JP2017526472A - 個人用降下システム - Google Patents

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Abstract

個人用降下システムが提示される。個人用降下システムは、支持構造連結アセンブリ、及び制御降下装置を含む。支持構造連結アセンブリは、降下ライフラインに連結されるように設計及び構成される。支持構造連結アセンブリは、アダプタ接続部材を含む。アダプタ接続部材は、様々な種類のライフライン及びランヤードを、支持構造連結アセンブリに連結するように設計及び構成されている。制御降下装置は、支持構造連結アセンブリに選択的に連結される。制御降下装置は、ユーザーが着用する安全ハーネスに連結されるように設計及び構成されている。制御降下装置は、降下ライフラインの繰り出しを制御しながら、降下動作が行われる間に、支持構造連結アセンブリから分離するように更に構成されている。【選択図】図1

Description

関連出願に対する相互対照
本出願は、2014年9月12日に出願された、同表題の米国仮特許出願番号第62/049,629号に対する優先権を主張し、これは本明細書においてその全体が組み込まれる。
高所で作業する作業者は、落下する状況に備えて、様々な種類の安全装置を使用している。一般的に使用される安全装置としては、作業者が着用する安全ハーネス、及び安全ハーネスを支持構造に相互接続する、自動巻き取り式ライフラインシステムが挙げられる。作業者が落下する状況に陥る場合、自動巻き取り式ライフラインのブレーキシステムが落下を止める。しかし、一旦落下が止まれば、作業者を救助して安全な場所に移し、作業者が安全ハーネスで長時間にわたって吊るされる事態を防ぐための効果的なシステムが必要とされる。更に、作業者に意識がない状況において、救助者が、この作業者を救出して安全な位置に移すことを可能にするシステムが必要とされる。
上記の理由により、及び本明細書を読み、理解することにより当業者にとって明らかになる以下に記述される他の理由により、落下する状況に陥った作業者を救助して安全な位置に移すための効果的かつ効率的なシステムが当該技術分野において必要とされている。
現在のシステムの上記の問題は、本発明の実施形態により対処されるが、以下の明細書を読み、研究することによって理解されるであろう。以下の概要は、例として示され、決して制限をするものではない。これは単に、読者が本発明の態様の一部を理解するのを補助するために、提示される。
一実施形態において、個人用降下システムが提示される。個人用降下システムは、支持構造連結アセンブリ、及び制御降下装置を含む。支持構造連結アセンブリは、降下ライフラインに連結されるように設計及び構成される。支持構造連結アセンブリは、アダプタ接続部材を含む。アダプタ接続部材は、様々な種類のライフライン及びランヤードを、支持構造連結アセンブリに連結するように設計及び構成されている。制御降下装置は、支持構造連結アセンブリに選択的に連結される。制御降下装置は、ユーザーが着用する安全ハーネスに連結されるように設計及び構成されている。制御降下装置は、降下ライフラインの繰り出しを制御しながら、降下動作が行われる間に、支持構造連結アセンブリから分離するように更に構成されている。
別の実施形態において、別の個人用降下システムが提示される。この個人用降下システムは、降下ライフライン、支持構造連結アセンブリ、及び制御降下装置を含む。支持構造連結アセンブリは、主要接続部材及びDリングを含む。主要接続部材は、ラッチアーム取り付け開口部を含む。降下ライフラインは、主要接続部材に連結されている。Dリングは、主要接続部材に連結されている。制御降下装置は、ハウジング、ラッチアーム、ブレーキアセンブリ、及び自己展開システムを含む。ハウジングは、ユーザーが着用する安全ハーネスに連結されるように設計及び構成されている。ラッチアームは、ハウジングに枢動可能に連結される。ラッチアームは、支持構造連結アセンブリを制御降下装置に選択的に連結するために、主要接続部材のラッチアーム取り付け開口部内に選択的に受容される。ブレーキアセンブリはハウジング内に受容される。ブレーキアセンブリは、降下ライフラインの繰り出しを制御するために降下ライフラインと係合する。自己展開システムは、ラッチアームを選択的に解放してハウジングに対して枢動させることで、ラッチアームが主要接続部材のラッチアーム取り付け開口部から外れるように、設計及び構成されている。
別の実施形態において、更に別の個人用降下システムが提示される。この個人用降下システムは、降下ライフライン、支持構造連結アセンブリ、制御降下装置、及びスプールを含む。支持構造連結アセンブリは、主要接続部材及びアダプタ接続部材を含み、主要接続部材はラッチアーム取り付け開口部を有する。降下ライフラインは、主要接続部材に連結される。アダプタ接続部材は、主要接続部材に連結される。アダプタ接続部材は、支持ライフラインを、支持構造連結アセンブリに連結するように設計及び構成されている。制御降下装置は、ハウジング、ラッチアーム、及びブレーキシステムを含む。一対の離間した降下接続アームがハウジングから延びている。離間した降下接続アームの対は、位置合わせされた配索開口部を有する。ラッチアームは、降下接続アームの間に枢動可能に連結される。ラッチアームは、支持構造連結アセンブリを制御降下装置に選択的に連結するために、主要接続部材のラッチアーム取り付け開口部に選択的に受容される。ブレーキシステムがハウジング内に収容される。ブレーキアセンブリは、降下ライフラインの繰り出しを少なくとも部分的に制御するために、降下ライフラインと係合する。降下ライフラインの少なくとも一部を保持するためにスプールが使用される。降下ライフラインは、スプールからハウジングの入口に入り、ハウジングのブレーキシステムを通り、ハウジングの出口から出て、降下接続アームの位置合わせされた配索開口部を通り、主要コネクタ部材まで配索される。
更に別の実施形態において、別の個人用降下システムが提示される。この実施形態において、個人用降下システムは、降下ライフライン、支持構造及び制御降下装置、スプール、並びに封止容器を含む。支持構造連結アセンブリは、降下ライフラインに連結されるように設計及び構成される。制御降下装置は、支持構造連結アセンブリに選択的に連結される。制御降下装置は、ハウジング、分離シール、ブレーキアセンブリ、及び自己展開システムを含む。ハウジングは、ユーザーが着用する安全ハーネスに連結されるように設計及び構成されている。ハウジングは、降下ライフラインがハウジングに入る入口経路、及びハウジングから出る出口経路を有する。分離シールは、ハウジングの出口付近に位置付けられる。ブレーキアセンブリはハウジング内に受容される。ブレーキアセンブリは、降下ライフラインの繰り出しを制御するために降下ライフラインと係合する。自己展開システムは、制御降下装置を支持構造連結アセンブリから選択的に分離するように設計及び構成されている。スプールは、降下ライフラインの少なくとも一部を保持するように設計及び構成されている。降下ライフラインは、スプールから、ハウジングへの入口経路内に入る。封止容器は、湿分及びくずが、スプール上の降下ライフラインに到達するのを防ぐように、スプールの周囲に位置付けられる。
本発明は、発明を実施するための形態と、以下の図面を合わせて考察すると、より容易に理解することができ、その更なる利点及び用途が、容易に明らかとなる。
