JP2017518818A - 細長可撓性医療機器を案内するロボット化モジュール - Google Patents

細長可撓性医療機器を案内するロボット化モジュール Download PDF

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Abstract

本発明は、無菌バリア(39)を備えたカセットに関する。無菌バリア(39)は、細長可撓性医療機器を駆動する駆動部材(24、24’)にそれぞれ取り付けられた取り付けブラケット(45)および2つの隣接する取り付けブラケット(45)間の可撓部(44)を備える。可撓部は、取り付けブラケットに接続されている。取り付けブラケットの駆動面(46)は、細長可撓性医療機器に接触する。【選択図】図10

Description

本発明は、細長可撓性医療機器を駆動するロボットモジュールに関する。
カテーテルまたはガイドを患者に手動で挿入することは、比較的慣用と認められた外科的手技である。しかし、この手技は、X線を用いてモニタリングするため、この手技を行う外科医は、多くの患者にこのような手術を行った場合、結果的に放射線を浴びることになる。
外科医に対する上記リスクを低減するため、このような挿入をロボット化する試みが行われている。このロボット化は、カテーテルの把持が難しいために複雑である。カテーテルは、保存液に浸漬して、無菌を保つ必要がある。さらに、カテーテルの並進および回転移動を交互および/または同時に制御するのが望ましい。信頼性がこれらロボットシステムの決定基準である。
近年、米国特許第7,927,310号において、カテーテルの並進および回転の両移動を管理する駆動システムが提案されている。カテーテルは、基部に対して回転することにより回転駆動可能なプレート上に保持されている。プレート自体は、並進駆動機構を備える。また、フレームに固定された遠隔モータおよびその移動をカテーテルに伝達するシステムが用いられる。モータは、電源、空間、および無菌性の理由から、組み込まれていないのが好ましい。
上記構成は十分であるものの、特に信頼性の向上を目的として、この種の機構の簡素化が引き続き求められている。
この目的のため、本発明によれば、細長可撓性医療機器を駆動するロボット駆動モジュールであって、
基部と、
駆動面をそれぞれが有する一対の駆動部材であって、一対の駆動部材における駆動部材の駆動面が、駆動対象の細長可撓性医療機器と係合しその両側に配置される駆動構成に設置可能であり、一対の駆動部材が第1の位置と第2の位置との間で1自由度に沿って基部に対して移動可能に搭載された、一対の駆動部材と、
駆動構成において一対の駆動部材における駆動部材の基部に対する第1の位置から第2の位置までの移動を制御し、それによって基部に対して細長可撓性医療機器を駆動させる制御部材と、
各駆動部材用の取り付けブラケットおよび2つの隣接する取り付けブラケット間の可撓部を備えた使い捨ての消耗無菌バリアであって、可撓部が、取り付けブラケットに接続され、各駆動部材が、取り付けブラケットに取り付けられ、取り付けブラケットの駆動面が、細長可撓性医療機器と接触するように意図された、消耗無菌バリアと、
を備えた、ロボット駆動モジュールが提供される。
これらの規定により、長くて複雑な軌跡上であっても、細長可撓性医療機器の駆動を無菌で行うことができる。
また、本発明の好適な実施形態においては、以下の規定の一方および/または他方を利用可能である。
一対の駆動部材は、駆動構成と、一対の駆動部材における駆動部材の駆動面が細長可撓性医療機器と係合しない自由構成と、に交互に設置可能である。
制御部材は、駆動構成において第1の位置から第2の位置までの基部に対する駆動部材の移動と、自由構成において基部に対して細長可撓性医療機器を駆動することなく第2の位置から第1の位置までの基部に対する一対の駆動部材における駆動部材の移動を繰り返し周期的に制御するのに適している。
基部が第1の基部であり、一対の駆動部材が第1の一対の駆動部材であり、
このロボットモジュールは、
第2の基部と、
駆動面をそれぞれが有する第2の一対の駆動部材であって、第2の一対の駆動部材における駆動部材の駆動面が、駆動対象の細長可撓性医療機器と係合しその両側に配置される駆動構成に設置可能であり、第2の一対の駆動部材が、第1の位置と第2の位置との間で1自由度に沿って第2の基部に対して移動可能に搭載された、第2の一対の駆動部材と、
をさらに備え、
制御部材が、駆動構成の第2の一対の駆動部材における駆動部材の基部に対する第1の位置から第2の位置までの移動を制御し、それによって第2の基部に対して細長可撓性医療機器を駆動させるようにさらに構成されている。
第2の一対の駆動部材は、駆動構成および第2の一対の駆動部材の駆動部材の駆動面が細長可撓性医療機器と係合しない自由構成に交互に設置可能である。
制御部材は、駆動構成において第1の位置から第2の位置までの第2の基部に対する駆動部材の移動と、自由構成において基部に対して細長可撓性医療機器を駆動することなく第2の位置から第1の位置までの第2の基部に対する一対の駆動部材における駆動部材の移動とを繰り返し周期的に制御するように構成されている。
第1の基部および第2の基部は、一体接続または共通である。
使い捨ての消耗無菌バリアは、第2の一対の各駆動部材用の取り付けブラケットおよび2つの隣接する取り付けブラケット間の可撓部を備え、可撓部が、取り付けブラケットに接続され、第2の一対の各駆動部材が、取り付けブラケットに取り付けられ、取り付けブラケットの駆動面が、細長可撓性医療機器と接触するように意図されている。
無菌バリアは、各駆動部材用の取り付け部および2つの隣接する取り付け部間の可撓部を備えた使い捨ての消耗連続フィルムをさらに備え、各駆動部材が、連続フィルムの取り付け部に取り付けられ、駆動面が、連続フィルムにより細長可撓性医療機器と係合している。
また、無菌バリアは、剛性ケーシングを備え、各取り付けブラケットが、前記可撓部により剛性ケーシング上に組み立てられている。
剛性ケーシングは、可撓部によりそれぞれ封止可能に閉じられた複数の窓を備える。
取り付けブラケットは、細長可撓性医療機器と接触して、駆動面を駆動部材上の組み立て部に接続する脆弱領域により駆動部材上に組み立てられている。
無菌バリアは、細長可撓性医療機器を含む無菌副空間および駆動部材が配設された必ずしも無菌ではない副空間という2つの副空間に空間を分けている。
このロボット駆動モジュールは、駆動部材と、必要に応じて基部とを覆うとともに、細長可撓性医療機器が通って延びる上流ポートおよび下流ポートを備えた閉じたハウジングを備える。
また、ハウジングは、各駆動部材をハウジングの外側のモータに接続する接続部材を備える。
ハウジングは、容器と、オペレータによるハウジング内の細長可撓性医療機器へのアクセスが禁止された閉構成とオペレータによるハウジング内の細長可撓性医療機器へのアクセスが可能な開構成との間で容器に対して移動する蓋とを備える。
蓋の開構成から閉構成までの軌跡の最終部は、並進移動である。
閉構成において、駆動部材の近傍で蓋と容器との間に大きな自由体積が利用可能であり、この近傍の外側で、蓋と容器との間に小さな自由体積が利用可能であることにより、細長可撓性医療機器をそこに案内可能である。
ハウジングは、駆動部材を支える固定基部と、基部に対する組み立ておよび分解が可能な使い捨ての消耗カセットであって、少なくとも無菌バリアを備えた、カセットとを備える。
容器は、基部および無菌バリアを備える。
