JPH0314783Y2 - - Google Patents

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JPH0314783Y2
JPH0314783Y2 JP1815086U JP1815086U JPH0314783Y2 JP H0314783 Y2 JPH0314783 Y2 JP H0314783Y2 JP 1815086 U JP1815086 U JP 1815086U JP 1815086 U JP1815086 U JP 1815086U JP H0314783 Y2 JPH0314783 Y2 JP H0314783Y2
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JP
Japan
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housing
piece
terminal
connector
protrusion
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JP1815086U
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は雄雌端子の解除作業の作業性を向上
し、且つ接合された雄雌端子が不慮の外力に対し
離脱することを防止したコネクターに関する。
〔従来の技術〕
コネクターの接続を解除する従来技術について
は特公昭55−11269に記載された技術などが公知
である。
此の公知技術によればコネクターの接続を解除
する方法として2通りの方法が在る。
第9図において、雌端子1に挟圧された雄端子
2の係止用孔3に雌端子1の基板1a前方から後
方に折り返された弾性接触片4の中央部に設けた
突起部5が係合している状態から雄端子2を解除
するには、ハウジング6の自由端7を押し下げ、
弾性接触片4の延長端8及びこれに連なる突起部
5を押し下げることによつて雄端子2の係止用孔
3と突起部5との係合を解き、しかる後にハウジ
ング6の自由端7を下方に押したままハウジング
6を後方(右方)に引張ることによつて雄端子2
を雌端子1より離脱することができる。
すなわち、コネクターの接続を解除するには、
自由端7を押し下げる動作と自由端7を押し下げ
たままハウジング6を後方に引き抜くという2つ
の動作が必要であつた。
又、第2番目のコネクター解除方法としては、
第10図に示すようにハウジング6に傾斜部9を
設け、雌端子の長孔10に係合する突出部11を
設ける。
かかる構造のコネクターにおいては、、ハウジ
ング6を後方に引張ることによつて、ハウジング
6は長孔10と突出部11との隙間だけ後方に移
動し、傾斜部9が延長端8及びこれに連続した突
起部5を下方に押し下げ、突起部5は雄端子2の
係止用孔3との係合を解く。
ハウジング6を更に後方に引張るとコネクター
を離脱することが出来る。
かかる第二のコネクター離脱方法はハウジング
6を後方に引張るのみの一動作で行われるが、コ
ネクターを接合したときにコネクターが完全に嵌
合できたかどうかの確認をするためにハウジング
6を引張るとコネクターが抜けてしまうため、コ
ネクターの嵌合を確認する場合にはハウジング6
から電線に持ち替えて電線を引張らなければなら
ない欠点があつた。
又、コネクターが嵌合された状態において、外
部より何らかの物がハウジング6に接触する機会
が多く、ハウジング6に解除方向の外力が加わる
と容易にコネクターが解除してしまう欠点があつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来技術によるコネクターの接続解除の第一方
法は自由端7押し下げ動作とハウジング6の引張
り動作との2動作が必要であり、第二方法はコネ
クターの嵌合を確認するときにハウジング6から
電線に持ち替えて引張らねばならない欠点と、何
らかの外力によりコネクターが解除する危険性が
あつた。
本考案は (a) 一動作のみでコネクターの接続を解除でき
る、 (b) コネクターの嵌合の確認が容易な、 (c) ハウジングに外力が加わつてもコネクターが
解除しないコネクターを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、基板前方から後方に折り返された弾
性接触片に突起部を設け、該突起部が雄端子の係
止用孔に係合する雌端子と、該雌端子を取囲むハ
ウジング表面の一端に案内突条部を設け該案内突
条部に沿つて上記雄端子の嵌脱方向に移動する係
合解除片を有するハウジングとより成り、該係合
解除片を上記雄端子挿入方向に移動した場合に該
係合解除片が上記雌端子の弾性接触片に当接し雄
端子の係合を解くようにしたことにある。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
なお、従来装置と同一部品には同一符号を付
す。
(実施例 ) 第1図に示すように、コネクターの接続状態に
おいては、雌端子1は雄端子2を上下より挟圧
し、雌端子1の基板1a前方から後方へ折り返さ
れた弾性接触片4に切り起して設けた突起部5が
雄端子2の係止用孔3に係合している。
ハウジング6は矩形に形成され、内部の端子収
容室内には内側に突出した突出部11が雌端子1
の基板1aの長孔10に係合している。
ハウジング6の両側面には、第2図及び第4図
に示すような凸状の案内突条部12が設けられ、
ハウジング6の上壁のほぼ中間位置に、ハウジン
グ6の外部より端子収容室に連通する開口部6a
を設ける。
ハウジング6の上面及び両側面上には、両側面
長孔14と後端部に突出したレバー部19を有す
る門型形状の係合解除片13が跨る 上記の長孔14は上記の案内突条部12に摺動
自在に嵌合する。
従つて係合解除片13は雄端子2の嵌脱方向に
のみ移動可能である。
又、係合解除片13の上面後方に突状の押圧部
18を有し、開口部6a内に挿入される。
上記押圧部18の両側には凹状の固定面15を
形成し、係合解除片13は固定面15がハウジン
グ6の開口部6aの両側のストツパー16に当接
する迄移動可能であり、反対方向(前方)には係
合解除片13の前端がハウジング6に固着したガ
