JP2020002150A - 15−hepeを含む薬学的組成物ならびにこれを用いた喘息及び肺障害の治療方法 - Google Patents

15−hepeを含む薬学的組成物ならびにこれを用いた喘息及び肺障害の治療方法 Download PDF

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Abstract

【課題】喘息を治療するための医薬組成物の提供。【解決手段】15−HEPE遊離酸100mgから約1,000mgを含み、該組成物が毎日投与されるように調剤されている、医薬組成物。投与量単位がカプセルを含む。15−HEPE遊離酸が、組成物の少なくとも約90重量%を含む。組成物が、15−HEPE遊離酸400mgから約7700mgを含む。組成物が、第2の活性剤をさらに含み、第2の活性剤が、短時間作用型気管支拡張薬、長時間作用型気管支拡張薬、ホスホジエステラーゼ−4阻害剤、副腎皮質ステロイド、ロイコトリエン受容体アンタゴニスト、去痰薬、及びメチルキサンチンからなる群から選択される。【選択図】なし

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2014年1月10日出願の「PHARMACEUTICAL COMPO
SITIONS COMPRISING 15−OHEPA AND METHODS
OF TREATING ASTHMA AND LUNG DISORDERS US
ING SAME」と題された米国仮特許出願第61/926,052号に対する優先権
を主張し、当該出願の内容は全て、本明細書に参照により組み込まれる。
本開示は概して、喘息及び肺障害の治療及び/または予防のための、単独でまたは他の
活性剤との組み合わせで使用される15−HEPEを含む組成物に関する。
全世界で数百万人が、肺疾患及び障害、例えば喘息及びCOPDに罹患している。
喘息は、気道に炎症を起こし、気道を狭める慢性肺疾患である。筋肉の締付け及び炎症
の結果、気道が狭くなる。気道が狭くなると、肺への空気流が少なくなる。喘息患者は、
空気中物質に強く反応する傾向があり、このことは粘液生成の増大を引き起こし、本格的
な喘息発作への連鎖反応を開始する。症状は、喘鳴、胸部絞扼感、息切れ、咳の再発期間
を含み、極端な場合、致命的である場合もある。
喘息は全ての年齢の人が罹患するが、ほとんどの場合、小児期に発症する。de Ni
jsら(Eur.Respir.Rev.,vol.22(127),pp.44〜52
(2013年3月1日))によるある研究によると、喘息患者の約95%が、6歳より前
に最初の発症を有する。男児は、女児より喘鳴及び喘息の蔓延を有することが一貫して報
告されている。しかしながら、11歳では、男児(7.7%)及び女児(7.4%)の喘
息有病率は同様であり、16歳以降では、この疾患は男性(4.3%)より女性(6.2
%)で多い。
小児期発症喘息と関連付けられる有力な危険因子は、遺伝的素因、アレルギー及び喘息
の家族歴、ウイルス呼吸器感染、細菌コロニー形成、アレルギー感作、ならびにタバコ曝
露である。
大規模な前向き追跡研究により、長期間続くアレルゲンへの幼児期かつ持続的な感作は
、小児期における喘息の強い危険因子であることが示されている。さらに、小児期発症喘
息は典型的に、アレルギー性鼻炎及びアトピー性皮膚炎を含む他のアトピー性疾患と関連
付けられる。成人年齢でさえも、全特異的免疫グロブリンIgEの量は、成人発症喘息よ
り小児期発症喘息において高い。したがって、アトピー及びアレルギーは小児期に発症す
る喘息に密接に関係しているようである。
ウイルス感染は、幼児期喘息を発展する別の危険因子である。長期追跡研究により、ラ
イノウイルス感染と関連付けられる喘鳴発症は6歳までの喘息の強い予測子であることが
示されている。しかしながら、幼児期喘鳴症状ならびに喘息及びアトピー素因を有する小
児は下気道感染の危険性が高いことも研究により報告されている。それゆえ、ウイルス感
染及び喘息発展の因果関係の傾向はまだ不明である。
胎児期及び出生後の喫煙曝露は、特に出生後数年において、喘息及び他の喘鳴障害に関
連付けられている。また、交通関連の空気汚染への曝露は小児喘息を引き起こす場合があ
る。
副腎皮質ステロイドを日常的に吸入することは、小児期発症アレルギー性喘息における
喘息制御の改善において非常に有効である。
1.成人発症喘息
喘息症状が成人期に初めて現れる場合、成人発症喘息または晩期発症喘息が考慮される
。成人発症喘息のいくつかの定義は文献で見ることができる。晩期発症喘息期間を決定す
る、診断年齢は、12歳〜65歳以上で変動する。
小児期発症喘息とは対照的に、成人発症喘息と関連付けられる有病率及び要因について
はあまり知られていない。主に女性がかかり、寛解率が低く、アレルギー性及びアトピー
性疾患とあまり関連付けられないことが研究により示されている。さらに、成人発症喘息
の患者の多くは予後不良を有し、肺機能がより速く低下し、より重篤な持続性の気流限界
を有する。新規発症型成人重症喘息患者は、短期間の喘息を有した場合でさえも、易感染
性肺機能を有し、このことは、初期診断時またはその直後に肺機能が顕著に失われること
を示す。まだ、成人発症喘息は、大部分は調査中であり、完全に理解されるにはほど遠い
2.成人発症喘息の疫学
過去20年間で、全喘息有病率は38%増大しており、喘息様症状及びアレルギー性鼻
炎における同様の増大と並行している。有病率は小児においてより広範に研究されてきた
が、ほとんどの研究から、成人でも喘息有病率が現実に増大していることが確認されてい
る。集合母集団研究からの成人の喘息発生率の見積もりは、女性で1,000人年当たり
4.6件、及び男性で3.6件であると見られ、年齢と共により高い発生率に向かう傾向
がある。65歳以上の成人における新規診断喘息の5歳ごと及び性別特異的発生率は、1
00,000人当たり103と見積もられ、65歳以上の人では喘息の2/3が死亡する
。成人発症喘息の長期結果及び喘息重症度の経時変化を調査した研究は1つだけある。こ
の研究では、対象の95%は診断5年後、まだ活性喘息を有し、その半数は中程度〜重篤
な疾患を有した。比較的低い寛解率のために、より高齢の成人(65歳以上)における喘
息の有病率は10%と高いことが報告されており、このうち64〜75歳の年齢群では女
性が多数を占める。それでも、これらの研究は、喘息の真の有病率及び発生率をおそらく
少なく見積もっている。
アトピー及びアトピー性障害に加えて、喘息は他の疾患の合併症状態である場合がある
。喘息は鎌状赤血球症(SCD)の通常の合併症要因である。しかしながら、SCDにお
ける喘息発生率は、一般集団における割合と比較して予想されるより非常に高い。SCD
における「喘息」が遺伝的要因及び環境要因に純粋に関連するかどうか、またはむしろ根
本的な溶血性及び炎症性状態の結果であるかは、近年の討議の論題である。病因に関わら
ず、喘息悪化と関連付けられる気管支収縮及び炎症により誘発される低酸素血症は、SC
Dの鎌状化及び続く合併症の周期に寄与するであろう。最近の研究から、喘息によりSC
Dの合併症、例えば疼痛発作、急性胸部症候群、及び卒中にかかりやすくなること、及び
喘息は高い死亡率と関連付けられることが確認されている。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、米国で第4位の死亡原因であり、年間110,00
0を超える死亡の原因である。COPDは、慢性気管支炎及び肺気腫の両方を包含し、気
道狭窄、空気とらえ込み、肺胞破壊、ならびに過剰な気道炎症及び酸化的ストレスにより
特徴付けられる。タバコの煙(CS)はCOPDの最も一般的な原因である。COPDで
は、炎症及び酸化的ストレスの両方における顕著な増大があり、このことはマウスをタバ
コの煙に曝露することにより再現することができる。
現在、短時間作用型気管支拡張薬(すなわち、短時間作用型ベータアゴニスト)、長時
間作用型気管支拡張薬(すなわち、長時間作用型ベータアゴニスト)、ホスホジエステラ
ーゼ−4(「PDE4」)阻害剤、副腎皮質ステロイド、ロイコトリエン受容体アンタゴ
ニスト、去痰薬、及びメチルキサンチンを含む、肺疾患及び障害の治療のための多くのレ
ジメンが存在する。しかしながら、かかる薬物は、症状を低減させ、進行を遅延させ、ま
たは状態の臨床的徴候の過程を逆戻りさせることにおいて必ずしも有効ではない。加えて
、現在のレジメンは、副作用のために、及び対象の肺への不十分な送達により、用量強度
が制限される。
本開示は、喘息またはCOPDなどの肺疾患または障害の治療のための、単独で、組み
合わせで、及び/または第2の活性剤との組み合わせで使用される、例えば15−HEP
E(「15−OHEPA」とも呼ばれる)を含む脂肪酸剤を含む、組成物を提供する。
また、本開示は、治療的に有効な量の15−HEPEまたはこれらの組み合わせを含む
薬学的組成物を対象に投与することを含む、必要のある対象で15−HEPEにより仲介
される肺疾患または障害を治療するための方法を提供する。いくつかの実施形態では、本
薬学的組成物は、約5μg〜約10,000mgの15−HEPE、例えば、約50μg
〜約4,000mgの15−HEPEを含む。いくつかの実施形態では、本方法は、1日
当たり約50mg〜約4,000mgの15−HEPEを対象に経口投与することを含む
また、本開示は、治療的に有効な量の15−HEPEを含む薬学的組成物を対象に投与
することを含む、必要のある対象で15−HEPEにより仲介される肺疾患または障害を
治療するための方法を提供する。いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、約5μg
〜約10,000mgの15−HEPE、例えば、約50μg〜約4,000mgの15
−HEPEを含む。いくつかの実施形態では、本方法は、1日当たり約50mg〜約4,
000mgの15−HEPEを対象に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、1つ以上の薬学的に許容される賦形剤を
含む。
いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、第2の活性剤を含む。いくつかの実施形
態では、この第2の活性剤は、短時間作用型気管支拡張薬(すなわち、短時間作用型ベー
タアゴニスト)、長時間作用型気管支拡張薬(すなわち、長時間作用型ベータアゴニスト
)、ホスホジエステラーゼ−4(「PDE4」)阻害剤、副腎皮質ステロイド、ロイコト
リエン受容体アンタゴニスト、去痰薬、及びメチルキサンチンのうちの1つ以上である。
いくつかの実施形態では、投与ステップは、乾燥粉末吸入器により対象の肺に薬学的組
成物を送達することを含む。いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、乾燥粉末形態
である。
いくつかの実施形態では、投与ステップは、測定用量吸入器により対象の肺に薬学的組
成物を送達することを含む。いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、粉末形態であ
る。いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、噴射剤をさらに含む。
いくつかの実施形態では、投与ステップは、噴霧器により対象の肺に薬学的組成物を送
達することを含む。いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、溶媒系を含む溶液であ
る。いくつかの実施形態では、溶媒系は、アルコール及び/またはポリオールを含む。い
くつかの実施形態では、溶媒系は、アルコールまたはポリオールを含まない。いくつかの
実施形態では、本薬学的組成物は、懸濁液である。
いくつかの実施形態では、本薬学的組成物の投与ステップは、経口剤形によるものを含
む。いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、固体剤形の形態である。好適な固体剤
形の例として、錠剤(例えば懸濁錠剤、バイト懸濁錠剤、迅速分散錠剤、チュアブル錠、
溶解錠剤、発泡性錠剤、二層錠剤など)、カプレット、カプセル(例えば固体及び/また
は液体で充填された軟質または硬質ゼラチンカプセル)、粉末(例えば包装粉末、分配可
能粉末、または発泡性粉末)、舐剤、サシェ、カシェ剤、トローチ、小丸薬、顆粒剤、微
粒剤、カプセル封入微粒剤、粉末エーロゾル製剤、または経口投与に合理的に適合された
任意の他の固体剤形が挙げられるが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、本分野で既知の方法により静脈内または
筋内注入用に製剤化される。
いくつかの実施形態では、本方法は、15−HEPEを含む薬学的組成物を第2の活性
剤と共投与することを含む。いくつかの実施形態では、第2の活性剤は、本薬学的組成物
と共に製剤化される。いくつかの実施形態では、第2の活性剤は、15−HEPEを含む
薬学的組成物と同時に、これに付随して、またはこれの1〜24時間以内に投与される。
