JP4564540B2 - コネクタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関し、特に、嵌合されたコネクタを抜去した後の再嵌合を防止する機能を備えるコネクタ装置に関する。
医療機器などに用いられるコネクタは、衛生上の理由などによって一度使用して抜去した後、再度同じコネクタを嵌合できないようにすることが望ましい場合がある。
特許文献1には、再接続できない構造をもったコネクタが開示されている。具体的には、開示されたコネクタは第1のハウジングと第1のハウジングの一部を収容した第2のハウジングとを備え、第1のハウジングと第2のハウジングの間には圧縮したバネ片が挟まれている。嵌合時には第2のハウジングのみが相手方コネクタに係合した状態となる。抜去時には第1のハウジングが第2のハウジングから離脱して第2のハウジングが相手方コネクタ側に残るため再嵌合することができなくなる。更に、第2のハウジングのバネ片が延びることによって第1のハウジングを再度第2のハウジングに結合することができなくなる。
特開2005−150015号公報
特許文献1のコネクタでは、相手方コネクタに第2のハウジングが残るため抜去時には、コネクタ及び相手方コネクタの双方が使用不能となる。更に、第1のハウジングと第2のハウジングを予め結合するように製造しておかなければならないため、製造工程が煩雑となる。
本発明は、嵌合及び抜去が可能なコネクタと相手方コネクタを備えたコネクタ装置であって、再利用可能な相手方コネクタには不要な部材を残さずにコネクタの再利用を確実に防ぐことができるコネクタ装置を提供することを目的とする。
第1のコネクタ装置は、第1のコネクタと第1のコネクタに嵌合可能な第2のコネクタとを備える。第1のコネクタは、第1の端子と、第1の端子を保持する第1のハウジングと、少なくとも初期位置からロック位置までスライド可能となるように第1のハウジングに保持され初期状態で初期位置に保持されたスライダとを有する。スライダは、当接部とスライダ側係止部を備える。第2のコネクタは、嵌合時に第1の端子に接続される第2の端子と、第2の端子を保持する第2のハウジングと、第2のハウジングに設けられた被当接部と、嵌合時にスライダ側係止部と係止する第2コネクタ側係止部とを有する。スライダ側係止部と第2コネクタ側係止部とは、嵌合時にスライダを第2のコネクタに係止させる第1の係止手段を構成する。第1のコネクタは、更に、抜去時に第1のハウジングが第2のコネクタから離れる一方で第1の係止手段によって係止されたスライダが初期位置からロック位置まで移動したとき第1の係止手段によるスライダの係止を解除する解除手段と、スライダをロック位置に係止する第2の係止手段とを有する。当接部は、スライダがロック位置にある状態で第1のコネクタが第2のコネクタに嵌合されるとき被当接部に当接して第1の端子を第2の端子から離れた位置に留めるように設けられている。
第2のコネクタ装置は第1のコネクタ装置において、第2の係止手段が、スライダが第1のハウジングに対しロック位置から初期位置に戻ることを防止する第3の係止手段と、初期位置からロック位置に向かう方向に沿ってスライダが第1のハウジングに対しロック位置から更に移動することを防止する第4の係止手段とを有している。
第3のコネクタ装置は第1又は第2のコネクタ装置において、第1のコネクタが、更に、スライダを初期位置に係止する初期係止手段と、初期係止手段の係止を解除する初期係止解除手段とを有している。
第4のコネクタ装置は第3のコネクタ装置において、スライダが、初期位置からロック位置に向かう第1の方向及び第1の方向に直交する第2の方向に広がる板状部材であり、初期係止手段が、第2の方向におけるスライダの縁部から第1の方向の前方に向かって延設され弾性変形可能な初期係止部材と、スライダが初期位置にあるときに初期係止部材を係止する係止面とを有しており、初期係止解除手段が、初期係止部材が係止面から外れるまで初期係止部材を内側に押圧可能で、押圧した状態で初期係止部材の第2の方向外側部に沿って摺動可能な押圧部を有している。
第5のコネクタ装置は第1から第4のいずれかのコネクタ装置において、スライダが、初期位置からロック位置に向かう第1の方向及び第1の方向に直交する第2の方向に広がる板状部材であり、第1の係止手段が、第2の方向におけるスライダの縁部から第1の方向の後方に向かって延設されて弾性変形可能な係止アームと、嵌合時に係止アームの係止部と係合するように第2のコネクタに配設された係止溝とを有しており、解除手段が、スライダが初期位置にあるときに係止アームの係止部よりも第1の方向の前方に配設され、スライダがロック位置にあるときに係止部を係止溝から離間させるように係止アームを第2の方向内側に押圧するように配設されている。
