JPH036327Y2 - - Google Patents

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JPH036327Y2
JPH036327Y2 JP11912188U JP11912188U JPH036327Y2 JP H036327 Y2 JPH036327 Y2 JP H036327Y2 JP 11912188 U JP11912188 U JP 11912188U JP 11912188 U JP11912188 U JP 11912188U JP H036327 Y2 JPH036327 Y2 JP H036327Y2
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JP
Japan
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pants
air
main body
air seal
bag
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JP11912188U
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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、特に病人や幼児等がパンツを着用し
たままの状態で排泄できる男女用排泄パンツに関
するものである。
(従来の技術) 病人や幼児のオシメの処理は煩わしく不潔なた
め、看護人や母親の大きな負担になつており、そ
のためそのような処理作業を解消できる排泄パン
ツが要望されていた。このような要望を達成する
ため、例えば特開昭47−32690号及び特開昭51−
122994号公報等に開示されているように、パンツ
主体にエア供給装置、温水供給装置及び排泄物排
出装置を接続して排泄物をエアにより排出させる
とともに、温水又は消毒液により人体を洗浄して
オシメの取り替え作業をなくすとともに、衛生的
に維持できる排便自動処理装置が開発されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) このような装置を使用する患者は通常ベツトに
寝たきりとなつており、そのため小便及びふん便
用の開口部並びにこれら開口部に隣接する部分を
広く意味する「会陰部」とパンツ主体との間にほ
とんど〓間がない。従つて、患者が排便の際に多
少でも腰を上げたり両脚を拡げることができれば
支承がないが、ほとんど不可能であり、そのた
め、会陰部からの排泄物がスムーズに排出装置へ
と搬出されない問題がある。また、特開昭51−
122994号公報においては、排泄時に胴口および両
脚口の周囲に設けた中空体を膨張させて下ばき内
の汚物が流出しにくい構造となつているが、この
場合、第7図に示すように膨張した中空体Aは円
筒状であるため、下ばきB内に流れる汚物Cが体
Dと中空体Aの円周端部との間に密着し流れにく
くなり、付着したままとなつて不潔な状態になる
と言う問題点があつた。
本考案は、前記問題に基づいて成されたもので
あり、排泄物がスムーズに排出されるとともに、
エアシール部と体との間に汚物が付着しにくい排
泄パンツを提供することを目的とするものであ
る。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、パンツ主体にエア供給装置と排出装
置を接続し、噴出するエアの力により排泄物を排
出させる排泄パンツにおいて、前記パンツ主体の
胴口および両脚口の周縁に伸縮自在なエアシール
部を設け、このエアシール部の長手方向に沿つて
内方に向け二重の帯状スカート体を設け、前記パ
ンツ主体の会陰部付近に前記排出装置に接続する
伸縮自在な袋部を設け、前記エアシール部と袋部
に前記エア供給装置を接続し、エア供給により前
記エアシール部と袋部とを膨張させて前記パンツ
主体と会陰部との間に袋部に連通する空間を形成
するものである。
(作 用) 排泄時にエア供給装置を作動させ、エア供給に
よりエアシール部と袋部とが膨張し、エアシール
部が両脚を押して強制的に拡げるとともに会陰部
を持ち上げて会陰部とパンツ主体との間に袋部に
連通する空間が形成され、排泄物がスムーズに排
出されるとともに、エアシール部と体との間の円
弧状の〓間がスカート体に覆われて、この〓間に
汚物が浸入することが防止される。
(実施例) 第1図〜第6図において、1はシリコンラバー
等の伸縮自在な材料から形成されたパンツ主体で
あり、その肛門部又はその近傍箇所を意味する会
陰部にシリコンラバー等の伸縮自在な材料からな
る袋部2が連設されている。
3はパンツ主体1の内側の股部の適所に設けら
れた排泄物用センサー例えば湿分量の変化により
排便を感知してスイツチ動作を行う半導体素子等
である。
11はパンツ主体1の胴口および両脚口の周縁
に伸縮自在に設けられたエアシール部である。
4はエア供給装置であり、真空ポンプ5に接続
されたエア供給ホース6が袋部2及びエアシール
部11に連通接続しているとともに、真空ポンプ
5の作動回路が前記センサー3により開閉するよ
うに電気的に接続している。
7は前記袋部2に連通接続した排泄物の排出ホ
ースであり、排泄物収納容器8に接続されてい
る。その場合、排出ホース7に真空ポンプ5を接
続して排泄物を吸引している。また、袋部2にジ
エツトホース9を配置し、このジエツトホース9
に香水又は水又は消毒水の収納容器10を接続
し、収納容器10内の液体を袋部2へ噴出させ、
真空ポンプ5の動作により吸引排出することによ
り排泄物はジエツト流とともにスムーズに排出で
きる。12はパンツ主体1の裏面に設けられる吸
湿性、通気性を有する布地から成る裏地である。
13はパンツ主体1の内側に向けてエアシール部
11からその長手方向に沿つて二重に設けられた
帯状のスカート体であり、エアシール部11とパ
ンツ主体1の境目の膨出部14から垂れ下がるよ
うにしてエアシール部11とパンツ主体1と一体
的に形成されている。そして、エアシール部11
が膨張したときに、その下端が体に垂れ下がつて
接し、パンツ主体1内を流れる汚物がエアシール
部11の円弧状周縁と体15との〓間に浸入する
ことを防止している。
このように構成される本考案は、患者が排便す
るとセンサー3が感知してエア供給装置4を自動
的に作動させて袋部2及びエアシール部11にエ
