JPS62201126A - 排風機ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、吸引室を取囲むと共に連結吸引管を＃ｉ＋え
たノズル部分を有する排風機ノズルに関するものであり
、Ｌ記のノズル部分の開口側は、固定されたあるいは交
換可能な金属製或いはプラスチックス酸のアダプタプレ
ートにより閉鎖されて、吸引口が形成されている。

（従来の一技術及びその問題点） 物品等の表面を掃除するための排風機ノズルは公知であ
り、ノズル部分にアダプタプレートが取り付けられてい
るか否かを問わず、電気掃除機のノズルとして各種の構
造のものが昔及している。

この電気掃除機のノズルにおいては、ブラシ用剛毛、剛
毛織物、又はフェルトを堆り付けたものが、じゅうたん
及び平坦な面の掃除に使用されている。

しかるに、電気掃除機においては、それ自体の吸引効果
もまた１作動効率をよくするための↑要な要因である。

しかしながら、このようにアダプタプレートをノズル部
分に取り付けると、この吸引効果が損なわれてしまう。

また、ノズルはそれ自体が掃除すべき表面に張り付いて
しっかりとそこに吸着しがちであり、そうなった場合に
は、吸引によって生ずる（ノズルを吸７ｉさせようとす
る）空気の効果が１機械的な効果によって助長されてし
まう。

従って、公知の゛１Ｌ気掃除機におけるノズルの欠点は
、一方では、吸引効果が損なわれることによって、比較
的大きな動力消費をよぎなくされるという点にあり、他
方では、電気掃除機を取り扱うのに必要な操作力という
点にある。

更にはじゅうたんや平坦な面を掃除するには、異なった
構造のノズルが必要であるという欠点がある。

例えば１円筒形吸引管を個々に備えた特定形状のノズル
が、毛足の長いパイル製のじゅうたんの掃除に用いるた
めに開発されている。かかるノズルにおいても、毛足の
長いパイル製のじゅうたんに適することを除けばやはり
上述の欠点を有している。

電気掃除機におけるブラシを有するノズルに取り付けら
れるアダプタプレートの他の種類のものは、金属製であ
り外側面には長手方向に延びる隆起部が形成されており
、この隆起部によって、横方向への流れを形成するエア
ダクトが形成されている。

しかしながらこの場合にもこれらのノズルは最適なもの
ではない、というのは多くの横方向の流れか縁部からの
吸引のために合流して、部分的に相Ｔに干渉し、そのた
め十分な吸引が妨げられてしまうからである。

本発明の１ｊ的は、最初に言及した形式の排風機ノズル
において特別な付属部品なしで全ての表面の掃除に使用
することができ、且つ電気掃除機の公知のノズルよりも
良好な掃除効果をより少ない電力消費でしかもより少な
い操作力で得ることができるものを開発することにある
。

（聞題点を解決するための子役） 上記の目的を達成するために、本発明は、最初に言及し
た形式の排風機ノズルにおいて、軸線方向に隣接し、且
つＷいに連なったはＣ円形あるいは楕円形をした複数の
室が、アダプタプレートの外側に設けられており、それ
らの室のうちの少なくとも幾つかは、吸引室に向かって
開１１シ、且つ吸引［］として吸引室内に連通しており
、また、アダプタプレートの長毛方向縁端から形成され
、且つ吸引室に対しては閉鎖した少なくとも１つの斜め
に配向された空気供給ダクトが各室に対して接線方向に
連通しており、ここにアダプタプレートの一方の側の長
毛方向縁端から形成された空気供給タクトは、第一・の
列を形成し、他方の側の長毛方向縁端から形成された空
気供給ダクトは、第二の列を形成し、いずれの場合にお
いても各列のダクトがオフセットした状ＩＥで各室内に
連通しており、更に上記の吸引口と交差するアダプタプ
レートの横断線に関して、一方の側にある空気供給ダク
トは、この横断線の他方の側にある空気供給ダクトに対
して鏡像関係に配置されていることを特徴としている。

