JP2017502773A - 電気掃除機のためのノズル - Google Patents

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Abstract

本発明は、電気掃除機のためのノズル1に関する。ノズル1は、端部4、5を持つ基部3と、基部3における吸引口11と、を持つ。少なくとも1つの柔軟なフラップ24、26が、端部4、5と吸引口11との間において基部3から突出する。柔軟なフラップ24、26は、開口35によって分離可能な第1の部分32と第2の部分33とを持つ。端部4、5が前側端であり開口35を閉じるか又は開状態から閉状態へと向けるような第1の方向にノズル1が動かされているときには、第1の部分32と第2の部分33とが互いに向かって付勢され、端部4、5が後側端であり開口を開くか又は開口を更に開くような第2の方向にノズル1が動かされているときには、第1の部分32と第2の部分33とが互いから離れるように付勢される。本発明はまた、電気掃除機のためのノズル1を有する電気掃除機に関する。

Description

本発明は、電気掃除機のためのノズルに関する。
電気掃除機は、家庭及び仕事場において一般的なものである。電気掃除機は一般に、食品、埃、毛のような屑を、床のような面から取り除くために用いられる。一般的なタイプの電気掃除機は一般に、掃除されるべき面における圧力を低下させる、操作可能なノズルにおける吸引口を通して空気を吸引するファンを駆動させるモータを有する。空気は掃除されるべき面に沿って吸引口へと引き込まれ、屑を取り除くため収集容器に輸送される屑を運ぶ。
多くの電気掃除機は、ノズルの基部から突出するブラシ要素を含む。屑の形状及びサイズは小さな塵粒子から大きな食品片まで様々あるため、ブラシ要素間に空間を備え、屑が突出部を通過して電気掃除機へと入るようにすることが一般的である。
屑が電気掃除機の前方に押されることを防ぐため、吸引口に向かって屑をガイドするよう構成されたV字型の突出部を、電気掃除機のためのノズルに備えることが知られている。斯かる構成は、国際特許出願公開WO2009/133031に見出される。しかしながら、V字型の突出部は、本質的に堅固なものであり、従って、タイルや木製の床のような不均一な表面においては劣った性能に帰着してしまい、ユーザにとって不快な体験に帰着してしまう。更に、V字型の突出部は、収集容器に未だ輸送されていない屑が集まる凹部を形成する。それ故、ユーザは、ノズルが床から離されるまで、掃除されるべき床から全ての屑をノズルが取り除いていないことに気付かないこととなる。
本発明の目的は、上述した問題を著しく軽減する又は克服する、電気掃除機のためのノズルを提供することにある。本発明は独立請求項により定義され、従属請求項は有利な実施例を定義する。
本発明の一態様によれば、端部を持つ基部と、前記基部における吸引口と、前記端部と前記吸引口との間において前記基部から突出する少なくとも1つの柔軟なフラップと、を有する、電気掃除機のためのノズルであって、前記柔軟なフラップは、開口によって分離可能な第1の部分と第2の部分とを持ち、前記端部が前側端であり開口を閉じるか又は開状態から閉状態へと向けるような第1の方向に前記ノズルが動かされているときには、前記第1の部分と前記第2の部分とが互いに向かって付勢され、前記端部が後側端であり開口を開くか又は開口を更に開くような第2の方向に前記ノズルが動かされているときには、前記第1の部分と前記第2の部分とが互いから離れるように付勢される、ノズルが提供される。
以上の構成は、ノズルが第2の方向に動かされたときに、柔軟なフラップの後に屑がトラップされないことを確実にすることを支援する。該柔軟なフラップの開口は、該柔軟なフラップの第1の部分と第2の部分との間の空気の流れを可能とするか又は増大させられた空気の流れをもたらし、軽い屑を凹部から取り除くのを支援しつつ、掃除されるべき面から取り除かれていない重い屑がノズルから出ることを可能とする。屑はまた、柔軟なフラップにおける開口を通って、該開口又は該開口のサイズの増大によってノズルから出得る。それ故、ユーザは、掃除されるべき面から全ての屑が吸引口を通して引き込まれたか否かが判る。更に、ノズルが第1の方向に動かされているときには、該開口は閉じられるか又は最小化され、それにより、端部に沿った開面積が減少させられ、該基部の下における吸引力が最大化される。
更に、ノズルが第1の方向に動かされているときに、柔軟なフラップの第1の部分と第2の部分との間の開口を閉じることは、該第1及び第2の部分が閉じるように向けられているだけの場合には残る小さな開口に屑が詰まらないため、有利である。それ故、空気の流れ及び屑は、狭い開口に詰まる代わりに柔軟なフラップの外側面に沿って流れる。
一実施例においては、前記端部が前側端であり開口を閉じるか又は開状態から閉状態へと向けるような第1の方向に前記ノズルが動かされているときには、前記第1の部分と前記第2の部分とが互いに向かって付勢され、前記端部が後側端であり開口を開くか又は開口を更に開くような第2の方向に前記ノズルが動かされているときには、前記第1の部分と前記第2の部分とが互いから離れるように付勢されるという、本発明の手段は、フラップが柔軟であり、且つ該フラップの高さが基部と掃除されるべき面との間の距離を超えるという組み合わせられた事実により引き起こされる。
前記柔軟なフラップの前記第1の部分及び前記第2の部分は、前記ノズルが第1の方向に動かされているとき、前記吸引口に向けて屑をガイドするよう構成されても良い。それ故、屑は、柔軟なフラップによって掃除されるべき面に沿ってノズルの前方へと押されない。その代わり、屑はノズルに入ることができる。
前記柔軟なフラップは、前記吸引口に面する後面における凹部を定義するよう構成されても良い。それ故、本実施例においては、ノズルによって掃除されるべき面から持ち上げられていない屑は、該凹部に集まり、これら部分が開かれたとき又は開口のサイズが増大させられたときに取り除かれ得る。
前記基部の隆起部分は、前記柔軟なフラップから離隔された凹部に受容される。それ故、ノズルの下における自由空間の容積が最小化される。このことは、該ノズルの下に形成される真空を最大化し、それ故該ノズルの吸引能力を最大化することを支援する。更に、該フラップの後における回転する乱流が最小化され得る。それ故、該ノズルのノイズレベル、及び該ノズルにおける空気の流れの圧力の上昇が、最小化され得る。
柔軟なフラップの第1の部分と第2の部分とは、前記端部から互いから離れるように分岐する。本構成により、該柔軟なフラップは、該柔軟なフラップの面に沿って、前記吸引口へと向けて屑をガイドすることを支援する。
止め部が、ノズルが一方の方向に動かされているとき、該第1及び第2の部分の動きを制限しても良い。該止め部は、ノズルが一方の方向に動かされているとき、該第1の部分と第2の部分とが、互いに付勢され互いに対して作用することにより形成されても良い。
該止め部は、該柔軟なフラップの第1の部分及び第2の部分の自由端において互いから離れるよう構成された、これら部分の開いた側面端であっても良く、該ノズルが第1の方向に動かされているとき、これら部分が基部の後端に向けて曲がり、該開いた側面端同士が当接して開口を閉じても良い。
該止め部は、該柔軟なフラップがもはや床面に接触しない位置へと、柔軟な第1及び第2の部分を屑が付勢する可能性を減少させる。該止め部はまた、大きな負圧が、柔軟なフラップを、掃除されるべき面から吸引口の方へと離す可能性、又はその程度を低下させる。当接する開いた側面端の構成は、柔軟なフラップが、該側面端同士が会合する位置において、掃除されるべき面から持ち上げられることを防止することを支援する。それ故、屑は該第1及び第2の部分の下を通過することができず、柔軟なフラップに沿って吸引口に向けてガイドされる。床との接触を維持する該柔軟なフラップは、該電気掃除機が、大きな負圧、それ故高い性能を維持することを可能とする。
前記第1の部分及び前記第2の部分は、前記柔軟なフラップの頂点から離れるよう向かっても良い。前記開口は、該頂点において定義されても良い。それ故、前記ノズルが第2の方向に動かされているとき、該柔軟なフラップの後側における屑は、該開口に向けてガイドされる。更に、これら部分の動きは、ノズルが一方の方向に引かれているとき、各部分の頂点端が互いに当接し互いに対して作用することにより制限されることは、理解されるであろう。このことは、該ノズルが一方の方向に動かされているとき、これら部分が互いに対して広がることのみが可能であり、該ノズルが反対の方向に動かされているときには、互いから広がることを防止され、該反対方向における該開口を防止するか又は該開口のサイズを制限することを確実にすることを支援する。
