JP2017520744A - 管底部及び熱交換器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、熱交換器用の管底部(80)であって、該管底部(80)は、長孔状の複数の開口(82)を有する底部領域(81)を備えており、これらの長孔状の開口(82)の縁部は通流部(83)によって包囲されており、当該管底部(80)は、直立した縁部領域(85)を有しており、前記通流部(83)と前記直立した縁部領域(85)との間に、ボックス状の蓋の脚部のための取付け領域としてU形溝(84)が形成されており、該U形溝(84)は、内側に位置する第1の壁(87)と、前記直立した縁部領域(85)と、溝底部(94)を形成する第2の壁とによって形成されており、前記内側に位置する第1の壁(87)は、前記通流部(83)の、前記U形溝(84)に面した側(95)の延長部に、少なくとも1つのこぶ状の加工成形部(88)を有しており、該こぶ状の加工成形部(88)は、前記直立した縁部領域(85)と前記第1の壁(87)との間の前記U形溝(84)の幅を制限しており且つ前記溝底部(94)から、前記通流部(83)の前記U形溝(84)に面した端部領域に向かって延びており、前記こぶ状の加工成形部(88)には凹部(90)が成形されており、該凹部(90)の成形により、前記第1の壁(87)の、前記U形溝(84)とは反対の側(96)に向かって材料移動が生ぜしめられる、熱交換器用の管底部(80)に関する。更に本発明は、熱交換器に関する。

Description

本発明は、熱交換器用の管底部であって、該管底部は、長孔状の複数の開口を有する底部領域を備えており、これらの長孔状の開口の縁部は通流部によって包囲されており、当該管底部は、直立した縁部領域を有しており、前記通流部と前記直立した縁部領域との間に、ボックス状の蓋の脚部のための取付け領域としてU形溝が形成されており、該U形溝は、内側に位置する第1の壁と、直立した縁部領域と、溝底部を形成する第2の壁とによって形成されている、熱交換器用の管底部に関する。更に本発明は、熱交換器に関する。
背景技術
冷媒冷却器は、媒体が通流可能であると同時に媒体が周囲を取り囲んで流れることができる複数の管を有していてよい。1つの周知の構成形式において、これらの管は、端部側を管底部に取り付けられている。管底部は、管の数に対応する数の開口を有しており、この場合、管は1つの開口に1本ずつ挿入されている。管底部は、コレクティングボックスを形成するように、ボックス状の蓋により閉鎖される。このためにボックス状の蓋は管底部に挿入され、管底部と結合される。
独国特許発明第19920102号明細書(DE 199 20 102 B4)から、多室管が公知である。この多室管は、熱交換器ブロックを形成するために相応に適合された管底部に挿入可能である。各多室管の間には、熱伝達を改良する複数のフィン部材が配置されていてよい。
独国特許出願公開第102011085479号明細書(DE 10 2011 085 479 A1)から公知の熱交換器は2つの管底部を有しており、これらの管底部にはそれぞれ、複数の管の端部側が取り付けられている。各管底部には更に、各1つのボックス状の蓋が挿入されており、これにより、1つの通流可能な熱交換器ブロックが形成される。
独国特許出願公開第10343239号明細書(DE 103 43 239 A1)から公知の熱交換器は、端部側を管底部に取り付けられた複数の管から成る熱交換器ブロックを有している。管底部に挿入され且つ管底部と結合されたボックス状の蓋により、通流可能な熱交換器ブロックが形成されている。
独国特許出願公開第102008011579号明細書(DE 10 2008 011 579 A1)からは、熱交換器用のコレクティングボックスの底部金属薄板が公知である。この底部金属薄板は、管を挿入可能な複数の開口を有する、いわゆる管底部を形成する。図示の管底部には更にボックス状の蓋が挿入され、これにより、通流可能な熱交換器ブロックが形成され得る。
