JP2017509466A5 - - Google Patents
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Description
図29〜39に示された実施形態の別の強調すべき形態を参照指示する必要がある。すなわち、第1すなわち内側アダプタ部品412が例えば、バイアル瓶がまだ囲まれていない納入状態において、第1アダプタ部品412がその底側を用いて第2すなわち外側アダプタ部品414の中に押し込まれるように第2すなわち外側アダプタ部品414に差し込まれ、それによって、カニューレ50の先端は掴まれないことが保証される、可能性が存在する。押し込みは係合鉤によって、すなわちその係合突出部423、425を有する係合要素416、418、420、424によって限定される。それによって、カニューレ50が第1アダプタ部品412の底に侵入することができないことが保証される。その場合、係合鉤は異なる長さを備えることができ、その結果、アダプタ部品412の底側は短い鉤の上に乗る。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[1] 密封栓(42)を介して密封することができる瓶の首(34)を有する瓶(20)からまたは瓶に、媒体を取り出すためのまたは移すための移送装置(10、100、200、400)であって、前記移送装置は、
前記瓶に位置決め可能な第1アダプタ部品(12、112、212、412)と、
前記第1アダプタ部分と相互作用して前記瓶の長手方向に移動可能であって、前記栓に刺し通すための移行要素(50)を有する第2アダプタ部品(14、114、214、414)とを含み、
前記密封栓(42)の方向への前記第1アダプタ部品に沿った前記第2アダプタ部品(14、114、214、414)の移動および前記第2アダプタ部品の係合に基づいて、前記第1アダプタ部品(12、112、212、412)が前記瓶(20)に、または前記瓶の周りに解除不能に固定されることを特徴とする移送装置。
[2] 前記瓶(20)に、またはその周りに固定される前記移送装置(10、100、200、400)において、前記第1および第2アダプタ部品(12、112、212、412;14、114、214、414)は少なくとも前記密封栓(42)の領域において前記瓶を取り囲んで密閉する覆いを構成することを特徴とする[1]に記載の移送装置。
[3] 前記第1アダプタ部品(12、212)は、瓶の密封栓側に延びる前面周縁を有する中空円筒形状を備えて前記瓶(20)を円周側に取り囲む外套壁(16、216)と、前記瓶の底を少なくとも部分的に好ましくは完全に覆う底部分(18、218)と、前面周縁側に前記外套壁に沿って存在する支持部分とを備え、前記支持部分から望ましくは舌状またはウェブ状に形成される固定要素(28、30、228、230)が出て、該固定要素は前記第1アダプタ部品の半径方向に特に向きを変えることができ、または曲げることができ、および前記第1アダプタ部品の長手軸(32)の方向に傾斜して延伸することを特徴とする[1]または[2]に記載の移送装置。
[4] 前記支持部分は、前記外套壁(16)の前記前面周縁領域に延びる環状部分(22、222)を備え、該環状部分は部分的に前記外套壁(16、216)の内側に沿って延伸することを特徴とする[1]から[3]のいずれか一項に記載の移送装置。
[5] 前記環状部分(22)は、前記前面周縁上に延伸して軸方向に変形可能な第1突出部(24、26)を備えることを特徴とする[1]から[4]のいずれか一項に記載の移送装置。
[6] 前記第1突出部(24、26)は前記環状部分(22)から、特に前記環状部分の前記前面周縁から出ることを特徴とする[1]から[5]のいずれか一項に記載の移送装置。
[7] 前記第2アダプタ部品(14、214)は外部中空円筒状部分(44)と、その長手軸に対して横方向に延びる境界壁(46)とを備え、該境界壁から穿刺針(50)が出る、または前記境界壁は前記穿刺針によって貫通されることを特徴とする[1]から[6]のいずれか一項に記載の移送装置。
[8] 前記外部中空円筒状部分(44)の内壁は、前記外套壁(16)の外側から半径方向に突き出す第2突出部(64、66)に対するガイドを備え、その場合、各ガイド(56、58)は前記外部中空円筒状部分(44)の自由な前面周縁から出てその長手方向に延びる第1部分(60)を備え、該第1部分はこの第1部分に対して横方向に境界壁側で延びる第2部分(62)に移行し、該第2部分に前記第2突出部(64、66)をインタロック可能なように固定可能である、ことを特徴とする[1]から[7]のいずれか一項に記載の移送装置。
[9] 前記ガイド(56、58)の前記第2部分(62)は、軸方向に断面減少部を備え、該断面減少部によって前記第2突出部(64、66)がこれを乗り越えることに基づいて前記第1および第2アダプタ部品(12、14)がインタロックされることを特徴とする[1]から[8]のいずれか一項に記載の移送装置。
