JPH11232013A - 携帯型情報処理装置、制御方法および記録媒体 - Google Patents

携帯型情報処理装置、制御方法および記録媒体

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JPH11232013A
JPH11232013A JP10036348A JP3634898A JPH11232013A JP H11232013 A JPH11232013 A JP H11232013A JP 10036348 A JP10036348 A JP 10036348A JP 3634898 A JP3634898 A JP 3634898A JP H11232013 A JPH11232013 A JP H11232013A
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value
metastable state
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change amount
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JP10036348A
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Inventor
Makoto Murakami
誠 村上
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手に荷物を持っている場合等あらゆる状況下
で機能の選択を簡単、且つ、確実に行うことができ、大
きく見やすい表示が可能な携帯型情報処理装置を提案す
ること。 【解決手段】 リスト型情報処理装置1では、X成分が
準安定状態から単調に増加または減少したときの変化量
が所定の値を越えたか否かを第1の変化量判別部22で
判別する。次に、X成分が再び単調に減少または増加し
て準安定状態の値にほぼ戻ったか否かを第1の復帰判別
部23で判別する。そして、第1の変化量判別部22に
おいて変化量が所定の値を越え、第1の復帰判別部23
で準安定状態にほぼ戻ったと判断されたときに増加また
は減少に対応して第1または第2のスイッチング動作が
行われたを第1の動作判定部24で判断する。これによ
り、ボタン操作と同様なスイッチング動作を判別でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作ボタンを操作
することなく予め用意されている機能を選択する等の処
理を行うことが可能な携帯型情報処理装置および制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】腕装着型等の携帯性に優れた多機能の携
帯型情報処理装置には、複数の操作ボタンが設けられて
おり、これらの操作ボタンを押下することにより所定の
機能を選択または稼働できるようになっている。例え
ば、十字カーソルボタン(操作ボタン)および決定ボタ
ン(操作ボタン)を備えた装置では、画面上に表示され
た複数の機能項目から十字カーソルを押下することによ
り所望の機能項目を選択し、その後、決定ボタンを押下
してその機構の選択を決定することができるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯型情報処理装置で
は、それぞれの機能に対応させて多数の操作ボタンを設
ければ、各々の機能をその対応するボタンを押下するこ
とにより簡単に選択することができるので便利で操作し
易い。しかしながら、携帯型情報処理装置は、携帯性を
損なわない程度にサイズをある程度小さくしておく必要
があるので、操作ボタンを設けることができるスペース
には制約がある。従って、多数の操作ボタンを設けよう
とすると、操作ボタンの設置スペースを広く確保する
か、あるいは、操作ボタン自体のサイズを小さく必要が
ある。操作ボタンの設置スペースを広げると、表示画面
を小さくしなければならないので、時刻表示等の所定の
情報が小さくなり、見にくいものとなってしまう。
【0004】一方、操作ボタンを小さくすると、所定の
ボタンを押下しようとしても、そのボタンと隣接するボ
タンまで余計に押下してしまうといったボタンの押し間
違いが発生する確率が高くなる。このため、操作ボタン
を小さくすると、操作性が損なわれ、所望の機能を素早
く選択することが困難となる。例えば、上述した十字カ
ーソルボタンを備えた情報処理装置では、上ボタンを押
下しようとしても、右や左ボタンまで押下してしまう可
能性が高い。
【0005】また、腕装着型の携帯型情報処理装置で
は、その装置を装着していない側の手でボタン操作をし
なければならないので、手に荷物を持っている場合等に
おいては、ボタン操作を行うことが極めて困難となる。
また、暗くて操作ボタンを識別しにくい状況などでもボ
タン操作が困難である。特に、上記のように操作ボタン
が小さいと、そのボタン操作はいっそう困難を極める。
【0006】そこで、本発明においては、手に荷物を持
っている場合などのあらゆる状況下においても、機能の
選択を簡単、且つ、確実に行うことができ、大きく見や
すい表示が可能な携帯型情報処理装置、制御方法、およ
び制御プログラムを記録した記録媒体を提供することを
目的としている。また、誤ったスイッチング動作が行わ
れることなく、操作性に優れ、スイッチング操作の信頼
性が高い携帯型情報処理装置、制御方法、および制御プ
ログラムが記録された記録媒体を提供することも目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために、本発明にお
いては、スイッチを操作するのではなく、腕等に装着さ
れた装置そのものを動かし、その動きに応じて変化する
地磁気の強度を検出することにより、その地磁気の変化
パターンに対応したスイッチング動作の判別を行うよう
にしている。すなわち、本発明の携帯型情報処理装置
は、X方向の地磁気のX成分を検出可能な磁気センサ部
と、この磁気センサ部の出力に基づいてスイッチング動
作を判別可能なスイッチング判別部とを有し、スイッチ
ング判別部は、X成分が少なくとも所定の時間ほぼ安定
している準安定状態の値を記憶する第1の準安定値記憶
部と、X成分が準安定状態の値から単調に増加または減
