JP2009021094A - コネクタ - Google Patents

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JP2009021094A
JP2009021094A JP2007182777A JP2007182777A JP2009021094A JP 2009021094 A JP2009021094 A JP 2009021094A JP 2007182777 A JP2007182777 A JP 2007182777A JP 2007182777 A JP2007182777 A JP 2007182777A JP 2009021094 A JP2009021094 A JP 2009021094A
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Keiji Wada
圭史 和田
Kenichi Sakai
健一 酒井
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

【課題】雄ハウジングと雌ハウジングとを固着するためのロック機構が雄ハウジングの外側に設けられているコネクタにおいて、ロックが外力によって変形・破損する事態を確実に回避する。
【解決手段】雄ハウジング2のこじり防止リブ25にはロック27が突設されており、雌ハウジング3のリブ係合溝33にはビーク36が突設されている。これにより、雄ハウジング2と雌ハウジング3とを嵌合させると、ロック27とビーク36とが雄ハウジング2の内側で嵌合する。その結果、ロック27は、外力の影響を完全に受けない状態となり、外力によって変形・破損する事態は確実に回避される。
【選択図】図4

Description

本発明は、雄ハウジングと雌ハウジングとを固着するためのロック機構が雄ハウジングの外側に設けられているコネクタに関するものである。
図8は従来のコネクタを例示する斜視図である。
従来、この種のコネクタ1においては、図8に示すように、ハウジング7に外装されたロック5を外力から保護するため、ブリッジや保護壁などのロック保護部材6を設けていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−112180号公報(図4)
しかし、これでは、基本的にロック5がハウジング7の外側に露呈しているため、このロック5は、ロック保護部材6で保護されていても、外力の影響を完全に受けないとは断言できない。したがって、ロック5が外力によって変形・破損する事態を確実に回避しうると保証することができないという課題があった。
本発明は、こうした課題を解決することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
まず、請求項1に係るコネクタの発明では、複数個の端子収容室を備えた第1のハウジングと、前記端子収容室に収容された端子に接続される相手側端子を収容し、前記第1のハウジングと嵌合する第2のハウジングとからなるコネクタであって、前記第1のハウジングには、こじり防止リブが前記複数個の端子収容室の間で嵌合方向に突出して形成され、前記第2のハウジングには、前記こじり防止リブが挿入されるリブ係合溝が設けられ、前記こじり防止リブは、その側部に撓み変形可能なロックアームを備え、このロックアームには、係止部が形成され、前記リブ係合溝は、前記こじり防止リブが挿入された際に前記ロックアームが位置する側の内壁に前記係止部と係合する係合部を備えていることを特徴とする。
また、請求項2に係るコネクタの発明では、前記こじり防止リブは、前記第1のハウジングの中心からオフセットしていることを特徴とする。
本発明によれば、係止部と係合部との嵌合がハウジングの内側で行われるため、係止部および係合部が外力の影響を完全に受けない状態となる。その結果、係止部や係合部が外力によって変形・破損する事態を確実に回避することができる。
また、こじり防止リブが第1のハウジングの中心からオフセットしていると、第1のハウジングと第2のハウジングとの誤結を未然に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明に係るコネクタの第1の実施形態を示す斜視図、図2は図1に示すコネクタを垂直面で半分に切断した状態を示す斜視図、図3は図2に示すコネクタを反対側(雌ハウジング側)から見た状態を示す斜視図、図4は図1に示すコネクタを水平面で半分に切断した状態を示す斜視図、図5は図4に示すコネクタの雄ハウジングと雌ハウジングとが嵌合した状態を示す斜視図である。
コネクタ1は、図1に示すように、合成樹脂製の雄ハウジング(第1のハウジング)2と、この雄ハウジング2に対して矢印A、B方向に嵌合する合成樹脂製の雌ハウジング(第2のハウジング)3とから構成されている。
ここで、雄ハウジング2は、図1に示すように、ブロック状の本体21を有しており、本体21には6個の端子収容室22が、2段3列で互いに平行に並ぶ形で矢印A、B方向に貫通して形成されている。また、本体21の前部には、四角筒状のフード部23が一体に形成されているとともに、図2、3に示すように、このフード部23に包囲される形で
四角柱状のこじり防止リブ25が上下2段の端子収容室22の間で前方(雌ハウジング3側)に向けて矢印A、B方向、つまり嵌合方向に突出して形成されている。なお、こじり防止リブ25は雄ハウジング2の中心からオフセットして形成されている。また、こじり防止リブ25には、図4に示すように、その中央部にスリット26が矢印A、B方向に形成されているとともに、左右両側部にそれぞれ、撓(たわ)み変形可能なロックアーム28が、矢印A、B方向に延伸して本体21に達する形で形成されている。さらに、各ロックアーム28の外側にはそれぞれロック27が係止部として横向きに突設されている。
一方、雌ハウジング3は、図1に示すように、ブロック状の本体31を有しており、本体31には6個の端子収容室32が、2段3列で互いに平行に並ぶ形で矢印A、B方向に貫通して形成されている。また、本体31の中央部には、図1〜4に示すように、リブ係合溝33が矢印A、B方向に穿設されている。リブ係合溝33には、図2、4に示すように、その中央部に四角柱状のリブガイド35が形成されているとともに、左右両側の内壁にそれぞれビーク36が係合部として横向きに突設されている。
コネクタ1は以上のような構成を有するので、雄ハウジング2と雌ハウジング3とを嵌合させる際には、次の手順による。