[10] 前記ガイド(56、58)の前記第2部分(62)の内縁として少なくとも瓶側で延びる境界は、前記第1アダプタ部分(12)もしくは前記瓶(20)の長手軸に対して少なくとも部分的に傾斜して延び、かつ前記瓶(20)もしくは前記第1アダプタ部品の前記長手軸(32)に対して鈍角を成すことを特徴とする[1]から[9]のいずれか一項に記載の移送装置。
[11] 前記第2突出部(64、66)は、前記外套壁(16)への投影において角を有する矩形形状または台形形状を備え、該角は前記第1アダプタ部品(12)の固定の際に断面減少部を生じさせる段と相互作用し、該段は前記ガイド(56、58)の前記第2部分(62)の瓶側で延びる内縁から出ることを特徴とする[1]から[10]のいずれか一項に記載の移送装置。
[12] 前記第2アダプタ部品(14、214)の前記外部中空円筒状部分(44)に対して同軸に内部中空円筒状部分(68、268)が延び、該内部中空円筒状部分に保護要素(72)が望ましくは移動可能に配置され、その場合、前記第2アダプタ部品(14)との前記第1アダプタ部品(12)の接続がない場合、前記穿刺針(50)の先端(74)は前記保護要素と前記外部中空円筒状部分の前記境界壁との間に延びることを特徴とする[1]から[11]のいずれか一項に記載の移送装置。
[13] 前記支持部分から出る前記舌状またはウェブ状固定要素(28、30、228、230)は前記第1アダプタ部品(12、212)の前記底部分(18、218)の方向に、かつその前記長手軸(32)に対して傾斜して延伸し、その場合、前記第1アダプタ部品内に位置決めされた前記瓶(20)において、前記固定要素はこの瓶に、もしくは瓶の首(34)と瓶の円周壁との間の過渡部(38)において支えられる、もしくはこれにおいて支えられることが可能であることを特徴とする[1]から[12]のいずれか一項に記載の移送装置。
[14] 前記第2アダプタ部品(14)の前記中空円筒状部分(44)の内断面は、その軸方向の移動の際に前記第1アダプタ部品(12)をガイドするために、前記外套壁(16)の外断面に合致することを特徴とする[1]から[13]のいずれか一項に記載の移送装置。
[15] 前記第2アダプタ部品(214、414)、望ましくはその外部中空円筒状部分(244)は、前記第1アダプタ部品(212、412)を取り囲む位置において、前記第1アダプタ部品に対して、望ましくはその外套壁(216)および/または前記瓶(20)に対して密閉されることを特徴とする[1]から[13]のいずれか一項に記載の移送装置。
[16] 前記第2アダプタ部品(214、414)もしくはその前記中空円筒状部分(244)は内側に密閉部を生じさせる特に中空円筒状の形状のシール材(332、436)を備え、該シール材は望ましくは挿入物として形成されることを特徴とする[15]に記載の移送装置。
[17] 前記第2アダプタ部品(214、414)の前記外部中空円筒状部分(244)は第1インタロック要素(314、316、318、320、322、324、416、418、420、423、424、425)を備える、またはこれらは前記第2アダプタ部品からまたはこれに接続された要素から出ること、および前記穿刺針(50)の穿通方向と逆の第1アダプタ部品に対する第2アダプタ部品の相対的な位置変化が阻止されるように、前記第1インタロック要素は外套壁側に延びる前記第1アダプタ部品(212、412)の第2インタロック要素(310、312)と相互作用することを特徴とする[1]から[16]のいずれか一項に記載の移送装置。
[18] 前記第2アダプタ部品(214、414)から少なくとも1つの第1インタロック要素(314、316、318、320、416、418、420、424)が出て、該第1インタロック要素は、望ましくは末端側に前記第2アダプタ部品(214、414)もしくは前記移送装置(200、400)の長手軸の方向に延伸する係合突出部(322、324、423、425)を有して軸方向に延びて曲がることができる舌状要素であり、該係合突出部は望ましくは歯状の突出部によって限定される前記第1アダプタ部品(212、412)の係合窪み(310、312)に係合することを特徴とする[1]から[17]のいずれか一項に記載の移送装置。
[19] 前記少なくとも1つの舌状要素(314、316、318、320、416、418、420、424)は、前記第2アダプタ部品(214、414)の前記外部中空円筒状部分(244)に溶接によって接続される環状要素(326、430)から要素として出ることを特徴とする[1]から[18]のいずれか一項に記載の移送装置。
[20] 前記第1アダプタ部品(212、412)の前記外套壁(216)から、周りを囲む環状の突出部(217)のようなストッパが突き出し、該ストッパに第1および第2アダプタ部品(212、214、412、414)の間の適正な接続の際に後者が密接することを特徴とする[1]から[19]のいずれか一項に記載の移送装置。
[21] 少なくとも部分的に互いに移動される第1および第2アダプタ部品(212、214、412、414)において、これらは前記瓶(20)を取り囲んで密閉される容器を構成することを特徴とする望ましくは[1]から[20]のいずれか一項に記載の移送装置。
