JP2017525544A - 排泄物洗浄器カップ構造及び排泄物洗浄器 - Google Patents

排泄物洗浄器カップ構造及び排泄物洗浄器 Download PDF

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Abstract

本発明は、保健衛生用品分野に属し、具体的に排泄物洗浄器カップ構造及び排泄物洗浄器に係るものである。当該排泄物洗浄器のカップ構造は、ベースと、前記ベースの外側に設けられ且つ前記ベースに接続可能な軟性カップとを備える。前記軟性カップの形状は前記ベースの形状と互いに適合し、前記軟性カップは前記ベースと使用者の臀部周囲を包むことができる。当該排泄物洗浄器カップ構造は、前記軟性カップと使用者との間の空間を調節可能なカップ空間調節手段をさらに備える。軟性カップに設けられたカップ空間調節手段によって、軟性カップと使用者の体に接触する部分に好ましい密着性を持たせ、良好な清掃効果を保証し、装着時の好ましい快適性が得られる。

Description

本発明は、保健衛生用品分野に属し、具体的に排泄物洗浄器カップ構造及び排泄物洗浄器に係るものである。
経済発展と人々の生活の改善に伴い、世界中において高齢化問題はますます顕著になっている。そのうち、寝たきり、肢体不自由、失禁等の原因により多くの高齢者が排泄物を自分で処理することができなくなっている。これらは高齢者の生活の質と精神衛生の面において大きな影響を与える。また、手術後のリハビリ或いは特殊な要因によって横になっての安静が必要とされる人々についても、排泄物の即時処理という問題が同様に存在する。よって、自動的且つ便利に排泄物を処理できる製品を設計することは、高齢者のケアとリハビリ看護という新興産業における重要な部分である。
そこで、排泄物洗浄器が開発された。従来の排泄物洗浄器は主に、本体とカップとの二つの部分から構成され、本体はモータ、汚物容器、ウォータータンク等の部品を備え、カップはベースと軟性材料とを備える。ベースは一般的に使用者の股に設置される。ベースには漏溝、吸水管、汚物排出管等の部品が設けられる。軟性材料は人の臀部に直接接触する。排泄物の処理を長時間行なうために、また上記の人々の寝床での寝返り等の動作に便宜を図るため、現在、比較的進んでいるとされる製品は、カップを装着型に設計している。軟性材料が患者の臀部の周りを囲むようにすることで、上記の人々の排泄物が指定の汚物容器に吸入され、長時間の排泄物の処理を実現することができ、これにより、上記の人々が排泄物を自分で処理することができないという問題を解決する。このようにすることで、清潔さを保つことができると同時に上記の人々の体の動きを制限することがない。
ベース及びカップにおける排泄物を除去する際、従来の排泄物洗浄器は一般的に負圧を発生させることと水で洗い流すという方法を用いる。また、現在の装着型カップの設計では、装着者の快適性を保証するために、通常はカップを人の体にぴったりと張り付けることはない。装着者が体を動かせばカップと体との間に隙間ができ、装着者の体と接触する部分を軟性カップがぴったりと包めず、これにより以下のような問題が発生する恐れがある。
(1)カップにおける汚物を吸引する際に、カップキャビティ内に理想的な負圧が発生せず、汚物除去効果に影響がでる。
(2)装着者が排便または水で洗浄する際に、汚水の横漏れが発生しやすく、これら横漏れした汚水はシーツなど周囲の物品を汚し、異臭の発生、病原菌をふりまくだけでなく、汚れたものに長時間接触した患者の皮膚が床擦れを起こし、患者の生活の質に重大な影響を与える。
しかし、装着者の体と接触する部分をカップがぴったりと包めば、ある程度の横漏れを防ぐことができ、汚物の排出にも有利であるが、長時間の装着は患者の負担となり、患者に不快感を与え、患者の使用感に大きく影響する。
このように、装着自在且つ洗浄時に好ましい密封性を備える排泄物洗浄器を設計することは、現在解決が急がれる課題となっている。