イド17に当接する迄移動可能である。
係合解除片13を後方に移動した場合には、係
合解除片13の押圧部18が雌端子1の弾性接触
片の延長端8に当接する。
係合解除片13の移動はレバー部19を人手に
て把持して行う。
ハウジング6の側面下部に設けたガイド20は
係合解除片13を保護するカバーである。
ハウジング6の内側前端には内側に突出した突
出部21が設けられ雌端子1の上部に当接する。
以上のように構成した本実施例において、雄端
子2を雌端子1から解除するには、レバー19を
後方(右方向)に押すことによつて、係合解除片
13が後方に移動し、係合解除片13の後端部で
ある押圧部18が雌端子1の延長端8を下方に傾
動し、雌端子の突起部5も下方に移動する。
かくして突起部5と係止用孔3の係合が解かれ
る。
更にレバー19を後方に押すと、係合解除片1
3の固定面15がハウジング6のストツパー16
に当接し、ハウジング6及びハウジング6の突出
部21に当接する雌端子1は右方に移動し、雄端
子2より離隔する。
又、コネクター接合中に加わる不慮の外力に対
してはガイド17及び20が係合解除片13を保
護する。
(実施例 ) 第5図は雌端子1′の突起部5が雄端子2の係
止用孔3に係合した状態を示す。
係合解除片13′は第6図及び第7図に示すよ
うにハウジング6′の案内突条部12に嵌合する
長孔14により雄端子2の嵌脱方向に移動可能で
ある。
雌端子1′はハウジング6′の突出部11に長孔
10が隙間をもつて嵌まり、雌端子1′の上部は
ハウジング6′の突出部21が当接する。
ハウジング6′の前端には端子収容室に連通す
る開口6bが設けられ、該開口6bの両側に凹状
のストツパー16′が設けられる。
開口6bには雄端子2及びコ字形状の係合解除
片13′の中央に突設された押圧部18′が挿入さ
れる。
突出した押圧部18′の両側には固定面15が
形成され、係合解除片13′の両側面後端には突
出したレバー部19が設けられる。
次に本実施例の作用について説明する。
第5図に示すようにコネクターが係合した状態
において、係合解除片13′のレバー部19を把
持して右方に移動すると、第8図に示すように係
合解除片13′の尖端の押圧部18′が雌端子1′
の斜面部22に当接し下方に傾動せしめる。
かくして雄端子2の係止用孔3から雌端子1′
の突起部5が外れる。
更に係合解除片13′を右方に移動すると、係
合解除片13′の固定面15がハウジング6′のス
トツパー16に当接し、ハウジング6′と共にハ
ウジング6′の突出部21に当接する雌端子1′が
右方に移動し雄端子2と離隔する。
又、コネクターを接合している場合にはハウジ
ング6′の上下に設けられたガイド20′によつて
係合解除片13′が外力の影響を受けることのな
いように保護する。
〔効果〕
(a) 係合解除片のレバー部を雄端子挿入方向に移
動させる一動作のみで雄端子と雌端子の係合を
解き更に両者を離隔することが出来る。
(b) コネクターの嵌合状態を確認する場合には、
ハウジングを引張つて行なつても差支えない。
(c) ハウジングに何らかの外力が加わつても、コ
ネクターが解除される危険性がない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示し、
第1図はコネクターの正面断面図、第2図は同上
斜視図、第3図は係合解除片の斜視図、第4図は
ハウジングの斜視図である。第5図〜第8図は本
発明の他の実施例を示し、第5図及び第8図はコ
ネクターの正面断面図、第6図は係合解除片の斜
視図、第7図はハウジングの斜視図である。第9
図及び第10図は従来技術を示すコネクターの正
面断面図である。 1…雌端子、2…雄端子、3…係止用孔、4…
弾性接触片、5…突起部、6…ハウジング、12
…案内部、13…係合解除片、14…縦溝、18
…押圧部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板前方から後方に折り返された弾性接触片に
    突起部を設け、該突起部が雄端子の係止用孔に係
    合する雌端子と、該雌端子を取囲むハウジング表
    面の一端に案内突条部を設け該案内突条部に沿つ
    て上記雄端子の嵌脱方向に移動する係合解除片を
    有するハウジングとより成り、該係合解除片を上
    記雄端子挿入方向に移動した場合に該係合解除片
    が上記雌端子の弾性接触片に当接し雄雌端子の係
    合を解くようにしたことを特徴とする雌型コネク
    ター。
JP1815086U 1986-02-13 1986-02-13 Expired JPH0314783Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1815086U JPH0314783Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1815086U JPH0314783Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62131375U JPS62131375U (ja) 1987-08-19
JPH0314783Y2 true JPH0314783Y2 (ja) 1991-04-02

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ID=30811563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1815086U Expired JPH0314783Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02265180A (ja) * 1989-04-05 1990-10-29 Yazaki Corp ロック解除機構付きコネクタ
JP3419689B2 (ja) * 1998-08-21 2003-06-23 住友電装株式会社 嵌合検知コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62131375U (ja) 1987-08-19

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