JP2005150015A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】第1及び第2のコネクタの接続が解除された場合でも、その再接続を確実に防止することのできるコネクタを提供する。
【解決手段】第1及び第2の各コネクタ10,20の接続を解除しようとした場合には、第1のコネクタ10の第1のハウジング12にコネクタ抜去方向への引張力を加えると、第1のハウジング12を第2のハウジング13に対してコネクタ抜去方向の所定位置まで移動させるとともに、第1のハウジング12を第2のコネクタ20の各端子21との接続位置へ移動不能にロックするようにしたので、第1のコネクタ10を第2のコネクタ20から抜去して嵌合を解除した後、再度第2のコネクタ20に嵌合しても、第1のコネクタ10の第1のハウジング12をコネクタ嵌合方向に移動させることができず、第1のコネクタ10の各端子11を第2のコネクタ20の各端子21に接続することが不可能となる。
【選択図】図14

Description

本発明は、各種電気機器等のケーブルや回路基板を接続するためのコネクタに関するものである。
従来、この種のコネクタとしては、複数の端子を雄型のハウジングで保持してなる第1のコネクタと、第1のコネクタの各端子にそれぞれ接続される複数の端子を雌型のハウジングで保持してなる第2のコネクタとを備え、第1のコネクタのハウジングと第2のコネクタのハウジングとを嵌合することにより、第1のコネクタの各端子と第2のコネクタの各端子とを接続するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、前記コネクタでは、一方のコネクタのハウジングに設けた弾性変形可能なロック片を他方のコネクタのハウジングに係止することにより、各ハウジングを嵌合状態でロックするようにしている。
特開2002−203635号公報
ところで、前記コネクタの使用される電気機器等においては、製造時に接続された第1及び第2のコネクタが故意に外された場合には、例えば導電性の異物がハウジング内に入り込んで各端子が短絡するなど、各コネクタが再度接続されると故障や誤動作を生ずるおそれがあるため、このような再接続を防止する必要がある。しかしながら、前記コネクタでは、一方のコネクタのロック片を係止解除方向に操作しながら各ハウジングを互いに引き離すことにより、各コネクタの接続を容易に解除することができるため、前述のような再接続を防止することができないという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第1及び第2のコネクタの接続が解除された場合でも、その再接続を確実に防止することのできるコネクタを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、複数の端子を雄型のハウジングで保持してなる第1のコネクタと、第1のコネクタの各端子にそれぞれ接続される複数の端子を雌型のハウジングで保持してなる第2のコネクタとを備え、第1のコネクタのハウジングと第2のコネクタのハウジングとを嵌合することにより、第1のコネクタの各端子と第2のコネクタの各端子とを接続するようにしたコネクタにおいて、前記第1のコネクタのハウジングを、第1のコネクタの各端子を保持する第1のハウジングと、第2のコネクタのハウジングと嵌合する第2のハウジングとから構成し、第1のハウジングを第2のハウジングにコネクタ着脱方向に移動自在に係合するとともに、第1のコネクタには、第1のハウジングを第2のハウジングに対してコネクタ抜去方向の所定位置まで移動させると、第1のハウジングを第2のコネクタの各端子との接続位置へ移動不能にロックするロック手段を設けている。
これにより、第1及び第2のコネクタの接続を解除しようとした場合には、第1のコネクタの第1のハウジングにコネクタ抜去方向への引張力を加えると、第1のハウジングが第2のハウジングに対してコネクタ抜去方向の所定位置まで移動するとともに、第1のハウジング12がロック手段によって第2のコネクタの各端子との接続位置へ移動不能にロックされることから、第1のコネクタを第2のコネクタから抜去して嵌合を解除した後、第1のコネクタを再度第2のコネクタに嵌合しても、第1のコネクタの第1のハウジングをコネクタ嵌合方向に移動させることができず、第1のコネクタの各端子を第2のコネクタの各端子に接続することが不可能となる。
本発明によれば、第1のコネクタを第2のコネクタから抜去して嵌合を解除すると、第1のコネクタを再度第2のコネクタに嵌合しても、第1のコネクタの各端子と第2のコネクタの各端子とを接続不能にすることができるので、例えば第1及び第2のコネクタが故意に外された場合でも、第1及び第2のコネクタの再接続を確実に防止することのできる。
