JP2004507494A - サルメテロールとプロピオン酸フルチカゾンとの合剤の使用 - Google Patents

サルメテロールとプロピオン酸フルチカゾンとの合剤の使用 Download PDF

Info

Publication number
JP2004507494A
JP2004507494A JP2002522868A JP2002522868A JP2004507494A JP 2004507494 A JP2004507494 A JP 2004507494A JP 2002522868 A JP2002522868 A JP 2002522868A JP 2002522868 A JP2002522868 A JP 2002522868A JP 2004507494 A JP2004507494 A JP 2004507494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salmeterol
fluticasone propionate
acceptable salt
physiologically acceptable
combination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002522868A
Other languages
English (en)
Inventor
ホーストマン,ドナルド,ハーバート
メイデン,クレア,ジュリア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glaxo Group Ltd
Original Assignee
Glaxo Group Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glaxo Group Ltd filed Critical Glaxo Group Ltd
Publication of JP2004507494A publication Critical patent/JP2004507494A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/56Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/13Amines
    • A61K31/135Amines having aromatic rings, e.g. ketamine, nortriptyline
    • A61K31/137Arylalkylamines, e.g. amphetamine, epinephrine, salbutamol, ephedrine or methadone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/56Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
    • A61K31/57Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms, e.g. pregnane or progesterone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/56Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
    • A61K31/575Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids substituted in position 17 beta by a chain of three or more carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, ergosterol, sitosterol
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/007Pulmonary tract; Aromatherapy
    • A61K9/0073Sprays or powders for inhalation; Aerolised or nebulised preparations generated by other means than thermal energy
    • A61K9/0075Sprays or powders for inhalation; Aerolised or nebulised preparations generated by other means than thermal energy for inhalation via a dry powder inhaler [DPI], e.g. comprising micronized drug mixed with lactose carrier particles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • A61P11/06Antiasthmatics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)

