JP2017517642A - ドラフト装置のローラ表面をクリーニングする装置 - Google Patents

ドラフト装置のローラ表面をクリーニングする装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、ドラフト装置(1)を備えていて、搬送方向Fにおいてドラフト装置を通って移動する繊維材料Gを処理する、紡績準備機械における装置であって、トップローラおよびボトムローラを備えた、相前後して配置された複数のローラ対(2,3;4,5,6,7)と、汚れおよびその他の汚染物質を除去するために、それぞれ掻取り縁(K)でトップローラ(3,5,7)の1つに接触している、少なくとも2つの縦長の掻取り装置(9)と、該掻取り装置(9)の上に配置されていて負圧源(U)に接続されている吸込みフード(AH)と、を有している装置に関する。掻取り装置の領域における掻き取られた成分の集積を回避するためおよび吸込み作用を改善するために、本発明の構成では、掻取り装置(9)はそれぞれ、固有の吸込み通路(11,12,13)に取り付けられており、このとき各掻取り装置(9)の掻取り縁(K)は、第1の開口(O1)の領域において固有の吸込み通路を越えて突出しており、個々の吸込み通路は、開口(B1,B2,B3)を備えた底壁(8)に固定されており、このとき各吸込み通路(11,12,13)は、第1の開口(O1)とは反対側に位置する第2の開口(O2)を備えており、該第2の開口(O2)は、底壁(8)の開口(B1,B2,B3)の1つに向かい合って位置しており、このとき吸込みフード(AH)は、底壁の開口(B1,B2,B3)を上回っていて、底壁(8)の、吸込み通路(11,12,13)とは反対の側に取り付けられている。

Description

本発明は、ドラフト装置を備えた紡績準備機械における装置であって、トップローラおよびボトムローラを備えた、相前後して配置された複数のローラ対と、汚れおよびその他の汚染物質を除去するために、それぞれ掻取り縁でトップローラの1つに接触している、少なくとも2つの縦長の掻取り装置と、該掻取り装置の上に配置されていて負圧源に接続されている吸込みフードと、を有している装置に関する。
ドラフト装置のトップローラに運転中に付着する汚れおよびその他の汚染物質を除去するために、実地においては掻取り装置が使用され、この掻取り装置の掻取り縁は、ローラの周面に特定の圧着圧で接触している。このとき例えばフレキシブルな掻取り体が使用され、この掻取り体は、確定された当付け角度でかつ確定された予荷重をもってローラの周面に接触している。フレキシブルな掻取り体は、通常、ホルダに固定されており、このホルダを介して掻取り体は、ドラフト装置に固定される。
このような装置は例えば欧州特許第1700937号明細書(EP1700937B1)に基づいて公知である。掻取り装置の掻取りによって掻き取られた材料を、トップローラの領域から排出できるようにするために、掻取り装置の上には、負圧源に接続された吸込みフードが設けられている。
これによって、掻き取られた成分が各掻取り体において集積しないようにするために、掻取り体は、相応に設けられたアクチュエータを介して周期的に、確定された時間をおいて、掻き取られるローラの周面から持ち上げられる、またはローラ軸に対して水平方向に移動させられる。このような装置は、例えば欧州特許第1700937号明細書(EP1700937B1)および独国特許出願公開第3829490号明細書(DE3829490A1)に開示されているように、一般的に知られている。
機械の生産性を絶え間なく高めるという傾向によって、ドラフト装置のトップローラおよびボトムローラの回転数もより高速になる。その結果、掻取り装置によって単位時間当たり掻き取られる物質の量も、より多量になる。これによって、従来公知の装置は、掻き取られた物質(汚れ、(アブラムシが分泌する)密(Honigtau)が混ざった繊維およびその他の成分)を連続的に、掻取り体の領域から排出することが、もはや不可能である。これによって、当該領域における集積が発生し、最終的にドラフト装置における障害が生じ得る。これによって一方では、各掻取り体の掻取り機能が不都合に損なわれ、かつ他方ではこのような集積物が、それが掻取り体から解離された場合に、ボトムローラとトップローラとの間におけるニップラインに達することがあり、ひいてはドラフト工程に対して不都合な影響を及ぼす。これによって、ドラフト装置に続いて形成されるスライバが不均一になることがある。