図1乃至図14は本発明の一実施形態を示すもので、図1及び図2はコネクタの分解斜視図、図3は第1のコネクタの正面図、図4はその平面断面図、図5は図3のA−A線矢視方向断面図、図6は図3のB−B線矢視方向断面図、図7はコネクタの嵌合動作を示す斜視図、図8はコネクタの抜去動作を示す斜視図、図9は第1及び第2のコネクタの正面図、図10はその平面断面図、図11は図9のC−C線矢視方向断面図、図12はコネクタの抜去動作を示す平面断面図、図13は図9のC−C線矢視方向断面におけるコネクタの抜去動作を示す側面図、図14は図9のD−D線矢視方向断面におけるコネクタの抜去動作を示す側面図である。
このコネクタは、図示しないケーブルに接続される第1のコネクタ10と、図示しない回路基板に接続される第2のコネクタ20とからなり、各コネクタ10,20を互いに接続することにより、前記ケーブルと回路基板とを電気的に導通させるようになっている。
第1のコネクタ10は、第2のコネクタ20に接続される複数の端子11と、各端子11を保持する第1のハウジング12と、第2のコネクタ20と嵌合する第2のハウジング13と、第2のコネクタ20との嵌合状態を保持するロック片14とを備え、各ハウジング12,13によって第1のコネクタ10のハウジング(雄型)を形成している。また、第1のハウジング12は第2のハウジング13にコネクタ着脱方向に移動自在に係合しており、第2のハウジング13には第1のハウジング12を所定の移動位置でロックするロック手段としての一対の係合部材15が設けられている。
各端子11は、図示を簡略したが一端側に相手側端子を挟持可能に形成された金属板からなり、その他端側には図示しないケーブルが接続されるようになっている。
第1のハウジング12は断面略四角形状のブロック状の部材からなり、合成樹脂の成型品によって形成されている。第1のハウジング12にはコネクタ着脱方向に貫通する複数の端子孔12aが上下二列に設けられ、各端子孔12a内には各端子11がそれぞれ保持されるようになっている。第1のハウジング12の幅方向両側面には側方に突出する爪状の第1の係止部12bがそれぞれ設けられ、各第1の係止部12bは第2のハウジング13内の側面に係止するようになっている。第1のハウジング12の下面幅方向両側には、一端を第1のハウジング12の一端面に開放した溝状の第2の係止部12cがそれぞれ設けられ、各第2の係止部12cには第2のハウジング13内の係止部材15が係止するようになっている。また、第1のハウジング12の下面中央にはコネクタ着脱方向に延びるリブ12dが突設され、リブ12dは第2のハウジング13内の底面側に係合するようになっている。
第2のハウジング13は一端を開口した断面略四角形状の箱状の部材からなり、合成樹脂の成型品によって形成されている。第2のハウジング12にはコネクタ着脱方向に貫通する複数の端子孔13aが上下二列に設けられ、各端子孔13a内には第2のコネクタ20の各端子21がそれぞれ挿通するようになっている。第2のハウジング13内の幅方向両側面には第1のハウジング12の第1の係止部12bをコネクタ着脱方向に移動自在に係合する第1の溝13bが設けられ、第1のハウジング12が第2のハウジング13に対してコネクタ抜去方向の所定位置まで移動すると、第1のハウジング12の第1の係止部12bが第1の溝13bの一端に係止するようになっている。また、第2のハウジング13内の底面幅方向中央には、第1のハウジング12のリブ12dをコネクタ着脱方向に移動自在に係合する第2の溝13cが設けられている。第2のハウジング13の上面にはコネクタ着脱方向に延びる一対のリブ13dが幅方向に間隔をおいて突設され、各リブ13dは第2のコネクタ側に係合するようになっている。また、第2のハウジング13の幅方向両側面には第2のコネクタ20側に係合する係合部としての突部13eがそれぞれ設けられ、第2のハウジング13の上面幅方向中央にはロック片14を係止する係止部13fが突設されている。更に、第2のハウジング13内の底面幅方向両側には各係止部材をそれぞれ保持する凹部13gが設けられ、各凹部13gの一端は第2のハウジング13の端面に開放されている。
ロック片14は第1のハウジング12の上面に設けられ、第1のハウジング12と一体に形成されている。ロック片14はその長手方向一端側の幅方向両側にそれぞれ第2のコネクタ20側に係合する爪状の第1の係止部14aを有し、その幅方向中央には第2のハウジング13の係止部13fに係止する爪状の第2の係止部14bが設けられている。ロック片14は長手方向中央からやや他端寄りを第1のハウジング12と連設されており、この連設部分の弾性変形により上下方向に傾動可能に形成されている。即ち、ロック片14の長手方向他端に設けた操作部14cを下方に押圧すると、ロック片14の一端側の各係止部14a,14bが上方に変位するようになっている。
