入力(例えば、接触460、462、及びその動き)を用いて、多機能装置のディスプレイ(例えば、図4Bの450)上でユーザインターフェースを操作する。本明細書中で述べているその他のユーザインターフェースには類似の方法が任意選択的に使用されることが理解されるべきである。
これに加え、以下の実施例は主に指での入力(例えば、指接触、フィンガータップジェスチャ、フィンガースワイプジェスチャ)を参照して提供されているが、いくつかの実施形態ではこれらの代わりに1つ以上の別の入力装置からの入力(例えば、マウスベースの入力又はスタイラス入力)を用いていることが理解されるべきである。例えば、スワイプジェスチャを任意選択的にマウスクリックに置き換え(例えば、接触の代替)、その後、カーソルをスワイプの経路に沿って動かす(例えば、接触の動きの代替)。他の実施例としては、カーソルをタップジェスチャの場所の上に配置しながら、タップジェスチャを任意選択的にマウスクリックすることに置き換えている(例えば、接触を検出した後に、接触の検出を停止することの代替)。同様に、複数のユーザ入力が同時に検出された場合には、任意選択的に複数のコンピュータマウスを同時に使用している、又は、任意選択的にマウスと指接触を同時に使用していることが理解されるべきである。
図5Aは例示的なパーソナル電子装置500を示す。装置500は本体502を含む。いくつかの実施形態では、装置500は、装置100及び300(例えば、図1A〜図4B)に関連して説明した特性のいくつか又は全てを含むことができる。いくつかの実施形態では、装置500はタッチ感知ディスプレイスクリーン504(これ以降、タッチスクリーン504と呼ぶ)を設けている。あるいは、又はタッチスクリーン504に加えて、装置500はディスプレイとタッチ感知面を設けている。装置100、300と同様、いくつかの実施形態では、タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)は、為されている接触の強度(例えば、タッチ)を検出するための1つ以上の強度センサを任意選択的に含んでよい。タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)の1つ以上の強度センサは、タッチの強度を表す出力データを提供できる。装置500のユーザインターフェースはタッチの強度に基づいてタッチに応答することができ、つまり、強度の異なるタッチによって装置500上で種々のユーザインターフェース動作が呼び出される。
タッチ強度を検出及び処理する技術は、例えば以下の関連出願に見ることができる。2013年5月8日出願、国際公開第WO/2013/169849号として公開された国際特許出願第PCT/US2013/040061号「Device,Method,and Graphical User Interface for Displaying User Interface Objects Corresponding to an Application」、国際公開第WO/2014/105276号として公開された2013年11月11日出願の国際特許出願第PCT/US2013/069483号「Device,Method,and Graphical User Interface for Transitioning Between Touch Input to Display Output Relationships」。これらの出願の各々は参照によってその全体が本明細書に援用される。
いくつかの実施形態では、装置500は1つ以上の入力機構506、508を設けている。入力機構506、508は(含まれている場合)物理的であってよい。物理的な入力機構の例にはプッシュボタンと回転可能な機構が含まれる。いくつかの実施形態では、装置500は1つ以上のアタッチメント機構を設けている。このようなアタッチメント機構は(含まれている場合)、例えば、帽子、アイウェア、イヤリング、ネックレス、シャツ、ジャケット、ブレスレット、時計バンド、チェーン、ズボン、ベルト、靴、バッグ、バックパック、その他への装置500の取り付けを可能にすることができる。これらのアタッチメント機構により、ユーザは装置500を装着することができる。
図5Bは、例示的なパーソナル電子装置500を示す。いくつかの実施形態では、装置500は、図1A、図1B、図3に関連して説明したコンポーネントのいくつか又は全てを含むことができる。装置500は、I/Oセクション514を1つ以上のコンピュータプロセッサ516及びメモリ518と動作可能に結合するバス512を有する。I/Oセクション514は、タッチ感知コンポーネント522と、任意選択的に強度センサ524とを有することが可能なディスプレイ504に接続できる。これに加えて、I/Oセクション514は、Wi−Fi、Bluetooth、近距離通信(NFC)、セルラ、及び/又はその他の無線通信技術を使用して、アプリケーション及びオペレーティングシステムデータを受信するための通信ユニット530に接続できる。装置500は入力機構506及び/又は508を含むことができる。入力機構506は、回転可能な入力装置、又は押下可能かつ回転可能な入力装置であってよい。いくつかの実施例において、入力機構508はボタンであってよい。
いくつかの実施例において、入力機構508はマイクロフォンであってよい。パーソナル電子装置500は、GPSセンサ532、加速度計534、方向センサ540(例えば、コンパス)、ジャイロスコープ536、動きセンサ538、及び/又はこれらの組み合わせ等の様々なセンサを任意選択的に含むことができ、これらのセンサは全てI/Oセクション514に動作可能に接続することができる。
パーソナル電子装置500のメモリ518は、例えば1つ以上のコンピュータプロセッサ516によって実行されると、このコンピュータプロセッサに、処理2000〜3300(図20〜図33)を含む上で述べた技術を実施させることができるコンピュータ実行可能な命令を記憶する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であってよい。コンピュータ実行可能な命令は、コンピュータベースのシステム、プロセッサ内臓システム、又は、その他の、命令実行システム、装置、装置から命令をフェッチして実行することができるシステム等の、命令実行システム、装置、装置によって、又はこれらに関連して使用するために、あらゆる非一時的コンピュータ可読記憶媒体に更に記憶及び/又は移送されることが可能である。本文書の目的のために、「非一時的コンピュータ可読記憶媒体」とは、コンピュータ実行可能な命令を、命令実行システム、装置、装置によって、又はこれらに関連して使用するために、有形的に保持又は記憶できるあらゆる媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、磁気、光学、及び/又は半導体記憶装置を非限定的に含むことができる。このような記憶装置の例には、磁気ディスク、CD、DVD、又はブルーレイ技術に基づく光学ディスク、並びに、持続性固体メモリ(フラッシュ、固体ドライブ等)等が含まれる。パーソナル電子装置500は図5Bのコンポーネント及び構成に限定されず、複数の構成を持つその他又は追加のコンポーネントを含むことができる。
本明細書中で用いている用語「アフォーダンス」とは、装置100、300、及び/又は500(図1、図3、図5)のディスプレイスクリーン上に表示できるユーザ対話式グラフィカルユーザインターフェースオフジェクトを意味する。例えば、画像(例えば、アイコン)、ボタン、テキスト(例えば、ハイパーリンク)の各々がアフォーダンスを構成してよい。
本明細書中で用いている用語「フォーカスセレクタ」とは、ユーザインターフェースの、ユーザと対話中である現行部分を示す入力要素を意味する。カーソル又はその他の位置マーカを含むいくつかの実施例では、カーソルが「フォーカスセレクタ」として機能するので、カーソルが特定のユーザインターフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又はその他のユーザインターフェース要素)の上にある間にタッチ感知面(例えば、図3のタッチパッド355、又は、図4Bのタッチ感知面451)上で入力が検出されると、この検出された入力に従って特定のユーザインターフェース要素が調整される。タッチスクリーンディスプレイ上のユーザインターフェース要素と直接対話できるタッチスクリーンディスプレイ(例えば、図1Aのタッチ感知ディスプレイシステム112、又は、図4Aのタッチスクリーン112)を含むいくつかの実施例では、検出された接触が「フォーカスセレクタ」として機能するため、タッチスクリーンディスプレイの特定のユーザインターフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又はその他のユーザインターフェース要素)の位置で入力(例えば、接触による押圧入力)が検出されると、この検出された入力に従って特定のユーザインターフェースが調整される。いくつかの実施では、フォーカスは、タッチスクリーンディスプレイ上で対応するカーソルの動き又は接触の動きなく(例えば、タブキー又は矢印キーを使用してフォーカスを1つのボタンから別のボタンへ動かすことで)ユーザインターフェースの1つの領域からユーザインターフェースの別の領域へ移動し、これらの実施において、フォーカスセレクタはユーザインターフェースの異なる領域間でフォーカスの動きに従って動く。フォーカスセレクタは、概して、その具体的な形式に関係なく、ユーザが意図する対話をユーザインターフェースで通信するようにユーザによって制御される(例えば、ユーザが対話しようとしているユーザインターフェースの要素を装置に対して示すことによる)ユーザインターフェース要素(又はタッチスクリーンディスプレイ上の接触)である。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチパッド又はタッチスクリーン)上で押圧入力が検出されている間におけるそれぞれのボタン上でのフォーカスセレクタ(例えば、カーソル、接触、又は選択ボックス)の位置は、ユーザがそれぞれのボタンを起動させたい旨を示す(装置のディスプレイ上に示される別のユーザインターフェース要素とは対照的である)。
本明細書及び請求項で用いられている用語、接触の「特性強度」とは、接触の1つ以上の強度に基づく接触の特徴を意味する。いくつかの実施形態では、特性強度は複数の強度サンプルに基づく。特性強度は、所定の強度サンプル数、又は、所定の期間(例えば、0.05、0.1、0.2、0.5、1、2、5、10秒間)中に所定のイベント(例えば、接触の検出後、接触のリフトオフの検出前、接触の動きの開始を検出する前又は後、接触の終了の検出前、接触の強度の上昇を検出する前又は後、及び/又は、接触の強度の低下を検出する前又は後)に関連して収集された強度サンプルのセットに任意選択的に基づく。接触の特性強度は次のうちの1つ以上に任意選択的に基づく:接触の強度の最大値、接触の強度の平均値(mean value)、接触の強度の平均値(average value)、接触の強度の上位10パーセンタイル値、接触の強度の最大半減値、接触の強度の最大値の90%の値、その他。いくつかの実施形態では、接触の期間は特性強度を判定する際に使用される(例えば、特性強度が接触の強度の経時的平均値である場合)。いくつかの実施形態では、ユーザが動作を実施したかどうかを判定するために、特性強度が1以上の強度閾値で成るセットと比較される。例えば、1つ以上の強度閾値で成るセットは第1強度閾値と第2強度閾値を含んでよい。この実施例では、第1閾値を超えない特性強度での接触の結果として第1の動作が得られ、第1強度閾値を超え、第2強度閾値を超えない特性強度での接触の結果として第2の動作が得られ、第2閾値を超える特性強度での接触の結果として第3動作が得られる。いくつかの実施形態では、特性強度と1つ以上の閾値との比較は、第1の動作又は第2の動作を実施するかどうかを判定するために用いられるのではなく、むしろ、1つ以上の動作を実施するかどうかを(例えば、それぞれの動作を実施するか、又は、それぞれの動作の実施を控えるかを)判定するために用いられる。
いくつかの実施形態では、特性強度を判定する目的でジェスチャの一部が識別される。例えば、タッチ感知面は、開始場所から移行する連続スワイプ接触を受信し、接触強度が増加する終了場所を読み取ることができる。この実施例では、終了場所での接触の特性強度は、スワイプ接触全体ではなく、連続するスワイプ接触の一部のみ(例えば、スワイプ接触の終了場所における部分のみ)に基づいてよい。いくつかの実施形態では、接触の特性強度を判定する前に、スワイプ接触の強度にスムージングアルゴリズムを適用できる。例えば、スムージングアルゴリズムは次のうちの1つ以上を任意選択的に含む:重み付けのないスライディング平均スムージングアルゴリズム、三角スムージングアルゴリズム、メディアンフィルタスムージングアルゴリズム、及び/又は、指数スムージングアルゴリズム。いくつかの状況では、これらのスムージングアルゴリズムは、これらのスムージングアルゴリズムは、特性強度を判定するために、スワイプ接触の強度のきつい急増や落ち込みを除去する。
タッチ感知面上での接触の強度は、1つ以上の強度閾値、例えば接触検出強度閾値、弱押圧強度閾値、強押圧強度閾値、及び/又は、1つ以上のその他の強度閾値に関連して特性付けられてよい。いくつかの実施形態では、弱押圧強度閾値は、装置が物理的なマウス又はトラックパッドのボタンをクリックすることに典型的に関連した操作を行う強度に対応する。いくつかの実施形態では、強押圧強度閾値は、装置が物理的なマウス又はトラックパッドのボタンをクリックすることに典型的に関連する動作を行う操作に対応する。いくつかの実施形態では、弱押圧強度閾値を下回る(例えば、更に、それを下回ると接触が検出されなくなる名目上の接触検出強度閾値よりも上の)特性的強度を持った接触が検出されると、装置は、弱押圧強度閾値又は強押圧強度閾値に関連する操作を行うことなく、タッチ感知面上で接触の動きに従ってフォーカスセレクタを動かすであろう。一般に、他に記述されない限り、これらの強度閾値は、様々なユーザインターフェース図の間で一貫している。
弱押圧強度閾値を下回る強度から、弱押圧強度閾値と強押圧強度閾値との間の強度への、接触の特性強度の増加は、時に「弱押圧」入力と呼ばれる。強押圧強度閾値を下回る強度から、強押圧強度閾値を上回る強度への接触の特性強度の増加は、時に「強押圧」入力と呼ばれる。接触検出強度閾値を下回る強度から、接触検出強度閾値と弱押圧強度閾値との間の強度への接触の特性強度の増加は、時にタッチ面上での接触の検出と呼ばれる。接触検出強度閾値を上回る強度から、接触検出強度閾値を下回る強度への接触の特性強度の減少は、時にタッチ面からの接触のリフトオフの検出と呼ばれる。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロである。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロより大きい。
本明細書中で述べているいくつかの実施形態では、それぞれの押圧入力を含むジェスチャの検出に応答して、又は、それぞれの接触(あるいは複数の接触)と共に行われるそれぞれの押圧入力の検出に応答して、1つ以上の操作が行われ、この場合、それぞれの押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回る接触(あるいは複数の接触)の強度の増加を検出することに少なくとも部分的に基づいて検出される。いくつかの実施形態では、それぞれの操作は、(例えば、それぞれの押圧入力の「ダウンストローク」のような)押圧入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増加の検出に応答して行われる。いくつかの実施形態では、押圧入力には、押圧入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増加と、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度のその後の減少とが含まれ、それぞれの操作は、(例えば、それぞれの押圧入力の「アップストローク」のような)押圧入力閾値を下回るそれぞれの接触の強度のその後の減少の検出に応答して行われる。
いくつかの実施形態では、時に「ジッタ」と呼ばれる偶発的な入力を避けるために装置は強度ヒステリシスを採用し、この場合、装置は、押圧入力強度閾値に対する定義済みの関係を使ってヒステリシス強度閾値を定義するか又は選択する(例えば、ヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値をX単位下回る、あるいは、ヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値の75%、90%、又は何らかの合理的な割合である)。従って、いくつかの実施形態では、押圧入力には、押圧入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増加と、押圧入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度のその後の減少とが含まれ、それぞれの操作は、(例えば、それぞれの押圧入力の「アップストローク」のような)ヒステリシス強度閾値を下回るそれぞれの接触の強度のその後の減少の検出に応答して行われる。同様に、いくつかの実施形態では、押圧入力は、装置が、ヒステリシス強度閾値よりも低い強度から押圧入力強度閾値よりも高い強度への接触の強度の増加と、任意選択的に、ヒステリシス強度以下の強度への接触の強度のその後の減少とを検出する場合に限って検出され、そして、それぞれの操作が、(例えば、状況によって、接触の強度の増加、又は接触の強度の減少のような)押圧入力の検出に応答して行われる。
説明を簡単にするために、押圧入力に関連する押圧入力に応答して又は押圧入力を含むジェスチャに応答して行われる動作についての記述は、任意選択的に、押圧入力強度閾値を上回る接触の強度の増加と、ヒステリシス強度閾値を下回る強度から押圧入力強度閾値を上回る強度への接触の強度の増加と、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少と、及び/又は、押圧入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少とのうちのいずれかの検出に応答して誘発されている。加えて、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出することに応じて操作が行われると説明された実施例において、操作は、任意選択的に、押圧入力強度閾値に対応し、かつそれを下回るヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少の検出に応答して行われる。
ここで用いている用語「インストールされたアプリケーション」とは、電子装置(例えば、装置100、300、及び/又は500)にダウンロードされ、ローンチされる(例えば、開かれる)準備ができたソフトウェアアプリケーションを意味する。いくつかの実施形態では、ダウンロードされたアプリケーションは、ダウンロードされたパッケージからプログラム部分を抽出し、この抽出部分をコンピュータシステムのオペレーティングシステムと統合するインストールプログラムの方法により、インストールされたアプリケーションとなる。
ここで用いている用語「オープンアプリケーション」又は「実行中のアプリケーション」とは、保持状態の情報を持った(例えば、装置/グローバル内部状態157及び/又はアプリケーション内部状態192の一部として)ソフトウェアアプリケーションを意味する。オープン又は実行中のアプリケーションは、次のタイプのアプリケーションのいずれかであってもよい。
●アプリケーションを使用している装置のディスプレイスクリーンに現在表示されているアクティブアプリケーション、
●現在表示されていないが、1つ以上の処理が1つ以上のプロセッサによって処理中のバックグラウンドアプリケーション(又はバックグラウンド処理)、
●実行されてはいないが、メモリ(揮発性及び不揮発性のぞれぞれ)に記憶され、アプリケーションの実行の再開に使用できる状態情報を有する、中断又は休止中のアプリケーション。
ここで用いている用語「閉じられたアプリケーション」とは、保持状態情報を持っていない(例えば、装置のメモリに記憶されていない閉じられたアプリケーションのための状態情報がメモリに記憶されていない)ソフトウェアアプリケーションを意味する。したがって、アプリケーションを閉じることは、そのアプリケーションのアプリケーション処理を停止及び/又は除去すること、装置のメモリからアプリケーションの状態情報を除去することを含む。一般に、第1アプリケーションが閉じられていない状態で第2アプリケーションを開いても、第1アプリケーションはと閉じられない。第2アプリケーションが表示され、第1アプリケーションの表示が中止されると、第1アプリケーションはバックグラウンドアプリケーションとなる。
1.コンテキスト特化ユーザインターフェース
次に、ディスプレイ及びタッチ感知面を実装した多機能装置、例えば装置100、300、及び/又は500(図1A、図3A、及び/又は図5A)上で実施できるコンテキスト特化ユーザインターフェース(「UI」)及び関連する処理の実施形態に注目する。
以下の実施例は、コンテキスト特化ユーザインターフェースの例示的な実施形態を示す。ここでは、カスタマイズされたコンテキスト特化ユーザインターフェースに関連した全体的な概念について述べる。ここで述べているコンテキスト特化ユーザインターフェースは多数の方法で編集できることに留意されたい。ユーザインターフェースは、時間に関する様々なタイプの情報を表示あるいは示すことができ、ユーザが情報のタイプはユーザによってカスタマイズ可能である。ユーザインターフェースは、色、表示密度、複雑性(又は複雑性のなさ)等の態様を含んでおり、これらもカスタマイズ可能である。技術上受け入れられている意味と矛盾することなくここで用いているように、「複雑性」とは、時間と分を示すために使用されるもの(例えば、時計の針、又は時間/分の表示)以外のあらゆる時計文字盤特徴を意味する。複雑性は、アプリケーションから入手したデータ等の異なるタイプの情報をユーザに提供することができ、また、複雑性によりユーザに伝達された情報も同様にカスタマイズ可能である。
これらの特徴の組み合わせにより、少なくとも何千もの利用可能なコンテキスト特化ユーザインターフェースが生み出される。これらの順列の各々について述べることは現実的でないため、特定のコンテキスト特化ユーザインターフェースを持つ態様について強調するが、具体的な態様は他のコンテキスト特化ユーザインターフェースにも使用でき、また、具体的なコンテキスト特化ユーザインターフェースは他の態様を有することができるので、上記のような例示的記述はこのような態様を上述のコンテキスト特化ユーザインターフェースに限定することを一切意図していない。これらの実施形態は、提示された全体的な概念を例証することを意味するが、当業者は、ここで述べている技術の範囲内で多数のその他の実施形態が可能であることを認識するだろう。
図6Aは、装置600上で動作できる例示的なコンテキスト特化ユーザインターフェースを示す。いくつかの実施形態では、装置600は装置100、300、又は500であってよい。電子装置はディスプレイ(例えば、504)を有する。
時間を追跡しているユーザは、特定のイベントからどのくらいの時間が経過したかについての何らかの感覚を得たいかもしれない。例えば、ユーザは、最後に時間を見てからどのくらいの時間が経過したか、あるいは、特定の時間帯(例えば、朝)からどのくらいの時間が経過したかを知りたいかもしれない。時計文字盤を見ることに加えて、ユーザは、経過した時間の知覚を補強するための追加の視覚的合図を受信したいかもしれない。
図6Aに示すように、装置はユーザ入力602を表すデータを受信する。このデータの受信に応答して、装置はユーザインターフェーススクリーン604をディスプレイに表示する。スクリーン604は時計文字盤606を含んでいる。図6Aに示す実施例にて、現在時刻は7:00である。時計文字盤606は、現在時刻を示す前は第1時刻(図6Aに示すように10:05)を示している。装置600は、時計文字版をアニメーション化してスクリーン604を更新することにより、第1時刻の表示から現在時刻の表示への移行を行う。更新されたスクリーン604は、時計文字盤612を表示したスクリーン610のように示される。これで、時計文字盤612が更新され現在時刻を示す。スクリーン604〜610のアニメーションは、第1時刻から現在時刻までの時間の経過を表す。いくつかの実施形態では、スクリーン604及び/又は610は日付表示を更に含んでもよい。
上述したように、図6Aで例示したコンテキスト特化ユーザインターフェースは、第1時刻を示した時計文字盤を最初に表示する。第1時刻は異なる基準に基づいて決定することができる。いくつかの実施形態では、装置は、ユーザが前回電子装置を移動させた時刻(例えば、装置が着用可能である場合にはユーザによる手首の下げ、又は、ユーザがもうディスプレイを能動的に見ていないことを表すその他の移動のような、装置移動の時刻)を表す第2データを受信する。ユーザが前回電子装置を移動させた時刻は、ユーザ入力602を表すデータを受信する前に、ユーザが装置を最後に見た時刻、又は、装置のディスプレイが最後にオフにされた時刻であってよい。次に、ユーザが前回電子装置を移動させた時刻が、第1時刻として時計文字盤によって示される。例えば、図6Aでは、時計文字盤606が示す10:05は、ユーザが前回装置を移動させた時刻(即ち、前回のユーザ対話の時刻を示す)であってよい。これらの実施例では、ユーザインターフェーススクリーンが更新されると、前回のユーザ対話(例えば、ユーザが最後に装置600を見た時刻)からどのくらいの時間が経過したかを示す表示がユーザに提供される。
その他の実施形態では、第1時刻は所定の時間間隔に基づくことができる。例えば、第1時刻は現在時刻よりも第1持続時間だけ先行してよく、また、第1持続時間は現在時刻以前の所定の持続時間であってよい。即ち、時計文字盤が示す第1時刻は、ユーザ対話に基づくよりも、むしろ現在時刻以前の所定の又は固定の持続時間に基づいてよい。
いくつかの実施形態では、所定の持続時間は5時間である。ユーザ入力に応答して、時計文字盤が現在時刻よりも5時間前の時刻を表示し、次に、時計文字盤をアニメーション化して、第1時刻の表示から現在時刻の表示へ移行することができる。例えば、現在時刻が6:00であれば、装置は、1:00から6:00への移行を行うために、ユーザ入力に応答して、1:00を示すアニメーション化された時計文字盤を表示することができる。
その他の実施形態では、第1時刻は所定の時間に基づいてよい。この場合、装置は、現在時刻に関係なく同一の時間帯(つまり第1時刻)を示すことでアニメーションを開始し、次に、現在時刻に到達するまで時計文字盤のアニメーション化を継続することができる。例えば、第1時刻は朝(例えば、午前8:00)であってよい。この実施例では、現在時刻が6:00であれば、装置が、8:00から6:00への移行を行うために、ユーザ入力に応答して、8:00を示すアニメーション化された時計文字盤を表示することができる。
いくつかの実施形態では、第1時刻がどのように決定されたかに関係なく、第1時刻と現在時刻の間の持続時間を示す暫くの間、時計文字盤をアニメーション化することができる。即ち、アニメーション化の長さはこの持続時間の長さとほぼ比例すると言える。アニメーション化の長さは第1持続時間と正確に比例しなくてもよいが、時間のおおよその長さをユーザに概括的に伝えるものであってよい。上述の実施例を用いて例証するために、時計文字盤は、3:00から6:00へ移行する場合よりも8:00から6:00へ移行する場合に、より長い期間に亘ってアニメーション化することができる。これは、持続時間がユーザ対話間の時間に基づく場合のように、持続時間が可変である場合に特には有用である。この場合、ユーザは、時計文字盤のアニメーション化が長ければ対話間の経過時間がより長く、時計文字盤のアニメーション化が短ければ対話間の時間が短いと即座に理解することができるだろう。
その他の実施形態では、時計文字盤が、第1期間に関係なく、ある期間アニメーション化される。即ち、アニメーション化の長さは、第1時刻と現在時刻の間の持続時間と比例するものではない。いくつかの実施形態では、アニメーション化の長さはアニメーションについて同じであってもよい。上述の実施例を用いて例証するために、時計文字盤は、3:00から6:00へ移行するか8:00から6:00へ移行するかに関係なく、同一期間だけアニメーション化することができる。これは、ユーザがその移行を閲覧する時間の削減に役立つ。あるいは、8:00から6:00へ移行する場合は3:00から6:00へ移行する場合とは異なる期間だけ時計文字盤をアニメーション化できるが、これらの期間は第1期間に関連していなくてよい。
図6Bは、このコンテキスト特化ユーザインターフェースの任意選択的な特徴を示す。ユーザ入力620を表すデータに応答し、装置600が、時計文字盤624を含んだユーザインターフェーススクリーン622を表示する。この実施例において、現在時刻は10:25である。時計文字盤624は第1時刻(この実施例では10:05)を示している。時計文字盤624は、第1時刻を表す山のシーンの画像を背景として更に表示している。例えば、図6Bに示すように、時計文字盤624は朝の山のシーンの眺望を示している(例えば、空における太陽626の位置を参照されたい)。そのため、時計文字盤624を見ているユーザは、時計文字盤自体と、やはり時計文字盤が示す時刻を表す背景とに基づいて時刻を理解する。これにより、ユーザは、表示された時刻が午後10:05ではなく午前10:05であることをシーンの表示によって理解するので、ユーザに追加情報が提供される点に留意されたい。
いくつかの実施形態では、装置は、時計文字盤が示している時刻を表すシーンの画像にアクセスする。時刻を表すシーンの画像は、時計文字盤が示す時刻と併せて、類似の時間帯もユーザに対して暗示することができる。シーンの画像は時計文字盤が示すまさにその時刻を暗示する必要も、そのシーンにおける場所の時間帯に厳密に関連している必要もない(これについては以降でより詳細に述べる)。いくつかの実施形態では、シーンの画像は現在時刻と実質的に同じ時間帯(つまり、そのシーンの現場で画像を撮影した時間帯)にキャプチャされた画像である。その他の実施形態では、シーンの画像は、現在時刻と異なる時間帯にキャプチャされた画像である。
いくつかの実施形態では、シーンの画像は、例えば、街、ビーチ、砂漠、公園、湖、山、又は渓谷を描写していてよい。いくつかの実施形態では、シーンはヨセミテ渓谷やビッグベン等の、ユーザにとって認識可能な場所であってよい。
次に、装置600はスクリーン630、640を表示する。スクリーン630は以下で述べるように任意選択であり、第1時刻と現在時刻の間の時間を示している時計文字盤632を含む。この中間時間は、背景(例えば、沈む夕日634を参照)によって時計文字盤632上に更に表される。スクリーン640は、現在時刻を示す時計文字盤642を含む。時計文字盤642は、現在時刻を表す背景を更に表示する(例えば、月644を参照)。
そのため、いくつかの実施形態では、またユーザ入力620を表すデータの受信に応答して、装置は、第1時刻を表す第1シーン画像(例えば、時計文字盤624の背景)にアクセスし、現在時刻を表す第2シーン画像(例えば、時計文字盤642の背景)にアクセスし、更に、ユーザ入力を表すデータの受信に応答して、第1シーン画像と第2シーン画像を連続的に表示する。
連続的な表示は、第1時刻から現在時刻までの時間の経過を示す。装置は、各々が異なる時間帯を示す特定シーンの一連の画像(例えば、時間経過画像)を含んでよいため、時計文字盤が示すどの第1時刻又は現在時刻も、表示された時刻を表すシーン画像を有する。いくつかの実施形態では、第1シーン画像と第2シーン画像が背景としてユーザインターフェーススクリーン上に表示される。
いくつかの実施形態では、装置は、第1時刻を表す第1シーン画像(例えば、時計文字盤の背景624)、第1時刻と現在時刻の間の1つ以上の時間を表す1つ以上の第2シーン画像(例えば、時計文字盤の背景632)、現在時刻を表す第3シーン画像(例えば、時計文字盤の背景642)を含んだ一連のシーン画像にアクセスする。ユーザ入力620を表すデータの受信に応答して、装置が、第1時刻から現在時刻までの時間の経過を示す一連のシーン画像をアニメーション化することで、この一連のシーン画像を(例えば、フリップブック(パラパラ漫画)のように)表示する。いくつかの実施形態では、シーンはユーザによって指定される(例えば、装置は異なるシーンについて1組の時間経過画像を記憶し、表示するシーンをユーザが選択することができる)。
図6Bに示すように、装置600は、表示されたそれぞれの背景をアニメーション化するために、スクリーン622、630、640を連続的に表示し、これにより、シーン画像を時間経過を示すフリップブックのようにアニメーション化する。いくつかの実施形態では、スクリーン620から630、更に640への移行も、時計文字盤の針を右回りに回転するようにアニメーション化する、及び/又は、シーン画像の表示をフリップブックのようにアニメーション化することによってアニメーション化することができる。時計文字盤がデジタル時計の表現を代替的又は追加的に示す場合には、時間と分の数字表示を何らかの方法にてアニメーション化して経過時間を示すことができる。アニメーション化された時計文字盤とアニメーション化されたシーン画像を表示することにより、装置は、明瞭で、第1時刻と現在時刻を容易に区別できる表示をユーザに提供する。
いくつかの実施形態では、装置600は、位置センサ(例えば、GPSセンサ532及び/又はGPSモジュール135)を有し、装置は位置センサから現在位置を入手する。第1シーン画像は現在位置での第1時刻を表し、第2又は第3シーン画像(例えば、現在時刻を表すいずれか)は現在位置での現在時刻を表す。即ち、示された時間経過は、現在位置での日中/夜間の時間を反映している。例えば、ユーザが北極線付近のある場所にいる場合には、1日が24時間に近い日中時間を有することができる。この実施例では、第1時刻と現在時刻が長時間離れていても、第1時刻と現在時刻を示す画像を全て日中のシーン画像(例えば、ヨセミテ渓谷)にすることができる。したがって、シーン画像は現在位置にて示された時間を表すことはできるが、シーンの場所にて示された時間を表すことはできない。アニメーションが現在位置でのユーザの経験(例えば、時間の知覚)に基づいているため、この概念により、装置が現在位置での時間経過を示すコンテキスト特化ユーザインターフェースを表示できるようになり、ユーザと装置の対話が拡張される。
いくつかの実施形態では、装置は、ユーザインターフェースオブジェクトをユーザインターフェーススクリーン上の、第1時刻に基づく第1位置に表示する。いくつかの実施形態では、この位置は、「時」表示(例えば、ディスプレイの下中央における6時の位置)のように、時計文字盤に沿った位置に基づいてよい。いくつかの実施形態では、この位置は、太陽又は月の位置のように、水平線と交差する位置に基づくことができる。例えば、図6Bでは、太陽626の位置は、シーン中の東の、正午までもう少しの位置にある太陽626を表すので、第1時刻を示している。
いくつかの実施形態では、装置は、ユーザインターフェースオブジェクトを、ユーザインターフェーススクリーン上の第1位置から、現在時刻に基づく第2位置へ移動させることによってアニメーション化する。ユーザインターフェースオブジェクトを第1位置から第2位置へ移動させることにより、第1時刻から現在時刻への時間経過を示している。図6Bに示すように、太陽626は一連のシーン画像にて空を横切って移動する(太陽626と太陽634を参照)。次に、ユーザインターフェースオブジェクトは夜空の現在時刻を表す位置にある月644を示す。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクトは太陽の図形表象である(例えば、626、634)。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクトは月の図形表象である(例えば、644)。
上述した実施形態のいずれにおいても、ユーザ入力は装置の移動を含んでよい。例えば、装置の移動は、手首の上げ(装置が着用可能な場合)、又は、ユーザが装置を見るために装置を上昇させたことを示すその他の移動であってよい。これらの移動は、例えば、加速度計(例えば、534)、ジャイロスコープ(例えば、536)、動きセンサ(例えば、538)、及び/又はこれらの組み合わせを使用して検出できる。ここで述べているいずれのコンテキスト依存面においても、装置の移動は、ディスプレイを起動させるためのユーザ入力となり得る。
更に、ここで述べたいずれのコンテキスト依存面においても、ユーザの手首の下げや(装置が着用可能である場合)、ユーザがもう積極的に装置を見ていないことを示すその他の移動といった装置の移動、又は、ユーザの手首の上げや(装置が着用可能である場合)、ユーザがディスプレイを見るために装置を上昇させたことを示すその他の移動といった装置の移動の欠如は、装置にディスプレイをオフにするためのユーザ入力となり得る。
他の実施形態では、装置はタッチ感知ディスプレイ又はタッチ感知面(例えば、図3のタッチパッド355、図4Bのタッチ感知面451、及び/又は、タッチスクリーン504)を有することができる。
次に、図7Aに示すコンテキスト特化ユーザインターフェースに注目する。図7Aは、装置700上で動作できる例示的なコンテキスト特化ユーザインターフェースを示す。装置700は、いくつかの実施形態における装置100、300、又は500であってよい。電子装置はタッチ感知ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
ユーザは、時間を追いながら、更にストップウォッチ機能にアクセスしたいかもしれない。例えば、「実行中」又は「循環中」等のコンテキストにおいて、ユーザは、時間を追いつつ、ストップウォッチの操作やラップの記録を行いたいかもしれない。
図7Aに示すように、装置700は、ユーザインターフェーススクリーン702に示す通、現在時刻を示す時計文字盤をタッチ感知ディスプレイ上に表示する。時計文字盤は時針と分針704を含む。時計文字盤は、12時インジケータ706等の「時」単位のタイムスケールの1つ以上の表示(例えば、数字12、1、2、3、及び又は、時計文字盤上の対応する位置に表示された目盛マークやその他の視覚的インジケータ)を更に示す。時計文字盤は、ストップウォッチ針708を更に含む(以下に述べるいくつかの実施形態では、これは秒針としても機能する。ここで用いている用語「秒針」とは、時計文字盤上の2本の針の「中古」という意味ではなく、時計文字盤上の秒を示す針を意味する)。
図7Aで例証したように、装置700はユーザ入力を受信するが、この場合のユーザ入力は開始アフォーダンス710上へのタッチ712である。これに応答して、装置が、スクリーン720に示すように、12時インジケータ706をストップウォッチタイムスケールのインジケータ724に置き換える。ストップウォッチインジケータ724は、ストップウォッチタイムスケールが60秒間のタイムスケールであることを示している。ストップウォッチ針のタイムスケールは、ストップウォッチ針が、表示された時計文字盤周り1回転を完了するために必要な時間量を意味する。スクリーン720上の時計文字盤は時針と分針722、及びストップウォッチ針726を含み、これらは時針と分針704、及びストップウォッチ針708と同一である。
更に、タッチ712に応答して、装置700が、時間の経過を反映するために、ストップウォッチ針726をスクリーン720と730を比較して示すようにアニメーション化する。スクリーン730上に示すように、ストップウォッチ針が時計文字盤上の秒位置へ移動し(ストップウォッチ針736の位置に留意されたい)、時間の経過を示している。インジケータ734が60秒間のストップウォッチタイムスケールを示すとすると、ストップウォッチ針736の位置は25秒が経過したことを示している。図7Aに示すように、ユーザは、ラップアフォーダンス738上をタッチ740し、タッチ712からの経過時間を示す時間742を表示させることで、この情報にアクセスする。時針と分針732は、722、704と同一であり、これら2本の針はこれまでの25秒間にその位置を変えていない点に留意されたい。この実施例では、スクリーン702、720、730を通し、時針と分針は同一時刻(例えば、10:10)を示す。
他の方法で述べれば、装置は、時刻を時針と分針で示し、更にストップウォッチ針を示している。ユーザ入力を表すデータの受信に応答して、「時」表示が第1ストップウォッチ針の第1タイムスケール表示に置き換えられるが、時針と分針は、「時」表示の置き換え後にも時刻の表示を続ける。これにより、ストップウォッチが開始し、ストップウォッチのタイムスケールを示している間にも、ユーザはストップと時刻を同時に閲覧できるようになる。データの受信に応答して、装置は、ストップウォッチ針をアニメーション化して時間の経過を反映する。
いくつかの実施形態では、装置は、ストップウォッチ針をアニメーション化しながら時間経過を反映し、第2ユーザ入力を表す第2データを受信し、この第2データの受信に応答して、ストップウォッチ針のアニメーション化を中止することができる。例えば、これはストップウォッチの「停止」機能と同様に機能できる。
いくつかの実施形態では、装置は、開始/停止機能を表す第1アフォーダンス(例えば、アフォーダンス710)をタッチ感知ディスプレイ上に表示することができる。第1ユーザ入力(例えば、タッチ712)を表す第1データと、第2ユーザ入力を表す第2データの両方は、表示された第1アフォーダンスへの接触を示す。他の実施形態では、装置は、ストップウォッチ開始機能とストップウォッチ停止機能のための別々のアフォーダンスを表示する。
いくつかの実施形態では、装置は、ラップ機能を表す第2アフォーダンス(例えば、アフォーダンス738)をタッチ感知ディスプレイ上に表示することができる。装置は、第1データの受信後(例えば、開始機能を呼び出した後)及び第2データの受信前(例えば、停止機能を呼び出す前)に、表示された第2アフォーダンスへの接触を表す第3データを受信する。この第3データの受信に応答して、装置は、第1データ受信と第3データ受信の間の経過時間を表す第3数字表示を表示する。例えば、これは、開始機能呼び出しからの経過時間を表示させるための、ストップウォッチの「ラップ」機能と同様に機能することができる。上述したように、この特徴はスクリーン730上に示される。
いくつかの実施形態では、装置は、ストップウォッチアプリケーションを表す第3アフォーダンス(スクリーン702上のアフォーダンス714として示す)をタッチ感知ディスプレイ上に表示できる。装置は、表示された第3アフォーダンスへの接触を表す第4データを受信し、この第4データの受信に応答して、ストップウォッチアプリケーションを起動する。これにより、ユーザは、このコンテキスト特化ユーザインターフェースから、ストップウォッチ特徴に関連した追加情報及び/又は機能に直接アクセスできるようになる。一実施形態では、ストップウォッチアプリケーションは次の関連出願で述べられているアプリケーションである。2014年9月2日出願の米国特許仮出願第62/044,979号「Stopwatch and Timer User Interfaces」。
いくつかの実施形態では、ストップウォッチ針の第1タイムスケールは60秒、30秒、6秒、3秒であってよい。いくつかの実施形態では、ストップウォッチ針の移動は、ストップウォッチ針の第1タイムスケールに基づく速度でアニメーション化される。例えば、ストップウォッチ針は、タイムスケールが3秒である場合には、タイムスケールが60秒である場合よりも高速で動くことができる。これにより、ストップウォッチ針が時計文字盤周りの1回転を、第1タイムスケールが示す時間量内で完了できるようになる。
いくつかの実施形態では、装置は、「時」単位の1つ以上のインジケータを除去し、ストップウォッチ針の第1タイムスケール表示を表示し、表示されたストップウォッチ針の第1タイムスケールの表示を右回りの回転動作に変換することで、「時」単位の1つ以上のインジケータを、ストップウォッチ針の第1タイムスケールのインジケータに代えることができる。例示的な実施例として、ディスプレイが「時」単位のタイムスケールの12個の数字表示を含み、ストップウォッチ針の第1タイムスケールが6秒のタイムスケールである場合には、装置は12個の数字を1つの数字6に置き換える。いくつかの実施形態では、これは、ユーザに代替と表示を知覚されないようにするために、以前に「6時」を示すために用いたインジケータと同じ数字6であってよい。装置は、ストップウォッチ針の第1タイムスケールを示す数字6を時計文字盤上の6時の位置に表示して、この数字6を、時計文字盤の一番上に到達するまで時計文字盤周りを右回り動作にて並進移動させ、一番上に到達した時点で並進移動を停止することができる。これは、時計文字盤が時と分の表示からストップウォッチ針の第1タイムスケールの表示へ移行したことをユーザに対して強調することで、コンテキスト特化インターフェースを向上させる。
図7Bに示すように、いくつかの実施形態では、装置は、ストップウォッチタイムスケールを変更するための任意選択の入力として使用される回転可能入力機構(例えば、506)を有する。図7Bは、時計文字盤752を設けたスクリーン750を示しており、時計文字盤752は、時針と分針754、ストップウォッチタイムスケールインジケータ756(60秒のタイムスケールを示している)を含む。回転可能入力機構の移動(例えば、移動758)を表す第5データの受信に応答して、装置700が、スクリーン770上の時計文字盤772の一部をストップウォッチタイムスケールインジケータ776で示すように、ストップウォッチタイムスケールを第2タイムスケールに変更する。スクリーン770は時針と分針774を表示し続けている点に留意されたい。第2ストップウォッチタイムスケールは第1ストップウォッチタイムスケールとは異なる。これにより、ユーザは、回転可能入力機構を回転させることでタイムウォッチ針のタイムスケールをカスタマイズできるようになり、その結果、ユーザの所望のストップウォッチタイムスケールに応じたコンテキスト特化ユーザインターフェースが可能となる。
いくつかの実施形態では、装置は、ストップウォッチ針の第1タイムスケールの表示を除去し、ストップウォッチ針の第2タイムスケールの表示を表示し、表示されたストップウォッチ針の第2タイムスケールの表示を右方向への回転動作にて並進移動させることにより、ストップウォッチ針の第1タイムスケールの表示をストップウォッチ針の第2タイムスケールの表示に置き換える。
図7Bに示すように、ストップウォッチ針の第2タイムスケールのインジケータ760が、時計文字盤上の、第1タイムスケールにおけるその相対位置を示す位置に表示される。例えば、30秒タイムスケールのインジケータ760は、時計文字盤752上の、756で示す60秒タイムスケールに基づく位置に表示される。移動758を表すデータの受信に応答して、装置が756を除去し、760を表示し、更に、760を、ストップウォッチ針の第1タイムスケールのインジケータの元の位置(例えば、時計文字盤772上の位置776で示す、756の元の位置)に到達するまで、回転動作にて右方向へ並進移動させる。
いくつかの実施形態では、第1ユーザ入力を表す第1データの受信後に、装置が、基点周囲での回転動作を表すためにストップウォッチ針をアニメーション化し、基点周囲での回転動作に対しπ/2ラジアンの位置(例えば、12時の位置)にストップウォッチ針を表示するためにアニメーション化を中止する。例えば、第1データを受信する以前には、ストップウォッチ針は時計文字盤の秒針として機能できる。第1データが受信されると、秒針は、12時位置に到達するまで、(例えば、時計文字盤の中心点の周囲を回転することを用いて)時計文字盤周りの回転を示すべくアニメーション化される。これは、秒針がストップウォッチ針になったことをユーザに知らせるものである。
次に、図8に示すコンテキスト特化ユーザインターフェースに注目する。図8は、装置800上で動作できる例示的なコンテキスト特化ユーザインターフェースを示す。装置800は、いくつかの実施形態における装置100、300、又は500であってよい。電子装置はタッチ感知ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
図8〜図10は、ユーザが地理、月、天文に関する豊富な情報にアクセスしながら時間の経過を閲覧できるようにする、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供する。例えば、あるユーザは世界中に知り合いがおり、現在、世界のどの部分が日中又は夜間であるかを知りたいかもしれない。また、あるユーザは月齢に興味があり、明日、来週、来月の月の形を知りたいかもしれない。また、あるユーザは天文学に興味があり、対象とする特定の時間(今日であってもよい)に惑星がどのように整列するかを知りたいかもしれない。
図8では、装置800は、第1アフォーダンス804を含んだユーザインターフェーススクリーン802を表示している。第1アフォーダンス804は、現在時刻に太陽に照らされている地球上の地域のシミュレーションを表す。例えば、第1アフォーダンス804は、現在、北、中央、南アメリカが日中で、太平洋地域が夜間であることを示し、これにより、現在時刻に太陽に照らされている地球上の地域をシミュレーションしている。
スクリーン802は、現在時刻を示す第2アフォーダンス806を更に表示している。第2アフォーダンス806は、現在時刻(10:09)を示し、また、曜日(水曜日)と日にち(25日)の表示を任意選択的に示す。スクリーン802は、更に、このスクリーンからアクセス可能な追加のコンテキスト特化ユーザインターフェースを呼び出すために使用される月アフォーダンス808及び太陽系アフォーダンス810を表示しており、これについては以下でより詳細に述べている。
いくつかの実施形態では、現在時刻に太陽に照らされている地球の第1地域のシミュレーションは、現在時刻における地球の写実的なレンダリングである。例えば、地球のシミュレーションは具体的な地理的特徴を含んでよい。いくつかの実施形態では、地球のシミュレーションは、現在時刻における天候パターンを反映するべく(雲量、又はその他の熱帯性暴風雨のような天候現象を示すことを用いて)更新される。装置は、Weather Channel、Accuweather、国立天候局、Yahoo!(商標)天候、Weather Underground、アメリカ海軍天文台、アメリカ海洋大気庁等の天候サービス又は外部サーバからデータを入手することで、地球規模の反映を行うべく地球を更新する。いくつかの実施形態では、現在時刻に太陽に照らされている地球の第1地域のシミュレーションは、国際宇宙ステーションのリアルタイム測位(NASAが提供しているようなサービス又は外部サーバから入手)等のその他の地球規模のイベントを表示できる。
装置800はユーザ入力(この実施例ではスワイプ812)を受信し、このユーザ入力の受信に応答して、地球のシミュレーションを回転させ、現在時刻に太陽に照らされている地球の第2地域を表示させる。これはスクリーン820に示され、スクリーン820は、第2アフォーダンス824で示す現在時刻に太陽に照らされている地球の第2地域を示す第1アフォーダンス822を表示している。この特徴により、ユーザは、現在時刻以外の追加情報にこのコンテキスト特化ユーザインターフェースからアクセスできるようになる。例えば、ユーザは、地球のシミュレーションを回転させて、現在日中である地域と、現在夜間である地域とを表示させることができる。この情報を地球のシミュレーションと結び付けることで、ユーザは、複雑な地理的で時間関連のデータに、即座に直感的で理解可能な方法でアクセスできるようになる。
いくつかの実施形態では、現在時刻に太陽に照らされている地球の第1地域のシミュレーションを表す第1アフォーダンスは、ソーラーターミネータ(例えば、現在時刻における昼夜境界線)の表現を含む。アフォーダンス804、822によって示すように、地球のシミュレーションは、地球の現在日中である地域、地球の現在夜間である地域、及び/又は、2つの地域を分割しているソーラーターミネータを含んでよい。
いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、スワイプ812で示す、タッチ感知ディスプレイ上での第1スワイプ方向へのスワイプを含む。これにより、ユーザは、地球のシミュレーションを回転させるべくディスプレイをスワイプできるようになる。いくつかの実施形態では、地球の回転方向はスワイプ方向と同一である。いくつかの実施形態では、地球の回転方向はスワイプ方向と反対である。
いくつかの実施形態では、ユーザは、異なる方向へのスワイプを用いて、地球のシミュレーションを2つ以上の方向に回転させることができる。例えば、1方向へのスワイプは地球の画像を1方向へ回転させ、これと反対の方向あるいは異なる方向への回転は、地球の表象を反対方向へ回転させる。これにより、ユーザは、地球のシミュレーションの回転を案内するために各種方向へスワイプできるようになる。
いくつかの実施形態では、図8に示すように、装置は回転可能入力機構(例えば、506)を有する。装置800は、回転可能入力機構の移動(例えば、移動830)を表すユーザ入力を受信し、これに応答して、非現在時刻において太陽に照らされている地球の第1地域のシミュレーションを表す第1アフォーダンス822を更新する。これは、第1アフォーダンス842と第2アフォーダンス844を設けたスクリーン840に示されている。スクリーン820と840を比較すると、地球のシミュレーションが、現在時刻(824で示す10:09)における地球の地域を示すことから、非現在時刻(844で示す12:09)における地球の同じ地域を示すことへ更新された(822、842を参照)。この特徴は、太陽で照らされている地球をユーザが一日に何度も閲覧できるようにすることによって、更に地理的及び時間関連の情報へのユーザアクセスを提供する。
いくつかの実施形態では、装置は、位置センサ(例えば、GPSセンサ532及び/又はGPSモジュール135)を有し、また、ユーザインターフェーススクリーンを表示する前に、電子装置の現在位置を位置センサから入手し、電子装置の現在位置を示すために、第1アフォーダンスで表された地球の第1地域を表示する。これにより、装置は、現在位置が地球のシミュレーションの目に見える部分となる方法で、地球を例えばデフォルト又はユーザ選択可能な状態として表示できるようになる。いくつかの実施形態では、第1アフォーダンスは、地球の表象上における現在位置の視覚的な印を含む。これにより、ユーザは、地球のシミュレーション上での現在位置を容易に識別できるようになる。
いくつかの実施形態では、装置(例えば、装置800)は、地球の表象上に装置の現在位置を視覚的に印付けする(例えば、地球の画像上の適切な位置にシンボルを表示する、及び/又は現在位置を文字で表示する)。いくつかの実施形態では、視覚的な印は一時的であってよく、例えば、視覚的な印は短時間表示された後に消滅又はフェードアウトされてよい。いくつかの実施形態では、ユーザが現在位置にいる間、装置は現在位置の視覚的な印を繰り返し表示しない。しかし、ユーザが位置を変更した場合には、ユーザが位置を変更した後、最初にディスプレイを見た時に、装置が地球の表象上の新たな現在位置に、上述した通に視覚的な印付けを行う。いくつかの実施形態では、装置は、ユーザによる装置の移動を検出し(例えば、装置が着用可能な場合にはユーザが手首を上げた等の装置の移動、又は、ユーザがディスプレイを閲覧していることを示すその他の移動)、これに応答して、電子装置の現在位置を位置センサから入手する。次に、装置は、現在位置が、最後にユーザが装置を移動させた時の装置位置と同じであるかどうかを判定する。最後にユーザが装置を移動させた時から現在位置が変更したとの判定に従って、装置は、地球の表象上の現在の位置に視覚的な印付けを行うことができる。
いくつかの実施形態では、装置は、地球の表象上における連絡先の位置(例えば、連絡先の電子装置の位置)に対応した接触位置(例えば、現在位置)に視覚的に印付けする(例えば、地球の画像上の適切な位置にシンボルを表示する、及び/又は、連絡先の位置を文字で表示する)。この連絡先は、例えば装置に記憶したり、無線通信(Wi−Fi、Bluetooth(商標)、近距離通信(「NFC」)、あるいは、ここで述べたセルラ及び/又はその他の無線通信技術のいずれか)によって装置に接続した外部装置に記憶することができる。いくつかの実施形態では、連絡先は、「Find My Friends」アプリケーション等を介して装置800のユーザに位置データを提供することに合意したユーザに関連した連絡先であってよく、連絡先の電子装置の位置を示すデータは、装置800に記憶されている連絡先の位置を提供するサーバから提供されてよい。これにより、装置800のユーザに、連絡先の現在位置を知らせるためのパッと見てわかる視覚照会が提供される。いくつかの実施形態では、ユーザは、連絡先の旅行情報を更に入力できる(例えば、飛行機で旅行する連絡先のフライトデータ、列車データ、船旅又は船舶のデータ等)。装置は、連絡先の現在位置又は予測される位置を表すデータを入手し(例えば、フライトデータの例では、航空会社のサーバにより提供される)、この入手したデータに基づいて連絡先の位置の視覚的な印を更新することができる。
いくつかの実施形態では、装置は、ユーザによる装置の移動を検出する(例えば、装置が着用可能な場合には、ユーザの手首の上げ等の装置の移動、又は、ユーザがディスプレイを閲覧中であることを示すその他の移動)。装置は、この移動を検出すると、スクリーン上の第1アフォーダンスを表示されているユーザインターフェーススクリーンの中央に向かって並進移動させることで、地球のシミュレーションを表す第1アフォーダンスをアニメーション化する。えば、装置は、ユーザの移動を検出すると、ディスプレイの側部又は縁からディスプレイの中央まで回転する地球のシミュレーションをアニメーション化する。
いくつかの実施形態では、装置は、ユーザインターフェーススクリーン上に、月を表す第3アフォーダンス(アフォーダンス808、826、846で示す)を表示する。いくつかの実施形態では、第3アフォーダンスは、月の図形的又は様式化された表象、例えば月のアイコン、記号、文字表示であってよい。いくつかの実施形態では、第3アフォーダンスは、実際の月の特徴を描写した、現在時刻に地球から見た月の写実的なレンダリングであってよい。
装置は、表示された第3アフォーダンス上への接触を検出し、この接触の検出に応答して、現在時刻における地球から見た月のシミュレーションを表す第4アフォーダンスと、現在時刻を示す第5アフォーダンスとを表示することにより、ユーザインターフェーススクリーンの表示を更新する。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェーススクリーンの表示を更新することは、太陽で照らされている地球の第1地域のシミュレーションを表す第1アフォーダンスをズームアウトにてアニメーション化することを含む。このアニメーション化により、ユーザは、天文学規模及び/又は遠近法が変更されたことを認識できる。
これにより、ユーザインターフェースが、地球のシミュレーションを用いて本日中の現在時刻についての情報を提供することから、月のシミュレーションを用いて今月内の現在時刻についての情報を提供することへ移行する。図8を参照して述べたコンテキスト特化ユーザインターフェースが日中/夜間状態についての世界規模のカスタマイズ可能な地理的情報を提供するのに対し、図9では、ユーザによりカスタマイズ可能な月齢及びその他の月の特徴についての情報をユーザに提供するコンテキスト特化ユーザインターフェースを示している。
図9は、装置900上で動作できる例示的なコンテキスト特化ユーザインターフェースを示す。いくつかの実施形態では、装置900は装置100、300、又は500であってよい。電子装置はタッチ感知ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
上述したように、装置900はディスプレイが更新された装置800である。装置900は、アフォーダンス904を含んだスクリーン902を表示している。アフォーダンス904は、現在時刻に地球から見た月(例えば、現在の月齢)のシミュレーションを表す。いくつかの実施形態では、第4アフォーダンス904は、実際の月の特徴を描写した、現在時刻に地球から見た月の写実的なレンダリングである。第4アフォーダンス904で示すように、現在の月齢は逆三日月である。図9は月を表象するための様式化された三日月を示しているが、これは例証のみを目的とした略図である。第4アフォーダンス904は、実際に夜空に現れる月の様子と類似した月の写実的なレンダリングを示すことができる。スクリーン904は、現在時間を現在の日付、曜日、月を示すことによって示す第5アフォーダンス906を更に含んでいる。いくつかの実施形態では、906は現在の日付を示す。
装置900は、ユーザ入力(例えば、回転可能入力機構の移動912)を受信し、このユーザ入力の受信に応答して、月のシミュレーションを回転させ、現在時刻に地球から見た月を、スクリーン920上のアフォーダンス922(更新された第5アフォーダンス924で示す非現在時刻における月を表す)で示すように表示させる。非現在時刻は今月又はその他の月の時刻であってよい。
これは、図8について述べた地球のシミュレーションとのユーザ対話といくらか類似している。図9で例示したコンテキスト特化ユーザインターフェースにより、ユーザが、様々な時における月の外観(例えば、月齢、又は地球から月のどの領域を見ることができるか)についての情報にアクセスできるようになる。いくつかの実施形態では、表示された月のシミュレーションのサイズは、示された現在又は非現在時刻における地球と月の間の相対距離を表すもの、又は、示された現在又は非現在時刻において、地球から知覚される月の視覚的サイズを表すものであってよい。装置は、このような情報を、例えばNASAが提供しているようなサービス又は外部サーバより入手できる。
いくつかの実施形態では、ユーザは、タッチ感知ディスプレイをスワイプすることで、月の表象を回転させ、対応する時間を閲覧することができる。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、タッチ感知ディスプレイ上での第1スワイプ方向へのスワイプを含んでよい。いくつかの実施形態では、ユーザ入力の受信に応答して、地球から見た月のシミュレーションが第1回転方向へ回転される。いくつかの実施形態では、第1回転方向は少なくとも一部が第1スワイプ方向に基づいてよい。ここで用いている用語「月の回転」は、月の異なる領域(例えば、地球から見えない月の領域)を示すための月の自転、及び/又は、対象とする特定の時刻に地球から見た月の外観を、月、地球、太陽の相対位置の回転に基づいて更新すること(例えば、表示された月相を更新すること)を含む。
いくつかの実施形態では、装置は、第2ユーザ入力を受信し、この第2ユーザ入力の受信に応答して、地球から見た月のシミュレーションを第1方向とは異なる第2方向へ回転させる。このユーザ入力には、例えば、タッチ感知ディスプレイ上での第1方向とは異なる第2スワイプ方向へのスワイプが含まれる。
これにより、ユーザは、月の回転方向と第5アフォーダンスが示す時刻との両方を、スワイプに応答して誘導することができる。例えば、ユーザは1方向へスワイプすることで、月を特定の方向へ回転させて、今月内の後の時間における月を見ることができ、また、別の方向へスワイプすることで、月を反対方向へ回転させて、今月内の前の時間における月を見ることができる。
いくつかの実施形態では、図9に示すように、ユーザは月の表象を回転させることができ、回転可能入力機構を回転させることによりこれに対応した時間を閲覧できる。そのため、いくつかの実施形態では、装置は回転可能入力機構(例えば、506)を有し、ユーザ入力は回転可能入力機構の第1回転方向(例えば、回転912)への移動を含んでよい。いくつかの実施形態では、ユーザ入力の受信に応答して、地球から見た月のシミュレーションが第1回転方向へ回転される。いくつかの実施形態では、第1回転方向は、回転可能入力機構の移動の方向に少なくとも一部基づいてよい。
いくつかの実施形態では、装置は、第2ユーザ入力を受信し、この第2ユーザ入力の受信に応答して、地球から見た月のシミュレーションを第1方向とは異なる第2方向へ回転させる。このユーザ入力には、例えば、回転可能入力機構の第1回転方向とは異なる第2回転方向への移動が含まれてよい。
これにより、ユーザは、月の回転方向と第5アフォーダンスが示す時刻との両方を、回転可能入力機構の回転に応答して誘導することができる。例えば、ユーザは回転可能入力機構を1方向へ動かすことで、月を特定の方向へ回転させて、今月内の後の時間における月を見ることができ、また、回転可能入力機構を別の方向へ動かすことで、月を反対方向へ回転させて、今月内の前の時間における月を見ることができる。
ここで述べた実施形態のいずれにおいても、表示された月のシミュレーションは、特別な月(例えば、ブルームーン、ブラックムーン、レッドムーン、月食、及びその他)、月と地球の間の距離(上述の通。例えばスーパームーンの場合)等の、1つ以上の追加の月属性を示してよい。いくつかの実施形態では、追加の月属性は、表示された月のシミュレーションの外観を変化させることによって示すことができる(例えば、表示された月のシミュレーションの色、サイズ、及び/又は傾斜を変更する)。いくつかの実施形態では、追加の月属性は文字で示されてよい。いくつかの実施形態では、追加の月属性は現在の月属性に対応していてよい。いくつかの実施形態では、追加の月属性は、現在表示されている日付における月属性に対応していてよい(例えば、上述したように、今月内の前の又は後の時間における月を見るためにユーザが月を回転させた場合)。例えば、いくつかの実施形態では、その月又はその年の異なる時間における月を示すために月のシミュレーションを回転させている間に、月のシミュレーションを、表示された月のシミュレーションによって現在示されている時間における1つ以上の追加の月属性を反映するように更新することができる。
いくつかの実施形態では、装置は、ユーザ入力に応答して追加の月情報を表示することができる。追加の月情報は、例えばスクリーン902又は920の一部として、あるいは、スクリーン902又は920の代わりのユーザインターフェーススクリーン(月情報アプリケーション等)上に表示することができる。追加の月情報は、月相の名称、地球から月までの距離、(例えば、本日の、及び/又は、ユーザの現在位置での)月の出及び/又は月の入り、等を非限定的に含んでよい。いくつかの実施形態では、追加の月情報は、現在の月情報(例えば、現在の月相、月までの距離、月の出/月の入りの時間、等)に対応したものであってよい。いくつかの実施形態では、上述したように、例えばユーザが今月内の前又は後の時間における月を見るために月を回転させた場合には、追加の月情報は、現在の表示されている日付の情報に対応したものであってよい。
例えば、いくつかの実施形態では、装置はユーザ入力(例えば、タッチ感知ディスプレイ上での第1接触及びタッチ感知ディスプレイ上での第2接触を含む、タッチ感知ディスプレイ上でのユーザのダブルタップ)を検出できる。例示的な実施形態において、また、ユーザのダブルタップに応答して、装置は、第1接触と第2接触が所定の時間間隔内に受信されたかどうかを判定することができる。ユーザのダブルタップの検出に応答して、また、第1接触と第2接触が所定の時間間隔内に受信されたとの判定に従って、装置は、追加の月情報を表示することができる。
いくつかの実施形態では、ユーザインターフェーススクリーンは、月のシミュレーションを示すようにディスプレイを更新した後に、地球を示すアフォーダンスを表示する(例えば、910又は928)。ユーザがこの地球アフォーダンスに接触すると、図8を参照して述べたコンテキスト特化ユーザインターフェースに戻ることができる。いくつかの実施形態では、地球アフォーダンスは地球の図形的又は様式化された表象、例えば地球のアイコン、記号、文字表示であってよい。いくつかの実施形態では、地球アフォーダンスは地球の写実的なレンダリングであってよい。
いくつかの実施形態では、装置900は、太陽系を表す6個のアフォーダンス(アフォーダンス810、828、848、908、926で示す)をユーザインターフェーススクリーン上に表示する。いくつかの実施形態では、6番目のアフォーダンスは、太陽系の図形的又は様式化された表象、例えば太陽系を示すアイコン、記号、文字表示であってよい。いくつかの実施形態では、6番目のアフォーダンスは太陽系の写実的レンダリングであってよい。
装置900は、表示された6番目のアフォーダンス上への接触を検出し、この接触の検出に応答して、現在時刻にそれぞれの位置に並んだ太陽、地球、及び1つ以上の地球以外の惑星を表象を設けた7番目のアフォーダンスと、現在時刻を示す第8アフォーダンスとを表示することにより、ユーザインターフェーススクリーンの表示を更新する。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェーススクリーンの表示を更新することは、太陽に照らされた地球の第1地域のシミュレーションを表す第1アフォーダンスをアニメーション化すること、又は、地球から見た月のシミュレーションを表す第4アフォーダンスをアニメーション化することを含む。このアニメーション化により、ユーザは、天文学規模及び/又は遠近法が変更されたことを認識できる。
これにより、ユーザは、月のシミュレーションを使って今月内の現在時刻についての情報を見ることから、太陽系のシミュレーションを使用して今年内の現在時刻についての情報を見ることへ移行する。図9を参照して述べたコンテキスト特化ユーザインターフェースは、月の状態についてのユーザによるカスタマイズが可能な情報を提供する一方で、図10では、太陽系についての、及び地球とその他の惑星の相対位置についてのユーザによるカスタマイズが可能な情報を提供するコンテキスト特化ユーザインターフェースを例証する。
図10は、装置1000で動作できる典型的なコンテキスト特化ユーザインターフェースを示す。装置1000は、いくつかの実施形態では装置100、300、又は500であってもよい。電子装置は、タッチ感知ディスプレイ(タッチスクリーン504等)を有する。
上記のように、装置1000は、更新されるディスプレイを備える装置800及び/又は装置900である。装置1000は、第7のアフォーダンス1004を含むスクリーン1002を表示する。第7のアフォーダンス1004は、太陽1006の表現、地球1008の表現、並びに水星、金星、及び土星(例えば、土星は惑星1010によって示される)の表現を含む。1006、1008、及び1010は、第8のアフォーダンス1012で指示した現在の日付(この例では、2014年5月25日)におけるそれぞれの位置に示される。いくつかの実施形態では、第8のアフォーダンス1012は更に、現在の時刻を指示する。
オプションとして、いくつかの実施形態では、太陽系は八つ全ての惑星を描写する。いくつかの実施形態では、太陽系は、4つの内惑星を描写する。いくつかの実施形態では、太陽系は、小惑星又は小惑星帯、1つ以上の惑星の1つ以上の衛星(例えば、月)、人工衛星又は他の宇宙探査機、彗星、冥王星等の他の天文学的フィーチャを描写する。
装置1000は、第7のユーザ入力(例えば、回転可能入力機構の移動1018)を受け取る。それに応じて、装置1000は、第7のアフォーダンスを更新し、現在の日付以外の太陽、地球、及び1つ以上の地球以外の惑星の各位置を描写する。これは、スクリーン1020上の第7のアフォーダンス1022によって示される。第7のアフォーダンス1022は、太陽1024の表現、地球1026の表現、水星、金星、及び土星(例えば、土星は惑星1028で示される)の表現を、現在の日付以外で、それらの各位置に含み、その日付は、第8のアフォーダンス1030で描写したように、2014年11月25日である。いくつかの実施形態では、第8のアフォーダンス1030は、現在の時刻も描写する。
このコンテキスト特化ユーザインターフェースによって、ユーザは、現在の日付以外で、地球と1つ以上の地球以外の惑星の各位置についての情報にアクセスでき、その日付は、当年以内であっても異なる年であってもよい。いくつかの実施形態では、太陽、地球、及び1つ以上の地球以外の惑星は、写実的レンダリングとして描写される。いくつかの実施形態では、太陽、地球、及び1つ以上の地球以外の惑星は、定型化された又は抽象的レンダリングとして描写される。
いくつかの実施形態では、ユーザは、タッチ感知ディスプレイ上をスワイプすることで太陽系の表現を回転できる。従って、いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、タッチ感知ディスプレイ上のスワイプを含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、スワイプの検出に応じて、地球と1つ以上の地球以外の惑星は、第1の回転方向で太陽の周りで回転される。いくつかの実施形態では、第1の回転方向は、第1のスワイプ方向に少なくとも部分的に基づいていてもよい。
いくつかの実施形態では、異なる方向でのタッチ感知ディスプレイ上のスワイプの検出に応じて、装置は、第1の方向とは異なる第2の回転方向に、太陽の周りで地球と1つ以上の地球以外の惑星を回転させる。これによって、ユーザは、地球と1つ以上の地球以外の惑星の回転方向と、第8のアフォーダンスで指示した時刻との両方を、スワイプに応じて誘導できる。例えば,ユーザは、一方向にスワイプし、地球と1つ以上の地球以外の惑星を所定の方向に回転させ、地球と1つ以上の地球以外の惑星を、その年の間の(又は異なる年の)後の日付で見ることもでき、ユーザは、別の方向にスワイプし、地球と1つ以上の地球以外の惑星を逆方向に回転させ、地球と1つ以上の地球以外の惑星を、その年の間の(又は異なる年の)前の日付で見ることもできる。
いくつかの実施形態では、図10に示すように、ユーザは、回転可能入力機構(例えば、506)を回転させることで、太陽系の表現を回転できる。これらの実施形態では、ユーザ入力は、第1の回転方向での回転可能入力機構の移動(例えば、移動1018)を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ入力の受け取りに応じて、地球と1つ以上の地球以外の惑星は、第1の回転方向で太陽の周りを回転される。いくつかの実施形態では、第1の回転方向は、回転可能入力機構の移動方向に少なくとも部分的に基づいていてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は第2のユーザ入力を受け取り、第2のユーザ入力の受け取りに応じて、装置は、第1の方向とは異なる第2の回転方向に、太陽の周りで地球と1つ以上の地球以外の惑星を回転させる。このユーザ入力は、例えば、第1の回転方向とは異なる第2の回転方向での回転可能入力機構の移動を含むことができる。
これによって、ユーザは、地球と1つ以上の地球以外の惑星の回転方向と、第8のアフォーダンスで指示した時刻の両方を、回転可能入力機構の回転に応じて誘導できる。例えば、ユーザは、回転可能入力機構を一方向に移動させ、地球と1つ以上の地球以外の惑星を所定の方向に回転させ、その年の後の時刻で地球と1つ以上の地球以外の惑星を見ることもでき、ユーザは、回転可能入力機構を別の方向に移動させ、地球と1つ以上の地球以外の惑星を逆方向に回転させ、地球と1つ以上の地球以外の惑星を、その年の前の時刻で見ることもできる。
いくつかの実施形態では、地球の表現は更に、太陽の周りの地球の軌道の表現を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、1つ以上の地球以外の惑星の表現は更に、太陽の周りの1つ以上の地球以外の惑星の軌道の表現を含んでいてもよい。軌道の表現は、ライン又はリング等のグラフィック表現であってもよい。いくつかの実施形態では、軌道の表現は、定型化されていてもよい。いくつかの実施形態では、軌道の表現は、太陽の周りの惑星の軌道の実際の寸法に基づいていてもよい。
いくつかの実施形態では、ユーザは、地球と1つ以上の地球以外の惑星の表現に関連した位置で、タッチ感知ディスプレイにコンタクトできる。例えば、コンタクトは、惑星自体の表示される表現において又はその近傍であってもよく、コンタクトは、惑星の軌道の表示される表現において又はその近傍であってもよい。いくつかの実施形態では、装置は、コンタクト位置に最も近い惑星の表示される表現又は惑星の軌道の表示される表現の決定に基づいて、選択した惑星を決定できる。いくつかの実施形態では、コンタクトは、ディスプレイ上のプレス及びホールド型コンタクトであってもよい。コンタクトの検出時に、装置は、選択した惑星の表現及び/又は選択した惑星の軌道の表現を視覚的に区別できる(例えば、表示される惑星及び/又は軌道の色及び/又は輝度を変更すること、惑星及び/又は軌道の輪郭又は他の視覚的境界を表示すること、惑星及び/又は軌道をアニメーション化すること等で)。いくつかの実施形態では、コンタクトの受け取りを続けている間、装置は、コンタクトの継続期間が、所定の閾値を超えるかどうかを決定することもでき、コンタクトが所定の閾値を超えたことの決定に従って、装置は、選択した惑星の表現及び/又は選択した惑星の軌道の表現を視覚的に区別できる。ユーザがコンタクトを離すと、装置は、所定の惑星についての情報を表示できる。このような情報は、惑星のサイズ、惑星と太陽の間の距離(例えば、現在の距離、平均距離等)、惑星と地球(選択した惑星が地球でない場合)の間の距離(現在の距離、平均距離等)惑星が地球から見えるとき(選択した惑星が地球ではない場合)の時刻及び/又は天空上の位置、惑星の表面温度、惑星を周回する衛星の数、現在惑星を周回するか又は近傍にある宇宙船の数及び/又は識別子、惑星の詳細(例えば、惑星が地球型であるかガス型であるか、惑星の発見日、惑星の名前についての情報等)、太陽系の他のオブジェクトと惑星の特定の配置の時刻(過去、現在、又は未来)等を、無制限に含んでいてもよい。
惑星についての情報を見た後、ユーザは、その情報を終了させたいか、又は別の惑星についての情報を見たい場合がある。いくつかの実施形態では、ユーザはタップしてその情報を終了させることも、スワイプして別の惑星を選択することもできる。例えば、第1の方向でのスワイプは、その軌道が前の惑星に対して太陽から更に遠い次の惑星を選択でき、逆方向のスワイプは、その軌道が前の惑星に対して太陽により近い次の惑星を選択できる。いくつかの実施形態では、コンタクトに関連した地球又は1つ以上の地球以外の惑星についての情報を表示した後、装置は、ユーザ入力を受け取り、ユーザ入力が、タッチ感知ディスプレイ上のタップを表現するかスワイプを表現するかを決定できる(例えば、コンタクト/動きモジュール130を用いてユーザのジェスチャを検出することで)。ユーザ入力がタップを表現することの決定に従って、装置は、惑星について表示される情報を除去できる。ユーザ入力がスワイプを表現することの決定に従って、装置は、惑星について表示される情報を、第1の惑星とは異なる第2の惑星(例えば、ユーザコンタクトに関連していない惑星)についての情報と置換できる。
いくつかの実施形態では、ユーザインターフェーススクリーンは、太陽系のシミュレーションを示すために表示を更新した後、月(例えば、1016又は1034)を指示するアフォーダンス及び/又は地球(例えば、1014又は1032)を指示するアフォーダンスを表示する。いくつかの実施形態では、月及び/又は地球のアフォーダンスは、アイコン、シンボル、又はテキスト等の地球又は月のグラフィック表現又は定型化された表現であってもよい。いくつかの実施形態では、月及び/又は地球のアフォーダンスは、月又は地球の写実的レンダリングであってもよい。地球のアフォーダンスにコンタクトしたとき、ユーザは、図8を参照しながら説明したコンテキスト特化ユーザインターフェースに戻ることができる。月のアフォーダンスにコンタクトしたとき、ユーザは、図9を参照しながら説明したコンテキスト特化ユーザインターフェースに戻ることができる。
図8〜図10に示したコンテキスト特化ユーザインターフェースのいずれかのいくつかの実施形態では、ユーザは、回転可能入力機構を移動(例えば、回転)させ、表示される時刻指示を時刻的に前後にスクロールできる。当然のことながら、このような機能は、本明細書で説明されるコンテキスト特化ユーザインターフェースのいずれに適用してもよいが、説明を簡略化するために、この機能は、図8〜図10を参照しながら説明する。米国特許出願第14/476,700、「装着型電子装置のクラウン入力(Crown Input for a Wearable Electronic Device)」、出願日2014年9月3日で説明されているもの等、回転可能入力機構の移動をスクロールの距離又は速度にマッピングする任意のモデルが用いられ、それは、ここで参照によって全体として組み込まれる。例えば、加速度、速度等を用いて、表示される時刻指示のスケーリングの速度量を決定できる。
いくつかの実施形態では、ユーザは、回転可能入力機構を移動させ、スクリーン802、820、及び/又840に表示される時刻指示をスクロールできる。回転可能入力機構の移動(例えば、移動830)の検出に応じて、装置は、例えば、地球の回転をシミュレートすることで、地球の表示される表現を更新し、異なる時刻に太陽で照らされるように地球を表示できる(822と842を比較)。いくつかの実施形態では、装置は、表示される時刻指示を更新し、異なる時刻を指示できる(824と844を比較)。同様に、図9に示すように、入力機構の移動(例えば、移動912)の検出に応じて、装置は、月の表示されるシミュレーションを更新し、異なるタイムオブマンスにおける異なる月相を表示することも(例えば、904と922を比較)、及び/又は表示される時刻指示を更新し、異なる時刻を示すこともできる(例えば、906と924を比較)。同様に、図10に示すように、回転可能入力機構の移動(例えば、移動1018)の検出に応じて、装置は、地球と1つ以上の地球以外の惑星の表示される位置を更新し、異なるタイムオブイヤーにおける太陽に対する異なる位置を表示することも(例えば、1008及び1010と1026及び1028を比較)、表示される時刻指示を更新し、異なる時刻を示すこともできる(例えば、1012と1030を比較)。いくつかの実施形態では、地球と月の表現、及び/又は地球と1つ以上の地球以外の惑星の位置は、回転可能入力機構の移動の方向に基づいて、一方向で回転できる。いくつかの実施形態では、地球と月の表現、及び/又は地球と1つ以上の地球以外の惑星の位置は、例えば、上で参照したモデルのいずれかに従って、回転可能入力機構の移動の速度及び/又は量に基づいて、所定の速度で回転できる。当然のことながら、表示されるコンテキスト特化ユーザインターフェースに依存して、回転可能入力機構の移動は、表示される時刻指示を異なるタイムスケールで更新させてもよい。例えば、同じ程度及び/又は速度の回転で、図8に示したコンテキスト特化ユーザインターフェースを時間毎に更新させてもよいが、図9に示したコンテキスト特化ユーザインターフェースは、日又は週毎に更新することもでき、図10に示したコンテキスト特化ユーザインターフェースは、月又は年毎に更新できる。
図8〜図10に示したいずれかのコンテキスト特化ユーザインターフェースのいくつかの実施形態では、装置は、上記のように、国際宇宙ステーションの実時間の位置等の、他のグローバルな又は天文学的フィーチャ又はオブジェクトを指示できる。いくつかの実施形態では、ユーザは、ディスプレイ上をタップすることもでき(例えば、宇宙空間に対応する位置)、タップの検出に応じて、装置は、例えば、現在宇宙にいる人々の数、現在宇宙にある宇宙船の数及び/又は名前等、他のグローバルな又は天文学的フィーチャ又はオブジェクトについての別の情報を提供できる。
図11Aは、装置1100で動作できる典型的なコンテキスト特化ユーザインターフェースを示す。装置1100は、いくつかの実施形態では、装置100、300、又は500であってもよい。電子装置は、タッチ感知ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
ユーザは、昼間及び夜間の時刻というコンテキストで所定の時刻を観察したい場合がある。例えば、ユーザは、夜明け又は夕暮れの時刻を知りたい、又は日没までにどのくらいの時間が残っているかの簡単な視覚的指示にアクセスしたい場合がある。
図11Aに示すように、装置1100は、ユーザインターフェーススクリーン1102を表示する。ユーザインターフェーススクリーン1102は、昼間を指示する第1の部分1104と夜間を指示する第2の部分1106の2つの部分を有する。更に、スクリーン1102は、サイン波1108を表現するユーザインターフェースオブジェクトを表示する。サイン波1108は、数学的精度又は正確さなしにサイン波の一般的な外見を表現してもよい。しかし、重要なことは、サイン波1108は、ほぼ一日の期間を有し、その日を通して太陽の経路を指示する。図11Aに示すように、1108のトラフは、正子(24時間離れた2つの正子に対応する)を表現し、1108のピークは、その日の正午を表現する。スクリーン1102には、第1のアフォーダンス1110も表示され、それは、現在の時刻を指示する位置で、サイン波1108に沿った位置に表示される。更に、スクリーン1102は、ディスプレイの昼間部分と夜間部分を分割するオプション機能である水平ライン1112を表示する。図のように、水平ライン1112は、2つの点でサイン波1108と交差し、日出と日没を表現する。最後に、スクリーン1102は、現在の時刻を指示する第2のアフォーダンス1114を表示する。
その日の過程を通して、1114は現在時刻(この例では、午前5:30)を表示し、第1のアフォーダンス1110は、サイン波に沿って進む。1110が昼間部分1104にあるとき、現在時刻は昼間である。1110が夜間部分1106にあるとき、現在時刻は夜間である。午前5:30では、第1のアフォーダンス1110はなおスクリーン1102の夜間部分にあるので、ちょうど夜明け前である。このコンテキスト特化ユーザインターフェースの機能は、ユーザに簡単で直感的な方法を提供し、現在時刻を追跡し、例えば、日没又は日出までどれくらいあるかを理解できる。いくつかの実施形態では、第1のアフォーダンス1110で指示すように、ディスプレイの夜間部分(例えば、1106)内に完全にある位置のとき、太陽を表現するアフォーダンスは中空(リング状等)に見える。これは更に、現在は夜明け前であることをユーザに強く意識させる。
例えば、スクリーン1120は、第2の時刻を指示し、第1のアフォーダンス1122、サイン波1124、及び第2のアフォーダンス1126を含む。第2のアフォーダンス1126で指示すように、今は午前7:00の日出である。波1124に沿っての第1のアフォーダンス1122の位置は、第1の部分と第2の部分の間にあり、夜間から昼間への遷移を指示する。これは更に、ディスプレイの2つの部分を分けるライン1128にアフォーダンス1122を位置合わせすることで、スクリーン1120に示される。これは更に、アフォーダンス1122自体の外見によって示され、それは、アフォーダンスが、ディスプレイの第1の部分及び第2の部分と交差する位置にあるとき、オプションとして半分まで塗りつぶされる。
スクリーン1130は、第3の時刻を示し、第1のアフォーダンス1132、サイン波1134、及び第2のアフォーダンス1136を含む。第2のアフォーダンス1136で指示すように、今は午後2:00である。波1134に沿っての第1のアフォーダンス1132の位置は、ディスプレイの第1の部分にあり、昼間を指示する。これは更に、アフォーダンス1132自体の外見によって描写され、それは、そのアフォーダンスが完全に第1の部分の位置のとき、オプションとして塗りつぶされる。
いくつかの実施形態では、第1の及び/又は第2の部分の色は、昼間(例えば、暖かい又は明るい色で)又は夜間(例えば、暗い又は冷たい色で)を指示できる。いくつかの実施形態では、第1の部分及び第2の部分は、同じ色であってもよく、現在の光状態を表現することができる。これらの実施形態では、ユーザは更に、サイン波、オプションの水平ライン及び/又は太陽のアフォーダンスのオプションの外見(例えば、塗りつぶし、半分まで塗りつぶし、又は中空)によって現在の光状態を教えることもできる。いくつかの実施形態では、サイン波は2つ以上の色を含んでいてもよく、これらの色は、昼間及び夜間部分を指示できる(例えば、昼間部分の波の一部が1つの色であってもよく、夜間部分の波の一部が別の色であってもよい)。更に、2つの部分は、任意の形状であってもよい(長方形には限定されない)。例えば、昼間部分は、サイン波を取り囲む明るくした円として見え、夜間部分は円の周りの全てのように見えてもよい。
いくつかの実施形態では、装置1100は、位置センサ(例えば、GPSセンサ532及び/又はGPSモジュール135)を有してもよい。これらの実施形態では、装置1100は、位置センサから装置の現在位置を獲得し、表示される第1の部分及び第2の部分の割合によって、現在位置及び現在時刻における昼間と夜間の時間を指示できる。つまり、ディスプレイの昼間部分及び夜間部分のサイズは、現在の位置及び日付における昼間の時間に対して調整される。図の例として、現在位置が夏の間の北極圏に近い場合、昼間部分は、スクリーンの全て又はほぼ全てを含むことができ、表示されるサイン波の全て又はほぼ全ては昼間部分にある。他の例として、ユーザが地球を緯度方向に移動したとすると、アフォーダンス1110、1122、又は1132の位置は(例えば、)変化しないが、昼間と夜間部分の比率、及びそれぞれの内のサイン波の相対的な量は、現在の位置を反映するように調整される。これは、時刻のより写実的描写をユーザに提供し、ユーザインターフェースを向上させる。
いくつかの実施形態では、表示されるサイン波の振幅は、現在位置及び現在時刻において水平線に対する太陽の高さに基づく。例えば、波は、平坦であるか、若しくは振幅を小さくでき、その位置及び現在の日付(例えば、冬の極により近い位置)で、太陽が空のより低い経路を通ることを反映できる。
ここで、注意を図11Bに向けると、それは、ユーザがやり取り可能な機能を提供し、追加の昼/夜情報を見ることができるこのコンテキスト特化ユーザインターフェースの一例を示す。図11Bは、装置1100に表示されるユーザインターフェーススクリーン1140を示す。スクリーン1140は、第1のアフォーダンス1142を含み、それは、サイン波1144に沿って現在時刻における太陽の位置を表現する。スクリーン1140は更に、第2のアフォーダンス1146を表示し、それは、更に現在時刻(午前10:09)を指示する。装置1100は、表示される第1のアフォーダンス1142において、タッチ1148で示されるユーザコンタクトを受け取る。
装置1100で検出されるように、ユーザは、第1のアフォーダンス1142にタッチし、連続的なジェスチャで(タッチ1166で指示すように)サイン波に沿って第2の位置までそのアフォーダンスをドラグする。それに応じて、スクリーン1160に示すように、装置1100は、サイン波1164に沿っての第2の位置に、第1のアフォーダンス1162を表示する。装置1100は更に、第2のアフォーダンス1168を更新し、現在以外の時刻を指示する。この新しい時刻(12:09)は、アフォーダンス1162の第2の位置によって示される時刻に対応する。従って、ユーザは、アフォーダンス1148及び/又は1166を移動させるだけで、サイン波に沿っての任意の位置で表される時刻を見ることができる。
当然のことながら、コンタクトの移動は、サイン波上の位置で開始及び終了できるが、移動自体が正確にサイン波を追跡する必要はない。つまり、ユーザは、サイン波に沿って正確にコンタクトを追跡する必要はない。装置は、表示される第1のアフォーダンスにおいてユーザコンタクトを単に受け取ってもよく、ユーザコンタクトの受け取りを続けながら、タッチ感知ディスプレイでのユーザコンタクトの中断なく、第1の位置から第2の位置へのコンタクトの移動を検出する(例えば、ユーザはタッチ感知ディスプレイから指を持ち上げない)。
第2の位置におけるコンタクトの検出に応じて、装置は、サイン波を追跡しながら、スクリーン上の第1のアフォーダンスを第2の位置に平行移動できる。従って、ユーザコンタクトはサイン波を追跡する必要はないが、装置はそれでも、サイン波に沿って第1のアフォーダンスを追跡することで、第1の位置から第2の位置に第1のアフォーダンスを平行移動させる。いくつかの実施形態では、装置は、第2のアフォーダンスによって示されるように、時刻を連続的に更新できる。若しくは、装置は、連続的なコンタクトが第2の位置に停止したとき、第2のアフォーダンスによって示される時刻を更新できる。代替え的な実施形態では、第1の位置でのコンタクトの検出後、装置は、回転可能入力機構の回転に応じて、スクリーン上の第1のアフォーダンスをサイン波上の第2の位置に平行移動できる。
図11Bは、このコンテキスト特化ユーザインターフェースのオプション機能を示す。スクリーン1140に示すように、アフォーダンス1142におけるユーザタッチ1148の受け取りに応じて、装置1100はアフォーダンス1150と1152を表示し、それらはそれぞれ日出と日没を描写する。波が、昼間を指示する第1の位置と、夜間を指示する第2の位置の間の境界と交差する2つの点で、アフォーダンス1150と1152は、波1144に沿って表示される。この境界は、オプションの水平ライン1154と共にスクリーン1140に境界を定める。水平ライン1154が表示されると、アフォーダンス1150と1152は、ライン1154が波1144と交差する2つの点に表示される。いくつかの実施形態では、アフォーダンス1150と1152は更に、現在の日の日出と日没時刻のそれぞれの数値表示を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、これらのアフォーダンスは、装置1100が第2の位置においてユーザコンタクトを受け取る間も表示される。
アフォーダンス1142におけるユーザコンタクト1148の受け取りに応じて、スクリーン1140にはアフォーダンス1156と1158も表示される。アフォーダンス1156と1158は、夜明けと夕暮れにそれぞれ対応する位置で、波1144に沿って表示される。いくつかの実施形態では、これらのアフォーダンスは、装置1100が第2の位置においてユーザコンタクトを受け取る間も表示される。これらの表示されるアフォーダンスは、最初の及び最後の光がいつ発生するかをユーザに指示し、ユーザは、アフォーダンス1142からの距離によって、それらがいつ発生するか、又はどれくらい前に発生したかを視覚的に評価できる。いくつかの実施形態では、夜明けの時刻は、天文薄明、航海薄明、又は市民薄明であってもよい。いくつかの実施形態では、夕暮れの時刻は、天文薄暮、航海薄暮、又は市民薄暮であてもよい。
いくつかの実施形態では、装置1100は、表示される第1のアフォーダンスにおけるコンタクト、コンタクトの移動、及びコンタクトの中断を検出する。コンタクトの中断の検出に応じて、装置は現在時刻を指示する位置に戻すように第1のアフォーダンスを平行移動させ、第2のアフォーダンスを更新し、現在時刻を指示してもよい。これによって、ユーザは、所定の位置にアフォーダンスをドラグし、その位置に対して示された時刻を見て、コンタクトを離し、現在位置に「スナップバック」できる。
図11Cは、このコンテキスト特化ユーザインターフェースの別のオプション機能を示す。いくつかの実施形態では、特にユーザインターフェーススクリーンが小さなサイズのディスプレイに表示される場合、視認性のために各要素をできるだけ大きく表示することが望ましい。スクリーン1170は、第1のアフォーダンス1172、サイン波1174、及び第2のアフォーダンス1176を表示する。図のように、アフォーダンス1176は、波1174と交差する。現在時刻が2:00に到達すると、スクリーン1180に示すように、波1184に沿って2:00を指示するアフォーダンス1182の位置は第2のアフォーダンスと交差する。装置1100は、第1のアフォーダンスの位置が第2のアフォーダンスと交差するかどうか(例えば、第2のアフォーダンスと重複する、それによって覆い隠される、若しくはそれに近づいて見える位置)を決定できる。アフォーダンスが交差することの決定に応じて、装置は、交差しないディスプレイ上の別の位置に第2のアフォーダンスを表示できる。スクリーン1180に示すように、アフォーダンス1186の位置は、1176とは異なるが、それは、スクリーン上の1176の相対的な位置が、第1のアフォーダンス1182と交差するためである。この調節によって、装置は、表示される要素間の視覚的干渉なしに、情報豊かなスクリーンを表示できる。
ユーザは、スクリーン1180にタッチ1188を備えているタッチ感知ディスプレイにコンタクトすることもできる。このコンタクトは、例えば、現在時刻で太陽を表現する第1のアフォーダンスの位置以外の、ディスプレイ上の任意の位置であってもよい。コンタクトの検出に応じて、装置1100はスクリーン1190を表示し、それは、日出時刻1192、日没時刻1194、及びアフォーダンス1196を含み、昼間と夜間のテキスト以外の指示を提供する。これによって、ユーザは、任意のユーザインターフェーススクリーンから日出及び日没時刻にアクセスできる。
ユーザは、このコンテキスト特化ユーザインターフェースによって時刻のリマインダを設定することもできる。例えば、装置が回転可能入力機構(例えば、506)を有する場合、ユーザは、回転可能入力機構を回転させ、リマインダを設定できる。回転可能入力機構の移動の検出に応じて、装置は、現在の時刻ではないことを指示する第3の位置に第1のアフォーダンスを平行移動できる。ユーザは、第3の位置に表示される第1のアフォーダンスにコンタクトし、コンタクトの検出に応じて、装置は、指示された時刻にユーザリマインダを設定できる。
例えば、装置は、ユーザプロンプトを表現する別のアフォーダンスを表示し、指示された時刻にアラートを設定できる。リマインダは、視覚的アラートであってもよい。この例では、装置は、その時刻が近づくと表示される視覚的アラートを表示できる。若しくは、装置は、サイン波に沿って第3の位置を示す視覚的アフォーダンスを常に表示し、指示された時刻が現在時刻からどのくらい離れているかをユーザに理解させるのに役立つ。いくつかの実施形態では、ユーザリマインダは、指示された時刻に到達したか、又はすぐに到達するとき、ユーザに音声で通知する音声アラートを含むことができる。いくつかの実施形態では、ユーザリマインダは触覚アラートを含むことができる。装置は、指示された時刻が近づいて得るとき、ユーザへの触覚信号を生成できる(例えば、触覚フィードバックモジュール133と触知出力生成器167を用いて)。
これらの機能によって、ユーザは、このコンテキスト特化ユーザインターフェースを更にカスタマイズできる。当然のことながら、この機能は、所定の時刻に特定のアラートを生成せず、むしろ、特定の日付に結び付けられていない時刻に共通アラートを設定できる。例えば、ユーザは、家の窓を通る日光等所定の照明効果を通知し、それが発生する時刻にこの効果を見ることができるようにリマインダを設定したい場合がある。昼間/夜間情報のコンテキスト内では、これによって、ユーザはユーザインターフェースをカスタマイズし、日出、日没、夜明け、夕暮れ等だけでなく、指定したい時刻を含めることもできる。
図12は、装置1200で動作できる典型的なコンテキスト特化ユーザインターフェースを示す。装置1200は、いくつかの実施形態では、装置100、300、又は500であってもよい。いくつかの実施形態では、電子装置は、タッチ感知ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
ユーザは、元の画像をできるだけ保持しながら、ユーザインターフェーススクリーンで所定の背景画像を見たい場合がある。従って、画像上に表示されるインターフェースオブジェクトとしてだけでなく、画像自体から生じるように見えるインターフェースオブジェクトとして時刻及び/又は日付を表示するコンテキスト特化ユーザインターフェースを提供し、時刻と日付の視覚的指示をなお提供しながら、ユーザの画像の視野を最大化すること望ましい。ユーザインターフェースが小さなサイズのディスプレイに表示される場合、これは特に当てはまる場合がある。
図12に示すように、装置1200は、背景1204を含むユーザインターフェーススクリーン1202を表示している。背景1204は、海辺の画像に基づく。いくつかの実施形態では、画像は写真であってもよい。
ここで使用される際、技術的にその許容された意味に従って、語句「背景」は、ユーザインターフェーススクリーンに同様に表示されるテキスト及びユーザインターフェースオブジェクから視覚的に区別可能なユーザインターフェーススクリーンの背景を指す。背景を画像に基づかせることは、表示されるスクリーンの背景として画像を表示することを単に意味する。いくつかの場合、画像と背景は同一であってもよい。他の場合、背景として画像を表示することは、画像の1つ以上のアスペクトを修正し、画像サイズ、画像トリミング、画像解像度等、ディスプレイに適合させることを含んでいてもよい。
更に、スクリーン1202は、ユーザインターフェースオブジェクト1206と1208を含む。1206は日付(23日)を指示するが、1208は時刻(10:09)を指示する。いくつかの実施形態では、装置は、現在の日付及び/又は現在の時刻を指示できる。
表示される背景1204は、複数の画素を含む。これらの画素のサブセットは、画像に対する外見を修正し、そのサブセットが、ユーザインターフェースオブジェクト1206とユーザインターフェースオブジェクト1208のうちの1つ以上を表現するようにする。つまり、これらのユーザインターフェースオブジェクトの少なくとも1つは、背景を修正することで表示される。例えば、画素のサブセットは、色及び/又は強度を変化させることで修正できる。
いくつかの実施形態では、画素のサブセットは、色混合によって修正できる。いくつかの実施形態では、画素のサブセットは、色ぼかしによって修正できる。いくつかの実施形態では、画素のサブセットは、グラジエントを適用することで修正できる。重要なことは、これらの例は、画素のサブセットの外見が、ユーザインターフェースオブジェクトの位置における背景画像と、ユーザインターフェースオブジェクトそれら自体の両方に影響されることを示す。これによって、ユーザは、ユーザインターフェースオブジェクトの視認性を維持しながら、画像をより明瞭に見ることができる(ユーザインターフェースオブジェクトは、画像上に単に表示されず画像を妨げないので)。
いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクト1206と1208の一方は、背景を修正することで表示され、他方は、背景に依存せずに表示される(例えば、背景画素のサブセットを修正することで生成されない固定の色及び/又は強度)。これらの実施形態では、装置は、表示されるユーザインターフェースオブジェクト(例えば、1206又は1208)の位置において背景色を表現するデータを受けることもでき、表示されるユーザインターフェースオブジェクトの色は、この背景色と異なっていてもよい(例えば、異なる色及び/又は強度)。例えば、表示されるユーザインターフェースオブジェクトの位置における背景色は、その位置において最も一般的な色を含んでいてもよい。この機能は、ユーザインターフェースオブジェクトの1つが所定の色である場合、背景色の外見を問わず、それが背景上に明瞭に表示されることを保証する。
いくつかの実施形態では、背景が基づく画像は、装置1200に格納される。
他の実施形態では、背景が基づく画像は、外部装置に格納され、外部装置は、無線通信(例えば、Wi−Fi、Bluetooth(商標)、近距離通信(NFC)、又は任意の他のセルラ及び/又は本明細書で説明される他の無線通信技術)を介して、装置1200に結合される。これらの実施形態では、スクリーン1202を表示する前に、装置1200は、外部装置から背景を表現するデータを(無線通信を介して)受け取ることができる。これらのデータを用いて、装置1200は、その後、背景を表示できる。