本発明の一実施形態による支持構造連結アセンブリの側面斜視図である。 図1の支持構造連結アセンブリを含む、本発明の実施形態の個人用降下システムの前方斜視図である。 図2Aの個人用降下システムの後方斜視図である。 本発明の一実施形態における、制御降下装置のブレーキ要素を例示する、図2Aの個人用降下システムの、部分前方切欠図である。 一実施形態における、展開する前の、図2Aの個人用降下システムの部分前方切欠図である。 本発明の一実施形態における、展開した後の、図2Aの個人用降下システムの、部分前方切欠図である。 本発明の一実施形態における、他者が引いて展開中の、図2Aの個人用降下システムの、部分前方切欠図である。 本発明の一実施形態における、他者が引いて展開した後の、図2Aの個人用降下システムの、部分前方切欠図である。 本発明の一実施形態における、制御降下装置の一部の部分前方斜視図である。 本発明の一実施形態における、展開する前の、ロープの配索を例示する図2Aの個人用降下システムの、前面図である。 本発明の一実施形態における、展開した後のロープの配索を例示する、図2Aの個人用降下システムの前面図である。 本発明の一実施形態における、自動巻き取り式ライフラインコネクタに連結された、図2Aの個人用降下システムの前方斜視図である。 本発明の別の実施形態における、別の自動巻き取り式ライフラインコネクタに連結された、図2Aの個人用降下システムの前方斜視図である。 本発明の一実施形態における、安全ハーネスに連結された、図2Aの個人用降下システムの前方斜視図である。 本発明の一実施形態における、制御降下装置、及びロープ送出スプールの部分前方斜視図である。 本発明の別の実施形態による個人用降下システムの側方斜視図である。 図10の個人用降下システムの側方斜視部分分解図である。 本発明の一実施形態による支持構造連結アセンブリの側方斜視図である。 図12Aの支持構造連結アセンブリの側面図である。 図12Aの支持構造連結アセンブリの側方斜視分解図である。 図10の個人用降下システムの部分前面図である。 図13Aの一部の拡大図である。 図10の個人用降下システムの部分前面図である。 図10の個人用降下システムの後面図である。 第1期間におけるアクティブ化の間における、図10の個人用降下システムの前面図である。 第2期間におけるアクティブ化の間における、図10の個人用降下システムの前面図である。 本発明の一実施形態の収容システムの前面図である。 作業者が着用する安全ハーネスに連結された図17の収容システムの図である。 本発明の別の実施形態の収容システムの部分側面図である。 図19の収容システムの内側チャンバの部分図である。 図19の収容システムの前面図である。
慣習に従い、様々な記載される特徴は、縮尺通りに描かれず、本発明と関連する特定の特徴を強調するように描かれている。参照文字は、図面及び文章を通じて、同様の要素を示している。
以下の「発明を実施するための形態」では、本明細書の一部分を形成する添付図面が参照され、本発明が実行され得る特定の実施形態が実例として示される。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施するために十分に詳細に説明されており、他の実施形態も使用でき、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく変更を行うことができるものと理解される。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味で解釈されるべきではなく、本発明の範囲は、請求項、及び同等のものによってのみ既定される。
本発明の実施形態は、救助現場において使用することができる、個人用降下システム200を提示する。図1を参照するとこれは、例示される実施形態において、個人用降下システム200の一部を形成する、支持構造連結アセンブリ100の側方斜視図である。支持構造連結アセンブリ100は、Dリング102を含んでいる。この実施形態において、Dリング102は、救助開口部103を形成する救助部分102aと、ネック部分102bとを有している。ライフライン(図示されない)などは、救助現場において、救助部分102aに取り付けることができる。支持構造連結アセンブリ100のネック部分102bは、救助部分102aから延びている。ネック部分102bは、Dリング接続部分102cへと続いている。特に、Dリング102のネック部分102bは、支持構造連結アセンブリ100の救助部分102aと、Dリング接続部分102cとの間に位置付けられている。Dリング接続部分102cは、図2Aに最もよく例示されている、一対のアーム104a及び104bを含む。主要接続部材106の一部が、支持構造連結アセンブリ100の一対のアーム104aと、104bとの間に位置付けられている。枢動接続ピン105は、Dリング102のDリング接続部分102cのアーム104a及び104bを通る開口部、及び主要接続部材106のDリング接続開口部107(図1に例示される)を介して、Dリング102を主要接続部材106へと枢動可能に連結している。主要接続部材106は、様々な接続開口部107、109、111、及び113を、互いに対して位置付けるような形状である。図1の実施形態において、主要接続部材106は、全体的に角の丸い三角形の形状を有している。離間した接続開口部107、109、111、及び113は、上記のDリング接続開口部107、アダプタ部材開口部109、ラッチアーム取り付け開口部111、及び降下ライフライン終端開口部113を含む。支持構造連結アセンブリ100は更に、図1の実施形態においてはばねである、Dリング付勢部材120を含む。Dリング付勢部材120は、示される実施形態においては、枢動接続ピン105の少なくとも一部の周囲に位置付けられた、コイル部分120aを含む。Dリング付勢部材120は、Dリング102のネック部分102bの空洞内に受容される第1アーム部分120b、及び主要接続部材106の空洞内に受容される第2アーム部分120cを含む。支持構造連結アセンブリ100が、安全ハーネス600(図8に例示される)に取り付けられるとき、Dリング付勢部材120は、救助部分102aが上方位置へと延びてアクセス可能となるように、Dリング102をアクセス位置へと付勢する。Dリング102は、上記のように救助現場において使用されるだけではなく、ユーザーがSRLの代わりにランヤードの使用を選択する場合に、着用者の主要ライフラインとして使用されるランヤードの取り付け点として使用されることもまた意図される。
再び図1を参照し、アダプタ接続部材130もまた、支持構造連結アセンブリ100の主要接続部材106に取り付けられている。アダプタ接続部材130は、受容ヘッド部分130a、ネック部分130b、及びベースコネクタ部分130cを含む。ネック部分130bは、受容ヘッド部分130aと、ベースコネクタ部分130cとの間に位置付けられる。ベースコネクタ部分130cは、図2Aに最も良く示されるように、第1アーム131a及び第2アーム131bを含む。位置合わせされた、アダプタ接続部材130の第1アーム131a及び第2アーム131b開口部、並びに、主要接続部材106のアダプタ部材開口部109を通るコネクタピン132は、アダプタ接続部材130を、主要接続部材106に枢動可能に連結している。アダプタ接続部材130の受容ヘッド部分130aは、以下に詳細に記載される、自動巻き取り式ライフライン(SRL)連結部材を受容するような形状の、受容経路133を含む。この代表的な実施形態における受容経路133の形状は、全体的に矩形であり、矩形の部分を形成する一方の縁部にノッチ135を備えている。アダプタ接続部材130の受容ヘッド部分130aは更に、第1表面129a、及び反対の第2表面129bを含む。
