JP2017517857A - ケーブルの緊張緩和装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1つの接触端子と、該接触端子を受容するよう構成された少なくとも1つの開口を有するコネクタハウジングと、コネクタハウジングとは別体のケーブル緊張緩和部材とを備える電気コネクタシステムに関するものである。ケーブル緊張緩和部材は、緊張の緩和のためにケーブルに緊張緩和部材を固定するための固定手段と、対応する相手側コネクタにケーブル緊張緩和部材をロックするよう構成された一体型ロック手段と、を備える。

Description

本発明はケーブル緊張緩和部材を備える電気コネクタシステムに関するものである。
電気コネクタシステムは、例えば電気通信ケーブル、ネットワークケーブル、他の信号伝達ケーブルあるいは一般的な電気配線などのさまざまなケーブルを接続するために使用されている。電気コネクタシステムは、典型的には雄型端子付きプラグが雌型端子付きジャックに接続されるよう構成された電気回路を接続するために使用されている。多くの用途において、コネクタの安全な連結が非常に重要視されている。例えば乗用車におけるエアバッグシステムなどの車両安全システムの場合、エアバッグをそのイグニッションベースに接続するために使用されるコネクタは、信頼性の高い安全システムとなるように設ける必要がある。コネクタの意図しない緩みが確実に発生しないようにするために、安全な機械的連結部を保証するよう例えば二次的なロックシステムが使用される。多くの場合にそうした二次的なロックシステムは、固定すべきコネクタの一方に取り付け可能な別体のプラスチック構成要素の形態で実現されるか、あるいはコネクタに直接成形される。
加えて、多くの用途の分野において、電気コネクタシステムは、ケーブルの実際の接続部分に発生し得る緊張状態を軽減するために、ケーブルをコネクタシステムにしっかりと取り付けるケーブル緊張緩和部材を必要としている。こうした接続部分は、例えばケーブルが取り外されかつケーブルの電線が接触端子に接続され得る部分であり、特に破損しやすく、そのため保護が必要となる。ケーブル緊張緩和部材は、電気コネクタシステムにおいてケーブルに付与される緊張を軽減するために当技術分野において公知となっている。通常、ケーブルに付与される何らかの力が、クリンプ領域つまりケーブルが接触端子に接続される相互連結部に直接作用する。これら電気コネクタの端子は、スタンピングされかつ/または薄手のシート状金属材料から形成された一般的に非常に小さな構成要素であり、緊張によって容易に破損したり壊れたりする。
電気コネクタシステムの初期の組み立て中に端子がコネクタハウジング内に完全に挿入されない場合、あるいはコネクタシステムの使用中に接触端子が振動したりその完全な設置状態から引っ張り出された場合、コネクタハウジング内で接触端子の不適切な取り付け状態が発生し得る。こうしたタイプの不良は、電気部品が通常使用時に常に連続的に振動に曝される自動車産業に特有の事象である。そのため、コネクタハウジング内への接触端子の挿入が不完全であることを検出するための電気コネクタ用の端子位置保証(TPA)デバイスを提供することが知られている。また、それらは個別のハウジング内において接触端子が適切に位置決めされることを保証する。
本発明の目的は、クリンピング領域における緊張やコネクタシステムの主要ロックおよび/または二次ロックにおける緊張を低減する電気コネクタシステムを提供することである。特に本発明の目的は、構成要素の数が最小でありかつ取り付けが簡単な電気コネクタシステムを提供することである。本発明のさらなる目的は、端子位置保証TPAを特徴とする電気コネクタシステムを提供することである。
これらの目的および以下の説明を読むことによって明らかとなる他の目的は、特許請求の範囲の請求項1に記載の事項に基づく電気コネクタシステムによって実現される。
本発明によれば、電気コネクタシステムが提供される。コネクタシステムは、少なくとも1つの接触端子と、対応するコネクタハウジングと、を備える。接触端子は、絶縁クリンプと、ケーブルへの接続のためのワイヤクリンプとを備えてもよく、かつ対応する相手側コネクタのための電気インターフェースを提供してもよい。コネクタハウジングは少なくとも1つの開口を備えており、該開口は、その中に接触端子を受容するように構成されている。ハウジング自体は、一般的に、対応する相手側コネクタに接続するよう適合された任意の形状を有してもよい。コネクタハウジングは、対応する相手側コネクタにハウジングをロックするための手段を含んでもよい。電気コネクタシステムは、コネクタハウジングとは別体のケーブル緊張緩和部材をさらに備える。そのためケーブル緊張緩和部材は、コネクタハウジングの一体的な部品ではない。ケーブル緊張緩和部材は、緊張の緩和のために、ケーブル緊張緩和部材をケーブルに固定するためのケーブル固定手段を備える。さらにケーブル緊張緩和部材は、対応する相手側コネクタに当該部材を直接ロックするよう適合された一体型ロック手段を備える。
