JP2001085109A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2001085109A
JP2001085109A JP25872299A JP25872299A JP2001085109A JP 2001085109 A JP2001085109 A JP 2001085109A JP 25872299 A JP25872299 A JP 25872299A JP 25872299 A JP25872299 A JP 25872299A JP 2001085109 A JP2001085109 A JP 2001085109A
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housings
lock piece
lock
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Hisashi Kokufuya
恒 国府谷
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
    • HELECTRICITY
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    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/633Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for disengagement only
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド部材等、操作のための突出部分を備
えた部材及びその周辺の部材の変形・破損を防止できる
コネクタを提供する。 【解決手段】 正規嵌合状態から雌雄ハウジング21,
22を分離するには、スライド部材50の上面に突設さ
れた押込操作部53に指をかけて、コイルばね51の付
勢力に対抗しつつ後方に押し下げる。次に、ロック片3
1の後端に備えられた変位操作部36を持ち上げて、ロ
ック爪35と係合部55Aとの係合を解除して、雌ハウ
ジング21を雄ハウジング22から引き抜くと、両ハウ
ジング21,22が分離される。スライド部材50の押
込操作部53及びロック片31の変位操作部36は、両
ハウジング21,22の外面から突出しないように構成
されているため、外力によってスライド部材50やロッ
ク片31やその周辺の部位が変形、破損することを防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半嵌合防止機構を
備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】半嵌合防止機構を備えたコネクタとし
て、例えば特開平10−134890号公報に記載され
たものがある。このコネクタ1は、図6及び図7に示す
ように、互いに嵌合可能な雌ハウジング2と、雄ハウジ
ング3とを備えている。雌ハウジング2は、上面に上下
方向に撓み変形可能なロック片4を備えており、このロ
ック片4の上面には後述のスライド部材13を押圧操作
可能な押圧部5が突設されている。また、ロック片4の
左右側縁には、前面側にテーパ状の案内面6Aを有する
一対の突起6が翼状に設けられている。
【0003】一方、雄ハウジング3は、前面側に雌ハウ
ジング2を嵌入可能なフード部8を備えており、フード
部8内には上方から左右一対のガイド受け9が突設され
ている。左右の各ガイド受け9には、それぞれロック片
4の突起6と係合可能な一対の係合部10が内側に向け
て突設されている。各係合部10の前後両端には、突起
6を案内可能なテーパ状の案内面10A,10Bが形成
されている。また、雄ハウジング3の上面には後端から
前方へスライド部材13を組付け可能なスライド溝11
が凹設されている。このスライド部材13は、断面略H
字形をなしており、左右両側部に設けられた溝部14に
スライド溝11の孔縁を挟み込むようにして雄ハウジン
グ3に対して前後方向にスライド可能に組み付けられ
る。また、スライド部材13の上部は、押込操作部15
として雄ハウジング3の上面から突出するようになって
おり、その後端には指かけ用の操作突部15Aが突設さ
れている。また、スライド部材13の後方には板状のば
ね部材16が組み付けられ、これによりスライド部材1
3は常に前方に付勢されている。さらに、雄ハウジング
3には、スライド部材13及びばね部材16を後方に抜
止めするカバー17が組み付けられている。
【0004】雌雄ハウジング2,3を嵌合する際には、
雄ハウジング3のフード部8内に雌ハウジング2を嵌入
していくと、ロック片4の左右両突起6の案内面6Aが
