JP2015519404A5 - - Google Patents

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いくつかの実施形態では、本発明は、アミトリプチリンまたはその塩約2〜約25mgを含む、アミトリプチリンを含む経粘膜投与のための組成物であって、前記製剤が、投与の約0.05〜約2.5時間後に約20〜約200ng/mLのアミトリプチリンのCmax、および投与の約22〜約26時間後に約1〜約5ng/mLの最小アミトリプチリン血漿濃度をもたらし、組成物が、1日1回の投与で4日間以上投与される組成物を提供する。いくつかの実施形態では、本発明は、アミトリプチリンまたはその塩約2〜約25mgを含む、アミトリプチリンを含む経粘膜投与のための組成物であって、前記製剤が、投与の約0.05〜約5時間後に約20〜約200ng/mLのアミトリプチリンのCmax、および投与の約22〜約26時間後に約1〜約5ng/mLの最小アミトリプチリン血漿濃度をもたらし、組成物が、1日1回の投与で4日間以上投与される組成物を提供する。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
経粘膜吸収に適している、シクロベンザプリンを含む組成物。
(項目2)
経粘膜吸収に適している、シクロベンザプリンおよび塩基性化剤を含む組成物。
(項目3)
経粘膜吸収に適している、アミトリプチリンを含む組成物。
(項目4)
経粘膜吸収に適している、アミトリプチリンおよび塩基性化剤を含む組成物。
(項目5)
前記塩基性化剤が、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、重炭酸カルシウム、TRIS緩衝液、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸二カリウム、クエン酸三カリウム、クエン酸二ナトリウムおよびクエン酸三ナトリウムからなる群から選択される、項目2および4のいずれか一項に記載の組成物。
(項目6)
前記経粘膜吸収が、経口吸収である、項目1から5のいずれか一項に記載の組成物。
(項目7)
舌下投与に適している、項目6に記載の組成物。
(項目8)
舌下錠、舌下フィルム、舌下散剤、および舌下スプレー溶液からなる群から選択される形態である、項目7に記載の組成物。
(項目9)
口腔内投与に適している、項目6に記載の組成物。
(項目10)
口腔用錠剤、ロゼンジ、口腔用錠剤、および口腔用スプレー溶液からなる群から選択される形態である、項目9に記載の組成物。
(項目11)
前記経粘膜吸収が、鼻腔内吸収である、項目1から5のいずれか一項に記載の組成物。
(項目12)
鼻腔用スプレー溶液の形態の組成物である、項目11に記載の組成物。
(項目13)
前記経粘膜吸収が、経肺吸収である、項目1から5のいずれか一項に記載の組成物。
(項目14)
エアロゾル化組成物および吸入可能な乾燥散剤からなる群から選択される形態の組成物である、項目13に記載の組成物。
(項目15)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の15分後に0.1±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から14のいずれか一項に記載の組成物。
(項目16)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の30分後に0.5±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から15のいずれか一項に記載の組成物。
(項目17)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の45分後に1.5±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から16のいずれか一項に記載の組成物。
(項目18)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の1時間後に4.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から17のいずれか一項に記載の組成物。
(項目19)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の2時間後に5.2±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から18のいずれか一項に記載の組成物。
(項目20)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の3時間後に9.0±25%×10 −6 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から19のいずれか一項に記載の組成物。
(項目21)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の10時間後に5.0±25%×10 −7 mL −1 以下のdnC を有することを特徴とする、項目1から20のいずれか一項に記載の組成物。
(項目22)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の12時間後に5.0±25%×10 −7 mL −1 以下のdnC を有することを特徴とする、項目1から21のいずれか一項に記載の組成物。
(項目23)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の14時間後に5.0±25%×10 −7 mL −1 以下のdnC を有することを特徴とする、項目1から22のいずれか一項に記載の組成物。
(項目24)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の16時間後に5.0±25%×10 −7 mL −1 以下のdnC を有することを特徴とする、項目1から23のいずれか一項に記載の組成物。
(項目25)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の18時間後に5.0±25%×10 −7 mL −1 以下のdnC を有することを特徴とする、項目1から24のいずれか一項に記載の組成物。
(項目26)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、0.02±25%×10 −6 hr・mL −1 以上のdnAUC 0−20min 、0.05±25%×10 −6 hr・mL −1 以上のdnAUC 0−30min 、0.14±25%×10 −6 hr・mL −1 以上のdnAUC 0−45min 、0.26±25%×10 −6 hr・mL −1 以上のdnAUC 0−1h 、0.87±25%×10 −6 hr・mL −1 以上のdnAUC 0−2h 、または1.23±25%×10 −6 hr・mL −1 以上のdnAUC 0−2.5h を有することを特徴とする、項目1から25のいずれか一項に記載の組成物。