該開口は、前記第1の部分と前記第2の部分との間においてスリット又はスロットを有しても良い。それ故、該開口は容易に形成され得る。
該スリットは、該第1及び第2の部分が離散的な要素となるよう構成される。それ故、該第1及び第2の部分を曲げることに対する抵抗力が低減され、不均一な床における性能が向上させられる。
前記ノズルは、掃除されるべき面から前記基部を離隔するよう構成されたガイド構成を更に有しても良い。該ガイド構成は、基部が掃除されるべき面と整合させられることを防ぐことを支援し、掃除されるべき面の上をノズルが容易に動くよう助ける。該構成は、ノズルの基部と掃除されるべき面との間の所定の離隔を実現する。
前記少なくとも1つの柔軟なフラップの前記基部から前記柔軟なフラップの遠位端までの高さは、前記ガイド構成により提供される離隔よりも大きくても良く、これにより、使用の間、前記少なくとも1つの柔軟なフラップは、掃除されるべき面と接触する。それ故、ノズルが引かれている方向に依存して、吸引は中立位置から他の位置へと広がるように付勢される。
前記ノズルは、柔軟なフラップのアレイを有しても良い。隣接する柔軟なフラップは、互いから離隔されていても良い。
隣接する柔軟なフラップ間に、入口が定義されても良い。2つ以上の入口が定義されても良い。
柔軟なフラップのアレイを備えることは、ノズルに入る流れに対する抵抗をノズルが増大させることを可能とし、ノズル内に高い真空が生成されることを確実にすることを支援する。
前記柔軟なフラップのアレイは、前記吸引口の一方の側に配置された柔軟なフラップの第1のアレイと、前記吸引口の反対の側に配置された柔軟なフラップの第2のアレイと、であっても良い。このことは、ノズルが第1の方向及び第2の方向の両方に動かされているとき、吸引口の両方の側において掃除性能をもたらす。
隣接する柔軟なフラップ間に定義された各入口は、互いにオフセットを設けられても良いし、又は整合されていなくても良い。柔軟なフラップの該構成は、或る入口を通って入った空気及び屑が、他の入口から流れ出てしまうことを防止することを支援する。該オフセット構成は、入口間に空気及び屑のための障害のない見通し線を防止することを支援する。これら柔軟なフラップは、空気及び屑がノズルから出ることができる前に他の柔軟なフラップに衝突するよう構成される。他の柔軟なフラップに衝突することにより、空気及び屑は吸引口に戻るようガイドされ、それ故ノズルから出ることができず、ノズルの性能を向上させる。
前記柔軟なフラップの前記第1の部分と前記第2の部分とは、非対称であっても良い。それ故、前記柔軟なフラップの前記第1の部分及び前記第2の部分の幅は違っていても良く、これにより少なくとも1つの部分が延長され、入口間の障害のない見通し線を防止しても良い。
前記基部は、屑を前記吸引口にガイドするよう構成された主空気チャネルと、屑を前記基部の端部から前記主空気チャネルへとガイドするよう構成された副空気チャネルと、を持っても良い。空気チャネルは、ノズルの端部から入る空気の流れを吸引口へとガイドすることを支援する。空気チャネルは、入ってきた空気の流れが他の空気の流れと衝突する量を減少させることを支援する。それ故、空気チャネルは、乱流を低減することを支援し得る。
前記ノズルは、2つ以上の柔軟なフラップを有しても良く、隣接する柔軟なフラップは、前記副空気チャネルへの入口を定義しても良い。それ故、屑及び空気の流れは、該空気チャネルへとガイドされ、屑のピックアップを支援する。
前記主空気チャネルは、第1部分と第2部分とを持っても良く、前記第2部分は、前記吸引口と前記第1部分の接合点との間に定義され、前記主空気チャネルの前記第2部分の流れ面積は、前記第1部分の流れ面積よりも大きい。
該接合部の後の該主空気チャネルの面積を増大させることにより、該主空気チャネルにおける圧力上昇が回避されることができ、ノズルにおける高い負圧をノズルが維持することを可能とし、それ故高い性能を実現する。
使用の間、前記副空気チャネルは、前記副空気チャネルに沿った空気の流れを、前記主空気チャネルと前記副空気チャネルとの接合部において、前記主空気チャネルに沿った空気の流れと鋭角で衝突させ、層流を促進するようガイドするように構成されても良い。
本発明の他の態様によれば、端部を持つ基部と、前記基部における吸引口と、を有する、電気掃除機のためのノズルであって、前記基部は、屑を前記吸引口へとガイドするよう構成された主空気チャネルと、屑を前記基部の周縁部から前記主空気チャネルへとガイドするよう構成された、前記主空気チャネルとの接合部を持つ副空気チャネルと、を持つノズルが提供される。
空気チャネルは、ノズルの端部から入る空気の流れを吸引口へとガイドすることを支援する。空気チャネルは、入ってきた空気の流れが他の空気の流れと衝突する量を減少させることを支援する。それ故、空気チャネルは、乱流を低減することを支援し得る。
隣接する柔軟なフラップは、前記副空気チャネルへの入口を定義しても良い。それ故、該柔軟なフラップは、空気の流れ及び屑を直接に該副空気チャネルへとガイドすることを支援することが可能である。
前記基部の隆起部分は、前記主空気チャネル及び前記副空気チャネルを定義しても良い。それ故、これら空気チャネルが容易に形成され得る。前記副空気チャネルは、互いにオフセットを設けられても良いし、又は整合されていなくても良い。副空気チャネルの該構成は、或る副チャネルに沿って通る空気及び屑が、他の副チャネルを通って流れ出てしまうことを防止することを支援する。該オフセット構成は、副空気チャネル間における空気及び屑の障害のない見通し線を防止することを支援する。
前記隆起部分の高さは、各柔軟なフラップの高さよりも小さくても良い。
前記主空気チャネルは、第1の部分と第2の部分とを持っても良く、前記第2の部分は、前記第1の部分の接合点と前記吸引口との間に定義され、前記主空気チャネルの前記第2の部分の流れ面積は、前記第1の部分の流れ面積よりも大きい。
前記主空気チャネルの前記第2の部分の流れ面積は、前記副空気チャネルの流れ面積と前記主空気チャネルの前記第1の部分の流れ面積との組み合わせに対応しても良い。
前記主空気チャネルは、第1の部分と第2の部分とを持っても良く、前記第2の部分は、前記第1の部分の接合点と前記吸引口との間に定義され、前記主空気チャネルの前記第2の部分の流れ面積は、前記第1の部分の流れ面積よりも大きい。
前記主空気チャネルの前記第2の部分の流れ面積は、前記副空気チャネルの流れ面積と前記主空気チャネルの前記第1の部分の流れ面積との組み合わせに対応しても良い。
有利にも、断面積は、接合部において会合するガイドチャネルの断面積に比例して増大する。流れ面積の増大は、主空気チャネルの質量流に対するガイドチャネルにおける質量流の追加による、空気の質量流の増大に合致する。流れ面積を増大させることにより、ノズルは主チャネルにおける同じ高い負圧を維持することが可能となり、ノズルに亘って一定の性能が実現されることを意味する。
使用の間、前記副空気チャネルは、前記副空気チャネルに沿った空気の流れを、前記主空気チャネルと前記副空気チャネルとの接合部において、前記主空気チャネルに沿った空気の流れと鋭角で衝突させ、層流を促進するようガイドするように構成されても良い。
副空気チャネルにおける空気の流れを、主空気チャネルにおける空気の流れと整合させることにより、これら2つの空気の流れの混合の量が低減させられることができる。それ故、引き起こされる乱流が低減され得る。このことは、ノズルにより生成されるノイズを低減させ、性能を向上させることを支援する。
前記ノズルは、互いとはオフセットされた2つ以上の副空気チャネルを有しても良い。
有利にも、副空気チャネルの該構成は、或る副チャネルに沿って通る空気及び屑が、他の副チャネルを通って流れ出てしまうことを防止することを支援する。該オフセット構成は、副空気チャネル間における空気及び屑の障害のない見通し線を防止することを支援する。
本発明の他の態様によれば、本発明によるノズルを有する電気掃除機が提供される。
本発明のこれらの及び他の態様は、以下に説明される実施例を参照しながら説明され明らかとなるであろう。
本発明の実施例は、添付図面を参照しながら、単に例として、以下に説明される。