少したときに、準安定状態の値に対するX成分の相対的
な変化量が所定の値を越えたか否かを判別する第1の変
化量判別部と、X成分が再び単調に減少または増加して
準安定状態の値にほぼ戻ったか否かを判別する第1の復
帰判別部と、第1の変化量判別部においてその変化量が
所定の値を越え、第1の復帰判別部で準安定状態の値に
ほぼ戻ったと判断されたときに増加または減少に対応し
て第1または第2のスイッチング動作が行われたと判断
する第1の動作判定部とを備えていることを特徴として
いる。
【0008】また、本発明の制御方法においては、地磁
気の変化によりスイッチング動作を制御するスイッチン
グ動作判別工程を有し、このスイッチング動作判別工程
は、X成分が少なくとも所定の時間ほぼ安定している準
安定状態の値を記憶する第1の準安定値記憶工程と、X
成分が前記準安定状態から単調に増加または減少したと
きに、準安定状態の値に対するX成分の相対的な変化量
が所定の値を越えたか否かを判別する第1の変化量判別
工程と、X成分が再び単調に減少または増加して準安定
状態の値にほぼ戻ったか否かを判別する第1の復帰判別
工程と、第1の変化量判別工程において変化量が所定の
値を越え、第1の復帰判別工程で準安定状態の値にほぼ
戻ったと判断されたときに増加または減少に対応して第
1または第2のスイッチング動作が行われたと判断する
第1の動作判定工程とを備えていることを特徴としてい
る。
【0009】本発明の携帯型情報処理装置および制御方
法では、装置を動かすと、その装置と共に磁気センサ部
で検出される地磁気のX成分が変化するので、このX成
分の変化が所定のパターンになったときに、第1または
第2のスイッチング動作が行われたと判断される。例え
ば、ある方向をX方向としたときに、X成分が準安定状
態から単調に増加すると共に準安定状態の値に対する相
対的な変化量が所定の値以上となり、さらに、その後に
単調に減少して準安定状態に戻ったときに第1のスイッ
チング動作が行われたと判断できる。また、その逆に単
調減少後、単調増加のパターンであるときに、第2のス
イッチング動作が行われたと判断できる。このため、携
帯型情報処理装置を一定のパターンで動かすことによ
り、操作ボタンと同様のスイッチング動作を行うことが
できる。従って、操作ボタンを省略することができ、表
示画面のために割くスペースを広げることができる。さ
らに、装置を動かすだけでスイッチング動作が可能であ
るので、腕装着型の携帯型情報処理装置に特に適してい
る。すなわち、片手に荷物などがぶら下がっているとき
でも、例えば、装置が装着された側の手首をひねった
り、肘を中心にして腕を折り曲げる等の所定の動作を行
うだけで、スイッチング操作ができる。また、ボタンの
確認が不要なので、暗い所などのあらゆる状況下で機能
の選択を簡単、且つ、確実に行うことができる。
【0010】本発明の携帯型情報処理装置および制御方
法では、X方向に直交するY方向の地磁気のY成分が準
安定状態であることを判別し、Y成分が準安定状態の値
に対し所定の値以上ずれたときは、X成分に基づくスイ
ッチング動作の判定をキャンセルすることが望ましい。
スイッチング動作の判定のための条件としてY成分の変
化が新たに付加されるので、スイッチング動作を行うと
きの腕などの動きのパターンが限定される。このため、
何らかの要因でX成分の変化が所定のパターンになる場
合でも、スイッチング動作が行われたと誤って判断され
るのを防ぐことができる。このため、信頼性の高いスイ
ッチング動作の判定を行うことができる。
【0011】また、X方向に直交するY方向の地磁気成
分であるY成分の変化を、X方向と同様に処理すること
により、Y成分に基づくスイッチング動作の判別がで
き、X成分のスイッチング動作の判別と合わせて、4つ
の異なるスイッチング動作が判別できる。また、Y成分
に基づくスイッチング動作の判別を行うときも、これに
直交するX成分が準安定状態であることを確認すること
により、確実で信頼性の高いスイッチング動作の判別を
行うことができる。
【0012】ここで、本発明においては、第1または第
2のスイッチング動作が行われたと判断されるパターン
が短期間のうちに、2回連続して発生したことを検出す
ることによっても、第1および第2のスイッチング動作
に加えてさらに2種類のスイッチング動作が行われたこ
とを判定でき、4種類のスイッチング動作を判別するこ
とができる。しかし、この場合には、変化量や準安定値
が確実に得られなくなる可能性がある。これに対し、上
記のようにすれば、XおよびY成分を見て、1方向に1
種類のスイッチング動作を割り当てることにより、4種
類のスイッチング動作を確実に判別できる。
【0013】このように4種類のスイッチング動作が簡
単にできると、単なるスイッチング動作の入力装置とし
てではなく、情報処理装置自体に複数の機能を設け、こ
れらを階層的に関連付けると共に、第1および第2のス
イッチング動作により階層の異なる機能を選択し、第3
および第4のスイッチング動作で同一階層の他の機能を
選択可能な情報処理装置およびその制御方法を提供でき
る。このような情報処理装置では、装置を所定のパター
ンで動かすことにより、階層構造内を自由に移動して所
望の機能を自由に選択できるようにすることができる。
このようにすると、所望の機能を選択するための操作ボ
タンを装置外部に設ける必要がなく、多機能の情報処理
装置において、各々の機能に対応した操作ボタンが不要
となるので、その分、表示画面のサイズを大きくして情
報を見やすい大きさで表示可能となる。また、それぞれ
の操作ボタンがどの機能に対応しているかを覚えておく
必要もない。
【0014】また、本発明の携帯型情報処理装置および
制御方法においては、準安定状態が得られないときに、
スイッチング動作判別部の稼働を停止するパワーセーブ
部またはパワーセーブ工程を設けておくことが可能であ
り、このパワーセーブ部またはパワーセーブ工程によっ
て歩いている最中など、準安定状態が得られないときに
は、スイッチング動作判別部の稼働を停止することがで
きるので、電力消費を削減でき、バッテリーなどの長寿
命化を図ることができる。
【0015】上述した本発明の制御方法は、地磁気の変
化によりスイッチング動作を判別する制御プログラムが
記録された記録媒体によって提供可能である。すなわ
ち、X方向の地磁気のX成分を検出し、X成分が少なく