Abstract

本発明は、慢性閉塞性肺疾患の治療のための、サルメテロールとプロピオン酸フルチカゾンとの合剤の使用に関する。

Description

【0001】
本発明は、慢性閉塞性肺疾患の治療のための、サルメテロールとプロピオン酸フルチカゾンとの合剤の使用に関する。
【0002】
喘息およびその他の呼吸系疾患の治療に用いるためのβ−2アドレナリンアゴニストサルメテロールまたはその生理学的に許容される塩とコルチコステロイドプロピオン酸フルチカゾンとの合剤が、GB 2 235 627に記載されている。
【0003】
プロピオン酸フルチカゾン自体は、GB 2 088 877より、抗炎症性活性を有し、鼻、喉または肺のアレルギーおよび炎症状態、例えば喘息および花粉症などの鼻炎の治療に有用であることが知られている。しかし、慢性閉塞性肺疾患の治療におけるコルチコステロイド吸入の臨床的な有用性は、例えばCalverley and Barnes編集のAmerican Journal of Respiratory and Critical Care Medicine, vol 161, pp341−344, 2000に述べられているように、不明である。
【0004】
サルメテロールは、GB 2 140 800より知られており、そのキシナホ酸塩の形態で、喘息および慢性閉塞性肺疾患の治療のために臨床的に使用されている。
【0005】
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、慢性気管支炎、気種および慢性閉塞性気道疾患を包含する一般的な用語である。COPDは、慢性的にゆっくりと進行する疾患であり、数ヶ月に亘って顕著な変化がない気動閉塞を特徴とする。喘息とちがって、FEV(努力呼気肺活量)により計測されるCOPDにおける流量制限は、通常値に戻ることがない。COPDの症状は、疾患の重篤度により異なり、例えば痰を伴うかまたは伴わない咳や、喘鳴を伴うかまたは伴わない息切れ(呼吸困難)などがある。1990〜1992年に、イギリスにおいて、COPDに起因して65歳以上の人々が81,500人死亡した。COPDの臨床管理で使用できる治療剤が今でも必要とされている。
【0006】
さらに特定の態様において、本発明は、COPDに関連した症状、特に息切れの治療および緩和、健康状態の向上、並びに経口コルチコステロイドによる治療を必要とする場合を含む悪化率の低下に関する。
【0007】
本発明者らは、サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩とプロピオン酸フルチカゾンとの合剤の使用に、COPDの治療において、サルメテロール単独での使用を超える臨床的利点があり得ることを提案する。
【0008】
したがって、本発明は、哺乳動物、例えばヒトにおけるCOPDの治療方法を提供し、この方法は、サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩、例えばキシナホ酸塩とプロピオン酸フルチカゾンとの有効量の合剤を投与することを含む。
【0009】
その他に、COPDの治療のための薬剤の製造におけるサルメテロールまたはその生理学的に許容される塩、例えばキシナホ酸塩と、プロピオン酸フルチカゾンとの有効量の合剤の使用を提供する。
【0010】
ここで用いる「治療」の用語は、臨床的な結果の向上、例えば、肺機能の向上および/または喘鳴を伴うかまたは伴わない息切れ(呼吸困難)などの症状の緩和、および/または健康状態の向上、および/または経口コルチコステロイドによる治療を必要とする場合を含む悪化率の低下を意味する。健康状態は、St. George’s Respiratory Questionnaire(Jones PW, Quirk FH, Baveystock CM, and Littlejohns P., A self−complete measure of health status for chronic airflow limitation. The St. George’s Respiratory Questionnaire, Am. Rev. Respir. Dis., vol. 145, pp 1321−7, 1992)を用いて測定することができる。
【0011】
明細書及び特許請求の範囲を通じて、特に指示がなければ、「からなる」又は「含む」の語及びそれらの語尾変化形は、述べられている1つ以上の物質若しくは工程を含むことを意味するが、他の物質又は工程を除くことを意味するわけではない。
【0012】
サルメテロールとプロピオン酸フルチカゾンとの合剤の化合物は、同じまたは異なる医薬製剤として同時に、または連続的に投与できることがわかるだろう。連続的に投与する場合は、第二の活性成分および続くいずれかの活性成分の投与の遅れによって活性成分の合剤の有利な治療効果を損なうべきではない。本発明の好ましい態様において、サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩とプロピオン酸フルチカゾンとは、結合した医薬製剤として投与される。本発明にしたがって投与されるサルメテロールとフルチカゾンの重量/重量比は、好ましくは4:1〜1:20の範囲内にある。
【0013】
治療効果を達成するのに必要なサルメテロールまたはその生理学的に許容される塩、例えばキシナホ酸塩とプロピオン酸フルチカゾンの量は、当然に、特定の塩の形態、投与経路、治療中の患者および治療される特定の疾患または病気によって変化する。本発明の合剤は、吸引により、成人に1日当り50μg〜2000μg、好ましくは1日当り100μg〜1500μg、より好ましくは1日当り50μg〜1000μgのプロピオン酸フルチカゾンと、1日当り50μg〜200μg、好ましくは1日当り50μg〜100μgのサルメテロールの投与が可能である。好ましい合剤は、250μgまたは500μgのプロピオン酸フルチカゾンと、50μgのサルメテロールとを含む。1日の投与量を数回、例えば1日2回に分けて投与することができる。
【0014】
サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩、例えばキシナホ酸塩とプロピオン酸フルチカゾンは粗薬として投与することができるが、それらのいずれもが医薬製剤としてあることが好ましい。
【0015】
本明細書において「活性成分」とは、サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩、例えばキシナホ酸塩、および/またはプロピオン酸フルチカゾンを意味する。
【0016】
最も好ましい経路は、例えば患者の状態および病気しだいであり得るが、好ましい製剤として、経口的、非経口的(皮下、皮内、筋肉内、静脈内および関節内など)、吸入(様々な型の定量加圧式エアゾール、ネブライザーまたは吹きつけ器により生成される微粒子粉末または霧など)、直腸および局所的(真皮、ほお、舌下および眼球内)に投与するのに適しているものがある。製剤は、好都合には単位投与形態で提示され、薬学の分野においてよく知られたいずれかの方法で製造することができる。どの方法も、活性成分を一種以上の補助的な成分を構成する担体と結合させる工程を含む。一般的に、製剤は、活性成分を均等および密接に液状担体若しくは細かく分割した固体担体またはその両方と結合させ、次いで必要ならば所望の製剤へと製品を形作ることにより製造される。
