JP2017517896A - 誘導性部品のための中央脚部を有するフレームコアを形成する方法とそれにしたがって生産されるフレームコア - Google Patents

誘導性部品のための中央脚部を有するフレームコアを形成する方法とそれにしたがって生産されるフレームコア Download PDF

Info

Publication number
JP2017517896A
JP2017517896A JP2016572486A JP2016572486A JP2017517896A JP 2017517896 A JP2017517896 A JP 2017517896A JP 2016572486 A JP2016572486 A JP 2016572486A JP 2016572486 A JP2016572486 A JP 2016572486A JP 2017517896 A JP2017517896 A JP 2017517896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
central leg
air gap
frame core
core
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016572486A
Other languages
English (en)
Inventor
バウマン,ミヒャエル・アルフォンス
グリュブル,マルティン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vogt Electronic Components GmbH
Original Assignee
Vogt Electronic Components GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Vogt Electronic Components GmbH filed Critical Vogt Electronic Components GmbH
Publication of JP2017517896A publication Critical patent/JP2017517896A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/0206Manufacturing of magnetic cores by mechanical means
    • H01F41/0246Manufacturing of magnetic circuits by moulding or by pressing powder
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B1/00Producing shaped prefabricated articles from the material
    • B28B1/24Producing shaped prefabricated articles from the material by injection moulding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B3/00Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B7/00Moulds; Cores; Mandrels
    • B28B7/16Moulds for making shaped articles with cavities or holes open to the surface, e.g. with blind holes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/255Magnetic cores made from particles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/08Cores, Yokes, or armatures made from powder
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits
    • H01F3/14Constrictions; Gaps, e.g. air-gaps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

誘導性部品のための中央脚部を有するフレームコアを形成する方法とそれにしたがって生産されるフレームコア。 提示される発明は、誘導性部品のための中央脚部(3)を有するフレームコア(1)を形成する方法およびそれにしたがって形成される、中央脚部(3)および中央脚部(3)内の空気間隙(4)を有するフレームコア(1)を提供する。フレームコア(1)は、中央脚部(3)と一体形成され、空気間隙(4)は、フレームコア(1)の形成中に中央脚部(3)内に成形される。