電気掃除機のためのノズルの実施例の模式的な底面図を示す。 ノズルの基部における柔軟なフラップ及び島状部の模式的な底面図を示す。 基部から突出する柔軟なフラップの模式的な前面図を示す。 ノズルの基部の模式的な底面図を示す。 ノズルの基部の左部分の模式的な底面図を示す。 電気掃除機のためのノズルの模式的な側面図を示す。 付勢されていない位置における柔軟なフラップの模式的な前面図を示す。 ノズルが第1の方向に動かされているときの、柔軟なフラップの模式的な前面図を示す。 ノズルが第2の方向に動かされているときの、柔軟なフラップの模式的な前面図を示す。 電気掃除機のためのノズルの好適な実施例の模式的な底面図を示す。
図1を参照すると、電気掃除機(図示されていない)のためのノズル1が示されている。該電気掃除機は、食品、埃及び毛のような屑を掃除されるべき面(図示されていない)から取り除くよう構成される。掃除されるべき面は、限定するものではないが、硬い木のフローリング、板張り及びタイルのような、硬い床面を含む。
電気掃除機は、例えば直立型電気掃除機又はハンドヘルド型電気掃除機といった、種々の構成を持ち得る。
ノズル1は、基部3を持つ本体2を有する。基部3は、本体2の下側を形成する。基部3は、ノズル1が使用されているときに掃除されるべき面に近い方に配置される。電気掃除機のためのノズル1は、吸引ホースを介して吸引ユニット(図示されていない)に流体接続されるが、代替の構成も可能であることは理解されるであろう。例えば、吸引ユニット(図示されていない)が、本体2の上端に装着されていても良い。
本実施例においては、基部3は前端4及び後端5を持つ。前端4は、後端5の反対側である。前端4は、凸状の形状を持つ。しかしながら、前端4は例えば直線のような代替の構成を持っていても良いことは、理解されるであろう。後端5は凹状の形状を持つ。しかしながら、後端5は例えば直線のような代替の構成を持っていても良いことは、理解されるであろう。
側端6、7は、前端4と後端5との間に延在する。側端6と側端7とは、前端4と後端5との間で互いに対して近づく。しかしながら、側端6、7は代替の形状を持っていても良いことは、理解されるであろう。基部3の左側と右側とは全体的に、対称軸A−A(図4参照)を定義する中心線について対称である。ガイドユニット9は、本体2の後端から延在する。ガイドユニット9は、基部3の後端5から延在する。細長いハンドル部(図示されていない)が、ガイドユニット9から延在する。該細長いハンドル部は、枢動接合部8によりノズル1に接続される。該枢動接合部8は、ノズル1が該細長いハンドル部に対して枢動することを可能とする。
該電気掃除機は更に、真空ポンプ(図示されていない)、例えば屑室及びフィルタのような屑収集容器(図示されていない)、及び空気出口(図示されていない)を有する吸引ユニットを有する。斯かる構成は従来のものであり、従って詳細な説明はここでは省略される。吸引ホース(図示されていない)は、本体ユニットにおける吸引ユニットに流体接続され、ノズル1における吸引力を生成する。吸引出口は、ノズル1の基部3における吸引口11と連通し、該吸引口11を通って、屑がノズル1に引き入れられる。
代替の構成も可能であることは、理解されるであろう。例えば、吸引ユニット(図示されていない)は、ノズル1のなかにあっても良い。更に、細長いハンドル部(図示されていない)と吸引ホース(図示されていない)とは一体化されていても良く、又は該電気掃除機は直立構成に一体化されても良い。
吸引口11は、ノズル1の基部3に形成された開口により形成される。吸引口11は、前端4と後端5との間の中間に配置される。吸引口11は、側端6と側端7との間の中間に配置される。吸引口11は長細であり、全体的に前端4及び後端5に平行に延在する。吸引口11は異なる構成を持っていても良いことは、理解されるであろう。例えば、吸引口11は、2つ以上の開口により形成されても良く、及び/又は異なる形状を持っていても良い。例えば、吸引口11の形状は、長方形、円形又は楕円形を含んでも良い。
ノズル1は、掃除されるべき面から基部3を離隔するガイド構成10を持つ。即ち、ガイド構成10は、基部3を、掃除されるべき面から少なくとも所定の距離だけ離れるよう維持するよう構成される。ガイド構成10は、基部3が、吸引によって掃除されるべき面に引き付けられることを防止する。ガイド構成10は、基部3の前端4に近接して配置された前方ホイールユニット12と、基部3の後端5に近接して配置された後方ホイールユニット13と、を有する。本実施例においては、後方ホイールユニット13はガイドユニット9上にある。前方ホイールユニット12と後方ホイールユニット13とは互いから離隔され、掃除されるべき面上においてノズル1に安定をもたらす。吸引力は、基部3を掃除されるべき面に引き付けようとするが、ガイド構成10が基部3と掃除されるべき面との間に最小限の離隔を維持することは、理解されるであろう。本構成においては、前方ホイールユニット12は2つのホイール12a及び12bを持ち、後方ホイールユニット13は2つのホイール13a及び13bを持つが、ホイールの数は変更されても良いことは理解されるであろう。また、ガイド構成10は、限定するものではないが例えばスライダのような、他の構成を持っていても良いことは理解されるであろう。
柔軟なフラップの第1のアレイ14が、基部3から延在する。柔軟なフラップの第1のアレイ14は、基部3の前端4に沿って配置される。柔軟なフラップの第1のアレイ14は、前端4からは離隔された形で、前端4の近くに配置される。柔軟なフラップの第1のアレイ14は、吸引口11の一方の側に配置される。
第1の隆起部分15が、柔軟なフラップの第1のアレイ14の背後に延在する。第1の隆起部分15は、柔軟なフラップの第1のアレイ14と吸引口11との略間に延在する。
第1の隆起部分15は、下側面から突出する。第1の隆起部分15に空気チャネル16が形成され、これらチャネルは基部3に定義される。空気チャネル16は、第1の隆起部分15を突出する島状部17に分割する。空気チャネル16は、屑が基部3の周縁部から吸引口11へと通るときに沿って通過し得る通路を定義する。しかしながら、空気チャネル16及び第1の隆起部分15は省略されても良いことは、理解されるであろう。
柔軟なフラップの第2のアレイ18が、基部3から延在する。柔軟なフラップの第2のアレイ18は、基部3の後端5に沿って配置される。柔軟なフラップの第2のアレイ18は、後端5からは離隔された形で、後端5の近くに配置される。柔軟なフラップの第2のアレイ18は、吸引口11の一方の側に配置される。柔軟なフラップの第2のアレイ18は、吸引口11の、柔軟なフラップの第1のアレイ14とは反対側に配置される。
第2の隆起部分19が、柔軟なフラップの第2のアレイ18の背後に延在する。第2の隆起部分19は、柔軟なフラップの第2のアレイ18と吸引口11との略間に延在する。第2の隆起部分19は、下側面から突出する。第2の隆起部分19は、吸引口11の、第1の隆起部分15とは反対側に配置される。空気チャネル20が、第2の隆起部分19を突出する島状部22に分割する。空気チャネル20は、屑が基部3の周縁部から吸引口11へと通るときに沿って通過し得る通路を定義する。しかしながら、空気チャネル20及び第2の隆起部分19は省略されても良いことは、理解されるであろう。
主空気チャネル23が、基部3により形成される。該基部に延在する主空気チャネル23は、第1の隆起部分15と第2の隆起部分19との間に形成される。第1の隆起部分15と第2の隆起部分19とは、互いから離隔される。主空気チャネル23は、吸引口11と流体連通する。主空気チャネル23は、副空気チャネルとして機能する空気チャネル16、20からの空気の流れを吸引口11へとガイドする。
柔軟なフラップの第1のアレイ14は、6個の柔軟なフラップ24を有する。しかしながら、柔軟なフラップ24の数は変更されても良いことは、理解されるであろう。各柔軟なフラップ24は、本実施例においては同じ距離だけ前端4から離隔されるが、隣接する柔軟なフラップ24は異なる距離だけ前端4から離隔されても良いことは、理解されるであろう。各柔軟なフラップ24は、隣接する柔軟なフラップ24から離隔される。隣接する柔軟なフラップ24間に、入口25が形成される。
柔軟なフラップの第2のアレイ18は、5個の柔軟なフラップ26を有する。しかしながら、柔軟なフラップ26の数は変更されても良いことは、理解されるであろう。各柔軟なフラップ26は、隣接する柔軟なフラップ26から離隔される。隣接する柔軟なフラップ26間に、入口27が形成される。