本発明が解決しようとする技術課題は、従来技術における上記不備に対するものであり、排泄物洗浄器カップ構造及び排泄物洗浄器を提供する。当該排泄物洗浄器カップ構造は軟性カップに設けられたカップ空間調節手段によって、軟性カップと使用者の体に接触する部分に好ましい密着性を持たせ、良好な清掃効果を保証し、装着時に好ましい快適性が得られる。
上記目的を実現するために、一方で本発明は、ベースと、前記ベースの外側に設けられ且つ前記ベースに接続可能な軟性カップとを備え、前記軟性カップの形状は前記ベースの形状と互いに適合し、前記軟性カップは前記ベースと使用者の臀部周囲を包むことができる排泄物洗浄器カップ構造を提供する。当該排泄物洗浄器カップ構造は、前記軟性カップと使用者との間の空間を調節可能なカップ空間調節手段をさらに備える。
好ましくは、前記カップ空間調節手段は、前記軟性カップに接続され空気の充填または排出が可能な空気袋を備え、前記空気袋に合わせて前記軟性カップを膨らませたりしぼませたりする。
好ましくは、前記空気袋は、前記軟性カップの内側に設けられるか、または前記軟性カップの外側に設けられる。
好ましくは、前記軟性カップは架設できる一体品として、且つ自身の架設によってキャビティを形成できるように設置され、前記キャビティは大腿部を通す開口を備えてベースと臀部とを包み、前記空気袋は単一の繋がったユニットで構成された一体構造を備えるか、または複数の繋がらないユニットで構成された分散構造を備え、前記空気袋は、少なくとも前記軟性カップの下側周辺領域に設けられる。
好ましくは、前記空気袋は衛生基準に適合した医療用ポリ塩化ビニル材料で形成されるか、または医療機器基準に適合したEVA材料で形成される。
好ましくは、前記ベースは中空キャビティを形成する二層構造であって、前記軟性カップ調節手段は、前記ベースの中空キャビティ内に設けられ前記空気袋に空気を充填する空気充填モータと、前記空気袋の空気を排出する排気弁とをさらに備える。
好ましくは、前記カップ空間調節手段は、制御モジュールと汚物検知センサとをさらに備え、前記制御モジュールは前記汚物検知センサの検知信号を受信し、前記制御モジュールが前記検知信号に基づき、前記汚物検知センサにて前記ベース内に汚物が発生したことを検知したと判定した場合、前記制御モジュールは前記空気充填モータが空気充填を開始するよう制御し、
前記制御モジュールは予め設定された空気充填時間を保存し、前記空気充填モータの空気充填時間が予め設定された時間に達した後、前記制御モジュールは前記空気充填モータが空気充填を停止するよう制御し、前記空気袋内の気体圧力が変化しないようにする。
好ましくは、前記汚物検知センサは赤外線センサを用い、前記赤外線センサは前記ベースの中空キャビティに配置される。
好ましくは、前記軟性カップは伸縮性があり、防水、通気が可能な軟性材料により製作される。
さらに好ましくは、前記軟性カップは蛇腹状の表面を備える。
好ましくは、前記軟性カップが使用者の腰部のサイズに合うよう、前記軟性カップの、使用者の腰部に対応する領域の両側に調節可能な接続装置を備える。
もう一方で本発明は、本体構造とカップ構造とを備えた排泄物洗浄器を提供し、前記カップ構造は上記の排泄物洗浄器カップ構造を用い、前記本体構造は、前記軟性カップを貫通して前記ベースに接続される。
好ましくは、当該排泄物洗浄器カップ構造は、汚物排出モータと、汚物排出管ジョイントに接続される汚物排出口とを有する汚物排出手段をさらに備え、前記汚物排出モータは負圧を発生させ、前記汚物排出口を介して前記ベースと前記軟性カップから汚物を排出する。
好ましくは、当該排泄物洗浄器カップ構造は、吸水管ジョイントに接続される吸水口を有する洗浄手段をさらに備え、前記吸水口は使用者と前記軟性カップとを洗浄する洗浄水を吸入し、洗浄完了後、前記汚物排出モータが負圧を発生させ、前記汚物排出口を介して前記ベースと前記軟性カップから汚水を排出する。
好ましくは、当該排泄物洗浄器は、温風モータと、前記軟性カップ及び前記ベース間の適切な位置に設けられた吸気口とを有する乾燥手段をさらに備え、前記温風モータは前記軟性カップ内に温風を吹き込み、使用者の外側、前記ベースと前記軟性カップを乾燥させる。
