JP2005058718A

JP2005058718A - 便や尿を処理するおむつ

Info

Publication number: JP2005058718A
Application number: JP2003330675A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Tsukabe; 博塚辺
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2003-08-18
Filing date: 2003-08-18
Publication date: 2005-03-10

Abstract

【目的】寝たきりとなり、便や尿の排泄物の処理を介助者の手を借りずに、自動的に洗浄し処理するおむつ。
【構成】おむつカバー（１）の内側に、便や尿の排泄物を感知して、空気を注入して膨張する、腰を取り巻く筒状チューブ（２）と臀部（１８）と陰部（１７）周囲のチューブ（３）により構成され、排泄物の汚染の激しい部分に臀部（１８）と陰部（１７）の周囲に、空気瘤（４）による汚物溜（５）を設け、汚物の拡散を防ぎ、排泄物を洗浄し処理するおむつ。
【選択図】図１

Description

発明の詳細な説明

本発明は、寝たきりとなり、自力で便所や簡易便器等を使用が不可能で、深夜に排泄したとき、便や尿の排泄物を感知して、あむつカバーに取り付けられたチューブに空気を注入し、腰回りを汚染から保護し、汚染の激しい臀部や陰部を空気瘤によって形成された汚物溜を成型し、排泄物を自動的に汚物を洗浄し処理をするおむつで、介護用品に関するものである。

従来の介護用のおむつは、おむつカバーの内側に、帯布を縦と横に十字にして腰に巻つけおむつカバーで固定して、便や尿の排泄物を帯布を取り外して、汚れを洗濯して乾燥させ再度使用してきたが、近年は、手数が掛かることから、後始末が簡単な使い捨てタイプが主流を占め、そのおむつの構造は、本体の内側に排尿を吸収して、一定の時間に外部に漏れないように、尿を保持するおむつが普及している。

発明が解決しようとする課題

寝たきりとなり、自力で便所や簡易便器を使用できない介護者にとって、特に深夜の排泄物の処理は介助者にとっても大きな負担となるため、食事等の制限をするなどして排泄物の調整を図るなど、在宅介護は、介護者も介助者も大きな精神的な負担となっているので、排泄物を感知して自動的に洗浄し汚物を処理することによって、介護者の負担を軽減を図るものである。

課題を解決するための手段

おしめカバー（１）の内側に、半円形の薄く柔らかいゴム、ビニール等で成型された筒形チューブ（２）を取り付け、便や尿の排泄物を感知して、筒形チューブ（２）に空気を注入して、腰回りを保護し、汚染の拡散を防ぐため、臀部や陰部の周囲に空気瘤（４）を形成し、汚物溜（５）を成型し、洗浄ノズル（１５）と洗浄噴射口（１６）から、洗浄剤を吹き付け、汚物を洗浄して排泄口（７）から処理する。
寝たきりの状態では、臀部（１８）に汚物が下に溜まるので、汚物溜（５）の中央部に、便と尿が混ざらないように汚物分離帯（９）と、横向きのときの漏れを防ぐため横漏れ防止帯（８）を設けた。
本発明は、以上の構成よりなる便や尿を処理するおむつである。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）おむつカバー（１）の内側の中央部に、空気を注入すると膨張する薄く柔らかいゴム、ビニール等の素材で成型された半円形の筒形チューブ（２）を、おむつカバー（１）の中央部に取り付け、筒形チューブ（２）の腰の両脇の部分を布状ファスナー（１０）で取り付ける。
（ロ）便や尿の排泄物を感知して、空気注入口（６）から、筒形チューブ（２）とチューブ（３）に空気を注入し、汚染の激しい臀部や陰部の周囲に空気瘤（４）による汚物溜（５）を形成する。
（ハ）洗浄ノズル（１５）と洗浄噴射口（１６）によって洗浄する。
（ホ）汚物溜（５）の、汚物を汚物排水口（７）から処理して、空気注入・排気口（６）から空気を抜きもとの状態に復元する。
本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用する場合、おむつカバー（１）に、筒状チューブ（２）とチューブ（３）を布状ファスナー（１０）で固定し、寝たきりの介護者の腰（１９）と臀部（１８）の下に敷き、陰部（１７）のおむつカバー（１）を腰（１９）の方へ引き上げ前面で重ねて、腰の両脇の筒状チューブ（２）の繋ぎ目を布状ファスナー（１２）で固定してから、おむつカバー（１）で、チューブ全体を包み込みスナップ状金具（１１）で留めて使用する。

発明の効果

本発明は、寝たきりとなり便所や簡易便所を使用できなく、介助を得なければ、自力で排泄物の処理できない、介護者の便や尿の排泄物の拡散を防ぎ、自動的に処理し、深夜などの介護する家族等の負担の軽減を図ることができる。

本発明の斜視図本発明の平面図本発明の実施時の平面図Ａ−Ａの断面図

符号の説明

（１）・・・おむつカバー（２）・・・筒形チューブ
（３）・・・チューブ（４）・・・空気瘤
（５）・・・汚物溜（６）・・・空気注入・排気口
（７）・・・汚物排泄口（８）・・・横漏れ防止帯
（９）・・・汚物分離帯（１０）・・・布状ファスナー
（１１）・・・スナップ状金具（１２）・・・布状ファスナー
（１３）・・・汚物排水管（１４）・・・空気注入・排気管
（１５）・・・洗浄ノズル（１６）・・・洗浄噴射口
（１７）・・・陰部（１８）・・・臀部
（１９）・・・腰（２０）・・・足

Claims

おむつカバー（１）の内側に、薄く柔らかいゴム、ビニール等の素材で成型されたチューブで、腰回りには半円形の筒形チューブ（２）と、臀部と陰部周囲には、チューブ（３）で構成され、空気を注入すると空気圧よって腰回りを密着させ、汚物の拡散を防ぎ、便や尿を処理するおむつ。
寝たきりとり介護の必要な人の、おしめカバー（１）の内側に、排泄物を感知し、空気を注入すると膨張して、汚染の拡散を防ぐ装置としてのチューブを、腰回りには筒形のチューブ（２）臀部と陰部にはチューブ（３）を取り付け、チューブ（３）に、空気圧による空気瘤（４）による汚物溜（５）を形成し、自動的に汚物を処理することを特徴とする、便や尿を処理するおむつ。