JP3488715B1 - 介護用使い捨て便器 - Google Patents
介護用使い捨て便器Info
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- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
- A61F5/44—Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices
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Abstract
【要約】
【課題】 重度要介護者がほぼ常時違和感無く装着で
き、しかも排泄した大便が漏れて肛門周り以外の部分に
その大便が付着しないような介護用使い捨て便器を得
る。 【解決手段】 介護用使い捨て便器は、人の肛門17の
周りの臀部19の間の溝20に嵌まり込み、流動体を充
填した棒状の肛門当部材3と、この肛門当部材3の中心
を貫通するよう設けられ、同肛門当部材3が臀部19の
間の溝20に嵌まり込んだとき肛門17に一端が当てら
れる便通過孔4と、この肛門当部材3をその下から支持
する可撓性シート状のパッド8と、前記肛門当部材3を
臀部19の間の溝20に嵌まり込んだ状態を保持するた
めパッド8に設けられた固定手段と、前記肛門当部材3
の便通過孔4に通じ、パッド8の中央の孔9の周りに上
端縁が固定され、人の肛門17から排泄される大便を前
記便通過孔4とパッド8の孔9を通して内部に収納する
袋体15とを有する。
き、しかも排泄した大便が漏れて肛門周り以外の部分に
その大便が付着しないような介護用使い捨て便器を得
る。 【解決手段】 介護用使い捨て便器は、人の肛門17の
周りの臀部19の間の溝20に嵌まり込み、流動体を充
填した棒状の肛門当部材3と、この肛門当部材3の中心
を貫通するよう設けられ、同肛門当部材3が臀部19の
間の溝20に嵌まり込んだとき肛門17に一端が当てら
れる便通過孔4と、この肛門当部材3をその下から支持
する可撓性シート状のパッド8と、前記肛門当部材3を
臀部19の間の溝20に嵌まり込んだ状態を保持するた
めパッド8に設けられた固定手段と、前記肛門当部材3
の便通過孔4に通じ、パッド8の中央の孔9の周りに上
端縁が固定され、人の肛門17から排泄される大便を前
記便通過孔4とパッド8の孔9を通して内部に収納する
袋体15とを有する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体が弱った老人や
病人であって、自分では排泄した大便を処理できない人
が体に装着し、その人が大便を排泄したとき、介護者が
清潔且つ簡単にその大便を使用することができるように
した介護用使い捨て便器に関する。 【0002】 【従来の技術】体が弱った老人や病人であって、自分で
は排泄した大便を処理できない人(以下「重度要介護
者」と言う。)を介護するとき、最も困難な作業の一つ
が大便の処理である。大便は悪臭を伴うだけでなく、体
に付着すると、ただれや痒みの原因となり、重度要介護
者に苦痛を与える原因にもなる。 【0003】従来、重度要介護者の大便の処理にあたっ
ては、便意の意思表示が出来る重度要介護者の場合であ
れば、ベッドで使用できる便器を使用して排泄させ、そ
の後肛門の周りを拭いて清浄にしておくことにより大便
の処理を行うことができる。しかし、便器はその都度処
理しなければならず、介護の相当に面倒な部分である。 【0004】他方、便意の意思表示が出来ない重度要介
護者では、使い捨ての手軽さの観点から、大便の処理の
ためいわゆる紙オムツのように、大便や尿を吸い取る形
式の使い捨て方式のものも多く使用されている。しか
し、いわゆる紙オムツの場合、排泄した大便が紙オムツ
と重度要介護者の皮膚の間に広がってしまい、皮膚の広
範囲に大便が付着してしまうため、重度要介護者から紙
おむつを取り外すときの処理がこれまた厄介である。 【0005】さらに重度要介護者の肛門の部分に袋を取