オプションとして、画像が外部装置に格納される場合、装置1200は、外部装置の現在の背景に基づいて背景を表示できる。例えば、装置は、外部装置から現在の背景を表現するデータを(無線通信を介して)受け取り、外部装置の現在の背景に対応する背景を含むユーザインターフェーススクリーンを表示する。それから、装置は、外部装置からの背景の画素のサブセットを修正し、日付を指示するユーザインターフェースオブジェクトと、時刻を指示するユーザインターフェースオブジェクトのうちの1つ以上を表現する。いくつかの実施形態では、装置1200は更に、特に外部装置と装置1200が異なる表示寸法及び/又は解像度を有する場合、例えば、画像サイズ、画像トリミング、画像解像度等のうちの1つ以上を変化させることで、外部装置からの背景を変更できる。
図12を参照すると、ユーザは、画像フォルダから画像を選択し、背景として機能させたい場合がある。したがって、装置1200は、2つ以上の画像(例えば、スクリーン1202と1210に示した画像)を含むフォルダにアクセスし、第1の画像を選択し、第1の画像に基づく背景(例えば、背景1204)を含むユーザインターフェーススクリーンを表示できる。上記のように、この背景は、画像に対して外見的に修正された画素のサブセットを含み、日付を指示するユーザインターフェースオブジェクト(例えば、1206)と、時刻を指示するユーザインターフェースオブジェクト(例えば、1208)を表現する。
オプションとして、図12に示すように、スクリーン1202を表示した後、装置1200は、ユーザ入力を表現するデータを受け取ることができる。それに応じて、装置1200は、背景1204を表現するデータを獲得し、第1の画像とは異なる第2の画像をフォルダから選択し、第2の画像に基づく背景1212を含むスクリーン1210を表示する。図12に示すように、背景1204と1212は、それぞれ海辺のシーンと山のシーンという異なる画像に基づく。この機能は、ユーザが表示される背景の変更を決定したとき、装置が、ユーザ入力前に表示された画像に比べて異なる画像を表示することを保証する。
図12に示すように、スクリーン1210は更に、日付を指示するユーザインターフェースオブジェクト1214と、時刻を指示するユーザインターフェースオブジェクト1216を含む。これらのユーザインターフェースオブジェクトの少なくとも1つは、上記のように、表示されるユーザインターフェースオブジェクトの位置で、背景1212の画素のサブセットを修正することで表示される。このサブセットは、色混合、ぼかし、グラジエント等、上記のいずれかの方法で修正される。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクトの1つは、背景に依存しない色であってもよく、装置1200は、この色を修正し、上記のように背景に適合させてもよい。背景が基づく画像は、装置1200に格納することも、上記のように、外部装置に格納することもできる。
様々なユーザ入力は、背景を変更するためのユーザ入力として機能させてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、ディスプレイ上のタッチ、回転可能入力機構の回転、押下げ及び回転可能入力機構の押下げ、又はディスプレイ上のスワイプであってもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、電子装置のユーザ移動(例えば、装置が装着型の場合、ユーザの手首を上げること等の装置の移動、又はユーザがディスプレイを見ていることを示す他の移動)であってもよい。好ましくは、この機能によって、装置は、ディスプレイを見る毎に異なる画像を表示でき、見る毎にカスタマイズされた表示をユーザに提供し、装置とのユーザ対話を向上させる。上記のように、装置のユーザ移動は、例えば、加速度計(例えば、534)、ジャイロスコープ(例えば、536)、動きセンサ(例えば、538)、及び/又はそれらの組み合わせを用いることで検出される。
いくつかの実施形態では、ユーザは、フォルダから画像を除外するように選択し、それがもはや背景として選択されないようにできる。これらの例では、装置は、フォルダからの画像のユーザ禁止を表現するデータを受け取ることができる。このような禁止は、図12に示したユーザインターフェースを介して受け取ることも、2つ以上の画像を含むフォルダを介して受け取ることもできる(例えば、フォルダは、ユーザが、より多くの画像を選択し、画像をフォルダにドラグし、フォルダから画像を削除し、及び/又は画像を背景として使用することを禁止できる機能を含んでいてもよい)。データの受け取りに応じて、装置は、先々のユーザ入力に応じて、背景としての画像の表示を妨げることができる。
図13Aは、装置1300で動作できる典型的なコンテキスト特化ユーザインターフェースを示す。装置1300は、いくつかの実施形態では、装置100、300、又は500であってもよい。電子装置は、タッチ感知ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
ユーザは、入力に応じて、電子装置で表示されるアニメーションを見たい場合がある。ユーザは、一日に何度も電子装置を見る場合があるので、特にユーザが時刻計測のために装置に依存している場合、ディスプレイを見る毎に、異なる経験をユーザに提供することが望ましい。これは、ユーザの電子装置に対する興味及び関与を維持する。
図13Aに示すように、装置1300は、10:09において、ユーザ入力1304の検出に応じて、ユーザインターフェーススクリーン1302を表示する。スクリーン1302は、時刻を指示するユーザインターフェースオブジェクト1306、並びに蝶を描写するユーザインターフェースオブジェクト1308を含む。スクリーン1302を表示した後、装置1300は、互いに全て異なる3つのアニメーション化シーケンスを連続的に表示することで、蝶1308をアニメーション化する。第1のアニメーション化シーケンスは、蝶1308によって示され、羽を開いている蝶を描写する。次に、スクリーン1310は、第2のアニメーション化シーケンスを表示し、ディスプレイの右から左に飛ぶ蝶1314を描写する。なお、スクリーン1310は、時刻を指示するユーザインターフェースオブジェクト1312も表示する。最後に、スクリーン1320は、第3のアニメーション化シーケンスを表示し、羽を閉じている蝶1324を描写する。スクリーン1320は再び、時刻を指示するユーザインターフェースオブジェクト1322を表示する。
その日の内に、図13Bに示すように、装置1330は、第2のユーザ入力1332を検出する。それに応じて、装置1300は、前に表示したアニメーション化シーケンス(つまり、蝶1314によって示されるシーケンス)を表現するデータにアクセスする。装置1300は、スクリーン1330を表示する。スクリーン1330は、時刻が今2:09であることを指示するユーザインターフェースオブジェクト1334と、蝶を描写するユーザインターフェースオブジェクト1336を含む。
それから、装置1300は、3つのアニメーション化シーケンスを連続的に表示することで、蝶1336をアニメーション化する。スクリーン1330上の蝶1336は、スクリーン1302上の蝶1308と同じシーケンスを用いてアニメーション化され、羽を開いている蝶を示す。次に、スクリーン1340は蝶1334を示し、ディスプレイ上を左から右に飛ぶようにアニメーション化される。蝶1334のアニメーション化シーケンスは、スクリーン1310上の蝶1314のアニメーション化シーケンスと異なっている(蝶1314のシーケンスを表現するデータは既にアクセスされている)。これは、ユーザが、最後のユーザ入力と比べて、異なるアニメーションを見ることを保証する。この変動は、アニメーション化されるユーザインターフェースオブジェクトによりランダムで生き生きとした品質を与えるので、これは、アニメーションをユーザにとってより写実的で及び/又は興味を引くものにする。
最後に、スクリーン1350は蝶1354を示し、それは、スクリーン1320上の蝶1324と同じシーケンス(羽を閉じている蝶)を用いてアニメーション化される。スクリーン1340と1350は更に、時刻を指示するユーザインターフェースオブジェクト1342と1342を表示する。
図13Aと図13Bは、ユーザ入力に応じて表示される2つの蝶(1336と1308)を示す。蝶1336は1308に関連しているが、同一である必要はない。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクト1336は、ユーザインターフェースオブジェクト1308と同じであってもよい。他の実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクト1336は、ユーザインターフェースオブジェクト1308に関連しているが、同一ではないオブジェクトであってもよい。例えば、これらのユーザインターフェースオブジェクトは、一般的な種類は同じであるが、外見が異なる(例えば、異なる色、異なる姿勢、異なる種等の)動物であってもよい。
アニメーション化されるユーザインターフェースオブジェクトは、蝶又はクラゲ等の動物であっても、花等の植物であってもよい。いくつかの実施形態では、それは、無生物、単細胞生物、漫画、人間等であってもよい。このコンテキスト特化ユーザインターフェースは、特定のアニメーション化されるユーザインターフェースオブジェクトによっては限定されない。アニメーション化シーケンスは、表示されるオブジェクトに固有であってもよい。例えば、クラゲは、スクリーンを横切って様々な方向に泳ぐことができ、花は開いたり、閉じたり風に吹かれたり等してもよい。
蝶1308と蝶1324、又は蝶1336と蝶1354を比較することで示すように、第3のアニメーション化シーケンスは、第1のアニメーション化シーケンスの逆に基づいていてもよい。例えば、第1のシーケンスが羽を開いている蝶を描写する場合、第3のシーケンスは、羽を閉じている蝶を描写できる。これらのシーケンスは全アニメーション化シーケンスを両側から挟むので、この機能は、全体のシーケンスにまとまった感覚を与える。いくつかの実施形態では、第1のアニメーション化シーケンスの始まりにおけるユーザインターフェースオブジェクトの状態(例えば、蝶1308は羽を閉じており、その後、開くようにアニメーション化される)は、第3のアニメーション化シーケンスの終わりのユーザインターフェースオブジェクトの状態に対応し(例えば、蝶1324は羽を閉じて終わるようにアニメーション化される)、1つのシームレスなアニメーションの印象をユーザに提供する。
様々なユーザ入力が、図13に例示されるスクリーンを表示するためのユーザ入力として機能できる。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、ディスプレイ上のタッチ、回転可能入力機構の回転、押下げ及び回転可能入力機構の押下げ、又はディスプレイ上のスワイプであってもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、電子装置のユーザ移動(例えば、装置が装着型の場合、ユーザが手首を上げること等の装置の移動、又はユーザがディスプレイを見ていることを示す他の移動)であってもよい。好ましくは、この機能によって、装置は、ディスプレイが見られる毎に、異なるアニメーションを見かけ上は表示できる。
いくつかの実施形態では、ユーザ入力に応じて表示されるユーザインターフェースオブジェクトは、各入力後に同じであってもよい。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクトは、毎回異なっていてもよい。例えば、ユーザインターフェースオブジェクトを反射(例えば、水平及び/又は垂直軸の周りで)、反転及び/又は回転させ、新しいユーザインターフェースオブジェクトを生成できる。これは、表示されるユーザインターフェースオブジェクト及びアニメーション化シーケンスの多様性の情報源となる。例えば、単一のオブジェクトを水平方向に、垂直方向に、並びに水平及び垂直に回転させることで、4つの新しいオブジェクトを生成し、オブジェクトの移動を導くアニメーションと結合させると、更に多くの変化を生成する。これらのアスペクトは、組み合わせの可能性を加え、単一のオブジェクトで利用可能なアニメーションの数を著しく増やし、事前にプログラムされるアニメーション化シーケンスの数を低減する。それは更に、クラゲ等、本来の形状及び/又は移動がより少ないオブジェクトのアニメーション化に役立つ。
ユーザは、表示されるユーザインターフェースオブジェクトを変更することもできる。例えば、装置1300は、タッチ感知ディスプレイ上のコンタクトを検出し、それに応じて、装置1300は、表示されるユーザインターフェースオブジェクトを第2のユーザインターフェースオブジェクトに置換できる。この第2のユーザインターフェースオブジェクトは、第1のものと関連していてもよい(例えば、ユーザは、前のものが青かった場合、オレンジ色の蝶を選択できる)。
いくつかの実施形態では、図13Aと図13Bに示すように、時刻を指示するユーザインターフェースオブジェクトは、時間と分の数値指示を備えるデジタルクロックの表現であってもよい(例えば、オブジェクト1306、1312、1322、1334、1342、及び1352参照)。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクトは、ユーザ入力に応じて現在の時刻を表示できる。
図14Aは、装置1400で動作できる典型的なコンテキスト特化ユーザインターフェースを示す。装置1400は、いくつかの実施形態では、装置100、300、又は500であってもよい。電子装置は、タッチ感知ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
ユーザは、インタラクティブ時計文字盤で時刻を管理したい場合がある。例えば、ユーザは、装置とのインタラクションに興味を持ち続けるために、ディスプレイを見る毎にアニメーションを見たい場合や、色を変える時計文字盤を見たい場合がある。ユーザは、モノグラム等の個別のコンプリケーション、又はアプリケーションデータを表示する個別のウィジェットを備えるように、時計文字盤をカスタマイズしたい可能性がある。
図14Aに示すように、装置1400は、オフにしたディスプレイ1402を有する。装置1400のユーザ移動(例えば、動き1404)の検出に応じて、装置1400は、時計文字盤のアニメーション化明示部を表示する。スクリーン1410では、装置1400は、時計文字盤外周1412を表示し、時計回りに塗りつぶし又は描写されるようにアニメーション化される。スクリーン1420では、装置1400は、完全な時計文字盤外周1422と時針と分針1424を表示する。スクリーン1430では、装置1400は、完全な時計文字盤外周1432、時針と分針1434、及び時刻指示1436と1438(12時及び1時の時間をそれぞれ指示する)を表示する。これらの時間指示は、スクリーン1430と1440を比較することで示されるように、時計回りに次第に表示される。
スクリーン1440では、装置1400は、時計文字盤外周1442、時針と分針1444、及び12時の指示1446で表されるように、12時間の指示を表示する。スクリーン1450では、装置1400は、時計文字盤外周1452、時針と分針1454、12時間の指示(12時の指示1456で表されるように)、分の指示1458、及び以降で更に詳しく説明するモノグラム1460を表示する。したがって、図14に例示されるように、時計文字盤は、その形状を次第に明示するようにアニメーション化される。
図14Aには、数値時間指示(例えば、時間指示1436、1446、及び1456で示されるように、3、6、9、及び12)と、シンボル時間指示(例えば、スクリーン1440と1450の数値指示の間の表示される目盛)の二種類の時間指示が描写される。どちらの種類の指示も、単独で又は組み合わせて使用できる。いずれの種類のシンボルも時間指示として使用されるが、シンボルそれ自体ではなく、時計文字盤の周りの位置が、どの時間を指示しているかをユーザに伝える。時間指示及び/又は分の指示の数字(又はその欠如)は更に、ユーザによってカスタマイズされるが、それは以降で更に詳しく説明する。
図14Aは、1つ以上の時間指示が、時計回りに次第に表示されることを示す(例えば、スクリーン1430と1440に描写されるように、時計回りの方向に連続的に出現できる)。同様に、時計の外周も、オプションとして時計回りの方向に出現できる。これは、ユーザの向きを定めることに役立つ。オプションとして、分の指示は、時計回りに次第に出現できる。時針と分針(及びオプションとして、秒針)は、放射状等に同様にアニメーション化できる(例えば、時計文字盤の中心から始まり、外周に向かって外向きに延びるように出現する)。いくつかの実施形態では、時針と分針は、まず時間指示、その後、分の指示に続いて出現できる。いくつかの実施形態では、時計文字盤は、現在時刻を示す。
いくつかの実施形態では、時計文字盤は、色を含んでいてもよい。時計文字盤の背景、時計文字盤の外周、秒針、時間指示、分の指示、時針、分針等の機能は、任意の色で表示される。いくつかの実施形態では、装置1400は、色を連続的に変化させることで、時間的に時計文字盤に表示される色を更新し、ユーザは、色変化によって時間経過を認識する。この色は、例えば、背景色、時計文字盤自体の色、及び/又は秒針の色(例えば、秒針全体、又はポインタ、ドット、又は他のオプションの機能等の秒針の一部)であってもよい。一例として、色は、色のグラジエントを繰り返してもよく、全サイクルは、1分、1時間、1日等続く。
いくつかの実施形態では、装置1400は、装置のユーザ移動を検出できる。上記のように、装置のユーザ移動は、例えば、加速度計(例えば、534)、ジャイロスコープ(例えば、536)、動きセンサ(例えば、538)、及び/又はそれらの組み合わせを用いることで検出される。電子装置のユーザ移動は、装置が装着型の場合、ユーザが手首を上げること等の装置の移動、又はユーザがディスプレイを見ていることを示す他の移動を含むことができる。ユーザ移動の検出に応じて、装置1400は、異なる色(例えば、背景色、時計文字盤自体の色、及び/又は秒針の色)を表示できる。いくつかの実施形態では、この機能を用いて、ユーザは、時計文字盤に表示される静的な色を変化させることができる。他の実施形態では、この機能を用いて、ユーザは、上で例示すように、連続的に変化する色を変化させることができる。
いくつかの実施形態では、装置1400は、時計文字盤に(例えば、時計文字盤自体内に、又はディスプレイ上の時計文字盤に隣接して)コンプリケーションを表示できる。本明細書で用いる際、その技術的に許容される意味に従って、コンプリケーションは、ある時刻の時間及び分を指示するために用いられるもの(例えば、時計の針又は時間/分の指示)ではなく、任意の時計文字盤の機能を指す。例えば、アフォーダンスが、時計文字盤として表示される。以降で更に詳しく説明するように、アフォーダンスはアプリケーションを表現することもでき、アフォーダンス上のコンタクトの検出に応じて、装置1400は、そのアフォーダンスによって表されるアプリケーションを起動することもできる。
ここで図14Aを参照すると、いくつかの実施形態では、モノグラムがコンプリケーションとして表示される。スクリーン1450は、時計文字盤コンプリケーションとして表示されるモノグラムアフォーダンス1460を示す。装置1400は、名前を表現するデータを受け取り、そのデータの受け取りに応じて、モノグラムを生成し、アフォーダンス1460としてモノグラムを表示できる(この例では、「MJ」)。装置1400は、保存されたコンタクトエントリ、Vカード、モノグラムを含む画像(例えば、ユーザによって撮影又はアップロードされた画像)等の、1つ以上の情報源からこのデータを受け取ることができる。いくつかの実施形態では、装置1400は、モノグラム編集用のユーザインターフェースを有し、それは、図14で説明したユーザインターフェースの機能、装置1400上の別個のユーザインターフェース、又は装置1400と無線通信中の外部装置上のユーザインターフェースであってもよい。当然のことながら、これらのアスペクト(例えば、コンプリケーション、モノグラム、及び/又は色)は、本明細書で説明される他のコンテキスト特化ユーザインターフェースのいずれに適用してもよい。これらの機能は、ユーザが1つ以上の時計文字盤を個別化するために含めたい場合があるカスタマイズ可能な要素を提供し、ユーザのインタラクタビリティを改善することでユーザインターフェースを向上させる。
図14Bは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン14602を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。電子装置は、タッチ感知ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
ユーザは、電子装置に依存して、その日を通して時刻を管理する。パーソナル電子装置とのユーザ対話を促進するインタラクティブなユーザインターフェースをユーザに提供することが、ますます望ましくなっている。キャラクタベースのユーザインターフェースによって時刻を指示することで、装置とのユーザ対話を改善できる。キャラクタのインタラクティビティのレベルを増大し、キャラクタによって表示される自然な動きの印象を向上させることで、キャラクタの生き生きとした外見を向上させ、装置とのユーザ対話を改善し、引き延ばす。キャラクタベースのインターフェースで、時刻を管理するだけでなく、他のイベントに関連した情報を提供できることで、より生き生きとしたキャラクタベースのユーザインターフェースを伝えることで、装置とのユーザ対話を改善する。
従って、本明細書では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを含むコンテキスト特化ユーザインターフェースが提供される。ユーザは、このようなキャラクタベースのユーザインターフェースオブジェクトに、より自然で生き生きとした外見を取り入れたい場合がある。更に、ユーザは、キャラクタベースのユーザインターフェースオブジェクトが、よりダイナミックに動作し、ユーザとやり取りし、イベント関連情報をユーザに提供して欲しい場合がある。
装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14604等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14604は、肢体部14606と14608の表現を有する。ユーザインターフェーススクリーン14602に示すように、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14604は、肢体部14606と14608の位置によって、例えば、7:50等の時刻を指示できる。
キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、例えば、人間又は擬人化されたキャラクタ等の、キャラクタの任意の表現を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、キャラクタは、漫画キャラクタであってもよい。いくつかの実施形態では、キャラクタは写実的な人物であってもよい。いくつかの実施形態では、キャラクタは、人間、動物、植物、他の生物、又は他のオブジェクトであってもよい。いくつかの実施形態では、キャラクタは、漫画キャラクタ等の一般的なキャラクタであってもよい。
キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14604は、第1の肢体部(例えば、肢体部14606)で時間を指示し、第2の肢体部(例えば、肢体部14608)で分を指示することで、時刻を指示できる。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、異なる時刻に更新可能な静止画であってもよい。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、アニメーション化され、移動を描写できる。例えば、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、アニメーション化され、瞬き、体重移動、及び/又は表情の変化(例えば、顔の表情)を表現することができる。
本明細書で説明されるように、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、精度を変えることによって時刻を指示できる。図14Bに示すように、ユーザインターフェーススクリーンは、時刻値の1つ以上の数値指示、つまり、時計文字盤に時間、分、又は秒の値を指示する数字を含んでいてもよい。しかし、ユーザは時計文字盤を認識することに慣れているので、時刻値の数値指示はオプションであるが、それは、時計の針に似ている2つのオブジェクトの相対的な位置が、このような数値指示がなくてもおおよその時刻を指示できるためである。
本明細書で説明されるユーザインターフェーススクリーンの任意のものは、日付の指示、ストップウォッチ、クロノグラフ、アラーム等の、1つ以上のコンプリケーションを含んでいてもよい。
更に、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの肢体部は、様々な方法でユーザに時刻を指示できる。例えば、肢体部(腕部又は脚部等)は、ディスプレイ上のその相対的な位置によって、又はベクトルに沿ったディスプレイ上の位置を「指し示すこと」によって時刻を指示できる。肢体部は、指部の表現等の、方向指示器を表示することで時刻を指示することもでき、指部は、その相対的な位置によって、又は上記のように、ベクトルに沿って指し示すことで、時刻に対応するディスプレイ上の位置を指示する。肢体部は、時刻指示において正確である必要はない。
装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新し、第1の及び第2の肢体部の役割を反転させることで、つまり、第2の肢体部で第2の時間を指示し、第1の肢体部で第2の分を指示することで、第2の時刻を指示してもよい。例えば、図14Bは、装置14000が表示できるユーザインターフェーススクリーン14610を示す。ユーザインターフェーススクリーン14610は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14612を含む。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14612は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14604と同じキャラクタユーザインターフェースオブジェクトであってもよいが、異なる時刻を表現する。
ユーザインターフェーススクリーン14610に示すように、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14612は、肢体部14614と14616の位置によって、例えば、8:20等の時刻を指示している。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14604と14612を比較すると、両方が第1の肢体部(それぞれ肢体部14606と肢体部14614)及び第2の肢体部(肢体部14608と14616)を有する。しかし、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14604の第1の肢体部(肢体部14606)は、時間を指示し、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14612の第1の肢体部(肢体部14614)は分を指示している。同様に、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14604の第2の肢体部(肢体部14608)は分を指示し、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14612の第2の肢体部(肢体部14616)は時間を指示している。
いくつかの実施形態では、装置14000は、ユーザインターフェースオブジェクトを更新し、第1の肢体部を伸ばし、第2の肢体部を引っ込めることで、第2の時刻を表示できる。ユーザは、時針が分針より短い標準的な時計文字盤に慣れている場合があるので、それらの役割が逆になるとき、肢体部の拡大/収縮を変えることで、ユーザが指示された時刻をより簡単に追跡できるようにする。
キャラクタユーザインターフェースオブジェクトが、逆の役割を備える四肢を用いて時刻を指示可能にすることは、キャラクタが、常に自然な外見を維持できるようにすることによって、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを表示するフレキシビリティを向上させる。若しくは、四肢の役割が固定されると、キャラクタは、所定の時刻、例えば、12:30及び12:40の間で不格好なようにねじ曲げられる可能性がある。キャラクタが肢体部の役割を切り替えできるようにすることで、キャラクタの姿勢及び位置により多くのオプションを与え、より自然な外見を表現することができ、それによって、より生き生きとしたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトを描写することで、装置とのユーザ対話を改善する。
ここで、図14Cを参照すると、ユーザは、より自然に現れるキャラクタユーザインターフェースオブジェクトとやり取りしたいと考える場合がある。キャラクタユーザインターフェースオブジェクトが、固定された位置又は役割から常に移動している肢体部を用いて時刻を指示する場合、キャラクタの動き及び/又は姿勢の範囲が制限されるため、これはキャラクタの自然な外見を損なう。これは、不格好な姿勢及び/又は単調なキャラクタの外見をもたらす可能性がある。肢体部は、軸の周りの回転の表現ではなく、四肢の両端からの自由な移動を表現するアニメーションによって時刻を指示でき、それによって、一方の終点は常に固定され、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトが異なる時刻により自然に現れるようにする。
当然のことながら、本明細書で用いられる機械的な動き(例えば、肢体部の動き)は、機械的な動きの表現又はシミュレーションを表示することを含む。
図14Cは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン14702を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。
装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14704等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14704は、肢体部14706の表現を有する。ユーザインターフェーススクリーン14702に示すように、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14704は、肢体部14706の位置によって時刻、例えば、12等の時間を指示できる。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、異なる時刻に更新可能な静止画であってもよい。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、アニメーション化され、動きを描写できる。
肢体部14706は、第1の位置に第1の終点14708を有し、それは、肢体部14706の回転軸の表現として機能する。つまり、肢体部14706の位置は、終点14708の周りでの回転を表現するように表示又はアニメーション化され、異なる時刻を表示できる。肢体部14706は更に、第2の位置に第2の終点14710を有し、それは、時刻値を指示する。いくつかの実施形態では、時刻値は、時間、分、及び/又は秒であってもよい。
装置14000は、第2の時刻値を指示するために、第1の終点14708を第3の位置に移動し、第2の終点14710を第4の位置に移動することで、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14704を更新して第2の時刻値を指示できる。重要なことは、第1の終点14708は、肢体部14706の回転軸として機能するが、第1の終点14708自体も時刻を指示するために移動できる。従って、その位置決めにより多くの柔軟性が与えられるので、肢体部14706は、より自然な姿勢を取り入れることができる。これによって、キャラクタの生き生きとした外見を改善できる。
一例として、ユーザインターフェーススクリーン14720は、第1の終点14726と第2の終点14728を有する肢体部14724を備えるキャラクタユーザインターフェースオブジェクト14722を示す。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14722は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14704の更新された表示であってもよい。ユーザインターフェーススクリーン14702と14720を比較すると、特に肢体部14706と肢体部14724では、第1の終点14708と14726の位置によって反映されるように、第1の終点の位置が更新される。第1の終点14726は第3の位置にあり、第2の終点14728は第4の位置にあり、第2の時刻を指示する。ユーザインターフェーススクリーン14702と14720に示すように、肢体部14706は、(i)第1の終点の位置を移動させ、(ii)回転軸において肢体部を回転させることで、肢体部14724に更新される。
いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、第2の肢体部14712等の、第2の肢体部の表現を含んでいてもよい。第1の肢体部のように、第2の肢体部14712も、第2の肢体部14712の回転軸である第1の終点14714と、第2の終点14716を有する。第2の終点14716の位置は、第3の時刻値を指示できる。例えば、肢体部14706は時間値を指示することもでき、肢体部14712は分の値を指示できる。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14704を更新し、第2の時刻値を指示するために、第2の肢体部14712の第1の終点14714を第3の位置に移動させ、第2の終点14716を第4の位置に移動させることで、第4の時刻値を指示できる。これは、ユーザインターフェーススクリーン14720に描写されており、第3の位置に第1の終点14732、第4の位置に第2の終点14734を備える第2の肢体部14730を描写する。
上記のように、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの第1の及び第2の肢体部は、それらの位置をそれぞれ変更可能な2つの終点をそれぞれ有していてもよい。いくつかの実施形態では、第1の肢体部は、第1の肩部で胴体に接続され、第2の肢体部は第2の肩部で胴体に接続される。いくつかの実施形態では、胴体は、各肩部によって各肢体部の移動を接続し、1つの肩部の位置が、他の肩部の位置に影響を与えるようにする。このフィーチャは、人体と同様に、両方の肢体部の移動を調整若しくは相互に関連させることで、キャラクタの生き生きとした自然な外見を加える。
図14Dは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン14802を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。
装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14804等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14804は、肢体部14806の表現を有する。ユーザインターフェーススクリーン14802に示すように、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14804は、肢体部14806の位置によって、時刻、例えば、12等の時間を指示できる。
肢体部14806は、一方の端部に第1の終点14810、他方に関節部14812を備える第1のセグメント14808を有する。第1の終点14810は、第1の位置を有する。更に、肢体部14806は、一方の端部に第2の終点14816、他方に関節部14812を備える第2のセグメント14814を有する。従って、第1のセグメント14808と第2のセグメント14814は、関節部14812で接続し、それは、第2のセグメント14814の回転軸である。第2のセグメント14814の端部(従って、肢体部14806の一方の端部)の第2の終点14816は、第2の位置を有し、第1の時刻値、例えば、12等の時間を指示する。
装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14804を更新し、第2の時刻を指示するために、回転軸に沿って第3の位置に第2の終点14814を移動させることで、第2の時刻値を指示できる。擬人化された用語で説明すると、肢体部14806は、肘14812において接合した上腕14808と前腕14814の表現を有する。前腕14814は、肘14812で回転させ、異なる時刻を指示できる。時間を示す肢体部に関節部を追加することは、時計の針と類似しているが、ただし、それは関節部を含むので、腕は時計の針より自然に現れる。更に、関節部は、肢体部によって描写される動きの潜在的な範囲を拡大する。
ユーザインターフェーススクリーン14820は、肢体部14824を備えるキャラクタユーザインターフェースオブジェクト14822を表示することで、これを示す。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14804と同じオブジェクトであるが、異なる姿勢であってもよい。肢体部14824は、第1の終点14826、第1のセグメント14828、及び関節部14830を有する。関節部14830は、第2のセグメント14832に接続され、それは、第2の終点14824を有する。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14804と14822のフィーチャを比較することで示されるように、第2の終点14834は第2の終点14816とは異なる位置であり、従って、異なる時刻を指示する。この位置の変化は、関節部における第2のセグメントの回転によって実現される。
いくつかの実施形態では、第2の終点を移動させることは、第1の及び第3の位置において第2の終点の静止画を描写することを含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、第2の終点を移動させることは、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化し、スクリーン上で第2の終点の動きを平行移動させることを含んでいてもよい。
いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新することは、第1の終点を移動させることを含んでいてもよい。ユーザインターフェーススクリーン14820に対してユーザインターフェーススクリーン14802で示すように、第1の終点14810を移動させ、例えば、第1の終点14826で示すように、時刻の表示を変化させてもよい。従って、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは肢体部を有し、上と同様の腕の場合、肩部において上腕を回転させることも、肩部自体を移動させることも、肘において前腕を回転させることもできる。
これらのフィーチャによって、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、時間を指示するために、より広い範囲の自然で生き生きとした姿勢を取ることができる。これらのフィーチャをスクリーン上でアニメーション化すれば、キャラクタは、人間等の移動する形状の動きをシミュレートできる。これは、人間等の移動する形状をより正確にシミュレートすることで、装置とのユーザ対話及びつながりを著しく向上させる。それによって、微妙な移動と大きな移動の両方を可能にし、キャラクタに広範囲の表情を与え、キャラクタのパーソナリティのシミュレーションに役立つ。従って、キャラクタは、時刻だけを伝えることができる二本のキャラクタ状の時針の簡単な集まりであることを止め、パーソナリティを表現できるより実際的なキャラクタとなり、装置とのユーザの経験を改善する。
いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト(例えば、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14804及び/又は14822)は更に、ユーザインターフェーススクリーン14802に示したような第2の肢体部14818等の第2の肢体部、又はユーザインターフェーススクリーン14820に示したような第2の肢体部14836の表現を含む。第1の肢体部を参照しながら上で説明したように、第2の肢体部は、第2の肢体部の第1の終点を関節部に接続する第1のセグメントと、第2のセグメントを関節部に接続する第2のセグメントを含んでいてもよい。第2の肢体部の第1の終点は第1の位置にあってもよく、第2のセグメントの第2の終点は第2の位置にあってもよい。関節部は、第2のセグメントの回転軸として機能し、第3の時刻値を指示できる。装置14000は、第4の時刻値を指示するために、関節部における回転軸に沿って、第2の肢体部の第2の終点を移動させることで、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新できる。
いくつかの実施形態では、第1の肢体部は時間を指示し、第2の肢体部は分を指示する。いくつかの実施形態では、第1の肢体部は分を指示し、第2の肢体部は時間を指示する。第1の肢体部と第2の肢体部は、例えば、既存の時針と同様に、長さで区別される。第1の肢体部と第2の肢体部は、例えば、第1の終点と第2の終点の間の距離で区別される。例えば、一方の肢体部を湾曲させるか、又は肩部を位置決めし、他方の肢体部より短くない場合でも、より短く現れるか、若しくは他方の肢体部と区別できるようにする。第1の肢体部と第2の肢体部は、例えば、第2の終点と、時刻の数値指示等のディスプレイ上の別のオブジェクトとの距離によって区別される。
いくつかの実施形態では、第2の時刻を指示するために、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新することは、スクリーン上で第1の終点を平行移動させることによって、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化することを含んでいてもよい。例えば、キャラクタは、一方又は他方の肩部を移動させるように見えてもよい。いくつかの実施形態では、一方の肩部の移動又は位置は、他方の肩部の移動又は位置に影響を与え、人間等の実際の形状の接続された動きをシミュレートできる。
いくつかの実施形態では、第2の時刻を指示するために、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新することは、スクリーン上の関節部において、第2のセグメントを回転させることによって、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化することを含んでいてもよい。例えば、第2のセグメントは、前腕等の関節部において回転できる。
いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、例えば、ディスプレイの中心に向かって、スクリーン上を平行移動してもよい。
図14Eは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン14902を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14904等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。ユーザインターフェーススクリーン14902は、異なる2つの位置、まず位置14906、その後、14908において、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14904を連続的に表示することで、キャラクタの平行移動を示す。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14904は、位置14908においてディスプレイの中心により近づき、図14Eに示すように、右から左方向の動きをシミュレートする。このような動きは、例えば、ユーザが、装置とのインタラクションを開始するか、又は装置を見たときに使用され、キャラクタをディスプレイの中心に移動させ、時刻を指示させる。
いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを平行移動させることは、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化し、例えば、ディスプレイの中心までの歩行を表現することを含んでいてもよい。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14904は、脚部及び胴体を備えるキャラクタを描写することによってこれを示す。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト14904の脚部及び胴体によって表される位置14906と14908における異なる位置及び姿勢が歩行を表現する。例えば、装置とのユーザのやり取りに応じて、キャラクタをアニメーション化し、スクリーン上で自然に歩行させ、現在時刻に対応する位置を取ってもよい。ユーザ対話は、スクリーンを起動すること、装置を観察位置に持ち上げること、時計文字盤の起動に対応する装置のボタンを押すこと等を含んでいてもよい。
図14Fは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン15002を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15004等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。装置14000は、表示されるユーザインターフェーススクリーンの視覚的アスペクトを変化させ、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを強調できる。図14Fは、この概念の典型的な実施形態を示す。ユーザインターフェーススクリーン15002は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15004を強調するスポットライト15006を含む。
いくつかの実施形態では、ディスプレイの視覚的アスペクトを変化させることは、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの周りのユーザインターフェーススクリーンの色及び/又は輝度を変化させること、スポットライト等のユーザインターフェースオブジェクトを表示すること等のうちの1つ以上を含むことができる。
いくつかの実施形態では、装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化し、視覚的アスペクトの変化に対するキャラクタユーザインターフェースオブジェクトによる応答を表現できる。図14Fの典型的な実施形態に示すように、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15004をアニメーション化し、スポットライト15006を見ていることをシミュレートしてもよい。
図14Gは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン15102を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15104等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15104は、足部15106の表現を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15104は、時刻値を示す二本の肢体部と、少なくとも一方は足部を含んでいてもよい二本の脚部とを含む。
いくつかの実施形態では、装置14000は、足部をアニメーション化し、時間経過を示すことができる。ユーザインターフェーススクリーン15102及び15110に示すように、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15104及び15112は、足部(それぞれ15106、15114)を含む。足部15106及び15114の異なる位置(ディスプレイ上の位置、及び/又は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト内のそれらの姿勢に対して異なる)がこのアニメーションを描写する。例えば、キャラクタをアニメーション化し、タッピング等の、足部の動きをシミュレートできる。これは、規則的又は不規則なタイミングを有していてもよい。いくつかの実施形態では、足部をアニメーション化し、1秒に1回等の、規則的な間隔で移動させる。2つの肢体部と結合させると、これによって、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、例えば、時間、分、及び秒の時刻値を描写できる。
いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトによって描写される第1の時刻と第2の時刻は同じである。言い換えると、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、異なる時刻を描写することなく、肢体部又は肢体部の任意の終点をシフトさせることで移動できる。これによって、キャラクタは、指示した時刻を変更することなく姿勢をシフトできる。
いくつかの実施形態では、ディスプレイは、時刻の1つ以上の数値指示を含んでいてもよい。例えば、ディスプレイは円形の時計文字盤の表現を含み、中心のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、時計と同様に、数値指示器によって囲まれていてもよい。
上記のフィーチャによって、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、時刻を指示しながら、より広い範囲の自然な動きを取り入れることで、より自然で生き生きと現れるようにできる。ユーザは、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトによって他のイベントの表現を見たい場合がある。キャラクタユーザインターフェースオブジェクトが、外部刺激又は内部システムイベントに反応可能にすることは、よりインタラクティブなキャラクタを表現し、パーソナリティにより近い表現を描写する。キャラクタの改善されたインタラクティブ性は更に、その発生がそうでない場合は明らとはならないイベントが発生したことの追加の通知を提供することで、装置とのユーザ対話を向上させる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、ユーザがパーソナル電子装置からアクセスしたい場合がある通知、リマインダ、及び/又は他の情報の供給に役立つが、キャラクタの使用は、装置がこれらのアイテムを供給するために使用できるインタラクティブなパーソナリティを提供する。更に、内部システムイベント(例えば、カレンダイベント等)にキャラクタを応答させることは、キャラクタが、外部のユーザ入力に応答することに厳密には限定されないことを意味する。言い換えると、キャラクタは、ユーザの即座の動作に直接促されないイベントに応答するので、より生き生きとしたパーソナリティを有するように現れる。
図14Hは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン15202を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15204等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15204は、上記のように時刻を指示する。
装置14000は、イベントを指示する第1のデータを受け取ることができる。装置14000は、イベントが条件に適合するかどうかを決定できる。イベントが条件に適合することの決定に従って、装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのディスプレイにすることで、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15204を更新できる。
いくつかの実施形態では、表示されるキャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新した後、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトはなお時刻を指示する。例えば、キャラクタの外見又は姿勢を変更してもよいが、キャラクタはなお時刻を指示する。
いくつかの実施形態では、表示されるキャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新した後、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトはもはや時刻を指示するだけではない。例えば、キャラクタは、イベント及び/又は条件に関連した意味を伝える等、時刻を指示する以外の機能のために、姿勢を取り、表情をし、又はその肢体部を用いる。
いくつかの実施形態では、第1のデータはカレンダイベントを指示する。装置14000は、例えば、装置14000上のカレンダアプリケーションからイベントを表現するデータを獲得することによって、カレンダイベントを指示するデータを受け取ることができる。この例では、条件は、カレンダイベントの継続期間に対応できる。イベントが条件に適合するかどうかを決定することは、現在時刻が、カレンダイベントの継続期間内にあるかどうかを決定することを含んでいてもよい。例えば、装置14000は、現在時刻を獲得し、現在時刻がカレンダイベントの継続期間内(例えば、カレンダイベント中、又はカレンダイベントと実質的に同時期であるが、やや先行しているか又はやや遅れている)にあるかどうかを決定できる。
典型的な実施形態は、ユーザインターフェーススクリーン15202に示される。いくつかの実施形態では、カレンダイベントは誕生日である。いくつかの実施形態では、誕生日はユーザの誕生日である。いくつかの実施形態では、表示されるキャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新することは、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化し、誕生日の挨拶状を表示することを含んでいてもよい。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15204をアニメーション化し、お祭り用の帽子15206や誕生日のバナー15208を表示する。このアニメーションは、ユーザに誕生日を通知しながら、キャラクタをよりインタラクティブにさせるように機能する。重要なことは、キャラクタは、ユーザによる即座の入力なしに、誕生日の挨拶状を表示すること等で、視覚的アスペクトを変化させ、キャラクタが、パーソナリティと共に、より自律的に動作できるという印象を与える。いくつかの実施形態では、キャラクタの修正は、誕生日や記念日等、ユーザのコンタクトの1つに関連したいくつかの重要なイベントの指示である。
典型的な実施形態は、ユーザインターフェーススクリーン15210に示される。いくつかの実施形態では、カレンダイベントは休日である。いくつかの実施形態では、表示されるキャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新するとは、休日を反映させるために、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの視覚的アスペクトを変化させることを含んでいてもよい。この例では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15212は、サンタクロースの帽子15214によってこれを描写する。このアニメーションは、休日をユーザに通知しながら、キャラクタをよりインタラクティブにし、キャラクタの外見の単調さを低下させるように機能する。クリスマス以外の休日の他の例は、大晦日、元日、感謝祭、ハヌカ、独立記念日、聖パトリックスデー、バレンタインデー等を含んでいてもよい。
いくつかの実施形態では、装置14000は、ユーザの好きなスポーツチーム等の、ユーザ嗜好を指示するデータを受け取ることができる。データの受け取りに従って、装置14000は、スポーツチームを反映するために、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの視覚的アスペクトを変化させることで、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15204を更新できる。例えば、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの外見を更新し、ユニフォーム又はスポーツチームを表現する他の身の回り品(例えば、帽子、ジャージ、ユニフォーム、又は他の表現は、スポーツチームを表現するロゴ、アイコン、又はテキストを含む)を身につけているキャラクタユーザインターフェースオブジェクトを描写できる。更に、ディスプレイを更新し、そのチームのスポーツに関連したスポーツオブジェクト(野球用バット及び/又は野球ボール、フットボール、バスケットボール、サッカーボール、ホッケー用スティック及びホッケー用パック、チェッカーフラッグ等)を表現する第2のユーザインターフェースオブジェクトを含んでいてもよい。キャラクタは、チームがその日又はその時刻にプレーしていることの決定に従って、又はユーザがそのチームをフィーチャするイベントに参加していることの決定に従って更新できる。ユーザがそのチームをフィーチャするイベントに参加していることの決定は、ユーザのカレンダイベントを解析することによって、又はイベントの電子チケットが電子装置上又はペアの電子装置上に存在することの決定によって行われる。当然のことながら、ユーザの好きなスポーツチームは典型的なユーザ嗜好にすぎず、旗又は国の表現等の他のユーザ嗜好も想定される。
図14Iは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン15302を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15304等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15304は、上記のように時刻を指示する。
装置14000は、通知を指示するデータを受け取ることができる。通知は、例えば、電子メール、テキストメッセージ、リマインダ、仮想アシスタントリクエスト、又は他のこのような通知を含んでいてもよい。装置14000は更に、通知15306によって描写されるように、通知、又はアフォーダンス、若しくは通知の受け取り及び/又はコンテンツを表現するユーザインターフェースオブジェクトをユーザインターフェーススクリーン15302に表示できる。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15304をアニメーション化し、通知15306に反応できる。例えば、ユーザインターフェーススクリーン15302に示すように、キャラクタユーザインターフェーススクリーン15304は、通知15306を見るように現れてもよい。これは、例えば、キャラクタが通知の方を向くようにする姿勢の変化、又は顔等のキャラクタの外見の変化を含み、通知の方向を見ていることを指示できる。再び、この姿勢の変化又はキャラクタの焦点の変化を提供することで、そうでない場合にあまり明らかとならない着信アラート又はイベントをユーザに通知できる。
図14Jは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン15402を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15404等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15404は、上記のように時刻を指示する。
装置14000は、タイムオフデイを指示する第1のデータを受け取ることができる。時刻は、現在時刻を含むことができる。装置14000は、時刻がその日の夜間部分にあるかどうかを決定すること等で、時刻が条件に適合することを決定できる。装置14000は、夜間を表現するために、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15404の視覚的アスペクトを変化させてもよい。ユーザインターフェーススクリーン15402に示すように、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15404は、あくび及び保持しているろうそく15406を描写することで、夜間を表現する。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15404を変更し、パジャマ等の夜間に関連した衣服を身につけることを描写できる。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを修正し、ユーザが寝るべきであることの決定に従って、あくび又はパジャマを身につける。その決定は、例えば、人の所定の時刻、ユーザの睡眠パターンの認識、次の日のカレンダ上の早朝のイベントの指示、ユーザが所定の時間より長く活動していたことの認識等に基づいていてもよい。
図14Kは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン15502を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15504等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15504は、上記のように時刻を指示する。
装置14000は、現在時刻を示すデータを受け取ることができる。装置14000は、現在時刻が、正時のある時刻(例えば、1:00、2:00等)に対応するかどうかを決定できる。装置14000は、現在時刻が正時のある時刻であるかどうかを決定し、そうであれば、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化し、1つ以上の時間で正時の時間をアナウンスできる。ユーザインターフェーススクリーン15502に示すように、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15504は、音符15506を描写することで、現在時間をアナウンスする。いくつかの実施形態では、時間のアナウンスは、ユーザインターフェースオブジェクトを表示すること等、アナウンスの視覚的描写を含むことができる。いくつかの実施形態では、時間のアナウンスは、笛、チャイム、1つ以上の話し言葉、又は鐘を鳴らすこと等の音を含むことができる。
図14Lは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン15602を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15604等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15604は、上記のように時刻を指示する。
装置14000は、現在の又は予報される天候を指示するデータを受け取ることができる。現在又は予報される天候を指示するデータを受け取るために、装置14000は外部サーバから天候情報を検索できる。いくつかの実施形態では、装置14000は、The Weather Channel、Accuweather、The National Weather Service、Yahoo!(商標)Weather、Weather Underground等の天候サービスから天候情報を検索できる。
装置14000は、現在の又は予報される天候が、1つ以上の所定の天候条件に対応するかどうかを決定できる。所定の天候条件はシステム所定であってもよく、晴れ、又は雨、雷雨、風、雪等の荒れ模様の天候であってもよい。現在の又は予報される天候が1つ以上の所定の天候条件に対応することを装置14000が決定した場合、装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新し、現在の又は予報される天候を反映できる。例えば、図14Lに示すように、ユーザインターフェーススクリーン15602は、傘15606並びに雨粒15608を備えるキャラクタユーザインターフェースオブジェクト15604を含む。いくつかの実施形態では、装置14000は、ユーザインターフェースオブジェクトを表示し、所定の天候条件を反映できる。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化し、所定の天候条件を反映したユーザインターフェースオブジェクトに反応できる。他の例として、ユーザインターフェーススクリーン15610は、サングラス15614及びサーフボード15616、並びに太陽15618を備えるキャラクタユーザインターフェースオブジェクト15612を表示する。
図14Mは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン15702を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15704等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15704は、上記のように時刻を指示する。
装置14000は、第2の電子装置を指示するデータを受け取ることができる。装置14000は、データが、装置14000と第2の電子装置の閾値近接性に対応するかどうかを決定できる。その場合、装置14000は、第2の電子装置に反応するために、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化することによって、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15704を更新できる。ユーザインターフェーススクリーン15702に示すように、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15704は、親指を立てること15706又は笑顔15708を描写できる。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの姿勢を更新し、第2の装置の近接性及び/又は方向を反映できる。例えば、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、装置の方向で反応してもよく、ディスプレイに反映させてもよい。いくつかの実施形態では、第2の電子装置を指示するデータは、サーバによって提供され、そのサーバは、Find My Friends等、それらの位置のデータを提供することを同意したユーザのコンタクト位置を提供する。第2の電子装置を指示するデータは、ローカルネットワークによって、例えば、ユーザのコンタクトの1つが、同じWi−Fiネットワークに加わったという認識を提供することもできる。第2の電子装置を指示するデータは、Bluetooth、近距離通信等によって、それ自体をアナウンスしている第2の電子装置等、第2の電子装置自体によって提供することもできる。
いくつかの実施形態では、時刻を指示するキャラクタユーザインターフェースオブジェクトを表示する装置(装置14000等)は、ユーザ活動を指示するデータを受け取ることができる。例えば、装置は、ユーザ活動モニタ(トレーニングモニタ等)加速度計、ジャイロスコープ、動きセンサ、及び/又はそれらの組み合わせを含んでいてもよい。装置は、前のユーザ活動後の閾値間隔外で、ユーザ活動を指示するデータを受け取ったかどうかを決定できる。例えば、装置は、ユーザ活動を指示する最後のデータ(例えば、最後のユーザトレーニング)以来、閾値期間が経過したかどうかを決定できる。前のユーザ活動後の閾値間隔外で、ユーザ活動を指示するデータを受け取ったことを装置が決定した場合、装置は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化し、活動の低さを表現できる。例えば、キャラクタは、表情及び/又は姿勢を変化させ、退屈、座っている又は横になっている姿勢、不機嫌な又は無関心な外見等を表現できる。
図14Nは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン15802を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15804等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15804は、上記のように時刻を指示する。
装置14000は、ユーザ活動を指示するデータを受け取ることができる。例えば、装置は、ユーザ活動モニタ(トレーニングモニタ等)加速度計、ジャイロスコープ、動きセンサ、及び/又はそれらの組み合わせを含んでいてもよい。装置14000は、ユーザ活動が現在のユーザ活動であるかどうかを決定し、そうであれば、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15804をアニメーション化し、運動を表現できる。例えば、ユーザインターフェーススクリーン15802は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15804とバーベル15806を含む。いくつかの実施形態では、装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化し、動き、ランニング、ウェイトリフティング、水泳、サイクリング、腕立て伏せ、及び/又は汗、荒い息づかい、又は身体運動の任意の他の兆候等の運動に関連した活動を描写できる。いくつかの実施形態では、活動モニタは、ユーザ用のオプションを含み、どの活動が開始しているかを指示できる。これらの場合、キャラクタの外見を変更し、選択した活動のオプションを反映できる。
図14Oは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン15902を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15904等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15904は、上記のように時刻を指示する。
装置14000は、例えば、加速度計、方向センサ(例えば、コンパス)、ジャイロスコープ、動きセンサ、及び/又はそれらの組み合わせ等によって、装置のユーザ移動を指示するデータを受け取ることができる。装置14000は、ユーザ移動を指示するデータが、前のユーザ移動後の閾値間隔外で、ユーザ移動を指示するデータを受け取るかどうかを決定できる。例えば、装置14000は、ユーザ移動を指示する最後のデータ(例えば、装置を持ち上げること、ユーザの手首の移動を指示する動き等)以来、閾値期間が経過したかどうかを決定できる。前のユーザ移動後の閾値間隔外で、ユーザ移動を指示するデータを受け取ったことを装置14000が決定した場合、装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化し、疲れを指示できる。例えば、ユーザインターフェースオブジェクト15904は、肢体部15906と15908を含む。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15904をアニメーション化し、1つ以上の肢体部15906と15908を垂らしてもよい。いくつかの実施形態では、装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト15904をアニメーション化し、位置のシフト、身体的努力の描写等を行ってもよい。
図14Pは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン16002を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16004等のキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16004は、上記のように時刻を指示する。
装置14000は、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーン)上のユーザコンタクトを指示するデータを受け取ることができる。装置14000は、ユーザコンタクトが、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16004上のユーザコンタクトに対応するかどうかを決定できる。いくつかの実施形態では、ユーザコンタクトは、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの位置におけるタッチスクリーン上であってもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは情報を入力し、カーソル又は他の指示器を操作し、表示されるキャラクタユーザインターフェースオブジェクトにコンタクトしてもよい。例えば、ユーザインターフェーススクリーン16002に示すように、ユーザは、タッチ16006でキャラクタユーザインターフェースオブジェクト16004にコンタクトできる。
ユーザコンタクトが、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16004上のユーザコンタクトに対応することを装置14000が決定した場合、装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16004をアニメーション化し、コンタクトに反応できる。いくつかの実施形態では、反応は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト上のコンタクト位置に固有であってもよい。いくつかの実施形態では、反応は一般的な反応であってもよい。いくつかの実施形態では、反応は、例えば、くすぐること、ハグすること、又は他の形態の親しげなコンタクトについての反応を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16004は、第2のユーザコンタクトに応じて、第1のアニメーションとは別の第2のアニメーションを表示できる。
図14Qは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン16102と16202を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16104をディスプレイに表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16104は、上記のように時刻を指示する。図14Qに示すように、いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16104は、あくび等の顔の表情を描写できる。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16204は、表示されるユーザインターフェースオブジェクト、若しくは発話バルーン16206又は思考バルーンを表現するアフォーダンス内にテキストを提示すること等で発話を描写できる。発話を描写し、図14Kのキャラクタユーザインターフェースオブジェクト15504を参照しながら上で説明したように、時間のアナウンス等の、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトによって行われるアナウンスを視覚的に提示できる。
図14Rは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン16302と16402を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16304を表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16304は、上記のように時刻を指示する。図14Rに示すように、いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16304は、上記のように、退屈又は疲れを描写できる。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、服装を描写できる。例えば、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16404は、上記のように、ユーザの好きなスポーツチームを表現するもの等、スポーツチーム又はスポーツオブジェクト(例えば、野球ボール16406及びバット16408)を描写できる。
図14Sは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン16502を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16504を表示できる。キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16504は、上記のように時刻を指示する。図14Sに示すように、いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクト16504は、1つ以上の目を瞬きする、閉じる、又はウインクすること等の顔の表情を描写できる。キャラクタインターフェースオブジェクトは、所定の又はランダムな間隔で顔の表情を変化させ、インターフェースがまだ動作中であることの指示をユーザに提供できる。
図14Tは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン16602を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。装置14000は、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイに表示できる。表示されるキャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、上記のように時刻を指示する。図14Tに示すように、いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、上記のように、肢体部の第2の終点と第2の肢体部の第2の終点等のうちの1つ以上の終点を含む。いくつかの実施形態では、第1の肢体部の第2の終点16604は、時間を指示し、第1の円16606の外周に沿って配置される。第2の肢体部の第2の終点16608は、分を指示し、第1の円16606を取り囲み、第1の円16606より大きな外周を有する第2の円16610の外周に沿って配置される。このように、ユーザは、ディスプレイのエッジ部、又は1つ以上の表示される数値指示の時刻への相対的な近さによって、どの肢体部が時間を指示し、どの肢体部が分を指示するかを区別できる。
いくつかの実施形態では、装置(装置14000等)は、ユーザ入力を検出し、ユーザ入力に応じて、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを表示できる。例えば、装置のディスプレイは、別の表示を示すことも、暗状態であってもよく、その後、ユーザ入力に応じて、スクリーンにユーザインターフェースオブジェクトを表示できる。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は装置の移動(例えば、装置を持ち上げること、ユーザの手首の移動を指示する動き等)であってもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーン)上のタッチであってもよい。
ここで図14Uを参照すると、ユーザは、パーソナル電子装置に依存して、その日を通して時間を管理する。パーソナル電子装置とのユーザ対話を促進するインタラクティブなユーザインターフェースをユーザに提供することが、ますます望ましくなっている。基数ベースのユーザインターフェースによって時刻を指示することは、装置とのユーザ対話を改善できる。簡単で直感的な時刻管理のために適切な基数をなお提供しながら、インターフェーススクリーンの単純さのレベルを向上させることは、表示される追加の情報に対して、小さな装置上で利用可能な空間を増大させ、装置とのユーザ対話を改善し、引き延ばす。
したがって、4つの基数をフィーチャする時計文字盤を含むコンテキスト特化ユーザインターフェースが本明細書では提供される。ユーザは、このような基数ベースのユーザインターフェースが、容易に読み取り可能であり、追加の情報に対して適切な空間を(特に四角形のスクリーンの四隅において)残して欲しい場合がある。
図14Uは、装置14000がそのディスプレイに表示可能な典型的なユーザインターフェーススクリーン16702を示す。いくつかの実施形態では、装置14000は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上であってもよい。
装置14000は、1つ以上の基数を備える時計文字盤を含むインターフェース16702を表示できる。時計文字盤は、時針、分針、及び秒針をフィーチャするアナログ時計の表現であってもよい。基数は、従来、時計文字盤に現れる12個の数字の1つにそれぞれ対応でき、それらは、時計文字盤上のそれぞれの数字の通常の位置に対応して、ディスプレイ上の位置に現れてもよい。例えば、数字「12」はディスプレイの中央上に現れ、数字「3」は中央右に現れ、数字「6」は中央下に現れ、数字「9」は中央左に現れてもよい。いくつかの実施形態では、3つだけ又は2つだけ等の、4つの基数より少ない数を用いてもよい。いくつかの実施形態では、「12」、「3」、「6」、及び「9」以外の数を用いてもよく、例えば、インターフェース16702は、数字「10」、「2」、及び「6」だけをフィーチャする時計文字盤を表示できる。
いくつかの実施形態では、インターフェース16702に表示される基数は、十分大きなサイズで表示し、従来の時計文字盤の12個全ての数字が、同じサイズで装置14000のディスプレイに同時に表示できなくてもよい。したがって、それらのより大きなサイズのために、表示される基数は少ない数の方が読みやすくなる場合がある。いくつかの実施形態では、追加の数字を表示するために十分な空間が利用可能であっても、表示される基数の数は12未満に維持され、単純さを維持する。
いくつかの実施形態では、ユーザは、基数ベースのインターフェースのフォント設定及び色設定を修正できる。いくつかの実施形態では、異なるフォントを用いて、表示される基数の1つ以上をレンダリングできる。全ての基数に対して同じフォントを用いてもよく、1つ以上の数字に対して異なるフォントを用いてもよい。いくつかの実施形態では、用いられるフォントは、装置14000のオペレーティングシステムのデフォルトフォントであるシステムフォントである。いくつかの実施形態では、デフォルトのシステムフォントの修正又は定型化を反映した他のフォントが利用可能である。例えば、システムフォントの影付きの定型化、システムフォントの円形の定型化、システムフォントの縞模様の定型化、システムフォントのステンシル定型化、システムフォントのエンボス加工定型化、システムフォントの肉太の定型化、システムフォントの斜体の定型化を反映したフォントを使用できる。システムフォントの定型化を、システムフォントに無関係なフォントの代わりに又はそれに加えて用いることもできる。システムフォントの定型化を用いて、装置のインターフェースを一貫したルックアンドフィールを生成しながら、なおユーザはフォントをカスタマイズできる。
いくつかの実施形態では、異なる色がユーザによって選択され、全ての基数又は個々の基数の1つに適用できる。いくつかの実施形態では、ユーザは、1つ以上の基数又は全ての基数に適用する色テーマを選択でき、そのテーマは、互いに対応するように事前に決定された色のキュレーションされた選択であってもよい。いくつかの実施形態では、ユーザはオプションを選択し、1つ以上の基数にグラジエント色スキームを適用できる。いくつかの実施形態では、ユーザはオプションを選択し、1つ以上の基数に色設定を適用し、所定のスケジュール又はコンテキストファクタに従って、1つ以上の基数の色を時間的に変化させる。
いくつかの実施形態では、ユーザは、編集インターフェースから装置のフォント設定又は色設定を行ってもよい。例えば、ユーザは、インターフェース16702の時計文字盤を強く押し、編集状態を起動できる。編集インターフェースでは、ユーザは、時計文字盤又は所定の基数をタップし、1つ以上の基数を選択できる。選択された1つ以上の基数は、より大きなサイズで表示されることを含む任意の適切な方法で強調され、1つ以上の基数が編集用に選択されたことを指示する。1つ以上の基数が編集用に選択されている間、ユーザは、装置14000の回転可能入力機構を回転させ、設定内をスクロールすることで、フォント又は色設定を変更できる。設定は、整列順に配置され、ユーザは利用可能な選択内をスクロールできる。いくつかの実施形態では、整列順は、一方の端から他方までループし、ユーザが整列順の最後の設定に到達すると、同じ方向で整列順の第1の設定に進むことができる。
いくつかの実施形態では、編集インターフェースにおいて、ページングドットがインターフェースの上部に現れ、編集インターフェースで異なるページが何ページ利用可能であるかをユーザに指示する。例えば、編集インターフェースは、色編集用の第1のページとフォント編集用の第2のページの2つのページを有してもよい。上記のように、ユーザは、ページの1つの編集用に1つ以上の基数を選択でき、回転可能入力機構を用いて設定を変更できる。それから、ユーザは、装置14000によって検出される水平スワイプ入力を実行し、次のページにページ移動できる。例えば、左端のページが色編集用のページであれば、ユーザは、左にスワイプし、右にページ移動し、フォント編集用のページにアクセスできる。フォント編集ページでは、ユーザは、上記と同様の方法でフォント設定を編集できる。いくつかの実施形態では、編集用の1つ以上の基数の選択は、ユーザが編集インターフェース内でページ間を移動しているときは維持されるが、他の実施形態では、ユーザがページを移動すると選択はクリアされる。
いくつかの実施形態では、編集インターフェースは、追加の設定を編集するための追加のページを含んでいてもよく、回転可能入力機構の回転に応じて、インターフェースの1つ以上の設定(情報密度設定等)を変更することもでき、編集用に選択されたいずれかの基数を有する必要はない。
いくつかの実施形態では、インターフェース16702は、時計文字盤に加えて、ユーザに情報を提示するコンプリケーション等の、1つ以上の他のユーザインターフェースオブジェクトを表示できる。いくつかの実施形態では、表示されるコンプリケーションは、上記の方法に従ってユーザによってカスタマイズされる。いくつかの実施形態では、コンプリケーションは、隅等、インターフェース16702の所定の位置に表示される。基数がその空間を占有しないため、インターフェース16702の隅に、コンプリケーションをクリアに邪魔されずに表示するたに十分な空間があってもよい。いくつかの実施形態では、インターフェース16702は、コンプリケーションがない場合又は他のユーザインターフェースオブジェクトをフィーチャしてもよく、基数だけの時計文字盤をフィーチャしてもよい。
2.コンテキスト特化ユーザインターフェースの編集
本明細書において説明及び図示されている各コンテキスト特化ユーザインターフェースは、特定の文脈に応じてユーザがカスタマイズし得る数多くの要素と機能を提供するものである。前述のようにこれらカスタマイズ可能な要素は各ユーザインターフェースを向上し、ユーザにとってより個人的かつ双方向にするものである。
同時にユーザは更に容易かつ直観的に使用し得る装置を求める。ユーザインターフェースがこれら機能を分かりやすく編集する方法を提供するものでない限り、数多くの機能を提供することはただユーザをイライラさせることになりかねない。ユーザによるカスタマイズを可能にする容易かつ直観的な方法を提供する、コンテキスト特化ユーザインターフェースを編集するための各ユーザインターフェースについて以下に説明する。
重要なこととして例えば時計文字盤等の特定の実施例が特定の編集機能との関連において説明されることがあるもののこれら編集機能は本明細書において説明される1つ以上の別のユーザインターフェースにも当てはまり得ることを理解されたい。例えば時計文字盤の色をカスタマイズするための方法を用いて秒針の色を変えたり、アニメーション化されたオブジェクト(例えば、蝶等)を変えたりあるいは時計文字盤の背景(例えば、ある景色の写真や画像)を変えたりし得る。同様に、特定の複雑機能を有するいかなる時計文字盤に関する実施例が本明細書において説明されていようがいまいが複雑機能をカスタマイズするための方法を用いて時計文字盤に対して多様な複雑機能を追加及び/又は編集することもし得る。以下において説明される各方法が数多くの組み合わせにおける多様なコンテキスト特化ユーザインターフェースの要素及び様相に対して適用可能なユーザインターフェースの機能性を提供するものであるため、それぞれの可能な組み合わせを個々に作り上げることは不可能であることは当業者にとって明らかである。
更に本明細書において説明される時計文字盤の編集及び/又は選択における「時計文字盤」に関する言及は決して伝統的な「時計文字盤」の画像、例えば円形のディスプレイで時表示及び1つ以上の時間を示す針を有するものあるいはデジタル時計の図に限られるものではないことを理解されたい。本明細書において説明される時間の表示を有するあらゆるコンテキスト特化ユーザインターフェースが時計文字盤であると称されるのにふさわしい。
次に図15に注目されたい。図15において装置1500上で操作可能な例示的なコンテキスト特化ユーザインターフェースが示されている。装置1500はいくつかの実施例においては装置100、300又は500であり得る。この電子装置は接触の強度を検出するタッチセンサ−式のディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。接触の強度を検出するための例示的な構成要素やその検出の技術については上記においてより詳細に論及及び説明されている。
装置1500は時計文字盤1504を含むユーザインターフェーススクリーン1502を表示している。時計文字盤1504は更に天候アプリケーションからの一連の情報(例えば、現在の天候状況)を表示する複雑機能1506を含む。本例においてユーザは時計文字盤1504の複数の様相を変えたいと希望する。具体的にユーザは時計文字盤1504と複雑機能1506の時間表示の変更を決定する。
ユーザは装置1500のタッチセンサ−式のディスプレイにタッチ1508によって接触する。タッチ1508は強度閾値を超える特性強度を有し、これによって装置1500はスクリーン1510上において示される時計文字盤編集モードに入るよう促される。時計文字盤編集モードはユーザが時計文字盤の1つ以上の様相を編集することを可能にする。装置1500は視覚的に時計文字盤を区別することによってユーザが時計文字盤編集モードに入ったことを示している。本例においてスクリーン1510は、時計文字盤1504に基づいた縮小サイズの時計文字盤1514を含むスクリーン1502の表示の小さいバージョン(例えば、1512)を示している。複雑機能1506に基づいた縮小サイズの複雑機能1516も表示されている。この表示はユーザに対してディスプレイ上で編集後の時計文字盤がどのようになるかを示しながらユーザが時計文字盤編集モードにいることを示している。図16A〜図16Cを参照しつつ後述するようにいくつかの実施例においてユーザは表示されたスクリーン1510をスワイプすることで異なる時計文字盤を選択することが可能になる。
スクリーン1510はまたページングアフォーダンス1518も表示している。各ページングアフォーダンスはユーザがオプションのシーケンス内のどこにいるのか、あるいはそのシーケンスにおいて利用可能なオプションの数等を示し得る。時計文字盤編集モードにおいて各ページングアフォーダンスはユーザが時計文字盤のどの編集可能な様相を編集しているのか、この様相が編集可能な様相のシーケンスのどこにあるのか及びこのシーケンスにおける編集可能な様相の合計数等を示し得る(もし時計文字盤選択がこのスクリーン上で利用し得る場合、後述するようにページングアフォーダンス1518が選択可能な時計文字盤のシーケンス及び/又は時計文字盤オプションのうち現在選択されている時計文字盤を描写し得る)。ページングアフォーダンスは時計文字盤編集モードにおいてユーザがインターフェースをナビゲートし各種時計文字盤において利用可能な全ての編集可能なオプションを探すのを助ける上で有利であり得る。
ユーザはタッチ1520によって1512に接触することで編集のために表示された時計文字盤を選択する。タッチ1520の検出に応じて装置1500は編集のために時計文字盤の要素を視覚的に表示する。スクリーン1530上に示すように時間表示の位置の周りにおけるアウトライン1534によって示されるように編集のために時間表示が選択されている。短針及び長針1532並びに複雑機能1536によって示されるように時計文字盤のその他の要素はまだそのままにされている。
本例においてユーザ編集において時計文字盤の3つの様相を利用し得る。これはページングアフォーダンス1538によって描写されている。第1の編集可能な様相は時間表示(例えば、それらの数及び/又は外観)である。このことはページングアフォーダンス1538によってユーザに伝えられる。ページングアフォーダンス1538との組み合わせにおいてアウトライン1534を見ることによりユーザは時間表示がこの時計文字盤における3つの編集可能な要素のうちの1つ目であることを認識する。
装置1500は更に回転可能入力機構1540を有する。ユーザは回転可能入力機構1540を動かすことによって時計文字盤の異なる様相を編集するための異なるオプション内を循環し得る。スクリーン1530上でユーザは動作1542によって(アウトライン1534によって描写されるように現在編集可能である)時間表示の異なるオプションを選択し得る。有利なことに(例えば、タッチインタラクション等を用いるよりも)回転可能入力機構を用いて編集オプション間を循環することはスクリーンとのタッチインタラクションを有効活用して他の機能性を代わりに提供し、よって装置のインタラクションの可能性を拡張し得る。回転可能入力機構を用いることは更に表示におけるより小さい要素を編集するような場合、指が大きいユーザにとって縮小サイズの表示上においてより細かいスケールのタッチジェスチャは困難であり得るため役に立つ。
スクリーン1530は更に9つの線の列として示されている位置インジケータ1544をも表示している。位置インジケータ1544は一連の位置に沿った現在位置のインジケータである。これを例えば回転可能入力機構1540と組み合わせて使用し得る。スクリーン1530上において位置インジケータ1544はユーザに対して一連の選択可能な全てのオプションのうち現在選択されているオプションの位置を(例えば、線1546を用いて)示している。
動作1542を検出すると装置1500はスクリーン1550を表示する。動作1542の検出に応じて装置1500はこの場合では表示の数を増やして数字を追加することによって時間表示を編集する。このことはまだアウトライン1534によって強調表示されている各表示度数1552によって示されている。時計文字盤のその他の要素である短針及び長針1532並びに複雑機能1536は変わらないままである。位置インジケータ1544は更新されて時間表示オプションの一連の位置のうち線1554によって強調表示されるこの時間表示オプションの位置を示している。
ページングアフォーダンス1538によって示されるように時間表示はこの時計文字盤の編集可能な様相のシーケンスのうち第1の編集可能な様相である。ユーザはタッチセンサ−式ディスプレイをスワイプする(例えば、スワイプ1556)ことで第2の編集可能な様相を選択し得る。スワイプの検出に応じて装置1500はスクリーン1560を表示する。スクリーン1560は時間表示1552によって描写されるように今度は4つの数値表示を含む12時間表示を有する時計文字盤1562を含む。なお、これらの時間表示は以前のスクリーン上(表示1552を参照のこと)においてユーザが選択した時間表示である。ページングアフォーダンス1538は編集複雑機能が更新されて今度はこの時計文字盤における編集可能な様相のシーケンスにおける第2の編集可能な様相であることを示している。
スクリーン1560上においてアウトライン1564によってユーザに対して示されるように現在では複雑機能1536が編集可能である。現在、天候アプリケーションからの情報を用いて複雑機能1536は現在の天候状況を表示している。このオプションは更新された位置インジケータ1544及び線1566によって示されるように一連のオプションのうち3つ目のオプションである。位置インジケータ1544は現在選択されている機能(即ち複雑機能1536)が回転可能入力機構によって編集可能であることをユーザに対して知らせる。
スクリーン1560は単一の複雑機能を描写しているものの複数の複雑機能を表示し得ることが理解される。複数の複雑機能が表示される場合、ユーザは対応する複雑機能の位置に接触することによって特定の複雑機能を編集のために選択し得る。その後、アウトライン1564は以前に選択された複雑機能又は要素から現在選択された複雑機能又は要素へと移行し、回転可能入力機構を用いて選択されたロケーションにおける複雑機能又は要素を編集し得る。このコンセプトについては図18Cを参照しつつ後述する。
なお、各インジケータによって描写される利用可能なオプションが異なるにもかかわらず位置インジケータ1544がスクリーン1530、1550及び1560上に表示されていることに注目されたい。位置インジケータは例えば回転可能入力機構の動作等、特定の種類のユーザ入力によって利用可能なオプションの一般的なインジケータであり得る。例えばある機能を編集したり特定のアプリケーションからデータを表示したりする等特定のコンテキスト内における位置を表示するよりも位置インジケータはユーザ入力が使用されている特定のコンテキストにかかわらずユーザ入力の種類によって利用可能なユーザ位置を示すものである。これはこの機能性に対してはどのユーザ入力を用いるべきかをユーザに対してよりよく示すものである。いくつかの実施例において位置インジケータがディスプレイ上においてそのために使用されるユーザ入力に隣接した位置(例えば、回転可能入力機構を動かすことによってアクセス可能な位置を示すために回転可能入力機構の隣)に表示される。
位置インジケータ(例えば、位置インジケータ1544)は1つ以上の入力に対して反応するものであり得る。例えば図15において示されるように位置インジケータ1544は回転可能入力機構の動作を通して利用可能なオプションを示し得る。前述のように、ユーザは回転可能入力機構の動作を用いて利用可能なオプション間をスクロールし得る。しかしながらユーザは例えばタッチセンサ−式ディスプレイ上の接触(例えば、スワイプ)等、第2の種類の入力を用いて利用可能なオプション間をスクロールすることを望み得る。いくつかの実施例においてスクリーン1530を見ているユーザは編集のために時計文字盤の第1の要素の視覚的表示を削除するために用いたスワイプとは異なる方向にタッチセンサ−式ディスプレイをスワイプ(例えば、ディスプレイ上における下向きのスワイプ)して編集のために時計文字盤の第2の要素を視覚的に表示し得る。例えば図15において示される利用可能なオプション間をスクロールするためにユーザは実質的に水平方向にスワイプ(例えば、スワイプ1556)して編集可能な様相間をスクロールし得る(例えば、ページングアフォーダンス1538を更新することによって描写されるように、左から右へのスワイプならば編集可能な一連の様相間を一方向にスクロールすることになり、右から左のスワイプならば編集可能な一連の様相間を別の方向にスクロールすることになる)。本例においてユーザは実質的に垂直方向に(例えば、スワイプ1556に対して垂直に)スワイプして編集可能な様相間をスクロールし得る(例えば、位置インジケータ1544を更新することによって描写されるように、例えば下方向へのスワイプならば利用可能な一連の様相間を一方向にスクロールすることになり、上方向へのスワイプならば利用可能な一連の様相間を別の方向にスクロールすることになる)。いくつかの実施例においてユーザはディスプレイを表示された位置インジケータ上あるいはその付近の位置においてスワイプすることによって利用可能な一連のオプション間をスクロールし得る。
いくつかの実施例においてスワイプを検出すると装置は位置のインジケータ(例えば、時計文字盤の視覚的に示された要素の編集可能な様相のための選択可能な一連のオプションに沿って編集可能な様相のための現在選択されたオプションの位置を示す一連の位置に沿った位置のインジケータ)を更新して一連における第2の位置を示し得る。いくつかの実施例においてスワイプを検出すると装置は時計文字盤の視覚的に示された様相の様相を編集し得る)。いくつかの実施例において装置はインジケータをスクロールするために用いられた入力の種類に基づいて(例えば、色、サイズ、形状、アニメーションあるいはその他の視覚的様相を変更することを用いて)位置インジケータを視覚的に区別し得る。例えばいくつかの実施例において回転可能入力機構の動作検出に応じて装置は位置インジケータを第1の色(例えば、緑)において表示し、またいくつかの実施例において装置はスワイプの検出に応じて位置インジケータを第1の色とは異なる第2の色(例えば、白)において表示し得る。
スクリーン1560上において描写される時計文字盤編集モードにおいてユーザは天候アプリケーションからの異なる種類の情報間を循環したり情報が引き出されるアプリケーションを変更したりすることが可能であり得る。この場合、ユーザは動作1568を用いて回転可能入力機構を動かすことで装置1500にスクリーン1570を表示させる。これによって複雑機能1536が更新され、カレンダアプリケーションから得られた現在の日付を表示する。このオプションは線1572によって位置インジケータ1544内に示されている。なお、ユーザはこの時計文字盤の第2の編集可能な様相である複雑機能の編集に従事しているため、ページングアフォーダンス1538はまだ第2の位置を示している。接触が所定の閾値を超える特性強度を有するという判断を用いて接触と例えばタップありはスワイプの始まり等異なるジェスチャを区別し得る。