とも所定の時間ほぼ安定している準安定状態の値を記憶
する第1の準安定値記憶処理と、X成分が準安定状態の
値から単調に増加または減少したときに、準安定状態の
値に対するX成分の相対的な変化量が所定の値を越えた
か否かを判別する第1の変化量判別処理と、X成分が再
び単調に減少または増加して準安定状態の値にほぼ戻っ
たか否かを判別する第1の復帰判別処理と、第1の変化
量判別処理において変化量が所定の値を越え、第1の復
帰判別処理で準安定状態の値にほぼ戻ったと判断された
ときに増加または減少に対応して第1または第2のスイ
ッチング動作が行われたと判断する第1の動作判定処理
とを実行可能な命令を備えた制御プログラムを記録した
記録媒体によって提供可能であり、リスト型の携帯型情
報処理装置の記録装置、例えば、ROMに記録して使用
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1には、本発明を適用した腕装
着型(リスト型)の携帯型情報処理装置の外観形状を斜
視図を用いて示してある。図1に示すように、本例のリ
スト型情報処理装置1は、複数の機能を有する情報処理
装置であって、表示装置であるLCD3が設けられた略
長方形で薄型の情報処理装置本体2を有している。この
情報処理装置本体2の対向する端部にはベルト4が設け
られており、このベルト4によって手首に装着して使用
できるようになっている。情報処理装置本体2の外部に
は、操作ボタンは設けられておらず、シンプルなデザイ
ンとなっている。以下に詳細に説明するように、本例の
リスト型情報処理装置1では、内部に構成された磁気セ
ンサ部で地磁気の所定の方向の成分の変化に応じて4種
類のスイッチング動作を判別することができるようにな
っており、ボタン操作を行わずに機能を選択し実行する
ことができる。
【0017】図2に本例のリスト型情報処理装置1の概
略構成をブロック図を用いて示してある。この図に示す
ように、本例のリスト型情報処理装置1は、パーソナル
コンピュータ(パソコン)等からシリアル通信や赤外線
通信といった通信手段によって、パソコンで加工された
テキストや静止画等のデータを取得可能なデータ取得部
11と、このデータ取得部11で取得した取得データ、
リスト型情報処理装置1のオペレーティングプログラ
ム、各種機能を実現するプログラム、各処理を実行可能
な制御プログラム等を記憶したRAMやROM等の記憶
部12と、記憶部12に記憶保持された各種プログラム
および外部入力された取得データに基づき画像情報や時
刻等の各種情報を表示可能なLCD3とを有している。
また、本例のリスト型情報処理装置1は、時刻のカウン
ト等を行う計時部13と、ブザー、音声、振動等により
アラームの出力が出されるアラーム部14とを有してい
る。
【0018】さらに、本例のリスト型情報処理装置1
は、互いに直交するX方向およびY方向の地磁気のX成
分およびY成分を検出可能な磁気センサ部15を有して
いる。ここで、X方向は、LCD3の表示画面3aが手
の甲側に配置されるように装置を手首に装着したとき
に、腕の長手方向と平行な方向に設定してある。日本の
ような中緯度地域では、LCD3の表示画面3aの法線
方向が垂直方向と一致するように装置の向きを整えた場
合には、図6に示すように、地磁気の成分は、垂直な成
分(Z成分)を含むため、装置1を傾けると、X成分お
よびY成分が変動するので、磁気センサ部15でX成分
およびY成分をそれぞれ検出することにより、装置1が
X軸またはY軸を中心に回転されたパターンを認識する
ことができる。
【0019】また、リスト型情報処理装置1は、装置全
体の制御を司る制御部16を有しており、この制御部1
6によってLCD3の画面表示や磁気センサ部15の出
力に基づいて所定のスイッチング動作であることを識別
する処理等の制御が行われるようになっている。
【0020】図3には制御部16の概略構成をブロック
図を用いて示してある。制御部16は、リスト型情報処
理装置1のROM等に記憶された制御プログラムにした
がった処理動作を行うことが可能であり、磁気センサ部
15の出力に基づいて4種類のスイッチング動作を判別
可能なスイッチング動作判別部17を有している。スイ
ッチング動作判別部17は、磁気センサ部15から得ら
れるX成分の変化パターンに基づき第1および第2のス
イッチング動作が行われたことを判断する第1のスイッ
チング動作判断部18と、磁気センサ部15から得られ
るY成分の変化パターンに基づき第3および第4のスイ
ッチング動作が行われたことを判断する第2のスイッチ
ング動作判断部19とを備えている。
【0021】第1のスイッチング動作判断部18は、X
成分が少なくとも所定の時間ほぼ安定している準安定状
態の値を記憶する第1の準安定値記憶部21と、X成分
が準安定状態の値から単調に増加または減少したとき
に、準安定状態の値に対するX成分の相対的な変化量が
所定の値を越えたか否かを判別する第1の変化量判別部
22と、X成分が再び単調に減少または増加して準安定
状態の値にほぼ戻ったか否かを判別する第1の復帰判別
部23と、第1の変化量判別部22において変化量が所
定の値を越え、第1の復帰判定部23で準安定状態の値
にほぼ戻ったと判断されたときに増加または減少に対応
して第1または第2のスイッチング動作が行われたと判
断する第1の動作判定部24とを備えている。例えば、
第1の動作判定部24は、X成分が増加しながら準安定
状態の値にほぼ戻ると第1のスイッチング動作として決
定入力と判断し、減少しながら準安定状態の値に戻ると
第2のスイッチング動作としてキャンセル入力と判断で
きるようになっている。後述するように、機能が階層的
に関連付けられている場合は、決定入力で下層の階層に
移行し、キャンセル入力で上層の階層に移行する。そし
て、下層がない場合は、その機能が決定され実行され
る。
【0022】第2のスイッチング動作判別部19は、Y
成分が少なくとも所定の時間ほぼ安定している準安定状
態の値を記憶する第2の準安定値記憶部25と、Y成分
が準安定状態の値から単調に増加または減少したときの
準安定状態の値に対するY成分の相対的な変化量が所定
の値を越えたか否かを判別する第2の変化量判別部26
と、Y成分が再び単調に減少または増加して準安定状態
の値にほぼ戻ったか否かを判別する第2の復帰判別部2