個人用降下システム200を構成する制御降下装置140が、支持構造連結アセンブリ100に選択的に取り付けられる。個人用降下システム200は、図2Aの前面斜視図、及び図2Bの後方斜視側面図に例示されている。制御降下装置140は、救助の状況において制御された降下を実現するために使用される。制御降下装置140は、作業者を救助のため所望の位置へと下ろすために起動されると、降下ライフライン202(図6A及び6Bに示される、ロープ、ケーブルなど)を選択された速度で繰り出す。これについては以下に更に記載される。図2Bに例示されるように、制御降下装置140のラッチアーム142は、主要接続部材106のラッチアーム取り付け開口部111を通って、制御降下装置140を、支持構造連結アセンブリ100へと選択的に連結する。ラッチアーム142は、制御降下装置140のハウジング141の降下接続アーム141a及と141bとの間で、枢動コネクタ144を介して枢動可能に連結された、第1端部142aを含む。ラッチアーム142は、第2端部142bを更に含む。ラッチアーム142の第2端部142bは、ラッチアーム142を、制御降下装置140(以下でも、より詳細に記載される)に対して選択的に固定するために、ロックピン252が選択的に受容されるロック開口部143を含む。降下ハウジングは更に、ヒューズ接続アーム146a及び146bを更に含む。ヒューズ接続アーム146a及び146bは、位置合わせされたヒューズ穴148a及び148bを有し、ここにヒューズ150が保持される。ヒューズ150は、制御降下装置140が意図せずして展開されるのを防ぐ。図2Bの後方斜視図はまた、ハウジング141の後部から延びる一対の離間したハーネス接続アーム172a及び172bを含む、安全ハーネス接続アセンブリ170を例示している。ハウジング接続ピン174は、ハーネス接続アーム172a及び172b内の位置合わせされた経路を通る。安全ハーネス600(図8に例示される)の安全ハーネス帯ひも602、及び604(又はストラップ)は、個人用降下システム200を安全ハーネス600に連結するために、ハウジング接続ピン174と、降下ハウジング141との間に位置付けられている。一実施形態において、安全ハーネス600の帯ひも602及び604がユーザーの背部で交差する位置において、帯ひも602及び604は、個人用降下システム200に連結される。
また、自己展開システム250(一般的には、展開システム250と称される)もまた、図2A及び2Bに例示されている。ユーザー展開システム250はエンドループ部分250aを含み、ユーザーがユーザー展開システム250を把持し、引っ張ってユーザー展開システム250を起動できるようになっている。一実施形態において、ユーザー展開システム250は、ワイヤーケーブルから作製される。図2Cの前面図を参照し、制御降下装置140はまた、降下ライフライン202(図6Aに例示される)の繰り出し速度を制御するのに役立つ、ブレーキシステム300を含む。この実施形態におけるブレーキシステム300は、ローターギア(図示されない)によって中央ローター304に回転可能に連結された、主要ギア302を含む。一対のブレーキ爪部306a及び306bは、中央ローター304に枢動可能に連結されている。ブレーキ爪部306a及び306bは、降下ライフライン202の繰り出しを遅らせるため摩擦を生じるように、ハウジング141の内面307に回転可能に係合する。ブレーキプーリ310は、主要ギア302と共に回転するように、連結されている。更に、ブレーキプーリ310は、図6Aに示され、以下に詳細に記載されるように、次にロープと係合する。
展開する前の個人用降下システム200の前面切欠部が、図3Aに図示されている。図3Aに例示されるように、展開システム250の長尺部分250b(細長くなった部分)が、ロックピン252に連結されている。図3Aに例示されるように、ロックピン252は、制御降下装置140のハウジング141に対して静止位置にラッチアーム142を選択的に固定するように、ラッチアーム142のロック開口部143内に選択的に受容されるように設計された、第1ロック端部252aを含んでいる。ロックピン252は、展開システム250の長尺部分250bに連結された、第2接続端部252bを更に含んでいる。ロックピン252、及び展開システム250の長尺部分250bの一部は、ハウジング141の展開経路256内に受容されている。特に、この実施形態において、展開経路256は、第1直径を有する第1部分256a、及び第2の、より大きな直径を有する第2部分256bを有する。展開経路肩部256cは、第1部分256aと、第2部分256bとの間の遷移部にある。ロックピン252の第1ロック端部252aは、第1ロック端部252aが展開経路256の第2部分256b、及びラッチアーム142のロック開口部143内に、ぴったりと受容されるのを可能にする、第1直径を有する。ロックピン252の第2接続端部252bは、第2の、より小さい直径を有する。ロックピン肩部252cは、ロックピン252の第1ロック端部252aと、第2接続端部252bとの間の遷移部に形成される。ロック付勢部材254は、ロックピン252の第2接続端部252bの周囲に受容される。特に、ロック付勢部材254(この実施形態においてはばね)は、ロックピン252を、ラッチアーム142のロック開口部143内に付勢するために、ロックピン252のロックピン肩部252cに当接する第1端部と、展開経路肩部256cに当接する第2端部とを有する。
図3Bは、展開後の、個人用降下システム200の一部の前方切欠区分を例示している。特に、図3Aは、ロック付勢部材254の付勢力に抵抗するように引かれる、展開システム250を示している。使用時には、これは典型的には、展開システム250のエンドループ部分250aを引くユーザーによって行われる。この行為により、ロックピン252の第1ロック端部252aは、ラッチアーム142のロック開口部143から出る。ラッチアーム142にかかる重量(これは、落下中にかかるであろうユーザーの体重である)によりラッチアーム142が、ハウジング141との枢動接続部144を中心として回転する。ラッチアーム142が回転すると、これは、主要接続部材106のラッチアーム取り付け開口部111(図3Aに示される)から引き出されて、制御降下装置140を、主要接続部材106から解放する。一実施形態において、重量がヒューズ150(図2Bに示される)を破壊するほどではない場合、ロックピンがラッチアーム142のロック開口部143から外れても、枢動して開くことはない。この状況は、落下する状況が起きていないにもかかわらず、展開システム250が偶発的に引かれた(すなわち、何かに引っかかる)場合に生じ得る。支持構造連結アセンブリ100の主要接続部材106の、ラッチアーム142に対する位置は、ロックピン252(ラッチアーム142の中心に向かって付勢されている)に対する負荷を低減し、展開システム250を引き易くする。更に、ラッチアーム142の底面は角度を成しており、制御降下装置140が展開される際に、支持構造連結アセンブリ100の主要接続部材106のラッチアーム取り付け開口部111から容易に摺動して外れるようになっている。
実施形態はまた、自己展開システム250(展開システム250)と相互作用する、バディ展開システム320を含んでいる。バディ展開システム320は、ユーザーが自己展開システム250を起動できない状況において使用される。これは、ユーザーに意識がないか、ないしは別のかたちで、展開システム250を起動できない場合に生じ得る。バディ展開システム320は、図4Aに例示されている。特に、図4Aは、ラッチアーム142を展開するバディ展開システム320を例示している。バディ展開システム320は、バディ起動ベース部材322、停止部330、及び係合ループ324を含む。バディ起動ベース部材322は、第1起動部分322a、第2接続部分322b、及び第1起動部分322aと第2接続部分322bとの間の遷移部である、傾斜面323を備える、中央傾斜部322cを含む。傾斜面323は、一実施形態において、あらゆる角度における容易な起動を可能にするカム表面を有する。停止部330は、選択位置において、自己展開システム250に連結される。第1起動部分322aは、スロット326、及び座部328(図3Bに例示されている)を更に含む。展開システム250の長尺部分250bは、バディ起動ベース部材322のスロット326内に受容される。停止部330の直径は、スロット326の幅よりも大きい。一実施形態において、停止部330は、ロック付勢部材254によりもたらされる張力下において、バディ起動ベース部材322の第1起動部分322aと、第2接続部分322bとの間で、バディ起動ベース部材322の座部328内に位置する。バディ展開システム320を起動するため、バディ起動ベース部材322の第2接続部分322bに連結された、係合ループ324が、引かれる。これは、救助者により操作される、フック及びポール構成などの使用により行うことができる。係合ループ324が引かれると、停止部330は、バディ起動ベース部材322の中央傾斜部分322cの傾斜面323に沿って、第1起動部分322aまで推進される。第1起動部分322aの幅は、ラッチアーム142のロック開口部143を係合離脱させるためにロックピン252が移動するべき距離よりも大きいため、長尺部材250bに接続された停止部310が傾斜面333に沿って移動すると、図4Aに例示されるように、ラッチアーム142が係合離脱する。バディ起動ベース部材322の中央傾斜部分322cは、ロック付勢部材254が通常条件においては停止部330を傾斜面323の上へと推進せず、一方でバディ展開システム320が起動されるときには停止部330が傾斜面323を登るのを可能とするように、選択された曲率を有する。バディ展開システム320の1つの特徴は、図4Bに例示されるように、展開後に、バディ起動ベース部材322が個人用降下システム200から分離することである。これは、バディ展開システム320のバディ起動ベース部材322及び係合ループ324部分、並びに、救助フック及びポール構成(図示されない)が、展開中に、救助者の手から引き離されないことを確実にする。
