JP2017529231A - 酸性水電解槽 - Google Patents
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Abstract
本発明は、予め決められたサイズの充填室を二つのサブ充填室に分離し、いずれか一側のサブ充填室に供給した原水が他の一側のサブ充填室を通じて直列形態に通過するように構成することで、従来の酸性水電解槽と比較して電極に供給する電源条件や温度変化、そして流速変化と関係なく酸化還元電位(ORP)と溶存水素濃度(DH)の変位を最小化しながらも高濃度の酸性水を得ることができるようにした酸性水電解槽を提供することにその目的がある。特に、本発明は、このように一方にのみに流れるように構成した従来の充填室に隔壁を追加する簡単な構成により、原水の流れが「U」字形態になることにより充填室に留まる滞留時間をふやして結果的に電極との接触時間が増えるようにして、このように多くの条件と関係なく高濃度の酸性水を得ることができるようにした酸性水電解槽を提供することに他の目的がある。また、本発明は、従来の酸性水電解槽の構成に格子を追加構成することで、従来と同一のサイズを有しながらも酸化還元電位(ORP)と溶存水素濃度(DH)の高い高品質の酸化水を得ることができるようにした酸性水電解槽を提供することにさらに他の目的がある。【選択図】図3
Description
本発明は、酸性水電解槽に関し、より詳しくは、電極とイオン交換樹脂との間を通過する原水が二つに分けられたサブ充填室を順に経由しながら反応滞留時間をふやして高濃度の酸性水を得ることができる。
特許文献1は、純水や超純水でも別途の触媒材やイオン交換樹脂を利用しなくても十分な伝導性を確保して、水道水だけではなく純水や超純水も電気分解することができる酸性水電解槽及びその酸性還元水の利用方法を提供することにその目的がある。また、従来の電解槽が触媒材を使用して電気分解を行う場合、陽極側では酸性でありながら酸化力を、陰極側ではアルカリ性でありながら還元力の物性を得るのに対して、触媒材を使用せずにカソード側の物性を酸性でありながら還元力を有する水(酸性還元水)と陽極側では酸性でありながら酸化力を有する水(酸性酸化水)を得ることができる酸性水電解槽及びその酸性還元水の利用方法を提供することに他の目的がある。このような目的を達成するための酸性水電解槽は、少なくとも一つのイオン交換膜を中心として分離された少なくとも2個の充填室を備え、各充填室には、それぞれ入水口及び出水口が形成された本体と、前記充填室に設置した第1電極と、残りの充填室内にイオン交換膜と近接するように設けられて第1電極と異なる極性を有する第2電極と、前記各充填室に、第2電極と同一極性を有しながらこの第2電極と予め決められた間隔だけ離隔されるように設けられた第3電極と、を含んで構成される。
特許文献2は、浄水器などの処理容量によって変わる電解槽の電解容量に合わせてブロック形態で製作した拡張セットを積層して電解槽をモジュール形態に組立てることができるようにすることで、浄水器の浄水容量によって変わる電解槽を別に製作しなくても必要なだけの拡張セットを積層に組立てて希望する処理容量を得ることができるようにした、拡張性が容易である水素水電解槽モジュールを提供することにその目的がある。また、印加される電源の極性によって酸化水や還元水を得ることができるようにした、拡張性が容易である水素水電解槽モジュールを提供することに他の目的がある。
しかし、従来の電解槽には次のような問題があった。
(1)陰極や陽極に供給した原水が一方にのみ流れながら電気分解反応が行われるので、原水が実際の電気分解反応に露出される時間に限界がある。
(2)このような露出時間の限界により酸性水の酸化還元電位(ORP)と溶存水素濃度(DH)を上げることに限界がある。
(3)原水の供給流量や流速、そして電極に供給する電源の強度によって酸化還元電位(ORP)と溶存水素濃度(DH)などが急激に変化して安定的な酸性水を得ることに限界がある。
(4)従来の酸性水電解槽で酸性水の酸化還元電位(ORP)と溶存水素濃度(DH)を高めるためには、同じ構成の酸性水電解槽を直列や並列に連結して構成しなければならないので、酸性水電解槽のサイズが大きくなる。
