JP2017506810A - フレキシブル表示装置パッケージおよび製造方法 - Google Patents

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Abstract

フレキシブル表示装置パッケージは、ポリマー基板(120)上のバリア層(190)と、前記バリア層上の表示装置(110)と、前記表示装置(110)をフレキシブルガラスシート(130)と前記バリア層(190)の間に気密に内包するように、該バリア層(190)に気密封止部で接合された該フレキシブルガラスシート(130)とを備えてもよい。前記フレキシブルガラスシートが、約0.3mmより薄い厚さを有してもよい。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条の下、2014年2月28日出願の米国仮特許出願第61/945,938号および2014年5月28日出願の米国仮特許出願第62/003,884号の優先権の利益を主張し、その内容は依拠され、全体として参照により本明細書に組み込まれる。
以下の記載は、フレキシブル表示装置パッケージおよび製造方法に関し、特に、バリア層に接合されたフレキシブルガラスシートを有するフレキシブル表示装置パッケージおよびフレキシブル表示装置パッケージの製造方法に関する。
表示装置は、通常、有機発光ダイオード(OLED)を有する。OLEDは、様々な表示での利用において利点があるが、水分などの環境汚染物質の影響を受け易いことが知られている。
以下、発明を実施するための形態に例示される態様の基本的理解のために、本開示の概要を簡単に示す。
第1の態様において、フレキシブル表示装置パッケージは、ポリマー基板上のバリア層と、バリア層上の表示装置と、表示装置をフレキシブルガラスシートとバリア層の間に気密に内包するように、バリア層に気密封止部で接合されたフレキシブルガラスシートとを備える。フレキシブルガラスシートは、約0.3mmより薄い厚さを有する。
第1の態様の一例では、フレキシブル表示装置パッケージは、ポリマー基板を気密に内包するように、ポリマー基板の第2の面に接合された底部皮膜シートをさらに備える。一例では、底部皮膜シートは、金属箔、ガラス薄膜、ポリマー薄膜および、それらの任意の組合せのうち、いずれか1つを含む。
第1の態様の他の例では、フレキシブルガラスシートは、鉛フリーはんだ、金共晶、金属珪化物および封止ガラスのいずれか1つによってバリア層に接合される。他の例では、フレキシブルガラスシートは、気密封止部に外接する有機封止部によって、バリア層にさらに接合される。例えば、有機封止部は、UV硬化性封止材および熱可塑材のいずれか1つを含んでいてもよい。
第1の態様のさらに他の例では、ポリマー基板が、ポリイミドを含む。他の例では、バリア層が、金属箔、ガラス薄膜および、それらの組合せのうち、いずれか1つを含む。
第1の態様は、単独で、または、第1の態様の上記のような例のうちの任意の1つ以上と組合せて提供されてもよい。
第2の態様において、フレキシブル表示装置パッケージの製造方法は、バリア層をポリマー基板上に積層する工程と、表示装置をバリア層上に積層する工程と、表示装置をフレキシブルガラスシートとバリア層の間に気密に内包するように、フレキシブルガラスシートをバリア層に接合する工程とを有してもよい。フレキシブルガラスシートは、約0.3mmより薄い厚さを有する。
第2の態様の一例では、その方法は、ポリマー基板を気密に内包するように、底部皮膜シートをポリマー基板の第2の面に接合する工程をさらに有する。一例では、底部皮膜シートは、金属箔、ガラス薄膜、ポリマー薄膜および、それらの任意の組合せのうち、いずれか1つ含む。
第2の態様の他の例では、フレキシブルガラスシートを接合する工程が、バリア層をフレキシブルガラスシートに、鉛フリーはんだ、金共晶、金属珪化物および封止ガラスのいずれか1つによって封止する工程を有する。一例では、その方法は、バリア層がフレキシブルガラスシートに、鉛フリーはんだ、および金共晶のいずれか1つで封止される場合には、バリア層を積層する工程の前に、ポリマー基板を担体基板上に積層する工程と、バリア層を積層する工程の後、かつ、フレキシブルガラスシートを接合する工程の前に、バリア層をフレキシブルガラスシートと位置合わせする工程とを、さらに有する。
第2の態様のさらに他の例では、バリア層がフレキシブルガラスシートに、金属珪化物によって封止される場合には、封止する工程が、フレキシブルガラスシートおよびバリア層のいずれか1つの上に積層されたアルミニウム、モリブデン、コバルトおよびニッケルの少なくとも1つを、フレキシブルガラスシートおよびバリア層のうちの他方の上に積層されたシリコン層と反応させる工程を有する。
第2の態様のさらにまた他の例では、バリア層がフレキシブルガラスシートに封止ガラスによって封止される場合には、封止する工程が、ガラスフリットをフレキシブルガラスシート上に積層する工程と、酸化物または金属の接触領域を、バリア層上に積層する工程と、封止ガラスを形成するように加熱しつつ、ガラスフリットと上記接触領域を接触させる工程とを有する。
第2の態様のさらにまた他の例では、フレキシブルガラスシートを接合する工程は、フレキシブルガラスシートをバリア層に、気密封止材で気密封止する工程と、フレキシブルガラスシートをバリア層に、有機封止材で有機的に封止する工程とを有する。有機封止材は、気密封止材に外接する。一例では、有機封止材が、UV硬化性封止材を含む。有機的に封止する工程は、UV硬化性封止材を、フレキシブルガラスシートとバリア層の間にウィッキング現象により吸い上げる工程と、UV硬化性封止材を硬化させる工程とを有する。他の例では、有機的に封止する工程が、フレキシブルガラスシートをバリア層に封止するように、熱可塑材の薄膜をフレキシブルガラスシート上に積層する工程を有する。
第2の態様は、単独で、または、第2の態様の上記のような例のうちの任意の1つ以上と組合せて提供されてもよい。
本開示のこれら、および他の特徴と、態様と、利点とは、添付の図面を参照しながら、以下の詳細な記載を読むことで、より深く理解されるだろう。