(項目27)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、20mL −1 ・hr −1 以上のdnAUC 0−∞h を有することを特徴とする、項目1から26のいずれか一項に記載の組成物。
(項目28)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、1.0±25%×10 −6 mL −1 以上のdnC max を有することを特徴とする、項目1から27のいずれか一項に記載の組成物。
(項目29)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の4時間後に前記C max の50%以下の血漿濃度を有することを特徴とする、項目1から28のいずれか一項に記載の組成物。
(項目30)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の6時間後に前記C max の50%以下の血漿濃度を有することを特徴とする、項目1から29のいずれか一項に記載の組成物。
(項目31)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の8時間後に前記C max の50%以下の血漿濃度を有することを特徴とする、項目1から30のいずれか一項に記載の組成物。
(項目32)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の12時間後にC max の50%以下の血漿濃度を有することを特徴とする、項目1から31のいずれか一項に記載の組成物。
(項目33)
前記シクロベンザプリンが、0.1mg〜10mgの量で存在する、項目1から32のいずれか一項に記載の組成物。
(項目34)
前記シクロベンザプリンが、0.1mg〜5mgの量で存在する、項目33に記載の組成物。
(項目35)
前記シクロベンザプリンが、約2.4mgの量で存在する、項目34に記載の組成物。
(項目36)
前記シクロベンザプリンが、約2.4mg未満の量で存在する、項目34に記載の組成物。
(項目37)
前記シクロベンザプリンが、約4.8mgの量で存在する、項目34に記載の組成物。
(項目38)
前記シクロベンザプリンが、約4.8mg未満の量で存在する、項目34に記載の組成物。
(項目39)
経粘膜吸収により投与された場合、10ng/mL以上のシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目1から38のいずれか一項に記載の組成物。
(項目40)
経粘膜吸収により投与された場合、15ng/mL以上のシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目39に記載の組成物。
(項目41)
経粘膜吸収により投与された場合、20ng/mL以上のシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目40に記載の組成物。
(項目42)
経粘膜吸収により投与された場合、25ng/mL以上のシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目41に記載の組成物。
(項目43)
経粘膜吸収により投与された場合、30ng/mL以上のシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目42に記載の組成物。
(項目44)
経粘膜吸収により投与された場合、投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを10ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目1から43のいずれか一項に記載の組成物。
(項目45)
経粘膜吸収により投与された場合、投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを15ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目44に記載の組成物。
(項目46)
経粘膜吸収により投与された場合、投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを20ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目45に記載の組成物。
(項目47)
経粘膜吸収により投与された場合、投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを25ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目46に記載の組成物。
(項目48)
経粘膜吸収により投与された場合、投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを30ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目47に記載の組成物。
(項目49)
経粘膜吸収により投与された場合、4時間未満のシクロベンザプリンのt max をもたらすことを特徴とする、項目1から48のいずれか一項に記載の組成物。
(項目50)
経粘膜吸収により投与された場合、3時間未満のシクロベンザプリンのt max をもたらすことを特徴とする、項目49に記載の組成物。
(項目51)
経粘膜吸収により投与された場合、2時間未満のシクロベンザプリンのt max をもたらすことを特徴とする、項目50に記載の組成物。
(項目52)
経粘膜吸収により投与された場合、1時間未満のシクロベンザプリンのt max をもたらすことを特徴とする、項目51に記載の組成物。
(項目53)
経粘膜吸収により投与された場合、45分未満のシクロベンザプリンのt max をもたらすことを特徴とする、項目52に記載の組成物。
(項目54)
経粘膜吸収により投与された場合、30分未満のシクロベンザプリンのt max をもたらすことを特徴とする、項目53に記載の組成物。
(項目55)
経粘膜吸収により投与された場合、15分未満のシクロベンザプリンのt max をもたらすことを特徴とする、項目54に記載の組成物。
(項目56)
経粘膜吸収により投与された場合、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも50%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらすことを特徴とする、項目1から55のいずれか一項に記載の組成物。