(5)また、このように酸性水電解槽が大きくなるほど電解槽の設置空間も大きくなるだけではなく、維持補修を行うためにも多くの時間と費用が要求される。
本発明は、上記問題を鑑みて案出されたものであって、予め決められたサイズの充填室を二つのサブ充填室に分離し、いずれか一側のサブ充填室に供給した原水が他の一側のサブ充填室を通じて直列形態に通過するように構成することで、従来の酸性水電解槽と比較して電極に供給する電源条件や温度変化、そして流速変化と関係なく酸化還元電位(ORP)と溶存水素濃度(DH)の変位を最小化しながらも高濃度の酸性水を得ることができるようにした酸性水電解槽を提供することにその目的がある。
特に、本発明は、このように一方にのみに流れるように構成した従来の充填室に隔壁を追加する簡単な構成を通じて、原水の流れが「U」字形態になることにより充填室に留まる滞留時間をふやして結果的に電極との接触時間が増えるようにして、このように多くの条件と関係なく高濃度の酸性水を得ることができるようにした酸性水電解槽を提供することに他の目的がある。
また、本発明は、従来の酸性水電解槽の構成に格子を追加構成することで、従来と同一のサイズを有しながらも酸化還元電位(ORP)と溶存水素濃度(DH)の高い高品質の酸化水を得ることができるようにした酸性水電解槽を提供することにさらに他の目的がある。
このような目的を達成するための本発明に係る酸性水電解槽は、少なくとも一つのイオン交換膜111を中心として分離された少なくとも2個の充填室110a、110bを備え、各充填室110a、110bには、それぞれ入水口112a、113aと出水口112b、113bを有した本体100と、前記充填室110aに設置される第1電極200と、残りの充填室110b内にイオン交換膜111と近接するように設置されて第1電極200と異なる極性を有する第2電極300と、前記各充填室110bに、第2電極300と同一の極性を有しながらこの第2電極300と予め決められた間隔だけ離隔して設置された第3電極300’と、を含み、前記第1電極200とイオン交換膜111との間には、隔壁120を追加して前記充填室110aをいずれか一側が互いに連結されるように二つのサブ充填室110’、110’’に分けて、前記入水口112aに入ってきた水はこの二つのサブ充填室110’、110’’を直列形態に順に経て出水口112bから出るようにしたことを特徴とする。
特に、前記第2電極300と第3電極300’は、互いに連結されて同時に電源が印加されるように構成したことを特徴とする。
また、前記イオン交換膜111と前記第1電極200は、0.1〜10.0mmの間隙W1だけ離隔設置して原水が通過するようにその間を充填空間として利用することを特徴とする。そして、前記第2電極300と前記第3電極300’は、0.1〜100.0mmの間隙W2だけ離隔設置して原水が通過するようにその間を充填空間として利用することを特徴とする。
本発明に係る上述した酸性水電解槽は、前記充填室110aの入水口112aと出水口112bと間にイオンタンク400が具備されたことを特徴とする。
そして、前記イオン交換膜111は、フッ素系キャッチオン交換膜であることを特徴とする。
最後に、前記第1〜第3電極200、300、300’は、打孔性白金電極またはメッシュ白金電極であることを特徴とする。
本発明に係る酸性水電解槽によれば、次のような効果がある。
(1)構造が簡単であるとともに従来の酸性水電解槽で得た酸性水より酸化還元電位(ORP)と溶存水素濃度(DH)が高い高品質の酸性水を得ることができる。
(2)特に、従来の酸性水電解槽の構造に隔壁を追加する簡単な設計変更を通じてこのように高品質の酸性水を得ることができる。これは従来の酸性水電解槽に対して隔壁を追加する簡単な設計変更を通じて高濃度の酸性水を得ることができる。
(3)そして、このように簡単な追加構成に比べて高濃度の酸性水を得ることができるので、従来の酸性水電解槽とほとんど同じ維持補修費用でその結果物として高濃度の酸性水を得ることができる。