7と、第2の変化量判別部26において変化量が所定の
値を越え、第2の復帰判定部27で準安定状態の値にほ
ぼ戻ったと判断されたときに増加または減少に対応して
第3または第4のスイッチング動作が行われたと判断す
る第2の動作判定部28とを備えている。例えば、第2
の動作判定部28は、Y成分が増加しながら準安定状態
の値に戻ると第3のスイッチング動作として下入力と判
断し、減少しながら準安定状態の値に戻ると第4のスイ
ッチング動作として上入力と判断できるようになってい
る。機能が階層的に関連付けられている場合は、上入力
および下入力で同一階層内の前後に移行する。
【0023】また、制御部16は、Y成分が準安定状態
であることを判別し、Y成分が準安定状態に対し所定の
値以上ずれたときは、X成分に基づくスイッチング動作
の判定をキャンセルするキャンセル部31を備えてい
る。このキャンセル部31は、X成分が準安定状態であ
ることを判別し、X成分が準安定状態に対し所定の値以
上ずれたときは、Y成分に基づくスイッチング動作の判
定をキャンセル可能である。
【0024】さらに、制御部16は、上述したように第
1および第2のスイッチング動作により階層の異なる機
能を選択し、第3および第4のスイッチング動作で同一
階層の他の機能を選択可能な機能選択部32を備えてい
る。機能選択部32は、第3のスイッチング動作(上入
力)により、前の項目を選択し、階層化された機能とし
て同一階層(レベル)に移動が許された機能が有ればそ
れを選択する。また、第4のスイッチング動作(下入
力)による動きは、第3のスイッチング動作が前の項目
を選択するのに対し、第4のスイッチング動作は後の項
目を選択し、同一レベル内の他の機能に反対の順番で移
動させることができる。また、第2のスイッチング動作
(決定入力)により、機能の決定が行われ、あるいは下
位の階層(レベル)があればそのレベルの機能に移るこ
とができ、第1のスイッチング動作(キャンセル入力)
により、機能のキャンセルが行われるか、あるいは、上
位の階層(レベル)があれば、そのレベルの機能に移動
できるようになっている。本例のリスト型情報処理装置
1では、このように4種類のスイッチング動作が行われ
ると、そのスイッチング動作に伴って選択された機能に
対する画面がLCD3に表示される。
【0025】また、制御部16は、X成分およびY成分
の双方において準安定状態が得られないときは、スイッ
チング動作判定部17の稼働を停止するパワーセーブ部
33を有しており、このパワーセーブ部33によって電
力消費の削減が図られている。例えば、歩いている最中
には、図8に示すようなX成分およびY成分が磁気セン
サ部15によって検出される。このような準安定状態が
えられないときには、装置が使用されていない可能性が
高いので、パワーセーブ部33によってスイッチング動
作判定部17の稼働を停止し、電力消費を削減して装置
に内蔵されたバッテリーなどの長寿命化を図ることがで
きる。
【0026】次に、本例のリスト型情報処理装置1にお
いて第3のスイッチング動作を行う場合の手順とそのと
きの制御動作を合わせて説明する。図4には第3のスイ
ッチング動作を判断するフローチャートを示してある。
まず、図1に示したようにLCD3の表示画面3aの法
線方向と鉛直方向(Z方向)が一致するようにリスト型
情報処理装置1の向きを整える。これにより、リスト型
情報処理装置1を水平方向に保ち、向きを固定すること
で初期状態にする。地磁気に対してリスト型情報装置1
をある向きに固定した場合、図5のf部分およびg部分
に示すように、磁気センサ部15によって検出される地
磁気のX成分の磁気レベルは約20〜40の範囲に収ま
り、一方、Y成分の磁気レベルは約−40〜−60の範
囲に収まり、安定した準安定状態となる。本例のリスト
型情報処理装置1では、ステップST1でこのような状
態が検出されると、その時のX成分の値が第1の準安定
値記憶部21に記憶され、Y成分の値が第2の準安定値
記憶部25に記憶される。
【0027】次に、図1において矢印(3)で示す方向
に手首を捻ると、磁気センサ部15で検出されるY成分
のみが変動する。すなわち、図6に示すように、リスト
型情報処理装置1が初期状態にあるときは、磁気センサ
部15によって検出される地磁気のY成分はHとなる
が、手首を捩じった場合には、Hより小さなH’とな
る。このため、図5のa部分に示すようにY成分が単調
に減少する。ステップST2でこの単調減少が確認され
ると、ステップST3でこの単調減少の変化量が第2の
変化量判別部26で所定の値を越えたか否かが判別され
る。このとき、その変化量が所定値以上でないとスイッ
チング動作がキャンセルされる。
【0028】手首を捩じった状態から元の状態に戻す
と、図5のb部分に示すようにY成分が単調に増加す
る。ステップST4でこの単調増加が確認されると、ス
テップST5でこの単調増加によってY成分が再び準安
定状態の値に戻ったか否かが第2の復帰判別部27で判
別される。このとき、Y成分が再び準安定状態の値に戻
っていないとスイッチング動作がキャンセルされる。こ
のようにして、第2の変化量判別部26で所定の変化量
が判別され、且つ、第2の復帰判別部27でY成分が再
び準安定状態の値に戻ったことが判別されたことが第2
の動作判別部28で判断されると、ステップST6で第
3のスイッチング動作(下入力)が行われたと判断され
る。但し、腕を斜めに下げるなどして、上記のフロー中
に、第2の変化量判別部26でY成分の変化を判別中に
X成分が準安定状態の値に対して所定値以上ずれたとき
はスイッチング動作の判定がキャンセルされる。
【0029】ここで、ユーザが向いている方位によって
準安定状態時に得られるX成分、Y成分や、手首を捩じ
ることによって生じるY成分の変化量は異なるが、準安
定状態時に得られるY成分に対する上記の変化量、すな
わち、相対的な変化量は手首を動かした前後において同
じ方位に向いていれば、ユーザの向いている方位に影響
されない。このため、本例のリスト型情報処理装置1
は、あらゆる方位に向いて操作可能である。
【0030】なお、図1において矢印(4)で示すよう
に手首を捻ると、Y成分は、図5のc部分で示すよう
に、単調増加した後に単調減少して準安定状態の値に復
帰する。このような変化を第3のスイッチング動作と同
様に検出することにより、第4のスイッチング動作が行