本開示の実施形態の例による、担体基板上のフレキシブル表示装置パッケージの例の概略を示す上面図である。 図1中の2‐2線に沿ったフレキシブル表示装置パッケージの封止前の断面図である。 図1中の3‐3線に沿ったフレキシブル表示装置パッケージの封止後の断面図である。 封止前の図1のフレキシブル表示装置パッケージを概略的に示す側面図である。 封止後の図1のフレキシブル表示装置パッケージを概略的に示す側面図である。 複数のフレキシブル表示装置パッケージを組み込んだものである、他の例の概略を示す上面図である。 フレキシブル表示装置パッケージの他の例の概略を示す上面図である。 フレキシブル表示装置パッケージのさらに他の例の概略を示す側面図である。 フレキシブル表示装置パッケージの例の製造方法における工程例の概略を示すフローチャートである。
ここで、実施形態が例示された添付の図面を参照しながら、実施形態の例をより十分に以下に記載する。全図面を通して、同じ、または、類似した部分を示すには、可能な限り同じ参照番号を用いる。しかしながら、態様は、多くの異なった形態で実施可能であり、ここに例示される実施形態に限定されると考えられるべきではない。これらの実施形態の例は、本開示が徹底的かつ完全なものとなるように提供され、当業者に実施形態の例を十分に伝えようとするものである。
本記載の目的のためには、「変更する」、「貼付ける」、「積層する」「取付ける」という用語、および、それらの様々な活用形などは、本明細書中では置換え可能に用いられ、1層が他の1層の上に置かれる処理を意味する。
本記載の目的のためには、「気密封止」、「気密に内包する」、「気密性」および「気密な」という用語は、水分に対する透過度が1×10−6g/m/日より低く、酸素に対する透過度が1×10−5g/m/日より低いことを意味する。上記気密性は、85℃、相対湿度85%でのカルシウムパッチテストを含む、当業者に周知の任意の方法で計測してもよく、そのカルシウムパッチテストの方法は、ここに引用により全体として組み込まれる米国特許第8,115,326号明細書の第7欄、50行目から第10欄、55行目に詳細が記載されているが、それに限定されるものではない。例えば、カルシウムパッチテストは、薄い(例えば、厚さ100ナノメートル)カルシウム層および/または厚さ200nmのアルミニウム層を、基板上に蒸着などによって積層し、次に、そのパッチを、本開示に沿ったパッケージ内で封止することによって行ってもよい。次に、そのように封止されたパッケージが1つ以上、炉内に置かれ、代表的には85℃、相対湿度85%の一定温度および湿度で、所定時間、例えば、1000時間、環境エージングに曝される。新しく積層されたカルシウム(または、アルミニウム)は、最初、高反射の金属光沢ミラーに見えるが、水分および酸素が封止されたパッケージに侵入すると、金属光沢のカルシウムが反応して崩壊する。場合によっては、そのような崩壊は、光学的測定で定量化可能な不透明で白色の薄片状皮膜に見えうる。この崩壊の他の場合には、積層された薄膜が透明になる点まで、積層されたカルシウムが侵食されうる。いずれの場合も、パッチを、例えば10倍に拡大して観察することで、この崩壊を容易に確認できる。場合によっては、拡大せずに、目視で観察することで、崩壊を明らかにできる。カルシウムパッチが、上記の条件に曝された時に、目視しうる崩壊が表れずに100時間耐えるなら、本開示による封止パッケージは気密だと見なしうる。
図1から5は、本開示の態様のフレキシブル表示装置パッケージ100の一例を示す。いくつかの例においては、フレキシブル表示装置パッケージ100は、製造処理中、担体基板150に支持されていてもよい。担体基板150は、ガラス担体を備えていてもよいが、製造処理中に、および/または、フレキシブル表示装置パッケージ100を製造後に取扱う時にフレキシブル表示装置パッケージ100を担持するために、担体基板150は、セラミック担体、樹脂担体、または、十分な剛性および構造的健全性を有するように構成された材料から作製された担体基板を備えていてもよい。
担体基板150は、製造処理中に、フレキシブル表示装置パッケージ100に剛性を提供できる。したがって、製造されたフレキシブル表示装置パッケージ100を、容易に運搬しうると共に、フレキシブル表示装置パッケージ100より厚い、および/または、剛性が高いガラスシートと通常は使用するために設計されたガラス製造機器を用いても処理しうる。さらに、担体基板150は、フレキシブル表示装置パッケージ100を製造するための支持基板を提供しうる。図2に示されるように、担体基板150は、約0.3mmから約0.7mmなど、約0.3mmから約1mmの厚さT1を有してもよい。
さらに、いくつかの例においては、担体基板150の寸法は、フレキシブル表示装置パッケージ100より大きくてもよい。例えば、図1および2を参照すると、担体基板150は、相対的に壊れ易いフレキシブル表示装置パッケージ100の外周縁部を運搬中に保護する周縁部151、および、製造または材料取扱い装置がフレキシブル表示装置パッケージ100を取扱えるように把持部を有していてもよい。周縁部151は、フレキシブル表示装置パッケージ100の外周縁を越えて延伸していてもよい。いくつかの例においては、図1に示されるように、周縁部151は、フレキシブル表示装置パッケージ100の外周縁全体に側方から外接していてもよい。
さらに図1から5に示されるように、フレキシブル表示装置パッケージ100は、高温処理条件などの高温における構造的健全性を維持しつつ、フレキシブル表示装置パッケージ100に耐摩耗性および耐食性を提供するポリマー基板120をさらに備えている。一例では、ポリマー基板120は、ポリイミドを、単独で、または、他の材料と組合せて含んでもよい。さらに他の例では、ポリマー基板120は、ポリイミド材料の特性に実質的な影響を与えうる追加の材料を含まずに、本質的にポリイミドからなるものであってもよい。
図2に示されるように、ポリマー基板120は、約2マイクロメートルから約20マイクロメートルなど、約1マイクロメートルから約50マイクロメートルなどの約1マイクロメートルから約500マイクロメートルの厚さT2を有してもよい。