図5を参照し、ハウジング141の一部が例示されている。この図において、一実施形態における、展開経路256への開口部が示されている。この実施形態において、この開口部は、展開システム250の長尺部材250bが起動のために、降下ハウジング141に対してどの方向に引かれても、開口構成が、展開システム250の運動を阻害しないように、選択された曲率を有する円筒形の口部257を含む。
降下ライフライン202の配索が図6Aに例示されている。特に、図6Aは、個人用降下システム200の展開前の、降下ライフライン202の配索を例示している。安全ハーネス600(図9に示される)のポーチ702内のスプール700上に保存された降下ライフライン202は、配索ブラケット147を通って、ブレーキシステム300のブレーキプーリ310の周囲に配索され、これは次に、降下ハウジング141の降下接続アーム141a及び141bの配索開口部145を通ってループ状になり、その後、図6Aに例示されるように、主要接続部材106の降下ライフライン終端開口部113に結ばれる。図6Bを参照し、展開後のロープの配索が例示されている。図6Bに例示されるように、ラッチアーム142は、展開システム250によって解放される。ここで、ラッチアーム142は、主要接続部材106内に係合しておらず、主要接続部材がハウジング141から分離するのを可能にする。主要接続部材106(及びDリング102)の分離速度は、ブレーキシステム300、及び上記の配索経路を通過する降下ライフライン202によって制御される。配索経路は、降下ライフライン202に摩擦をもたらす。他の実施形態において、降下ライフライン202は、袋の中で巻かれるか、ライフラインを弾力的になるように多数回折り畳むことなどが挙げられるがこれらに限定されない、スプール以外の他の手段で保存される。
上記のように、主要接続部材106に連結された、アダプタ接続部材130を使用して、様々な種類のSRL又は他の好適なライフライン又はランヤードをベースプレート106に連結することができる。図7Aを参照し、ミネソタ州、レッドウイングのCapital Safety USAからの、DBI−SALA(登録商標)SRL(図示されない)のための、Nano−Lok(商標)縁部取り付けシステム400を接続するために使用される、アダプタ接続部材130の実施例が例示されている。Nano−Lok(商標)縁部取り付けシステム400は、連結部材402を含む。連結部材402は、アダプタ接続部材130の受容経路133(図1に図示される)を通る大きさの第1部分402aを有し、一方で連結部材402の第2プレート部分402bは、アダプタ接続部材130の第1表面129a(図1に示される)と係合するように設計されている。コネクタ404の固定ピン406が、連結部材402の第1部分402aの保持開口部内に受容されて、コネクタ404を、アダプタ接続部材130に固定する。特に、この構成はコネクタ404を、アダプタ接続部材130の第2表面129bに係合するように位置付ける。コネクタは、アダプタ接続部材130の受容経路133より大きくなっており、よって受容経路133を通して引くことができないため、コネクタ404は、アダプタ接続部材130に固定される。異なる取り付けシステムの例が図7Bに例示されている。この取り付けシステムの例は、ミネソタ州、レッドウイングのCapital Safety USAからの、DBI−SALA(登録商標)Nano−Lok(商標)SRL(図示されない)のための、Nano−Lok(商標)取り付けシステム500である。この取り付けシステム500は、アダプタ接続部材130の受容経路133(図1に図示される)を通る、第1部分502aを有する、連結部材502を含む。受容経路133を通って適合しない、連結部材502の第2部分502bは、アダプタ接続部材130の第1表面129aと係合する。取り付けシステムは更に、コネクタ506を含む。コネクタ506は、連結部材131の第1部分502aの穴内に受容されるように設計された接続部分507を含む。コネクタ506はアダプタ接続部材130の受容経路133よりも大きいので、コネクタ506は、受容経路133を通して引くことができず、内部でNano−Lok(商標)取り付けシステム500を、アダプタ接続部材130に固定する。他の種類のライフライン又はランヤードを収容するために他の好適な連結部材が使用され得ることが認識される。
上記のように、図8は、安全ハーネス600に取り付けられた個人用降下システム200の実施形態を例示している。図8に例示されるように、Dリング102の救助部分102aは、上方の位置へと付勢されており、救助現場においてアクセスし易くなっている。したがって、個人用降下装置200は2つの救助方法をもたらす。第1の方法は、Dリング102の係合により作業者を安全な場所に移すことであり、第2の方法は、制御降下装置140の展開により、作業者を安全な場所に下ろすことである。加えて、自己展開システム250は、使い易くするために、肩ストラップに動作可能に連結されてもよい。更に、上記のように、図9に図示されるように、一実施形態においては、ポーチ702が、安全ハーネス600に取り付けられて、制御降下装置に装填された降下ライフライン202のスプール700を保持する。
図10を参照し、個人用降下システムの第2実施形態900が提示されている。この実施形態は、支持構造連結アセンブリ800、制御降下装置840、及び降下ライフライン902を含んでいる。支持構造連結アセンブリ800は、以下に記載されるように、一般的には、Dリング802、主要接続部材906、及びアダプタ接続部材930を含む。制御降下装置840は一般的には、ハウジング841と、自己展開システム950と、バディ起動ベース部材1322を備えるバディ展開システム960とを含む。この実施形態における、個人用降下装置900は更に、スプールブラケット1100、及び降下ライフライン902を保持するためのスプール1000を含む。個人用降下システム900の部分分解図は、図11に例示される。この図は、ハウジング841を構成する、第1ハウジング部分841a、及び第2ハウジング部分841bを含む、制御降下装置840を例示している。一実施形態において、第1ハウジング部分841a、及び第2ハウジング部分841bは、ハウジングシール750によって互いに密封される。全体で861として示されている、ブレーキアセンブリが、第1ハウジング部分841a及び第2ハウジング部分841bによって形成された空洞内に収容される。ブレーキアセンブリ861は、主要ギア852を含む。主要ギア852は、外側歯852a、及び選択された形状を有する中央主要ギア経路851を含む。この実施形態において、選択された形状は六角形である。ブレーキアセンブリ861は、中央ローター854を更に含む。主要ギア852の外側歯852aに係合するように設計及び配置された、ローター歯854aが、中央ローター854に連結される。中央ローター854は、ローターシャフト862を介して第1ハウジング部分841a、及び第2ハウジング部分841b内に取り付けられる。ローターシャフト862は、第1ハウジング部分841a、及び第2ハウジング部分841b内の各ハウジング座部内に受容される。更に、ローターシャフトベアリング860a及び860bは、ローターシャフト862の各端部に係合するように、対応するハウジング座部内に位置付けられる。一対のブレーキ爪部856a及び856bが、中央ローター854の反対方向に延びるアームに枢動可能に連結される。ブレーキパッド857a及び857bは、それぞれブレーキ爪部856a及び856bに連結される。ブレーキパッド857a及び857bは、個人用降下システム900の第1ハウジング部分841a内に形成された、ブレーキチャンバ837と係合する。