Description

発明の技術分野
提示される発明は、誘導性部品のための中央脚部を有するフレームコアを形成する方法とそれにしたがって生産されるフレームコアに関し、フレームコアは、中央脚部と一体形成され、空気間隙が中央脚部に成形される。
背景
インダクタンスコイルおよびトランスデューサでは、Eコア構成またはE−Iコア構成または2重のEコア構成に従う磁気コアがしばしば使用される。これら磁気コアの中央脚部は、通常その上に配置された少なくとも1つの巻線を有する。E−Iコア構成に従う磁気コアが製造されるとき、EコアはIコアと組み合わせられる。2重のEコア構成に従う磁性コアが製造されるとき、2つの個々のEコアは、通常接着により接合される。代替的に、フレームコアは、Iコアと一緒に使用され、Iコアはそして中央脚部としてフレームコア内に挿入され、フレームコアの2つの対向側面に接着によって接合される。
Eコアの場合、空気間隙は、飽和影響を避ける目的で、研削プロセスにおいて非常に小さな製造公差を有して調整されることができ、これにより磁気コアのA値は、精密な研削によって調整されることができる。巻き付けられるべきコイルがコアを有さず、アセンブリプロセス中のみにコアに結合されるので、これら磁気コアの巻付けプロセスは、非常に複雑ではないことは事実だが、2つのEコアの半分を別の接着プロセスで接合することはとても不利である。不利益は、一方では、接着された接合が仕上がり部品での著しく弱い点につながり、他方では、接着された接合がかなりのコストおよび時間ファクタを製造プロセスに表すことである。加えて、2つのEコアの半分は、製造プロセスにおいて成形プレスにおいて別に成形され、そして成形プレスから除去される。その後、2つのEコアの半分は、個々に2つの別の焼結プロセスで焼結される。このすべては、従来型の製造プロセスに対して複雑な扱いという結果をもたらす。さらに、焼結中に起こる不可避の製造公差に起因して、2つの個々に焼結されるコア部に対して2つのコア部を組み合わせることにより形成されるコアが所望の精度を有して製造されること、特に、2つのEコアの半分の外側脚部が互いに面平行に対向する関係に配置されることをもはや保障することができない。
加えて、焼結されるコアの半分に起こる製造公差は、この方法で生産された2つのEコアの半分が組み立てられるときに、1つのコア半分から次への遷移での位置ずれという結果をもたらす。仕上げられたコアにおける結果としての配置ずれの位置は、仕上げられた誘導性部品内の磁気的に有効なコア断面の狭窄磁場線に表される。当該狭窄において、コアの早過ぎる飽和が起こり、インダクタンスが減少する。磁力線は、仕上げられた誘導性構成要素の動作中に飽和領域および飽和ギャップでフェライト領域を出て、巻線に追加の損失が生じる。
明らかに、フレームコアは、コアが1つのピースから製造されるという利点を有するので、その後の接着工程を必要とせず、接着コア構成と比較して著しく増加した機械的安定性をもたらす状況は、接着プロセスが存在しないことにより、簡単な製造プロセスにもつながるが、フレームコアに空気空隙を効率的に形成することは、はるかに困難である。この理由のため、フレームコアは、多くの電力用途から除外される。
引用する独国特許発明第102004008961B1号は、フレームコアに接着される中央脚部を有するフレームコアを説明する。
文献DE1193119は、フレーム状コア構成要素の半円筒形凹部に挿入される調整ピンを有するフレーム状コア部品を説明する。
引用する欧州特許出願公開第004272A2号は、軟磁性材料と合成樹脂との混合物をバインダーとして成形して軟磁性材料からなる磁性コアを製造する方法であって、鉄粉末を液状の熱硬化性樹脂に混合し、加熱された金型に充填し成形する方法を開示する。
独国特許出願公開第3909624A1号は、空気間隙を有するE−Iコアを説明し、空気間隙はコアのI部に成形を用いて形成される。
引用する独国特許出願公開第2305958号は、剪断されたヒステリシスループを有する2成分磁気コアを開示し、上記磁気コアは、固体非磁性体または低透磁率体によって空隙のない状態で剪断され、磁気コアの部分は、部分的に本体を介して剪断されたヒステリシスループを有する。
発明の概要
上記の問題点に鑑み、本発明の目的は、簡単な製造工程で機械的に安定な磁気コアを製造することであり、製造された磁気コアは、様々な電力用途に使用されるように適合される。
上記の目的は、独立請求項1に記載の1つのピースのフレームコアを形成する方法、および独立請求項13に記載のフレームコアによって達成される。請求項1に記載の方法の有利なさらなる発展は、追加の従属請求項2〜12に記載されている。請求項13に記載のフレームコアの有利なさらなる発展は、追加の従属請求項14および15に規定されている。
提示される発明の図示の実施形態によれば、方法が提供され、それにしたがって、中央脚部を有する1つのピースのフレームコアが形成され、フレームコアの形成中に空気間隙が中央脚部に成形される。提示される発明に係る方法は、中央脚部および中央脚部内の空気間隙を有するフレームコアを、空気間隙が製造されるためのコア対コア接着および研削プロセスを必要とすることなく提供する。小さな製造公差を有する機械的に安定なコアは、このように生産され、コア位置ずれは、通常避けられ、EMV挙動が改善される。加えて、2重のEコアのために必須の摩擦公差は、提示される発明によれば提供される必要がなく、フェライト材料が節約される。
フェライト材料の削減された量はまた炉容量を節約することを可能とする。
その別のより有利な実施形態によれば、フレームコアは、セラミック射出成形プロセスにおいて形成される。代替的に、中央脚部を有するフレームコアは、圧縮成形プロセスにおいて形成される。両方場合において、簡単で、高速で、コスト効率性のよい製造が得られる。
提示される方法の別のより有利な実施形態によれば、フレームコアが形成され、中央脚部は2つの対向フレーム側面をフレームコアの長手方向に沿って相互接続し、空気間隙は中央脚部を通して長手方向を横断する方向に延びる。
そのさらにより有利な実施形態によれば、フレームコアは追加的に、フレームコアを閉じる2つの横方向の脚部分を備え、横方向の脚部分は、長手方向に沿って真っ直ぐ、または少なくとも部分的に湾曲した形状で延在する。