時計文字盤の編集を終えると次にユーザは時計文字盤選択モードを出て編集した時計文字盤をディスプレイ上に表示し得る。いくつかの実施例においてこれは強度閾値を超える特性強度を有するユーザ接触を検出することによって実施し得る。特性強度が強度閾値を越えているという判断に応じて装置は時計文字盤編集モードを出て編集のために表示された時計文字盤を視覚的に区別することを(例えば、表示された時計文字盤のサイズを増加させることを用いて)終了し得る。いくつかの実施例において特性強度が強度閾値を越えているという判断に応じて装置はこの編集された時計文字盤を時計文字盤選択モードによってアクセスし得る新しい時計文字盤として保存し得る(後述する)。特性強度が強度閾値を越えていないという判断に応じて(時計文字盤がアプリケーションを表すアフォーダンスを含み、接触がアプリケーションを表すアフォーダンス上にある場合)装置はアフォーダンスによって表されるアプリケーションを起動し得る。
いくつかの実施例において装置は回転可能で押下可能な入力機構(例えば、506)を有し得、この回転可能で押下可能な入力機構の押下検出に応じて装置は時計文字盤編集モードを出て現在編集された時計文字盤を表示し、更に/あるいは前述のように現在編集された時計文字盤を後のユーザ選択のために保存し得る。
図15において時計文字盤編集モードの例示的な実施例が図示されているが、本明細書における技術範囲内においてその他多くの潜在的な実施例が可能である。例えば図15においてアウトライン1534及び1564によって図示されるように要素の周りにアウトラインを視覚的に区別することによって(例えば、視覚的なアウトラインを表示することあるいは要素の周りにおいて既に視覚化された予め存在するアウトラインを区別することを用いて)編集のための要素が示されていた。いくつかの実施例においてアウトラインをアニメーション化して(例えば、脈拍あるいは呼吸に類似したアニメーション等)リズミカルな伸縮を描写し得る。いくつかの実施例において編集自体を示す要素をアニメーション化してリズミカルな伸縮を描写し得る。いくつかの実施例においてこの要素をアニメーション化して点滅を描写し得る。いくつかの実施例において要素の色(例えば、色及び/又は強度の変更)を変更し得る。これらの表示のうちいずれかあるいは全てを用いて現在編集し得る要素を視覚的に示し得る。
図15において示されるように編集するために示された要素の様相を編集するために回転可能入力機構の動作をユーザ入力として用い得る。いくつかの実施例において現在編集可能な要素を示すためにアウトラインが用いられる場合、回転可能入力機構が移動した場合にアウトラインが消え移動が停止した場合に再び現れ得る。こうすることでアウトラインによる潜在的な遮断や乱れがないまま編集された要素が時計文字盤上ではどのように見えるかをユーザが全体として見ることができる。
いくつかの実施例において動作検出に応じて装置は要素の色を変更しる。これは例えば時計文字盤の背景色を変えること(例えば、時計文字盤が特定の色である場合には色を取り替える、あるいは時計文字盤が画像を含む場合には異なる画像を選択する等)、(時計文字盤に含まれる場合)秒針の色を部分的あるいは全体的に変えること、時間及び/又は分表示の色を変えること、更に/あるいはデジタル時計の図の表示において数字の色あるいはディスプレイにおける色を変えることを含み得る。秒針は背景よりも小さい要素である(よってユーザがより知覚しにくい場合がある)ため秒針の色を変えることとはアニメーション化された色変化を含み得る。例えば秒針は最初に特定の点の色(例えば、秒針に沿って描かれた点)を変えた後、色の変化を秒針に沿っていずれかの方向に広げ得る。あるいは色の変化が時計文字盤の基点から始まって外側に広がり得る。色の変化、具体的には時計文字盤のより小さい要素の変化をアニメーション化することは色の変化に対するユーザの注目を喚起する上で役に立ち得る。
他の各実施例において回転可能入力機構の動作検出に応じて装置は複雑機能の様相を変更し得る。例えばこれを用いてアプリケーションの複雑機能によって表示されたアプリケーションデータを変更し得る。いくつかの実施例において複雑機能はあるアプリケーションによって得られた第1の一連の情報(例えば、アプリケーションデータである。例えばそのアプリケーションが天候アプリケーションである場合、一連の情報とは予報された天候状況、現在気温等であり得る)を示し得、編集後に複雑機能は更新されて同じアプリケーションからの第2の一連の情報を示し得る(例えば、そのアプリケーションが天候アプリケーションである場合、現在気温を示す状態から現在の降水量を示す状態に表示を編集し得る)。他の各実施例において編集を経て複雑機能は更新されて別のアプリケーションからの一連の情報(例えば、そのアプリケーションが天候アプリケーションである場合、天候を示す状態から複雑機能1536によって図示されるようにカレンダアプリケーションからのデータを示す状態に表示を編集し得る)を示し得る。
他の各実施例において回転可能入力機構の動作検出に応じて装置は表示密度の様相を変更し得る。例えば図15において図示されるようにこれを用いて視覚的な時間の各区分の数(例えば、時間の位置における時計文字盤に沿って配置される1〜12の数やその他のマーク/シンボル等、表示される時間及び/又は分の表示の数)を編集し得る。回転可能入力機構の動作検出に応じて装置は視覚的な時間の区分の数を増減し得る。スクリーン1530、1550及び1560上において図示されるようにこれは視覚的な分割の数を(例えば、4から12に)変更すること、更に/あるいは数字/シンボルによる時間表示の数を(例えば、0から4に)変更することも含み得る。
いくつかの実施例において図15において図示されるように一連の位置に沿った位置のインジケータ(例えば、インジケータ1544)を表示し得る。回転可能入力機構の動作検出に応じて装置は一連の位置に沿った第1の位置を示す状態から第2の位置を示す状態へとインジケータを更新し得る。いくつかの実施例において示された位置は現在編集可能な様相の一連の選択可能なオプションに沿った現在編集可能な様相の現在選択されたオプションを反映するものであり得る。前述のようにいくつかの実施例においてインジケータはディスプレイ上で回転可能入力機構に隣接した位置において表示されるためインジケータと入力間のユーザの関連付けを強調する。いくつかの実施例において現在編集可能な様相が色である場合、装置は一連の色を含む位置インジケータを表示することで現在選択されている色のオプションが現在位置インジケータによって示されている色に適合するようにし得る(例えば、その色は類似あるいは同一の色であり得る)。いくつかの実施例において位置インジケータにおいて表示される位置の数は現在選択されている編集可能な様相にとってのオプションの数に応じて増減する。
いくつかの実施例において位置インジケータによって示される最終位置に到達すると装置は最終オプションが表示されたことをユーザに対して表示し得る。例えば1つ以上の選択された要素、選択された要素の周りのアウトライン及び位置インジケータを薄暗く描写し得る。いくつかの実施例において1つ以上の選択された要素、選択された要素の周りのアウトライン及び位置インジケータを(例えば、輪ゴムのように)伸縮するようにアニメーション化し得る。いくつかの実施例において1つ以上の選択された要素、選択された要素の周りのアウトライン及び位置インジケータを(例えば、跳ねることを用いて)ディスプレイ上を移動するようにアニメーション化し得る。これらの機能は一連のオプションのうち最終オプションに到達したことをユーザに示す上で有利であり得る。
いくつかの実施例においてユーザは表示された要素の位置においてタッチセンサ−式ディスプレイに接触することで編集するための時計文字盤上の要素を選択し得る。他の各実施例においてタッチセンサ−式ディスプレイをスワイプしたり回転可能入力機構を回転したりすることで要素を選択し得る。入力にかかわらず編集のために第2の要素を選択することは以前の要素から視覚的な表示を削除して編集のために第2の要素を視覚的に表示する(視覚的な表示とは前述の技術のうちいずれかあるいは全てを含み得る)ことを含み得る。
いくつかの実施例において編集のために選択された要素が要素の周りのアウトラインによって表示されている場合、編集のための要素を変更することはスクリーン上のアウトラインを第1の要素から別の場所に移動させて更に/あるいは視覚的なオンスクリーンをアウトラインが第2の要素の周りに表示されるまで連続的なスクリーン上の動作へと移動させることを含み得る。
図15において示されるように時計文字盤編集モード本明細書において説明される時計文字盤の複数の編集可能な様相をユーザが変更することを可能にする。いくつかの実施例においてタッチセンサ−式ディスプレイのスワイプ検出(例えば、スワイプ1556)に応じて装置は編集のために時計文字盤の第2の要素を選択し、別のユーザ入力(例えば、回転可能入力機構の動作)の検出に応じてこれを編集し得る。これによってユーザは例えば色、数及び/又は複雑機能の種類並びに表示密度等、表示された時計文字盤の異なる編集可能な様相間を循環し得る。
ユーザは表示された時計文字盤の色をある画像に適合することを希望し得る。いくつかの実施例において装置はユーザ入力を受け取り、このユーザ入力の受け取りに応じて装置は色選択モードに入り得る。色選択モードにおいて装置は画像を表すデータを受け取り、このデータの受け取りに応じて装置は画像の色を選択し、時計文字盤上の色を変更することで表示された時計文字盤(例えば、時計文字盤の背景、時間及び/又は分の表示及び/又は秒針)を更新して画像の色に適合させ得る。いくつかの実施例において選択された色は画像における色の中で最も優勢であり得る。これによってユーザは更に時計文字盤が指定された色を表示するようカスタマイズし得る。例えばユーザが青いシャツを着ている場合、ユーザはその青いシャツのイメージを受けて時計文字盤の色をそのシャツに適合させ得る。いくつかの実施例において画像を表すデータは装置に保存された画像、装置と無線通信の状態にある外部装置上に保存された画像(例えば、Wi−Fi、Bluetooth(商標)又は近距離無線通信(NFC)並びに本明細書において説明されたいかなるその他のセルラ式及び/又は無線通信技術)又は例えばカメラモジュール143又は光学センサ164等の装置上のカメラを用いて取得された画像から得られたものであり得る。
様々なコンテキスト特化ユーザインターフェース及びこれらのユーザ編集の方法について説明してきたが、次に図16A〜図16Cに示されるコンテキスト特化ユーザインターフェースを選択する方法に注目する。ここで説明される技術を用いて数多くの個々のコンテキスト特化ユーザインターフェースが可能である。ユーザは特定の文脈に応じて特定の時計文字盤を(例えば、保存された時計文字盤のライブラリーの中から)選択するか新しいものを作りたいと希望し得る。例えばユーザはプロフェショナルの外観を与えるために勤務時間中はある特定の時計文字盤を表示させたいものの週末にはある興味(例えば、天文学、運動あるいは写真)を反映させるように時計文字盤を変更することを希望し得る。ユーザはあるコンテキストにおいては迅速にストップウォッチにアクセスしたいと思い別のコンテキストにおいては昼間の時数を表示させたいと思う。
図16Aにおいて装置1600上で操作し得る例示的な各コンテキスト特化ユーザインターフェースが示されている。装置1600はいくつかの実施例においては装置100、300又は500であり得る。この電子装置は接触の強度を検出するタッチセンサ−式のディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。接触の強度を検出するための例示的な構成要素やその検出の技術については上記においてより詳細に論及及び説明されている。
装置1600は時計文字盤1604を含むユーザインターフェーススクリーン1602を表示している。本例においてユーザは時計文字盤1604から異なる時計文字盤に変更したいと希望し得る。ユーザは装置1600のタッチセンサ−式のディスプレイにタッチ1606によって接触する。タッチ1606は強度閾値を超える特性強度を有し、これによって装置1600はスクリーン1610上において示される時計文字盤選択モードに入るよう促される。時計文字盤選択モードはユーザが時計文字盤を選択することを可能にする。
装置1600は視覚的に時計文字盤を区別することによってユーザが時計文字盤選択モードに入ったことを示している。これはスクリーン1610上において示されている。スクリーン1610は縮小サイズの時計文字盤1612をディスプレイ上においてセンタリングすることによってユーザが時計文字盤選択モードに入ったことを視覚的に区別する(縮小サイズの時計文字盤1612は時計文字盤1604に基づいている)。これはユーザに対してフルサイズで表示された場合、時計文字盤がどのようになるかを示しながらユーザが時計文字盤選択モードにいることを示している。
スクリーン1610は更にページングアフォーダンス1614をも含んでいる。前述のように各ページングアフォーダンスはユーザがオプションのシーケンス内のどこにいるのか、あるいはそのシーケンスにおいて利用可能なオプションの数等を示し得る。ページングアフォーダンス1614はユーザに対して時計文字盤1612が3つの一連の選択可能な時計文字盤及び/又は時計文字盤オプション(例えば、後述するように新しい時計文字盤を追加する又はランダムに時計文字盤を作成するオプション)のうちの1つ目であることを示している。時計文字盤選択モードにおいてページングアフォーダンスは現在センタリングされている時計文字盤及び/又は時計文字盤オプション、一連の時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションのシーケンスにおける現在センタリングされている時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションの位置及び利用可能な時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションの合計数を表示し得る。これはユーザが時計文字盤と時計文字盤オプションをナビゲートする上で一助となる。
スクリーン1610は更に第2の時計文字盤1616の部分図によって示されているように第2の時計文字盤の部分図をも含んでいる。いくつかの実施例において装置が時計文字盤選択モードにいる場合、装置は別の時計文字盤又は時計文字盤オプション、具体的には(例えば、ページングアフォーダンスによって示されている)シーケンスにおいて次の時計文字盤又は時計文字盤オプションの部分図の表示を含み得る。これは追加オプションを利用し得ることをユーザが理解する上で更に一助となる。他の各実施例においてはいかなる場合であっても1つの時計文字盤のみが表示される。
時計文字盤選択モードはコンテキスト特化ユーザインターフェースとして表示のために時計文字盤を選択するためあるいは編集のために時計文字盤を選択するために用いられ得る。したがっていくつかの実施例において例えば時計文字盤1612及び/又は時計文字盤1616等の時計文字盤がディスプレイ上でセンタリングされているとユーザは表示された時計文字盤にタッチセンサ−式ディスプレイ上で接触して編集のためにそのセンタリングされた時計文字盤を選択し(図15を参照して前述したように)時計文字盤編集モードに入り得る。いくつかの実施例においてはその接触が強度閾値を超える特性強度を有する場合に時計文字盤編集モードに入る。時計文字盤編集及び選択モードを1つのインターフェース内で結合することによってユーザは異なる時計文字盤を選択しこれらを迅速かつ容易に編集することが可能となる。
ユーザは異なる時計文字盤をスワイプすることによって(編集あるいはコンテキスト特化ユーザインターフェースとして表示するために)選択し得る。装置1600はタッチセンサ−式ディスプレイ上でスワイプ(例えば、スワイプ1618)を検出する。スワイプ1618の検出に応じて装置1600はスクリーン1620を表示する。スクリーン1620は更にディスプレイ上でセンタリングされた第2の時計文字盤1616を含む(第2の時計文字盤1616の一部はスクリーン1610上で描写されていた)。スクリーン1620はまた現在センタリングされている時計文字盤1616が時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションのシーケンスのうち2番目であることを示すように更新されたページングアフォーダンス1614をも示している。更に時計文字盤1612の部分図も示されている。これはページングアフォーダンスと同様であるがユーザの理解のために時計文字盤の部分図が表示されるという付加的な利点ユーザがあるためユーザが時計文字盤のシーケンスを理解する上で一助となる。
時計文字盤1616を選択するためにユーザは時計文字盤1616上でタッチセンサ−式ディスプレイに接触(例えば、タッチ1622)する。タッチ1622の検出に応じて装置1600は時計文字盤選択モードを出てスクリーン1630を表示する。スクリーン1630は時計文字盤1616に基づくフルサイズの時計文字盤1632を含む。本例において時計文字盤1632は図11A〜図11Cを参照しつつ説明したものと同様のコンテキスト特化ユーザインターフェースであり、時刻を示すアフォーダンス1634、ユーザインターフェースオブジェクト1636(一日の太陽の軌道を示す正弦波)及び太陽を表すアフォーダンス1638を含む。
前述及び図16Aにおいて図示するように、ユーザは装置が時計文字盤選択モードにある時複数の時計文字盤からある時計文字盤を選択し得る。いくつかの実施例において装置が時計文字盤選択モードにある時、少なくとも第1及び第2の時計文字盤が示されている。これらの時計文字盤はシーケンスの形で示されるものの縮小サイズにおいて示され得る。いくつかの実施例においてはいかなる場合であっても1つの時計文字盤がディスプレイ上でセンタリングされており、時計文字盤1612及び1616の部分図によって描写されているようにディスプレイ上のその1つ以上の追加の時計文字盤が部分図として示されている。時計文字盤をセンタリングすることとはスクリーン上のシーケンスにおいて以前の時計文字盤を移動させ以前の時計文字盤を部分図で表示することを含み得る。他の各実施例においてはいかなる場合であっても1つの時計文字盤のみが表示される(即ち部分図はない)。
いくつかの実施例においてディスプレイ上で時計文字盤をセンタリングすることとはあたかもユーザに近づくかのようにディスプレイ上で時計文字盤のユーザに向かう動きをシミュレーションすることを含む。これはユーザに対して時計文字盤シーケンスの感覚を伝えながらユーザの注目を時計文字盤に惹きつける上で一助となる。
スクリーン1620によって描写されるように装置1600はユーザが選択し得るように複数の利用可能な時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションをシーケンスとして表示し得る。ユーザはシーケンス内の1つ以上の時計文字盤の順番を変えることを希望し得る。したがって装置1600はユーザが特定の時計文字盤を選択し、利用可能な時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションのシーケンス内におけるその順番を変更し得るように時計文字盤再調整モードを提供し得る。いくつかの実施例においてはユーザが時計文字盤(例えば、時計文字盤1616)上においてタッチセンサ−式ディスプレイに接触し閾値インターバルを越えてその接触を維持し得る(例えば、「プレスアンドホールド」式ユーザ入力)。接触の検出に応じ、更に接触が所定の閾値を超えるという判断に応じて装置1600は時計文字盤再調整モードに入り得る。装置1600は時計文字盤を強調表示、アウトライン、アニメーション化あるいはその他の方法で視覚的に区別することでユーザに対して装置1600が時計文字盤再調整モードに入ったことと時計文字盤が再調整のために選択されたことを示し得る。いくつかの実施例においてはユーザ接触を受け続けながら装置1600は表示された時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションのシーケンス内においてタッチセンサ−式ディスプレイ上のユーザ接触の接触が途切れることなくユーザ接触の第1の位置から第1の位置とは異なる第2の位置への移動を検出し得る。他の各実施例において表示された時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションのシーケンス内におけるタッチセンサ−式ディスプレイ上のユーザ接触の接触が途切れることなく第1の位置から第1の位置とは異なる第2の位置への移動を構成する接触は、時計文字盤再調整モードに入った後における別の接触であり得る。第2の位置における接触検出に応じて装置1600はスクリーン上の時計文字盤を第1の位置から第2の位置へと移動させ得る。任意選択的にはあるが、ディスプレイ上における別の部分的あるいは完全な時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションをこれに応じて移動させることによってユーザが選択した時計文字盤の新しい位置を適応し得る。その後、第2の位置を表示された時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションのシーケンス内における新しい位置として選択するためにユーザが接触を停止し得る。いくつかの実施例において装置1600は少なくとも1つの時計文字盤の位置が再調整された後、タッチセンサ−式ディスプレイ上の接触の中断検出に応じて時計文字盤再調整モードを出ることができる。他の各実施例においてタッチセンサ−式ディスプレイ上の接触中断後のユーザ入力(例えば、506等の回転可能かつ押下可能である入力機構の押下)の検出に応じて装置1600は時計文字盤再調整モードを出ることができる。いくつかの実施例においては時計文字盤再調整モードを出た後に装置1600は再び時計文字盤選択モードに入り得る。
既存のコンテキスト特化ユーザインターフェースの選択に加えてユーザは新しいものを追加することも希望し得る。図16Bにおいて新しい時計文字盤を生成するための例示的なユーザインターフェースが図示されている。図16Bにおいてスクリーン1640を表示している装置1600が示されている。スクリーン1640は時計文字盤1642と現在センタリングされている時計文字盤が3つの一連の選択可能な時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションのうちの1つ目であることをユーザに対して示すページングアフォーダンス1644を表示している。スクリーン1640は更に時計文字盤生成アフォーダンス(例えば、1646)の部分図をも表示している。
本例においてユーザはディスプレイをスワイプ(例えば、スワイプ1648)し、スワイプの検出に応じて装置1600はスクリーン1650上でセンタリングされている時計文字盤生成アフォーダンス1646の全体図を表示する。いくつかの実施例においてアフォーダンス1646によって描写されているように時計文字盤生成アフォーダンスはアフォーダンス1646の活性化後に装置1600が新しい時計文字盤を生成することをユーザに伝えるためのプラスサイン(あるいはその他のテキスト及び/又はシンボル)を含み得る。
なおスクリーン1650は更に以前に表示された時計文字盤1642の部分図をも表示している。この1642の部分図と更新(シーケンスにおいて時計文字盤生成が2つ目の利用可能なユーザインターフェースであることを示すように更新)されたページングアフォーダンス1644はユーザが利用可能な時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションのシーケンス内において適応する上で一助となる。更にスクリーン1640上の時計文字盤生成アフォーダンス1646の部分図はスワイプすることによってディスプレイ上においてアフォーダンス1646をセンタリングしてユーザが活性化し得ることを(例えば、スクリーン1650上に表示されているように)ユーザに対して示すものである。
ユーザは例えばタッチセンサ−式ディスプレイ上におけるアフォーダンス1646に接触(例えば、タッチ1652)することでアフォーダンス1646を活性化し得る。接触の検出に応じて装置1600は新しく生成された、ディスプレイ上でセンタリングされている時計文字盤1662を含むスクリーン1660を表示する。スクリーン1660上において示されているように新しい時計文字盤1662は(例えば、カレンダアプリケーションから得られた)現在の日付を表示するアフォーダンス1664と(例えば、天候アプリケーションから得られた)現在の天候状況を表示するアフォーダンス1666を含む。
アフォーダンス1646の活性化検出に応じていくつかの実施例において装置は表示された新しい時計文字盤をセンタリングした後、時計文字盤選択モードに留まる。他の各実施例においてディスプレイ上において新しく生成された時計文字盤をセンタリングした後、前述のように装置は時計文字盤編集モードに入る。これによってユーザは新しく生成された時計文字盤の1つ以上の様相を編集することが可能となる。いくつかの実施例において装置は時計文字盤選択モードを出て新しい時計文字盤をフルサイズの時計文字盤としてディスプレイ上にセンタリングする。
新しい時計文字盤1662はアナログ時計の図を描写しているものの(本明細書において説明されたいかなる任意の機能も含めて)本明細書において説明されたコンテキスト特化ユーザインターフェースのいずれもが時計文字盤生成アフォーダンスの活性化に応じて生成される新しい時計文字盤であり得ることが理解される。いくつかの実施例において新しい時計文字盤は装置上の既存の時計文字盤と比べて異なるカスタマイズ可能な様相を有し得る。例えばユーザが既に青い秒針を含む時計文字盤を有する場合、装置は赤い秒針を含む時計文字盤を生成し得る。これはユーザが本明細書において説明されたコンテキスト特化ユーザインターフェースによって利用可能なオプションを探る上で一助となるため、多様性を増やすことによってユーザインターフェースを強化することとなる。
既存のコンテキスト特化ユーザインターフェースの選択や新しいコンテキスト特化ユーザインターフェースの生成に加えてユーザはランダムなコンテキスト特化ユーザインターフェースを生成することを希望し得る。図16Cはランダムな時計文字盤を生成するための例示的なユーザインターフェースを図示している。図16Cにおいてスクリーン1670を表示する装置1600が示されている。スクリーン1670は時計文字盤1672とユーザに対して現在センタリングされている時計文字盤が3つの一連の選択可能な時計文字盤及び/又は時計文字盤オプションのシーケンスにおいて1つ目であることを示すページングアフォーダンス1674を表示している。スクリーン1670はまたランダムな時計文字盤生成アフォーダンス(例えば、1676)の部分図も表示している。
本例においてユーザはディスプレイをスワイプ(例えば、スワイプ1678)し、スワイプの検出に応じて装置1600はスクリーン1680上にセンタリングしたランダムな時計文字盤生成アフォーダンス1676の全体図を表示する。いくつかの実施例においてアフォーダンス1676によって描写されているようにランダムな時計文字盤生成アフォーダンスはアフォーダンス1676の活性化後、装置1600がランダムな時計文字盤を生成することをユーザに伝えるクエスチョンマーク(あるいはその他のテキスト及び/又は「R」の文字等のシンボル)を含み得る。
なおスクリーン1680は更に以前に表示された時計文字盤1672の部分図をも表示している。1672の部分図は更新(ランダムな時計文字盤生成はシーケンスにおける2つ目に利用可能なユーザインターフェースであることを示すように更新)されたページングアフォーダンス1674とともにユーザが時計文字盤のシーケンス及び/又はシーケンスにおいて利用可能なオプションに適応する上で一助となる。更にスクリーン1670上におけるランダムな時計文字盤生成アフォーダンス1676の部分図はスワイプによって(例えば、スクリーン1680上に表示されているように)ディスプレイ上のアフォーダンス1676をユーザ活性化のためにセンタリングさせることをユーザに対して示す。
ユーザは例えばタッチセンサ−式ディスプレイ上においてアフォーダンス1676に接触(例えば、タッチ1682)することによってアフォーダンス1676を活性化し得る。接触の検出に応じて装置1600はディスプレイ上にセンタリングされたランダムに生成された時計文字盤1692を含むスクリーン1690を表示する。スクリーン1690上に示されているように新しい時計文字盤1692はストップウォッチアプリケーションを起動するためのアフォーダンスを表すアフォーダンス1694と(例えば、天候アプリケーションから得られた)現在の気温を表示するアフォーダンス1696を含む。
アフォーダンス1676の活性化検出に応じていくつかの実施例において装置は表示されたランダムな時計文字盤をセンタリングした後も時計文字盤選択モードに留まる。他の各実施例においてはランダムに生成された時計文字盤をディスプレイ上でセンタリングした後、装置は前述のように時計文字盤編集モードに入る。これによってユーザはランダムに生成された時計文字盤の1つ以上の様相を編集することが可能となる。いくつかの実施例において装置は時計文字盤選択モードを出てディスプレイ上のフルサイズの時計文字盤としてランダムな時計文字盤をセンタリングする。
ランダムな時計文字盤1692はアナログ時計の図を描写しているものの(本明細書において説明されたいかなる任意の機能も含めて)本明細書において説明されたコンテキスト特化ユーザインターフェースのいずれもが時計文字盤生成アフォーダンスの活性化に応じて生成されたランダムな時計文字盤であり得ることを理解されたい。
いくつかの実施例においてランダムな時計文字盤は時計文字盤選択モードにおいて利用可能ないかなる時計文字盤より異なるものであり得る。装置はこれをいくつかの方法で達成し得る。いくつかの実施例において装置はランダムな時計文字盤をランダムに生成した後にそれが異なることを確認するために他の保存された時計文字盤と比べてランダムな時計文字盤をチェックする。他の各実施例において本明細書において説明された技術によって利用可能となった潜在的な時計文字盤の圧倒的な数に鑑みて装置はランダムな時計文字盤を生成して保存された時計文字盤とは異なるという内在的な可能性に依存し得る。
いくつかの実施例においてランダムな時計文字盤を表示した後、装置は第2のランダムな時計文字盤を生成するためにユーザプロンプトを表示し得る。これによってユーザが特定の種類のコンテキスト特化ユーザインターフェース及び/又はランダムな時計文字盤のカスタマイズされた機能が気に入らない場合にはユーザがランダムに別の時計文字盤を生成することが可能となる。いくつかの実施例においてランダムな時計文字盤生成アフォーダンスはこの機能を提供するために第2のランダムな時計文字盤を生成するための例えばスロットマシンやその他のユーザプロンプトの表示を描写し得る。
選択のためにディスプレイ上で時計文字盤をセンタリングするのに加えて装置は更にセンタリングされた時計文字盤を1つ以上の方法で強調表示し得る。例えばいくつかの実施例においてセンタリングされた時計文字盤は1612、1622、1642及び1672によって図示されるようにセンタリングされた時計文字盤の周りにアウトラインを視覚的に区別(例えば、視覚的なアウトラインを表示する、あるいは時計文字盤の周りにおいて既に視覚的であるアウトラインを区別する等)することによって表示され得る。いくつかの実施例においてアウトラインをアニメーション化して(例えば、脈拍あるいは呼吸に類似したアニメーション等)リズミカルな伸縮を描写し得る。いくつかの実施例においてセンタリングされた時計文字盤自体をアニメーション化してリズミカルな伸縮を描写し得る。いくつかの実施例においてセンタリングされた時計文字盤をアニメーション化して点滅を描写し得る。いくつかの実施例においてセンタリングされた時計文字盤の色(例えば、色及び/又は強度の変更)を変更し得る。これらの表示のうちいずれかあるいは全てを用いてセンタリングされた時計文字盤が現在選択し得ることを視覚的に示し得る。
前述のように時計文字盤の選択に関する本明細書において提示された技術を本開示におけるコンテキスト特化ユーザインターフェースのいずれかに対して適用し得る。ユーザは例えばユーザの写真やその他の画像ファイル等の画像を有する時計文字盤を背景として表示したいと希望し得る(例えば、図12、図24及び図39を参照して説明されたコンテキスト特化ユーザインターフェース、構成要素及び技術を参照のこと)。したがってユーザが画像を(例えば、画像フォルダや写真アルバムから)複数の画像のセットから選択することを可能にするユーザインターフェースを提供することが望ましい。ユーザは選択した画像の外観をカスタマイズしたいと希望し得る。例えばその画像が装置上に異なる解像度あるいはアスペクト比において取り込まれておりユーザが画像の見た目を縮小サイズのディスプレイを有する装置に適合するようにカスタマイズしたいと希望し得る。かくして縮小サイズのディスプレイに適合するように(例えば、画像のクロッピング、ズーミング及び/又は再センタリングを用いて)選択された画像を迅速にカスタマイズすることを可能にするユーザインターフェースを提供することも望ましい。有利なことに後述する技術がこれらの機能性の両方を提供する効率のいいインターフェースを可能にすることにより画像を選択して編集するのに必要なユーザ入力の数を減らすことで電池寿命を向上してプロセッサ電力を減らす。
図16Dは装置1600上で操作し得る付加的な例示的なユーザインターフェースを示している。図16Dにおいて装置1600は図16Aにおけるスクリーン1610同様、縮小サイズの時計文字盤1605、ページングアフォーダンス1609及び時計文字盤1607の部分図を含むスクリーン1603を表示している。ユーザのスワイプ1611の検出に応じて装置1600は時計文字盤1605の部分図、更新された(1607によって表される時計文字盤が3つの利用可能な時計文字盤又は時計文字盤オプションのうち2つ目であることをユーザに示すよう更新された)ページングアフォーダンス1609及び縮小サイズの時計文字盤1607を含むスクリーン1613を表示する。
本例において縮小サイズの時計文字盤1607はユーザ画像の縮小サイズバージョンを表示することによってユーザ画像を表している。1607はユーザ画像を表す単一の縮小サイズの画像を示しているのに対し、例えば複数の画像のセット(例えば、写真アルバムの図)等いかなる画像や例えば「写真」「アルバム」等というテキスト等画像及び/又は写真アルバムをテキストによって表すアフォーダンス等を表示し得る。これらの図は選択された場合このオプションは背景画像を有する時計文字盤とともに時刻及び/又は日付の表示をユーザに対して表示することを示す。いくつかの実施例において2つ以上の画像及び/又は2つ以上の画像の図が表示され得る。
時計文字盤1607を選択するためにユーザは時計文字盤1607上のタッチセンサ−式ディスプレイに接触(例えば、タッチ1615)する。タッチ1615の検出に応じて装置1600は時計文字盤選択モードを出てスクリーン1617を表示する。スクリーン1617は背景1619、時刻を示すアフォーダンス1621及び日付又は月の日を表すアフォーダンス1623を含むフルサイズの時計文字盤を表示する。背景1619は1607で表される画像に基づき得る。例えば(例えば、もし1607が単一画像を表示している場合は)同じ画像のより大きなバージョン、(後述のように例えばもし1607が2つ以上の画像を表示している場合は)アルバムの一部として表示された画像サムネイルのより大きなバージョンあるいは1607によってテキストで表された画像であり得る。ここでいう画像に「基づく」背景とは少なくとも第1の画像に基づく背景を称し得、即ち付加的な画像を表示し得る。いくつかの実施例においてアフォーダンス1621及び/又は1623は背景1619を構成する画素のサブセットの外観を変形すること(例えば、図12を参照して説明したように例えば色のぼかし、混合、グラデーション等)によって生成し得る。
図16Eは画像ベースの時計文字盤を選択するための別の技術を図示している。表示のための単一画像を(例えば、背景1619として)すぐに選択するのではなくユーザはまず複数の画像のセット(例えば、写真アルバム)にアクセスしたいと希望し得る。図16Eはスクリーン1603及び1613との関連において説明したのと同じユーザインターフェース及び入力からスタートする。しかしながら画像ベース時計文字盤オプションのユーザ選択(例えば、縮小サイズの時計文字盤1607上のタッチ1615)に応じて装置1600は本例においては背景1619が基づく画像を表す図1627を含む9つの異なる画像の図を含むスクリーン1625を代わりに表示する。
スクリーン1625は行と列を有するグリッド状レイアウトにおける(例えば、ユーザの写真アルバムからの)画像セットを表す。いかなる種類のレイアウトを用い得る。いくつかの実施例においてスクリーン1625は例えば写真アルバムの写真等個々の画像と関連付けられる図を構成する複合画像を表示し得る。これらの表現は対応する画像の表示(例えば、ラベル)及び/又は視覚的な図(例えば、サムネイル画像)を含み得る。ユーザは表示された図にタッチ1629によって接触することで表現1627と関連付けられる画像を選択し得る。タッチ1629の検出に応じて装置1600は前述のようにスクリーン1617を表示する。
いくつかの実施例においてユーザは装置1600が図16Dに図示されるように単一画像を表示するのかあるいは図16Eに図示されるように複数の画像を表示するかという好みを予め選択するオプションを有し得る。いくつかの実施例において画像ベースの時計文字盤のユーザセレクション(例えば、タッチ1615)に応じて装置1600は単一画像又は複数画像を見るためのユーザプロンプトを提供し得る。その後ユーザは入力(例えば、タッチ感知ディスプレイ上のタッチ)を与えて適切なオプションを選択し得る。
一旦時計文字盤の背景用の画像が選択されるとユーザはその画像の変形や別の画像との置き換えを希望し得る。有利なことに後述のズーム/クロップ操作を用いることでこれらの機能性の両方を単一のユーザインターフェースによって提供し得る。一例として図16F及び図16Gにおいて回転可能入力機構を異なる方向へ単純に回転することによってユーザがシームレスに単一画像から画像変形へ(例えば、ズーミングやクロッピング等)又は単一画像から写真アルバムに(例えば、異なる画像を選択するために)戻るようにナビゲートすることが可能となる。例えば様々なタッチジェスチャ等のその他のユーザ入力を代替的あるいは付加的に用い得ることは理解され得る。
図16Fにおいて図示されるようにスクリーン1617が表示されている間、背景1619が基づく画像をクロップするために回転可能入力機構を第1の回転方向へと移動(例えば、動作1631)させ得る。動作1631の検出に応じて装置1600は画像1635を含むスクリーン1633、即ち背景1619に基づくクロップされた画像を表示する。画像1635は、例えば、背景1619の1つ以上の外側部分を除去する、背景1619の少なくとも一部の倍率を増加する(例えば、ズーミング)、又は、背景1619のアスペクト比を変更する方法のうち1以上によって背景1619を変形することによって生成し得る。これによってユーザは例えば縮小サイズのディスプレイ上の画像の外観を向上するために画像を迅速にクロップすることが可能となる。
いくつかの実施例において背景1619に基づいた画像1635を生成するために用いられるクロッピングの量は回転可能入力機構の回転の度合い、量、速度及び/又は数に比例する。他の各実施例において背景1619に基づいた画像1635を生成するために用いられるクロッピングの量は回転可能入力機構の回転の度合い、量、速度及び/又は数に比例しない。回転可能入力機構の動作をクロッピングの量又は速度にマッピングするためには例えばここに本明細書の一部を構成するものとしてのその全内容を援用するものとする、2014年9月3日出願「ウェアラブル電子装置のためのクラウン入力」と称される米国特許出願第14/476,700号においてスクロールに関して説明されているもの等、いかなるモデルを用いてもよい。クロップされた画像のスケーリングの速度量を決定するために例えば加速や速さ等を用い得る。
他のユーザ入力を用いて他の画像処理を行い得る。例えば図16Fにおいて示されるようにユーザはディスプレイ上において画像1635を再センタリング又は移動させるためにスクリーン1633上でドラッグジェスチャ(例えば、ドラッグ1637)を与え得る。ドラッグ1637の検出に応じて装置1600は画像1641を含むスクリーン1639を表示する。画像1641はディスプレイ上の1635の移動に基づいている。移動の程度及び/又は向きは少なくとも部分的にドラッグ1637の量、方向及び/又は速度に基づき得る。例えばタッチセンサ−式ディスプレイ上のタップ又はその他の接触等、その他のユーザ入力も可能である。例えばユーザは画像をタップ又はダブルタップし、これに応じて装置1600は少なくとも部分的に受け取った(各)タップのロケーションに基づいて画像を再センタリングし得る。
一旦ユーザが画像1641に満足すると例えばタッチ1643等のタッチ入力によってその画像が新しい背景として選択され得る。タッチ1643は(タッチ1606との関連において前述した閾値と同じものでも異なるものでもあり得る)強度閾値を超える特性強度を有し、これによって装置1600はユーザプロンプト1645の表示を促してユーザに対して画像1641を背景とする設定の確認を求める。画像1641の(例えば、「YES」アフォーダンス上のタッチ1647による)ユーザ確認検出に応じて装置1600は背景として画像1641及びアフォーダンス1621並びに1623を含むスクリーン1649を表示する。他の各実施例において装置1600はユーザプロンプト1645の表示を撤回しその代わりにタッチ1643に応じてスクリーン1649を表示し得る。タッチ1643の特性強度が強度閾値を超えない場合、装置1600はスクリーン1649の表示を撤回し更に/あるいは例えば前述のように画像1641の外観を変形し得る。
いくつかの実施例において1619に比して異なる1641の外観に基づき背景1619上に表示された時に比してアフォーダンス1621及び/又は1623の外観を変形し得る。例えばこれらは異なる画像の画素のサブセットの変形あるいは同じ画像の異なる画素のサブセット(例えば、1641対1619)を構成し得る。他の各実施例においてアフォーダンス1621及び/又は1623は両スクリーンにおいて同じ外観を有し得る。
図16Gにおいてユーザが異なる画像を選択することを可能にする例示的な技術を図示している。背景1619を有するスクリーン1617が表示されている間、ユーザは回転可能入力機構を第2の回転方向に動かし得る(例えば、動作1651)。いくつかの実施例において動作1651は動作1631とは反対の回転方向を有し得る。動作1651の検出に応じて装置1600は前述のように(例えば、ユーザの写真アルバムからの)画像のセットを表すスクリーン1625を表示する。ユーザはタッチ1655によって(前述のように例えばサムネイル等の画像やラベル等の表示であり得る)図1653に応じた画像を選択し得る。
タッチ1655の検出に応じて装置1600は画像1659に基づいた背景を含むスクリーン1657を表示する。図16Fと同様、回転可能入力機構の1回以上の回転又は1つ以上のタッチジェスチャによってユーザはクロップ、ズームあるいはその他の方法で画像1659を変形し得る。図16Fと同様、ユーザは画像1659を背景画像として選択するためにタッチ1661によってスクリーン1657をタッチし得る。タッチ1661は(タッチ1606又は1643のタッチの関連において前述した閾値と同じものでも異なるものでもあり得る)強度閾値を超える特性強度を有するため、タッチ1661が強度閾値を超える特性強度を有するという判断に応じて装置1600は画像1659を背景として設定することを確認するためのユーザプロンプト1663を表示する。(例えば、「YES」アフォーダンス上のタッチ1663を用いて)ユーザが画像1659を確認したことの検出に応じて装置1600は背景として画像1659及びアフォーダンス1669並びに1671を含むスクリーン1667を表示する。他の各実施例において装置1600はユーザプロンプト1663の表示を撤回しその代わりにタッチ1661に応じてスクリーン1667を表示し得る。タッチ1661の特性強度が強度閾値を超えない場合、装置1600はスクリーン1667の表示を撤回し更に/あるいは例えば前述のように画像1659の外観を変形し得る。いくつかの実施例においてアフォーダンス1669及び1671はそれぞれアフォーダンス1621及び1623と同じであり得る。いくつかの実施例においてアフォーダンス1669及び1671はそれぞれアフォーダンス1621及び1623とは例えば異なる画像の画素サブセット(例えば、1659対1619)の変形である等異なり得る。
前述の技術により画像の選択及び変形のための単一のユーザインターフェースを用いて本発明による画像ベースのコンテキスト特化ユーザインターフェースを生成することが可能となる。これらの機能性のために単一のユーザインターフェースを提供することでこれらのタスクを達成するために必要なユーザ入力の数を減らし、よってバッテリ消費とプロセッサ電力を減らす。これらの操作は図16F及び図16Gにおいて回転可能入力機構(例えば、506)の動作と特定のタッチジェスチャを用いて図示されているもののその他の例えばタッチジェスチャ等のユーザ入力の他の組み合わせを用い得ることを理解されたい。
いくつかの実施例においてユーザは共有のインターフェースを通して時計文字盤編集モード及び時計文字盤選択モードにアクセスし得る。例えば強度閾値を超える特性強度を有する接触によって装置が時計文字盤選択モードに入り得る。本例において図15におけるスクリーン1510は選択可能な時計文字盤及び/又は時計文字オプションのシーケンス内における現在選択された時計文字盤を示すページングアフォーダンスを有する時計文字盤選択モードを表し得る。時計文字盤選択モードに入るといくつかの実施例において強度閾値を超える特性強度を有する第2の接触によって装置が時計文字盤編集モードに入り、編集のために現在センタリングされている時計文字盤を選択し得る。他の各実施例において時計文字盤選択モードに入ると装置は時計文字盤編集モードを表すアフォーダンスを表示し得る。表示されたアフォーダンス上の接触を検出すると装置は時計文字盤編集モードに入り編集のために現在センタリングされている時計文字盤を選択し得る。これらの機能はコンテキスト特化ユーザインターフェースと編集機能性を使いやすく直観的な単一のインターフェースに結び付ける上で一助となる。
3.コンテキスト特化ユーザインターフェースの付加的な機能性
ユーザは前述のユーザインターフェースに対して適用可能なコンテキスト特化ユーザインターフェースにおける付加的な機能性を希望し得る。例えばユーザは指定のロケーションにおいてリマインダを設定、アプリケーションを起動更に時間を見ることを希望し得る。これらの機能性は本発明において説明されている特定のユーザインターフェースに限定されるものではなく、むしろいずれかあるいは全てに対して一般的に適用され得る。以下の機能性は本発明において説明されるコンテキスト特化ユーザインターフェースのいずれかに組み込むことが可能な一般化可能な機能である。以下において特定の機能性を特定のコンテキスト特化ユーザインターフェースを参照しつつ説明することがあるもののこれは決して限定を目的とするものではない。
図17Aにおいて装置1700上で操作可能な例示的なコンテキスト特化ユーザインターフェースが示されている。いくつかの実施例において装置1700は装置100、300又は500であり得る。いくつかの実施例においてこの電子装置はタッチセンサ−式ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)と回転可能入力機構(例えば、506又は1540)を有する。
本例において、ユーザは6時にリマインダを設定したい(このリマインダは特定の日の6:00でも毎日6:00のための一般的なリマインダでもあり得る)。装置1700はユーザインターフェーススクリーン1702を表示している。スクリーン1702は図11A〜図11Cを参照しつつ説明したものと同様の時計文字盤を描写しており、時刻と一日の太陽の軌道を示す正弦波を示すアフォーダンス1704を含む。スクリーン1702は更に図11Aにおいて説明したように正弦波に沿った自身の位置によって現在時刻(10:09)を示すアフォーダンス1708を含んでいる。
ユーザはディスプレイに接触することで装置がユーザ対話モードに入るよう促し得る。ユーザ対話モードはユーザに対して例えばユーザリマインダを設定する等のユーザインターフェース内で利用可能な付加的なインタラクションを提供する。一旦ユーザ対話モードに入るとユーザは回転可能入力機構を動かし(例えば、動作1708)動作の検出に応じて装置1700はスクリーン1710を表示する。スクリーン1710はアフォーダンス1712及び正弦波に沿ったアフォーダンス1714の位置によって示される現在のものではない時刻(6:00)を表示する。ユーザは動作1708を用いて指定の時間(この場合では6:00)が表示されるまで時刻間をスクロールすることでユーザがその指定時刻のためのリマインダを設定し得る。
ユーザはアフォーダンス1714においてディスプレイに接触し(例えば、タッチ1716)、接触の検出に応じて装置1700は示された時刻(6:00)のためのリマインダを設定する。これによってユーザはユーザリマインダに指定された時刻を設定し得る。
図17Bにおいてより遅い時刻(11:00)における装置1700が示されている。装置1700はスクリーン1720を表示している。スクリーン1720は現在時刻を示しているアフォーダンス1722と正弦波に沿った自身の位置によって現在の時刻を示すアフォーダンス1724を含んでいる。図11Bにおいて示されているように、このコンテキスト特化ユーザインターフェースにおいてユーザは夜明け、夕暮れ、日の出及び日没を表すユーザインターフェースオブジェクトを見るためにアフォーダンス1724に接触(例えば、タッチ1726)し得る。
接触の検出に応じて装置1700はスクリーン1730を表示する。スクリーン1730は現在時刻を示しているアフォーダンス1732と正弦波1736に沿った自身の位置によって同様に現在の時刻を示すアフォーダンス1734を含んでいる。線1738は表示の昼間と夜間の部分の間における境界を描写している。前述のようにスクリーン1730はそれぞれ(夜明けの時間を表す)1740、(日の出の時間を表す)1742、(日没の時間を表す)1744及び(夕暮れの時間を表す)1746の各ユーザインターフェースオブジェクトを含む。
重要なことにスクリーン1730はアフォーダンス1748をも表示する。アフォーダンス1748は図17Aにおいてユーザによって指定された時刻(6:00)の視覚的なリマインダである。したがってここでは装置がこの時刻のためのユーザリマインダをここではユーザのアフォーダンス1724上の接触に応じて表示する。
いくつかの実施例においてユーザリマインダの設定は指定された時刻のためのアラートを設定するためのユーザプロンプトを表すアフォーダンスを表示することをも含み得る。このアフォーダンスはアラートの1つ以上の特徴を設定するためのユーザインターフェースを含み得る。
いくつかの実施例においてユーザリマインダはカレンダイベントを含み得る。例えばユーザが前述のようにユーザリマインダを設定する代わりに装置はカレンダアプリケーションからカレンダイベントをインポートし得る。図17Bに図示される例を用いてアフォーダンス1748はカレンダアプリケーションからインポートされたカレンダイベントを表し得る。カレンダイベントをカレンダアプリケーションからインポートすることによってユーザは現在時間及び/又はその他の対象となる時間(例えば、日の出、日没、夜明け及び夕暮れ)と比したカレンダイベントの時間を追跡することができる。例えばユーザはスクリーン1730の一部として(カレンダイベントとして保存された)テニスの試合の時間を見ることが可能となり、それによって試合の予定までどれだけ時間が残っているかあるいは試合開始から日没までどれだけの時間が確保し得るか等を判断し得る。いくつかの実施例においてユーザは回転可能入力機構を動かし(例えば、動作1708)動作の検出に応じて装置はアフォーダンス1748を視覚的に区別し更に/あるいはアフォーダンス1748によって表されるユーザリマインダと関連付けられる時間を表示するように表示された時間の表示を更新することでユーザリマインダにポンと移り得る。
いくつかの実施例においてユーザリマインダは繰り返し起こるイベントを表す。いくつかの実施例においてユーザリマインダの時間は固定された時系列の時間に基づく。図17Bを一例として用いるとユーザリマインダがテニスの試合である場合、一年を通して同じ時系列の時間において繰り返され得るものの線1738に対するアフォーダンス1748の位置は一年を通して変化し得る。これによってユーザは単にアフォーダンス1748の位置を見るだけで、ある日付において試合の間十分な日の光があるかどうかを判断することが可能となる。その他の各実施例においてユーザリマインダの時間は太陽の状況(例えば、日光量あるいはその不足)に基づく。例えばユーザリマインダは例えば日没前の特定の時間あるいは太陽が水平線上に特定の角度にある時間等太陽の状況の時間を反映し得る。したがってもしユーザリマインダが繰り返される場合、ユーザリマインダの時系列の時間は同じ太陽の状況を表しながらも時を経て変わる場合があり得るため、ユーザは一年のどの時であってもその太陽の状況を見る計画を立て得る。
指定された時刻のユーザリマインダは1つ以上の任意選択的にある機能を含み得る。いくつかの実施例においてリマインダは指定された時刻の視覚的アラートを含み得る。例えば装置は指定された時刻ちょうどあるいはその前に視覚的アラートを表示し得る。あるいは装置は現在のユーザインターフェースのコンテキスト内において指定された時刻を示す視覚的アフォーダンスを常に表示し得る。図17Bの例において視覚的アフォーダンス1748は指定された時刻が現在の時刻からどれぐらい離れているかをユーザが理解し得るように正弦波に沿って表示されている。
いくつかの実施例においてユーザリマインダは指定された時刻のための音声アラートを含み得る。例えば装置は指定された時刻ちょうどあるいはその前に音を再生し得る。いくつかの実施例においてユーザリマインダは指定された時刻ちょうどあるいはその前に(例えば、触覚フィードバックモジュール133及び触知出力生成器167を用いて)生成される触覚アラートを含み得る。この触覚信号はユーザに指定された時刻が近づいた時にそのことを知らせる。
図18Aに目を向けると本明細書において説明されたいずれのあるいは全てのコンテキスト特化ユーザインターフェースは1つ以上の複雑機能を含み得る。ユーザが希望し得る一種の複雑機能としてアプリケーションを起動するための複雑機能がある。例えば時計文字盤上の複雑機能を表すアフォーダンスは対応するアプリケーションからの情報のセットを表示し得る。しかしながらユーザはアプリケーションからの付加的な情報を見たりアプリケーション自体を丸ごと起動したりしたいと希望し得る。
図18Aにおいて装置1800上で操作し得る例示的なコンテキスト特化ユーザインターフェースが示されている。装置1800はいくつかの実施例においては装置100、300又は500であり得る。いくつかの実施例においてこの電子装置はタッチセンサ−式ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
装置1800はユーザインターフェーススクリーン1802を表示している。スクリーン1802は複雑機能として表示されている時計文字盤1804及びアフォーダンス1806並びに1808を含んでいる。アフォーダンス1806及び1808はアプリケーションを表し対応するアプリケーションから得られた情報のセットを含んでいる。本例においてアフォーダンス1806は天候アプリケーションを表し、天候アプリケーションから得られた天候状況を表示する。アフォーダンス1808はカレンダアプリケーションを表し、カレンダアプリケーションから得られた現在の日付を表示する。アフォーダンス1806とアフォーダンス1808は対応するアプリケーションからのデータに応じて更新される。例えばアフォーダンス1806は更新されて天候アプリケーションから得られた現在の天候状況を表示する。アフォーダンス1808は更新されてカレンダアプリケーションから得られた現在の日付を表示する。例えばこれらの複雑機能はアプリケーションデータに基づいて更新されるアプリケーションウィジェットであり得る。
天候アプリケーションを起動するためにユーザはアフォーダンス1806においてディスプレイに接触する(例えば、タッチ1810)。これに応じて装置1800は天候アプリケーションを起動し、これがスクリーン1820上で描写されている。スクリーン1820は現在の天候状況(例えば、ユーザインターフェースオブジェクト1822)、現在のロケーションの表示(例えば、ユーザインターフェースオブジェクト1824)及び現在の温度の表示(例えば、ユーザインターフェースオブジェクト1826)を含む更に天候情報を示している。
図18Bは更にスクリーン1802を表示している装置1800をも描写している。図18Aにおいて描写されているようにスクリーン1802は複雑機能として表示されている時計文字盤1804及びアフォーダンス1806並びに1808を含んでいる。
ユーザが天候アプリケーションに代えてカレンダアプリケーションの起動を希望する場合にユーザはアフォーダンス1808においてディスプレイに接触する(例えば、タッチ1812)。これに応じて装置1800はカレンダアプリケーションを起動し、これがスクリーン1830上で描写されている。スクリーン1830は更にフルの日付を描写しているユーザインターフェースオブジェクト1832とカレンダイベント(ここでは1において会議)を表すユーザインターフェースオブジェクト1834を含む更にカレンダ情報を示している。
いくつかの実施例においてユーザインターフェーススクリーンはあるアプリケーションを表し、対応するアプリケーションから得られた情報のセットを含む複雑機能を表示し得る。いくつかの実施例において図18A及び図18Bにおいて図示されるようにユーザインターフェーススクリーンはアプリケーションを表し複数のアプリケーションから得られた情報のセットあるいは単一のアプリケーションから得られた複数の情報のセットを含む複数の複雑機能を表示し得る。
いくつかの実施例において前述のようにユーザは表示された時間の表示を前後にスクロールするための回転可能入力機構を動かし得る。いくつかの実施例において装置は2つ以上の時間の表示を表示し、回転可能入力機構の動作検出に応じて装置は表示された時間の表示のうちの1つあるいはそれ以上を更新し他の時間の表示を一定に保ち得る。図18A及び図18Bにおけるスクリーン1802を一例として図示すると、アフォーダンス1808が現在時間の表示を表している場合(例えば、デジタル表示)、装置は回転可能入力機構の動作検出に応じて表示された時計文字盤を更新しつつアフォーダンス1808を用いて現在の時間の表示を続け得る。表示された時計文字盤は例えば1つ以上の時計の針の動作を表示された時計が前後のうちどちらにスクロールされるかによって時計回りあるいは反時計回りにアニメーション化することによって更新し得る。
いくつかの実施例において装置は回転可能入力機構の動作検出に応じて(例えば、それ自体時間を表示しない)その他の表示された複雑機能を更新し得る。例えば時計文字盤1804によって表示された時間を更新するのに加えて装置は更に時計文字盤1804によって表示されている時間に対応するようにアフォーダンス1806によって表示されている天候状況に関する予報あるいは履歴をも更新し得る。これらの実施例において装置は表示された時間のスクロールに応じて他の表示された複雑機能の更新を撤回し得る。例えば表示されたストップウォッチの複雑機能はそのままでありながら表示された時計文字盤が更新される。いくつかの実施例において回転可能入力機構の動作検出に応じて更新されない表示された複雑機能を例えば表示された複雑機能の色調、彩度及び/又は明度を変えることによって視覚的に区別し得る。これによってユーザはどの複雑機能が更新されてどれが変わらないかを区別し得る。
有利なことに本明細書において説明されるいかなるコンテキスト特化ユーザインターフェースに対しても単にアプリケーション複雑機能を含めることで適用可能なこれらコンテキスト特化ユーザインターフェース方法は特定のアプリケーションからの更新された情報をユーザが見ることを可能にしつつ同じユーザインターフェースオブジェクトにおいて対応するアプリケーションを迅速に起動するための方法をも提供し得る。更に図15を参照して説明された編集方法を用いて複雑機能によって描写されるアプリケーション及び/又はアプリケーション情報を更にカスタマイズし得る(例えば、スクリーン1560及び1570を参照のこと)。
ユーザは多くのアフォーダンスを含む、例えばポータブル多機能装置上においてスクリーンをナビゲートし得る。これら各アフォーダンスは例えば装置上で起動し得るアプリケーション等を表し得る。このようなアフォーダンスのうちの1つは本明細書において説明されるようなコンテキスト特化ユーザインターフェースを作動させ得る。特定のアフォーダンスがコンテキスト特化ユーザインターフェースの起動に対応することをユーザに認識させるためにアフォーダンスをインターフェースに対して視覚的に結びつけるアニメーションが望ましい。
図18Cにおいて例えば図18A及び18Bにおいて描写されるような2つ以上の複雑機能を含む時計文字盤を編集するための例示的なユーザインターフェースが示されている。図18Cはここでも時計文字盤1804、天候アプリケーションを表すアフォーダンス1806及びカレンダアプリケーションを表すアフォーダンス1808を含むスクリーン1802を示す装置1800を再度描写している。
図15を参照して説明したようにユーザは時計文字盤モードに入ることでスクリーン1802上に表示されている複雑機能をカスタマイズし得る。ユーザはタッチ1814でもって装置1800のタッチセンサ−式ディスプレイに接触する。タッチ1814は強度閾値を超える特性強度を有するため、これによって装置1800はスクリーン1840上に示されている時計文字盤編集モードに入るよう促される。装置1800は時計文字盤を視覚的に区別することによってユーザが時計文字盤編集モードに入ったことを示している。本例においてスクリーン1840は縮小サイズの時計文字盤、複雑機能1806に基づく縮小サイズの複雑機能1844及び複雑機能1808に基づく縮小サイズの複雑機能1846を含むスクリーン1802の表示のより小さいバーションを示している(例えば、1842)。
ユーザは表示された時計文字盤1842に接触すること(例えば、タッチ1850)で編集のためにこの時計文字盤を選択する。いくつかの実施例においてタッチ1850はタッチセンサ−式ディスプレイ上の接触である。いくつかの実施例においてタッチ1850はタッチセンサ−式ディスプレイ上の強度閾値を超える特性強度を有する接触である。これによって装置1800は時計文字盤編集モードに入り、スクリーン1860を表示する。スクリーン1860は編集のために時計文字盤1862を表示する。現在、アウトライン1866によって強調表示されているように編集のために天候アプリケーションを表すアフォーダンス1864が選択されている。更に線1870を用いて一連の複雑機能オプションにおける表示された複雑機能の位置を示す位置インジケータ1868も表示されている。位置インジケータ1868は更にユーザに対して回転可能入力機構を用いてアフォーダンス1864を編集するために利用可能なオプション間を循環し得る(例えば、天候アプリケーションあるいはその情報のセットが表示され得るその他のアプリケーションのうちどの情報のセットを表示するか等)ことを示している。ページングアフォーダンス1872は更に一連の編集可能な様相のうち現在編集のために選択されている時計文字盤1862の様相の位置(例えば、複雑化1864)をも表示している。
スクリーン1860は更にカレンダアプリケーションを表すアフォーダンス1874をも表示している。編集のためにこの複雑機能を選択するにユーザは表示されたアフォーダンス1874に接触する(例えば、タッチ1876)。これに応じて装置1800はスクリーン1880を表示する。スクリーン1860同様、スクリーン1880は時計文字盤1862、(天候アプリケーションを表す)アフォーダンス1864、位置インジケータ1868及び(天候アプリケーションを表す)アフォーダンス1874を表示する。アウトライン1882によって示されるようにここではアフォーダンス1874が編集のために強調表示されている。この複雑機能オプションの位置は位置インジケータ1868において線1884によって描写されている。最後にページングアフォーダンス1886が更新されて時計文字盤1862の一連の編集可能な様相におけるアフォーダンス複雑機能1874の位置を表示している。これでユーザは回転可能入力機構を用いてアフォーダンス1874によって表示された情報のセットを編集し得る(例えば、カレンダアプリケーションあるいはその情報のセットが表示され得るその他のアプリケーションのうちどの情報のセットを表示するか等)。要するに時計文字盤編集モードにおいて2つ以上の複雑機能が表示されている時にユーザは表示された複雑機能に接触することで編集のために1つの複雑機能を選択し得る。いくつかの実施形態において、これによってアフォーダンスが(例えば、本発明において説明されるアフォーダンスを視覚的に区別するために視覚的なアウトラインやその他の手段を用いて)強調表示される。
図19は装置1900上で操作され得る例示的なコンテキスト特化ユーザインターフェースを示している。装置1900はいくつかの実施例において装置100、300又は500であり得る。いくつかの実施例においてこの電子装置はタッチセンサ−式ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
装置1900は複数のアフォーダンス(例えば、アフォーダンス1904及び1906)を含むユーザインターフェーススクリーン1902を表示している。アフォーダンス1906は時間の表示(例えば、短針、長針及びチェック印等)及びアウトライン(例えば、円や角が丸くなった四角等の多角形)を含む時計文字盤を表している。いくつかの実施例において時計文字盤は現在時刻を示し得る。ユーザはアフォーダンス1906によってタッチセンサ−式ディスプレイに接触し(例えば、タッチ1908)これに応じて装置1900は連続的なスクリーン上のアニメーションにおいてスクリーン1910、1920及び1930を順に表示する。
スクリーン1910は要素を回転動作において漸次表示することによってアニメーション化されたアウトライン1912を示している(例えば、時計方向に埋めたり書き込まれたりする等)。次にスクリーン1920は完全なアウトライン1922、短針及び長針1924を示す。最後にスクリーン1930は、完全なアウトライン1932、短針及び長針1934、時間表示1936を示す。アウトライン同様、時間表示もまた漸次順(例えば、時計方向に)に埋められ得る。重要なことは、アフォーダンス1906のうち少なくとも1つの要素(例えば、アウトライン、短針及び長針等)はスクリーン1930上により大きな表示サイズにおいて保持される。
図19が短針及び長針を含むアナログ時計文字盤を描写しているのに対して図19を参照しつつ説明された技術は複数のコンテキスト特化ユーザインターフェースに対して適用され得る。例えばユーザインターフェースが(図8に示されているように)地球の図を表示している場合、複数のアフォーダンスにおけるアフォーダンスは地球を描写し、地球のアウトラインを保持及び/又は時計方向の動作を用いて描き込み得る。
ユーザは見逃されたあるいは未読の通知が利用可能であるというポータブル多機能装置からの表示を受け取りたいと希望し得る。したがって本発明において説明されるいかなる実施例においても装置は通知を受け取り、その通知が見逃されたか(例えば、見られていない又は未読のマークが付いている等)どうかを判断し、その通知が見逃されたという判断に応じて見逃された通知を示すアフォーダンスを表示し得る。その通知が見逃されていないという判断に応じて装置は見逃された通知を示すアフォーダンスの表示を撤回し得る。いくつかの実施例において表示されたアフォーダンスの様相は電子装置が受け取った見逃された通知の数を表している。例えば表示されたアフォーダンスは見逃された通知の数を表すのに色を変えたり、サイズを変えたり、あるいは、アニメーション化(例えば、脈拍を描画)したりし得る。いくつかの実施例において見逃された通知をユーザが見たことを表すデータの受け取りに応じて装置は表示されたアフォーダンスを除去し得る。これによってユーザに対して通知を見ることができるという素早い視覚的なリマインダを提供する。
ユーザは本明細書において説明したいかなるコンテキスト特化ユーザインターフェースのうち例えばストップウォッチアプリケーション等のアプリケーションの起動を希望し得る。したがって本明細書において説明したいかなる実施例において装置は現在作動中のストップウォッチアプリケーションを示すストップウォッチ経過アフォーダンスを表示し得る。例えばストップウォッチ経過アフォーダンスは(例えば、図16Cにおけるアフォーダンス1694と同様の)デジタルストップウォッチの図を描写し得る。この図は現在作動中のストップウォッチアプリケーションによって生成されたストップウォッチの時間を示すように連続的に更新され得る。ユーザはストップウォッチ経過アフォーダンスに接触し、接触の検出に応じて装置はストップウォッチアプリケーションを起動し得る。これによってストップウォッチが現在作動中であるという機能的リマインダをいかなるコンテキスト特化ユーザインターフェースからも提供される。
旅行中、ユーザは自宅あるいはその他の指定されたロケーションの時間に素早くアクセスすることを希望し得る。したがって本明細書において説明したいかなる実施例において装置はロケーションセンサ(例えば、GPSセンサ532及び/又はGPSモジュール135)を含み得る。いかなる時計文字盤がディスプレイ上に表示されている時にユーザはディスプレイに接触し、接触の検出に応じて装置は指定されたホームロケーション(例えば、自宅のタイムゾーン)にアクセスし得る。装置は現在のタイムゾーン(例えば、装置の現在のロケーション)を得て現在のタイムゾーンが自宅のタイムゾーンと異なるかどうかを判断し、現在のタイムゾーンが自宅のタイムゾーンと異なるという判断に応じて表示された時計文字盤を更新して自宅のタイムゾーンにおける現在の時間を示し得る。現在のタイムゾーンが自宅のタイムゾーンと異ならないという判断に応じて装置は引き続き同じ時計文字盤を表示して自宅のタイムゾーンと現在のタイムゾーンの両方における現在の時間を示し得る。
いくつかの実施例においてユーザは自宅のタイムゾーンを指定し得る。例えば装置は自宅のタイムゾーンを指定するためのユーザインターフェースを提供し得る。
他の各実施例において装置は自宅のタイムゾーンを指定し得る。例えば装置はこの指定をあるロケーションで過ごした時間量、そのロケーションで過ごしたに時刻さらに/あるいはそのロケーションと関連付けられる連絡先エントリの数に基づくようにし得る。こうして装置は自動的に自宅のタイムゾーンを指定することが可能となる。
ユーザは特定の文脈に応じて例えば本明細書において説明されたような異なるコンテキスト特化ユーザインターフェースを表示することを希望し得る。例えばユーザは勤務先において特定のコンテキスト特化ユーザインターフェース(例えば、表示された複雑機能によって提供された情報等)を表示させ、その後自宅において異なるコンテキスト特化ユーザインターフェースあるいは異なる内容を表示させたいと希望し得る。いくつかの実施例においてユーザは表示されたコンテキスト特化ユーザインターフェースを変える時刻を指定し得る。いくつかの各実施例においてユーザは特定のコンテキスト特化ユーザインターフェースが表示する日中のインターバルを指定し得る。他の各実施例において装置はロケーションセンサを含み、ユーザは特定のロケーション(例えば、自宅あるいはオフィス)において表示されるコンテキスト特化ユーザインターフェースを指定し得る。いくつかの実施例において装置は発見的方法を用いて例えばそれに応じてユーザがコンテキスト特化ユーザインターフェースを変更した時刻及び/又はロケーションや選択されたあるいはその選択が解除された特定のコンテキスト特化ユーザインターフェース等、以前のユーザ対話を追跡し得る。例えばユーザが仕事先から自宅に戻った後にほぼ定時刻にコンテキスト特化ユーザインターフェースを変更した場合、装置はプロンプトを表示してユーザが翌日も同時刻にコンテキスト特化ユーザインターフェースを変更したいかどうかを尋ね得る。いくつかの実施例において装置は以前のユーザ対話に基づいてコンテキスト特化ユーザインターフェースを自動的に変更する。他の各実施例において装置は以前のユーザ対話に基づいてコンテキスト特化ユーザインターフェースを変更することをユーザに対して促す。
本明細書において説明されたいかなる装置のディスプレイを変えることが望ましい場合がある。したがって本明細書において説明されたいかなる実施例において装置は複数の画素を含む時計文字盤を表示し、(前述のように)装置の動作を検出し、動作の検出に応じてディスプレイ上において表示された時計文字盤を動かし得る。動かすとは(例えば、1つ以上の画素の色及び/又は強度を変えることを用いて)複数の画素のサブセットを変形することを含み得る。
ユーザは本明細書において説明したいかなる装置上における仮想タキメータ(例えば、装置に備え付けの物理的タキメータに基づかないタキメータ等)を使用することを希望し得る。仮想タキメータは例えば専用のタキメータユーザインターフェーススクリーン上あるいは本明細書において説明されたいかなるユーザインターフェーススクリーン上に(例えば、タキメータ複雑機能として)表示され得るタキメータユーザインターフェースオブジェクトによって提供され得る。ユーザは仮想タキメータを開始するためにユーザ入力を与え、その後ユーザは2つ目のユーザ入力を与えることで仮想タキメータを停止し得る。例えばタキメータユーザインターフェースオブジェクトは開始アフォーダンス、停止アフォーダンスあるいは結合した開始/停止アフォーダンスを含み得る。ユーザは開始アフォーダンス又は開始/停止アフォーダンスに接触することで仮想タキメータを開始し、停止アフォーダンス又は開始/停止アフォーダンスに接触することで仮想タキメータを停止し得る。他の実施例においていずれかあるいは両方のユーザ入力が仮想タキメータを開始及び/又は停止するための機械的ボタンによる入力(例えば、回転可能及び押下可能な入力機構506の回転及び/又は押下さらに/あるいはボタン508を押すこと)であり得る。いくつかの実施例においていずれかあるいは両方のユーザ入力は(例えば、言語等)音声入力であり得る。
ユーザが仮想タキメータを停止した後、装置は開始から停止までの間の経過時間に基づいて時間値を表示し得る。この時間値は例えば所定のインターバル内(例えば、1時間の秒数等)における時間単位の数に基づき得る。いくつかの実施例において表示された時間値は所定のインターバル内(例えば、1時間の秒数等)における時間単位の数を開始から停止までの間の経過時間で割ったものに基づき得る。いくつかの実施例においてユーザはタキメータが使用する時間単位、所定のインターバルにおける時間単位及び/又は所定のインターバルをカスタマイズし得る。いくつかの実施例において仮想タキメータが作動している間にタキメータユーザインターフェースオブジェクトは例えば作動中あるいは継続的に更新される時間値のカウントダウン又は回転する形等時間の経過を示すための更新される表示を含み得る。有利なことにタキメータは仮想であるため、例えば時計のタキメータのような伝統的なタキメータのように制約又は固定されないためいかなる時間の増加量あるいはインターバルをも計測し得る。例えば時計のタキメータは表示される時間値が(例えば、タキメータダイアル上にペイント又はエッチングされている等)固定であり、長針の一回の全回転の値にのみ適用するため、典型的には60秒ちょうどあるいはそれ以下の時間を計測するように制限されている。
ユーザは本明細書において説明したいかなる装置上において仮想テレメータ(装置上に備え付けられた物理的なテレメータに基づいていないテレメータ等)を用いることを希望し得る。仮想テレメータは例えば専用のテレメータユーザインターフェーススクリーン上あるいは本明細書において説明されたいかなるユーザインターフェーススクリーン上に(例えば、テレメータ複雑機能として)表示され得るテレメータユーザインターフェースオブジェクトによって提供され得る。
ユーザは仮想テレメータを開始するためにユーザ入力を与え、その後ユーザは2つ目のユーザ入力を与えることで仮想テレメータを停止し得る。例えばテレメータユーザインターフェースオブジェクトは開始アフォーダンス、停止アフォーダンスあるいは結合した開始/停止アフォーダンスを含み得る。ユーザは開始アフォーダンス又は開始/停止アフォーダンスに接触することで仮想テレメータを開始し、停止アフォーダンス又は開始/停止アフォーダンスに接触することで仮想テレメータを停止し得る。他の実施例においていずれかあるいは両方のユーザ入力が仮想テレメータを開始/停止するための機械的ボタンによる入力(例えば、回転可能及び押下可能な入力機構506の回転及び/又は押下さらに/あるいはボタン508上を押すこと)であり得る。いくつかの実施例においていずれかあるいは両方のユーザ入力は(例えば、言語等)音声入力であり得る。ユーザが仮想テレメータを停止した後、装置は開始から停止までの間の経過時間に基づいて距離を表示し得る。この距離は音速に基づき得る。例えばユーザは稲妻を見てテレメータを開始し、ユーザが雷鳴を聞いた時にテレメータを停止し得る。この場合、テレメータによって報告された距離は光がユーザに到達した時から音がユーザに到達した時までの時間インターバルに基づくユーザと稲妻の間の距離を示す。いくつかの実施例においてユーザは距離を報告するための単位(例えば、キロメートル、マイル等)を指定し得る。いくつかの実施例において仮想テレメータが作動している間にテレメータユーザインターフェースオブジェクトは例えば作動中あるいは継続的に更新される距離又は回転する形等時間の経過を示すための更新される表示を含み得る。有利なことにテレメータは仮想であるため、例えば時計のテレメータのような伝統的なテレメータのように制約又は固定されないためいかなる時間の増加量あるいはインターバルをも計測し得る。例えば時計のテレメータは表示される時間値が(例えば、テレメータダイアル上にペイント又はエッチングされている等)固定であり、長針の一回の全回転の値にのみ適用するため、典型的には60秒ちょうどあるいはそれ以下の時間を計測するように制限されている。
ユーザは本明細書において説明したいかなる装置上において例えば所定のインターバルにおいて繰り返されるユーザアラートを提供するタイマ等、繰り返しのインターバルタイマを使用することを希望し得る。例えばユーザが運動(例えば、インターバルトレーニング)をする場合、運動モードを変えるあるいは休憩するために30秒毎にアラートを受けることを希望し得る。他の実施例において薬を服用しているユーザは1時間、4時間、6時間、12時間、24時間毎等に薬を服用するためのアラートを受けることを希望し得る。いかなる適切なインターバルあるいは継続時間をも用いられ得る。いくつかの実施例において装置は繰り返しのインターバルタイマユーザインターフェースを表示し得る。繰り返しのインターバルタイマユーザインターフェースは例えばユーザに対してインターバルやインターバルのためのタイムスケール(例えば、秒、分、時間、日、週、月、年等)を指定するためのアフォーダンスを含み得る。ユーザ指定の時間インターバルを表すデータの受け取りに応じて装置はユーザ指定の時間インターバルに基づいて各時間に繰り返されるユーザアラートを提供し得る。いくつかの実施例においてアラートは視覚的アラート、音声アラート及び/又は(例えば、触覚フィードバックモジュール133及び触知出力生成器167を用いて)触覚アラートあるいはこれらのいかなる組み合わせを含み得る。指定された終点(例えば、特定の日又は時間のリマインダ)に基づくというよりも繰り返しのインターバルタイマは特定の時間インターバルに関する境界をユーザに対して提供することに基づいている。いくつかの実施例において繰り返しのインターバルタイマはユーザがタイマを終了するまで作動する。いくつかの実施例において装置は更に繰り返しのインターバルタイマを終了するためのアフォーダンスをも(例えば、繰り返しのインターバルタイマユーザインターフェースの一部として又はユーザアラートの時に)表示し得る。
いくつかの実施例において本明細書において説明されたいかなる装置も情報を含むユーザアラートを生成あるいは受け取り、本明細書において説明されたいかなるユーザインターフェーススクリーン上のアラートに基づいてユーザ通知を表示し得る。ユーザ通知は例えばディスプレイの一部に亘って表示される通知バナーであり得る。通知バナーはアラートの情報の一部を含み得る。ユーザアラートの一例はユーザがタイムゾーンの境界を越えたという判断を無制限に含み得る。いくつかの実施例において装置はロケーションセンサ(例えば、GPSセンサ532及び/又はGPSモジュール135)を有し、装置はロケーションセンサから装置の現在のロケーションを取得する。ロケーションセンサを用いて装置は装置の現在のロケーションが例えば以前のユーザ対話(例えば、ユーザが最後にディスプレイを見た時あるいは例えば手首を持ち上げる等、最後に装置がユーザ動作を検出した時)時の装置のロケーション等、以前の装置のロケーションと比較した場合に異なるタイムゾーンにあるかどうかを判断し得る。現在のロケーションが以前のロケーションとは異なるタイムゾーンにあるという判断に応じて装置はディスプレイの一部に亘って通知バナーを表示し得る。いくつかの実施例において通知バナーはユーザがタイムゾーンを越えたことを示すアラートあるいは新しいタイムゾーンにおける現在時間の通知等を含み得る。いくつかの実施例において装置は時間変更を受け入れるかどうかをユーザに対して促し得る(例えば、装置は時間変更を受け入れるためのアフォーダンス及び/又は時間変更を拒否するアフォーダンスを表示し得る)。ユーザプロンプトは通知バナーの一部として表示され得、またユーザプロンプトは表示された通知バナー上に対するユーザ接触の検出に応じて表示され得る。ユーザが時間変更を受け入れることを示すデータ(例えば、時間変更を受け入れるための表示されたアフォーダンス上の接触)を受けた場合、これに応じて装置は新しいタイムゾーンに基づいて表示された時間を更新し得る。ユーザが時間変更を拒否することを示すデータ(例えば、時間変更を拒否するための表示されたアフォーダンス上の接触)を受けた場合、これに応じて装置は新しいタイムゾーンに基づいて表示された時間の更新を撤回し得る。
図20は各コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理2000を図示するフローチャートである。いくつかの実施例において処理2000は例えば装置100(図1A)、300(図3)、500(図5)又は600(図6A及び図6B)等タッチセンサ−式ディスプレイを有する電子装置において実施され得る。処理2000におけるいくつかの操作を組み合わせ、いくつかの操作の順番を変更し、更にいくつかの操作を省略し得る。処理2000は見る前にユーザに対して経過時間の瞬時の表示を与える各コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するため、これらのインターフェースがユーザを混乱させることが少なくなり、電力を浪費せずに電池寿命を延ばす。
ブロック2002において装置はユーザ入力(例えば、602)を表すデータを受け取る。ブロック2004においてデータの受け取りに少なくとも部分的に応じて装置は第1の時間(第1の時間は現在時間に先立つ)を示す時計文字盤(例えば、606)を含むユーザインターフェーススクリーンを表示する。ブロック2006において装置は第1の時間の表示から現在の時間の表示へと移動するよう時計文字盤をアニメーション化(アニメーションは第1の時間から現在の時間への時間の流れを表す、例えば612を参照のこと)することによってユーザインターフェーススクリーンを更新する。
なお、前述した処理2000(図20)に関する各処理の詳細は後述する方法に対しても同様の方法で適用可能である。例えば処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は処理2000を参照して前述した各種方法の1つ以上の特徴を含み得る。簡潔さのためにこれら詳細については以下において繰り返さない。
図20における操作が説明された特定の順番は例示的であり、説明された順が操作を実施し得る唯一の順番であることを示す意図はないことを理解されたい。本明細書において説明された操作の順番を変えたりある操作を除外したりするための様々な方法を当業者は認識するであろう。簡潔さのためにこれら詳細をここでは繰り返さない。更に、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)の各様相は互いに組み込まれ得る。したがって処理2000との関連で説明された技術は処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)と関連性があり得る。
図21は各コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理2100を図示するフローチャートである。いくつかの実施例において処理2100は例えば装置100(図1A)、300(図3)、500(図5)又は700(図7A及び図7B)等タッチセンサ−式ディスプレイを有する電子装置において実施され得る。処理2100におけるいくつかの操作を組み合わせ、いくつかの操作の順番を変更し、更にいくつかの操作を省略し得る。処理2100はストップウォッチ機能と計時機能を組み合わせる各コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するため、これらのインターフェースが同時に多機能でありユーザを混乱させることが少なくなり、電力を浪費せずに電池寿命を延ばす。
ブロック2102において装置は現在の時間を示す時計文字盤を表示し短針及び長針、1時間毎のタイムスケールの1つ以上の表示及びストップウォッチの針(例えば、スクリーン702上におけるもの)を含むユーザインターフェースオブジェクトを表示する。ブロック2104において装置はユーザ入力(例えば、タッチ712)を表すデータを受け取る。ブロック2106においてデータの受け取りに少なくとも部分的に応じて装置は1時間毎のタイムスケールの1つ以上の表示をストップウォッチの針のための第1のタイムスケールの表示(例えば、724)と置き換える。ブロック2108において装置はストップウォッチの針をアニメーション化して時間の経過を反映する(例えば、726及び736)。
なお、前述した処理2100(図21)に関する各処理の詳細は後述する方法に対しても同様の方法で適用可能である。例えば処理2000(図20)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は処理2100を参照して前述した各種方法の1つ以上の特徴を含み得る。簡潔さのためにこれら詳細については以下において繰り返さない。
図21における操作が説明された特定の順番は例示的であり、説明された順が操作を実施し得る唯一の順番であることを示す意図はないことを理解されたい。本明細書において説明された操作の順番を変えたりある操作を除外したりするための様々な方法を当業者は認識するであろう。簡潔さのためにこれら詳細をここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)の各様相は互いに組み込まれ得る。したがって処理2100との関連で説明された技術は処理2000(図20)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)と関連性があり得る。
図22は、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理2200を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2200は、装置100(図1A)、300(図3)、500(図5)、800(図8)、900(図9)又は1000(図10)等のタッチ感知ディスプレイを有する電子装置において実行されることができる。処理2200におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2200は、時間管理及び地理的/天文学的情報を提供し、これらのインターフェースを一度に多機能でかつユーザを混乱させないようにし、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック2202において、装置は、現在時刻において太陽によって照射されるときの地球の第1の領域のシミュレーションを表す第1のアフォーダンス(例えば、804)と、現在時刻を示す第2のアフォーダンス(例えば、806)とを含むユーザインターフェーススクリーンを表示する。ブロック2204において、装置は、ユーザ入力(例えば、スワイプ812)を表すデータを受信する。ブロック2206において、データを受信することに少なくとも部分的に応答して、装置は、現在時刻において太陽によって照射されるときの地球の第2の領域を表示するために地球のシミュレーションを回転させる(例えば、822)。任意選択的に、ブロック2206において、装置は、月を表す第3のアフォーダンス(例えば、808、826、846、1016及び1034)を表示し、表示された第3のアフォーダンス上の接触を検出し、接触を検出することに少なくとも部分的に応答して、現在時刻において地球からみた月のシミュレーションを表す第4のアフォーダンス(例えば、904)と、現在時刻を示す第5のアフォーダンス(例えば、906)とを表示することによってユーザインターフェーススクリーンを更新する。任意選択的に、ブロック2206において、装置は、太陽系を表す第6のアフォーダンス(例えば、810、828及び848)を表示し、表示された第6のアフォーダンス上の接触を検出し、接触を検出することに少なくとも部分的に応答して、現在時刻においてそれらの各位置における太陽、地球及び1つ以上の非地球惑星の表現を含む第7のアフォーダンス(例えば、1004)と、現在時刻を示す第8のアフォーダンス(例えば、1012)とを表示することによってユーザインターフェーススクリーンを更新する。
処理2200(図22)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2200を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図22における動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2200に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図23は、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理2300を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2300は、装置100(図1A)、300(図3)、500(図5)又は1100(図11A〜図11C)等のタッチ感知ディスプレイを有する電子装置において実行されることができる。処理2300におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2300は、ユーザが昼間/夜間の状況に関する現在時刻をみることができるコンテキスト特化ユーザインターフェースを提供し、これらのインターフェースを一度に多機能でかつユーザを混乱させないようにし、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック2302において、装置は、昼間を示す第1の位置(例えば、1104)と、夜間を示す第2の位置(例えば、1106)と、日を表す周期を有する正弦波を表すユーザインターフェースオブジェクト(例えば、1108)と、日の現在時刻を示す正弦波上の第1の位置に表示される太陽とその日の現在時刻が昼間又は夜間であるかどうかを表す第1のアフォーダンス(例えば、1110)と、現在時刻を示す第2のアフォーダンス(例えば、1114)とを含むユーザインターフェーススクリーンを表示する。任意選択的に、ブロック2304において、装置は、現在時刻(例えば、1148)を示す第1の位置における第1のアフォーダンスにおいてタッチ感知ディスプレイ上の接触を受け付ける。任意選択的に、ブロック2306において、装置は、ユーザ接触の受け付けを継続しながら、タッチ感知ディスプレイ上のユーザ接触の接触を中断することなく、表示された正弦波上の第1の位置から第2の位置へのユーザ接触の移動を検出する(正弦波上の第2の位置は、非現在時刻を示す。例えば、タッチ1166を参照)。任意選択的に、ブロック2308において、装置は、第2の位置において接触を検出することに少なくとも部分的に応答して、スクリーン上の第1のアフォーダンスを正弦波上の第1の位置から正弦波上の第2の位置へと変換する(変換は、表示される正弦波を追跡する。例えば、1162を参照)。任意選択的に、ブロック2310において、装置は、非現在時刻(例えば、1168)を示すために第2のアフォーダンスを更新する。
処理2300(図23)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2300を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図23における動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2300に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図24は、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理2400を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2400は、装置100(図1A)、300(図3)、500(図5)又は1200(図12)等のタッチ感知ディスプレイを備える電子装置において実行されることができる。処理2400におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2400は、容易に識別可能な背景画像と背景から作成された日付及び/又は時刻の表示とを提供するコンテキスト特化ユーザインターフェースを提供し、これらのインターフェースをユーザにとってみるのをより容易とし、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック2402において、装置は、複数の画素を有する画像に基づく背景(例えば、1204及び1212)を含むユーザインターフェーススクリーンを表示する(画素のサブセットが日付を示す第1のユーザインターフェースオブジェクト及び時刻を示す第2のユーザインターフェースオブジェクトのうちの1つ以上を表すように、画素のサブセットは、画像に対して外観が変更される。例えば、1206及び/又は1208を参照)。任意選択的に、ブロック2402において、第1のユーザインターフェースオブジェクト及び第2のユーザインターフェースオブジェクトのうちの1つは、背景に依存しない色である。任意選択的に、ブロック2404において、第1のユーザインターフェースオブジェクト及び第2のユーザインターフェースオブジェクトのうちの1つが背景に依存しない色である場合、装置は、表示された第1のユーザインターフェースオブジェクト又は表示された第2のユーザインターフェースオブジェクトの位置における背景の背景色を表すデータを受信する(第1の色は、表示された第1のユーザインターフェースオブジェクト又は表示された第2のユーザインターフェースオブジェクトの位置における背景色と異なる)。
処理2400(図24)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2400を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図24における動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2400に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図25は、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理2500を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2500は、装置100(図1A)、300(図3)、500(図5)又は1200(図12)等のタッチ感知ディスプレイを有する電子装置において実行されることができる。処理2500におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2500は、容易に識別可能な背景画像と背景から作成された日付及び/又は時刻の表示とを提供するコンテキスト特化ユーザインターフェースを提供し、これらのインターフェースをユーザにとってみるのをより容易とし、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック2502において、装置は、2つ以上の画像を有するフォルダにアクセスする。ブロック2504において、装置は、フォルダから第1の画像を選択する。ブロック2506において、装置は、第1の画像に基づく背景を含むユーザインターフェーススクリーン(例えば、1202)を表示し、背景は、複数の画素を含む(画素のサブセットが日付を示す第1のユーザインターフェースオブジェクト及び時刻を示す第2のユーザインターフェースオブジェクトのうちの1つ以上を表すように、画素のサブセットは、画像に対して外観が変更される。例えば、1204を参照)。任意選択的に、ブロック2508において、第1のユーザインターフェーススクリーンを表示した後、装置は、ユーザ入力を表す第1のデータを受信する。任意選択的に、ブロック2510において、第1のデータを受信することに少なくとも部分的に応答して、装置は、表示された第1の背景を表す第2のデータを受信する。任意選択的に、ブロック2512において、装置は、フォルダから第2の画像を選択する(第2の画像は、第1の画像とは異なる。例えば、1212を参照)。任意選択的に、ブロック2514において、装置は、第1の画像に基づく背景を含む第2のユーザインターフェーススクリーン(例えば、1210)を表示し、背景は、複数の画素を含む(画素のサブセットが日付を示す第1のユーザインターフェースオブジェクト及び時刻を示す第2のユーザインターフェースオブジェクトのうちの1つ以上を表すように、画素のサブセットは、画像に対して外観が変更される。例えば、1204を参照)。
処理2500(図25)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2500を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図25における動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2500に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図26は、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理2600を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2600は、装置100(図1A)、300(図3)、500(図5)又は1300(図13A及び図13B)等のタッチ感知ディスプレイを有する電子装置において実行されることができる。処理2600におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2600は、時間管理及び可変アニメーション化シーケンスを提供するコンテキスト特化ユーザインターフェースを提供し、これらのインターフェースをよりインタラクティブにしてユーザにとって魅力的であるようにし、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック2602において、装置は、第1の時刻(例えば、1304)においてユーザ入力を検出する。ブロック2604において、ユーザ入力を検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、第1の時刻を示す第1のユーザインターフェースオブジェクト(例えば、1306)及び第2のユーザインターフェースオブジェクト(例えば、1308)を含むユーザインターフェーススクリーンを表示する。ブロック2606において、装置は、第1のアニメーション化シーケンス、第1のアニメーション化シーケンスの後の第2のアニメーション化シーケンス及び第2のアニメーション化シーケンスの後の第3のアニメーション化シーケンスのシーケンス表示を有する第2のユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化する(第1のアニメーション化シーケンス、第2のアニメーション化シーケンス及び第3のアニメーション化シーケンスは異なる。例えば、スクリーン1302、1310及び1320を参照)。ブロック2608において、装置は、第2の時刻(例えば、1332)において第2のユーザ入力を検出する。ブロック2610において、第2のユーザ入力を検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、以前に表示された第2のアニメーション化シーケンスを表すデータにアクセスする。ブロック2612において、装置は、第1のアニメーション化シーケンス及び第2のアニメーション化シーケンスとは異なる第4のアニメーション化シーケンスを選択する。ブロック2614において、装置は、第1のユーザインターフェースオブジェクト(第1のユーザインターフェースオブジェクトは、第2の時刻を示す。例えば、1334を参照)及び第2のユーザインターフェースオブジェクトに関連する第3のユーザインターフェースオブジェクト(例えば、1336)を含む第2のユーザインターフェーススクリーンを表示する。ブロック2616において、装置は、第1のアニメーション化シーケンス、第1のアニメーション化シーケンスの後の第4のアニメーション化シーケンス及び第4のアニメーション化シーケンスの後の第3のアニメーション化シーケンスのシーケンス表示を有する第3のユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化する(例えば、スクリーン1330、1340及び1350を参照)。