図1から5に示されるように、フレキシブル表示装置パッケージ100は、ポリマー基板120上に積層されたバリア層190をさらに備えていてもよい。バリア層190は、金属箔、ガラス薄膜および、それらの組合せのうち1つを含んでいてもよい。しかしながら、バリア層190の組成は、それらに限定されるものではなく、当業者に周知の任意の有効な組成であってもよい。さらに、バリア層190は、シリコンのバックプレーン層または、その等価物であってもよい。
図1から4に示されるように、フレキシブル表示装置パッケージ100は、表示装置110をさらに備える。いくつかの例においては、表示装置は、有機発光ダイオード(OLED)を含んでいてもよいが、さらに他の例では、他の表示装置が備えられてもよい。いくつかの例においては、表示装置110は、バリア層190に貼付けられ、または、積層されていてもよい。加えて、または、それに代えて、表示装置110は、フレキシブルガラスシート130と、封止部140と、バリア層190との間に置かれていてもよい。しかしながら、ここに記載される実施形態は、それらに限定されるものではない。例えば、表示装置110は、別の基板に貼付けられ、または、積層されてから、次に、バリア層190上に移送されてもよい。さらに、表示装置110は、フレキシブル表示装置パッケージ100に組み込まれる既製の表示装置として選択されてもよい。あるいは、表示装置110は、フレキシブル表示装置パッケージ100の製造方法における1つの工程として製造されてもよい。
ポリマー基板120は透過性なので、表示装置110がバリア層190上に積層されたら、バリア層190は、表示装置110に酸素および水分を寄せ付けない手段として作用してもよい。バリア層190は、表示装置110とポリマー基板120の間の気密封止部であってもよい。他の例では、バリア層190は、表示装置110の上部を上記フレキシブルガラスシート130で気密封止すると共に、ポリマー基板120を担体基板150から剥離した後に、ポリマー基板120の第2の面を図8に示された底部皮膜シート870で気密封止するのに十分長い期間、表示装置110内への水分および酸素の侵入を防止するのに必要な気密性を有するだけであってもよい。
フレキシブル表示装置パッケージ100は、上記フレキシブルガラスシート130をさらに備えていてもよい。フレキシブルガラスシート130は、アルカリ土類アルミノホウケイ酸塩、アルカリ土類アルミノケイ酸塩、アルカリアルミノリンケイ酸塩およびアルカリアルミノケイ酸塩などの多様な種類のガラスを含んでいてもよいが、それらに限定されるものではない。他の例としては、フレキシブルガラスシート130は、厚さおよび2つの主表面を有し、SiOと、Alと、B、P、MgO、CaO、SrO、BaO、ZnO、NaO、KOおよびLiOのうちの2つ以上とを含むガラスから形成されてもよい。さらに他の例としては、フレキシブルガラスシート130のガラスは、約62モル%から約75モル%のSiOと、約8モル%から約15モル%のAlと、約0モル%から12モル%のBと、約8モル%から約17モル%のROと、約0モル%から約3モル%のPとを含んでいてもよい。但し、ROは、MgO、CaO、SrO、BaOおよびZnOのうちの1つ以上を含む。さらに他の例としては、フレキシブルガラスシート130のガラスは、約54モル%から約72モル%のSiOと、約8モル%から約17モル%のAlと、約0モル%から約8モル%のBと、約0モル%から約8モル%のROと、約0モル%から約7モル%のPと、約12モル%から約20モル%のROとを含んでいてもよい。但し、ROは、MgO、CaO、SrO、BaOおよびZnOのうちの1つ以上を含み、ROは、NaO、KOおよびLiOのうちの1つ以上を含む。いくつかの例においては、ガラスは、化学的に強化されたガラスであってもよいが、さらに他の例では、非強化ガラスが備えられていてもよい。
図2に示されるように、フレキシブルガラスシート130は、約50マイクロメートルから約200マクロメートルなど、約10マイクロメートルから約300マイクロメートルなどの約0.3mmより薄い、相対的に薄い厚さT3を有する。約0.3mmより薄い、相対的に薄い厚さを有するフレキシブルガラスシート130が備えられることによって、望ましいサイズを有すると共に多様な応用例に柔軟に対応できるフレキシブル表示装置パッケージ100を提供できる。相対的に薄いフレキシブルガラスシート130は、高い処理温度における構造的健全性を維持しつつ、優れた耐摩耗性、耐食性および気密バリア性も提供しながら、表示装置110からの表示出力の優れた伝達性を有するフレキシブル表示装置パッケージ100を提供しうる。
図2および3に示されるように、フレキシブルガラスシート130は、表示装置110をフレキシブルガラスシート130とバリア層190の間に気密に内包するように、バリア層190に(例えば、封止部140によって)接合されてもよい。例えば、図3に示されるように、図示された周縁封止部などの封止部140は、フレキシブルガラスシート130とバリア層190の間の表示装置110を気密に内包するように表示装置110に外接するようにして、フレキシブルガラスシート130とバリア層190の間に備えられてもよい。いくつかの例においては、封止部140の少なくとも一部が、無機材料を含んでいてもよい。いくつかの例においては、封止部140が形成されたら、封止部140全体、または封止部140の実質的な部分が、無機材料を含んでいてもよい。封止部140を、無機の封止部として備えることにより、高温条件における封止部の構造的健全性を向上させることが可能である。図3を参照すると、封止部140は、約500ナノメートルから約10マイクロメートルなど、約10ナノメートルから約50マイクロメートルの厚さT4を有してもよい。