その別のより有利な実施形態によれば、中央脚部は各横方向の脚部分から離れて長手方向に横断する方向に、長方形の平行六面体またはシリンダの形状を有する少なくとも1つの巻付け窓を通して離間される。
その別のより有利な実施形態によれば、空気間隙は、中央脚部の長手方向に対して90°以外の角度で成形される。中央脚部に対してより大きな接触領域を有する空気間隙はこのように提供され、これにより長手方向に沿って空気間隙のより小さい長さが選択されることができる。
その有利な実施形態によれば、空気間隙は、プリズムの形状を有する空隙または屋根の形状を有する空隙として成形されている。空気間隙、たとえばプリズム、くさびまたは屋根といった形態の空気間隙は、コアの非線形L−I挙動につながる。非線形L−I挙動とは、インダクタンスが一定ではなく、電流の増加とともに著しくかつ連続的に減少することを意味する。
有利な実施形態によれば、空気間隙は、容易に除去される材料を用いて成形される。これは、空気間隙の簡単な形成を可能とする。プレースホルダ―として機能する容易に除去可能な材料に起因して、空隙は、製造プロセス中に小さい製造公差となり、コアは、ダメージに対して保護され得る。
有利な実施形態によれば、フレームコアは、フレームコアの形成中にさらなる空気間隙が成形される、少なくとも1つのさらなる中央脚部を備える。このようにして、一体の1つのピースのフレームコアは、1つより多い中央脚部を備え、それらは各々、そこに成形された空気間隙を有し、製造プロセス中にコア部における接着を必要とすることなく提供される。
提示される発明のさらなる図示の実施形態によれば、中央脚部および中央脚部内の空気間隙を有するフレームコアが提供され、フレームコアは、中央脚部および中央脚部内の空気間隙と1つのピースで一体的に形成される。
その有利な実施形態によれば、フレームコアは、閉じたコアを形成するために2つのフレーム領域およびフレーム領域を長手方向に沿って相互接続する2つの横方向の脚部分を備え、中央脚部は、各横方向の脚部分から、長手方向に対して横断する方向に、長方形の平行六面体またはシリンダの形状を有する少なくとも1つの巻付け窓を通して離間される。
さらなる有利な実施形態によれば、フレームコアは、フレームコアと一体形成される少なくとも1つのさらなる中央脚部を備える。
図面の簡単な説明
添付の図面に基づいて実施される例示的な実施形態の説明からさらなる利点が理解される。
本発明の例示的な実施形態による、中央脚部および中央脚部に空気間隙を有するフレームコアを概略的に示す。 本発明のいくつかの例示的な実施形態による、中央脚部における空気間隙の断面図を概略的に示す。 本発明のさらなる例示的な実施形態による、空気間隙の断面図を概略的に示す。 本発明のさらなる例示的な実施形態による、空気間隙の断面図を概略的に示す。 本発明のさらなる例示的な実施形態による、空気間隙の断面図を概略的に示す。 本発明のさらなる例示的な実施形態による、空気間隙の断面図を概略的に示す。 本発明のさらなる例示的な実施形態による、空気間隙の断面図を概略的に示す。 本発明のさらなる例示的な実施形態による、空気間隙の断面図を概略的に示す。 本発明の代替の実施形態による、フレームコアの概略断面図を示す。 本発明の代替の実施形態による、フレームコアの概略断面図を示す。 本発明の代替の実施形態による、フレームコアの概略断面図を示す。 本発明の代替の実施形態による、フレームコアの概略断面図を示す。 本発明の代替の実施形態による、フレームコアの概略断面図を示す。
詳細な説明
提示される発明は、一般に中央ブレブおよび中央ブレブ内に形成される空気間隙を備える1つのピースのフレームコアを提供する。提示される発明によれば、フレームコアは1つのピースに圧縮成型で形成され、空気間隙は、中央ブレブに直接圧縮成型で組み込まれる。一方で、これは接着プロセスが避けられる効果を有し、そのような接着プロセスは、上記の記述によれば、通常既存の閉じたコア構成で使用される2つのEコア(いわゆる2重のEコア構成)によってまたはIコアを有するEコア(いわゆるE−Iコア構成)によって規定される。追加の接着プロセスが避けられるという事実に起因して、生産において費やす時間が減り、そのようなフレームコアの製造コストが低く抑えられる。他方で、提示される発明に係るフレームコアは、それらの1つのピースの構造的設計に起因して、接着された接合部が仕上げられたコア構成要素に著しい機械的弱点を示すため、複合コア構成と比較してより高い機械的安定性を有する。加えて、研削プロセスは省略されることができる。コア背面および側面脚部の面研削は、通常、空気間隙を正確に中間ブレブに研削し、正確に場をガイダンスするための前提条件である。このプロセスは高価であり、しばしば、裂け目および亀裂によって予め機械的に損傷されたコアにつながる。研削プロセスがもはや必要ではないという事実は、コストの大幅な低減および構成要素の品質の改善につながる。さらに、提示される発明に従い中心脚部およびそこに成形される空気間隙を有するフレームコアを製造することにより、既知のコアにおいて制御が難しい磁気耐性を示す接着接合は、もはや必要ではないので、磁気特性の公差は小さく抑えられている。提示される発明は、非常に厳しい限界内の所定の磁気特性を観察するフレームコアを提供することを可能にする。
以下、例示的な実施形態を、添付の図面を参照して例示的に説明する。本発明のいくつかの例示的な実施形態は、図1を参照して以下により詳細に説明される。
図1は、フレームコア1の斜視図を概略的に示す。フレームコア1は、フレーム部2および中央脚部3を備え、上記中央脚部3は、そこに空気間隙4を形成される。フレーム部2は、中央脚部3に対して、中央脚部3の長手方向Lに沿って延在する2つの横方向の脚部分2cを備える。 横方向の脚部分2cおよび中央脚部3は、横方向の脚部分2cのおよび中央脚部3の対向側の上部クロスバー部2aおよび下部クロスバー部2bによって、長手方向Lに垂直に配向された幅方向Bに沿って相互接続される。フレームコア1の深さ寸法は、深さ方向Tによって図1に概略的に示され、それは、長手方向Lおよび幅方向Bに垂直に配向される。