各取り付けブラケットは、各駆動部材から取り外し可能である。
このロボットモジュールは、取り付けブラケットを支える剛性の担体をさらに備え、各取り付けブラケットが、一時的に担体上に組み立てられる。
担体は、望ましくない配向での組み立てを防止するフールプルーフ部をさらに備える。
担体は、無菌バリアから分解される。
各取り付けブラケットは、前面を有し、細長可撓性医療機器の移動を制限して前面への対向を保持するバリアシステムを備えた平坦な壁を備える。
制限バリアシステムの各バリアは、窪みおよび突起を交互に備える。
別の特徴によれば、本発明は、コンテナと、コンテナに少なくとも一部が含まれた細長可撓性医療機器と、コンテナに取り付けられ、コンテナの外側に細長可撓性医療機器を駆動し得るロボット駆動モジュールとを備えた、動脈造影ロボットに関する。
別の特徴によれば、本発明は、細長可撓性医療機器の駆動部材にそれぞれ取り付け可能な取り付けブラケットおよび2つの隣接する取り付けブラケット間の可撓部を備えた無菌バリアであって、可撓部が、取り付けブラケットに接続され、取り付けブラケットの駆動面が、細長可撓性医療機器と接触するように意図された、無菌バリアを備えた、カセットに関する。
本発明の他の特徴および利点については、添付の図面を参照しつつ、非限定的な一例として与えられる実施形態のうちの1つに関する以下の説明の中で明らかとなるであろう。
ロボット動脈造影設備の模式側面図である。 図1aの一部の上面図である。 図1aおよび図1bの設備で用いられるロボットの模式上面図である。 駆動対象の部材の移動モードの説明図である。 駆動対象の部材の移動モードの説明図である。 駆動対象の部材の移動モードの説明図である。 自由構成の駆動モジュールの一部の模式斜視図である。 一実施形態に係る、モジュールの表面の平面図である。 図5aのモジュールを上から見た平面図である。 ハウジングの開構成における、図5aに類似の不透明な図である。 駆動部材の表面の模式図である。 (蓋のない)カセットの一実施形態を上から見た斜視図である。 図8の線IX−IXに沿った断面図である。 蓋があるカセットの斜視図である。 取り付けブラケットの後方斜視図である。 端片の後方斜視図である。 端片が取り付けブラケット上に組み立てられた図11aに類似の図である。 ブラケット担体を内蔵したカセットの上面斜視図である。 ブラケット担体の断面IX−IXに沿った断面図である。 一実施形態に係る、ブラケットの端片との組み立ての各段階を表す側面断面図である。 一実施形態に係る、ブラケットの端片との組み立ての各段階を表す側面断面図である。 一実施形態に係る、ブラケットの端片との組み立ての各段階を表す側面断面図である。 一実施形態に係る、ブラケットの端片との組み立ての各段階を表す側面断面図である。 一実施形態に係る、ブラケットの端片との組み立ての各段階を表す側面断面図である。 一実施形態に係る、ブラケットの端片との組み立ての各段階を表す側面断面図である。 ブラケットの一実施形態を表す後方斜視図である。 取り付けブラケットの一実施形態を表す後方斜視図である。
それぞれの図面において、同じ参照符号は、同一または同様の要素を示す。
図1aは、動脈造影設備1を模式的に表している。動脈造影設備1は、手術室2および制御室3という2つの異なる場所に分割されている。制御室3は、X線を通さない簡素な隔壁4により分離された状態で手術室2に近くすることもできるし、遠くすることもできる。手術室2および制御室3の機器は、有線、無線、またはネットワーク等により機能的に相互接続されている。
手術室2には、患者6を載せる手術台5を含む。また、手術室2には、患者の両側に配設され、場合により患者に対して移動可能な放射源8および検出器9を備えた医用撮像機器7、特に、X線撮像機器を含み得る。
動脈造影設備1は、手術室2に配設されたロボット10を備える。
動脈造影設備1は、制御室3に配設された制御ステーション11を備える。制御ステーション11は、ロボット10を遠隔制御することができる。また、動脈造影設備1は、制御室3に配設され、撮像機器7と連通して撮像機器を遠隔制御する撮像機器7の1つまたは複数のリモコン12を具備し得る。また、動脈造影設備1は、制御室3に配設され、撮像機器7と連通することにより、撮像機器7により取得された画像を制御室3において実時間で視覚化するスクリーン13を具備し得る。
ロボット10は、患者の身体に導入される細長可撓性医療機器15を含むのに適したコンテナ14を備えていてもよい。細長可撓性医療機器15は、たとえば患者のアクセス開口を維持するDesiletを通して、患者の体管、特に、患者の動脈または静脈に導入されるとともに、前記体管中で動かされる機器であってもよい。細長可撓性医療機器としては、特にカテーテルが可能である。あるいは、細長可撓性医療機器としては、カテーテルを導入するガイドが可能である。ガイドは一般的に、断面の直径がカテーテルより小さく、患者に近い部分あるいは長さ全体にわたって中空であるため、カテーテルの内側、特に、患者の身体の内側で移動可能である。また、ガイドは、以下により詳しく説明する通り、湾曲端部を含んでいてもよい。
ロボット10は、細長可撓性医療機器15を駆動する駆動モジュール16を備えていてもよい。駆動モジュール16は、制御ステーション11からの制御により、以下に詳しく説明する通り、少なくとも1自由度に沿って、細長可撓性医療機器を患者に対して駆動することができる。駆動モジュールは、制御ステーション11とのインターフェースを提供する通信ユニット17を備えていてもよい。ロボット10は、必要に応じて、手術室2から必要な時にロボットを制御する室内制御ユニット18を備えていてもよい。
さらに、制御室3において利用可能な制御およびフィードバックはすべて、たとえば撮像機器のコントローラ19および撮像機器7により取得された画像を閲覧するためのスクリーン20等、室内操作を視野に入れて、手術室2においても利用可能であってもよいことに留意するものとする。
細長可撓性医療機器15は、細長可撓性医療機器の内側での撮像を容易化する造影剤を注入可能なコネクタ56に接続されていてもよい。動脈造影設備は、コネクタ56に接続され、制御室3に配設されたリモコン58により制御可能な造影剤注入器57を備えていてもよい。また、手術室2には、造影剤注入器のコントローラ59が室内に存在していてもよい。
純粋な例示として、図2は、カテーテル15’を受容するコンテナ14をより詳しく示している。コンテナ14は、保存に適した環境にカテーテル15’を保つ。駆動モジュール16は、カテーテル15’の駆動に適している。この例において、コンテナ14は、ガイド15’’も受容する。コンテナ14は、保存に適した環境にガイド15’’を保つ。駆動モジュール16’は、ガイド15’’の駆動に適している。駆動モジュール16および16’は、用途に応じて同一であってもよいし、異なっていてもよい。これらは、必要に応じて、以下に提示する実施形態のうちの1つに係るものであってもよい。本例において、ガイド15’’は、図示のように、後端15’bにおいてカテーテル15’に導入可能であるとともに、カテーテルの前端15’aを超えて延びる。
以下、参照符号15は、ガイド15’’、カテーテル15’、または一般的に、患者の身体に導入する細長可撓性医療機器を選択的に表すのに使用する。たとえば、インターベンショナルカテーテルを表していてもよい。このようなインターベンショナルカテーテルは、カテーテルよりも直径が小さいことで、患者内で後者に同軸案内されるようになっていてもよく、また、中空であることにより、患者内でガイド上に案内されるようになっていてもよい。