係合部10の案内面10Aに当接し、ロック片4が上方
に撓み変形して、押圧部5がスライド部材13の前面に
突き当たる。さらに雌ハウジング2を押し込むと、図8
に示すように、押圧部5がばね部材16を圧縮しつつス
ライド部材13を後方に押し込む。ロック片4の突起6
が係合部10を越えると、図9に示すように、ロック片
4が元の位置に復帰変形して突起6と係合部10とが係
合するとともに、スライド部材13が前方に復帰してロ
ック片4の係合解除方向(上方)への変形が規制され、
両ハウジング2,3が正規嵌合状態にロックされる。な
お、上記の嵌合操作中に半嵌合状態で操作を止めた場合
には、図8に示すように、スライド部材13によってロ
ック片4の押圧部5が付勢され、雌ハウジング2が押し
出されることで半嵌合状態が防止される。
【0005】一方、正規嵌合状態の両ハウジング2,3
を分離する場合には、まず、押込操作部15に指をかけ
てスライド部材13をばね部材16の付勢力に対抗しつ
つ後方に押し下げる。そして、そのまま雌ハウジング2
を引き抜いてゆくと、図10に示すように、ロック片4
の突起6が係合部10の案内面10Bを登ってロック片
4が上方に撓み変形する。こうして、雌ハウジング2を
引き抜くと両ハウジング2,3が分離される。なお、両
ハウジング2,3の分離操作中に半嵌合状態で操作を中
断した場合には、スライド部材13がばね部材16の付
勢によってロック片4の押圧部5に突き当たり、雌ハウ
ジング2が押し出されるため、両ハウジング2,3が半
嵌合状態のまま放置されることが防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のコネ
クタ1では、押込操作部15が雄ハウジング3の外面か
ら出っ張っているため、そこに異物が当接してスライド
部材13や両ハウジング2,3のその周辺の部位に外力
がかかり、変形、破損する虞があった。本発明は、上記
事情に鑑みてなされたもので、その目的は、スライド部
材等、操作のための突出部分を備えた部材及びその周辺
の部材の変形・破損を防止できるコネクタを提供すると
ころにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係るコネクタは、互いに前面側に
おいて嵌合可能な一対のハウジングのうち、いずれか一
方側のハウジングには、このハウジングの前後方向にス
ライド移動可能なスライド部材がばね手段によって当該
ハウジングの前側に付勢された状態で設けられている一
方、他方側のハウジングには、前記両ハウジングの嵌合
方向に直交する方向に弾性変位可能でかつ両ハウジング
の嵌合時には前記一方側のハウジングに突設された係合
部に乗り上げつつ前記スライド部材を前記ばね手段に抗
して押し込み、両ハウジングが正規に嵌合されたときに
は前記係合部を乗り越えた後に弾性復帰して前記係合部
に係合することで、両ハウジングを正規嵌合状態に保持
するロック片が設けられるとともに、このロック片の弾
性復帰に伴って前記スライド部材が前記ばね手段の付勢
力によって復動し前記ロック片の外方に位置して前記係
合部との係合を解除する解除方向への弾性変位が規制さ
れるようになっており、さらに、両ハウジングを分離さ
せるために、前記スライド部材の外面には前記ロック片
が前記係合部とのロック解除のための撓みが許容される
位置まで押し込み操作するための押込操作部が突設さ
れ、かつこの押込操作部は前記一方側ハウジングの外面
より突出しないように構成されているところに特徴を有
する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記一方側のハウジングには、前記スライド
部材を前記一方側ハウジングの前後方向へ移動可能に収
容しかつ前記押込操作部の操作を可能にする操作口を有
するスライド部材収容部が形成され、前記押込操作部は
前記操作口の開口縁から外面へ突出しない状態で外部に
臨んでいるところに特徴を有する。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のものにおいて、前記ロック片には、このロック片を前
記ロック解除をするための変位操作部が突設されるとと
もに、この変位操作部は前記他方側ハウジングの外面よ
り突出しないように構成されているところに特徴を有す
る。
【0010】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、ス
ライド部材の押込操作部がハウジングの外面より突出し
ないため、異物が当接しにくく、外力によってスライド
部材やその周辺の部位が変形、破損することを防止でき
る。
【0011】請求項2の発明によれば、スライド部材は
スライド部材収容部にて前後方向へ移動可能に収容さ