【0017】
好ましくは、本発明で使用される医薬製剤は、吸入による投与に適している。吸入製剤は、粉末組成物またはスプレー組成物の形態にすることができ、粉末組成物は好ましくはラクトースを含み、スプレー組成物は例えば水溶液若しくは懸濁液または適当な推進剤、例えばジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン、1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、二酸化炭素またはその他の適当なガスの使用により加圧パックから噴射されるエアロゾルとして製剤することができる。本発明に使用するのに好ましいエアロゾルスプレー組成物は、WO93/11743に記載されている。
【0018】
好ましい製剤は、サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩、例えばキシナホ酸塩、プロピオン酸フルチカゾン、およびラクトースを含む粉末組成物である。
【0019】
別の好ましい製剤は、サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩、例えばキシナホ酸塩、プロピオン酸フルチカゾン、並びに推進剤として1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパンおよび/または1,1,1,2−テトラフルオロエタンからなるエアロゾル製剤である。
【0020】
例えばゼラチンのカプセル若しくは薬包または例えば積層アルミニウムホイルのブリスターを吸入器または吹き付け器で用いるために、本発明の化合物および適当な粉末基剤、例えばラクトースまたはデンプンなどの粉末混合物を含めて製剤することができる。
【0021】
霧状にして吸入するための溶液は、酸若しくはアルカリ、緩衝塩、等張化剤または抗菌剤などの剤を添加した水性賦形剤により製造することができる。これらは濾過またはオートクレーブでの加熱により殺菌するか、または非殺菌製品とすることができる。
【0022】
特に上述した成分の他に、本発明に用いる製剤は、当該製剤の型に関連する、従来技術において知られたその他の剤、例えば、経口投与に適したものに香料を含み得ることを理解すべきである。さらに、本発明に用いるサルメテロールまたはその生理学的に許容される塩、例えばキシナホ酸塩とプロピオン酸フルチカゾンとの合剤は、さらに別の活性成分、例えば、別の気管支拡張剤、好ましくは抗コリン作用薬、例えばイプラトロピウム、チオトロピウム若しくはオキシトロピウムなど、またはメチルキサンチン、例えばテオフィリンなど、別の抗炎症薬、例えばクロモグリク酸ナトリウム若しくはネドクロミルナトリウムなど、抗ヒスタミン剤または粘液溶解薬と組み合わせて用いることができる。
【0023】
このように、本発明のさらなる態様にしたがい、サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩、例えばキシナホ酸塩およびプロピオン酸フルチカゾン並びに製薬上許容される担体または賦形剤、並びに場合によっては一種以上のその他の治療剤を含む、COPDの治療のための医薬製剤を提供する。好ましくは医薬製剤は、吸入に適した形態である。
【0024】
実施例
無作為に抽出し、二重盲検で、平行してグループに6ヶ月の臨床試験を行い、COPD患者におけるサルメテロールとプロピオン酸フルチカゾンとの合剤製品の吸入、サルメテロールの吸入、プロピオン酸フルチカゾンの吸入およびプラセボの効果を比較した。それぞれのグループの患者を、サルメテロール/プロピオン酸フルチカゾン50μg/500μg(165人の患者)、サルメテロール50μg(160人の患者)、プロピオン酸フルチカゾン500μg(168人の患者)、またはプラセボ(181人の患者)のいずれかで処置した。これらはすべて1日に2回、乾燥粉末吸入器(DISKUS(商標)、Glaxo Wellcome)により投与した。サルメテロール(合剤の一部分として、および単一療法としての両方)を、そのキシナホ酸塩として投与した。この実験の対象とした患者の71%が、ほとんど戻らないCOPDの基準、すなわち、400μgのサルブタモール(短時間作用性のβ−2アゴニスト)の吸入後に予測される10%未満の△FEVを満たしていた。治療の第1日目の投与前FEVと次の治療の来診時の投与前FEVの差を計測した結果を図1に示す。投与後FEVおよびPEFRを同様に測定した結果をそれぞれ図2および3に示す。一時的呼吸困難スコア(Transitional Dyspnea Score(TDI))(Mahler DA, Weinberg DH, Wells CK, and Feinstein AR; Chest, (1984) 85:751−8参照)についてもそれぞれの来診時に計測した結果を図4に示す。
【0025】
さらにCOPDの患者は、プラセボ比較臨床試験12ヶ月の治療期間において、サルメテロールキシナホ酸塩およびプロピオン酸フルチカゾン合剤製品吸入を規則的に行うことにより、急速に肺の機能が向上し、息切れが減少し、また症状緩和薬物の使用が減少した。図5は、試験に登録した全ての患者についての試験期間にわたる投与前FEVの向上の平均を示す(包括解析集団)。図6は、症状緩和薬物(Ventolin(商標)(サルブタモール)、Glaxo Wellcome)の投与が必要なかった場合の日の平均%を示す。COPD悪化のリスクの他に、図7に示すように、経口コルチコステロイドの追加の治療過程の必要性が大きく減少した。St. George’s Respiratory Questionnaire(Jones PW, Quirk FH, Baveystock CM, and Littlejohns P., A self−complete measure of health status for chronic airflow limitation. The St. George’s Respiratory Questionnaire, Am. Rev. Respir. Dis., vol. 145, pp 1321−7, 1992)を用いて測定し、図8に示したように、健康状態にも大きな向上がみられた。
【0026】
図1〜8において、次の略号を用いている:
Sal50:サルメテロール50μgを投与された患者
FP500:プロピオン酸フルチカゾン500μgを投与された患者
SFC50/500:サルメテロール/プロピオン酸フルチカゾン50μg/500μgを投与された患者
FEV:1秒間の努力呼気肺活量
PEFR:ピークの呼気流量
EP:最終点
PLA:プラセボ
OCS:経口コルチコステロイド
B/L:基準線(試験の開始前)
SGQR:St. George’s Respiratory Questionnaire
wks:試験を行った週
【図面の簡単な説明】
【図1】
投与前FEVの変化を示すグラフ。
【図2】
投与後FEVの変化を示すグラフ。
【図3】
PEFRの変化を示すグラフ。
【図4】
一時的呼吸困難スコア(TDI)のグラフ。
【図5】
投与前FEVの向上の平均。
【図6】
緩和薬VENTOLINを必要としない日の割合。
【図7】
経口コルチコステロイドの追加治療の必要性。
【図8】
SGRQ。

