JPH10117972A - 電気箒掃除機 - Google Patents

電気箒掃除機

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JPH10117972A
JPH10117972A JP31253696A JP31253696A JPH10117972A JP H10117972 A JPH10117972 A JP H10117972A JP 31253696 A JP31253696 A JP 31253696A JP 31253696 A JP31253696 A JP 31253696A JP H10117972 A JPH10117972 A JP H10117972A
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JP
Japan
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pipe
head
electric broom
vacuum cleaner
air
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JP31253696A
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English (en)
Inventor
Tadao Nagano
忠雄 長野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の電気掃除機の構造に抜本的な変革を加え
ることによって、モーターとフアンによる吸引力のみに
頼っていた従来の電気掃除機の掃除能力の限界を破ると
共に、部屋の隅や壁際の掃除にも適し且つ古来用いられ
てきた所謂掃き出し箒のような便利な使い方もできると
いう、従来の電気掃除機には見られない特徴を持つ新し
い電気箒掃除機を造ることを目的としたものである。 【構成】電気箒掃除機本体1とこれに接続される内側通
路とこれを包む形の外側通路の二重構造を持つホース及
びパイプを通じて、その先端の電気箒掃除機ヘッド9の
繊維体ブラシ12で囲まれた空間内で吹出口10から吹
出した空気が吸込口11に吸引されることにより、電気
箒掃除機本体1内で回転するフアン3を起点としてその
前方に吹出す空気とその後方に吸引される空気の流れが
循環路を形成することを特徴とし、ホースとパイプの二
重構造を確保するために内側通路と外側通路間に内外パ
イプ間スペース保持用物体19を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は従来の電気掃除機より以
上の掃除効果を高めると共に、従来の電気掃除機が部屋
の隅や壁際の掃除などに適さない面があって使用上不便
であった構造上の短所を改善して、古来用いられてきた
掃き出し箒の持つ便利さを加えることによって板敷き間
や畳敷き間の掃除にも適するようにしたものである。 【0002】 【従来の技術】 従来の電気掃除機は、掃除効果を高め
るためにゴミ吸引力の強さのみに頼っているので、使用
されるモーターやフアンの出力にも限界があって、その
ために畳表のイグサの茎の隙間の微塵などを吸引し清掃
するにも能力の限度がある上に、板敷き間の掃除や部屋
の隅と壁際の掃除には不便であった。 【0003】 【この発明が解決しようとする課題】従来の電気掃除機
については、洋間と和室の場合の使い分けについて、特
に和室の畳敷きの間や板敷き間の掃除を考えると、古来
用いられてきた所謂掃き出し箒のような便利さに欠ける
点があった。またその構造と作用の実際から言って、部
屋の隅や壁際の掃除に適さないところがあった。また、
電気掃除機の中枢とも言うべきモーターとフアンの出力
の点からゴミ吸引力にも自ずから限界があって、この限
界を破るには抜本的な構造の変革を必要とした。本発明
においてはこれらの点を総て改善しようとするものであ
る。 【0004】 【問題を解決するための手段】 (イ)電気箒掃除機本体1の内部で回転するフアン3に
よってその前方に吹出される空気の吹出口4とフアンの
後方の気圧低下によって吸い込まれる空気の吸込口5と
を電気箒掃除機本体1の同一の場所に設置することによ
り、空気の吹出しの経路及びこれとは別の経路を形成す
る空気吸い込みの経路とが、フアン3を起点として電気