したがって、フレキシブルガラスシート130は、図示の無機封止部140などの封止部140によって、バリア層190に接合されてもよい。さらに、バリア層190で、ポリマー基板120上の表示装置110を薄いガラスで気密に内包するのを達成するように、封止部140は気密性を有するものであってもよい。バリア層190とフレキシブルガラスシート130の間に表示装置110を気密に内包する封止部140を生成するために、ある例においては、各フレキシブルガラスシート130およびバリア層190は、フレキシブルガラスシート130およびバリア層190上に積層された封止部材141、142を各々有していてもよい。実際、図2に示されるように、フレキシブルガラスシート130の1面には、第1の封止部材141が備えられ、バリア層190には、第2の封止部材142が備えられていてもよい。封止部材141、142は、封止処理中に互いに接触した後、フレキシブルガラスシート130とバリア層190を封止部140で気密封止する密封材を含んでいてもよい。封止部材の一方または両方が、鉛フリーはんだ、金共晶、金属珪化物および封止ガラスのうちの1つ以上を有する密封材を含んでいてもよいが、さらに他の例では、他の密封材が用いられてもよい。
フレキシブル表示装置パッケージ100は、相対的に薄いパッケージを有しうる。フレキシブル表示装置パッケージ100の相対的に薄いという特性は、相対的に薄い装置の外形が望まれる応用に取り入れることができる。フレキシブル表示装置パッケージ100の相対的に薄いという特性は、フレキシブル表示装置パッケージの構造的健全性を損なうことなく、相対的に薄い装置の全重量を最小にするのにも役立つ。図3を参照すると、フレキシブル表示装置パッケージ100全体の厚さT5は、約50マイクロメートルから約150マイクロメートルなど、約30マイクロメートルから約400マイクロメートルの範囲内でありうる。
図1から5のフレキシブル表示装置パッケージ100は、単一の表示装置110が、ポリマー基板120上に積層されたバリア層190に貼付けられ、または、積層された例を示している。さらに他の例では、複数の表示装置が、1つ以上のポリマー基板上に積層された1つ以上のバリア層に貼付けられ、または、積層されてもよい。例えば、図6は、多数のフレキシブル表示装置パッケージ600が担体基板650に支持された例の概略を示す上面図である。担体基板650は、上記のように図1から5を参照して記載した担体基板150と同様または同一であってもよい。各多数のフレキシブル表示装置パッケージ600が、単一のポリマー基板などのポリマー基板620上に積層されたバリア層(不図示)に貼付けられ、または、積層された対応する表示装置610で、形成されてもよい。ポリマー基板620およびバリア層は、上記のように図1から5を参照して記載したポリマー基板120およびバリア層190と、各々同様または同一であってもよい。
さらに図示されているように、多数のフレキシブル表示装置パッケージ600は、上記のように図1から5を参照して記載したフレキシブルガラスシート130と同様または同一であってもよい1つ以上のフレキシブルガラスシート630で形成されてもよい。図示された例では、フレキシブルシート630および1つ以上のバリア層の内側に表示装置610を気密に内包するのを達成するように、単一のフレキシブルガラスシート630が、1つ以上のバリア層に各多数の表示装置610が貼付けられ、または、積層された全領域を覆ってもよい。さらに他の例では、各フレキシブル表示装置パッケージ600は、上記のような図1から5の封止部140と同様または同一であってもよい封止部640を有していてもよい。図6に示された一例だけでは、各複数の表示装置610が、フレキシブルガラスシート630とバリア層の間に気密封止されると共に互いに隔離されるように、表示装置610のうちの対応する1つに外接する各複数の封止部640が備えられていてもよい。
いくつかの例においては、多数のフレキシブル表示装置パッケージ600は、その後、図1から5のフレキシブル表示装置パッケージ100と同様または同一であってもよい個々のフレキシブル表示装置パッケージ600に(例えば、ポリマー基板620、バリア層690およびフレキシブルガラスシート630を分離することによって)分割されてもよい。他の例では、フレキシブルガラスシート630は、バリア層上に貼付けられ、または、積層された表示装置630をその後気密に内包するように、分離前に予め切断されてもよい。バリア層がポリマー基板620全体に亘って設けられた例では、多数のフレキシブル表示装置600を互いに分離するために、バリア層およびポリマー基板620が分離される必要があるだろう。多数のフレキシブル表示装置パッケージ600に対応するように多数のバリア層が設けられた例では、多数のフレキシブル表示装置パッケージ600を互いに分離するために、ポリマー基板620だけを分離する必要があるだろう。多数のフレキシブル表示装置パッケージ600を同時に提供することは、個々のフレキシブル表示装置パッケージの製造および/または取扱いを簡略にしうる。別段の記載がない限りは、図6に示されたフレキシブル表示装置パッケージ600および、その様々な構成要素の特徴は、図1から5に示されたフレキシブル表示装置パッケージ100および、その様々な構成要素の特徴と同様または同一であってもよい。
フレキシブル表示装置パッケージ100、600のいずれも、第1の封止部に外接する任意の第2の封止部を有していてもよい。図7は、フレキシブル表示装置パッケージ700の一構成例を示す。図7のフレキシブル表示装置パッケージ700に示されるように、フレキシブルガラスシート730は、バリア層(不図示)に、第1の封止部740だけでなく第2の封止部760によって接合されていてもよい。一例では、第2の封止部760は、有機封止部を含んでいてもよく、さらに他の例では、無機封止部を含んでいてもよい。特定の一実施形態では、第2の封止部760は、有機封止部を含み、第1の封止部は、無機封止部を含む。