従来技術における装置の欠点は特に、公知の前記各管底部は、その他の点では同じ幅の管底部における様々な幅の開口にうまく適合させることができない、という点にある。よって、異なる幅の開口を備えた同じ幅の複数の管底部を用意するためには、多大な適合手間が必要とされる。特に、ボックス状の蓋が挿入される管底部の取付け領域は、十分に高い密閉性を達成するために、特に適合させる必要がある。よって、異なる幅の開口に対しては異なる幅の管底部が使用され、これにより、形成される熱交換器の寸法も変わることになる。このことは、組立にかかる手間をより大きくし、これにより組立時間とコストに不都合な影響を及ぼすことになる。
発明の概要、課題、解決手段、利点
よって本発明の課題は、同じ幅の管底部において、管底部に形成される異なる幅の開口に適合可能な管底部を提供することにある。更に本発明の課題は、前記のような管底部を備えた熱交換器を提供することにある。
管底部に関する課題は、請求項1記載の特徴を有する管底部により解決される。
本発明の1つの実施例は、熱交換器用の管底部であって、該管底部は、長孔状の複数の開口を有する底部領域を備えており、これらの長孔状の開口の縁部は通流部によって包囲されており、当該管底部は、直立した縁部領域を有しており、前記通流部と前記直立した縁部領域との間に、ボックス状の蓋の脚部のための取付け領域としてU形溝が形成されており、該U形溝は、内側に位置する第1の壁と、直立した縁部領域と、溝底部を形成する第2の壁とによって形成されており、内側に位置する第1の壁は、通流部の、U形溝に面した側の延長部に、少なくとも1つのこぶ状の加工成形部を有しており、該こぶ状の加工成形部は、直立した縁部領域と第1の壁との間のU形溝の幅を制限しており且つ溝底部から、通流部のU形溝に面した端部領域に向かって延びており、こぶ状の加工成形部は、管の導入斜面の形成に用いられる、熱熱交換器用の管底部に関する。
この場合、成形された凹部に基づき、第1の壁の、U形溝とは反対の側に向かう材料移動部が形成されていると有利である。
内壁から成るこぶ状の加工成形部により、U形溝の幅を特に有利に制限することができる。同時にU形溝の内側の高さも、こぶ状の加工成形部により規定され得る。この場合、こぶ状の加工成形部は、特にその時々の通流部の幅に応じて適合され得る。このようにして、それぞれ異なる幅の開口及び通流部を有する、底部幅は同一の管底部を形成することができる。このことは、種々様々な管底部に対して同じ製造機械を使用することができ、その都度深絞り加工工具だけを適合させれば済むので有利である。更にこれにより、管の幅が異なる場合でも、管底部に関しては規格化された幅を保証することができるので、形成される熱交換器の所要構成空間が統一され得る。
成形された凹部に基づき、的確な材料移動を達成することができる。つまり内壁の、特にU形溝とは反対の側において、より大きな材料厚さを達成することができる。それというのも、そこに向かって材料が、凹部の成形に基づき追加的に移動させられるからである。このことは、管底部に対する管取付け用の、十分に大きく寸法決めされた導入斜面を形成可能にするために、特に有利である。
こぶ状の加工成形部を適合させることにより、U形溝と通流部の端部領域との間の移行領域は個別に形成可能であり、これにより、ボックス状の蓋の脚部領域のための十分な案内及び位置固定手段が与えられていると同時に、管の取付けを容易にする導入斜面を形成するための十分な材料厚さが残されることになる。
更に、内壁から成るこぶ状の加工成形部の変位が、溝底部を起点として各通流部に向かって増大していると有利である。このことは、これによりボックス状の蓋の脚部領域のためのセンタリング補助手段として働くことのできる、U形溝に面した傾斜面が形成されることになるので有利である。
また、こぶ状の加工成形部が底部領域内へ延びていて、通流部を少なくとも部分的に包囲している場合も有利である。このことは、通流部とこぶ状の加工成形部若しくは内壁との間において、より高度な安定性を生ぜしめると同時に、より緩やかな移行を達成するために、特に有利である。