ブレーキアセンブリ861は、ブレーキプーリ812を更に含む。ブレーキプーリ812は、主要ギア852の中央主要ギア経路851に受容されるように設計された、ギア係合部分812aを含む。ブレーキプーリ812は中央経路813を更に含み、それを通して、プーリシャフト814が、ブレーキプーリ812及び主要ギア852を、第1ハウジング部分841a及び第2ハウジング部分841bに回転可能に連結する。特に、プーリシャフト814は、第1ハウジング部分841a及び第2ハウジング部分841bの各ハウジング内の各座部に受容される。示される実施形態において、ベアリング858a及び858bは、プーリシャフト814の各端部に受容される。ブレーキプーリ812付近の第1ハウジング部分841a及び第2ハウジング部分841b内に、配索プーリ810が回転可能に連結される。図14に示されるように、降下ライフライン902は、配索プーリ810及びブレーキプーリ812の周囲に配索される。
降下ライフライン902は、図11において全体として845として示されるネジ付き入口経路を介して、第1ハウジング部分841aの底部を通る。中央ライフライン経路872aを有する封止ボルト872は、第1ハウジング部分841aにおいて、ねじ状の入口経路845と螺合し、スプールブラケット1100を第1ハウジング部分841aに連結する。封止ウォッシャ874を使用して、封止接続が実現される。図14に最も良く例示されるように、降下ライフライン902は、封止ボルト872の中央ライフライン経路872aを通る。一実施形態において、ポリ袋などの封止容器1200は、スプール1000及びスプールブラケット1100を包囲する(図14の下部に示される)。降下ライフライン902の周囲に位置付けられた封止ボルト872は最初にスプールブラケット1100を通り、その後、ポリ袋1200の穴を通って配索される。封止ワッシャ874はその後、適所に配置され、封止ボルト872のネジが、経路845のネジと係合する。この構成は、降下ライフライン902のスプール1000と、下記のハウジング841のブレーキアセンブリ861との間に封止接続を実現する。降下ライフライン902は、第1ハウジング部分841aの出口経路843を更に通る。一実施形態において、くず及び湿分がハウジング841に入るのを防ぐために、分離シール870が使用される。この実施形態における個人用降下システム900はまた、第1展開シール752及び第2展開シール754を含む。図13Aに示されるように、第1展開シール752は自己展開システム950のロックピン1252の周囲に位置付けられ、図13A及び13Bに示されるように、第2展開シール754は、ハウジング841の円筒形口部757付近の展開経路740に位置付けられる。これらの展開シール752及び754は、くず及び湿分が、ハウジング841内に入るのを防ぐ。
図11に例示されるように、スプールブラケット1100は全体的にU字型を形成する両側に延びるサイドプレート1110b及び1110cを備える、中央ミッドプレート1110aを含んでいる。ミッドプレート1110aは、ライフライン経路1111cを含み、これを通して降下ライフライン902が延びる。延びているサイドプレート1110b、及び1110cのそれぞれが、取り付け開口部1111a及び1111b(図15に示されている)を含んでいる。取り付け開口部1111a及び1111bをそれぞれ通るスプールベアリング1020a及び1020bは、スプール1000をスプールブラケット1100に回転可能に連結する。スプール1000は、中央ハブ1000cと、対向可能に取り付けられた第1ディスク1000a及び第2ディスク1000bとを含む。中央ハブ1000cは、スプールベアリング1020a及び1020bそれぞれが内部に受容される中央スプール経路1001を含む。
上記の個人用降下システム200と同様に、ラッチアーム842は、降下接続アーム847a及び847bを通過する枢動接続部844を介して、ハウジング841の第2ハウジング部分841bに連結される。この実施形態の個人用降下装置900は更に、長尺部分950b(細長くなった部分)を含む自己展開システム950と、ユーザーが自己展開システム950を把持するのを可能にするためのエンドループ部分250aとを含む。これは、上記の展開システム250と同様である。更に、上記の個人用降下システム200と同様に、個人用降下システム900は、長尺部分950bの停止部923、及びバディ起動ベース部材1322を備える。この実施形態において、バディ展開システム960は、長尺部分960a(長尺バディ部分)を含み、これは一端がバディ起動ベース部材1322に連結され、他端がバディ起動部分961に連結されている。バディ起動部分961は、起動ベース961a及び起動接続部分961bを含み、これらについては以下に更に記載される。
図11は更に、ラチェットアーム762、及びピン764を例示している。ラチェットアーム762は、第1ハウジング部分841a、及び第2ハウジング部分841bにより形成されるポケット(図示されない)により適所に保持される。ラチェットアーム762は、主要ギア852の外側歯852aと係合する。まず、組み立て時には、ラチェットアーム762が主要ギア852の外側歯852aと係合しても、ラチェットアーム762及びラチェットアーム762を保持するポケットの構成は、主要ギア852が両方向に回転可能になっている。これは、個人用降下システム900の作製者が降下ライフライン902を、スプール1000及びハウジング841に対して適切に位置付けることを可能にする。一度降下ライフライン902が適切に位置付けられると、ピン764が、第2ハウジング部分841bのピン開口部761に挿入される。ピン764は一度挿入されるとラチェットアーム762と係合し、この係合は、展開後にラチェットアームが、降下ライフライン902をスプール1000へ巻き戻す方向へ主要ギア852が回転するのを防ぐようになっている。この特徴は個人用降下システム900が2度以上使用されるのを防ぐ。
支持構造連結アセンブリ800は更に、図12A〜12Cに詳細に例示されている。支持構造連結アセンブリ800は、Dリング802を含んでいる。Dリング802は、救助部分802a、ネック部分802b、及びDリング接続部分802cを有する。救助部分802aは救助開口部803を含む。Dリング接続部分802cは、離間した第1アーム804a及び第2アーム804bを含む。第1アーム804a及び第2アーム804bは、それぞれ位置合わせされた接続開口部807a及び807bを含む。支持構造連結アセンブリ800は、付勢部材820を更に含む。付勢部材820は、第1コイル部分820a、第2コイル部分820b、及び第1コイル部分820aと第2コイル部分820bとの間に延びる係合部分820cを含む。支持構造連結アセンブリ800は、主要接続部材906を更に含む。主要接続部材906は、この実施形態において、3つの離間した開口部を含む。特に、主要接続部材906は、ラッチアーム取り付け開口部911、アダプタ部材開口部907、及び降下ライフライン終端開口部913を含む。ラッチアーム取り付け開口部911は、支持構造連結アセンブリ800をハウジング841へと選択的に連結するために、個人用降下システム900のラッチアーム842を選択的に受容する。この設計の1つの特徴は、ラッチアーム842は、ラッチアーム取り付け開口部911内で自由に回転することである。したがって、落下する状況が起きた場合、支持構造連結アセンブリ800は、急激な負荷により、ハウジング841に対して移動する(すなわち、回転する)ことが可能となる。降下ライフライン終端開口部913は、降下ライフライン902を、主要コネクタ部材906に連結するために使用される。支持構造連結アセンブリ800はアダプタ接続部材930を更に含む。この実施形態において、アダプタ接続部材930は、中央接続部材経路931を有するベース部分932を含む。位置合わせされたDリング接続開口部929a及び929bを有する、離間したDリング接続アーム932a及び932bが、ベース部分932の一方の側から延びている。ベース部分932の反対側からは、離間した装置接続アーム932c及び932dが延びている。離間した装置接続アーム932c及び932dは、それぞれ位置合わせされた装置接続開口部933a及び933bを含んでいる。アダプタ接続部材930のDリング接続開口部929a及び929b、Dリング802の接続開口部807a及び807b、並びに主要コネクタ部材906のアダプタ部材開口部907を通過するDリングリベット920は、Dリング802、主要接続部材906、及びアダプタ接続部材930を共に連結する。更に、付勢部材820のコイル部分820a及び820bは、付勢部材820の係合部分820cが、Dリング802のネック部分802bと係合するような方法で、Dリングリベット920の周囲に受容される。この構成は、Dリング802を所望の位置へと付勢する。