各係止部材15は弾性変形可能な金属板を略く字状に屈曲してなり、それぞれ第2のハウジング13の凹部13g内に保持されている。この場合、各係止部材15の下端側は凹部13gの底面側に固定され、その上端側は第2のハウジング13内の底面よりも上方に突出するようになっている。即ち、各係止部材15は第1のハウジング12の下面との当接により下方に圧縮された状態で各ハウジング12,13の互いに対向する内側面と外側面との間に配置されており、第1のハウジング12が第2のハウジング13に対してコネクタ抜去方向の所定位置まで移動すると、各係止部材15が前記圧縮状態を解除されてその上端側が第1のハウジング12の各第2の係止部12c内に嵌入し、各第2の係止部12cの一端にコネクタ嵌合方向に係止するようになっている。
第2のコネクタ20は、第1のコネクタ10に接続される複数の端子21と、各端子21を保持するハウジング22とを備え、ハウジング22によって雌型ハウジングを形成している。
各端子21は、一端側を相手側端子に挟持される金属ピンからなり、その他端側は下方に屈曲するように折り曲げられるとともに、図示しない回路基板に接続されるようになっている。
ハウジング22は一端を開口した断面略四角形状の箱状の部材からなり、合成樹脂の成型品によって形成されている。この場合、ハウジング22の内形は第1のコネクタ10の第2のハウジング13の外形よりもやや大きく形成され、その一端開口部から第1のコネクタ10の第2のハウジング13が嵌入されるようになっている。ハウジング22の他端側には各端子21が上下二列に配置され、各端子21はハウジング22の他端面を貫通することによりハウジング22に保持されている。ハウジング22の幅方向両側面には第2のハウジング13の突部13eを係合する係合部としての孔22aがそれぞれ設けられ、ハウジング22の上面には第2のハウジング13の各リブ13dをコネクタ着脱方向に移動自在に係合する幅方向一対の溝22bが設けられている。また、ハウジング22の上面にはロック片14の各第1の係止部14aを係止する幅方向一対の係止部22cが設けられ、その幅方向中央には第2のハウジング13の係止部13fを受容する切り欠き22dが設けられている。
以上のように構成されたコネクタにおいては、図7(a) に示すように第1のハウジング12と第2のハウジング13とを係合した第1のコネクタ10を第2のコネクタ20のハウジング22に挿入すると、図7(b) に示すように第1のコネクタ10の第2のハウジング13が第2のコネクタ20のハウジング22に嵌合する。これにより、図10に示すように第1のコネクタ10の各端子11と第2のコネクタ20の各端子21が互いに接続される。その際、ロック片14の各第1の係止部14aが第2のコネクタ20の各係止部22cにそれぞれ係止して各コネクタ10,20が互いに嵌合状態でロックされるとともに、図11に示すように第1のコネクタ10の各突部13eが第2のコネクタ20の各孔22aにそれぞれ係合する。この場合、各突部13e及び各孔22aは、第2のハウジング13または第2のコネクタ20のハウジング22の弾性変形によって互いに係合するとともに、少なくとも第1のハウジング12を第2のハウジング12に対して、後述するようにコネクタ抜去方向の所定位置まで移動させる引張力に抗して係合状態を保持するようになっている。
また、第1のコネクタ10では、第1のハウジング12が第2のハウジング13に対してコネクタ抜去方向の所定位置まで移動していない状態、即ち図4乃至図6に示すように第1のハウジング12がその一端を第2のハウジング13内の他端に当接させた初期位置に保持されており、図5に示すようにロック片14の第2の係止部14bが第2のハウジング13の係止部13fに係止することにより、各ハウジング12,13が前記初期位置でロックされている。