処理2600(図26)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2600を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図26における動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2600に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図27Aは、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理2700を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2700は、装置100(図1A)、300(図3)、500(図5)又は1400(図14A)等のタッチ感知ディスプレイを有する電子装置において実行されることができる。処理2700におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2700は、ユーザにとってより混乱しにくいコンテキスト特化ユーザインターフェースを提供し、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック2702において、装置は、装置のユーザの動き(例えば、1404)を検出する。ブロック2704において、動きを検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、時針と分針(例えば、1424)を表示し、第1の時間表示(例えば、1436)を表示しかつ第1の後の第2の時間表示を表示することによって時計文字盤のアニメーション枠を表示する(第2の時間表示は、時計まわり方向における時計文字盤の第1の時間表示の後である。例えば、1438を参照)。
処理2700(図27A)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2700を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図27Aにおける動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2700に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図27Bは、キャラクタベースのユーザインターフェースを使用して時間を示すための処理2710を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2710は、装置100(図1)、300(図3)、500(図5)及び/又は14000(図14B〜図14T)等のディスプレイ及びタッチ感知面を有する電子装置において実行されることができる。処理2710におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2710は、ユーザにとってより混乱しにくく、インタラクティブであり、かつ、より魅力的であるキャラクタベースのユーザインターフェースを提供し、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばしつつインターフェースを改善する。
ブロック2712において、第1の時間を示すキャラクタユーザインターフェースオブジェクトが表示される。キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、第1の肢体部及び第2の肢体部の表現を含み、第1の肢体部で第1の時間を示しかつ第2の肢体部で第1の分を示すことによって第1の時刻を示す。ブロック2714において、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、第1の肢体部で第2の時間を示しかつ第2の肢体部で第2の分を示すことによって第2の時刻を示すように更新される。任意選択的に、ブロック2714において、第2の時刻を示すためにキャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新することは、第1の肢体部の拡張及び第2の肢体部の縮退を含む。
処理2710(図27B)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2710を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図27Bにおける動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2710に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図27Cは、キャラクタベースのユーザインターフェースを使用して時刻を示すための処理2720を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2720は、装置100(図1)、300(図3)、500(図5)及び/又は14000(図14B〜図14T)等のディスプレイ及びタッチ感知面を有する電子装置において実行されることができる。処理2720におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2720は、ユーザにとってより混乱しにくく、インタラクティブでありかつより魅力的であるキャラクタベースのユーザインターフェースを提供し、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばしつつインターフェースを改善する。
ブロック2722において、第1の時間値を示すキャラクタユーザインターフェースオブジェクトが表示される。キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、第1の終点及び第2の終点を有する第1の肢体部の表現を含む。第1の終点は、肢体部の回転軸であり、第2の終点は、第1の時間値を示す。ブロック2724において、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、第2の時間値を示すように更新される。キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新することは、第2の時間値を示すように第1の終点を移動させかつ第2の終点を移動させることを含む。
処理2720(図27C)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2720を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図27Cにおける動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2720に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図27Dは、キャラクタベースのユーザインターフェースを使用して時刻を指示するための処理2730を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2730は、装置100(図1)、300(図3)、500(図5)及び/又は14000(図14B〜図14T)等のディスプレイ及びタッチ感知面を有する電子装置において実行されることができる。処理2730におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2730は、ユーザにとってより混乱しにくく、インタラクティブでありかつより魅力的であるキャラクタベースのユーザインターフェースを提供し、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばしつつインターフェースを改善する。
ブロック2732において、第1の時間値を示すキャラクタユーザインターフェースオブジェクトが表示される。キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、第1のセグメント及び第2のセグメントを有する第1の肢体部の表現を含む。肢体部の第1のセグメントは、関節に対して第1の終点を接続する。第2のセグメントは、関節に対して第2の終点を接続する。関節は、第2のセグメントの回転軸である。第2の終点の位置は、第1の時間値を示す。ブロック2734において、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、第2の時間値を示すように更新される。キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新することは、第2の時間値を示すように回転軸に沿って第2の終点を移動させることを含む。
処理2730(図27D)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2730を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図27Dにおける動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2730に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図27Eは、キャラクタベースのユーザインターフェースを使用して時刻を指示するための処理2740を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2740は、装置100(図1)、300(図3)、500(図5)及び/又は14000(図14B〜図14T)等のディスプレイ及びタッチ感知面を有する電子装置において実行されることができる。処理2740におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2740は、ユーザにとってより混乱しにくく、インタラクティブでありかつより魅力的であるキャラクタベースのユーザインターフェースを提供し、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばしつつインターフェースを改善する。
ブロック2742において、時刻を示す文字のユーザインターフェースオブジェクトが表示される。ブロック2744において、イベントを示す第1のデータが受信される。ブロック2746において、イベントが条件を満たしているかどうかについての判定が行われる。ブロック2748において、イベントが条件を満たしているという判定に応じて、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの視覚的態様を変化させることによって更新される。
処理2740(図27E)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2740を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図27Eにおける動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2740に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図27Fは、キャラクタベースのユーザインターフェースを使用して時刻を表示するための処理2750を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2750は、装置100(図1)、300(図3)、500(図5)及び/又は14000(図14B〜図14T)等のディスプレイ及びタッチ感知面を有する電子装置において実行されることができる。処理2750におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2750は、ユーザにとってより混乱しにくく、インタラクティブでありかつより魅力的であるキャラクタベースのユーザインターフェースを提供し、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばしつつインターフェースを改善する。
ブロック2752において、ディスプレイは、非アクティブ状態に設定される。ブロック2754において、イベントを示す第1のデータが受信される。ブロック2756において、第1のデータを受信することに応答して、ディスプレイは、アクティブ状態に設定される。ブロック2758において、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、ディスプレイの側方に表示される。ブロック2760において、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、ディスプレイの中央に向かってアニメーション化される。ブロック2762において、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、現在時刻を示す位置におけるディスプレイの中央に表示される。
処理2750(図27F)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2750を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図27Fにおける動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2750に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図28は、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理2800を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2800は、500(図5)又は1500(図15)等の接触強度を検出するように構成されたタッチ感知ディスプレイを有する電子装置において実行されることができる。処理2800におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2800は、包括的かつ簡単に使用できるように様々なコンテキスト特化ユーザインターフェースの複数の態様を編集することを提供し、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック2802において、装置は、時計文字盤(例えば、1504)を含むユーザインターフェーススクリーンを表示する。ブロック2804において、装置は、ディスプレイ上の接触を検出する(接触は、特徴的強度を有する。例えば、1508を参照)。ブロック2806において、特徴的強度が強度閾値を超えているかどうかについての判定が行われる。ブロック2808において、特徴的強度が強度閾値を超えているという判定に応じて、装置は、時計文字盤編集モードに入る(例えば、スクリーン1510を参照)。特徴的強度が強度閾値を超えないという判定に応じて(時計文字盤がアプリケーションを表すアフォーダンスを含む場合、及び、接触がアプリケーションを表すアフォーダンスにおけるものである場合)、装置は、アフォーダンスによって表されるアプリケーションを起動することができる。ブロック2810において、装置は、編集モードを示すために表示された時計文字盤を視覚的に区別する(例えば、1512)。ブロック2812において、装置は、視覚的に区別される時計文字盤(例えば、1520)においてディスプレイ上の第2の接触を検出する。ブロック2814において、第2の接触を検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、編集のために時計文字盤の要素を視覚的に示す(例えば、1534)。
処理2800(図28)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2800を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図28における動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2800に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図29は、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理2900を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理2900は、500(図5)又は1600(図16A〜図16C)等の接触強度を検出するように構成されたタッチ感知ディスプレイを有する電子装置において実行されることができる。処理2900におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理2900は、包括的かつ簡単に使用できるようにコンテキスト特化ユーザインターフェースを選択することを提供し、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック2902において、装置は、時計文字盤(例えば、1604)を含むユーザインターフェーススクリーンを表示する。ブロック2904において、装置は、ディスプレイ上の接触を検出する(接触は、特徴的強度を有する。例えば、1606)。ブロック2906において、特徴的強度が強度閾値を超えているかどうかについての判定が行われる。ブロック2908において、特徴的強度が強度閾値を超えているという判定に応じて、装置は、時計文字盤選択モードに入る(例えば、スクリーン1610を参照)。特徴的強度が強度閾値を超えていないという判定に応じて(時計文字盤がアプリケーションを表すアフォーダンスを含む場合、及び、接触がアプリケーションを表すアフォーダンスにおけるものである場合)、装置は、アフォーダンスによって表されるアプリケーションを起動することができる。ブロック2910において、装置は、選択モードを示すために表示された時計文字盤を視覚的に区別する(時計文字盤は、ディスプレイにおいて中央に配置される。例えば、1612を参照)。ブロック2912において、装置は、視覚的に区別される時計文字盤(例えば、1618)においてディスプレイ上のスワイプを検出する。ブロック2914において、スワイプを検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、ディスプレイ上の第2の時計文字盤を中央に配置する(例えば、スクリーン1620上の1616)。
処理2900(図29)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理2900を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図29における動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2900に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理3000(図30)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図30は、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理3000を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理3000は、500(図5)、1500(図15)又は1600(図16A〜図16C)等の接触強度を検出するように構成されたタッチ感知ディスプレイを有する電子装置において実行されることができる。処理3000におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。例えば、図30は、単一のインターフェースから時計文字盤選択及び編集モードにアクセスするための例示的な実施形態を示しているが、他の動作順序も可能である。処理3000は、包括的かつ簡単に使用できるようにコンテキスト特化ユーザインターフェースを選択及び編集することを提供し、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック3002において、装置は、時計文字盤(例えば、1502及び/又は1602)を含むユーザインターフェーススクリーンを表示する。ブロック3004において、装置は、ディスプレイ上の接触を検出する(接触は、特徴的強度を有する。例えば、1508及び/又は1606を参照)。ブロック3006において、特徴的強度が強度閾値を超えているかどうかについての判定が行われる。ブロック3008において、特徴的強度が強度閾値を超えているという判定に応じて、装置は、時計文字盤選択モードに入り、選択モードを示すために表示された時計文字盤を視覚的に区別する(時計文字盤は、ディスプレイにおいて中央に配置される。例えば、1512及び/又は1612を参照)。特徴的強度が強度閾値を超えていないという判定に応じて(時計文字盤がアプリケーションを表すアフォーダンスを含む場合、及び、接触がアプリケーションを表すアフォーダンスにおけるものである場合)、装置は、アフォーダンスによって表されるアプリケーションを起動することができる。ブロック3010において、装置は、視覚的に区別される時計文字盤(例えば、1618)においてディスプレイ上のスワイプを検出する。ブロック3012において、スワイプを検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、ディスプレイ上の第2の時計文字盤を中央に配置する(例えば、スクリーン1620上の1616)。ブロック3014において、装置は、表示された第2の時計文字盤(例えば、1520)においてタッチ感知ディスプレイ上の接触を検出する。ブロック3016において、接触を検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、第2の時計文字盤を編集するための時計文字盤編集モードに入る(例えば、スクリーン1530を参照)。
処理3000(図30)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理3000を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図30における動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。例えば、装置は、スワイプを検出する前に表示された第1の時計文字盤上の接触を検出可能である。この場合、装置は、時計文字盤編集モードになって、第1の時計文字盤を編集してもよい。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理2900に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3100(図31)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図31は、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理3100を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理3100は、500(図5)又は1600(図17A及び図17B)等のタッチ感知ディスプレイを有する電子装置において実行されることができる。処理3100におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理3100は、より混乱しにくくかつ容易にアクセスする方法で様々なコンテキスト特化ユーザインターフェースにおいてユーザリマインダを設定することを提供し、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック3102において、装置は、時計文字盤及び時計文字盤におけるアフォーダンス(アフォーダンスは、日の第1の時刻を示す。例えば、1706を参照)を含むユーザインターフェーススクリーン(例えば、スクリーン1702)を表示する。ブロック3104において、装置は、ディスプレイ上の接触を検出する。ブロック3106において、接触を検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、ユーザ対話モードに入る。ブロック3108において、ユーザ対話モードの間、装置は、回転可能入力機構(例えば、1708)の動きを検出する。ブロック3110において、動きを検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、第2の時刻(例えば、1714)を示すためにアフォーダンスを更新する。ブロック3112において、装置は、アフォーダンス(例えば、1716)における第2の接触を検出する。ブロック3114において、接触を検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、第2の時刻(例えば、1748)のためのユーザリマインダを設定する。
処理3100(図31)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)は、処理3100を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図31における動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3200(図32)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理3100に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3200(図32)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図32は、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理3200を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理3200は、装置100(図1A)、300(図3)、500(図5)又は1800(図18A〜図18C)等のタッチ感知ディスプレイを有する電子装置において実行されることができる。処理3200におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理3200は、様々なコンテキスト特化ユーザインターフェースを介して(アプリケーション情報も提供する)アプリケーション合併体から直接アプリケーションを起動することを提供し、それゆえに容易に様々なユーザアプリケーション及び時間管理計時面を連結することによって電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック3202において、装置は、時計文字盤(例えば、1804)及びアフォーダンス(アフォーダンスは、アプリケーションを表し、合併体としてのアプリケーションからの情報の1組を表示する。例えば、1806及び/又は1808)を含むユーザインターフェーススクリーンを表示する。ブロック3204において、装置は、アフォーダンス(例えば、1810及び/又は1812)上の接触を検出する。ブロック3206において、接触を検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、アフォーダンスによって表されるアプリケーションを起動する(例えば、スクリーン1820及び/又は1830を参照)。
処理3200(図32)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)及び/又は処理3300(図33)は、処理3100を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図32における動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)及び処理3300(図33)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理3200に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)及び/又は処理3300(図33)に関連することができる。
図33は、コンテキスト特化ユーザインターフェースを提供するための処理3300を示すフロー図である。いくつかの実施形態において、処理3300は、装置100(図1A)、300(図3)、500(図5)又は1900(図19)等のタッチ感知ディスプレイを有する電子装置において実行されることができる。処理3300におけるいくつかの動作は組み合わされてもよく、いくつかの動作の順序は変更されてもよく、いくつかの動作は省略されてもよい。処理3300は、様々なコンテキスト特化ユーザインターフェースにアクセスする単純な手段を提供し、それゆえに電力を節約して電池寿命を延ばす。
ブロック3302において、装置は、複数のアフォーダンスを含むユーザインターフェーススクリーンを表示する(複数の第1のアフォーダンスは、時刻及びアウトラインの表示を含む時計文字盤を示す。例えば、スクリーン1902及びアフォーダンス1906を参照)。ブロック3304において、装置は、第1のアフォーダンス(例えば、1908)上の接触を検出する。ブロック3306において、接触を検出することに少なくとも部分的に応答して、装置は、第2のユーザインターフェーススクリーンによってユーザインターフェーススクリーンの表示を置き換える(置き換えは、より大きなサイズで時刻又はアウトラインの表示を保持することを含む。例えば、アウトライン1932及び/又は時針及び分針1934)を有するスクリーン1930)。
処理3300(図33)に関して上述した処理の詳細はまた、後述する方法と同様に適用可能であることに留意されたい。例えば、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)及び/又は処理3200(図32)は、処理3300を参照して上述した様々な方法の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。簡潔化するために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図33における動作が記載される特定の順序は、例示であり、記載された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本願明細書に記載された動作を並べ替えるとともに、特定の動作を排除する様々な方法を認識するであろう。簡潔化するために、これらの詳細は、ここでは繰り返さない。更に、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)及び処理3200(図32)の態様は、互いに組み込むことができることに留意すべきである。それゆえに、処理3300に関して記載された技術は、処理2000(図20)、処理2100(図21)、処理2200(図22)、処理2300(図23)、処理2400(図24)、処理2500(図25)、処理2600(図26)、処理2700(図27A)、処理2710(図27B)、処理2720(図27C)、処理2730(図27D)、処理2740(図27E)、処理2750(図27F)、処理2800(図28)、処理2900(図29)、処理3000(図30)、処理3100(図31)及び/又は処理3200(図32)に関連することができる。
上述した情報処理方法における動作は、汎用プロセッサ又は特定用途チップ等の情報処理装置における1つ以上の機能モジュールを実行することによって実現されることができる。これらのモジュール、これらのモジュールの組み合わせ及び/又は(例えば、図1A、図1B、図3、図5A及び図5Bに関して上述したような)一般的なハードウェアとの組み合わせは、本願明細書に記載された技術の範囲内に全て含まれる。
図34は、いくつかの実施形態において上述した機能を実行する電子装置3400の例示的な機能ブロックを示している。図34に示すように、電子装置3400は、グラフィカルオブジェクトを表示するように構成されたディスプレイユニット3402と、ユーザジェスチャを受け付けるように構成されたタッチ感知面ユニット3404と、外部の電子装置を検出して通信するように構成された1つ以上のRFユニット3406と、ディスプレイユニット3402、タッチ感知面ユニット3404及びRFユニット3406に結合された処理ユニット3408とを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット3408は、オペレーティングシステム3410及びアプリケーションユニット3412をサポートするように構成されている。いくつかの実施形態において、オペレーティングシステム3410は、アプリケーションユニット3412によってアプリケーションを起動するか又は装置モードに入るように構成されている。いくつかの実施形態において、オペレーティングシステム3410は、アプリケーションを起動し、電子装置の時計文字盤の編集モードに入り、電子装置の時計文字盤選択モードに入り、又は電子装置のユーザ対話モードに入るように構成されている。いくつかの実施形態において、アプリケーションユニット3412は、アプリケーションユニット3412によってアプリケーションを起動又は実行するように構成されている。例えば、アプリケーションユニット3412は、アプリケーションの起動、起動したアプリケーションの実行、又はユーザリマインダの設定のために使用されることができる。
いくつかの実施形態において、処理ユニット3408は、表示可能化ユニット3414と、検出ユニット3416と、判定ユニット3418と、アクセスユニット3420とを含む。いくつかの実施形態において、表示可能化ユニット3414は、ディスプレイユニット3402と連動してユーザインターフェース(又はユーザインターフェースの一部)を表示させるように構成されている。例えば、表示可能化ユニット3414は、ユーザインターフェーススクリーンを表示し、ユーザインターフェーススクリーンを更新し、時計文字盤を表示し、ストップウォッチ針のための第1のタイムスケールの指標によって毎時タイムスケールの1つ以上の指標を置き換え、ストップウォッチ針をアニメーション化し、地球(又は月、あるいは太陽系)のシミュレーションを回転させ、ユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化し、時計文字盤のアニメーション枠を表示し、文字のユーザインターフェースオブジェクトを表示し、表示された文字のユーザインターフェースオブジェクトを更新し(例えば、第2の時刻を示すために表示された文字のユーザインターフェースオブジェクトを更新する又は表示された文字のユーザインターフェースオブジェクトの視覚的態様を変化させることによって表示された文字のユーザインターフェースオブジェクトを更新する)、時計文字盤編集モードを示すために表示された時計文字盤を視覚的に区別し、編集のために時計文字盤の要素を視覚的に示し、時計文字盤選択モードを示すために表示された時計文字盤を視覚的に区別し、ディスプレイ上で時計文字盤を中央に配置し、時刻を示すためにアフォーダンスを更新し、又は第2のユーザインターフェーススクリーンによって第1のユーザインターフェーススクリーンの表示を置き換えるために使用されることができる。いくつかの実施形態において、検出ユニット3416は、例えばタッチ感知面ユニット3404又は回転可能入力機構(例えば、506又は1540)を使用することによってユーザ入力を検出及び/又は受け付けるように構成されている。例えば、検出3416は、ユーザ入力を検出し、ユーザ入力を表すデータを受信し、ユーザ入力を受け付け、装置のユーザの動きを検出し、タッチ感知ディスプレイ上の接触を検出し、タッチ感知ディスプレイ上のスワイプを検出し、又は回転可能入力機構の動きを検出するために使用されることができる。いくつかの実施形態において、判定ユニット3418は、判定を行うように構成されている。例えば、判断ユニット3418は、タッチ感知ディスプレイ上の接触の特徴的強度が強度閾値を超えているかどうかを判定するか又はイベントが条件を満たしているかどうかを判定するために使用されることができる。いくつかの実施形態において、アクセスユニット3420は、情報にアクセス及び/又は情報を選択するように構成されている。例えば、アクセスユニット3420は、フォルダにアクセスし、フォルダから画像を選択し、以前に表示されたアニメーション化シーケンスを表すデータにアクセスし、又はアニメーション化シーケンスを選択するために使用されることができる。図34のユニットは、図6〜図19に関連して上述した様々な技術及び方法を実装するために使用されることができる。
装置3400の機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実行するためにハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実装される。図34に記載された機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実装するために組み合わせたり又はサブブロックに分離されたりすることが当業者によって理解される。したがって、本願明細書における説明は、任意選択的に、任意の可能な組み合わせ若しくは分離又は本願明細書に記載された機能ブロックの更なる定義をサポートする。
いくつかの実施形態によれば、図35は、様々な記載された実施形態の原理にしたがって構成された電子装置3500の例示的な機能ブロック図を示している。いくつかの実施形態によれば、電子装置3500の機能ブロックは、上述した技術を実行するように構成されている。装置3500の機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実行するためにハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実装される。図35に記載された機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実装するために組み合わせたり又はサブブロックに分離されたりすることが当業者によって理解される。したがって、本願明細書における説明は、任意選択的に、任意の可能な組み合わせ若しくは分離又は本願明細書に記載された機能ブロックの更なる定義をサポートする。
図35に示すように、電子装置3500は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット3502と、任意選択的に、接触を受け付けるように構成されたタッチ感知面ユニット3504と、任意選択的に、位置を検知するように構成された位置検知ユニット3518と、任意選択的に、動き検出ユニット3520と、ディスプレイユニット3502、任意選択的に、タッチ感知面ユニット3504、任意選択的に、位置検知ユニット3518、任意選択的に、動き検出ユニット3520に結合された処理ユニット3506とを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット3506は、受信ユニット3508、表示可能化ユニット3510、更新可能化ユニット3512、アクセスユニット3514及びアニメーション化可能化ユニット3516を含む。
処理ユニット3506は、ユーザ入力を表すデータを(例えば、受信ユニット3508を用いて)受信し、データの受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3502)において、(例えば、表示可能化ユニット3510を用いて)現在時刻よりも前の第1の時刻を示す時計文字盤を含むユーザインターフェーススクリーンの表示を可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3502)において、第1の時刻を示すことから現在時刻を示すまで移行するように時計文字盤のアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット3516を用いて)可能化することにより、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3502)において、ユーザインターフェーススクリーンの更新を(例えば、更新可能化ユニット3512を用いて)可能化するように構成されており、アニメーションは、第1の時刻から現在時刻までの経過を表す。
いくつかの実施形態において、処理ユニット3506は、更に、電子装置3500の以前のユーザの動きの時刻を表す第2のデータを(例えば、受信ユニット3508を用いて)受信するように構成されており、電子装置3500の以前のユーザの動きは、ユーザ入力を表すデータの受信前であり、電子装置3500の以前のユーザの動きの時刻は、時計文字盤によって示される第1の時刻である。いくつかの実施形態において、第1の時刻は、第1の期間だけ現在時刻の前であり、第1の期間は、現在時刻前の所定の期間である。いくつかの実施形態において、所定の期間は5時間である。いくつかの実施形態において、第1の時刻は、日の所定の時刻である。いくつかの実施形態において、時計文字盤は、第1の期間を示す時間だけアニメーション化される。いくつかの実施形態において、時計文字盤は、第1の期間に依存しない時間だけニメーション化される。いくつかの実施形態において、時計文字盤は、時間の数値表示及び分の数値表示を含むデジタル時計の表示を含む。いくつかの実施形態において、時計文字盤は、時針及び分針を含むアナログ時計の表示を含む。いくつかの実施形態において、(例えば、ディスプレイユニット3502上に表示されるユーザインターフェーススクリーン上の)第1のユーザインターフェースオブジェクトのアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット3516を用いて)可能化することは、スクリーン上で時計まわりの動きで時針及び分針のうちの1つ以上を回転させることを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット3506は、更に、(例えば、アクセスユニット3514を用いて)時計文字盤によって示される時刻を表すシーンの画像にアクセスし、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3502)において、ユーザインターフェーススクリーンの背景としての画像の表示を(例えば、表示可能化ユニット3510を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、シーンの画像は、時計文字盤によって示される時刻と略同じ時刻に撮像された画像である。いくつかの実施形態において、処理ユニット3506は、更に、(例えば、アクセスユニット3514を用いて)シーンの第1の時刻を表す第1の画像にアクセスし、(例えば、アクセスユニット3514を用いて)シーンの現在時刻を表す第2の画像にアクセスし、(例えば、受信ユニット3508を用いて)ユーザ入力を表すデータを受信することに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3502)において、シーンの第1の画像及びシーンの第2の画像の連続表示を(例えば、表示可能化ユニット3510を用いて)可能化するように構成されており、連続表示は、第1の時刻から現在時刻までの時間の経過を示している。いくつかの実施形態において、シーンの第1の画像及びシーンの第2の画像は、ユーザインターフェーススクリーン上に背景として表示される。いくつかの実施形態において、処理ユニット3506は、更に、(例えば、アクセスユニット3514を用いて)第1の時刻を表すシーンの第1の画像と、第1の時刻と現在時刻との間の1つ以上の時刻を表し、画像のシーケンス内のシーンの第1の画像の後であるシーンの1つ以上の第2の画像と、現在時刻を表し、画像のシーケンス内のシーンの1つ以上の第2の画像の後であるシーンの第3の画像とを含む、シーンの画像のシーケンスにアクセスし、(例えば、受信ユニット3508を用いて)ユーザ入力を表すデータを受信することに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3502)において、アニメーション化シーケンスとしてのシーンの画像のシーケンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット3510を用いて)可能化するように構成されており、画像のシーケンスを表示することは、第1の時刻から現在時刻までの時間の経過を示すために画像のシーケンスのアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット3516を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態において、シーンの画像のシーケンスは、ユーザインターフェーススクリーン上でアニメーション背景として表示される。いくつかの実施形態において、シーンはユーザ指定である。いくつかの実施形態において、電子装置3500は、更に、位置検知ユニット(例えば、位置検知ユニット3730)を備え、処理ユニット3506は、位置検知ユニット(例えば、位置検知ユニット3730)に結合されており、処理ユニット3506は、更に、位置センサ(例えば、位置検知ユニット3518)からの電子装置3500の現在位置の取得を可能とするように構成されており、第1の画像は、現在位置における第1の時刻を表し、第2の画像又は第3の画像は、現在位置における現在時刻を表す。いくつかの実施形態において、処理ユニット3506は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイ3502)において、第1の位置においてユーザインターフェーススクリーン上のユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット3510を用いて)可能化するように構成されており、ユーザインターフェースオブジェクトの第1の位置は、第1の時刻に基づいている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3506は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3502)において、ユーザインターフェーススクリーン上の第1の位置から第2の位置へとユーザインターフェースオブジェクトを移動させることによってユーザインターフェースオブジェクトのアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット3516を用いて)可能化するように構成されており、第2の位置は、現在時刻に基づいており、第1の位置から第2の位置へとユーザインターフェースを移動させることは、第1の時刻から現在時刻までの時間の経過を示す。いくつかの実施形態において、ユーザインターフェースオブジェクトは、太陽のグラフィカル表現である。いくつかの実施形態において、ユーザインターフェースオブジェクトは、月のグラフィカル表現である。いくつかの実施形態において、電子装置3500は、更に、動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット3520)を含み、処理ユニット3506は、動き検出ユニットに結合されており、処理ユニット3506は、更に、(例えば、動き検出ユニット3520を用いて)電子装置の動きを検出するように構成されており、ユーザ入力は、電子装置3500の移動を含む。いくつかの実施形態において、ユーザ入力は、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3504)に接触している。
図20を参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図35に示された構成要素によって実現される。例えば、受信動作2002、表示動作2004及び更新動作2006は、イベントソータ170、イベント認識部180及びイベントハンドラ190によって実現されることができる。イベントソータ170におけるイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、アプリケーション136−1に対してイベント情報を配信する。アプリケーション136−1の各イベント認識部180は、イベント情報を各イベント定義186と比較し、タッチ感知式面上の第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスの起動等の予め定義されたイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。それぞれの予め定義されたイベント又はサブイベントが検出された場合、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連したイベントハンドラ190を起動する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する又は呼び出すことができる。いくつかの実施形態において、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示される内容を更新するために各GUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに示された構成要素に基づいて実現されることができる方法は、当業者にとって明らかであろう。
いくつかの実施形態によれば、図36は、様々な記載された実施形態の原理にしたがって構成された電子装置3600の例示的な機能ブロック図を示している。いくつかの実施形態によれば、電子装置3600の機能ブロックは、上述した技術を実行するように構成されている。装置3600の機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実行するためにハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実装される。図36に記載された機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実装するために組み合わせたり又はサブブロックに分離されたりすることが当業者によって理解される。したがって、本願明細書における説明は、任意選択的に、任意の可能な組み合わせ若しくは分離又は本願明細書に記載された機能ブロックの更なる定義をサポートする。
図36に示すように、電子装置3600は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット3602と、任意選択的に、接触を受け付けるように構成されたタッチ感知面ユニット3604と、任意選択的に、(例えば、回転可能入力機構からの)回転可能な入力を受け付けるように構成された回転可能入力ユニット3624と、ディスプレイユニット3602、任意選択的に、タッチ感知面ユニット3604、任意選択的に、回転可能入力ユニット3624に結合された処理ユニット3606とを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット3606は、受信ユニット3608、表示可能化ユニット3610、置換可能化ユニット3612、停止可能化ユニット3614、アニメーション化可能化ユニット3616、起動ユニット3618、除去可能化ユニット3620及び変換可能化ユニット3622を含む。
処理ユニット3606は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、現在時刻を示す時計文字盤の表示を(例えば、表示可能化ユニット3610を用いて)可能化し、時計文字盤は、時針及び分針を含むユーザインターフェースオブジェクトを含み、ユーザインターフェースオブジェクトは、現在時刻、毎時タイムスケールの1つ以上の指標及びストップウォッチ針を示し、ユーザ入力を表すデータを(例えば、受信ユニット3608を用いて)受信し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、ストップウォッチ針についての第1のタイムスケールの指標による毎時タイムスケールの1つ以上の指標の置き換えを(例えば、置換可能化ユニット3612を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、時間の経過を反映するようにストップウォッチ針のアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット3616を用いて)可能化するように構成されている。
いくつかの実施形態において、処理ユニット3606は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、時間の経過を反映するようにストップウォッチ針のアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット3616を用いて)可能化しながら、第2のユーザ入力を表す第2のデータを(例えば、受信ユニット3608を用いて)受信し、第2のデータの受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、ストップウォッチ針のアニメーションの停止を(例えば、停止可能化ユニット3614を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3606は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、開始/停止機能を表す第1のアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット3610を用いて)可能化するように構成されており、第1のユーザ入力を表す第1のデータ及び第2のユーザ入力を表す第2のデータは、双方とも、表示された第1のアフォーダンスにおける接触を表す。いくつかの実施形態において、処理ユニット3606は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、ラップ機能を表す第2のアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット3610を用いて)可能化し、表示された第2のアフォーダンスにおける接触を表し、第1のデータの受信後でありかつ第2のデータの受信前に受信された第3のデータを(例えば、受信ユニット3608を用いて)受信し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、第1のデータの受信と第3のデータの受信との間の経過時間の第3の数値指標の表示を(例えば、表示可能化ユニット3610を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3606は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、ストップウォッチアプリケーションを表す第3のアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット3610を用いて)可能化し、表示された第3のアフォーダンスにおける接触を表す第4のデータを(例えば、受信ユニット3608を用いて)受信し、第4のデータの受信に応答して、(例えば、起動ユニット3618を用いて)ストップウォッチアプリケーションを起動するように構成されている。いくつかの実施形態において、ストップウォッチ針についての第1のタイムスケールは60秒である。いくつかの実施形態において、ストップウォッチ針についての第1のタイムスケールは30秒である。いくつかの実施形態において、ストップウォッチ針についての第1のタイムスケールは6秒である。いくつかの実施形態において、ストップウォッチ針についての第1のタイムスケールは3秒である。いくつかの実施形態において、ストップウォッチ針の動きは、ストップウォッチ針についての第1のタイムスケールに基づくレートでアニメーション化される。いくつかの実施形態において、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、ストップウォッチ針についての第1のタイムスケールの指標によって毎時タイムスケールの1つ以上の指標の置き換えを(例えば、置換可能化ユニット3612を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、毎時タイムスケールの1つ以上の指標の除去を(例えば、除去可能化ユニット3620を用いて)可能化することと、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、ストップウォッチ針についての第1のタイムスケールの指標の表示を(例えば、表示可能化ユニット3610を用いて)可能化することと、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、時計まわり方向である回転運動におけるストップウォッチ針についての第1のタイムスケールの表示された指標の変換を(例えば、変換可能化ユニット3622を用いて)可能化することとを備える。いくつかの実施形態において、電子装置3600は、更に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3624)を備え、処理ユニットは、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3624)に結合され、処理ユニット3606は、更に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3624)から回転可能入力を表す第5のデータを受信し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、ストップウォッチ針についての第1のタイムスケールとは異なる第2のタイムスケールの指標によってストップウォッチ針についての第1のタイムスケールの指標の置き換えを(例えば、置換可能化ユニット3612を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、ストップウォッチ針についての第2のタイムスケールの指標によってストップウォッチ針についての第1のタイムスケールの指標の置き換えを(例えば、置換可能化ユニット3612を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、ストップウォッチ針についての第1のタイムスケールの指標の除去を(例えば、除去可能化ユニット3620を用いて)可能化することと、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、ストップウォッチ針についての第2のタイムスケールの指標の表示を(例えば、表示可能化ユニット3610を用いて)可能化することと、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、時計まわり方向である回転運動におけるストップウォッチ針についての第2のタイムスケールの表示された指標の変換を(例えば、変換可能化ユニット3622を用いて)可能化することとを備える。いくつかの実施形態において、処理ユニット3606は、更に、第1のユーザ入力を表す第1のデータを受信した後に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、原点を中心とする回転運動を表すようにストップウォッチ針のアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット3616を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3602)において、原点を中心とする回転運動に対してπ/2ラジアンの位置においてストップウォッチ針を表示するようにアニメーションの停止を(例えば、停止可能化ユニット3614を用いて)可能化するように構成されている。
図21を参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図36に示された構成要素によって実現される。例えば、表示動作2102、受信動作2104及び置き換え動作2106は、イベントソータ170、イベント認識部180及びイベントハンドラ190によって実現されることができる。イベントソータ170におけるイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、アプリケーション136−1に対してイベント情報を配信する。アプリケーション136−1の各イベント認識部180は、イベント情報を各イベント定義186と比較し、タッチ感知式面上の第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスの起動等の予め定義されたイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。それぞれの予め定義されたイベント又はサブイベントが検出された場合、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連したイベントハンドラ190を起動する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する又は呼び出すことができる。いくつかの実施形態において、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示される内容を更新するために各GUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに示された構成要素に基づいて実現されることができる方法は、当業者にとって明らかであろう。
いくつかの実施形態によれば、図37は、様々な記載された実施形態の原理にしたがって構成された電子装置3700の例示的な機能ブロック図を示している。いくつかの実施形態によれば、電子装置3700の機能ブロックは、上述した技術を実行するように構成されている。装置3700の機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実行するためにハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実装される。図37に記載された機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実装するために組み合わせたり又はサブブロックに分離されたりすることが当業者によって理解される。したがって、本願明細書における説明は、任意選択的に、任意の可能な組み合わせ若しくは分離又は本願明細書に記載された機能ブロックの更なる定義をサポートする。
図37に示すように、電子装置3700は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット3702と、任意選択的に、接触を受け付けるように構成されたタッチ感知面ユニット3704と、任意選択的に、(例えば、回転可能入力機構からの)回転可能な入力を受け付けるように構成された回転可能入力ユニット3728と、任意選択的に、位置を検知するように構成された位置検知ユニット3730と、ディスプレイユニット3702、任意選択的に、タッチ感知面ユニット3704、任意選択的に、回転可能入力ユニット3728、及び、任意選択的に、位置検知ユニット3730に結合された処理ユニット3706とを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット3706は、受信ユニット3708、表示可能化ユニット3710、回転可能化ユニット3712、更新可能化ユニット3714、検出ユニット3716、アニメーション化可能化ユニット3718、視覚的区別可能化ユニット3720、除去可能化ユニット3722、置換可能化ユニット3724及び判定ユニット3726を含む。
処理ユニット3706は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、現在時刻において太陽によって照明されたときの地球の第1の領域のシミュレーションを表す第1のアフォーダンス及び現在時刻を示す第2のアフォーダンスを含むユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット3710)可能化し、ユーザ入力を(例えば、受信ユニット3708を用いて)受信し、ユーザ入力の受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、現在時刻において太陽によって照明されたときの地球の第2の領域を表示するように地球のシミュレーションの回転を(例えば、回転可能化ユニット3712を用いて)可能化するように構成されている。
いくつかの実施形態において、現在時刻において太陽によって照明されたときの地球の第1の領域のシミュレーションを表す第1のアフォーダンスは、ソーラーターミネータの表現を含む。いくつかの実施形態において、ユーザ入力は、第1のスワイプ方向におけるタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3704)上のスワイプを含む。いくつかの実施形態において、地球の第1の領域のシミュレーションは、第1の回転方向に回転され、処理ユニット3706は、更に、第2のユーザ入力を(例えば、受信ユニット3708を用いて)受信し、第2のユーザ入力の受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、第2の回転方向における地球の第1の領域のシミュレーションの回転を(例えば、回転可能化ユニット3712を用いて)可能化するように構成されており、第2の回転方向及び第1の回転方向は異なる。いくつかの実施形態において、第2のユーザ入力は、第2のスワイプ方向におけるタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3704)上のスワイプを含み、第1のスワイプ方向及び第2のスワイプ方向は異なる。いくつかの実施形態において、電子装置3700は、更に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3728)を備え、処理ユニット3706は、回転可能入力ユニットに結合され、処理ユニット3706は、更に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3728)からの回転可能入力を表す第3のユーザ入力を受け付け、第3のユーザ入力の受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、非現在時刻において太陽によって照明されたときの地球の第1の領域のシミュレーションを表すために第1のアフォーダンスの更新を(例えば、更新可能化ユニット3714を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3706は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、非現在時刻を示すために第2のアフォーダンスの更新を(例えば、更新可能化ユニット3714を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、電子装置3700は、更に、位置検知ユニット(例えば、位置検知ユニット3730)を備え、処理ユニット3706は、位置検知ユニットに結合され、処理ユニット3706は、更に、ユーザインターフェーススクリーンを表示する前に、位置検出ユニット(例えば、位置検知ユニット3730)から電子装置3700の現在位置を取得するように構成されており、第1のアフォーダンスによって表される地球の表示された第1の領域は、電子装置3700の現在位置を示している。いくつかの実施形態において、処理ユニット3706は、更に、電子装置3700のユーザの動きを(例えば、検出ユニット3716を用いて)検出し、ユーザの動きの検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、表示されたユーザインターフェーススクリーンの中央に向かってスクリーン上の第1のアフォーダンスを変換することによって地球のシミュレーションを表す第1のアフォーダンスのアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット3718を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3706は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、月を表す第3のアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット3710を用いて)可能化し、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3704)に表示された第3のアフォーダンスにおける接触を(例えば、検出ユニット3716を用いて)検出し、接触の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、ユーザインターフェーススクリーンの更新を(例えば、更新可能化ユニット3714を用いて)可能化するように構成されており、ユーザインターフェーススクリーンの更新を可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、現在時刻において地球からみた月のシミュレーションを表す第4のアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット3710を用いて)可能化することと、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、現在時刻を示す第5のアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット3710を用いて)可能化することとを備える。いくつかの実施形態において、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、ユーザインターフェーススクリーンの更新を(例えば、更新可能化ユニット3714を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、ズームアウトすることによって太陽によって照明されたときの地球の第1の領域のシミュレーションを表す第1のアフォーダンスのアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット3718を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、処理ユニット3706は、更に、第4のユーザ入力を(例えば、受信ユニット3708を用いて)受信し、第4のユーザ入力の受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、非現在時刻において地球からみた月を表示するために月のシミュレーションの回転を(例えば、回転可能化ユニット3712を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、非現在時刻を示すために第5のアフォーダンスの更新を(例えば、更新可能化ユニット3714を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、第4のユーザ入力は、第1のスワイプ方向におけるタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3704)上のスワイプを含む。いくつかの実施形態において、地球からみた月のシミュレーションは、第1の回転方向に回転され、処理ユニット3706は、更に、第5のユーザ入力を(例えば、受信ユニット3708を用いて)受信し、第5のユーザ入力の受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、第2の方向における地球からみた月のシミュレーションの回転を(例えば、回転可能化ユニット3712を用いて)可能化するように構成されており、第2の回転方向及び第1の回転方向は異なる。いくつかの実施形態において、第5のユーザ入力は、第2のスワイプ方向におけるタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3704)上のスワイプを含み、第1のスワイプ方向及び第2のスワイプ方向は異なる。いくつかの実施形態において、電子装置3700は、更に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3728)を備え、処理ユニット3706は、回転可能入力ユニットに結合され、第4のユーザ入力を受け付けることは、第1の回転方向における回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3728)からの回転可能な入力を受け付けることを備える。いくつかの実施形態において、電子装置3700は、更に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3728)を備え、処理ユニット3706は、回転可能入力ユニットに結合され、地球からみた月のシミュレーションは、第1の回転方向に回転され、処理ユニットは、更に、第6のユーザ入力を(例えば、受信ユニット3708を用いて)受信し、第6のユーザ入力の受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、第2の方向における地球からみた月のシミュレーションの回転を(例えば、回転可能化ユニット3712を用いて)可能化するように構成されており、第2の回転方向及び第1の回転方向は異なる。いくつかの実施形態において、第6のユーザ入力は、第2の回転方向における回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3728)からの回転可能入力を含み、第1の回転方向及び第2の回転方向は異なる。いくつかの実施形態において、処理ユニット3706は、更に、タッチ感知面ユニット上の第1の接触及びタッチ感知面ユニット上の第2の接触を含むタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3704)上のユーザのダブルタップを(例えば、検出ユニット3716を用いて)検出し、第1の接触及び第2の接触が所定間隔内に受け付けられたかどうかを判定(例えば、判定ユニット3726を用いて)し、ユーザのダブルタップの検出に応答してかつ第1の接触及び第2の接触が所定間隔内に受け付けられたという判定に応じて、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、追加の月の情報の表示を(例えば、表示可能化ユニット3710を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3706は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3704)上のソーラーシステムを表す第6のアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット3710を用いて)可能化し、表示された第6のアフォーダンスにおける接触を(例えば、検出ユニット3716を用いて)検出し、接触の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、ユーザインターフェーススクリーンの更新を(例えば、更新可能化ユニット3714を用いて)可能化するように構成されており、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、ユーザインターフェーススクリーンの更新を(例えば、更新可能化ユニット3714を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、ソーラーシステムを表し、現在時刻におけるそれぞれの位置の太陽、地球、及び1つ以上の非地球惑星の表現を含む第7のアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット3710を用いて)可能化することと、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、現在時刻を示す第8のアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット3710を用いて)可能化することとを備える。いくつかの実施形態において、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、ユーザインターフェーススクリーンの更新を(例えば、更新可能化ユニット3714を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、太陽によって照明されたときの地球の第1の領域のシミュレーションを表す第1のアフォーダンスのアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット3718を用いて)可能化すること、又は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、ズームアウトすることによって地球からみた月のシミュレーションを表す第4のアフォーダンスのアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット3718を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、処理ユニット3706は、更に、第7のユーザ入力を(例えば、受信ユニット3708を用いて)受信し、第7のユーザ入力の受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、非現在時刻についての太陽、地球、及び1つ以上の非地球惑星の各位置を示すために、太陽のまわりに地球及び1つ以上の非地球惑星を回転させることを備える第7のアフォーダンスの更新を(例えば、更新可能化ユニット3714を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、非現在時刻を示すために第8のアフォーダンスの更新を(例えば、更新可能化ユニット3714を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、第7のユーザ入力は、第1のスワイプ方向における
タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3704)上のスワイプを含む。いくつかの実施形態において、地球及び1つ以上の非地球惑星は、第1の回転方向において太陽のまわりを回転され、処理ユニット3706は、更に、第8のユーザ入力を(例えば、受信ユニット3708を用いて)受信し、第8のユーザ入力の受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、第2の回転方向における太陽まわりの地球及び1つ以上の非地球惑星の回転を(例えば、回転可能化ユニット3712を用いて)可能化するように構成されており、第2の回転方向及び第1の回転方向は異なる。いくつかの実施形態において、第8のユーザ入力は、第2のスワイプ方向におけるタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3704)上のスワイプを含み、第1のスワイプ方向及び第2のスワイプ方向は異なる。いくつかの実施形態において、電子装置3700は、更に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3728)を備え、処理ユニット3706は、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3728)に結合され、第7のユーザ入力を受け付けることは、第1の回転方向における回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3728)からの回転可能な入力を受け付けることを備える。いくつかの実施形態において、電子装置3700は、更に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3728)を備え、処理ユニット3706は、回転可能入力ユニットに結合され、地球及び1つ以上の非地球惑星は、第1の回転方向において太陽のまわりを回転され、処理ユニット3706は、更に、第9のユーザ入力を(例えば、受信ユニット3708を用いて)受信し、第9のユーザ入力の受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、第2の回転方向における太陽まわりの地球及び1つ以上の非地球惑星の回転を(例えば、回転可能化ユニット3712を用いて)可能化するように構成されており、第2の回転方向及び第1の回転方向は異なる。いくつかの実施形態において、第9のユーザ入力は、第2の回転方向における回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3728)からの回転可能入力を含み、第1の回転方向及び第2の回転方向は異なる。いくつかの実施形態において、地球の表現は、更に、太陽のまわりの地球の軌道の表現を含み、1つ以上の非地球惑星の表現は、更に、太陽のまわりの1つ以上の非地球惑星の軌道の表現を含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット3706は、更に、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3704)上の接触を含む第10のユーザ入力を(例えば、受信ユニット3708を用いて)受信することであって、接触が地球の表現又は1つ以上の非地球惑星の表現に関連付けられ、タッチ感知面ユニット上の接触が関連付けられた期間を有し、接触を受け続けながら、接触の期間が所定の閾値を超えているかどうかを(例えば、判定ユニット3726を用いて)判定し、第10のユーザ入力の受信に応答してかつ接触の期間が所定の閾値を超えているという判定に応じて、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、接触に関連付けられた地球の表現又は1つ以上の非地球惑星の表現の視覚的区別を(例えば、視覚的区別可能化ユニット3720を用いて)可能化し、接触の遮断を(例えば、検出ユニット3716を用いて)検出し、接触の遮断の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、接触に関連付けられた地球又は1つ以上の非地球惑星に関する情報の表示を(例えば、表示可能化ユニット3710を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3706は、更に、ディスプレイユニットにおいて、接触に関連付けられた地球又は1つ以上の非地球惑星に関する情報の表示を可能化した後に、第11のユーザ入力を(例えば、受信ユニット3708を用いて)受信し、第11のユーザ入力がタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3704)上のタップ又はスワイプを表すかどうかを(例えば、判定ユニット3732を用いて)判定し、第11のユーザ入力がタップを表すという判定に応じて、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、地球又は1つ以上の非地球惑星に関する表示された情報の除去を(例えば、除去可能化ユニット3724を用いて)可能化し、第11のユーザ入力がスワイプを表すという判定に応じて、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3702)において、地球及び1つ以上の非地球惑星からなる群から選択される第2の惑星に関する情報を有する地球又は1つ以上の非地球惑星に関する表示された情報の置き換えを(例えば、置換可能化ユニット3724を用いて)可能化するように構成されており、第2の惑星は、接触に関連付けられた惑星ではない。
図22を参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図37に示された構成要素によって実現される。例えば、表示動作2202、受信動作2204及び回転動作2206は、イベントソータ170、イベント認識部180及びイベントハンドラ190によって実現されることができる。イベントソータ170におけるイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、アプリケーション136−1に対してイベント情報を配信する。アプリケーション136−1の各イベント認識部180は、イベント情報を各イベント定義186と比較し、タッチ感知式面上の第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスの起動等の予め定義されたイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。それぞれの予め定義されたイベント又はサブイベントが検出された場合、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連したイベントハンドラ190を起動する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する又は呼び出すことができる。いくつかの実施形態において、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示される内容を更新するために各GUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに示された構成要素に基づいて実現されることができる方法は、当業者にとって明らかであろう。
いくつかの実施形態によれば、図38は、様々な記載された実施形態の原理にしたがって構成された電子装置3800の例示的な機能ブロック図を示している。いくつかの実施形態によれば、電子装置3800の機能ブロックは、上述した技術を実行するように構成されている。装置3800の機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実行するためにハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実装される。図38に記載された機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実装するために組み合わせたり又はサブブロックに分離されたりすることが当業者によって理解される。したがって、本願明細書における説明は、任意選択的に、任意の可能な組み合わせ若しくは分離又は本願明細書に記載された機能ブロックの更なる定義をサポートする。
図38に示すように、電子装置3800は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット3802と、任意選択的に、接触を受け付けるように構成されたタッチ感知面ユニット3804と、任意選択的に、(例えば、回転可能入力機構からの)回転可能な入力を受け付けるように構成された回転可能入力ユニット3820と、任意選択的に、位置を検知するように構成された位置検知ユニット3822と、任意選択的に、音声ユニット3826と、任意選択的に、触覚ユニット3828と、ディスプレイユニット3802、任意選択的に、タッチ感知面ユニット3804、任意選択的に、回転可能入力ユニット3820、任意選択的に、位置検知ユニット3822、任意選択的に、音声ユニット3826、及び、任意選択的に、触覚ユニット3828に結合された処理ユニット3806とを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット3806は、受信ユニット3808、表示可能化ユニット3810、変換可能化ユニット3812、更新可能化ユニット3814、判定ユニット3816、設定ユニット3818及び検出ユニット3824を含む。
処理ユニット3806は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、ユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット3810を用いて)可能化するように構成されており、ユーザインターフェーススクリーンは、昼間を示すユーザインターフェーススクリーンの第1の部分と、夜間を示すユーザインターフェーススクリーンの第2の部分と、日を表す周期を有する正弦波であって日を通した太陽の経路を示し、第1の部分及び第2の部分のうちの1つ以上に表示される正弦波を表すユーザインターフェースオブジェクトと、日の現在時刻を示しかつ日の現在時刻が昼間又は夜間であるかどうかを示す正弦波上の第1の位置に表示される太陽を表す第1のアフォーダンスと、日の現在時刻を示す第2のアフォーダンスとを含む。
いくつかの実施形態において、電子装置3800は、更に、位置検知ユニット(例えば、位置検知ユニット3822)を備え、処理ユニット3806は、位置検知ユニット(例えば、位置検知ユニット3822)に結合され、処理ユニット3806は、更に、位置検知ユニット(例えば、位置検知ユニット3822)から電子装置の現在位置を取得するように構成されており、夜間を示す第2の部分に対して昼間を示す表示された第1の部分の比は、現在時刻における現在位置の日照時間を示している。いくつかの実施形態において、正弦波の振幅は、現在位置及び現在時刻における水平線に対する太陽の高さに基づいている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3806は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、ユーザインターフェーススクリーン上のラインの表示を(例えば、表示可能化ユニット3810を用いて)可能化するように構成されており、ラインは、昼間を示すユーザインターフェーススクリーンの第1の部分と夜間を示すユーザインターフェーススクリーンの第2の部分とを分割し、ラインは、日の出を表す第1の点と日没を表す第2の点とにおいて正弦波と交差する。いくつかの実施形態において、処理ユニット3806は、更に、表示された正弦波上の現在時刻を示す第1の位置に表示された第1のアフォーダンスにおけるタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3804)上のユーザ接触を(例えば、受信ユニット3808を用いて)受信し、ユーザ接触を受け続けながら、タッチ感知面ユニット上のユーザ接触の接触遮断なしに、表示された正弦波上の第1の位置から非現在時刻を示す第2の位置へのユーザ接触の(例えば、タッチ感知面ユニット3804上の)動きを(例えば、検出ユニット3824を用いて)検出し、第2の位置における接触の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、表示された正弦波上の第1の位置から表示された正弦波上の第2の位置へのスクリーン上の第1のアフォーダンスの変換であって表示された正弦波を追跡する変換を(例えば、変換可能化ユニット3812を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、非現在時刻を示すために第2のアフォーダンスの更新を(例えば、更新可能化ユニット3814を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3806は、更に、第1のアフォーダンスにおける接触の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、ユーザインターフェーススクリーン上の日の出を表す正弦波に沿った第1の点に表示される第3のユーザインターフェースオブジェクト及び日没を表す正弦波に沿った第2の点に表示される第4のユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット3810を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3806は、更に、(例えば、タッチ感知面ユニット3804上の)第1のアフォーダンスにおける(例えば、検出ユニット3824による)接触の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、ユーザインターフェーススクリーン上の夜明けを表す第3の点において正弦波に沿って表示される第5のユーザインターフェースオブジェクト及び夕暮れを表す第4の点において正弦波に沿って表示される第6のユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット3810を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3806は、更に、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3804)上のユーザ接触の接触遮断を(例えば、検出ユニット3824を用いて)検出し、タッチ感知面ユニット上のユーザ接触の接触遮断の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、第2の位置から第1の位置へのスクリーン上の第1のアフォーダンスの変換であって表示された正弦波を追跡する変換を(例えば、変換可能化ユニット3812を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、現在時刻を示すために第2のアフォーダンスの更新を(例えば、更新可能化ユニット3814を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、太陽を表す第1のアフォーダンスは、第1のアフォーダンスが完全にユーザインターフェーススクリーンの第1の部分内の位置に表示されたときに中実で表示される。いくつかの実施形態において、太陽を表す第1のアフォーダンスは、第1のアフォーダンスが完全にユーザインターフェーススクリーンの第2の部分内の位置に表示されたときに中空で表示される。いくつかの実施形態において、太陽を表す第1のアフォーダンスは、第1のアフォーダンスがユーザインターフェーススクリーンの第1の部分及び第2の部分の双方と交差する位置に表示されたときに半中実で表示される。いくつかの実施形態において、処理ユニット3806は、更に、表示された正弦波上の第1のアフォーダンスの位置が現在時刻を示す第2のアフォーダンスの位置と交差するかどうかを(例えば、判定ユニット3816を用いて)判定し、表示された正弦波上の第1のアフォーダンスの位置が現在時刻を示す第2のアフォーダンスの位置と交差するという判定に応じて、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、表示された正弦波の位置と交差しない第2の位置における第2のアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット3810を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3806は、更に、ユーザ入力を(例えば、検出ユニット3824を用いて)検出し、ユーザ入力の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、日の出時刻の指標及び日没時刻の指標を含む第2のユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット3810を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、電子装置3800は、更に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3820)を備え、処理ユニット3806は、回転可能入力ユニットに結合され、処理ユニット3806は、更に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット3820)からの回転可能入力に対応する動きを(例えば、検出ユニット3824を用いて)検出し、動きの検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、表示された正弦波上の現在時刻ではない日の第3の時刻を示す第3の位置への太陽を表す第1のアフォーダンスの変換を(例えば、変換可能化ユニット3812を用いて)可能化し、第3の位置における表示された第1のアフォーダンスにおけるタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット3804)上の接触を(例えば、検出ユニット3824を用いて)検出し、接触の検出に応答して、日の第3の時刻についてのユーザリマインダを(例えば、設定ユニット3818を用いて)設定するように構成されている。いくつかの実施形態において、日の第3の時刻についてのユーザリマインダを設定することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、日の第3の時刻についてのアラートを設定するためにユーザプロンプトを表す第3のアフォーダンスのディスプレイ上への表示を可能化することを備える。
いくつかの実施形態において、処理ユニット3806は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3802)において、日の第3の時刻についての視覚的アラートの表示を(例えば、表示可能化ユニット3810を用いて)可能化するように構成されており、日の第3の時刻についてのユーザリマインダは、日の第3の時刻についての視覚的アラートを含む。いくつかの実施形態において、電子装置3800は、更に、音声ユニット(例えば、音声ユニット3826)を備え、処理ユニット3806は、音声ユニットに結合され、処理ユニット3806は、更に、音声ユニット(例えば、音声ユニット3826)を介して日の第3の時刻についての音声アラートを可能化するように構成されており、日の第3の時刻についてのユーザリマインダは、日の第3の時刻についての音声アラートを含む。いくつかの実施形態において、電子装置3800は、更に、触覚ユニット(例えば、触覚ユニット3828)を備え、処理ユニット3806は、触覚ユニットに結合され、処理ユニット3806は、更に、触覚ユニット(例えば、触覚ユニット3828)を介して日の第3の時刻についての触覚アラートを可能化するように構成されており、日の第3の時刻についてのユーザリマインダは、日の第3の時刻についての触覚アラートを含む。
図23を参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図38に示された構成要素によって実現される。例えば、表示動作2302、任意の受信動作2304及び任意の検出動作2306は、イベントソータ170、イベント認識部180及びイベントハンドラ190によって実現されることができる。イベントソータ170におけるイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、アプリケーション136−1に対してイベント情報を配信する。アプリケーション136−1の各イベント認識部180は、イベント情報を各イベント定義186と比較し、タッチ感知式面上の第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスの起動等の予め定義されたイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。それぞれの予め定義されたイベント又はサブイベントが検出された場合、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連したイベントハンドラ190を起動する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する又は呼び出すことができる。いくつかの実施形態において、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示される内容を更新するために各GUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに示された構成要素に基づいて実現されることができる方法は、当業者にとって明らかであろう。
いくつかの実施形態によれば、図39は、様々な記載された実施形態の原理にしたがって構成された電子装置3900の例示的な機能ブロック図を示している。いくつかの実施形態によれば、電子装置3900の機能ブロックは、上述した技術を実行するように構成されている。装置3900の機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実行するためにハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実装される。図39に記載された機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実装するために組み合わせたり又はサブブロックに分離されたりすることが当業者によって理解される。したがって、本願明細書における説明は、任意選択的に、任意の可能な組み合わせ若しくは分離又は本願明細書に記載された機能ブロックの更なる定義をサポートする。
図39に示すように、電子装置3900は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット3902と、任意選択的に、接触を受け付けるように構成されたタッチ感知面ユニット3904と、任意選択的に、無線通信を送信及び/又は受信するように構成された無線通信ユニット3912と、ディスプレイユニット3902、任意選択的に、タッチ感知面ユニット3904、及び、任意選択的に、無線通信ユニット3912に結合された処理ユニット3906とを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット3906は、受信ユニット3908及び表示可能化ユニット3910を含む。
処理ユニット3906は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3902)において、画像に基づく複数の画素を含む背景を含むユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット3910を用いて)可能化するように構成されており、画素のサブセットは、画素のサブセットが日付を示す第1のユーザインターフェースオブジェクト及び時刻を示す第2のユーザインターフェースオブジェクトのうちの1つ以上を表すように画像に対して外観が変更される。