本明細書で使用される用語「相手側コネクタ」は、コネクタハウジングに接続されるよう適合された任意の種類のコネクタおよび該ハウジング内に設けられる接触端子と示す。相手側コネクタは、その周囲に例えば電気部品の壁などに相手側コネクタを固定するための適切な手段を有することができ、かつそれを通る個別の電気フィードスルーを提供できる。相手側コネクタは、コネクタハウジングの実際の用途およびデザインに応じて、さらに適切な任意の形状とすることができる。好ましくは、相手側コネクタとコネクタハウジングとケーブル緊張緩和部材とは射出成形によって製造される。
ケーブル緊張緩和部材は、単一の別体の部材であり、かつケーブルの緊張を対応する相手側コネクタに直接伝達するよう構成されている。言い換えると、ケーブルに付与される引っ張り力は、ケーブル緊張緩和部材を介して、コネクタハウジングではなく、相手側コネクタに伝達される。このようにケーブル緊張緩和部材が相手側コネクタに力を伝達するという事実により、コネクタハウジング内に配置された端子のクリンプ領域は、より小さな力に耐えることだけが要求される。有利なことに、本発明のシステムはまた、相手側コネクタに対するコネクタハウジングの主要ロック手段を必要とせず、そのため本発明のシステムは、例えばスペースに制限があるためにコネクタハウジングに一体型の主要ロックを設けることができないコネクタシステムに適用できる。
ケーブル緊張緩和部材が引っ張り力を対応する相手側コネクタに伝達するため、接触端子をコネクタハウジングに接続する主要ロックおよび/または二次ロックも同様に、より小さな引っ張りだけに耐えることだけが必要とされる。それによって有利なことに、引っ張り力は、クリンプ領域と接触端子の主要ロックおよび/または二次ロックに完全には作用しない。それゆえ電気コネクタシステムの耐用期間が長期化される。
本明細書で使用される用語「引っ張り力」は、配線またはケーブルを電気コネクタシステムから引き出すよう作用する力を意味する。同様に、本明細書で使用される用語「押し込み力」は、配線またはケーブルを電気コネクタシステムに押し込むよう作用する力を意味する。
好ましい実施形態において、ケーブル緊張緩和部材は、該部材をコネクタハウジングに取り付けるための取り付け手段をさらに備える。この取付手段は、好ましくは、ケーブル緊張緩和部材がコネクタハウジングに取り付けられる際に、コネクタハウジングの一部を包囲するよう構成されたフックである。一実施形態において、このフックは好ましくはU字形状断面を有する。
この取付手段は、単純な組み立て工程を可能にしかつ有利にはケーブル緊張緩和部材をコネクタハウジングに固定して、電気コネクタシステムの信頼性を向上させる。
さまざまな手段に関連付けて本明細書で使用される用語「固定」、「ロック」、「取り付け」などは、特定の用途または方法を意味するものではなく、単に、明確にするためにさまざまな手段を分類するよう使用されている。そのため、取付手段は一般にロック機能を提供してもよく、例えばロック手段は取り付けのために使用されてもよい。
好ましくは、取付手段は、接触端子がコネクタハウジングの少なくとも1つの開口内に設けられかつケーブル緊張緩和部材がコネクタハウジングに取り付けられる際に、端子位置保証(TPA)をもたらすよう構成されている。TPAは、コネクタハウジング内での接触端子の正しい位置決めを保証して組み立て中の時間も費用も掛かる検査の必要性を低減するために当分野で公知である。
好ましくは、ケーブル緊張緩和部材をコネクタハウジングに取り付けるための取付手段は、接触端子をコネクタハウジングの開口におけるそのポジションに固定するために接触端子のためのロックを提供する。取付手段は、それによって、接触端子のための主要ロックあるいは二次ロックとして機能してもよい。好ましくは、取付手段は、ケーブル緊張緩和部材がコネクタハウジングに取り付けられた際にコネクタハウジング内に延在する部分を含む。それゆえこの部分は、コネクタハウジングの開口内における接触端子のポジションから接触端子が脱落することを防止するよう構成されている。言い換えると、この部分は、接触端子がコネクタハウジングから脱落できないように、コネクタハウジングの開口に係止する。
さらに好ましい実施形態では、ケーブル緊張緩和部材は、対応する相手側コネクタにコネクタハウジングを取り外し可能にロックするよう構成されている。言い換えると、ケーブル緊張緩和部材は、コネクタハウジングを相手側コネクタにロックすることおよびコネクタハウジングを相手側コネクタから取り外すことを可能にする。好ましくは、ケーブル緊張緩和部材は、対応する相手側コネクタに緊張緩和部材を直接ロックするよう構成された一体型ロック手段を支持する一体型フレキシブルウェブを備える。フレキシブルウェブは、外力が付与された場合に、復元力を提供するよう構成された形態のものであってもよい。したがって一体型ロック手段は、ウェブに力が掛けられると一体型ロック手段が変位されるか再位置決めされるように、フレキシブルウェブ上に設けられてもよい。それによって、フレキシブルウェブは、外力が例えばオペレータによってフレキシブルウェブに付与された場合、対応するコネクタから一体型ロック手段を取り外すように構成されている。そのためケーブル緊張緩和部材を備えるコネクタハウジングは、対応する相手側コネクタへの挿入および相手側コネクタからの取り外しがロックまたは阻害されないように、フレキシブルウェブに力を加えて一体型ロック手段に作用することによって、容易に対応する相手側コネクタへの挿入および相手側コネクタからの取り外しが容易に可能となる。