ここで、各コネクタ10,20の接続を解除しようとした場合には、ロック片14の操作部14cを下方に押圧操作してロック片14の各第1の係止部14aと第2のコネクタ20の各係止部22cとの係止状態を解除すると、ロック片14の第2の係止部14bと第2のハウジング13の係止部13fとの係止状態も解除されることから、この状態で第1のコネクタ10の第1のハウジング12にコネクタ抜去方向への引張力を加えると、第2のハウジング13は各突部13eと各孔22aとの係合により第2のコネクタ20との嵌合状態を保持されているため、図8(a) 、図12乃至図14に示すように第1のハウジング12が第2のハウジング13に対してコネクタ抜去方向の所定位置まで移動する。その際、図12に示すように第1のハウジング12の第1の係止部12bが第2のハウジング13の第1の溝13bの一端に係止することにより、第1のハウジング12の前記所定位置よりもコネクタ抜去方向への移動が規制されるとともに、図14に示すように各係止部材15が第1のハウジング12の各第2の係止部12cの一端に係止することにより、第1のハウジング12の前記所定位置よりもコネクタ嵌合方向への移動が規制され、この状態で第1のハウジング12が第2のハウジング13に対して移動不能にロックされる。その際、図13に示すように第1のコネクタ10の各端子11と第2のコネクタ20の各端子21は、互いに接続を解除される位置まで引き離される。
この後、図8(b) に示すように第1のコネクタ10を第2のコネクタ20から抜去して嵌合を解除すると、第1のコネクタ10の第1のハウジング12は、前述のように第2のハウジング13に対してコネクタ抜去方向の所定位置まで移動した状態でロックされているため、第1のコネクタ10を再度第2のコネクタ20に嵌合しても、第1のコネクタ10の第1のハウジング12をコネクタ嵌合方向に移動させることができず、第1のコネクタ10の各端子11を第2のコネクタ20の各端子21に接続することが不可能となる。
このように、本実施形態のコネクタによれば、第1及び第2の各コネクタ10,20の接続を解除しようとした場合には、第1のコネクタ10の第1のハウジング12にコネクタ抜去方向への引張力を加えると、第1のハウジング12を第2のハウジング13に対してコネクタ抜去方向の所定位置まで移動させるとともに、第1のハウジング12を第2のコネクタ20の各端子21との接続位置へ移動不能にロックするようにしたので、第1のコネクタ10を第2のコネクタ20から抜去して嵌合を解除した後、第1のコネクタ10を再度第2のコネクタ20に嵌合しても、第1のコネクタ10の第1のハウジング12をコネクタ嵌合方向に移動させることが不可能であるため、第1のコネクタ10の各端子11と第2のコネクタ20の各端子21との再接続を確実に防止することができる。
また、第1のハウジング12をコネクタ抜去方向の前記所定位置まで移動させると、第2のハウジング13に固定された一対の係止部材15を第1のハウジング12の他方に係止させて第1のハウジング12の移動を規制するとともに、各係止部材15を第1及び第2のハウジング12,13の互いに対向する内側面と外側面との間に配置したので、各係止部材15を外部から容易に操作することができず、第1及び第2のハウジング12,13のロック状態を確実に保持することができる。
更に、各係止部材15を弾性変形可能に形成し、第1のハウジング12がコネクタ抜去方向の前記所定位置まで移動すると、各係止部材15の上端側が上方に変位して第1のハウジング12の第2の係止部12cに係止するようにしたので、各ハウジング12,13を簡単な構造により確実にロックすることができ、製造上極めて有利である。尚、前記実施形態では各係止部材15を第2のハウジング13側に固定したものを示したが、各係止部材15を第1のハウジング12側に固定して第2のハウジング13側に係止させるようにしてもよい。
また、第1のコネクタ10の第2のハウジング13に設けた各突部13eと第2のコネクタ20のハウジング22に設けた各孔22aとを係合させることにより、第2のハウジング13と第2のコネクタ20との嵌合状態を保持するとともに、少なくとも第1のハウジング12を第2のハウジング13に対してコネクタ抜去方向の前記所定位置まで移動させる引張力に抗して各突部13eと各孔22aとの係合状態が保持されるようにしたので、第1のハウジング12に引張力を加えても第2のハウジング13が第2のコネクタ20のハウジング22から外れることがなく、第1のハウジング12をコネクタ抜去方向の前記所定位置まで確実に移動させることができる。
この場合、各突部13e及び各孔22aを第2のハウジング13または第2のコネクタ20のハウジング22の弾性変形によって互いに係合するように設けたので、各ハウジング13,22を簡単な構造により確実にロックすることができ、製造上極めて有利である。
また、第1のコネクタ10の第2のハウジング13に第1のハウジング12のロック片14に係止する係止部13fを設け、ロック片14との係止により第1のコネクタ10のコネクタ抜去方向への移動を規制するようにしたので、第1のコネクタ10を第2のコネクタ20に接続する前に、誤って第1のハウジング12が第2のハウジング13に対してコネクタ抜去方向の前記所定位置まで移動されることがなく、通常の接続作業を支障なく行うことができる。また、第1のコネクタ10を第2のコネクタ20に接続した後は、ロック片14を第2のコネクタ20のハウジング22との係止状態を解除するように操作すると、第2のハウジング13の係止部13fとの係止状態が解除されるようにしたので、各コネクタ10,20の接続が解除された場合は、第1のコネクタ10の第1のハウジング12を第2のハウジング13に対してコネクタ抜去方向の前記所定位置まで確実に移動させることができる。