図3aは、本システムにより可能となるさまざまな自由度を示している。図示のように、ガイド15’’は、その前端15’’aが長手方向主軸に対してわずかに湾曲しており、カテーテル15’の前端15’aから延出している。カテーテル15’は、
長手方向軸に沿った並進移動、
長手方向軸周りの回転、
という2つの異なる動きをするようになっていてもよい。
これらの動きは、いずれの方向にも生じ得る。
カテーテル15’は、必要に応じて、上記2つの単純な動きを組み合わせた動きが可能である。
カテーテル15’は、必要に応じて、さまざまな組み合わせにより、上記2つの単純な動きを組み合わせた2つの動きが可能である。
カテーテルに関して上述した内容は、ガイドにも当てはまる。
ガイド15’’は、
長手方向軸に沿った並進移動、
長手方向軸周りの回転、
という2つの異なる動きをするようになっていてもよい。
これらの動きは、いずれの方向にも生じ得る。
ガイド15’’は、必要に応じて、上記2つの単純な動きを組み合わせた動きが可能である。
ガイド15’’は、必要に応じて、さまざまな組み合わせにより、上記2つの単純な動きを組み合わせた2つの動きが可能である。
場合により、カテーテル自体には、ガイドと同じ原理上のナビゲーションまたは特定の曲率を有する解剖学的領域における位置決めの容易化を可能とする湾曲端が設けられている。
図3bは、患者の動脈21を示しており、本幹22および本幹に開口した2つの枝管23a、23bを含む。図3Bは、点線により表された退避位置と実線により表された前進位置との間の細長可撓性医療機器15(この場合は、ガイド15’’)の並進移動を示している。図3cは、同じ動脈において、点線により表され、細長可撓性医療機器が枝管23aの方向に並進移動しようとしている第1の位置と、実線により表され、細長可撓性医療機器が枝管23bの方向に並進移動しようとしている第2の位置との間の細長可撓性医療機器15の回転を示している。
細長可撓性医療機器は、上述の動きに従って、駆動部材により駆動可能である。駆動部材は、対として配置可能である。
一実施形態によれば、所与の駆動部材がアクチュエータにより作動し得る。
このため、駆動指24を備えた作動システム55、55’、55’’を3つの独立した空間方向に示す。
図4は、第1の実施形態に係る駆動モジュール31を示している。前記駆動モジュール31は、長手方向Xに延びた細長可撓性医療機器15の駆動に適している。駆動モジュール31における長手方向Xは、その端部の細長可撓性医療機器15と必ずしも同じではないが、駆動モジュール31における長手方向X沿い/周りの細長可撓性医療機器15の並進および/または回転の結果、細長可撓性医療機器15はそれぞれ、その端部の長手方向沿い/周りに並進および/または回転することに留意するものとする。
駆動モジュール31は、基部132と、基部132に対して移動可能に搭載された少なくとも1つの駆動部材24とを備える。駆動部材24は、たとえば3自由度で、基部132に対して移動可能に搭載されている。
図示の例において、駆動モジュール31は、第2の駆動部材24’をさらに備える。以下において第1の駆動部材とも称する駆動部材24および第2の駆動部材24’は、併せて駆動部材の対33を構成している。駆動部材対33は、一体的に協働して基部132に対する細長可撓性医療機器15の動きを生成する2つの駆動部材を含む。図示の例において、第2の駆動部材24’は、基部132に対して移動可能に搭載されている。第2の駆動部材24’は、たとえば3自由度で、基部132に対して移動可能に搭載されている。
第1の駆動部材24および第2の駆動部材24’は、結合されていて同時に動く。たとえば、第1および第2の駆動部材24、24’は、互いに独立するものの、それぞれの同期コマンドに従って個別に制御されるようになっていてもよい。あるいは、第1および第2の駆動部材24、24’の両者の制御システム間の機械的または電子的接続によって、同報送信により共通コマンドが提供されるようになっていてもよい。
各駆動部材24、24’はそれぞれ、駆動面34、34’を有する。細長可撓性医療機器15は、所与の対の駆動部材24、24’の駆動面34、34’間に配設されている。これらの着想を明瞭化するため、駆動面34、34’は、Y方向に離隔している。
駆動部材24、24’の対は、駆動部材対33の駆動部材24、24’の駆動面34、34’が細長可撓性医療機器15と係合しない図4に示す自由構成に設置可能である。
駆動部材対33は、駆動部材対の駆動部材の駆動面34、34’が駆動対象の細長可撓性医療機器15と係合する駆動構成に設置可能である。この構成において、駆動部材により細長可撓性医療機器に印加される力は、たとえば数ニュートン(たとえば、5〜30N)のオーダである。また、たとえば取り消し手段が配置されることにより、駆動部材対を自由構成に戻すことで、給電の遮断の場合等に安全機能を提供することができる。
駆動部材対33を自由構成および駆動構成に交互に設置するため、2つの駆動部材24、24’の一方の他方に対する相対的な動きを指示することができる。この動きでは、たとえば、一方の駆動部材24が基部に対して変位する一方、他方が固定されたままであってもよい。あるいは、2つの駆動部材24、24’はいずれも、基部に対して互いに近づくように移動可能である。
この例においては、Y方向の変位を想定している。
図示の実施形態において、2つの駆動部材24、24’は、1自由度に沿って、基部に対して移動可能である。この自由度は、自由位置と駆動位置との間の駆動部材の交互設置を可能にする自由度とは異なる。特に、駆動部材24、24’は、その駆動構成においては、1自由度に沿って、基部に対して移動可能である。このため、駆動構成における1自由度に沿った駆動部材の動きにより、細長可撓性医療機器の基部132に対する動きが生じる。
一例においては、長手方向Xの細長可撓性医療機器の並進移動の生成について説明する。
開始位置は、上記図4の位置に対応する。まず、自由構成が駆動構成に変更される。この例によれば、前記変更は、Y方向に沿った反対方向の駆動部材の動きによって実現される。この動きの振幅は、駆動対象の細長可撓性医療機器15によって決まり得る。カテーテルよりも直径が小さいガイドの場合は、同じ開始位置から、カテーテルよりも大きな振幅の動きが必要となり得る。
駆動構成においては、第1の方向に、長手方向Xに沿って同じ方向に駆動部材の動きが同時に生じ、これにより、細長可撓性医療機器15の同じ動きが生じる。
駆動構成は、自由構成に変更される。この例によれば、前記変更は、駆動部材を自由構成から駆動構成に切り替える方向と反対の方向に、Y方向に沿った反対方向の2つの駆動部材の動きによって実現される。
自由構成においては、第1の方向と反対の第2の方向に、長手方向Xに沿って同じ方向に駆動部材の動きが同時に(または、別々に)生じるが、これにより細長可撓性医療機器15の動きは生じない。その後、システムは、開始構成に戻っている。
上記工程は、制御された状態で周期的に繰り返すことにより、第1の方向の長手方向Xに沿って、(たとえば、数メートルのオーダの)長距離にわたって細長可撓性医療機器を並進可能である。
第2の方向の長手方向Xに沿った長距離にわたる細長可撓性医療機器の変位は、上記と反対の一連の動作によって実現可能である。