提示される発明のいくつかの図示の実施形態によれば、図1に示されたフレームコア1は、少なくとも1つの軟磁性フェライト材料から形成される。図示の例によれば、少なくとも1つの軟磁性フェライト材料はたとえば、ニッケル亜鉛フェライト材料またはマンガン亜鉛フェライト材料の形態で設けられる。
図1に示されたフレームコア1の場合、個々のコア断面は、長手方向Lに垂直な方向に長方形の断面を有する。これは、提示される発明を限定しない。代替的に、中央脚部3および/または少なくとも1つの横方向の脚部分2cおよび/または上部クロスバー部2aおよび/または下部クロスバー部2bは、長手方向Lに垂直な方向に丸まったまたは楕円の断面を有してもよい。中央脚部3のおよび/または少なくとも1つの横方向の脚部分2cのおよび/または上部クロスバー部2aのおよび/または下部クロスバー部2bのエッジは、丸められてもよいという事実が参照される。
図2a〜2eを参照して、図1に概略的に示された空気間隙4の異なる構成が、以下で説明されるだろう。
図2aは、側面図において、第1の実施形態に係る空気間隙4aの概略図を示す。図示を簡略化するために、空気間隙4aの周りの中央脚部3aの領域のみが示される。空気間隙4aは、中央脚部3aの長手方向(図1内の長手方向Lを参照。)を横断して中央脚部3a内に配置される。特に、第1の実施形態に係る空気間隙4aは、中央脚部3aの長手方向に垂直に配向される。中央脚部3aはここでは、長手方向に垂直な方向に(特に図1の深さおよび幅方向T、Bに沿う平面において)長方形の、丸められた、楕円のまたは丸い断面を呈してもよい。図2aに示された図示によれば、空気間隙4aは、長さd1を有する。空気間隙4aが中央脚部3aを通して延びる方向が長手方向に対して垂直(誤差範囲を有して約90°)に配置されるように、示された空気間隙4aは、中央脚部3aの長手方向に対して横に配向される。
図2bは、中央脚部3bの空気間隙4bのまわりの領域内において長手方向に垂直な側面図において、提示される発明の第2の実施形態に係る空気間隙4bを示す。中央脚部3bは、その長手方向または方向B、Tに垂直な方向に(図1の長手方向L参照)に平行に配向された平面において、長方形の、丸められた、楕円のまたは丸い断面をここでは呈してもよい。図2bに示された第2の実施形態によれば、空気間隙4bは、中央脚部3bに傾けられた平面として成形され、上部中央脚部分MS1および下部中央脚部分MS2から距離d2だけ離間される。特に、空気間隙4bは、中央脚部3bの長手方向に対して横に配向される(図1の長手方向L参照)。空気間隙4bが長手方向L(図1参照)に相対的に配向される角度は、ここでは90°とは異なる。空気間隙4aと比較して、空気間隙4bは、中央脚部に向かってより大きな接触領域を有する。接触領域という用語は、ここでは、極面を意味し、それは空気間隙4bを通して中央脚部内に露出され、そこを通して中央脚部4bに存在する磁気フラックス密度(「Bフィールド」)は、中央脚部分MS1またはMS2から空気間隙4bへと入り、空気間隙4bから出る。より大きな接触領域に起因して、空気間隙4bの長さd2(図2bに示されるように空気間隙4bによって離間される中央脚部分MS1とMS2との間の距離d2として測定される)は、空気間隙4aの長さd1と比較してより小さく選択されることができる(d2<d1)。いくつかの特別な実施形態によれば、空気間隙4bの長さd2は、接触領域または空気間隙4b内の極面の大きさに関連付けられ、空気間隙4bの長さd2はたとえば、接触領域または極面の大きさが増加するにつれて、すなわち接触領域または極面と長手方向との間の角度(90°の角度は、図2aに係る間隙4aの配向に対応する)が減るにつれて、空気間隙4bの長さd2が減るように、空気間隙4b内の接触領域または極面に間接的に比例してもよい。
提示される発明の第3の実施形態に係る空気間隙4cは、空気間隙4cのまわりの中央脚部内の部分の側面図において図2cに示される。上部中央脚部分3c’は、プリズムまたはピラミッドの錐台または円錐の錐台の形状を有する。下部中央脚部分3c’’は、2つのコア部3c’および3c’’が組み合わせられたときに、空隙のない中央脚部が得られるように構成され、それは、長方形の平行六面体またはシリンダの形状を有する。換言すると、中央脚部分3c’’は、プリズムまたはピラミッドの錐台または円錐の錐台の形状を有する中央脚部分3c’の反転形状であるくぼみを設けられる。
第4の実施形態は、空気間隙4dの底部の側面図において概略的に示され、空気間隙4bは、上部中央脚部3d’がくさびまたはピラミッドまたは円錐の形状を有するように中央脚部に成形される。下部中央脚部分3d’’は追加的に、上部中央脚部分3d’および下部中央脚部分3d’’が組み合わせられたときに、間隙のない中央脚部が得られるように構成され、それは長方形の平行六面体またはシリンダの形状を有する。換言すると、中央脚部分3d’’は、くさびまたはピラミッドまたは円錐の形状を有する中央脚部分3d’の反転形状であるくぼみをを設けられる。
空気間隙4eの第5の実施形態は図2eに示される。空気間隙4eは、ここでは中央脚部3eにくさび形に成形される。
図2fに示される概略断面図は、図2eに示される第5の実施形態のさらなる発展である。このさらなる発展に係る空気間隙は、中央脚部の対向側面に形成される2つのくさび形空気間隙領域4f’および4f’’によって提供される2重のくさび形空気間隙として構成される。図2fの図示によれば、中央脚部は、その間に2重のくさび形空気間隙4f’、4f’’が配置される上部中央脚部分3f’および下部中央脚部分3f’’を有する。下部中央脚部分3f’’は、2重のくさび形空気間隙4f’、4f’’を中央脚部を長手方向(図1の符号L参照)に横切る方向に通して延びる接触領域によって画定する。示された例では、下部中央脚部分3f’’の接触領域は長手方向に垂直な方向に配向される。代替的に、接触領域は、長手方向に対して90°以外の角度で配向されてもよく(図1のL参照)たとえば、接触領域は、下部中央脚部分のベベルによって提供されてもよい。上部中央脚部分3f’は、2重のくさび形空気間隙4f’、4f’’を規定する屋根またはくさび形の接触領域を有する。代替的に、上部中央脚部分3f’の接触領域はピラミッドまたは円錐の形状を有する。