別段の記載がない限りは、フレキシブル表示装置パッケージ700は、上記のように図1から5を参照して記載したフレキシブル表示装置パッケージ100、または、上記のように図6を参照して記載したフレキシブル表示装置パッケージ600と同様または同一であってもよい。フレキシブルガラスシート730は、上記のようなフレキシブルガラスシート130、630と同様または同一であってもよい。さらに、第1の封止部740は、上記のような封止部140、640と同様または同一であってもよい。さらに、バリア層は、上記のようなバリア層190と同様または同一であってもよい。さらに、ポリマー基板720は、上記のようなポリマー基板120、620と同様または同一であってもよい。ここでは、図7に示されたフレキシブル表示装置パッケージ700およびその様々な構成要素に関する記載は、図1から5に示されたフレキシブル表示装置パッケージ100およびその様々な構成要素、および/または、図6に示されたフレキシブル表示装置パッケージ600およびその様々な構成要素に一致してもよい。
一例では、フレキシブル表示装置パッケージ700は、上記のように図1から5を参照して記載した担体基板150と同様または同一な担体基板750によって支持されていてもよい。第1の封止部740は、表示部710を、フレキシブルガラスシート730とバリア層の間に気密に内包する。したがって、図7に示された第1の封止部740は、気密性であってもよく、いくつかの例においては、無機封止部であってもよい。さらに、第1の封止部740は、鉛フリーはんだ、金共晶、金属珪化物、封止ガラス、または、他の封止構造を含んでいてもよい。
さらに図7に示されるように、第2の封止部760が、バリア層とフレキシブルガラスシート730の間に、第1の封止部740の外側に位置するバリア層とフレキシブルガラスシート730の部分において形成されていてもよい。したがって、第1の封止部740が表示装置710に外接しつつ、第2の封止部760が、第1の封止部740に外接する。第2の封止部760は、第1の封止部740に外接する有機封止部であってもよい。第2の封止部760は、バリア層とフレキシブルガラスシート730の間の接合を強化するように構成されてもよく、さらに、フレキシブルガラスシート730の縁部を保護するように置かれていてもよい。例えば、第2の封止部760は、バリア層とフレキシブルガラスシート730の間の第2の封止部として作用するようにバリア層とフレキシブルガラスシート730の間にも延伸しつつ、緩衝部として作用するように、任意でフレキシブルガラスシート730の外周縁部を越えて延伸してもよい。第2の封止部760は、紫外線(UV)硬化性封止物および熱可塑材を含んでいてもよいが、それらに限定されるものではない。
フレキシブル表示装置パッケージ100、600、700のいずれも、ポリマー基板の第2の面を気密に内包するように構成された底部皮膜シートを、任意で備えていてもよい。例えば、図8に示すように、フレキシブル表示装置パッケージ800は、担体基板なしで示されている。図1から5のように、フレキシブル表示装置パッケージ800は、表示装置(不図示)を備えていてもよい。表示装置は、フレキシブルガラスシート830と、封止部840と、バリア層890との間に位置していてもよい。フレキシブル表示装置パッケージ800は、担体基板が除かれた後に表示装置をさらに保護するために、ポリマー基板820を気密に内包するように、ポリマー基板280の第2の面822に接合された底部皮膜シート870を、さらに備えていてもよい。底部皮膜シート870は、金属箔、ガラス薄膜およびポリマー薄膜のうちの1つを含んでいてもよいが、それらに限定されるものではない。ここでは、図8に示されたフレキシブル表示装置パッケージ800およびその様々な構成要素に関する記載は、図1から5に示されたフレキシブル表示装置パッケージ100およびその様々な構成要素に関する記載と、図6に示されたフレキシブル表示装置パッケージ600およびその様々な構成要素に関する記載と、図7に示されたフレキシブル表示装置パッケージ700およびその様々な構成要素に関する記載とに一致してもよい。
図9は、フレキシブル表示装置パッケージの製造方法(900)の例を示すフローチャートである。ここでは、方法(900)に関する記載は、図1から8に示されたフレキシブル表示装置パッケージ100、600、700、800およびそれらの様々な構成要素に関する記載に一致してもよい。
図1と9に示されるように、ポリマーが、ポリマー基板120、620、720、820を形成するように担体基板150、650、750上に積層されてもよい(901)。前記のように、担体基板150,650、750上に積層されたポリマーは、ポリイミドを、単独で、または、他の材料と組合せて含んでいてもよい。さらに他の例では、担体基板150、650、750上に積層されるポリマーは、他の材料を含まずにポリイミド単独からなるものであってもよい。さらに他の例では、担体基板150、650、750上に積層されるポリマーは、ポリイミド材料の特性に実質的な影響を与えうるような追加の材料を含まずに、本質的にポリイミドからなるものであってもよい。
ポリマー基板120は、ポリマーシートの担体基板150、650、750への積層、および、次に担体基板150、650、750のポリマー基板120、620、720、820からの剥離を含む様々な方法で形成されてもよい。ポリマー基板120、620、720、820を形成する他の方法は、担体基板150、650、750を、ポリマーのモノマー、またはプレポリマー溶液で、スピンコートまたは被覆する工程と、ポリマー基板120、620、720、820を形成する薄層を形成するために、スピンコートまたは被覆された材料を硬化する工程と、次に、担体基板150、650、750をポリマー基板120、620、720、820から剥離する工程とを有してもよい。しかしながら、ポリマー基板120、620、720、820が形成される方法は、上記の例に限定されるものではない。
ポリマーを担体基板150、650、750に積層(901)後に、任意で、バリア層190、890をポリマー基板120、620、720、820上に積層してもよい(902)。前記のように、バリア層190、890は、金属箔、ガラス薄膜およびそれらの組合せのうち1つを備えていてもよい。しかしながら、バリア層190、890の組成は、それらに限定されるものではなく、当業者に周知の任意の有効な組成であってもよい。さらに、バリア層190、890は、シリコンのバックプレーン層または、その等価物であってもよい。