れ、かつ押込操作部は操作を行う操作口の開口縁から外
面へ突出しないため、スライド部材に異物が当接しにく
い。従って、外力によってスライド部材やその周辺の部
位が変形、破損することを防止できる。
【0012】請求項3の発明によれば、ロック片の変位
操作部はハウジングの外面より突出しないため、異物が
当接しにくく、外力によってロック片が変形、破損する
ことを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
から図5を参照しつつ説明する。本実施形態のコネクタ
20は、図1及び図2に示すように、互いに嵌合可能な
雌ハウジング21と、雄ハウジング22とを備えてい
る。なお、以下の説明においては、雌雄両ハウジング2
1,22の互いの嵌合面側を前側とする。
【0014】雌ハウジング21は、合成樹脂材によって
略直方体状に形成されており、雌側端子金具23を収容
可能なキャビティ24が左右方向に3つ並設されてい
る。それぞれのキャビティ24の前面にはタブ挿入口2
5が開口されており、雌雄両ハウジング21,22を嵌
合したときには、各タブ挿入口25を通して雄ハウジン
グ22側に備えられる雄側端子金具39の先端がキャビ
ティ24内に挿入され、両端子金具23,39が接続さ
れるようになっている。
【0015】雌ハウジング21の上面には、左右側縁か
ら一対のガイド壁28が突設されており、両ガイド壁2
8の後端縁は、方形状の枠部29によって連結されてい
る。また、左右ガイド壁28の間には、ロック片31が
設けられている。このロック片31は、前端側に垂下さ
れる左右一対の脚部32によって雌ハウジング21の上
面に連結されており、ここから後方に向けてほぼ水平に
延出した形状となっており、脚部32を撓ませて上下方
向に弾性変位可能とされている。また、ロック片31の
後端縁は、指をかけてロック片31を上方に操作するた
めの変位操作部36とされている。なお、この変位操作
部36は、枠部29によって形作られる雌ハウジング2
1の後面から突出しないように構成されている。
【0016】ロック片31の上面において後端部に近い
位置には、雄ハウジング22に備えられたスライド部材
50(後述する)を押込可能な押圧部33が突設されて
いる。また、ロック片31の左右両脚部32の間には、
雄ハウジング22から突設されたロック受部55(後述
する)を挿通可能な挿通孔34が開口されている。さら
に、ロック片31の下面(雌ハウジング21の上面に対
向する面側)には、ロック受部55の先端の係合部55
Aと係合可能なロック爪35が突設されている。このロ
ック爪35の下面は、勾配の異なる二つの面で構成され
ており、そのうち前側の面は、より急勾配の案内面35
Aとされており、後側の面は、より勾配の緩やかな底面
35Bとされている。また、ロック爪35の後端面は、
ほぼ垂直な係合面35Cとされており、ロック受部55
との係合時に係合部55Aと接する面となっている。
【0017】一方、雄ハウジング22は、合成樹脂材に
よって略直方体状に形成されており、前面側に雌ハウジ
ング21を嵌入可能なフード部40を備えている。フー
ド部40の後方部分には、キャビティ41が左右方向に
3つ並設されており、各キャビティ41には雄側端子金
具39が先端をフード部40内に突出するようにして収
容されるようになっている。
【0018】フード部40の奥面からは、前方へ向けて
ロック受部55が突設されており、ロック片31の挿通
孔34内に挿通可能とされている。このロック受部55
には、前後方向に長いロック孔56が開口されており、
その前端部分がロック片31のロック爪35に係合可能
な係合部55Aとされている。
【0019】また、フード部40の上面には仕切壁42
が設けられており、この仕切壁42の上側には後述する
スライド部材50を収容可能なスライド部材収容部43
が形成されている。仕切壁42の前面側には、ロック片
31が進入可能な進入溝44が凹設されており、この進
入溝44の左右側縁からは下方へガイド受け45が垂下
されており、このガイド受け45とフード部40の左右
壁面との間には、雌ハウジング21の左右ガイド壁28
を進入可能なガイド溝46が形成されている。
【0020】スライド部材収容部43の奥部中央には、
角筒状のばね装着部47が設けられており、ここにはス
ライド部材50を前方に付勢するためのコイルばね51
が装着可能とされている。また、スライド部材収容部4
3の天井面の左右側部には前後方向に延びる一対の溝部
48が設けられており、ここにはスライド部材50に備
えられる一対の抜止突部52が係合可能とされている。
また、この溝部48の前端縁は、雄ハウジング22の前
面まで開放しておらず、前止まり部48Aとなってお
り、スライド部材50の抜止突部52が係止して抜止め