図13Aを参照し、個人用降下システムの部分前面図が例示されている。この図では、内部構成要素の一部を例示するために、第2ハウジング部分の一部が除去されている。特に、図13Aは、自己展開システム950(これは一般的に、展開システム950と称され得る)の長尺部分950bに連結された、ロックピン1252を例示している。例示されるように、長尺部分950b及びロックピン1252両方の一部が、ハウジング841の展開経路740内に受容される。ロックピン1252は更に、ハウジング841に対して静止した位置にラッチアーム842を固定するために、ラッチアーム842のロック開口部842a内に選択的に受容される。展開経路740内の長尺部分950bの一部の周囲で受容された固定付勢部材1254は、ロックピン1252に付勢力をかけて、ロック開口部842a内のロックピン1252の少なくとも一部を付勢するために位置付けられている。個人用降下装置900を起動する際、ロック付勢部材1254の付勢力に対向するような方向で、長尺部分950b(細長くなった部分)が引かれ、ロックピン1252の一部が、ラッチアーム842のロック開口部842aから外れるようにする。上記のヒューズ150と同様の、ヒューズ997もまた、図13Aに例示されている。この構成において、自己展開システム950又はバディ展開システム960が引かれ、ロックピン1252がラッチアーム842のロック開口部842aから外れても、ラッチアーム842により、選択された量の力がヒューズ997にかけられ、ヒューズ997を破壊し、これがラッチアーム842を枢動させない限り、個人用降下装置900は起動されない。これは、個人用降下装置900の意図しない起動を防ぐ。この選択された量の力は、個人用降下装置900に、落下の後に吊るされたユーザーの体重がかかったときに、ラッチアーム842がもたらす力の量に関連する。
990と示される個所の拡大図が図13Bに例示されている。ここでもまた、装置が構成される様子を例示するために、構成要素の一部が除去されている。バディ起動ベース部材1322は、上記のバディ起動ベース部材322と同様に構成されている。通常動作において、停止部923はバディ起動ベース部材1322の座部1323内に位置している。この実施形態において、バディ展開システム960のバディ長尺部分960aは、バディ起動ベース部材1322内のバディ接続経路1321を通して延びている。バディ長尺部分960aの終端部に連結されたバディ停止部959は、バディ展開システム960を、バディ起動ベース部材1322に接続する。バディ展開装置960を使用して個人用降下装置900を起動するとき、バディ長尺部分960aが移動することにより、自己展開システム950の停止部923(自己停止部)が、バディ起動ベース部材1322の傾斜区分1322aを上昇する。この動作は、ロック付勢部材1254の付勢力に対向し、ロックピン1252の一部が、ラッチアーム842のロック開口部842aから外れるようにする。バディ起動ベース部材1322のスロット1319は、個人用降下装置900が起動されたときに、自己展開システム950の長尺部分950bが、バディ起動ベース部材1322から分離するのを可能にする。この構成は、救助のための降下中に、降下ライフライン902の繰り出しが行われるにあたり、バディ展開システム960の、個人用降下装置900への干渉を防ぐ。これはまた、バディ展開システム960と係合するために使用される救助用のフック及びポール構成が、個人用降下装置900の展開中に、救助者の手から引き離されるのを防ぐ。この実施形態はまた、上記の円筒形口部257と同様の円筒形口部757を含む。
図14は、個人用降下装置900の別の部分前面図を例示しており、個人用降下装置900の構成を更に例示するために構成要素の一部が除去されている。この図は、降下ライフライン902の配索を例示している。例示されるように降下ライフライン902は、スプール1000の周囲に巻かれており、この実施形態例ではスプール1000は、封止容器1200(ポリ袋カバーが挙げられるがこれに限定されない)内に収容されている。更に、降下ライフライン902は、袋の中で折り畳まれたり、ウェブループで保持されたり、パック内に真空密封されたりし得る。降下ライフライン902はその後ハウジング841内へと配索される。例示されるように、降下ライフライン902が配索プーリ810、及びその後ブレーキプーリ812の周囲に配索される。降下ライフライン902はその後ハウジング841から出て、ハウジング841の接続アーム847a及び847bの配索開口部1145を通り(847bのみが図14に例示されている)、その後接続アーム847a及び847bの周囲から主要接続部材906まで配索される。図14はまた、ハウジング841内のブレーキアセンブリ861を保護するシールを例示している。特に、図14は、スプールブラケット1110をハウジング841に連結し、かつ降下ライフライン902の経路をハウジング841内にもたらす、封止ボルト872及び封止ワッシャ874を例示している。ハウジング内の経路にある他のシールは、分離シール870である。分離シール870は、降下ライフライン902がハウジング841から出る場所で、降下ライフライン902の周囲に示されている。分離シール870は、個人用降下装置900が起動されるときに、ハウジング841から分離するように設計されている。図15は、個人用降下装置900の後面図を例示している。この図は、ハウジング841から延びる、離間したハーネス接続アーム1172a及び1172bと、ハーネス接続アーム1172aと1172bとの間に連結されたハウジング接続ピン1174とを例示している。使用中、安全ハーネス(図示されない)の帯ひもは、個人用降下装置900を安全ハーネスに連結するために、ハウジング接続ピン1174と、ハウジング841との間に配索される。
図16A及び16Bは、最初に起動する際の様々な段階における、個人用降下装置900を例示している。使用中、個人用降下装置900は、上記のように、作業者が着用する安全ハーネスに連結される。支持構造体に連結された支持構造ライフライン(図示されない)が次に、個人用降下装置900と連結される。一実施形態において、ライフラインは、支持構造連結アセンブリ800のDリング802に連結される。別の実施形態において、支持構造ライフラインは、支持構造連結アセンブリ800のアダプタ接続部材930に連結される。支持構造ライフラインは、自動巻き取り式ライフライン、又は当該技術分野において既知の他の種類のライフラインであり得る。図16Aにおいて、自己展開システム950は、引っ張られており、これが上記のように、ラッチアーム842のロック開口部842aからロックピン1252を解放する。ラッチアーム842によりヒューズ997にかかる力が、上記のようにヒューズ997を破壊するほど大きい場合、ラッチアーム842は図16Aに例示されるように枢動する。ラッチアーム842は枢動すると、主要接続部材906のラッチアーム取り付け開口部911から摺動して出る。上記のように、支持構造連結アセンブリ800は、支持構造ライフライン(図示されない)に連結される。図16Bは、ラッチアーム842が、主要接続部材906のラッチアーム取り付け開口部911を外れ、支持構造連結アセンブリ800が、作業者が着用する安全ハーネスに連結されたハウジング841から分離可能になっている様子を例示している。