周期の頻度は、調整および制御可能である。特に、細長可撓性医療機器の患者への導入には、低い頻度を使用可能である。あるいは、数レベル低い頻度によって、特に困難な環境における低速のナビゲーションを可能とする。たとえば、引き抜きあるいは緊急引き抜きの場合には、高い頻度を使用可能である。各周期の動きの振幅についても調整可能である。
並進移動の場合は、毎秒0.1〜200ミリメートルの速度が可能である。
一例においては、長手方向X周りの細長可撓性医療機器の回転移動の生成について説明する。
開始位置は、上記図4の位置に対応する。まず、自由構成が駆動構成に変更される。この例によれば、前記変更は、Y方向に沿った反対方向の駆動部材の動きによって実現される。この変更は、上述したものと同じである。
駆動構成においては、Y方向と異なり、長手方向Xに直交するZ方向に沿って反対方向に駆動部材の動きが同時に生じ、これにより、長手方向X周りの細長可撓性医療機器15の回転移動が生じる。特に、細長可撓性医療機器は、好ましくは滑らずに、駆動部材24、24’の駆動面34、34’上を転がる。あるいは、2つの駆動部材の一方のみを動かし、他方を固定しておくことも可能である。
駆動構成は、自由構成に変更される。この例によれば、前記変更は、駆動部材を自由構成から駆動構成に切り替える方向と反対の方向に、Y方向に沿った反対方向の2つの駆動部材の動きによって実現される。
自由構成においては、上述の動きと反対のZ方向に沿って駆動部材の動きが同時に(または、別々に)生じるが、これにより細長可撓性医療機器15の動きは生じない。その後、システムは、開始構成に戻っている。
上記工程は、制御された状態で周期的に繰り返すことにより、第1の回転方向の長手方向X周りに、(たとえば、360°を数回)長距離にわたって細長可撓性医療機器を回転可能である。
第1の回転方向と反対の第2の回転方向の長手方向X周りの長距離にわたる細長可撓性医療機器の変位は、上記と反対の一連の動作によって実現可能である。
上記2つの実施形態においては、動きの進行を説明したが、その間、駆動部材の動きは、一方向で完了することにより、別の動きが開始するものと予想される。
しかし、上述の3つの作動システム55、55’、55’’を独立して用いることにより、自由度がさまざまな駆動部材の作動を独立化可能であることを前提として、上記動きは、2自由度に沿った駆動部材の動きと同時に行うことができる。たとえば、駆動進路の最後と初期位置への戻りとの間の駆動部材の動きには、第1の純粋な分離段階と第2の純粋な初期位置への戻り段階との中間の段階を含むことも可能であり、この段階においては、2つの動きが組み合わされる。また、駆動進路の最後の分離位置と駆動進路の開始の位置との間である純粋な初期位置への戻り段階と純粋な接近段階との間にも、同様の中間段階が可能である。限界を設定するため、純粋な初期位置への戻り段階、純粋な分離段階、および純粋な接近段階をこれより多く有することはできない。これは、細長可撓性医療機器の寄生的な動きが生じるリスクがあるためである。
また、細長可撓性医療機器の純粋な並進移動および純粋な回転移動を別個に説明したが、その代替として、これら2つの動きを組み合わせることも可能である。係合構成においては、駆動部材の適当な動きを組み合わせて並進および回転を同時に生成できれば十分である。
以上の例には、駆動部材対のみを含む。
代替として、複数の駆動部材対が存在し得る。たとえば、説明を目的として、2つの駆動部材対が存在することも可能である。第1の駆動部材対と同様の実施態様によれば、駆動部材24’’、24’’’の第2の対33’は、第1の対と同様であってもよく、特に、駆動面34’’、34’’’を含むことも可能であり、遠隔の制御ステーション11あるいはその場の制御ユニット18から作動される。第1の対33および第2の対33’の駆動部材は、細長可撓性医療機器の長手方向軸Xに沿って互いにオフセット可能である。第1の例によれば、これら2つの対33、33’は、その自由構成において同一平面上にあってもよい。すなわち、2つの対に共通の基部132の反対側に設けることができる。あるいは、各対の基部132、132’は、独立していることも、さらには同一平面上にないことも可能である。
2つの対の作動は、同期していてもよい。たとえば、2つの対の作動は、2つの対の同一かつ同時の動きを生じ得る。
あるいは、2つの対は、同期して作動することにより、同相のオフセット移動を生じ得る。すなわち、第1の対33を駆動構成とする一方、別の対を自由構成とすることができ、その逆も可能である。たとえば、少なくとも対が常に駆動構成である。所与の各瞬間において、これには、第1の対または第2の対を対応させることもできるし、あるいは、同時に両対を対応させることもできる。このような構成によれば、細長可撓性医療機器の保持を改善可能である。特に、患者の解剖学的領域への擦り付けによって細長可撓性医療機器が動く場合は、その動きに対する局所的な抵抗に打ち勝つように十分保持し得ることが必要である。これは、たとえば溶液中での保持により細長可撓性医療機器が滑りやすい場合に、一層困難となる。
上述の実施形態において、駆動部材は、細長可撓性医療機器の大略正中面に対して対称的に配置されている。
しかし、代替として、駆動部材は、基部132に対して移動可能に搭載することにより、細長可撓性医療機器をその中立長手方向軸X’に対して局所的に横向きに動かすことができる。中立長手方向軸X’は、駆動構成要素24による応力なく、細長可撓性医療機器が必然的に占有する長手方向軸によって規定される。このような側方オフセットは、中立長手方向軸上の係合構成に対して、直交方向(Y、Z軸、または前記2軸の組み合わせ)に沿った同じ方向の係合構成の駆動部材24、24’の同時移動を生成することによって可能である。
必要に応じて、複数の駆動部材対を使用する場合は、中立長手方向軸に対する異なる側方オフセットにより、これらを係合構成で配設することができる。そして、「クランク式」作動を利用可能である。
図5aおよび図5bは、駆動部材24、24’、24’’、24’’’を収容するハウジング35を備えたロボット駆動モジュール16を示している。ハウジング35は、他端がアクチュエータ(図示せず)に強固に接続された作動ロッド27(図5aにおいては、Zに沿う作動ロッドのみを示す)が通過可能な開口を有する。あるいは、図5bに参照記号27で示すロッドは、必ずしも作動ロッドではなく、単に、駆動部材24の一端に強固に接続された動き伝達ロッドであってもよいことに留意するものとする。この場合、作動システム55、55’、55’’による作動の影響を受けるのは、前記動き伝達ロッドの他端である。また、ハウジング35は、細長可撓性医療機器が通過可能なポート36をそれぞれ備えた上流面35aおよび下流面35bを備える。ポート36は、スロットの形態で作製されることにより、細長可撓性医療機器の緊急引き抜きが可能であってもよい。
図示の例によれば、複数の駆動部材対を長手方向軸Xに沿って互いにオフセットして使用する場合は、ハウジングの中間隔壁37によって連続する2つの対33、33’の駆動部材を分離可能である。また、中間隔壁37は、細長可撓性医療機器が通過するポートを備え、このポートが、細長可撓性医療機器の支持領域を構成可能なリムによって範囲が定められていてもよい。
ハウジング35は、支持部への取り付け、たとえばコンテナ14への強固な取り付けのための取り付けシステム38を備える。たとえば、クリップまたは電気機械的なロックにより、取り外し可能または不可能に、任意の種類の取り付けを実現可能である。