り付け、その中に大便を排泄させて処理する形式の使い
捨て便器も提案されている。しかし、肛門の周りは凹凸
があり、使い捨て便器と肛門の周りの皮膚との間に大き
な隙間が出来てしまう。特に軟便の場合にその隙間から
便が漏れて、寝具や寝間着を汚してしまう等の問題も多
く生じる。現に、ほぼ常時違和感なく装着が可能であ
り、しかも便が漏れにくい使い捨て便器はこれまで開発
されて来なかったのが実状である。 【0006】 【発明が解決しようとしている課題】日本では、かつて
の先進国が経験したことのない程の少子・老齢化が進ん
でおり、重度要介護者の増加と介護要員の不足が懸念さ
れる。そのような状況の中で、重度要介護者に苦痛を与
えずに、なお且つ手数をできるだけかけずに介護できる
術が要請されている。 【0007】重度要介護者が排泄する大便の処理もその
一つであり、多くの手数をかけずになお且つ重度要介護
者に苦痛を与えず、どのようなときでも、重度要介護者
が大便を排泄できるようにすることが必要である。その
ためには、重度要介護者がほぼ常時装着できる使い捨て
便器であって、漏れて肛門周り以外の部分に排泄した大
便が付着しないような使い捨て便器の開発が望まれると
ころである。 【0008】本発明は、前記従来の重度要介護者が排泄
する大便の処理における課題に鑑み、重度要介護者がほ
ぼ常時違和感無く装着でき、しかも排泄した大便が漏れ
て肛門周り以外の部分にその大便が付着しないような介
護用使い捨て便器を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、重度要介護者の肛門17から排泄される
大便を袋体15に導き入れるため、肛門17の周りの臀
部19の間の溝20に嵌まり込む棒状の肛門当部材3を
設け、この肛門当部材3の中央に設けた便通過孔4を通
してその下の袋体15に便を排泄出来るようにした。そ
して、この肛門当部材3の内部には流動体を充填すると
共に、その下の可撓性シート状のパット8で肛門当部材
3が臀部19の間の溝20に嵌まり込んだ状態を保持す
るようにし、肛門当部材3の自由な変形と復元力によ
り、人の臀部19、その間の溝20の動きに自由に追従
出来、なお且つ密着性を確保出来るようにしたものであ
る。 【0010】すなわち、本発明による介護用使い捨て便
器は、人の肛門17の周りの臀部19の間の溝20に嵌
まり込み、流動体を充填した棒状の肛門当部材3と、こ
の肛門当部材3の中心を貫通するよう設けられ、同肛門
当部材3が臀部19の間の溝20に嵌まり込んだとき肛
門17に一端が当てられる便通過孔4と、この肛門当部
材3をその下から支持する可撓性シート状のパッド8
と、前記肛門当部材3を臀部19の間の溝20に嵌まり
込んだ状態を保持するためパッド8に設けられた固定手
段と、前記肛門当部材3の便通過孔4に通じ、パッド8
の中央の孔9の周りに上端縁が固定され、人の肛門17
から排泄される大便を前記便通過孔4とパッド8の孔9
を通して内部に収納する袋体15とを有するものであ
る。 【0011】このような介護用使い捨て便器において、
人の肛門17から排泄される大便を袋体15に案内する
便通過孔4を有する肛門当部材3は、その内部に流動体
を充填しており、自由に変形し、且つ外力を除くと元の
形に復元しやすい。これにより、この肛門当部材3を人
の肛門17の周りの臀部19の間の溝20に嵌め込んだ
状態で、その下の可撓性シート状のパット8で保持する
ことにより、肛門当部材3は前記臀部19の間の溝20
の中で或る程度自由に変形し、人の臀部19、その間の
溝20の動きに自由に追従出来る。このため、便通過孔
4の上端が人の肛門17から容易にずれない。また、肛
門当部材3が自由に変形し、且つ外力を除くと元の形に
復元しやすいことにより、肛門当部材3が臀部19の間
の溝20に完全に密着し、便の漏れが防止出来る。そし
てこの介護用使い捨て便器は、常に装着して重度要介護
者の肛門から排泄された大便を袋体15に収納して処理
でき、大便を入れた使い捨て便器はそのまま廃棄できる