いくつかの実施形態において、画素のサブセットは、混色によって変更される。いくつかの実施形態において、画素のサブセットは、ぼけによって変更される。いくつかの実施形態において、画素のサブセットは、画素のサブセットが日付を示す第1のユーザインターフェースオブジェクトを表すように画像に対して外観が変更される。いくつかの実施形態において、画素のサブセットは、画素のサブセットが時刻を示す第2のユーザインターフェースオブジェクトを表すように画像に対して外観が変更される。いくつかの実施形態において、日付を示す第1のユーザインターフェースオブジェクト及び時刻を示す第2のユーザインターフェースオブジェクトのうちの一方は、背景に依存しない第1の色である。いくつかの実施形態において、処理ユニット3906は、更に、表示された第1のユーザインターフェースオブジェクト又は表示された第2のユーザインターフェースオブジェクトの位置における背景の背景色を表すデータを(例えば、受信ユニット3908を用いて)受信するように構成されており、第1の色は、表示された第1のユーザインターフェースオブジェクト又は表示された第2のユーザインターフェースオブジェクトの位置における背景色とは異なる。いくつかの実施形態において、画像は写真である。いくつかの実施形態において、画像は、電子装置に記憶される。いくつかの実施形態において、電子装置3900は、更に、無線通信ユニット(例えば、無線通信ユニット3912)を備え、処理ユニット3906は、無線通信ユニットに結合され、画像は、無線通信ユニット(例えば、無線通信ユニット3912)を介して電子装置3900に結合された外部装置に記憶される。いくつかの実施形態において、処理ユニット3906は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3902)において、ユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット3910を用いて)可能化する前に、無線通信ユニット(例えば、無線通信ユニット3912)を介して、外部装置からの背景を表すデータの受信を(例えば、受信ユニット3908を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット3906は、更に、無線通信ユニット(例えば、無線通信ユニット3912)を介して、外部装置からの現在の背景を表すデータの受信を(例えば、受信ユニット3908を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット3902)において、ディスプレイ上への第2のユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット3910を用いて)可能化するように構成されており、第2のユーザインターフェーススクリーンは第2の背景を含み、第2の背景は、外部装置の現在の背景に対応し、第2の背景は、第2の複数の画素を含み、第2の画素のサブセットは、第2の画素のサブセットが日付を示す第3のユーザインターフェースオブジェクト及び時刻を示す第4のユーザインターフェースオブジェクトのうちの1つ以上を表すように外部装置の現在の背景に対して外観が変更される。
図24を参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図39に示された構成要素によって実現される。例えば、表示動作2402及び任意の受信動作2404は、イベントソータ170、イベント認識部180及びイベントハンドラ190によって実現されることができる。イベントソータ170におけるイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、アプリケーション136−1に対してイベント情報を配信する。アプリケーション136−1の各イベント認識部180は、イベント情報を各イベント定義186と比較し、タッチ感知式面上の第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスの起動等の予め定義されたイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。それぞれの予め定義されたイベント又はサブイベントが検出された場合、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連したイベントハンドラ190を起動する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する又は呼び出すことができる。いくつかの実施形態において、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示される内容を更新するために各GUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに示された構成要素に基づいて実現されることができる方法は、当業者にとって明らかであろう。
いくつかの実施形態によれば、図40は、様々な記載された実施形態の原理にしたがって構成された電子装置4000の例示的な機能ブロック図を示している。いくつかの実施形態によれば、電子装置4000の機能ブロックは、上述した技術を実行するように構成されている。装置4000の機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実行するためにハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実装される。図40に記載された機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実装するために組み合わせたり又はサブブロックに分離されたりすることが当業者によって理解される。したがって、本願明細書における説明は、任意選択的に、任意の可能な組み合わせ若しくは分離又は本願明細書に記載された機能ブロックの更なる定義をサポートする。
図40に示すように、電子装置4000は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット4002と、任意選択的に、無線通信を送信及び/又は受信するように構成された無線通信ユニット4004と、ディスプレイユニット4002、及び、任意選択的に、無線通信ユニット4004に結合された処理ユニット4006とを含む。いくつかの実施形態において、装置4000は、更に、接触を受け付けるように構成されかつ処理ユニット4006に結合されたタッチ感知面ユニットを含むことができる。いくつかの実施形態において、処理ユニット4006は、受信ユニット4008と、表示可能化ユニット4010と、アクセスユニット4012と、選択ユニット4014と、取得ユニット4016と、阻止ユニット4018とを含む。
処理ユニット4006は、2つ以上の画像を含むフォルダに(例えば、アクセスユニット4012を用いて)アクセスし、フォルダから第1の画像を(例えば、選択ユニット4014を用いて)選択し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4002)において、ユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット4010を用いて)可能化するように構成されており、ユーザインターフェーススクリーンは、第1の画像に基づく背景を含み、背景は、複数の画素を含み、画素のサブセットは、画素のサブセットが日付を示す第1のユーザインターフェースオブジェクト及び時刻を示す第2のユーザインターフェースオブジェクトのうちの1つ以上を表すように画像に対して外観が変更される。
いくつかの実施形態において、画素のサブセットは、混色によって変更される。いくつかの実施形態において、画素のサブセットは、ぼけによって変更される。いくつかの実施形態において、画素のサブセットが日付を示す第1のユーザインターフェースオブジェクトを表すように画像に対して外観が変更される。いくつかの実施形態において、画素のサブセットは、画素のサブセットが時刻を示す第2のユーザインターフェースオブジェクトを表すように画像に対して外観が変更される。いくつかの実施形態において、日付を示す第1のユーザインターフェースオブジェクト及び時刻を示す第2のユーザインターフェースオブジェクトのうちの一方は、背景に依存しない第1の色である。いくつかの実施形態において、処理ユニット4006は、更に、表示された第1のユーザインターフェースオブジェクト又は表示された第2のユーザインターフェースオブジェクトの位置における背景の背景色を表すデータを(例えば、受信ユニット4008を用いて)受信するように構成されており、第1の色は、表示された第1のユーザインターフェースオブジェクト又は表示された第2のユーザインターフェースオブジェクトの位置における背景色とは異なる。いくつかの実施形態において、処理ユニット4006は、更に、ディスプレイユニットにおいて、第1のユーザインターフェーススクリーンの表示を可能化した後に、ユーザ入力を表す第1のデータを(例えば、受信ユニット4008を用いて)受信し、ユーザ入力を表す第1のデータの受信に応答して、表示された第1の背景を表す第2のデータを(例えば、取得ユニット4016を用いて)取得し、フォルダから第1の画像とは異なる第2の画像を(例えば、選択ユニット4014を用いて)選択し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4002)において、第2のユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット4010を用いて)可能化するように構成されており、第2のユーザインターフェーススクリーンは、第2の画像に基づく第2の背景を含み、第2の背景は、第2の複数の画素を含み、第2の画素のサブセットは、第2の画素のサブセットが日付を示す第3のユーザインターフェースオブジェクト及び時刻を示す第4のユーザインターフェースオブジェクトのうちの1つ以上を表すように第2の画像に対して外観が変更される。いくつかの実施形態において、処理ユニット4006は、更に、フォルダからの第3の画像のユーザ禁止を表すデータを(例えば、受信ユニット4008を用いて)受信し、データの受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4002)において、将来のユーザ入力に応答して第3の背景としての第3の画像の表示を(例えば、阻止ユニット4018を用いて)阻止するように構成されている。いくつかの実施形態において、第1の背景、第2の背景及び第3の背景のうちの少なくとも1つは写真である。いくつかの実施形態において、フォルダは、電子装置4000に記憶される。いくつかの実施形態において、電子装置4000は、更に、無線通信ユニット(例えば、無線通信ユニット4004)を含み、処理ユニット4006は、無線通信ユニットに結合され、フォルダは、無線通信ユニット(例えば、無線通信ユニット4004)を介して電子装置4000に結合された外部装置に記憶される。いくつかの実施形態において、フォルダにアクセスすることは、無線通信ユニット(例えば、無線通信ユニット4004)を介して、2つ以上の背景のうちの少なくとも1つを表すデータを(例えば、受信ユニット4008を用いて)受信することを備える。
図25を参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図40に示された構成要素によって実現される。例えば、アクセス動作2502、選択動作2504及び表示動作2506は、イベントソータ170、イベント認識部180及びイベントハンドラ190によって実現されることができる。イベントソータ170におけるイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、アプリケーション136−1に対してイベント情報を配信する。アプリケーション136−1の各イベント認識部180は、イベント情報を各イベント定義186と比較し、タッチ感知式面上の第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスの起動等の予め定義されたイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。それぞれの予め定義されたイベント又はサブイベントが検出された場合、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連したイベントハンドラ190を起動する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する又は呼び出すことができる。いくつかの実施形態において、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示される内容を更新するために各GUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに示された構成要素に基づいて実現されることができる方法は、当業者にとって明らかであろう。
いくつかの実施形態によれば、図41は、様々な記載された実施形態の原理にしたがって構成された電子装置4100の例示的な機能ブロック図を示している。いくつかの実施形態によれば、電子装置4100の機能ブロックは、上述した技術を実行するように構成されている。装置4100の機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実行するためにハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実装される。図41に記載された機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実装するために組み合わせたり又はサブブロックに分離されたりすることが当業者によって理解される。したがって、本願明細書における説明は、任意選択的に、任意の可能な組み合わせ若しくは分離又は本願明細書に記載された機能ブロックの更なる定義をサポートする。
図41に示すように、電子装置4100は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット4102と、任意選択的に、接触を受け付けるように構成されたタッチ感知面ユニット4104と、任意選択的に、動きを検出するように構成された動き検出ユニット4120と、ディスプレイユニット4102、任意選択的に、タッチ感知面ユニット4104、及び、任意選択的に、動き検出ユニット4120に結合された処理ユニット4106とを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット4106は、検出ユニット4108と、表示可能化ユニット4110と、アニメーション化可能化ユニット4112と、選択ユニット4114と、アクセスユニット4116と、置換可能化ユニット4118とを含む。
処理ユニット4106は、1回目に検出されたユーザ入力を(例えば、検出ユニット4108を用いて)検出し、ユーザ入力の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4102)において、第1の時間を示す第1のユーザインターフェースオブジェクト及び第2のユーザインターフェースオブジェクトを含むユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット4110を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4102)において、第2のユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット4112を用いて)可能化し、アニメーションは、第1のアニメーション化シーケンス、第1のアニメーション化シーケンスの後の第2のアニメーション化シーケンス及び第2のアニメーション化シーケンスの後の第3のアニメーション化シーケンスのシーケンス表示を含み、第1のアニメーション化シーケンス、第2のアニメーション化シーケンス及び第3のアニメーション化シーケンスは異なり、第2のユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を可能化した後に、1回目の後の2回目に検出された第2のユーザ入力を(例えば、検出ユニット4108を用いて)検出し、第2のユーザ入力の検出に応答して、以前に表示された第2のアニメーション化シーケンスを表すデータに(例えば、アクセスユニット4116を用いて)アクセスし、第1のアニメーション化シーケンス及び第2のアニメーション化シーケンスとは異なる第4のアニメーション化シーケンスを(例えば、選択ユニット4114を用いて)選択し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4102)において、第2の時間を示すように更新された第1のユーザインターフェースオブジェクト及び第2のユーザインターフェースオブジェクトに関連した第3のユーザインターフェースオブジェクトを含む第2のユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット4110を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4102)において、第3のユーザインターフェースオブジェクトのアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット4112を用いて)可能化するように構成されており、アニメーションは、第1のアニメーション化シーケンス、第1のアニメーション化シーケンスの後の第4のアニメーション化シーケンス及び第4のアニメーション化シーケンスの後の第3のアニメーション化シーケンスのシーケンス表示を含む。
いくつかの実施形態において、第3のアニメーション化シーケンスは、第1のアニメーション化シーケンスの逆シーケンスに基づいている。いくつかの実施形態において、電子装置4100は、更に、動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット4120)を備え、処理ユニット4106は、動き検出ユニットに結合され、処理ユニット4106は、更に、動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット4120)を介して電子装置の動きの検出を可能化するように構成されており、ユーザ入力は、電子装置4100のユーザの動きを表している。いくつかの実施形態において、電子装置4100は、更に、動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット4120)を備え、処理ユニット4106は、動き検出ユニットに結合され、処理ユニット4106は、更に、動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット4120)を介して電子装置の動きの検出を可能化するように構成されており、第2のユーザ入力は、電子装置4100の第2のユーザの動きを表している。いくつかの実施形態において、第2のユーザインターフェースオブジェクト及び第3のユーザインターフェースオブジェクトは同じである。いくつかの実施形態において、第3のユーザインターフェースオブジェクトは、第2のユーザインターフェースオブジェクトの反射である。いくつかの実施形態において、第4のアニメーション化シーケンスは、水平軸まわりの第2のアニメーション化シーケンスの反射を含む。いくつかの実施形態において、第4のアニメーション化シーケンスは、垂直軸まわりの第2のアニメーション化シーケンスの反射を含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット4106は、更に、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4104)上の接触を(例えば、検出ユニット4108を使用して)検出し、接触の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4102)における第4のユーザインターフェースオブジェクトの表示によってディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4102)における第2のユーザインターフェースオブジェクト又は第3のユーザインターフェースオブジェクトの置き換えを(例えば、置換可能化ユニット4118を用いて)可能化するように構成されており、第4のユーザインターフェースオブジェクトは、第2及び第3のユーザインターフェースオブジェクトに関連している。いくつかの実施形態において、第1のユーザインターフェースオブジェクトは、時間の数値表示及び分の数値指標を含むデジタル時計の表示を含む。いくつかの実施形態において、第1の時刻は、現在時刻である。
図26を参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図41に示された構成要素によって実現される。例えば、検出動作4102、表示動作4104及びアニメーション動作4106は、イベントソータ170、イベント認識部180及びイベントハンドラ190によって実現されることができる。イベントソータ170におけるイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、アプリケーション136−1に対してイベント情報を配信する。アプリケーション136−1の各イベント認識部180は、イベント情報を各イベント定義186と比較し、タッチ感知式面上の第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスの起動等の予め定義されたイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。それぞれの予め定義されたイベント又はサブイベントが検出された場合、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連したイベントハンドラ190を起動する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する又は呼び出すことができる。いくつかの実施形態において、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示される内容を更新するために各GUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに示された構成要素に基づいて実現されることができる方法は、当業者にとって明らかであろう。
いくつかの実施形態によれば、図42は、様々な記載された実施形態の原理にしたがって構成された電子装置4200の例示的な機能ブロック図を示している。いくつかの実施形態によれば、電子装置4200の機能ブロックは、上述した技術を実行するように構成されている。装置4200の機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実行するためにハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実装される。図42に記載された機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実装するために組み合わせたり又はサブブロックに分離されたりすることが当業者によって理解される。したがって、本願明細書における説明は、任意選択的に、任意の可能な組み合わせ若しくは分離又は本願明細書に記載された機能ブロックの更なる定義をサポートする。
図42に示すように、電子装置4200は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット4202と、任意選択的に、接触を受け付けるように構成されたタッチ感知面ユニット4204と、任意選択的に、動きを検出するように構成された動き検出ユニット4220と、ディスプレイユニット4202、任意選択的に、タッチ感知面ユニット4204、及び、任意選択的に、動き検出ユニット4220に結合された処理ユニット4206とを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット4206は、検出ユニット4208と、表示可能化ユニット4210と、起動ユニット4212と、更新可能化ユニット4214と、受信ユニット4216と、生成ユニット4218とを含む。
処理ユニット4206は、電子装置4200のユーザの動きを動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット4220)によって検出し、動きの検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、時計文字盤のアニメーション化の表示を(例えば、表示可能化ユニット4210を用いて)可能化し、アニメーションは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、時針及び分針の表示を(例えば、表示可能化ユニット4210を用いて)可能化することと、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、第1の時間指標の表示を(例えば、表示可能化ユニット4210を用いて)可能化することとを備え、第1の時間指標の表示後に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、時計まわりに第1の時間指標後の位置において時計文字盤上に表示される第2の時間指標の表示を(例えば、表示可能化ユニット4210を用いて)可能化するように構成されている。
いくつかの実施形態において、処理ユニット4206は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、第2の時間指標の表示を(例えば、表示可能化ユニット4210を用いて)可能化した後に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、第1の分指標の表示を(例えば、表示可能化ユニット4210を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、第2の分指標の表示を(例えば、表示可能化ユニット4210を用いて)可能化するように構成されており、第2の分指標は、時計まわり方向において第1の分指標の後の位置において時計文字盤上に表示される。いくつかの実施形態において、時針及び分針は、第1の時間指標の前に表示される。いくつかの実施形態において、処理ユニット4206は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、時計文字盤のアウトラインのアニメーション化の表示を(例えば、表示可能化ユニット4210を用いて)可能化するように構成されており、時計文字盤のアウトラインは、時計まわり方向において徐々に表示されるようにアニメーション化される。いくつかの実施形態において、アニメーションの後、時計文字盤は、現在時刻を示す。いくつかの実施形態において、処理ユニット4206は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、時計文字盤上の合併体としてのアフォーダンスであってアプリケーションを表すアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット4210を用いて)可能化し、タッチ感知面ユニット(タッチ感知面ユニット4204)上のアフォーダンスにおける接触を(例えば、検出ユニット4208を用いて)検出し、接触の検出に応答して、アフォーダンスによって表されるアプリケーションを(例えば、起動ユニット4212を用いて)起動するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット4206は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、時計文字盤の色の更新を(例えば、更新可能化ユニット4214を用いて)可能化するように構成されており、色を更新することは、経時的に時計文字盤の色を連続的に変化させることを備える。いくつかの実施形態において、時計文字盤の色は、時計文字盤の背景色である。いくつかの実施形態において、時計文字盤は秒針を備え、時計文字盤の色は、秒針の色である。いくつかの実施形態において、処理ユニット4206は、更に、動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット4220)により、電子装置4200の第2のユーザの動きを(例えば、検出ユニット4208を用いて)検出し、第2の動きの検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、第1の色とは異なる時計文字盤の第2の色の表示を(例えば、表示可能化ユニット4210を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、時計文字盤の第2の色の更新を(例えば、更新可能化ユニット4214を用いて)可能化するように構成されており、第2の色を更新することは、経時的に時計文字盤の第2の色を連続的に変化させることを備える。いくつかの実施形態において、処理ユニット4206は、更に、名称を表すデータを(例えば、受信ユニット4216を用いて)受信し、データの受信に応答して、モノグラムを(例えば、生成ユニット4218を用いて)生成し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4202)において、時計文字盤上の第2のアフォーダンスとしてのモノグラムの表示を(例えば、表示可能化ユニット4210を用いて)可能化するように構成されている。
図27Aを参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図42に示された構成要素によって実現される。例えば、検出動作2702及び表示動作2704は、イベントソータ170、イベント認識部180及びイベントハンドラ190によって実現されることができる。イベントソータ170におけるイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、アプリケーション136−1に対してイベント情報を配信する。アプリケーション136−1の各イベント認識部180は、イベント情報を各イベント定義186と比較し、タッチ感知式面上の第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスの起動等の予め定義されたイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。それぞれの予め定義されたイベント又はサブイベントが検出された場合、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連したイベントハンドラ190を起動する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する又は呼び出すことができる。いくつかの実施形態において、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示される内容を更新するために各GUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに示された構成要素に基づいて実現されることができる方法は、当業者にとって明らかであろう。
いくつかの実施形態によれば、図43は、様々な記載された実施形態の原理にしたがって構成された電子装置4300の例示的な機能ブロック図を示している。いくつかの実施形態によれば、電子装置4300の機能ブロックは、上述した技術を実行するように構成されている。装置4300の機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実行するためにハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実装される。図43に記載された機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実装するために組み合わせたり又はサブブロックに分離されたりすることが当業者によって理解される。したがって、本願明細書における説明は、任意選択的に、任意の可能な組み合わせ若しくは分離又は本願明細書に記載された機能ブロックの更なる定義をサポートする。
図43に示すように、電子装置4300は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット4302と、任意選択的に、接触を受け付けるように構成されたタッチ感知面ユニット4304と、ディスプレイユニット4302、及び、任意選択的に、タッチ感知面ユニット4304に結合された処理ユニット4306とを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット4306は、検出ユニット4308と、表示可能化ユニット4310と、起動ユニット4312と、更新ユニット4314とを含む。
処理ユニット4306は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4302)において、時計文字盤と、アプリケーションを表し、アプリケーションから取得された情報の1組であってアプリケーションからのデータに応じて(例えば、更新ユニット4314を用いて)更新される情報の1組を含み、時計文字盤上の合併体として表示されるアフォーダンスとを含むユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニットを用いて)可能化し、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4304)上に表示されたアフォーダンスにおける接触を(例えば、検出ユニット4308を用いて)検出し、接触の検出に応答して、アフォーダンスによって表されるアプリケーションを(例えば、起動ユニット4312を用いて)起動するように構成されている。
図32を参照して上述した動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図43に示された構成要素によって実現される。例えば、表示動作3202、検出動作3204及び起動動作3206は、イベントソータ170、イベント認識部180及びイベントハンドラ190によって実現されることができる。イベントソータ170におけるイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112上の接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、アプリケーション136−1に対してイベント情報を配信する。アプリケーション136−1の各イベント認識部180は、イベント情報を各イベント定義186と比較し、タッチ感知式面上の第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスの起動等の予め定義されたイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。それぞれの予め定義されたイベント又はサブイベントが検出された場合、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連したイベントハンドラ190を起動する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する又は呼び出すことができる。いくつかの実施形態において、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示される内容を更新するために各GUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに示された構成要素に基づいて実現されることができる方法は、当業者にとって明らかであろう。
いくつかの実施形態によれば、図44は、様々な記載された実施形態の原理にしたがって構成された電子装置4400の例示的な機能ブロック図を示している。いくつかの実施形態によれば、電子装置4400の機能ブロックは、上述した技術を実行するように構成されている。装置4400の機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実行するためにハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実装される。図44に記載された機能ブロックは、任意選択的に、様々な記載された例の原理を実装するために組み合わせたり又はサブブロックに分離されたりすることが当業者によって理解される。したがって、本願明細書における説明は、任意選択的に、任意の可能な組み合わせ若しくは分離又は本願明細書に記載された機能ブロックの更なる定義をサポートする。
図44に示すように、電子装置4400は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット4402と、任意選択的に、接触を受け付けて接触強度を検出するように構成されたタッチ感知面ユニット4404と、任意選択的に、(例えば、回転可能入力機構からの)回転可能な入力を受け付けるように構成された回転可能入力ユニット4442と、任意選択的に、(例えば、回転可能及び押圧可能な入力機構からの)回転可能及び押圧可能な入力を受け付けるように構成された回転可能及び押圧可能入力ユニット4444と、ディスプレイユニット4202、任意選択的に、タッチ感知面ユニット4204、任意選択的に、回転可能入力ユニット4442、及び、任意選択的に、回転可能及び押圧可能入力ユニット4444に結合された処理ユニット4206とを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、検出ユニット4408と、表示可能化ユニット4410と、判定ユニット4412と、移行ユニット4414と、視覚的区別可能化ユニット4416と、視覚的表示可能化ユニット4418と、起動ユニット4420と、アニメーション化可能化ユニット4422と、変更ユニット4424と、編集ユニット4426と、取得ユニット4428と、除去可能化ユニット4430と、変換可能化ユニット4432と、終了ユニット4438と、縮小可能化ユニット4434と、拡大可能化ユニット4436と、選択ユニット4440と、更新可能化ユニット4446と、受信ユニット4448とを含む。
処理ユニット4406は、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、時計文字盤を含むユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット4410を用いて)可能化し、タッチ感知面ユニット(例えば、4404)上の特徴的強度を有する接触を(例えば、検出ユニット4408を用いて)検出し、接触の検出に応答して、特徴的強度が強度閾値を超えているかどうかを(例えば、判定ユニット4412を用いて)判定し、特徴的強度が強度閾値を超えているという判定に応じて、電子装置の時計文字盤編集モードに(例えば、移行ユニット4414を用いて)入り、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、時計文字盤編集モードを示すために表示された時計文字盤の視覚的区別を(例えば、視覚的区別可能化ユニット4416を用いて)可能化し、タッチ感知面ユニット上の視覚的に区別されて表示された時計文字盤上における第2の接触を(例えば、検出ユニット4408を用いて)検出し、第2の接触の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、編集のために時計文字盤の要素の視覚的表示を(例えば、視覚的表示可能化ユニット4418を用いて)可能化するように構成されている。
いくつかの実施形態において、時計文字盤は、アプリケーションを表すアフォーダンスを含み、接触は、タッチ感知面ユニット上のアプリケーションを表すアフォーダンスにおけるものであり、処理ユニット4406は、更に、特徴的強度が強度閾値を超えていないという判定に応じて、アフォーダンスによって表されるアプリケーションを(例えば、起動ユニット4420を用いて)起動するように構成されている。いくつかの実施形態において、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、表示された時計文字盤の視覚的区別を(例えば、視覚的区別可能化ユニット4416を用いて)可能化することは、表示された時計文字盤のサイズを縮小することを備える。いくつかの実施形態において、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、編集のために時計文字盤の要素の視覚的表示を(例えば、視覚的表示可能化ユニット4418を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、時計文字盤の要素まわりのアウトラインの視覚的区別を可能化することを備える。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、アウトラインのリズミカルな拡大及び縮小を示すために時計文字盤の要素まわりのアウトラインのアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット4422を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、編集のために時計文字盤の要素を視覚的に表示することは、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、時計文字盤の要素のリズミカルな拡大及び縮小を示すために時計文字盤の要素のアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット4422を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、編集のために時計文字盤の要素を視覚的に表示することは、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、時計文字盤の要素の点滅を示すために時計文字盤の要素のアニメーションを(例えば、アニメーション化可能化ユニット4422を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、更に、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、時計文字盤の要素の色の変更を(例えば、変更ユニット4424を用いて)可能化するように構成されており、編集のために時計文字盤の要素を視覚的に表示することは、時計文字盤の要素の色を変更することを備える。いくつかの実施形態において、電子装置は、更に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット4442)を備え、処理ユニット4406は、回転可能入力ユニットに結合され、処理ユニット4406は、更に、時計文字盤編集モードに移行した後に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット4442)からの回転可能な入力に対応する動きを(例えば、検出ユニット4408を用いて)検出し、動きの検出に応答して、時計文字盤の視覚的に表示された要素の態様を(例えば、編集ユニット4426を用いて)編集するように構成されている。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、更に、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、時計文字盤の視覚的に表示された要素の色の変更を(例えば、変更ユニット4424を用いて)可能化するように構成されており、時計文字盤の視覚的に表示された要素の態様を編集することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、時計文字盤の視覚的に表示された要素の色の変更を(例えば、変更ユニット4424を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、更に、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、時計文字盤の背景である時計文字盤の視覚的に表示された要素の色の変更を(例えば、変更ユニット4424を用いて)可能化するように構成されており、時計文字盤の視覚的に表示された要素の態様を(例えば、変更ユニット4424を用いて)編集することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、時計文字盤の背景の色の変更を(例えば、変更ユニット4424を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、更に、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、秒針を備える時計文字盤の視覚的に表示された要素の色の変更を(例えば、変更ユニット4424を用いて)可能化するように構成されており、時計文字盤の視覚的に表示された要素の態様を(例えば、編集ユニット4426を用いて)編集することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、秒針の色の変更を(例えば、変更ユニット4424を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、時計文字盤は、アプリケーションを表すアフォーダンスを含み、アフォーダンスは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、時計文字盤の合併体として表示され、アフォーダンスは、アプリケーションから取得された情報の第1の組を示しており、時計文字盤の視覚的に表示された要素の態様を(例えば、編集ユニット4426を用いて)編集することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、アプリケーションから取得された情報の第2の組を示すためにアフォーダンスの更新を(例えば、更新ユニット4446を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、時計文字盤は、アプリケーションを表すアフォーダンスを含み、アフォーダンスは、ディスプレイユニットにおいて時計文字盤の合併体として表示され、アフォーダンスは、第1のアプリケーションから取得された情報の1組を示しており、時計文字盤の視覚的に表示された要素の態様を編集することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、第2のアプリケーションから取得された情報の1組を示すためにアフォーダンスの更新を(例えば、更新ユニット4446を用いて)可能化することを備え、第1及び第2のアプリケーションは異なる。いくつかの実施形態において、時計文字盤は、時間の複数の可視分割を含み、複数は、第1の数の時間の可視分割を含み、時計文字盤の視覚的に表示された要素の態様を編集することは、ディスプレイユニットにおいて、複数のうち第1の数の時間の可視分割の複数のうち第2の時間の可視分割への変更を(例えば、変更ユニット4424を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、第2の数は、第1の数よりも大きい。いくつかの実施形態において、第2の数は、第1の数よりも少ない。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、更に、時計文字盤編集モードに移行した後に、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、一連の位置に沿った位置の指標であって系列に沿った第1の位置を示す指標の表示を(例えば、表示可能化ユニット4410を用いて)可能化し、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット4442)の回転可能な入力を示すデータの受信に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、系列に沿った第2の位置を示すために位置の指標の更新を(例えば、更新可能化ユニット4446を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、一連の位置に沿った位置の指標は、時計文字盤の視覚的に表示された要素の編集可能な態様についての一連の選択可能なオプションに沿った編集可能な態様についての現在選択されたオプションの位置を示している。いくつかの実施形態において、指標は、回転可能入力ユニットに隣接した位置においてディスプレイに表示される。いくつかの実施形態において、時計文字盤の視覚的に表示された要素の編集可能な態様は色であり、指標は一連の色を含み、系列における各位置は色を示し、系列に沿った現在示された位置の色は、視覚的に表示された要素の色を表している。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、更に、編集のために時計文字盤の要素を視覚的に表示した後に、時計文字盤の第2の表示された要素におけるタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4404)上の第3の接触を(例えば、検出ユニット4408を用いて)検出し、第3の接触の検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、編集のための時計文字盤の第1の要素の視覚的表示の除去を(例えば、除去可能化ユニット4430を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、編集のために時計文字盤の第2の要素の視覚的表示を(例えば、視覚的表示可能化ユニット4418を用いて)可能化するように構成されている。いくつかの実施形態において、第3の接触を検出する前に、時計文字盤の表示された第1の要素は、要素まわりのアウトラインによって表示され、第1の要素の視覚的表示の除去を(例えば、除去可能化ユニット4430を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、第1の要素から離れたスクリーン上のアウトラインの変換を(例えば、変換可能化ユニット4432を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、編集のために時計文字盤の第2の要素の視覚的表示を(例えば、視覚的表示可能化ユニット4418を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、第2の要素から向かうスクリーン上の視覚可能なアウトラインの変換を(例えば、変換可能化ユニット4432を用いて)可能化することと、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、第2の要素まわりの視覚可能なアウトラインの表示を(例えば、表示可能化ユニット4410を用いて)可能化することとを備え、変換及び表示することは、視覚可能なアウトラインの連続的なスクリーン上の動きを含む。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、更に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、編集のために時計文字盤の第1の要素の視覚的表示を(例えば、視覚的表示可能化ユニット4418を用いて)可能化した後に、タッチ感知面ユニット上のスワイプを検出し、スワイプの検出に応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、編集のための時計文字盤の第1の要素の視覚的表示の除去を(例えば、除去可能化ユニット4430を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、編集のための時計文字盤の第2の要素の視覚的表示を(例えば、視覚的表示可能化ユニット4418を用いて)可能化し、編集のための時計文字盤の第2の要素の視覚的表示後に、ユーザ入力を検出し、ユーザ入力の検出に応答して、時計文字盤の視覚的に表示された第2の要素の第2の態様を(例えば、編集ユニット4426を用いて)編集するように構成されている。第2の要素の第2の態様は、時計文字盤の第1の要素の第1の態様とは異なる。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、更に、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、ユーザインターフェーススクリーン上のページングアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット4410を用いて)可能化するように構成されており、ページングアフォーダンスは、時計文字盤の現在示されている要素の編集可能な態様と、編集可能な態様のシーケンス内の現在示されている要素の編集可能な態様の位置と、編集可能な態様のシーケンス内の編集可能な態様の総数とを示している。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、更に、電子装置の時計文字盤編集モードに移行した後に、
タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4404)上の第2の特徴的強度を有する第4の接触を(例えば、検出ユニット4408を用いて)検出し、第4の接触の検出に応答して、第2の特徴的強度が第2の強度閾値を超えているかどうかを(例えば、判定ユニット4412を用いて)判定し、第2の特徴的強度が第2の強度閾値を超えているという判定に応じて、時計文字盤編集モードを(例えば、終了ユニット4438を用いて)終了し、ディスプレイユニット(例えば、4402)において、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)に表示された時計文字盤の視覚的区別の停止を可能化する(例えば、視覚的区別ユニット4416によって視覚的区別の停止を可能化する)ように構成されている。いくつかの実施形態において、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、時計文字盤編集モードを示すために表示された時計文字盤の視覚的区別を(例えば、視覚的区別ユニット4416を用いて)可能化することは、更に、表示された時計文字盤のサイズを縮小することを備え、ディスプレイユニットにおいて、表示された時計文字盤の視覚的区別の停止を可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、表示された時計文字盤のサイズの拡大を(拡大可能化ユニット4436を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、電子装置は、更に、回転可能及び押圧可能入力ユニット(例えば、回転可能及び押圧可能入力ユニット4444)を備え、処理ユニット4406は、回転可能及び押圧可能入力ユニットに結合され、処理ユニット4406は、更に、電子装置の時計文字盤編集モードに移行した後に、回転可能及び押圧可能入力ユニット(例えば、回転可能及び押圧可能入力ユニット4444)からの回転可能及び押圧可能な入力に対応する押圧を(例えば、検出ユニット4408を用いて)検出し、押圧の検出に応答して、時計文字盤編集モードを(例えば、終了ユニット4438を用いて)終了し、ディスプレイユニットにおいて、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)における表示された時計文字盤の視覚的区別の停止を可能化する(例えば、視覚的区別ユニット4416によって視覚的区別の停止を可能化する)ように構成されている。いくつかの実施形態において、ディスプレイユニットにおいて、時計文字盤編集モードを示すために表示された時計文字盤の視覚的区別を可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、表示された時計文字盤のサイズの縮小を(例えば、縮小可能化ユニット4434を用いて)可能化することを備え、ディスプレイユニットにおいて、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)に表示された時計文字盤の視覚的区別の停止を可能化すること(例えば、視覚的区別ユニット4416によって視覚的区別の停止を可能化すること)は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、表示された時計文字盤のサイズの拡大を(例えば、拡大可能化ユニット4436を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、処理ユニット4406は、更に、ユーザ入力を(例えば、受信ユニット4448を用いて)受信し、ユーザ入力の受信に応答して、電子装置4400の色選択モードに(例えば、移行ユニット4414を用いて)入り、電子装置4400の色選択モードにおいて、画像を表すデータを(例えば、受信ユニット4448を用いて)受信し、データの受信に応答して、画像の色を(例えば、選択ユニット4440を用いて)選択しながら、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、表示された時計文字盤の更新を(例えば、更新可能化ユニット4446を用いて)可能化するように構成されており、表示された時計文字盤の更新を可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4402)において、画像の色への時計文字盤の色の変更を(例えば、変更ユニット4424を用いて)可能化することを備える。いくつかの実施形態において、画像の色を選択することは、画像における最大の普及を有する色を選択することを備える。
図28を参照して前述された動作は、図1A〜図1B又は図44に描かれたコンポーネントによって、任意選択的に、実装される。例えば、表示動作2802、検出動作2804、及び判定動作2806は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112への接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
本発明のいくつかの実施形態によれば、図45は、様々な前述の実施形態の原理に従って構成された電子装置4500の規範的機能ブロック図を示す。いくつかの実施形態によれば、電子装置4500の機能ブロックは、前述の技術を実行するように構成される。電子装置4500の機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実行するため、任意選択的に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図45に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図45に示すように、電子装置4500は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット4502と、任意選択的に、接触を受け、接触の強度を検出するように構成されたタッチ感知面ユニット4504と、任意選択的に、(例えば、回転可能入力機構から)回転可能入力を受けるように構成された回転可能入力ユニット4534と、ディスプレイユニット4502、任意選択的に、タッチ感知面ユニット4504,及び、任意選択的に、回転可能入力ユニット4534に結合された処理ユニット4506と、含む。いくつかの実施形態では、処理ユニット4506は、検出ユニット4508と、表示可能化ユニット4510と、判定ユニット4512と、エンタリングユニット4514と、視覚的識別可能化ユニット4516と、センタリングユニット4518と、起動ユニット4520と、縮小可能化ユニット4522と、並進可能化ユニット4524と、シミュレーション可能化ユニット4526と、終了ユニット4528と、生成ユニット4530と、アニメーション化可能化ユニット4532と、更新可能化ユニット4536と、置換可能化ユニット4538と、を含む。
処理ユニット4506は、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4504)に時計文字盤を含むユーザインターフェーススクリーンの表示を可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4504)に時計文字盤を含むユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット4510を用いて)可能化し、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4504)での特性強度を有する接触を検出し、接触を検出したことに応答して、特性強度が強度閾値を超えるか否かを(例えば、判定ユニット4512を用いて)判定し、特性強度が強度閾値を超えるという判定に従って、(例えば、エンタリングユニット4514を用いて)電子装置の時計文字盤選択モードに入り、時計文字盤選択モードを指示するために、ディスプレイユニット上で、ディスプレイの中央に置かれた、表示された時計文字盤の視覚的識別を(例えば、視覚的識別可能化ユニット4516を用いて)可能化し、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4504)上で(例えば、検出ユニット4508を用いて)スワイプを検出し、スワイプを検出したことに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第2の時計文字盤を(例えば、センタリング可能化ユニット4518を用いて)中央に置くことを可能化するように構成されている。
いくつかの実施形態では、時計文字盤は、アプリケーションを表現するアフォーダンスを含み、接触がタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4504)上でアプリケーションを表現するアフォーダンスにあり、処理ユニットは、特性強度が強度閾値を超えないという判定に従って、アフォーダンスによって表現されたアプリケーションを(例えば、起動ユニット4520を用いて)起動するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、時計文字盤選択モードを指示するために表示された時計文字盤を視覚的に識別することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、表示された時計文字盤のサイズの縮小を(例えば、縮小可能化ユニット4522を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、第1及び第2の時計文字盤は、少なくとも第1及び第2の時計文字盤を含む複数の時計文字盤の中にある。いくつかの実施形態では、電子装置の時計文字盤選択モードに入ることは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、複数の時計文字盤から少なくとも第1及び第2の時計文字盤の表示を(例えば、表示可能化ユニット4510を用いて)可能化することを更に含み、表示された時計文字盤は、縮小されたサイズで表され、時計文字盤の系列の中に配置され、系列の中で現在中央に置かれていない時計文字盤は、部分ビューで表示される。いくつかの実施形態では、第2の時計文字盤は、時計文字盤の系列の中で第1の時計文字盤の後に配置され、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で第2の時計文字盤を中央に置くことを(例えば、センタリング可能化ユニット4518を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、スクリーンに現れる第1の時計文字盤の並進を(例えば、並進可能化ユニット4524を用いて)可能化することと、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第1の時計文字盤の部分ビューの表示を(例えば、ディスプレイ可能化ユニット4510を用いて)可能化することと、を含む。いくつかの実施形態では、第2の時計文字盤をディスプレイの中央に置くことは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、表示されたユーザインターフェーススクリーンへの第2の時計文字盤の並進を(例えば、並進可能化ユニット4524を用いて)可能化することと、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、表示されたユーザインターフェーススクリーンから離れる第1の時計文字盤の並進を(例えば、並進可能化モジュール4524を用いて)可能化することと、を含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第2の時計文字盤をディスプレイの中央に置くことを(例えば、センタリング可能化ユニット4518を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、ディスプレイ上をユーザに近づく第2の時計文字盤の動きのシミュレーションを(例えば、シミュレーション可能化ユニット4526を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、第2の時計文字盤をディスプレイの中央に置いた後、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4504)上の表示された第2の時計文字盤での接触を(例えば、検出ユニット4508を用いて)検出し、接触を検出することに応答して、時計文字盤選択モードを(例えば、終了ユニット4528を用いて)終了し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第2の時計文字盤を含む第2のユーザインターフェーススクリーンの表示を(表示可能化ユニット4510を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、時計文字盤選択モードに入った後、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4504)上の第2のスワイプを(例えば、検出ユニット4508を用いて)検出し、第2のスワイプを検出したことに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、時計文字盤生成アフォーダンスをディスプレイの中央に置くことを(例えば、センタリング可能化ユニット4518を用いて)可能化し、表示された時計文字盤生成アフォーダンスへの接触を(例えば、検出ユニット4508を用いて)検出し、接触を検出したことに応答して、(例えば、生成ユニット4530を用いて)第3の時計文字盤を生成し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、ディスプレイの中央に置かれた第3の時計文字盤の表示を(例えば、表示可能化ユニット4510を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、時計文字盤選択モードに入った後、かつ、第2のスワイプを検出する前に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、ユーザインターフェーススクリーンに時計文字盤生成アフォーダンスの少なくとも部分ビューの表示を(例えば、表示可能化ユニット4510を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、時計文字盤選択モードに入った後、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4504)上で、第3のスワイプを(例えば、検出ユニット4508を用いて)検出し、第3のスワイプを検出したことに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、ランダム時計文字盤生成アフォーダンスをディスプレイの中央に置くことを(例えば、センタリング可能化ユニット4518を用いて)可能化し、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4504)上で、表示されたランダム時計文字盤生成アフォーダンスへの接触を(例えば、検出ユニット4508を用いて)検出し、接触を検出したことに応答して、ランダムに生成された第4の時計文字盤を(例えば、生成ユニット4530を用いて)生成し、ディスプレイの中央に置かれた第4の時計文字盤の表示を(例えば、表示可能化ユニット4510を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、第4の時計文字盤は、第1の時計文字盤、第2の時計文字盤、及び第3の時計文字盤とは異なる。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、時計文字盤選択モードに入った後、かつ、第3のスワイプを検出する前に、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、ユーザインターフェーススクリーンでのランダム時計文字盤生成アフォーダンスの少なくとも部分ビューの表示を(例えば、表示可能化ユニット4510を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第1の時計文字盤、第2の時計文字盤、第3の時計文字盤、又は第4の時計文字盤を中央に置くことを(例えば、センタリング可能化ユニット4518を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、中央に置かれた時計文字盤の周りの輪郭線の視覚的識別を(例えば、視覚的識別可能化ユニット4516を用いて)可能化することを更に含む。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、中央に置かれた時計文字盤の周りの輪郭線のリズミカルな伸縮を描くために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、(例えば、アニメーション化可能化ユニット4532を用いて)輪郭線のアニメーション化を可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第1の時計文字盤、第2の時計文字盤、第3の時計文字盤、又は第4の時計文字盤を中央に置くことを(例えば、センタリング可能化ユニット4518を用いて)可能化することは、中央に置かれた時計文字盤のリズミカルな伸縮を描くために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、中央に置かれた時計文字盤のアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット4532を用いて)可能化することを更に含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第1の時計文字盤、第2の時計文字盤、第3の時計文字盤、又は第4の時計文字盤を中央に置くことを(例えば、センタリング可能化ユニット4518を用いて)可能化することは、中央に置かれた時計文字盤の点滅を描くために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、中央に置かれた時計文字盤のアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット4532を用いて)可能化することを更に含む。いくつかの実施形態では、第1の時計文字盤、第2の時計文字盤、第3の時計文字盤、又は第4の時計文字盤は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で中央に置かれ、中央に置かれた時計文字盤は、第1の画像の表現を含み、処理ユニットは、表示された表現の上でタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4504)上への接触を(例えば、検出ユニット4508を用いて)検出し、表示された表現への接触を検出したことに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第1の画像に基づく背景と、日付を指示する第1のユーザインターフェースオブジェクトと、時刻を指示する第2のユーザインターフェースオブジェクトとを含む第2のユーザインターフェーススクリーンの表示を可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、装置4500は、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット4534)を更に備え、処理ユニット4506は、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット4534)に結合され、処理ユニットは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第2のユーザインターフェーススクリーンの表示を可能化している間に、回転可能及び押下可能入力ユニットからの回転可能入力に対応する回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット4534)の第1の回転方向への動きを(例えば、検出ユニット4508を用いて)検出し、動きを検出することに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第1の画像に基づく切り抜き画像である第2の画像の表示を可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4504)への第2の特性強度を有する第2の接触を(例えば、検出ユニット4508を用いて)検出し、第2の接触を検出したことに応答して、第2の特性強度が第2の強度閾値を超えるか否かを(例えば、判定ユニット4512を用いて)判定し、第2の特性強度が第2の強度閾値を超えるという判定に従って、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第2の画像に基づく第2の背景と、日付を指示する第3のユーザインターフェースオブジェクトと、時刻を指示する第4のユーザインターフェースオブジェクトと、を備える第3のユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット4510を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、第2の特性強度は第2の強度閾値を超えないという判定に従って、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第2の画像の更新を(例えば、更新可能化ユニット4536を用いて)可能化するように更に構成され、更新は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上の第2の画像を並進させること、第2の画像を切り抜くこと、又は第2の画像を拡大することのうちの1つ以上を含む。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、ディスプレイユニット(例えば、ディス
プレイユニット4502)上で、第2のユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット4510を用いて)可能化している間に、回転可能及び押下可能入力ユニットからの第2の回転可能入力に対応する回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット4534)の第1の回転方向から第2の回転方向への第2の動きを(例えば、検出ユニット4508を用いて)検出し、第2の動きを検出したことに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502)上で、第2のユーザインターフェーススクリーンを2つ以上の画像を含んでいる第3のユーザインターフェーススクリーンで置換することを(例えば、置換可能化ユニット4538を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4502上で)、現在中央に置かれている時計文字盤、時計文字盤の系列の中で中央に置かれている時計文字盤の位置、及び時計文字盤の系列の中の時計文字盤の総数を指示するユーザインターフェーススクリーン上のページングアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット4510を用いて)可能化するように更に構成されている。
図29〜図30を参照して前述された動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図45に描かれたコンポーネントによって実装される。例えば、表示動作2902、検出動作2904、及び判定動作2906は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112への接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置での接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためにそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
本発明のいくつかの実施形態によれば、図46は、様々な前述の実施形態の原理に従って構成された電子装置4600の規範的機能ブロック図を示す。いくつかの実施形態によれば、電子装置4600の機能ブロックは、前述の技術を実行するように構成される。電子装置4600の機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実行するため、任意選択的に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図46に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図46に示すように、電子装置4600は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット4602と、任意選択的に、接触を受けるように構成されたタッチ感知面ユニット4604と、任意選択的に、(例えば、回転可能入力機構から)回転可能入力を受けるように構成された回転可能入力ユニット4618と、任意選択的に、オーディオを生成するように構成されたオーディオユニット4620と、任意選択的に、触覚出力を生成するように構成された触覚ユニット4622と、ディスプレイユニット4502、任意選択的に、タッチ感知面ユニット4504、任意選択的に、回転可能入力ユニット4618、任意選択的に、オーディオユニット4620、及び任意選択的に触覚ユニット4622に結合された処理ユニット4606と、を含む。いくつかの実施形態では、処理ユニット4606は、検出ユニット4608と、表示可能化ユニット4610と、エンタリングユニット4612と、更新可能化ユニット4614と、設定ユニット4616と、を含む。
処理ユニット4606は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4602)上で、時計文字盤を含むユーザインターフェーススクリーン、及び、第1の時刻を指示する時計文字盤上のアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット4610を用いて)可能化し、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4604)での接触を(例えば、検出ユニット4608を用いて)検出し、接触を検出したことに応答して、電子装置のユーザインターフェースモードに(例えば、エンタリングユニット4612を用いて)入り、電子装置がユーザインターフェースモードにある間に、回転可能入力ユニット(例えば、回転可能入力ユニット4618)からの回転可能入力を(例えば、検出ユニット4608を用いて)検出し、回転可能入力を検出したことに応答して、第2の時刻を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4602)上で、アフォーダンスの更新を(例えば、更新可能化ユニット4614を用いて)可能化し、第2の時刻を指示するアフォーダンスにおいてタッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4604)での第2の接触を(例えば、検出ユニット4608を用いて)検出し、第2の接触を検出したことに応答して、第2の時刻のユーザリマインダを(例えば、設定ユニット4616を用いて)設定するように構成されている。
いくつかの実施形態では、第2の時刻のユーザリマインダを設定することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4602)上で、第2の時刻の警報を設定するユーザプロンプトを表現する第2のアフォーダンスをディスプレイに表示することを(例えば、表示可能化ユニット4610を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4602)上で、第2の時刻の視覚警報を表示することを(例えば、表示可能化ユニット4610を用いて)可能化するように更に構成され、第3の時刻のユーザリマインダは、第2の時刻の視覚警報を含む。いくつかの実施形態では、電子装置4600は、オーディオユニット(例えば、オーディオユニット4620)を更に備え、処理ユニットは、オーディオユニットに結合され、処理ユニットは、オーディオユニットを介して(例えば、オーディオユニット4620を用いて)第2の時刻のオーディオ警報を可能化するように更に構成され、第3の時刻のユーザリマインダは、第2の時刻のオーディオ警報を含む。いくつかの実施形態では、電子装置4600は、触覚ユニット(例えば、触覚ユニット4622)を更に備え、処理ユニットは、触覚ユニットに結合され、処理ユニットは、触覚ユニットを介して(例えば、触覚ユニット4622を用いて)第2の時刻の触覚警報を可能化するように更に構成され、第2の時刻のユーザリマインダは、第2の時刻の触覚警報を含む。
図31を参照して前述された動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図46に描かれたコンポーネントによって実装される。例えば、表示動作3102、検出動作3104、及びエンタリング動作3106は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112での接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面での第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためにそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
いくつかの実施形態によれば、図47は、様々な前述の実施形態の原理に従って構成された電子装置4700の規範的機能ブロック図を示す。いくつかの実施形態では、電子装置4700の機能ブロックは、前述の技術を実行するように構成される。電子装置4700の機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実行するため、任意選択的に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図47に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図47に示すように、電子装置4700は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット4702と、任意選択的に、接触を受けるように構成されたタッチ感知面ユニット4704と、任意選択的に、オーディオを生成するように構成されたオーディオユニット4738と、触覚出力を生成するように構成された触覚ユニット4740と、任意選択的に、位置を感知するように構成された位置感知ユニット4742と、任意選択的に、動き検出ユニット4744と、ディスプレイユニット4702、任意選択的に、タッチ感知面ユニット4704、任意選択的に、オーディオユニット4738、任意選択的に、触覚ユニット4740、任意選択的に、位置感知ユニット4742、及び任意選択的に、動き検出ユニット4744に結合された処理ユニット4706と、を含む。いくつかの実施形態では、処理ユニット4706は、検出ユニット4708と、表示可能化ユニット4710と、代替可能かユニット4712と、アニメーション化可能化ユニット4714と、受信可能化ユニット4716と、判定ユニット4718と、除去可能化ユニット4720と起動ユニット4722と、アクセスユニット4724と、取得ユニット4726と、更新可能化ユニット4728と、移動可能化ユニット4730と、開始ユニット4732と、停止ユニット4734と、供給ユニット4736と、を含む。
処理ユニット4706は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、時刻の表示及び輪郭線を含む時計文字盤を指示する第1のアフォーダンスを含んでいる複数のアフォーダンスを含むユーザインターフェーススクリーンの表示を(例えば、表示可能化ユニット4710を用いて)可能化し、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4704)上に表示された第1のアフォーダンスでの接触を(例えば、検出ユニット4708を用いて)検出し、接触を検出したことに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、ユーザインターフェーススクリーンを第2のユーザインターフェーススクリーンで代替することを(例えば、代替可能化ユニット4712を用いて)可能化するように構成され、代替は、1つ以上の時刻の表示及び輪郭線のうちの1つを保持することを含み、保持された時刻の表示又は輪郭線は、第1のユーザインターフェーススクリーン上での表示より大きいサイズで第2のユーザインターフェーススクリーンに表示される。
いくつかの実施形態では、処理ユニット4706は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、要素を第2のユーザインターフェーススクリーンに徐々に表示することによって1つ以上の保持された要素のアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット4714を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、輪郭線が保持され、輪郭線が回転運動して徐々に表示される。
いくつかの実施形態では、処理ユニット4706は、通知を(例えば、受信ユニット4716を用いて)受信し、通知が見逃されたことを(例えば、判定ユニット4718を用いて)判定し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、見逃された通知を指示するアフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット4710を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、表示されたアフォーダンスの様相は、電子装置によって受信された、見逃された通知の数を表現する。いくつかの実施形態では、処理ユニット4706は、見逃された通知のユーザ視聴を表現するデータを受信し、データを受信したことに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、アフォーダンスの除去を(例えば、除去可能化ユニット4720を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、処理ユニット4706は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、現在動いているストップウォッチアプリケーションによって生成されたストップウォッチ時間を指示するために、(例えば、更新可能化ユニット4728を用いて)連続的に更新されるデジタルストップウォッチの表現を含み、現在動いているストップウォッチアプリケーションを指示するストップウォッチ進行アフォーダンスの表示を(例えば、表示可能化ユニット4710を用いて)可能化し、表示されたストップウォッチ進行アフォーダンスでの接触を(例えば、検出ユニット4708を用いて)検出し、接触を検出したことに応答して、ストップウォッチアプリケーションを(例えば、起動ユニット4722を用いて)起動するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、電子装置は、位置感知ユニット(例えば、位置感知ユニット4742)を備え、処理ユニット4706は、位置感知ユニットに結合され、処理ユニット4706は、時計文字盤がディスプレイユニットに表示されている間に、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット4704)での接触を(例えば、検出ユニット4708を用いて)検出し、接触を検出したことに応答して、ホーム時間帯が関連付けられた、指定されたホーム位置を表現するデータに(例えば、アクセスユニット4724を用いて)アクセスし、位置センサから電子装置の現在の時間帯を(例えば、取得ユニット4726を用いて)取得し、(例えば、判定ユニット4718を用いて)現在時間帯がホーム時間帯と異なるか否かを判定し、現在の時間帯がホーム時間帯と異なるという判定に応答して、ホーム時間帯での現在時刻を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、表示された時計文字盤の更新を(例えば、更新可能化ユニット4728を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、指定されたホーム位置は、ユーザ指定される。いくつかの実施形態では、指定されたホーム位置は、この位置で経過した時間、1日のうちこの位置で経過した時間帯、及び、電子装置に記憶された位置に関連付けられた接触エントリのうちの1つ以上を表現するデータに基づいてシステムによって指定された位置である。いくつかの実施形態では、電子装置4700は、動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット4744)を更に含み、処理ユニット4706は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、複数の画素を含む時計文字盤をディスプレイに表示することを(例えば、表示可能化ユニット4710を用いて)可能化し、動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット4744)によって電子装置4700の動きを(例えば、検出ユニット4708を用いて)検出し、動きを検出したことに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、ディスプレイに表示された時計文字盤の移動を(例えば、移動可能化ユニット4730を用いて)可能化するように更に構成され、移動は、見かけ上、複数の画素のうちサブセットを修正することを含む。いくつかの実施形態では、処理ユニット4706は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、開始/停止アフォーダンスを含むタキメーターユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット4710を用いて)可能化し、第1の時刻にユーザ入力を(例えば、検出ユニット4708を用いて)検出し、ユーザ入力を検出したことに応答して、仮想タキメータを(例えば、開始ユニット4732を用いて)開始し、タキメータ間隔によって第1の時刻から分離された第2の時刻に第2のユーザ入力を(例えば、検出ユニット4708を用いて)検出し、第2のユーザ入力を検出したことに応答して、仮想タキメータを(例えば、停止ユニット4734を用いて)停止し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、タキメータ間隔で除算された所定の間隔内の単位時間の数に基づく時間値の表示を(例えば、表示可能化ユニット4710を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、処理ユニット4706は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、開始/停止アフォーダンスを含むテレメータユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット4710を用いて)可能化し、第1の時刻にユーザ入力を(例えば、検出ユニット4708を用いて)検出し、ユーザ入力を検出したことに応答して、仮想テレメータを(例えば、開始ユニット4732を用いて)開始し、テレメータ間隔によって第1の時刻から分離された第2の時刻に第2のユーザ入力を(例えば、検出ユニット4708を用いて)検出し、第2のユーザ入力を検出したことに応答して、仮想テレメータを(例えば、停止ユニット4734を用いて)停止し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、テレメータ間隔に基づく距離の表示を(例えば、表示可能化ユニット4710を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、処理ユニット4706は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で、反復間隔タイマユーザインターフェースの表示を(例えば、表示可能化ユニット4710を用いて)可能化し、ユーザ指定時間間隔を表現するデータを(例えば、受信ユニット4716を用いて)受信し、ユーザ指定時間間隔を表現するデータを受信したことに応答して、ユーザ指定時間間隔に基づいて時々反復されるユーザ警報を(例えば、供給ユニット4736を用いて)供給するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、ユーザ警報は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4702)上で可能化された視覚警報と、電子装置が処理ユニットに結合されたオーディオユニット(例えば、オーディオユニット4738)を更に備え、処理ユニットがオーディオユニット(例えば、オーディオユニット4738)を介してオーディオ警報を可能化するように更に構成されている、オーディオ警報と、電子装置が処理ユニットに結合された触覚ユニット(例えば、触覚ユニット4740)を更に備え、処理ユニットが触覚ユニット(例えば、触覚ユニット4738)を介して触覚警報を可能化するように更に構成されている、触覚警報と、のうちの1つ以上を含む。
図33を参照して前述された動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図47に描かれたコンポーネントによって実装される。例えば、表示動作3302、検出動作3304、及び代替動作3306は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112での接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面での第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためにそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
いくつかの実施形態によれば、図48は、様々な前述の実施形態の原理に従って構成された電子装置4800の規範的機能ブロック図を示す。いくつかの実施形態によれば、電子装置4800の機能ブロックは、前述の技術を実行するように構成される。電子装置4800の機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実行するため、任意選択的に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図48に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図48に示すように、電子装置4800は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット4802と、任意選択的に、接触を受けるように構成されたタッチ感知面ユニット4804と、ディスプレイユニット4802、及び任意選択的に、タッチ感知面ユニット4804に結合された処理ユニット4806と、を含む。いくつかの実施形態では、処理ユニット4806は、更新可能化ユニット4808、表示可能化ユニット4810、及び指示可能化ユニット4812を含む。
処理ユニット4806は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4802)上で、第1の目盛及び第2の目盛の表現を含むキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット4810を用いて)可能化するように構成され、処理ユニット4806は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4802)上で、第1の目盛を用いる第1の時及び第2の目盛を用いる第1の分の指示を(例えば、指示可能化ユニット4812を用いて)可能化することにより、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトが、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4802)上で、第1の時刻を(例えば、指示可能化ユニット4812を用いて)指示することを可能化し、第2の時刻を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4802)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新することを(例えば、更新可能化ユニット4808を用いて)可能化するように構成され、処理ユニットは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4802)上で、第2の目盛を用いる第2の時及び第1の目盛を用いる第2の分の指示を(例えば、指示可能化ユニット4812)を用いて可能化することにより、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトが、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4802)上で、第2の時刻を(例えば、指示可能化ユニット4812を用いて)指示することを可能化するように構成されている。
いくつかの実施形態では、第2の時刻を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4802)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット4808を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット上で第1の目盛の伸長及び第2の目盛の収縮を可能化することを含む。
図27Bを参照して前述された動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図48に描かれたコンポーネントによって実装される。例えば、表示動作2712、更新動作2714、及びブロック2714内の任意選択的更新動作は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112での接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面での第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためにそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
いくつかの実施形態によれば、図49は、様々な前述の実施形態の原理に従って構成された電子装置4900の規範的機能ブロック図を示す。いくつかの実施形態によれば、電子装置4900の機能ブロックは、前述の技術を実行するように構成される。電子装置4900の機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実行するため、任意選択的に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図49に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図49に示すように、電子装置4900は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット4902と、任意選択的に、接触を受けるように構成されたタッチ感知面ユニット4904と、ディスプレイユニット4902、及び任意選択的に、タッチ感知面ユニット4904に結合された処理ユニット4906と、を含む。いくつかの実施形態では、処理ユニット4906は、更新可能化ユニット4908、表示可能化ユニット4910、及び移動可能化ユニット4912を含む。
処理ユニット4806は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4902)上で、第1の位置を有し、目盛の回転軸である第1の終点と、第1の時間値を指示する第2の位置を有する第2の終点とを含んでいる目盛の表現を含むキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット4910を用いて)可能化し、第2の時間値を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4902)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット4908を用いて)可能化するように構成され、ディスプレイユニット上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4902)上で、目盛の第1の終点を第3の位置へ移動すること、及び、第2の時間値を指示するために目盛の第2の終点を第4の位置へ移動することを(例えば、移動可能化ユニット4912を用いて)可能化することを含む。
いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、第1の位置を有し、第2の目盛の回転軸である第1の終点と、第3の時間値を指示する第2の位置を有する第2の終点とを含んでいる第2の目盛の表現を更に含み、処理ユニットは、第4の時間値を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4902)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット4908を用いて)可能化するように更に構成され、第4の時間値を指示するために、ディスプレイユニット上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4902)上で、第2の目盛の第1の終点を第3の位置へ移動することを(例えば、移動可能化ユニット4912を用いて)可能化することと、第4の時間値を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット4902)上で、第2の目盛の第2の終点を第4の位置へ移動することを(例えば、移動可能化ユニット4912を用いて)可能化することとを含む。
図27Cを参照して前述された動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図49に描かれたコンポーネントによって実装される。例えば、表示動作2722及び更新動作2724は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112での接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面での第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためにそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
いくつかの実施形態によれば、図50は、様々な前述の実施形態の原理に従って構成された電子装置5000の規範的機能ブロック図を示す。いくつかの実施形態によれば、電子装置5000の機能ブロックは、前述の技術を実行するように構成される。電子装置5000の機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実行するため、任意選択的に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図50に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図50に示すように、電子装置5000は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット5002と、任意選択的に、接触を受けるように構成されたタッチ感知面ユニット5004と、ディスプレイユニット5002、及び任意選択的に、タッチ感知面ユニット5004に結合された処理ユニット5006と、を含む。いくつかの実施形態では、処理ユニット5006は、更新可能化ユニット5008、表示可能化ユニット5010、アニメーション化可能化ユニット5012、並進可能化ユニット5014、変更可能化ユニット5016、及び移動可能化ユニット5018を含む。
処理ユニット5006は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、第1の位置を有する目盛の第1の終点を目盛の第2のセグメントの回転軸である目盛の接合部に接続する第1のセグメント、及び、第1の時刻を指示する第2の位置を有する目盛の第2の終点を目盛の接合部に接続する第2のセグメントを含んでいる目盛の表現を含むキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット5010を用いて)可能化し、第2の時間値を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5008を用いて)可能化するように構成され、更新を可能化することは、第2の時間値を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、目盛の第2のセグメントの回転軸に沿って目盛の第2の終点を第3の位置へ移動することを(例えば、移動可能化ユニット5018を用いて)可能化することを含む。
いくつかの実施形態では、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5008を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、第1の終点の移動を(例えば、移動可能化ユニット5018を用いて)可能化することを更に含む。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、第1のセグメント及び第2のセグメントを含んでいる第2の目盛の表現を更に含み、第2の目盛の第1のセグメントは、第1の位置を有する第2の目盛の第1の終点を第2の目盛の接合部に接続し、第2の目盛の第2のセグメントは、第2の位置を有する第2の目盛の第2の終点を第2の目盛の接合部に接続し、第2の目盛の接合部は、第2の目盛の第2のセグメントの回転軸であり、第2の目盛の第2の終点の位置は、第3の時刻を指示し、処理ユニット5006は、第4の時刻を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5008を用いて)可能化するように更に構成され、更新を可能化することは、第4の時間値を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、第2の目盛の第2のセグメントの回転軸に沿って第2の目盛の第2の終点を第3の位置へ移動することを(例えば、移動可能化ユニット5018を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、第1の目盛は、時を指示し、第2の目盛は、分を指示する。いくつかの実施形態では、第1の目盛は、分を指示し、第2の目盛は、時を指示する。いくつかの実施形態では、第2の時刻を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5008を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5012を用いて)可能化することを更に含み、ディスプレイユニット上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を可能化することは、スクリーン上の第1の終点の動きを含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5008を用いて)可能化することは、
ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5012を用いて)可能化することを更に含み、ディスプレイユニット上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を可能化することは、スクリーン上の接合部における第2のセグメントの回転を含む。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、スクリーン上でキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをディスプレイの中心に向かって並進させることを(例えば、並進可能化ユニット5014を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの並進を(例えば、平行移動可能化ユニット5014を用いて)可能化することは、歩行を表現するためにキャラクタユーザインターフェースオブジェクトをアニメーション化することを含む。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトを強調するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、表示の視覚的様相の変更を(例えば、変更可能化ユニット5016を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、強調されていることに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5012を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、足の表現を更に含む。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、時間の経過を指示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、足のアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5012を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、第1の時刻及び第2の時刻は、同じである。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、ディスプリエユニット(例えば、ディスプレイユニット5002)上で、時間値の数値指示の表示を(例えば、表示可能化ユニット5010を用いて)可能化するように更に構成されている。
図27Dを参照して前述された動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図50に描かれたコンポーネントによって実装される。例えば、表示動作2732及び更新動作2734は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112での接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面での第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。
イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためにそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
いくつかの実施形態によれば、図51は、様々な前述の実施形態の原理に従って構成された電子装置5100の規範的機能ブロック図を示す。いくつかの実施形態によれば、電子装置5100の機能ブロックは、前述の技術を実行するように構成される。電子装置5100の機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実行するため、任意選択的に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図51に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図51に示すように、電子装置5100は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット5102と、任意選択的に、接触を受けるように構成されたタッチ感知面ユニット5104と、任意選択的に、動きを検出するように構成された動き検出ユニット5120と、ディスプレイユニット5102、任意選択的に、タッチ感知面ユニット5104、及び任意選択的に、動き検出ユニット5120に結合された処理ユニット5106と、を含む。いくつかの実施形態では、処理ユニット5106は、受信ユニット5108、表示可能化ユニット5110、判定ユニット5112、更新可能化ユニット5114、アニメーション化可能化ユニット5116、検出ユニット5118、アニメーション化可能化ユニット5122、及び変更可能化ユニット5124を含む。
処理ユニット5106は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、現在時刻を指示するキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット5110を用いて)可能化し、イベントを示す第1のデータを(例えば、受信ユニット5108を用いて)受信し、イベントが条件を満たすか否かを(例えば、判定ユニッ5112を用いて)判定し、イベントが条件を満たすという判定に従って、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの視覚的様相を(例えば、変更可能化ユニット5124を用いて)変更することによって、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5114を用いて)可能化するように構成されている。
いくつかの実施形態では、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5114を用いて)可能化した後、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、それでもなお現在時刻を指示する。いくつかの実施形態では、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5114を用いて)可能化した後、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトは、もはや現在時刻を指示しない。いくつかの実施形態では、第1のデータは、カレンダイベントを指示し、条件は、カレンダイベントの持続期間に対応し、イベントが条件を満たすか否かを判定することは、現在時刻がカレンダイベントの持続期間の範囲内にあるか否かを判定することを含む。いくつかの実施形態では、カレンダイベントは、誕生日であり、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5114を用いて)可能化することは、誕生日祝いを表示するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5122を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、カレンダイベントは、休日であり、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新することは、休日を反映するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの視覚的様相の変更を(例えば、変更可能化ユニット5124を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、第1のデータは、通知を指示し、処理ユニットは、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、ディスプレイへの通知の表示を(例えば、表示可能化ユニット5110を用いて)可能化し、表示された通知に反応するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5122を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、第1のデータは、時刻を指示し、条件は、1日のうち夜間部分に対応し、イベントが条件を満たすか否かを判定することは、時刻が1日のうち夜間部分の範囲内であるか否かを判定することを含み、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5114を用いて)可能化することは、夜間を表現するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの視覚的様相の変更を(例えば、変更可能化ユニット5124を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、第1のデータは、現在時刻を指示し、条件は、正時に対応し、イベントが条件を満たすか否かを判定することは、現在時刻が正時であるか否かを判定することを含み、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5114を用いて)可能化することは、1時間以上に亘って正時を知らせるために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5122を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、第1のデータは、現在の、又は、予測天候を指示し、条件は、1つ以上の指定された天候条件に対応し、イベントが条件を満たすか否かを判定することは、現在の、又は、予測天候が1つ以上の指定された天候条件のうちの1つであるか否かを判定することを含み、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5114を用いて)可能化することは、現在の、又は,予測天候を反映するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの視覚的様相の変更を(例えば、変更可能化ユニット5124を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、第1のデータは、第2の電子装置を指示し、条件は、第1の電子装置への閾値近接性に対応し、イベントが条件を満たすか否かを判定することは、第2の電子装置が第1の電子装置への閾値近接性の範囲内にあるか否かを判定することを含み、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5114)を可能化することは、第2の電子装置に反応するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5122を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、第1のデータは、ユーザアクティビティを指示し、条件は、前のユーザアクティビティ後の閾値間隔に対応し、イベントが条件を満たすか否かを判定することは、第1のデータが前のユーザアクティビティ後に閾値間隔の外側で受信されたか否かを判定することを含み、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5114を用いて)可能化することは、非活動を反映するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5122を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、第1のデータは、ユーザアクティビティを指示し、条件は、現在のユーザアクティビティに対応し、イベントが条件を満たすか否かを判定することは、ユーザアクティビティが現在のユーザアクティビティであるか否かを判定することを含み、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトを更新することは、運動を表現するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5122を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、第1のデータは、(例えば、動き検出ユニット5120)からの装置のユーザ運動を指示し、条件は、前の装置のユーザ運動後の閾値間隔に対応し、イベントが条件を満たすか否かを判定することは、第1のデータが(例えば、動き検出ユニット5120からの)前の装置のユーザ運動後の閾値間隔の外側で受信されたか否かを判定することを含み、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5114を用いて)可能化することは、疲労を表現するためにディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5122を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、第1のデータは、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット5104)へのユーザ接触を指示し、条件は、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトへのユーザ接触に対応し、イベントが条件を満たすか否かを判定することは、タッチ感知面ユニットへのユーザ接触が表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトに接しているか否かを判定することを含み、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、表示されたキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの更新を(例えば、更新可能化ユニット5114を用いて)可能化することは、接触に反応するために、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5122を用いて)可能化することを含む。いくつかの実施形態では、処理ユニット5106は、ユーザ入力を(例えば、検出ユニット5118を用いて)検出し、ユーザ入力を検出したことに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5102)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット5110を用いて)可能化するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、装置のユーザ運動を含み、電子装置は、動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット5120)を更に備え、処理ユニット5106は、動き検出ユニットに結合され、処理ユニット5106は、動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット5120)によって、装置5100のユーザ運動を検出するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、タッチ感知面ユニット(例えば、タッチ感知面ユニット5104)への接触を含み、処理ユニット5106は、タッチ感知面ユニットへの接触を(例えば、検出ユニット5118を用いて)検出するように更に構成されている。
図27Eを参照して前述された動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図51に描かれたコンポーネントによって実装される。例えば、表示動作2742、受信動作2744、及び判定動作2746は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112での接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面での第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためにそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
いくつかの実施形態によれば、図52は、様々な前述の実施形態の原理に従って構成された電子装置5200の規範的機能ブロック図を示す。いくつかの実施形態によれば、電子装置5200の機能ブロックは、前述の技術を実行するように構成される。電子装置5200の機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実行するため、任意選択的に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図52に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図52に示すように、電子装置5200は、グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット5202と、任意選択的に、接触を受けるように構成されたタッチ感知面ユニット5204と、任意選択的に、動きを検出するように構成された動き検出ユニット5216と、任意選択的に、ボタンから入力を受けるように構成されたボタン入力ユニット5218と、ディスプレイユニット5202、任意選択的に、タッチ感知面ユニット5204、任意選択的に、動き検出ユニット5216、及び任意選択的に、ボタン入力ユニット5218に結合された処理ユニット5206と、を含む。いくつかの実施形態では、処理ユニット5206は、設定ユニット5208、表示可能化ユニット5210、アニメーション化可能化ユニット5212、及び受信ユニット5214を含む。
処理ユニット5206は、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5202)に非アクティブ状態を(例えば、設定ユニット5208を用いて)設定し、イベントを示す第1のデータを(例えば、受信ユニット5214を用いて)受信し、第1のデータを受信したことに応答して、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5202)にアクティブ状態を(例えば、設定ユニット5208を用いて)設定し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5202)上で、ディスプレイの脇にキャラクタユーザインターフェースオブジェクトを表示することを(例えば、表示可能化ユニット5210を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5202)上で、ディスプレイの中心へ向かうキャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5212を用いて)可能化し、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5202)上で、現在時刻を指示する位置において、ディスプレイの中心におけるキャラクタユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット5210を用いて)可能化するように構成されている。
いくつかの実施形態では、ディスプレイユニット(例えば、ディスプレイユニット5202)上で、キャラクタユーザインターフェースオブジェクトのアニメーション化を(例えば、アニメーション化可能化ユニット5212を用いて)可能化することは、歩行の印象を提供する。いくつかの実施形態では、電子装置5200は、動き検出ユニット(例えば、動き検出ユニット5216)を含み、動き検出ユニットは、処理ユニット5206に結合され、処理ユニット5206は、動き検出ユニットからの入力を(例えば、受信ユニット5214を用いて)受信するように更に構成され、イベントは、電子装置5200を視野点に持ち上げる動きを含む。いくつかの実施形態では、電子装置5200は、ボタン入力ユニット(例えば、ボタン入力ユニット5218)を含み、ボタン入力ユニットは、処理ユニット5206に結合され、処理ユニット5206は、ボタン入力ユニットから入力を受信するように更に構成され、イベントは、装置5200上のボタン入力ユニットへの押下を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、タッチ感知面(例えば、タッチ感知面ユニット5204)へのタッチを含む。
図27Fを参照して前述された動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図52に描かれたコンポーネントによって実装される。例えば、設定動作2752、受信動作2754、及び設定動作2756は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112での接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面での第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためにそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
今度は、装置100、300、又は500等の電子装置で実装されることがあるユーザインターフェース及び関連した処理の実施形態に注意を向ける。
図53A〜図53Fは、規範的ユーザインターフェースを示す。図54A〜図54Eは、規範的方法を示すフロー図である。図53C〜図53Fにおけるユーザインターフェースは、図54A〜図54Eにおける処理を示すために使用される。
図53A〜図53Fは、いくつかの実施形態では、装置100、300、及び/又は500に関して説明された特徴の一部又は全部を含む装置5300を描く。いくつかの実施形態では、装置5300は、タッチ感知及び感圧ディスプレイ5302(単にタッチスクリーンと呼ばれることもある)を有する。いくつかの実施形態では、装置5300は、回転可能及び押下可能入力機構5304を有する。いくつかの実施形態では、装置5300は、押下可能入力機構5306を有する。ディスプレイ5302並びに入力機構5304及び5306は、それぞれディスプレイ504並びに入力機構506及び508と一部又は全部の特性を共有する。
いくつかの実施形態では、装置5300は、装置をユーザの身体部分又は衣類に装着する、貼る、又は接続するアタッチメント機構を含む。このように、装置5300は、「ウェアラブル装置」と考えられることがあり、単に「ウェアラブル」と呼ばれることもある。図53A及び図53Bにおける例では、装置5300は、装置をユーザの手首に貼り付けるために使用されることがあるリストストラップ(図示せず)を備えることがある。いくつかの実施形態では、装置5300は、「スマートウォッチ」、即ち、ストラップによってユーザの手首に貼り付けられるように構成された携帯型電子装置のフォームファクタを利用する。
今度は、過去及び未来に対応する情報のアクセス及び提示のための技術に注意を向ける。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、本開示において検討されたコンプリケーションの特性の一部又は全部を共有する視覚的に表示されたユーザインターフェースオブジェクトでもよいコンプリケーションの形式で情報を提示するように構成されている。
いくつかの実施形態では、ユーザは、「タイムスクラブ」モード又は「タイムトラベル」モードと、関連したユーザインターフェースとにアクセスすることがある。「タイムスクラブ」又は「タイムトラベル」モードにおいて、ユーザは、「スクラブ時刻」とも呼ばれる非現在時刻を早送りすること、又は、巻き戻すことがある。「スクラブする」とは、未来に進むアクション又は過去に遡るアクションのことを指すことがある。ユーザは、(まるで早送りであるかのように)スクラブ時刻を遙か未来に進めるとき、「未来にスクラブする」ことがあり、ユーザは、(まるで巻き戻しであるかのように)スクラブ時刻を遙か過去に移動させるとき、「過去にスクラブする」ことがある。現在時刻(又は世界中の他の場所の時刻)に対応するのではなく、スクラブ時刻は、ユーザ入力に従って設定されることがある。ユーザがスクラブ時刻を設定し、更新するとき(例えば、ユーザがスクラブするとき)、タイムスクラブモードに関連付けられたインターフェース内に表示される情報は、スクラブ時刻に従って更新されることがある。即ち、スクラブ時刻は、タイムスクラブインターフェースに表示されることがあり、スクラブ時刻と現在時刻との間の差は、タイムスクラブインターフェースに表示されることがある。いくつかの実施形態では、現在時刻とスクラブ時刻との間の差のインジケータが表示される。いくつかの実施形態では、1つ以上のコンプリケーションは、装置がタイムスクラブモードにある間に、このコンプリケーションが現在時刻に対応する情報ではなく、むしろスクラブ時刻に対応する情報を表示するように、スクラブ時刻に従って更新されることがある。このように、装置は、スクラブ時刻が未来に進む、又は、過去に遡るとき、時間の中を「トラベル」するように見えることがあり、表示されたコンプリケーションがその結果として更新される。いくつかの実施形態では、コンプリケーションは、未来のスクラブ時刻に対応する予想情報又は予測情報を表示することがあり、過去のスクラブ時刻に対応する記録情報又は歴史的情報を表示することがある。
前述の特徴は、ユーザが複数の表示されたコンプリケーションに対応する過去及び未来の情報に迅速に、容易に、及び、直観的にアクセスするためにタイムスクラブモードを使用することを許すことができ、ユーザは、未来又は過去の同じ時点に対する2つ以上のコンプリケーションに対応する情報を容易に閲覧することがあり、異なるコンプリケーションに対応する情報が同じスクラブ時刻に対応することによって相互に関係した、又は、相互に関係することになる方式を正しく理解することがある。例えば、ユーザは、当日遅くなるカレンダイベントが、ユーザがカレンダアプリケーションインターフェース内の未来のイベント、及び、別個の天候アプリケーションインターフェース内の予想天候を閲覧した場合、ユーザが正しく認識しないことがある予想雷雨に対応することを確認するために時間的に未来の方にスクラブすることがある。
今度は、アナログ時計文字盤に似ているものをタイムスクラブするインターフェースに特に注意を向ける。
図53Aは、装置5300のディスプレイ5302に表示された規範的ユーザインターフェース5340を描く。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース5340は、ウェアラブルスマートウォッチ携帯型電子装置のホームインターフェース等の時計文字盤インターフェーススクリーンである。インターフェース5340は、アナログ時計文字盤に似ているものが表示された時計文字盤5308を含む。時計文字盤5308は、時針5310a及び分針5310bを含む。いくつかの実施形態では、時計文字盤5308は、秒針を更に含むことがある。図53Aにおいて、時針5310a及び分針5310bは、現在時刻が11:09であることを指示する。
インターフェース5340は、ユーザ選択位置に対する天候データを指示するように構成されたコンプリケーションである天候コンプリケーション5312を含む。いくつかの実施形態では、天候コンプリケーション5312は、天候データの取り出し元である天候アプリケーションに関連付けられることがある。いくつかの実施形態では、天候コンプリケーション5312は、ディスプレイ5302上で天候コンプリケーション5312に対応する位置でのユーザ入力の検出が関連したインターフェースの表示、付加的な情報の表示、又は、関連したアプリケーション(例えば、天候アプリケーション)のアクセス若しくはオープンを引き起こすような選択可能アフォーダンスでもよい。いくつかの実施形態では、天候コンプリケーション5312は、気温、降水量、風速、雲量、又はその他の関連性のある、若しくは、有用な天候情報に関する情報を表示することがある。
いくつかの実施形態では、天候コンプリケーション5312は、現在の情報、未来の情報(例えば、今後の予定イベント、予測/予想情報等)、又は過去の情報(例えば、歴史的情報、記録されたイベント、過去のイベント、過去の予測/予想等)に対応する情報を表示することがある。描かれた例では、天候コンプリケーション5312は、現在の気温が72°であることを指示する現在の天候情報を表示している。
インターフェース5340は、株式市場データを指示するように構成されたコンプリケーションである株式市場コンプリケーション5314を更に含む。いくつかの実施形態では、株式市場コンプリケーション5314は、株式市場データの取り出し元である株式市場アプリケーションに関連付けられることがある。いくつかの実施形態では、株式市場コンプリケーション5314は、ディスプレイ5302上で株式市場コンプリケーション5314に対応する位置でのユーザ入力の検出が関連したインターフェースの表示、付加的な情報の表示、又は関連したアプリケーション(例えば、株式市場アプリケーション)のアクセス若しくはオープンを引き起こすような選択可能アフォーダンスでもよい。いくつかの実施形態では、株式市場コンプリケーション5314は、1つ以上の株式、1つ以上の市場若しくはインデックス、1つ以上のポートフォリオ、又はその他の関連性のある、若しくは、有用な株式市場情報に関する情報を表示することがある。
いくつかの実施形態では、株式市場コンプリケーション5314は、現在の情報又は過去の情報(例えば、歴史的情報、記録されたイベント、過去のイベント、過去の予測/予想等)に対応する情報を表示することがある。いくつかの実施形態では、未来の株式市場情報は、知ることができないことがあるので、株式市場コンプリケーション5314は、未来の情報に対応する情報を表示する能力がないことがある。いくつかの実施形態では、株式市場コンプリケーション5314は、予定された未来の売買、予定された未来のイベント(例えば、市場開放)、又は、推定若しくは予測された未来の株式市場実績等のある未来の情報を表示するように構成されることがある。描かれた例では、株式市場コンプリケーション5314は、NASDAQが当日に2.45ポイント上昇していることを指示する現在の株式市場情報を表示している。
図53Aは、タッチ感知ディスプレイ5302によって検出されたタッチ接触であるユーザ入力5316aを更に描く。タッチ接触入力5316aは、ディスプレイ5302においてタッチ感知及び/又は感圧素子によって検出されたシングルタッチ入力、マルチタッチ入力、シングルタップ入力、及び/又はマルチタップ入力でもよい。表示された例では、入力5316aは、ディスプレイ5302上で、表示された時計文字盤5308に対応する位置において検出された1本指のシングルタップ入力である。装置5300は、いくつかの実施形態では、ユーザ入力5316a(又は、回転可能入力機構の回転を含むその他の適当な所定のユーザ入力)を検出したことに応答して、タイムスクラブモードをアクティブ化するように構成されることがある。
図53Bは、装置5300のディスプレイ5302に表示された規範的ユーザインターフェース5350を描く。規範的ユーザインターフェース5350は、いくつかの実施形態では、装置5300が図53Aにおける入力5316aの検出に応答する方式を示す。即ち、ユーザインターフェース5350は、装置5300によって、いくつかの実施形態によるタイムスクラブモード及び関連したタイムスクラブインターフェースをアクティブ化することを示す。
描かれた例では、インターフェース5350は、同一の顕著な時計文字盤5308を含むインターフェース5340の同一の要素及び特徴の中の多くと、同一のコンプリケーション5312及び5314とを保持する。いくつかの実施形態では、インターフェース5350の要素のうちの1つ以上の視覚的外観は、タイムスクラブモードがアクティブ化されたことを指示するように、インターフェース5340における対応する又は関連した要素の外観とは異なる。
いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードは、ユーザが、1つ以上のユーザ入力によって、現在時刻以外の時刻を指示することがある装置の動作モードである。過去又は未来の時刻についてのユーザの指示に従って、装置は、ユーザの指示した時刻の指示を表示することがあり、ユーザの指示した時刻に従って1つ以上のユーザインターフェースオブジェクトを更新することがある。コンプリケーション、アフォーダンス、アイコン、又は同様のもの等の更新されたユーザインターフェースオブジェクトは、スクラブ時刻と呼ばれることがあるユーザの指示した時刻に対応する情報を示すために更新されることがある。このようにして、いくつかの実施形態では、ユーザが時間的に未来の方又は過去の方に「スクラブ」するとき、スクラブ時刻は、連続的に更新され、インターフェースに表示された他の情報は、ディスプレイに表示された情報がスクラブ時刻に連続的に対応するように、対応して連続的に更新される。より詳細に後述された、図53A〜図53Cのタイムスクラブモードをアクティブ化する、及び、使用する描かれた例では、ユーザは、11:09(現在時刻)から11:34(未来のスクラブ時刻)まで時間的に未来の方にスクラブするために回転ユーザ入力を使用する。未来方向スクラブによれば、コンプリケーション5312及び5314は、天候コンプリケーション5312が予想気温を表示し、(未来の情報が利用できないことを指示するために)株式市場コンプリケーション5314が表示されなくなる状態で、未来のスクラブ時刻に対応するように更新される。
描かれた例では、インターフェース5350は、時計の針5310a及び5310bの代わりに、インターフェース5350がスクラブ時針5322a及びスクラブ分針5322bを含んでいるのでインターフェース5340とは異なる。いくつかの実施形態では、スクラブ針は、非スクラブ針(例えば、現在時刻を指示する針)に代えて、又は、加えて表示されることがある。いくつかの実施形態では、スクラブ針は、現在時刻の針と同じ視覚的外観を有することがあり、又は、現在時刻の針とは異なる外観を有することがある。例えば、スクラブ針は、現在時刻の針とは異なるサイズ、形状、カラー、強調表示、又はアニメーションスタイルで表示されることがある。いくつかの実施形態では、例えば、現在時刻の針(例えば、図53Aにおける針5310a及び5310b)は、白色で表示されることがあるが、スクラブ針(例えば、針5322a及び5322b)は、緑色で表示されることがある。
描かれた例では、インターフェース5350は、現在時刻(11:09)を表示するデジタル時計文字盤5317を組み込むことによってインターフェース5340とは更に異なる。インターフェース5350は、現在時刻とスクラブ時刻との間の差の指示を表示する時間差インジケータ5318を組み込むことによってインターフェース5340とは更に異なる。図示された例では、スクラブ時刻は、現在時刻から未だ離されていないので、スクラブ時刻は、11:09であり、現在時刻も11:09である。その結果として、時間差インジケータ5318は、「+0」分という差を指示することによって現在時刻とスクラブ時刻との間に差が存在しないことを指示する。
図53Bは、装置5300の回転入力機構5304によって検出される回転ユーザ入力である回転入力5320aを更に描く。回転ユーザ入力5320aは、回転入力機構5304の1つ以上の回転部を含むことがあり、1つ以上の回転部は、各々が1つ以上の速度、加速度、方向、持続期間、及び相対的な間隔を有する。1つ以上の回転部は、一体として、入力を構成する所定の回転パターンを形成することがある。描かれた例では、回転入力5320aは、頁の平面内で図の左側の方へ回転可能入力機構の外面を見た場合に定義された通に、時計回りの回転可能入力機構5304の単一回転部である。(即ち、図で説明された回転方向は、回転可能入力機構5304が回転可能入力機構5304の上部でz軸方向に頁の平面の中へ回転されているが、回転可能入力機構5304の下部でz軸方向に頁の平面から外へ回転されている状態である。)いくつかの実施形態では、回転入力5320aは、未来の時刻に向かって未来の方にスクラブする入力である。
図53Cは、装置5300のディスプレイ5302に表示された規範的ユーザインターフェース5360を描く。規範的ユーザインターフェース5360は、いくつかの実施形態では、装置5300が図53Bにおける入力5320aの検出に応答する。即ち、ユーザインターフェース5360は、いくつかの実施形態による装置5300による未来の時刻へのタイムスクラブと、関連したインターフェースとを示す。具体的にはインターフェース5360は、時計文字盤5308(並びに針5310a、5310b、5322a、及び5322b)と、コンプリケーション5312及び5314とがタイムスクラブに従ってどのように更新されるかを描く。
最初に、描かれた例では、ユーザ入力5320aに従って、スクラブ針5322a及び5322bは、スクラブ時刻を指示するために進められる。いくつかの実施形態では、スクラブ針は、回転入力がより先に及びより速く回転するほど、スクラブ針がより先に及びより速く進むように、回転ユーザ入力に一致させるため連続的に、滑らかに、又は一定間隔で動かされる。いくつかの実施形態では、スクラブ針は、時計が時計竜頭を回転することにより新しい時刻に設定されたとき、新しい位置にスイープする時計針の外観を模倣して、前の位置から現在の位置までスイープすることがある。描かれた例では、スクラブ時針5322a及びスクラブ分針5322bは、図53Bにおける回転ユーザ入力5320aの検出に従って(スクラブ時針5322bの動きを表す弧状矢印によって指示されるように)インターフェース5350においてこれらの前の位置からインターフェース5360におけるこれらの新しい位置までスイープした。
更に、描かれた例では、スクラブ針5322a及び5322bは、スクラブ時刻が未来に進められるとき、スイープするので、現在時刻の針である針5310a及び5310bは、これらの所定の場所に示されている。いくつかの実施形態では、針5310a及び5310bは、図53Aにおいてインターフェース5340内にあったときと外観が同一である。いくつかの実施形態では、針5310a及び5310bは、異なるサイズ、形状、カラー、強調表示、又はアニメーションスタイルで表示される等により、針5310aと5310bをタイムスクラブモードがアクティブではなかったときのこれらの外観から視覚的に識別すること等によって、タイムスクラブモードがアクティブであることを視覚的に指示するように表示される。描かれた実施形態では、針5310a及び5310bは、タイムスクラブモードのアクティブ化前に白色で表示されるが、これらは、タイムスクラブモードにおいて灰色の、部分的に半透明色で表示され、この灰色半透明色は、図53Cにおいて針5310a及び5310b上にハッシュパターンによって指示される。描かれた例では、針5310a及び5310bは、2本の時針が部分的に重なり合う場合に時針5310aを隠すスクラブ時針5322aによって表されるように、スクラブ針5322a及び5322bの「背後に」あるものとして表示され、この配置は、スクラブ針がタイムスクラブの中核を成すことがあり、スクラブインターフェースに表示された他の情報に対応することがあるので、タイムスクラブモード中にスクラブ針を強調するのに役立つことがある。
更に、描かれた例では、デジタル時計文字盤5317及び時間差インジケータ5318は、スクラブ時刻に従って更新されている。描かれたインターフェース5360の例では、デジタル時計文字盤5317は、11:34という新しいスクラブ時刻を指示するために更新され、時間差インジケータは、「+25」分という現在時刻(11:09)とスクラブル時刻(11:34)との間の差を指示するために更新されている。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5317及び時間差インジケータ5318等のユーザインターフェースオブジェクトは、ユーザが時間的に未来の方又は過去の方にスクラブするとき、連続的又は断続的に更新される。更新は、秒、15秒、分、5分、時間等の各変化に対して表示されることがある。いくつかの実施形態では、1つ以上のアニメーションは、ユーザが時間的に未来の方又は過去の方にスクラブするときに変化するテキスト又は数字を描くために使用されることがある。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクトのテキスト、数字、若しくは他の文字、又は要素は、スクラブが行われるとき、11:09の中の「09」が表示されることをやめて、即座に「10」によって置換されるように、新しい文字によって突然に置換されることがある。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクト1つ以上の文字又は他の要素は、アニメーションを通じて遷移することがあり、例えば、前の要素又は文字は、徐々に半透明性を増すことによって次第に消えていくことがあり、サイズが縮小することがあり、1つ以上の方向に並進することがあり、及び/又は、フラップディスプレイ、スプリットフラップディスプレイ、又は到着/出発ボードの外観を模倣するために視野の外へ「フリップする」ように表示されることがあり、新しい要素又は文字は、例えば、徐々に半透明性を失うことにより、視野内で次第に明るくなることがあり、サイズが大きくなることがあり、1つ以上の方向に並進することがあり、及び/又は、フラップディスプレイ、スプリットフラップディスプレイ、又は到着/出発ボードの外観を模倣するために視野の中へ「フリップする」ように表示されることがある。いくつかの実施形態では、前述の、又は本開示の他の所で記述されたアニメーションはいずれも、ユーザが第1の方向にスクラブしているとき、アニメーションが第1の順に表示されることがあり、ユーザが反対方向にスクラブしているとき、アニメーションが(あたかもビデオを巻き戻しているかのように)逆順に表示されることがあるように反転させられることがある。
更に、描かれた図53Cの例では、コンプリケーション5312及び5314は、表示された(又は新たに非表示にされた)コンプリケーションが、表示されたスクラブ時刻に関連している情報を表示することによって、表示されたスクラブ時刻に対応するように、未来の時刻へのスクラブに従って更新されている。コンプリケーションは、コンプリケーションによって表示された情報が現在時刻ではなく現在表示されたスクラブ時刻に対応するように、タイムスクライブモード中に更新されることがある。コンプリケーションへの更新は、装置がタイムスクラブモードではなかった、又は、異なるスクラブ時刻にスクラブされたときと比べると、異なる情報を表示すること、情報を表示することをやめること、又は、情報を表示することをやめた後、情報を表示し始めることを含むことがある。
例えば、スクラブ時刻が未来の時刻であるとき、表示されたコンプリケーションは、未来のカレンダイベント等の未来の予定イベントを表示することがあり、(天候予報等の)予想、又は、予測情報を表示することがあり、又は、未来の時刻に対応する情報の入手可能性の欠如を指示することがある。未来の時刻に対応する情報の入手可能性の欠如の場合、コンプリケーションは、表示されたテキスト又はシンボルを用いて情報が入手できないことを肯定的に指示し、コンプリケーションは、情報が入手できないことを指示するために表示されなくなることがあり、又は、コンプリケーションは、「機能停止」であること、及び/又は、機能停止した状態で表示された情報が未来の時刻に対応しないことを指示するような方式で表示されることがある(例えば、コンプリケーションは、コンプリケーションがスクラブ時刻のための情報を入手できないほど未来にスクラブされている場合、最も未来の入手可能な情報が表示された状態で、グレイアウトされるか、又は、次第に暗くされることがある)。
スクラブ時刻が過去の時刻であるとき、表示されたコンプリケーションは、過去のカレンダイベント等の過去の予定イベントを表示することがあり、(例えば、入手可能な歴史的データが存在しない場合)過去の天候予報等の以前に推定情報を表示することがあり、又は、過去の時刻に対応する情報の入手可能性の欠如を指示することがある。過去の時刻に対応する情報の入手可能性の欠如の場合、コンプリケーションは、表示されたテキスト又はシンボルを用いて情報が入手できないことを肯定的に指示することがあり、コンプリケーションは、情報が入手できないことを指示するために表示されなくなることがあり、又は、コンプリケーションは、「機能停止」であること、及び/又は、機能停止した状態で表示された情報が過去の時刻に対応しないことを指示するような方式で表示されることがある(例えば、コンプリケーションは、コンプリケーションがスクラブ時刻のための情報を入手できないほど過去にスクラブされている場合、最も過去の入手可能な情報が表示された状態で、グレイアウトされるか、又は、次第に暗くされることがある)。
いくつかの実施形態では、コンプリケーションは、ある期間に亘って、又は、ある期間に関連性のある情報を入手できないとき、情報を表示するのをやめることがある。例えば、コンプリケーションが株式インデックスの毎日の実績に関係する場合、ユーザが過去にスクラブすると、コンプリケーションは、ユーザが、株式市場が開場されず、毎日の実績と関連性があるとは考えられない早朝の時間帯、又は、週末にスクラブするとき、何らかの情報を表示することをやめる。ユーザが引き続き同じ方向にスクラブすると、市場が開場された別の期間に到達する、及び、その日時の株式インデックスに対する毎日の実績を表示し始める等の更にスクラブ時刻にユーザがスクラブするのにつれて、関連性のある情報が再び表示されることがある。
図53Cに描かれた例では、ユーザは、時間的に未来の方へスクラブし(針5310a及び5310bによって指示されるように現在時刻が11:09である)、(デジタル時計文字盤5317及びスクラブ針5322a及び5322bによって指示されるように)11:34に到達し、(時間差インジケータ5318によって指示されるように)プラス25分の時間オフセットがある。ユーザは、25分だけ時間的に未来の方へスクラブしているので、天候コンプリケーション5312は、(図53Bにおいてインターフェース5350に指示されたように)現在の72°ではなく73°で、1度暖かくなることが予測された未来の25分間に対する天候予報を反映するため更新されている。ユーザが25分だけ時間的に未来の方へスクラブしているので、株式市場コンプリケーション5314は、NASDAQの未来の実績に関する情報が入手できないことを反映するために更新され、情報の欠如は、図53Bにおけるインターフェース5350に示されるような株式市場コンプリケーション5314が図53Cにおいてインターフェース5360に表示されなくなることによって伝達される。
図53Cは、タッチ感知ディスプレイ5302によって検出されたタッチ接触であるユーザ入力5336aを更に描く。タッチ接触入力5336aは、ディスプレイ5302においてタッチ感知及び/又は感圧素子によって検出されたシングルタッチ入力、マルチタッチ入力、シングルタップ入力、及び/又は、マルチタップ入力でもよい。表示された例では、入力5336aは、ディスプレイ5302上で、表示された天候コンプリケーションに対応する位置において検出された1本指のシングルタップ入力である。いくつかの実施形態では、ユーザ入力5336aを検出したことに応答して、装置5300は、天候コンプリケーション5312に対応する付加的な情報、付加的なインターフェース、又は付加的なモードを提供することがある。例えば、装置5300は、天候コンプリケーション5312に関連付けられた天候アプリケーションを起動することがある。いくつかの実施形態では、装置5300は、選択されたコンプリケーション及び/又はスクラブ時刻に対応する付加的な情報、付加的なインターフェース、又は付加的なモードを提供することがある。例えば、装置が過去の時刻にスクラブされたとき、ユーザが天候コンプリケーションをタップするのに応答して、スクラブした過去の時刻に対する歴史的天候データを表す天候アプリケーションのインターフェースが表示されることがあり、装置が未来の時刻にスクラブされたとき、ユーザが天候コンプリケーションをタップするのに応答して、スクラブした未来の時刻に対する予測天候を表す天候アプリケーションのインターフェースが表示されることがある。描かれた例では、ユーザ入力5336aを検出したことに応答して、装置5300は、いくつかの実施形態では(スクラブ時刻が現在に非常に接近している、例えば、未来の時刻への所定の閾値量より下であるので)現在の天候情報を提供することがあり、又は、いくつかの実施形態では11:34というスクラブ時刻に関連付けられた予測天候情報を提供することがある。
図53Cは、どちらも装置5300にタイムスクラブモードを終了させ、非タイムスクラブインターフェースへ復帰させるように構成されたユーザ入力であるユーザ入力5324a及び5324bを更に描く。いくつかの実施形態では、何らかの適当なユーザ入力は、装置にタイムスクラブモードを終了させるように予め定められることがある。描かれた実施形態では、ユーザ入力5324aは、ディスプレイ5302上で検出されたタッチ接触である。いくつかの実施形態において、ユーザ入力5324aは、ディスプレイ5302においてタッチ感知及び/又は感圧素子によって検出されたシングルタッチ入力、マルチタッチ入力、シングルタップ入力、及び/又は、マルチタップ入力でもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ入力5324aは、デジタル時計文字盤5317及び/又は時間差インジケータ5318に対応する位置において検出されたシングルタップ入力である。描かれた例では、ユーザ入力5324bは、回転可能及び押下可能入力機構5304によって検出された押下入力である。いくつかの実施形態では、ユーザ入力5324bは、回転可能及び押下可能入力機構によって検出されたシングルプレス入力又はマルチプレス入力でもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ入力5324bは、押下可能及び回転可能機構5304によって検出されたシングルプレス入力である。
ユーザ入力5324a若しくは5324b、又は他の適当な所定のユーザ入力のいずれかを検出したことに応答して、装置5300は、タイムスクラブモードを停止させることがあり、タイムスクラブインターフェースを表示することをやめることがある。いくつかの実施形態では、更新されたコンプリケーションは、タイムスクラブモードが予約される前にこれらの元の外観に戻ることがあり、又は、タイムスクラブモードが予約されたときに現時点であった現在時刻ではなく新しい現在時刻に対応する外観に変化することがある。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5317、時間差インジケータ5318、及びスクラブ針5322a及び5322b等のタイムスクラブモードがアクティブであるという指示は、表示されなくなることがある。いくつかの実施形態では、針5310a及び5310b等の現在時刻に対応する針は、タイムスクラブモードが予約される以前からこれらの元の外観及びスタイルに戻ることがある。これらの変更のうちいずれかは、前述のアニメーションの反転及び/又は加速版を含む前述のアニメーションのうちいずれかによって行われることがある。描かれた例では、ユーザ入力5324a又は5324bを検出したことに応答して、装置5300は、ユーザインターフェース5360を表示することをやめ、ユーザインターフェース5340を再び表示し、ユーザインターフェース5340は、現在時刻が11:09のままであること、及び、タイムスクラブモードがアクティブ化されてから天候コンプリケーション5312(72°)と株式市場コンプリケーション5314(NASDAQ+2.45)の両方に対応する情報が変更されていないことを指示する。
今度は、デジタル時計文字盤をタイムスクラブするインターフェースに特に注意を向ける。以下に詳述される図53D〜図53Fのタイムスクラブモードをアクティブ化及び使用する描かれた例では、ユーザは、11:09(現在時刻)から11:34(未来のスクラブ時刻)まで時間的に未来の方へスクラブするために回転ユーザ入力を使用する。未来方向スクラブに従って、コンプリケーション5312及び5314は、未来のスクラブ時刻に対応するように更新されて、天候コンプリケーション5312が予測気温を表示し、(未来の情報を入手できないことを指示するために)株式市場コンプリケーション5314が表示されなくなる。
図53Dは、装置5300のディスプレイ5302に表示された規範的ユーザインターフェース5370を描く。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース5370は、ウェアラブルスマートウォッチ携帯型電子装置のホームインターフェース等の時計文字盤インターフェーススクリーンである。いくつかの実施形態では、インターフェース5370は、装置5300の異なる「文字盤」を選択するユーザ、例えば、インターフェース5340が表示されないこと、及び、インターフェース5370が表示され始めることを引き起こすユーザ(例えば、図53Aに示す装置表示インターフェース5340のユーザ)に応答して装置5300によって表示されることがある。インターフェース5370は、インターフェース5340といくつかの共通要素、即ち、天候コンプリケーション5312及び株式市場コンプリケーション5314を共有することがある。いくつかの実施形態では、インターフェース5370におけるコンプリケーション5312及び5314は、図53Aにおいてインターフェース5340を参照して前述した通属性の一部又は全部を有することがある。
インターフェース5370は、現在時刻が11:09であることを指示しているデジタル時計文字盤5328を含む。インターフェース5370は、現在の曜日が火曜日であること、及び、現在の日付が7月10日であることを指示している曜日/日付オブジェクト5326を更に含む。いくつかの実施形態では、曜日/日付オブジェクト5326は、コンプリケーションと見なされることがあり、曜日/日付コンプリケーションと呼ばれることがある。
図53Dは、タッチ感知ディスプレイ5302によって検出されたタッチ接触であるユーザ入力5316bを更に描く。タッチ接触入力5316bは、ディスプレイ5302においてタッチ感知及び/又は感圧素子によって検出されたシングルタッチ入力、マルチタッチ入力、シングルタップ入力、及び/又はマルチタップ入力でもよい。表示された例では、入力5316bは、ディスプレイ5302上で、デジタル時計文字盤5328に対応する位置において検出された1本指のシングルタップ入力である。装置5300は、いくつかの実施形態では、ユーザ入力5316b(又は、回転可能入力機構の回転を含む他の適当な所定のユーザ入力)を検出したことに応答して、タイムスクラブモードをアクティブ化するように構成されることがある。
図53Eは、装置5300のディスプレイ5302に表示された規範的ユーザインターフェース5380を描く。規範的ユーザインターフェース5380は、いくつかの実施形態において、装置5300が図53Dにおいて入力5316bの検出に応答する方式を表す。即ち、ユーザインターフェース5380は、装置5300によって、いくつかの実施形態によるタイムスクラブモード及び関連したタイムスクラブインターフェースをアクティブ化することを表す。
描かれた例では、インターフェース5380は、図53Dにおいてインターフェース5370を参照して前述したのと同じ方法でオブジェクト5326とコンプリケーション5312及び5314とを含む。いくつかの実施形態では、オブジェクト5326とコンプリケーション5312及び5314とは、タイムスクラブモードがアクティブであることを指示するために、図53Dにおけるインターフェース5370内のこれらのそれぞれの外観から1つ以上の方法で視覚的に識別されることがある。
描かれた例ではインターフェース5380は、タイムスクラブモードがアクティブ化されていることを指示するいくつかの点でインターフェース5370とは異なる。描かれた例では、インターフェース5380は、デジタル時計文字盤5328が(対角方向矢印によって指示されるように)ディスプレイ5302の右上隅に並進し、サイズが縮小しているのでインターフェース5370とは異なる。いくつかの実施形態では、この遷移は、並進及びサイズ変更のアニメーションを含むことがある。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5328がインターフェース5370内のこれの位置からインターフェース5380内のこれの位置まで動かされたとき、これは、異なるサイズ、形状、カラー、強調表示、又はアニメーションスタイルで表示されることがある。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5328の形状、カラー、強調表示、及び/又はアニメーションスタイルは、デジタル時計文字盤が図53Dにおけるインターフェース5370と図53Eにおけるインターフェース5380との間で並進し、サイズ変更されたとき、変わることなく保たれることがある。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5328は、インターフェース5370及びインターフェース5380の両方において白色で現れることがある。
いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードがアクティブ化されたのでデジタル時計文字盤5328がディスプレイ5302の上隅に遷移するとき、デジタル時計文字盤5328が現在時刻を指示することを指示する視覚的インジケータが表示されることがある。描かれた例では、語「現在」がディスプレイ5302の左上隅付近でディスプレイ5302に表示される。いくつかの実施形態では、語「現在」等の視覚的インジケータは、インターフェース5380内の所定の位置への遷移に続いてデジタル時計文字盤5328と同様又は同一の視覚的スタイルで表示されることがある。例えば、語「現在」は、インターフェース5380におけるデジタル時計文字盤5328と同様のサイズ、フォント、カラー、強調表示、及び/又はアニメーションスタイルで表示されることがある。描かれた例では、語「現在」又は別のインジケータは、デジタル時計文字盤5328が白色で現れるとき、白色で現れることがある。
描かれた例では、インターフェース5380は、図53Dのインターフェース5370において、ディスプレイ5302上で(遷移及びサイズ変更前の)デジタル時計文字盤5328によって以前に占有されていた位置に現れた第2のデジタル時計文字盤であるデジタル時計文字盤5332を含んでいる点で、インターフェース5370とは更に異なる。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5332は、ユーザがスクラブ時刻を未来に進めること、又は、過去に巻き戻すことを引き起こすどのような入力も入れていないので、現在のところ、現在時刻と同じである11:09であるタイムスクラブモードのスクラブ時刻を表示する。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5332は、同じサイズ、フォント、カラー、強調表示、及び/又はアニメーションスタイルで表示されることを含んで、デジタル時計文字盤5328と同一又は類似の視覚的スタイルで表示されることがある。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5332は、白色ではなく緑色で表示されること等によって、デジタル時計文字盤5332が現在時刻ではなくスクラブ時刻を指示することをユーザに指示するために、インターフェース5370内のデジタル時計文字盤5328とは異なる視覚的スタイルで表示されることがある。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5332は、スクラブ中に更新されたコンプリケーションを参照して前述されたアニメーションのうちいずれかによるタイムスクラブモードのアクティブ化に応答してインターフェース5380に現れることがある。いくつかの実施形態では、インターフェース5380内に現れるデジタル時計文字盤5332のアニメーションは、サイズが増加する、及び/又は、徐々に半透明性を失う(例えば、次第に明るくなる)デジタル時計文字盤5380を含むことがある。
図53Eは、装置5300の回転入力機構5304によって検出された回転ユーザ入力である回転入力5320bを更に描く。いくつかの実施形態では、回転ユーザ入力5320bは、図53Bを参照して前述された回転入力5320aと共通した1つ以上の特性を有することがある。いくつかの実施形態では、回転入力5320bは、未来の時刻に向かって未来の方にスクラブする入力である。
図53Fは、装置5300のディスプレイ5302に表示された規範的ユーザインターフェース5390を描く。規範的ユーザインターフェース5390は、いくつかの実施形態において、装置5300が図53Eにおける入力5320bの検出に応答する方式を表す。即ち、ユーザインターフェース5390は、いくつかの実施形態による装置5300及び関連したインターフェースによって未来の時刻へタイムスクラブすることを表す。具体的に、インターフェース5390は、デジタル時計文字盤5332とコンプリケーション5312及び5314とがタイムスクラブに従ってどのように更新されるかを描く。
最初に、描かれた例では、ユーザ入力5320bに従って、デジタル時計文字盤5332は、「11:09」の表示から、代わりに「11:24」の表示に変化し、それによって、スクラブ時刻を指示している。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤は、回転入力がより先に及びより速く回転するほど、スクラブ時刻を指示するデジタル時計文字盤がより先に及びより速く進むように、回転ユーザ入力に従って前へ進められる。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤に表示された数字は、1分スクラブされる毎に1回ずつ、5分スクラブされる毎に1回ずつ等繰り返して変化することがある。更新は、秒、15秒、分、5分、時間等の変化毎に表示されることがある。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤に表示された数字は、視野の中へ若しくは視野から外へ見えなくなる、又は、視野の中へ若しくは視野から外へ並進すること等によって、徐々に又は滑らかに変化することがある。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤に表示された数字は、個別に変化するものとして(例えば、数字毎に)アニメーション化されることがあり、いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤に表示された数字は、グループとして変化するものとしてアニメーション化されることがある(例えば、デジタル時計文字盤の一部又は全部が一緒に変化する)。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5332を含むデジタル時計文字盤の一部として表示された数字又は他の要素のうちの1つ以上は、フラップディスプレイ、スプリットフラットディスプレイ、又は到着/出発ボードの外観を模倣するアニメーションを用いること等のデジタル時計文字盤5317及び図53Cを参照して前述されたいずれかの方式で変化することがある。
更に、描かれた例では、デジタル時計文字盤5332は、スクラブ時刻が未来に進められるのにつれて更に先に進むので、デジタル時計文字盤5328は、固定されたままで、現在時刻を表示し続けることがある。(現在時刻が時間の経過と共に進む場合、デジタル時計文字盤5328は、その結果進むことがあり、デジタル時計文字盤5332等のスクラブ時計文字盤は、その結果、現在時刻とスクラブ時刻との間に同じオフセットを維持するために同様に進む。)いくつかの実施形態では、時間差インジケータは、ユーザインターフェース5390(及び/又は図53Eにおけるユーザインターフェース5380)の一部として表示されることがあり、時間差インジケータは、更に先の未来に進むスクラブ時刻に従って更新された時間差を表示するために(いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5332を参照して検討されたもの、及び/又は、デジタル時計文字盤5317及び図53Cを参照して検討されたもの等の前述のアニメーション又は表示スタイルのいずれかに従って)更新されることがある。ユーザインターフェース5390が時間差インジケータを含む場合、例えば、この時間差インジケータは、11:34というスクラブ時刻と11:09という現在時刻との間のプラス25分の差を指示するために、未来の方にスクラブされた時刻に従って更新されるであろう。
更に、描かれた図53Fの例では、コンプリケーション5312及び5314は、11:09という現在時刻ではなく、11:34というスクラブ時刻に対応するように、図53Cにおけるインターフェース5360を参照して前述された方式と同じ方式で更新されている。いくつかの実施形態では、曜日/日付オブジェクト5326は、タイムスクラブモード中にスクラブ時刻に従って更に更新されることがあり、例えば、ユーザが異なる日に達するように十分に遠くの未来又は過去にスクラブする場合、曜日/日付オブジェクト5326は、
コンプリケーションが曜日及び日付への変更を反映するように更新されることがある方式と同一又は類似の方式で更新されることがある。
図53Fは、タッチ感知ディスプレイ5302によって検出されたタッチ接触であるユーザ入力5336bを更に描く。タッチ接触入力5336bは、ディスプレイ5302においてタッチ感知及び/又は感圧素子によって検出されたシングルタッチ入力、マルチタッチ入力、シングルタップ入力、及び/又はマルチタップ入力でもよい。表示された例では、入力5336bは、ディスプレイ5302上で、表示された天候コンプリケーションに対応する位置において検出された1本指のシングルタップ入力である。いくつかの実施形態では、ユーザ入力5336aを検出したことに応答して、装置5300は、入力5336a及び図53Cに関して前述されたいずれかの方式等で、天候コンプリケーション5312に対応する付加的な情報、付加的なインターフェース、又は付加的なモードを提供することがある。
図53Fは、どちらも装置5300にタイムスクラブモードを終了させ、非タイムスクラブインターフェースに復帰させるように構成されたユーザ入力であるユーザ入力5334a及び5334bを更に描く。いくつかの実施形態では、何らかの適当なユーザ入力は、装置にタイムスクラブモードを終了させるように予め定められることがある。いくつかの実施形態では、ユーザ入力5334a及び5334bは、それぞれ前述のユーザ入力5324a及び5324bと一部又は全部の特性を共有することがある。
ユーザ入力5334a若しくは5334b、又は他の適当な所定のユーザ入力のいずれかを検出したことに応答して、装置5300は、タイムスクラブモードを停止させることがあり、タイムスクラブインターフェースを表示することをやめることがある。いくつかの実施形態では、更新されたコンプリケーションは、タイムスクラブモードが予約される前にこれらの元の外観に戻ることがあり、又は、タイムスクラブモードが予約されたときに現時点であった現在時刻ではなく新しい現在時刻に対応する外観に変化することがある。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5332等のタイムスクラブモードがアクティブであるという指示は、表示されなくなることがあり、デジタル時計文字盤5328等の位置を移動した、及び/又は、外観を変更したユーザインターフェースオブジェクトは、タイムスクラブモードがアクティブ化される以前からこれらの元の視覚的外観及びスタイルに戻ることがある。これらの変更のうちいずれかは、前述のアニメーションの反転及び/又は加速版を含む前述のアニメーションのうちいずれかによって行われることがある。描かれた例では、ユーザ入力5334a又は5334bを検出したことに応答して、装置5300は、ユーザインターフェース5390を表示することをやめ、ユーザインターフェース5370を再び表示し、ユーザインターフェース5370は、現在時刻が11:09のままであること、及び、タイムスクラブモードがアクティブ化されてから天候コンプリケーション5312(72°)と株式市場コンプリケーション5314(NASDAQ+2.45)の両方に対応する情報が変更されていないことを指示する。
図54A〜図54Eは、過去の時刻及び未来の時刻に対応する情報のアクセス及び提示を行う方法を示すフロー図である。方法700は、ディスプレイ及び回転可能入力機構付きの装置(例えば、100、300、500、5300)で行われる。方法700におけるいくつかの動作は、組み合わされることがあり、一部の動作の順は、変更されることがあり、一部の動作は、省かれることがある。
後述の通、方法700は、過去の時刻及び未来の時刻に対応する情報のアクセス及び提示を行う直観的な方法を提供する。この方法は、過去の時刻及び未来の時刻に対応する情報のアクセス及び提示を行うユーザへの認識的負荷を軽減し、それによって、より効率的なヒューマンマシンインターフェースを作る。バッテリ動作コンピューティング装置に対して、表示されたコンプリケーションが時間的に未来の方及び/又は過去の方にスクラブされることがあるタイムスクラブモード等において、ユーザが過去の時刻及び未来の時刻に対応する情報のアクセス及び提示を行うことを可能化することは、必要とされる入力の数を削減すること、使用される処理能力を低減すること、及び/又は装置の使用時間を短縮することによって、電力を節約し、バッテリ充電間の時間を増大する。
いくつかの実施形態では、装置は、現在時刻を表示する現在時刻インジケータを表示することがある。(現在時刻インジケータでのタッチ感知ディスプレイ上のタップ等の)ユーザ入力に応答して、装置は、現在時刻インジケータに加えて、非現在時刻インジケータを表示することがある。(スマートウォッチの竜頭等の回転可能入力機構の回転等の)ユーザ入力に応答して及び従って、非現在時刻インジケータによって表示された時刻は、未来の方又は過去の方にスクラブされることがある。非現在時刻を未来又は過去の時刻にスクラブすることに従って、1つ以上のコンプリケーション又は他のユーザインターフェースオブジェクトは、コンプリケーションに関係し、現在時刻ではなく非現在時刻と相関関係がある情報を表示することにより、非現在時刻に対応するように更新されることがある。
図54Aにおいて、ブロック5402で、方法700は、ディスプレイ及び回転可能入力機構を有する電子装置で行われる。規範的装置は、ディスプレイ5302を有し、回転可能入力機構5304を有する図53A〜図53Fの装置5300である。
ブロック5404で、装置は、現在時刻を指示する第1の現在時刻インジケータを表示する。いくつかの実施形態では、現在時刻インジケータは、ユーザが現在位置している時間帯での現在時刻等の現在時刻を表示するように構成され、設計され、又は考えられている何らかの時計文字盤、時計文字盤、又は他の時刻の指示である。一部の状況では、現在時刻インジケータは、時計に現在時刻が設定されていないとき等に非現在時刻を表示していることがあるが、ほとんどの状況では、現在時刻インジケータは、正確な現在時刻を表示するであろう。図53Aにおけるインターフェース5340の例では、時計文字盤5308並びに時計の針5310a及び5310bは、現在時刻が11:09であることを指示する現在時刻インジケータを全体で形成する。図53Dにおけるインターフェース5370の例では、デジタル時計文字盤5328は、現在時刻が11:09であることを指示する現在時刻インジケータである。
ブロック5406で、装置は、現在時刻に対応する情報を表示するように構成された第1のユーザインターフェースオブジェクトを表示し、現在時刻に対応する情報は、第1の情報源に関連し、現在時刻の曜日、時刻、又は日付以外の情報である。いくつかの実施形態では、第1のユーザインターフェースオブジェクトは、前述の通コンプリケーションでもよく、ある特定の主題又はある特定の情報源に対応する情報を表示するように構成されることがある。いくつかの実施形態では、コンプリケーションは、天候情報、株式市場情報、カレンダ情報、曜日/日付情報、時刻情報、世界時計情報、ソーシャルメディア情報、メッセージ情報、電子メール情報、歩数計情報、健康/フィットネス情報、運動情報、アラーム情報、ストップウォッチ情報、サードパーティアプリケーションに関連付けられた情報、又は、コンプリケーション又は他のユーザインターフェースオブジェクトの一部として視覚的に提示されることがある何らかの他の適当な情報に対応することがある。図53A及び図53Dにおけるインターフェース5340及び5370の例では、天候コンプリケーション5312は、現在時刻に対応する情報(例えば、現在情報)を表示するように構成されたユーザインターフェースオブジェクトであり、この情報は、いくつかの実施形態では、天候アプリケーション及び/又は天候データのソースに関連している。いくつかの実施形態では、天候コンプリケーション5312は、現在気温(例えば、72°)等の現在時刻に対する現在天候情報を表示するように構成されることがある。図53A及び図53Dにおけるインターフェース5340及び5370の例では、株式市場コンプリケーション5314は、現在時刻に対応する情報(例えば、現在情報)を表示するように構成されたユーザインターフェースオブジェクトであり、この情報は、いくつかの実施形態では、株式市場アプリケーション及び/又は株式市場データのソースに関連している。いくつかの実施形態では、株式市場コンプリケーション5314は、取引の当日に生じた損益のポイント(例えば、プラス2.45ポイント)等のNASDAQの現在実績を表示するように構成されることがある。
いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクト又はコンプリケーションは、最新の温度読み取り値又は最新の株価等の入手可能な最新情報である情報を表示するように構成されることがある。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクト又はコンプリケーションは、現在時刻に起こるカレンダイベント、又は、現在時刻に関して近接した未来の時刻若しくは近接した過去の時刻に起こる接近したカレンダイベント等の現在時刻に明確に関係する情報を表示するように構成されることがある。
ブロック5408で、任意選択的に、装置は、第1の現在時刻インジケータに対応する位置において第1のタッチ接触を検出する。いくつかの実施形態では、入力は、タッチスクリーン等のタッチ感知及び/又は感圧面によって検出された1つ以上のタッチ接触でもよい。いくつかの実施形態では、第1のタッチ接触は、タッチスクリーン上で第1の現在時刻インジケータが現在表示されている位置において検出されることがある。いくつかの実施形態では、ユーザは、表示された時計文字盤又はデジタル時計文字盤等の現在時刻インジケータをタップすることがあり、装置は、タイムスクラブモードを応答的にアクティブ化し、関連したタイムスクラブインターフェースを表示することがある。図53Aにおけるインターフェース5340の例では、装置5300は、タッチ感知ディスプレイ5302によって検出されたタッチ接触であるユーザ入力5316aを検出する。いくつかの実施形態では、ユーザ入力5316aは、ディスプレイ5302の中で時計文字盤5308が現在表示されている位置において検出された1本指のシングルタップジェスチャである。図53Dにおけるインターフェース5370の例では、装置5300は、タッチ感知ディスプレイ5302によって検出されたタッチ接触であるユーザ入力5316bを検出する。いくつかの実施形態では、ユーザ入力5316bは、ディスプレイ5302の中でデジタル時計文字盤5328が現在表示されている位置において検出された1本指のシングルタップジェスチャである。
ブロック5410で、任意選択的に、第1のタッチ接触を検出することに応答して、装置は、現在時刻を指示する非現在時刻インジケータを表示する。いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードがアクティブ化されたとき、非現在時刻インジケータが表示される。非現在時刻インジケータは、非現在時刻を表示するように構成され、設計され、又は考えられている何らかの時計文字盤、時計文字盤、又は時刻の他の指示でもよい。いくつかの実施形態では、非現在時刻インジケータは、タイムスクラブモードがアクティブ化されたときに表示された「スクラブ時刻」を指示することがあり、スクラブ時刻は、ユーザ入力に従って設定され、タイムスクラブモード中にコンプリケーション又は他のユーザインターエースオブジェクトによって表示される情報を変更するために使用される時刻でもよい。いくつかの実施形態では、非現在時刻インジケータは、タイムスクラブモードのアクティブ化時に突然に現れることがあるが、いくつかの実施形態では、非現在時刻インジケータは、位置に並進する、又は、徐々に半透明性を失う(例えば、次第に明るくなる)等のアニメーションを通じて現れることがある。
いくつかの実施形態では、スクラブ時計文字盤又はスクラブ時計文字盤に表示されたスクラブ時刻等のスクラブ時刻は、ユーザ入力に従って設定されることがあり、(スクラブ時刻及び現在時刻が同じ時刻であることがあるように)現在時刻が更に設定されることがある。いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードが最初にアクティブ化され、ユーザ入力又は命令がスクラブ時刻を設定するために未だ受信されていないとき、スクラブ時刻が開始点として現在時刻に自動的に設定される。このようにして、いくつかの実施形態では、スクラブ時計文字盤又はスクラブ時計文字盤等の非現在時刻インジケータは、現在時刻を時々表示することがある。この事例では、現在時刻と同じ時刻を表示する非現在時刻インジケータにもかかわらず、ユーザは、非現在時刻インジケータが本質的に現在時刻の指示ではなく、むしろスクラブ時刻に現在時刻と同じ時刻が設定されたという指示である、と考えることがある。
図53Bのインターフェース5350の描かれた例では、タイムスクラブモードは、アクティブ化されているので、その結果、スクラブ針5322a及び5322bは、針5310a及び5310bがタイムスクラブモードのアクティブ化前に表示されていた位置と同じ位置に表示されている。いくつかの実施形態では、スクラブ針5322a及び5322bは、スクラブ時刻を指示するように構成された非現在時刻インジケータであるが、しかし、図53Bのインターフェース5350の例では、スクラブ針は、11:09という現在時刻と同じであるスクラブ時刻を現在指示している。
図53Eにおけるインターフェース5380の描かれた例では、タイムスクラブモードは、アクティブ化されているので、その結果、デジタル時計文字盤5332は、デジタル時計文字盤5328がタイムスクラブモードのアクティブ化前に表示されていた位置と同じ位置に表示されている。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤5332は、スクラブ時刻を指示するように構成された非現在時刻インジケータであるが、しかし、図53Eにおけるインターフェース5380の例では、デジタル時計文字盤は、11:09という現在時刻と同じであるスクラブ時刻を現在指示している。
いくつかの実施形態では、ユーザがスクラブ時刻を未来の方に、次に過去の方に、又は、過去の方に、次に未来の方にスクラブし、スクラブ時刻をゼロに戻すためにマルチユーザ入力を実行するとき等に、現在時刻を指示する非現在時刻インジケータも応答的に表示されることがある。
ブロック5412で、装置は、回転可能入力機構の第1の回転を検出する。いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第1の回転は、1つ以上の速度を有し、1つ以上の持続期間を有し、及び、1つ以上の相対的な間隔を有する1つ以上の方向への1つ以上の回転を含むことがある。いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第1の回転は、回転可能入力機構の所定の回転方向への単一の回転を含むことがある。いくつかの実施形態では、ユーザは、回転可能入力機構を第1の方向に回転させることがあり、装置は、スクラブ時刻を未来へ向かって前方に(又は、いくつかの実施形態では、過去へ向かって後方に)応答的にスクラブすることがある。いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第1の回転は、タイムスクラブモードが非アクティブであるとき、検出され始めることがあるが、いくつかの実施形態では、この回転は、タイムスクラブモードが既にアクティブ化されている間に検出され始めることがある。描かれた図53B及び図53Eの例では、回転入力5320a及び5320bは、ユーザが回転可能入力機構5304を第1の方向に回転させるとき、装置5300によって検出される。
図54Bにおいて、付加的な方法ブロックがディスプレイ及び回転可能入力機構付きの電子装置で更に実行されるようにブロック5402に続く。図54Bにおいて、ブロック5414は、ブロック5412に続く。
ブロック5414で、図54B及び図54Cに表されたブロック5416〜5442(一部は選択的である)が回転可能入力機構の第1の回転を検出したことに応答して実行される。以下でブロック5416〜5442を検討する際に、「回転可能入力機構の第1の回転を検出したことに応答して」という言い回しは、分かりやすくするために繰り返されることも繰り返されないこともある。いくつかの実施形態では、方法ステップは、タイムスクラブモードにおいて機能性を動作させる主入力機構でもよい回転可能入力機構の回転を検出したことに応答して実行される。即ち、いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の回転は、ユーザが未来の方に時間をスクラブする、又は、過去の方に時間をスクラブするコア方式であることがあり、ユーザインターフェースオブジェクトの様々な要素は、その結果、ユーザの回転入力コマンドに反応することがある。
ブロック5416で、回転可能入力機構の第1の回転を検出したことに応答して、装置は、第1の回転に従って判定された第1の非現在時刻を指示する非現在時刻インジケータを表示する。いくつかの実施形態では、第1の非現在時刻インジケータは、ブロック5410を参照して前述された非現在時刻インジケータのうちいずれでもよく、又は、前述の非現在時刻インジケータの特性の一部又は全部を共有することがある。いくつかの実施形態では、ブロック5410における非現在時刻インジケータと比べて、ブロック5414における(異なる非現在時刻インジケータでも同じ非現在時刻インジケータでもよい)非現在時刻インジケータは、第1の回転に従って判定された非現在時刻を指示する。いくつかの実施形態では、指示された非現在時刻は、スクラブ時刻であり、スクラブ時刻は、ユーザの回転スクラブ入力に従って判定される。
いくつかの実施形態では、回転入力がタイムスクラブモードのアクティブ化前に検出されたとき、スクラブ時刻デジタル時計文字盤又はアナログ時計文字盤上のスクラブ針等の非現在時刻インジケータは、表示され始めることがあり、ユーザ選択スクラブ時刻を表示する。いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードが既にアクティブ化された時点で回転入力が検出されたとき、以前に表示された非現在時刻インジケータが新たに選択されたスクラブ時刻を表示するために修正されることがある。
いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードのためのスクラブ時刻は、回転入力の特性に従って選択されることがあり、選択されたスクラブ時刻は、非現在時刻インジケータによって表示されることがある。いくつかの実施形態では、非現在時刻インジケータは、デジタル時計文字盤5317及び図53Cを参照して前述されたアニメーションスタイルのうちいずれか等の新たに選択されたスクラブ時刻に変化するインジケータのアニメーションを表示することがある。いくつかの実施形態では、アニメーションは、新しい位置にスイープする時計針(例えば、分針及び時針)を表示することを含むことがある。
いくつかの実施形態では、一方向への回転入力機構の回転は、未来の方へのスクラブを引き起こすことがあり、この一方向と実質的に反対方向への回転入力機構の回転は、過去の方へのスクラブを引き起こすことがある。いくつかの実施形態では、(未来の方又は過去の方への)スクラブの速度は、回転速度に比例的に関係することがあり、いくつかの実施形態では、スクラブされた時間の量は、回転の距離(例えば、角回転)に比例的に関係することがある。いくつかの実施形態では、スクラブ速度及びスクラブされた時間の量は、時計針が一連の歯車によって竜頭に物理的に接続され、その結果、針の動きが、所定の歯車比を経由した竜頭の回転を反映して、ユーザによる竜頭のねじりに従うところの時計竜頭の効果を模倣することがある。(いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤のスクラブの速度及び距離は、表示されたアナログ時計文字盤のようなもののスクラブの速度及び距離と同じでもよい。)
いくつかの実施形態では、装置は、様々な利用可能な文字盤に対して異なる「ギアリング」を提供することがある。即ち、ユーザは、2つ以上の時計又は時計インターフェースの間で選択することがあり、選択されたインターフェースに依存して、所定の回転入力に応答したスクラブの速度及び距離が変化することがある。例えば、いくつかの実施形態では、(時刻インジケータとして)地球のようなものを表示するインターフェースは、回転入力の第1の回転に応答して地球の1回転(およそ24時間)を表示することがある。その一方で、いくつかの実施形態では、(時刻インジケータとして)太陽系のようなものを表示するインターフェースは、回転入力の同じ第1の回転に応答して地球の1公転(およそ365日)を表示することがある。所定の回転入力に応答してスクラブされる時間の量の差は、図53Aにおいてインターフェース5340に表された文字盤のようなアナログ文字盤、又は、図53Dにおいてインターフェース5370に表された文字盤のようなデジタル文字盤等の他の時計文字盤の間に同様に提供されることがある。
いくつかの実施形態では、回転入力に応答したタイムスクラブの速度及び/又はスクラブされた時間の量は、回転入力の角度の大きさと固定した関係を持たないことがある。即ち、いくつかの実施形態では、所定の角度の大きさの回転入力は、様々な他の要因に依存して、スクラブされた時間の量が異なることがある。前述の通、いくつかの実施形態では、種々のインターフェースは、種々の初期設定ギアリングに関連付けられることがある。いくつかの実施形態では、ユーザは、例えば、表示されたユーザインターフェースオブジェクト上で入力を行うことにより、又は、ハードウェアボタンを作動することによって入力を行う(例えば、回転可能及び押下可能入力機構の1回以上の押し付けを行う)ことにより、種々のギアリングを手動で選択することがある。
いくつかの実施形態では、ギアリングは、進行中の回転入力の途中で、回転可能入力機構の回転の速度(例えば、瞬間速度)と比べてタイムスクラブの相対速度(例えば、瞬間速度)が増加及び/又は減少されることがあるように、固定されないことがある。例えば、可変ギアリングは、閾値速度(例えば、1秒当たりの角速度)を下回る回転は、第1の速度又は第1のギアリングでタイムスクラブを生じさせ、閾値速度を上回る回転は、加速された速度又は加速されたギアリングでタイムスクラブを生じさせるように構成されることがある。このようにして、ユーザが大きい時間の量でスクラブしたいとき、装置は、回転入力機構の急速回転を認識し、その結果、タイムスクラブ速度を加速し、ユーザが大きな距離でより一層容易にスクラブするのを助けることがある。いくつかの実施形態では、進行中の回転入力中に、タイムスクラブ速度が加速された後に、回転入力の速度が所定の速度閾値より低下した場合、タイムスクラブ速度は、減速される、及び/又は、これの元の速度に戻されることがあり、この減速は、ユーザが自分の回転入力を減速し始めるのにつれてユーザが最終的な所望のスクラブ時刻をより厳密に設定することを可能化して、大きな量でスクラブ時刻を動かすために加速されたスクラブを使用したユーザを補助することがある。いくつかの実施形態では、ギアリングは、速度、方向、距離(例えば、角距離)、及び/又は圧力等のユーザ入力の何らかの特性に従って動的に変化することがある。
タイムスクラブ速度が加速されるいくつかの実施形態では、加速スクラブに対するタイムスクラブのアニメーションは、非加速スクラブに対するアニメーションとは異なることがあることに注意すべきである。例えば、いくつかの実施形態では、非加速スクラブに対して、装置は、(並進又はフリップ効果を伴うかどうかとは無関係に)変化しているデジタル時計文字盤上に数字の第1のアニメーション、又は、時計文字盤の周りをスイープする分針及び時針の第1のアニメーションを提供することがある。その一方で、いくつかの実施形態では、加速スクラブに対して、装置は、急速に変更されていることを知らせるためにデジタル時計文字盤上のぼやけた数字等の、又は、分針が中間位置をスイープすることなくディスプレイ上の一方の位置から別の位置へ「ジャンプ」するように見えるのを避けるために、ぼやけた分針のアニメーションを提供する(又は分針を完全に隠す)ことにより、1つ以上の異なるアニメーションを提供することがある。いくつかの実施形態では、加速スクラブに対するこの代替的なアニメーションは、「ターボモード」と呼ばれることもある加速スクラブモードの一部として提供されることがある。
いくつかの実施形態では、スクラブ時刻は、部分的にユーザの入力に従って、及び、部分的に所定のスクラブ時刻に従って設定されることがある。例えば、いくつかの実施形態では、所定のスクラブ時刻は、ユーザがスクラブ時刻に所定の範囲の時刻を設定することになる入力を実行したとき、実際のスクラブ時刻に所定の時刻が設定されるように構成されることがある。例えば、所定のスクラブ時刻が正午12:00であり、ユーザがスクラブ時刻に11:58を設定するために適切な距離及び速度で回転入力機構を回転した場合、スクラブ時刻は、正午12:00に丸められ、正午12:00が設定されることがある。所定のスクラブ時刻に「スナップ」するスクラブ時刻の範囲に、1分間、5分間、15分間、30分間、1時間、6時間、12時間、24時間、2日間、1週間、1ヶ月間、1年等の適当な時間の長さが設定されることがある。いくつかの実施形態では、装置は、ユーザが使用しているインターフェースに依存して、異なる所定のスクラブ時刻にスナップすることがあり、例えば、地球のようなもの、又は、太陽の表現を特色とするインターフェースにおいて、装置は、日没、日の出、又は真昼に対応するスクラブ時刻に「スナップ」するように構成されることがある。他の例として、太陽系のようなものを特色とするインターフェースにおいて、装置は、惑星整列又は食等の天文学的イベントに対応するスクラブ時刻に「スナップ」するように構成されることがある。
いくつかの実施形態では、所定のスクラブ時刻は、ユーザ入力に従って判定されることがある。いくつかの実施形態では、ユーザは、「スナップ」時刻を設定する、又は、「スナップ」間隔を選択する等によって、所定のスクラブ時刻を手動で設定することがある。いくつかの実施形態では、所定のスクラブ時刻は、1つ以上のユーザインターフェースオブジェクト又はコンプリケーションに関連するデータ又は情報に従って設定されることがある。例えば、装置は、スクラブ時刻をカレンダイベントが開始又は終了する時刻に丸めるように構成されることがある。いくつかの実施形態では、装置は、スクラブ時刻をコンプリケーション変更のためのデータが入手可能になる、又は、入手できなくなる時刻に丸めるように構成されることがある。いくつかの実施形態では、装置は、未来の方又は過去の方にスクラブしている間に達するカレンダイベント又は他の予定イベントに従ってスクラブ速度を減速又はスナップするように構成されることがあり、及び、装置は、スクラブ時刻をカレンダイベント又は予定イベントに対応する時刻にスナップ又は丸めるように構成されることがある。
図53Cにおけるインターフェース5360の描かれた例では、スクラブ針5322a及び5322bは、11:09という現在時刻より25分進んでいる11:34という非現在時刻がスクラブ時刻に設定されたことをユーザインターフェース5360内で指示するために、図53Bにおけるユーザ入力5320aの速度及び大きさに従って時間的に未来の方へ動いて、図53Bにおけるインターフェース5350内のそれぞれの前の位置から未来の方向へ滑らかにスイープしている。図53Fにおけるインターフェース5390の描かれた例では、デジタル時計文字盤5332内の数字は、11:09という現在時刻より25分進んでいる11:34という非現在時刻がスクラブ時刻に設定されたことをユーザインターフェース5390内で指示するために、図53Cにおけるユーザ入力5320bの速度及び大きさに従って変化している。
ブロック5418で、任意選択的に、第1の非現在時刻は、未来の時刻である。いくつかの実施形態では、非現在スクラブ時刻は、現在時刻と比べて未来における時刻でもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、所定の方向に回転可能入力機構の回転を実行することによりタイムスクラブモードにおいて未来の時刻にスクラブすることがある。未来へスクラブするための所定の回転方向は、過去へスクラブするための所定の回転方向と実質的に反対でもよい。図53C及び図53Fにおいて、それぞれインターフェース5360及び5390の例では、スクラブ時刻は、11:09という現在時刻より25分進んでいる11:34という未来の時刻である。
ブロック5420で、任意選択的に、第1の非現在時刻は、過去の時刻である。いくつかの実施形態では、非現在スクラブ時刻は、現在時刻と比べて過去における時刻でもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、所定の方向に回転可能入力機構の回転を実行することによりタイムスクラブモードにおいて過去の時刻にスクラブすることがある。過去へスクラブするための所定の回転方向は、未来へスクラブするための所定の回転方向と実質的に反対でもよい。
ブロック5421で、非現在時刻インジケータは、第1の現在時刻インジケータが回転可能入力機構の第1の回転の検出前に表示されていた位置に表示される。いくつかの実施形態では、非タイムスクラブモードのアクティブ化後に新たに表示された現在時刻インジケータ等の現在時刻インジケータは、現在時刻インジケータがタイムスクラブモードのアクティブ化前に予め表示されていた位置に表示されることがある。いくつかの実施形態では、非現在時刻インジケータは、デジタル時計文字盤5317及び図53Cを参照して前述されたアニメーションのいずれかを用いてこれの表示された位置に現れることがある。いくつかの実施形態では、デジタル時計文字盤等の現在時刻インジケータは、離れた場所に並進しながらアニメーション化されることがあり、数字が異なるカラーで表示された異なるデジタル時計文字盤等の非現在時刻インジケータは、離れたz軸から現れ、観察者に向かって動いているかのように、サイズが増大しながらアニメーション化されることがある。いくつかの実施形態では、スクラブ時刻インジケータは、ディスプレイ上の現在時刻インジケータを置換することがある。図53E及び図53Fのインターフェース5380及び5390に描かれた例では、デジタル時計文字盤5332は、(タイムスクラブモードのアクティブ化後にサイズが縮小され、上隅に並進された)デジタル時計文字盤5323がディスプレイ5302上でタイムスクラブモードのアクティブ化前に図53Dにおいてインターフェース5370内に表示されていた位置と同じ位置に表示される。図53Bにおけるインターフェース5350の例では、スクラブ針5322a及び5322bは、スクラブ針5322a及び5322bがタイムスクラブモードをアクティブ化するタッチ接触に応答して、描かれた位置に表示されるとしても、針5310a及び5310bが予め表示されていた位置と同じ位置に、かつ、同じ姿勢で表示され、タイムスクラブモード中に回転入力後に、スクラブ針5322a及び5322bは、図53Cのインターフェース5360に描かれているように、針5310a及び5310bが予め表示された位置と(例えば、同じ中心/アンカーポイントを含んでいる)同じ一般的な位置であるが、(例えば、異なる時刻を指示する)異なる姿勢で表示されることがある。