[22] 前記第2アダプタ部品(214)の内部中空円筒状部分(268)は、末端側に内側に向いた少なくとも1つの突出部(270)を備え、該突出部は適正に組み立てられたアダプタ部品(212、214)において前記瓶(20)の前記膨らんだ周縁(40)に背面係合することを特徴とする[1]から[21]のいずれか一項に記載の移送装置。
[23] 前記移送装置(100)の前記第1アダプタ部品(112)は、瓶側に延びる第1外部中空円筒状部分(116)とこれから出る小さな断面の第1内部中空円筒状部分(118)とを備え、
前記第1外部中空円筒状部分(116)は、前記瓶(20)の一部分、特にその膨らんだ周縁を把持するためにそれぞれ自由な末端領域に半径方向に内側に突き出す突出部(128)を有して軸方向に延びて固定要素を構成する舌状部分(124、126)を備え、および前記第2アダプタ部品(114)は、前記第1アダプタ部品(112)の前記第1外部中空円筒状部分(116)の外側に沿って移動可能な第2外部中空円筒状部分(134)を備え、
前記第2外部中空円筒状部分(134)によって取り囲まれる前記第1アダプタ部品(112)の前記第1外部中空円筒状部分(116)において、外に向いた半径方向の舌状部分(124、126)の位置変化が阻止され、または基本的に阻止され、および前記第2アダプタ部品(114)の前記第2外部中空円筒状部分(134)から断面の小さい第3外部中空円筒状部分(136)が出て、該第3外部中空円筒状部分の内部で前記第2アダプタ部品(114)の第2部品として第2内部中空円筒状部分が移動可能であり、該第2内部中空円筒状部分から穿刺針(50)が出ることを特徴とする[1]に記載の移送装置。
[24] 前記第1アダプタ部品(112)に対する前記第2アダプタ部品(114)の軸方向の位置変化は取り外し可能な第1安全装置(138)を介して、および前記第2アダプタ部品の前記第3外部中空円筒状部分(136)に対する前記第2内部中空円筒状部分(132)の軸方向の位置変化は取り外し可能な第2安全装置(146)を介して阻止されることを特徴とする[1]から[23]のいずれか一項に記載の移送装置。
[25] 前記第1アダプタ部品(112)の前記第1内部中空円筒状部分(118)から保護要素(172)が出て、その場合、前記保護要素と前記第2アダプタ部品(114)の前記第2内部中空円筒状部分(132)との間に、使用していない移送装置(100)において穿刺針(50)の先端(74)が延びることを特徴とする[1]から[24]のいずれか一項に記載の移送装置。
[26] 前記第1アダプタ部品(112)への前記第2アダプタ部品(114)の軸方向移動において、前記第3外部中空円筒状部分(136)は外側に、および前記第2アダプタ部品(114)の前記第2内部中空円筒状部分(132)は内側に、前記第1アダプタ部品(112)の前記第1内部中空円筒状部分(118)に沿って導かれることを特徴とする[1]から[25]のいずれか一項に記載の移送装置。
[27] 前記第1安全装置(138)は、前記第3外部中空円筒状部分(136)内に存在するスリットを貫通し、および前記第1アダプタ部品(112)の前記第1内部中空円筒状部分(118)の外壁にあるこれに合わせられた溝のような切込部に係合する、ことを特徴とする[1]から[26]のいずれか一項に記載の移送装置。
[28] 前記第2内部中空円筒状部分(132)は、穿刺針先端側に望ましくは底壁(434)を備え、穿刺針先端の反対を向いた側がその円周壁から、特に前面領域から半径方向に外に向いたフランジ部分のような部分(144)を備え、その有効な半径方向延長は少なくとも前記第3外部中空円筒状部分(136)の外部断面と同じか、望ましくはそれより大きいことを特徴とする[1]から[27]の少なくともいずれか一項に記載の移送装置。
[29] 前記第2安全装置は、前記第1および第2アダプタ部品(112、114)間の軸方向の非移動性において、前記第3外部中空円筒状部分(136)の自由な前面周縁(142)と望ましくは前記第2内部中空円筒状部分(132)のフランジ状部分(144)との間に延びることを特徴とする[1]から[28]のいずれか一項に記載の移送装置。
[30] 前記保護要素(72、172)は、望ましくは軸方向の移動可能に配置される円板要素であることを特徴とする[1]から[29]のいずれか一項に記載の移送装置。
[31] 互いに移動可能な前記第1および第2アダプタ部品(12、112;14、114)において、これらは適正な使用の際に分離不可に接続されることを特徴とする[1]から[30]のいずれか一項に記載の移送装置。
[32] 前記第2アダプタ部品(114)の前記第2外部中空円筒状部分(134)を用いて移送装置(100)の使用位置において係合される前記第1アダプタ部品(112)の前記第1外部中空円筒状部分(116)において、前記第2アダプタ部品(114)の前記第2および第3外部中空円筒状部分(134、136)の間に延びる中間壁(140)は、前記第1アダプタ部品(112)の前記第1外部中空円筒状部分(116)と前記第1内部中空円筒状部分(118)との間に延びる中間壁(120)に当接することを特徴とする[1]から[31]のいずれか一項に記載の移送装置。