われたことを判断することができる。この第4のスイッ
チング動作の判別に対しても、第2の変化量判別部26
でY成分の変化を判別中にX成分が準安定状態の値に対
して所定値以上ずれたときはスイッチング動作の判定が
キャンセルされる。
【0031】また、図1において矢印(1)または
(2)で示すように腕を動かすと、X成分は、図7のd
部分またはe部分に示すように、単調増加または単調減
少した後に単調減少または単調増加して準安定状態の値
に復帰する。このような変化を検出することにより、第
1のスイッチング動作または第2のスイッチング動作が
行われたことを判断することができる。但し、腕を斜め
に下げるなどして、第1の変化量判別部21でX成分の
変化を判別中にY成分が準安定状態の値に対して所定値
以上ずれたときはスイッチング動作の判定がキャンセル
される。
【0032】図9には階層的に関連付けられた各種機能
を示してある。この図に示すように、制御部16には、
多数の機能が複数の機能群40、50、60および70
にグループ化されており、さらに、それらが階層的に関
連付けられており、4種類のスイッチング動作したがっ
て階層化された機能の所望のものを選択および稼働でき
るようになっている。本例では、複数の機能を、クロッ
ク機能群40、個人プレビュー機能群50、プレビュー
機能群60およびインフォメーション機能群70にグル
ープ化している。
【0033】クロック機能群40は、その第1の階層
(第1のレベル)として時刻に関する機能群20を選択
する入口になると共に日時を表示するクロック機能41
を有し、その第2の階層(第2レベル)としてアラーム
設定、減算タイマーの設定等の時刻に関する設定処理を
行う項目を選択するための設定項目選択機能42を備え
ている。この選択機能42の下位の階層(第3レベル)
には、アラームの詳細な設定を行うアラーム設定機能4
4と、減算タイマーの設定を行う減算タイマー設定機能
43等の各々の設定項目の入力および変更等が実際に行
われる機能が用意されている。
【0034】個人プレビュー機能群50は、その第1の
階層(第1レベル)として個人的な情報を閲覧するめの
機能を選択する個人プレビュー機能51と、その第2の
階層(第2レベル)として個人的な情報の閲覧が可能な
閲覧機能52を備えている。
【0035】プレビュー機能群60は、その第1の階層
(第1レベル)として個人的な情報以外の情報を閲覧す
るための機能を選択するプレビュー機能61と、その第
2の階層(第2レベル)としてニュース速報や天気予
報、交通情報等の個人的な情報以外の記事情報項目を選
択する記事項目選択機能62と、この記事項目選択機能
62で選択した記事情報項目に対応した情報を表示する
ための第3の階層(第3レベル)の記事閲覧機能63を
備えている。記事閲覧機能63は、磁気項目選択機能6
2で選択可能な記事項目毎に設けられている。
【0036】本例のリスト型情報処理装置1において、
インフォメーション機能群70は、その第1の階層とし
てインフォメーション機能71を備えており、その第2
の階層としては、上述したプレビュー機能群60の第2
の階層が設けられている。すなわち、インフォメーショ
ン機能71の選択が決定されると、プレビュー機能群6
0の記事項目選択機能62に移動する。
【0037】このような各機能群40、50、60、お
よび70の第1の階層(第1レベル)のクロック機能4
1、個人プレビュー機能51、プレビュー機能61、お
よびインフォメーション機能71の間においては、第3
および第4のスイッチング動作(下入力および上入力)
によって所望の機能を選択できるようになっている。
【0038】本例のリスト型情報処理装置1では、各機
能に対応した画面がLCD3に表示されるようになって
いる。ここでは、プレビュー機能群60の各機能に対応
した画面の例を図10を参照に説明し、その他の機能に
対応する画面の説明は省略する。図10にはプレビュー
機能群60の各機能に対応した画面の例を示してある。
なお、図10(F)には、インフォメーション機能71
に対応する画面77も合わせて示してある。本例のリス
ト型情報処理装置1では、プレビュー機能61が選択さ
れると、LCD3には、図10(A)に示すプレビュー
機能画面65が表示される。プレビュー選択画面65が
選択されている状態、すなわち、LCD3にプレビュー
機能画面65が表示されているときに、第2のスイッチ
ング動作(決定入力)が行われると、プレビュー機能6
1の選択が決定され、その機能の下位の階層である記事
項目選択機能62に移動し、LCD3に図10(B)に
示す記事項目選択機能画面66が表示される。この記事
項目選択機能画面66には、ニュース速報の内容を表示
する機能(記事閲覧機能)63を選択するためのニュー
ス速報項目66a、天気予報の内容を表示する機能(記
事閲覧機能)63を選択するための天気予報項目66
b、交通情報の内容を表示する機能(記事閲覧機能)6
3を選択するための交通情報項目66c等が表示され
る。図10(B)に示すように天気予報項目66bが選
択された状態で、第3のスイッチング動作(下入力)が
行われると、選択状態を天気予報項目66bから交通情
報項目66cに切り替えることができる。また、第4の
スイッチング動作(上入力)が行われると、選択状態を
天気予報項目66bからニュース速報項目66aに切り
替えることができる。ニュース速報項目66aが選択さ
れているときに、第2のスイッチング動作(決定入力)
が行われると、記事項目選択機能62の下位の階層(第
3レベル)であるニュース速報の内容を表示するための
記事閲覧機能63に移動し、LCD3に図10(C)に
示す記事閲覧機能画面67が表示される。また、天気予
報項目66bが選択されているときに、第2のスイッチ
ング動作(決定入力)が行われると、記事項目選択機能
62の下位の階層(第3レベル)である天気予報の内容
を表示するための記事閲覧機能63に移動し、LCD3
に図10(D)に示す記事閲覧機能画面68が表示され
る。さらに、交通情報項目66cが選択されているとき
に、第2のスイッチング動作(決定入力)が行われる
と、記事項目選択機能62の下位の階層(第3レベル)
である交通情報の内容を表示するための記事閲覧機能6
3に移動し、LCD3に図10(E)に示す記事閲覧機
能画面69が表示される。これらの記事閲覧機能画面6