また、ハウジング35は、以下により詳しく説明する無菌バリア39を備える。特に、ハウジング35は、固定基部101の一部および使い捨ての消耗カセット102を備える。基部102は、駆動部材24〜24’’’を支える。カセット102は、任意適当な機構によって、固定基部101の上記部分に対する組み立ておよび分解が可能である。図8に示すように、一例において、カセット102は、固定基部101の上記部分における入れ子(形状相補性)によって相互作用する。カセット102は、無菌バリア39を具備する。無菌バリア39は、ハウジング35に接続可能である。無菌バリア39は、特に細長可撓性医療機器15を含む無菌副空間40および必ずしも無菌ではない副空間41という2つの副空間に空間を分けている。図示の例において、駆動部材24、24’は、必ずしも無菌ではない副空間41に配設されている。すなわち、駆動部材24、24’は、無菌バリア39を介して細長可撓性医療機器と相互作用する。
たとえば、無菌バリア39は、各駆動部材24、24’用の取り付け部43および2つの隣接する取り付け部間の可撓部44を備えた連続フィルム42を備える。可撓部44は、たとえば半透明である。各駆動部材24、24’は、連続フィルム42の取り付け部43に取り付けられ、連続フィルム42によって、駆動面34、34’が細長可撓性医療機器15と係合している。
たとえば、図7に見られるように、可撓部44は、取り付けブラケット45に接続されるものと想定する。可撓部44は、たとえば取り付けブラケット45にオーバモールドされている。取り付けブラケット45は、アセンブリ部54として、たとえば必ずしも無菌ではない副空間41におけるクリップ(この場合、アセンブリ部はクリップ部である)等により、任意適当な手段で駆動部材24上に組み立て可能である。細長可撓性医療機器15と接触した取り付けブラケット45の駆動面46は、この接触に対して特別に適応可能である。たとえば、成型、線条化、緩衝、および/またはこの接触に適した被膜の設置が行われる。
可撓部44は、十分に長くて柔軟であることにより、無菌バリア39の妨害または劣化なく、駆動部材24、24’に対する上述の相対移動が可能である。
取り付けブラケット45は、駆動面46をクリップ部に接続するアーム等の脆弱領域53を備えていてもよい。インターベンションの後、無菌バリアが引き抜かれた場合は、脆弱領域53が壊れる。この機構により、必要に応じて、後続のインターベンションに使用する無菌バリアの再組み込みを防止する安全装置が提供される。
一選択肢によれば、図8に示すように、無菌バリア39は、窓61を備えた剛性ケーシング60を有する。たとえば、駆動部材24ごとに1つの窓61が存在する。窓61は、特にケーシングのチャネル78の側壁79に配置され、実質的にX方向に延びている。このため、ケーシング60は、たとえば平坦でチャネル78が配置された上壁103と、固定された構成要素に対するケーシング60の取り付けに用いられる外周スカート104とを備える。チャネル68は、窓のある領域105を有し、2つの窓61が互いに向き合って配設され、窓のない領域106が窓のある領域105に隣接している。2つの駆動部材対が用いられているこの場合、チャネルは、窓のある2つの領域105と、これら窓のある領域105間の窓のない1つの領域106とを有する。また、チャネルは、窓のない後方領域106および窓のない前方領域を有する(用語「後方」および「前方」は、患者を参照して用いている)。また、チャネル68は、フールプルーフ装置を構成する局所リリーフ80を備えていてもよい。XおよびZ方向の窓61の寸法は、これらの方向の駆動部材24の各進路よりも著しく大きい。以下では、1つの窓61について説明するが、同じ説明がその他の窓にも当てはまることが了解される。各窓の外周には、可撓フィルム42が接続され、各窓を封止可能に閉じる。各窓61には、取り付けブラケット45が延入している。取り付けブラケット45は、可撓フィルム42によって、ケーシング60に吊下げられている。可撓フィルム42は、取り付けブラケット45の外周に封止するように接続されている。可撓フィルム42の可撓性により、ケーシング60に対する取り付けブラケット45のアセンブリの封止を維持しつつ、3つの空間方向それぞれにおいて、取り付けブラケット45を特定の範囲で動かすことができる。このように、取り付けブラケット45は、可撓部44によって、ケーシング60に封止接続されている。
そこで、図9には、XおよびZ軸に沿った異なる位置の取り付けブラケット45、45’’を示している。また、取り付けブラケット45、45’’は、この断面図では見えないY軸に沿っても異なる位置にある。これらの動きは、可撓フィルム42の可撓性によって可能である。
図11a、図11b、および図12は、駆動部材24を備えた取り付けブラケット45の例示的なアセンブリを示している。図11aは、取り付けブラケット45を示している(可撓フィルム42は示していない)。取り付けブラケット45は、平坦な壁62を備えており、その後方に、駆動部材との取り外し可能なアセンブリのシステムが搭載されている。平坦な壁62の前方には、細長可撓性医療機器と接触した駆動面46がある(「前方」および「後方」は、細長可撓性医療機器を参照して用いている)。取り外し可能なアセンブリシステムは、2つのロックつまみ64を支える弾性タブ63を具備する。また、取り外し可能なアセンブリシステムは、案内システムを備える。案内システムは、弾性タブ63の両側に配設された2つの相互に対称な部分を含む。各部分は、平坦な壁62に平行かつ反対の案内壁65を備える。取り外し可能なアセンブリシステムは、底部が開放されており、駆動部材24の端片66に上から組み付け可能である。
端片66は、図11bに示す。端片は、駆動部材24の端部に強固に接続されている。端片は、弾性タブ63を受容可能な前方窓67を備える。前方窓には、2つのストッパ68が配置されている。前方窓67の両側には、2つの側方補強部69が配設されている。側方補強部69は、案内システムの上記部分を補完する形状である。
取り付けブラケット45は、上からの摺動によって端片66上に組み立てられる。補強片69は、案内システムの各部分に挿入されて把持される。弾性タブ63は、弾性変形によって前方窓67に挿入される。アセンブリ位置に達したら、弾性タブ63が部分的に解除され、つまみ64がストッパ68と係合可能になる。この係合により、端片66に対する取り付けブラケットの上方移動が防止される。取り付けブラケット45および端片66は、互いに強固に接続されている。
上記実施形態においては、可撓フィルム42が可撓性を有するため、各取り付けブラケット45を1つずつ、対応する端片66上に組み立てる必要があるものの、困難な場合がある。これは、可撓フィルム42を損傷しない必要があることを前提として、構成要素のサイズが小さいこと、無菌環境、利用可能な空間が小さいことに起因する。
任意選択としての一選択肢においては、ブラケット45の一時的な保持のため、担体87が設けられている。本実施形態によれば、担体は、取り外し可能な案内ストリップ70を使用する。案内ストリップ70は、図14の正中断面図に示す。案内ストリップ70は、ケーシング60、特に、ケーシング60の中央チャネル78の形状を大略補完する形状である。これは、所与の固有位置において、後者に嵌入し得る。このため、チャネル68のリリーフ80を補完する局所リリーフ81(図13)が存在する。案内ストリップの2つの保持領域71によってブラケット45が保持されており、これら2つの保持領域71は、X方向に互いに離隔している。ブラケット45は、つまみ72によってY方向に保持され、平坦な壁62の両側に配設されている。たとえば、保持領域ごとに、一対のつまみ72が設けられている。Z方向のブラケット45の保持には、ストッパ73も寄与する。このようなストッパ73は、たとえば各保持領域71に設けられている。各ストッパ73は、ブラケット45上に配置された相補ストッパ74と係合する。