ブロック5422で、回転可能入力機構の第1の回転を検出したことに応答して、装置は、第1の非現在時刻に対応する情報を表示するために第1のユーザインターフェースオブジェクトを更新し、第1の非現実時間に対応する情報は、第1の情報源に関連し、第1の非現在時刻の曜日、時刻、又は日付以外のデータである。いくつかの実施形態では、ユーザが未来又は過去に時刻をスクラブするコマンドとして回転入力を行うとき、1つ以上のコンプリケーション等のユーザインターフェースに表示された1つ以上のユーザインターフェースオブジェクトは、新たに選択されたスクラブ時刻に従って更新されることがある。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースオブジェクト又はコンプリケーションは、第1の情報源、主題、及び/又は第1のアプリケーションに対応するように予め定められることがあり、時刻を未来又は過去にスクラブすることは、コンプリケーション又はユーザインターフェースオブジェクトが関連している情報源、主題、又はアプリケーションを変更しないであろう。例えば、いくつかの実施形態では、コンプリケーションが天候アプリケーションから入手された天候に関連する情報を表示するように構成されているとき、時間を未来の方又は過去の方へスクラブすることは、コンプリケーションが天候アプリケーションから入手された天候情報を表示することを変更しないことがあり、それどころか、変更は、表示された情報が関連している(主題又は情報源ではなく)時刻に関することがある。即ち、装置がタイムスクラブモードではないとき、天候コンプリケーションが現在天候情報(例えば、入手可能な最新の気温読み取り値)を表示するように構成されている場合、いくつかの実施形態では、時刻を未来の方へスクラブすることは、天候コンプリケーションに代わりに予想又は推定天候情報を表示させることがあり、しかし一方、時刻を過去の方へスクラブすることは、装置に歴史的天候情報(又は過去に推測された天候情報)を表示させることがある。
いくつかの実施形態では、情報は、情報が記憶された、リンクされた、タグ付けされた、又は、情報が時刻に対応することを指示するメタデータに関連付けられた時刻に対応すると考えられることがある。例えば、(天候予報等の)1つの情報は、局所的に、又は、装置から遠く離れた所に記憶されることがあり、天候予報データが対応している未来の時刻(例えば、天候予報の対象とする時刻)を指示するメタデータ又は他のタグに関連付けられることがある。いくつかの実施形態では、ユーザが時間を未来の方又は過去の方へスクラブするとき、装置は、表示されたスクラブ時刻を記憶された天候予報(又はその他の記憶されたデータエントリ)のタグ又はメタデータに関連付けられた時刻と比較することによって天候予報をいつ表示すべきであるかを判定することがある。
いくつかの実施形態では、コンプリケーション等のユーザインターフェースオブジェクトは、ユーザが時間を未来の方へスクラブするとき、及び/又は、時間を過去の方へスクラブするとき、動的に更新されることがある。いくつかの実施形態では、コンプリケーションによって表意された情報は、非現在時刻インジケータへの変更が表示されるのと共に更新されることがあり、又は、所定のスクラブ時刻の期間(例えば、5分間、15分間、1時間、1日間等)に従って更新されることがある。いくつかの実施形態では、コンプリケーションによって表示された情報は、現在表示された情報から新しい又は異なる情報が入手可能である頻度と同じ頻度で更新されることがあり、例えば、天候予報がこれらかの時間に対して定常温度、そして、その後、1度の増加を予測する場合、天候温度を表示するコンプリケーションは、ユーザが最初の1時間の中でスクラブするとき、変化を表示しないことがあり、その後、スクラブ時刻が、予想温度が変化する時刻に達したとき、上昇した温度を表示することがある。
いくつかの実施形態では、コンプリケーション等のユーザインターフェースオブジェクトは、デジタル時計文字盤5317及び図53Cを参照して前述されたアニメーションのいずれか等のアニメーションを通じて更新されることがある。いくつかの実施形態では、アニメーションによって表示された数字が変更されたとき、サドンカット(sudden cut)又はハードカット(hard cut)遷移が使用されることがある。いくつかの実施形態では、単一の数字が変更される以外の変更がコンプリケーションに対して行われたとき、コンプリケーションの以前の一部(又は全部)が(例えば、ページがノートパッド上で上向きにフリップされる方式で、コンプリケーションの上部にある接続点の周りで上向きにフリップ及び回転されるかのように)上向きに並進し、サイズが縮小し、及び/又は、次第に消えていく(例えば、時間的に徐々に透明性を増していく)ものとして表示される遷移アニメーションが表示されることがあるが、コンプリケーションの新しい一部(又は全部)は、(離れたz軸から並進し、観察者に向かって動いているかのように)サイズが増大し、及び/又は、視野の中へ次第に消えていく(例えば、時間的に徐々に透明性を失っていく)ものとして表示されることがある。
図53C及び図53Fにおけるそれぞれインターフェース5360及び5390の例では、天候コンプリケーション5312は、11:34まで25分ずつ未来の方へスクラブされている時刻に従って更新されている。時間が未来の方へスクラブされた前に、天候コンプリケーション5312は、72°という現在の天候温度を表示するが、時間が未来の方へスクラブされた後、天候コンプリケーション5312は、11:34という未来のスクラブ時刻に対応する予測である73°という予測天候温度を表示するために更新されている。
ブロック5424で、任意選択的に、第1の非現在時刻に対応する情報は、推測データを含む。いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードにおいて更新されたユーザインターフェースオブジェクト又はコンプリケーションによって表示された情報は、天候予報等の推測又は予測情報を含むことがある。いくつかの実施形態では、(既知又は予定情報ではなく)予測又は推測された情報が表示されるとき、(視覚的シンボル、ディスプレイ様式化等の)指示は、情報が予測又は推測であることをユーザに警告するために提供されることがある。図53C及び図53Fにおけるそれぞれインターフェース5360及び5390の例では、天候コンプリケーション5312によって表示された情報は、未来の時刻のため予測天候予報の形をした推測データである。
いくつかの実施形態では、予測又は推測された情報は、ユーザに未来のための予測又は予想が提供されるように、予想又は予測が未来の時刻に関して行われているので、未来のスクラブ時刻に関連することがある。いくつかの実施形態では、予測又は推定情報は、ユーザに以前の予想又は予測が提供されるように、予想又は予測が過去の時刻で行われているので、過去の時刻に関連することがある。
ブロック5426で、任意選択的に、第1の非現在時刻に対応する情報は、予定イベントを含む。いくつかの実施形態では、コンプリケーションによって表示された情報は、予定イベントの名称、予定イベントの時刻、予定イベントの場所、予定イベントへの参加者若しくは出席予定者、又は予定イベントに関する他の情報等のカレンダ情報を含むことがある。例えば、コンプリケーションは、ユーザの個人カレンダからの情報を表示するように構成されることがあり、いくつかの実施形態では、コンプリケーションは、「電話会議」等の現在のカレンダイベントの名称を表示することがある。いくつかの実施形態では、コンプリケーションは、最も近いこれから起こるイベントの名称を表示することがある。いくつかの実施形態では、ユーザが時間的に未来の方へ又は過去の方へスクラブするとき、このカレンダコンプリケーションは、スクラブ時刻に予定カレンダイベントに対応する情報を表示するために、又は、スクラブ時刻に関して最も近いこれから起こるカレンダイベントに対応する情報を表示するために変化することがある。
いくつかの実施形態では、未来及び/又は過去にスクラブするとき、装置は、タイムスクラブモードがアクティブ化されていないときにこの装置が現在時刻にどの情報を表示すべきであるかを判定する方式とは異なる方式でどの情報を表示するかを判定することがある。例えば、会議が正午12:00に予定されている場合、カレンダコンプリケーションは、いくつかの実施形態では、午前11:00又は午前9:00等の正午12:00より前に開始する、又は、前のカレンダイベントがいつ終わるかにかかわらず、正午12:00の会議に関する情報を表示することがある。このようにして、ユーザは、会議の時刻の前に正午12:00の会議に関するカレンダイベントを確かめることがあり、この会議について忘れる、及び、遅刻する可能性が低い。従って、情報は、ユーザのカレンダ内のカレンダイベントの時刻を超えて(例えば、より前に)伸びる期間に亘って会議に関して表示される。いくつかの実施形態では、全く同じことは、タイムスクラブモードにおいて当てはまらないことがある。例えば、いくつかの実施形態では、ユーザがタイムスクラブモードに入るとき、カレンダコンプリケーションは、スクラブ時刻にこのカレンダイベントが実際に予定されている時刻が設定されていないとき、カレンダイベントに関する情報の表示を抑止することがある。従って、正午の会議に対して、装置がこの会議を表示するにもかかわらず、いくつかの実施形態では、現在時刻が11:09であるときにタイムスクラブモード以外では、会議の表示は、スクラブ時刻に11:09が設定されたとき、タイムスクラブモードにおいて抑止されることがある。いくつかの実施形態では、スクラブ時刻にカレンダイベントが実際に予定されている時刻が設定されていないとき、タイムスクラブモードにおいてカレンダイベントの表示を抑止することは、ユーザが時間を素早くスクラブしているとき、カレンダイベントが予定時刻についてのユーザの迅速な理解を助けることがある。(注意すべきことは、他の実施形態では、タイムスクラブモードは、スクラブ時刻にカレンダイベントの予定時刻が設定されていないとき、カレンダ情報を表示することがあり、一部のこのような実施形態では、装置は、ユーザが時間をスクラブしているときに、カレンダイベントの時刻についてのユーザの理解を助けるためにカレンダイベントの時刻を表示することがある。)
ブロック5428で、任意選択的に、第1の非現在時刻に対応する情報は、歴史的データを含む。いくつかの実施形態では、コンプリケーションによって表示された情報は、記録データ又は他の情報等の歴史的情報を含むことがある。記録データ又は他の情報は、いくつかの実施形態では、記録された測定値、数値、読み取り値、統計値、又はイベントを含むことがある。記録データ又は他の情報は、いくつかの実施形態では、記録された予測又は記録された予想を含むことがある。記録データ又は他の情報は、いくつかの実施形態では、装置及び/又はユーザインターフェースの前の状態に関する何らかの情報を含むことがある。いくつかの実施形態では、ユーザが過去の時間をスクラブするとき、装置は、過去のスクラブ時刻に関連する歴史的データを表示することがある。いくつかの実施形態では、歴史的情報は、情報自体が過去のスクラブ時刻(例えば、この時刻における天候温度読み取り値)に関係するので、過去のスクラブ時刻に関連することがある。いくつかの実施形態では、歴史的情報は、情報が過去のスクラブ時刻(例えば、過去のスクラブ時刻に行われた天候予報)に記録される、又は、作成されているので、過去のスクラブ時刻に関連することがある。
ブロック5430は、任意選択的に、ブロック5416〜5420に続く。ブロック5430で、任意選択的に、回転可能入力機構の第1の回転を検出したことに応答して、装置は、第1の非現在時刻に対応する情報の欠如を指示するために第1のユーザインターフェースオブジェクトを更新する。いくつかの実施形態では、ユーザがタイムスクラブモードにおいて時間的に未来の方又は過去の方へスクラブしているとき、ユーザインターフェースオブジェクト又はコンプリケーションは、選択されたスクラブ時刻に対応する表示されるべき情報がないことを指示するために表示されなくなることがある。例えば、ユーザが株式市場コンプリケーションを未来の時刻へスクラブするとき、株式情報は、未来の時刻のため入手できないことがあり、その結果、コンプリケーション(又はコンプリケーションの一部)は、表示されなくなることがある。同様の結果は、ユーザが、信頼できる推定又は予測データが入手できない限度まで時間的に未来の方へスクラブするときに起こることがあり得るが、例えば、ユーザは、天候予報が入手できない限度で未来にスクラブすることがあり、天候コンプリケーションは、表示されなくなることがあり得る。同様の結果は、ユーザが、歴史的データがもはや入手できない限度まで時間的に過去の方へスクラブするとき、起こることがあり得るが、例えば、装置(又は装置がアクセスできる情報源)は、限られた量の歴史的情報を単にキャッシュするか、又は、そうでなければ記憶することがあり、ユーザがこのポイントを超えてスクラブするとき、コンプリケーションは、表示されなくなることがある。同様の結果は、ユーザがキャッシュデータを適用できない時刻までスクラブするとき、更に起こることがあり得るが、例えば、ユーザがカレンダ上にイベントが予定されていない時刻までスクラブする場合、装置は、カレンダコンプリケーションを表示することをやめることがある。
いくつかの実施形態では、ユーザがコンプリケーションによる表示のため関連性のある情報を入手できない時刻までスクラブするとき、コンプリケーションは、選択されたスクラブ時刻のための情報が入手できないことをユーザに指示するために、半透明外観まで消えていくことがあり、色褪せた又は抑えた色彩設計で表示されることがあり、又はグレイアウト色彩設計で表示されることがある。一部のこのような実施形態では、コンプリケーションは、変更された(色褪せ又はグレイアウト)方式で、コンプリケーションによって直前に表示された情報を表示し続けることがある。これは、ユーザが選択されたスクラブ時刻に関するこの情報が入手できないことを知るのに役立つことがあるが、ユーザがコンプリケーションの存在を志向し続け、コンプリケーションの存在に気付くことを許す。
図54Cにおいて、付加的な方法ブロックがディスプレイ及び回転可能入力機構付きの電子装置で同様に実行されるようにブロック5402に続く。図54Cにおいて、ブロック5432〜5442(これらの一部は選択的である)が「回転可能入力機構の第1の回転を検出したことに応答して」実行されるようにブロック5414に続く。以下でブロック5432〜5442を検討する際に、「回転可能入力機構の第1の回転を検出したことに応答して」という言い回しは、分かりやすくするために繰り返されることも繰り返されないこともある。
ブロック5432は、ブロック5422〜5428の後に続き、又は任意選択的にブロック5430の後に続く。ブロック5432で、回転可能入力機構の第1の回転を検出したことに応答して、装置は、第1の現在時刻インジケータ及び第2の現在時刻インジケータのうち一方を表示する。いくつかの実施形態では、ブロック5432は、任意選択的に、ブロック5408で検出されたユーザ入力等の、タイムスクラブモードをアクティブ化するユーザ入力を検出したことに応答して実行されることがある。いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードが(タッチ感知面上で検出されたタッチ接触によるか、又は、回転可能入力機構の回転によるかにかかわらず)アクティブ化されたとき、スクラブ時刻を指示する非現在時刻インジケータに加えて、装置は、現在時刻インジケータを更に表示することがある。いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードにおいて表示された現在時刻インジケータは、同じ現在時刻インジケータが表示され続けるように、ブロック5404で表示された現在時刻インジケータ等の、タイムスクラブモードのアクティブ化前に表示された現在時刻インジケータと同じ現在時刻インジケータでもよい。いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードにおいて表示された現在時刻インジケータは、タイムスクラブモードのアクティブ化前に表示された現在時刻インジケータとは異なる第2の現在時刻インジケータでもよい。
ブロック5434で、任意選択的に、第1の回転を検出したことに応答して第1の現在時刻インジケータを表示することは、視覚的外観が修正された第1の現在時刻インジケータを表示することを含む。いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードがアクティブ化されると、第1の現在時刻インジケータの視覚的外観は、タイムスクラブモードが既にアクティブ化されていることをユーザに知らせ、現在時刻インジケータではなく、非現在時刻インジケータにユーザを集中させるような方式で変更されることがある。例えば、現在時刻インジケータのサイズ、形状、カラー、強調表示、及び/又はアニメーションスタイルは、タイムスクラブモードがアクティブ化されると変更されることがある。
いくつかの実施形態では、現在時刻インジケータは、タイムスクラブモードがアクティブである間に、色褪せた、抑えた、部分的に透明な、又はグレイアウト色彩設計で表示されることがある。図53Cにおけるインターフェース5360の描かれた例では、時計針5310a及び5310bは、図示されたハッシングによって指示されるようにグレイアウト色彩設計で表示される。このグレイアウト色彩設計は、タイムスクラブモードがアクティブであることをユーザに知らせることがあり、代わりに、緑色等のより明るい、又は、より目立つカラーで表示されることがあるスクラブ針5322a及び5322bにユーザの注意を向けることがある。
図53Eにおけるインターフェース5380の例では、デジタル時計文字盤5328は、タイムスクラブモードがアクティブ化されているとき、緑色で表示されることがあるが、タイムスクラブモードがアクティブ化される前に白色で表示されていることがある。いくつかの実施形態では、緑色等のより明るいカラーで現在時刻インジケータ等のより多くのユーザインターフェースオブジェクトを表示することは、装置がタイムスクラブ動作モードであることをユーザに知らせることがある。
いくつかの実施形態では、現在時刻インジケータは、タイムスクラブモードのアクティブ化前に表示されたサイズと類似したサイズで表示されることがある。図53Eにおけるインターフェース5380の描かれた例では、デジタル時計文字盤5328は、(対角方向矢印によって指示されるように)ディスプレイ5302の上隅に並進され、タイムスクラブモードのアクティブ化前に(図53Dにおけるインターフェース5370内に)表示されたサイズより小さいサイズで表示される。現在時刻インジケータの表示サイズが小型化することは、タイムスクラブモードがアクティブであることをユーザに知らせることがあり、より大きいサイズで表示されることがあり、スクラブ時刻を表示することがあるデジタル時計文字盤5332にユーザの注意を向けることがある。
ブロック5436で、任意選択的に、第1の回転を検出したことに応答して第1の現在時刻インジケータを表示することは、ディスプレイ上で、第1の回転を検出する前に表示された位置とは異なる位置に第1の現在時刻インジケータを表示することを含む。いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードをアクティブ化すると、現在時刻インジケータは、一方の位置に表示されなくなることがあり、その代わりに、別の位置に表示されることがある。現在時刻インジケータがタイムスクラブモード中に表示される位置は、ディスプレイの縁又は隅により接近した位置等の以前の位置より目立たないことがある。図53Fにおけるインターフェース5390の例では、デジタル時計文字盤5328は、ディスプレイ5302の右上隅により近づられているので、タイムスクラブモードのアクティブ化前に(図53Dにおけるインターフェース5370内に)表示されていた位置とは異なる位置に表示される。
ブロック5438で、任意選択的に、第1の回転を検出したことに応答して第1の現在時刻インジケータを表示することは、ディスプレイ上の第1の現在時刻インジケータの初期位置から異なる位置までこの第1の現在時刻インジケータをアニメーションすることを含む。いくつかの実施形態では、アニメーションは、インジケータの元の位置から次第に消えていく(例えば、より透明性を増していく)、及び/又は、このインジケータの新しい位置の中へ次第に消えていく(例えば、より透明性を失っていく)インジケータを含むことがある。いくつかの実施形態では、アニメーションは、ディスプレイの全域でオブジェクトを並進させることを含むことがある。いくつかの実施形態では、アニメーションは、サイズを増大又は減少させてオブジェクトを表示することを含むことがある。いくつかの実施形態では、アニメーションは、デジタル時計文字盤5317及び図53Cに関して、又は、ブロック5422に関して前述されたアニメーションのうちいずれかを含むことがある。いくつかの実施形態では、現在時刻インジケータは、これの初期位置で突然表示されなくなり、そして、即座に異なる位置で表示され始めることがある。
ブロック5440で、任意選択的に、回転可能入力機構の第1の回転を検出したことに応答して、装置は、現在時刻と第1の非現在時刻との間の時間差を指示する時間差インジケータを表示する。いくつかの実施形態では、時間差インジケータは、現在時刻とスクラブ時刻との間の差等の一方の時刻と別の時刻との間の差を指示するいずれのユーザインターフェースオブジェクトでもよい。いくつかの実施形態では、時間差インジケータは、秒数、分数、時間数、日数、週数、月数、年数等を指示することがある。いくつかの実施形態では、時間差インジケータは、スクラブ時刻が現在時刻と比べて未来にあるか、又は、過去にあるかを指示することがある。いくつかの実施形態では、時間差インジケータは、タイムスクラブモードがアクティブ化されると自動的に表示される。いくつかの実施形態では、スクラブ時刻と現在時刻との間の差を明確に表示することは、ユーザがスクラブ時間(及びコンプリケーションに表示された対応する情報)が現在時刻からどれだけ遠くに離れているかをより容易に理解し、状況に当てはめるのに役立つ。図53B及び図53Cにおけるそれぞれのインターフェース5350及び5360の例では、時間差インジケータ5318は、図53Bにおいてゼロ分であり、図53Cにおいて25分である現在時刻とスクラブ時刻との間の分差の数を指示するために数字を使用する。描かれた例では、時間差インジケータ5318は、スクラブ時刻が現在時刻と比べて未来にあることを指示するために「+」シンボルを使用する(スクラブ時刻が現在時刻に一致するとき、初期設定では「+」シンボルを使用する)。いくつかの実施形態では、スクラブ時刻が現在時刻と比べて過去にある場合、時間差インジケータ5318は、スクラブ時刻が過去の時刻であることを指示するために「−」シンボルを表示することがある。
いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードがアクティブ化されたとき、ディスプレイに予め表示された要素は、ディスプレイから除去されることがある。例えば、いくつかの実施形態では、時間差インジケータが表示されたディスプレイの一部に表示されたコンプリケーション又は他のユーザインターフェースオブジェクトは、タイムスクラブモード中にディスプレイから除去されることがある(例えば、装置は、これらを表示することをやめることがある)。いくつかの実施形態では、全く同じことは、タイムスクラブモードがアクティブであるとき、ディスプレイ上で現在時刻インジケータ(又は表示された語「現在」等の付随するオブジェクト)が表示された位置に表示されたインターフェースオブジェクト又はコンプリケーションに当てはまることがある。いくつかの実施形態では、コンプリケーションは、他のオブジェクトがタイムスクラブモード中にディスプレイ上で同じ位置に表示されるか否かには無関係に、タイムスクラブモードがアクティブ化されると、ディスプレイから除去されることがある。いくつかの実施形態では、現在時刻インジケータ又は時間差インジケータがアナログ時計文字盤のようなものの上で数字が表示されたディスプレイの位置に表示されるか、又は動かされるとき、アナログ時計文字盤のようなものの上の数字は、隠されることがあり、例えば、現在時刻インジケータ又は時間差インジケータがタイムスクラブモードにおいて時計インターフェースの下部の近くに表示された場合、数字「5」、「6」及び「7」は、時計文字盤上で隠されることがある。いくつかの実施形態では、(本開示において他のどこかに記載された任意のダイアル等の)装置インターフェースに表示されたダイアル又はサブダイアルは、時間差インジケータ又は現在時刻インジケータがダイアル又はサブダイアルが予め表示されていたディスプレイの一部に表示されたとき、タイムスクラブモードがアクティブ化されると表示されなくなることがある。
いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードのアクティブ化前に表示されたユーザインターフェース要素は、タイムスクラブモードにおいて時間差インジケータ又は現在時刻インジケータの表示のための場所を作るためにサイズ又は外観が変化することがある。例えば、いくつかの実施形態では、予め表示されたチェックマークは、ドットによって置き換えられる、又は、ドットに遷移するようにアニメーション化されることがあり、これらのドットは、サイズがより小型でもよく、及び/又は、ディスプレイ上でドットの間により空いている場所を有することがある。いくつかの実施形態では、適当なユーザインターフェースオブジェクトは、タイムスクラブモードをアクティブ化すると、時間差インジケータ及び/又は現在時刻インジケータ又は関連したユーザインターフェースオブジェクトの表示のための場所をディスプレイ上に作り出す等のために、サイズが縮小することがあり、及び/又は、ディスプレイ上の位置が変化することがある。
図54Dにおいて、付加的な方法ブロックがディスプレイ及び回転可能入力機構付きの電子装置で同様に実行されるようにブロック5402に続く。
ブロック5442、5444〜5446、及び5448はそれぞれ、任意選択的にブロック5414〜5440の後に続く。
ブロック5442で、任意選択的に、時間の経過に応答して、装置は、現在時刻と現在指示されている非現在時刻との間の時間差が一定に保たれるように、時間の経過に従って第2の非現在時刻を指示するために非現在時刻インジケータを更新する。いくつかの実施形態では、時間が経過するのにつれて、現在時刻は、それに応じて時刻を正確に保つために更新される。現在時刻を更新することに加えて、装置は、いくつかの実施形態では、時間の経過に従って、タイムスクラブモードのためのスクラブ時刻等の非現在時刻も更新する。このように、いくつかの実施形態では、一旦ユーザがスクラブ時刻を設定すると、スクラブ時刻と現在時刻との間の時間差は、時間が経過するにもかかわらず固定されたままであることがある。したがって、いくつかの実施形態では、スクラブ時刻に未来が設定されたとき、スクラブ時刻が現在時刻と並行して時間的に進むので、現在時刻は、スクラブ時刻に「追い付く」ことがない。
いくつかの実施形態では、スクラブ時刻が時間の経過に従って進められると、コンプリケーション及び他のユーザインターフェースオブジェクトは、新たに更新されたスクラブ時刻を反映するために、前述の方法のうちいずれかに従って、それに応じて更新されることがある。このようにして、タイムスクラブモードにおけるコンプリケーションは、いくつかの実施形態では、ユーザ入力によって変更されているスクラブ時刻に従うだけでなく、時間の経過によって変更されているスクラブ時刻にも従って更新されることがある。
ブロック5444で、任意選択的に、第1の非現在時刻に対応する情報を表示する更新された第1のユーザインターフェースオブジェクトを表示する間に、装置は、更新された第1のユーザインターフェースオブジェクトに対応する位置で第2のタッチ接触を検出し、第2のタッチ接触を検出したことに応答して、第1のユーザインターフェースオブジェクトに対応するユーザインターフェースを表示する。検出されたタッチ接触は、タッチスクリーン等のいずれかのタッチ感知及び/又は感圧面においてタッチ感知及び/又は感圧素子によって検出されたシングルタッチ入力、マルチタッチ入力、シングルタップ入力、及び/又はマルチタップ入力でもよい。いくつかの実施形態では、タイムスクラブモードにおいてスクラブ時刻に従って更新されたコンプリケーション又は他のユーザインターフェースオブジェクトは、装置がコンプリケーションに対応する位置で入力を検出した場合、コンプリケーションに関連付けられたインターフェース又はアプリケーションにアクセスされることがあるように、選択可能アフォーダンスでもよい。例えば、ユーザは、いくつかの実施形態では、天候コンプリケーション5312等の天候コンプリケーションをタップし、関連した天候アプリケーションを開かせることがある。他の例では、ユーザは、株式市場コンプリケーション5314等の株式市場コンプリケーションをタップすることがあり、いくつかの実施形態では、株式市場アプリケーションが開かれることがある。描かれた図53C及び図53Fの例では、ユーザ入力5336a及び5336bは、ディスプレイ5302上で、天候コンプリケーション5312が表示された位置において検出され、いくつかの実施形態では、ユーザ入力5336a又は5336bを検出したことに応答して、天候アプリケーションがアクセスされ、天候インターフェースが表示されることがある。
ブロック5446で、任意選択的に、更新された第1のユーザインターフェースオブジェクトに対応する位置での第2のタッチ接触の検出に従って表示されたユーザインターフェースは、第1の非現在時刻に対応する。いくつかの実施形態では、コンプリケーション又は他のユーザインターフェースをタップする、又は、そうでなければ選択する機能性は、異なるアプリケーション又はインターフェースがユーザ選択の瞬間にどんなスクラブ時刻が設定されたかに依存して提供されることがあるように、表示されたスクラブ時刻に従って変化することがある。例えば、装置が過去の時刻にスクラブされているとき、ユーザが天候コンプリケーションをタップしたことに応答して、スクラブされた過去の時刻に対する歴史的天候データを表す天候アプリケーションのインターフェースが表示されることがあり、装置が未来の時刻にスクラブされているとき、ユーザが天候コンプリケーションをタップしたことに応答して、スクラブされた未来の時刻に対する予測天候を表す天候アプリケーションのインターフェースが表示されることがある。他の例ではユーザがカレンダコンプリケーションをタップしたことに応答して、スクラブされた時刻に予定されていたカレンダイベントが開かれることがあり、この具体的なイベントのためのインターフェースが表示されることがある。描かれた図53C及び図53Fの例では、ユーザ入力5336a又は5336bを検出したことに応答して、装置5300は、いくつかの実施形態では、11:34というスクラブ時刻に関連付けられた、予測天候情報に対応するインターフェースを提供することがある。
いくつかの実施形態では、表示されたコンプリケーションは、地球、月、及び/又は太陽系のようなものを表示するように構成された装置のインターフェースに対応することがある。いくつかの実施形態では、ユーザがこのようなコンプリケーションを含んでいるスクラブインターフェース上で時間を未来の方又は過去の方へスクラブし、次に、選択するためにコンプリケーションをタップした場合、対応する地球、付き、及び/又は太陽系インターフェースが表示されることがあり、地球、月、及び/又は太陽系インターフェースは、それ自体が前のインターフェースのスクラブ時刻まで未来の方へスクラブされる。いくつかの実施形態では、ユーザは、地球の光景、月の光景、及び/又は太陽系の光景の間にインターフェース「フライング(flying)」(例えば、滑らかにズーム及びパンする)のアニメーションを表示させるために地球、付き、及び/又は太陽系インターフェースに対応するコンプリケーションを選択することがある。ユーザがこれらの様々なインターフェースの間を飛ぶとき、いくつかの実施形態では、タイムスクラブが維持され、スクラブ時刻は、各インターフェースに表示されたコンプリケーション、及び/又は、表示された地球、月、及び/又は太陽系のようなものに反映される。
ブロック5448で、任意選択的に、装置は、第1の現在時刻インジケータに対応する位置で第3のタッチ接触を検出し、第3のタッチ接触を検出したことに応答して、非現在時刻インジケータを表示することをやめ、現在時刻に対応する情報を表示するために第1のユーザインターフェースオブジェクトを更新する。検出されたタッチ接触は、タッチスクリーン等のいずれかのタッチ感知及び/又は感圧面においてタッチ感知及び/又は感圧素子によって検出されたシングルタッチ入力、マルチタッチ入力、シングルタップ入力、及び/又はマルチタップ入力でもよい。いくつかの実施形態では、ユーザが現在時刻インジケータをタップしたとき、装置は、応答的にタイムスクラブモードを終了することがある。タイムスクラブモードを終了すると、いくつかの実施形態では、装置は、スクラブ時刻を表示することをやめることがある。タイムスクラブモードを終了すると、いくつかの実施形態では、現在時刻の表示は、タイムスクラブモードがアクティブ化される前に表示されていた元の視覚的外観(例えば、位置、サイズ、カラー、スタイル等)に戻ることがある。タイムスクラブモードを終了すると、いくつかの実施形態では、スクラブ時刻に対応するように、上記方法のいずれかに従って、更新されたコンプリケーション又は他のユーザインターフェースオブジェクトは、現在時刻に対応するように再び更新されることがある。いくつかの実施形態では、これは、タイムスクラブモードがアクティブ化される以前からこれらの元の外観に戻ることを含むことがあるが、いくつかの実施形態では、これは、(タイムスクラブモードがアクティブ化されたときとは異なる新しい現在時刻に対応する情報、又は、新たに入手可能である、若しくは、タイムスクラブモードがアクティブ化された以降に更新された情報等の)新しい及び/又は異なる情報を表示することを含むことがある。表示されたコンプリケーション又はユーザインターフェースオブジェクトは、タイムスクラブモードを非アクティブにすると、図53Cにおけるデジタル時計文字盤5317を参照して前述されたアニメーションのうちいずれかに従って更新されることがある。描かれた図53C及び図53Fの例では、タッチ接触5324a及び5334aは、ディスプレイ5302上で現在時刻インジケータが表示された位置においてそれぞれ検出され、いずれかの入力を検出したことに応答して、装置5300は、タイムスクラブモードを非アクティブにさせることがあり、表示された時刻インジケータ及びコンプリケーションは、それに応じて更新されることがある。描かれた例では、タイムスクラブモードのアクティブ化以降、情報が変更されず、時刻が変更されていない場合、図53C及び図53Fにおけるタイムスクラブモードを終了することは、図53Aにおけるインターフェース5340及び図53Cにおけるインターフェース5370をそれぞれ表示させることがある。
いくつかの実施形態では、他のユーザ入力が装置にタイムスクラブモードを終了させるように動作することがある。いくつかの実施形態では、装置にタイムスクラブモードを終了させることがある代替的なユーザ入力は、図53C及び図53Fにおいてそれぞれユーザ入力5324b及び5334b等の回転可能及び押下可能入力機構の押下を含むことがある。回転可能及び押下可能入力機構を押下することによりユーザがタイムスクラブモードを終了することを許すことは、時間を未来の方又は過去の方へスクラブする容易さを高めることがあり、両方の機能を実行するコマンドが単一の入力機構を用いて入力され得るので、したがって、ユーザがタイムスクラブモードを終えたとき、タイムスクラブモードを容易に終了する。いくつかの実施形態では、装置は、装置がタイムアウトし、ディスプレイが暗くなるとき等のアクティブでない所定の期間の後、タイムスクラブモードを終了することがある。
ブロック5450で、任意選択的に、装置は、回転可能入力機構の第2の回転を検出し、回転可能入力機構の第2の回転を検出したことに応答して、装置は、第2の回転に従って判定された第3の非現在時刻を指示するために非現在時刻インジケータを更新し、第3の非現在時刻に対応する情報を表示するために第1のユーザインターフェースオブジェクトを更新し、ここで、第3の非現在時刻に対応する情報は、第1の情報源に関連し、第1の非現在時刻の曜日、時刻、又は日付以外の情報であり、第1の現在時刻インジケータ及び第2の現在時刻インジケータのうち一方を表示する。いくつかの実施形態では、前述の通、第1の回転を検出し、第1のスクラブ時刻を設定した後、装置は、次に、同じ回転入力機構の別の回転を検出することがあり、第2の回転に従って別のスクラブ時刻を設定することがある。装置は、前述の方法のいずれかに従って第2のスクラブ時刻を設定することがあり、前述の方法のうちいずれかに従って、第2のスクラブ時刻に対応するように、表示されたユーザインターフェースオブジェクト及びコンプリケーションを更新することがある。いくつかの実施形態では、ユーザは、タイムスクラブモードを出る又は出ないにかかわらず、時間的に未来の方又は過去の方へスクラブし、休止し、その後、再び時間的に未来の方又は過去の方へスクラブすることがある。いくつかの実施形態では、表示されたコンプリケーションは、ユーザがスクラブし、休止し、その後再びスクラブするのにつれて表示されたスクラブ時刻をいつでも反映するために、処理を通して動的に更新されることがある。いくつかの実施形態では、この処理は、何回にも亘って完全又は部分的に繰り返される又は反復されることがある。
図54Eにおいて、付加的な方法ブロックがディスプレイ及び回転可能入力機構月の電子装置で同様に実行されるように、ブロック5402に続く。
ブロック5452及び5454は、任意選択的に、ブロック5414〜5440の後に続く。
ブロック5452で、任意選択的に、装置は、現在時刻に対応する第2の情報を表示するように構成された第2のユーザインターフェースオブジェクトを表示し、ここで、現在時刻に対応する第2の情報は、第2の情報源に関連し、現在時刻の曜日、時刻、又は日付以外の情報であり、回転可能入力機構の第1の回転を検出したことに応答して、第1の非現在時刻に対応する第2の情報を表示するために第2のユーザインターフェースオブジェクトを更新し、ここで、第1の非現在時刻に対応する第2の情報は、第2の情報源に関連し、第1の非現在時刻の曜日、時刻、又は日付以外の情報である。
ブロッ5454で、任意選択的に、第1及び第2の情報源は、別々のアプリケーションである。
いくつかの実施形態では、装置は、2つ以上のコンプリケーション又は他のユーザインターフェースオブジェクトを表示することがあり、コンプリケーション又は他のユーザインターフェースオブジェクトは、別個の主題、別個の情報源、又は装置の別個のアプリケーションに関連する。例えば、いくつかの実施形態では、時計文字盤インターフェース又はホームスクリーンインターフェース等の装置のインターフェースは、2つの区別できるコンプリケーションを表示することがあり、各コンプリケーションは、装置の区別できるアプリケーションに関連付けられ、各コンプリケーションは、それぞれの関連したアプリケーションから情報を取り出し、この情報をインターフェースに表示する。描かれた図53Aの例では、天候コンプリケーション5312及び株式市場コンプリケーション5314は、各々が区別できる情報源及び/又はアプリケーション(例えば、それぞれ天候アプリケーション及び株式市場コンプリケーション)に関連付けられることがある区別できるコンプリケーションである。
いくつかの実施形態では、ユーザが前述のいずれかの方式で時間を未来の方又は過去の方へスクラブするとき、表示されたコンプリケーション又は他のユーザインターフェースオブジェクトの両方(及び、いくつかの実施形態では、3つ以上)がタイムスクラブに従って一斉に更新される。第2の表示されたコンプリケーション又は(第3、第4等に加えて)ユーザインターフェースオブジェクトは、前述の方法のうちいずれかによるスクラブに従って更新されることがある。いくつかの実施形態では、インターフェースに表示されたコンプリケーションの全部は、ユーザが時間の中をスクラブするにつれて表示された非現在時刻に従って一斉に更新されることがある。これは、いくつかの実施形態では、ユーザが各アプリケーションを別個にオープンする必要なしに2つ以上の情報源又は2つ以上のアプリケーションの過去の情報及び/又は未来の情報を観察できることがあるので有利であることがあり、これは、表示された情報が全て同じ過去の時刻又は同じ未来の時刻に対応しているので、ユーザが全てのアプリケーションからの情報を同時に見ることができるようにすることにより異なるアプリケーション又は異なる情報源によって提供された時間的に関連したデータの間の文脈関係を観察し、認識することを可能にすることがある。
描かれた図53Cの例では、ユーザが11:34というスクラブ時刻まで25分だけ時間的に未来の方へスクラブするのに応答して、天候コンプリケーション5312は、11:34というスクラブ時刻に対して予測された73°という天候温度を表示するためにスクラブ時刻に従って更新されている。同時に、株式市場コンプリケーション5314は、株式市場アプリケーション又は株式市場コンプリケーション5314に関連付けられた情報源から情報を入手できないという事実に従って、インターフェース5360から除去されることによって更新されている。(いくつかの実施形態では、関連したアプリケーション又は情報源から、11:34というスクラブ時刻に対応する情報を入手できる第2のコンプリケーションは、天候コンプリケーション5312によって表示された情報と一緒にこの情報を表示できることがある。)したがって、いくつかの実施形態では、コンプリケーション5312及び5314に関連付けられた、区別できる別個のアプリケーションから未来の情報を閲覧するために(未来の情報の欠如が通知されるように)、ユーザは、各アプリケーションに別個にアクセスすること、又は、未来の情報を入手し、表示するように各アプリケーションに別個に命令することを必要としないことがあり、それどころか、単に未来の時刻にスクラブすることによって、両方のコンプリケーションは、選択されたスクラブ時刻に対応する未来の情報を一斉に入手し、表示させられることがある。
図54における動作が説明された特定の順序は、単に規範的であり、説明された順序が動作を実行することができる唯一の順序であることを意図するものではないことが理解されるべきである。当業者は、本明細書に記載された動作を並べ替える様々な方法を認識するであろう。
方法5400(例えば、図54)に関して前述された処理の詳細は、本願の他の場所に記載された方法及び技術にも同様の方式で適用できることに注意すべきである。例えば、本願に記載された他の方法は、方法5400の特性のうちの1つ以上を含むことがある。例えば、方法5400に関して前述された装置、ハードウェア要素、入力、インターフェース、動作のモード、文字盤、時刻インジケータ、及びコンプリケーションは、他の方法に関して本願の他のどこかに記載された装置、ハードウェア要素、入力、インターフェース、動作のモード、文字盤、時刻インジケータ、及びコンプリケーションの特性のうちの1つ以上を共有することがある。その上、方法5400に関して前述された技術は、本願のどこか他に記載されたインターフェース、文字盤、又はコンプリケーションのいずれかと組み合わせて使用されることがある。簡潔にするために、これらの詳細は、本願の他のどこかで繰り返されることはない。
いくつかの実施形態によれば、図55は、様々な前述の実施形態の原理に従って構成された電子装置5500の規範的機能ブロック図を示す。いくつかの実施形態によれば、電子装置5500の機能ブロックは、前述の技術を実行するように構成されている。装置5500の機能ブロックは、任意選択的に、様々な前述の例の原理を実行するため、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図55に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図55に示すように、電子装置5500は、コンプリケーション、現在時刻インジケータ、及び非現在時刻インジケータを含んでいるグラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット5502を含み、電子装置5500は、回転入力を受けるように構成された回転可能入力機構ユニット5504を更に含む。任意選択的に、装置5500は、接触を受けるように構成されたタッチ感知面ユニット5506を更に含む。装置5500は、ディスプレイユニット5502、回転可能入力機構ユニット5504、及び、任意選択的に、タッチ感知面ユニット5506に結合された処理ユニット5508を更に含む。処理ユニット5508は、表示可能化ユニット5510、検出ユニット5512、及び更新ユニット5514を含む。任意選択的に、処理ユニット5508は、表示可能化停止ユニット5516を含む。
処理ユニット5512は、ディスプレイユニット5502上で、現在時刻を指示する第1の現在時刻インジケータの表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化し、ディスプレイユニット5502上で、第1の情報源に関連し、現在時刻の曜日、時刻、又は日付以外の情報である現在時刻に対応する情報を表示するように構成された第1のユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化し、回転可能入力機構ユニット5504の第1の回転を(例えば、検出ユニット5512を用いて)検出し、回転可能入力機構ユニット5504の第1の回転を検出したことに応答して、ディスプレイユニット5502上で、第1の回転に従って判定された第1の非現在時刻を指示する非現在時刻インジケータの表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化し、第1の情報源に関連し、第1の非現在時刻の曜日、時刻、又は日付以外の情報である第1の非現在時刻に対応する情報を表示するために第1のユーザインターフェースオブジェクトを(例えば、更新ユニット5514を用いて)更新し、ディスプレイユニット5502上で、第1の現在時刻インジケータ及び第2の現在時刻インジケータのうち一方の表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化するように構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット5508は、回転可能入力機構ユニット5504の第1の回転を検出したことに応答して、第1の非現在時刻に対応する情報の欠如を指示するために第1のユーザインターフェースオブジェクトを(例えば、更新ユニット5514を用いて)更新するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、第1の非現在時刻は、未来の時刻である。
いくつかの実施形態では、第1の非現在時刻に対応する情報は、推定データを含む。
いくつかの実施形態では、第1の非現在時刻に対応する情報は、予定イベントを含む。
いくつかの実施形態では、第1の非現在時刻は、過去の時刻である。
いくつかの実施形態では、第1の非現在時刻に対応する情報は、歴史的データを含む。
いくつかの実施形態では、第1の回転を検出したことに応答して、ディスプレイユニット5502上で、第1の現在時刻インジケータの表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット5502上で、視覚的外観が修正された第1の現在時刻インジケータの表示を可能化することを含む。
いくつかの実施形態では、第1の回転を検出したことに応答して、ディスプレイユニット5502上で、第1の現在時刻インジケータの表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット5502上で、第1の回転を検出する前に表示されていたディスプレイ上の位置とは異なる位置において、第1の現在時刻インジケータの表示を可能化することを含む。
いくつかの実施形態では、第1の回転を検出したことに応答して、ディスプレイユニット5502上で、第1の現在時刻インジケータの表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化することは、ディスプレイ上の第1の現在時刻インジケータの初期位置から異なる位置まで第1の現在時刻インジケータをアニメーションすることを含む。
いくつかの実施形態では、非現在時刻インジケータは、回転可能入力機構ユニット5504の第1の回転の検出前に第1の現在時刻インジケータが表示されていた位置に表示される。
いくつかの実施形態では、処理ユニット5508は、回転可能入力機構ユニット5504の第1の回転を検出したことに応答して、ディスプレイユニット5502上で、現在時刻と第1の非現在時刻との間の時間差を指示する時間差インジケータの表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット5508は、回転可能入力機構ユニット5504の第1の回転を検出する前に、第1の現在時刻インジケータに対応する位置で第1のタッチ接触を(例えば、検出ユニット5512を用いて)検出し、第1のタッチ接触を検出したことに応答して、ディスプレイユニット5502上で、現在時刻を指示する非現在時刻インジケータの表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット5508は、時間の経過に応答して、現在時刻と現在指示されている非現在時刻との間の時間差が一定に保たれるように、時間の経過に従って第2の非現在時刻を指示するために非現在時刻インジケータを(例えば、更新ユニット5514を用いて)更新するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット5508は、ディスプレイユニット5502上で、第1の非現在時刻に対応する情報を表示する更新された第1のユーザインターフェースオブジェクトの表示を可能化している間に、更新された第1のユーザインターフェースオブジェクトに対応する位置で第2のタッチ接触を(例えば、検出ユニット5512を用いて)検出し、第2のタッチ接触を検出したことに応答して、ディスプレイユニット5502上で、第1のユーザインターフェースオブジェクトに値凹するユーザインターフェースの表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、第1の非現実時刻に対応する。
いくつかの実施形態では、処理ユニット5508は、回転可能入力機構ユニット5504の第1の回転を検出した後、第1の現在時刻インジケータに対応する位置において第3のタッチ接触を(例えば、検出ユニット5512を用いて)検出し、第3のタッチ接触を検出したことに応答して、ディスプレイユニット5502上で、非現在時刻インジケータの表示を可能化することを(例えば、表示可能化停止ユニット5518を用いて)停止し、現在時刻に対応する情報を表示するために第1のユーザインターフェースオブジェクトを(例えば、更新ユニット5514を用いて)更新するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット5508は、回転可能入力機構ユニット5504の第2の回転を(例えば、検出ユニット5512を用いて)検出し、回転可能入力機構ユニット5504の第2の回転を検出したことに応答して、第2の回転に従って判定された第3の非現在時刻を指示するために非現在時刻インジケータを(例えば、更新ユニット5514を用いて)更新し、第1の情報源に関連し、第1の非現在時刻の曜日、時刻、又は日付以外の情報である第3の非現在時刻に対応する情報を表示するために第1のユーザインターフェースオブジェクトを(例えば、更新ユニット5514を用いて)更新し、ディスプレイユニット5502上で、第1の現在時刻インジケータ及び第2の現在時刻インジケータのうち一方の表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット5508は、ディスプレイユニット5502上で、第2の情報源に関連し、現在時刻の曜日、時刻、又は日付以外の情報である現在時刻に対応する第2の情報を表示するように構成された第2のユーザインターフェースオブジェクトの表示を(例えば、表示可能化ユニット5510を用いて)可能化し、回転可能入力機構ユニット5504の第1の回転を検出したことに応答して、第2の情報源に関連し、第1の非現在時刻の曜日、時刻、又は日付以外の情報である第1の非現在時刻に対応する第2の情報を表示するために第2のユーザインターフェースオブジェクトを(例えば、更新ユニット5514を用いて)更新するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、第1及び第2の情報源は、別個のアプリケーションである。
図54A〜図54Eを参照して説明された動作は、任意選択的に、図1A、図1B、図2、図3、図4A、図4B、図5A、図5B、図53A、図53B又は55に描かれたコンポーネントによって実装される。例えば、表示動作5404、5406、5416、及び5432と、検出動作5412と、更新動作5422とは、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112での接触を検知し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためにそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A、図1B、図2、図3、図4A、図4B、図5A、図5Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
以上の記述は、説明の目的のため、特定の実施形態を参照して記載されている。しかしながら、上記の実例的な検討は、網羅的であること、又は、発明をまさに開示された形式そのままに限定することを意図するものではない。多くの変更及び変形が上記教示を考慮して実行できる。実施形態は、技術の原理及び技術の実際的な用途を最もよく説明するために選択され、記載された。当業者は、その結果、検討された特定の用途に適するような様々な変更を加えた技術及び様々な実施形態を最もよく利用できるようにされる。
開示及び例は、添付図面を参照して十分に説明されているが、様々な変化及び変更が当業者に明らかになることに注意すべきである。かかる変化及び変更は、特許請求の範囲によって定義されている通開示及び例の範囲に含まれるものとして理解されるべきである。
図56A〜図56Iは、装置5600上で作動されることがある規範的なコンテキスト特化ユーザインターフェースを示す。装置5600は、いくつかの実施形態における装置100、300、又は500でもよい。いくつかの実施形態では、電子装置は、タッチ感知ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
装置5600は、2つ以上の区別できるアプリケーション(例えば、電子メール、カレンダ、ノーティフィケーション)からの様々なイベントデータを表現する複数のアフォーダンスを含むユーザインターフェーススクリーン5602を表示する。イベントデータは、限定されることなく、カレンダアプリケーションからの会議データ、メッセージングアプリケーションからのメッセージングデータ、電子メールアプリケーションからの電子メールデータ、ノーティフィケーションアプリケーションからのあるイベントに対する通知データ等の時刻又は期間に関連付けられた何らかのデータを含む。種々のアプリケーションからのイベントデータを表現するアフォーダンスは、イベントデータに関連付けられた時刻及びスケジュールをユーザに即時通知するのに役立つように配置されている。
いくつかの実施形態では、図56Aに示すように、ユーザインターフェーススクリーン5602は、複数の列(例えば、5606−a)及び複数の行(例えば、5606−b)と一体となったタイムライン(例えば、5606)を含む。複数の列5606−aは、アプリケーション(例えば、カレンダアプリケーション、電子メールアプリケーション、ノーティフィケーションアプリケーション等)を表現し、複数の行5606−bは、時刻(例えば、午前9時、午前10時、午前11時、午後12時、午後1時、午後2時、午後3時等)を表現する。イベントを表現するアフォーダンスを適切な列及び行に置くことにより、タイムラインは、近づきつつあるイベント及びこれらのイベントに関連した時刻及びアプリケーションを簡単かつ効果的にユーザに知らせる。
図56Aにおいて、各列は、アプリケーションを表現するアフォーダンス(例えば、5603、5604、又は5605)を含む。例えば、第1列は、カレンダアプリケーションを表現するアフォーダンス5603を含む。第2列は、電子メールアプリケーションを表現するアフォーダンス5604を含む。第3列は、ノーティフィケーションアプリケーションを表現するアフォーダンス5605を含む。タイムライン5606の表示された部分の右及び/又は左側には、表示されたアプリケーション以外の更にアプリケーションを表現する付加的な列がある。更に、第4列の一部分がユーザインターフェーススクリーン5602に表示され、少なくとも1列の付加的な列がタイムラインの表示された部分の左側にあることを示唆している。
同様に、各行は、時刻又は期間を表現するアフォーダンス(例えば、数字5607、又は他の図形又はテキスト)を含む。第1行は、午前9時を表現するアフォーダンス5607と午前10時を表現するアフォーダンスとの間に表示されるので、午前9時から午前10時までの1時間タイムブロックを表現している。後続の行は、1時間期間の間隔で異なるタイムブロックを表現するためにより遅い時刻を表現するアフォーダンスの間に表示される(例えば、第2行は、午前10時から午前11時までの1時間タイムブロックを表現し、第3行は、午前11時から午後12までを表現し、以下同様に続く)。表示された時刻を過ぎた時刻(例えば、表示された部分より上にある午前8時、午前7時、午前6時等、及び、表示された部分より下にある午後4時、午後5時、午後6時、午後7時等)を表現する付加的な行がタイムライン5606の表示された部分より下及び上に存在することがある。
図56Aにおいて、2種類以上のアプリケーション(例えば、アフォーダンス5609、5610、5611、5612)から取得されたイベントデータの表現は、これらの関連した時刻及びアプリケーションに応じて互いに相対的に配置される。図で説明された例では、アフォーダンス5609は、午前9時から午前10時まで予定された、カレンダアプリケーションからの会議イベントを表現する。従って、アフォーダンス5609は、(アフォーダンス5603を用いて)カレンダアプリケーションを指示する第1列と、午前9時から午前10時までの1時間ブロックを表現する第1行とに表示される。カレンダアプリケーションからの追加的な会議(群)のためのアフォーダンス(例えば、「会議2」及び「会議3」のためのアフォーダンス)は、第1列、及び、これらの追加的な会議データに関連付けられたそれぞれの時刻を表現する適切な行に配置されている。例えば、図で説明されたユーザインターフェーススクリーン5602は、カレンダアプリケーションからの「会議2」が午後12時から午後1時までの1時間に予定されていることと、カレンダアプリケーションからの「会議3」が午後2時半から午後3時までの半時間に予定されていることとをユーザに通知する。そのため、グリッドタイムライン内のアフォーダンスの適切な配置は、何らかの近づきつつあるイベントをこれらのイベントの本質と共にユーザに即時通知するだけでなく、各イベントのため予定された時刻もユーザに即時通知する。
同様に、図で説明された例では、アフォーダンス5610は、午前10時30分(例えば、電子メールが受信された時刻)に関連付けられた電子メールアプリケーションから取得された電子メールデータを表現する。従って、アフォーダンス5610は、(アフォーダンス5604を用いて)電子メールアプリケーションを指示する第2列及び午前10時30分を指示する行に表示される。電子メールデータは、タイムブロックではなく特定の時点に関連付けられているが、電子メールデータを表現するアフォーダンスは、電子メールデータに関連付けられた特定の時点から始まるタイムブロック(例えば、30分、15分)を占有するために、図で説明された例に示すように、表示されることがある。電子メールアプリケーションからの付加的な電子メールデータのためのアフォーダンスは、第2列及びこれらの付加的な電子メールデータに関連付けられたそれぞれの時刻を表現する適切な行に配置される。例えば、図で説明されたユーザインターフェーススクリーン5602は、電子メールアプリケーションからの「電子メール2」が午後1時に受信されたことをユーザに通知する。
更に、アフォーダンス5611は、ノーティフィケーションアプリケーションから取得された、イベントが午前10時30分に動作するように予定されている特定のイベント(例えば、ソフトウェア更新、バックアップスケジュール等)のための通知データを表現する。通知データによって表現されたイベントは、限定されることなく、ソフトウェア更新スケジュール、バックアップスケジュール、又は事前警告を保証することがある他の装置スケジュールでもよい。図で説明された例では、通知データを表現するアフォーダンス5611は、(アフォーダンス5605を用いて)ノーティフィケーションアプリケーションを指示する第3列、及び、午前10時30分から30分間のタイムブロックを指示する行に表示される。通知データは、特定の時点(例えば、関連したイベントが開始するように予定された時刻)、又は、(例えば、装置が関連したイベントが動作することが予定されている推定持続期間に関する情報を有する場合等)タイムブロックに関連付けられることがある。ノーティフィケーションアプリケーションからの付加的な通知データのためのアフォーダンスは、第3列、及び、付加的な通知データに関連付けられたそれぞれの時刻を表現する適切な行に配置されている。例えば、図で説明されたユーザインターフェーススクリーン5602は、ノーティフィケーションアプリケーションからの(例えば、ソフトウェア更新、バックアップ等の別のイベントに対する)「通知2」が午後12時に予定されていることをユーザに通知する。
更に、いくつかの実施形態では、図56Aに示すように、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン506)は、時刻によって、異なるアプリケーションからの情報を相互に関連付け、相互参照する能力をユーザに提供する。例えば、電子メール2は会議2の直後に受信され、会議に関連付けられることがあることが分かる。
いくつかの実施形態では、図56Aに示すように、ユーザインターフェーススクリーン5602は、表示サイズ制限のためにユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)の一部分を表示する。表現5612を含んでいる第4列の一部分の表示は、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)の表示された部分の左側に付加的なアプリケーションを表現する少なくとも1つの付加的な列が存在することを示唆する。そのため、ユーザインターフェーススクリーン5602がユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)の全体より小さい部分を表示する場合、ユーザは、異なる部分を見て回るためにユーザインターフェースをスクロールする(例えば、現在の部分を異なる部分の表示で置き換える)ことができる。例えば、ユーザは、装置5600のタッチ感知面上でフィンガージェスチャ(例えば、スワイプジェスチャ)、スタイラスジェスチャ、手の動き、又は装置5600の回転可能入力機構(例えば、5601)等を使用してユーザインターフェースをスクロールするために入力を提供することがある。
図56Aにおいて、ユーザは、装置5600のタッチ感知ディスプレイ上で右方向フィンガースワイプジェスチャ(例えば、図56Aにおける5613)を行うことによって、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)を右方向にスクロールする要求に対応する入力を与える。フィンガースワイプジェスチャ5613を検出したことに応答して、装置5600は、ユーザインターフェーススクリーン5602に表された部分が図56Bにおける5602bに表された部分で置き換えられるように、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)をスクロールする。
図56Bにおいて、ユーザインターフェーススクリーン5602bは、ユーザインターフェース(例えば、,タイムライン5606)の中で(図56Aに示された前の部分では一部分しか表示されていなかった)第4列の完全なビューを含む異なる部分を表示する。第4列は、「X」アプリケーションの表現(例えば、アフォーダンス5615)を含む。「X」アプリケーションは、任意選択的に、第2のカレンダアプリケーション、第2の電子メールアプリケーション、メッセージングアプリケーション、健康関連アプリケーション、ゲームアプリケーション、又は、イベントを作成するか、又は、時刻若しくは期間に関連付けられたデータを提供することができる他のアプリケーションである。「X」アプリケーションからのイベントデータは、第4列、及び、イベントデータに関連付けられたそれぞれの時刻に応じて適切な行に配置されたアフォーダンス(例えば、「イベント1」のためのアフォーダンス5612及び「イベント2」のためのアフォーダンス)を用いて表現される。
任意選択的に、ユーザは、装置5600がイベントデータを取得する先であるアプリケーションを削除、追加、又は変更するためにユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)に関連付けられた設定を修正し、最終的に体系化しユーザインターフェース(例えば、タイムライン)に表示することが許される。例えば、ユーザは、タイムラインを簡略化する等のために装置5600が初期設定電子メールアプリケーション及び初期設定カレンダアプリケーションだけからイベントデータを取得するように設定を変更することがある。更に、ユーザは、タイムラインの列によって提示されるアプリケーションの順序を並べ替えるために設定を変更することがある。例えば、ユーザは、第1列(図56Aの最も左の列)がカレンダアプリケーションではなく電子メールアプリケーションを表現する等のように、アプリケーションの順序を並べ替えることがある。
更に、装置5600は、装置5600上で動作しているだけでなく、通信媒体(例えば、Bluetooth、Wi−Fi、セルラデータネットワーク、移動体衛星ネットワーク、無線センサネットワーク、有線又は無線通信媒体)を介して装置5600に接続された異なる装置上で動作している様々なアプリケーションからイベントデータを取得することがある。例えば、ウェアラブル装置5600は、無線媒体を介して第2の装置(例えば、携帯電話機、タブレット、コンピュータ)に接続され、第2の装置上のアプリケーションからイベントデータを取得する。いくつかの実施形態では、装置5600は、複数の異なる装置に接続されたクラウドストレージからイベントデータをダウンロードすることがある。
その上、ユーザは、アプリケーションからイベントデータを選択的に取得するためにユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)に関連付けられた設定を修正することを更に許される(例えば、装置5600は、あるアプリケーションからある規準を満たすイベントデータだけを取得するように設定される)。例えば、ユーザは、ノーティフィケーションアプリケーションから、関連したイベント(例えば、ソフトウェア更新、バックアップ等)が現在時刻から24時間以内に開始されることが予定され、装置5600の電源を切ることを必要とし、インターネット接続を必要とし、及び/又は、そうでなければ、ユーザアクションを要求するとき等に満たされる優先度基準を満たすイベントデータだけを取得するように設定を調整する。他の例では、装置は、例えば、関連した会議が現在時刻から24時間以内に開始することが予定され、及び/又は、ユーザ出席を必要とするとき等に満たされる優先度基準を満たすカレンダアプリケーションからのイベントデータだけを取得する。任意選択的に、優先度基準は、アプリケーションによって異なる。
図56Bを再び参照すると、装置5600は、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)を左方向にスクロールする要求に対応する入力を検出する(例えば、左方向のフィンガースワイプジェスチャ5617を検出する)。左方向のフィンガースワイプジェスチャ5617を検出したことに応答して、装置5600は、例えば、図56Aに表された表示5602に戻るためにユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)を、左方向にスクロールする。
任意選択的に、図で説明された例に示すように、ユーザインターフェースをスクロールする要求に対応する入力は、装置5600のタッチ感知ディスプレイ上のフィンガースワイプジェスチャである。第1の方向(例えば、左、右、上及び下)へのフィンガースワイプジェスチャは、ユーザインターフェースをこの第1の方向にスクロールする要求に対応する。
いくつかの実施形態では、水平スクロールは、ユーザが異なるアプリケーションの列を見て回る(例えば、1つ以上の表示された時刻に固定されている間にアプリケーションの列をスワイプする)ことを許し、垂直スクロールは、ユーザが異なる時刻の行を見て回る(例えば、表示された1つ以上のアプリケーションに固定されている間に時刻の行をスワイプする)ことを許す。任意選択的に、垂直及び水平の並行スクロール(例えば、2次元スクロール、対角スクロール)は、ユーザが同時に列及び行を見て回ることを許す。
例えば、図56Cに表されるように、ユーザは、上向きフィンガースワイプジェスチャ(例えば、5619)を行うことによってユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)を垂直方向にスクロールする要求に対応する入力を提供する。上向きフィンガースワイプジェスチャ5619を検出したことに応答して、装置5600は、図56Dに表されるように、以前に表示されていた部分より後の時刻を表現する付加的な時刻の行を表示するためにユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)をフィンガースワイプの方向(上向き方向)にスクロールする。
図56Dに表されるように、上向きフィンガースワイプジェスチャ5619に応答したスクロールは、図56Cにおいて以前のユーザインターフェーススクリーン5602に表されていた部分の表示を図56Dにおける新しいユーザインターフェーススクリーン5602dに表された異なる部分の表示に置き換えさせる。新しいユーザインターフェーススクリーン5602dは、午後4時、午後5時、午後6時等の後の時刻を表現する付加的な時刻の行を表現する行を以前に表示されていた部分より下に表示する。後の時刻に関連付けられた付加的なアフォーダンス(例えば、「会議3」、「会議4」、「電子メール3」、及び「通知3」のためのアフォーダンス)も図56Dにおける新しい部分に表示される。
いくつかの実施形態では、装置5600は、図56Dに表されるように、ユーザインターフェースを反対方向にスクロールする要求に対応する入力(例えば、下向きフィンガースワイプジェスチャ5620)を検出する。下向きフィンガースワイプジェスチャ5620を検出したことに応答して、装置5600は、例えば、図56Cに表されたスクリーン5602に戻るために、ユーザインターフェースを下向き方向にスクロールする。当業者に明白であるように、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)がスクロールされる量は、スクロール入力の様々な要因(例えば、指がスワイプされた量、フィンガースワイプの速度、回転可能入力機構が回転させられた量等)に基づいて判定することができ、このことは、本願の範囲内であると考えられる。
いくつかの実施形態では、図で説明された例に表されるように、ユーザインターフェースをスクロールする要求に対応する入力は、フィンガースワイプジェスチャである(例えば、第1の方向へのフィンガースワイプは、ユーザインターフェースを第1の方向にスクロールする要求に対応する)。代替的又は付加的に、ユーザインターフェースをスクロールする要求に対応する入力は、装置5600の側に与えられた回転可能入力機構5601の回転である。
いくつかの実施形態では、回転可能入力機構5601は、異なる位置(例えば、第1の量だけ引き出された場合、第1の位置、第2の量だけ引き出された場合、第2の位置等)を取るように引き出され得る。回転可能入力機構5601が第1の位置にある間に、ユーザが回転可能入力機構5601を回転した場合、この回転は、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)を垂直方向にスクロールさせる(例えば、上向き回転は、上向きスクロールを引き起こし、下向き回転は、下向きスクロールを引き起こす)。回転可能入力機構5601が第2の位置にある間に、ユーザが入力機構5601を回転させた場合、この回転は、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)を水平方向にスクロールさせる(例えば、上向き回転は、右方向スクロールを引き起こし、下向き回転は、左向き回転を引き起こす)。
更に、いくつかの実施形態では、ユーザは、図56E〜図56Gに表されるように、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)をズームイン又はズームアウトする要求に対応する入力を提供することがある。例えば、関連した時刻及びアプリケーションに基づいて互いに相対的に配置されたイベントデータの表現を表示するユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)は、複数のビュー(例えば、第1レベルのビュー、第2レベルのビュー、第3レベルのビュー等)を含む。ユーザインターフェース(例えば、タイムライン)の複数のビューは、ユーザインターフェースのビューをズームイン又はズームアウトすることによって1つずつ見て回ることができる。
いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン)の異なるビューは、間隔が異なるタイムブロックを表現する行を有する。例えば、タイムライン(例えば、図56Eにおける5602)の第1レベルのビュー内の2本の隣接する行のギャップは、1時間の間隔を表現し、第2レベルのビュー内の2本の隣接する行のギャップは、2時間の間隔を表現し、第3レベルのビュー(例えば、図56Fにおける5602f)内の2本の隣接する行のギャップは、3時間の間隔を表現し、第4レベルのビュー内の2本の隣接する行のギャップは、4時間の間隔を表現し、以下同様に続く。ユーザインターフェース(例えば、タイムライン)の複数のビューのうちの1つ以上のビューは、グリッドタイムラインとは異なるビュー、限定されることなく、古い順にイベントを一覧化するリストビュー(例えば、図56Iにおける5602i)、又は、2つ以上の区別できるアプリケーションから集められた近づきつつあるイベントをユーザに通知するために適切に定型化された他のビュー等を有することがある。
いくつかの実施形態では、図56Eに表されるように、ユーザは、装置5600のタッチ感知ディスプレイ上でマルチポイントフィンガージェスチャ(例えば、互いに近づく2つのタッチポイント5621−a及び5621−bを含むピンチインジェスチャ)を行うことによってユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)をズームアウトする要求に対応する入力を提供する。ユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)をズームアウトする要求に対応する入力を検出したことに応答して、装置5600は、図56Eにおけるビュー5602fを図56Fに示すユーザインターフェースの異なるビュー5602の表示で置き換える。図56Fにおいてズームアウトされたビュー5602fは、より大きいタイムギャップを表現する行を含む(例えば、ビュー5602f内の2本の隣接する行のギャップは、3時間というタイムギャップを表現するが、図56Eにおける以前のビュー5602内の2本の隣接する行のギャップは、1時間だけのタイムギャップを表現する)。
任意選択的に、図56Fにおけるズームアウトされたビュー5602fによれば、イベントデータの対応する表現のサイズは、図56Fにおける縮小スケールアフォーダンス5622−a〜5652−e、5623−a〜5623−c、5624−a、及び部分アフォーダンス5625−aに表されるように、同様に縮小される。例えば、カレンダアプリケーションに関連付けられた第1列において、アフォーダンス5622−aは、(例えば、図56Eにおける)午前9時から午前10時までの1時間タイムブロックに関連付けられた「会議1」の縮小スケール表現であり、アフォーダンス5622−bは、(例えば、図56Eにおける)午後12時から午後1時までの1時間タイムブロックに関連付けられた「会議2」の縮小スケール表現であり、アフォーダンス5622−cは、(例えば、図56Eにおける)午後2時30分から午後3時までの30分間タイムブロックに関連付けられた「会議3」の縮小スケール表現であり、アフォーダンス5622−dは、(例えば、図56Dにおける)午後6時から午後7時までの1時間タイムブロックに関連付けられた「会議4」の縮小スケール表現であり、アフォーダンス5622−eは、午前6時から午前7時までの1時間タイムブロックに関連付けられた翌日最初の会議の縮小スケール表現である。
電子メールアプリケーションに関連付けられた第2列において、アフォーダンス5623−aは、(例えば、図56Eにおいて)時刻午前10時30分に関連付けられた「電子メール1」の縮小スケール表現であり、アフォーダンス5623−bは、(例えば、図56Eにおいて)時刻午後1時に関連付けられた「電子メール2」の縮小スケール表現であり、アフォーダンス5623−cは、(例えば、図56Dにおいて)時刻午後6時に関連付けられた「電子メール3」の縮小スケール表現である。更に、第3列において、翌日の午前3時から午前6時までのノーティフィケーションアプリケーションからのイベントを表現するアフォーダンスは、ユーザインターフェーススクリーン5602に提供される(例えば、アフォーダンス5624−aは、図56Eにおける時刻午前10時30分に関連付けられた「通知1」の縮小スケール表現である)。部分的に表示された第4列において、イベントに対する縮小スケール表現が同様に提供される(例えば、アフォーダンス5625−aは、図56Bに表された「X」アプリケーションからの「イベント1」の縮小スケール表現である)。
いくつかの実施形態では、図56Fにおいて図で説明された例に表されているように、ズームアウトされたビューは、2日以上に関連付けられたイベントデータの表現を含むことがある。ビュー5602fは、午前3時から翌日の午前6時までを対象とする。任意選択的に、日付の変更は、日付区切り(例えば、5626)を使用して視覚的に指示される。一例として、日付区切り5626は、時刻の行を表現する他の線(例えば、図56Fにおける点線)とは異なる視覚的特性(例えば、太さ、カラー、実線又は点線等の形状等)を有する線である。
いくつかの実施形態では、図56Fにおいて図で説明された例に表されているように、縮小スケール表現(例えば、図56Fにおけるアフォーダンス5622−a〜5622−e、5623−a〜5623−c、5624−a、及び56245−a)は、サイズが縮小されているので、関連したイベントデータに関して普通スケール表現(例えば、図56Eにおけるアフォーダンス5609、5610、5611、及び5612)より少ないテキスト情報を含む。任意選択的に、縮小スケール表現は、テキスト情報を含まない。
しかしながら、いくつかの実施形態では、ズームアウトされたビュー5602fは、それぞれのイベントのコールアウトビューを表示することを要求することによりユーザがそれぞれのイベントに関してより詳細な情報を見ることを許すことができる。図56Fに表されるように、ユーザは、(図56Dに表されるよう午後6時から午後7時までの1時間タイムブロックに関連付けられた「会議4」の縮小スケール表現である)アフォーダンス5622−d上でフィンガータップジェスチャ(例えば、5627)を行うことにより、選択されたイベントのコールアウトビューを表示する要求に対応する入力を提供する。
それぞれのイベント5622−dに関するより詳細な情報を表示することを要求する入力を検出したことに応答して、装置5600は、図56Gに表されるように、タッチされたアフォーダンス5622−dによって表現された「会議4」に関する詳細情報を格納するコールアウトビュー(例えば、5628)を表示する。カレンダイベントに関する詳細情報は、図56Gにおいてコールアウトビュー5628に表されるように、例えば、会議題目、会議時刻、場所、主題等を含む。任意選択的に、コールアウトビュー5628は、タッチされたアフォーダンス5622−dに近接して表示され、アフォーダンス5622−dの少なくとも一部分を覆っている。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベントに関するより詳細な情報を表示する要求に対応する入力は、図で説明された例に表されているように、フィンガータップジェスチャである。任意選択的に、それぞれのイベントに関するより詳細な情報を表示する要求に対応する入力は、装置5600の押下可能竜頭5601上のプッシュジェスチャである。例えば,ユーザは、表示されたアフォーダンスの間で現在のフォーカスを動かすことがあり(例えば、現在のフォーカスを持っているアフォーダンスが強調表示される)、竜頭5601が押下されると、現在のフォーカスを持っているアフォーダンスが選択される。
その上、装置5600は、図56G及び図56Hに表されているように、ユーザがユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)をアプリケーションビューで置き換える要求に対応する入力を提供することを許す。図56Gにおいて、ユーザは、電子メールアプリケーションからの「電子メール1」データを表現するアフォーダンス5623−a上でタップアンドホールドジェスチャ(例えば、5631)を行うことによって、タイムラインビューを終了し、アプリケーションビューに入るために入力を提供する。任意選択的に、タップアンドホールドジェスチャは、所定の期間(例えば、2秒間、3秒間、4秒間等)より長く保持されるタッチ接触である。
タイムラインユーザインターフェースをアプリケーションユーザインターフェースで置き換える要求に対応する入力(例えば、図56Gにおけるタップアンドホールドジェスチャ5631)を検出したことに応答して、装置5600は、図56Gにおけるユーザインターフェーススクリーン5602fの表示を選択された「電子メール1」イベントデータに関連付けられた電子メールアプリケーションユーザインターフェース(例えば、図56Hにおける5637)の表示で置き換える。電子メールアプリケーションユーザインターフェース5637は、件名フィールド、送信者/受信者フィールド、受信時フィールド、メッセージ本体の少なくとも一部分のフィールド等の選択されたイベントデータ「電子メール1」に関係する情報を含む。
任意選択的に、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン)を関連したアプリケーションユーザインターフェースで置き換える要求に対応する入力は、所定の期間より長く竜頭5601の押下可能ボタン上で持続されるプッシュジェスチャである。
図56Gを再び参照すると、ビュー5602fを更にズームアウトする要求に対応する入力(例えば、ピンチインジェスチャ5630)を検出したことに応答して、装置5600は、図56Iに表された次のレベルのビュー(例えば、5602i)を提示する。このビュー5602iは、グリッドタイムラインビューではなく、古い順にイベントを一覧化するリストビューである。任意選択的に、ビュー5602iは、図56Iに表されているように、1日目(例えば、2015年5月30日)のイベントのリストを2日目(例えば、2015年5月31日)のイベントのリストと並列に表示する。
いくつかの実施形態では、図56Iにおいて図で説明された例に表されているように、リストに掲載された各イベントは、これの関連した時刻(群)(例えば、5633)、概要(例えば、5634)、及び/又は関連したアプリケーションを表現するアフォーダンス(例えば、5635)と共に表示される。任意選択的に、各リストは、ユーザが図56Iにおいて一番下のリストに影響を与えることなく一番上のリストをスクロールできるように、別個にスクロール可能である。
更に、図で説明された例において、装置5600は、ビューをズームインする要求に対応する入力(例えば、ピンチアウトジェスチャ(図示せず))を検出したことに応答して、ズームアウトされたビューを下位レベルのビュー(例えば、ズームインされたビュー)で置き換える。
図57A〜図57Fは、コンテキスト特化ユーザインターフェース(例えば、図56A〜図56Iに表されたタイムライン5606を含むユーザインターフェース)を提供する処理5700を示すフロー図である。いくつかの実施形態では、処理5700は、装置100(図1A)、300(図3)、500(図5)又は600(図6A及び図6B)等のタッチ感知ディスプレイ付きの電子装置で実行されることがある。処理5700における一部の動作は、組み合わされることがあり、一部の動作の順は、変更されることがあり、一部の動作は、省かれることがある。処理5700は、少なくとも2つの異なるアプリケーションからの様々なイベントデータ及び関連した時刻の即時指示をユーザに与えるコンテキスト特化ユーザインターフェースを提供し、従って、包括的かつ系統的な1日のスケジュールをユーザに提供する。
ブロック5702で、ディスプレイ、メモリ及び1個以上のプロセッサ付きの装置は、電源が入れられる。ブロック5704で、装置は、第1のアプリケーションから第1のイベントデータ(例えば、図56Aにおいてカレンダアプリケーションから「会議1」のイベントデータ)を取得する。ブロック5706で、装置は、第1のアプリケーションとは区別できる第2のアプリケーションから第2のイベントデータ(例えば、図56Aにおいて電子メールアプリケーションから「電子メール1」のイベントデータ)を取得する。ブロック5708で、装置は、第1のイベントデータに関連付けられた第1の時間値(例えば、「会議1」に関連付けられた午前9時〜午前10時)、及び、第2のイベントデータに関連付けられた第2の時間値(例えば、「電子メール1」に関連付けられた午前10時30分)と、第1の時間値及び第2の時間値の相対的な順序とを判定する。
ブロック5710で、装置は、ディスプレイ上に、第1のイベントデータの表現(例えば、アフォーダンス5609)を第1の時間値の表現(例えば、対応するテキスト5607と一緒に午前9時〜午前10を表現する行5606−b)と共に、及び、第2のイベントデータの表現(例えば、アフォーダンス5610)を第2の時間値の表現(例えば、対応するテキスト5607と一緒に午前10時30分を表現する行5606−b)と共に含むユーザインターフェース(例えば、図56Aにおけるユーザインターフェーススクリーン5602)を表示し、ここで、第1のイベントデータの表現及び第2のイベントデータの表現は、第1の時間値及び第2の時間値の相対的な順序と第1の時間値及び第2の時間値のそれぞれの値とに従って互いに対して表示される(例えば、アフォーダンス5609、5610及び5611は、図56Aにおいてユーザインターフェーススクリーン5602に表されているように、これらのそれぞれの時刻及び関連した時刻の相対的な順序に基づいて互いに相対的に表示される)。
ブロック5712で、ユーザインターフェースは、第1のイベントデータの表現に関連した第1のアプリケーションの表現及び第2のイベントデータの表現に関連した第2のアプリケーションの表現を更に含む。
ブロック5714で、装置によって、第1のイベントデータの表現及び第2のイベントデータの表現を第1の時間値及び第2の時間値のそれぞれの値に従って互いに対して表示することは、第1のイベントデータの表現及び第2のイベントデータの表現をタイムライン(例えば、タイムライン5606)に表示することを含む。
ブロック5716で、タイムラインは、複数の行及び列(例えば、行5606−a及び列5606−b)を含む。第1のイベントデータの表現は、タイムラインの第1列及び第1行に表示され、第1列は、第1のアプリケーションの表現を含み(例えば、アフォーダンス5603と一体となった列5606−aは、カレンダアプリケーションを表現する)、第1行は、第1の時間値の表現を含む(例えば、行5606−bは、対応するテキスト5607と一緒に午前9時〜午前10時を表現する)。第2のイベントデータの表現は、タイムラインの第2列及び第2行に表示され、第2列は、第2のアプリケーションの表現を含み(例えば、アフォーダンス5604と一体となった列5606−aは、電子メールアプリケーションを表現し)、第2行は、第2の時間値の表現を含む(例えば、行5606−bは、対応するテキスト5607と一緒に午前10時30分を表現する)。
ブロック5718で、装置は、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン)を第1の方向にスクロールする要求に対応する入力を検出する。ブロック5720で、電子装置のディスプレイは、タッチ感知式であり、第1の方向にスクロールする要求に対応する入力を検出することは、タッチ感知ディスプレイ上で第1のジェスチャ(例えば、水平フィンガースワイプジェスチャ5613又は5615)を検出することを含む。ブロック5722で、電子装置は、回転可能入力機構(例えば、5601)を更に備え、第1の方向にスクロールする要求に対応する入力を検出することは、回転可能入力機構が第1の構成である間に回転可能入力機構の回転を検出することを含む。
ブロック5724で、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン)を第1の方向にスクロールする要求に対応する入力を検出したことに応答して、装置は、第1の時間値及び第2の時間値とは異なる少なくとも第3の時間値の表現を表示するために入力に従ってユーザインターフェース(例えば、タイムライン)を第1の方向にスクロールする。ブロック5726で、第1の時間値及び第2の時間値とは異なる少なくとも第3の時間値の表現を表示するために入力に従ってユーザインターフェースを第1の方向にスクロールすることは、ユーザインターフェースの一部分(例えば、図56Aにおいてユーザインターフェーススクリーン5602に表された一部分)の表示をユーザインターフェースの異なる部分(例えば、図56Bにおいてユーザインターフェーススクリーン5602bに表された異なる部分)の表示と置き換えることを含む。
ブロック5728で、タイムラインを第1の方向にスクロールする要求に対応する入力を検出したことに応答して、装置は、第1行及び第2行とは異なる少なくとも1行を表示するために入力に従ってタイムライン(例えば、5606)を第1の方向にスクロールする。ブロック5730で、第1行及び第2行とは異なる少なくとも1行を表示するために入力に従ってタイムラインを第1の方向にスクロールすることは、タイムラインの一部分(例えば、図56Aにおいてユーザインターフェーススクリーン5602に表された一部分)の表示をタイムラインの異なる部分(例えば、図56Bにおいてユーザインターフェーススクリーン5602bに表された異なる部分)の表示と置き換えることを含む。
ブロック5732で、装置は、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン)を第2の方向にスクロールする要求に対応する第2の入力を検出する。ブロック5734で、電子装置のディスプレイは、タッチ感知式であり、第2の方向にスクロールする要求に対応する入力を検出することは、タッチ感知ディスプレイ上で第2のジェスチャ(例えば、垂直フィンガースワイプジェスチャ5619又は5620)を検出することを含む。ブロック5736で、電子装置は、回転可能入力機構(例えば、5601)を更に備え、第2の方向にスクロールする要求に対応する入力を検出することは、回転可能入力機構が第2の構成である間に回転可能入力機構の回転を検出することを含む。
ブロック5738で、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン)を第2の方向にスクロールする要求に対応する第2の入力を検出したことに応答して、装置は、第1のアプリケーション及び第2のアプリケーションとは異なる少なくとも第3のアプリケーションの表現を表示するために第2の入力に従ってユーザインターフェース(例えば、タイムライン)を第2の方向にスクロールする。ブロック5740で、第1のアプリケーション及び第2のアプリケーションとは異なる少なくとも第3のアプリケーションの表現を表示するために第2の入力に従ってユーザインターフェースを第2の方向にスクロールすることは、ユーザインターフェースの一部分(例えば、図56Cにおいてユーザインターフェーススクリーン5602に表された一部分)の表示をユーザインターフェースの異なる部分(例えば、図56Dにおいてユーザインターフェーススクリーン5602dに表された異なる部分)の表示と置き換えることを含む。
ブロック5742で、タイムライン(例えば、5606)を第2の方向にスクロールする要求に対応する第2の入力を検出したことに応答して、装置は、第1列及び第2列とは異なる少なくとも1列を表示するために第2の入力に従ってタイムラインを第2の方向にスクロールする。ブロック5744で、第1列及び第2列とは異なる少なくとも1列を表示するために第2の入力に従ってタイムラインを第2の方向にスクロールすることは、タイムラインの一部分(例えば、図56Cにおいてユーザインターフェーススクリーン5602に表された一部分)の表示をタイムラインの異なる部分(例えば、図56Dにおいてユーザインターフェーススクリーン5602dに表された異なる部分)の表示と置き換えることを含む。
ブロック5746で、ユーザインターフェースは、複数のビューを含み、複数のユーザインターフェースのビューの中から、第1の期間の間隔内に時刻の表現を含んでいる第1レベルのビューを表示している間に、装置は、複数のユーザインターフェースのビューの中から第1レベルのビューとは区別できる第2レベルのビューを表示する要求に対応する第3の入力(例えば、ピンチイン又はピンチアウトジェスチャ)を検出する。ブロック5748で、電子装置のディスプレイは、タッチ感知式であり、複数のユーザインターフェースのビューの中から第1レベルのビューとは区別できる第2レベルのビューを表示する要求に対応する第3の入力を検出することは、タッチ感知ディスプレイ上で、2つ以上のタッチの間の距離を変えるために連続的に動かされる2つ以上の同時タッチ(例えば、図56Eにおけるピンチインジェスチャのタッチポイント5621−a及び5621−b)を検出することを含む。
ブロック5750で、複数のインターフェースのビューの中から第1レベルのビューとは区別できる第2レベルのビューを表示する要求に対応する第3の入力(例えば、ピンチイン又はピンチアウトジェスチャ)を検出したことに応答して、装置は、第1レベルのビュー(例えば、図56Eにおいてユーザインターフェーススクリーン5602に表された、1時間の期間の間隔を持つビュー)の表示を第2レベルのビューの表示で置き換え、ここで、第2レベルのビューは、第1の期間とは区別できる第2の期間の間隔で時刻の表現を含む(例えば、図56Fにおいてユーザインターフェーススクリーン5602fに表された、3時間の期間の間隔を持つズームアウトされたビュー、又は、図56Iにおいてユーザインターフェーススクリーン5602iに表されたリストビュー)。
ブロック5752で、第1の時間値の表現に関連した第1のイベントデータの表現、及び、第2の時間値の表現に関連した第2のイベントデータの表現を含んでいるユーザインターフェースを表示している間に、装置は、第1のイベントデータの表現を選択する要求に対応する第4の入力(例えば、タップジェスチャ)を検出する。ブロック5754で、電子装置のディスプレイは、タッチ感知式であり、第1のイベントデータの表現を選択する要求に対応する第4の入力を検出することは、タッチ感知ディスプレイに表示された第1のイベントデータの表現上でタップジェスチャ(図56Fにおけるタップジェスチャ5627)を検出することを含む。
ブロック5756で、第1のイベントデータの表現を選択する要求に対応する第4の入力(例えば、タップジェスチャ)を検出したことに応答して、装置は、第1のイベントデータの表現に接近したコールアウトビュー(例えば、図56Gにおける5628)を表示し、コールアウトビューは、関連した第1の時刻値及び第1のアプリケーションの他に第1のイベントデータに関する付加的な情報を含み、コールアウトビューの表示は、第1のイベントデータの表現の少なくとも一部分を覆う。
ブロック5757で、第1の時間値に関連した第1のイベントデータの表現、及び、第2の時間値の表現に関連した第2のイベントデータの表現を含んでいるユーザインターフェースを表示している間に、装置は、第1のイベントデータの表現上で第5の入力(例えば、図56Gにおけるタップアンドホールドジェスチャ5631)を検出する。
ブロック5760で、第1のイベントデータの表現上で第5の入力(例えば、タップアンドホールドジェスチャ)を検出したことに応答して、装置は、ユーザインターフェースを表示することをやめ、第1のイベントデータに関して第1のアプリケーションのユーザインターフェース(例えば、図56Hにおける電子メールアプリケーションユーザインターフェース5602i)を表示する。
方法5700に関して前述された処理(例えば、図57)の詳細は、本願の他のどこかに記載された方法及び技術にも同様の方式で適用できることに注意すべきである。例えば、本願に記載された他の方法は、方法5700の特性のうちの1つ以上を含むことがある。例えば、方法5700に関して前述された装置、ハードウェア要素、入力、インターフェース、動作のモード、文字盤、時刻インジケータ、及びコンプリケーションは、他の方法に関して本願の他のどこかに記載された装置、ハードウェア要素、入力、インターフェース、動作のモード、文字盤、時刻インジケータ、及びコンプリケーションの特性のうちの1つ以上を共有することがある。その上、方法5700に関して前述された技術は、本願の他のどこかに記載されたインターフェース、文字盤、又はコンプリケーションのうちいずれかと組み合わせて使用されることがある。簡潔にするために、これらの詳細は、本願の他のどこかで繰り返されることはない。
前述の情報処理方法における動作は、汎用プロセッサ又はアプリケーション特定チップ等の情報処理装置において1つ以上の機能モジュールを動かすことにより実装されることがある。(例えば、図1A、図1B、図3、図5A及び図5Bに関して前述された通)これらのモジュール、これらのモジュールの組み合わせ、及び/又は汎用ハードウェアとのこれらの組み合わせは、全て本明細書に記載された技術の範囲内に含まれる。
いくつかの実施形態によれば、図58は、様々な前述の実施形態の原理に従って構成された電子装置5800の規範的機能ブロック図を示す。いくつかの実施形態によれば、電子装置5800の機能ブロックは、(例えば、処理5700等の)前述の技術を実行するように構成される。装置5800の機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実行するため、任意選択的に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図58に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図58は、いくつかの実施形態において、前述の特徴を実行する電子装置5800の規範的機能ブロックを示す。図58に表されるように、電子装置5800は、グラフィカルオブジェクトを表示するために構成されたディスプレイユニット5802と、ディスプレイユニット5802に結合された処理ユニット5810とを含む。いくつかの実施形態では、装置5800は、ユーザジェスチャを受けるように構成されたタッチ感知面ユニット5804と、回転可能入力機構5806と、及び/又は、外部電子装置を検出し、通信するように構成された1つ以上のRFユニット5808とを更に含む。いくつかの実施形態では、処理ユニット5810は、ユーザによって提供された様々な入力(例えば、タッチ入力、機構入力)を検出するように構成された検出ユニット5812と、様々なアプリケーションからイベントデータを取得する(例えば、カレンダアプリケーションから会議イベントデータを取得し、電子メールアプリケーションから電子メールデータを取得する等)ように構成された取得ユニット5814とを含む。
いくつかの実施形態では、処理ユニット5810は、表示可能化ユニット5816、判定ユニット5818、スクロール可能化ユニット5820、ズーム可能化ユニット5822、コールアウトビュー可能化ユニット5824、及び/又はアプリ−ションビュー可能化ユニット5826を含む。例えば、表示可能化ユニット5816は、ディスプレイユニット5802と連動してユーザインターフェース(又はユーザインターフェースの一部分)の表示を引き起こすように構成されている。例えば、表示可能化ユニット5816は、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)の一部分を表示し、ユーザからの様々な入力に従って、表示された部分を更新するため使用されることがある。判定ユニット5818は、取得ユニット5814を使用して様々なアプリケーションから取得されたイベントデータに関連付けられたそれぞれの時刻と、このイベントデータに関連付けられた時刻の順序とを判定するため使用されることがある。
スクロール可能化ユニット5820は、ユーザからの様々なスクロール入力(例えば、水平スクロール入力のための水平フィンガースワイプジェスチャ5613及び5617並びに垂直スクロール入力のための垂直フィンガースワイプジェスチャ5619及び5620)に従ってユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)をスクロールするため使用されることがある。スクロール可能化ユニット5820は、ユーザが水平スクロール入力に基づいてタイムライン(例えば、5606)においてアプリケーションの列の中をスクロールすることを可能化する。スクロール可能化ユニット5820は、ユーザが垂直スクロール入力に基づいてタイムライン(例えば、5606)において時刻の行の中をスクロールすることを可能化する。ズーム可能化ユニット5822は、ユーザインターフェースをズームイン又はズームアウトするために様々な入力(例えば、図56Eにおいて2つのタッチポイント5621−a及び5621−bを伴うピンチインジェスチャに従ってユーザインターフェース(例えば、タイムライン5606)をズームイン又はズームアウトするため使用されることがある。ズーム可能化ユニット5822は、タイムラインの第1レベルのビューをタイムラインの第2レベルのビューで置き換えることを可能化し、ここで、第1レベルのビューは、第1の期間の間隔で時刻を配置し、第2レベルのビューは、第1の期間とは異なる第2の期間の間隔で時刻を配置する。