ゆえに本発明の課題は、公知の構成における欠点を排除して、掻取りによってローラ表面から掻き取られた物質を、高回転数時においても確実に掻取り領域から排出することができる装置を提供することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、掻取り装置はそれぞれ、固有の吸込み通路に取り付けられており、このとき各掻取り装置の掻取り縁は、掻取り通路の第1の開口の領域において、掻取り縁に対応配置された吸込み通路を越えて突出しており、吸込み通路は、開口を備えた底壁に固定されており、このとき各吸込み通路は、第1の開口とは反対側に位置する第2の開口を備えており、該第2の開口は、底壁の開口の1つに向かい合って位置しており、このとき吸込みフードは、底壁の開口を上回っていて、該開口を包囲していて、底壁の、吸込み通路とは反対の側に取り付けられている。
各掻取り装置を個々の吸込み通路に取り付けるという提案によって、それぞれの吸込み通路を、使用される掻取り装置に対して適合させるもしくは形成することができ、その結果この領域において、十分な空気流を生ぜしめることができ、集積した物質を確実かつ迅速に、負圧源に接続された後続に吸込みフードに引き渡すことが可能になる。これによって掻取り領域において、掻き取られた物質の不所望の集積が発生することを回避することができる。
このような本発明に係る装置は、ボトムローラの掻取りのためにも使用することができる。
掻取り装置を、ドラフト装置のドラフト領域(予備ドラフト領域またはメインドラフト領域)におけるドラフト間隔(相前後して連続するローラ対のニップラインの間における間隔)の調節に合わせることができるようにするために、別の態様では、吸込み通路のうちの少なくとも1つの吸込み通路が、掻取り装置の長手方向に対して横方向に移動可能に底壁に取り付けられている。このように構成されていると、底壁を移動させる必要なしに、掻取り装置を、掻き取られるトップローラの新しい位置に向かって方向付けることが可能である。
このとき好ましくは、それぞれ移動可能に取り付けられた吸込み通路の領域において、かつ各掻取り装置の長手方向に対して横方向で見て、底壁に設けられた開口の幅が、底壁の各開口に向かい合って位置する、吸込み通路の第2の開口の幅よりも大きい。このように構成されていると、各吸込み通路の第2の開口は、調節後においても、底壁の、面積的に少なくとも同じ大きさの貫通開口に向かい合って位置することが、保証される。
さらに別の態様では、各移動可能な吸込み通路は、その第2の開口の領域に、カバーエレメントを備えており、該カバーエレメントを用いて、吸込み通路の底壁の開口の領域が閉鎖され、該領域は、移動可能な吸込み通路の第2の開口の領域を上回っている。このように構成されていると、吸込み通路の移動によって、開口、つまりそれを介してドラフト装置の周囲空気が吸込み通路を迂回して直接吸込みフードの内室に達し得るような開口が、開放されないことが保証される。もし周囲空気が直接フードの内室に達すると、吸込み通路における吸込み出力が低下してしまう。
さらに別の態様では、掻取り装置の長手方向に対して横方向にかつ搬送方向で見て、各吸込み通路の前側および後側の通路壁が、前記掻取り装置に対して2〜10mmの間隔aを有していて、前側および後側の通路壁は、掻取り装置の長手方向で見て、端部において吸込み通路に固定されている。
すなわち掻取り装置は、この提案された構成では、少なくとも部分的に吸込み通路の内部に位置していて、作用する負圧によって空気は掻取り装置の両側で両長辺側において該掻取り装置を取り囲むように流れ、これによって掻取り装置を清浄に保つ。