（作用） かかる排風機ノズルにおいては、空気供給ダクトが室に
接線方向に続いているので、旋回流及び横方向の流れが
形成される。

ここに、この横方向の流れは、掃除すべき表面」二を一
方向に流れる。かかる流れによって、はこりの粒子は、
はＣ〜列となるように配置された吸引室に入り、そして
排出される。

本発明に従って成形されたアダプタプレートにおけるこ
の横方向の流れは、小製ａ流に細分割されており、これ
らの小渦巻流の全体によって、互いに一列に配列された
小製ａ流からなる単一の横方向の流れが形成されている
のである。

個々の室の各々では、従って各室に面した掃除すべき表
面トにおいても空気は高速で旋回させられ、その結果、
はこりの粒子及び繊維の粒子を表面から取り出してそこ
から除去するという竜巻に似た効果が形成される。

家庭用電気掃除機の最大吸引力のもとでは、空気の小渦
巻の旋回速度として、個々の室内で最大１５、ＯＯＯｒ
ｐｍが計測された。

この小渦巻流によって、例えば、掃除すべきじゅうたん
のパイルは、横方向に振動されて解きほぐされ、はこり
は上方に運ばれて室内に入り、横方向の流れによってそ
こから排出される。

このことは、パイルの大きなじゅうたんの場合でも同じ
である。

アダプタプレートの外面は滑らかであり、従って掃除す
べき６而がどれ程粗いかに関わらず、これらの而にを容
易に摺動する。

アダプタプレートの支持体の表面は、比較的広く、空気
供給ダクトは常に開口したままである。

従って、アダプタプレートがじゅうたんのパイル内に吸
着してしまうことはなく、よって、空気供給ダクト及び
／又は吸引ダクトが部分的に閉鎖されてしまうことはな
い。

これに対して従来の電気掃除機においては、ダクトが閉
鎖されるために、大きな操作力を必要としていたのであ
る。

なお、滑らかな外面及び大きな作動能力を備えた金属製
、又はプラスチックス製のアダプタ板は、例えば水泳用
プールを掃除する等のように、水を排出するために使用
することもできる。

（発明の効果） 以１−説明したように、上記構成のアダプタプレートを
備えた本発明の排風機ノズルによれば。

優れた作動効率が得られる。

更には１本発明のノズルは、型から一つの部品として製
造できるので、製造上において技術的に右利である。

また、本発明のノズルは、特に電気掃除機に適しており
、その排風機の総吸引力、すなわち消費エネルギーの最
適利用がｒＩ丁能となる。

（実施例） 以下に、図示の実施例を参照して、本発明を更に詳細に
説明する０図示の例は１未発ＩＩを電気掃除機のノズル
に適用したものである。

０′Ｓ１図に示すように電気掃除機のノズル部分りは、
連結吸引管Ｓを備えている。

アダプタプレートｌは、金属又はプラスチックスから成
り、ノズル部分りの開口側に配置されている。

第２図及び第３図に示すように、本実施例では、１２個
の円形の室２乃至１３がアダプタプレートの外側上面に
＋ｉＱけられており、それらの室のうち、中央部分の室
６．７．８．及び９は吸引管Ｓに対向配置され、ノズル
部分りの吸引室に向かって開口している。

外側部分の室２．３．４、及び１１．１２．１３は底板
によって吸引室に対して閉鎖されている。

室６，７．８、及び９は、吸引［」１４を形成する吸引
室に向かって開口しており、この吸引口は、その両端が
それぞれ室５及び１０内に延長されているが、これらの
室内で狭幅になっている。

従って、これらの室５及び１０は吸引室に勾してその中
央区域のみが開口しており、これに灯して吸引ｔ１を形
成している残りの室６乃至９は全体に開口している。

空気供給ダクト１５，１５ａ及び１６．１６′、１６ａ
、１６ａ′は、室２乃至１３（７）各々に接線方向に連
通している。

空気供給ダクト１５．１５ａ、１６．１６’。

１６ａ、１６ａ’の各々は、アダプタプレートｌの長手
方向縁端１７又は１８から始まり、斜め方向に延びて、
対応する室２乃至１３に対して接線方向に連通している
。

このように空気供給ダクトは、室２乃至１３の両側に設
けられている。

吸引口１４と交差する横断線Ｂ−Ｈに関して一方の側に
ある一方の（第１の）列に含まれる空気供給ダクト１５
及び、他方の（第２の）列に含まれる空気供給ダクト１
６．１６’は、この横断線Ｂ−Ｂの他方の側にある空気
供給ダクト１５ａ、１６ａ、及び１６ａ′に対してはｑ
′ｖ１．像の関係に配置されている。