[33] 前記第2アダプタ部品(114)を用いて前記第1アダプタ部品(112)を係合するために、前記第2安全装置要素(146)は、前記第2アダプタ部品(114)の前記第3外部中空円筒状部分(136)と前記第2内部中空円筒状部分(132)との間に留まることを特徴とする[1]から[32]のいずれか一項に記載の移送装置。
[34] 前記第2アダプタ部品(114)の前記第3外部中空円筒状部分(136)と前記第2内部中空円筒状部分(132)との間に存在する第2安全装置要素(146)において、前記第3外部中空円筒状部分と前記第2内部中空円筒状部分は、前記穿通針(50)の穿通方向と逆の軸方向の位置変化が阻止されるように係合されることを特徴とする[1]から[33]のいずれか一項に記載の移送装置。
[35] 前記穿刺針(50)の穿通方向への前記第2アダプタ部品(14、114、214、414)の位置変化において、前記第1アダプタ部品(12、112、212、414)は前記第2アダプタ部品と、穿通方向と逆の前記第1アダプタ部品に対する前記第2アダプタ部品の位置変化が阻止されるように相互作用することを特徴とする[1]から[34]のいずれか一項に記載の移送装置。
[36] 前記第2アダプタ部品(414)は、円筒状円周壁(442)を有するフード形状またはカップ形状と、これに対して同軸に延びる内部中空円筒状部分(444)とを備え、該内部中空円筒状部分から、組み立てられた前記第1および第2アダプタ部品(212、414)において、それを用いて前記第2アダプタ部品を前記第1アダプタ部品に対して密閉するシール要素(436)が出ることを特徴とする[1]から[35]の一項に記載の移送装置。
[37] 前記シール要素(436)は断面において不均一脚の内部脚と外部脚とを有するU字形状を備え、その間に部分的に前記内部中空円筒状部分(444)が延びることを特徴とする[1]から[36]のいずれか一項に記載の移送装置。
[38] 前記舌状要素(314、316、320、322、416、418、420、424)は、
前記第2アダプタ部品(214、414)の前記円周壁(244、442)に対して同軸に延びる円筒状覆いを締め付け、および前記環状要素(326、430)から出て、前記第2アダプタ部品(214、414)の前記底壁(245、434)の方向に延伸する ことを特徴とする[18]に記載の移送装置。
[39] 医療用薬剤を有する容器と、医療用薬剤を溶かすための溶剤を有するバッグと、上記の[1]から[38]のいずれか一項に記載の移送装置とによって構成される医療用薬剤を溶剤に混合するためのキット。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[1] 密封栓(42)を介して密封することができる瓶の首(34)を有する瓶(20)からまたは瓶に、媒体を取り出すためのまたは移すための移送装置(10、100、200、400)であって、前記移送装置は、
前記瓶に位置決め可能な第1アダプタ部品(12、112、212、412)と、
前記第1アダプタ部分と相互作用して前記瓶の長手方向に移動可能であって、前記栓に刺し通すための移行要素(50)を有する第2アダプタ部品(14、114、214、414)とを含み、
前記密封栓(42)の方向への前記第1アダプタ部品に沿った前記第2アダプタ部品(14、114、214、414)の移動および前記第2アダプタ部品の係合に基づいて、前記第1アダプタ部品(12、112、212、412)が前記瓶(20)に、または前記瓶の周りに解除不能に固定されることを特徴とする移送装置。
[2] 前記瓶(20)に、またはその周りに固定される前記移送装置(10、100、200、400)において、前記第1および第2アダプタ部品(12、112、212、412;14、114、214、414)は少なくとも前記密封栓(42)の領域において前記瓶を取り囲んで密閉する覆いを構成することを特徴とする[1]に記載の移送装置。
[3] 前記第1アダプタ部品(12、212)は、瓶の密封栓側に延びる前面周縁を有する中空円筒形状を備えて前記瓶(20)を円周側に取り囲む外套壁(16、216)と、前記瓶の底を少なくとも部分的に好ましくは完全に覆う底部分(18、218)と、前面周縁側に前記外套壁に沿って存在する支持部分とを備え、前記支持部分から望ましくは舌状またはウェブ状に形成される固定要素(28、30、228、230)が出て、該固定要素は前記第1アダプタ部品の半径方向に特に向きを変えることができ、または曲げることができ、および前記第1アダプタ部品の長手軸(32)の方向に傾斜して延伸することを特徴とする[1]または[2]に記載の移送装置。
[4] 前記支持部分は、前記外套壁(16)の前記前面周縁領域に延びる環状部分(22、222)を備え、該環状部分は部分的に前記外套壁(16、216)の内側に沿って延伸することを特徴とする[1]から[3]のいずれか一項に記載の移送装置。
[5] 前記環状部分(22)は、前記前面周縁上に延伸して軸方向に変形可能な第1突出部(24、26)を備えることを特徴とする[1]から[4]のいずれか一項に記載の移送装置。
[6] 前記第1突出部(24、26)は前記環状部分(22)から、特に前記環状部分の前記前面周縁から出ることを特徴とする[1]から[5]のいずれか一項に記載の移送装置。