(4)また、本発明に係る酸性水電解槽で得た酸性水は、温度変化や電源条件、そして水の流速などの影響を少なく受けながらも従来の酸性水より高濃度の酸性水を得ることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施例について詳細に説明する。その前に、本明細書及び請求範囲に使用する用語や単語は通常的や辞書的な意味に限定して解釈してはならず、発明者は、自身の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義するという原則において本発明の技術的思想に符合する意味と概念として解釈すべきである。
したがって、本明細書に記載された実施例と図面に示す構成は、本発明の好適な一実施例に過ぎず、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではなく、本出願時点においてこれらを代替することができる多様な均等物と変更例があり得ることを理解すべきである。
本発明の実施例1に係る酸性水電解槽は、図1〜図3のように、電気分解が行われる本体100と、本体100に設置されて電気分解に必要な電源を供給するために互いに異なる極性を有する第1電極200と第2電極300、そしてこれらの電極のうちいずれか一つの電極と同一の電極を、有することで該当イオン水を増加させて電位差を高めて酸性酸化水や酸性還元水を得ることができるようにした。
特に、本発明に係る酸性水電解槽は、電気分解したイオンが予め決められた空間内に充填されるように本体100の内部にイオン交換膜111を設置して少なくとも2個の充填室110a、110bを構成し、一つの充填室110aを二つのサブ充填室110’、110’’に分離して水がこの二つのサブ充填室110’、110’’を直列に通過するようにすることで、酸化還元電位(ORP)と溶存水素濃度(DH)などが高い高濃度の酸性水を得ることができるようにした。
以下、このような構成についてより具体的に説明すると次の通りである。
本体100は、内部に一定量の水(原水)の供給を受けて電気分解するための電解槽本体である。
このような本体100は、内部が空の中空状からなり、電気分解したイオンを分離するようにイオン交換膜111を備える。イオン交換膜111は、本体100の内部を少なくとも2個の充填室110a、110bに区切る。本発明の好ましい実施例では、2個に分離したものとして説明しているが、多数個のイオン交換膜111を利用してこれよりさらに多く分離して構成してもよい。本発明の好ましい実施例において、このようなイオン交換膜としては、フッ素系キャッチオン交換膜(デュポン社製のナピオン117)を利用することができる。
一方、前記各充填室110a、110bには、電気分解するのために原水(水)の供給を受けることができるように入水口112a、113aと、電気分解した酸性水を外部に排出するための出水口112b、113bと、が形成される。
ここで、前記充填室110a、110bは、2個が構成されたものとして説明しているが、多数個のイオン交換膜111を利用して多数個の充填室に区切って並列に連結した形態で構成してもよい。
本発明の好ましい実施例において、前記充填室110aには、内部に隔壁120を設置してその内部を二つのサブ充填室110’、110’’に分ける。このとき、隔壁120は、図2及び図3のように、第1電極200とイオン交換膜111との間に設置し、直列形態(図面において「U」字の流れ)に流動するようにして水がこの充填室110aに留まる滞留時間をふやして高濃度の酸性水を安定的に得ることができるように構成することが好ましい。
また、本発明の好ましい実施例において、上述した入水口112aと出水口113bは、図1及び図3のように、一方面に並べて設置して、直列形態で流動する水の流出入が可能に設置する。
第1電極200は、いずれか一つの充填室110aに設置される。このとき、第1電極200は、イオン交換膜111との間に予め決められたサイズの充填空間が確保される。
そのために、前記第1電極200は、イオン交換膜111との間隙W1を0.1〜10.0mmになるように充填室110aに設置する。これは、間隙W1がこれより広くなると後述する第2電極300との電気分解能が低下すると判断されるからである。