(項目57)
経粘膜吸収により投与された場合、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも60%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらすことを特徴とする、項目56に記載の組成物。
(項目58)
経粘膜吸収により投与された場合、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも70%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらすことを特徴とする、項目57に記載の組成物。
(項目59)
経粘膜吸収により投与された場合、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも80%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらすことを特徴とする、項目58に記載の組成物。
(項目60)
経粘膜吸収により投与された場合、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも90%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらすことを特徴とする、項目59に記載の組成物。
(項目61)
経粘膜吸収により投与された場合、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも95%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらすことを特徴とする、項目60に記載の組成物。
(項目62)
項目1から61のいずれか一項に記載の組成物を、経粘膜吸収により投与するステップを含む、疾患または状態の処置を必要とする個体の疾患または状態を処置する方法。
(項目63)
前記疾患または状態が、外傷後ストレス障害(PTSD)である、項目62に記載の方法。
(項目64)
前記組成物の投与により、外傷事象後のPTSDの発症が処置される、項目63に記載の方法。
(項目65)
前記組成物の投与により、外傷事象後のPTSDの開始が処置される、項目63に記載の方法。
(項目66)
前記組成物の投与により、外傷事象後のPTSDの強化が処置される、項目63に記載の方法。
(項目67)
前記組成物の投与により、外傷事象後のPTSDの永続化が処置される、項目63に記載の方法。
(項目68)
前記疾患または状態が、線維筋痛症、うつ病、外傷性脳傷害、睡眠障害、非回復性睡眠、慢性疼痛、筋痙縮、および不安障害からなる群から選択される、項目62に記載の方法。
(項目69)
前記塩基性化剤が、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、重炭酸カルシウム、TRIS緩衝液、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸二カリウム、クエン酸三カリウム、クエン酸二ナトリウムおよびクエン酸三ナトリウムからなる群から選択される、項目62から68のいずれか一項に記載の方法。
(項目70)
前記経口吸収が、舌下吸収である、項目62から69のいずれか一項に記載の方法。
(項目71)
前記組成物が、舌下錠、舌下フィルム、舌下散剤、および舌下スプレー溶液からなる群から選択される形態の組成物である、項目70に記載の方法。
(項目72)
前記経口吸収が、口腔内吸収である、項目62から69のいずれか一項に記載の方法。
(項目73)
前記組成物が、口腔用錠剤、ロゼンジ、口腔用錠剤、および口腔用スプレー溶液からなる群から選択される、項目72に記載の方法。
(項目74)
前記経粘膜吸収が、鼻腔内吸収である、項目62から73のいずれか一項に記載の方法。
(項目75)
前記組成物が、鼻腔用スプレー溶液の形態の組成物である、項目74に記載の方法。
(項目76)
前記経粘膜吸収が、経肺吸収である、項目62から73のいずれか一項に記載の方法。
(項目77)
前記組成物が、エアロゾル化組成物および吸入可能な乾燥散剤からなる群から選択される形態の組成物である、項目76に記載の方法。
(項目78)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の20分後に1.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から77のいずれか一項に記載の方法。
(項目79)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の30分後に2.5±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から78のいずれか一項に記載の方法。
(項目80)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の45分後に3.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から79のいずれか一項に記載の方法。
(項目81)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の1時間後に4.2±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から80のいずれか一項に記載の方法。
(項目82)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の2時間後に6.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から81のいずれか一項に記載の方法。
(項目83)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の3時間後に7.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から82のいずれか一項に記載の方法。
(項目84)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の3.3時間後に8.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から83のいずれか一項に記載の方法。
(項目85)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の12時間後に5.0±25%×10 −7 mL −1 以下のdnC を有する、項目62から84のいずれか一項に記載の方法。