Claims (11)

  1. サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩とプロピオン酸フルチカゾンとの有効量の合剤を投与することを含む、ヒトなどの哺乳動物におけるCOPDを治療する方法。
  2. サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩とプロピオン酸フルチカゾンとが結合した医薬製剤として投与される、請求項1に記載の方法。
  3. サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩とプロピオン酸フルチカゾンとが吸入により投与される、請求項1または2に記載の方法。
  4. サルメテロールがキシナホ酸塩として投与される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. COPDの治療のための薬剤を製造するためのサルメテロールまたはその生理学的に許容される塩とプロピオン酸フルチカゾンとの合剤の使用。
  6. 薬剤が結合した医薬製剤である、請求項5に記載の使用。
  7. 薬剤が吸入治療に適している、請求項5または6に記載の使用。
  8. サルメテロールがキシナホ酸塩の形態である、請求項5〜7のいずれか1項に記載の使用。
  9. サルメテロールまたはその生理学的に許容される塩およびプロピオン酸フルチカゾン、並びに製薬上許容される担体または賦形剤および場合によっては一種以上の他の治療剤を含む、COPDの治療のための医薬製剤。
  10. 吸入に適した形態である、請求項9に記載の医薬製剤。
  11. サルメテロールがキシナホ酸塩の形態である、請求項9または10に記載の医薬製剤。
JP2002522868A 2000-08-31 2001-08-31 サルメテロールとプロピオン酸フルチカゾンとの合剤の使用 Pending JP2004507494A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US22938100P 2000-08-31 2000-08-31
PCT/GB2001/003928 WO2002017894A2 (en) 2000-08-31 2001-08-31 Pharmaceutical formulation of salmeterol and fluticasone propionate