一実施形態では、15−HEPEはエステルの形態である。別の実施形態では、本組成
物は、15−HEPEのC〜Cアルキルエステルを含む。別の実施形態では、本組成
物は、メチルエステル、プロピルエステル、またはブチルエステルを含む。別の実施形態
では、15−HEPEは、薬学的に許容される塩の形態である。
別の実施形態では、15−HEPEは、15−HEPEのリチウム、モノ、ジ、もしく
はトリグリセリド、または任意の他のエステルを含む。別の実施形態では、15−HEP
Eは、ナトリウム、リジン、オルニチン、ピペラジン、またはメグルミンを含むが、これ
らに限定されない塩を含む。また別の実施形態では、15−HEPEは15−HEPEの
遊離酸形態である。
一実施形態では、本発明の組成物中に存在する15−HEPEは、少なくとも90重量
%の15−HEPEを含む(用語「15−HEPE」は本明細書で定義され、例示される
とおりである)。15−HEPE組成物は、さらにより高い純度の組成物、例えば少なく
とも95重量%の15−HEPEまたは少なくとも97重量%の15−HEPEを含んで
もよく、ここで、15−HEPEは、本明細書で示される15−HEPEの任意の形態で
ある。
別の実施形態では、15−HEPEは、本発明の組成物中に、約5μg〜約10,00
0mg、約25mg〜約7500mg、50mg〜約5000mg、約75mg〜約25
00mg、約100mg〜約1000mg、または約50μg〜約1000μg、例えば
、約5μg、約10μg、約15μg、約20μg、約25μg、約30μg、約35μ
g、約40μg、約45μg、約50μg、約55μg、約60μg、約65μg、約7
0μg、約75μg、約80μg、約85μg、約90μg、約95μg、約100μg
、約105μg、約110μg、約115μg、約120μg、約125μg、約130
μg、約135μg、約140μg、約145μg、約150μg、約155μg、約1
60μg、約165μg、約170μg、約175μg、約180μg、約185μg、
約190μg、約195μg、約200μg、約205μg、約210μg、約215μ
g、約220μg、約225μg、約230μg、約235μg、約240μg、約24
5μg、約250μg、約255μg、約260μg、約265μg、約270μg、約
275μg、約280μg、約285μg、約290μg、約295μg、約300μg
、約305μg、約310μg、約315μg、約320μg、約325μg、約330
μg、約335μg、約340μg、約345μg、約350μg、約355μg、約3
60μg、約365μg、約370μg、約375μg、約380μg、約385μg、
約390μg、約395μg、約400μg、約405μg、約410μg、約415μ
g、約420μg、約425μg、約430μg、約435μg、約440μg、約44
5μg、約450μg、約455μg、約460μg、約465μg、約470μg、約
475μg、約480μg、約485μg、約490μg、約495μg、約500μg
、約505μg、約510μg、約515μg、約520μg、約525μg、約530
μg、約535μg、約540μg、約545μg、約550μg、約555μg、約5
60μg、約565μg、約570μg、約575μg、約580μg、約585μg、
約590μg、約595μg、約600μg、約605μg、約610μg、約615μ
g、約620μg、約625μg、約630μg、約635μg、約640μg、約64
5μg、約650μg、約655μg、約660μg、約665μg、約670μg、約
675μg、約680μg、約685μg、約690μg、約695μg、約700μg
、約705μg、約710μg、約715μg、約720μg、約725μg、約730
μg、約735μg、約740μg、約745μg、約750μg、約755μg、約7
60μg、約765μg、約770μg、約775μg、約780μg、約785μg、
約790μg、約795μg、約800μg、約805μg、約810μg、約815μ
g、約820μg、約825μg、約830μg、約835μg、約840μg、約84
5μg、約850μg、約855μg、約860μg、約865μg、約870μg、約
875μg、約880μg、約885μg、約890μg、約895μg、約900μg
、約905μg、約910μg、約915μg、約920μg、約925μg、約930
μg、約935μg、約940μg、約945μg、約950μg、約955μg、約9
60μg、約965μg、約970μg、約975μg、約980μg、約985μg、
約990μg、約995μg、約1000μg、約5mg、約10mg、約15mg、約
20mg、約25mg、約50mg、約75mg、約100mg、約125mg、約15
0mg、約175mg、約200mg、約225mg、約250mg、約275mg、約
300mg、約325mg、約350mg、約375mg、約400mg、約425mg
、約450mg、約475mg、約500mg、約525mg、約550mg、約575
mg、約600mg、約625mg、約650mg、約675mg、約700mg、約7
25mg、約750mg、約775mg、約800mg、約825mg、約850mg、
約875mg、約900mg、約925mg、約950mg、約975mg、約1000
mg、約1025mg、約1050mg、約1075mg、約1100mg、約1025
mg、約1050mg、約1075mg、約1200mg、約1225mg、約1250
mg、約1275mg、約1300mg、約1325mg、約1350mg、約1375
mg、約1400mg、約1425mg、約1450mg、約1475mg、約1500
mg、約1525mg、約1550mg、約1575mg、約1600mg、約1625
mg、約1650mg、約1675mg、約1700mg、約1725mg、約1750
mg、約1775mg、約1800mg、約1825mg、約1850mg、約1875
mg、約1900mg、約1925mg、約1950mg、約1975mg、約2000
mg、約2025mg、約2050mg、約2075mg、約2100mg、約2125
mg、約2150mg、約2175mg、約2200mg、約2225mg、約2250
mg、約2275mg、約2300mg、約2325mg、約2350mg、約2375
mg、約2400mg、約2425mg、約2450mg、約2475mg、約2500
mg 約2525mg、約2550mg、約2575mg、約2600mg、約2625
mg、約2650mg、約2675mg、約2700mg、約2725mg、約2750
mg、約2775mg、約2800mg、約2825mg、約2850mg、約2875
mg、約2900mg、約2925mg、約2950mg、約2975mg、約3000
mg、約3025mg、約3050mg、約3075mg、約3100mg、約3125
mg、約3150mg、約3175mg、約3200mg、約3225mg、約3250
mg、約3275mg、約3300mg、約3325mg、約3350mg、約3375
mg、約3400mg、約3425mg、約3450mg、約3475mg、約3500
mg、約3525mg、約3550mg、約3575mg、約3600mg、約3625
mg、約3650mg、約3675mg、約3700mg、約3725mg、約3750
mg、約3775mg、約3800mg、約3825mg、約3850mg、約3875
mg、約3900mg、約3925mg、約3950mg、約3975mg、約4000
mg、約4025mg、約4050mg、約4075mg、約4100mg、約4125
mg、約4150mg、約4175mg、約4200mg、約4225mg、約4250
mg、約4275mg、約4300mg、約4325mg、約4350mg、約4375
mg、約4400mg、約4425mg、約4450mg、約4475mg、約4500
mg、約4525mg、約4550mg、約4575mg、約4600mg、約4625
mg、約4650mg、約4675mg、約4700mg、約4725mg、約4750
mg、約4775mg、約4800mg、約4825mg、約4850mg、約4875
mg、約4900mg、約4925mg、約4950mg、約4975mg、約5000
mg、約5025mg、約5050mg、約5075mg、約5100mg、約5125
mg、約5150mg、約5175mg、約5200mg、約5225mg、約5250
mg、約5275mg、約5300mg、約5325mg、約5350mg、約5375
mg、約5400mg、約5425mg、約5450mg、約5475mg、約5500
mg、約5525mg、約5550mg、約5575mg、約5600mg、約5625
mg、約5650mg、約5675mg、約5700mg、約5725mg、約5750
mg、約5775mg、約5800mg、約5825mg、約5850mg、約5875
mg、約5900mg、約5925mg、約5950mg、約5975mg、約6000
mg、約6025mg、約6050mg、約6075mg、約6100mg、約6125
mg、約6150mg、約6175mg、約6200mg、約6225mg、約6250
mg、約6275mg、約6300mg、約6325mg、約6350mg、約6375
mg、約6400mg、約6425mg、約6450mg、約6475mg、約6500
mg、約6525mg、約6550mg、約6575mg、約6600mg、約6625
mg、約6650mg、約6675mg、約6700mg、約6725mg、約6750
mg、約6775mg、約6800mg、約6825mg、約6850mg、約6875
mg、約6900mg、約6925mg、約6950mg、約6975mg、約7000
mg、約7025mg、約7050mg、約7075mg、約7100mg、約7125
mg、約7150mg、約7175mg、約7200mg、約7225mg、約7250
mg、約7275mg、約7300mg、約7325mg、約7350mg、約7375
mg、約7400mg、約7425mg、約7450mg、約7475mg、約7500
mg、約7525mg、約7550mg、約7575mg、約7600mg、約7625
mg、約7650mg、約7675mg、約7700mg、約7725mg、約7750
mg、約7775mg、約7800mg、約7825mg、約7850mg、約7875
mg、約7900mg、約7925mg、約7950mg、約7975mg、約8000
mg、約8025mg、約8050mg、約8075mg、約8100mg、約8125
mg、約8150mg、約8175mg、約8200mg、約8225mg、約8250
mg、約8275mg、約8300mg、約8325mg、約8350mg、約8375
mg、約8400mg、約8425mg、約8450mg、約8475mg、約8500
mg、約8525mg、約8550mg、約8575mg、約8600mg、約8625
mg、約8650mg、約8675mg、約8700mg、約8725mg、約8750
mg、約8775mg、約8800mg、約8825mg、約8850mg、約8875
mg、約8900mg、約8925mg、約8950mg、約8975mg、約9000
mg、約9025mg、約9050mg、約9075mg、約9100mg、約9125
mg、約9150mg、約9175mg、約9200mg、約9225mg、約9250
mg、約9275mg、約9300mg、約9325mg、約9350mg、約9375
mg、約9400mg、約9425mg、約9450mg、約9475mg、約9500
mg、約9525mg、約9550mg、約9575mg、約9600mg、約9625
mg、約9650mg、約9675mg、約9700mg、約9725mg、約9750
mg、約9775mg、約9800mg、約9825mg、約9850mg、約9875
mg、約9900mg、約9925mg、約9950mg、約9975mg、または約1
0,000mgの量で存在する。
一実施形態では、本発明の組成物は、約10重量%以下、約9重量%以下、約8重量%
以下、約7重量%以下、約6重量%以下、約5重量%以下、約4重量%以下、約3重量%
以下、約2重量%以下、約1重量%以下、または約0.5重量%以下しか、エイコサペン
タエン酸、アルファリノレン酸、ドコサヘキサエン酸、ドコサペンタエン酸、またはこれ
らの誘導体などの他のオメガ−3脂肪酸を含有しない。
別の実施形態では、15−HEPEは、本発明の組成物中に存在する全ての脂肪酸の少なくとも約60重量%、少なくとも約70重量%、少なくとも約80重量%、少なくとも約90重量%、少なくとも約95重量%、少なくとも約97重量%、少なくとも約98重量%、少なくとも約99重量%、または100重量%を表す。
一実施形態では、本開示は、必要のある対象に15−HEPEを含む薬学的組成物を投
与することを含む、肺疾患または障害を治療するための方法を提供する。
本発明のこれらの及び他の実施形態を、以下にさらに詳細に説明する。