第6のコネクタ装置は第1から第5のいずれかのコネクタ装置において、解除手段は、第2の係止手段がスライダをロック位置に係止した後、第1の係止手段によるスライダの係止を解除する。
本発明によれば、嵌合及び抜去が可能なコネクタと相手方コネクタを備えたコネクタ装置を使用する際に、再利用可能な相手方コネクタには不要な部材を残さずにコネクタの再利用を確実に防ぐことができる。
図1に示すように本実施形態のコネクタ装置10は、相手方コネクタ(第2のコネクタ)11とコネクタ(第1のコネクタ)12で構成されている。
図2は、図1に示す相手方コネクタ11をII−II線を通るような上下方向及び前後方向に広がる面で切断したときの断面図である。図2に示すように相手方コネクタ11は相手方ハウジング(第2のハウジング)20を備えている。相手方ハウジング20は前後方向両端側に位置する前端部21と後端部22とをもち、前端部21に向かって開口し前後方向に沿って後端部22に向かって窪んだ形状のコネクタ収容穴23を有している。コネクタ収容穴23の開口部は前後方向に直交し更に互いに直交するように規定される上下方向及び幅方向に広がる。
相手方ハウジング20の後端部22で保持された相手方端子(第2の端子)24は、後端部22から相手方ハウジング20外に突出すると共にコネクタ収容穴23内で前端部21に向かって突出するように配設されている。コネクタ収容穴23の後端部22側の奥には前端部21側に露出された被当接面(被当接部)25が設けられている。被当接面25はコネクタ収容穴23内において相手方端子24が露出されている位置よりも上下方向の下方で前後方向の奥に配設されている。
図3は、図2に示す相手方コネクタ11をIII−III線を通るような幅方向及び前後方向に広がる面で切断したときの断面図である。図3に示すように相手方コネクタ11は、コネクタ収容穴23を規定する相手方ハウジング20の幅方向両側の内面に、幅方向外側に向かって窪んだ係止溝(第2コネクタ側係止部)26を有している。相手方コネクタ11は、幅方向両側が鏡面対称となる構造をもつ。
図4は、図1に示すコネクタ12をIV−IV線を通るような上下方向及び前後方向に広がる面で切断したときの断面図である。図4に示すようにコネクタ12はハウジング(第1のハウジング)30と端子(第1の端子)31とスライダ32とを備えている。
ハウジング30は前後方向両端側に位置する前端部40と後端部41とをもち、前端部40に向かって開口し前後方向に沿って後端部41まで貫通したスライダ収容孔42を有している。スライダ収容孔42の上下方向下方の内面43には、上方に向かって隆起した隆設部44が設けられている。
端子31は、ハウジング30の前後方向中央付近で前後方向に延びるように保持されている。端子31の先端は、ハウジング30の前端部40側に向かって露出されている。
スライダ32は板状部材で形成され、厚み方向に上面52と下面53とをもち、下面53が内面43に対向し、ハウジング30で上面52と下面53を挟むようにしてスライダ収容孔42内に収容されている。スライダ32の前端部50はハウジング30の前端部40側に位置し、後端部51がハウジングの後端部41側に位置する。スライダ32はスライダ収容孔42内で、図4に示すようにスライダ32の前端部50がハウジング30内に収容された状態にある初期位置と、スライダ32の前端部50がハウジング30の前端部40から突出した状態にあるロック位置との間でスライド可能となるように保持されている。
図5は、図4のスライダ32を下面53側から見た斜視図である。図5に示すようにスライダ32は、2つの脱離防止片54と複数の脱離防止面55と2つの係止アーム(スライダ側係止部)56と2つの第1のストッパ57と2つの第2のストッパ58を有し、幅方向両側が鏡面対称となった構造をもつ。
各脱離防止片54は、下面53に接続された基端と、下面53から離れており基端より後方に配設された先端とをもち、基端から先端に向かって傾斜するように配設されている。2つの脱離防止片54は幅方向に並設されている。
複数の脱離防止面55は、脱離防止片54より後端部51側で幅方向に並設され、前方及び下方を向くように配設されている。
2つの係止アーム56は、前端部50の幅方向両端から後方に向かって延設されている。各係止アーム56は、幅方向外側に突出した係止部59をもつ。各係止アーム56は前端部50から後方に向かうにつれて幅方向外側に広がるように配設され、幅方向に弾性的に変形可能に構成されている。