されるようになっている。さらに、スライド部材収容部
43の上面には前端から中央にかけて操作口49が凹設
されており、ここから後述のスライド部材50の押込操
作部53を操作できるようになっている。
【0021】スライド部材50は、合成樹脂材によって
略平板状に形成されており、その上面の左右前端付近に
一対設けられた楔状の抜止突部52を各溝部48に係合
させることによって、スライド部材収容部43内に抜止
め状態で装着されている。また、スライド部材50は、
スライド部材収容部43内を前後方向にスライド可能と
されているとともに、その後方に備えられたコイルばね
51によって常に前方へ付勢されている。また、スライ
ド部材50の上面中央には左右に細長い押込操作部53
が突設され、雄ハウジング22の操作口49の内側に突
出している。この押込操作部53に指をかけることで、
スライド部材50をコイルばね51の付勢力に対抗しつ
つ後方に押し込むことができるようになっている。な
お、押込操作部53は、操作口49の開口縁から外面へ
突出しない状態で、外部へ臨んでいる。また、スライド
部材50の前端面54には、後述するようにロック片3
1の押圧部33を下側へ滑らせ易いように勾配が設けら
れている。
【0022】本実施形態は以上の構成であり、次にその
作用について、図2〜図5を参照しつつ説明する。雌雄
両ハウジング21,22を嵌合する場合には、左右ガイ
ド壁28を各ガイド溝46の内側に嵌め込むようにし
て、雌ハウジング21を雄ハウジング22のフード部4
0内に嵌入する。すると、ロック受部55の先端がロッ
ク片31の基端部付近に設けられた挿通孔34を通って
ロック爪35に突き当たる。そして、ロック爪35が案
内面35Aの案内によってロック受部55に乗り上がる
ようになるとともに、ロック片31が上方に弾性変位
し、ロック受部55の係合部55Aの上面にロック爪3
5の底面35Bが接するようにして乗り上がる(図3参
照)。このとき、両ハウジング21,22の上面では、
押圧部33がスライド部材50の前端面54に当接し、
雌ハウジング21の嵌入操作に伴って、スライド部材5
0をコイルばね51の付勢力に対抗しつつ後方に押し込
む。
【0023】雌ハウジング21が正規位置まで押し込ま
れると、ロック爪35がロック受部55の係合部55A
を越え、図4に示すように、ロック片31が自然状態に
復帰変形するとともに、ロック爪35がロック孔56内
に入り込んで係合部55Aと係合する。このとき、両ハ
ウジング21,22の上面では、ロック片31の復帰変
形に伴って、押圧部33とスライド部材50の前端面5
4との当接が解消され、スライド部材50がコイルばね
51の復帰変形力によって前方位置に復帰する。こうし
て、スライド部材50が通常の位置にもどると、スライ
ド部材50の下面にロック片31の押圧部33上面が接
するように位置している。このため、スライド部材50
がロック片31のロック受部55との係合の解除方向
(上方)への弾性変位を規制することで、両ハウジング
21,22が正規嵌合状態にロックされる。この正規嵌
合状態において、スライド部材50の押込操作部53は
操作口49の開口縁より突出せず、また、ロック片31
の変位操作部36は雌ハウジング21の後端縁から突出
しないようになっている。
【0024】なお、上記の嵌合操作中において、図3に
示すように、半嵌合状態のまま嵌合操作を止めた場合に
は、スライド部材50がコイルばね51によって付勢さ
れているため、ロック片31の押圧部33が押されて、
雌ハウジング21がフード部40内から押し出される。
これにより半嵌合状態が防止される。
【0025】次に、正規嵌合状態にある両ハウジング2
1,22を分離する場合には、まずスライド部材50の
押込操作部53に指をかけて、スライド部材50をコイ
ルばね51の付勢力に対抗しつつ後方に押し込む(図5
参照)。そして、スライド部材50をその位置に保持し
つつロック片31の変位操作部36に指をかけて、ロッ
ク片31を上方に弾性変位させ、ロック爪35とロック
受部55の係合部55Aとの係合を解除する。そして、
そのまま雌ハウジング21を引っ張り、ロック爪35を
ロック受部55の係合部55Aの上面に乗り上げさせ、
雌ハウジング21をさらに引っ張ることで雄ハウジング
22と分離される。
【0026】なお、上記の分離操作中に、図5に示すよ
うに、半嵌合状態のまま分離操作を止めた場合には、ス
ライド部材50がコイルばね51によって付勢されてい
るため、ロック片31の押圧部33が押されて、雌ハウ
ジング21がフード部40内から押し出される。これに
より、分離操作の際にも両ハウジング21,22が半嵌
合状態のまま放置されることが防止される。
【0027】本実施形態によれば、スライド部材50は
スライド部材収容部43にて前後方向へ移動可能に収容