掻取り装置と各通路壁との間の間隔は、次のように設計されねばならない。すなわちこの場合、一方では、過度に小さく選択された自由空間によって閉塞が発生してはならず、かつ他方では、掻き取られた物質を吸込みフード内に運ぶのに十分な空気速度を吸込み通路の内部において保証するために、自由空間が過度に大きく選択されることも望ましくない。
掻取り縁の領域における繊維の付着(このとき繊維の両端部が掻取り体に該掻取り体を取り囲むように引っ掛かることがある)を回避するために、本発明の別の態様では、前側の通路壁に対する掻取り装置の間隔と後側の通路壁に対する掻取り装置間隔とは、互いに異なっている。
このように構成されていると、掻取り装置の前側および後側に関して、空気流のための異なった流過横断面が得られる。これによって、異なった空気流が掻取り装置の前側と後側とにおいて発生する。そしてこれにより、掻取り体を取り囲むように該掻取り体に引っ掛かった繊維を、解離させて吸い込むことが可能になる。
さらに別の好適な態様では、掻取り装置の長手方向に対して横方向にかつ搬送方向Fで見て、掻取り装置は、前側の通路壁の延長部に取り付けられていて、吸込み通路の、掻取り装置が少なくとも部分的に向かい合って位置する後側の通路壁に対して8〜20mmの間隔を有している。
このような態様は、掻取り装置の簡単な取付けを可能にし、かつ、対応配置された吸込み通路の横断面が完全に吸込み動作のために利用できることを保証する。掻取り体のフレキシビリティによって、掻き取られた物質は、トップローラの回転方向において連行され、かつ掻取り体の背後に運ばれる。この位置においてこの物質は、吸込み通路の作用する吸込み空気流によって直ちに捕捉されて排出される。
さらに別の態様では、底壁はフレームに固定されていて、該フレームは、旋回軸を介して旋回可能に、機械フレームに取り付けられており、このとき旋回軸は、掻取り装置の長手方向に対して平行に延びていて、フレームに、ドラフト装置のトップローラの支持部に取り付けられている。このように構成されていると、掻取り装置を備えた装置全体を、完全に休止位置に旋回させることができ、この休止位置において、ボトムローラを備えたドラフト装置の下側領域が接近可能になる。
(例えば(アブラムシが分泌する)密によって網状に結合した付着性の繊維によって)掻取り縁の領域において運転中に生じ得る堆積を回避するために、別の態様では、底壁は、掻取り装置の長手方向に対して横方向に可動にフレームに取り付けられていて、少なくとも1つのばねエレメントを介して作業位置において保持され、このときばねエレメントは、一方ではフレームに、かつ他方では底壁に支持されており、さらにフレームと底壁との間に取り付けられたアクチュエータが設けられていて、該アクチュエータを介して、底壁は周期的に、掻取り装置の長手方向に対して横方向で見て、移動可能である。
通常時においては吸込み通路の領域において十分な吸込み作用にもかかわらず、物質が掻取り縁の領域において付着することが発生するような場合には、このような物質を、ローラ表面からの掻取り装置の短時間の移動または持上げによって、解離させかつ吸い込むことが可能である。掻取り装置のフレキシブルな掻取り体は予荷重をもってローラ表面に接触しているので、上に述べた周期的な離反移動時に、掻取り体は延伸された位置へと弾発的に戻る。この弾発的な戻りによって既に、掻取り縁の領域において固着している物質部分の解離が可能であり、かつ解離された物質は吸い込まれる。周期的な持上げがこの効果を促進する。
好ましくは、アクチュエータとしては、空気力作動式のベローズシリンダが提案される。これによって、アクチュエータの大きな質量を移動させる必要なしに、短い間隔をおいて(例えば1〜2分)、周期的な振動運動を生ぜしめることができる。
また、周期的な往復動のためのアクチュエータとばねエレメントとして形成された戻し手段とを、1つの共通の装置においてまとめることも可能である(例えばばねエレメントと組み合わせられたシリンダ)。