作動部材は好ましくは、緊張緩和部材を相手側コネクタから解放する(ロックの解除)ために、オペレータによって作動されてもよい。好ましくは、作動部材は、ネジ回しなどの適切な道具によって作動されてもよい。したがって当業者は、作動部材または緊張緩和部材が破損することなくそうした道具を用いて直ちに作動部材を作動できるように、作動部材を形成することが好ましいことを理解するだろう。好ましくは、緊張緩和部材は、大きな外力が緊張緩和部材に付与された場合にのみそのロック機能が解除可能となるように設計される。そのためコネクタハウジングと相手側コネクタとの間の弾性接続は、意図せずに解除可能とならないように実現できる。
好ましくは、緊張緩和部材の作動部材は、緊張緩和部材が相手側コネクタにロックされる場合に、相手側コネクタの外側に配置される。そのため作動部材は相手側コネクタに包囲されず、上述のようにロック機能を解除するためにかつコネクタハウジングを相手側コネクタから取り外すためにオペレータによってアクセス可能となる。それゆえ相手側コネクタからのコネクタハウジングの解放は、簡単な方法で実施できる。
好ましくは一体型ロック手段は、対応する相手側コネクタの対応する係合部分に係止するように構成されることが好ましいロック傾斜部である。好ましくは係合部分はロック窓である。別の好ましい実施形態では、ケーブル緊張緩和部材の一体型ロック手段は、ロック窓であり、対応する相手側コネクタの係合部分は、好ましくはロック傾斜部である。ロック傾斜部はいずれの場合でも、取り付けられたケーブル緊張緩和部材とともにコネクタハウジングが電気コネクタシステムの組み立て中に対応する相手側コネクタに挿入される場合に、ケーブル緊張緩和部材のフレキシブルウェブを下降させるように構成されている。一度挿入されると、ロック傾斜部のうち挿入方向に垂線を規定する面がロック機能を提供する。それゆえロック傾斜部および対応するロック窓の相互作用が、電気コネクタシステムの容易な組み立てを可能にする。
一体型ロック手段は、好ましくは、例えばネジ回しなどの適切な道具を用いて相手側コネクタから緊張緩和部材を解放するためにオペレータによって作動されてもよい。好ましくは緊張緩和部材は、外力が緊張緩和部材の一体型ロック手段に付与された場合に、相手側コネクタから解放されるように構成されている。好ましくはこうした外力は、コネクタシステムの係合方向つまりコネクタハウジングを相手側コネクタへ挿入する方向またはコネクタハウジングを相手側コネクタから取り外す方向において付与される。好ましくは、一体型ロック手段は、相手側コネクタに設けられる個別の開口を介して、相手側コネクタの外側からアクセスされる。好ましくは、そうした開口はコネクタシステムの係合方向に設けられている。コネクタハウジングが相手側コネクタ内に配置されても、一体型ロック手段が相手側コネクタの内側から到達可能であるため、ロック機能は、挿入または取り外しの反対側からつまりコネクタハウジングの「内側」から解放される。
本発明の別の好ましい実施形態では、接触端子は、コネクタハウジングの開口内に接触端子をロックするよう構成された主要ロック手段を備える。好ましくは、主要ロック手段は、コネクタハウジング内への接触端子の容易な挿入とコネクタハウジング内への接触端子のロックとを可能にするラッチランスである。好ましくは、コネクタハウジングは、対応する相手側コネクタに対するコネクタハウジングのための主要ロックを提供するよう構成されたロック手段をさらに備えてもよい。
さらに好ましい実施形態では、システムが完全に取り付けられ(つまりケーブルが接触端子に接続され続いてコネクタハウジングの開口に挿入され)かつケーブル緊張緩和部材がケーブルに固定された場合に、ケーブル緊張緩和部材は、コネクタハウジングからケーブルを分離させるように構成されたスペーサを備える。スペーサは、ケーブルとコネクタハウジングとの間に設けられており、有利には例えばケーブルが力を掛けられてコネクタハウジング内にさらに押し込まれる場合にクリンプ領域を保護する。スペーサは好ましくは2つの面を備えており、2つの面のうちの一方が、コネクタハウジングに接触するように構成されており、2つの面のうちの他方が、ケーブルのケーブルシースと接触するように構成されている。そのためケーブルが押された場合、好ましくは力がスペーサと介してコネクタハウジングに伝達され、それによって有利なことにクリンプ領域における緊張が低減される。
