JP3219526U - 高周波コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て時に、接点子の損傷の危険性を減らした高周波コネクタを提供する。
【解決手段】高周波コネクタは、1つの絶縁部分102と、電気導体が連結可能である4つの接点子100とを具備する。絶縁部分は、4つの接点子が高周波コネクタの軸方向で、力をかけることなく絶縁部分中に押し入れられることができるように形成されている。ロックボルト104が4つの接点子を所定の位置に固定するように、開口200を通って絶縁部分の外側に挿入され、位置付けられる。ロックボルトの挿入方向は、高周波コネクタの軸方向に直角に延在する。高周波コネクタは好ましくはFAKRAコネクタである。FAKRAコネクタの筐体は、規格DIN72594−1に準拠している。
【選択図】図2

Description

本発明は、高周波コネクタ、とりわけ外側プラグと、外側プラグ中に収容された外側導体部分と、外側導体部分中に収容された絶縁部分と、電気導体が連結可能な4つの接点子とを備えたFAKRA差し込み接続用の高周波コネクタに関する。
自動車規格委員会(FAKRA、自動車技術専門グループ)は、2004年に、非特許文献1を成立させたが、これは、高周波コネクタの自動車分野での使用について述べた規格である。自動車分野では、例えば、温度条件、湿度および振動に関して特別な要件が存在する。FAKRAコネクタは、自動車技術において、データ伝送ケーブルに適用される。
この種のFAKRAコネクタの機械的な寸法は2004年10月版の非特許文献1で定められている。上述の非特許文献1の「路面走行車−50オーム高周波インタフェース(50−Ω−HFSSt)−第1編:度量単位および電気的要件」の節では、路面走行車における高周波応用(50−Ω−HFSSt)用の50オームのインピーダンスを有するプラグおよびソケットないしインタフェースの結合が定められている。
特許文献1は、FAKRAコネクタの絶縁部分を示し、これは、4つの軸方向の孔を有し、それらが、絶縁部分の全軸方向長に渡って伸張している。軸方向の孔には、それぞれ1つの接点子を収容することができる。電気導体は、接点子と連結可能である。各軸方向の孔には、放射方向のスリットが割り当てられていて、このスリットが、絶縁部分の周囲から各軸方向の孔にまで伸張している。接点子が絶縁部分中に押し入れられる際には、放射方向のスリットの各壁部は、周囲方向で弾性付勢されて旋回し、跳ね返ることができる。絶縁部分の材料の弾性付勢力は、接点子の移動を防ぐ。
この構成における欠点は、接点子を、いくらかの力で絶縁部分中に押圧せねばならない点である。この力は接点子を損傷させる、または、撓ませる。この際、導体と接点子との連結も損傷しうる。
欧州特許1 825 575 B1号公報
DIN規格 72594−1
本発明の課題は、組み立て時に、接点子の損傷の危険性を減らした高周波コネクタを示すことである。
この課題は、独立請求項に記載された発明により達成される。独立請求項に記載された発明の有利なさらなる構成は、従属請求項中に特徴付けられている。これにしたがって、全請求項の文言は、本明細書の内容を参照することにより理解される。
この課題を達成するために、外側プラグを備えた高周波コネクタを提案する。さらに、この高周波コネクタは、外側プラグ中に収容されている外側導体部分を有する。これに加えて、外側導体部分中に収容されている絶縁部分と、電気導体が連結可能である4つの接点子とが追加される。4つの接点子は、絶縁部分中で、所定の位置で収容されている。4つの接点子が、高周波コネクタの軸方向で、力をかけることなく絶縁部分中に押し入れられることができるように、絶縁部分は形成されている。さらに、高周波コネクタはロックボルトを具備する。絶縁部分は、その外側で、ロックボルト用の開口を有する。ロックボルトが4つの接点子を、所定の位置に固定するように、ロックボルトは、開口を通って、絶縁部分中に挿入され、位置付けられることができる。
さらに、各接点子は、ノーズを有し、このノーズを用いて、各接点子が、絶縁部に対して所定の位置に、ロックボルトにより保持可能である。換言すれば、各接点子はノーズを有し、ロックボルトは、これがノーズで接点子を固定可能なように形成されている。ノーズはストッパを形成し、これによって、押し入れ方向で接点子の位置を規定している。
接点子は、ロックボルトにより、弾性力をかけることなく固定される。したがって、接点子を、力をかけて絶縁部分中に押し入れることは必須ではない。これにより、接点子が絶縁部分中に押し入れられる際に、接点子の損傷の危険性が低減される。