ビヒクルでの連続7日間の強制投与後の、ヒスタミン用量噴霧への曝露後の換気圧(mmHg)変化を示す。
0.27mg/kg/日のバンブテロールでの連続7日間の強制投与後の、ヒスタミン用量噴霧への曝露後の換気圧(mmHg)変化を示す。
50mg/kg/日の15−HEPEでの連続7日間の強制投与後の、ヒスタミン用量噴霧への曝露後の換気圧(mmHg)変化を示す。
500mg/kg/日の15−HEPEでの連続7日間の強制投与後の、ヒスタミン用量噴霧への曝露後の換気圧(mmHg)変化を示す。
ビヒクル、バンブテロール(0.27mg/kg/日)、OH−EPA(50mg/kg/日)、及びOH−EPA(500mg/kg/日)での連続7日間の強制投与後の、ヒスタミン用量噴霧への曝露後の換気圧(mmHg)変化を示す。
本明細書で使用されるとき、用語「肺疾患」は、喘息;慢性閉塞性肺疾患(「COPD
」);インフルエンザ、肺炎、及び結核などの感染;肺癌;ならびに多くの他の呼吸問題
などの、肺に影響を及ぼす多くの障害を指す。
本開示は、15−HEPEを含む、組成物(例えば薬学的組成物)及び製剤を提供する
。この剤は、実験動物において、動物を気管支収縮剤で刺激した場合、肺換気圧を改善す
ることが発見されている。
本開示は、単独で、または例えば短時間作用型気管支拡張薬(すなわち、短時間作用型
ベータアゴニスト)、長時間作用型気管支拡張薬(すなわち、長時間作用型ベータアゴニ
スト)、ホスホジエステラーゼ−4(「PDE4」)阻害剤、副腎皮質ステロイド、ロイ
コトリエン受容体アンタゴニスト、去痰薬、及びメチルキサンチンを含む追加の活性剤と
の組み合わせで使用される、遊離酸形態または誘導体形態の15−HEPEを含む組成物
を提供する。
いくつかの実施形態では、本組成物は、約50μg/mL〜約1,000μg/mLの
15−HEPEまたはその誘導体を含む。企図される組み合わせとして、15−HEPE
及びイプラトロピウム、15−HEPE及びアルブテロール、15−HEPE及びレバル
ブテロール、15−HEPEならびにアルブテロール及びレバルブテロール、15−HE
PE及びチオトロピウム、15−HEPE及びサルメテロール、15−HEPE及びホル
モテロール、15−HEPE及びアホルモテロール、15−HEPE及びプレドニゾン、
15−HEPE及びグアイフェネシン、15−HEPE及びアミノフィリン、15−HE
PE及びテオフィリン、15−HEPE及びモンテルカスト、15−HEPE及びザフィ
ルルカスト、15−HEPE及びジロートン、15−HEPE及びプランルカストが挙げ
られるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、15−HEPEを含む組成
物は、治療的に有効な量の追加の活性剤を含む。いくつかの実施形態では、15−HEP
Eを含む組成物は、治療的に有効な量に満たない追加の活性剤しか含まない。
本開示は、様々な形態で実施することができるが、いくつかの実施形態の以下の説明は
、本開示がその開示の例示として考えられるべきであり、例示される特定の実施形態に本
開示を限定するとは意図されないとの理解と共になされる。表題は便宜上で提供されるに
すぎず、いかなる様式でも本開示を限定するとは解釈されるべきでない。任意の表題の下
に例示される実施形態は、任意の他の表題の下に例示される実施形態と組み合わせてよい
本出願中で特定される様々な定量的値の数値の使用は、特に明示されない限り、示され
る範囲内の最小値及び最大値の前に「約」という語が付いているかのように、概算として
示される。また、範囲の開示は列挙される最小値と最大値との間の全ての値を含む連続的
範囲、及びかかる値により形成され得る任意の範囲として意図される。開示される数値を
任意の他の開示される数値に分けることにより形成され得る、任意の及び全ての比率(な
らびに任意のかかる比率の範囲)も、本明細書で開示される。したがって、多くのかかる
比率、範囲、及び比率の範囲は、本明細書で示される数値に明白に由来することができ、
全ての場合において、かかる比率、範囲、及び比率の範囲は本開示の様々な実施形態を表
すことが、当業者により理解されるであろう。
15−ヒドロキシ−エイコサ−5,8,11,13,17−ペンタエン酸(「15−H
EPE」)はEPAの誘導体である。本明細書で使用されるとき、用語「15−HEPE
」は、遊離酸形態の15−HEPE(例えば15−ヒドロキシ−エイコサ−5,8,11
,13,17−ペンタエン酸)及び/またはその薬学的に許容されるエステル、誘導体、
抱合体、もしくは塩、もしくは上記のいずれかの混合物を指す。いくつかの実施形態では
、15−HEPEはメチルエステルまたはエチルエステル形態などのC1〜4アルキルエ
ステルの形態である。
本明細書で使用されるとき、用語「15−HEPE誘導体」及び「15−HEPEの誘
導体」は、15−HEPEの化学変換から形成される化合物を指し、そのエステル、誘導
体、抱合体、もしくは塩、または上記のいずれかの混合物が挙げられるが、これらに限定
されない。当業者は、所与の化合物が15−HEPE誘導体であるかどうか、化学構造及
び他の特性から容易に理解するであろう。
様々な実施形態では、本発明は、薬学的組成物、例えば、15−HEPEを含むエーロ
ゾル化組成物を提供する。
一実施形態では、本開示は、例えば、ある量(例えば、薬学的に有効な量) の15−
HEPEを含む、薬学的組成物を提供する。一実施形態では、本薬学的組成物は、約50
μg/mL〜約1,000μg/mL の15−HEPE、例えば50μg/mL、60
μg/mL、70μg/mL、80μg/mL、90μg/mL、100μg/mL、1
10μg/mL、120μg/mL、130μg/mL、140μg/mL、150μg
/mL、160μg/mL、170μg/mL、180μg/mL、190μg/mL、
200μg/mL、210μg/mL、220μg/mL、230μg/mL、240μ
g/mL、250μg/mL、260μg/mL、270μg/mL、280μg/mL
、290μg/mL、300μg/mL、310μg/mL、320μg/mL、330
μg/mL、340μg/mL、350μg/mL、360μg/mL、370μg/m
L、380μg/mL、390μg/mL、400μg/mL、410μg/mL、42
0μg/mL、430μg/mL、440μg/mL、450μg/mL、460μg/
mL、470μg/mL、480μg/mL、490μg/mL、500μg/mL、5
10μg/mL、520μg/mL、530μg/mL、540μg/mL、550μg
/mL、560μg/mL、570μg/mL、580μg/mL、590μg/mL、
600μg/mL、610μg/mL、620μg/mL、630μg/mL、640μ
g/mL、650μg/mL、660μg/mL、670μg/mL、680μg/mL
、690μg/mL、700μg/mL、710μg/mL、720μg/mL、730
μg/mL、740μg/mL、750μg/mL、760μg/mL、770μg/m
L、780μg/mL、790μg/mL、800μg/mL、810μg/mL、82
0μg/mL、830μg/mL、840μg/mL、850μg/mL、860μg/
mL、870μg/mL、880μg/mL、890μg/mL、900μg/mL、9
10μg/mL、920μg/mL、930μg/mL、940μg/mL、950μg
/mL、960μg/mL、970μg/mL、980μg/mL、990μg/mL、
または1,000μg/mL の15−HEPEを含む。
一実施形態では、本薬学的組成物は、追加の活性剤をさらに含む。一実施形態では、本
薬学的組成物は、追加の活性剤について一般的に認識される治療的に有効な量に満たない
量の追加の活性剤を含む。一実施形態では、本薬学的組成物は、追加の活性剤について一
般的に認識される治療的に有効な量以上の量の追加の活性剤を含む。一実施形態では、追
加の活性剤は、肺疾患または障害と関連付けられる症状の、阻害を含むその治療で有効で
あると、以前は認識されなかったものである。別の実施形態では、追加の活性剤は、肺疾
患もしくは障害の治療もしくは予防、及び/または肺疾患もしくは障害と関連付けられる
症状の、阻害を含むその低減における使用について承認されている。
一実施形態では、追加の活性剤は、短時間作用型気管支拡張薬である。本明細書で使用
されるとき、用語「短時間作用型気管支拡張薬」は、肺疾患または障害と関連付けられる
間欠性症状の治療に一般的に推奨される化合物の部類を指す。例えば、限定ではなく、短
時間作用型気管支拡張薬は、抗コリン薬(例えばイプラトロピウム)、ベータ−2−アゴ
ニスト(例えばアルブテロール、レバルブテロール)、及びこれらの組み合わせ(例えば
アルブテロール及びイプラトロピウム)を含む。いくつかの実施形態では、本方法は、1
5−HEPEを含む薬学的組成物、及び1日当たり対象に約5μg〜約2,000μg、
例えば、1日当たり5μg、1日当たり10μg、1日当たり18μg、1日当たり20
μg、1日当たり25μg、1日当たり30μg、1日当たり35μg、1日当たり36
μg、1日当たり40μg、1日当たり45μg、1日当たり50μg、1日当たり55
μg、1日当たり60μg、1日当たり65μg、1日当たり70μg、1日当たり75
μg、1日当たり80μg、1日当たり85μg、1日当たり90μg、1日当たり95
μg、1日当たり100μg、1日当たり105μg、1日当たり110μg、1日当た
り115μg、1日当たり120μg、1日当たり125μg、1日当たり130μg、
1日当たり135μg、1日当たり140μg、1日当たり145μg、1日当たり15
0μg、1日当たり155μg、1日当たり160μg、1日当たり165μg、1日当
たり170μg、1日当たり175μg、1日当たり180μg、1日当たり185μg
、1日当たり190μg、1日当たり195μg、1日当たり200μg、1日当たり2
05μg、1日当たり210μg、1日当たり215μg、1日当たり220μg、1日
当たり225μg、1日当たり230μg、1日当たり235μg、1日当たり240μ
g、1日当たり245μg、1日当たり250μg、1日当たり255μg、1日当たり
260μg、1日当たり265μg、1日当たり270μg、1日当たり275μg、1
日当たり280μg、1日当たり285μg、1日当たり290μg、1日当たり295
μg、1日当たり300μg、1日当たり305μg、1日当たり310μg、1日当た
り315μg、1日当たり320μg、1日当たり325μg、1日当たり330μg、
1日当たり335μg、1日当たり340μg、1日当たり345μg、1日当たり35
0μg、1日当たり355μg、1日当たり360μg、1日当たり365μg、1日当
たり370μg、1日当たり375μg、1日当たり380μg、1日当たり385μg
、1日当たり390μg、1日当たり395μg、1日当たり400μg、1日当たり4
05μg、1日当たり410μg、1日当たり415μg、1日当たり420μg、1日
当たり425μg、1日当たり430μg、1日当たり435μg、1日当たり440μ
g、1日当たり445μg、1日当たり450μg、1日当たり455μg、1日当たり
460μg、1日当たり465μg、1日当たり470μg、1日当たり475μg、1
日当たり480μg、1日当たり485μg、1日当たり490μg、1日当たり495
μg、1日当たり500μg、1日当たり525μg、1日当たり550μg、1日当た
り575μg、1日当たり600μg、1日当たり625μg、1日当たり650μg、
1日当たり675μg、1日当たり700μg、1日当たり725μg、1日当たり75
0μg、1日当たり775μg、1日当たり800μg、1日当たり825μg、1日当
たり850μg、1日当たり875μg、1日当たり900μg、1日当たり925μg
、1日当たり950μg、1日当たり975μg、1日当たり1,000μg、1日当た
り1,025μg、1日当たり1,050μg、1日当たり1,075μg、1日当たり
1,100μg、1日当たり1,125μg、1日当たり1,150μg、1日当たり1
,175μg、1日当たり1,200μg、1日当たり1,225μg、1日当たり1,
250μg、1日当たり1,275μg、1日当たり1,300μg、1日当たり1,3
25μg、1日当たり1,350μg、1日当たり1,375μg、1日当たり1,40
0μg、1日当たり1,425μg、1日当たり1,450μg、1日当たり1,475
μg、1日当たり1,500μg、1日当たり1,525μg、1日当たり1,550μ
g、1日当たり1,575μg、1日当たり1,600μg、1日当たり1,625μg
、1日当たり1,650μg、1日当たり1,675μg、1日当たり1,700μg、
1日当たり1,725μg、1日当たり1,750μg、1日当たり1,775μg、1
日当たり1,800μg、1日当たり1,825μg、1日当たり1,850μg、1日
当たり1,875μg、1日当たり1,900μg、1日当たり1,925μg、1日当
たり1,950μg、1日当たり1,975μg、または1日当たり2,000μgの短