また、第1の壁が、U形溝とは反対の側に導入斜面を有しており、この場合、導入斜面はこぶ状の加工成形部に配置されており、導入斜面が、通流部によって縁部を包囲された長孔状の開口のテーパを生ぜしめている場合も合理的である。
導入斜面は、通流部によって縁部を包囲された開口内への管の挿入を容易にするために有利である。この場合、導入斜面が、十分な長さの導入斜面を形成するために十分な材料厚さを有する管底部の領域に形成されていると、特に有利である。
更に、導入斜面が、成形された凹部に接して形成されていると有利である。成形された凹部に接した導入斜面は、十分に大きく寸法決めされた導入斜面を可能にする材料集積が凹部により生ぜしめられることから有利である。
別の好適な実施例は、長孔状の開口が、向かい合う2つの狭幅側と、向かい合う2つの広幅側とを有しており、長孔状の開口は、狭幅側と、広幅側の、狭幅側寄りの両端部領域とにおいて、導入斜面によりテーパを付けられていることを特徴とする。可能な限り正確で簡単な製造を可能にするために、狭幅側と広幅側の両方に導入斜面が形成されていると、特に有利である。これにより特に、管の導入が容易になる。
更に、こぶ状の加工成形部及び/又はこぶ状の加工成形部の凹部が、管底部にエンボス加工されており且つ/又は深絞り加工により成形されていると、特に有利である。こぶ状の加工成形部と凹部とを、管底部の他の部分と同じ製造法で生ぜしめるためには、エンボス加工及び/又は深絞り加工が有利である。このことは製造を簡単にし、延いてはコストを低下させる。
また、第1の壁と、こぶ状の加工成形部の、U形溝に面した表面とが、溝底部に対して90度を上回る角度に向けられている場合も好適である。90度を上回る角度は、ボックス状の蓋の脚部領域の、U形溝内への有利な挿入を可能にする斜面を形成するために有利である。
また、こぶ状の加工成形部の、U形溝に面した側が、ボックス状の蓋をU形溝に挿入するためのセンタリング補助手段を形成している場合も有利である。
熱交換器に関する課題は、請求項10記載の特徴を有する熱交換器により解決される。
本発明の1つの実施例は、2つの管底部を備える熱交換器であって、当該熱交換器は、互いに平行に配置されており且つ端部側がそれぞれ、通流部により縁部を包囲された管底部の開口に取り付けられた複数の管を有しており、これらの管は、導入斜面に沿って各開口内へ挿入されており、各管底部のU形溝には各1つのボックス状の蓋が挿入されて各管底部と結合されている、熱交換器に関する。
このような熱交換器は、特に簡単に取り付けられるため、特に有利である。導入斜面は、開口内での管の簡単な位置決めを可能にする。更に、こぶ状の加工成形部に形成されるセンタリング補助手段は、U形溝内でのボックス状の蓋の簡単な位置決めを可能にする。
本発明の有利な改良は、各従属請求項及び以下の図面の説明に記載されている。
以下に、本発明を図面に関する各実施例につき詳しく説明する。
従来技術において周知のものと同様の管底部の断面図である。 管底部の断面図であって、この場合、通流部とU形溝との間の移行部が、こぶ状の加工成形部により形成されている。 2つのU形溝の輪郭をそれぞれ示す図である。 管底部の斜視図であって、この場合、開口若しくは通流部が極めて広幅に形成されている。 択一的な構成の管底部の斜視図であって、この場合、開口若しくは通流部は、前掲の図4に示した幅よりも狭く形成されており、こぶ状の加工成形部は平坦部を有している。 択一的な管底部の斜視図であって、この場合、平坦部は、図5に示した管底部におけるよりも低く形成されている。 本発明による管底部の断面図であって、この場合、こぶ状の加工成形部には上方から凹部が成形されており、該凹部は、こぶ状の加工成形部の下方に面した側に材料集積を生ぜしめる。 図7に示した管底部の斜視図である。 図7及び図8に示した管底部の下面を示す図である。 2つの管底部の断面図であって、この場合、一方の管底部は、あまり幅がない通流部を備えて示されており、且つ一方の管底部は、より広幅の通流部を備えて示されている。 2つの異なる導入斜面が形成された管底部の斜視図である。
発明の好適な実施形態