図2gは、2重のくさび形空気間隙4g’、4g’’の代替的な実施形態を概略的に断面図において示す。中央脚部は、2重のくさび形空気間隙4g’、4g’’を取り囲む領域において、その間において中央脚部の空気空隙が形成される上部中央脚部分3g’および下部中央脚部分3g’’を備える。上部中央脚部分3g’および下部中央脚部分3g’’は、各々屋根またはくさび形接触領域を有する。代替的に、上部中央脚部分3f’の接触領域は、ピラミッドまたは円錐の形状を有する。図示の例では、上部および下部中央脚部分3g、3g’’は、それらが互いに対して対称であるように構成されるが、これは提示される発明を限定するものではなく、非対称な中央脚部分もまた想定される。
図2a〜2eに示される中央脚部に成形される空気間隙の異なる実施形態を通して、特徴的L−I挙動が達成される。図2aに係る空気間隙4aを用いてインダクタンスLが電流Iまで実質的に一定の挙動を示し(Lは、I<Iの範囲で10%未満で、望ましくは5%または1%未満で変動する)、Iを超えると大幅に減少する、L−Iプロファイルが取得される。図2b〜2eに係る示された実施形態の場合は、しかし、Iに対して減少するL挙動が得られ、実質的な非一定挙動によって、図2aに係る実施形態とは逸脱する。
提示される発明に係るフレームコアは、1つのピースで圧縮成形によって形成され、中央ブレブ内の空気間隙は、コアに直接圧縮成形内で形成される。提示される発明に係る製造方法は、いくつかの図示の実施形態の場合、圧縮成形方法を備え、それに従いコア材料は、圧縮成形の空洞に粉の形態で充填される。雌ダイ、上部雄ダイおよび下部雄ダイは、ここでは圧縮成形プロセス中にフレームコアを中央脚部および中央脚部に提供される空気間隙と一体的に形成するために適切に構成される。圧縮成形の上部雄ダイおよび下部雄ダイは、互いに独立して移動可能な複数の個々のダイからなることが明確に指摘される。圧縮成形プロセスの間またはその後に、焼結は熱の作用によって影響され得る。代替的に、提示される発明に係るフレームコアは、セラミック射出成形プロセスで生産される。いくつかの特別な図示の実施形態によれば、空気間隙は適切に構成されるパーティションを用いて成形されており、それは、材料が空洞に充填される間か、材料が空洞に充填された後に、中央脚部を形成する2つの材料の領域間の空洞に配置される。
代替的に、空気間隙は、磁気コアの材料に比較して容易に除去可能であり、空洞が充填される間に2つの材料の領域の間に導入される材料で形成される。間隙形成材料は、たとえば、ベークアウト工程またはエッチング工程中といった圧縮成形プロセス後に成形品から取り外されるプラスチック材料の形態で提供されてもよい。この目的のために、空洞は、たとえば、磁気コアの材料で満たされるので、第1の材料領域がキャビティ内に形成される。続いて、間隙形成材料が第1の材料領域上に充填される。これは、間隙形成材料に所望の形状を付与するために、形成されるべき空気間隙の形状に対応する形状を予め成形する工程を含むことができる。続いて、磁気コアの材料を充填することによって間隙形成材料上に第2の材料領域が形成される。その後の圧縮成形プロセスでは、間隙形成材料が第1の材料領域と第2の材料領域との間に配置される成形体が製造される。空隙は、熱の作用および/または適切なエッチャントの作用によって間隙形成材料を除去することによって形成される。
図3a〜3eに関して、本発明の代替的な実施形態に係るフレームコアの概略断面図が示され、図1に概略的に示されるフレームコア1から逸脱する。
図3aは、中央脚部13aおよび中央脚部13a内の空気間隙14を備えるフレームコア10を概略的に示す。フレームコア10は、追加的にフレーム領域12aおよび12bを備え、それらは方向Bに沿って延在し、フレーム領域12aおよび12bの対向端部に配置され、長手方向Lに沿って延在する2つの横方向の脚部分12cによって相互接続される。長手方向Lは、方向Bを横切って延び、示された例によれば、それはそこに垂直に配向される。フレームコア10は、フレーム領域12a、12bおよび横方向の脚部分12cを介して閉じられる。フレーム領域12a、12bの外面16は、方向Bに平行に延在する。
中央脚部13aは、横方向の脚部分12cからそれぞれの巻付け窓15によって方向Bの両側で離れて離間される。少なくとも巻付け窓15の1つは、その中に巻線(図示しない)を提供されてもよく、それは中央脚部13a上および/または横方向の脚部分12cの少なくとも1つの上に配置される。図3aに示される例によれば、巻付け窓は、示された断面図において長方形の形状であり、すなわち巻付け窓15は、方向LおよびBに垂直な深さを考慮して、長方形の平行六面体形状である。空気間隙14は巻付け窓15を相互接続する。
図1に示されたフレームコア1以外に、図3aに係るフレームコア10は、丸められた外面17を有する横方向の脚部分12cを有して示される。このため、磁場は有利に横方向の脚部分においてガイドされることができる。加えて、フレームコア10内で角は避けられる。
図3bは、中央脚部23aおよび中央脚部23a内の空気間隙24を備えるフレームコア20を概略的に示す。フレームコア20は追加的にフレーム領域22aおよび22bを備え、それらは方向Bに沿って延在し、フレーム領域22aおよび22bの対向端部に配置された長手方向Lに沿って延在する2つの横方向の脚部分22cによって相互接続される。長手方向Lは、方向Bを横切って延び、示された例にしたがって、それはそこに対して垂直に配向される。フレームコア20は、フレーム領域22a、22bおよび横方向の脚部分22cを介して閉じられる。フレーム領域22a、22bの外面26は、方向Bに平行に延在する。
中央脚部23aは、横方向の脚部分22cから両側で方向Bにおいてそれぞれの巻付け窓25によって離間される。少なくとも巻付け窓25の1つは、その中に巻付け(図示しない)を提供されてもよく、それは中央脚部23a上および/または横方向の脚部分22cの少なくとも1つの上に配置される。図3bに示される例によれば、巻付け窓は、示された断面図において、円状の形状であり、すなわち巻付け窓25は、方向LおよびBに垂直な深さを考慮して、フレームコア20内で円筒の形状を有する。巻付け窓25は、空気間隙4によって相互接続される。