ロックボルトの挿入方向が、高周波コネクタの軸方向と直角に延在する場合には、この軸方向で接点子に作用する力が、例えば、電導体に引かれて、ロックボルトを解錠することはない。
確実に摩擦なしに製造するために、接点子は、圧着接続を用いて電導体と連結可能であるべきである。
接点子を変形させることなく、ロックボルトが接点子をロックするために、各接点子は間隙を有することができ、この間隙が、ロックボルトの1部分を収容可能であるように形成されている。
ロックボルトによる接点子の固定が永続的であるように、絶縁部分中に挿入されたロックボルトが絶縁部分中でラッチされるように、絶縁部分が構成可能であり、この際、ロックボルトは接点子に対して圧力をかけない。
さらなる詳細および特徴は、好適な実施形態に関する以下の説明を従属請求項と組み合わせると明らかになる。この際、各特徴は、それ自体として、または、複数の特徴を互いに組み合わせても実現可能である。課題を達成する可能性は、実施形態に限定されない。
実施形態は、図中で概略的に提示されている。この際、等しい参照符号で、個々の図中で同じ部材、または、機能が同じ部材ないし機能に関して互いに対応する部材が表記される。
高周波コネクタのある好適な実施形態の分解図である。 図1の実施形態の部分図であり、絶縁部分と接点子とを示す部分図である。 図2の絶縁部分および接点子の平面図である。 図2の絶縁部分および接点子の側面図である。 絶縁部分を接点子と共に示した断面図であって、図4B中A−Aで記された断面の図である。 図4Aの絶縁部分を接点子と共に示したさらなる断面図である。
図1は、本発明による高周波コネクタの分解図である。このコネクタは、外側プラグ108またはFAKRA筐体108を具備しうる。FAKRA筐体は、規格DIN72594−1に適合している。この高周波雄プラグは、雌ソケットと共に電気差し込み接続を形成しうる。
この高周波コネクタは、外側導体部分106と、絶縁部分102と、ロックボルト104と、4つの接点子100とを具備する。これらの4つの接点子は、それぞれ電気導体と、好ましくは圧着接続により連結可能である。
この4つの接点子は、絶縁部分102中に押し入れられうるが、この際、この絶縁部分は4つの接点子を互いに絶縁させる。絶縁部分102は、その後4つの接点子と共に外側導体部分106中に押し入れられることができ、これが、その後外側プラグ108中に押し入れられることができる。図1は、ロックボルト104も示すが、これは部分的に絶縁部分102中に差し込まれている。
図2も、接点子100と、絶縁部分102と、ロックボルト104とを示す。高周波コネクタの軸方向Aも記されている。本発明によれば、4つの接点子100は、この軸方向で力をかけることなく絶縁部分102中に押し入れられることができる。
絶縁部分は、その外側にロックボルト用の開口200を有する。ロックボルトの挿入方向Eは、軸方向Aに対して直角である。
図3Aおよび図3Bは、接点子100の形状と、ロックボルト104の形状とを示す。接点子は、それぞれ間隙300を具備する。
ロックボルトは、少なくとも1つの突起部302を具備する。間隙300は、この突起部302を収容可能であるように形成されている。
図4Aおよび図4Bは、下方の接点子100が、その間隙300中にロックボルト104の突起部302を収容し、これによりロックされることを示す。各接点子は、追加的にノーズ304を有する。ロックボルト104の右上方縁部402は、ノーズ304と形状締結することにより上方の接点子100を固定する。
絶縁部分102は複数のストッパ400を有し、このストッパの位置まで接点子がそのノーズ304と共に押し入れられる。接点子は、絶縁部分中に押し入れられる際にストッパ400に対して形状締結で停止する。
ロックボルト104は、絶縁部分102中でストッパ400と共に接点子100の位置を固定する。この際、ロックボルト104は、接点子100を押圧しない。
用語集
圧着
圧着とは、2つの構成部品を塑性変形(例えばフランジを付ける、強く押し付ける、しわを付けるまたは折り畳む)により、互いに連結させる接合方法であると理解される。圧着接続は、ある条件下でのみ解除可能で、修理時には適切な工具を用いてのみ新しく交換可能である。(http://de.wikipedia.org/wiki/Crimpenによる)
力をかけることなく
「力をかけることなく」とは、何かを(弾性的に)変形するために十分な力なしにということを意味する。わずかな力、例えば、絶縁部分102と4つの接点子100との間のわずかな摩擦力を克服する力は、いずれにしても必須でありうる。