アダプタプレートｌの図示の実施例では、空気供給ダク
トは以下のように配置されている。

第１の列では、３つの空気供給ダクト１５が、横断線Ｂ
−Ｈの一方の側に設けられており、１つの空気供給ダク
トが、アダプタプレート１の角Ｅｌから始まり、また他
の２つの空気供給ダクトが、アダプタプレートｌの長手
方向縁端１７から始まっている。

これらの空気供給ダクト１５に対して鏡像の関係で、３
つの空気供給ダクト１５ａが同様に横断線Ｂ−Ｈの他方
の側に配置され、こちらの側では、１つの空気供給ダク
トが同様にアダプタプレートｌの角Ｅａから始まってい
る。

空気供給ダクト１５は室３，５及び７に、すなわち１つ
おきの室に通じている。

これに対応して空気供給ダクト１５ａは、室８．１０、
及び１２に通じている。

このように配置されているため第１の列では、空気供給
ダクト１５，１５ａは、アダプタプレート１の中央で、
並置された室７及び８に通じている。

第２の列における空気供給ダクト１６．１６ａの配列は
幾分光なっている。横断線Ｂ−Ｈの一方の側には４つの
空気供給ダクト１６′及び１６が、１シけられ、これに
対して３つの空気供給ダクト１６ａ及び１６ａ′が横断
線Ｂ−Ｂの他方の側に配置されている。

室２に通じる空気供給ダクト１６′は、アダプタプレー
ト１の角Ｅ２から始まっており、またこのダクト１６　
′は、アダプタプレートｌの反対側の角Ｅ２ａの空気供
給ダクト１６ａ′に対応している。

空気供給ダクト１６ａ′は、最も外側の室１３に通じて
いる。室９及び１１に通じる２つの空気供給ダクト１６
ａは、室６及び８に通じる空気供給ダクト１６の鏡像と
なっている。

従って、この第２の列の場合においても、横断線Ｂ−Ｈ
の一方の側で空気Ｕｊ＆ｉ′ｉダクト１６”及び１６が
、１つおきの室２．４．６及び８に通じ１また横断線Ｂ
−Ｈの他方の側の空気供給ダクト１６ａ及び１６ａ′が
、１つおきの室９．１１及び１３に通じており、横断線
Ｂ−Ｂ上に並こされた室８及び９には、空気供給ダクト
１６及び１６ａが夫々作用するようになっている。

このように配置されているため、一方の列の空気供給ダ
クト　１５ａ及び他方の列の空気供給ダクト１６が室８
に通じている。

なお、図示の配置は便利ではあるが、それに限定するこ
とを意図したものではない。

またアダプタプレートｌの好ましい実施例では、吸引口
１４の両側にブラシ部品を取り付けるための空間がつく
られている。特に有利な実施例では、そこに取り付けら
れるブラシ部品は、傾いた剛’Ｃ＆’＆物のストリップ
２０から成っている。

更に、空気供給ダクト１５．１５ａ、１６．１６′及び
１６ａ′の深さに対する室２乃至１３の深さは、相〃に
調整するのが便利であるが、室は空気供給ダクトのはＣ
２倍の深さである。