図1に示されたフレームコア1以外に、図3bに係るフレームコア20は、丸められた外面27を有する横方向の脚部分22cを有して示される。このため、磁場は有利に横方向の脚部分においてガイドされることができる。加えて、フレームコア20において角は避けられる。
図3cは、中央脚部33aおよび中央脚部33a内の空気間隙34を備えるフレームコア30を概略的に示す。フレームコア30は、追加的にフレーム領域32aおよび32bを備え、それらは湾曲した形状で方向Bに沿って延在し、フレーム領域32aおよび32bの対向端部に配置された2つの横方向の脚部分32cによって相互接続され、湾曲した形状で長手方向Lに沿って延在する。長手方向Lは、方向Bを横切って延び、示された例に従い、それはそこに対して垂直に配向される。フレームコア30は、フレーム領域32a、32bおよび横方向の脚部分32cを介して閉じられる。フレーム領域32a、32bの外面は、湾曲した表面として構成される。
中央脚部33aは、横方向の脚部分32cから方向Bにおいて両側でそれぞれの巻付け窓35によって離間される。少なくとも巻付け窓35の1つは、その中に中央脚部33a上および/または横方向の脚部分32cの少なくとも1つに配置される巻付け(図示しない)を提供されてもよい。図3cに示される例によれば、巻付け窓は、示された断面図において円状の形状であり、すなわち巻付け窓35は、方向LおよびBに垂直な深さを考慮して、フレームコア30内のシリンダの形状を有する。
図1に示されたフレームコア1以外に、図3cに係るフレームコア30は、丸められた外面を有する横方向の脚部分32cを有して示され、これにより全体的に円筒状の形状のコア構成が設けられる。このため、磁場は、有利に横方向の脚部分内でガイドされることができる。加えて、角はフレームコア30内で避けられる。
図3dは、図3bのものと同様のコア構成を示す。ここで概略的に示されるのは、各々がそこに形成される空気間隙44a、44bを有する2つの中央脚部43a、43bを備えるフレームコア40である。フレームコア40は、フレーム領域42aおよび42bを追加的に備え、それらは方向Bに平行に延在し、フレーム領域42aおよび42bの対向端部に配置された2つの横方向の脚部分42cによって相互接続され、長手方向Lに沿って延在する。長手方向Lは、方向Bを横切って延び、示された例に従い、それはそこに対して垂直に配向される。フレームコア40はフレーム領域42a、42bおよび横方向の脚部分42cを介して閉じられる。フレーム領域42a、42bの外面は丸められる。
各中央脚部43a、43bは、横方向の脚部分42cから方向Bにおいて両側で1つまたは複数の巻付け窓45によって離間される。少なくとも巻付け窓45の1つは、中央脚部43a、43bの少なくとも1つの上および/または横方向の脚部分42cの少なくとも1つの上に配置される巻線(図示しない)をその中に提供されてもよい。図3dに示される例によれば、巻付け窓は、示された断面図において、円状の形状であり、すなわち巻付け窓35は、方向LおよびBに垂直な深さを考慮して、フレームコア40内の円筒の形状を有する。巻付け窓45は、空気間隙44a、44bによって相互接続される。
図1に示されたフレームコア1以外に、図3dに係るフレームコア40は、丸められた外面を有する横方向の脚部分42cを有して示される。このため、磁場横方向の脚部分において有利にガイドされることができる。加えて、角はフレームコア40内で避けられる。さらに、フレームコア40は、2つ以上の中央脚部、この場合は中央脚部43a、43bが設けられているので、フレームコア1とは異なり、中央脚部の各々にはそれぞれ空気間隙44a、44bが形成されている。
図3eは、図3aのものと同様のコア構成を示す。ここで概略的に示されるのは、各々がそこに形成される空気間隙54a、54bを有する2つの中央脚部53a、53bを備えるフレームコア50である。フレームコア50は、フレーム領域52aおよび52bを追加的に備え、それらは方向Bに平行に延在し、フレーム領域52aおよび52bの対向端部に配置され長手方向Lに沿って延在する2つの横方向の脚部分52cによって相互接続される。長手方向Lは、方向Bを横切って延び、示された例に従い、それはそこに対して垂直に配向される。フレームコア50はフレーム領域52a、52bおよび横方向の脚部分52cを介して閉じられる。フレーム領域52a、52bの外面は丸められる。
各中央脚部53a、53bは、横方向の脚部分52cから方向Bにおいて両側で1つまたは複数の巻付け窓55によって離間される。少なくとも巻付け窓55の1つは、中央脚部53a、53bの少なくとも1つの上および/または横方向の脚部分52cの少なくとも1つの上に配置される巻線(図示しない)をそこに提供されてもよい。図3eに示される例によれば、巻付け窓は、示された断面図において長方形の形状であり、すなわち巻付け窓55は、方向LおよびBに垂直な深さを考慮して、フレームコア50内の長方形の平行六面体形状を有する。巻付け窓55は、空気間隙54a、54bによって相互接続されている。
図1に示されたフレームコア1以外に、図3eに係るフレームコア50は、丸められた外面を有する横方向の脚部分52cを有して示される。このため、磁場は、横方向の脚部分において有利にガイドされることができる。加えて、角はフレームコア50内で避けられる。さらに、フレームコア50は、複数の中央脚部、この場合は中央脚部53、53bが設けられているので、フレームコア1と異なり、中央脚部の各々にはそれぞれ空気間隙54a、54bが形成されている。
提示される発明のさらなる図示の実施形態によれば、図3a〜3e内の空気間隙の各々は、図2a〜2gを参照して説明された空気間隙の1つにしたがって構成されてもよい。
要約すると、提示される発明は、誘導性部品のための中央脚部を有するフレームコアを形成する方法、およびそれにしたがって形成される中央脚部および中央脚部内の空気間隙を有するフレームコアを提供する。フレームコアは中央脚部と一体形成され、空気間隙は中央脚部にフレームコアの形成中に成形される。