さらに別の態様では、吸込みフードは環状のシールエレメントを備えていて、該シールエレメントを介して吸込みフードは、底壁に載置されていて、かつ固定手段を介して保持される。このように構成されていると、周囲空気に対する確実なシール作用をもって、底壁における吸込みフードの簡単かつ確実な固定が可能になる。吸込みフードの取外しもまた極めて簡単であり、かつこの吸込みフードの取外しは、各吸込み通路の第2の開口の領域におけるクリーニングを目的とした迅速な接近を保証する。
汚れ(吸込みフードの内部における材料集積)のより良好な監視のために好適な態様では、吸込みフードは透明な材料から成っている。
本発明のその他の利点については、以下に記載の実施形態においてより詳しく図示および説明する。
本発明のように構成された掻取り装置を備えたドラフト装置を概略的に示す側面図である。 図1の一部を拡大して示す部分図である。 図1aに相当する図であって、別の実施形態を示す部分図である。 さらに別の実施形態による、図1aの一部を示す部分図である。 図1のX−X線に沿った断面図である。
図1には、ドラフト装置1が側面図で略示されており、このドラフト装置1は、相前後して配置されたローラ対2,3;4,5;6,7を備えて構成されており、これらのローラ対2,3;4,5;6,7は、予備ドラフト領域VVおよびメインドラフト領域HVにおいて繊維材料Gを処理するために設けられている。このときドラフトされる繊維材料Gは、搬送方向Fにおいてドラフト装置1を通して移動させられる。図示されていない駆動手段に結合されたボトムローラ2,4,6は、通常、穿孔された鋼ローラとして形成されていて、機械フレームMGに回転可能に支持されている。ボトムローラ2,4,6に対応配置されたトップローラ3,5,7(押圧ローラとも呼ぶ)は、通常、ゴム被覆された表面(周面)Zを有していて、運転中に、図示されていない装置を介して、相応に対応配置されたボトムローラ2,4,6に押圧され、これによってニップ箇所K1,K2,K3を形成することができる。トップローラ3,5,7は、軸Aを介して支持部26,27,28に回転可能に支持されていて、トップローラ3,5,7とそれぞれ共働するボトムローラ2,4,6によって摩擦により駆動される。トップローラ3,5,7の各端部に配置された支持部26,27,28は、フレーム24に固定されており、このフレーム24は、旋回軸22を中心にして旋回可能に機械フレームMGに取り付けられている。図1に示された下側位置において、フレーム24は作業位置にあり、この作業位置では、トップローラ3,5,7はボトムローラ2,4,6に載置されており、このときフレーム24は、図示されていない装置を介してこの位置においてロックされる。破線で示されかつ双方向矢印によって略示されているように、フレーム24は上方に向かって旋回軸22を中心にして休止位置に旋回することができる。この旋回動作時にトップローラ3,5,7もまた一緒に旋回させられ、これによってボトムローラ2,4,6への自由な接近が可能になる。
ドラフト装置1の運転中に、汚れおよびその他の成分が、通過させられる繊維材料Gからトップローラ3,5,7の周面Zに堆積することがある。このことは、トップローラ3,5,7の静電気によってさらに促進されることがある。これらの堆積物は、該堆積物がトップローラ3,5,7の回転時に各ニップ箇所K1〜K3に達した場合に、ドラフト工程に対して不都合に作用することがある。すなわち繊維材料Gに対するニップ作用は、各ローラ対の幅方向において、ローラ表面に点状に存在する堆積物によって不均一になってしまう。
従ってこのような堆積物を掻き取るために、トップローラ3,5,7の上には掻取り装置9が設けられており、これらの掻取り装置9は、保持体Hと、掻取り縁Kを備えた掻取り体Eとから成っている。この掻取り体Eは、フレキシブルな材料(例えばプラスチック、ゴム等)から成っていて、保持体Hと接着またはその他の形式で結合されていてよい。
各掻取り装置9は、それぞれ吸込み通路11,12,13の内部に設けられていて、両端部において、図2に略示された固定手段20を介して、各吸込み通路11,12,13の外壁に固定され、かつ図1および図1aに示した作業位置において保持される。この位置において、掻取り体Eの、掻取り縁Kを備えた各端部は、所定の長さだけ各吸込み通路11,12,13の第1の開口O1から突出していて、かつ予荷重を加えられて各トップローラ3,5,7の周面Zに接触している。