2つの第1のストッパ57は、後端部51の幅方向両側から前方に向かって幅方向外側に広がるように延設され、幅方向に弾性変形可能に構成されている。2つの第2のストッパ58は、スライダ32の幅方向両側縁部の前後方向中央付近から後方に向かって幅方向外側に広がるように延設され、幅方向に弾性変形可能に構成されている。スライダ32の幅方向両側の各縁部において、第2のストッパ58は第1のストッパ57よりも前方に配設され、第2のストッパ58の先端は第1のストッパ57の先端に近接配置されている。
スライダ32の前端部50の最前面には、前方を向いた当接面60が設けられている。
図6は、図4のVI−VI断面で切断したコネクタ12を上方から見た断面図である。図6に示すように、ハウジング30は幅方向両側が鏡面対称な構造をもつように構成され、更に、2つのストッパ係止突起45と2つのストッパ押圧部46と2つの係止解除部47とを備えている。
2つのストッパ係止突起45は、スライダ収容孔42の幅方向両側内面から内側に向かって突設されている。スライダ32が図6に示すような初期位置にあるとき、第1のストッパ57の先端がストッパ係止突起45の後部に係止され、第2のストッパ58の先端がストッパ係止突起45に乗り上げた状態になる。一方、スライダ32が図9に示すようなロック位置にあるときには、第2のストッパ58の先端がストッパ係止突起45の前部に係止され、第1のストッパ57の先端がストッパ係止突起45に乗り上げた状態になる。
2つのストッパ押圧部46は、ハウジング30の幅方向両側に配設されている。各ストッパ押圧部46は、ハウジング30の幅方向外部に弾性的に保持されたハンドル部48と、ハンドル部48の幅方向内側から突設された押圧バー49とを有する。押圧バー49は、ハウジング30を外側からスライダ収容孔42内まで貫通するように設けられた孔に挿入されており、ハンドル部48がハウジング30の幅方向内側に向けて押圧されるとスライダ収容孔42内に突出して第1のストッパ57を押圧し、ハンドル部48が押圧されていない状態では第1のストッパ57から離れた位置に退避する。
2つの係止解除部47は、ハウジング30の前端部40側の幅方向両側に配設されている。各係止解除部47は、スライダ32の係止部59よりも前方で、スライダ収容孔42を上下方向に横断するように延設されている。各係止解除部47は、スライダ32が初期位置にあるときは係止アーム56に干渉しない位置に配設されており、スライダ32の前端部50がハウジング30の前端部40から突出するように移動する際に、係止アーム56を幅方向内側に押圧する。
次に、本実施形態のコネクタ装置10の嵌合及び抜去の動作について説明する。
図6に示すように嵌合前にはスライダ32はスライダ収容孔42内の初期位置に保持されている。初期位置では、第1のストッパ57がストッパ係止突起45よりも後方に位置しているためスライダ32が前方に移動することができない。第2のストッパ58は、ストッパ係止突起45の内側に乗り上げた状態となっている。更に、図4に示すように脱離防止片54が隆設部44に係止されるため、スライダ32が後方に移動することができない。なお、本実施形態の初期位置は、第1のストッパ57がストッパ係止突起45に係止される位置と脱離防止片54が隆設部44に係止される位置との間で所定の幅をもって規定されている。
図7は、図1に示すコネクタ12が相手方コネクタ11に完全に嵌合した状態におけるコネクタ装置10のVII−VII断面における断面図である。図7に示すように完全に嵌合した状態では、スライダ32は初期位置に位置したまま係止アーム56の各係止部59が各係止溝26に嵌め込まれて係止されている。図8は、図7のコネクタ装置10のVIII−VIII断面図である。図8に示すようにスライダ32が初期状態に位置した状態でコネクタ装置10を嵌合させると、相手方端子24に端子31が接触する。
図7に示すようにスライダ32の係止部59が相手方ハウジング20の係止溝26に係止されているためコネクタ12を相手方コネクタから抜去することができない。更に、スライダ32の第1のストッパ57がストッパ係止突起45に係止され、且つ離脱防止片54が隆設部44に係止されているため、ハウジング30のみをスライダ32と分離して引き離すこともできない。
図7に示す2つのストッパ押圧部46を幅方向内側に向けて押圧すると、各押圧バー49が各第1のストッパ57をハウジング30の幅方向内側に押圧し、ストッパ係止突起45による係止が解除される。2つのストッパ押圧部46を押圧した状態でハウジング30を相手方コネクタ11から離れる方向に引くと、スライダ32が相手方ハウジング20に係止されているため、スライダ32がハウジング30に対して相対的に移動する。