Claims (15)

  1. 誘導性部品ための中央脚部(3;13a;23a;33a;43a;53a)を有するフレームコア(1;10;20;30;40;50)を形成する方法であって、前記フレームコア(1;10;20;30;40;50)は、前記中央脚部(3;13a;23a;33a;43a;53a)と一体形成され、空気間隙(4;14;24;34;44a;54a)は、前記フレームコア(1;10;20;30;40;50)の形成中に中央脚部(3;13a;23a;33a;43a;53a)に成形されることを特徴とする、方法。
  2. 中央脚部(3;13a;23a;33a;43a;53a)を有する前記フレームコア(1;10;20;30;40;50)は、セラミック射出成形プロセスにおいて形成される、請求項1に記載の方法。
  3. 中央脚部(3;13a;23a;33a;43a;53a)を有するフレームコア(1;10;20;30;40;50)は、圧縮成形プロセスにおいて形成される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記中央脚部(3;13a;23a;33a;43a;53a)は、2つのフレーム領域(2a、2b;12a、12b;22a、22b;32a、32b;42a、42b;52a、52b)を長手方向(L)に沿って相互接続し、および前記空気間隙(4;14;24;34;44a;54a)は、前記中央脚部(3;13a;23a;33a;43a;53a)を通して長手方向(L)を横断する方向に延びる、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記フレームコア(1;10;20;30;40;50)は追加的に、フレームコア(1;10;20;30;40;50)を閉じる2つの横方向の脚部分(2c;12c;22c;32c;42c;52c)を備え、前記横方向の脚部分(2c;12c;22c;32c;42c;52c)は、前記長手方向(L)に真っ直ぐ沿ってまたは少なくとも部分的に曲げられた形状で延びる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記中央脚部(3;13a;23a;33a;43a;53a)は、各横方向の脚部分(2c;12c;22c;32c;42c;52c)から、長方形の平行六面体またはシリンダ形状を有する少なくとも1つの巻付け窓(15;25;35;45;55)を通して横方向に離れて離間される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記空気間隙(4b)は、前記長手方向(L)に対して90°以外の角度に成形されている、請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記空気間隙は、プリズムの形状を有する空気間隙(4a;4b)として、または屋根またはピラミッドの形状を有する空気間隙(4c;4d)として、またはくさび形空気間隙(4e)として、または2重のくさび形空気間隙(4f’、4f’’;4g’、4g’’)として成形されている、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記フレームコア(1;10;20;30;40;50)は、少なくとも1つのフェライト材料で形成される、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記空気間隙(4;14;24;34;44a;54a)は、前記空気間隙に対応するパーティションを用いて成形されている、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記空気間隙(4;14;24;34;44a;54a)は、容易に除去される材料を用いて成形されている、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記フレームコア(40;50)は、前記フレームコア(40;50)の形成中に内部にさらなる空気間隙(44b;54b)が成形される、少なくとも1つのさらなる中央脚部(43b;53b)を備える、請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 中央脚部(3)および前記中央脚部(3)内の空気間隙(4;14;24;34;44a;54a)を有するフレームコア(1;10;20;30;40;50)であって、前記フレームコア(1;10;20;30;40;50)は、前記中央脚部(3;13a;23a;33a;43a;53a)および前記中央脚部(3;13a;23a;33a;43a;53a)内の前記空気間隙(4;14;24;34;44a;54a)と一体的に1つのピースで形成される、フレームコア。
  14. 前記フレームコア(1;10;20;30;40;50)は、2つのフレーム領域(2a、2b;12a、12b;22a、22b;32a、32b;42a、42b;52a、52b)および閉じたコアを形成するように、前記フレーム領域(2a、2b;12a、12b;22a、22b;32a、32b;42a、42b;52a、52b)を長手方向(L)に沿って相互接続する2つの横方向の脚部分(2c;12c;22c;32c;42c;52c)を備え、前記中央脚部(3;13a;23a;33a;43a;53a)は、各横方向の脚部分(2c;12c;22c;32c;42c;52c)から、長方形の平行六面体またはシリンダの形状を有する少なくとも1つの巻付け窓(15;25;35;45;55)を通して横方向に離れて離間される、請求項13に記載のフレームコア(1;10;20;30;40;50)。
  15. 前記フレームコア(40;50)は、空気間隙(44b;54b)を含み、前記フレームコア(40;50)と一体的に形成される少なくとも1つのさらなる中央脚部(43b;53b)を備える、請求項13または14に記載のフレームコア(40;50)。
JP2016572486A 2014-06-11 2015-06-10 誘導性部品のための中央脚部を有するフレームコアを形成する方法とそれにしたがって生産されるフレームコア Pending JP2017517896A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102014211116.1A DE102014211116A1 (de) 2014-06-11 2014-06-11 Verfahren zum Bilden eines Rahmenkerns mit Mittelschenkel für ein induktives Bauelement und entsprechend hergestellter Rahmenkern
DE102014211116.1 2014-06-11
PCT/EP2015/062893 WO2015189245A1 (de) 2014-06-11 2015-06-10 Verfahren zum bilden eines rahmenkerns mit mittelschenkel für ein induktives bauelement und entsprechend hergestellter rahmenkern