図1には、従来技術において周知のものと同様の管底部1の横断面図が示されている。管底部1は、平らな底部領域2に配置された複数の開口3を有している。これらの開口3の縁部は、それぞれ通流部4によって包囲されている。開口3の左右にはU形溝5が形成されており、U形溝5は実質的に、直立した縁部領域6と、この縁部領域6に対して平行に延在する内壁7との間に形成されている。
U形溝5は、それぞれ溝底部8により、下方に対して閉じられている。方向9に沿って、管を開口3に挿入することができる。
図2には、特にU形溝14に関して異なる幾何学形状を有する、択一的な構成の管底部10の断面図が示されている。特に、U形溝14に向かう通流部13の移行部が異なって形成されている。
管底部10は、複数の開口12が成形されている底部領域11を有しており、開口12の縁部は、カラー状の通流部13によって包囲されている。通流部13の左右の端部領域は、管底部10の内壁17に例えばエンボス加工法により形成可能な、こぶ状の加工成形部22で終わっている。通流部13は、こぶ状の加工成形部22を通り、U形溝14に向かって延在している。U形溝14は、直立した縁部領域15と、内壁17と、溝底部24とにより形成されている。直立した縁部領域15の上部域16は、下部域15に比べて大きく曲げられている。
特に内壁17は、溝底部24に対して90°を上回る角度に位置している。こぶ状の加工成形部22は、直立した縁部領域15に面した外側に、特にボックス状の蓋若しくはボックス状の蓋の脚部領域を挿入するためのセンタリング補助手段として利用可能な面21を形成している。面21は、上方から挿入されるボックス状の蓋が自動的に、このために設けられたU形溝14内へ変向されるように傾斜している。
ボックス状の蓋の脚部領域に関して考えられる様々な位置が符号18,19で示されている。脚部領域に関して考えられる最も内側の位置は、制限部20で示されている。脚部領域が更に内側にずれると、誤った取付け若しくは不正確な取付けにつながる恐れがある。マーク20の左側に脚部領域を配置した場合にはいずれも、脚部領域はセンタリング補助手段21の補助に基づき、U形溝14に正確に嵌合して着座することになる。図2に示す管底部10もやはり、従来技術から既に周知のものである。
図3には、管底部のU形溝の2つの横断面がそれぞれ示されている。この場合、例えば図2で示唆したような、こぶ状の加工成形部を備えたU形溝の輪郭が、符号30で示されている。図1に例示したようなU形溝の輪郭は、符号31で示されている。図3は、異なるU形溝の内側における異なる構造、特に異なる幅若しくは異なる高さを明確に示すものである。
図4には、既に図2に示したものと同様の管底部10の斜視図が示されている。図4では特に、こぶ状の加工成形部22が、直立した縁部領域15に面した平らな面21を有しているということが認められ、この面21も、センタリング補助手段として働く。こぶ状の加工成形部22は、それ以外は平らな内壁17から、例えば深絞り加工又はエンボス加工により加工成形されている。
こぶ状の加工成形部22は、内壁17上に延びているだけでなく、底部領域11内へも延びており、そこでは特に、こぶ状の加工成形部22の部分領域23が通流部13をも、その広幅側に沿って包囲している。
図5には、管底部40の1つの択一的な実施形態が示されている。管底部40は、複数の開口42を有する底部領域41を有しており、各開口42の縁部は、カラー状の通流部43によって取り囲まれている。
通流部43若しくは開口42は、図5に示す実施例では、管底部40の幅において、比較的短い延在長さを有している。この実施例及び他の実施例でも、管底部40の幅はそれぞれ、一方の直立した縁部領域45から、この縁部領域45とは反対の側の直立した縁部領域までを測定したものである。
このような、図4に示した構成との比較における開口42若しくは通流部43の短縮を補償するために、こぶ状の加工成形部48は、平坦部50として形成された延長領域を有している。前掲の図4にも示したように、こぶ状の加工成形部48の部分領域49が、部分的に各通流部43の広幅側をも包囲している。このこぶ状の加工成形部48もやはり、直立した縁部領域45に面した、センタリング補助手段として使用可能な面を有している。