当業者は、システムが好ましくは対応する相手側コネクタとコネクタハウジングに取り付けられるケーブル緊張緩和部材とをさらに備えること、相手側コネクタが、内部に配置される接触端子を収容するコネクタと互換性のある任意のコネクタとされ得ることを理解するだろう。好ましくは対応する相手側コネクタは、ケーブル緊張緩和をもたらすために、ケーブル緊張緩和部材の一体型ロック手段と相互作用するように構成されている。好ましくは、相手側コネクタは、相手側コネクタから緊張緩和部材を解放するために、緊張緩和部材に対して特に緊張緩和部材の一体型ロック手段に対して、コネクタシステムの係合方向における外力を付与できる開口を備える。この開口は、コネクタシステムの係合方向において相手側コネクタに設けられており、かつ好ましくは相手側コネクタの開口から離れており、かつ当該開口に対して相手側コネクタの反対側に設けられていてもよい。したがって、ロック機能は、例えばネジ回しをこの開口を介して挿入することによって、かつネジ回しを用いて緊張緩和部材に個別の力を付与することによって、容易に解放可能である。好ましくは、コネクタハウジングおよび/または相手側コネクタは、ロック機能を解除するために緊張緩和部材に対して係合方向における上述の力を付与するために別個の道具をガイドできる別個の溝または経路を特徴とする。
好ましくは、コネクタハウジングは、緊張緩和部材が相手側コネクタにロックされる際の相手側コネクタ内へのコネクタハウジングのさらなる挿入を防止するために、相手側コネクタと相互作用するよう構成されたリブを備える。好ましくは、相手側コネクタの開口はステップ形状を有する。当該ステップ形状の開口の第1のステップは、上述のさらなる挿入を防止するためのコネクタハウジングのそうしたリブと相互作用するように構成されている。したがって、緊張緩和部材の一体型ロック手段が相手側コネクタに緊張緩和部材をロックするように、コネクタハウジングが十分に相手側コネクタの開口内に挿入される場合、リブは、ステップ形状の開口の第1のステップとブロック接触し、挿入力または押し込み力が上述のブロック接触を介して伝達される。このようにして接触端子は保護される。
さらにシステムは好ましくは、接触端子に取り付けられたケーブルを備えてもよい。その取り付けは、接触端子にケーブルを取り付けるために当業者に公知の任意の手段を含んでもよい。例えば接触端子をケーブルの絶縁体に接続するための絶縁クリンプおよび接触端子をケーブルの配線(ワイヤ)に接続するための配線クリンプが、ケーブルを接触端子に接続するために使用されてもよい。ケーブルは、1つ以上のワイヤを含んでもよく、絶縁体は当業者に公知の任意の絶縁体であってもよい。
以下では、添付の図面を参照しながら本発明について例示的に説明する。
本発明に基づく電気コネクタシステムの概略図である。 図1の三次元的断面図である。 本発明に基づくケーブル緊張緩和部材の概略図である。 異なる視点から図3のケーブル緊張緩和部材を示す図である。 本発明に基づく電気コネクタシステムの概略図である。 図5の三次元的断面図である。
図1には、本発明に基づく電気コネクタシステムの斜視図を示す。図2には、図1の電気コネクタシステムが三次元的な断面図で図示されている。図1および図2から明らかなように、図示された電気コネクタシステムはコネクタハウジング20を備えており、コネクタハウジング20は、内部に接触端子40を収容するよう構成された少なくとも1つの開口を備える。接触端子40は、接触端子40にケーブル30を取り付けるために絶縁体クリンプと配線クリンプとを備えてもよい。当然のことながら、ケーブル30を接触端子40に取り付けるために任意の適切な手段が使用されてもよい。ケーブルと接触端子との間のこのインターフェース42は、本明細書では「クリンピング領域」または「クリンプ領域」と称される。接触端子40は主要ロック手段41をさらに備える。主要ロック手段41は、コネクタハウジング20の開口内におけるそのポジションに接触端子40を固定するために、接触端子40のための主要ロックを提供する。主要ロック手段41は、ラッチランスを備えてもよい。当業者は、主要ロック機能を提供するために任意の手段を使用できることを理解しよう。システムの組み立て中に、接触端子40がハウジング20の開口内に完全に挿入されると、ラッチランス41が端子ハウジング20とラッチ係合し、容易な組み立てが可能となる。
電気コネクタシステムは、コネクタハウジング20とは別の構成要素であるケーブル緊張緩和部材10をさらに備える。ケーブル緊張緩和部材10は、対応する相手側コネクタ50に部材10を直接ロックするよう構成された一体型ロック手段12を備える。図示されるように、一体型ロック手段12は好ましくはロック傾斜部である。ロック傾斜部は、システムの組み立て中に挿入方向に面する挿入傾斜面つまり傾斜したくさびを特徴とする。ロック傾斜部は、挿入方向に対して垂直でありかつ挿入方向とは反対の方向に面するロック傾斜面をさらに特徴とする。なおロック手段12は、例えばブロック形状などの他の形状のものであってもよい。