柔軟なフラップの第1のアレイ14は、アレイ14における隣接する柔軟なフラップ24間に位置する入口25が、柔軟なフラップの第2のアレイ18における隣接する柔軟なフラップ26間に位置する入口27からオフセットされるよう構成される。該オフセットされた柔軟なフラップ24、26の構成は、一方の入口25、27を通ってノズル1に入る空気の流れ及び屑が、該空気の流れ及び屑が放出されてしまうような、他方の入口25、27への障害のない見通し線を持つことを防止する。柔軟なフラップ24、26の該オフセット構成は、空気の流れ及び屑が吸引口11へと真っ直ぐに輸送されるか、又は吸引口11に吸い込まれる前に別の柔軟なフラップ24、26に衝突するため、ノズル1から空気の流れ及び屑が出てしまうことを防止する。
特に図2及び3を参照すると、柔軟なフラップ24、26の1つが示されている。各柔軟なフラップは一般的に同じ構成を持ち、従って詳細な説明は省略される。柔軟なフラップ24は、吸引口11と基部3の前端4との間に配置される。柔軟なフラップ24は、基部3から下向きに突出する。柔軟なフラップ24は垂直に延在するが、代替として、柔軟なフラップ24は垂直から或る角度をもって基部3から突出しても良い。柔軟なフラップ24は、基部3の下側面から突出する。柔軟なフラップ24は、弾力性を持つ。柔軟なフラップ24は、掃除されるべき面の突出部と接触したときに、曲がることが可能である。柔軟なフラップ24は、変形して次いで元の形状に戻ることができるような弾力性を持つ。
一実施例においては、柔軟なフラップ24は、限定するものではないが例えばヒンジによって、基部3に柔軟に装着された剛性のフラップであっても良い。
柔軟なフラップ24は、前側を定義する外側面28と、後側を定義する内側面29と、を有する。柔軟なフラップ24の外側面28は、基部3の前端4に近い方である。柔軟なフラップ24の内側面29は、吸引口11に面する。掃除されるべき面から未だ持ち上げられていない屑は、凹部30に集まり得る。
柔軟なフラップ24は、V字型である。柔軟なフラップ24は、互いから広がる第1の部分32と第2の部分33とを持つ。柔軟なフラップ24は、頂点34を持ち、第1の部分32と第2の部分33とは、頂点34から互いに対して広がる。該第1の部分と第2の部分との間の角度は、30度と150度との間である。代替の形状も可能である。例えば、柔軟なフラップ24は、弓型の形状を持っても良い。第1の部分32と第2の部分33とが弧を成すようにされても良い。
柔軟なフラップ24は、開口35を持つ。開口35は、柔軟なフラップ24の外側面28から内側面29まで延在する。開口35は、柔軟なフラップ24を、第1の部分32と第2の部分33とに分割する。柔軟なフラップ24の第1の部分32は、直線状の形状を持つ。柔軟なフラップ24の第2の部分33は、直線状の形状を持つ。該直線状の形状は、曲がることに対する抵抗を最小化させる。しかしながら、柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33は、限定するものではないが例えば弓型の形状のような、代替の構成を持っていても良い。
図1乃至5に示されるように、開口35は、上端において、第1の部分32を第2の部分33から離隔する。このことは、開口のサイズが最大化されることを可能とする。開口35は、柔軟なフラップ24の内側面29により形成される凹部30に空気の流れが漏れることを可能とするよう構成される。空気の流れの速度が十分に大きい場合、凹部30に受容された屑は凹部30及び掃除されるべき面から取り除かれる。屑はまた、開口35を通って、凹部30及びノズル1から出ることが可能である。
他の実施例においては、開口35はスリットである。本実施例においては、第1の部分32と第2の部分33とは互いに当接するか、又は上端において一体的に形成される。このことは、ノズル1が第1の方向に動かされているとき、開口35を通って空気流が漏れることを制限する。
柔軟なフラップ24の第1の部分32は、開口35に対する遠位端である自由側端36と、開口35における開口側端37と、を持つ。柔軟なフラップ24の第2の部分33は、開口35に対する遠位端である自由側端38と、開口35により形成される開口側端39と、を持つ。開口側端37と開口側端39とは、互いと整合する。第1の部分32と第2の部分33とは、開口35によって分離可能である。第1の部分32及び第2の部分33は、それぞれ柔軟である。
第1の部分32及び第2の部分33は、掃除されるべき面に向けて基部3から延在する方向の高さと、幅と、厚さと、を持つ。これらパラメータは、当業者によって決定されるような、いずれの必要なサイズであっても良いことは、理解されるであろう。第1の部分32と第2の部分33とは、異なる高さ、幅及び/又は厚さを持っていても良い。
本実施例においては、柔軟なフラップ24は、1ミリメートル(mm)の厚さを持つ。しかしながら、前記及びそれぞれの柔軟なフラップ24の厚さは、変更されても良い。柔軟なフラップ24は均一な厚さを持つが、このことは変更されても良く、例えば、柔軟なフラップ24の厚さは、基部端から自由端42、43に向かって先細とされても良い。柔軟なフラップ24の厚さは、0.5mmと2mmとの間であっても良い。
更に、本実施例においては、柔軟なフラップ24は、10.5mmの高さを持つ。ガイド構成10は、ノズル1の基部3を、掃除されるべき面から10mmだけ離隔させる。それ故、柔軟なフラップ24は、掃除されるべき面において0.5mmの露出を持つ。しかしながら、該柔軟なフラップの高さは変更されても良く、ガイド構成10が基部3を掃除されるべき面から離隔させる距離、及び柔軟なフラップ24が該面に対して持つ露出に依存する。柔軟なフラップ24の高さは、5mmと20mmとの間であっても良い。
一実施例においては、柔軟なフラップ24の幅は、吸引口11に対する位置に依存して変わる。柔軟なフラップ24の幅は、入口25と入口27との間に障害のない見通し線がないことを確実にするよう変化させられ、ノズル1の一方の側における入口25の1つに入った屑が、ノズル1の他方の側における入口27の1つを直接に通ることができないようにされる。柔軟なフラップ24の長さは、20mmと40mmとの間であっても良い。
第1の部分32及び第2の部分33の各々は、自由端42、43を持つ。各部分32、33の自由端42、43は、遠位端にある。柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33の開口側端37、39は、柔軟なフラップ24の自由端42、43に向けて互いから離れるよう弧を成している。開口側端37、39は、ノズル1が第1の方向に動かされているときに、互いに対して当接するよう構成される。
柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33の外側面28は、ノズル1が第1の方向に動かされているとき、隣接する柔軟なフラップ24間の入口25に向けて、それ故空気チャネル20に向けて、屑をガイドするように構成される。このことは、屑がノズル1の前部に沿って掃引されるのではなく、ノズル1に入ることを可能とされることを意味する。柔軟なフラップの第1のアレイ14については、該第1の方向は、前端4が前側端となる方向である。
本実施例においては、図3に示されるように、開口35は、第1の部分32と第2の部分33と間の開口により形成される。本実施例においては、第1の部分32と第2の部分33とは離散的である。該開口は、基部3の下側面まで、柔軟なフラップ24の全高に亘って延在する。該開口は、第1の部分32を、柔軟なフラップ24の第2の部分33から僅かに離隔させる。それ故、第1の部分32と第2の部分33とは、付勢されていない位置においては互いに当接しない。
しかしながら、代替の構成が想到されることは、理解されるであろう。例えば、第1の部分32と第2の部分33とが、一体的に形成されても良い。該開口が、自由端42、43から柔軟なフラップ24の高さに沿って部分的にのみ延在していても良い。
本代替実施例においては、第1の部分32と第2の部分33とは、接続部分(図示されていない)によって、柔軟なフラップ24の上端において接続されても良い。該開口は、柔軟なフラップ24の該接続部分が基部3から突出するよう構成されても良い。
別の代替実施例においては、開口35がスリットにより形成されることは、理解されるであろう。斯かる構成においては、該スリットは、柔軟なフラップ24の長さに亘って延在しても良いし、又は自由端42、43から部分的にのみ沿って延在しても良い。柔軟なフラップ24は、1つよりも多い開口を有しても良いことは、理解されるであろう。