[7] 前記第2アダプタ部品(14、214)は外部中空円筒状部分(44)と、その長手軸に対して横方向に延びる境界壁(46)とを備え、該境界壁から穿刺針(50)が出る、または前記境界壁は前記穿刺針によって貫通されることを特徴とする[1]から[6]のいずれか一項に記載の移送装置。
[8] 前記外部中空円筒状部分(44)の内壁は、前記外套壁(16)の外側から半径方向に突き出す第2突出部(64、66)に対するガイドを備え、その場合、各ガイド(56、58)は前記外部中空円筒状部分(44)の自由な前面周縁から出てその長手方向に延びる第1部分(60)を備え、該第1部分はこの第1部分に対して横方向に境界壁側で延びる第2部分(62)に移行し、該第2部分に前記第2突出部(64、66)をインタロック可能なように固定可能である、ことを特徴とする[1]から[7]のいずれか一項に記載の移送装置。
[9] 前記ガイド(56、58)の前記第2部分(62)は、軸方向に断面減少部を備え、該断面減少部によって前記第2突出部(64、66)がこれを乗り越えることに基づいて前記第1および第2アダプタ部品(12、14)がインタロックされることを特徴とする[1]から[8]のいずれか一項に記載の移送装置。
[10] 前記ガイド(56、58)の前記第2部分(62)の内縁として少なくとも瓶側で延びる境界は、前記第1アダプタ部分(12)もしくは前記瓶(20)の長手軸に対して少なくとも部分的に傾斜して延び、かつ前記瓶(20)もしくは前記第1アダプタ部品の前記長手軸(32)に対して鈍角を成すことを特徴とする[1]から[9]のいずれか一項に記載の移送装置。
[11] 前記第2突出部(64、66)は、前記外套壁(16)への投影において角を有する矩形形状または台形形状を備え、該角は前記第1アダプタ部品(12)の固定の際に断面減少部を生じさせる段と相互作用し、該段は前記ガイド(56、58)の前記第2部分(62)の瓶側で延びる内縁から出ることを特徴とする[1]から[10]のいずれか一項に記載の移送装置。
[12] 前記第2アダプタ部品(14、214)の前記外部中空円筒状部分(44)に対して同軸に内部中空円筒状部分(68、268)が延び、該内部中空円筒状部分に保護要素(72)が望ましくは移動可能に配置され、その場合、前記第2アダプタ部品(14)との前記第1アダプタ部品(12)の接続がない場合、前記穿刺針(50)の先端(74)は前記保護要素と前記外部中空円筒状部分の前記境界壁との間に延びることを特徴とする[1]から[11]のいずれか一項に記載の移送装置。
[13] 前記支持部分から出る前記舌状またはウェブ状固定要素(28、30、228、230)は前記第1アダプタ部品(12、212)の前記底部分(18、218)の方向に、かつその前記長手軸(32)に対して傾斜して延伸し、その場合、前記第1アダプタ部品内に位置決めされた前記瓶(20)において、前記固定要素はこの瓶に、もしくは瓶の首(34)と瓶の円周壁との間の過渡部(38)において支えられる、もしくはこれにおいて支えられることが可能であることを特徴とする[1]から[12]のいずれか一項に記載の移送装置。
[14] 前記第2アダプタ部品(14)の前記中空円筒状部分(44)の内断面は、その軸方向の移動の際に前記第1アダプタ部品(12)をガイドするために、前記外套壁(16)の外断面に合致することを特徴とする[1]から[13]のいずれか一項に記載の移送装置。
[15] 前記第2アダプタ部品(214、414)、望ましくはその外部中空円筒状部分(244)は、前記第1アダプタ部品(212、412)を取り囲む位置において、前記第1アダプタ部品に対して、望ましくはその外套壁(216)および/または前記瓶(20)に対して密閉されることを特徴とする[1]から[13]のいずれか一項に記載の移送装置。
[16] 前記第2アダプタ部品(214、414)もしくはその前記中空円筒状部分(244)は内側に密閉部を生じさせる特に中空円筒状の形状のシール材(332、436)を備え、該シール材は望ましくは挿入物として形成されることを特徴とする[15]に記載の移送装置。
[17] 前記第2アダプタ部品(214、414)の前記外部中空円筒状部分(244)は第1インタロック要素(314、316、318、320、322、324、416、418、420、423、424、425)を備える、またはこれらは前記第2アダプタ部品からまたはこれに接続された要素から出ること、および前記穿刺針(50)の穿通方向と逆の第1アダプタ部品に対する第2アダプタ部品の相対的な位置変化が阻止されるように、前記第1インタロック要素は外套壁側に延びる前記第1アダプタ部品(212、412)の第2インタロック要素(310、312)と相互作用することを特徴とする[1]から[16]のいずれか一項に記載の移送装置。