本発明の好ましい実施例において、前記第1電極200は、充填室が2個以上構成された本体100に装着する場合には、一番外側に具備された充填室に装着する。
第2電極300は、第1電極200と異なる極性を有しながらイオン交換膜111と隣接するように他の充填室110bに設置される。
このとき、第2電極300が設置される充填室110bを多数個備える場合には、それぞれの充填室ごとに第2電極300を一つずつ設置する。
第3電極300’は、第2電極300と同一の極性を有しながらこの第2電極300の設置された充填室110b内に設置される。
このとき、前記第3電極300’は、第2電極300との間の予め決められた間隙W2だけ離隔するように設ける。この場合、間隙W2は0.1〜100.0mmに形成してその間をイオンの充填空間として活用する。
一方、本発明の好ましい実施例において、上述した第1〜第3電極200、300、300’は、打孔性白金電極またはメッシュ白金電極を利用することができる。
(動作)
上述した本発明の実施例1のような構成を有する本発明に係る酸性水電解槽の動作に対して説明すると次の通りである。
上述した本発明の実施例1のような構成を有する本発明に係る酸性水電解槽の動作に対して説明すると次の通りである。
まず、本体100には入水口112a、113aを通じて原水を供給する。このとき、原水は、2個の入水口112a、113aのうちいずれか一つだけを介して供給することができる。
続いて、第1電極200には陽極(+)を印加し、第2電極300と第3電極300’には陰極(−)を印加する。さらに、原水の電気分解が起きながらイオン交換膜111により陽極が印加された充填室110aにはOH−が充填され、陰極が印加された他の充填室110bにはH+が充填される。
このように、各充填室110a、110bにOH−とH+が充填されると、これらイオンの電位差により電流が流れるようになる。特に、第3電極300’が設けられた充填室110bの場合、陰極(−)性イオンの増加によりH+はHやH2に変換されるものと考えられる。
このように、イオンの充填により得られる高い電位差は、一般的に使用される水道水だけではなく、伝導度が低い純水(RO)や超純水(DI)を電気分解するのにも有用に用いられる。
以下、従来の酸性水電解槽と本発明の実施例1に係る酸性水電解槽の物性変化による試験結果は次の通りである。ここで、比較例は、特許文献1に記載した従来の酸性水電解槽であって実施例とは異なり隔壁がないものであり、実施例は、上述のように隔壁120を追加した構成である。
また、下の物性値としては、酸化還元電位(ORP)と溶存水素濃度(DH)、そしてpHそれぞれの電源条件と温度変化、流速変化によって測定した。
<電源条件による物性値の変化>
1.試験条件
原水:水道水(伝導度5uS/cmcm以下、pH7.0、ORP+500mV、温度21℃)
電源:DC24V
流速(流量):0.35L/min
測定器:TOA社の計測器
pH:TOA−21P
ORP:TOA−21P
DH:TOA DH−35A
1.試験条件
原水:水道水(伝導度5uS/cmcm以下、pH7.0、ORP+500mV、温度21℃)
電源:DC24V
流速(流量):0.35L/min
測定器:TOA社の計測器
pH:TOA−21P
ORP:TOA−21P
DH:TOA DH−35A
2.試験結果
実施例の試験結果は、下記の表1に示し、比較例の試験結果は、下記の表2に示した。このとき、電源は、5.3V〜12.2Vに上げながら、電流は、1A〜5Aに上げながら試験を行った。
実施例の試験結果は、下記の表1に示し、比較例の試験結果は、下記の表2に示した。このとき、電源は、5.3V〜12.2Vに上げながら、電流は、1A〜5Aに上げながら試験を行った。
3.総合
上の表1及び表2のように、実施例と比較例は、全て電圧と電流の強度が強くなることによってpHの変化はほとんどなく、ORPは小くなり、DHは大きくなることが分かる。
上の表1及び表2のように、実施例と比較例は、全て電圧と電流の強度が強くなることによってpHの変化はほとんどなく、ORPは小くなり、DHは大きくなることが分かる。