直角
直角とは、所定の許容誤差を含んだ90度の角度である。例えば、方向Aと方向Eとの間の角度は、89〜91度の範囲、87〜93度の範囲、または85〜95度の範囲でありえる。
プラグおよびソケット
電気的な差し込み接続では、(外向きの接触ピンを備えた)差し込み接続の雄(male)部分と、(内向きの接触開口を備えた)雌(female)部分とが区別される。雄部分は、ケーブルの端部に装着された場合には、この場合もプラグであり、または、機器筐体中に固定的に埋め込まれている場合には埋め込み式プラグである。雌部分は、ケーブルの端部に装備されている場合には連結部であり、機器筐体中に埋め込まれている場合にはソケットである。電気機器内で電源電圧を導く連結部についても、自動車領域でも、通常平坦コネクタが採用され、これが、圧着または押圧方法で、ケーブルシューとして、ケーブルハーネスの心線上に強く押し付けられ、絶縁でも、また完全に非絶縁でも存在する。
コネクタ
コネクタは、(電流または光線も含む、一般的に技術的な媒体)の管を分離および連結させるために機能する。この連結を行う部品は、この際、プラグ部分が形状締結することにより、これに合うように配向されていて、バネ力により圧力ばめで解除可能に固定され、しばしば、追加的にねじ止めをすることにより意図しない解除から保護される。(http://de.wikipedia.org/wiki/Steckverbinder)
A 高周波コネクタの軸方向
E ロックボルトの挿入方向
100 接点子
102 絶縁部分
104 ロックボルト
106 外側導体部分
108 外側プラグ
200 開口
300 間隙
302 突起部
304 ノーズ
400 ストッパ
402 右上方縁部

Claims (5)

  1. 高周波コネクタであって、
    1.1 外側プラグ(108)と、
    1.2 前記外側プラグ(108)中に収容されている外側導体部分(106)と、
    1.3 前記外側導体部分(106)中に収容されている絶縁部分(102)と、
    1.4 電気導体が連結可能である4つの接点子(100)と
    を備え、
    1.4.1 前記4つの接点子(100)は、前記絶縁部分(102)中で、所定の位置で収容されている
    高周波コネクタにおいて、
    1.5 前記4つの接点子(100)が、前記高周波コネクタの軸方向で、力をかけることなく前記絶縁部分中に押し入れられることができるように、前記絶縁部分(102)は形成されていて、
    1.6 前記高周波コネクタがロックボルト(104)を具備し、
    1.7 前記絶縁部分(102)は、その外側で、前記ロックボルト(104)用の開口(200)を有し、
    1.8 前記ロックボルトが前記4つの接点子(100)を、前記所定の位置に固定するように、前記ロックボルト(104)は、前記開口(200)を通って、前記絶縁部分(102)中に挿入され、位置付けられることができ、
    1.9 各接点子(100)は、ノーズ(304)を有し、
    1.9.1 前記ロックボルト(104)は、前記接点子(100)を前記ノーズ(304)で固定可能なように形成されていることを特徴とする
    高周波コネクタ。
  2. 前記ロックボルト(104)の挿入方向は、前記高周波コネクタの軸方向と直角に延在することを特徴とする請求項1に記載の高周波コネクタ。
  3. 前記接点子(100)は、電気導体と、圧着接続を用いて連結可能であるように形成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の高周波コネクタ。
  4. 4.1 各接点子(100)は間隙(300)を具備し、
    4.2 前記間隙(300)は、前記間隙が前記ロックボルト(104)の1部分を収容可能なように形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の高周波コネクタ。
  5. 5.1 前記絶縁部分(102)は、前記絶縁部分(102)中に挿入されたロックボルト(104)が、前記絶縁部分(102)中でラッチされるように構成されていて、
    5.2 前記ロックボルト(104)が、前記接点子(100)に圧力をかけない
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の高周波コネクタ。
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