ロック手段12は、作動部材14を含むフレキシブルウェブ15によって支持されている。フレキシブルウェブ15は、外力がフレキシブルウェブ15に付与される場合に、対応する相手側コネクタ50から一体型ロック手段12が解放されるように構成されている。同様にフレキシブルウェブ15は、外力がフレキシブルウェブ15に付与される場合に、対応する相手側コネクタ50への、図示された電気コネクタシステムの容易な挿入を可能にするよう構成されてもよい。ケーブル緊張緩和部材10は、緊張を緩和すべくケーブル30に緊張緩和部材10を固定するための固定手段11をさらに備える。当然のことながら、固定手段11は図面においてのみ説明されており、ケーブル緊張緩和部材10をケーブル30を固定するための任意の手段が使用されてもよい。例えばケーブル緊張緩和部材10は、ケーブル30に対して、クランプされるか、締め付けられるか、あるいは糊付けされている。代替的にはスナップロックシステムが適用されてもよく、金属スリーブが例えばケーブル緊張緩和部材10にケーブル30を連結するために使用されてもよい。ケーブル30は続いてケーブルシース31および配線32を備える。当然のことながら、配線32は1つ以上の電線から構成されてもよく、本発明は特定の種類または特定のタイプのケーブルシースに制限されない。
図3および図4からさらに明らかなように、図1および図2のケーブル緊張緩和部材10はまた、ケーブル緊張緩和部材10をコネクタハウジング20に取り付けるための取付手段13a,13bを備える。それによって取付手段13a,13bは、ケーブル緊張緩和部材10の一部をコネクタハウジング20に固定できるようにする。取付手段13a,13bは、コネクタハウジング20の突出部、開口または隙間などの対応手段に係合するよう構成されている。図示されるように、取付手段13a,13bは、コネクタハウジング20の一部を包囲するように構成された少なくとも1つのフック13aを備えてもよい。好ましくは、取付手段は、これら取付手段13a,13bがコネクタハウジング20の一部を包囲するように、U字形状断面を有する。これによって、電気コネクタシステムの組み立て中に、コネクタハウジング20にケーブル緊張緩和部材10を取り付ける間の簡単な固定が実現可能となる。
図2から明らかなように、取付手段13aはまた、端子位置保証TPAを提供し得る。したがってコネクタハウジング20へのケーブル緊張緩和部材10の取り付けは、事前挿入された接触端子40がコネクタハウジング20内部の正しいポジションにあることを示しており、組み立て中にコストがかかる高価な検査の必要性を低減する。
取付手段13aは、接触端子40のための二次ロック13aをさらに提供してもよい。したがって接触端子40の主要ロック手段41が機能しない場合、二次ロック13aが、コネクタハウジング20から接触端子40が脱落することを妨げる。図1から明らかなように、取付手段13aは、コネクタハウジング20内に延在する部分を含んでおり、当該部分は、コネクタハウジング20の開口を閉塞する。好ましくは、接触端子40は、ケーブル緊張緩和部材10がハウジング20に取り付けられた場合、接触端子40が、コネクタハウジング20の閉塞された開口から抜け出なくなり取り外し不可能となるような形状のものからなる。
そのため図1および図2の電気コネクタシステムの取付手段13aは、1つの単一部片において、3つの機能、すなわちコネクタハウジング20へのケーブル緊張緩和部材10の固定、相手側コネクタ50へのコネクタハウジング20のロック、TPA機能性、および接触端子40のための二次ロック機能を提供する。当然のことながら、単一部分がこれら機能のすべてを備えていてもよく、あるいは、ケーブル緊張緩和部材10の別々の部分がそれぞれ3つの機能のうち1つ以上の機能を提供してもよい。
図示されるコネクタハウジング20それ自体はなんらかの(主要)ロック手段を有していないため、図1および図2の電気コネクタシステムは、ロック手段12を用いることによってのみ、対応する相手側コネクタ50にロックされるように構成されている。なお当然のことながら、コネクタハウジング20はそれ自体が、−公知のように−、相手側コネクタ50にハウジング20をロックするための一体型手段を含んでもよく、その場合、ケーブル緊張緩和部材10のロック手段12は、コネクタハウジング20のための二次ロックを提供する。
図5および図6は、図1および図2の電気コネクタシステムが対応する相手側コネクタ50に接続されている電気コネクタシステムを示す。相手側コネクタ50は所望の適切な形状を有することができる。相手側コネクタ50の接触ピン60は、例えば接触端子40と電気接触し、ケーブル30の配線32との電気接触を提供する。相手側コネクタ50は、ケーブル緊張緩和部材10のロック傾斜部12を受容するよう構成されたロック窓51を備える。加えて当然のことながら、相手側コネクタ50はロック傾斜部を備えてもよく、代わりにケーブル緊張緩和部材10は、相手側コネクタ50のロック傾斜部を受け入れるよう構成されたロック窓を備える。図6に詳細に示されるように、緊張緩和部材10は、クリンプ領域42のための緊張緩和をもたらしかつ接触端子40の主要ロック手段41を提供する。特にケーブル30に引き出し力が付与された場合、引き出し力は、ケーブル緊張緩和部材10の固定手段11およびロック手段12を介して、対応する相手側コネクタ50に直接伝達される。それゆえ接触端子40のクリンプ領域42および主要ロック手段41は、より小さな引っ張り力に耐えることだけが必要とされる。