(項目86)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の14時間後に5.0±25%×10 −7 mL −1 以下のdnC を有する、項目62から85のいずれか一項に記載の方法。
(項目87)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の16時間後に5.0±25%×10 −7 mL −1 以下のdnC を有する、項目62から86のいずれか一項に記載の方法。
(項目88)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の18時間後に5.0±25%×10 −7 mL −1 以下のdnC を有する、項目62から87のいずれか一項に記載の方法。
(項目89)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、0.02±25%×10 −6 hr・mL −1 以上のdnAUC 0−20min 、0.05±25%×10 −6 hr・mL −1 以上のdnAUC 0−30min 、0.14±25%×10 −6 hr・mL −1 以上のdnAUC 0−45min 、0.26±25%×10 −6 hr・mL −1 以上のdnAUC 0−1h 、0.87±25%×10 −6 hr・mL −1 以上のdnAUC 0−2h 、または1.23±25%×10 −6 hr・mL −11 以上のdnAUC 0−2.5h を有する、項目62から88のいずれか一項に記載の方法。
(項目90)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、20mL −1 ・hr −1 以上のdnAUC 0−∞h を有する、項目62から89のいずれか一項に記載の方法。
(項目91)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、1.0±25%×10 −6 mL −1 以上のdnC max を有する、項目62から90のいずれか一項に記載の方法。
(項目92)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の4時間後に前記C max の50%以下の血漿濃度を有する、項目62から91のいずれか一項に記載の方法。
(項目93)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の6時間後に前記C max の50%以下の血漿濃度を有する、項目62から92のいずれか一項に記載の方法。
(項目94)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の8時間後に前記C max の50%以下の血漿濃度を有する、項目62から93のいずれか一項に記載の方法。
(項目95)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の12時間後に前記C max の50%以下の血漿濃度を有する、項目62から94のいずれか一項に記載の方法。
(項目96)
前記シクロベンザプリンが、前記組成物中に0.1mg〜10mgの量で存在する、項目62から95のいずれか一項に記載の方法。
(項目97)
前記シクロベンザプリンが、前記組成物中に0.1mg〜5mgの量で存在する、項目96に記載の方法。
(項目98)
前記シクロベンザプリンが、前記組成物中に約2.4mgの量で存在する、項目97に記載の方法。
(項目99)
前記シクロベンザプリンが、約2.4mg未満の量で存在する、項目98に記載の方法。
(項目100)
前記シクロベンザプリンが、約4.8mgの量で存在する、項目99に記載の方法。
(項目101)
前記シクロベンザプリンが、約4.8mg未満の量で存在する、項目100に記載の方法。
(項目102)
前記組成物が、10ng/mL以上のシクロベンザプリンのC max をもたらす、項目62から101のいずれか一項に記載の方法。
(項目103)
前記組成物が、15ng/mL以上のシクロベンザプリンのC max をもたらす、項目102に記載の方法。
(項目104)
前記組成物が、20ng/mL以上のシクロベンザプリンのC max をもたらす、項目103に記載の方法。
(項目105)
前記組成物が、25ng/mL以上のシクロベンザプリンのC max をもたらす、項目104に記載の方法。
(項目106)
前記組成物が、30ng/mL以上のシクロベンザプリンのC max をもたらす、項目105に記載の方法。
(項目107)
前記組成物が、投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを10ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max をもたらす、項目62から106のいずれか一項に記載の方法。
(項目108)
前記組成物が、投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを15ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max をもたらす、項目107に記載の方法。
(項目109)
前記組成物が、投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを20ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max をもたらす、項目108に記載の方法。
(項目110)
前記組成物が、投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを25ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max をもたらす、項目109に記載の方法。
(項目111)
前記組成物が、投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを30ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max をもたらす、項目110に記載の方法。
(項目112)
前記組成物が、4時間未満のシクロベンザプリンのt max をもたらす、項目62から111のいずれか一項に記載の方法。
(項目113)
前記組成物が、3時間未満のシクロベンザプリンのt max をもたらす、項目112に記載の方法。
(項目114)
前記組成物が、2時間未満のシクロベンザプリンのt max をもたらす、項目113に記載の方法。
(項目115)
前記組成物が、1時間未満のシクロベンザプリンのt max をもたらす、項目114に記載の方法。
(項目116)
前記組成物が、45分未満のシクロベンザプリンのt max をもたらす、項目115に記載の方法。
(項目117)