ので、介護者の大便の処理が大幅に楽になる。 【0012】 【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1に本発明の一実施形態による介護用使い捨て便器の
構成部材を示す。図2〜図4は、これらの構成部材を一
体として、介護用使い捨て便器を構成した状態を示す。
これらの図に示す通り、図示の介護用使い捨て便器は、
肛門当部材3とパッド8と袋体15とを有する。 【0013】肛門当部材3は、直径30〜40mm、長
さ80〜100mm程度の棒状の部材で、伸縮自在の材
料からなる強度のある伸縮性と弾性を有する袋に流動体
を充填してなる。袋の材料は、人の肌に当たっても強い
刺激を与えず、アレルギー等も起こさず、且つ気密性と
耐水性を有する軟質樹脂、ゴム等の部材を使用する。ま
た、その袋に充填する流動体しては、空気等の気体、水
や油液等の液体、ペースト状のもの、粉体等をあげるこ
とが出来る。いずれにしても袋の中には、肛門当部材3
に外力を加えたとき、その変形を許容し、外力を取り去
ると、袋の弾力により元の形状に復元するよう適当な圧
力で流動体を充填する。 【0014】この肛門当部材3の中央には、人の肛門か
ら排泄した大便を通過する便通過孔4が設けられてい
る。この便通過孔4には、円筒形の便通過パイプ1を嵌
め込む。この便通過パイプ1は上端にフランジ2を有
し、その下に漏斗状のパイプ部5を一体の設けたもので
ある。この便通過パイプ1は、肛門当部材3の外皮であ
る袋より変形しにくい剛性のある部材で厚手に形成す
る。これは、肛門当部材3が変形した場合でも、便通過
パイプ1とそれを嵌め込んだ便通過孔4の部分は大きく
変形せず、大便が通過する通路を確保出来るようにする
ものである。便通過パイプ1を使用しない場合は、肛門
当部材3の外皮である袋の便通過孔4の部分のみ肛門当
部材3の外皮である袋の他の部分より変形しにくいよう
厚手に形成する。 【0015】パッド8は厚さ1mm程度の可撓性のシー
トからなり、一方に長い楕円形状をしている。このパッ
ド8の中央には、大便を通過させるための孔9を有す
る。このパッド8もまた、人の肛門の周りの皮膚に当て
て使用するため、人の肌に当たっても強い刺激を与え
ず、アレルギー等も起こさない軟質樹脂或いは吸湿性を
有する繊維等が好ましい。 【0016】このパット8の中央には前述した棒状の肛
門当部材3が載せられ、固定される。より具体的には、
肛門当部材3はその長手方向がパット8の長軸方向と一
致するように固定される。この状態で、肛門当部材3の
便通過孔4の下端開口部はパット8の孔9と上下に一致
する。パット8の長軸方向の両端には、そのパット8を
人のお尻に取り付けるための固定手段である紐11が取
り付けられている。 【0017】このパッド8の下面の前記孔9の周囲に、
袋体15の上縁が一体に取り付けられ、孔9はこの袋体
15の内部に通じている。この袋体15は、ゴムや合成
樹脂等のように、伸縮性と弾力があり、変形しやすく、
且つ水密性を有するものからなる。 【0018】図4から明らかな通り、図示の例の袋体1
5は、外袋13と内袋14との二重構造になっている。
外袋13は、大便を収納しておく袋であり、完全に閉じ
られた袋状であり、その上縁は前記パット8の孔9の周
の部分と一体となっている。その内側の内袋14は、パ
ット8の孔9側と一体となった上縁側が広く、下端が狭
くなった漏斗状のもので、下端は外袋13の中で開いて
いる。 【0019】このような介護用使い捨て便器の使用状態
を図5に示す。この図5に示すように、肛門当部材3を
人の肛門17の周りの臀部19の間の溝20に嵌め込
み、その肛門当部材3の中央の便通過孔4の上端を人の
肛門17に当てる。この状態で紐11、11を人のお尻
の後ろと太股の両側に通し、これらの紐11、11を結
んでパッド8を肛門18の周りの皮膚に当てて固定す
る。この状態で、介護用使い捨て便器を重度介護者のお
尻に装着しておく。 【0020】この装着状態において、重度要介護者の肛
門17から大便が排泄されると、この肛門17の周りの