本発明の有益な効果は、排泄物洗浄器カップ構造においてカップ空間調節手段を設け、空気が充填される空気袋を軟性カップに接続させるとともに、空気充填モータ、汚物排出手段、洗浄手段、乾燥手段の作業を連係させることで、使用者の装着にかかる負担がないことを前提として、軟性カップと使用者の体との間の密着性を増すという目的を実現し、横漏れを効果的に防ぎ、良好な清掃効果を保証し、装着時に好ましい快適性が得られ、患者の長時間の装着に適しているというものである。
図1は本発明の実施の形態1によるベース構造の立体模式図である。 図2は本発明の実施の形態1による軟性カップと空気袋の構造の模式図である。 図3は本発明の実施の形態1による本体構造の模式図である。
当業者が本発明の技術案をより良く理解できるように、以下では図面と具体的な実施の形態を組み合わせて、本発明の排泄物洗浄器カップ構造及び排泄物洗浄器についてさらに詳細に述べる。
<実施の形態1>
本実施の形態では、排泄物洗浄器カップ構造及びこの排泄物洗浄器カップ構造を備えた排泄物洗浄器を提供する。当該排泄物洗浄器カップ構造は、軟性カップが使用者(例えば装着者)の体と接触する部分をぴったりと包むことができないことで発生する横漏れの問題を解決でき、良好な清掃効果と装着時の好ましい快適性を提供する。本発明の排泄物洗浄器カップにおいて、軟性カップの、人体と接触する部分には密閉空気袋が配置されて、小型の偏心空気充填モータによって汚物を自動検知することで空気袋に空気を充填するかまたは空気を排出する。本発明によれば、空気袋は膨らんだ状態としぼんだ状態となることができ、これにより、汚物排出時の密閉性と汚物排出完了後の快適性を提供する。
本実施の形態において、当該排泄物洗浄器カップ構造は、ベースと、ベースの外側に設けられ且つベースに接続可能な軟性カップとを備え、軟性カップの形状はベースの形状と互いに適合し、軟性カップはベースと使用者の臀部周囲を包むことができ、当該排泄物洗浄器カップ構造は、軟性カップと使用者との間の空間を調節可能なカップ空間調節手段をさらに備える。
そのうち、軟性カップは軟性材料からなり、厚さは6〜8mmの範囲であって、股間に装着され、当該位置に固定されるのに適しており、且つ、装着者の姿勢の変化に対応することができるため、装着者の寝床での動きに便利である。ベースで形成されるキャビティは排泄物を最初に収納する容器であり、軟性カップで形成されるキャビティは排泄物の予備容器となる。本実施の形態では、軟性カップと人体との間の空間を調節可能にするために、軟性カップは伸縮性があり、防水、通気が可能な軟性材料により製作される。さらに述べると、軟性カップは蛇腹状の表面を備える。そのうち、蛇腹状の表面とは、軟性カップの伸びが可能であることで空間調節効果を実現できるよう、軟性カップが波状の、もしくは折りたたみ状の構造として設けられたものを指す。
図1に示すように、ベース構造は、排出された汚物の収集に便利なように、人体の股間のカーブに合った収納キャビティを備えて、汚物排出用の汚物排出管ジョイント11と清掃用の吸水管ジョイント10を予め備え、当該ベースは一般的に使用者の股に設置され、押さえ板12は使用者の臀部領域に位置する。押さえ板12が使用者の臀部領域に位置するため、一方ではベースの位置を固定するのに便利であり、もう一方では汚物排出管26を介しての(図3を参照。下向きの破線の矢印方向)排泄物の排出に便利である。
具体的に述べれば、カップ空間調節手段は空気袋を備え、空気袋は軟性カップに接続される。空気袋は空気の充填または排出が可能で、これにより空気袋に合わせて前記軟性カップが膨らんだりしぼんだりする。本実施の形態では、使用時において肌に密着することで装着者に不快感を与えないように、空気袋を軟性カップの外側に設けることができ、つまり空気袋を軟性カップの外側の表面に設けることができる。空気袋に空気が充填された後、軟性カップとベースとの間の空間が埋められ、軟性カップと装着者の外側とを密閉させるという効果を奏する。図2に示す軟性カップにおいて、空白領域は軟性カップ1の外側であり、四角形の領域は軟性カップ1の内側であり、斜線部分は軟性カップ1の外側に設けられる空気袋3である。