掻取り装置9(図1a)は、その長手方向Lに対して横方向で見て、ほぼ各吸込み通路11,12,13の内部においてほぼ中心に、かつ前側もしくは後側の通路壁W1;W2に対して2〜10mmの間隔aをおいて配置されている。これによって空気流が掻取り装置9を両側から取り囲んで流れ(矢印によって略示)、この空気流は、負圧源Uからの負圧の供給によって生ぜしめられる。これによって、掻き取られた物質が掻取り装置9の表面に堆積しないことが保証される。
第1の開口O1とは反対の側に、各吸込み通路11,12,13は第2の開口O2を備えており、これらの第2の開口O2はそれぞれ、底壁8に設けられた開口B1,B2,B3と向かい合って位置している。
底壁8は、搬送方向Fで見て、両方の長辺側に、上方に向かって延びる折曲げ部8aを備えている。
このとき折曲げ部8aは、そのそれぞれの前端部及び後端部に、長孔L1;L2を有しており、これらの長孔L1;L2はそれぞれピン30;31によって貫通されており、これらのピン30;31は、その両端部においてそれぞれフレーム24に固定されている。これによって底壁8はピン30,31を介してフレーム24に結合されている。長孔L1,L2の相応の方向付け(図1参照)によって、底壁8はフレーム24に対して搬送方向Fにまたは搬送方向Fとは逆方向に移動可能である。
折曲げ部8aとフレーム24との間において、ピン30,31にはスペーサ(図示せず)が設けられていてよく、これによって底壁8の中心位置(図2に示すように)を、フレーム24の、底壁8に対して横方向に延びるフレーム部分の内部において固定することができる。
図1bには別の実施形態が示されており、このとき掻取り装置9は、各吸込み通路11,12の前側の側壁W1の延長部に直に固定されている。すなわち保持体Hは、詳しくは示されていない固定手段を介して前側の側壁W1に固定されている。この固定部は、ローラ3,5が再研磨されねばならず、かつこのときローラ3,5の直径が減じられた場合に、ローラ3,5の周面Zに向かっての掻取り体Eの接近を可能にする。
掻取り体のこのような後調節は、別の実施形態においても行うことができる。
掻取り装置9には、少なくとも部分的に各吸込み通路11;12の後側の側壁W2が、8〜20mmの間隔kをおいて向かい合って位置している。掻取り体Eの端部は、その掻取り縁Kが特定の値だけ各吸込み通路11;12から突出していて、各ローラ3,5の周面Zに接触している。
既に述べたように、ローラ周面Zから掻き取られた物質は、フレキシブルに形成された掻取り体Eによって、かつローラ3;5の矢印で示した回転運動の作用を受けて、掻取り体Eの(搬送方向Fで見て)後ろの領域に移動させられ、この領域から当該物質は、吸込み通路11,12内に供給された吸込み空気流(矢印参照)によって、カバーフードAHの方向に吸い込まれる。
図1cには、図1aに示した実施形態とは、吸込み通路11の構成が異なった別の実施形態が略示されている。図1aにおける実施形態とは異なり、図1cにおける実施形態では、掻取り装置9は、吸込み通路11の内部に偏心して設けられている。このとき前側の側壁W1に対する間隔a’は、後側の側壁W2に対する間隔aよりも小さい。間隔の関係を逆転させることも可能である。これによって掻取り装置9の両側において異なった通路横断面が生じる。その結果、比較的小さな間隔a’を有する領域における流速度は、比較的大きな間隔aを有する領域における流速度よりも大きくなる。この効果によって、掻取り体Eの掻取り縁Kに掛かった略示された繊維を再び解離させることができる。このようなことは、クリーニング目的のために、通路11が掻取り装置9と共に、ローラ3の軸Aに対して周期的に移動させられる(以下に記載の例参照)場合に、発生する。このとき掻取り縁Kは、ローラ3の周面Zから持ち上がり、一点鎖線で示された位置に達する。間隔a’を有する吸込み通路における比較的大きな空気流によって、これらの繊維は解離され、この領域において吸い込まれて、吸込みフードAHに供給される。
