JP2017513866A5 - - Google Patents

Description

本明細書で使用される「微粒子用量」という用語は、名目用量にＦＰＦを乗じたものと定義される。

Claims (18)

1. パーキンソン病（ＰＤ）患者のオフエピソードを治療する方法における使用のための医薬組成物であって、
   前記組成物は、微粒子用量（ＦＰＤ）のレボドパを含み、
   前記方法は、前記患者の肺系に前記組成物を投与することを含み、
   投与後、前記患者の統一パーキンソン病評価尺度（Ｕｎｉｆｉｅｄ Ｐａｒｋｉｎｓｏｎ’ｓ Ｄｉｓｅａｓｅ Ｒａｔｉｎｇ Ｓｃａｌｅ：ＵＰＤＲＳ）第三部スコアがプラセボ対照に比して少なくとも５ポイント改善されるか、投与後、前記患者のＵＰＤＲＳ第三部スコアが前記組成物の投与前の前記患者のＵＰＤＲＳスコアに比して少なくとも５〜１２ポイント改善される、医薬組成物。
2. 前記組成物の投与後６０分以内に、前記患者のＵＰＤＲＳ第三部スコアが、プラセボ対照に比して少なくとも５〜１０ポイント改善される、請求項１に記載の医薬組成物。
3. 前記患者の肺系に３０ｍｇ〜６０ｍｇの微粒子用量（ＦＰＤ）のレボドパが投与されるように前記組成物が投与される、請求項１または２に記載の医薬組成物。
4. 前記患者に３５ｍｇまたは５０ｍｇのＦＰＤのレボドパが投与されるように前記組成物が投与される、請求項１または２に記載の医薬組成物。
5. 前記組成物が、１つまたは２つのカプセルに含まれている、請求項３または４に記載の医薬組成物。
6. 前記組成物の経肺投与前のジスキネジアのレベルに比してジスキネジアの増大が前記患者に認められない、請求項１〜５のいずれか１項に記載の医薬組成物。
7. 前記組成物の投与前に１日３〜４回のオフエピソードが前記患者に認められるか、前記組成物の投与前に１日４〜８時間のオフエピソードが前記患者に認められる、請求項１〜６のいずれか１項に記載の医薬組成物。
8. 前記組成物が吸入装置によって前記肺系に送達され、前記吸入装置が乾燥粉末吸入器（ＤＰＩ）または定量吸入器（ＭＤＩ）である、請求項１〜７のいずれか１項に記載の医薬組成物。
9. 前記投与をオフ症状の出現時に実施する、請求項１〜８のいずれか１項に記載の医薬組成物。
10. パーキンソン病（ＰＤ）患者の平均１日オフ時間を短縮する方法における使用のための医薬組成物であって、
    前記組成物はレボドパを含み、
    前記方法は、前記患者の肺系に少なくとも１日２回、前記組成物を投与することを含み、
    前記患者の平均１日オフ時間が少なくとも１時間短縮される、医薬組成物。
11. 前記患者の平均１日オフ時間が少なくとも３時間短縮される、請求項１０に記載の医薬組成物。
12. 前記患者の肺系に３０ｍｇ〜６０ｍｇの微粒子用量（ＦＰＤ）のレボドパが投与されるように前記組成物が投与される、請求項１０または１１に記載の医薬組成物。
13. 前記患者に３５ｍｇまたは５０ｍｇのＦＰＤのレボドパが投与されるように前記組成物が投与される、請求項１０または１１に記載の医薬組成物。
14. 前記組成物が、１つまたは２つのカプセルに含まれている、請求項１２または１３に記載の医薬組成物。
15. 前記組成物の経肺投与前のジスキネジアのレベルに比してジスキネジアの増大が前記患者に認められない、請求項１０〜１４のいずれか１項に記載の医薬組成物。
16. 前記組成物の投与前に１日３〜４回のオフエピソードが前記患者に認められるか、前記組成物の投与前に１日４〜８時間のオフエピソードが前記患者に認められる、請求項１０〜１５のいずれか１項に記載の医薬組成物。
17. 前記組成物が吸入装置によって前記肺系に送達され、前記吸入装置が乾燥粉末吸入器（ＤＰＩ）または定量吸入器（ＭＤＩ）である、請求項１０〜１６のいずれか１項に記載の医薬組成物。
18. 前記投与をオフ症状の出現時に実施する、請求項１０〜１７のいずれか１項に記載の医薬組成物。