バリア層190、890を積層後に、OLED装置などの表示装置110、610、710は、バリア層190、890上に貼付けられ、または、積層されてもよい(903)。次に、フレキシブルガラスシート130、630、730、830は、表示装置110、610、710がフレキシブルガラスシート130、630、730、830とバリア層190、890の間で気密に内包されるように、バリア層190、890に接合されてもよい(904)。
開示された方法900の例は、表示装置110、610、710がバリア層190、890上に貼付けられ、または、積層されることを含むが、ここに記載される実施形態は、それらに限定されるものではない。例えば、表示装置110、610、710は、別の基板に貼付けられ、または、積層され、次に、バリア層190、890上に移送されてもよい。さらに、表示装置110、610、710は、フレキシブル表示装置パッケージ100、600、700、800上に移送される既製の表示装置として選択されてもよい。
フレキシブルガラスシート130、630、730、830をバリア層190、890に接合する(904)一例では、フレキシブルガラスシート130、630、730、830およびバリア層190、890は、フレキシブルガラスシート130、630、730、830およびバリア層190、890上に積層された封止部材141、142を、各々備えていてもよい。封止部材141、142は、互いに接触した後に、フレキシブルガラスシート130、630、730、830とバリア層190、890とを気密に封止する密封材を含んでいてもよい。この例では、封止部材141、142の密封材は、鉛フリーはんだ、金共晶、または、他の封止材を含んでよいが、それらに限定されるものではない。しかしながら、ここで、封止部材141、142が、上記とは異なる密封材を含みうる、さらに他の例を記載する。封止部材141、142は、フレキシブルガラスシート130、630、730、830とバリア層190、890の間に封止部140を形成する役割を果たしてもよい。上記のような密封材の例によって形成された封止部140は、金属対金属の封止部であってもよい。
鉛フリーはんだ、および、金共晶のうちの1つを用いて封止部140を形成する例では、最初に、バリア層190、890およびフレキシブルガラスシート130、630、730、830上に金属の線として、鉛フリーはんだ、または、金共晶のパターンが形成され、それによって、封止部材141、142の実施形態の例が生成されてもよい。次に、フレキシブルガラスシート130とバリア層190、890を互いに近接させるように、バリア層190、890がフレキシブルガラスシート130、630、730、830と位置合わせされてもよく、それによって、封止部材141を封止部材142と接触させる。次に、封止部材141,142は、フレキシブルガラスシート130、630、730、830とバリア層190、890の間に気密封止を形成するようにレーザ溶接されるか、誘導加熱されるか、局在化した熱源と接触されるか、または、他の適切な方法で封止されてもよい。
フレキシブルガラスシート130、630、730、830をバリア層190、890に接合する(904)他の例では、封止部材141,142の密封材は、金属珪化物、または、任意の他の適切な材料を含んでいてもよい。封止部140を金属珪化物で形成する例では、アルミニウム、モリブデン、コバルト、ニッケル、および、その他の適切な材料のうちの少なくとも1つが、フレキシブルガラスシート130、630、730、830の封止部材141およびバリア層190、890の封止部材142のうちの1つとして積層されてもよい。シリコン層が、フレキシブルガラスシート130、630、730、830の封止部材141およびバリア層190、890の封止部材142の他の1つとして積層されてもよい。一例では、シリコン層は、アモルファスシリコンを含んでもよい。次に、封止部材141および142は、局所的加熱または、当業者に周知の他の適切な加熱方法によって、反応し合ってもよく、それによって、封止部140に相当する金属珪化物が形成される。金属珪化物は、約300℃と同じくらいの低温で形成されてもよく、それは、レーザ照射か、誘導加熱か、局在化した熱源との接触か、または、他の適切な加熱方法で容易に達成しうる。
フレキシブルガラスシート130、630、730、830をバリア層190、890に接合する(904)さらに他の例では、フレキシブルガラスシート130、630、730、830が、バリア層190、890に、ガラスの封止部で封止されてもよい。封止部140をガラスの封止部で形成する例では、ガラスフリットが、フレキシブルガラスシート130、630、730、830上に、封止部材141として積層されてもよい。ガラスフリットは、例えば、バインダー、溶媒、および、熱膨張係数改質充填材などの充填材(例えば、β‐ユークリプタイトまたはβ‐石英)を含んでもよい。次に、ガラスフリットからバインダーおよび溶媒を焼き除くために、ガラスフリットを加熱してもよい。次に、封止部材142を形成するために、酸素、金属、または、適切な材料を含む接触領域を、バリア層190、890上に積層してもよい。次に、気密封止ガラスとして封止部140を形成するために、封止部材141と封止部材142を接触させて、局所的に加熱してもよい。局所的加熱は、レーザアニーリングか、誘導加熱か、局在化した熱源との接触か、または、他の適切な加熱方法で行ってもよい。
図7と9に示されるように、フレキシブルガラスシート730をバリア層(図7では不図示)に接合する(904)さらに他の例では、載置された表示装置710を気密に内包するようにフレキシブルガラスシート730とバリア層を互いに接合させる第1の封止部740に追加して、フレキシブルガラスシート730は、任意で、さらに第2の封止部760を通してバリア層に封止されてもよい。第2の封止部760は、有機封止部を含んでいてもよく、さらに他の例では、無機封止部を含んでいてもよい。第2の封止部760は、気密封止材に外接してもよく、いくつかの例においては、UV硬化性封止材および不活性熱可塑材などの有機封止材で形成されてもよいが、それらに限定されるものではない。UV硬化性封止材は、UV硬化性エポキシ樹脂またはアクリレートまたは当業者に周知の他の適切な材料などの低粘度材料であってもよい。不活性熱可塑材は、ポリエーテルイミドまたは、他の適切な材料であってもよい。