装着者の体の大きさの違いによって、サイズの異なる軟性カップ1を用いることができる。軟性カップ1の全体の長さは予め設定することができる。また、軟性カップ1の、装着者の腰部に対応する領域に調節ベルトを設けることができ、包まれた空間の調節に便利である。例えば、軟性カップ1の、装着者の腰部に対応する領域の両側に調節可能な接続装置を設けることで、軟性カップ1を使用者の腰部のサイズに合わせることができ、これにより、軟性カップ1と人体との間の空間をある程度補助的に調節する。本発明では、調節可能な接続装置はナイロン留め具2とする。もちろん、ナイロン留め具2が、その他の適切な装置に置き換え可能であることに当業者は容易に想到するが、軟性カップ1がキャビティを形成することができ、且つ空間の、使用者の腰部に対応する周の長さを調節できるものであればさえよい。
床に就いた患者の装着に便宜を図るために、軟性カップ1は架設できる一体品として、且つ自身の架設によってキャビティを形成できるように設置され、前記キャビティは大腿部を通す開口を備えてベースと臀部とを包む(日常生活において乳幼児が使用するおむつに類似する)。空気袋3は単一の繋がったユニットで構成された一体構造を備えてもよく、または複数の繋がらないユニットで構成された分散構造を備えてもよい。空気袋3は、少なくとも軟性カップ1の下側周辺領域に設けられる。ここで、軟性カップ1の下側周辺領域とは、軟性カップ1がナイロン留め具2を介して一つに架設され、且つこれによって形成された空間内に、ベースと装着者の臀部と大腿部とが包まれるとき、軟性カップ1の、使用者の大腿部に接触する領域のことを下側周辺領域とする。軟性カップ1全体の、腰部領域を除いたその他の周辺領域はすべて空気袋3を設けることができると理解してもよい。このほか、軟性カップ1に設けられた空気袋3は軟性カップ1の下側周辺領域に沿って分布し、単一の繋がった一体構造を形成してもよく(一台の空気充填モータを介して空気を充填できる)、空気袋3は複数の繋がらない分散構造で構成されてもよく、軟性カップ1の下側周辺領域に設けられ、ひいては軟性カップ1の、使用者の臀部に対応する領域に設けられる(空気袋3のそれぞれ繋がらない分散した部分は、異なる空気充填モータによって空気を充填する必要があり、相対的なコストは高いものの、確実性が高い)。一般的な状況において、カップ構造の装着時には大腿部において横漏れが発生する可能性が比較的高い。軟性カップ1の、人体と接触する下側周辺領域に空気袋3を設けることで、横漏れ問題を効果的に解決できる。
空気袋3の容積は内部の空気量の違いによってある程度前後するため(具体的に述べれば、空気袋3に空気が充填された状態の容積は、空気が充填されていない状態の容積よりも大きい)、空気袋3を製作する材料は一定の伸縮性を備えていなければならない。また、空気袋3は、その容積の可変性を保証するために、波状の構造をさらに用いてもよい。また、一般的に水で汚物を洗浄するため、空気袋3を製作する材料は、さらに一定の防水機能を備えるべきである。好ましくは、空気袋3の空気充填効果を保証するとともに、空気袋3と装着者の接触部位の安全性と快適性を両立させるために、空気袋3は衛生基準に適合した医療用ポリ塩化ビニル材料で形成されるか、または医療機器基準に適合したEVA材料で形成される。
空気充填の速度を速めるために、空気袋3の容積が大きすぎるのは適切でなく、30秒以内に空気充填または空気排出を終えられるようにするのが好ましい。もちろん、空気袋3の容積は使用者層の違い或いは体型の違いによって予め設定することができ、ここでは限定しない。
一般的な状況において、図1を参照すると、ベース底部(汚物排出管ジョイント11と押さえ板12との間に対応する領域)は中空キャビティを形成する二層構造であって、カップ空間調節手段は、空気充填モータと排気弁(図1ではいずれも図示していない)とを備える。空気充填モータはベースの中空キャビティ内に設置される。空気充填モータは空気袋に空気を充填する。排気弁は空気袋の空気を排出する。空気充填速度及び短時間の空気充填モータの回路への接続を保証するために、ベースの中空キャビティ内に設置できるよう、空気充填モータは小型の偏心モータであることが好ましい。当該小型の偏心モータは一般的に5Vの供給電圧であり、人体に安全で且つ騒音問題を起こすことがない。