U形溝44は、直立した縁部領域45と、内壁47と、溝底部51とによって形成されている。直立した縁部領域45は、管底部40にボックス状の蓋を取り付けるために使用可能なスリットを有している。ボックス状の蓋の取付けは、例えば緊締により、波形スリット状の縁曲げ部の付与により、又は別の周知の固定要素の補助に基づき達成され得る。
こぶ状の加工成形部48、特に平坦部50と部分領域49もやはり、エンボス加工過程に基づき、又は深絞り加工により、内壁47若しくは底部領域41に加工成形されている。
平坦部50は、U形溝44と通流部43との間の架橋に用いられる。平坦部50は好適には、十分な導入斜面を形成することができるようにするために、管底部40の下面に十分な材料が残されているように十分低くなければならないと同時に、U形溝44の内側における十分な高さを保証するために、十分高くなければならない。平坦部50は、図5に示す実施例では高く形成されている。このことは、U形溝44の十分な高さを可能にするが、下面に形成される導入斜面に関しては最適ではない。次の図6に示す平坦部70は、より低く形成されており、これにより、導入斜面の形成に関してはより有利であるが、同時にU形溝の高さはより低くなることになり、このことは欠点である。
図6には、管底部60の別の択一的な実施例が示されており、管底部60は、開口62が配置され且つカラー状の通流部63を備えた底部領域61を有している。開口62若しくは通流部63は、図6では管底部60の幅において、比較的短い延在長さを有している。この理由から、こぶ状の加工成形部68もやはり平坦部70を有しており、この場合、この平坦部70は、前掲の図5に示した平坦部50に比べると、より短く且つより低くなっている。このため、通流部63の広幅側を包囲している部分領域69は、底部領域61の平面から、平坦部70よりも広幅に加工成形されている。部分領域69は、広幅側と狭幅側の両方において通流部63を包囲する、U形の隆起部を形成している。
また、管底部60もU形溝64を有している。U形溝64は、前掲の各図の場合と同様に、直立した縁部領域65と、この縁部領域65に対向して位置する内壁67と、溝底部71とによって形成されている。直立した縁部領域65もやはり上部域に、外向きに曲げられた部分領域66を有している。こぶ状の加工成形部68は、直立した縁部領域65に面した、センタリング補助手段として使用可能な面も有している。
図7には、本発明による管底部80の構成が示されている。この管底部80は、底部領域81を有している。底部領域81には複数の開口82が成形されており、これらの開口82の縁部は、カラー状の通流部83によって包囲されている。開口82は、向かい合う2つの狭幅側98と、向かい合う2つの広幅側97とを有している。これに相応して、開口82の縁部を包囲している通流部83も、各2つの狭幅側98と各2つの広幅側97とを有している。U形溝84は、直立した縁部領域85と、この縁部領域85に対向して位置する内壁87と、溝底部94とによって形成されている。
内壁87と底部領域81とに加工成形されたこぶ状の加工成形部88は、特に直立した縁部領域85に面した面91で以て、直立した縁部領域85に対して、内壁87により形成される角度よりも小さな角度を形成している。付加的に、こぶ状の加工成形部88は、上方から成形された凹部90を有しており、凹部90は、通流部83の端部領域にすぐ隣接して配置されている。
こぶ状の加工成形部88に、やはりエンボス加工法又は深絞り加工によって成形可能な凹部90に基づき、下方に向かって材料移動が行われ、この材料移動は、内壁87若しくは底部領域81の、特に下方に面した側96において、導入斜面の形成を可能にする。材料移動に基づき、導入斜面を全体的により大きく形成することができ、この場合、特に導入斜面の大きさを、管の導入方向に沿って拡大することができる。このことは管の導入を簡単にし、延いてはより安定的な組立プロセスを可能にする。導入斜面は、図7には図示されていない。