コールアウトビュー可能化ユニット5824は、選択されたイベントのより詳細なビューを表示する要求に対応する入力(例えば、図56Fにおけるタップジェスチャ5627)に基づいてコールアウトビューを表示するため使用されることがある。コールアウトビュー可能化ユニット5824は、ユーザによってタッチされたイベントアフォーダンスの少なくとも一部分を覆うコールアウトビュー(例えば、図56F及び図56Gにおいてアフォーダンス5622−dの少なくとも一部分を覆うコールアウトビュー5628)の表示を可能化する。アプリケーションビュー可能化ユニット5826は、選択されたイベントに関連付けられたアプリケーションビューを表示する要求に対応する入力(例えば、図56Gにおけるタップアンドホールドジェスチャ5631)があり次第、ユーザインターフェース(例えば、タイムライン)の表示をアプリケーションユーザインターフェースの表示で使用されることがある。アプリケーションビュー可能化ユニット5826は、入力5631を検出すると、タイムライン5606の表示を停止し、選択された電子データを収容している電子メールアプリケーションビュー(例えば、図56Iにおける5602i)を表示し始める。図58のユニットは、図56A〜図56I及び図57A〜図57Fに関して前述された様々な技術及び方法を実装するために使用されることがある。
例えば、処理ユニット5810は、(例えば、取得ユニット5812を用いて)第1のアプリケーションから第1のイベントデータを取得し、(例えば、取得ユニット5812を用いて)第1のアプリケーションとは区別できる第2のアプリケーションから第2のイベントデータを取得するように構成される。処理ユニット5810は、(例えば、判定ユニット5818を用いて)第1のイベントデータに関連付けられた第1の時間値及び第2のイベントデータに関連付けられた第2の時間値と第1の時間値及び第2の時間値の相対的な順序とを判定するように構成される。処理ユニット5810は、ディスプレイ(例えば、ディスプレイユニット5802)上に、第1の時間値の表現と一体になった第1のイベントデータの表現及び第2の時間値の表現と一体になった第2のイベントデータの表現を含むユーザインターフェースを(表示可能化ユニット5816を用いて)表示するように構成される。第1のイベントデータの表現及び第2のイベントデータの表現は、第1の時間値及び第2の時間値の相対的な順序と第1の時間値及び第2の時間値のそれぞれの値とに従って互いに対して表示される。
処理ユニット5810は、(例えば、検出ユニット5812を用いて)ユーザインターフェースを第1の方向にスクロールする要求に対応する入力を検出するように構成される。ユーザインターフェースを第1の方向にスクロールする要求に対応する入力を検出したことに応答して、処理ユニット5810は、第1の時間値及び第2の時間値とは異なる少なくとも第3の時間値の表現を表示するために入力に従って第1の方向にユーザインターフェースを(例えば、,スクロール可能化ユニット5820を用いて)スクロールするように構成される。スクロール可能化ユニット5820は、例えば、第1の時間値及び第2の時間値とは異なる少なくとも第3の時間値の表現を表示するためにユーザインターフェースを第1の方向にスクロールすることがユーザインターフェースの一部分の表示をユーザインターフェースの異なる部分の表示で置き換えることを含むようにスクロールを可能化する。
処理ユニット5810は、ユーザインターフェースを第2の方向にスクロールする要求に対応する第2の入力を(例えば、検出ユニット5812を用いて)検出するように構成される。ユーザインターフェースを第2の方向にスクロールする要求に対応する第2の入力を検出したことに応答して、処理ユニット5810は、第1のアプリケーション及び第2のアプリケーションとは異なる少なくとも第3のアプリケーションの表現を表示するために第2の入力に従ってユーザインターフェースを第2の方向に(例えば、スクロールユニット5820を用いて)スクロールするように構成される。スクロール可能化ユニット5820は、第1のアプリケーション及び第2のアプリケーションとは異なる少なくとも第3のアプリケーションの表現を表示するために第2の入力に従ってユーザインターフェースを第2の方向にスクロールすることがユーザインターフェースの一部分の表示をユーザインターフェースの異なる部分の表示で置き換えることを含むようにスクロールを可能化する。
いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、複数のビューを含み、複数のユーザインターフェースのビューの中から、第1の期間の間隔内に時刻の表現を含んでいる第1レベルのビューを表示している間に、処理ユニット5810は、複数のユーザインターフェースのビューの中から第1レベルのビューとは区別できる第2レベルのビューを表示する要求に対応する第3の入力を(例えば、検出ユニット5812を用いて)検出するように構成されている。複数のユーザインターフェースのビューの中から第1レベルのビューとは区別できる第2レベルのビューを表示する要求に対応する第3の入力を検出したことに応答して、処理ユニット5810は、(例えば、ズーム可能化ユニット5822を用いて)第1レベルのビューの表示を第2レベルのビューの表示で置き換えるように構成され、ここで、第2レベルのビューは、第1の期間とは区別できる第2の期間の間隔内に時刻の表現を含む。
いくつかの実施形態では、第1の時間値の表現に関連した第1のイベントデータの表現、及び、第2の時間値の表現に関連した第2のイベントデータの表現を含んでいるユーザインターフェースを表示している間に、処理ユニット5810は、第1のイベントデータの表現を選択する要求に対応する第4の入力を(例えば、検出ユニット5812を用いて)検出するように構成される。第1のイベントデータの表現を選択する要求に対応する第4の入力を検出したことに応答して、処理ユニット5810は、第1のイベントデータの表現に接近したコールアウトビューを(例えば、コールアウトビュー可能化ユニット5824を用いて)表示するように構成され、コールアウトビューは、関連した第1の時刻値及び第1のアプリケーションの他に第1のイベントデータに関する付加的な情報を含み、コールアウトビューの表示は、第1のイベントデータの表現の少なくとも一部分を覆う。
いくつかの実施形態では、第1の時間値に関連した第1のイベントデータの表現、及び、第2の時間値の表現に関連した第2のイベントデータの表現を含んでいるユーザインターフェースを表示している間に、処理ユニット5810は、第1のイベントデータの表現上で第5の入力を(例えば、検出ユニット5812を用いて)検出するように構成される。第1のイベントデータの表現上で第5の入力を検出したことに応答して、処理ユニット5810は、ユーザインターフェースを表示することをやめ、第1のイベントデータに関して第1のアプリケーションのユーザインターフェースを(例えば、アプリケーションビュー可能化ユニット5826を用いて)表示するように構成される。
装置5800の機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実行するため、任意選択的に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図58に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図57A〜図57Fを参照して説明された動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図58に描かれたコンポーネントによって実装される。例えば、取得動作5704及び5706と、判定動作5708と、表示動作5710と、検出動作5718、5732、5746、5752及び5758と、スクロール動作5724及び5738と、ズーム動作5750と、コールアウトビュー表示動作5756と、アプリケーションビュー表示動作5760とは、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112での接触を検知し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面上の第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためにそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
図59A〜図59Fは、タイポグラフィックモジュール式文字盤インターフェース及びタイポグラフィックモジュール式文字盤の設定を編集する対応するインターフェースのための規範的ユーザインターフェーススクリーンを描く。タイポグラフィックモジュール式インターフェースは、モジュール又はプラッタ又はスロットの中に配置された情報を表示するディスプレイインターフェースでもよく、情報は、非標準的なシンボル、ロゴ、及びグリフを利用することなく(又は限定的に利用して)タイプグラフィック形式で表示される。表示された情報は、情報が最新情報を反映させるために定期的に更新されるように、現在時刻に対応する、又は、関連することがある。編集インターフェースは、インターフェースのためのカラー設定を選択する、(もしあれば)どのコンプリケーションがどのプラッタに表示されるべきであるかを選択する、及び1つ以上のコンプリケーションの一部として表示される情報量を選択するインターフェースを提供することがある。より密度が低く、よりプライバシー性が高い設定では、より少ない情報が各コンプリケーションに表示されることがあり、情報は、より大きいフォントサイズで表示されることがあり、より密度が高く、プライバシー性が低い設定では、付加的な情報が各コンプリケーションに表示されることがあり、情報の一部又は全部は、より小さいフォントサイズで表示されることがある。カラー設定、コンプリケーションプラッタ割り当て、及び密度/プライバシー設定は、編集インターフェースの間に回転可能入力機構を回転することにより行われることがあり、編集インターフェースは、強いプレスを行う(例えば、強度閾値を超える特性強度を有するタッチ接触を行う)ことにより、タイポグラフィックモジュール式インターフェースからアクセスされることがある。
図59Aは、装置5900がディスプレイ5902に表示することができる規範的ユーザインターフェーススクリーン5950を示す。いくつかの実施形態では、装置5900は、装置100(図1)、300(図3)、及び/又は500(図5)のうちの1つ以上でもよい。電子装置は、タッチ感知ディスプレイ5902(例えば、タッチスクリーン504)を有する。
ユーザは、一日を通じて時間に正確に行動し、メッセージ、約束、天候、ニュース、及びその他のデータ等の時間依存性情報を素早く参照するためにパーソナル電子装置を信頼する。パーソナル電子装置とのユーザ相互作用を促進させる対話式ユーザインターフェースをユーザに提示することが徐々に望ましくなっている。時間依存性情報のタイポグラフィック表現と一緒に時刻を指示することは、ユーザの装置との相互作用を強化することがある。更に、情報が装置に表示されるときの細部のレベルを制御するプライバシー又は密度設定をユーザが設定できるようにすることは、プライバシー性を強化し、ユーザがより自由かつ快適に装置と相互作用するように促すことがある。インターフェーススクリーンの簡単さ、多用途性、カスタマイズ可能性、及びプライバシー性のレベルを高めることは、装置とのユーザ相互作用を強化し、持続させることがある。
その結果、本明細書に記載されているのは、時刻インジケータと、コンプリケーション又は通知等の時間依存性情報を表示する複数のスロット(例えば、プラッタ、モジュール)とを含むコンテキスト特化ユーザインターフェースである。ユーザは、各々のコンプリケーションの内容、位置、プライバシーレベル、及び外観がユーザによって修正され得るように、このインターフェースがカスタマイズ可能であることを望むことがある。ユーザは、ユーザがカスタムシンボルの意味を学習しなくても済むように、情報全部が非標準的なシンボル、ロゴ、又はグリフを利用することなく(又は限定的に利用して)タイポグラフィック形式で表示されることを望むことがある。ユーザは、ユーザが付加的な情報が提示されること、又は、より少ない情報が提示されることを望むとき、インターフェースが様々な設定で使用されることがあるように、インターフェースのプライバシー又は密度設定が修正できることを望むことがある。
装置5900は、ディスプレイ5902上にインターフェーススクリーン5950を表示することがある。インターフェーススクリーン5950は、カスタマイズ可能なモジュラー文字盤(例えば、複数のモジュール、プラッタ、又はスロットを有するインターフェース)上に(シンボル、ロゴ、図形、又はグリフとは異なり)タイポグラフィック情報を表示することがあるので、タイポグラフィックモジュール文字盤と呼ばれることがある。インターフェーススクリーン5950は、現在時刻(又は、いくつかの実施形態では、非現在時刻)を指示することがある時計5908を含む。インターフェーススクリーン5950は、第1のプラッタ、第2のプラッタ、第3のプラッタ、及び第4のプラッタに表示されたコンプリケーション5910a、5912a、5914a、及び5916aを更に含む。各々のプラッタは、ディスプレイ5902上のインターフェーススクリーン5950での所定の位置に対応することがあり、各プラッタは、それぞれの主題に関する情報を表示するように構成される。
図59Aに表された実施形態では、コンプリケーション5910aは、曜日及び日付(23日金曜日)を指示するデータコンプリケーションである。コンプリケーション5912aは、カレンダ内の次の約束又はイベントの時刻(午前11時30分)を指示するカレンダコンプリケーションである。コンプリケーション5914aは、天候温度(72°)を指示する天候コンプリケーションである。コンプリケーション5916aは、別の時間帯における時刻(午後6時09分)を指示する世界時計コンプリケーションである。
図示された実施形態では、コンプリケーション5910a〜5916aは、第2の密度状態より少ない情報を表示する第1の密度状態で表示される。第1の密度状態は、傍観者には装置のディスプレイ上の最小限の情報しか見えないが、ユーザ自身は、第1の密度状態で表示された最小限の情報に意味を与えるコンテキストに気付くことがあるように、プライバシー性を強化するために使用されることがある第1のプライバシー状態に対応することがある。例えば、傍観者は、コンプリケーション5912bにおいて「11時30分」が何を意味するか分からないかもしれないが、ユーザは、単に時刻を思い出させられるだけで、11時30分が近づきつつある会議の時刻である、と分かることがある。
図59Aは、描かれた位置で検出された強いプレスのユーザ入力(強度閾値を上回る特性強度を持つタッチ接触)であるユーザ入力5918を更に描く。他の実施形態では、他の適当なユーザ入力が使用されることがある。ユーザ入力5918を検出したことに応答して、装置5900は、タイポグラフィックモジュラーインターフェースを編集する(例えば、インターフェーススクリーン5940又は5950を編集する)編集インターフェースを表示することがある。
図59Bは、インターフェース5950及び5960によって描かれたインターフェース等のタイポグラフィックモジュラーインターフェースのための表示設定を編集する編集インターフェーススクリーン5960を描く。編集インターフェーススクリーンは、タイポグラフィックモジュラー文字盤スクリーンの要素の一部又は全部を含むことがあり、いくつかの実施形態では、タイポグラフィックモジュラー文字盤スクリーンであると考えられること、又は、呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、編集インターフェーススクリーンは、インターフェースが編集インターフェーススクリーンであることを指示する、及び/又は、装置が編集状態にあることを指示する1つ以上の視覚的指示を含むことがある。
編集インターフェーススクリーン5960は、例えば、各インターフェーススクリーン5960の上部に表示されたページングアフォーダンス5919を除いて、インターフェーススクリーン5950と一致している。ページングアフォーダンス5919は、編集インターフェーススクリーン5960が編集インターフェーススクリーンであることを指示する。即ち、ドット5919は、装置が単に文字盤自体を表示するように構成された状態ではなく装置文字盤を編集するように構成された状態にあることをユーザに知らせることがある。ページングアフォーダンス5919は、編集インターフェースが(ページングアフォーダンスの個数によって指示されるように)2つのページ又はスクリーンを含むことと、インターフェーススクリーン5960が(中が塗りつぶされた/黒く塗りつぶされた最も左のドットと白く塗りつぶされた最も右のドットとによって指示されるように)2つのスクリーンの中で最も左であることとを更に指示する。表された例では、最も左の編集インターフェーススクリーン5960は、タイポグラフィックモジュラーインターフェースのカラー設定を編集するスクリーンである。カラー設定が修正される方式は、以下で更に詳細に検討される。
図59Bは、回転可能入力機構5904の回転であるユーザ入力5920を更に描く。他の実施形態では、他の適当なユーザ入力が使用されることがある。ユーザ入力5920を検出したことに応答して、装置5900は、タイポグラフィックモジュラー文字盤の密度/プライバシー設定を編集することがあり、編集された設定の結果を表示することがある。
図59Cは、ユーザ入力5920の検出の結果を描く。ユーザ入力5920を検出したことに応答して、装置は、インターフェーススクリーン5960の更新版であるインターフェーススクリーン5970を表示し、インターフェーススクリーン5970は、タイポグラフィックモジュール文字盤の編集インターフェースにおける2つのページの中で依然として最も左であるが、今度はユーザ入力5920の検出に応答して密度設定に対して行われた変更を反映する。
回転可能入力機構5904の回転を検出したことに応答して、装置5900は、第1の密度状態から第2の密度状態にプライバシー/密度設定を変更し、コンプリケーション5910〜5916は、付加的な情報及びプライバシー性の低下に対応する第2の密度状態で表示される。
いくつかの実施形態では、装置は、多数の密度設定においてコンプリケーション、他のユーザインターフェースオブジェクト、又は他の情報を表示する能力がある。いくつかの実施形態では、第2の密度設定は、第1の密度設定と比べると、第2の密度設定内のコンプリケーションによる情報の提示をより高密度にして、同じプラッタ内に付加的な情報を表示することに対応することがある。いくつかの実施形態では、第2の密度状態は、第2のプライバシー状態に対応することがあり、ユーザがプライバシーの目的のため情報を隠すことよりもより多くの情報を入手する方が良いと思うとき、より多くの情報を表示するために使用されることがある。付加的な情報は、第1の密度状態で表示された情報と同じ主題に対応することがあり、いくつかの実施形態では、付加的な情報は、第1の情報の取り出し元であった同じ基礎データの異なる部分(又は付加的な部分)を提示することがある。付加的な情報は、第1の密度状態で表示された情報より高い機密性であるように予め定められることがある。第2の密度状態で表示された付加的な表示は、より機密性が高いデータに対応するより機密性が高い情報であることがあるので、付加的な情報は、傍観者が付加的な情報のテキストを読むことをより困難にすることによってセキュリティを強化するために、第1の情報より小さいフォントサイズで表示されることがある。
表された例では、第2の密度設定において、日付コンプリケーション5910bは、月及び年(2015年4月)を付加的に表示する。カレンダコンプリケーション5912bは、次の約束の名称(「設計会議」)を付加的に表示する。天候コンプリケーション5914bは、天候が表示されている対象の場所(カリフォルニア州クパチーノ)と、天候に関する付加的な情報(「所によって曇り」)を付加的に表示する。世界時計コンプリケーション5916bは、表示されている世界時計時刻の対象の都市(英国ロンドン)と、この都市における時刻と時計5908に表示された時刻との間の差(「+8時間」)とを付加的に表示する。
いくつかの実施形態では、ユーザは、(ページとは無関係に)編集状態にある間に、2つ以上の密度/プライバシーの状態/設定を繰り返し表示する又はスクロールするために、回転可能入力機構をいずれかの方向に回転することがある。いくつかの実施形態では、表示された全コンプリケーションの密度/プライバシー設定は、一緒に更新されるが、他の実施形態では、各コンプリケーションの密度/プライバシー設定は、個別の修正可能であることがある。いくつかの実施形態では、3つ以上の密度状態が存在することがある。
例えば、いくつかの実施形態では、入力5920の方向への回転可能入力機構5904のより先への回転が付加的な補完情報を1つ以上のプラッタに表示させることがあるように、3つの密度/プライバシーの状態/設定が存在することがある。第3の密度/プライバシー状態で表示された付加的な補完情報は、プラッタ毎に、最初の2つの密度状態で丈司された情報と同じ基礎主題又は情報源に対応することがある。いくつかの実施形態では、第3の密度状態に対応する情報は、最初の2つの状態で表示された情報より高い機密性を持つように予め定められることがあるので、より一層高いプライバシー設定に対応する。いくつかの実施形態では、第3の密度状態で表示された付加的な補完情報は、第2の密度状態に対応する情報より一層小さいフォントサイズで表示されることがあるので、傍観者が読むことはより一層困難である。
図59Cは、ディスプレイ5902上で4つのコンプリケーションプラッタの中の2番目のコンプリケーション5912bに対応する位置において検出されたタップ入力であるユーザ入力5922を更に描く。他の実施形態では、他の適当なユーザ入力が使用されることがある。ユーザ入力5922を検出したことに応答して、装置5900は、編集のためのコンプリケーション及び/又はプラッタを選択することがあり、選択されたコンプリケーション/プラッタを強調表示された方式で表示することがある。
図59Dでは、コンプリケーション5912bは、編集インターフェーススクリーン5970の更新版である編集インターフェーススクリーン5980において編集のため選択される。編集インターフェーススクリーン5980は、1つ以上の表示されたコンプリケーションに関連付けられたカラー設定を編集するインターフェーススクリーンである。図示された例では、コンプリケーション5912bは、他のコンプリケーションより大きいサイズで表示されることによって、及び、ボールド体のコンプリケーションのテキストを有することによって強調表示された通に表示される。他の実施形態では、選択されたコンプリケーションは、このコンプリケーションの周りのボックス若しくは輪郭線と共に、異なる位置で、異なるサイズで、強調表示テキスト色で、背景色と一緒に、イタリック体で、下線付きで、異なるフォントで、又はこのコンプリケーションを識別するために適した何らかの他の方式で表示されることがある。
図59Dは、回転可能入力機構5904の回転であるユーザ入力5924を更に描く。他の実施形態では、他の適当なユーザ入力が使用されることがある。ユーザ入力5924を検出したことに応答して、装置5900は、選択されたコンプリケーション/プラッタのカラー設定を変更することがある。
例えば、各カラー設定がカラー、一連のカラー、又はカラー設定が時間的に変化するアニメーションに対応する所定のカラー設定の選択が存在することがある。いくつかの実施形態では、カラー設定のうちの1つ以上は、コンプリケーション内の異なる文字及び数字に亘って連続的なカラー階調として又はパターンとしてコンプリケーションテキストを(第1又は第2の密度状態で)描写する階調カラー設定又はパターンカラー設定である。所定のカラー設定は、順序付き列に配置されることがある。ユーザが編集のためのコンプリケーションを選択し、回転可能入力機構を回転したとき、設定は、入力の回転の方向に従って順序付き列の中を次の又は前のカラー設定まで繰り返し表示する又はスクロールすることによって修正されることがある。いくつかの実施形態では、順序付き列は、最後の設定から最初の設定までループを作ることがある。
いくつかの実施形態では、ユーザは、2つ以上のコンプリケーション/プラッタ、又は、全部のコンプリケーション/プラッタのカラー設定を同時に編集することがある。例えば、カラーテーマは、ユーザがカラー設定をコンプリケーション/プラッタの2つ以上又は全部に割り当てる単一のテーマを選択するように、予め定められ、装置に保存される(又はネットワーク通信により装置で利用できる)ことがある。いくつかの実施形態では、テーマは、所定のカラー設定を所定のプラッタに割り当てることがある。いくつかの実施形態では、テーマは、テーマが現れるプラッタとは無関係に、所定のカラー設定を所定のタイプのコンプリケーションに割り当てることがある。いくつかの実施形態では、テーマは、複数のコンプリケーション/プラッタ内の文字及び数字に亘る連続的な階調又は連続的なパターンとして、コンプリケーション/プラッタのうち2つ以上、又はコンプリケーション/プラッタの全部を描写する階調テーマでもパターンテーマでもよい。
図59Cに表された例では、カラー設定の修正は、修正自体が白黒図によって表されることはないが、選択されたコンプリケーション、即ち、選択されたコンプリケーション5912bだけに影響を与える。
図59Dは、タッチ感知スクリーン5902に加えられた左方向スワイプジェスチャであるユーザ入力5926を更に描く。他の実施形態では、他の適当なユーザ入力が使用されることがある。ユーザ入力5926を検出したことに応答して、装置5900は、現在ページの右側に位置している編集インターフェースのページを表示することがある。
図59Eは、図59Dにおけるユーザインターフェース5926の検出の結果として表意された編集インターフェーススクリーン5990を描く。ユーザ入力5926を検出したことに応答して、装置は、編集インターフェーススクリーン5990を表示する。編集インターフェーススクリーン5990は、編集インターフェーススクリーン5990の上部に表示されたページングアフォーダンス5919によって指示される通、描かれた編集インターフェース内の2つの編集インターフェーススクリーンのうち最も右にある。ページングアフォーダンス5919は、左ドットが白く塗られ、右ドットが黒く塗られ/中が塗られるように更新され、2ページのうち右側が現在表示されているページであることを表している。いくつかの実施形態では、アニメーションは、ページ間の遷移を表示することがあるが、いくつかの実施形態では、ページは、実質的に変化しないままにされることがあり、ページングアフォーダンスは、ユーザが左又は右にページをめくるときに変化する唯一の表示された要素であることがある。表示された例では、編集インターフェーススクリーン5990は、その他の点では、編集インターフェース5980と同一であり、時計5908及びコンプリケーション5910b〜5916bを描いている。描かれた例では、コンプリケーション5912bは、編集のため選択され、他のコンポーネントより大きいサイズで表示されることによって強調表示される。描かれた例では、編集のためのコンプリケーション5912bの選択は、前の編集インターフェーススクリーン5980から維持されているが、一部の他の実施形態では、編集インターフェーススクリーンの間のページングは、編集のため選択されたコンプリケーションの選択を解除させることがある。
図59Eは、回転可能入力機構5904の回転であるユーザ入力5928を更に描く。他の実施形態では、他の適当なユーザ入力が使用されることがある。ユーザ入力5928を検出したことに応答して、装置5900は、選択されたコンプリケーションが現在表示されているプラッタ内に表示されたコンプリケーションのタイプを修正することがある。即ち、装置は、選択されたコンプリケーションを別のタイプのコンプリケーションと置き換えることがある。
例えば、プラッタのうちの1つ以上に表示されるため利用可能である所定のコンプリケーションの選択が存在することがある。いくつかの実施形態では、1つ以上のコンプリケーションが順序付き列に配置されることがある。ユーザが編集のためのコンプリケーションを選択し、回転可能入力機構を回転したとき、コンプリケーションは、入力の回転方向に従って順序付き列の中を次の又は前のコンプリケーションまで繰り返し表示する又はスクロールすることによりコンプリケーションの順序付き列の中の次の又は前のコンプリケーションによって置き換えられることがある。いくつかの実施形態では、順序付き列は、最後のコンプリケーションから最初のコンプリケーションまでループを作ることがある。
いくつかの実施形態では、プラッタ内に表示されるように選択されたコンプリケーションは、プラッタ内に前に表示されたコンプリケーションのカラー設定を持続することがある。あるカラーがあるコンプリケーションのタイプに関連付けられた実施形態等のいくつかの実施形態では、新たに選択されたコンプリケーションは、プラッタ内に前に表示されたコンプリケータとは異なるカラーで表示されることがある。
表示されるために利用可能なコンプリケーションは、日付、カレンダ、天候、世界時計、日の出/日没、時刻、株式、警報、ストップウォッチ、活動、運動、月、音楽、ナイキ、テスラ充電、装置(例えば、装置5900)の充電、他の装置充電、市政代行官、MLB、その他のスポーツ、ツィッター、その他のソーシャルメディア、及びメッセージのうちの1つ以上に関連している1つ以上のコンプリケーションを含むことがある。コンプリケーションの上記リストは、単に規範的であり、網羅的ではない。いくつかの実施形態では、プラッタのうちの1つ以上のため利用可能な選択肢は、更にプラッタ内にコンプリケーションを表示しないということがある。「ブランク」選択肢は、コンプリケーションの順序付き列の中に選択肢として含まれることがあり、コンプリケーションがアクセスできるのと同様に編集インターフェース内でアクセスできることがある。
いくつかの実施形態では、ユーザは、プラッタを選択するためにプラッタ/コンプリケーションをタップすることにより、次に、利用可能なコンプリケーションを繰り返し表示し、これらをプラッタに割り当てるために回転可能入力機構を使用することにより、スロット毎に所与のプラッタに対するコンプリケーションを選択することがある。いくつかの実施形態では、ユーザは、例えば、予め定められた、又は、キュレートされた「コンプリケーション集合」を選択することにより、コンプリケーションを同時に1つ以上のプラッタ、又は同時にプラッタの全部に割り当てることがある。装置は、装置に保存されたコンプリケーション集合を有することがあり、又は、コンプリケーション集合は、ネットワーク接続を介して装置によってアクセスできることがあり、ユーザは、2つ以上のコンプリケーションを2つ以上の対応するプラッタに割り当てる集合を選択することがある。例えば、ユーザは、「株式」コンプリケーション集合を選択することがあり、装置は、NASDAQ、ダウジョーンズ、及びS&P 500に関連するコンプリケーションを対応するプラッタに割り当てることがある。
図59Fは、図59Eにおけるユーザ入力5928の検出に対する装置5900による応答を反映する編集インターフェーススクリーン5990の更新版である編集インターフェーススクリーン5992を表示する。回転可能入力機構5902の回転であるユーザ入力5928を検出したことに応答して、装置5900は、コンプリケーションの順序付き列の中の次のコンプリケーションをスロットに割り当てることによって第2のプラッタに割り当てられたコンプリケーションを更新する。描かれた例では、順序付き列の中で前に表示されたカレンダコンプリケーション5912bの後に続くコンプリケーションは、スタンダード・アンド・プアーズ株式市場指数の実績(例えば、54.48ポイントの上昇)に関する情報を表示するS&P 500コンプリケーション5930bである。S&P 500コンプリケーション5930bは、図59Fにおける他のコンプリケーションと同様に第2の密度/プライバシー状態で表示されることに注意すべきである。いくつかの実施形態では、密度/プライバシー状態が第1の状態に変更された場合、コンプリケーションは、株式指数の名称の表示を抑止すること等によって、より少ない情報を表示するであろう。いくつかの実施形態では、密度/プライバシー状態がより一層高い密度設定に変更された場合、コンプリケーションは、ユーザの個人ポートフォリオ実績に関連する高度に機密性のある情報等の付加的な情報を表示するであろう。
いくつかの実施形態では、ユーザは、限定されることなく、モジュール/スロットの数、モジュールの位置、モジュール内部のテキストの文字寄せ及び両端揃え、テキストのフォント、並びにフォントのサイズ等のタイポグラフィックモジュラー文字盤の他の様相に関連する設定を修正できることがある。いくつかの実施形態では、これらの設定及び他の設定は、付加的なページングアフォーダンスによって表現されることがある付加的な編集インターフェーススクリーンにアクセスすることによって、前述された方式と同様の方式で修正されることがある。
図60A〜図60Fは、いくつかの実施形態によるユーザ入力に従って情報を提供及び補完する方法を示すフロー図である。方法6000は、ディスプレイ、回転可能入力機構、及び1個以上のプロセッサ付きの装置(例えば、100、300、500、5900)で実行される。方法6000における一部の動作は、組み合わされることがあり、一部の動作の順は、変更されることがあり、一部の動作は、省かれることがある。
前述の通、方法6000は、情報を提供及び補完する直観的な方式を提供する。この方法は、様々な密度設定、様々なプライバシーレベル、及び様々な手段に関連する情報を入手するユーザへの認識的負荷を軽減し、それによって、より効率的なヒューマンマシンインターフェースを作る。バッテリ動作コンピューティング装置に対して、ユーザが様々なプライバシーレベル等の情報を提供及び補完するためユーザインターフェースをより迅速かつより効率的に入手すること、構成すること、及び、見て回ることを可能化することは、電力を節約し、バッテリ充電間の時間を増大する。
図60Aにおいて、ブロック6002で、方法6000は、ディスプレイ、バッテリ、及び1個以上のプロセッサを有する電子装置で実行される。規範的装置は、ディスプレイ5902及び回転可能入力機構5904を有する図59A〜図59Fの装置5900である。
ブロック6004で、装置は、第1の主題に関連するデータを受信する。いくつかの実施形態では、受信データは、装置によって動作させられたアプリケーション又はプログラムを介して受信データを含めて、装置に記憶された、又は、ネットワーク通信を介して装置によって入手されたいずれのデータでもよい。いくつかの実施形態では、受信データは、コンプリケーション又は他のユーザインターフェースオブジェクトに装置によって提示されることがある第1のアプリケーション及び/又は第1の主題に対応するデータでもよい。
ブロック6006で、装置は、受信データの第1の部分に関する情報を表示する。いくつかの実施形態では、データは、装置によって受信されると、又は、最初に入手されると複数の部分、セグメント、セクション等に論理的に分割される。いくつかの実施形態では、装置は、所定の規則又は動態分析に従って、受信データを複数の部分、セグメント、セクション等に分割することがある。いくつかの実施形態では、受信データは、ユーザ入力又は命令に従って複数の部分、セグメント、セクション等に分割される又は割り当てられることがある。
いくつかの実施形態では、受信データの第1の部分に関する情報は、テキスト、数字、画像ベース、アニメーションベース、及び/又はビデオベースフォーマット等のユーザによって閲覧されるのに適した何らかの視覚的フォーマットで表示されることがある。
描かれた図59Aの例では、装置5900は、数ある情報の中でも、カレンダアプリケーションからの情報を受信する。カレンダアプリケーションから受信された情報の主題は、カレンダデータ、イベント等である。描かれた例では、カレンダデータの第1の部分は、近づきつつあるカレンダイベントの時刻、即ち、11時30分である時刻に関する情報を含む。描かれた例では、コンプリケーション5912aは、受信データの第1の部分に従ってテキスト「11:30」を表示する。
ブロック6008で、任意選択的に、第1の情報を表示することは、第1の情報をユーザインターフェースの第1の所定の部分に表示することを含む。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、情報が表示されることがある1つ以上の所定の部分を有することがある。いくつかの実施形態では、これらの部分は、装置によって予め定められることがあるが、いくつかの実施形態では、これらの部分は、ユーザ入力に従って定義されることがある。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、各々がそれぞれの主題に関する情報を表示するように構成されることがある複数のスロット、プラッタ、又はモジュールを有することがある。図59Aの表示された例では、インターフェーススクリーン5950は、各々が区別できる主題に対応するコンプリケーション5910a〜5910dをそれぞれ表示する4つのプラッタを含む。
ブロック6010で、任意選択的に、データの第1の部分は、第1のプライバシーレベルに対応する。いくつかの実施形態では、受信データの異なる部分は、異なるプライバシーレベル又は異なるプライバシー設定に対応することがある。例えば、データの一部分は、よりプライバシー性が低く、かつ、より機密性が低いと判定されることがあるが、データの別の部分は、よりプライバシー性が高く、かつ、より機密性が高いと判定されることがあり、データの更に別の部分は、最もプライバシー性が高く、かつ、最も機密性が高いと判定されることがある。いくつかの実施形態では、受信データの一部分は、データのプライバシー又は機密レベルに従って定義又は判定されることがある。プライバシーレベルに従ってデータを部分に分割することは、ユーザがプライバシーレベルを選ぶことを許し、それによって、ユーザが装置に表示して欲しいと思うデータのプライバシー/機密レベルを選ぶことを許す。これは、ユーザが自宅にいるときに、より機密性が高い情報の表示を許し、ユーザが公の場にいて、自分の装置の表示が他人によって閲覧されることがあるとき、より機密性が高い情報の表示を抑止する等、ユーザが異なる状況及び設定のため装置の用法をカスタマイズすることを許すことに役立つことがある。
図59Aに描かれた例では、コンプリケーション5912aによって表示された受信データの第1の部分は、いくつかの実施形態では、機密性が最も低いデータに対応する第1のプライバシーレベルに対応することがある。例えば、装置5900は、近づきつつあるカレンダイベントに関する情報の様々な断片を受信していることがあり、情報を部分に分割していることがある。データの一部分は、近づきつつあるイベントの時刻に関連していることがあり、この部分は、機密性が最も低いと考えられることがある。データの別の部分は、近づきつつあるイベントの時刻に関連していることがあり、この情報は、より機密性が高いと考えられることがある。データの更に別の部分は、出席予定者又は参加者の名称に関連していることがあり、この情報は、より機密性が高いと考えられる。図59Aに描かれた例では、装置5900は、第1のプライバシー状態に対応する第1の密度状態にあり、その結果、最も機密性が低いデータに対応するデータの部分に対応する情報だけが表示され、即ち、近づきつつあるカレンダイベントの時刻がコンプリケーション5912aに表示されるが、近づきつつあるイベント及び近づきつつあるイベントへの参加者/出席予定者の名称は、表示を抑止される。
ブロック6012で、任意選択的に、第1の情報は、第1のフォントサイズで表示される。いくつかの実施形態では、受信データの一部分に対応する情報が表示される方式は、受信データの別の部分に対応する情報が表示される方式とは識別できることがある。いくつかの実施形態では、表示の方式は、装置の異なる密度設定に対応することがある異なる表示「密度」によって識別されることがある。いくつかの実施形態では、密度設定は、異なる量の情報及び/又は異なる数のユーザインターフェースオブジェクトをユーザインターフェースの同じエリアに表示することに対応することがあり、それによって、より高密度及びより低密度のユーザインターフェースを定義する。いくつかの実施形態では、第1の密度状態で表示されたデータの一部分は、第1の方式で表示されることがあり、第2の密度状態で表示されたデータの別の部分は、第2の方式で表示されることがある。いくつかの実施形態では、第1の密度状態で表示された情報の一部分は、第1のサイズで表示されることがあり、第2の密度状態で表示された情報の別の部分は、第2のサイズで表示されることがある。いくつかの実施形態では、より機密性が高いデータに対応する情報は、より小さいサイズで表示されることがあり、傍観者が情報を観察することをより困難にさせるが、より機密性が低いデータに対応する情報は、より大きいサイズで表示されることがあり、ユーザがこの情報を観察することをより容易にさせる。表示のため選択されたフォントサイズは、いくつかの実施形態では、このようにしてデータの機密性に逆向きに対応することがある。
いくつかの実施形態では、データの異なる部分に対応する情報は、異なるフォントサイズ設定によって識別されることがあり、各フォントサイズ設定は、1つ以上のフォントサイズに対応する。例えば、より大きいフォントサイズ設定は、サイズ12及び14というフォントサイズを含むことがあるが、より小さいフォントサイズ設定は、サイズ10及び12というフォントサイズを含むことがある。
描かれた図59Aの例では、前述の通、装置5900は、最低密度に対応する第1の密度設定にあることがあり、コンプリケーション5912aによって表示された受信データの第1の部分は、いくつかの実施形態では、機密性が最も低いデータに対応する第1のプライバシーレベルに対応することがある。描かれた例では、第1の情報に対応する表示された情報は、第1のフォントサイズ又は第1のフォントサイズ設定で表示されることがある。
ブロック6014で、任意選択的に、第1の情報は、単一の行のテキストを含む。前述の通、異なる密度設定に従って提示された情報は、視覚的に区別できることがある。その上、より高い密度設定の一部として提示された情報は、ディスプレイ上の単位表示面積当たりより大量の情報を提示するように構成されることがある。いくつかの実施形態では、ディスプレイの同一面積(及びユーザインターフェースの同一面積)により多くの情報を提示するために、より小さいフォントサイズが使用されていることに加えて、情報は、異なる行数のテキストを用いて提示されることがある。いくつかの実施形態では、異なる密度設定に対応する情報のため異なるフォントサイズが使用されるとき、より小さいフォントサイズにおけるより行数の多いテキストがより大きいフォントサイズにおけるより行数の少ないテキストと同じ垂直空間に収まるように、異なる行数のテキストを使用することは、異なるフォントサイズによって容易化されることがある。
いくつかの実施形態では、より低いプライバシー設定及びより低い密度設定に対応する情報は、より大きいフォントサイズで表示されることがあり、単一の行のテキストを含むことがある。いくつかの実施形態では、より高いプライバシー設定及びより高密度の密度状態に対応する情報は、より小さいフォントサイズで表示されることがあり、2行以上のテキスト(又はより低密度の密度設定に対応する情報より行数の多いテキスト)を含むことがある。
図59Aの描写された例では、前述の通、装置5900は、最低密度に対応する第1の密度設定であることがあり、コンプリケーション5912aによって表示された受信データの第1の部分は、いくつかの実施形態では、機密性が最も低いデータに対応する第1のプライバシーレベルに対応することがある。いくつかの実施形態では、第1の情報に対応する表示された情報は、第1のフォントサイズ又は第1のフォントサイズ設定で表示されることがある。描かれた例では、第1の情報に対応する表示された情報は、単一の行のテキストを含む(コンプリケーション5912a内のテキスト「11:30」は、このテキストより上又は下に他のテキストの行を持っていない)。
ブロック6016で、任意選択的に、第1の情報は、アイコン、画像、グリフ、又はロゴを含まない。いくつかの実施形態では、受信データに関する情報は、アイコン、画像、グリフ、ロゴ、又は非標準的なシンボルを利用することなく、又は最小限利用して提示されることがある。いくつかの実施形態では、情報は、主として又は排他的に、テキスト及び数字によって提示されることがある。いくつかの実施形態では、主として又は排他的に、テキスト及び数字によって情報を提示することは、句読点等の標準的なタイポグラフィックシンボルの限定的な使用を含むことがある。いくつかの実施形態では、標準的なシンボルは、図59Aにおいてコンプリケーション5914aで使用された度を表すシンボル「°」等の句読点とは考えられないが、広く用いられているタイポグラフィカルシンボルを含むことがある。いくつかの実施形態では、非標準的なシンボル、アイコン、画像、グリフ、又はロコの使用を最小限に抑える、又は、回避することは、情報がタイポグラフィック形式で表示されることを望むユーザがカスタムシンボルの意味を学習する必要がないようにユーザを支援することがある。タイポグラフィック情報を排他的に又は主に提示することは、装置の学習曲線を短縮し、ユーザが今まで見たことがなかったユーザインターフェースオブジェクトの意味等のユーザインターフェースをより直観的に把握できるようにすることがある。
描かれた図59Aの例では、コンプリケーション5912aに提示された第1の情報は、数字及び句読点だけを利用するが、他のコンプリケーション5910a、5914a、及び5916aに提示された情報は、文字、数字、句読点、及び標準的なタイポグラフィカルシンボル「°」だけを利用する。図59Aにおいて、アイコン、画像、グリフ、ロゴ、又は非標準的なシンボルを含むコンプリケーションはない。
ブロック6018で、任意選択的に、装置は、第2の主題に関連するデータを受信する。第2の主題は、ブロック6004を参照して前述されたタイプの主題等のどんな主題でもよい。いくつかの実施形態では、第2の主題は、第1の主題とは異なり、第2の主題に関して装置によって受信されたデータは、第1の主題に関する情報とは異なるプログラム又はアプリケーションに関連付けられることがある。
ブロック6020で、任意選択的に、装置は、ユーザインターフェースの第2の所定の部分に、第2の主題に関連するデータの第1の部分に関する第3の情報を表示する。
いくつかの実施形態では、装置によって受信された第2のデータは、ブロック6006を参照して前述された方式のいずれかで部分に分割されることがある。いくつかの実施形態では、第2の主題に関連するデータの第1の部分は、第1の主題に関連するデータの第1の部分と同じプライバシー設定及び/又は同じ密度設定に対応することがある。例えば、いくつかの実施形態では、データが受信された対象である各アプリケーション若しくは主題又はデータ源に対して、装置は、異なる主題に関連するデータの部分が対応するプライバシーレベル又は機密レベルを有することがあるように、データの一部分を所定のプライバシー設定に割り当てることがある。いくつかの実施形態では、装置が第1のプライバシーレベル及び/又は第1の密度状態にあるとき、同じプライバシーレベル又は機密レベルに関連付けられたデータの一部分に対応する情報は、同時に表示されることがある。
いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、様々なプラッタ(例えば、ユーザインターフェースの所定のエリア)がそれぞれの主題に関する情報を表示することがあるように構成されることがある。いくつかの実施形態では、各プラッタの所定の部分は、所定のプライバシー又は機密レベルに関連付けられた情報を表示するように構成されることがある。例えば、いくつかの実施形態では、プラッタは、ユーザインターフェース上に行として配置されたユーザインターフェースの一部分でもよい。図59Aに描かれた例では、4つのプラッタは、相互の上に積み重ねられた行としてインターフェース5950上に配置されたコンプリケーション5910a〜5914aをそれぞれ収容する。
描かれた図59Aの例では、装置5900は、数ある情報の中でも、天候アプリケーションからの情報を受信する。天候アプリケーションから受信された情報の主題は、天候データ、記録、予報等である。描かれた例では、天候データの第1の部分は、72°である予測された天候温度の時刻に関する情報を含む。描かれた例では、コンプリケーション5914aは、受信データの第1の部分に従ってテキスト「72°」を表示する。描かれた例では、コンプリケーション5914aは、コンプリケーション5912aとは異なる所定のプラッタに表示される。
ブロック6022で、任意選択的に、装置5900は、第1の情報及び第3の表示された情報に対応する第1の表示設定を編集するため第1の編集インターフェースを表示し、ここで、第3の情報は、第1の主題とは異なる主題に対応する。いくつかの実施形態では、第3の情報は、第1のプラッタ内にコンプリケーションの一部として表示された第1の情報とは異なるプラッタ内にコンプリケーションの一部として表示された情報である。いくつかの実施形態では、第3の情報は、図6020を参照して前述された第2の情報と同じでもよい。
後述される編集インターフェース及び方法は、本明細書の「編集用コンテキスト特化ユーザインターフェース」セクション中で、パラグラフで始まる、又は他のどこかで本願において前述された編集インターフェースのいずれと自由に組み合わされてもよく、及び、いずれによって自由に修正されてもよいことに注意すべきである。
いくつかの実施形態では、編集インターフェースは、編集されたインターフェースがどのように見えるかについてのプレビューが与えられている間にユーザが時計文字盤又はタイポグラフィックモジュラー文字盤の表示設定を編集することがあるように、時計文字盤又はタイポグラフィックモジュラーインターフェースという形をとることがある。いくつかの実施形態では、編集インターフェースは、ブロック6007〜6020を参照して前述されたように情報を表示するインターフェースとは異なるインターフェースでもよい。いくつかの実施形態では、編集インターフェースは、ユーザが編集インターフェースの表示設定又はブロック6007〜6020を参照して前述されたいずれかのインターフェースの表示設定等のインターフェースの1つ以上の表示設定を修正することを許すどんなインターフェースでもよい。いくつかの実施形態では、編集インターフェースは、2つ以上のユーザインターフェーススクリーンを含むことがある。
いくつかの実施形態では、編集インターフェースは、装置が強度閾値を超える特性強度を持つタッチ接触を検出したときに表示させられることがある。
描かれた例では、装置5900は、図59Aにおけるタッチ接触5918を検出する。いくつかの実施形態では、装置5900は、感圧ディスプレイ5902を介して、タッチ接触5918の特性強度が強度閾値を超えるか否かを判定する。タッチ接触5918の特性強度が強度閾値を超えるという判定に従って、装置5900は、図59Bにおけるインターフェーススクリーン5960を表示させる。描かれた例では、インターフェーススクリーン5960は、ページングアフォーダンス5919の存在を除くと、インターフェーススクリーン5950と一致する編集インターフェーススクリーンである。いくつかの実施形態では、インターフェーススクリーン5960は、装置5900の1つ以上のカラー設定及び/又は1つ以上の密度/プライバシー設定を編集する編集インターフェーススクリーンであり、カラー設定及び/又は密度設定は、第1の表示された情報(例えば、図59Bにおけるコンプリケーション5912a)及び第3の表示された情報(例えば、図59Bにおけるコンプリケーション5914a等の他の表示されたコンプリケーション)に対応する。
図60Bにおいて、方法6000がディスプレイ、バッテリ、及び1個以上のプロセッサを有する電子装置で更に実行されるように、ブロック6002に続く。
ブロック6024は、任意選択的に、ブロック6022の後に続く。ブロック6024で、ブロック6026〜6052(これらのうち一部は選択的であり、これらのうち一部は図60Cに描かれている)は、第1の編集インターフェースを表示している間に実行される。描かれた例では、ブロック6026〜6052は、更に詳細に後述されるように、編集インターフェーススクリーン5960又は編集インターフェース5960と同じ編集インターフェースの更に一部である関連したインターフェーススクリーンを表示している間に実行される。
ブロック6026で、装置は、回転可能入力機構の第1の回転を検出する。いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第1の回転は、1つ以上の速度を有し、1つ以上の持続期間を有し、及び1つ以上の相対的な間隔を有する1つ以上の方向への1つ以上の回転を含むことがある。いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第1の回転は、所定の回転方向への回転可能入力機構の単一の回転を含むことがある。図59Bに描かれた例では、装置5900は、回転可能入力機構5904の回転であるユーザ入力5920を検出する。
ブロック6028で、回転可能入力機構の第1の回転を検出したことに応答して、装置は、第1の情報を受信データの第2の部分に関する第2の情報で補完する。
いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第1の回転は、装置の密度/プライバシー設定を変更するコマンドとして装置によって登録されるように予め定められることがある。いくつかの実施形態では、装置が編集状態又は編集インターフェースにあり、装置が回転可能入力機構の回転を検出したとき、装置は、2つ以上の利用可能なプライバシー/密度設定を繰り返し表示することにより密度/プライバシー状態を編集することがあり、例えば、装置は、第1のプライバシー/密度設定から第2に、次に、第2から第3に変化し、そして、第3から第1に戻ることがあり、各変化は、装置が回転可能入力機構の所定の閾値回転角度及び/又は速度より大きい回転を検出したことに従って生じる。このように、ユーザは、利用可能な密度設定を繰り返し表示するために回転アクセスを回す。実質的に反対方向に回転可能入力機構を回転することは、第1から第3、第3から第2、そして、第2から第1等の反対方向に利用可能な密度/プライバシー状態を繰り返し表示することを引き起こすことがある。
いくつかの実施形態では、装置が第1のより低密度状態から第2のより高密度状態に(例えば、低密度から高密度まで)変化するとき、ユーザインターフェースオブジェクト又はコンプリケーション等の表示された情報は、付加的な情報で補完されることがある。いくつかの実施形態では、以前に表示されたコンプリケーションによって表示された補完情報は、以前に表示された情報に関連するデータの一部分より高い機密性を持つことが判定された基礎データの一部分に関する情報を含むことがある。従って、いくつかの実施形態では、ユーザが装置のプライバシー/密度設定を変更したとき、表示された実施形態は、より高い機密性を持つ基礎データの一部分に関する情報を表示することがある。いくつかの実施形態では、より高い機密性を持つ基礎データの一部分に関する情報は、同じ基礎データから取得されることがあるので、第2の表示された情報は、このようにして、第1の表示された情報と同じ主題に関係することがある。
描かれた図59Cの例では、図59Bにおけるユーザ入力5920を検出したことに応答して、装置5900は、4つの表示されたコンプリケーションの1つずつを同じ基礎データ及び主題のそれぞれの第2の部分に関する付加的な情報で補完する。図59Cでは、コンプリケーションは全て、(符号5910a〜5916aによって示されているように)図59Bにおける同じコンプリケーションの密度状態より密度が高い第2の密度状態で表示される(それに応じて、符号5910b〜5916bによって示されている)。図59Cにおけるインターフェーススクリーン5970内の4つのプラッタのうち(上から)2番目のプラッタについての特定の例では、コンプリケーション5912bは、第2の密度状態で表示され、それに応じて、近づきつつあるカレンダイベントに対応する基礎データの第2の部分に関する第2の情報で補完されている。コンプリケーション5912bに表示された第2の情報(テキスト「設計会議」)は、近づきつつあるカレンダイベントの名称に関する情報である。
ブロック6030で、任意選択的に、第1の情報を第2の情報で補完することは、第2の情報をユーザインターフェースの第1の所定の部分に表示することを含む。ブロック6020を参照して前述した通、ユーザインターフェースは、様々なプラッタ(例えば、ユーザインターフェースの所定のエリア)がそれぞれの主題に関する情報を表示することがあるように構成されることがある。いくつかの実施形態では、各プラッタの所定の部分は、所定のプライバシー又は機密レベルに関連付けられた情報を表示するように構成されることがある。例えば、いくつかの実施形態では、より機密性が低い情報がプラッタの左側に表示され、より機密性が高い情報がプラッタの右側に表示されることがある。(この配置は、傍観者が当然ながら左側から読み始めることがあり、装置を短時間しか観察していない場合、機密性が低い情報を観察する時間しかないことがあるので、有利であることがある)。いくつかの実施形態では、コンプリケーション内の情報の異なる断片は、(テキスト「11:30」及びテキスト「設計会議」が図59Cにおけるコンプリケーション5912bにおいて分離されている等の方法で)コンプリケーション内の別個のセクションに分割されることがある。いくつかの実施形態では、コンプリケーション内の別個のセクションは、(図59Bにおいてコンプリケーション5912bにおけるテキスト「11:30」からテキスト「設計会議」までの距離がコンプリケーション5914bにおけるテキスト「72°」からテキスト「クパチーノ時々曇り」までの距離と同じである等の方法で)互いに所定の間隔を有するので、一方側に端を揃えられることがある。いくつかの実施形態では、コンプリケーション内の別個のセクションは、同じ密度/プライバシー設定に関する情報が密接した垂直列に表示されるように固定した列に配置されることがある。
図59Cの表示された例では、テキスト「設計会議」の形をした第2の情報は、テキスト「11:30」の形をした第1の情報と同じプラッタに同じコンプリケーションの一部として表示される。
ブロック6032で、任意選択的に、第1の情報を第2の情報で補完することは、ディスプレイの中で回転可能入力機構の検出前に表示されていた位置に第1の情報の表示を維持することを含む。いくつかの実施形態では、第1のプライバシー/密度設定で既に表示されていた情報を置き換える、外す、又はそうでなければ邪魔するのではなく、第2のプライバシー/密度設定で表示された情報は、装置が第1のプライバシー/密度設定にあったときに既に表示されていた情報に加えて表示されることがある。いくつかの実施形態では、装置が第1のプライバシー/密度設定にあったときに既に表示されていた情報は、装置が第2のプライバシー/密度設定に設定されたとき、ディスプレイ上で同じ位置及び/又はユーザインターフェース上で同じ位置に維持されることがある。図59Cにおいてインターフェース5970の描かれた実施例では、装置5900が第2のプライバシー/密度設定似設定され、各コンプリケーションが第2の密度状態に入るとき、図59Bにおいてコンプリケーション5910a〜5916bによって最初に表示されていた情報は、図59Cにおけるコンプリケーション5910b〜5916b内で外される、移動させられる、隠蔽される、又は置き換えられることはなく、むしろ表示されたインターフェース上で同じ位置及びディスプレイ5902上で同じ位置に維持される。
ブロック6034で、任意選択的に、データの第2の部分は、第2のプライバシーレベルに対応する。ブロック6010を参照して前述された通、受信データの異なる部分は、異なるプライバシーレベル又は異なるプライバシー設定に対応することがある。ブロック6010を参照して前述の通、表示された第1の情報が第1のプライバシーレベルに対応することがあるとき、第2の情報は、第2のプライバシーレベルに対応することがある。いくつかの実施形態では、第2のプライバシーレベルは、第1のプライバシーレベルより機密性が高い情報に対応することがある。いくつかの実施形態では、第2のプライバシーレベルは、第1のプライバシーレベルより機密性が低い情報の表示に対応することがある。
図59Cに描かれた例では、コンプリケーション5912bによって表示された受信データの第2の部分は、いくつかの実施形態では、第1のプライバシーレベルが対応するデータより機密性が高いデータに対応する第2のプライバシーレベルに対応することがある。例えば、装置5900は、近づきつつあるカレンダイベントに関する情報の様々な断片を受信していることがあり、この情報を部分に分割していることがある。データの一部分は、近づきつつあるイベントの時刻に関係することがあり、この部分は、最も機密性が低いと考えられることがある。データの別の部分は、近づきつつあるイベントの名称に関係することがあり、この情報は、より機密性が高いと考えられることがある。データの更に別の部分は、近づきつつあるイベントの出席予定者又は参加者の名称に関係することがあり、この情報は、最も機密性が高いと考えられることがある。図59Cに描かれた例では、装置5900は、第2のプライバシー状態に対応する第2の密度状態にあり、その結果、より機密性が高いデータに対応するデータの部分に対応する情報は、データの最も機密性が低い部分に対応する情報に加えて、即ち、近づきつつあるカレンダイベントの時刻に加えて、近づきつつあるカレンダイベントの名称もコンプリケーション5912bに表示される。
ブロック6036で、任意選択的に、第2の情報は、第1のフォントサイズより小さい第2のフォントサイズで表示される。ブロック6012を参照して前述された通、いくつかの実施形態では、異なるプライバシー又は機密レベルに対応する情報、又は、異なる密度状態に対応する情報は、異なるフォントサイズ又は異なるフォントサイズ設定で表示されることがある。いくつかの実施形態では、より密度が低い設定に対応するより機密性が低い情報は、より大きいフォントサイズ設定で表示されることがあるが、より密度が高い設定に対応するより機密性が高い情報は、より小さいフォントサイズ設定で表示されることがある。描かれた図59Cの例では、コンプリケーション5912bにおけるテキスト「設計会議」の形をした第2の情報は、コンプリケーション5912bにおけるテキスト「11:30」の形をした第1の情報が表示されるフォントサイズより小さいフォントサイズで表示される。
ブロック6038で、任意選択的に、第2の情報は、2行以上のテキストを含む。ブロック6014を参照して前述された通、いくつかの実施形態では、異なるプライバシー又は機密レベルに対応する情報、又は異なる密度状態に対応する情報は、異なる行数のテキストに表示されることがあり、いくつかの実施形態では、異なるフォントサイズ設定で表示されることによって容易に実現されるようになる。いくつかの実施形態では、より密度が低い設定に対応するより機密性が低い情報は、単一行のテキストによって表示されることがあるが、より密度が高い設定に対応するより機密性が高い情報は、2行以上のテキストによって(又はより機密性が低い情報のため使用されたテキストの行数より多い行を用いて)表示されることがある。描かれた図59Cの例では、コンプリケーション5912bにおいてテキスト「設計会議」の形をした第2の情報は、2行のテキストによって表示される。
ブロック6040で、任意選択的に、第2の情報は、アイコン、画像、グリフ、又はロゴを含まない。ブロック6016を参照して前述された通、表示された情報は、主として又は排他的に、文字、数字、及び標準的なタイポグラフィカルシンボルの形で提示されることがある。描かれた図59Cの例では、コンプリケーション5912bに提示された第2の情報は、文字(「設計会議」)だけを利用するが、他のコンプリケーション5910b、5914b、及び5916bに提示された第2の情報は、文字、数字、句読点、及び標準的なタイポグラフィカルシンボル「+」だけを更に利用する。図59Cにおいて、アイコン、画像、グリフ、ロゴ、又は非標準的なシンボルを含むコンプリケーションはない。
図60Cでは、方法6000がディスプレイ、バッテリ、及び1個以上のプロセッサを有する電子装置で更に実行されるように、ブロック6002に続く。図60Cでは、ブロック6024は、第1の編集インターフェースを表示している間にブロック6042〜6052が任意選択的に実行されるように、任意選択的に続く。描かれた例では、ブロック6042〜6052は、より詳細に後述されるように、編集インターフェーススクリーン5960、又は、編集インターフェース5960と同じ編集インターフェースの更に一部である関連したインターフェーススクリーンを表示している間に実行されることがある。
ブロック6042で、任意選択的に、装置は、第1の情報に対応する位置において第1のタッチ入力を検出する。検出されたタッチ入力は、タッチスクリーン等の何らかのタッチ感知及び/又は感圧面においてタッチ感知及び/又は感圧素子によって検出されたシングルタッチ入力、マルチタッチ入力、シングルタップ入力、及び/又はマルチタップ入力でもよい。いくつかの実施形態では、装置は、第1の情報に対応する位置においてタッチ接触を検出することがある。いくつかの実施形態では、タッチ入力は、ディスプレイ5902等のタッチスクリーン上で検出されることがある。いくつかの実施形態では、タッチ入力は、情報が表示された位置で検出されることがある。いくつかの実施形態では、タッチ入力は、タッチ接触が、第1の情報と同じプラッタにおいて同じコンプリケーションに含まれている第2の情報又は第3の情報等の第1の情報に関連付けられた情報に対応する位置で検出されるように、第1の情報が表示されたプラッタの位置で検出されることがある。
描かれた図59Cの例では、装置5900は、インターフェーススクリーン5970上の4つのコンプリケーションプラッタのうち2番目にあるコンプリケーション5912bに対応する位置においてディスプレイ5902上で検出されたタップ入力であるユーザ入力5922を検出することがある。
ブロック6044で、任意選択的に、第1の情報に対応する位置で第1のタッチ入力を検出したことに応答して、装置は、第1の情報を強調表示する。いくつかの実施形態では、装置が編集状態にある間に検出された第1の情報に対応する位置で検出されたタッチ入力は、1つ以上の表示設定の編集のため装置に第1の情報を選択させるように予め定められることがある。いくつかの実施形態では、装置が編集状態にある間にユーザが表示されたコンプリケーション上でタップしたとき、コンプリケーションは、カラー設定等の1つ以上の表示設定の編集のため選択されることがある。いくつかの実施形態では、一旦選択されると、ユーザは、選択されたコンプリケーション及び/又は選択された表示された情報のカラー設定を修正するために1つ以上の入力を使用することがある。
いくつかの実施形態では、第1の情報を強調表示することは、インターフェース内に表示された他の情報から第1の情報を識別するために適した、又は、同じ情報の以前の視覚的外観からこの情報を識別するために適した、区別できる視覚的外観に従って第1の情報を表示することを含む。いくつかの実施形態では、強調表示することは、表示サイズ、表示カラー、背景色、輪郭線設定、下線設定、イタリック体設定、ボールド体設定、フォントサイズ設定、フォント設定、輪郭線設定、アニメーションスタイル、又は表示された情報の視覚的外観の他の適当な様相を変更することにより達成されることがある。図59Dに描かれた実施形態では、図59Cにおいて入力5922を検出したことに応答して、装置5900は、図59Dにおける編集インターフェーススクリーン5980内の他のコンプリケーション5910b、5914b、及び5916bの外観と比べると(そして、図59Cにおける編集インターフェーススクリーン5970内のコンプリケーション5912bの以前の外観と比べると)より大きいサイズで及び太字のフォントでコンプリケーション5912bのテキストを表示することによりコンプリケーション5912bを強調表示する。
ブロック6046で、任意選択的に、第1の情報が強調表示されている間に、装置は、回転可能入力機構の第2の回転を検出する。いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第2の回転は、1つ以上の速度を有し、1つ以上の持続期間を有し、及び1つ以上の相対的な間隔を有する1つ以上の方向への1つ以上の回転を含むことがある。いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第2の回転は、所定の回転方向への回転可能入力機構の単一の回転を含むことがある。図59Dに描かれた例では、装置5900が強調表示された(ボールド体及びより大きいフォントサイズ)外観でコンプリケーション5912b内に情報を表示している間に、装置5900は、回転可能入力機構5904の回転であるユーザ入力5924を検出する。
ブロック6048で、任意選択的に、回転可能入力機構の第2の回転を検出したことに応答して、装置は、第1の情報に対応する第1のカラー設定を編集する。いくつかの実施形態では、カラー設定は、図59B、図59C、及び図59Dにおいてそれぞれ編集インターフェーススクリーン5960、5970、及び5980により部分的に描かれた編集インターフェース等の編集インターフェースを使用してユーザによって修正されることがある。いくつかの実施形態では、ユーザが編集のため1つ以上のコンプリケータ又はプラッタのようなある情報を選択した後、ユーザは、その後、選択された情報のカラー設定を編集するために回転可能入力機構によって回転入力を実行することがある。いくつかの実施形態では、カラー、一連のカラー、カラーのパターン、又はカラー設定が時間的に変化するアニメーションに各々が対応するカラー設定の所定の選択があることがある。いくつかの実施形態では、カラー設定のうちの1つ以上は、コンプリケーション内の異なる文字及び数字に亘る連続的なカラー階調又はパターンとして、(第1又は第2の密度状態で)コンプリケーションを描写する階調カラー設定又はパターンカラー設定である。所定のカラー設定は、順序付き列に配置されることがある。ユーザが編集のためのコンプリケーションを選択し、回転可能入力機構を回転するとき、設定は、入力の回転方向に従って、次の又は前のカラー設定まで順序付き列を繰り返し表示する、又は、スクロールすることにより修正されることがある。カラー設定は、1回の長い連続的な回転が装置に一連のカラー設定の中を順番に進ませるように、回転可能入力機構が少なくとも所定の最小回転角を通じて回転されていることに応答して変更されることがある。いくつかの実施形態では、順序付き列は、最後の設定から最初の設定までループを作ることがある。
描かれた図59Dの例では、コンプリケーション5912bのカラー設定は、ユーザ入力5924に従って修正されることがあるが、カラー設定に対する変更は、白黒図によって描かれていない。
ブロック6050で、任意選択的に、回転可能入力機構の第2の回転を検出したことに応答して、装置は、第3の情報に対応する第2のカラー設定を維持する。ブロック6022を参照して前述された通、第3の情報は、いくつかの実施形態では、第1のプラッタにコンプリケーションの一部として表示された第1の情報とは異なるプラッタにコンプリケーションの一部として表示された情報である。従って、いくつかの実施形態では、1つのプラッタ、コンプリケーション、又は他の表示された情報のカラー設定が編集されているとき、別のプラッタ、コンプリケーション、又は他の表示された情報のカラー設定は、維持され、変更されないことがある。いくつかの実施形態では、ユーザは、インタ−フェース上のコンプリケーションのカラー設定を個別にカスタマイズできることを望むことがあり、カスタマイズできることは、ユーザがコンプリケーションの選択された配置に従って有意義なカラーとコンプリケーションとの関係を割り当てることに役立つことがある。
ブロック6052は、任意選択的にブロック6048の後に続く。ブロック6052で、任意選択的に、回転可能入力機構の第2の回転を検出したことに応答して、装置は、第3の情報に対応する第2のカラー設定を編集する。ブロック6022を参照して前述された通、第3の情報は、いくつかの実施形態では、第1のプラッタにコンプリケーションの一部として表示された第1の情報とは異なるプラッタにコンプリケーションの一部として表示された情報である。従って、いくつかの実施形態では、別のプラッタ、コンプリケーション、又は他の表示された情報のカラー設定は、第1のプラッタ、コンプリケーション、又は他の表示された情報の編集を生じさせた同じ入力に従って編集されることがある。
いくつかの実施形態では、ユーザは、同時にコンプリケーション/プラッタのうち2つ以上、又は、コンプリケーション/プラッタの全部についてのカラー設定を編集することがある。例えば、カラーテーマは、ユーザがカラー設定をコンプリケーション/プラッタのうち2つ以上又は全部に割り当てる単一のテーマを選択するように、予め定められ、装置に保存される(又は、ネットワーク通信により装置で利用できる)ことがある。いくつかの実施形態では、テーマは、所定のカラー設定を所定のプラッタに割り当てることがある。いくつかの実施形態では、テーマは、テーマが現れるプラッタとは無関係に、所定のカラー設定を所定のタイプのコンプリケーションに割り当てることがある。いくつかの実施形態では、テーマは、複数のコンプリケーション/プラッタ内の文字及び数字に亘る連続的な階調又は連続的なパターンとして、コンプリケーション/プラッタのうち2つ以上、又はコンプリケーション/プラッタの全部を描写する階調テーマでもパターンテーマでもよい。いくつかの実施形態では、措定のカラー設定スキーム又はテーマを選択することは、隣接するカラーが適切にコントラストをなし、コンプリケーション同士をより容易に区別できるように、ユーザがカラー設定をコンプリケーションに割り当てることを許すので有利であることがある。いくつかの実施形態では、所定のカラー設定を(プラッタではなく)所定のコンプリケーション又はコンプリケーションのタイプに割り当てるテーマは、ユーザがコンプリケーションのカラーに基づいてコンプリケーション又はコンプリケーションタイプを素早く識別するのに役立つことがあるので有利であることがある。
図60Dでは、方法6000がディスプレイ、バッテリ、及び1個以上のプロセッサを有する電子装置で更に実行されるように、ブロック6002に続く。
ブロック6054は、任意選択的に、ブロック6024〜6052の後に続く。ブロック6054で、第1の編集インターフェースを表示している間、装置は、水平スワイプジェスチャを検出する。いくつかの実施形態では、水平スワイプジェスチャは、タッチ感知面上の位置又は第1の編集インターフェースに対応するタッチ感応面上の位置で検出されることがある。このように、水平スワイプジェスチャは、いくつかの実施形態では、位置依存性であると言われることがある。描かれた図59Dの例では、装置5900は、タッチ感知スクリーン5902に適用された左方向スワイプジェスチャであるユーザ入力5926を検出する。
ブロック6056で、任意選択的に、水平スワイプジェスチャを検出したことに応答して、装置は、第1の情報及び第3の情報に対応する第2の表示設定を編集する第2の編集インターフェースを表示する。いくつかの実施形態では、第2の編集インターフェースは、同じ基本的なユーザインターフェースの異なる表示設定又は異なる表示特性を編集するインターフェースでもよい。いくつかの実施形態では、第2の編集インターフェースは、左右にページをめくることによりアクセス可能であるいくつかの編集インターフェースページの中の2番目のページでもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、例えば、右側にページをアクセスするために左側にスワイプすることによって、又は、左側にページをアクセスするため右側にスワイプすることによって、一方の編集インターフェース又は編集ページと他の編集インターフェース又は編集ページとの間を見て回るために左右にスワイプすることがある。いくつかの実施形態では、ユーザによってページをめくられることがある編集インターフェースページは、各ページが異なる表示設定を編集することに対応することがあり、ページは、カラー設定、フォント設定、テキストサイズ設定、テキストスタイル(例えば、下線、ボールド体、イタリック体等)、位置設定(例えば、情報が表示される位置)、プライバシー設定、密度設定、及び/又はコンプリケーション識別設定(例えば、所与のスロット、位置、又はプラッタに表示された基礎データ又は情報)を編集するために構成されることがある。いくつかの実施形態では、編集インターフェースページは、所定のユーザ入力に従って2つ以上の表示設定を編集するように構成されることがある。
描かれた図59D及び図59Fの例では、図59Dにおける編集インターフェーススクリーン5980は、いくつかの実施形態では、第1の編集インターフェースであると考えられることがあるが、図59Eにおける編集インターフェース画面5990は、いくつかの実施形態では、第2の区別できる編集インターフェースであると考えられる。描かれた例では、図59Dにおける編集インターフェース5980は、ユーザが編集用のプラッタを選択し、その後、回転可能入力機構5904を回転することにより(ブロック6042〜6052を参照して前述された通)カラー設定を編集することを許すように構成されている。描かれた例では、図59Eにおける編集インターフェース5990は、ユーザがコンプリケーション識別設定を編集することを許すように構成されている。ブロック6042〜6052におけるカラー設定編集を参照して前述された方式と同様に、ユーザは、いくつかの実施形態では、編集用のプラッタを選択するためにディスプレイ5902上のプラッタをタップし、各プラッタ内に表示されることがある利用可能なコンプリケーションを繰り返し表示するために回転可能入力機構5904の1つ以上の回転入力を実行することがある(プラッタ内にコンプリケーションを表示しないことを選択することを含む)。いくつかの実施形態では、ユーザは、例えば、2つ以上の編集用のプラッタを選択することにより、又は、所定のプラッタに表示されるように予め定められた若しくはキュレートされたコンプリケーションのテーマ又はスキームを選択することにより、同時に2つ以上のプラッタのコンプリケーション識別設定を編集することがある。いくつかの実施形態では、第1及び第2の編集インターフェースのうちの1つ以上は、コンプリケーション又はプラッタが編集のため選択されていないとき、ユーザが回転可能入力機構5904を回転することにより(ブロック6026〜6040を参照して前述された通)装置5900の密度設定を編集することを許すように構成されることがある。
図60Eでは、方法6000がディスプレイ、バッテリ、及び1個以上のプロセッサを有する電子装置で更に実行されるように、ブロック6002に続く。
ブロック6058は、任意選択的に、ブロック6024〜6052の後に続く。ブロック6058で、任意選択的に、装置は、第1の情報及び第3の表示された情報に対応する第3の表示設定を編集する第3の編集インターフェースを表示し、ここで、第3の情報は、第1の主題とは異なる主題に対応する。いくつかの実施形態では、第3の編集インターフェースは、ブロック6022及び6056をそれぞれ参照して前述された第1及び/又は第2の編集インターフェースの特性の一部又は全部を共有することがある。いくつかの実施形態では、第3の編集インターフェースは、ブロック6054〜6056を参照して前述された通、第1の編集インターフェースを表示している間にスワイプジェスチャを実行することによりアクセスされることがあることを含めて、ブロック6056を参照して前述された第2の編集インターフェースと同じインターフェースでもよい。描かれた図59Eの例では、編集インターフェーススクリーン5990は、装置5900によって表示される。
ブロック6060で、任意選択的に、ブロック6062〜6070は、第3の編集インターフェースを表示している間に選択的に行われる。描かれた図59E〜図59Fの例では、ブロック6062〜6070は、より詳細に後述される通、編集インターフェーススクリーン5990、又は、編集インターフェーススクリーン5990と同じ編集インターフェースの更に一部である関連したインターフェーススクリーンを表示している間に行われることがある。
ブロック6062で、装置は、第1の情報に対応する位置で第2のタッチ入力を検出する。検出されたタッチ入力は、タッチスクリーン等のいずれかのタッチ感知及び/又は感圧面においてタッチ感知及び/又は感圧素子によって検出されたシングルタッチ入力、マルチタッチ入力、シングルタップ入力、及び/又はマルチタップ入力でもよい。いくつかの実施形態では、装置は、第1の情報に対応する位置でタッチ接触を検出することがある。いくつかの実施形態では、タッチ入力は、ディスプレイ5902等のタッチスクリーン上で検出されることがある。いくつかの実施形態では、タッチ入力は、第1の情報が表示された位置で検出されることがある。いくつかの実施形態では、タッチ入力は、タッチ接触が第1の情報と同じプラッタ内で同じコンプリケーションに含まれている第2又は第3の情報等の第1の情報に関連付けられた情報に対応する位置で検出されることがあるように、第1の情報が表示されたプラッタの位置で検出されることがある。
ブロック6064で、任意選択的に、第1の情報に対応する位置で第2のタッチ入力を検出したことに応答して、装置は、第1の情報を強調表示する。いくつかの実施形態では、装置は、ブロック6044を参照して前述されたいずれかの方式で第1の情報を強調表示することがある。
いくつかの実施形態では、第3の編集インターフェースが表示されている間にタッチ入力を検出し、応答してコンプリケーション又はプラッタを強調表示するのではなく、コンプリケーション又はプラッタは、第3の編集インターフェースがアクセスされたとき、既に強調表示されていることがある。このことは、いくつかの実施形態では、ユーザが前の編集インターフェース内で編集用のプラッタ/コンプリケーションを既に選択され、新しい編集インターフェースにページをめくるときに起こることがある。いくつかの実施形態では、編集インターフェース間でページをめくることは、前に選択されたプラッタ/コンプリケーションがもはや強調表示されないようにさせることがあるが、いくつかの実施形態では、編集インターフェース間でページをめくることは、前に選択されたプラッタ/コンプリケータが編集のため選択されたままにすること、及び、新しい編集インターフェースを表示したときに強調表示されたままにすることがある。
描かれた図59Eの例では、コンプリケーション5912bは、編集のため選択され、それに応じて、ボールド体フォントで、及び、インターフェース5990内の他のコンプリケーション5910b、5914b、及び5916bと比べて増大したフォントサイズで表示されることによって強調表示されている。描かれている例では、コンプリケーション5912bは、ブロック6062及び6064によって前述された方式ではなく、図59Cにおいてタッチ入力5922によって編集のため以前に選択されたことに従って強調表示された。
ブロック6066で、任意選択的に、第1の情報が強調表示されている間に、装置は、回転可能入力機構の第2の回転を検出する。いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第2の回転は、1つ以上の速度を有し、1つ以上の持続期間を有し、1つ以上の相対的な間隔を有する1つ以上の方向への1つ以上の回転を含むことがある。いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第2の回転は、所定の回転方向への回転可能入力機構の単一の回転を含むことがある。図59Eに描かれた例では、装置5900が強調表示された(ボールド体及びより大きいフォントサイズ)外観でコンプリケーション5912b内に情報を表示している間に、装置5900は、回転可能入力機構5904の回転であるユーザ入力5928を検出する。
ブロック6068で、任意選択的に、回転可能入力機構の第3の回転を検出したことに応答して、装置は、第1の情報を第1の主題とは異なる主題に対応する第4の情報で置き換える。いくつかの実施形態では、コンプリケーション識別設定は、ブロック6048を参照して前述された通、カラー設定が編集された方法と同様にユーザによって編集されることがある。ユーザが編集用のコンプリケーションを選択し、一部の編集インターフェース内で回転可能入力機構を回転することにより1つ以上のコンプリケーションに対するカラー設定を繰り返し表示することがあるのと全く同じように、ユーザは、編集用のコンプリケーション/プラッタを選択し、一部のインターフェース内で回転可能入力機構を回転することにより1つ以上のプラッタに対するコンプリケーション識別設定を同様に繰り返し表示することがある。しかしながら、カラー設定を編集するのではなく(又は、いくつかの実施形態では、カラー設定を編集することに加えて)、装置は、ユーザの回転の大きさ及び/又は速度に従って、選択されたプラッタに表示されたコンプリケーションを1つ以上の次の又は前の利用可能なコンプリケーションで置き換えることにより、異なるコンプリケーションを繰り返し表示することがある。いくつかの実施形態では、ユーザは、選択されたプラッタに表示される利用可能なコンプリケーションからの選択を行うことがあり、又は、選択されたプラッタにコンプリケーションを表示しないという選択肢を選択することがある。
描かれた図59Fの例では、図59Eにおいてユーザ入力5928を検出したことに応答して、装置5900は、図59Eにおけるコンプリケーション5912bを図59Fにおけるコンプリケーション5930bで置き換える。描かれた例では、コンプリケーション5930bは、スタンダード・アンド・プアーズ株式市場指標の実績(例えば、54.48ポイントの上昇)に関する情報を表示する株式市場コンプリケーションである。コンプリケーション5930bは、図59Fにおける他のコンプリケーションと同様に、第2の密度/プライバシー状態で表示されることに注意すべきである。コンプリケーション5930bは、コンプリケーション5930b及び/又はこれの関連したプラッタが編集のため選択されたままであることを知らせるために、太字のフォントと、インターフェース5992内の他のコンプリケーション5910b、5914b、及び5916bより大きいサイズのフォントとを用いて強調表示された状態で表示されることに更に注意すべきである。
ブロック6070で、任意選択的に、回転可能入力機構の第3の回転を検出したことに応答して、装置は、第3の情報の表示を維持する。ブロック6022を参照して前述の通、第3の情報は、いくつかの実施形態では、第1のプラッタにコンプリケーションの一部として表示された第1の情報とは異なるプラッタにコンプリケーションの一部として表示された情報である。従って、いくつかの実施形態では、一方のプラッタのコンプリケーション識別設定が編集されているとき、別のプラッタのコンプリケーション識別設定は、維持され、かつ、変わらないことがある。描かれた図59Fの例では、コンプリケーション5930bが図59Eからのコンプリケーション5912bを置き換えるとき、他のコンプリケーション5910b、5914b、及び5916bは、ディスプレイ5902上に維持される。
いくつかの実施形態では、一方のプレートのコンプリケーション識別設定が編集されているとき、別のプラッタのコンプリケーション識別設定は、第1のプラッタの編集を引き起こした入力と同じ入力に従って編集されることがある。このことは、いくつかの実施形態では、ユーザが、各々が所定のプラッタに割り当てられた、関連した又はそうでなければキュレートされたコンプリケーションの所定のテーマ又はスキームを選択したときに起こることがある。
図60Fでは、方法6000がディスプレイ、バッテリ、及び1個以上のプロセッサを有する電子装置で更に実行されるように、ブロック6002に続く。図60Cでは、ブロック6024は、任意選択的に、ブロック6072〜6074が任意選択的に第1の編集インターフェースを表示している間に実行されるように、図60Bの後に続く。
ブロック6074は、任意選択的に、ブロック6028〜6040の後に続く。ブロック6074で、装置は、回転可能入力機構の第4の回転を検出する。いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第1の回転は、1つ以上の速度を有し、1つ以上の持続期間を有し、1つ以上の相対的な間隔を有する1つ以上の方向への1つ以上の回転を含むことがある。いくつかの実施形態では、回転可能入力機構の第1の回転は、所定の回転方向への回転可能入力機構の単一の回転を含むことがある。
ブロック6076で、任意選択的に、回転可能入力機構の第4の回転を検出したことに応答して、装置は、第1の情報及び第2の情報を受信データの第3の部分に関する第4の情報で補完する。いくつかの実施形態では、第4の情報は、第1の情報及び第2の情報を提示するために装置によって使用された同じデータの第3の部分に対応することがある。ブロック6010を参照して前述の通、受信情報は、部分に分割されることがあり、いくつかの実施形態では、データの第3の部分は、データの第1及び第2の部分より一層プライバシー性が高く、かつ、より一層機密性が高いと判定されることがある。いくつかの実施形態では、受信データの第3の部分に関する第4の情報は、ブロック6026〜6040を参照して前述されたいずれかの方式で付加的な回転入力又は更に先への回転入力を行うユーザ等によって装置が第3のプライバシー/密度状態に設定されたときに、提示されることがある。即ち、いくつかの実施形態では、ユーザは、第1の、より機密性が低い情報を第2の、より機密性が高い情報で補完するために第1の回転を実行することがあり、ユーザは、その後、第1及び第2の情報を第4の、より一層機密性が高い情報で補完するために、同じ方向に回転を継続するか、又は、付加的な回転を行うことがある。いくつかの実施形態では、より一層機密性が高い情報は、第1及び第2の情報と同じプラッタ内で単により一層右側に表示されることがある。いくつかの実施形態では、より一層機密性が高い情報は、第2の情報に対応するフォントサイズ設定より一層小さいフォントサイズ設定で表示されることがある。いくつかの実施形態では、より一層機密性が高い情報は、第2の情報より一層多数の行のテキストを含むことがある。いくつかの実施形態では、より一層機密性が高い情報は、アイコン、画像、グリフ、又はロゴを利用することなく(又は最小限利用して)提示されることがある。
図60における動作が説明された特定の順序は、単に規範的であり、記載された順序は、動作が実行されることがあり得る唯一の順序であることを指示することを意図したものでないことが理解されるべきである。当業者は、本明細書に記載された動作を並べ替える様々な方法を認識するであろう。
方法6000(例えば、図60)に関して前述された処理の詳細は、本願の他の場所に記載された方法にも同様の方式で適用できることに注意すべきである。例えば、本願に記載された他の方法は、方法6000の特性のうちの1つ以上を含むことがある。
例えば、方法6000に関して前述された装置、ハードウェア要素、入力、インターフェース、動作のモード、文字盤、時刻インジケータ、及びコンプリケーションは、他の方法に関して本願の他のどこかに記載された装置、ハードウェア要素、入力、インターフェース、動作のモード、文字盤、時刻インジケータ、及びコンプリケーションの特性のうちの1つ以上を共有することがある。その上、方法6000に関して前述された技術は、本願のどこか他に記載されたインターフェース、文字盤、又はコンプリケーションのいずれかと組み合わせて使用されることがある。簡潔にするために、これらの詳細は、本願の他のどこかで繰り返されることはない。
いくつかの実施形態によれば、図61は、様々な前述の実施形態の原理に従って構成された電子装置6100の規範的機能ブロック図を示す。いくつかの実施形態によれば、電子装置6100の機能ブロックは、前述の技術を実行するように構成されている。装置6100の機能ブロックは、任意選択的に、様々な前述の例の原理を実行するため、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図61に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図61に示すように、電子装置6100は、タイポグラフィックモジュラーインターフェース及び/又は編集インターフェース等のグラフィックユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイユニット6102と、回転入力を受けるように構成された回転可能入力機構ユニット6104とを含む。任意選択的に、装置6100は、接触を受けるように構成されたタッチ感知面ユニット6106を更に含む。装置6100は、ディスプレイユニット6102、回転可能入力機構ユニット6104、及び、任意選択的に、タッチ感知面ユニット6106に結合された処理ユニット6108を更に含む。処理ユニット6108は、受信ユニット6110、表示可能化ユニット6112、検出ユニット6114、及び補完ユニット6116を含む。任意選択的に、処理ユニット6108は、強調ディスプレイユニット6118、編集ユニット6120、維持ユニット6122、及び置換ユニット6124を更に含む。
処理ユニットは、第1の主題に関連するデータを(例えば、受信ユニット6110を用いて)受信し、ディスプレイユニット6102上で、受信データの第1の部分に関する第1の情報の表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化し、回転可能入力機構ユニット6104の第1の回転を(例えば、検出ユニット6114を用いて)検出し、回転可能入力機構ユニット6104の第1の回転を検出したことに応答して、第1の情報を受信データの第2の部分に関する第2の情報で(例えば、補完ユニット6116を用いて)補完するように構成されている。
いくつかの実施形態では、ディスプレイユニット6102上で、第1の情報の表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化することは、ディスプレイユニット6102上で、ユーザインターフェースの第1の所定の部分における第1の情報の表示を可能化することを含む。
いくつかの実施形態では、第1の情報を第2の情報で補完することは、ディスプレイユニット6102上で、ユーザインターフェースの第1の所定の部分における第2の情報の表示を可能化することを含む。
いくつかの実施形態では、第1の情報を第2の情報で(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)補完することは、回転可能入力機構ユニット6104の検出前に第1の情報が表示されていたディスプレイユニット6102の一部分において第1の情報の表示を維持することを含む。
いくつかの実施形態では、処理ユニット6108は、第2の主題に関連するデータを(例えば、受信ユニット6110を用いて)受信し、ディスプレイユニット6102上で、ユーザインターフェースの第2の所定の部分において、第2の主題に関連するデータの第1の部分に関連する第3の情報の表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、データの第1の部分は、第1のプライバシーレベルに相当し、データの第2の部分は、第2のプライバシーレベルに相当する。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、第1のフォントサイズでディスプレイユニット6102に表示され、第2の情報は、第1のフォントサイズより小さい第2のフォントサイズでディスプレイユニット6102に表示される。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、単一行のテキストを含み、第2の情報は、2行以上のテキストを含む。
いくつかの実施形態では、処理ユニット6108は、ディスプレイユニット6102上で、第1の情報及び第3の情報に対応する第1の表示設定を編集する第1の編集インターフェースの表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化し、ディスプレイユニット6102上で、第1の編集インターフェースの表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化している間に、第1の情報に対応する位置で第1のタッチ入力を(例えば、検出ユニット6114を用いて)検出し、第1の情報に対応する位置で第1の入力を検出したことに応答して、第1の情報を(例えば、強調ディスプレイユニット6118を用いて)強調表示し、第1の情報が強調表示されている間に、回転可能入力機構ユニット6104の第2の回転を(例えば、検出ユニット6114を用いて)検出し、回転可能入力機構ユニット6104の第2の回転を検出したことに応答して、第1の情報に対応する第1のカラー設定を(例えば、編集ユニット6120を用いて)編集するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット6108は、ディスプレイユニット6102上で、第1の編集インターフェースの表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化している間に、回転可能入力機構ユニット6104の第2の回転を検出したことに応答して、第3の情報に対応する第2のカラー設定を(例えば、維持ユニット6122を用いて)維持するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット6108は、ディスプレイユニット6102上で、第1の編集インターフェースの表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化している間に、回転可能入力機構ユニット6104の第2の回転を検出したことに応答して、第3の情報に対応する第2のカラー設定を(例えば、編集ユニット6120を用いて)編集するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット6108は、ディスプレイユニット6102上で、第1の編集インターフェースの表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化している間に、水平スワイプジェスチャを(例えば、検出ユニット6114を用いて)検出し、水平スワイプジェスチャを検出したことに応答して、ディスプレイユニット6102上で、第1の情報及び第3の情報に対応する第2の表示設定を編集する第2の編集インターフェースの表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット6108は、ディスプレイユニット6102上で、第1の情報及び第3の情報に対応する第3の表示設定を編集する第3の編集インターフェースの表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化し、ディスプレイユニット6102上で、第3の編集インターフェースの表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化している間に、第1の情報に対応する位置で第2のタッチ入力を(例えば、検出ユニット6114を用いて)検出し、第1の情報に対応する位置で第2のタッチ入力を検出したことに応答して、第1の情報を(例えば、強調ディスプレイユニット6118を用いて)強調表示し、第1の情報が強調表示されている間に、回転可能入力機構ユニット6104の第3の回転を(例えば、検出ユニット6114を用いて)検出し、回転可能入力機構ユニット6104の第3の回転を検出したことに応答して、第1の情報を第1の主題とは異なる主題に対応する第4の情報で(例えば、置換ユニット6124を用いて)置き換えるように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット6108は、ディスプレイユニット6102上で、第3の編集インターフェースの表示を(例えば、表示可能化ユニット6112を用いて)可能化している間に、回転可能入力機構ユニット6104の第3の回転を検出したことに応答して、ディスプレイユニット6102上で第3の情報の表示を(例えば、維持ユニット6122を用いて)維持するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、処理ユニット6108は、回転可能入力機構ユニット6104の第4の回転を検出し、回転可能入力機構ユニット6104の第4の回転を検出したことに応答して、第1の情報及び第2の情報を受信データの第3の部分に関連する第4の情報で補完するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、第1の情報及び第2の情報は、アイコン、画像、グリフ、又はロゴを含んでいない。
装置6100の機能ブロックは、任意選択的に、様々な前述の例の原理を実行するため、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装される。図61に記載された機能ブロックは、様々な前述の例の原理を実装するため、任意選択的に、組み合わされる、又は、サブブロックに分離されることが当業者に理解される。その結果、本明細書における記述は、本明細書に記述された機能ブロックの何らかの考えられる組み合わせ若しくは分離又は更なる定義を任意選択的にサポートする。
図60A〜図60Fを参照して前述された動作は、任意選択的に、図1A〜図1B又は図59に描かれたコンポーネントによって実装される。例えば、受信動作6004、表示動作6006、検出動作6026、及び補完動作6028は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって実装されることがある。イベントソータ170内のイベントモニタ171は、タッチ感知ディスプレイ112での接触を検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136−1に配信する。アプリケーション136−1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチ感知面での第1の位置における第1の接触がユーザインターフェース上のアフォーダンスのアクティブ化等の所定のイベント又はサブイベントに対応するか否かを判定する。それぞれの所定のイベント又はサブイベントが検出されたとき、イベント認識部180は、イベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するためにデータ更新部176又はオブジェクト更新部177を利用する、又は、呼び出すことがある。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションによって表示されたものを更新するためにそれぞれのGUI更新部178にアクセスする。同様に、他の処理が図1A〜図1Bに描かれたコンポーネントに基づいてどのように実装され得るかは当業者に明白であろう。
以上の記述は、説明の目的のため、特定の実施形態を参照して記載されている。しかしながら、上記の実例的な検討は、網羅的であること、又は、発明をまさに開示された形式そのままに限定することを意図するものではない。多くの変更及び変形が上記教示を考慮して実行できる。実施形態は、技術の原理及び技術の実際的な用途を最もよく説明するために選択され、記載された。当業者は、その結果、検討された特定の用途に適するような様々な変更を加えた技術及び様々な実施形態を最もよく利用できるようにされる。
開示及び例は、添付図面を参照して十分に説明されているが、様々な変化及び変更が当業者に明らかになることに注意すべきである。かかる変化及び変更は、特許請求の範囲によって定義されている通開示及び例の範囲に含まれるものとして理解されるべきである。