続いて、ケーブル緊張緩和部材10は、一体型ロック手段12を支持するとともに作動部材14を含むフレキシブルウェブ15を含む。フレキシブルウェブ15は、力がフレキシブルウェブ15に付与された場合に、対応する相手側コネクタ50への取り付けられたケーブル緊張緩和部材10を伴うコネクタハウジング20の挿入方向または相手側コネクタ50からの取り付けられたケーブル緊張緩和部材10を伴うコネクタハウジング20の取り外し方向に対して垂直な復元力を提供するよう形成されている。概して、オペレータは、ウェブ15が撓んで当該ウェブ15によって支持される一体型ロック手段12が下降されるようにフレキシブルウェブ15に力をかけることによって、取り付けられたケーブル緊張緩和部材10を備えるコネクタハウジング20を対応する相手側コネクタ50に挿入できかつ相手側コネクタ50から取り外すことができる。好ましくは図示されるように一体型ロック手段12はロック傾斜部である。したがって一度コネクタハウジング20が、取り付けられたケーブル緊張緩和部材10とともに、対応する相手側コネクタ50に挿入されると、結果的に、ロック傾斜部12は相手側コネクタ50における対応する窓51にアクセスできるようにフレキシブルウェブ15が撓み、ロック機能が提供される。それによって電気コネクタシステムの容易な組み立てが可能となる。
図5に示されるように相手側コネクタ50の外側に配置されることが好ましい作動部材14を押圧することで、オペレータは一体型ロック手段12の解放つまりロック解除を実施できる。フレキシブルウェブ15に力を掛けることで、ロック傾斜部12が下降し、ロック傾斜部12はもはや対応する相手側コネクタ50とロック接触しなくなる。したがって、例えば作動部材14を押圧してフレキシブルウェブ15に力を付与することによってかつケーブル30などを引っ張ることによって、取り付けられた緊張緩和部材10とともにコネクタハウジング20を、対応する相手側コネクタ50から簡単に引き出すことが可能となる。それゆえコネクタハウジング20は取り付けられた緊張緩和部材10とともに、破損を伴わない様式で、相手側コネクタ50から簡単に引き出すことができる。また、ケーブル緊張緩和部材10は、分解中の引っ張り力を固定手段11および取付手段13a,13bを介してコネクタハウジング20に直接伝達することによって、クリンプ領域42に作用する力を低減する。これにより、破損しやすいクリンプ領域が保護される。
図2および図5に図示されるように、ケーブル緊張緩和部材10はさらにスペーサ16を含む。スペーサ16は、ケーブルシース31とコネクタハウジング20との間に配置されており、2つの面17a,17bを備える。一方の面17aはコネクタハウジング20と接触する一方で、他方の面17bはケーブルシース31に接触する。コネクタハウジング20に設けられた接触端子40に取り付けられたケーブル30を、対応する相手側コネクタ50内に押し込む場合、押し込み力がスペーサ16を介してコネクタハウジング20に直接伝達される。それによってクリンプ領域42に作用する押し込み力が低減される。それゆえスペーサ16は、電気コネクタシステムの組み立て中にクリンプ領域に過度に掛かる負荷を低減する。
コネクタハウジング20および取り付けられたケーブル緊張緩和部材10を相手側コネクタ50に挿入する際に、ロック傾斜部12は相手側コネクタ50と相互作用し、フレキシブルウェブ15が下降する。取り付けられたケーブル緊張緩和部材10とともにコネクタハウジング20が、対応する相手側コネクタ50に完全に挿入されると、ロック傾斜部12が、フレキシブルウェブ15の復元力に起因して、ロックポジションつまり相手側コネクタ50の窓51にスナップ留めされる。作動部材14は、取り付けられたケーブル緊張緩和部材10を伴うコネクタハウジング20の、対応する相手側コネクタ50へのさらなる挿入を防止するように構成されてもよく、それによってクリンプ領域42に過負荷が掛かることが防止される。
本発明の1つの特定の態様によれば、ロック手段12は、相手側コネクタ50の「内側」からアクセス可能である:図6を参照すると、当業者には、相手側コネクタ50内に、左側から例えば窓51へ向けて係合方向に延在するチャンネル61(破線で示される)を容易に提供できることは明らかであろう。そうしたチャンネル61は、ロック機能を解除するために最終的にロック手段12を下方向に付勢するために、図6の左側から例えばネジ回しを挿入できるようにする。ロック手段12をシステムの係合方向に作動させることによってロック手段12がウェブ15を撓ませることが可能なため、ロック手段12の傾斜形状はこの態様において特に好ましい。当業者は、図6に示されたチャンネル61が図示のためにのみ設けられていること、および実際にチャンネル61が該チャンネル61内への道具の円滑な挿入を可能にするために、ほぼ確実に、より大きな直径を必要とすることを理解しよう。これは、例えばチャンネル61を含む部分における相手側コネクタ50の個別の壁の厚さを増大させることによって、容易に実現できる。