アを供給させる。これにより、第2図及び第3図
のように袋部2及びエアシール部11が膨張し、
エアシール部11が両脚を押圧し強制的に拡げ、
かつエアシール部11と袋部2との膨張により腰
が持ち上がり、強制的にパンツ主体1と会陰部と
の間に袋部2に連通する空間が形成される。従つ
て、肛門の前にこの空間と膨んだ袋部2とが位置
し、ジエツト流が噴出されると、肛門からの排泄
物がスムーズに袋部2内に流れ、さらに排泄物収
納容器8へと排出される。このように、体の自由
のきかない患者の排便処理が自動的にスムーズに
行え、かつ空間があるため乾燥も容易になる。
このため、病人や幼児等はパンツを着用したま
まの状態で排泄でき、自動的かつスムーズに処理
できる上、排泄と同時に袋部2が膨んで排泄物を
収容しながら排出するため排泄物により肌が汚れ
る心配がなくきれいで気持ちのよいものになる。
また排泄後はセンサー3の動作によるエア抜きが
行われることにより袋部2が縮小するため邪魔に
ならず着用しやすいものになる。なおタイマーに
より所定時間後エア抜き等が行われるようにして
もよい。
また、第5図に示すように排泄時にエアシール
部11を膨張させると二重の帯状のスカート体1
3がエアシール部11の内側を覆うように垂れ下
がり、円筒状のエアシール部11の円弧状周縁と
体15との〓間を覆つて汚物がこの狭い〓間に入
ることを防止するため、汚物がスムーズに流れ、
従来のようにこの狭い〓間に付着することが防止
され、より衛生的になる。そして、エアシール部
11のエアを抜いた後も、このスカート体13の
下端が自由端となつて体15に接触しているだけ
なため、外部の空気の出入りが自由となり、不快
な感じがほとんどない。尚、このスカート体13
は合成樹脂材などで形成することもできるととも
に、二重のスカート体13の間にエアを通すこと
もできる。さらに、パンツ主体1には吸湿性、通
気性の裏地12が設けられているため、万一汚物
が排出されずに裏地12に付着したままとなつて
も吸収され、衛生が保たれかつ着心地もよいもの
になる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、パンツ主
体にエア供給装置と排出装置を接続し、噴出する
エアの力により排泄物を排出させる排泄パンツに
おいて、前記パンツ主体の胴口および両脚口の周
縁に伸縮自在なエアシール部を設け、このエアシ
ール部の長手方向に沿つて内方に向け二重の帯状
スカート体を設け、前記パンツ主体の会陰部付近
に前記排出装置に接続する伸縮自在な袋部を設
け、前記エアシール部と袋部に前記エア供給装置
を接続し、エア供給により前記エアシール部と袋
部とを膨張させて前記パンツ主体と会陰部との間
に袋部に連通する空間を形成することにより、排
泄物がスムーズに排出されるとともに、エアシー
ル部と体との間に汚物が付着しにくい排泄パンツ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は使用状態を示す斜視図、第2図、第3
図、第4図は断面図、第5図は第1図の−線
断面図、第6図はエア供給装置の断面図、第7図
は従来の不具合を示す断面図である。 1……パンツ主体、2……袋部、3……センサ
ー、4……エア供給装置、7……排出ホース(排
出装置)、11……エアシール部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パンツ主体にエア供給装置と排出装置を接続
    し、噴出するエアの力により排泄物を排出させる
    排泄パンツにおいて、前記パンツ主体の胴口およ
    び両脚口の周縁に伸縮自在なエアシール部を設
    け、このエアシール部の長手方向に沿つて内方に
    向け二重の帯状スカート体を設け、前記パンツ主
    体の会陰部付近に前記排出装置に接続する伸縮自
    在な袋部を設け、前記エアシール部と袋部に前記
    エア供給装置を接続し、エア供給により前記エア
    シール部と袋部とを膨張させて前記パンツ主体と
    会陰部との間に袋部に連通する空間を形成したこ
    とを特徴とする排泄パンツ。
JP11912188U 1988-09-09 1988-09-09 Expired JPH036327Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11912188U JPH036327Y2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09

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JP11912188U JPH036327Y2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09

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Publication Number Publication Date
JPS6442017U JPS6442017U (ja) 1989-03-14
JPH036327Y2 true JPH036327Y2 (ja) 1991-02-18

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ID=31364077

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JP11912188U Expired JPH036327Y2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09

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JP4516734B2 (ja) * 2003-11-04 2010-08-04 ユニ・チャーム株式会社 使い捨て衛生用品
JP6780956B2 (ja) * 2016-05-31 2020-11-04 マッスル株式会社 排泄介助装置

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JPS6442017U (ja) 1989-03-14

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