図7でも、こぶ状の加工成形部88は部分領域89で以て、通流部83の広幅側97を包囲している。更にこぶ状の加工成形部88は、U形溝84の十分な高さを形成しており、これにより、ボックス状の蓋の確実な位置決めも保証され得る。
図8には、既に図7に示したものと同様の管底部80の別の斜視図が示されている。図8では特に、凹部90がU形溝84に対して平行に延びる直線的な凹部によって形成されている、ということが認められる。更に図8では、通流部83若しくは開口82の広幅側97の端部領域99と狭幅側98の両方が、こぶ状の加工成形部88の部分領域89によって包囲されている、ということが認められる。更にこぶ状の加工成形部88は、平らな傾斜した面91をも形成しており、この面91は、ボックス状の蓋の脚部領域のためのセンタリング補助手段として使用することができる。
図9には、図7及び図8に示した管底部80の下側から開口82若しくは通流部83を見た図が示されている。内壁87の、U形溝84とは反対の側96が認められる。図9では更に、特に通流部83の狭幅側98と両広幅側97の各端部領域99の両方に沿って延在する導入斜面92,93が認められる。これらの導入斜面92,93は、特に凹部90に基づき生ぜしめられた材料移動領域内に形成される。導入斜面92,93は、特に開口82内での管の簡単な位置決め及び取付けに役立つ。
図7〜図9に示したような本発明による実施形態は、特に図4〜図6に示した、あまり幅がない通流部43及び比較的広幅の通流部13に関する先行実施形態と組み合わされてもよい。特にこの場合、材料移動を生ぜしめる付加的な凹部90は、通流部83の下側で必要とされる材料を得るために有利であり、これにより、十分に寸法設定された導入斜面92,93を形成することができるようになっている。その理由は特に、図1〜図9に示したような管底部が、好適には板状の材料から複数の深絞り過程を経て形成される、という点にある。各深絞り過程では、最終的に基本材料の薄化につながる材料圧縮及び材料伸長が行われる。付加的な凹部を形成することにより、部分的に不都合な前記薄肉化を防止すると共に、材料を所定の領域へ的確に移動させることができるようになっている。
図10には、あまり幅がない通流部83を備えた管底部80の実施形態と、既に図4に示したような比較的広幅の通流部13を備えた管底部の実施形態との比較図が示されている。図10では特に、U形溝14若しくは84は、通流部13若しくは83の幅に関係なく同一に形成されていることが認められる。あまり幅がない通流部83の場合には、こぶ状の加工成形部88に、図7〜図9に示したような凹部90が成形されている。比較的広幅の通流部13の場合には、既に図4に示したように、前記凹部は設けられていない。但し1つの択一的な実施形態において、凹部は広幅の通流部13と組み合わされてもよい。
図11に示す2つの導入斜面101若しくは102の比較図は、これらの導入斜面101若しくは102が、符号100を付した通流部の幅に応じて形成され得る、ということを示している。導入斜面101,102は、特に通流部100の各狭幅側に成形されている端面側の導入斜面を図示したものである。好適には、狭幅側に形成された導入斜面が垂直線に対して約40°の角度を有しているのに対して、広幅側の各端部領域に形成された導入斜面は、好適には垂直線に対して約30°の角度を有している。これらの値は例示的なものであり、特に個々の実施形態の構成を限定するものではない。
前掲の図1〜図11に示した各実施形態は例示的なものであると共に、部分的には従来技術から周知の構成と同様の構成を成すものである。特に、図1〜図6に示した、従来技術から周知の実施形態の特徴と、図7〜図9に示した、本発明による実施形態の特徴との組合せは常に可能である。各図に示した個々の実施形態は、特に材料選択、個々の要素の配置形式、及び各要素の寸法設定に関して限定的な特徴は一切有していない。

Claims (11)