前記組成物が、30分未満のシクロベンザプリンのt max をもたらす、項目116に記載の方法。
(項目118)
前記組成物が、15分未満のシクロベンザプリンのt max をもたらす、項目117に記載の方法。
(項目119)
前記組成物が、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも50%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらす、項目62から118のいずれか一項に記載の方法。
(項目120)
前記組成物が、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも60%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらす、項目119に記載の方法。
(項目121)
前記組成物が、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも70%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらす、項目120に記載の方法。
(項目122)
前記組成物が、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも80%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらす、項目121に記載の方法。
(項目123)
前記組成物が、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも90%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらす、項目122に記載の方法。
(項目124)
前記組成物が、投与の8時間後までに前記C max の少なくとも95%が低下するシクロベンザプリンの血漿レベルをもたらす、項目123に記載の方法。
(項目125)
約2〜約20mgのシクロベンザプリンまたはその塩を含む、シクロベンザプリンを含む経粘膜投与のための組成物であって、前記製剤が、投与の約0.0.05〜約2.5時間後に約20〜約200ng/mLのシクロベンザプリンのC max 、および投与の約22〜約26時間後に約1〜約5ng/mLの最小シクロベンザプリン血漿濃度をもたらし、前記組成物が、1日1回の投与で4日間以上投与される、組成物。
(項目126)
ヒト患者の線維筋痛症の症状を低減する方法であって、約2〜約20mgのシクロベンザプリンまたはその塩を含む経粘膜投与製剤を投与するステップを含み、前記製剤が、投与の約0.05〜約2.5時間後に約20〜約200ng/mLのシクロベンザプリンのC max 、および投与の約22〜約26時間後に約1〜約5ng/mLの最小血漿濃度をもたらし、前記組成物が、1日1回の投与で4日間以上投与され、そして睡眠前の2時間以内に投与される、方法。
(項目127)
約2〜約25mgのアミトリプチリンまたはその塩を含む、アミトリプチリンを含む経粘膜投与のための組成物であって、前記製剤が、投与の約0.05〜約2.5時間後に約20〜約200ng/mLのアミトリプチリンのC max 、および投与の約22〜約26時間後に約1〜約5ng/mLの最小アミトリプチリン血漿濃度をもたらし、前記組成物が、1日1回の投与で4日間以上投与される、組成物。
(項目128)
ヒト患者の線維筋痛症の症状を低減する方法であって、約2〜約25mgのアミトリプチリンまたはその塩を含む経粘膜投与製剤を投与するステップを含み、前記製剤が、投与の約0.05〜約2.5時間後に約20〜約200ng/mLのアミトリプチリンのC max 、および投与の約22〜約26時間後に約1〜約5ng/mLの最小血漿濃度をもたらし、前記組成物が、1日1回の投与で4日間以上投与され、そして睡眠前の2時間以内に投与される、方法。
(項目129)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の20分後に1.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から14のいずれか一項に記載の組成物。
(項目130)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の20分後に157.60×10 −9 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から14のいずれか一項に記載の組成物。
(項目131)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の30分後に2.5±25%×10 −7 のdnC を有することを特徴とする、項目1から14のいずれか一項に記載の組成物。
(項目132)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の45分後に3.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から14のいずれか一項に記載の組成物。
(項目133)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の60分後に4.2±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から14のいずれか一項に記載の組成物。
(項目134)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の2時間後に6.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から14のいずれか一項に記載の組成物。
(項目135)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の2.5時間後に6.5±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から14のいずれか一項に記載の組成物。
(項目136)
経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の3時間後に7.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有することを特徴とする、項目1から14のいずれか一項に記載の組成物。
(項目137)
前記シクロベンザプリンが、2.8mgの量で存在する、項目1から32のいずれか一項に記載の組成物。
(項目138)
前記シクロベンザプリンが、5.6mgの量で存在する、項目1から32のいずれか一項に記載の組成物。
(項目139)
前記シクロベンザプリンが、約9mg未満の量で存在する、項目1から32のいずれか一項に記載の組成物。