特に、ORPの場合、実施例は、−577〜−589(mV)であって、その変化幅に大きい差がないが、比較例は、−544〜−577(mV)であって、大きい差を示した。また、DHの場合、実施例は、0.82〜1.41(ppm)であって、比較例が0.54〜1.09(ppm)である点を考慮すると、比較例より約30〜40%程度さらに高いことが分かる。
<温度変化による物性値の変化>
1.試験条件
原水:水道水(伝導度5uS/cmcm以下、pH7.0、ORP+500mV、温度21℃)
電源:DC24V3A
流速(流量):0.35L/min
測定器:TOA社の計測器
pH:TOA−21P
ORP:TOA−21P
DH:TOA DH−35A
1.試験条件
原水:水道水(伝導度5uS/cmcm以下、pH7.0、ORP+500mV、温度21℃)
電源:DC24V3A
流速(流量):0.35L/min
測定器:TOA社の計測器
pH:TOA−21P
ORP:TOA−21P
DH:TOA DH−35A
2.試験結果
実施例の試験結果は、下記の表3に示し、比較例の試験結果は、下記の表4に示した。このとき、温度は、3〜98℃の範囲で次のように測定した。2.実験結果 実施例の試験結果は、下記の表3に示し、比較例の試験結果は、下記の表4に示した。このとき、温度は、3〜98℃の範囲で次のように測定した。
実施例の試験結果は、下記の表3に示し、比較例の試験結果は、下記の表4に示した。このとき、温度は、3〜98℃の範囲で次のように測定した。2.実験結果 実施例の試験結果は、下記の表3に示し、比較例の試験結果は、下記の表4に示した。このとき、温度は、3〜98℃の範囲で次のように測定した。
3.総合
上の表3及び表4のように、実施例と比較例は、全て温度が上がることによってpH変化はほとんどなく、ORPとDHが全て小くなることが分かる。
上の表3及び表4のように、実施例と比較例は、全て温度が上がることによってpH変化はほとんどなく、ORPとDHが全て小くなることが分かる。
特に、ORPの場合、実施例は、温度が3〜50℃前後までは徐徐に減少してから更に大きくなる現象を示したが、比較例は、温度変化によって増減を繰り返して低温と高温において大きい差を示した。そして、実施例は温度変化に関係なくほとんど一定な値を示したが、比較例は中間温度(50〜60℃)を基準として両側での差が著しく変わることが分かる。
また、DHの場合、実施例と比較例は、全て小くなるが、実施例が比較例より濃度が高い。特に、濃度が低くなる幅を見れば、実施例は、約20〜30%前後で小くなるが、比較例は、約50〜60%減少したことが分かる。
<流速変化による物性値の変化>
1.試験条件
原水:水道水(伝導度5uS/cmcm以下、pH7.0、ORP+500mV、温度21℃)
電源:DC24V3A
測定器:TOA社の計測器
pH:TOA−21P
ORP:TOA−21P
DH:TOA DH−35A
1.試験条件
原水:水道水(伝導度5uS/cmcm以下、pH7.0、ORP+500mV、温度21℃)
電源:DC24V3A
測定器:TOA社の計測器
pH:TOA−21P
ORP:TOA−21P
DH:TOA DH−35A
2.試験結果
実施例の試験結果は、下記の表5に示し、比較例の試験結果は、下記の表6に示した。このとき、流量は、0.1(L/min)から0.8(L/min)まで0.1(L/min)単位ずつ増やしながら測定した。
実施例の試験結果は、下記の表5に示し、比較例の試験結果は、下記の表6に示した。このとき、流量は、0.1(L/min)から0.8(L/min)まで0.1(L/min)単位ずつ増やしながら測定した。
3.総合
上の表5及び表6のように、実施例と比較例は、流速変化によってpH変化はほとんどなく、ORPとDHが変化することが分かる。
上の表5及び表6のように、実施例と比較例は、流速変化によってpH変化はほとんどなく、ORPとDHが変化することが分かる。
しかし、ORPの場合、実施例は−582〜−568(mV)であって、比較例(−581〜−534(mV))より減った幅が大きくないことが分かる。また、DHの場合にも、基本的に比較例より実施例が高いことが分かり、減少した幅においても、実施例は約20%減少したが、比較例は約40%であって実施例の二倍程度減少したことが分かる。