図2に示されるように、柔軟なフラップ24は、第1の部分32が第2の部分33に対して或る角度をもって延在するよう構成される。該角度をつけられた第1の部分32及び第2の部分33は、ノズル1が第1の方向に動かされているときには、屑を吸引口11へとガイドすることを支援し、ノズル1が第2の方向に動かされているときには、掃除されるべき面から未だ取り除かれていない屑が、ノズル1の下から出るようガイドすることを支援する。柔軟なフラップの第1のアレイ14については、該第2の方向は、基部3の前端4が後方端となる方向である。第1の部分32及び第2の部分33はともに、基部3の前端4に対して或る角度をもって延在する。
第1の部分32及び第2の部分33は、前端4に対して或る角度をもって延在し、頂点34が前端4に近接するようにされる。開口35は頂点34に形成される。頂点34に形成された開口35は、第1の部分32及び第2の部分33により定義される凹部30に屑が残らないことを確実にする。
頂点34に形成された開口35は、V字型の柔軟なフラップ24を、第1の部分32と第2の部分33とに分割する。このことは、柔軟なフラップ24の柔軟性を向上させる。頂点において第1の部分32と第2の部分33とを分離することにより、柔軟なフラップ24の剛性が低減され、柔軟なフラップ24が不均一な面からの突出部によって損傷を受ける機会を最小化させる。開口35は、柔軟なフラップ24の柔軟性を向上させる。それ故、柔軟なフラップ24は、不均一な面にも適応することができ、従ってノズル1が掃除されるべき面における高い性能を提供することを支援し、柔軟なフラップ24の過度の摩耗を防止することによって製品寿命を延ばし得る。
本実施例においては、図2に示されるように、第1の部分32と第2の部分33とは互いに対して垂直である。即ち、第1の部分32と第2の部分33との間の角度は90度である。第1の部分32及び第2の部分33は、ノズル1が動かされる第1の方向に対して45度の角度で延在する。第1の部分32と第2の部分33とは、動きの第1の方向に対して、大きさは等しいが逆符号の角度で延在する。
しかしながら、柔軟なフラップ24は、代替の構成を持っても良いことは、理解されるであろう。例えば、柔軟なフラップ24の第1の部分32と第2の部分33とは、ノズル1が動かされる第1の方向に対して異なる角度で延在しても良い。第1の部分32が動きの第1の方向に対してなす角度は、第2の部分33が動きの第1の方向に対してなす角度と異なっていても良い。
更に、各柔軟なフラップのアレイ14、18内の柔軟なフラップ24、26は、異なる構成を持っても良い。一実施例においては、吸引口11と柔軟なフラップ24との間の距離が増大するにつれて、動きの第1の方向に対して、第1の部分32及び第2の部分33の角度が減少させられても良い。ノズル1へ入る空気の流れは、吸引口11に最も近い位置において最も小さい抵抗を受ける。それ故、吸引口11から更に離れると、より小さな空気の流れが経験され、従って、動きの第1の方向に対するアレイ14、18における柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33の角度は、ノズル1の性能を向上させるために変更されても良い。柔軟なフラップ24の小さな前面断面積のため、空気の流れが柔軟なフラップ24から最も小さな抵抗しか受けないため、ノズル1の遠位端における性能が改善されることができる。
動きの第1の方向に対する第1の部分32及び第2の部分33の減少させられた角度が、柔軟なフラップ24の外側面に沿って吸引口11へと屑が滑動することを容易にするため、ノズル1の性能はまた向上させられる。動きの第1の方向に対する第1の部分32及び第2の部分33の角度が大きいほど、ノズル1の前方において屑が押される可能性が高くなる。大きな角度の影響を克服するため、より大きな空気流が柔軟なフラップ24を通過する必要がある。それ故、柔軟なフラップ24は、動きの第1の方向に対する第1の部分32及び第2の部分33の角度が、吸引口11からの距離が増すにつれて小さくなり、より小さな空気流の影響の下で屑が柔軟なフラップ24を通過することを容易にするよう構成される。
柔軟なフラップ24のまわりの空気流は、吸引口11に対する近さにより決定される。吸引口11に最も近い部分32、33は、これら部分に沿って空気流の最も大きな部分を受ける。吸引口11から更に離れた柔軟なフラップ24の部分32、33においては、これら部分に沿った空気流は小さい。
基部3から下端へと突出する上端からの柔軟なフラップ24の高さは、ガイド構成10により提供される離隔よりも大きい。このことは、掃除されるべき面が不均一である場合であっても、フラップ24が該面と接触したままとなることを確実にする。それ故、第1の部分32及び第2の部分33は、掃除されるべき面と摩擦接触し、該面の上のノズル1の動きによって向きを変えられるよう付勢される。該摩擦接触は、第1の方向に動かされているときには、第1の部分32及び第2の部分33を一方の方向に向け、第2の方向に動かされているときには、反対の方向に向ける。
図1に示されるノズル1は、吸引口11と基部3の前端4との間において基部3から突出する柔軟なフラップの第1のアレイ14を持つ。柔軟なフラップの第1のアレイ14における各柔軟なフラップ24の頂点34は、基部3の前端4に近接する。ノズル1はまた、吸引口11と基部3の後端5との間において基部3から突出する柔軟なフラップの第2のアレイ18を持つ。柔軟なフラップの第2のアレイ18における各柔軟なフラップ26の頂点34は、基部3の後端5に近接する。前方ホイールユニット12は、柔軟なフラップの第1のアレイ14の背後において、ノズル1の基部3に装着される。ホイール12a、12bは、第1の隆起部分15から突出するが、代替の構成も想到される。
ガイド構成10は、掃除されるべき面上においてユーザがノズル1を操作することを支援する。ガイド構成10は、離隔機構として機能する。図6を参照すると、前方ホイールユニット12及び後方ホイールユニット13は、電気掃除機のためのノズル1の基部3を、掃除されるべき面から離隔させている。
ガイド構成10は、ノズル1の基部3と掃除されるべき面との間の離隔を定義する。図6に示されるように、ノズル1の基部3から柔軟なフラップ24、26の自由端までの柔軟なフラップ24、26の高さは、ノズル1の基部3と掃除されるべき面との間の距離よりも大きい。
ノズル1の基部3と掃除されるべき面との間の距離よりも長い柔軟なフラップ24、26を備えることは、柔軟なフラップ24、26が床に対して付加的な露出を持つことを可能とする。それ故、不均一な掃除されるべき面において、長い柔軟なフラップ24、26が該掃除されるべき面との接触を維持することが可能となり、従ってノズル1が、ノズル1の高い負圧を保つことによって高い性能を確実にする。
基部3から隆起部分15、19が突出する距離は、基部3と掃除されるべき面との間にガイド構成10によりもたらされる離隔よりも小さく、そのため、隆起部分15、19は、掃除されるべき面におけるいずれの突出部とも当接しない。このことは、ユーザにとって好適な体感、及びノズル1からの優れた性能を確実にする。
図7を参照すると、付勢されていない位置における柔軟なフラップ24が示されている。柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33は、ノズル1の基部3から下向きに突出している。開口35が、これら部分32、33間に延在している。第1の部分32及び第2の部分33は、変形されていない状態である。
図8を参照すると、第1の方向(即ち図8に示された紙面から出る方向)に動かされている電気掃除機のためのノズル1が示されている。第1の部分32及び第2の部分33の自由端42、43は、掃除されるべき面に接触している。
柔軟なフラップ24の高さはノズル1の基部3と該面との間の距離よりも大きいため、柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33は変形させられる。柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33の自由端42、43は、掃除されるべき面と摩擦係合する。ノズル1が第1の方向に付勢され、前端4が前方端を形成すると、第1の部分32及び第2の部分33が変形し、前端4から離れる方向に付勢される。
基部3の前端4から離れる方向への第1の部分32及び第2の部分33の動きは、第1の部分32と第2の部分33とを互いに向けて付勢する。それ故、第1の部分32と第2の部分33とは、互いに当たるよう付勢される。この動きにより、開口35が閉じられるか又は最小化される。第1の部分32の開口側端37は、第2の部分33の開口側端39と当接するよう構成される。柔軟なフラップ24の高さ、及び柔軟なフラップ24の自由端42、43に向かう開口側端37、39の広がる弧は、ノズル1が第1の方向に動かされているときに、第1の部分32及び第2の部分33が基部3の後端5に向けて後方向に曲がるよう構成される。該第1の部分及び第2の部分は、掃除されるべき面との摩擦によって曲がる。