10 ケーブル緊張緩和部材
11 ケーブル固定手段
12 一体型ロック手段
13 取付手段
14 作動部材
15 フレキシブルウェブ
16 スペーサ
17 面
20 コネクタハウジング
30 ケーブル
31 ケーブルシース
32 配線
40 接触端子
41 主要ロック手段
42 クリンプ領域
50 相手側コネクタ
51 ロック窓
60 接触ピン
61 チャンネル

Claims (24)

  1. 電気コネクタシステムであって、
    少なくとも1つの接触端子(40)と、
    前記接触端子(40)を受容するよう構成された少なくとも1つの開口を備えるコネクタハウジング(20)と、
    を備えており、
    前記システムは、前記コネクタハウジング(20)とは別体のケーブル緊張緩和部材(10)をさらに備えており、前記ケーブル緊張緩和部材(10)は、緊張を緩和するためにケーブル(30)に対して前記ケーブル緊張緩和部材(10)を固定するためのケーブル固定手段(11)を備えており、かつ、
    前記部材(10)は、対応する相手側コネクタ(50)に前記部材(10)を直接ロックするよう構成された一体型ロック手段(12)をさらに備えることを特徴とする電気コネクタシステム。
  2. 前記緊張緩和部材(10)は、前記部材(10)を前記コネクタハウジング(20)に取り付けるために取付手段(13a,13b)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のコネクタシステム。
  3. 前記取付手段(13a,13b)は、前記緊張緩和部材が前記コネクタハウジング(20)に取り付けられた場合に、前記コネクタハウジング(20)の一部を包囲するよう構成された少なくとも1つのフックを備えており、
    前記フックは、好ましくはU字形状断面を有することを特徴とする請求項2に記載のコネクタシステム。
  4. 前記接触端子(40)が前記コネクタハウジング(20)の前記少なくとも1つの開口内に設けられかつ前記緊張緩和部材(10)が前記コネクタハウジング(20)に取り付けられた場合に、前記取付手段(13a,13b)は、端子位置保証、TPA、をもたらすように構成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のコネクタシステム。
  5. 前記取付手段(13a,13b)は、前記接触端子(40)を、前記コネクタハウジング(20)の前記開口におけるそのポジションに固定するために、前記接触端子(40)のための二次ロックを提供することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  6. 前記取付手段(13a,13b)は、前記緊張緩和部材(10)が前記コネクタハウジング(20)に取り付けられた場合に前記コネクタハウジング(20)内に延在する部分を含み、
    当該部分は、前記接触端子(40)が、前記コネクタハウジング(20)の前記開口におけるそのポジションから移動することを防止するよう構成されていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  7. 前記緊張緩和部材(10)は、前記対応する相手側コネクタ(50)に前記コネクタハウジング(20)を取り外し可能にロックするよう構成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  8. 緊張緩和部材(10)は、前記一体型ロック手段(12)を支持する一体型フレキシブルウェブ(15)をさらに備えており、
    前記フレキシブルウェブ(15)は、外力が前記フレキシブルウェブ(15)に付与された場合に、前記対応する相手側コネクタ(50)から前記一体型ロック手段(12)を解放するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  9. 前記一体型フレキシブルウェブ(15)は、作動部材(14)を含むことを特徴とする請求項8に記載のコネクタシステム。
  10. 前記作動部材(14)は、前記緊張緩和部材(10)が前記相手側コネクタ(50)にロックされた場合に、前記相手側コネクタ(50)の外側に配置されることを特徴とする請求項9に記載のコネクタシステム。
  11. 前記緊張緩和部材(10)の前記作動部材(14)は、前記相手側コネクタ(50)から前記緊張緩和部材(10)を解放するために、道具によって、特にネジ回しによって、作動されるように構成されていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のコネクタシステム。