アダプタプレートは、ノズル部分に固定するようにして
もよいが、他のアダプタプレート又は予備のブラシのよ
うに取り外し可能、すなわち交換可能な構造とすること
もできる。このように交換＋１Ｔ能に、アダプタプレー
トをノズル部分に取り付けることのできる構造は多数あ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的な電気掃除機ノズルの概略側面図であり
、第２図はアダプタプレートの底面図であり、第３図は
第２図のアダプタプレートの長手方向断面■−■を示す
断面図である。 Ｄ・・・・・・ノズル部分、 Ｅｌ、Ｅ２、Ｅ　ａ、　Ｅ　２　ａ−−−−・−角Ｓ・
・・・・・連結吸引管 ｌ・・・・・・アダプタプレート ２〜１３・・・・・・室 １４・・・・・・吸引口 １５．１５ａ、１６．１６′、１６ａ、１６ａ′・・・
・・・空気供給ダクト １７．１８・・・・・・長手方向縁端 ２０・・・・・・ストリップ 代　理　人　　弁理士　　佐　藤　孝　雄。 ≦０７ノ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）吸引室を包囲し且つ連結吸引管を備えたノズル部分
   を有し、該ノズル部分の開口した側が、アダプタプレー
   トで閉鎖された、排風機ノズルにおいて、軸線方向に隣
   接し且つ互いに連なったほゞ円形又は楕円形の複数の室
   （２乃至１３）がアダプタプレート（１）の外側に設け
   られており、これらの室のうちの少なくとも幾つかは、
   吸引室に向かって開口し且つ吸引口（１４）として吸引
   室内に連通しており、アダプタプレート（１）の長手方
   向縁端（１７、１８）から始まり且つ吸引室に対して閉
   鎖した、少なくとも１つの斜めに配向された空気供給ダ
   クト（１５、１５ａ及び１６、１６′、１６ａ、１６ａ
   ′）が各室（２乃至１３）に対して接線方向に連通して
   おり、これらの複数のダクトのうちの一方の空気供給ダ
   クト（１５、１５ａ）はアダプタプレート（１）の一方
   の長手方向縁端（１７）から始まり且つ第一の列を形成
   し、他方の空気供給ダクト（１６、１６′１６ａ、１６
   ａ′）は他方の長手方向縁端（１８）から始まり且つ第
   二の列を形成し、しかも前記各列のダクトは室（２乃至
   １３）に対してオフセットした状態で連通しており、ま
   た吸引口（１４）と交差するアダプタプレート（１）の
   横断線（Ｂ−Ｂ）の一方の側にある空気供給ダクト（１
   ５、１６、及び１６′）は、横断線（Ｂ−Ｂ）の他方の
   側の空気供給ダクト（１５ａ、１６ａ、１６ａ′）に対
   して鏡像の関係に配置されていることを特徴とする排風
   機ノズル。 ２）前記第一列及び第二列において同一方向に向けて斜
   めに配列された空気供給ダクト（１５、１５ａ及び１６
   、１６ａ）は、各々平行となっていることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項に記載の排風機ノズル。 ３）アダプタプレート（１）の外側に位置する室（２、
   ３、又は１２、１３）に対して接線方向に連通した空気
   供給ダクト（１５、１５ａ、又は１６′、１６ａ′）は
   アダプタプレート（１）の短手方向縁端と長手方向縁端
   との角（Ｅ）から始まっていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項又は第２項に記載の排風機ノズル。 ４）アダプタプレート（１）の中央部分に配置された室
   （６乃至９）は、ノズル部分（Ｄ）の吸引管（Ｓ）に対
   向した位置にあり、吸引室に向って開口し、細長い吸引
   口としてこの吸引室内に連通しており、これに対して、
   残りの室（２、３、４、１１、及び１３）は底板によっ
   て吸引室に対して閉鎖されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項に記載の排風機ノズル。 ５）開口した室（６乃至９）によって形成される細長い
   吸引口（１４）は、隣接した室（５、及び１０）の各々
   に延長されており、且つこれらの室内で狭幅になってい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第４項の
   うちのいずれかの項に記載の排風機ノズル。 ６）吸引室に対して全体として又は部分的に閉鎖してい
   る室（２乃至５及び１０乃至１３）は、空気供給ダクト
   （１５、１５ａ、１６、１６′１６ａ及び１６ａ′）よ
   りも深いことを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第
   ５項のうちいずれかの項に記載の排風機ノズル。 ７）斜めの剛毛織物から成るストリップ（２０）が、吸
   引口の両側に配置されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項に記載の排風機ノズル。