7、68、または69が表示されている状態や、記事項
目選択機能画面66が表示されている状態で、第1のス
イッチング動作(キャンセル入力)が行われると、前の
階層の機能に戻り、その機能に対応した画面がLCD3
に表示される。例えば、記事項目選択画面66が選択さ
れている状態で第1のスイッチング動作(キャンセル入
力)が行われると、プレビュー機能61に戻り、LCD
3にプレビュー機能画面65が表示される。なお、記事
項目選択機能画面66に所定の記事項目を設け、その記
事項目を選択することにより、図10(G)および
(H)に示すような画面75および76を表示させるよ
うにしても良い。
【0039】以上説明したように、本例のリスト型情報
処理装置1では、手首を捩じる等して磁気センサ部15
によって検出される地磁気のX成分およびY成分の変化
が所定のパターンになれば、第1ないし第4のスイッチ
ング動作が行われたと判断される。すなわち、装置その
ものを動かして、その動きに応じて装置側に作用する地
磁気の変化を検出し、その変化パターンに対応して第1
ないし第4のスイッチング動作の判別を行うようにして
いる。このため、装置を手首に装着した状態で手首を捩
じったり、腕を動かすだけでボタン操作と同様なスイッ
チング動作を行うことができるので、操作ボタンを省略
することができ、その分、表示画面3aを大きくでき
る。このように、表示画面3aを大きくできるので、時
刻表示等の所定の情報を見やすい大きさで表示できる。
さらに、装置を動かすだけでスイッチング動作をさせる
ことができるので、手に荷物を持っている場合や暗くて
操作ボタンを認識しにくい場合でも、例えば、手首を捩
じったりする等の動作を行うだけで、スイッチング動作
を行うことができるので、あらゆる状況下で機能の選択
を簡単、且つ、確実に行うことができる。また、本例の
リスト型情報処理装置1では、第1ないし第4のスイッ
チング動作の判定に際してX成分およびY成分の双方の
パターンを検出しているので、腕を斜めに動かした場合
等の本来のスイッチング動作とは異なる動作を排除して
信頼性の高いスイッチング動作の判定を行うことができ
る。
【0040】また、本例のリスト型情報処理装置1で
は、4種類のスイッチング動作が可能であり、また、複
数の機能が階層化されているので、階層構造内の機能を
自由に選択することができる。すなわち、第1および第
2のスイッチング動作により階層の異なる機能を選択
し、第3および第4のスイッチング動作で同一階層の他
の機能を選択するので、階層構造内を自由に移動させ、
所望の機能に辿り着くことができる。このため、所望の
機能を選択するための操作ボタンが不要となり、その
分、表示画面3aのサイズをより大きくできる。また、
それぞれの操作ボタンがどの機能に対応しているかを覚
えておく必要もない。
【0041】また、本例のリスト型情報処理装置1で
は、手がふさがって操作ボタンが操作できないときの補
助入力として手首を動かす等の操作を行うようにするこ
とも可能である。操作ボタンを用いた入力から装置を動
かしたパターンによる入力に切り換える方法としては、
準安定状態をかなり長く維持して、操作方法が切り換え
られたことをLCD3に表示させたり、あるいは、数
回、同じ方位に繰り返し装置を向けたときに切り換えら
れるようにすることができる。
【0042】なお、上記では、リスト型の情報処理装置
を例に説明したが、カード型等のその他の携帯型情報処
理装置についても本発明を適用可能である。また、特別
な機能に対処するための操作ボタン等を追設しても良い
ことは勿論である。さらに、磁気センサ部15の出力か
ら地磁気の方向を検出することが可能であるので、方位
をLCD3に表示させるといったことも可能である。ま
た、スイッチング動作の判定のための条件として方位条
件を付加することで、さらにスイッチング動作の判定処
理の信頼性を高めることができる。すなわち、操作中、
常に同じ方位を向いて操作されたことを検出して、X成
分およびY成分の変化の信頼性を高めることにより、よ
り信頼性の高いスイッチング動作の判定処理を行わせる
ことができる。
【0043】また、上述したような制御方法は、オペレ
ーティングシステムなどのソフトウェアによって実現可
能であり、リスト型情報処理装置1のROMに記憶して
用いることができる。また、CD−ROM等の移動型の
記録媒体に記憶してパソコンなどを介してリスト型の情
報処理装置にインストールしたり、アップデートするこ
とも勿論可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、装置に動きに応じて変化する地磁気所定の方向の成
分を検出して、その変化するパターンに対応してスイッ
チング動作を行うようにしている。このため、携帯型情
報処理装置を動かすだけで、操作ボタンと同様のスイッ
チング動作を行うことができるので、操作ボタンを削減
できる。従って、その分、表示画面を大きくして、時刻
表示等の所定の情報を見やすい大きさで表示できる。ま
た、装置を動かすだけでスイッチング動作を行えるの
で、手に荷物を持っている場合や暗くて操作ボタンの認
識に困難を極める場合には、例えば、手首をひねった
り、肘を中心にして腕を折り曲げる等の動作を行うだけ
で、ボタン操作と同様の操作を行うことが可能である。
従って、あらゆる状況下で機能の選択を簡単、且つ、確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したリスト型情報処理装置の外観
を示す斜視図である。
【図2】図1にリスト型情報処理装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図3】図2に示す制御部の概略構成を示すブロック図
である。
【図4】第3のスイッチング動作を判別処理するフロー
チャートである。
【図5】手首を捩じったときにX成分およびY成分の変
化を示すグラフである。
【図6】手首を捩じったときのY成分と手首を捩じる前
のY成分の大小関係を説明するための図である。
【図7】腕を動かしたときとX成分およびY成分の変化
を示すグラフである。
【図8】歩いているときのX成分およびY成分の変化を
示すグラフである。
【図9】制御部によって実現されている階層構造を示す
図である。
【図10】プレビュー機能群に属する各機能に対応した
画面の例を示す図である。