UV硬化性封止材を有機封止材として含む一例では、UV硬化性封止材は、フレキシブルガラスシート730の縁部の周囲に積層されてもよく、ウィッキング現象によりフレキシブルガラスシート730とバリア層の間に吸い上げられうる。次に、ウィッキング現象により吸い上げられたUV硬化性封止材は、第2の有機封止部760を形成するようにUV照射または、当業者に周知の他の適切な加熱方法により硬化されてもよく、任意で、局所的加熱を伴ってもよい。
不活性熱可塑性材料を有機封止材として含む他の一例では、フレキシブルガラスシート730をバリア層に気密封止する前に、不活性熱可塑材料の薄膜がフレキシブルガラスシート730上に積層されてもよい。薄膜は、局所的加熱または、当業者に周知の他の適切な加熱方法により、フレキシブルガラスシート730をバリア層に有機的に封止してもよい。薄膜は、レーザ照射、局所的加熱または当業者に周知の他の適切な加熱方法による封止部材141と封止部材142の接合により、フレキシブルガラスシート730をバリア層に有機的に封止してもよい。
図8と9に示されるように、フレキシブルガラスシート130、630、730、830をバリア層190、890に接合した(904)後に、担体基板150、650、750を、ポリマー基板120、620、720、820の第2の面822から剥離してもよい。剥離後に、ポリマー基板120、620、720、820を気密に内包するように、底部皮膜シート870をポリマー基板120、620、720、820の第2の面に接合してもよく(905)、さらにそれは、載置された表示装置110、610、710(図8には不図示)を環境汚染物質から保護する役割を果たす。底部皮膜シート870の実施形態の例は、金属箔、ガラス薄膜、ポリマー薄膜、または、他の適切な材料を含んでもよい。接合(905)は、フレキシブルガラスシート130、630、730、830のバリア層190、890への接合(904)に関する上記のような方法のうち任意のもの、または、任意の他の適切な方法で行ってもよい。
当業者には、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、本発明の様々な修正および変更が可能なことが明らかだろう。したがって、本発明の修正および変更が、添付の請求項およびそれらの等価物の範囲である限りは、本発明がそれらを網羅することを意図するものである。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
ポリマー基板上のバリア層と、
前記バリア層上の表示装置と、
フレキシブルガラスシートであって、前記表示装置を該フレキシブルガラスシートと前記バリア層の間に気密に内包するように、該バリア層に気密封止部で接合されたフレキシブルガラスシートと、
を備え、
前記フレキシブルガラスシートが約0.3mmより薄い厚さを有することを特徴とするフレキシブル表示装置パッケージ。
実施形態2
前記ポリマー基板を気密に内包するように、該ポリマー基板の第2の面に接合された底部皮膜シートをさらに備えたことを特徴とする実施形態1記載のフレキシブル表示装置パッケージ。
実施形態3
前記底部皮膜シートが、金属箔、ガラス薄膜、ポリマー薄膜および、それらの任意の組合せのうち、いずれか1つを含むことを特徴とする実施形態2記載のフレキシブル表示装置パッケージ。
実施形態4
前記フレキシブルガラスシートが、鉛フリーはんだ、金共晶、金属珪化物および封止ガラスのいずれか1つによって前記バリア層に接合されたことを特徴とする実施形態1記載のフレキシブル表示装置パッケージ。
実施形態5
前記フレキシブルガラスシートが、前記気密封止部に外接する有機封止部によって、前記バリア層にさらに接合されたことを特徴とする実施形態4記載のフレキシブル表示装置パッケージ。
実施形態6
前記有機封止部が、UV硬化性封止材および熱可塑材のいずれか1つを含むことを特徴とする実施形態5記載のフレキシブル表示装置パッケージ。
実施形態7
前記ポリマー基板が、ポリイミドを含むことを特徴とする実施形態1記載のフレキシブル表示装置パッケージ。
実施形態8
前記バリア層が、金属箔、ガラス薄膜および、それらの組合せのうち、いずれか1つを含むことを特徴とする実施形態1記載のフレキシブル表示装置パッケージ。
実施形態9
フレキシブル表示装置パッケージの製造方法において、
バリア層をポリマー基板上に積層する工程と、
表示装置を前記バリア層上に積層する工程と、
前記表示装置をフレキシブルガラスシートと前記バリア層の間に気密に内包するように、該フレキシブルガラスシートを該バリア層に接合する工程とを有し、
前記フレキシブルガラスシートが約0.3mmより薄い厚さを有することを特徴とする方法。
実施形態10
前記ポリマー基板を気密に内包するように、底部皮膜シートを該ポリマー基板の第2の面に接合する工程をさらに有することを特徴とする実施形態9記載の方法。
実施形態11
前記底部皮膜シートが、金属箔、ガラス薄膜、ポリマー薄膜および、それらの任意の組合せのうち、いずれか1つ含むことを特徴とする実施形態10記載の方法。
実施形態12
前記フレキシブルガラスシートを接合する工程が、前記バリア層を該フレキシブルガラスシートに、鉛フリーはんだ、金共晶、金属珪化物および封止ガラスのいずれか1つによって封止する工程を有することを特徴とする実施形態9記載の方法。
実施形態13
前記バリア層が前記フレキシブルガラスシートに、鉛フリーはんだ、および金共晶のいずれか1つで封止される場合には、
前記バリア層を積層する工程の前に、前記ポリマー基板を担体基板上に積層する工程と、
前記バリア層を積層する工程の後、かつ、前記フレキシブルガラスシートを接合する工程の前に、該バリア層を該フレキシブルガラスシートと位置合わせする工程とを、さらに有することを特徴とする実施形態12記載の方法。