図9は、第2のストッパ58がストッパ係止突起45から離れるロック位置までスライダ32を相対的に移動させた状態におけるコネクタ装置10の断面図である。第2のストッパ58がストッパ係止突起45から完全に離れると、第2のストッパ58の先端がストッパ係止突起45の前部に係止されるため、スライダ32がロック位置になり、また初期位置に戻ることができなくなる。
更に、ハウジング30を引くと、係止解除部47が係止アーム56をハウジング30の幅方向内側に押圧することによって係止部59が係止溝26から外れ、スライダ32とハウジング30を一体としてコネクタ12を相手方コネクタ11から抜去することができるようになる。
図10は、コネクタ12を相手方コネクタ11から抜去した後、相手方コネクタ11に再嵌合して、再接続しようとした状態を示す図である。コネクタ12を抜去した後では、スライダ32がロック位置にあり、このロック位置のスライダ32の当接面60は、図6に示す初期位置よりも前方に位置しているため、端子31が相手方端子24に接触する前に相手方コネクタ11の被当接面25に当接する。即ち、スライダ32がロック位置にあるときには完全な嵌合動作が不能となる。
スライダ32がロック位置にあるときには脱離防止面55が隆設部44に係止されるため、スライダ32がロック位置より更に前方に移動することがない。更に、図9に示すように、スライダ32がロック位置にあるときにはストッパ係止突起45による第2のストッパ58の係止を解除する手段がないため、スライダ32を初期位置に戻すことができない。なお、本実施形態のロック位置は、第2のストッパ58がストッパ係止突起45に係止される位置と、脱離防止面55が隆設部44に係止される位置との間に所定の幅をもって規定される。
従って、本実施形態のコネクタ装置10によれば、スライダ32をロック位置から初期位置に戻すことができないため、一度嵌合したコネクタ12を二度以上相手方コネクタ11に嵌合することができなくなる。一度目の嵌合時に特別な補助具を必要とせずに嵌合動作が行え、更に、抜去後に相手方コネクタ11に不要な部材を残すことがない。
本実施形態では、係止溝26と係止アーム56とによって、嵌合時にスライダ32を相手方コネクタ11に係止させる係止手段(第1の係止手段)が構成されている。抜去時にハウジング30が相手方コネクタ11から離れ、スライダ32が初期位置からロック位置に移動した後、更にコネクタ12を相手コネクタ11から抜去すると、係止解除部47によって係止溝26と係止部59によるスライダ32の係止を解除する解除手段が構成されているので、コネクタ12を相手コネクタ11から抜去することができる。係止突起45と第2のストッパ58で構成された係止手段(第3の係止手段)と、脱離防止面55と隆設部44で構成された他の係止手段(第4の係止手段)によって、スライダ32をロック位置に係止する一体的な係止手段(第2の係止手段)が構成されている。当接面60によって、スライダがロック位置にある状態で第1のコネクタが第2のコネクタに嵌合されるとき被当接部に当接して第1の端子を第2の端子から離れた位置に留める当接部が構成されている。
又、本実施形態では、係止突起45と第1のストッパ57によって、スライダ32を初期位置に係止する初期係止手段が構成され、ストッパ押圧部46によって、初期係止手段の係止を解除する初期係止解除手段が構成されている。
本実施形態のコネクタ装置の斜視図である。 図1の相手方コネクタのII−II断面図である。 図2の相手方コネクタのIII−III断面図である。 図1のコネクタのIV−IV断面図である。 図4のスライダの斜視図である。 図4のコネクタのVI−VI断面図である。 図1のコネクタ装置の嵌合時におけるVII−VII断面図である。 図7のコネクタ装置の嵌合時におけるVIII−VIII断面図である。 図7のコネクタ装置の抜去時における断面図である。 図8のコネクタ装置の抜去後に再嵌合した時における断面図である。
符号の説明
10 コネクタ装置
11 相手方コネクタ(第2のコネクタ)
12 コネクタ(第1のコネクタ)
20 相手方ハウジング(第2のハウジング)
21,22 前端部、後端部
23 コネクタ収容穴
24 相手方端子(第2の端子)
25 被当接面(被当接部)
26 係止溝(第2コネクタ側係止部)
30 ハウジング(第1のハウジング)
31 端子(第1の端子)
32 スライダ
40,41 前端部、後端部
42 スライダ収容孔
43 内面
44 隆設部
45 ストッパ係止突起
46 ストッパ押圧部
47 係止解除部
48,49 ハンドル部、押圧バー
50,51 前端部、後端部
52,53 上面、下面
54 脱離防止片