時間作用型気管支拡張薬を提供するのに十分な量での短時間作用型気管支拡張薬を投与す
ることを含む。
一実施形態では、追加の活性剤は、長時間作用型気管支拡張薬である。本明細書で使用
されるとき、用語「長時間作用型気管支拡張薬」は、肺疾患または障害と関連付けられる
持続する症状の治療に一般的に推奨される化合物の部類を指す。例えば、限定ではなく、
長時間作用型気管支拡張薬は、抗コリン薬(例えばチオトロピウム)、ベータ−2−アゴ
ニスト(例えばサルメテロール、ホルモテロール、アルホルモテロール)、及びこれらの
組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、本方法は、15−HEPEを含む薬学的組
成物、及び1日当たり対象に約5μg〜約100μg、例えば5μg、1日当たり6μg
、1日当たり7μg、1日当たり8μg、1日当たり9μg、1日当たり10μg、1日
当たり11μg、1日当たり12μg、1日当たり13μg、1日当たり14μg、1日
当たり15μg、1日当たり16μg、1日当たり17μg、1日当たり18μg、1日
当たり19μg、1日当たり20μg、1日当たり21μg、1日当たり22μg、1日
当たり23μg、1日当たり24μg、1日当たり25μg、1日当たり26μg、1日
当たり27μg、1日当たり28μg、1日当たり29μg、1日当たり30μg、1日
当たり31μg、1日当たり32μg、1日当たり33μg、1日当たり34μg、1日
当たり35μg、1日当たり36μg、1日当たり37μg、1日当たり38μg、1日
当たり39μg、1日当たり40μg、1日当たり41μg、1日当たり42μg、1日
当たり43μg、1日当たり44μg、1日当たり45μg、1日当たり46μg、1日
当たり47μg、1日当たり48μg、1日当たり49μg、1日当たり50μg、1日
当たり51μg、1日当たり52μg、1日当たり53μg、1日当たり54μg、1日
当たり55μg、1日当たり56μg、1日当たり57μg、1日当たり58μg、1日
当たり59μg、1日当たり60μg、1日当たり61μg、1日当たり62μg、1日
当たり63μg、1日当たり64μg、1日当たり65μg、1日当たり66μg、1日
当たり67μg、1日当たり68μg、1日当たり69μg、1日当たり70μg、1日
当たり71μg、1日当たり72μg、1日当たり73μg、1日当たり74μg、1日
当たり75μg、1日当たり76μg、1日当たり77μg、1日当たり78μg、1日
当たり79μg、1日当たり80μg、1日当たり81μg、1日当たり82μg、1日
当たり83μg、1日当たり84μg、1日当たり85μg、1日当たり86μg、1日
当たり87μg、1日当たり88μg、1日当たり89μg、1日当たり90μg、1日
当たり91μg、1日当たり92μg、1日当たり93μg、1日当たり94μg、1日
当たり95μg、1日当たり96μg、1日当たり97μg、1日当たり98μg、1日
当たり99μg、または1日当たり100μgの長時間作用型気管支拡張薬を提供するの
に十分な量での長時間作用型気管支拡張薬を投与することを含む。
一実施形態では、追加の活性剤は、ホスホジエステラーゼ−4(「PDE4」)阻害剤
である。本明細書で使用されるとき、用語「ホスホジエステラーゼ−4阻害剤」及び「P
DE4」阻害剤の各々は、COPDと関連付けられる悪化を予防する助けとして一般的に
推奨される化合物(例えばロフルミラスト)の部類を指す。いくつかの実施形態では、本
方法は、15−HEPEを含む薬学的組成物、及び1日当たり対象に約250μg〜約1
,000μg、例えば 250μg、1日当たり275μg、1日当たり300μg、1
日当たり325μg、1日当たり350μg、1日当たり375μg、1日当たり400
μg、1日当たり425μg、1日当たり450μg、1日当たり475μg、1日当た
り500μg、1日当たり525μg、1日当たり550μg、1日当たり575μg、
1日当たり600μg、1日当たり625μg、1日当たり650μg、1日当たり67
5μg、1日当たり700μg、1日当たり725μg、1日当たり750μg、1日当
たり775μg、1日当たり800μg、1日当たり825μg、1日当たり850μg
、1日当たり875μg、1日当たり900μg、1日当たり925μg、1日当たり9
50μg、1日当たり975μg、または1日当たり1,000μgのPDE4阻害剤を
提供するのに十分な量でのPDE4阻害剤を投与することを含む。一実施形態では、本方
法は、PDE4阻害剤、及び15−HEPEを含む薬学的組成物を別々に共投与すること
を含む。
一実施形態では、追加の活性剤は、副腎皮質ステロイドである。本明細書で使用される
とき、用語「副腎皮質ステロイド」は、喘息、COPD悪化、COPDの安定症状、また
はCOPDの進行中の症状を治療するのに一般的に推奨される化合物の部類を指す。例え
ば、限定ではなく、副腎皮質ステロイドは、メチルプレドニゾロン、プレドニゾロン、プ
レドニゾン、ベクロメタゾン、ブデソニド、フルニソリド、フルチカゾン、モメタゾン、
トリアムシノロン、及びこれらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、本方法は
、15−HEPEを含む薬学的組成物、及び1日当たり対象に、1日に推奨される副腎皮
質ステロイド用量の約50%〜約200%、例えば、1日当たり、1日に推奨される副腎
皮質ステロイド用量の50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85
%、90%、95%、100%、105%、110%、115%、120%、125%、
130%、135%、140%、145%、150%、155%、160%、165%、
170%、175%、180%、185%、190%、195%、または200%を提供
するのに十分な量での副腎皮質ステロイドを投与することを含む。疑問を避けるために、
かついかなる様式でも限定ではなく、40mg/日〜80mg/日の1日の推奨用量の量
の副腎皮質ステロイドが、約20mgの副腎皮質ステロイド/日(すなわち、1日の推奨
最低用量、40mg/日の50%)〜約160mgの副腎皮質ステロイド/日(すなわち
、1日の推奨最高用量、80mg/日の200%)を提供するのに十分な量で、本明細書
で開示される薬学的製剤中に存在し(または本明細書で開示される方法に従って投与され
)てよい。一実施形態では、副腎皮質ステロイドは、15−HEPEを含む薬学的組成物
と共に製剤化される。一実施形態では、副腎皮質ステロイドは、錠剤またはカプセル形態
である。一実施形態では、本方法は、副腎皮質ステロイド、及び15−HEPEを含む薬
学的組成物を別々に共投与することを含む。
一実施形態では、追加の活性剤は去痰薬である。本明細書で使用されるとき、用語「去
痰薬」は、粘液が肺の気道に付着することを予防する助けとして一般的に推奨される化合
物(例えばグアイフェネシン)の部類を指す。いくつかの実施形態では、本方法は、15
−HEPEを含む薬学的組成物、及び1日当たり対象に約100mg〜約3,000mg
、例えば100mg、1日当たり200mg、1日当たり300mg、1日当たり400
mg、1日当たり500mg、1日当たり600mg、1日当たり700mg、1日当た
り800mg、1日当たり900mg、1日当たり1,000mg、1日当たり1,10
0mg、1日当たり1,200mg、1日当たり1,300mg、1日当たり1,400
mg、1日当たり1,500mg、1日当たり1,600mg、1日当たり1,700m
g、1日当たり1,800mg、1日当たり1,900mg、1日当たり2,000mg
、1日当たり2,100mg、1日当たり2,200mg、1日当たり2,300mg、
1日当たり2,400mg、1日当たり2,500mg、1日当たり2,600mg、1
日当たり2,700mg、1日当たり2,800mg、1日当たり2,900mg、また
は1日当たり3,000mgの去痰薬を提供するのに十分な量での去痰薬を投与すること
を含む。一実施形態では、本方法は、去痰薬、及び15−HEPEを含む薬学的組成物を
別々に共投与することを含む。
一実施形態では、追加の活性剤はメチルキサンチンである。本明細書で使用されるとき
、用語「メチルキサンチン」は、肺の気道を弛緩させ、横隔膜の強度を増大させ、脳の呼
吸制御中枢を刺激し、及び/または肺から粘液を除去するのに一般的に推奨される化合物
の部類を指す。例えば、限定ではなく、メチルキサンチンは、アミノフィリン、テオフィ
リン、及びこれらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、本方法は、15−HE
PEを含む薬学的組成物、及び1日当たり対象に約100mg〜約3,000mg、例え
ば100mg、1日当たり200mg、1日当たり300mg、1日当たり400mg、
1日当たり500mg、1日当たり600mg、1日当たり700mg、1日当たり80
0mg、1日当たり900mg、1日当たり1,000mg、1日当たり1,100mg
、1日当たり1,200mg、1日当たり1,300mg、1日当たり1,400mg、
1日当たり1,500mg、1日当たり1,600mg、1日当たり1,700mg、1
日当たり1,800mg、1日当たり1,900mg、1日当たり2,000mg、1日
当たり2,100mg、1日当たり2,200mg、1日当たり2,300mg、1日当
たり2,400mg、1日当たり2,500mg、1日当たり2,600mg、1日当た
り2,700mg、1日当たり2,800mg、1日当たり2,900mg、または1日
当たり3,000mgのメチルキサンチンを提供するのに十分な量でのメチルキサンチン
を投与することを含む。一実施形態では、本方法は、去痰薬、及び15−HEPEを含む
薬学的組成物を別々に共投与することを含む。いくつかの実施形態では、メチルキサンチ
ンは、静脈内溶液として別々に投与される。いくつかの実施形態では、また、負荷用量の
メチルキサンチンが、15−HEPE成分の共投与を伴ってまたは伴わずに、投与される
当業者に既知の任意の薬学的に許容される賦形剤を、本開示に従う薬学的組成物で使用
してよい。治療用組成物での使用のために選択される任意の賦形剤は、薬学的に許容され
、かつこの治療用組成物が使用される形態、例えばエーロゾル、乾燥粉末、カプセル、錠
剤、クリーム、ゲル、乳液、油、ローションなどに適切なものであるべきである。好まし
くは、賦形剤は、所望の適用の一貫性及び容易さを提供するのに十分な量で使用されると
き、肺組織に対するアフィニティを有し、十分に耐容性であり、安定である。単に例とし
て、本開示に従う薬学的組成物は、噴射剤、保存剤、両親媒性物質、界面活性剤、着色剤
、風味剤、緩衝液、抗酸化剤、安定化剤、香料、軟化薬、乳化剤、増粘剤、調質剤などの
うちの1つ以上を含んでよい。
一実施形態では、本薬学的組成物は、約0.5重量%〜約5重量%の界面活性剤、例え
ば、約0.5重量%、約0.55重量%、約0.6重量%、約0.65重量%、約0.7
重量%、約0.75重量%、約0.8重量%、約0.85重量%、約0.9重量%、約0
.95重量%、約1重量%、約1.05重量%、約1.1重量%、約1.15重量%、約
1.2重量%、約1.25重量%、約1.3重量%、約1.35重量%、約1.4重量%
、約1.45重量%、約1.5重量%、約1.55重量%、約1.6重量%、約1.65
重量%、約1.7重量%、約1.75重量%、約1.8重量%、約1.85重量%、約1
.9重量%、約1.95重量%、約2重量%、約2.05重量%、約2.1重量%、約2
.15重量%、約2.2重量%、約2.25重量%、約2.3重量%、約2.35重量%
、約2.4重量%、約2.45重量%、約2.5重量%、約2.55重量%、約2.6重
量%、約2.65重量%、約2.7重量%、約2.75重量%、約2.8重量%、約2.
85重量%、約2.9重量%、約2.95重量%、約3重量%、約3.05重量%、約3
.1重量%、約3.15重量%、約3.2重量%、約3.25重量%、約3.3重量%、
約3.35重量%、約3.4重量%、約3.45重量%、約3.5重量%、約3.55重
量%、約3.6重量%、約3.65重量%、約3.7重量%、約3.75重量%、約3.
8重量%、約3.85重量%、約3.9重量%、約3.95重量%、約4重量%、約4.
05重量%、約4.1重量%、約4.15重量%、約4.2重量%、約4.25重量%、
約4.3重量%、約4.35重量%、約4.4重量%、約4.45重量%、約4.5重量
%、約4.55重量%、約4.6重量%、約4.65重量%、約4.7重量%、約4.7
5重量%、約4.8重量%、約4.85重量%、約4.9重量%、約4.95重量%、約
5重量%の界面活性剤を含む。
一実施形態では、本薬学的組成物は、約0.5重量%〜約5重量%の乳化剤、例えば、
約0.5重量%、約0.55重量%、約0.6重量%、約0.65重量%、約0.7重量
%、約0.75重量%、約0.8重量%、約0.85重量%、約0.9重量%、約0.9
5重量%、約1重量%、約1.05重量%、約1.1重量%、約1.15重量%、約1.