代替実施例においては、第1の部分32及び第2の部分33は、互いと当接する開口側端37、39により向きを変えられ続けないよう制限され、動きを制限する。第1の部分32及び第2の部分33の角度方向は、第1の方向における第1の部分32及び第2の部分33の動きを制限する。柔軟なフラップ24自体の構成が動きを制限する止め部として機能するが、代替の止め部構成が用いられても良いことは、理解されるであろう。開口35が閉じられるか又は最小化されると、間隙を通る空気の流れが最小化されるか又は防止される。屑を担持する空気の流れは、第1の部分32及び第2の部分33に沿って、隣接するフラップ24間に形成された入口25へとガイドされる。屑は次いで、吸引口11へと担持される。
図9を参照すると、第2の方向に動かされている電気掃除機のためのノズル1が示されている。柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33の自由端42、43は、掃除されるべき面と接触している。柔軟なフラップ24の高さはノズル1の基部3と掃除されるべき面との間の距離よりも大きいため、柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33は変形させられる。柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33の自由端42、43は、掃除されるべき面と摩擦係合する。ノズル1が第2の方向に付勢され、前端4が後方端を形成すると、第1の部分32及び第2の部分33が変形し、前端4に向けて付勢される。
基部3の前端4に向けての第1の部分32及び第2の部分33の動きは、第1の部分32と第2の部分33とを互いから離れる方向に付勢する。それ故、第1の部分32と第2の部分33とは、互いから離れるよう付勢される。この動きにより、開口35が開かれるか、又は開口35の面積が増大させられる。第1の部分32と第2の部分33とは、互いから離れる方向に付勢されるため、向きを変えることを制限されない。
開口35が開位置へと付勢されると、凹部30に保持されていた屑が、開口35を通って凹部30から出ることが可能となる。開口35を開くことにより、掃除されるべき面から取り除かれていない屑が、ノズル1の下から出るようガイドされ、これによりユーザは残った屑を見ることができ、掃除されるべき面から屑が取り除かれるまでノズル1を再び屑の上をガイドすることができる。後方への動きはまた、同じアレイにおける隣接する柔軟なフラップ24間の入口25を狭める。
図4を参照すると、基部3の第1の隆起部分15及び第2の隆起部分19が示されている。第1の隆起部分15は、柔軟なフラップの第1のアレイ14と吸引口11との間に形成される。各島状部17は、柔軟なフラップ24により定義される凹部30の1つに対応するよう延在する。各島状部17の高さは、対応する柔軟なフラップ24の高さよりも低い。各島状部は、対応する柔軟なフラップ24の配置に対応し、該フラップから離隔されている。各島状部17は、対応する柔軟なフラップ24の内側面29に平行に延在する外側面50を持つ。各島状部17の後側面51は、主空気チャネル23を定義する。
一実施例においては、柔軟なフラップ24は、限定するものではないが例えばヒンジ(図示されていない)によって、基部に柔軟に装着された剛性のフラップ(図示されていない)である。第1の隆起部分15は、対称軸について対称である。即ち、基部3の左側部における3つの島状部17は、基部3の右側部における3つの島状部17の鏡像である。しかしながら、島状部の数は変更されても良いことは、理解されるであろう。基部3の左側部は、吸引口11に対して遠位島状部17a、中位島状部17b及び近位島状部17cを有する。該基部の右側部は、対応する島状部を持つ。各島状部17は、全体として三角形の形状を持つ。しかしながら、該三角形の形状の一部は、少なくとも中位島状部17b及び近位島状部17cからは省略され、隣接する島状部間に形成される空気チャネル16を定義するのを支援する。
空気チャネル16は、副空気チャネルとして機能し、隣接する島状部17間に定義される。
図5を参照すると、第1の隆起部分15の遠位島状部17aは、基部3の前端4に対して遠位の後壁53と、吸引口11に対して遠位の第1の側壁54と、吸引口11に対して近位の第2の側壁55と、を持つ。第1の側壁54及び第2の側壁55は、対応する柔軟なフラップ24の内側面29とは離隔されつつ、該内側面29と平行に延在する。第1の側壁54及び第2の側壁55は、柔軟なフラップ24と整合している。
第1の隆起部分15の中位島状部17bは、基部3の前端4に対して遠位の後壁56と、吸引口11に対して遠位の第1の側壁57と、吸引口11に対して近位の第2の側壁58と、を持つ。第1の側壁57及び第2の側壁58は、対応する柔軟なフラップ24の内側面29とは離隔されつつ、該内側面29と平行に延在する。第1の側壁57及び第2の側壁58は、柔軟なフラップ24と整合している。第1の側壁57と後壁56との間には、面取り壁59が延在する。即ち、該壁は先端を切り取られた形を持つ。面取り壁59は、遠位島状部17aの第2の側壁55と整合する。それ故、隣接する島状部17a、17bは、整合された壁を持つ。
第1の空気チャネル16aは、遠位島状部17aと中位島状部17bとの間に定義される。即ち、第1の空気チャネル16aは、遠位島状部17aの第2の側壁55と、中位島状部17bの面取り壁59とにより定義される。第2の側壁55と面取り壁59とは、互いに平行に延在する。中位島状部17bの第1の側壁57は、第1の空気チャネル16aへの漏斗状の空気の流れを支援する。
第1の空気チャネル16aは、主空気チャネル23に対して鋭角に延在する。第1の空気チャネル16aは、主空気チャネル23との接合部21を形成する。第1の空気チャネル16aは、主空気チャネル23に流れる空気の流れに対して45度に空気流を向けるよう構成される。しかしながら、該角度は変更されても良いことは、理解されるであろう。第1の空気チャネル16aにおける空気の流れは、主空気チャネル23における空気と組み合わせられ、吸引口11へと流れる。
第1の隆起部分15の近位島状部17cは、基部3の前端4に対して遠位の後壁60と、吸引口11に対して遠位の第1の側壁61と、吸引口11に対して近位の第2の側壁62と、を持つ。第1の側壁61及び第2の側壁62は、対応する柔軟なフラップ24の内側面29とは離隔されつつ、該内側面29と平行に延在する。第1の側壁61及び第2の側壁62は、柔軟なフラップ24と整合している。第1の側壁61と後壁60との間には、第1の面取り壁63が延在する。第1の面取り壁63は、中位島状部17bの第2の側壁と整合する。それ故、隣接する島状部17b、17cは、整合された壁を持つ。第2の側壁62と後壁60との間には、第2の面取り壁64が延在する。第2の面取り壁64は、対向する近位島状部17cの第2の面取り壁64と整合する。それ故、隣接する島状部17c、17cは、整合された壁を持つ。
第2の空気チャネル16bは、中位島状部17bと近位島状部17cとの間に定義される。即ち、第2の空気チャネル16bは、中位島状部17bの第2の側壁58と、近位島状部17cの第1の面取り壁63とにより定義される。中位島状部17bの第2の側壁58と第1の面取り壁63とは、互いに平行に延在する。近位島状部17cの第1の側壁61は、第2の空気チャネル16bへの漏斗状の空気の流れを支援する。
第2の空気チャネル16bは、主空気チャネル23に対して鋭角に延在する。第2の空気チャネル16bは、主空気チャネル23との接合部21bを形成する。第2の空気チャネル16bは、主空気チャネル23に流れる空気の流れに対して45度に空気流を向けるよう構成される。しかしながら、該角度は変更されても良いことは、理解されるであろう。第2の空気チャネル16bにおける空気の流れは、主空気チャネル23及び第1の空気チャネル16aからの主空気チャネル23における空気と組み合わせられ、吸引口11へと流れる。
第3の空気チャネル16cは、2つの近位島状部17c間に定義される。即ち、第3の空気チャネル16cは、第2の面取り壁64によって定義される。第2の面取り壁64は、互いに対して平行に延在する。近位島状部17cの第2の側壁62は、第3の空気チャネル16cへの漏斗状の空気の流れを支援する。第3の空気チャネル16cにおける空気流は、直接に吸引口11へと流れる。