  12. 前記一体型ロック手段(12)がロック傾斜部であるか、あるいは前記一体型ロック手段(12)がロック窓であることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  13. 前記緊張緩和部材(10)の前記一体型ロック手段(12)は、前記相手側コネクタ(50)から前記緊張緩和部材(10)の解放するために、道具によって、特にネジ回しによって、作動されるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  14. 前記緊張緩和部材(10)は、前記コネクタシステムの係合方向において前記緊張緩和部材(10)の前記一体型ロック手段(12)に外力が付与され場合に、前記相手側コネクタ(50)から解放されるよう構成されていることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  15. 前記コネクタハウジング(20)は、前記コネクタハウジング(20)のための主要ロックを提供する、前記対応する相手側コネクタ(50)に前記コネクタハウジング(20)をロックするよう構成された一体型ロック手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  16. 前記接触端子(40)は、前記コネクタハウジング(20)の前記開口内に前記接触端子(40)をロックするよう構成された主要ロック手段(41)を備えており、
    前記主要ロック手段(41)は好ましくはラッチランスであることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  17. 前記コネクタハウジングは、前記緊張緩和部材が前記相手側コネクタにロックされる際に、前記相手側コネクタへの前記コネクタハウジングのさらなる挿入を防止するために前記相手側コネクタと相互作用するよう構成されたリブを備えることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  18. 前記緊張緩和部材(10)は、前記システムが完全に取り付けられた場合に、前記コネクタハウジング(20)から前記ケーブル(30)を離間させるよう構成されたスペーサ(16)をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項17のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  19. 前記スペーサ(16)は2つの面(17a,17b)を備えており、一方の面(17a)は、前記コネクタハウジング(20)に接触するように構成されており、かつ他方の面(17b)は、前記ケーブル(30)のケーブルシース(31)に接触するよう構成されていることを特徴とする請求項18に記載のコネクタシステム。
  20. 前記システムは、対応する相手側コネクタ(50)をさらに備えており、
    前記相手側コネクタは、特に、前記コネクタハウジング(20)および緊張緩和部材(10)を収容するよう構成された少なくとも1つの開口を備えることを特徴とする請求項1から請求項19のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  21. 前記相手側コネクタ(50)は、前記緊張緩和部材(10)に対して、特に前記相手側コネクタ(50)から前記緊張緩和部材(10)を解放するために前記緊張緩和部材(10)の前記一体型ロック手段(12)に対して、前記コネクタシステムの係合方向において外力を付与することを可能にするチャンネル(61)を備えることを特徴とする請求項20に記載のコネクタシステム。
  22. 前記相手側コネクタ(50)の前記チャンネル(61)は、前記コネクタシステムの係合方向に設けられていることを特徴とする請求項21に記載のコネクタシステム。
  23. 前記相手側コネクタ(50)の前記開口はステップ形状を有しており、
    前記ステップ形状の開口の第1のステップは、前記緊張緩和部材(10)が前記相手側コネクタ(50)にロックされる場合に、前記相手側コネクタ(50)への前記コネクタハウジング(20)のさらなる挿入を防止するための前記コネクタハウジング(20)のリブと相互作用するように構成されていることを特徴とする請求項20から請求項22のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
  24. 前記システムは、前記接触端子(40)に取り付けられるケーブル(30)をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項23のいずれか一項に記載のコネクタシステム。
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