2重量%、約1.25重量%、約1.3重量%、約1.35重量%、約1.4重量%、約
1.45重量%、約1.5重量%、約1.55重量%、約1.6重量%、約1.65重量
%、約1.7重量%、約1.75重量%、約1.8重量%、約1.85重量%、約1.9
重量%、約1.95重量%、約2重量%、約2.05重量%、約2.1重量%、約2.1
5重量%、約2.2重量%、約2.25重量%、約2.3重量%、約2.35重量%、約
2.4重量%、約2.45重量%、約2.5重量%、約2.55重量%、約2.6重量%
、約2.65重量%、約2.7重量%、約2.75重量%、約2.8重量%、約2.85
重量%、約2.9重量%、約2.95重量%、約3重量%、約3.05重量%、約3.1
重量%、約3.15重量%、約3.2重量%、約3.25重量%、約3.3重量%、約3
.35重量%、約3.4重量%、約3.45重量%、約3.5重量%、約3.55重量%
、約3.6重量%、約3.65重量%、約3.7重量%、約3.75重量%、約3.8重
量%、約3.85重量%、約3.9重量%、約3.95重量%、約4重量%、約4.05
重量%、約4.1重量%、約4.15重量%、約4.2重量%、約4.25重量%、約4
.3重量%、約4.35重量%、約4.4重量%、約4.45重量%、約4.5重量%、
約4.55重量%、約4.6重量%、約4.65重量%、約4.7重量%、約4.75重
量%、約4.8重量%、約4.85重量%、約4.9重量%、約4.95重量%、約5重
量%の乳化剤を含む。
一実施形態では、本薬学的組成物は、安定剤を含む。一実施形態では、本薬学的組成物
は、約0.1重量%〜約5重量%の安定剤、例えば、約0.1重量%、約0.11重量%
、約0.12重量%、約0.13重量%、約0.14重量%、約0.15重量%、約0.
16重量%、約0.17重量%、約0.18重量%、約0.19重量%、約0.2重量%
、約0.21重量%、約0.22重量%、約0.23重量%、約0.24重量%、約0.
25重量%、約0.26重量%、約0.27重量%、約0.28重量%、約0.29重量
%、約0.3重量%、約0.31重量%、約0.32重量%、約0.33重量%、約0.
34重量%、約0.35重量%、約0.36重量%、約0.37重量%、約0.38重量
%、約0.39重量%、約0.4重量%、約0.41重量%、約0.42重量%、約0.
43重量%、約0.44重量%、約0.45重量%、約0.46重量%、約0.47重量
%、約0.48重量%、約0.49重量%、約0.5重量%、約0.51重量%、約0.
52重量%、約0.53重量%、約0.54重量%、約0.55重量%、約0.56重量
%、約0.57重量%、約0.58重量%、約0.59重量%、約0.6重量%、約0.
61重量%、約0.62重量%、約0.63重量%、約0.64重量%、約0.65重量
%、約0.66重量%、約0.67重量%、約0.68重量%、約0.69重量%、約0
.7重量%、約0.71重量%、約0.72重量%、約0.73重量%、約0.74重量
%、約0.75重量%、約0.76重量%、約0.77重量%、約0.78重量%、約0
.79重量%、約0.8重量%、約0.81重量%、約0.82重量%、約0.83重量
%、約0.84重量%、約0.85重量%、約0.86重量%、約0.87重量%、約0
.88重量%、約0.89重量%、約0.9重量%、約0.91重量%、約0.92重量
%、約0.93重量%、約0.94重量%、約0.95重量%、約0.96重量%、約0
.97重量%、約0.98重量%、約0.99重量%、約1重量%、約1.01重量%、
約1.02重量%、約1.03重量%、約1.04重量%、約1.05重量%、約1.0
6重量%、約1.07重量%、約1.08重量%、約1.09重量%、約1.1重量%、
約1.11重量%、約1.12重量%、約1.13重量%、約1.14重量%、約1.1
5重量%、約1.16重量%、約1.17重量%、約1.18重量%、約1.19重量%
、約1.2重量%、約1.21重量%、約1.22重量%、約1.23重量%、約1.2
4重量%、約1.25重量%、約1.26重量%、約1.27重量%、約1.28重量%
、約1.29重量%、約1.3重量%、約1.31重量%、約1.32重量%、約1.3
3重量%、約1.34重量%、約1.35重量%、約1.36重量%、約1.37重量%
、約1.38重量%、約1.39重量%、約1.4重量%、約1.41重量%、約1.4
2重量%、約1.43重量%、約1.44重量%、約1.45重量%、約1.46重量%
、約1.47重量%、約1.48重量%、約1.49重量%、約1.5重量%、約1.5
1重量%、約1.52重量%、約1.53重量%、約1.54重量%、約1.55重量%
、約1.56重量%、約1.57重量%、約1.58重量%、約1.59重量%、約1.
6重量%、約1.61重量%、約1.62重量%、約1.63重量%、約1.64重量%
、約1.65重量%、約1.66重量%、約1.67重量%、約1.68重量%、約1.
69重量%、約1.7重量%、約1.71重量%、約1.72重量%、約1.73重量%
、約1.74重量%、約1.75重量%、約1.76重量%、約1.77重量%、約1.
78重量%、約1.79重量%、約1.8重量%、約1.81重量%、約1.82重量%
、約1.83重量%、約1.84重量%、約1.85重量%、約1.86重量%、約1.
87重量%、約1.88重量%、約1.89重量%、約1.9重量%、約1.91重量%
、約1.92重量%、約1.93重量%、約1.94重量%、約1.95重量%、約1.
96重量%、約1.97重量%、約1.98重量%、約1.99重量%、約2重量%、約
2重量%、約2.1重量%、約2.2重量%、約2.3重量%、約2.4重量%、約2.
5重量%、約2.6重量%、約2.7重量%、約2.8重量%、約2.9重量%、約3重
量%、約3.1重量%、約3.2重量%、約3.3重量%、約3.4重量%、約3.5重
量%、約3.6重量%、約3.7重量%、約3.8重量%、約3.9重量%、約4重量%
、約4.1重量%、約4.2重量%、約4.3重量%、約4.4重量%、約4.5重量%
、約4.6重量%、約4.7重量%、約4.8重量%、約4.9重量%、または約5重量
%の安定剤を含む。
一実施形態では、本薬学的組成物は、1つ以上の酸化防止剤を含む。一実施形態では、
本薬学的組成物は、約0.01重量%〜約2重量%の酸化防止剤、例えば、約0.01重
量%、約0.02重量%、約0.03重量%、約0.04重量%、約0.05重量%、約
0.06重量%、約0.07重量%、約0.08重量%、約0.09重量%、約0.1重
量%、約0.11重量%、約0.12重量%、約0.13重量%、約0.14重量%、約
0.15重量%、約0.16重量%、約0.17重量%、約0.18重量%、約0.19
重量%、約0.2重量%、約0.21重量%、約0.22重量%、約0.23重量%、約
0.24重量%、約0.25重量%、約0.26重量%、約0.27重量%、約0.28
重量%、約0.29重量%、約0.3重量%、約0.31重量%、約0.32重量%、約
0.33重量%、約0.34重量%、約0.35重量%、約0.36重量%、約0.37
重量%、約0.38重量%、約0.39重量%、約0.4重量%、約0.41重量%、約
0.42重量%、約0.43重量%、約0.44重量%、約0.45重量%、約0.46
重量%、約0.47重量%、約0.48重量%、約0.49重量%、約0.5重量%、約
0.51重量%、約0.52重量%、約0.53重量%、約0.54重量%、約0.55
重量%、約0.56重量%、約0.57重量%、約0.58重量%、約0.59重量%、
約0.6重量%、約0.61重量%、約0.62重量%、約0.63重量%、約0.64
重量%、約0.65重量%、約0.66重量%、約0.67重量%、約0.68重量%、
約0.69重量%、約0.7重量%、約0.71重量%、約0.72重量%、約0.73
重量%、約0.74重量%、約0.75重量%、約0.76重量%、約0.77重量%、
約0.78重量%、約0.79重量%、約0.8重量%、約0.81重量%、約0.82
重量%、約0.83重量%、約0.84重量%、約0.85重量%、約0.86重量%、
約0.87重量%、約0.88重量%、約0.89重量%、約0.9重量%、約0.91
重量%、約0.92重量%、約0.93重量%、約0.94重量%、約0.95重量%、
約0.96重量%、約0.97重量%、約0.98重量%、約0.99重量%、約1重量
%、約1.1重量%、約1.2重量%、約1.3重量%、約1.4重量%、約1.5重量
%、約1.6重量%、約1.7重量%、約1.8重量%、約1.9重量%、または約2重
量%の1つ以上の酸化防止剤を含む。
一実施形態では、本薬学的組成物は、保存剤を含む。一実施形態では、本薬学的組成物
は、約0.1重量%〜約5重量%の保存剤、例えば、約0.1重量%、約0.2重量%、
約0.3重量%、約0.4重量%、約0.5重量%、約0.6重量%、約0.7重量%、
約0.8重量%、約0.9重量%、約1重量%、約1.1重量%、約1.2重量%、約1
.3重量%、約1.4重量%、約1.5重量%、約1.6重量%、約1.7重量%、約1
.8重量%、約1.9重量%、約2重量%、約2.1重量%、約2.2重量%、約2.3
重量%、約2.4重量%、約2.5重量%、約2.6重量%、約2.7重量%、約2.8
重量%、約2.9重量%、約3重量%、約3.1重量%、約3.2重量%、約3.3重量
%、約3.4重量%、約3.5重量%、約3.6重量%、約3.7重量%、約3.8重量
%、約3.9重量%、約4重量%、約4.1重量%、約4.2重量%、約4.3重量%、
約4.4重量%、約4.5重量%、約4.6重量%、約4.7重量%、約4.8重量%、
約4.9重量%、または約5重量%の保存剤を含む。
一実施形態では、本薬学的組成物は、約50μg/mL〜約4,000mg/mLの、
15−HEPE及び任意に第2の活性剤のうちの1つ以上を含む。
本開示に従う使用のための組成物は、1つ以上の投与量単位として製剤化することがで
きる。本明細書中の用語「用量単位」及び「投与量単位」は、治療効果を提供するための
、単回投与に好適な量の治療剤を含有する薬学的組成物の一部を指す。かかる投与量単位
は、1日当たり1〜複数(すなわち、1〜約10、1〜8、1〜8、1〜4、または1〜
2)回、または治療応答を誘発するのに必要とされる回数、投与してよい。
一実施形態では、例えば本明細書で開示する薬学的組成物を含む組成物は、エーロゾル
、カプセル、錠剤、または他の経口剤形として製剤化される。
かかる製剤は安定であってよく、ある量(例えば治療的に有効な量)の15−HEPE
を、短時間作用型気管支拡張薬(すなわち、短時間作用型ベータアゴニスト)、長時間作
用型気管支拡張薬(すなわち、長時間作用型ベータアゴニスト)、ホスホジエステラーゼ
−4(「PDE4」)阻害剤、副腎皮質ステロイド、ロイコトリエン受容体アンタゴニス
ト、去痰薬、及びメチルキサンチンからなる群から選択される1つ以上の第2の活性剤と
の組み合わせで含んでよい。
1.薬物動態/薬力学
本明細書で開示される15−HEPEを含む本組成物の薬物動態及び/または薬力学は
、本分野で既知の任意の方法により測定してよい。
一実施形態では、本明細書で開示される15−HEPEを含む組成物の薬力学は、肺疾
患または障害のモデルを用いて調べてよい。より詳細な実施形態では、ヒスタミン刺激モ
ルモットにおける換気圧に対する、ビヒクル、正の対照、または15−HEPEを含む組
成物の効果は、喘息の薬力学のモデルとして働く。例示的な方法では、モルモットに、最
初にビヒクル、正の対照、または15−HEPEを含む組成物を7日間投与する。その後
、処置したモルモットを麻酔し、ブロンココンスティクタ噴霧に曝露して、15−HEP
Eが気管支収縮剤により誘発される換気圧の増大を低減させ得るかどうかを測定してよい
。これは喘息及び他の肺疾患の有効なモデルとして働く。
2.疾患及び/または障害の治療方法
本明細書で開示される組成物及び製剤は、例えば喘息またはCOPDなどの肺疾患及び
/または障害を含む、疾患及び/または障害の治療で使用してよい。
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、経口送達のための固体剤形の形態である
。好適な固体剤形の例として、錠剤(例えば懸濁錠剤、バイト懸濁錠剤、迅速分散錠剤、
チュアブル錠、溶解錠剤、発泡性錠剤、二層錠剤など)、カプレット、カプセル(例えば
固体及び/または液体で充填された軟質または硬質ゼラチンカプセル)、粉末(例えば包
装粉末、分配可能粉末、または発泡性粉末)、舐剤、サシェ、カシェ剤、トローチ、小丸
薬、顆粒剤、微粒剤、カプセル封入微粒剤、粉末エーロゾル製剤、または経口投与に合理
的に適合された任意の他の固体剤形が挙げられるが、これらに限定されない。
別の実施形態では、15−HEPEは、本発明の組成物中に、約5μg〜約10,00
0mg、約25mg〜約7500mg、50mg〜約5000mg、約75mg〜約25
00mg、約100mg〜約1000mg、または約50μg〜約1000μg、例えば
、約5μg、約10μg、約15μg、約20μg、約25μg、約30μg、約35μ
g、約40μg、約45μg、約50μg、約55μg、約60μg、約65μg、約7
0μg、約75μg、約80μg、約85μg、約90μg、約95μg、約100μg
、約105μg、約110μg、約115μg、約120μg、約125μg、約130