実施形態14
前記バリア層が前記フレキシブルガラスシートに、前記金属珪化物によって封止される場合には、前記封止する工程が、該フレキシブルガラスシートおよび該バリア層のいずれか1つの上に積層されたアルミニウム、モリブデン、コバルトおよびニッケルの少なくとも1つを、該フレキシブルガラスシートおよび該バリア層のうちの他方の上に積層されたシリコン層と反応させる工程を有することを特徴とする実施形態12記載の方法。
実施形態15
前記バリア層が前記フレキシブルガラスシートに、前記封止ガラスによって封止される場合には、前記封止する工程が、ガラスフリットを該フレキシブルガラスシート上に積層する工程と、酸化物または金属の接触領域を、前記バリア層上に積層する工程と、前記封止ガラスを形成するように加熱しながら、前記ガラスフリットと前記接触領域を接触させる工程とを有することを特徴とする実施形態12記載の方法。
実施形態16
前記フレキシブルガラスシートを接合する工程は、該フレキシブルガラスシートを前記バリア層に、気密封止材で気密封止する工程と、該フレキシブルガラスシートを該バリア層に、有機封止材で有機的に封止する工程とを有し、
前記有機封止材が、前記気密封止材に外接することを特徴とする実施形態9記載の方法。
実施形態17
前記有機封止材が、UV硬化性封止材を含み、
前記有機的に封止する工程が、前記UV硬化性封止材を、前記フレキシブルガラスシートと前記バリア層の間にウィッキング現象により吸い上げられる工程と、該UV硬化性封止材を硬化させる工程とを有することを特徴とする実施形態16記載の方法。
実施形態18
前記有機的に封止する工程が、前記フレキシブルガラスシートを前記バリア層に封止するように、熱可塑材の薄膜を該フレキシブルガラスシート上に積層する工程を有することを特徴とする実施形態16記載の方法。
実施形態19
前記バリア層が、金属箔、ガラス薄膜および、それらの組合せのうち、いずれか1つを含むことを特徴とする実施形態9記載の方法。
100、600、700、800 フレキシブル表示装置パッケージ
110、610、710 表示装置
120、620,720、820 ポリマー基板
130、630、730、830 フレキシブルガラスシート
140、640、840 封止部
150、650、750 担体基板
190、690、890 バリア層
740 第1の封止部
760 第2の封止部

Claims (10)

  1. ポリマー基板上のバリア層と、
    前記バリア層上の表示装置と、
    フレキシブルガラスシートであって、前記表示装置を該フレキシブルガラスシートと前記バリア層の間に気密に内包するように、該バリア層に気密封止部で接合されたフレキシブルガラスシートと、
    を備え、
    前記フレキシブルガラスシートが約0.3mmより薄い厚さを有することを特徴とするフレキシブル表示装置パッケージ。
  2. 前記ポリマー基板を気密に内包するように、該ポリマー基板の第2の面に接合された底部皮膜シートをさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル表示装置パッケージ。
  3. 前記底部皮膜シートが、金属箔、ガラス薄膜、ポリマー薄膜および、それらの任意の組合せのうち、いずれか1つを含むことを特徴とする請求項2記載のフレキシブル表示装置パッケージ。
  4. 前記フレキシブルガラスシートが、鉛フリーはんだ、金共晶、金属珪化物および封止ガラスのいずれか1つによって前記バリア層に接合されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のフレキシブル表示装置パッケージ。
  5. 前記フレキシブルガラスシートが、前記気密封止部に外接する有機封止部によって、前記バリア層にさらに接合されたことを特徴とする請求項4記載のフレキシブル表示装置パッケージ。
  6. フレキシブル表示装置パッケージの製造方法において、
    バリア層をポリマー基板上に積層する工程と、
    表示装置を前記バリア層上に積層する工程と、
    前記表示装置をフレキシブルガラスシートと前記バリア層の間に気密に内包するように、該フレキシブルガラスシートを該バリア層に接合する工程と、
    を有し、
    前記フレキシブルガラスシートが約0.3mmより薄い厚さを有することを特徴とする方法。
  7. 前記ポリマー基板を気密に内包するように、底部皮膜シートを該ポリマー基板の第2の面に接合する工程をさらに有することを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記フレキシブルガラスシートを接合する工程が、前記バリア層を該フレキシブルガラスシートに、鉛フリーはんだ、金共晶、金属珪化物および封止ガラスのいずれか1つで封止する工程を有することを特徴とする請求項6または7記載の方法。
  9. 前記バリア層が、前記フレキシブルガラスシートに、鉛フリーはんだ、および金共晶のいずれか1つで封止される場合には、
    前記バリア層を積層する工程の前に、前記ポリマー基板を担体基板上に積層する工程と、
    前記バリア層を積層する工程の後、かつ、前記フレキシブルガラスシートを接合する工程の前に、該バリア層を該フレキシブルガラスシートと位置合わせする工程と、
    をさらに有することを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 前記バリア層が前記フレキシブルガラスシートに、前記金属珪化物によって封止される場合には、前記封止する工程が、該フレキシブルガラスシートおよび該バリア層のいずれか1つの上に積層されたアルミニウム、モリブデン、コバルトおよびニッケルの少なくとも1つを、該フレキシブルガラスシートおよび該バリア層のうちの他方の上に積層されたシリコン層と反応させる工程を有することを特徴とする請求項8記載の方法。
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