まず、端子収容工程で、雄ハウジング2の端子収容室22に端子(図示せず)を挿通して収容するとともに、雌ハウジング3の端子収容室32に相手側端子(図示せず)を挿通して収容する。
次に、リブ係合工程に移行し、雄ハウジング2と雌ハウジング3とを互いに矢印A、B方向に近づけ、こじり防止リブ25をリブ係合溝33に差し込む。このとき、こじり防止リブ25にスリット26が設けられているとともに、リブ係合溝33にリブガイド35が設けられているので、リブ係合溝33に対するこじり防止リブ25の差し込み作業は円滑に行われる。また、こじり防止リブ25は雄ハウジング2の中心からオフセットしているため、雌ハウジング3に対して雄ハウジング2が誤って上下反転している場合は、こじり防止リブ25をリブ係合溝33に差し込めないことから、雄ハウジング2と雌ハウジング3との誤結を未然に防止することが可能となる。
こうして、こじり防止リブ25がリブ係合溝33に差し込まれると、図5に示すように、各ロック27が各ビーク36に係合するため、雄ハウジング2と雌ハウジング3とが固着(ロック)された状態となる。
ここで、雄ハウジング2と雌ハウジング3との嵌合作業が終了する。
このように、ロック27は、雄ハウジング2の内側に位置しており、雄ハウジング2の外側に露呈していないため、ロック27とビーク36との嵌合は雄ハウジング2の内側で行われる。その結果、ロック27は、外力の影響を完全に受けない状態となり、外力によって変形・破損する事態を確実に回避することができる。
<第2の実施形態>
図6は本発明に係るコネクタの第2の実施形態を示す斜視図、図7は図6に示すコネクタを垂直面で半分に切断した状態を示す斜視図である。
なお、上述した第1の実施形態においては、雄ハウジング2と雌ハウジング3とのロック機構としてロック27およびビーク36が設けられているだけのコネクタ1について説明したが、さらに、図6、7に示すように、メインロック37および係合突起29を設けるようにしても構わない。
すなわち、このコネクタ1は、図6、7に示すように、第1の実施形態と同じ構成を有することに加えて、雌ハウジング3の本体31の上面にメインロック37が設けられているとともに、雄ハウジング2のフード部23の上面に係合突起29が設けられている。なお、第1の実施形態と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
コネクタ1は以上のような構成を有するので、雄ハウジング2と雌ハウジング3とを嵌合させる際には、第1の実施形態と同様、端子収容工程およびリブ係合工程を経る。
そして、リブ係合工程において、こじり防止リブ25がリブ係合溝33に差し込まれると、各ロック27が各ビーク36に係合すると同時に、メインロック37が係合突起29に係合する。そのため、各ロック27が各ビーク36に係合するに過ぎない第1の実施形態と比べて、雄ハウジング2と雌ハウジング3とが一層強固に固着(ロック)された状態となる。
<その他の実施形態>
なお、上述した第1、2の実施形態においては、雄ハウジング2および雌ハウジング3に6個ずつの端子収容室22、32を備えたコネクタ1について説明したが、これら端子収容室22、32の個数は、6個に限るわけではなく、何個でも構わない。
なお、上述した第1、2の実施形態においては、雄ハウジング2にロック27が設けられているとともに、雌ハウジング3にビーク36が設けられているコネクタ1について説明したが、逆に、雌ハウジング3にロック27を設けるとともに、雄ハウジング2にビーク36を設けるようにしてもよい。
なお、上述した第1、2の実施形態においては、係止部としてロック27を採用し、係合部としてビーク36を採用したコネクタ1について説明した。しかし、ロック27以外の係止部を代用したり、ビーク36以外の係合部を代用したりすることも可能である。
本発明は、自動車、航空機、電車、製造プラント、電化製品、OA機器など各種の産業分野に広く適用することができる。
本発明に係るコネクタの第1の実施形態を示す斜視図である。 図1に示すコネクタを垂直面で半分に切断した状態を示す斜視図である。 図2に示すコネクタを反対側(雌ハウジング側)から見た状態を示す斜視図である。 図1に示すコネクタを水平面で半分に切断した状態を示す斜視図である。 図4に示すコネクタの雄ハウジングと雌ハウジングとが嵌合した状態を示す斜視図である。 本発明に係るコネクタの第2の実施形態を示す斜視図である。 図6に示すコネクタを垂直面で半分に切断した状態を示す斜視図である。 従来のコネクタを例示する斜視図である。
符号の説明
1……コネクタ
2……雄ハウジング(第1のハウジング)
21……本体
22……端子収容室
23……フード部
25……こじり防止リブ
26……スリット
27……ロック(係止部)
28……ロックアーム
3……雌ハウジング(第2のハウジング)
31……本体
32……端子収容室
33……リブ係合溝
35……リブガイド
36……ビーク(係合部)
6……ロック保護部材
7……ハウジング

Claims (2)

  1. 複数個の端子収容室を備えた第1のハウジングと、
    前記端子収容室に収容された端子に接続される相手側端子を収容し、前記第1のハウジングと嵌合する第2のハウジングとからなるコネクタであって、
    前記第1のハウジングには、こじり防止リブが前記複数個の端子収容室の間で嵌合方向に突出して形成され、
    前記第2のハウジングには、前記こじり防止リブが挿入されるリブ係合溝が設けられ、
    前記こじり防止リブは、その側部に撓み変形可能なロックアームを備え、
    このロックアームには、係止部が形成され、
    前記リブ係合溝は、前記こじり防止リブが挿入された際に前記ロックアームが位置する側の内壁に前記係止部と係合する係合部を備えていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記こじり防止リブは、前記第1のハウジングの中心からオフセットしていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170013393A (ko) * 2014-06-13 2017-02-06 델피 테크놀로지스 인코포레이티드 케이블 변형 완화부
WO2020062574A1 (zh) * 2018-09-26 2020-04-02 深圳市大疆创新科技有限公司 连接器、动力系统及无人机

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