μg、約135μg、約140μg、約145μg、約150μg、約155μg、約1
60μg、約165μg、約170μg、約175μg、約180μg、約185μg、
約190μg、約195μg、約200μg、約205μg、約210μg、約215μ
g、約220μg、約225μg、約230μg、約235μg、約240μg、約24
5μg、約250μg、約255μg、約260μg、約265μg、約270μg、約
275μg、約280μg、約285μg、約290μg、約295μg、約300μg
、約305μg、約310μg、約315μg、約320μg、約325μg、約330
μg、約335μg、約340μg、約345μg、約350μg、約355μg、約3
60μg、約365μg、約370μg、約375μg、約380μg、約385μg、
約390μg、約395μg、約400μg、約405μg、約410μg、約415μ
g、約420μg、約425μg、約430μg、約435μg、約440μg、約44
5μg、約450μg、約455μg、約460μg、約465μg、約470μg、約
475μg、約480μg、約485μg、約490μg、約495μg、約500μg
、約505μg、約510μg、約515μg、約520μg、約525μg、約530
μg、約535μg、約540μg、約545μg、約550μg、約555μg、約5
60μg、約565μg、約570μg、約575μg、約580μg、約585μg、
約590μg、約595μg、約600μg、約605μg、約610μg、約615μ
g、約620μg、約625μg、約630μg、約635μg、約640μg、約64
5μg、約650μg、約655μg、約660μg、約665μg、約670μg、約
675μg、約680μg、約685μg、約690μg、約695μg、約700μg
、約705μg、約710μg、約715μg、約720μg、約725μg、約730
μg、約735μg、約740μg、約745μg、約750μg、約755μg、約7
60μg、約765μg、約770μg、約775μg、約780μg、約785μg、
約790μg、約795μg、約800μg、約805μg、約810μg、約815μ
g、約820μg、約825μg、約830μg、約835μg、約840μg、約84
5μg、約850μg、約855μg、約860μg、約865μg、約870μg、約
875μg、約880μg、約885μg、約890μg、約895μg、約900μg
、約905μg、約910μg、約915μg、約920μg、約925μg、約930
μg、約935μg、約940μg、約945μg、約950μg、約955μg、約9
60μg、約965μg、約970μg、約975μg、約980μg、約985μg、
約990μg、約995μg、約1000μg、約5mg、約10mg、約15mg、約
20mg、約25mg、約50mg、約75mg、約100mg、約125mg、約15
0mg、約175mg、約200mg、約225mg、約250mg、約275mg、約
300mg、約325mg、約350mg、約375mg、約400mg、約425mg
、約450mg、約475mg、約500mg、約525mg、約550mg、約575
mg、約600mg、約625mg、約650mg、約675mg、約700mg、約7
25mg、約750mg、約775mg、約800mg、約825mg、約850mg、
約875mg、約900mg、約925mg、約950mg、約975mg、約1000
mg、約1025mg、約1050mg、約1075mg、約1100mg、約1025
mg、約1050mg、約1075mg、約1200mg、約1225mg、約1250
mg、約1275mg、約1300mg、約1325mg、約1350mg、約1375
mg、約1400mg、約1425mg、約1450mg、約1475mg、約1500
mg、約1525mg、約1550mg、約1575mg、約1600mg、約1625
mg、約1650mg、約1675mg、約1700mg、約1725mg、約1750
mg、約1775mg、約1800mg、約1825mg、約1850mg、約1875
mg、約1900mg、約1925mg、約1950mg、約1975mg、約2000
mg、約2025mg、約2050mg、約2075mg、約2100mg、約2125
mg、約2150mg、約2175mg、約2200mg、約2225mg、約2250
mg、約2275mg、約2300mg、約2325mg、約2350mg、約2375
mg、約2400mg、約2425mg、約2450mg、約2475mg、約2500
mg 約2525mg、約2550mg、約2575mg、約2600mg、約2625
mg、約2650mg、約2675mg、約2700mg、約2725mg、約2750
mg、約2775mg、約2800mg、約2825mg、約2850mg、約2875
mg、約2900mg、約2925mg、約2950mg、約2975mg、約3000
mg、約3025mg、約3050mg、約3075mg、約3100mg、約3125
mg、約3150mg、約3175mg、約3200mg、約3225mg、約3250
mg、約3275mg、約3300mg、約3325mg、約3350mg、約3375
mg、約3400mg、約3425mg、約3450mg、約3475mg、約3500
mg、約3525mg、約3550mg、約3575mg、約3600mg、約3625
mg、約3650mg、約3675mg、約3700mg、約3725mg、約3750
mg、約3775mg、約3800mg、約3825mg、約3850mg、約3875
mg、約3900mg、約3925mg、約3950mg、約3975mg、約4000
mg、約4025mg、約4050mg、約4075mg、約4100mg、約4125
mg、約4150mg、約4175mg、約4200mg、約4225mg、約4250
mg、約4275mg、約4300mg、約4325mg、約4350mg、約4375
mg、約4400mg、約4425mg、約4450mg、約4475mg、約4500
mg、約4525mg、約4550mg、約4575mg、約4600mg、約4625
mg、約4650mg、約4675mg、約4700mg、約4725mg、約4750
mg、約4775mg、約4800mg、約4825mg、約4850mg、約4875
mg、約4900mg、約4925mg、約4950mg、約4975mg、約5000
mg、約5025mg、約5050mg、約5075mg、約5100mg、約5125
mg、約5150mg、約5175mg、約5200mg、約5225mg、約5250
mg、約5275mg、約5300mg、約5325mg、約5350mg、約5375
mg、約5400mg、約5425mg、約5450mg、約5475mg、約5500
mg、約5525mg、約5550mg、約5575mg、約5600mg、約5625
mg、約5650mg、約5675mg、約5700mg、約5725mg、約5750
mg、約5775mg、約5800mg、約5825mg、約5850mg、約5875
mg、約5900mg、約5925mg、約5950mg、約5975mg、約6000
mg、約6025mg、約6050mg、約6075mg、約6100mg、約6125
mg、約6150mg、約6175mg、約6200mg、約6225mg、約6250
mg、約6275mg、約6300mg、約6325mg、約6350mg、約6375
mg、約6400mg、約6425mg、約6450mg、約6475mg、約6500
mg、約6525mg、約6550mg、約6575mg、約6600mg、約6625
mg、約6650mg、約6675mg、約6700mg、約6725mg、約6750
mg、約6775mg、約6800mg、約6825mg、約6850mg、約6875
mg、約6900mg、約6925mg、約6950mg、約6975mg、約7000
mg、約7025mg、約7050mg、約7075mg、約7100mg、約7125
mg、約7150mg、約7175mg、約7200mg、約7225mg、約7250
mg、約7275mg、約7300mg、約7325mg、約7350mg、約7375
mg、約7400mg、約7425mg、約7450mg、約7475mg、約7500
mg、約7525mg、約7550mg、約7575mg、約7600mg、約7625
mg、約7650mg、約7675mg、約7700mg、約7725mg、約7750
mg、約7775mg、約7800mg、約7825mg、約7850mg、約7875
mg、約7900mg、約7925mg、約7950mg、約7975mg、約8000
mg、約8025mg、約8050mg、約8075mg、約8100mg、約8125
mg、約8150mg、約8175mg、約8200mg、約8225mg、約8250
mg、約8275mg、約8300mg、約8325mg、約8350mg、約8375
mg、約8400mg、約8425mg、約8450mg、約8475mg、約8500
mg、約8525mg、約8550mg、約8575mg、約8600mg、約8625
mg、約8650mg、約8675mg、約8700mg、約8725mg、約8750
mg、約8775mg、約8800mg、約8825mg、約8850mg、約8875
mg、約8900mg、約8925mg、約8950mg、約8975mg、約9000
mg、約9025mg、約9050mg、約9075mg、約9100mg、約9125
mg、約9150mg、約9175mg、約9200mg、約9225mg、約9250
mg、約9275mg、約9300mg、約9325mg、約9350mg、約9375
mg、約9400mg、約9425mg、約9450mg、約9475mg、約9500
mg、約9525mg、約9550mg、約9575mg、約9600mg、約9625
mg、約9650mg、約9675mg、約9700mg、約9725mg、約9750
mg、約9775mg、約9800mg、約9825mg、約9850mg、約9875
mg、約9900mg、約9925mg、約9950mg、約9975mg、または約1
0,000mgの量で存在する。
一実施形態では、本発明の組成物は、約10重量%以下、約9重量%以下、約8重量%
以下、約7重量%以下、約6重量%以下、約5重量%以下、約4重量%以下、約3重量%
以下、約2重量%以下、約1重量%以下、または約0.5重量%以下しか、エイコサペン
タエン酸、アルファリノレン酸、ドコサヘキサエン酸、ドコサペンタエン酸、またはこれ
らの誘導体などの他のオメガ−3脂肪酸を含有しない。
別の実施形態では、15−HEPEは、本発明の組成物中に存在する全ての脂肪酸の少なくとも約60重量%、少なくとも約70重量%、少なくとも約80重量%、少なくとも約90重量%、少なくとも約95重量%、少なくとも約97重量%、少なくとも約98重量%、少なくとも約99重量%、または100重量%を表す。
いくつかの実施形態では、本開示は、必要のある対象に15−HEPEを含む薬学的組
成物を投与することを含む、15−HEPEにより仲介される疾患または障害を治療する
ための方法を提供する。いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、約50μg/mL
〜約1,000μg/mL、例えば、約50μg/mL、約60μg/mL、約70μg
/mL、約80μg/mL、約90μg/mL、約100μg/mL、約110μg/m
L、約120μg/mL、約130μg/mL、約140μg/mL、約150μg/m
L、約160μg/mL、約170μg/mL、約180μg/mL、約190μg/m
L、約200μg/mL、約210μg/mL、約220μg/mL、約230μg/m
L、約240μg/mL、約250μg/mL、約260μg/mL、約270μg/m
L、約280μg/mL、約290μg/mL、約300μg/mL、約310μg/m
L、約320μg/mL、約330μg/mL、約340μg/mL、約350μg/m
L、約360μg/mL、約370μg/mL、約380μg/mL、約390μg/m
L、約400μg/mL、約410μg/mL、約420μg/mL、約430μg/m
L、約440μg/mL、約450μg/mL、約460μg/mL、約470μg/m
L、約480μg/mL、約490μg/mL、約500μg/mL、約510μg/m
L、約520μg/mL、約530μg/mL、約540μg/mL、約550μg/m
L、約560μg/mL、約570μg/mL、約580μg/mL、約590μg/m
L、約600μg/mL、約610μg/mL、約620μg/mL、約630μg/m
L、約640μg/mL、約650μg/mL、約660μg/mL、約670μg/m
L、約680μg/mL、約690μg/mL、約700μg/mL、約710μg/m
L、約720μg/mL、約730μg/mL、約740μg/mL、約750μg/m
L、約760μg/mL、約770μg/mL、約780μg/mL、約790μg/m
L、約800μg/mL、約810μg/mL、約820μg/mL、約830μg/m
L、約840μg/mL、約850μg/mL、約860μg/mL、約870μg/m
L、約880μg/mL、約890μg/mL、約900μg/mL、約910μg/m