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004507494A true JP2004507494A (ja) 2004-03-11

Family

ID=22860986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002522868A Pending JP2004507494A (ja) 2000-08-31 2001-08-31 サルメテロールとプロピオン酸フルチカゾンとの合剤の使用

Country Status (24)

Country Link
US (1) US20040009963A1 (ja)
EP (1) EP1313484A2 (ja)
JP (1) JP2004507494A (ja)
KR (1) KR20030031997A (ja)
CN (1) CN1449288A (ja)
AP (1) AP2003002753A0 (ja)
AR (1) AR030516A1 (ja)
AU (1) AU2001284236A1 (ja)
BG (1) BG107596A (ja)
BR (1) BR0113555A (ja)
CA (1) CA2420532A1 (ja)
EA (1) EA200300152A1 (ja)
EC (1) ECSP034487A (ja)
HU (1) HUP0303755A2 (ja)
IL (1) IL154403A0 (ja)
MA (1) MA25834A1 (ja)
MX (1) MXPA03001752A (ja)
NO (1) NO20030899L (ja)
OA (1) OA12370A (ja)
PE (1) PE20020387A1 (ja)
PL (1) PL365582A1 (ja)
SK (1) SK2302003A3 (ja)
WO (1) WO2002017894A2 (ja)
ZA (1) ZA200301475B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016519123A (ja) * 2013-04-29 2016-06-30 サノフィ・ソシエテ・アノニム 吸入可能な医薬組成物およびそれらを収容した吸入器デバイス

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0106031D0 (en) * 2001-03-12 2001-05-02 Glaxo Group Ltd Use
WO2004028545A1 (en) * 2002-09-25 2004-04-08 Astrazeneca Ab A COMBINATION OF A LONG-ACTING β2-AGONIST AND A GLUCOCORTICOSTEROID IN THE TREATMENT OF FIBROTIC DISEASES
US20070071689A1 (en) * 2003-08-06 2007-03-29 Galephar M/F Advantageous combination for inhalation of nacystelyn and bronchodilators
TR200907913A2 (tr) * 2009-10-20 2011-05-23 Bi̇lgi̇ç Mahmut İnhalason yolu ile alınmak üzere kuru toz formunda farmasötik bileşim
TR201000681A2 (tr) * 2010-01-29 2011-08-22 B�Lg�� Mahmut İnhalasyon yoluyla alınan kuru toz formülasyonları.
TR200909791A2 (tr) * 2009-12-25 2011-07-21 Bi̇lgi̇ç Mahmut Salmeterol ve flutikazon içeren farmasötik bileşim@
US8834931B2 (en) 2009-12-25 2014-09-16 Mahmut Bilgic Dry powder formulation containing tiotropium for inhalation
US10111957B2 (en) 2012-07-05 2018-10-30 Arven Ilac Snayi ve Ticaret A.S. Inhalation compositions comprising glucose anhydrous
WO2014007781A2 (en) * 2012-07-05 2014-01-09 Sanovel Ilac Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi Inhalation compositions
WO2014007771A2 (en) 2012-07-05 2014-01-09 Sanovel Ilac Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi Inhalation compositions comprising muscarinic receptor antagonist
MA41378A (fr) * 2015-01-20 2017-11-28 Teva Branded Pharmaceutical Prod R & D Inc Inhalateur de poudre sèche comprenant du propionate de fluticasone et du xinafoate de salmétérol
WO2024033624A1 (en) * 2022-08-08 2024-02-15 Verona Pharma Plc Ensifentrine (rpl-554) for the treatment of moderate chronic obstructive pulmonary disease (copd)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL104068A (en) * 1991-12-12 1998-10-30 Glaxo Group Ltd Pharmaceutical preparations in a spray without surfactant containing 1, 1, 1, 2 tetrafluoroethane or 1,1,2,3,3 petafluor N propane as propellant
GB9808802D0 (en) * 1998-04-24 1998-06-24 Glaxo Group Ltd Pharmaceutical formulations
GB9924992D0 (en) * 1999-10-21 1999-12-22 Glaxo Group Ltd Pharmaceutical aerosol formulations
US20030032632A1 (en) * 1999-12-24 2003-02-13 Crispps Leslie Alan Pharmaceutical aerosol formulation of salmeterol and fluticasone propionate