図1から分かるように、折曲げ部8aの間に設けられた横ウェブ33には、少なくとも1つのばねエレメント36が設けられており、このばねエレメント36はその自由端部でピン30に支持されている。ばねエレメント36は、圧縮ばねとして形成されていて、長孔L1が図1に示した位置においてピン30に当接するまで、底壁8を走行方向Fにおいて移動させるように作用する。ピン30に当接することによって、底壁8はフレーム24に対して図示の位置(図1)において固定される。
底壁8の、1つもしくは複数の長孔L1とは反対側に位置する端部において、別の横ウェブ34が折曲げ部8aの間に設けられている。この横ウェブ34には、少なくとも1つのベローズシリンダ38が枢着されており、このベローズシリンダ38は、図1に略示されているように、フレーム24の横ウェブ40に固定されている。ベローズシリンダ38には、圧力源Pから圧縮空気が供給される。ベローズシリンダ38に圧力源Pから圧縮空気が供給されると、横ウェブ34を介して押圧力が底壁8に加えられ、押圧力は底壁8を、搬送方向Fとは逆方向にかつばね36のばね力に抗して移動させる。この移動時に底壁8は、長孔L1,L2を介してピン30,31に沿って案内される。吸込み通路11,12,13は(以下においてさらに詳しく述べるように)、底壁8に固定されているので、底壁8は、吸込み通路11,12,13の内部に固定された掻取り装置9と共に同様に一緒に移動させられる。この移動によって各掻取り縁Kは、トップローラ3,5,7の表面Zから離れ、これによって、場合によっては掻取り縁Kの領域に存在する堆積物を解離させ、かつ吸い込むことができる。ベローズシリンダ38にもはや圧力源Pから圧縮空気が供給されなくなるや否や、底壁8はばね36のばね力によって再び搬送方向Fにおいて、その出発位置に戻される。掻取り装置9の周期的な移動は、ベローズシリンダ38への圧縮空気の相応に制御された供給によって、予め設定された時間をおいて行うことができる。
特に図1aの拡大図から分かるように、吸込み通路11,12,13には、それぞれ第2の開口O2の領域にカバーエレメントA1,A2,A3が設けられており、このカバーエレメントA1,A2,A3は、各開口O2の開放状態において、底壁8の下に直接または間接的に接触している。これらのカバーエレメントA1,A2,A3は、底壁8の折曲げ部8aに直接または間接的に接触する側部の折曲げ部A11,A21,A31を有している。
側部の折曲げ部A11,A21は、長孔Tを備えており、これらの長孔Tを貫いて各1つのねじRが突出しており、このねじRを介して折曲げ部A11,A21は、底壁8の折曲げ部8aに結合される。長孔Tを介して、ねじRの解離後に、カバーエレメントA1,A2を底壁8に対して移動させることができる。これによって、値c,dを有する予備ドラフト領域VVおよびメインドラフト領域HVにおけるニップ間隔を調整することができる。すなわちローラ対2,3または4,5のうちの1つが、搬送方向Fに関して、ニップラインK1,K2;K2,K3の間における間隔cまたはdを変化させるために移動させられるや否や、相応の掻取り装置9はその位置を合わせることができる。これによって、掻取り装置9は常に、相応に対応配置されたトップローラ3,5,7に関して適正な掻取り位置に位置することが保証される。
(搬送方向Fで見て)最前位のローラ対6,7は、位置固定に設けられている。従って前側の吸込み通路13もまた底壁8に位置固定に固定されている。このとき吸込み通路13に設けられたカバーエレメントA3は、底壁8に直接接触しており、このとき吸込み通路13の開口O2と底壁8の開口B3とは直接向かい合って位置している。底壁8に吸込み通路13を固定するために、カバーエレメントA3は、側部の折曲げ部A31を有しており、この折曲げ部A31は、ねじRを介して折曲げ部8aに固定される。そのために折曲げ部A31は、ねじRが貫通することができる孔を備えている。