溝20に嵌め込まれた棒状の肛門当部材3の便通過孔4
を通り、パット8の孔9から袋体15に大便が排泄され
る。大便はまず袋体15の内袋14を通り、その下端か
ら抜けて外袋13に入る。内袋14は漏斗状であり、下
端が上端より狭まっているので逆流防止の役目を果た
す。 【0021】肛門当部材3は、その中に流動体が充填さ
れていることにより、重度要介護者の動きに応じて或る
程度自由に変形すると共に、復元力を有する。このた
め、臀部19の間の溝20に嵌まり込んだその溝20に
密着する。また、その肛門当部材3の便通過孔4の上端
が肛門17からずれることはない。 【0022】 【発明の効果】以上説明した通り、本発明による介護用
使い捨て便器では、常にそれを重度要介護者が装着し、
重度要介護者の肛門から排泄された大便を袋体15に収
納して処理できる。このとき、肛門当部材3は、その中
に流動体が充填されていることにより、重度要介護者の
動きに応じて変形すると共に、復元力を有するため、良
好な密着性とずれ防止が図られ、大便の漏れが生じな
い。さらに、大便を入れた使い捨て便器はそのまま廃棄
できるので、介護者の大便の処理が大幅に楽になる。
病人であって、自分では排泄した大便を処理できない人
が体に装着し、その人が大便を排泄したとき、介護者が
清潔且つ簡単にその大便を使用することができるように
した介護用使い捨て便器に関する。 【0002】 【従来の技術】体が弱った老人や病人であって、自分で
は排泄した大便を処理できない人(以下「重度要介護
者」と言う。)を介護するとき、最も困難な作業の一つ
が大便の処理である。大便は悪臭を伴うだけでなく、体
に付着すると、ただれや痒みの原因となり、重度要介護
者に苦痛を与える原因にもなる。 【0003】従来、重度要介護者の大便の処理にあたっ
ては、便意の意思表示が出来る重度要介護者の場合であ
れば、ベッドで使用できる便器を使用して排泄させ、そ
の後肛門の周りを拭いて清浄にしておくことにより大便
の処理を行うことができる。しかし、便器はその都度処
理しなければならず、介護の相当に面倒な部分である。 【0004】他方、便意の意思表示が出来ない重度要介
護者では、使い捨ての手軽さの観点から、大便の処理の
ためいわゆる紙オムツのように、大便や尿を吸い取る形
式の使い捨て方式のものも多く使用されている。しか
し、いわゆる紙オムツの場合、排泄した大便が紙オムツ
と重度要介護者の皮膚の間に広がってしまい、皮膚の広
範囲に大便が付着してしまうため、重度要介護者から紙
おむつを取り外すときの処理がこれまた厄介である。 【0005】さらに重度要介護者の肛門の部分に袋を取
り付け、その中に大便を排泄させて処理する形式の使い
捨て便器も提案されている。しかし、肛門の周りは凹凸
があり、使い捨て便器と肛門の周りの皮膚との間に大き
な隙間が出来てしまう。特に軟便の場合にその隙間から
便が漏れて、寝具や寝間着を汚してしまう等の問題も多
く生じる。現に、ほぼ常時違和感なく装着が可能であ
り、しかも便が漏れにくい使い捨て便器はこれまで開発
されて来なかったのが実状である。 【0006】 【発明が解決しようとしている課題】日本では、かつて
の先進国が経験したことのない程の少子・老齢化が進ん
でおり、重度要介護者の増加と介護要員の不足が懸念さ
れる。そのような状況の中で、重度要介護者に苦痛を与
えずに、なお且つ手数をできるだけかけずに介護できる
術が要請されている。 【0007】重度要介護者が排泄する大便の処理もその
一つであり、多くの手数をかけずになお且つ重度要介護
者に苦痛を与えず、どのようなときでも、重度要介護者
が大便を排泄できるようにすることが必要である。その
ためには、重度要介護者がほぼ常時装着できる使い捨て
便器であって、漏れて肛門周り以外の部分に排泄した大
便が付着しないような使い捨て便器の開発が望まれると
ころである。 【0008】本発明は、前記従来の重度要介護者が排泄
する大便の処理における課題に鑑み、重度要介護者がほ
ぼ常時違和感無く装着でき、しかも排泄した大便が漏れ