[18] 前記第2アダプタ部品(214、414)から少なくとも1つの第1インタロック要素(314、316、318、320、416、418、420、424)が出て、該第1インタロック要素は、望ましくは末端側に前記第2アダプタ部品(214、414)もしくは前記移送装置(200、400)の長手軸の方向に延伸する係合突出部(322、324、423、425)を有して軸方向に延びて曲がることができる舌状要素であり、該係合突出部は望ましくは歯状の突出部によって限定される前記第1アダプタ部品(212、412)の係合窪み(310、312)に係合することを特徴とする[1]から[17]のいずれか一項に記載の移送装置。
[19] 前記少なくとも1つの舌状要素(314、316、318、320、416、418、420、424)は、前記第2アダプタ部品(214、414)の前記外部中空円筒状部分(244)に溶接によって接続される環状要素(326、430)から要素として出ることを特徴とする[1]から[18]のいずれか一項に記載の移送装置。
[20] 前記第1アダプタ部品(212、412)の前記外套壁(216)から、周りを囲む環状の突出部(217)のようなストッパが突き出し、該ストッパに第1および第2アダプタ部品(212、214、412、414)の間の適正な接続の際に後者が密接することを特徴とする[1]から[19]のいずれか一項に記載の移送装置。
[21] 少なくとも部分的に互いに移動される第1および第2アダプタ部品(212、214、412、414)において、これらは前記瓶(20)を取り囲んで密閉される容器を構成することを特徴とする望ましくは[1]から[20]のいずれか一項に記載の移送装置。
[22] 前記第2アダプタ部品(214)の内部中空円筒状部分(268)は、末端側に内側に向いた少なくとも1つの突出部(270)を備え、該突出部は適正に組み立てられたアダプタ部品(212、214)において前記瓶(20)の前記膨らんだ周縁(40)に背面係合することを特徴とする[1]から[21]のいずれか一項に記載の移送装置。
[23] 前記移送装置(100)の前記第1アダプタ部品(112)は、瓶側に延びる第1外部中空円筒状部分(116)とこれから出る小さな断面の第1内部中空円筒状部分(118)とを備え、
前記第1外部中空円筒状部分(116)は、前記瓶(20)の一部分、特にその膨らんだ周縁を把持するためにそれぞれ自由な末端領域に半径方向に内側に突き出す突出部(128)を有して軸方向に延びて固定要素を構成する舌状部分(124、126)を備え、および前記第2アダプタ部品(114)は、前記第1アダプタ部品(112)の前記第1外部中空円筒状部分(116)の外側に沿って移動可能な第2外部中空円筒状部分(134)を備え、
前記第2外部中空円筒状部分(134)によって取り囲まれる前記第1アダプタ部品(112)の前記第1外部中空円筒状部分(116)において、外に向いた半径方向の舌状部分(124、126)の位置変化が阻止され、または基本的に阻止され、および前記第2アダプタ部品(114)の前記第2外部中空円筒状部分(134)から断面の小さい第3外部中空円筒状部分(136)が出て、該第3外部中空円筒状部分の内部で前記第2アダプタ部品(114)の第2部品として第2内部中空円筒状部分が移動可能であり、該第2内部中空円筒状部分から穿刺針(50)が出ることを特徴とする[1]に記載の移送装置。
[24] 前記第1アダプタ部品(112)に対する前記第2アダプタ部品(114)の軸方向の位置変化は取り外し可能な第1安全装置(138)を介して、および前記第2アダプタ部品の前記第3外部中空円筒状部分(136)に対する前記第2内部中空円筒状部分(132)の軸方向の位置変化は取り外し可能な第2安全装置(146)を介して阻止されることを特徴とする[1]から[23]のいずれか一項に記載の移送装置。
[25] 前記第1アダプタ部品(112)の前記第1内部中空円筒状部分(118)から保護要素(172)が出て、その場合、前記保護要素と前記第2アダプタ部品(114)の前記第2内部中空円筒状部分(132)との間に、使用していない移送装置(100)において穿刺針(50)の先端(74)が延びることを特徴とする[1]から[24]のいずれか一項に記載の移送装置。
[26] 前記第1アダプタ部品(112)への前記第2アダプタ部品(114)の軸方向移動において、前記第3外部中空円筒状部分(136)は外側に、および前記第2アダプタ部品(114)の前記第2内部中空円筒状部分(132)は内側に、前記第1アダプタ部品(112)の前記第1内部中空円筒状部分(118)に沿って導かれることを特徴とする[1]から[25]のいずれか一項に記載の移送装置。
[27] 前記第1安全装置(138)は、前記第3外部中空円筒状部分(136)内に存在するスリットを貫通し、および前記第1アダプタ部品(112)の前記第1内部中空円筒状部分(118)の外壁にあるこれに合わせられた溝のような切込部に係合する、ことを特徴とする[1]から[26]のいずれか一項に記載の移送装置。
[28] 前記第2内部中空円筒状部分(132)は、穿刺針先端側に望ましくは底壁(434)を備え、穿刺針先端の反対を向いた側がその円周壁から、特に前面領域から半径方向に外に向いたフランジ部分のような部分(144)を備え、その有効な半径方向延長は少なくとも前記第3外部中空円筒状部分(136)の外部断面と同じか、望ましくはそれより大きいことを特徴とする[1]から[27]の少なくともいずれか一項に記載の移送装置。