図17を参照するとこれは、上記の個人用降下システム900を収容するための収容システム1225の実施例である。収容システム1225は、個人用降下システム900の少なくとも一部を収容するために使用される、バックパック1220(ポーチ)を含む。自己展開システム950の少なくとも一部を収容するように設計されている、自己展開スリーブ1224が、バックパック1220の側部から延びている。自己展開スリーブ1224を、作業者1250が着用する安全ハーネス1275の帯ひもに接続するのに使用される、接続ストラップ1226が、自己展開スリーブ1224の端部付近に取り付けられる。作業者1250が着用する安全ハーネス1275に取り付けられた個人用降下システム900と共に使用される収容システム1225の図が、図18に例示されている。一実施形態において、接続ストラップ1226は、安全ハーネス1275の帯ひもに連結するための接続システムを使用し、その例としてはフック及びループ構成が挙げられるがこれに限定されない。作業者1250の手が自己展開システム950のループ部分950aに届くように、自己展開スリーブ1224は、安全ハーネス1275上に位置付けられる。
収容システムのバックパック1230の別の実施形態が図19に示されている。この実施形態において、バックパック1230は、バディ展開システム960の起動接続部分961bが通るための、側部経路1231を含む。これは、救助者がバディ展開システム960にアクセスできるようにする。したがって、救助者が、フックなどにより起動接続部分961bを把持することによって、バディ展開システム960を起動することができる。図20は、個人用降下システム900の少なくとも一部を収容する、バックパック1230の内側チャンバの一部を例示している。特に、この図は、ポケット1233を使用して、バディ起動部分961の起動ベース961aを、適所に保持する様子を示している。図21は更に、バックパック1230の前方ポケットカバー1240を例示している。ハーネスについている既存の背部Dリングを被覆するために前方ポケットカバー1240が使用される。既存のDリング1241の例が図8に例示されている。前方ポケットカバーは、ユーザーが間違えて、個人用降下装置900のDリング802ではなく、既存のハーネス背部Dリング1241にフックをかけるのを防ぐために使用される。また底部ストラップ1260及び1262も図21に例示されている。底部ストラップ1260及び1262は、ハーネス1275の帯ひもに連結されるバックル1261及び1263をそれぞれ含む。底部ストラップ1260及び1262は、ハーネス1275の帯ひも上のバックパック1230の底部を制御する。
本明細書において、特定の実施形態を例示し説明してきたが、同じ目的を達成するべく想到されるいずれかの構成を、示された特定の実施形態と代え得ることが、当業者には理解されるであろう。本出願は、本発明のいかなる翻案又は変形をも包含すべく意図されている。したがって、本発明が特許請求の範囲及びその均等物によってのみ限定される点を明示するものである。

Claims (25)

  1. 降下ライフラインに連結されるように設計及び構成された支持構造連結アセンブリであって、
    様々な種類のライフライン及びランヤードを、前記支持構造連結アセンブリに連結するように設計及び構成されている、アダプタ接続部材を含む、支持構造連結アセンブリと、
    前記支持構造連結アセンブリと選択的に連結される制御降下装置であって、ユーザーが着用する安全ハーネスと連結されるように設計及び構成され、前記制御降下装置は、降下ライフラインの繰り出しを行いながら降下操作を行う間に、前記支持構造連結アセンブリから分離するように更に設計されている、制御降下装置と、を備える、個人用降下システム。
  2. 前記支持構造連結アセンブリに連結されたDリングと、
    前記Dリングを、前記制御降下装置に対して所望の位置に付勢するように設計及び構成された付勢部材と、を更に備える、請求項1に記載の個人用降下システム。
  3. 前記支持構造連結アセンブリは、
    前記アダプタ接続部材を連結するように構成されたアダプタ部材開口部を有する主要接続部材であって、前記降下ライフラインの端部を前記支持構造連結アセンブリへと連結するように構成された、少なくとも一つの降下ライフライン終端開口部を更に有する主要接続部材を更に含む、請求項2に記載の個人用降下システム。
  4. 前記制御降下装置は、
    前記降下ライフラインの繰り出しを制御するために前記降下ライフラインと係合した、ブレーキアセンブリと、
    ハウジングであって、前記ブレーキアセンブリは前記ハウジング内に受容され、前記ハウジングは、前記降下ライフラインが前記ハウジング及びブレーキアセンブリに入るための入口経路、及び前記ハウジングから出るための出口経路を有する、ハウジングと、
    前記出口経路を封止するように設計及び構成された分離シールと、を更に備える、請求項1に記載の個人用降下システム。
  5. 中央経路を有する封止ボルトであって、前記封止ボルトは前記ハウジングの前記入口経路内に受容され、前記降下ライフラインは前記封止ボルトの前記中央経路を通る、請求項4に記載の個人用降下システム。
  6. 前記制御降下装置に枢動可能に連結されたラッチアームであって、前記制御降下装置を前記支持構造連結アセンブリの前記主要接続部材に選択的に連結するために、前記主要接続部材のラッチアーム取り付け開口部内に選択的に受容されるラッチアームを更に備える、請求項1に記載の個人用降下システム。
  7. 前記支持構造連結アセンブリの前記主要接続部材は、前記制御降下装置の起動を容易にするために、前記ラッチアームを前記主要接続部材に対して静的な位置に保持している起動ロックピンにかかる負荷を低減するような前記ラッチアーム上の位置で、前記ラッチアームと係合している、請求項6に記載の個人用降下システム。
  8. 前記ラッチアームを制御降下装置に、前記主要接続部材に対して選択的に固定及び固定解除するように設計及び構成された展開システムであって、前記展開システムの一部は、前記安全ハーネスの前記ユーザーによって起動されるように位置付けられている、展開システムを更に備える、請求項6に記載の個人用降下システム。
  9. 救助者により前記展開システムが起動されるように設計及び構成されている、バディ展開システムを更に備える、請求項6に記載の個人用降下システム。
  10. 前記展開システムの起動後に前記個人用降下システムから分離するように構成された前記バディ展開システムを更に備える、請求項9に記載の個人用降下システム。
  11. 落下が起きていない状況において、前記主要接続部材の前記ラッチアーム取り付け開口部内に前記ラッチアームを保持するように設計及び構成された、ヒューズピンを更に備える、請求項6に記載の個人用降下システム。
  12. 前記降下ライフラインを保持するためのスプールと、
    前記スプールを内部に受容する封止容器と、を更に備える、請求項1に記載の個人用降下システム。
  13. 降下ハウジングを含む前記制御降下装置であって、前記降下ハウジングは、展開経路、及び前記展開経路への円筒形開口部を有する、制御降下装置と、
    降下動作中に、前記制御降下装置を展開して、前記支持構造連結アセンブリから分離するように設計及び構成された展開システムであって、前記降下ハウジング内の前記展開経路を通した長尺部分を含み、前記長尺部分を引くことによって前記制御降下装置を展開するように設計及び構成され、前記円筒形開口部の曲率は、前記長尺部分が引かれる方向にかかわらず、前記長尺部分の引っ張りを阻害しないように構成されている、展開システムと、を更に備える、請求項1に記載の個人用降下システム。
  14. 降下ライフラインと、
    支持構造連結アセンブリであって、
    ラッチアーム取り付け開口部を含む主要接続部材であって、前記降下ライフラインは前記主要接続部材に連結されている、主要接続部材、及び