て肛門周り以外の部分にその大便が付着しないような介
護用使い捨て便器を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、重度要介護者の肛門17から排泄される
大便を袋体15に導き入れるため、肛門17の周りの臀
部19の間の溝20に嵌まり込む棒状の肛門当部材3を
設け、この肛門当部材3の中央に設けた便通過孔4を通
してその下の袋体15に便を排泄出来るようにした。そ
して、この肛門当部材3の内部には流動体を充填すると
共に、その下の可撓性シート状のパット8で肛門当部材
3が臀部19の間の溝20に嵌まり込んだ状態を保持す
るようにし、肛門当部材3の自由な変形と復元力によ
り、人の臀部19、その間の溝20の動きに自由に追従
出来、なお且つ密着性を確保出来るようにしたものであ
る。 【0010】すなわち、本発明による介護用使い捨て便
器は、人の肛門17の周りの臀部19の間の溝20に嵌
まり込み、流動体を充填した棒状の肛門当部材3と、こ
の肛門当部材3の中心を貫通するよう設けられ、同肛門
当部材3が臀部19の間の溝20に嵌まり込んだとき肛
門17に一端が当てられる便通過孔4と、この肛門当部
材3をその下から支持する可撓性シート状のパッド8
と、前記肛門当部材3を臀部19の間の溝20に嵌まり
込んだ状態を保持するためパッド8に設けられた固定手
段と、前記肛門当部材3の便通過孔4に通じ、パッド8
の中央の孔9の周りに上端縁が固定され、人の肛門17
から排泄される大便を前記便通過孔4とパッド8の孔9
を通して内部に収納する袋体15とを有するものであ
る。 【0011】このような介護用使い捨て便器において、
人の肛門17から排泄される大便を袋体15に案内する
便通過孔4を有する肛門当部材3は、その内部に流動体
を充填しており、自由に変形し、且つ外力を除くと元の
形に復元しやすい。これにより、この肛門当部材3を人
の肛門17の周りの臀部19の間の溝20に嵌め込んだ
状態で、その下の可撓性シート状のパット8で保持する
ことにより、肛門当部材3は前記臀部19の間の溝20
の中で或る程度自由に変形し、人の臀部19、その間の
溝20の動きに自由に追従出来る。このため、便通過孔
4の上端が人の肛門17から容易にずれない。また、肛
門当部材3が自由に変形し、且つ外力を除くと元の形に
復元しやすいことにより、肛門当部材3が臀部19の間
の溝20に完全に密着し、便の漏れが防止出来る。そし
てこの介護用使い捨て便器は、常に装着して重度要介護
者の肛門から排泄された大便を袋体15に収納して処理
でき、大便を入れた使い捨て便器はそのまま廃棄できる
ので、介護者の大便の処理が大幅に楽になる。 【0012】 【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1に本発明の一実施形態による介護用使い捨て便器の
構成部材を示す。図2〜図4は、これらの構成部材を一
体として、介護用使い捨て便器を構成した状態を示す。
これらの図に示す通り、図示の介護用使い捨て便器は、
肛門当部材3とパッド8と袋体15とを有する。 【0013】肛門当部材3は、直径30〜40mm、長
さ80〜100mm程度の棒状の部材で、伸縮自在の材
料からなる強度のある伸縮性と弾性を有する袋に流動体
を充填してなる。袋の材料は、人の肌に当たっても強い
刺激を与えず、アレルギー等も起こさず、且つ気密性と
耐水性を有する軟質樹脂、ゴム等の部材を使用する。ま
た、その袋に充填する流動体しては、空気等の気体、水
や油液等の液体、ペースト状のもの、粉体等をあげるこ
とが出来る。いずれにしても袋の中には、肛門当部材3
に外力を加えたとき、その変形を許容し、外力を取り去
ると、袋の弾力により元の形状に復元するよう適当な圧
力で流動体を充填する。 【0014】この肛門当部材3の中央には、人の肛門か
ら排泄した大便を通過する便通過孔4が設けられてい
る。この便通過孔4には、円筒形の便通過パイプ1を嵌
め込む。この便通過パイプ1は上端にフランジ2を有
し、その下に漏斗状のパイプ部5を一体の設けたもので