第1の隆起部分15は、該第1の隆起部分における隣接する島状部17間に位置する副空気チャネル16が、副空気チャネル20における隣接する島状部22間に位置する副空気チャネル20からオフセットされるように構成される。オフセットされた島状部17、22の該構成は、一方の副空気チャネル16、20を通ってノズルに入る空気の流れ及び屑が、該空気の流れ又は屑が通って排出されてしまい得るような他方の副空気チャネル16、20への障害のない見通し線を持つことを防ぐ。島状部17、22の該オフセット構成は、空気の流れ及び屑が吸引口11へと真っ直ぐに輸送されるか、又は吸引口11に吸い込まれる前に別の島状部17、22に衝突するため、ノズル1から空気の流れ及び屑が出てしまうことを防止する。
ノズルが第1の方向に動かされると、柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33が、基部3の前端4から離れる方向に向けられ、部分32と部分33との間の開口35が、閉じられるか又は狭められる。この場合、空気流の殆どが、柔軟なフラップ24の外側面28に沿って、隣接する突出する島状部17間の空気チャネル16へと方向を変えられる。凹部30へと突出する島状部17は、空気が流入できる面積を最小化し、それにより空気流が高い速度を維持することを可能とし、柔軟なフラップ24の凹部30における圧力の上昇を低減させる。このことは、ノズル1が高い性能及び高い負圧を維持することを可能とする。ここでもたらされる高い空気の速度は、凹部30にある屑を取り除くことも支援する。
ノズルが第2の方向に動かされると、柔軟なフラップ24の第1の部分32及び第2の部分33が、基部3の前端4の方へと向けられ、部分32と部分33との間の開口35が、開かれるか又は広くされる。この場合、空気流は、開口35及び柔軟なフラップ24の内側面29と島状部17との間へと向けられる。凹部30へと突出する島状部17は、空気が流入できる面積を最小化し、それにより空気流が高い速度を維持することを可能とし、柔軟なフラップ24の凹部30における圧力の上昇を低減させる。島状部17を通る増大した空気の流れは、空気の流れの速度を上昇させ、従ってより多くの屑が凹部30から取り除かれ得る。開かれた又は広くされた開口35はまた、掃除されるべき面から未だ取り除かれていないいずれの屑もが、ノズル1から出てユーザによって見られることを可能とし、ノズル1が該面の当該部分の上を再び動かされるべきであることをユーザに示すこととなる。
再び図4を参照すると、第2の隆起部分19が、柔軟なフラップの第2のアレイ18と吸引口11との間に形成されている。第2の隆起部分19の各島状部22は、柔軟なフラップ26により定義される凹部30の対応する1つへと延在する。各島状部22の高さは、対応する柔軟なフラップ26の高さよりも低い。各島状部22は、対応する柔軟なフラップ26の配置に対応し、該フラップから離隔されている。各島状部22は、対応する柔軟なフラップ26の内側面29に平行に延在する外側面50を持つ。各島状部22の後側面51は、主空気チャネル23を定義する。
再び図5を参照すると、第2の隆起部分19は、対称軸について対称である。しかしながら、島状部22の数は変更されても良いことは、理解されるであろう。基部3の左側部は、吸引口11に対して後部遠位島状部22aと後部中位島状部22bとを有する。後部近位島状部22cは、基部3に沿った中間部に配置される。該基部の右側部は、対応する島状部を持つ。各島状部22は、全体として三角形の形状を持つ。しかしながら、該三角形の形状の一部は、少なくとも中位島状部22bからは省略され、隣接する島状部22間に形成される空気チャネル20を定義するのを支援する。空気チャネル20は、副空気チャネルとして機能し、隣接する島状部22間に定義される。第4の空気チャネル20aが、後部遠位島状部22aと後部中位島状部22bとの間に形成される。第5の空気チャネル20bが、後部中位島状部22bと後部近位島状部22cとの間に形成される。第2の隆起部分19の島状部22及び副空気チャネル16の構成は、第1の隆起部分15のものと概ね同じであり、従ってここでは詳細な説明は省略される。
以上に説明された島状部においては、面取り壁が頂点へと延在しているが、これら面取り壁は丸められた形状を持って形成されても良いことは、理解されるであろう。後部中位島状部22bは、弓型の壁65を持つ。弓型の壁65は、断面積の漸進的な増大をもたらし、ノズル1における空気の通路を通した一様な圧力を助長する。弓型の壁及び面取り壁は、尖った角を最小化し、従って乱流を低減させる。
各島状部の構成は以上の説明に限定されるものではなく、代替の実施例も想到されることは、理解されるであろう。例えば、島状部の端部は全て弓型、直線状、又はこれら2つの混合であっても良く、互いに対して平行に延在していなくとも良い。更に、島状部の角は、生成される乱流の量を低減させるために丸められていても良い。ここで説明された島状部の数及び形状は、単にノズル1の一実施例に過ぎず、いずれの島状部の数及び/又は形状の組み合わせが用いられても良いことは、理解されるであろう。
柔軟なフラップ24、26の第1の部分32及び第2の部分33は、島状部17、22の第1の側壁及び第2の側壁の端部と整合させられる。このことは、柔軟なフラップ24、26の遠位端が、ガイドチャネルにおける乱流の源となることを防止することを支援する。
空気の流れを鋭角で組み合わせることにより、空気流と屑との混合により生成される乱流を最小化することが可能となる。このことは、ノイズを最小化し、ノズルの性能を最大化することを支援する。
主空気チャネル23は、基部3の周縁部から吸引口11まで延在する。しかしながら、主空気チャネル23の構成は変更されても良いことは、理解されるであろう。一方の主空気チャネル23は基部3の左側部に形成され、他方の主空気チャネル23は基部3の右側部に形成される。主空気チャネル23は互いに対応するものであり、従って1つのみがここで説明される。主空気チャネル23は、幾つかの部分に分けられ、各部分は、副空気チャネル16、20間に延在している。各副空気チャネル16、20との接合部21において、主空気チャネル23の流れ面積は増大し、主空気チャネル23の先行部分と対応する副空気チャネル16、20との組み合わせられた流れ面積に対応する。それ故、主空気チャネル23の流れ面積は、吸引口11に向けて増大する。
主空気チャネル23の流れ面積の増大は、接合部21において主空気チャネル23と会合する副空気チャネル16、20の断面積に比例する。しかしながら、該流れ面積の増大は直接に対応しなくても良いことは、理解されるであろう。主空気チャネル23の流れ面積の増大は、増大させられた質量流が流れることができるよう増大させられた面積を提供することにより、主空気チャネル23における圧力の上昇を低減させる。
本実施例においては、柔軟なフラップの構成と組み合わせて空気チャネル構成の実施例が説明されたが、代替の構成も想到されることは理解されるであろう。例えば、柔軟なフラップが省略されたノズルにおいて該空気チャネル構成が用いられても良いことは、理解されるであろう。代替としては、該柔軟なフラップは、毛又はその他の柔軟な要素によって置き換えられても良い。更に、フラップの構成は変更されても良い。他の実施例においては、空気チャネルは、2つ以上の空気チャネルの接合部において流れ面積を変化させるよう構成されるが、空気チャネルの該接合部は、横断的な接合部である。代替としては、空気チャネルは、空気チャネルの接合部において主空気チャネルと鋭角に衝突して層流を助長しても良いが、主空気チャネルの流れ面積は変化しなくても良い。主空気チャネルと鋭角で衝突する空気チャネルと、接合部において主空気チャネルの流れ面積を増大させることと、を組み合わせることは、層流を助長するのを支援することが分かっている。このことは、空気チャネルを通る流れの速度を最大化し、ノイズレベルを最小化するのを支援する。