ストッパ73は、可撓タブ75に搭載されている。このため、案内ストリップ70は、ある程度の屈曲の影響を受け得る2つの可撓タブ75が可撓的に搭載された基体76を備える。つまみ72は、基体75の下方に配設されている。可撓タブ75は、ユーザの利用によって可撓タブ75の屈曲を生じ得る作動部77を備える。
このように、ブラケット45は、ストッパ74と係合した2つのストッパ73により2つの側端で支持された状態で、4つのつまみ72の間の適所に保持される。平坦な壁62の後面側のつまみ72の延伸は、可撓フィルムのブラケット45との固着に干渉しないように制限されている。
案内ストリップ70は、X−Z平面に関して対称である。可撓タブ75は、対向するブラケット45の相補ストッパと係合した別のストッパを支えている。
上記システムは、X軸に沿った並進によって別の一対のブラケット45用に繰り返されており、これら2つのシステムは、基体76の延伸により単一の部分として作製されている。
したがって、案内ストリップ70は、ケーシング60上に搭載位置が1つ存在する場合、基体ひいてはケーシング60に関して、ブラケット45それぞれの非常に正確な位置を規定している。
図示の例においては、静止状態において、端片66がそれぞれ中立位置に配設されている。この位置は、ケーシング60に対して規定された位置でブラケット45が案内ストリップ70により保持された位置において、端片66がブラケット45上に組み立てられた位置に対応する。
このため、搬送構成において、案内ストリップ70は、固有位置においてケーシング60上に組み立てられるとともに、規定位置において4つのブラケット45を支持する。
アクチュエータが静止状態であるため、端片66は、規定位置にある。
ケーシング60は、固定基部101に対して適所に配置されており、端片66およびブラケット45は、上記説明の通り、一体的に組み立てられている。
このアセンブリが可能なのは、空間、特に、各端片66上の組み立ての正確な場所にある位置において、案内ストリップ70がブラケット45の位置を正確に規定しているからである。
そして、作動部77に対する作用により、案内ストリップ70がブラケット45から分解され、引き抜き可能である。
その後、ブラケット45は、端片66に搭載され、単一の操作で可撓部44により浮遊状態に保たれる。
操作の最後に、ブラケット45を固定基部101から分解するため、弾性タブ63が可撓フィルム(この操作を容易化するため、必要に応じて半透明である)を介して把持され、引っ張られることにより、ロックつまみ64がストッパ68から解放される。そして、固定基部101の上記部分から、無菌バリアを分離可能である。
使用するブラケット45の数が異なる変形例においても、同様の機構を採用可能である。
ハウジング35は、容器47と、オペレータによるハウジング内の細長可撓性医療機器15へのアクセスが禁止された閉構成とオペレータによるハウジング内の細長可撓性医療機器15へのアクセスが可能な開構成との間で容器47に対して移動する蓋48とを備えていてもよい。図6は、これらの構成間に可能な中間位置を示している。ポート36は、2つの異なる構成においてこの設定が可能となるように、開放されていてもよい。たとえば、ポート36は、細長可撓性医療機器15の蓋48からの解放を可能にする開口50を備えた第1の枝部49と、閉構成の細長可撓性医療機器15に対する支持面52を備えた第2の枝部51とをL字状に含む。
図10は、一実施形態に係る蓋48をより明確に示している。この例において、蓋48および無菌バリアは、接続されて、単一の消耗品であるカセット102を構成している。この例において、蓋48は、ケーシング60に対して枢軸82周りに枢動するように搭載されている。
蓋48の内面には、チャネル78を部分的に補完する形状の案内部83を含む。特に、チャネル78の窓がない領域106において、案内部83は、細長可撓性医療機器が利用可能な空間を可能な限り減らす傾向にある。カバーが閉構成である場合、案内部83およびチャネル78は、窓のない領域106において空間を一体的に規定しており、その断面は、細長可撓性医療機器の断面に類似している。窓のある領域105の両側の端部においては、案内部がフォーク84を備える。フォーク84は、頂点86で接合するとともに上記空間と連通した2つの傾斜枝部85を備える。枝部85は、窓における設置がより自由な細長可撓性医療機器をこの空間に向けて案内するように傾斜している。
上記例において、蓋は、ケーシングに対して固定枢軸周りに枢動するように搭載されている。あるいは、蓋は、適当なヒンジ機構により、別の動きに従ってケーシング上に組み立てることも可能である。特に、蓋を閉じる場合、最終軌跡には、特にZ方向の並進移動を与えることができる。このような動きは、蓋を閉じる際にケーシングと蓋との間に細長可撓性医療機器が挟まれなくなるため、より安全と考えられる。特に、中間位置への接近進路およびその後の上記最終進路という2段階の閉じる動きを使用可能である。接近進路は、たとえばX軸周りの枢動またはZ軸以外の軸に沿った並進等、最終進路と異なる自由度に沿わせることができる。この機構には、たとえば所望の軌跡に沿って蓋の動きをケーシングに対して案内する案内路のシステムを伴っていてもよい。
ハウジング35は、必要に応じて駆動部材を含むが、使い捨ての消耗品として作製可能である。あるいは、上記説明の通り、無菌バリアすなわちケーシング、ケーシングに搭載されて強固に固定されるとともにフィルムの可撓部44によって浮遊する取り付けブラケット45、および場合により、ロボットの固定部上に無菌封止して組み立てられた使い捨ての消耗品としての蓋を備えた使い捨ての分割システムが作製される。
あるいは、図15a〜図15fに示すように、ブラケット45を取り付ける担体として、取り外し可能な案内ストリップ70が必ずしも用いられるわけではない。この例において、ブラケット支持担体87は、ケーシング60に固定されたままであり、また、使用後に端片66からブラケット45を分解するのに用いられる。ブラケット支持担体87は、ブラケット45への取り外し可能な取り付けの機構88を備える。取り外し可能な取り付け機構88は、ブラケット45の相補ストッパ90と係合してブラケット45およびブラケット支持担体87を一体的に保持するストッパ89を有する。また、取り外し可能な取り付け機構88は、ストッパ89、90の一方を支え、2つのストッパひいては2つの構成要素を分離可能な可撓タブ91を備える。可撓タブ91は、たとえば取り外し可能な取り付け機構88の一部を構成している。
また、ブラケット支持担体87は、ブラケット45を端片66から解放する部分92を備える。解放部92としては、たとえばブラケット45および端片66のロック機構に挿入できる楔が可能である。
また、図15aは、ロボットの固定部上におけるケーシングのアセンブリの初期位置を示しており、ブラケット45がブラケット支持担体(87)上に組み立てられている。
図15bに示すように、アセンブリの移動中は、上述の通り、クリップによってブラケット45が端片66上に強固に接続されている。図15cに示すように、ブラケット支持担体87の底部に向かう継続的な動きによって、可撓タブ91の弾性変形により、端片に保持されたブラケット45がブラケット支持担体87から解放される。その後、ロボットを使用可能である。