ある。この便通過パイプ1は、肛門当部材3の外皮であ
る袋より変形しにくい剛性のある部材で厚手に形成す
る。これは、肛門当部材3が変形した場合でも、便通過
パイプ1とそれを嵌め込んだ便通過孔4の部分は大きく
変形せず、大便が通過する通路を確保出来るようにする
ものである。便通過パイプ1を使用しない場合は、肛門
当部材3の外皮である袋の便通過孔4の部分のみ肛門当
部材3の外皮である袋の他の部分より変形しにくいよう
厚手に形成する。 【0015】パッド8は厚さ1mm程度の可撓性のシー
トからなり、一方に長い楕円形状をしている。このパッ
ド8の中央には、大便を通過させるための孔9を有す
る。このパッド8もまた、人の肛門の周りの皮膚に当て
て使用するため、人の肌に当たっても強い刺激を与え
ず、アレルギー等も起こさない軟質樹脂或いは吸湿性を
有する繊維等が好ましい。 【0016】このパット8の中央には前述した棒状の肛
門当部材3が載せられ、固定される。より具体的には、
肛門当部材3はその長手方向がパット8の長軸方向と一
致するように固定される。この状態で、肛門当部材3の
便通過孔4の下端開口部はパット8の孔9と上下に一致
する。パット8の長軸方向の両端には、そのパット8を
人のお尻に取り付けるための固定手段である紐11が取
り付けられている。 【0017】このパッド8の下面の前記孔9の周囲に、
袋体15の上縁が一体に取り付けられ、孔9はこの袋体
15の内部に通じている。この袋体15は、ゴムや合成
樹脂等のように、伸縮性と弾力があり、変形しやすく、
且つ水密性を有するものからなる。 【0018】図4から明らかな通り、図示の例の袋体1
5は、外袋13と内袋14との二重構造になっている。
外袋13は、大便を収納しておく袋であり、完全に閉じ
られた袋状であり、その上縁は前記パット8の孔9の周
の部分と一体となっている。その内側の内袋14は、パ
ット8の孔9側と一体となった上縁側が広く、下端が狭
くなった漏斗状のもので、下端は外袋13の中で開いて
いる。 【0019】このような介護用使い捨て便器の使用状態
を図5に示す。この図5に示すように、肛門当部材3を
人の肛門17の周りの臀部19の間の溝20に嵌め込
み、その肛門当部材3の中央の便通過孔4の上端を人の
肛門17に当てる。この状態で紐11、11を人のお尻
の後ろと太股の両側に通し、これらの紐11、11を結
んでパッド8を肛門18の周りの皮膚に当てて固定す
る。この状態で、介護用使い捨て便器を重度介護者のお
尻に装着しておく。 【0020】この装着状態において、重度要介護者の肛
門17から大便が排泄されると、この肛門17の周りの
溝20に嵌め込まれた棒状の肛門当部材3の便通過孔4
を通り、パット8の孔9から袋体15に大便が排泄され
る。大便はまず袋体15の内袋14を通り、その下端か
ら抜けて外袋13に入る。内袋14は漏斗状であり、下
端が上端より狭まっているので逆流防止の役目を果た
す。 【0021】肛門当部材3は、その中に流動体が充填さ
れていることにより、重度要介護者の動きに応じて或る
程度自由に変形すると共に、復元力を有する。このた
め、臀部19の間の溝20に嵌まり込んだその溝20に
密着する。また、その肛門当部材3の便通過孔4の上端
が肛門17からずれることはない。 【0022】 【発明の効果】以上説明した通り、本発明による介護用
使い捨て便器では、常にそれを重度要介護者が装着し、
重度要介護者の肛門から排泄された大便を袋体15に収
納して処理できる。このとき、肛門当部材3は、その中
に流動体が充填されていることにより、重度要介護者の
動きに応じて変形すると共に、復元力を有するため、良
好な密着性とずれ防止が図られ、大便の漏れが生じな
い。さらに、大便を入れた使い捨て便器はそのまま廃棄
できるので、介護者の大便の処理が大幅に楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による介護用使い捨て便器
の構成部材を分解して示した分解斜視図である。 【図2】同実施形態による介護用使い捨て便器を示す斜