[29] 前記第2安全装置は、前記第1および第2アダプタ部品(112、114)間の軸方向の非移動性において、前記第3外部中空円筒状部分(136)の自由な前面周縁(142)と望ましくは前記第2内部中空円筒状部分(132)のフランジ状部分(144)との間に延びることを特徴とする[1]から[28]のいずれか一項に記載の移送装置。
[30] 前記保護要素(72、172)は、望ましくは軸方向の移動可能に配置される円板要素であることを特徴とする[1]から[29]のいずれか一項に記載の移送装置。
[31] 互いに移動可能な前記第1および第2アダプタ部品(12、112;14、114)において、これらは適正な使用の際に分離不可に接続されることを特徴とする[1]から[30]のいずれか一項に記載の移送装置。
[32] 前記第2アダプタ部品(114)の前記第2外部中空円筒状部分(134)を用いて移送装置(100)の使用位置において係合される前記第1アダプタ部品(112)の前記第1外部中空円筒状部分(116)において、前記第2アダプタ部品(114)の前記第2および第3外部中空円筒状部分(134、136)の間に延びる中間壁(140)は、前記第1アダプタ部品(112)の前記第1外部中空円筒状部分(116)と前記第1内部中空円筒状部分(118)との間に延びる中間壁(120)に当接することを特徴とする[1]から[31]のいずれか一項に記載の移送装置。
[33] 前記第2アダプタ部品(114)を用いて前記第1アダプタ部品(112)を係合するために、前記第2安全装置要素(146)は、前記第2アダプタ部品(114)の前記第3外部中空円筒状部分(136)と前記第2内部中空円筒状部分(132)との間に留まることを特徴とする[1]から[32]のいずれか一項に記載の移送装置。
[34] 前記第2アダプタ部品(114)の前記第3外部中空円筒状部分(136)と前記第2内部中空円筒状部分(132)との間に存在する第2安全装置要素(146)において、前記第3外部中空円筒状部分と前記第2内部中空円筒状部分は、前記穿通針(50)の穿通方向と逆の軸方向の位置変化が阻止されるように係合されることを特徴とする[1]から[33]のいずれか一項に記載の移送装置。
[35] 前記穿刺針(50)の穿通方向への前記第2アダプタ部品(14、114、214、414)の位置変化において、前記第1アダプタ部品(12、112、212、414)は前記第2アダプタ部品と、穿通方向と逆の前記第1アダプタ部品に対する前記第2アダプタ部品の位置変化が阻止されるように相互作用することを特徴とする[1]から[34]のいずれか一項に記載の移送装置。
[36] 前記第2アダプタ部品(414)は、円筒状円周壁(442)を有するフード形状またはカップ形状と、これに対して同軸に延びる内部中空円筒状部分(444)とを備え、該内部中空円筒状部分から、組み立てられた前記第1および第2アダプタ部品(212、414)において、それを用いて前記第2アダプタ部品を前記第1アダプタ部品に対して密閉するシール要素(436)が出ることを特徴とする[1]から[35]の一項に記載の移送装置。
[37] 前記シール要素(436)は断面において不均一脚の内部脚と外部脚とを有するU字形状を備え、その間に部分的に前記内部中空円筒状部分(444)が延びることを特徴とする[1]から[36]のいずれか一項に記載の移送装置。
[38] 前記舌状要素(314、316、320、322、416、418、420、424)は、
前記第2アダプタ部品(214、414)の前記円周壁(244、442)に対して同軸に延びる円筒状覆いを締め付け、および前記環状要素(326、430)から出て、前記第2アダプタ部品(214、414)の前記底壁(245、434)の方向に延伸する ことを特徴とする[18]に記載の移送装置。
[39] 医療用薬剤を有する容器と、医療用薬剤を溶かすための溶剤を有するバッグと、上記の[1]から[38]のいずれか一項に記載の移送装置とによって構成される医療用薬剤を溶剤に混合するためのキット。
Claims (14)
- 密封栓(42)を介して密封することができる瓶の首(34)を有する瓶(20)からまたは瓶に、媒体を取り出すためのまたは移すための移送装置(10、100、200、400)であって、前記移送装置は、
前記瓶に位置決め可能な第1アダプタ部品(12、112、212、412)と、
前記第1アダプタ部品と相互作用して前記瓶の長手方向に移動可能であって、前記密封栓に刺し通すための移行要素(50)を有する第2アダプタ部品(14、114、214、414)とを含み、
前記密封栓(42)の方向への前記第1アダプタ部品に沿った前記第2アダプタ部品(14、114、214、414)の移動および前記第2アダプタ部品の係合に基づいて、前記第1アダプタ部品(12、112、212、412)が前記瓶(20)に、または前記瓶の周りに解除不能に固定されることを特徴とする移送装置。 - 前記第2アダプタ部品(214、414)は、前記第1アダプタ部品(212、412)を取り囲む位置において、前記第1アダプタ部品に対して密閉されることを特徴とする、請求項1に記載の移送装置。