図1は本発明の一実施形態を示すコネクタの分解斜視図 コネクタの分解斜視図 第1のコネクタの正面図 第1のコネクタの平面断面図 図3のA−A線矢視方向断面図 図3のB−B線矢視方向断面図 コネクタの嵌合動作を示す斜視図 コネクタの抜去動作を示す斜視図 第1及び第2のコネクタの正面図 第1及び第2のコネクタの平面断面図 図9のC−C線矢視方向断面図 コネクタの抜去動作を示す平面断面図 図9のC−C線矢視方向断面におけるコネクタの抜去動作を示す側面図 図9のD−D線矢視方向断面におけるコネクタの抜去動作を示す側面図
符号の説明
10…第1のコネクタ、11…端子、12…第1のハウジング、13…第2のハウジング、13e…突部、13f…係止部、14…ロック片、15…係止部材、20…第2のコネクタ、21…端子、22…ハウジング、22a…孔。

Claims (6)

  1. 複数の端子を雄型のハウジングで保持してなる第1のコネクタと、第1のコネクタの各端子にそれぞれ接続される複数の端子を雌型のハウジングで保持してなる第2のコネクタとを備え、第1のコネクタのハウジングと第2のコネクタのハウジングとを嵌合することにより、第1のコネクタの各端子と第2のコネクタの各端子とを接続するようにしたコネクタにおいて、
    前記第1のコネクタのハウジングを、第1のコネクタの各端子を保持する第1のハウジングと、第2のコネクタのハウジングと嵌合する第2のハウジングとから構成し、
    第1のハウジングを第2のハウジングにコネクタ着脱方向に移動自在に係合するとともに、
    第1のコネクタには、第1のハウジングを第2のハウジングに対してコネクタ抜去方向の所定位置まで移動させると、第1のハウジングを第2のコネクタの各端子との接続位置へ移動不能にロックするロック手段を設けた
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ロック手段を、第1及び第2のハウジングの一方に固定されるとともに、第1のハウジングがコネクタ抜去方向の前記所定位置まで移動すると、第1及び第2のハウジングの他方に係止して第1のハウジングの移動を規制する係止部材によって形成し、
    係止部材を第1及び第2のハウジングの互いに対向する内側面と外側面との間に配置した
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記係止部材を、第1のハウジングがコネクタ抜去方向の前記所定位置まで移動すると、その一部が所定方向に変位して第1及び第2のハウジングの他方に係止するように弾性変形可能に形成した
    ことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記第1のコネクタの第2のハウジングと第2のコネクタのハウジングに、第1及び第2のコネクタの嵌合時に互いに係合するとともに、少なくとも第1のハウジングを第2のハウジングに対してコネクタ抜去方向の前記所定位置まで移動させる引張力に抗して係合状態を保持可能な係合部を設けた
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のコネクタ。
  5. 前記係合部を、第1のコネクタの第2のハウジングと第2のコネクタのハウジングの一方に設けた突部とその他方に設けた孔とから形成し、
    突部及び孔をハウジングの弾性変形により互いに係合可能に設けた
    ことを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 前記第1のコネクタの第1のハウジングに、第2のコネクタのハウジングに係止することにより第1のハウジングと第2のコネクタのハウジングとを嵌合状態でロックするロック部材を設けるとともに、
    第1のコネクタの第2のハウジングにはロック部材との係止によりコネクタ抜去方向への移動を規制する係止部を設け、
    ロック部材を、第2のコネクタのハウジングとの係止状態を解除するように操作すると、第1のコネクタの第2のハウジングの前記係止部との係止状態が解除されるように形成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載のコネクタ。
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