L、約920μg/mL、約930μg/mL、約940μg/mL、約950μg/m
L、約960μg/mL、約970μg/mL、約980μg/mL、約990μg/m
L、または約1000μg/mLの15−HEPEを含む。いくつかの実施形態では、対
象は、1日当たり約5μg〜約4,000mg、例えば、約5μg/日〜約10,000
mg、約25mg〜約7500mg、50mg〜約5000mg、約75mg〜約250
0mg、約100mg〜約1000mg、または約50μg/日〜約1000μg/日、
例えば、約5μg/日、約10μg/日、約15μg/日、約20μg/日、約25μg
/日、約30μg/日、約35μg/日、約40μg/日、約45μg/日、約50μg
/日、約55μg/日、約60μg/日、約65μg/日、約70μg/日、約75μg
/日、約80μg/日、約85μg/日、約90μg/日、約95μg/日、約100μ
g/日、約105μg/日、約110μg/日、約115μg/日、約120μg/日、
約125μg/日、約130μg/日、約135μg/日、約140μg/日、約145
μg/日、約150μg/日、約155μg/日、約160μg/日、約165μg/日
、約170μg/日、約175μg/日、約180μg/日、約185μg/日、約19
0μg/日、約195μg/日、約200μg/日、約205μg/日、約210μg/
日、約215μg/日、約220μg/日、約225μg/日、約230μg/日、約2
35μg/日、約240μg/日、約245μg/日、約250μg/日、約255μg
/日、約260μg/日、約265μg/日、約270μg/日、約275μg/日、約
280μg/日、約285μg/日、約290μg/日、約295μg/日、約300μ
g/日、約305μg/日、約310μg/日、約315μg/日、約320μg/日、
約325μg/日、約330μg/日、約335μg/日、約340μg/日、約345
μg/日、約350μg/日、約355μg/日、約360μg/日、約365μg/日
、約370μg/日、約375μg/日、約380μg/日、約385μg/日、約39
0μg/日、約395μg/日、約400μg/日、約405μg/日、約410μg/
日、約415μg/日、約420μg/日、約425μg/日、約430μg/日、約4
35μg/日、約440μg/日、約445μg/日、約450μg/日、約455μg
/日、約460μg/日、約465μg/日、約470μg/日、約475μg/日、約
480μg/日、約485μg/日、約490μg/日、約495μg/日、約500μ
g/日、約505μg/日、約510μg/日、約515μg/日、約520μg/日、
約525μg/日、約530μg/日、約535μg/日、約540μg/日、約545
μg/日、約550μg/日、約555μg/日、約560μg/日、約565μg/日
、約570μg/日、約575μg/日、約580μg/日、約585μg/日、約59
0μg/日、約595μg/日、約600μg/日、約605μg/日、約610μg/
日、約615μg/日、約620μg/日、約625μg/日、約630μg/日、約6
35μg/日、約640μg/日、約645μg/日、約650μg/日、約655μg
/日、約660μg/日、約665μg/日、約670μg/日、約675μg/日、約
680μg/日、約685μg/日、約690μg/日、約695μg/日、約700μ
g/日、約705μg/日、約710μg/日、約715μg/日、約720μg/日、
約725μg/日、約730μg/日、約735μg/日、約740μg/日、約745
μg/日、約750μg/日、約755μg/日、約760μg/日、約765μg/日
、約770μg/日、約775μg/日、約780μg/日、約785μg/日、約79
0μg/日、約795μg/日、約800μg/日、約805μg/日、約810μg/
日、約815μg/日、約820μg/日、約825μg/日、約830μg/日、約8
35μg/日、約840μg/日、約845μg/日、約850μg/日、約855μg
/日、約860μg/日、約865μg/日、約870μg/日、約875μg/日、約
880μg/日、約885μg/日、約890μg/日、約895μg/日、約900μ
g/日、約905μg/日、約910μg/日、約915μg/日、約920μg/日、
約925μg/日、約930μg/日、約935μg/日、約940μg/日、約945
μg/日、約950μg/日、約955μg/日、約960μg/日、約965μg/日
、約970μg/日、約975μg/日、約980μg/日、約985μg/日、約99
0μg/日、約995μg/日、約1000μg/日、約5mg/日、約10mg/日、
約15mg/日、約20mg/日、約25mg/日、約50mg/日、約75mg/日、
約100mg/日、約125mg/日、約150mg/日、約175mg/日、約200
mg/日、約225mg/日、約250mg/日、約275mg/日、約300mg/日
、約325mg/日、約350mg/日、約375mg/日、約400mg/日、約42
5mg/日、約450mg/日、約475mg/日、約500mg/日、約525mg/
日、約550mg/日、約575mg/日、約600mg/日、約625mg/日、約6
50mg/日、約675mg/日、約700mg/日、約725mg/日、約750mg
/日、約775mg/日、約800mg/日、約825mg/日、約850mg/日、約
875mg/日、約900mg/日、約925mg/日、約950mg/日、約975m
g/日、約1000mg/日、約1025mg/日、約1050mg/日、約1075m
g/日、約1100mg/日、約1025mg/日、約1050mg/日、約1075m
g/日、約1200mg/日、約1225mg/日、約1250mg/日、約1275m
g/日、約1300mg/日、約1325mg/日、約1350mg/日、約1375m
g/日、約1400mg/日、約1425mg/日、約1450mg/日、約1475m
g/日、約1500mg/日、約1525mg/日、約1550mg/日、約1575m
g/日、約1600mg/日、約1625mg/日、約1650mg/日、約1675m
g/日、約1700mg/日、約1725mg/日、約1750mg/日、約1775m
g/日、約1800mg/日、約1825mg/日、約1850mg/日、約1875m
g/日、約1900mg/日、約1925mg/日、約1950mg/日、約1975m
g/日、約2000mg/日、約2025mg/日、約2050mg/日、約2075m
g/日、約2100mg/日、約2125mg/日、約2150mg/日、約2175m
g/日、約2200mg/日、約2225mg/日、約2250mg/日、約2275m
g/日、約2300mg/日、約2325mg/日、約2350mg/日、約2375m
g/日、約2400mg/日、約2425mg/日、約2450mg/日、約2475m
g/日、約2500mg/日 約2525mg/日、約2550mg/日、約2575m
g/日、約2600mg/日、約2625mg/日、約2650mg/日、約2675m
g/日、約2700mg/日、約2725mg/日、約2750mg/日、約2775m
g/日、約2800mg/日、約2825mg/日、約2850mg/日、約2875m
g/日、約2900mg/日、約2925mg/日、約2950mg/日、約2975m
g/日、約3000mg/日、約3025mg/日、約3050mg/日、約3075m
g/日、約3100mg/日、約3125mg/日、約3150mg/日、約3175m
g/日、約3200mg/日、約3225mg/日、約3250mg/日、約3275m
g/日、約3300mg/日、約3325mg/日、約3350mg/日、約3375m
g/日、約3400mg/日、約3425mg/日、約3450mg/日、約3475m
g/日、約3500mg/日、約3525mg/日、約3550mg/日、約3575m
g/日、約3600mg/日、約3625mg/日、約3650mg/日、約3675m
g/日、約3700mg/日、約3725mg/日、約3750mg/日、約3775m
g/日、約3800mg/日、約3825mg/日、約3850mg/日、約3875m
g/日、約3900mg/日、約3925mg/日、約3950mg/日、約3975m
g/日、または約4000mg/日の15−HEPEを投与される。
いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、乾燥粉末吸入器による投与に好適な乾燥
粉末形態である。いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、測定用量吸入器による投
与に好適な粉末形態である。いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、噴射剤をさら
に含む。いくつかの実施形態では、噴射剤は、1,1,1,2−テトラフルオロエタンで
ある。
いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、噴霧器による投与に好適な形態である。
いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は、溶媒系を含む溶液である。いくつかの実施
形態では、溶媒系はアルコールを含む。いくつかの実施形態では、溶媒系はアルコールを
含まない。いくつかの実施形態では、溶媒系はポリオールを含む。いくつかの実施形態で
は、溶媒系はポリオールを含まない。いくつかの実施形態では、本薬学的組成物は懸濁液
である。
いくつかの実施形態では、本開示の方法は、本薬学的組成物の投与前に対象の第1の強
制呼気量(「FEV」)値を測定することと、本薬学的組成物の投与後に対象の第2のF
EV値を測定することとをさらに含む。いくつかの実施形態では、第2のFEV値は、第
1のFEV値より大きいか、または実質的に大きい。いくつかの実施形態では、第1及び
第2のFEV値は、対象が0.5秒間、1.0秒間(すなわち、「FEV」)、2.0
秒間、または3.0秒間に強制的に吐き出す空気の体積である。
いくつかの実施形態では、本開示の方法は、本薬学的組成物を投与する前に対象の第1
のFEV/FVC(強制肺活量)値を測定することと、本薬学的組成物を投与した後に
対象の第2のFEV/FVC値を測定することとをさらに含む。いくつかの実施形態で
は、第2のFEV/FVC値は、第1のFEV/FVC値より大きいか、または実質
的に大きい。いくつかの実施形態では、第1のFEV/FVC値は約70%以下である
。いくつかの実施形態では、第2のFEV/FVC値は約70%を超える。いくつかの
実施形態では、第1のFEV/FVC値は気管支拡張薬治療の投与後に測定される。
いくつかの実施形態では、対象は男性であり、第1のFEV/FVC値は、この対象
と同様の年齢及び体組成を有する男性について予想されるFEV/FVC値の約88%
以下である。いくつかの実施形態では、対象は女性であり、第1のFEV/FVC値は
、この対象と同様の年齢及び体組成を有する女性について予想されるFEV/FVC値
の約89%以下である。
いくつかの実施形態では、疾患または障害は、COPDまたは喘息からなる群から選択
される。いくつかの実施形態では、疾患または障害はCOPDである。いくつかの実施形
態では、疾患または障害は喘息である。
いくつかの実施形態では、本開示に従う方法は、第2の活性剤を(共投与することを含
む)投与することをさらに含む。いくつかの実施形態では、第2の活性剤は、短時間作用
型気管支拡張薬(すなわち、短時間作用型ベータアゴニスト)、長時間作用型気管支拡張
薬(すなわち、長時間作用型ベータアゴニスト)、ホスホジエステラーゼ−4(「PDE
4」)阻害剤、副腎皮質ステロイド、ロイコトリエン受容体アンタゴニスト、去痰薬、及
びメチルキサンチンからなる群から選択される。いくつかの実施形態では、第2の活性剤
は、15−HEPEを含む薬学的組成物と共に製剤化される。いくつかの実施形態では、
第2の活性剤は、別々に製剤化され、15−HEPEを含む薬学的組成物と共投与される
。本明細書で使用されるとき、用語「共投与」は、第2の活性剤を、15−HEPEを含
む薬学的組成物と同時に、これと付随して、これの1時間以内、2時間以内、3時間以内
、4時間以内、5時間以内、6時間以内、7時間以内、8時間以内、9時間以内、10時
間以内、11時間以内、12時間以内、13時間以内、14時間以内、15時間以内、1
6時間以内、17時間以内、18時間以内、19時間以内、20時間以内、21時間以内
、22時間以内、23時間以内、または24時間以内に投与することを含む。
一実施形態では、本方法は、本明細書で開示される薬学的組成物を1日1回、1日2回
、1日3回、または1日3回を超えて投与することを含む。
一実施形態では、本開示に従う治療に際して、例えば、約1〜約200週間、約1〜約
100週間、約1〜約80週間、約1〜約50週間、約1〜約40週間、約1〜約20週
間、約1〜約15週間、約1〜約12週間、約1〜約10週間、約1〜約5週間、約1〜
約2週間、または約1週間の期間にわたり、処置した対象は、FEV値の改善、FCV値
の改善、またはこれらの組み合わせを示す。
本明細書で使用されるとき、疾患、障害、もしくは状態を「治療する」またはこれらの
「治療」は、少なくとも部分的に(1)疾患、障害、または状態を予防すること、すなわ