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016519123A (ja) * 2013-04-29 2016-06-30 サノフィ・ソシエテ・アノニム 吸入可能な医薬組成物およびそれらを収容した吸入器デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
ZA200301475B (en) 2004-05-24
PE20020387A1 (es) 2002-06-24
SK2302003A3 (en) 2003-08-05
WO2002017894A3 (en) 2002-08-08
US20040009963A1 (en) 2004-01-15
WO2002017894A2 (en) 2002-03-07
MXPA03001752A (es) 2003-06-04
HUP0303755A2 (hu) 2004-04-28
BR0113555A (pt) 2003-07-22
KR20030031997A (ko) 2003-04-23
EP1313484A2 (en) 2003-05-28
CA2420532A1 (en) 2002-03-07
BG107596A (bg) 2004-01-30
AR030516A1 (es) 2003-08-20
EA200300152A1 (ru) 2003-08-28
AU2001284236A1 (en) 2002-03-13
NO20030899L (no) 2003-04-28
PL365582A1 (en) 2005-01-10
CN1449288A (zh) 2003-10-15
ECSP034487A (es) 2003-03-31
NO20030899D0 (no) 2003-02-26
AP2003002753A0 (en) 2003-06-30
IL154403A0 (en) 2003-09-17
OA12370A (en) 2004-03-19
MA25834A1 (fr) 2003-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100234864B1 (ko) 기도 및 폐질환을 치료하기 위한 모메타손푸로에이트 약제
US9446054B2 (en) Pharmaceutical products and composition comprising specific anticholinergic agents, β-2 agonists and corticosteroids
JP2004500429A (ja) チオトロピウム及びロフレポニドを含む医薬用の組み合わせ
JP2004507494A (ja) サルメテロールとプロピオン酸フルチカゾンとの合剤の使用
AU2002334126B2 (en) Pharmaceutical combinations comprising salmeterol and fluticasone proprionate for the treatment of asthma
AU2002334126A1 (en) Pharmaceutical combinations comprising salmeterol and fluticasone proprionate for the treatment of asthma
Bousquet et al. A Randomized, Double-Blind, Double-Dummy, Single-Dose, Efficacy Crossover Trial Comparing Formoterol-HFA (pMDI) versus Formoterol-DPI (AerolizerTM) and Placebo (pMDI or AerolizerTM) in Asthmatic Patients
US20030114537A1 (en) Medical combinations comprising mometasone and salmeterol
Bousquet et al. A Randomized, Double-Blind, Double-Dummy, Single-Dose, Crossover Trial Evaluating the Efficacy and Safety Profiles of Two Dose Levels (12 and 24 [mu] g) of Formoterol-HFA (pMDI) vs. Those of a Dose Level (24 [mu] g) of Formoterol-DPI (Foradil/Aerolizer (TM)) and of Placebo (pMDI or Aerolizer) in Moderate to Severe Asthmatic Patients
WO2001078738A1 (en) Medical compositions comprising (r,r)-formoterol and rofleponide
Terzano et al. Comparison of the efficacy of beclometasone dipropionate and fluticasone propionate suspensions for nebulization in adult patients with persistent asthma
Grzelewska-Rzymowska et al. Comparison of the efficacy and safety of high doses of beclometasone dipropionate suspension for nebulization and beclometasone dipropionate via a metered-dose inhaler in steroid-dependent adults with moderate to severe asthma
MXPA06003376A (es) Tratamiento de enfermedad pulmonar.
US20040019025A1 (en) Medical compositions comprising (r,r)-formoterol and rofleponide