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017517896A true JP2017517896A (ja) 2017-06-29

Family

ID=53433178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016572486A Pending JP2017517896A (ja) 2014-06-11 2015-06-10 誘導性部品のための中央脚部を有するフレームコアを形成する方法とそれにしたがって生産されるフレームコア

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10170240B2 (ja)
EP (1) EP3155624A1 (ja)
JP (1) JP2017517896A (ja)
CN (1) CN106415753A (ja)
DE (1) DE102014211116A1 (ja)
WO (1) WO2015189245A1 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57132308A (en) * 1981-02-09 1982-08-16 Honda Motor Co Ltd Iron core for closed magnetic path type ignition coil
JPS57193015A (en) * 1981-05-22 1982-11-27 Toshiba Corp Manufacture of wound core
JPS60132309A (ja) * 1983-12-20 1985-07-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス
JPS60254716A (ja) * 1984-05-31 1985-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd インダクタ−
JPH0410308U (ja) * 1990-05-17 1992-01-29
JPH04296009A (ja) * 1991-03-26 1992-10-20 Nippon Steel Corp 低騒音積層鉄芯
JPH06246724A (ja) * 1993-02-23 1994-09-06 Hitachi Ferrite Ltd 成形金型及び粉末成形方法
JPH10199741A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Sanken Electric Co Ltd コイル装置の組立方法
JP2013216501A (ja) * 2012-04-04 2013-10-24 Tdk Corp セラミック焼結体用組成物およびその製造方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1193119B (de) 1961-06-19 1965-05-20 Siemens Ag Elektrische Miniaturbaugruppe, insbesondere Miniaturfilter
US3548492A (en) * 1967-09-29 1970-12-22 Texas Instruments Inc Method of adjusting inductive devices
DE2305958A1 (de) * 1973-02-07 1974-08-08 Siemens Ag Gescherter zweiteiliger magnetkern
DE2812445C2 (de) 1978-03-22 1983-10-13 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Verfahren zur Herstellung von Preßmassen mit weichmagnetischen Eigenschaften
DE8132269U1 (de) * 1981-11-04 1985-11-28 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Elektromagnetisches Erregersystem
US4853668A (en) * 1987-12-23 1989-08-01 Bloom Gordon E Integrated magnetic converter core
DE3909624A1 (de) * 1989-03-23 1990-09-27 Vogt Electronic Ag E-i - kern mit luftspalt
JPH0410308A (ja) 1990-04-25 1992-01-14 Reiko Co Ltd 超電導性細線材
US5319343A (en) * 1990-08-21 1994-06-07 Powercube Corporation Integrated magnetic inductor having series and common mode windings
DE10047770A1 (de) 2000-09-27 2002-04-11 Bayerische Motoren Werke Ag Rahmenstruktur, insbesondere Lehnenrahmen für einen Fahrzeugstuhl, umfassend wenigstens zwei Seitenholme und einen diese verbindenden oberen Querträger, jeweils aus Hohlprofilen
DE102004008961B4 (de) 2004-02-24 2005-12-29 Epcos Ag Spulenkörper für geschlossenen magnetischen Kern und daraus hergestellte Entstördrossel
JP3756511B1 (ja) 2005-04-22 2006-03-15 株式会社タムラ製作所 電磁装置用磁心およびその電磁装置用磁心を備えた電磁装置
US20080074230A1 (en) 2006-09-21 2008-03-27 Ford Motor Company Variable permeability inductor cre structures
CN201311811Y (zh) * 2008-11-26 2009-09-16 张祖军 一种共模滤波器
CN102360863B (zh) 2011-11-08 2013-10-16 田村(中国)企业管理有限公司 磁集成双电感器
CN202473480U (zh) * 2011-12-23 2012-10-03 美磊科技股份有限公司 共模滤波器
US20140266535A1 (en) * 2013-03-14 2014-09-18 Hiq Solar, Inc. Low loss inductor with offset gap and windings
US20150123402A1 (en) * 2013-11-04 2015-05-07 General Electric Company Magnetic structure combining normal mode and common mode inductance
DE102014205044B4 (de) * 2014-03-19 2020-01-30 SUMIDA Components & Modules GmbH Verfahren zum Herstellen eines Magnetkerns
EP3149749A1 (en) * 2014-05-28 2017-04-05 Abb Ag A switching converter circuit with an integrated transformer

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57132308A (en) * 1981-02-09 1982-08-16 Honda Motor Co Ltd Iron core for closed magnetic path type ignition coil
JPS57193015A (en) * 1981-05-22 1982-11-27 Toshiba Corp Manufacture of wound core
JPS60132309A (ja) * 1983-12-20 1985-07-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス
JPS60254716A (ja) * 1984-05-31 1985-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd インダクタ−
JPH0410308U (ja) * 1990-05-17 1992-01-29
JPH04296009A (ja) * 1991-03-26 1992-10-20 Nippon Steel Corp 低騒音積層鉄芯
JPH06246724A (ja) * 1993-02-23 1994-09-06 Hitachi Ferrite Ltd 成形金型及び粉末成形方法
JPH10199741A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Sanken Electric Co Ltd コイル装置の組立方法
JP2013216501A (ja) * 2012-04-04 2013-10-24 Tdk Corp セラミック焼結体用組成物およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20170110245A1 (en) 2017-04-20
DE102014211116A1 (de) 2015-12-17
WO2015189245A1 (de) 2015-12-17
CN106415753A (zh) 2017-02-15
EP3155624A1 (de) 2017-04-19
US10170240B2 (en) 2019-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11657962B2 (en) Method for manufacturing electronic component with coil
US9620277B2 (en) Core body of ferromagnetic material, magnetic core for an inductive component and method of forming a magnetic core
KR101655752B1 (ko) 리액터
US20070262839A1 (en) Electromagnetic assemblies, core segments that form the same, and their methods of manufacture
JP2007128951A (ja) リアクトル
US9870856B2 (en) Magnetic component assembly with filled physical gap
JP6013509B2 (ja) インダクタンス部品、磁気バイアス印加用部材及び磁気バイアス印加用部材の製造方法
WO2015106594A1 (zh) 混合磁路磁集成电感器
WO2018061118A1 (ja) 点火コイル
US9406430B2 (en) Reactor
US20180350493A1 (en) Distributed gap for magnetic cores
KR20090006826A (ko) 전자기 어셈블리, 이를 형성하기 위한 코어 세그먼트, 및 그 제조 방법
JP2017517896A (ja) 誘導性部品のための中央脚部を有するフレームコアを形成する方法とそれにしたがって生産されるフレームコア
US10256026B2 (en) Transformer component with setting of an inductance
CN105140002A (zh) 一种对称等效气隙的三相金属磁粉芯结构
JP4718583B2 (ja) モールドコイルの製造方法
WO2016052257A1 (ja) 磁性コア部品およびチップインダクタ
CN104205874A (zh) 扬声器用磁路以及使用了该扬声器用磁路的扬声器
WO2018127252A2 (zh) 一种组装式电感及其制造方法
US20120256716A1 (en) Solenoid housing with elongated center pole
JP6451081B2 (ja) コイル装置
JP2019102713A (ja) インダクタ、及びその製造方法
JPH07183134A (ja) 非線形チョークコイル用フェライトコア
WO2022063345A2 (zh) 一种非线性电感及其制作方法、非线性电感排
JP6426370B2 (ja) 電磁誘導器

Legal Events

Date Code Title Description
A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A525

Effective date: 20170208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190521