  1. 熱交換器用の管底部(80)であって、該管底部(80)は、長孔状の複数の開口(82)を有する底部領域(81)を備えており、これらの長孔状の開口(82)の縁部は通流部(83)によって包囲されており、当該管底部(80)は、直立した縁部領域(85)を有しており、前記通流部(83)と前記直立した縁部領域(85)との間に、ボックス状の蓋の脚部のための取付け領域としてU形溝(84)が形成されており、該U形溝(84)は、内側に位置する第1の壁(87)と、前記直立した縁部領域(85)と、溝底部(94)を形成する第2の壁とによって形成されている、熱交換器用の管底部(80)において、
    前記内側に位置する第1の壁(87)は、前記通流部(83)の、前記U形溝(84)に面した側(95)の延長部に、少なくとも1つのこぶ状の加工成形部(88)を有しており、該こぶ状の加工成形部(88)は、前記直立した縁部領域(85)と前記第1の壁(87)との間の前記U形溝(84)の幅を制限しており且つ前記溝底部(94)から、前記通流部(83)の前記U形溝(84)に面した端部領域に向かって延びており、前記こぶ状の加工成形部(88)には、管の導入斜面(92,93)の形成に用いられる凹部(90)が成形されていることを特徴とする、熱交換器用の管底部(80)。
  2. 成形された前記凹部(90)に基づき、前記第1の壁(87)の、前記U形溝(84)とは反対の側(96)に向かう材料移動部が形成されている、請求項1記載の管底部(80)。
  3. 内側に位置する前記壁(87)から成る前記こぶ状の加工成形部(88)の変位が、前記溝底部(94)を起点として各前記通流部(83)に向かって増大している、請求項1又は2記載の管底部(80)。
  4. 前記こぶ状の加工成形部(88)は、前記底部領域(81)内へ延びていて、前記通流部(83)を少なくとも部分的に包囲している、請求項1から3までのいずれか1項記載の管底部(80)。
  5. 前記第1の壁(87)は、前記U形溝(84)とは反対の側(96)に導入斜面(92,93)を有しており、該導入斜面(92,93)は、前記こぶ状の加工成形部(88)に配置されており、且つ前記導入斜面(92,93)は、前記通流部(83)によって縁部を包囲された前記長孔状の開口(82)のテーパを生ぜしめている、請求項1から4までのいずれか1項記載の管底部(80)。
  6. 前記導入斜面(92,93)は、成形された前記凹部(90)において形成されている、請求項5記載の管底部(80)。
  7. 前記長孔状の開口(82)は、向かい合う2つの狭幅側(98)と、向かい合う2つの広幅側(97)とを有しており、前記長孔状の開口(82)は、前記狭幅側(98)と、前記広幅側(97)の、前記狭幅側(98)寄りの両端部領域(99)とにおいて、前記導入斜面(92,93)によりテーパを付けられている、請求項5又は6記載の管底部(80)。
  8. 前記こぶ状の加工成形部(88)及び/又は前記こぶ状の加工成形部(88)に設けられた前記凹部(90)は、当該管底部(80)にエンボス加工されており且つ/又は深絞り加工により成形されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の管底部(80)。
  9. 前記第1の壁(87)と、前記こぶ状の加工成形部(88)の、前記U形溝(84)に面した表面(91)は、前記溝底部(94)に対して90度を上回る角度に向けられている、請求項1から8までのいずれか1項記載の管底部(80)。
  10. 前記こぶ状の加工成形部(88)の、前記U形溝(84)に面した側の前記面(91)は、ボックス状の蓋を前記U形溝(84)に挿入するためのセンタリング補助手段を形成している、請求項1から9までのいずれか1項記載の管底部(80)。
  11. 請求項1から10までのいずれか1項記載の管底部を2つ備える熱交換器であって、該熱交換器は複数の管を有しており、該管は、互いに平行に配置されており且つ端部側がそれぞれ、通流部により縁部を包囲された管底部の開口に取り付けられており、これらの管は、導入斜面に沿って各開口内へ挿入されており、各管底部のU形溝には各1つのボックス状の蓋が挿入されて各管底部と結合されていることを特徴とする、熱交換器。
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