【符号の説明】 1・・リスト型情報処理装置 2・・情報処理装置本体 3・・LCD 15・・磁気センサ部 16・・(制御部) 17・・スイッチング動作判別部 21・・第1の準安定値記憶部 22・・第1の変化量判別部 23・・第1の復帰判別部 24・・第1の動作判別部 25・・第2の準安定値記憶部 26・・第2の変化量判別部 27・・第2の復帰判別部 28・・第2の動作判別部 31・・キャンセル部 32・・機能選択部 33・・パワーセーブ部 40・・クロック機能群 50・・個人プレビュー機能群 60・・プレビュー機能群

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X方向の地磁気のX成分を検出可能な磁
    気センサ部と、この磁気センサ部の出力に基づいてスイ
    ッチング動作を判別可能なスイッチング動作判別部とを
    有し、 前記スイッチング動作判別部は、前記X成分が少なくと
    も所定の時間ほぼ安定している準安定状態の値を記憶す
    る第1の準安定値記憶部と、 前記X成分が前記準安定状態の値から単調に増加または
    減少したときに、前記準安定状態の値に対する前記X成
    分の相対的な変化量が所定の値を越えたか否かを判別す
    る第1の変化量判別部と、 前記X成分が再び単調に減少または増加して前記準安定
    状態の値にほぼ戻ったか否かを判別する第1の復帰判別
    部と、 前記第1の変化量判別部において前記変化量が所定の値
    を越え、前記第1の復帰判別部で前記準安定状態の値に
    ほぼ戻ったと判断されたときに増加または減少に対応し
    て第1または第2のスイッチング動作が行われたと判断
    する第1の動作判定部とを備えていることを特徴とする
    携帯型情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記磁気センサ部
    は、前記X方向に直交するY方向の地磁気のY成分を出
    力可能であり、 前記Y成分が準安定状態であることを判別し、前記Y成
    分が準安定状態に対し所定の値以上ずれたときは、前記
    X成分に基づくスイッチング動作の判定をキャンセルす
    るキャンセル部を有することを特徴とする携帯型情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記磁気センサ部
    は、前記X方向に直交するY方向の地磁気のY成分を出
    力可能であり、 前記スイッチング動作判別部は、前記Y成分が少なくと
    も所定の時間ほぼ安定している準安定状態の値を記憶す
    る第2の準安定値記憶部と、 前記Y成分が前記準安定状態の値から単調に増加または
    減少したときに、前記準安定状態の値に対する前記Y成
    分の相対的な変化量が所定の値を越えたか否かを判別す
    る第2の変化量判別部と、 前記Y成分が再び単調に減少または増加して前記準安定
    状態の値にほぼ戻ったか否かを判別する第2の復帰判別
    部と、 前記第2の変化量判別部において前記変化量が所定の値
    を越え、前記第2の復帰判定部で前記準安定状態の値に
    ほぼ戻ったと判断されたときに増加または減少に対応し
    て第3または第4のスイッチング動作が行われたと判断
    する第2の動作判定部とを備えていることを特徴とする
    携帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記X成分またはY
    成分が前記準安定状態であることを判別し、前記X成分
    またはY成分が前記準安定状態から所定の値以上ずれた
    ときに、前記Y成分またはX成分に基づくスイッチング
    動作の判定をそれぞれキャンセルするキャンセル部を有
    することを特徴とする携帯型情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、階層的に関連付けら
    れた複数の機能を有し、前記第1および第2のスイッチ
    ング動作により階層の異なる前記機能を選択し、前記第
    3および第4のスイッチング動作で同一階層の他の機能
    を選択可能な機能選択部を有することを特徴とする携帯
    型情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記準安定状態が得
    られないときは、前記スイッチング動作判別部の稼働を
    停止するパワーセーブ部を有することを特徴とする携帯
    型情報処理装置。
  7. 【請求項7】 地磁気の変化によりスイッチング動作を
    制御するスイッチング動作判別工程を有し、このスイッ
    チング動作判別工程は、前記X成分が少なくとも所定の
    時間ほぼ安定している準安定状態の値を記憶する第1の
    準安定値記憶工程と、 前記X成分が前記準安定状態の値から単調に増加または
    減少したときに、前記準安定状態の値に対する前記X成
    分の相対的な変化量が所定の値を越えたか否かを判別す
    る第1の変化量判別工程と、 前記X成分が再び単調に減少または増加して前記準安定
    状態の値にほぼ戻ったか否かを判別する第1の復帰判別
    工程と、 前記第1の変化量判別工程において前記変化量が所定の
    値を越え、前記第1の復帰判別工程で前記準安定状態の
    値にほぼ戻ったと判断されたときに増加または減少に対
    応して第1または第2のスイッチング動作が行われたと
    判断する第1の動作判定工程とを有していることを特徴
    とする携帯型情報処理装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記X方向に直交す
    るY方向の地磁気のY成分が準安定状態であることを判
    別し、前記Y成分が前記準安定状態に対し所定の値以上
    ずれたときは、前記X成分の変化に基づくスイッチング
    動作の判定をキャンセルするキャンセル工程を有するこ
    とを特徴とする携帯型情報処理装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記スイッチング動
    作判別工程は、前記X方向に直交するY方向の地磁気の