(項目140)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の20分後に1.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から77のいずれか一項に記載の方法。
(項目141)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の30分後に2.5±25%×10 −7 以上のdnC を有する、項目62から77のいずれか一項に記載の方法。
(項目142)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の45分後に3.0±25%×10 −7 以上のdnC を有する、項目62から77のいずれか一項に記載の方法。
(項目143)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の1時間後に4.2±25%×10 −7 以上のdnC を有する、項目62から77のいずれか一項に記載の方法。
(項目144)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の2時間後に6.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から77のいずれか一項に記載の方法。
(項目145)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の2.5時間後に6.5±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から77のいずれか一項に記載の方法。
(項目146)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の2.5時間後に727.67±25%×10 −9 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から77のいずれか一項に記載の方法。
(項目147)
前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の3時間後に7.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、項目62から77のいずれか一項に記載の方法。
(項目148)
経粘膜吸収により投与された場合、2ng/mL以上のシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目1から38のいずれか一項に記載の組成物。
(項目149)
経粘膜吸収により投与された場合、投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを2ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max をもたらすことを特徴とする、項目1から43のいずれか一項に記載の組成物。

Claims (16)

  1. 経粘膜吸収に適している、シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンを含む組成物であって、前記組成物は、必要に応じてさらに塩基性化剤を含む、組成物
  2. 前記経粘膜吸収が、経口吸収であり、例えば、前記組成物は、舌下投与に適している、請求項に記載の組成物。
  3. 前記塩基性化剤が、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、重炭酸カルシウム、TRIS緩衝液、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸二カリウム、クエン酸三カリウム、クエン酸二ナトリウムおよびクエン酸三ナトリウムからなる群から選択される、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、
    i)投与の15分後に0.1±25%×10−7mL−1以上のdnCを有する;投与の30分後に0.5±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の45分後に1.5±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の1時間後に4.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の2時間後に5.2±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の3時間後に9.0±25%×10 −6 mL −1 以上のdnC を有する;および/または投与の10、12、14、16、もしくは18時間後に5.0±25%×10 −7 mL −1 以下のdnC を有する;あるいは
    ii)投与の20分後に1.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の20分後に157.60×10 −9 mL −1 以上のdnC を有する;投与の30分後に2.5±25%×10 −7 のdnC を有する;投与の45分後に3.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の60分後に4.2±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の2時間後に6.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の2.5時間後に6.5±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;または投与の3時間後に7.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する
    ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、
    i)0.02±25%×10−6hr・mL−1以上のdnAUC0−20min、0.05±25%×10−6hr・mL−1以上のdnAUC0−30min、0.14±25%×10−6hr・mL−1以上のdnAUC0−45min、0.26±25%×10−6hr・mL−1以上のdnAUC0−1h、0.87±25%×10−6hr・mL−1以上のdnAUC0−2h、または1.23±25%×10−6hr・mL−1以上のdnAUC0−2.5hを有する;および/あるいは
    ii)20mL −1 ・hr −1 以上のdnAUC 0−∞h を有する
    ことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物。