    前記主要接続部材に連結されたDリングを含む支持構造連結アセンブリと、
    制御降下装置であって、
    ユーザーが着用する安全ハーネスに連結されるように設計及び構成された、ハウジング、
    前記ハウジングに枢動可能に連結されたラッチアームであって、前記支持構造連結アセンブリを前記制御降下装置に選択的に連結するために、前記主要接続部材の前記ラッチアーム取り付け開口部内に選択的に受容される、ラッチアーム、
    前記ハウジング内に受容されるブレーキアセンブリであって、前記降下ライフラインの繰り出しを制御するために、前記降下ライフラインと係合しているブレーキアセンブリ、及び
    前記ラッチアームを選択的に解放して、前記ハウジングに対して枢動させることで、前記ラッチアームが前記主要接続部材の前記ラッチアーム取り付け開口部から外れるように、設計及び構成された自己展開システムを含む、制御降下装置と、を備える、個人用降下システム。
  15. 前記支持構造連結アセンブリは、
    前記主要接続部材に連結されたアダプタ接続部材を更に含み、前記Dリング及び前記アダプタ接続部材の少なくとも一方が、支持ライフラインを前記支持構造連結アセンブリに連結するように設計及び構成されている、請求項14に記載の個人用降下システム。
  16. 前記自己展開システムは、
    その一部が、前記ハウジング内の展開経路内に受容されている、細長くなった部分と、
    前記細長くなった部分の端部に連結されたロックピンであって、前記ラッチアームを、前記ハウジングに対して静止位置に選択的に固定するように、前記ラッチアームの固定開口部に選択的に受容される、ロックピンと、
    前記ハウジングの前記展開経路内に受容される付勢部材であって、前記付勢部材は、前記ラッチアームの前記ロック開口部内に入るように前記ロックピンに付勢力をかけるように位置付けられている、付勢部材と、を更に備える、請求項14に記載の個人用降下システム。
  17. 前記細長くなった部分に連結された停止部と、
    座部を含むバディ起動ベース部材であって、前記停止部は前記座部内に受容され、前記バディ起動ベース部材は傾斜面を更に含む、バディ起動ベース部材と、
    第1端部及び第2端部を有するバディ長尺部分であって、前記バディ長尺部分の前記第1端部が、前記バディ起動ベース部材に連結されており、前記バディ長尺部分の前記第2端部は救助者により操作されるように設計及び構成されたバディ起動部分に連結されている、バディ長尺部分と、を更に備える、請求項16に記載の個人用降下システム。
  18. 前記制御降下装置を収容するための収容システムであって、スロットを有し、前記バディ起動部分の一部が通って延びる側部経路を含み、前記側部経路付近に前記バディ起動部分の別の一部を保持するためのポケットを更に有する、収容システムを更に備える、請求項17に記載の個人用降下システム。
  19. 降下ライフラインと、
    支持構造連結アセンブリであって、
    ラッチアーム取り付け開口部を含む主要接続部材であって、前記降下ライフラインは前記主要接続部材に連結されている、主要接続部材、及び
    前記主要接続部材に連結されたアダプタ接続部材であって、支持ライフラインを前記支持構造連結アセンブリに連結するように設計及び構成されている、アダプタ接続部材を含む支持構造連結アセンブリと、
    制御降下装置であって、
    ハウジングであって、一対の離間した降下接続アームが前記ハウジングから延びており、前記一対の離間した降下接続アームは、位置合わせされた配索開口部を有している、ハウジング、
    前記降下接続アームの間で枢動可能に連結されたラッチアームであって、前記支持構造連結アセンブリを前記制御降下装置に選択的に連結するために、前記主要接続部材の前記ラッチアーム取り付け開口部に選択的に受容される、ラッチアーム、及び
    前記ハウジング内に収容されたブレーキシステムであって、前記降下ライフラインの繰り出しを少なくとも部分的に制御するために、前記降下ライフラインと係合しているブレーキシステムを含む、制御降下装置と、
    前記降下ライフラインの少なくとも一部を保持するためのスプールであって、前記降下ライフラインは、前記スプールから前記ハウジングの入口に入り、前記ハウジングの前記ブレーキシステムを通り、前記ハウジングの出口から出て、前記降下接続アームの前記位置合わせされた配索開口部を通り、前記主要コネクタ部材まで配索されているスプールと、を備える、個人用降下システム。
  20. 前記制御降下装置を、前記支持構造連結アセンブリから分離するように、前記ラッチアームが前記ハウジングに対して枢動するのを選択的に可能にするように設計及び構成された自己展開システムと、
    救助者が前記制御降下装置を、前記支持構造連結アセンブリから分離するように、前記ラッチアームが前記ハウジングに対して枢動するのを選択的に可能にするように設計及び構成されたバディ展開システムと、を更に備える、請求項19に記載の個人用降下システム。
  21. 展開経路、及び前記展開経路への円筒形開口部を有する、ハウジングと、
    前記制御降下装置を前記支持構造連結アセンブリから分離するように、前記ラッチアームが前記ハウジングに対して枢動するのを選択的に可能にするように設計及び構成された自己展開システムであって、前記自己展開システムは前記ハウジング内の前記展開経路を通る、細長くなっている部分を含み、前記円筒形開口部の曲率半径は、前記細長くなっている部分が引かれる方向にかかわらず、前記細くなっている部分の引っ張りを阻害しないように設計されている、自己展開システムと、を更に備える、請求項19に記載の個人用降下システム。
  22. 前記ハウジングの出口付近に位置付けられた分離シールと、
    選択された量の力がかけられるまで、前記ラッチアームが前記ハウジングに対して回転するのを防ぐように位置付けられたヒューズと、を更に備える、請求項19に記載の個人用降下システム。
  23. 降下ライフラインと、
    降下ライフラインに連結されるように設計及び構成された、支持構造連結アセンブリと、
    前記支持構造連結アセンブリに選択的に連結される制御降下装置であって、前記制御降下装置は、
    ユーザーが着用する安全ハーネスと連結されるように設計及び構成されたハウジングであって、前記降下ライフラインが前記ハウジングに入るための入口経路、及び前記ハウジングから出るための出口経路を有する、ハウジング、
    前記ハウジングの前記出口付近に位置付けられた分離シール、
    前記ハウジング内に受容されるブレーキアセンブリであって、前記降下ライフラインの繰り出しを制御するために、前記降下ライフラインと係合している、ブレーキアセンブリ、及び
    前記制御降下装置を前記支持構造連結アセンブリから選択的に分離するように設計及び構成された、自己展開システムを含む、制御降下装置と、
    前記降下ラインの少なくとも一部を保持するように設計及び構成されたスプールであって、前記降下ライフラインが前記スプールから前記ハウジングへの前記入口経路へと入る、スプールと、
    湿分及びくずが、前記スプール上の前記降下ライフラインに到達するのを防ぐように、前記スプールの周囲に位置付けられた、封止容器と、を備える、個人用降下システム。
  24. 中央経路を有する封止ボルトであって、前記ハウジングの前記入口経路に受容される封止ボルトを更に備え、前記降下ライフラインは前記封止ボルトの前記中央経路を通る、請求項23に記載の個人用降下システム。
  25. 第1ハウジング部分及び第2ハウジング部分を有する前記ハウジングであって、前記自己展開システムを受容するための展開経路を更に有する、ハウジングと、
    前記第1ハウジング部分と、前記第2ハウジング部分との間に位置付けられたハウジングシールと、
    前記展開経路の第1端部付近に位置付けられた第1シールと、
    前記展開経路の前記第2端部付近に位置付けられた第2シールと、を更に備える、請求項23に記載の個人用降下システム。
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