カップ空間調節手段は、制御モジュールと汚物検知センサとをさらに備え、制御モジュールは前記汚物検知センサの検知信号を受信し、制御モジュールが検知信号に基づき、汚物検知センサにてベース内に汚物が発生したことを検知したと判定した場合、制御モジュールは空気充填モジュールが空気充填を開始するよう制御する。このほか、制御モジュールは予め設定された空気充填時間を保存してもよく、空気充填モータの空気充填時間が予め設定された時間に達した後、制御モジュールは空気充填モジュールが空気充填を停止するよう制御する。カップ空間調節手段は、圧力センサをさらに備えてもよく、空気袋内の圧力が所定の圧力に達した後、制御モジュールは空気充填モジュールが空気充填を停止するよう制御する。このような方法によって、空気袋内の気体圧力が変化しないようにすることができる。図3を参照すると、より構造を簡素化させるために、制御モジュールは排泄物洗浄器制御パネル20の内部に内蔵することができる。
そのうち、汚物検知センサは赤外線センサを用いてもよく、赤外線センサはベースの中空キャビティ内に配置される。赤外線センサを用いた場合、排泄物(例えば、尿と大便)が存在するかどうかをすぐに発見できるよう、ベース内の温度変化を検知することができる。一般的に、排泄物は排泄された時に一定の温度があるため、排泄物を赤外線センサで検知することができる。もちろん、赤外線センサ以外のその他のセンサを用いて汚物が発生したかどうかを検知してもよく、ここでは限定しない。
本実施の形態では、赤外線センサによってベース内の温度を感知することで、排泄物があるかどうかを検知して、汚物排出作業を触発して起動する。汚物排出作業の開始前には、まず空気充填モータが空気袋に空気を充填して空気袋内の気体圧力を保持し、汚物排出作業全体が完了した後、空気袋の中の気体を放出し、空気袋をしぼんだ状態に戻すことで、患者の接触部分の皮膚の負担を減らして、装着者の装着にかかる負担を軽減する。
本発明の実施の形態では、空気が充填される空気袋は軟性材料で形成された軟性カップの外側に付着されているので、空気充填モータにより空気袋に空気が充填された後、ベースおよび軟性カップと患者の皮膚との空間を埋めることができ、汚物と汚水の漏れ防止に効果がある。また、軟性カップで形成されたキャビティの密封性を向上させ、軟性カップ内部の負圧を増すことができる。
一般的な状況において、自動の排泄物洗浄器は汚物排出作業を制御する制御モジュールと汚物排出モータとを備える。よって、空気袋3への空気の充填には以下の二つの方法がある。一つは、小型の偏心モータ(即ち、前述の空気充填モータ)によって空気を充填するという方法であって、効率が高く且つ安全である。もう一つは、汚物排出モータを介して吸気口を経て空気を充填するという方法であって、この場合、単一の空気充填モータを省くことができるためコストがやや低くなる。空気袋3の空気排出は排気弁(例えば、電気制御の弁)によって空気の排出を制御する。当該排泄物洗浄器における、汚物排出作業のその他の構造は以下の部分で詳細に説明する。
具体的に、自動の排泄物洗浄器は本体構造と上記カップ構造とを備える。本体構造は軟性カップを貫通してベースに接続される。自動的な汚物の清掃を実現するために、当該排泄物洗浄器本体構造は汚物排出手段を備える。汚物排出手段は汚物排出モータ23と、汚物排出管ジョイント11に接続される汚物排出口(図2では図示していない)とを備える。汚物排出モータ23は負圧を発生させ、汚物排出口を介して軟性カップから汚物を排出する。そのうち、汚物排出口は軟性カップと汚物容器とを接続する通路であり、軟性カップで形成されるキャビティから汚物容器25へ汚物を送る。汚物排出モータは軟性カップキャビティ内に負圧を発生させ、汚物排出口を介してベース下方の汚物容器25へ汚物を吸引して、ベースと軟性カップから汚物を排出する。