55 脱離防止面
56,59 係止アーム(スライダ側係止部)、係止部
57,58 第1のストッパ、第2のストッパ
60 当接面

Claims (6)

  1. 第1のコネクタと前記第1のコネクタに嵌合可能な第2のコネクタとを備えるコネクタ装置であって、
    前記第1のコネクタは、第1の端子と、前記第1の端子を保持する第1のハウジングと、少なくとも初期位置からロック位置までスライド可能となるように前記第1のハウジングに保持され初期状態で前記初期位置に保持されたスライダと、を有し、
    前記スライダは、当接部とスライダ側係止部を備えており、
    前記第2のコネクタは、嵌合時に前記第1の端子に接続される第2の端子と、前記第2の端子を保持する第2のハウジングと、前記第2のハウジングに設けられた被当接部と、前記嵌合時に前記スライダ側係止部と係止する第2コネクタ側係止部とを有し、
    前記スライダ側係止部と前記第2コネクタ側係止部とは、前記嵌合時に前記スライダを前記第2のコネクタに係止させる第1の係止手段を構成し、
    前記第1のコネクタは、更に、抜去時に前記第1のハウジングが前記第2のコネクタから離れる一方で前記第1の係止手段によって係止された前記スライダが前記初期位置から前記ロック位置まで移動したとき前記第1の係止手段による前記スライダの係止を解除する解除手段と、前記スライダを前記ロック位置に係止する第2の係止手段と、を有し、
    前記当接部は、前記スライダが前記ロック位置にある状態で前記第1のコネクタが前記第2のコネクタに嵌合されるとき前記被当接部に当接して前記第1の端子を前記第2の端子から離れた位置に留めるように設けられている
    コネクタ装置。
  2. 前記第2の係止手段は、前記スライダが前記第1のハウジングに対し前記ロック位置から前記初期位置に戻ることを防止する第3の係止手段と、前記初期位置から前記ロック位置に向かう方向に沿って前記スライダが前記第1のハウジングに対し前記ロック位置から更に移動することを防止する第4の係止手段と、を有する、
    請求項1のコネクタ装置。
  3. 前記第1のコネクタは、更に、前記スライダを前記初期位置に係止する初期係止手段と、前記初期係止手段の係止を解除する初期係止解除手段と、を有する、
    請求項1又は請求項2のコネクタ装置。
  4. 前記スライダは、前記初期位置から前記ロック位置に向かう第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に広がる板状部材であり、
    前記初期係止手段は、前記第2の方向における前記スライダの縁部から前記第1の方向の前方に向かって延設され弾性変形可能な初期係止部材と、前記スライダが前記初期位置にあるときに前記初期係止部材を係止する係止面と、を有し、
    前記初期係止解除手段は、前記初期係止部材が前記係止面から外れるまで前記初期係止部材を内側に押圧可能で、押圧した状態で前記初期係止部材の前記第2の方向外側部に沿って摺動可能な押圧部を有する、
    請求項3のコネクタ装置。
  5. 前記スライダは、前記初期位置から前記ロック位置に向かう第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に広がる板状部材であり、
    前記第1の係止手段は、前記第2の方向における前記スライダの縁部から前記第1の方向の後方に向かって延設されて弾性変形可能な係止アームと、嵌合時に前記係止アームの係止部と係合するように前記第2のコネクタに配設された係止溝とを有し、
    前記解除手段は、前記スライダが前記初期位置にあるときに前記係止アームの前記係止部よりも前記第1の方向の前方に配設され、前記スライダが前記ロック位置にあるときに前記係止部を前記係止溝から離間させるように前記係止アームを前記第2の方向内側に押圧するように配設されている、
    請求項1から請求項4のいずれかのコネクタ装置。
  6. 前記解除手段は、前記第2の係止手段が前記スライダを前記ロック位置に係止した後、前記第1の係止手段による前記スライダの係止を解除する、
    請求項1から請求項5のいずれかのコネクタ装置。
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JP2005150015A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Iriso Denshi Kogyo Kk コネクタ

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