視図である。 【図3】同実施形態による介護用使い捨て便器を示す平
面図である。 【図4】図3のA−A線断面図である。 【図5】同実施形態による介護用使い捨て便器を人のお
尻に装着した状態の背面図である。 【符号の説明】 3 肛門当部材 4 肛門当部材の便通過孔 8 パッド 9 パッドの孔 11 パッドの紐 15 袋体 17 人の肛門 19 人の臀部 20 臀部の間の溝
の構成部材を分解して示した分解斜視図である。 【図2】同実施形態による介護用使い捨て便器を示す斜
視図である。 【図3】同実施形態による介護用使い捨て便器を示す平
面図である。 【図4】図3のA−A線断面図である。 【図5】同実施形態による介護用使い捨て便器を人のお
尻に装着した状態の背面図である。 【符号の説明】 3 肛門当部材 4 肛門当部材の便通過孔 8 パッド 9 パッドの孔 11 パッドの紐 15 袋体 17 人の肛門 19 人の臀部 20 臀部の間の溝
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平7−328052(JP,A)
特開 平6−339492(JP,A)
特開2003−199789(JP,A)
実開 昭61−4616(JP,U)
実開 平3−41423(JP,U)
特公 昭61−5348(JP,B1)
特公 昭36−13034(JP,B1)
実公 昭61−9621(JP,Y2)
実公 昭35−18799(JP,Y1)
実公 昭55−49069(JP,Y2)
実公 昭14−11418(JP,Y1)
特表 平10−503668(JP,A)
実用新案登録2559049(JP,Y2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61F 5/452
A61F 5/44
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 身体の不自由な人の肛門から排泄される
大便を受けて収納する介護用使い捨て便器であって、人
の肛門(17)の周りの臀部(19)の間の溝(20)
に嵌まり込み、流動体を充填した棒状の肛門当部材
(3)と、この肛門当部材(3)の中心を貫通するよう
設けられ、同肛門当部材(3)が臀部(19)の間の溝
(20)に嵌まり込んだとき肛門(17)に一端が当て
られる便通過孔(4)と、この肛門当部材(3)をその
下から支持する可撓性シート状のパッド(8)と、前記
肛門当部材(3)を臀部(19)の間の溝(20)に嵌
まり込んだ状態を保持するためパッド(8)に設けられ
た固定手段と、前記肛門当部材(3)の便通過孔(4)
に通じ、パッド(8)の中央の孔(9)の周りに上端縁
が固定され、人の肛門(17)から排泄される大便を前
記便通過孔(4)とパッド(8)の孔(9)を通して内
部に収納する袋体(15)とを有することを特徴とする
介護用使い捨て便器。
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- 2002-11-14 JP JP2002330220A patent/JP3488715B1/ja not_active Expired - Fee Related
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2003
- 2003-08-04 EP EP03017768A patent/EP1419751A3/en not_active Withdrawn
- 2003-08-18 US US10/642,308 patent/US6754914B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-08-28 CN CNB031577679A patent/CN1307953C/zh not_active Expired - Fee Related
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