ブラケット45を引き抜きたい場合は、図15dに示すように、反対の動きがブラケット支持担体87に適用される。解放部92は、ブラケット45の可撓タブ63と端片66の相補部との間に挿入され、これらの偏向により、端片66をブラケット45から分離する。ストッパ89は、可撓タブ91の屈曲により、ストッパ90を超えて移動可能である。ブラケット支持担体87の継続的な動きによって、ブラケット支持担体87の支持部93をブラケット45の対向部94上で支えることにより、ブラケット45が駆動されて端片66の遠隔構成となる(図15eの後、図15f)。
図16は、相補端片66と係合するように意図されたブラケット45の別の変形例を示している。前板62と平行して後板95が延びており、前板62と後板95との間に中間スペーサ96が配設されている。スペーサ96は、前板62および後板95よりも短いため、ブラケット45の動きを端片66上で案内する2つ案内路97を両側に規定している。アセンブリの場合は、弾性変形可能なクリップタブ63が後板95から下方に延びて、つまみ64を支える。
端片66上のブラケット45に関しては、1/4回転ロック、磁石、またはソレノイド等、クリップ以外の取り外し可能な取り付け技術が想定されていてもよい。
一実施形態によれば、図17に示すように、ブラケット45上にバリアシステム98が設けられている。バリアシステム98の機能は、一対のブラケット45における細長可撓性医療機器のZ方向の任意の動きを制限することである。実際、細長可撓性医療機器のルーピングによって、一対のブラケット45と接触しなくなる可能性もある。バリアシステム98は、ブラケット45に対して、上側バリア98および平行な下側バリア98を具備する。ブラケット45の各バリア98、98は、必要に応じて、窪み99と突起100とが交互する形態で作製される。前記バリアおよび反対のブラケットのバリアは、逆位相で作製されることにより、一方の窪みが他方の突起に対応する。したがって、所与の一対の2つのブラケット45が互いに近い場合は、バリアが略連続している。また、本実施形態によれば、2つの同一部分が互いに向き合って設置された状態でバリア機能を生成可能であり、設計が容易化され、成型数が抑えられ、誤組み込みのリスクが限定される。
上述の構成によれば、細長可撓性医療機器15のロボットモジュールからの緊急引き抜きが容易化される。細長可撓性医療機器は、動きの如何なる段階においても、手動操作によりモジュールから容易に取り外せるためである。
細長可撓性医療機器と駆動部材との間で無菌バリアを使用することは、上記実施形態に特に適しており、駆動部材の小さな振幅の動きを想定することによって、可撓部の変形による無菌バリアの取り付けおよび動きの吸収が可能である。しかし、代替として、細長可撓性医療機器と駆動部材との間に無菌バリアが直接配設された他の実施形態も可能であり、無菌操作および/または2つの操作間で変化する消耗製品の数の最小化が可能である。あるいは、本発明の場合は、無菌バリアを駆動部材に取り付けず、単に適当に保持することも可能であり、駆動部材は、大きな振幅の動きの影響を受ける可能性もある。
したがって、上記発明と関係なく、別の発明は、細長可撓性医療機器を駆動するロボットモジュールであって、
基部と、
駆動面をそれぞれが有する駆動部材の対であり、駆動部材対の駆動部材の駆動面が、駆動対象の細長可撓性医療機器と係合しその両側に配置される駆動構成に設置可能であるとともに、第1の位置と第2の位置との間で1自由度に沿って、基部に対して移動可能に搭載された、駆動部材対と、
駆動構成の駆動部材対の駆動部材の基部に対する移動を制御することにより、基部に対して細長可撓性医療機器を駆動するのに適した制御部材と、
連続フィルムであり、駆動面が細長可撓性医療機器と係合する、連続フィルムと、
を備えた、ロボットモジュールに関することが明らかである。

Claims (27)

  1. 細長可撓性医療機器用のロボット駆動モジュールであって、
    基部(132)と、
    駆動面(34、34’)をそれぞれが有する駆動部材(24、24’)の対(33)であって、前記駆動部材(24、24’)の対(33)における前記駆動部材(24、24’)の前記駆動面(34、34’)が、駆動対象の前記細長可撓性医療機器と係合しその両側に配置される駆動構成に設置可能であり、前記対(33)が、第1の位置と第2の位置との間で1自由度に沿って前記基部(132)に対して移動可能に搭載された、駆動部材(24、24’)の対(33)と、
    前記駆動構成において前記駆動部材(24、24’)の対(33)における前記駆動部材(24、24’)の前記基部(132)に対する前記第1の位置から前記第2の位置までの移動を制御し、それによって前記基部(132)に対して前記細長可撓性医療機器を駆動させる制御部材(18、11)と、
    各駆動部材(24、24’)用の取り付けブラケット(45)および2つの隣接する取り付けブラケット(45)間の可撓部(44)を備えた使い捨ての消耗無菌バリア(39)であって、前記可撓部が、前記取り付けブラケットに接続され、各駆動部材(24、24’)が、取り付けブラケット(45)に取り付けられ、前記取り付けブラケットの駆動面(46)が、前記細長可撓性医療機器と接触するように意図された、消耗無菌バリア(39)と、
    を備えた、ロボット駆動モジュール。
  2. 前記駆動部材(24、24’)の対(33)が、前記駆動構成および自由構成に交互に設置可能であり、前記自由構成では、前記駆動部材(24、24’)の対(33)における前記駆動部材(24、24’)の前記駆動面(34、34’)が、前記細長可撓性医療機器と係合せず、
    前記制御部材(18、11)が、前記駆動構成において前記第1の位置から前記第2の位置までの前記基部(132)に対する前記駆動部材(24、24’)の移動と、自由構成において前記基部に対して前記細長可撓性医療機器を駆動することなく前記第2の位置から前記第1の位置までの前記基部(132)に対する前記駆動部材(24、24’)の対(33)における前記駆動部材(24、24’)の移動とを繰り返し周期的に制御するのに適している、請求項1に記載のロボットモジュール。
  3. 前記基部(132)が、第1の基部であり、前記駆動部材(24、24’)の対(33)が、第1の駆動部材の対であり、
    前記ロボットモジュールが、
    第2の基部(132’)と、
    駆動面(34’’、34’’’)をそれぞれが有する第2の駆動部材(24’’、24’’’)の対(33’)であって、前記第2の駆動部材(24’’、24’’’)の対(33’)における前記駆動部材(24’’、24’’’)の前記駆動面(34’’、34’’’)が、駆動対象の前記細長可撓性医療機器と係合しその両側に配置される駆動構成に設置可能であり、前記対(33’)が、第1の位置と第2の位置との間で1自由度に沿って前記第2の基部(132’)に対して移動可能に搭載された、第2の駆動部材(24’’、24’’’)の対(33’)と、
    をさらに備え、
    前記制御部材(18、11)が、前記駆動構成において前記第2の駆動部材(24’’、24’’’)の対(33’)における前記駆動部材(24’’、24’’’)の前記基部(132’)に対する前記第1の位置から前記第2の位置までの移動をさらに制御し、それによって前記第2の基部(132’)に対して前記細長可撓性医療機器を駆動させる、請求項2に記載のロボットモジュール。