されており、かつ押込操作部53は操作口49の開口縁
から外面へ突出しないため、スライド部材50に異物が
当接しにくい。従って、外力によってスライド部材50
やその周辺の部位が変形、破損することを防止できる。
また、ロック片31の変位操作部36は雌ハウジング2
1の外面より突出しないため、異物が当接しにくく、外
力によってロック片31が変形、破損することを防止で
きる。
【0028】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。また、
その他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶ
ものである。 (1)上記実施形態では、ロック片31には変位操作部
36が外面に突出しないように設けられているが、本発
明によれば、ロック片の変位操作部は設けなくても良
く、設けた場合には外側に突出する形態であっても良
い。なお、ロック片の変位操作部を設けない場合には、
例えば、ロック爪35の後面側または、ロック受部55
の係合部55Aの内面側に、両ハウジング21,22を
分離方向に引っ張ったときに、ロック片31を上方に撓
み変形させる方向の案内面を設けることにより、ロック
片の解除操作はなくても分離できるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のコネクタの分解斜視図
【図2】雌雄ハウジングの嵌合前の状態を示す側断面図
【図3】嵌合途中の状態を示す側断面図
【図4】正規嵌合状態を示す側断面図
【図5】雌雄ハウジングの分離操作中の状態を示す側断
面図
【図6】従来のコネクタの分解斜視図
【図7】雌雄ハウジングの嵌合前の状態を示す側断面図
【図8】嵌合途中の状態を示す側断面図
【図9】正規嵌合状態を示す側断面図
【図10】雌雄ハウジングの分離操作中の状態を示す側
断面図
【符号の説明】
20…コネクタ 21…雌ハウジング(他方側のハウジング) 22…雄ハウジング(一方側のハウジング) 31…ロック片 36…変位操作部 43…スライド部材収容部 49…操作口 50…スライド部材 51…コイルばね(ばね手段) 53…押込操作部 55A…係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに前面側において嵌合可能な一対の
    ハウジングのうち、いずれか一方側のハウジングには、
    このハウジングの前後方向にスライド移動可能なスライ
    ド部材がばね手段によって当該ハウジングの前側に付勢
    された状態で設けられている一方、他方側のハウジング
    には、前記両ハウジングの嵌合方向に直交する方向に弾
    性変位可能でかつ両ハウジングの嵌合時には前記一方側
    のハウジングに突設された係合部に乗り上げつつ前記ス
    ライド部材を前記ばね手段に抗して押し込み、両ハウジ
    ングが正規に嵌合されたときには前記係合部を乗り越え
    た後に弾性復帰して前記係合部に係合することで、両ハ
    ウジングを正規嵌合状態に保持するロック片が設けられ
    るとともに、このロック片の弾性復帰に伴って前記スラ
    イド部材が前記ばね手段の付勢力によって復動し前記ロ
    ック片の外方に位置して前記係合部との係合を解除する
    解除方向への弾性変位が規制されるようになっており、 さらに、両ハウジングを分離させるために、前記スライ
    ド部材の外面には前記ロック片が前記係合部とのロック
    解除のための撓みが許容される位置まで押し込み操作す
    るための押込操作部が突設され、かつこの押込操作部は
    前記一方側ハウジングの外面より突出しないように構成
    されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記一方側のハウジングには、前記スラ
    イド部材を前記一方側ハウジングの前後方向へ移動可能
    に収容しかつ前記押込操作部の操作を可能にする操作口
    を有するスライド部材収容部が形成され、前記押込操作
    部は前記操作口の開口縁から外面へ突出しない状態で外
    部に臨んでいることを特徴とする請求項1記載のコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記ロック片には、このロック片を前記
    ロック解除をするための変位操作部が突設されるととも
    に、この変位操作部は前記他方側ハウジングの外面より
    突出しないように構成されていることを特徴とすること
    を特徴とする請求項1または2記載のコネクタ。
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