    Y成分を検出し、前記Y成分が少なくとも所定の時間ほ
    ぼ安定している準安定状態の値を記憶する第2の準安定
    値記憶工程と、 前記Y成分が前記準安定状態の値から単調または減少し
    たときに、前記準安定状態の値に対する前記Y成分の相
    対的な変化量が所定の値を越えたか否かを判別する第2
    の変化量判別工程と、 前記Y成分が再び単調に減少または増加して前記準安定
    状態の値にほぼ戻ったか否かを判別する第2の復帰判別
    工程と、 前記第2の変化量判別工程において前記変化量が所定の
    値を越え、前記第2の復帰判定工程で前記準安定状態の
    値にほぼ戻ったと判断されたときに増加または減少に対
    応して第3または第4のスイッチング動作が行われたと
    判断する第2の動作判定工程とを備えていることを特徴
    とする携帯型情報処理装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記X成分または
    Y成分が前記準安定状態であることを判別し、前記X成
    分またはY成分が前記準安定状態から所定の値以上ずれ
    たときに、前記Y成分またはX成分に基づくスイッチン
    グ動作の判定をそれぞれキャンセルするキャンセル工程
    を有することを特徴とする携帯型情報処理装置の制御方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項9において、複数の機能が階層
    的に関連付けられており、前記第1および第2のスイッ
    チング動作により階層の異なる前記機能を選択し、前記
    第3および第4のスイッチング動作で同一階層の他の機
    能を選択する機能選択工程を有することを特徴とする携
    帯型情報処理装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項7において、前記準安定状態が
    得られないときは、前記スイッチング動作判別工程の稼
    働を停止するパワーセーブ工程を有することを特徴とす
    る携帯型情報処理装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 地磁気の変化によりスイッチング動作
    を判別するスイッチング動作判別処理を実行可能な命令
    を有する制御プログラムであって、 前記スイッチング動作判別処理では、X方向の地磁気の
    X成分を検出し、前記X成分が少なくとも所定の時間ほ
    ぼ安定している準安定状態の値を記憶する第1の準安定
    値記憶処理と、 前記X成分が前記準安定状態の値から単調に増加または
    減少したときに、前記準安定状態の値に対する前記X成
    分の相対的な変化量が所定の値を越えたか否かを判別す
    る第1の変化量判別処理と、 前記X成分が再び単調に減少または増加して前記準安定
    状態の値にほぼ戻ったか否かを判別する第1の復帰判別
    処理と、 前記第1の変化量判別処理において前記変化量が所定の
    値を越え、前記第1の復帰判別処理で前記準安定状態の
    値にほぼ戻ったと判断されたときに増加または減少に対
    応して第1または第2のスイッチング動作が行われたと
    判断する第1の動作判定処理とを実行可能な命令を備え
    た前記制御プログラムが記録されていることを特徴とす
    る記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記X方向に直
    交するY方向の地磁気のY成分が準安定状態であること
    を判別し、前記Y成分が前記準安定状態に対し所定の値
    以上ずれたときは、前記X成分に基づくスイッチング動
    作の判定をキャンセルするキャンセル処理を実行可能な
    命令をさらに備えた前記制御プログラムが記録されてい
    ることを特徴とする記録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記X方向に直
    交するY方向の地磁気のY成分を検出し、前記Y成分が
    少なくとも所定の時間ほぼ安定している準安定状態の値
    を記憶する第2の準安定値記憶処理と、 前記Y成分が前記準安定状態の値から単調または減少し
    たときに、前記準安定状態の値に対する前記Y成分の相
    対的な変化量が所定の値を越えたか否かを判別する第2
    の変化量判別処理と、 前記Y成分が再び単調に減少または増加して前記準安定
    状態の値にほぼ戻ったか否かを判別する第2の復帰判別
    処理と、 前記第2の変化量判別処理において前記変化量が所定の
    値を越え、前記第2の復帰判定処理で前記準安定状態の
    値にほぼ戻ったと判断されたときに増加または減少に対
    応して第3または第4のスイッチング動作が行われたと
    判断する第2の動作判定処理とを実行可能な命令をさら
    に備えた前記制御プログラムが記録されていることを特
    徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記X成分また
    はY成分が前記準安定状態であることを判別し、前記Y
    成分またはX成分に基づくスイッチング動作の判定をそ
    れぞれキャンセルするキャンセル処理を実行可能な命令
    をさらに備えた前記制御プログラムが記録されているこ
    とを特徴とする記録媒体。
  17. 【請求項17】 請求項15において、複数の機能が階
    層的に関連付けられており、前記第1および第2のスイ
    ッチング動作により階層の異なる前記機能を選択し、前
    記第3および第4のスイッチング動作で同一階層の他の
    機能を選択する機能選択処理を実行可能な命令をさらに
    備えた前記制御プログラムが記録されていることを特徴
    とする記録媒体。
  18. 【請求項18】 請求項13において、前記準安定状態
    が得られないときは、前記スイッチング動作判別処理の
    処理を停止するパワーセーブ処理を実行可能な命令をさ
    らに備えることを特徴とする記録媒体。
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