図10に示されるような本発明の一実施例においては、より高い効率レベル(即ち電気掃除機のエネルギーラベル付けについての欧州委員会委任規則(EU)665/2013において定義されるような種々の床タイプについてのDPUレイティング)を得るため、ジグザグ型のノズルが変形利用される。本実施例においては、ジグザグ型のノズルは、前方にジグザグ型要素114a、114b、114c、114dを持ち、後側におけるジグザグ型要素が後側の全長に亘って延在するゴムのような柔軟な材料の単一のストリップ又はフラップ100により置き換えられるよう変形されている。更に、後側と前側との間に形成された吸引チャネル106が広くされ(通常の10mmに対し、ここでは20mmと45mmの間、好適には35mm)、吸引チャネル106の側面102a、102bは完全に開かれている。全体として、ジグザグ型の前方要素114a乃至114dは、前方向の動きにおいて屑を集めることが可能であり、後方のストリップ100及び吸引チャネル106の開かれた端部102a、102bは、より好適な端部分/台座/隙間の清掃のため、端部において流れの大きな集中を実現する。
当該ノズル構成の目的は、少なくとも111%(又は1.11)のDPU硬質床面レイティングを得つつ、床の粗い粒子(マカロニ、米等)を依然として取り除くことである。111%のDPU硬質床面レイティングは、硬い床面における掃除性能のAラベルを受けるために必要とされる。111%は、ノズル幅の外における隙間から埃が取り除かれる場合にのみ可能である(ノズルの下が掃除されるときに約100%の性能が得られる)。粗い埃の吸い上げは、消費者を満足させることとなる。
111%を超えるDPUを得るため、本発明によるノズルは、以下の特徴を持つ:
−20mmと45mmとの間の幅、及び4mmと10mmとの間の高さを持つノズルの側面における、大きな開口102a、102b。好適には、該開口は35mm(幅)×7mm(高さ)の寸法である。
−ノズルの背面が、フラップ100によって床面に対して閉じられる。
−ノズルの前面が、3つの開口104a、104b、104cのみを持つ。全ての開口の総面積は100乃至400mmであるべきであるが、好適には約150乃至200mmである。豆又は豆粒が約7mmとの洞察のもと、開口サイズを7mm幅と定義した。ゴムのフラップの高さにより定義される約7乃至10mmの高さを考慮すると、3乃至6個の開口(好適には3個)のみが許容される。高い吸引力の掃除機を用いる場合には、当該面積、及び従って開口の数もが、増大させられることが許容される。
前方における少数の開口104a、104、104c及び後方における閉じたゴムのフラップ100のため、略全ての空気が側面102a、102bからノズルに入る。斯かる側面からの空気の流れは、ノズルの幅の外にある隙間から埃を取り除く。
また、本発明のいずれの実施例も、一般的なキャニスター型掃除機、直立型掃除機又はロボット型掃除機を含むいずれのタイプの面/床用の掃除機に適していることは、当業者には理解されるであろう。ロボット型掃除機においては、ノズルは該ロボット型掃除機の底部内に一体化され、ノズルの基部は該ロボット型掃除機の底部となり、端部は該ロボット型掃除機の底部の端部又はそのノズル部となる。従って本発明の請求の範囲は、ノズルがロボット型掃除機に一体化された又はロボット型掃除機の底部の一部に一体化されたロボット型掃除機への本発明の適用を含む態様で解釈されるべきである。
「有する(comprising)」なる語は他の要素又はステップを除外するものではなく、「1つの(a又はan)」なる不定冠詞は複数を除外するものではないことは、理解されるであろう。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これら手段の組み合わせが有利に利用されることができないことを示すものではない。請求項におけるいずれの参照記号も、請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
添付される請求項は特徴の特定の組み合わせに向けたものであるが、本発明の開示の範囲は、いずれかの請求項において現在請求されているものと同一の発明に関するものであろうとなかろうと、また本発明が軽減するものと同一の技術的課題のいずれか又は全てを軽減するものであろうとなかろうと、明示的若しくは暗黙的にここで開示されたいずれの新規な特徴若しくは特徴の新規な組み合わせ、又はその一般化をも含むことは、理解されるべきである。本出願人はここで、本出願又は本出願から導かれるいずれかの更なる出願の手続きの間に、斯かる特徴及び/又は斯かる特徴の組み合わせに対して、新たな請求項が作成され得ることを注記しておく。

Claims (15)

  1. 端部を持つ基部と、
    前記基部における吸引口と、
    前記端部と前記吸引口との間において前記基部から突出する少なくとも1つの柔軟なフラップと、
    を有する、電気掃除機のためのノズルであって、前記柔軟なフラップは、開口によって分離可能な第1の部分と第2の部分とを持ち、前記端部が前側端であり開口を閉じるか又は開状態から閉状態へと向けるような第1の方向に前記ノズルが動かされているときには、前記第1の部分と前記第2の部分とが互いに向かって付勢され、前記端部が後側端であり開口を開くか又は開口を更に開くような第2の方向に前記ノズルが動かされているときには、前記第1の部分と前記第2の部分とが互いから離れるように付勢される、ノズル。
  2. 前記柔軟なフラップの前記第1の部分及び前記第2の部分は、前記ノズルが第1の方向に動かされているとき、前記吸引口に向けて屑をガイドするよう構成された、請求項1に記載のノズル。
  3. 前記柔軟なフラップは、前記吸引口に面する後面における凹部を定義するよう構成され、任意に、前記基部の隆起部分は、前記柔軟なフラップから離隔された前記凹部に受容される、請求項1又は2に記載のノズル。
  4. 前記第1の部分と前記第2の部分とは、前記端部から互いから離れるように広がる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のノズル。
  5. 前記第1の部分と前記第2の部分とは、前記柔軟なフラップの頂点から離れるように動かされ、前記頂点に開口が定義される、請求項4に記載のノズル。
  6. 掃除されるべき面から前記基部を離隔するよう構成されたガイド構成を更に有し、前記基部から前記柔軟なフラップの遠位端までの前記少なくとも1つの柔軟なフラップの高さは、前記ガイド構成により提供される前記離隔よりも大きく、それにより使用の間、前記少なくとも1つの柔軟なフラップは、前記掃除されるべき面と接触する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のノズル。
  7. 柔軟なフラップのアレイを有し、隣接する柔軟なフラップは互いから離隔された、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のノズル。
  8. 前記基部は、前記吸引口に向けて屑をガイドするよう構成された主空気チャネルと、前記基部の端部から前記主空気チャネルへと屑をガイドするよう構成された、前記主空気チャネルとの接合部を持つ副空気チャネルと、を持つ、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のノズル。
  9. 前記主空気チャネルは、第1部分と第2部分とを持ち、前記第2部分は、前記吸引口と前記第1部分の接合部との間に定義され、前記主空気チャネルの前記第2部分の流れ面積は、前記第1部分の流れ面積より大きい、請求項8に記載のノズル。
  10. 使用の間、前記副空気チャネルは、前記副空気チャネルに沿った空気の流れを、前記主空気チャネルと前記副空気チャネルとの接合部において鋭角で、前記主空気チャネルに沿った空気の流れと衝突させるようガイドし、層流を助長するよう構成された、請求項8又は9に記載のノズル。
  11. それぞれが前記第1の部分及び前記第2の部分を持つ柔軟なフラップの対のアレイであって、隣接する該柔軟なフラップの対の間に開口が存在する、柔軟なフラップの対のアレイと、
    前記ノズルの後端における柔軟なストリップと、
    を有する、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のノズル。
  12. 7個以下の柔軟なフラップの対、及び6個以下の開口を持つ、請求項11に記載のノズル。
  13. 4個の柔軟なフラップの対、及び3個の開口を持つ、請求項12に記載のノズル。
  14. 20mmと45mmとの間、好適には35mmの幅を持つ吸引チャネルと、20mmと45mmとの間、好適には35mmの幅、及び4mmと10mmとの間、好適には7mmの高さを持つ、前記吸引チャネルの両端における開口と、を持つ、請求項11乃至13のいずれか一項に記載のノズル。
  15. 請求項1乃至14のいずれか一項に記載のノズルを有する、電気掃除機。
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