汚物が排出された後、清潔と衛生的な状態を保つよう、使用者及び軟性カップをさらに洗浄することができる。これに応じて、当該排泄物洗浄器本体構造は、洗浄手段をさらに備える。洗浄手段はウォータタンク21(汚物容器25と完全に隔離される)と、吸水管ジョイント10に接続される吸水口(図2では図示していない)とを有する。吸水口は汚物排出作業が終了した後、洗浄水を注入して使用者の排泄部位と軟性カップキャビティを洗浄する。具体的に述べれば、ウォーターポンプ22により吸水管24(吸水管ジョイント10に接続される)を経て、ウォータータンク21に溜められた洗浄水をベースに引き込み(図3を参照。上向きの実線の矢印方向)、使用者と軟性カップとを洗浄する。汚物排出モータ23は負圧を発生させることができ、洗浄後の汚水は、汚物排出管ジョイント11に接続される汚物排出管26(図3を参照。下向きの破線の矢印方向)を経て、汚物排出口を介してベースと軟性カップから汚物容器25内に排出される。吸水口24の一端は吸水口ジョイント10に接続され、他端はウォータータンク21以外のその他の洗浄水源(例えば、公共水道水の蛇口)に接続される。このような場合はウォータータンク21とウォータポンプ22を省くことができると理解してよい。
使用者と軟性カップを洗浄した後、使用者と軟性カップが乾いた状態を保持できるように、当該排泄物洗浄器の本体構造は乾燥手段をさらに備えてもよい。乾燥手段は温風モータと、軟性カップ及びベース間の適切な位置に設けられた吸気口(図2では図示していない)とを備える。温風モータは、軟性カップ内に温風を吹き込み、使用者と軟性カップを乾燥させる。具体的に述べれば、温風モータは吸気口を介して、軟性カップで形成されるキャビティへ温風を送風し、使用者の洗浄された部分、ベース、軟性カップを乾燥させる。
そのうち、汚物排出モータが汚物排出過程において負圧を形成する持続時間及び、ウォーターポンプが洗浄水を注入する過程の作業時間について、制御モジュールに時間値を予め設定しておくことで制御することができる。
本実施の形態では、軟性カップによって形成されるキャビティは、空気袋に空気が充填された状態と空気が充填されていない状態とで空間が異なるため、床に就いた患者の正常な使用に影響を与えないように、空気袋の空気充填・排出口の位置を吸気口と汚物排出口の近くに設けることが好ましく、例えば、軟性カップが汚物排出管に接続される部位の近くを選定できる。
以下では、当該排泄物洗浄器の使用について述べる。まず、ベースを使用者の適切な位置に置いてから、軟性カップがベースと使用者の臀部を包むように、軟性カップを装着する。次に、排泄物洗浄器カップ構造全体が適切な位置を保持できるよう、軟性カップのナイロン留め具を調節する。例えば、ナイロン留め具の粘着位置を調節することにより、軟性カップの、使用者の腰部を包む長さを調節できる。軟性カップと使用者の股間と臀部の肌に接触する部分を非常に緩い状態にすることができ(普段の下着よりもさらに緩くすることができる)、装着によって患者に負担がかかりすぎないようにする。赤外線センサが使用者の排泄を検知していないとき、軟性カップは目下の状態を保ち、赤外線センサが使用者の排泄を検知したとき、排泄物洗浄器カップ構造は以下の順序に従って排泄物処理作業を起動する。
まず、制御モジュールが検知信号を受信して空気充填モータを起動し、空気袋への空気の充填を行う。軟性カップの下側周辺領域の全長は固定の長さであるため、空気が充填された空気袋は軟性カップの下側周辺領域と使用者の体との間の空間を埋め、密閉効果を実現する。
予め設定された空気充填時間に達した時、空気充填モータは空気充填を停止して、自動的に空気弁を閉じ空気袋の気圧を保つ。
空気充填過程が半分に達した時、汚物排出モータが作業を開始し、軟性カップで形成されるキャビティに負圧を発生させ、患者の排泄物を指定の汚物容器に吸入する。
排泄物の清掃が完了した後、軟性カップの吸水口に接続される吸水管を介して、軟性カップで形成されるキャビティに洗浄水を注入し、使用者の臀部と軟性カップとを洗浄する。次に汚物排出モータが再度起動し、軟性カップで形成されるキャビティに負圧を形成し、洗浄に用いられた汚水を排出する。
汚水が排出された後、空気袋の空気弁(すなわち、排気弁)が開かれ、空気袋の中の気体を放出し、軟性カップをもとの緩んだ状態に戻す。