  4. 前記第2の駆動部材(24’’、24’’’)の対(33)が、前記駆動構成および自由構成に交互に設置可能であり、前記自由構成では、前記第2の駆動部材(24’’、24’’’)の対(33’)における前記駆動部材(24’’、24’’’)の前記駆動面(34’’、34’’’)が前記細長可撓性医療機器と係合せず、
    前記制御部材(18、11)が、前記駆動構成において前記第1の位置から前記第2の位置までの前記第2の基部(132’)に対する前記駆動部材(24’’、24’’’)の移動と、自由構成において前記基部に対して前記細長可撓性医療機器を駆動することなく前記第2の位置から前記第1の位置までの前記第2の基部(132’)に対する前記第2の駆動部材(24’’、24’’’)の対(33’)における前記駆動部材(24’’、24’’’)の移動とを繰り返し周期的に制御するのに適している、請求項3に記載のロボットモジュール。
  5. 前記第1の基部(132)および前記第2の基部(132’)が、一体接続または共通である、請求項3または4に記載のロボット駆動モジュール。
  6. 使い捨ての消耗無菌バリア(39)が、前記第2の対(33’)の各駆動部材(24’’、24’’’)用の取り付けブラケット(45)および2つの隣接する取り付けブラケット(45)間の可撓部(44)を備え、前記可撓部が、前記取り付けブラケットに接続され、前記第2の対の各駆動部材(24’’、24’’’)が、取り付けブラケット(45)に取り付けられ、前記取り付けブラケットの駆動面(46)が、前記細長可撓性医療機器と接触するように意図された、請求項3〜5のいずれか一項に記載のロボットモジュール。
  7. 前記無菌バリアが、各駆動部材(24、24’)用の取り付け部(43)および2つの隣接する取り付け部(43)間の可撓部(44)を備えた使い捨ての消耗連続フィルム(42)を備え、各駆動部材(24、24’)が、前記連続フィルム(42)の取り付け部(43)に取り付けられ、前記駆動面(34、34’)が、前記連続フィルム(42)により前記細長可撓性医療機器と係合した、請求項1〜6のいずれか一項に記載のロボット駆動モジュール。
  8. 前記無菌バリア(39)が、剛性ケーシング(60)を備え、各取り付けブラケット(45)が、前記可撓部(44)により前記剛性ケーシング(60)上に組み立てられた、請求項1〜7のいずれか一項に記載のロボット駆動モジュール。
  9. 前記剛性ケーシング(60)が、可撓部(44)によりそれぞれ封止可能に閉じられた複数の窓(61)を備えた、請求項8に記載のロボットモジュール。
  10. 前記取り付けブラケット(45)が、前記細長可撓性医療機器と接触して、前記駆動面(46)を前記駆動部材上の組み立て部(54)に接続する脆弱領域により前記駆動部材(24、24’)上に組み立てられた、請求項1〜9のいずれか一項に記載のロボット駆動モジュール。
  11. 前記無菌バリア(39)が、前記細長可撓性医療機器を含む無菌副空間および前記駆動部材(24、24’)が配設された必ずしも無菌ではない副空間という2つの副空間に空間を分けた、請求項1〜10のいずれか一項に記載のロボットモジュール。
  12. 前記駆動部材(24、24’)と、必要に応じて前記基部(132)とを覆うとともに、前記細長可撓性医療機器が通って延びる上流ポート(36)および下流ポート(36)を備えた閉じたハウジング(35)を備えた、請求項1〜11のいずれか一項に記載のロボット駆動モジュール。
  13. 前記ハウジング(35)が、任意の駆動部材(24、24’)から前記ハウジングの外部のモータまでの接続部材(27)を備えた、請求項12に記載のロボット駆動モジュール。
  14. 前記ハウジング(35)が、容器(47)と、オペレータによる前記ハウジング(35)内の前記細長可撓性医療機器へのアクセスが禁止された閉構成とオペレータによる前記ハウジング(35)内の前記細長可撓性医療機器へのアクセスが可能な開構成との間で前記容器(47)に対して移動する蓋(48)とを備えた、請求項12または13に記載のロボット駆動モジュール。
  15. 前記蓋(48)の開構成から閉構成までの軌跡の最終部が並進移動である、請求項14に記載のロボットモジュール。
  16. 閉構成において、前記駆動部材(24、24’)の近傍で前記蓋(48)と前記容器(47)との間に大きな自由体積が利用可能であり、この近傍の外側で、前記蓋(48)と前記容器(47)との間に小さな自由体積が利用可能であることにより、前記細長可撓性医療機器をそこに案内可能である、請求項14または15に記載のロボットモジュール。
  17. 前記ハウジング(35)が、
    前記駆動部材(24、24’)を支える遠隔基部(101)と、
    前記基部に対する組み立ておよび分解が可能な使い捨ての消耗カセット(102)であって、少なくとも前記無菌バリア(39)を備えた、消耗カセットと、を備えた、請求項12〜16のいずれか一項に記載のロボットモジュール。
  18. 前記容器(47)が、前記基部(101)および前記無菌バリア(39)を備えた、請求項16または17に記載のロボットモジュール。
  19. 各取り付けブラケット(45)が、各駆動部材(24、24’)から取り外し可能である、請求項1〜18のいずれか一項に記載のロボットモジュール。
  20. 剛性の取り付けブラケット支持担体(87)をさらに備え、各取り付けブラケット(45)が、一時的に前記担体(87)上に組み立てられた、請求項1〜19のいずれか一項に記載のロボットモジュール。
  21. 前記担体(87)が、望ましくない配向での組み立てを防止するフールプルーフ部(80)をさらに備えた、請求項20に記載のロボットモジュール。
  22. 前記担体(87)が、前記無菌バリア(39)から分解される、請求項20または21に記載のロボットモジュール。
  23. 各取り付けブラケット(45)が、前面と、前記細長可撓性医療機器の移動を制限して前記前面への対向を保持するバリアシステム(98)とを有する平坦な壁(62)を備えた、請求項1〜22のいずれか一項に記載のロボットモジュール。
  24. 前記制限バリアシステム(98)の各バリアが、窪み(99)および突起(100)を交互に備えた、請求項23に記載のロボットモジュール。
  25. コンテナ(14)と、前記コンテナ(14)に少なくとも一部が含まれた細長可撓性医療機器(15、15’、15’’)と、前記コンテナ(14)に取り付けられ、前記コンテナ(14)の外側に前記細長可撓性医療機器(15、15’、15’’)を駆動するのに適した請求項1〜24のいずれか一項に記載のロボット駆動モジュール(16)とを備えた、動脈造影ロボット。
  26. 細長可撓性医療機器の駆動部材(24、24’)にそれぞれ取り付け可能な取り付けブラケット(45)および2つの隣接する取り付けブラケット(45)間の可撓部(44)を備えた無菌バリア(39)であって、前記可撓部が、前記取り付けブラケットに接続され、前記取り付けブラケットの駆動面(46)が、前記細長可撓性医療機器と接触するように意図された、無菌バリア(39)を備えた、カセット。
  27. 請求項1〜25に記載のカセットの特徴のいずれかをさらに備えた、請求項26に記載のカセット。
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