  6. 経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、1.0±25%×10−6mL−1以上のdnCmax を有することを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物。
  7. 経粘膜吸収により投与された場合、前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、投与の4、6、8、および/または12時間後に前記Cmaxの50%以下の血漿濃度を有することを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物。
  8. 経粘膜吸収により投与された場合、前記組成物が、
    i)2ng/mL以上、10ng/mL以上、15ng/mL以上、20ng/mL以上、25ng/mL以上、または30ng/mL以上のシクロベンザプリンのCmax ;および/または
    ii)投与直前の前記個体におけるシクロベンザプリンのベースラインレベルを2ng/mL以上、10ng/mL以上、15ng/mL以上、20ng/mL以上、25ng/mL以上、または30ng/mL以上上回るシクロベンザプリンのC max
    をもたらすことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物。
  9. 経粘膜吸収により投与された場合、前記組成物が、4時間未満、3時間未満、2時間未満、1時間未満、45分未満、30分未満、または15分未満のシクロベンザプリンのtmaxをもたらすことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物。
  10. 請求項1に記載の組成物であって、
    i)2〜20mgのシクロベンザプリンまたはその塩を含む、経粘膜投与のためのシクロベンザプリンであって、前記製剤が、投与の0.05〜2.5時間後に2〜200ng/mLのシクロベンザプリンのCmax、および投与の2〜26時間後に1〜5ng/mLの最小シクロベンザプリン血漿濃度をもたらし、前記組成物が、毎日の投与で4日間以上投与される、シクロベンザプリン;あるいは
    ii)2〜25mgのアミトリプチリンまたはその塩を含む、経粘膜投与のためのアミトリプチリンであって、前記製剤が、投与の0.05〜2.5時間後に20〜200ng/mLのアミトリプチリンのC max 、および投与の22〜26時間後に1〜5ng/mLの最小アミトリプチリン血漿濃度をもたらし、前記組成物が、毎日の投与で4日間以上投与される、アミトリプチリン
    を含む、組成物
  11. 体の疾患または状態を処置する方法における使用のための請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物であって、前記方法は、前記組成物を経粘膜吸収により投与するステップを含む、組成物
  12. 前記経粘膜吸収が、舌下吸収であり、必要に応じて前記組成物が、舌下錠、舌下フィルム、舌下散剤、および舌下スプレー溶液からなる群から選択される形態の組成物である、請求項11に記載の使用のための組成物
  13. 前記疾患または状態が、外傷後ストレス障害(PTSD)である、請求項11または12に記載の使用のための組成物
  14. 前記疾患または状態が、線維筋痛症、うつ病、外傷性脳傷害、睡眠障害、非回復性睡眠、慢性疼痛、筋痙縮、および不安障害からなる群から選択される、請求項11または12に記載の使用のための組成物
  15. 前記シクロベンザプリンまたはアミトリプチリンが、
    i)投与の20分後に1.0±25%×10−7mL−1以上のdnCを有する;投与の30分後に2.5±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の45分後に3.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の1時間後に4.2±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の2時間後に6.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の3時間後に7.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の3.3時間後に8.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;ならびに/または投与の12、14、16、および/もしくは18時間後に5.0±25%×10 −7 mL −1 以下のdnC を有する;あるいは
    ii)投与の20分後に1.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の30分後に2.5±25%×10 −7 以上のdnC を有する;投与の45分後に3.0±25%×10 −7 以上のdnC を有する;投与の1時間後に4.2±25%×10 −7 以上のdnC を有する;投与の2時間後に6.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の2.5時間後に6.5±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する;投与の2.5時間後に727.67±25%×10 −9 mL −1 以上のdnC を有する;または投与の3時間後に7.0±25%×10 −7 mL −1 以上のdnC を有する、
    請求項11〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物
  16. ヒト患者の線維筋痛症の症状を低減する方法における使用のための請求項1に記載の組成物であって、前記方法は、
    i)2〜20mgのシクロベンザプリンまたはその塩を含む経粘膜投与製剤を投与するステップであって、前記製剤が、投与の0.05〜2.5時間後に2〜200ng/mLのシクロベンザプリンのCmax、および投与の2〜26時間後に1〜5ng/mLの最小血漿濃度をもたらし、前記組成物が、毎日の投与で4日間以上投与され、そして前記組成物は、睡眠前の2時間以内に投与される、ステップ;あるいは
    ii)2〜25mgのアミトリプチリンまたはその塩を含む経粘膜投与製剤を投与するステップであって、前記製剤が、投与の0.05〜2.5時間後に20〜200ng/mLのアミトリプチリンのC max 、および投与の22〜26時間後に1〜5ng/mLの最小血漿濃度をもたらし、前記組成物が、毎日の投与で4日間以上投与され、そして前記組成物は、睡眠前の2時間以内に投与される、ステップ
    を含む、組成物。
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