以上のように、本発明は、従来の特許文献2の構成と比べて、温度と電源変化、そして流量に関係なく酸化還元電位(ORP)の変位を最小化しながらも高濃度の酸性水を得ることができる。
本発明の実施例2に係る酸性水電解槽は、実施例1の構成と比べて、図4のように、実施例1の本体100にイオンタンク400をさらに構成したものである。ここで、実施例1と同一構成に対しては同じ参照符号を付与し、その詳細な説明を省略する。
イオンタンク400は、図4のように、前記本体100の入水口112aと出水口112bとの間に設けられ、第1電極200により充填室110a内に充填されたイオンを保存するタンクである。
ここで、前記イオンタンク400は、充填室110aに装着した例を示しているが、他の充填室110bに装着しても同一又は類似な効果を得ることができることは当業者であれば容易に分かる。
さらに、本発明の実施例2に係る酸性水電解槽は、このイオンタンク400に保存されるイオン量に比例するように、さらに大きい電位差を発生させることができ、その分酸化及び還元力を高めることができる。
本発明の実施例3に係る酸性水電解槽は、図5のように、実施例1において第2電極300と第3電極300’を互いに連結して同時に電源供給が行われるようにしたものである。
これは、第2電極300及び第2電極300と同一極性を有する他の一つの電極(第3電極)を一つに連結して同一の強さの電源を供給できるようにすることで、これら第2電極300と第3電極300’に電源供給が同時に行われて、これら電極に同一の電位差の電源が供給されて、表面電極を安定的に確張することができる。
最後に、実施例3は、実施例1の変形形態として説明しているが、このような構成は実施例2にも適用できることは当業者であれば容易に分かる。
Claims (7)
- 少なくとも一つのイオン交換膜(111)を中心として分離された少なくとも2個の充填室(110a、110b)を備え、各充填室(110a、110b)には、それぞれ入水口(112a、113a)と出水口(112b、113b)を有した本体(100)と、前記充填室(110a)に設置される第1電極(200)と、残りの充填室(110b)内にイオン交換膜(111)と近接するように設置されて第1電極(200)と異なる極性を有する第2電極(300)と、前記各充填室(110b)に、第2電極(300)と同一の極性を有しながらこの第2電極(300)と予め決められた間隔だけ離隔して設置された第3電極(300’)と、を含み、
前記第1電極(200)とイオン交換膜(111)との間には、隔壁(120)を追加して前記充填室(110a)をいずれか一側が互いに連結されるように二つのサブ充填室(110’、110’’)に分けて、前記入水口(112a)に入ってきた水はこの二つのサブ充填室(110’、110’’)を直列形態に順に経て出水口(112b)から出るようにしたことを特徴とする酸性水電解槽。 - 前記第2電極(300)と第3電極(300’)は、互いに連結されて同時に電源が印加されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の酸性水電解槽。
- 前記イオン交換膜(111)と前記第1電極(200)は、0.1〜10.0mmの間隙W1だけ離隔設置して原水が通過するようにその間を充填空間として利用することを特徴とする請求項1に記載の酸性水電解槽。
- 前記第2電極(300)と前記第3電極(300’)は、0.1〜100.0mmの間隙W2だけ離隔設置して原水が通過するようにその間を充填空間として利用することを特徴とする請求項1に記載の酸性水電解槽。
- 前記充填室(110a)の入水口(112a)と出水口(112b)と間には、イオンタンク(400)が具備されたことを特徴とする請求項1に記載の酸性水電解槽。
- 前記イオン交換膜(111)は、フッ素系キャッチオン交換膜であることを特徴とする請求項1に記載の酸性水電解槽。
- 前記第1〜第3電極(200、300、300’)は、打孔性白金電極またはメッシュ白金電極であることを特徴とする請求項1に記載の酸性水電解槽。
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