吸込み通路11;12のこのような移動を実施できるようにするために(このとき後続の吸込みフードAHの内室43内への、吸込み通路11;12の第2の開口O2の自由な通過が保証されていなくてはならない)、底壁8の開口B1,B2が、掻取り装置9の長手方向Lに対して横方向に見て、各吸込み通路11,12の第2の開口O2の幅eよりも大きな幅hを有していることが必要である。このとき開口B1;B2は、可能な移動の値だけ、両側において開口O2を上回っている。
吸込み通路11,12の位置の特定の移動時に、カバーエレメントA1,A2の間における衝突を回避するために、カバーエレメントA2は、底壁8(図1a)に直接接触しており、かつカバーエレメントA2と接触しているカバーエレメントA1を越えて延びている。ここにおいても吸込み通路11の如何なる位置でも吸込み通路11の第2の開口O2から吸込みフードAHの内室43への自由な通過を保証するために、カバーエレメントA2は、カバーエレメントA1と接触している領域に、別の開口Bを備えており、この開口Bの幅は、開口B1の幅hにほぼ相当している。
これによって、吸込みフードAHの内室43が吸込み通路11,12の如何なる位置においても開口O2以外は周囲空気に対して遮蔽されていることが、保証される。
これによって、吸込み通路11〜13の領域における、掻き取られた成分の強力な所望の吸込みが保証される。
吸込みフードAHの内室43内に達した成分は、吸込みフードAHに接続された負圧源Uの影響を受けて、略示された捕集容器S内に運ばれる。負圧源Uの接続は、吸込みフードAHの上側領域に位置する管状の接続部分10において行われる。
環状のシール部材Dを介して底壁8に載置されている吸込みフードAHは、その載置領域において、底壁8の開口B1〜B3を上回っていて、該開口B1〜B3を包囲している。略示された固定手段44(例えばねじ)を介して、吸込みフードAHは底壁8に固定される。
すなわち吸込みフードAHは、取外し可能に取り付けられていて、何時でも除去することができるので、例えばクリーニング作業を実施することまたは障害を取り除くことができる。このとき吸込みフードAHは透明な材料から成っていてよく、これによって吸込みフードAHの内室43の監視が簡単になる。
提案された装置は、掻取り装置9を備えた移動可能な吸込み通路11,12,13の、提案された取付けによって、掻き取られた成分の強力な吸込みと、ドラフト装置1の予備ドラフト領域VVおよびメインドラフト領域HVにおける種々異なったドラフト間隔への装置の簡単な適合と、を可能にする。

Claims (12)

  1. ドラフト装置(1)を備えていて、搬送方向Fにおいて前記ドラフト装置を通って移動する繊維材料Gを処理する、紡績準備機械における装置であって、トップローラおよびボトムローラを備えた、相前後して配置された複数のローラ対(2,3;4,5,6,7)と、汚れおよびその他の汚染物質を除去するために、それぞれ掻取り縁(K)で前記トップローラ(3,5,7)の1つに接触している、少なくとも2つの縦長の掻取り装置(9)と、該掻取り装置(9)の上に配置されていて負圧源(U)に接続されている吸込みフード(AH)と、を有している装置において、
    前記掻取り装置(9)はそれぞれ、固有の吸込み通路(11,12,13)に取り付けられており、このとき前記各掻取り装置(9)の前記掻取り縁(K)は、第1の開口(O1)の領域において前記固有の吸込み通路を越えて突出しており、前記個々の吸込み通路は、開口(B1,B2,B3)を備えた底壁(8)に固定されており、このとき前記各吸込み通路(11,12,13)は、前記第1の開口(O1)とは反対側に位置する第2の開口(O2)を備えており、該第2の開口(O2)は、前記底壁(8)の前記開口(B1,B2,B3)に向かい合って位置しており、このとき前記吸込みフード(AH)は、前記底壁の前記開口(B1,B2,B3)を包囲していて、前記底壁(8)の、前記吸込み通路(11,12,13)とは反対の側に取り付けられていることを特徴とする、装置。
  2. 前記吸込み通路のうちの少なくとも1つの吸込み通路(11,12)が、前記掻取り装置(9)の長手方向(L)に対して横方向に移動可能に前記底壁(8)に取り付けられている、請求項1記載の装置。