温風モータが起動し、洗浄された臀部と軟性カップを乾燥し、汚物排出処理の全過程が終了する。
ここでは、本実施の形態において排泄物洗浄器が、空気充填過程の半分に達した時に汚物排出モータを起動させる理由は、空気の充填が完了した空気袋は完全に膨らんだ状態になっており、軟性カップと使用者との間は密閉空間を形成し、この時に汚物排泄モータを起動させると、密閉空間において瞬間的に大きな負圧が生じ、患者にひどい不快感を与えることになると同時に、汚物排出モータの寿命に影響があるためであるということを理解しておくべきである。これに比べて、空気充填過程が半分に達した時に汚物排出モータを起動させる方法では、好ましい汚物排泄効果が得られるだけでなく、使用者の快適性も向上させることができ、さらに汚物排出モータの寿命を延ばすこともできる。
本実施の形態における排泄物洗浄器カップ構造では、軟性カップに容積が調節可能な空気袋を設けることと、空気充填モータによって空気袋に空気の充填または排出を行なうことによって、軟性カップと人体との間の密閉性を効果的に保証することができる。使用者の快適性を向上させると同時に、当該排泄物洗浄器カップ構造での排泄物の除去過程においては、汚水の漏れを効果的に防止することができる。
<実施の形態2>
本実施の形態では、排泄物洗浄器カップ構造及びこの排泄物洗浄器カップ構造を備える排泄物洗浄器を提供する。本実施の形態の排泄物洗浄器構造と実施の形態1との相違点は、空気袋の設置位置が異なるという点である。
本実施の形態における排泄物洗浄器カップ構造では、カップ空間調節手段における空気袋を軟性カップの内側に設ける。実施の形態1において空気袋を軟性カップの外側に設けることと比較すると、本実施の形態における空気袋は、空気が充填された後、軟性カップ内の空間に対する調整効果がより直接的であり、密閉性がより優れている。しかし、同時に空気袋が人体の部位を直接圧迫するため、快適性はやや劣る。
本実施の形態の排泄物洗浄器カップ構造における空気袋の構造及びその他の部材の構造は実施の形態1と同一であり、ここでは改めて詳細に述べることはしない。
実施の形態1と実施の形態2の排泄物洗浄器カップ構造では、横漏れの問題を解決するために、従来の軟性カップ構造に対し改善を行なった。本発明の実施の形態によれば、排泄物洗浄器カップ構造においてカップ空間調節手段を設け、空気が充填される空気袋を軟性カップに接続させるとともに、空気充填モータ、汚物排出手段、洗浄手段、乾燥手段の作業を連係させることで、使用者の装着にかかる負担がないことを前提として、軟性カップと使用者の体との間の密着性を増すという目的を実現し、これにより横漏れを効果的に防ぎ、良好な清掃効果を保証し、装着時の好ましい快適性が得られ、患者の長時間の装着に適している。
上記の実施の形態は、本発明の原理を説明するために例として用いた実施の形態に過ぎず、本発明はこれに限られない。一般的な当業者について言えば、本発明の主旨と実質的な状況を逸脱しない限り、各種の変形と改善をなすことができ、これらの変形と改善も本発明の請求範囲であると見なされる。
1 軟性カップ
2 ナイロン留め具
3 空気袋
10 吸水管ジョイント
11 汚物排出管ジョイント
12 押さえ板
20 制御パネル
21 ウォータータンク
22 ウォーターポンプ
23 汚物排出モータ
24 吸水管
25 汚物容器
26 汚物排出管

Claims (15)

  1. ベースと、前記ベースの外側に設けられ且つ前記ベースに接続可能な軟性カップとを備え、前記軟性カップの形状は前記ベースの形状と互いに適合し、前記軟性カップは前記ベースと使用者の臀部周囲を包むことができる排泄物洗浄器カップ構造であって、
    当該排泄物洗浄器カップ構造は、前記軟性カップと使用者との間の空間を調節可能なカップ空間調節手段をさらに備えることを特徴とする排泄物洗浄器カップ構造。
  2. 前記カップ空間調節手段は、前記軟性カップに接続され空気の充填または排出が可能な空気袋を備え、前記空気袋に合わせて前記軟性カップを膨らませたりしぼませたりすることを特徴とする、請求項1に記載の排泄物洗浄器カップ構造。