- 前記第2アダプタ部品(214、414)もしくはその中空円筒状部分(244)は内側に密閉部を生じさせる特に中空円筒状の形状のシール材(332、436)を備え、該シール材は望ましくは挿入物として形成されることを特徴とする、請求項2に記載の移送装置。
- 前記第2アダプタ部品(214、414)の外部中空円筒状部分(244)は第1インタロック要素(314、316、318、320、322、324、416、418、420、423、424、425)を備える、またはこれらは前記第2アダプタ部品からまたはこれに接続された要素から出ること、および穿刺針(50)の穿通方向と逆の第1アダプタ部品に対する第2アダプタ部品の相対的な位置変化が阻止されるように、前記第1インタロック要素は外套壁側に延びる前記第1アダプタ部品(212、412)の第2インタロック要素(310、312)と相互作用することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の移送装置。
- 前記第2アダプタ部品(214、414)から少なくとも1つの第1インタロック要素(314、316、318、320、416、418、420、424)が出て、該第1インタロック要素は、望ましくは末端側に前記第2アダプタ部品(214、414)もしくは前記移送装置(200、400)の長手軸の方向に延伸する係合突出部(322、324、423、425)を有して軸方向に延びて曲がることができる舌状要素であり、該係合突出部は望ましくは歯状の突出部によって限定される前記第1アダプタ部品(212、412)の係合窪み(310、312)に係合することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の移送装置。
- 前記少なくとも1つの舌状要素(314、316、318、320、416、418、420、424)は、前記第2アダプタ部品(214、414)の外部中空円筒状部分(244)に溶接によって接続される環状要素(326、430)から要素として出ることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の移送装置。
- 前記第1アダプタ部品(212、412)の外套壁(216)から、周りを囲む環状の突出部(217)のようなストッパが突き出し、該ストッパに第1および第2アダプタ部品(212、214、412、414)の間の適正な接続の際に後者が密接することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の移送装置。
- 前記瓶(20)に、またはその周りに固定される前記移送装置(10、100、200、400)において、前記第1および第2アダプタ部品(12、112、212、412;14、114、214、414)は少なくとも前記密封栓(42)の領域において前記瓶を取り囲んで密閉する覆いを構成することを特徴とする、請求項1に記載の移送装置。
- 少なくとも部分的に互いに移動される第1および第2アダプタ部品(212、214、412、414)において、これらは前記瓶(20)を取り囲んで密閉される容器を構成することを特徴とする望ましくは、請求項1から8のいずれか一項に記載の移送装置。
- 互いに移動可能な前記第1および第2アダプタ部品(12、112;14、114)において、これらは適正な使用の際に分離不可に接続されることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の移送装置。
- 穿刺針(50)の穿通方向への前記第2アダプタ部品(14、114、214、414)の位置変化において、前記第1アダプタ部品(12、112、212、414)は前記第2アダプタ部品と、穿通方向と逆の前記第1アダプタ部品に対する前記第2アダプタ部品の位置変化が阻止されるように相互作用することを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の移送装置。
- 前記第2アダプタ部品(414)は、円筒状円周壁(442)を有するフード形状またはカップ形状と、これに対して同軸に延びる内部中空円筒状部分(444)とを備え、該内部中空円筒状部分から、組み立てられた前記第1および第2アダプタ部品(212、414)において、それを用いて前記第2アダプタ部品を前記第1アダプタ部品に対して密閉するシール要素(436)が出ることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の移送装置。
- 断面において、シール要素(436)が、内部脚と外部脚とを有する不均一脚のU字形状を備え、その間に部分的に内部中空円筒状部分(444)が延びることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の移送装置。
- 医療用薬剤を有する容器と、医療用薬剤を溶かすための溶剤を有するバッグと、請求項1から13のいずれか一項に記載の移送装置とによって構成される、医療用薬剤を溶剤に混合するためのキット。
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