ち、疾患、障害、または状態に曝露されるか、またはかかりやすくなっているが、まだ疾
患、障害、または状態の症状を経験していないか、または示していない哺乳類において疾
患、障害、または状態の臨床症状が発展しないようにすること、(2)疾患、障害、また
は状態を阻害すること、すなわち、疾患、障害、もしくは状態、またはその臨床症状の発
展を阻止または低減させること、または(3)疾患、障害、または状態を緩和すること、
すなわち、疾患、障害、もしくは状態、またはその臨床症状の退縮をもたらすことを含む
。所与の疾患または障害に関連する用語「予防」は、疾患が起こっていない場合は疾患発
展の開始を予防すること、障害もしくは疾患にかかりやすくなっている場合があるが、ま
だ障害もしくは疾患を有するとは診断されていない対象においては疾患もしくは障害が起
こることを予防すること、及び/または既に疾患/障害が存在している場合はさらなる疾
患/障害の発展を予防することを意味する。
本明細書で使用されるとき、「有効な量」は、対象に治療効果を付与するために必要な
活性組成物の量を指す。本明細書で使用されるとき、「治療的に有効な量」は、処置され
る疾患、障害、または状態の症状のうちの1つ以上をある程度まで緩和する、投与される
剤または化合物の十分な量を指す。いくつかの実施形態では、その結果は、疾患の徴候、
症状、もしくは原因の低減及び/もしくは軽減、または生体系の任意の他の所望の変化で
ある。例えば、いくつかの実施形態では、治療的使用のための「有効な量」は、過度の悪
い副作用を伴わずに疾患症状の臨床的に顕著な低減を提供するのに必要な、本明細書で開
示される化合物を含む組成物の量である。いくつかの実施形態では、任意の個々の場合に
おける適切な「有効な量」は、用量漸増研究などの技術を用いて決定される。用語「治療
的に有効な量」は、例えば予防的に有効な量を含む。他の実施形態では、本明細書で開示
される化合物の「有効な量」は、過度の悪い副作用を伴わずに所望の薬理学的効果または
治療的改善を達成するのに有効な量である。他の実施形態では、「有効な量」または「治
療的に有効な量」は、対象の代謝、年齢、体重、全身状態、処置される状態、処置される
状態の重症度、及び主治医の判断における変動のために、対象毎に変動することが理解さ
れる。本文脈における用語「薬学的に許容される」は、問題の物質が対象に対して認容で
きない毒性を生成しないか、または本組成物の他の成分との相互作用を生成しないことを
意味する。
別の実施形態では、本開示は、喘息またはCOPDなどの肺疾患または障害を治療する
、その症状を低減させる、その進行を遅延させる、またはその退縮を促進する方法を提供
する。
一実施形態では、本開示は、第2の活性剤の投与と関連付けられる副作用を低減または
予防する方法を提供する。本明細書で開示される、ある特定の第2の活性剤の投与は、様
々な耐え難い症状、例えば、非限定的に、中咽頭、口腔、粘膜組織などの炎症;頭痛;吐
き気;胃のむかつき;重篤なアレルギー反応(発疹;蕁麻疹;呼吸困難;胸部の緊張;口
腔、顔面、口唇、または舌の膨張);尿中血液;血性吐物;下痢;めまい;興奮性;速い
呼吸;速い/不規則な動悸;潮紅;のどの渇きまたは排尿の増大;過敏性;筋肉痙攣;胸
部の動悸;不穏状態;脳卒中;胃痛;睡眠障害;及び嘔吐と関連付けられている。一実施
形態では、本明細書で開示される第2の活性剤の投与と関連付けられる副作用を低減させ
る方法は、第2の活性剤を含む第1の薬学的組成物の投与を中止し、本明細書で開示され
る15−HEPEを含む第2の薬学的組成物を対象に投与することを含む。一実施形態で
は、第2の薬学的組成物は、第1の薬学的組成物中の第2の活性剤の量に満たない量の同
じ第2の活性剤を含む。一実施形態では、第2の薬学的組成物は、第1の薬学的組成物中
の第2の活性剤の量とおよそ等しいか、または等しい量のその第2の活性剤を含む。一実
施形態では、第2の薬学的組成物は、第1の薬学的組成物中の第2の活性剤の量を超える
量のその第2の活性剤を含む。一実施形態では、第2の薬学的組成物は、第2の活性剤を
含まず、本質的に第2の活性剤のいずれも含まず、または実質的に第2の活性剤のいずれ
も含まない。
さらなる説明がなくても、当業者は、前述の説明及び以下の例示的な実施例を用いて、
本開示の剤を製造及び利用し、特許請求の範囲の方法を実施することができると考えられ
る。以下の実用的な実施例は、本開示の実施を促進するために提供され、本開示の残りの
部分をいかなる様式でも限定するとは解釈されるべきでない。
実施例1:モルモットを15−HEPEに慢性的に曝露した後の、ヒスタミン誘発気管支
収縮のin vivo調査
モルモットは、呼吸器感受性及びヒトで観察される呼吸反応と類似した呼吸反応の発現
のために、呼吸器研究の信頼できる動物モデルである。モルモットは、本研究の目的に不
可欠な、十分に発達した気管支平滑筋区画を有する。
この研究設計は、現行のInternational Conference on
Harmonization(ICH)Harmonized Tripartite
Guidelines(国際調和会議統一三極ガイドライン)[ICH S7A]及び薬
学的化合物の試験に一般的に認容される手順に基づいた。
約450〜500gの体重の雄の成体 Hartleyモルモットを、経口強制投与の
開始日前に少なくとも5日間順応させた。動物を4つの群(低用量、高用量、ビヒクル、
及び正の対照)のうちの1つに割り当て、順応期間中1群当たり2匹ずつ収容した。
A.試験物品溶液の調製
試験物品を、ビヒクルとしてオリーブ油を用いて製剤化した。15−HEPEの低及び
高用量(50mg/kg及び500mg/kg)を製剤化した。
B.正の対照溶液の調製
バンブテロールの1mg/mlのストック溶液を水溶液中に調製し、次いで、ビヒクル
効果のために強制投与用シリンジ中でオリーブ油と混合した。このストック溶液は、保存
は−20℃、使用は室温で行い、実験期間中安定であると考えられた。
C.気管支収縮剤の調製
ヒスタミン二塩酸塩(Sigma Aldrich)の5μg/mlのストック溶液を
塩溶液(0.9%NaCl)中に調製した。このストック溶液を4℃で保存した。有効期
限は調製14日後に設定した。
D.研究設計
正の対照、(バンブテロール0.27mg/kg/日)、及び昇圧薬(ヒスタミン0.
184、0.919、及び1.84μg/kg)の濃度を参考文献に基づいて選択した。
各群に、1mlシリンジを用いて経口強制投与により指定された化合物を与えた。投与
スケジュールは以下のとおりであった。
・ビヒクル(オリーブ油)
・バンブテロール 0.27mg/kg/日
・15−HEPE 50mg/kg/日
・15−HEPE 500mg/kg/日
ストック溶液を、1日1回、連続7日間投与した。7日目の投与日の経口栄養2時間後
に、動物を手術した。全ての動物飼育維持及び施設維持について記録し、文書は研究施設
で保存した。
モルモットをウレタンの腹腔内注入(1.5g/kg)で麻酔した。気管切開を行い、
実験の間、動物を機械的に換気した。換気圧を記録し、気管支痙攣の徴候について分析し
た。パルスオキシメータを各動物の後足に取り付け、麻酔したモルモットの心拍及び酸素
飽和を得、手術手順中この動物の全身状態を連続してモニターした。ベースライン測定後
、3用量のヒスタミン(0.184、0.919、及び1.84μg/kg)を噴霧し(
一定体積換気、1分間当たり60呼吸、7.5ml/秒)、各用量間に20分間または定
常状態が達成されるまで、間隔を有した。呼吸抵抗、心拍数、及び酸素飽和を、刺激後約
1時間連続してモニターした。実験の終わりに、動物を失血により安楽死させた。
E.結果及び分析
Microsoft Windowsを実行するネットワーク化パーソナルコンピュー
タをデータ取得に使用した。取得ソフトウェアは、Axon Instrumentsの
Axoscope 10.2であった。Axoscope 10.2は、この研究のため
にそれが使用された、関連する背景研究において完全に確証されている。
Microsoft Windowsを実行するネットワーク化パーソナルコンピュー
タにインストールされたClampfit10.2.0.14分析ソフトウェア(Axo
n Instruments)を使用した。Clampfit10.2.0.14は、そ
れが使用された関連する背景研究において完全に確証されている。図示のための図表ソフ
トウェアは、Microsoft Windowsを実行するネットワーク化パーソナル
コンピュータにインストールされたMicrosoft Office Excel 2
007である。換気圧(呼吸抵抗)を連続して記録し、呼吸抵抗平均値を計算するために
使用した。一元配置分散分析により、実験群間で曝露前及び曝露後パラメータを比較する
。p≦0.05で統計的有意差ありとした。
表1:ビヒクルでの連続7日間の強制投与後の、ヒスタミン用量噴霧後のベースラインか
らの換気圧(mmHg)変化
Figure 2020002150
表2:バンブテロール(0.27mg/kg/日)での連続7日間の強制投与後の、ヒス
タミン用量噴霧後のベースラインからの換気圧(mmHg)変化
Figure 2020002150
表3:15−HEPE(50mg/kg/日)での連続7日間の強制投与後の、ヒスタミ
ン用量噴霧後のベースラインからの換気圧(mmHg)変化
Figure 2020002150
表4:15−HEPE(500mg/kg/日)での連続7日間の強制投与後の、ヒスタ
ミン用量噴霧後のベースラインからの換気圧(mmHg)変化
Figure 2020002150
上記から、本発明の特定の実施形態が例示の目的のために本明細書で説明されているが
、その様々な改変が本発明の範囲から逸脱することなくなされ得ることが理解される。し
たがって、本発明は付属の特許請求の範囲により限定されることを除いては、限定されな
い。
上記から、本発明の特定の実施形態が例示の目的のために本明細書で説明されているが
、その様々な改変が本発明の範囲から逸脱することなくなされ得ることが理解される。し
たがって、本発明は付属の特許請求の範囲により限定されることを除いては、限定されな
い。
本件出願は、以下の構成の発明を提供する。
(構成1)
必要のある対象に15−HEPEを含む薬学的組成物を投与することを含む、肺疾患ま
たは障害を治療するための方法。
(構成2)
前記薬学的組成物が、約50μg〜約4,000mgの15−HEPEを含む、構成1
に記載の前記方法。
(構成3)
前記対象が、1日当たり前記対象に約1〜約2,000mgの15−HEPEを提供す
るのに十分な量の前記組成物を投与される、構成1または2に記載の前記方法。
(構成4)
必要のある対象の肺に15−HEPEを含む薬学的組成物を投与することを含む、疾患
または障害を治療するための方法。
(構成5)
前記薬学的組成物が、約50μg〜約1,000μg/mLの15−HEPEを含む、
構成4に記載の前記方法。
(構成6)
前記対象が、1日当たり前記対象に約5μg〜約1,000μgの15−HEPEを提
供するのに十分な量の前記組成物を投与される、構成4または5に記載の前記方法。
(構成7)
前記疾患または障害が、喘息及びCOPDからなる群から選択される、構成1〜6のい
ずれか一項に記載の前記方法。
(構成8)
前記薬学的組成物が、第2の活性剤をさらに含む、構成1〜7のいずれか一項に記載の
前記方法。
(構成9)
前記第2の活性剤が、短時間作用型気管支拡張薬、長時間作用型気管支拡張薬、ホスホ
ジエステラーゼ−4阻害剤、副腎皮質ステロイド、ロイコトリエン受容体アンタゴニスト
、去痰薬、及びメチルキサンチンからなる群から選択される、構成8に記載の前記方法。

Claims (9)

  1. 必要のある対象に15−HEPEを含む薬学的組成物を投与することを含む、肺疾患ま
    たは障害を治療するための方法。
  2. 前記薬学的組成物が、約50μg〜約4,000mgの15−HEPEを含む、請求項
    1に記載の前記方法。
  3. 前記対象が、1日当たり前記対象に約1〜約2,000mgの15−HEPEを提供す
    るのに十分な量の前記組成物を投与される、請求項1または2に記載の前記方法。
  4. 必要のある対象の肺に15−HEPEを含む薬学的組成物を投与することを含む、疾患
    または障害を治療するための方法。
  5. 前記薬学的組成物が、約50μg〜約1,000μg/mLの15−HEPEを含む、
    請求項4に記載の前記方法。
  6. 前記対象が、1日当たり前記対象に約5μg〜約1,000μgの15−HEPEを提
    供するのに十分な量の前記組成物を投与される、請求項4または5に記載の前記方法。
  7. 前記疾患または障害が、喘息及びCOPDからなる群から選択される、請求項1〜6の
    いずれか一項に記載の前記方法。
  8. 前記薬学的組成物が、第2の活性剤をさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載
    の前記方法。
  9. 前記第2の活性剤が、短時間作用型気管支拡張薬、長時間作用型気管支拡張薬、ホスホ
    ジエステラーゼ−4阻害剤、副腎皮質ステロイド、ロイコトリエン受容体アンタゴニスト
    、去痰薬、及びメチルキサンチンからなる群から選択される、請求項8に記載の前記方法
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