  3. 前記空気袋は、前記軟性カップの内側に設けられるか、または前記軟性カップの外側に設けられることを特徴とする、請求項2に記載の排泄物洗浄器カップ構造。
  4. 前記軟性カップは架設できる一体品として、且つ自身の架設によってキャビティを形成できるように設置され、前記キャビティは大腿部を通す開口を備えてベースと臀部とを包み、前記空気袋は単一の繋がったユニットで構成された一体構造を備えるか、または複数の繋がらないユニットで構成された分散構造を備え、前記空気袋は、少なくとも前記軟性カップの下側周辺領域に設けられることを特徴とする、請求項3に記載の排泄物洗浄器カップ構造。
  5. 前記空気袋は衛生基準に適合した医療用ポリ塩化ビニル材料で形成されるか、または医療機器基準に適合したEVA材料で形成されることを特徴とする、請求項2に記載の排泄物洗浄器カップ構造。
  6. 前記ベース底部は中空キャビティを形成する二層構造であって、前記カップ空間調節手段は、前記ベースの中空キャビティ内に設けられ前記空気袋に空気を充填する空気充填モータと、前記空気袋の空気を排出する排気弁とをさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載の排泄物洗浄器カップ構造。
  7. 前記カップ空間調節手段は、制御モジュールと汚物検知センサとをさらに備え、前記制御モジュールは前記汚物検知センサの検知信号を受信し、前記制御モジュールが前記検知信号に基づき、前記汚物検知センサにて前記ベース内に汚物が発生したことを検知したと判定した場合、前記制御モジュールは前記空気充填モータが空気充填を開始するよう制御し、
    前記制御モジュールは予め設定された空気充填時間を保存し、前記空気充填モータの空気充填時間が予め設定された時間に達した後、前記制御モジュールは前記空気充填モータが空気充填を停止するよう制御し、前記空気袋内の気体圧力が変化しないようにすることを特徴とする、請求項6に記載の排泄物洗浄器カップ構造。
  8. 前記汚物検知センサは赤外線センサを用い、前記赤外線センサは前記ベースの中空キャビティに配置されることを特徴とする、請求項7に記載の排泄物洗浄器カップ構造。
  9. 前記軟性カップは伸縮性があり、防水、通気が可能な軟性材料により製作されることを特徴とする、請求項1〜8の何れか一項に記載の排泄物洗浄器カップ構造。
  10. 前記軟性カップは蛇腹状の表面を備えることを特徴とする、請求項1〜8の何れか一項に記載の排泄物洗浄器カップ構造。
  11. 前記軟性カップが使用者の腰部のサイズに合うよう、前記軟性カップの、使用者の腰部に対応する領域の両側に調節可能な接続装置を備えることを特徴とする、請求項1〜8の何れか一項に記載の排泄物洗浄器カップ構造。
  12. カップ構造は請求項1〜11の何れか一項に記載の排泄物洗浄器カップ構造を用い、前記ベースと本体構造は、前記軟性カップを貫通して前記ベースに接続されることを特徴とする、本体構造とカップ構造とを備える排泄物洗浄器。
  13. 前記排泄物洗浄器は、汚物排出モータと、汚物排出管ジョイントに接続される汚物排出口とを有する汚物排出手段をさらに備え、前記汚物排出モータは負圧を発生させ、前記汚物排出口を介して前記ベースと前記軟性カップから汚物を排出することを特徴とする、請求項12に記載の排泄物洗浄器。
  14. 当該排泄物洗浄器は、吸水管ジョイントに接続される吸水口を有する洗浄手段をさらに備え、前記吸水口は使用者と前記軟性カップとを洗浄する洗浄水を吸入し、洗浄完了後、前記汚物排出モータが負圧を発生させ、前記汚物排出口を介して前記ベースと前記軟性カップから汚水を排出することを特徴とする、請求項13に記載の排泄物洗浄器。
  15. 前記排泄物洗浄器は、温風モータと、前記軟性カップ及び前記ベース間の適切な位置に設けられた吸気口とを有する乾燥手段をさらに備え、前記温風モータは前記軟性カップ内に温風を吹き込み、使用者の外側、前記ベースと前記軟性カップを乾燥させることを特徴とする、請求項14に記載の排泄物洗浄器。
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