  3. それぞれ移動可能に取り付けられた前記吸込み通路(11,12)の領域において、かつ前記各掻取り装置(9)の長手方向(L)に対して横方向で見て、前記底壁(8)に設けられた開口(B1,B2)の幅(h)が、前記底壁(8)の前記各開口(B1,B2)に向かい合って位置する、前記吸込み通路(11,12)の前記第2の開口(O2)の幅(e)よりも大きい、請求項2記載の装置。
  4. 前記各移動可能な吸込み通路(11,12)は、その第2の開口(O2)の領域に、カバーエレメント(A1,A2)を備えており、該カバーエレメント(A1,A2)を用いて、前記吸込み通路(11,12)の前記底壁(8)の前記開口(B1,B2)の前記領域が閉鎖され、該領域は、前記移動可能な吸込み通路(11,12)の前記第2の開口(O2)の領域を包囲している、請求項3記載の装置。
  5. 前記掻取り装置(9)の前記長手方向(L)に対して横方向にかつ前記搬送方向Fで見て、前記各吸込み通路(11,12,13)の前側および後側の通路壁(W1,W2)が、前記掻取り装置(9)に対して2〜10mmの間隔(a,a’)を有していて、前記前側および後側の通路壁(W1,W2)は、前記掻取り装置(9)の前記長手方向(L)で見て、端部において前記吸込み通路(11,12,13)に固定されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. 前側の通路壁(W1)に対する前記掻取り装置(9)の前記間隔(a’)と後側の通路壁(W2)に対する前記掻取り装置(9)の前記間隔(a)とは、互いに異なっている、請求項5記載の装置。
  7. 前記掻取り装置(9)の前記長手方向(L)に対して横方向にかつ前記搬送方向Fで見て、前記掻取り装置(9)は、前側の通路壁(W1)の延長部に取り付けられていて、前記吸込み通路(11,12,13)の、前記掻取り装置(9)と少なくとも部分的に向かい合って位置する前記後側の通路壁(W2)に対して8〜20mmの間隔(k)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  8. 前記底壁(8)はフレーム(24)に固定されていて、該フレーム(24)は、旋回軸(22)を介して旋回可能に、機械フレーム(MG)に取り付けられており、このとき前記旋回軸(22)は、前記掻取り装置(9)の前記長手方向(L)に対して平行に延びていて、前記フレーム(24)に、前記ドラフト装置(1)の前記トップローラ(3,5,7)の支持部(26,27,28)に取り付けられている、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 前記底壁(8)は、前記掻取り装置(9)の前記長手方向(L)に対して横方向に可動に前記フレーム(24)に取り付けられていて、少なくとも1つのばねエレメント(36)を介して作業位置において保持され、このとき前記ばねエレメント(36)は、一方では前記フレーム(24)に、かつ他方では前記底壁(8)に支持されており、さらに前記フレーム(24)と前記底壁(8)との間に取り付けられたアクチュエータ(38)が設けられていて、該アクチュエータ(38)を介して、前記底壁(8)は周期的に、前記掻取り装置(9)の前記長手方向(L)に対して横方向に移動可能である、請求項8記載の装置。
  10. 前記アクチュエータは、空気力作動式のベローズシリンダ(38)である、請求項9記載の装置。
  11. 前記吸込みフード(AH)は環状のシールエレメント(D)を備えていて、該シールエレメント(D)を介して前記吸込みフード(AH)は、前記底壁(8)に載置されていて、かつ固定手段(44)を介して保持される、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  12. 前記吸込みフード(AH)は透明な材料から成っている、請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。
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