箒掃除機本体1の内部で、空気の流れの方向を図の矢印
で示すように電気箒掃除機ヘッド9に至るパイプ経路と
共に巡回路を作って循環する構造とする。 (ロ)電気箒掃除機本体1の空気の吹出口4と空気の吸
込口5の双方に電気箒掃除機本体1の同一場所で機能別
に接続させるために、ホース6及びホースに接続されて
電気箒掃除機ヘッド9に至るパイプを内側パイプ7とこ
れを包む形の外側パイプ8の二重構造による各独立の経
路をを形成せしめて、内側パイプ7は電気箒掃除機本体
1の吹出口4に接続させ外側パイプ8は吸込口5に接続
させる構造とする。 (ハ)電気箒掃除機ヘッド9の空気の吹出口10が空気
の吸込口11の周囲に付着する繊維体ブラシ12で囲ま
れた空間内の中央部に存在する構造とする。 (ニ)前記内外パイプ間のスペースを一方に偏らないよ
う一定間隔に保持させるために、内側パイプ7と外側パ
イプ8との間に内外パイプ間スペース保持用物体19を
接着させる。 【0005】 【作用】本発明にかかる電気箒掃除機の作用とその効果
について次の五点に分けて順を追って説明する。 (イ) 電気箒掃除機本体1内でフアン3が回転を始め
ると吹出口4に向かって吹出方向13の矢印で示す方向
に空気が吹出され、電気箒掃除機本体1に接続されたホ
ース6の内側通路を経て内側パイプ7を通って電気箒掃
除機ヘッド9の先端のヘッド吹出口10から吹出すと同
時にフアンの後方の気圧が低下するからフアンの後方に
存在する経路を通じて 外側パイプ8の先端のヘッド吸
込口11において吸込方向14の矢印に示す方向に吸引
力が発生する。 (ロ) 前記ヘッド吹出口10は、電気箒掃除機ヘッド
9の先端のヘッド吸込口11の周囲に付着している繊維
体ブラシ12によって囲まれた空間内の中央部に存在す
るから、ヘッド吹出口10から吹出された空気は掃除目
的の場所の面に向かって勢いよく噴射されて繊維体ブラ
シで囲まれた範囲内に存在するゴミや粉塵を舞い上がら
せると同時に、閉ざされた空間内で行き場を失ったゴミ
や粉塵はその空間内に存在するヘッド吸込口11に発生
している吸引力によって吸込方向14の矢印に示す方向
に向かって空気と共に吸引され、外側パイプ8を通って
電気箒掃除機本体1の吸込口5に向かう。 (ハ) 電気箒掃除機本体1の吸込口5から吸引された
ゴミや粉塵含みの空気はゴミ室15に入りフイルター1
6を通って濾過されてフアンの後方に至り、以下この循
環を繰り返す。 (ニ) 以上のような本発明の特徴を活用することによ
り電気箒掃除機ヘッド9の繊維体ブラシ12とこれを先
端に持つパイプは、古来の所謂掃き出し箒の柄のような
使い方も可能になり、部屋の隅や壁際の掃除にも従来の
電気掃除機には見られない効用が見られる上に、畳敷き
の和室や板敷きの部屋などで掃き出し箒のような使い方
をしても、舞い上がったゴミや粉塵も繊維体ブラシ12
で囲まれた空間内で外に漏れずに直ちにヘッド吸込口1
1で吸引されるから合理的な処理ができることになる。
従って洋室と和室の場合の使い分けにおいても、その可
能性の範囲を広め掃除方法の多様化ができることにな
る。 (ホ) 内側パイプ7と外側パイプ8の二重構造が完全
にその機能を果たすためには、両パイプ間のスペースが
一方に偏らぬように常に一定間隔を保持しなければなら
ないから、このために内側パイプ7と外側パイプ8との
間に内外パイプ間スペース保持用物体19を付着させる
ことによってこの目的を達する。 【0006】 【実施例】本発明にかかる電気箒掃除機の構造について
は 【請求項1】と 【請求項2】及び 【請求項3】において述べた通りであり、この構造に基
づく作用については既に 【0005】の 【作用】において詳しく説明した通りであるが、その根
幹となるものは構造とこれに基づく作用のみでなくそれ
ら二つの相互の関連の仕方が特異である点にある。これ
を最も端的に示すため、以下箇条書きにしてその実施例
の要点を説明する。 (イ) フアンによってその前方に吹出される空気は、
従来の電気掃除機においては本体の一方の出口から吹出
しこれによってフアンの後方の気圧が低下して空気吹出
し口と反対側にある他の一方の空気吸込口からゴミ混じ
りの空気を吸引する構造になっているため、掃除機本体
内の空気の流れは一方向である。これに反して本発明に
かかる電気箒掃除機においては全く異なり、フアン3の
前方に吹出された空気は先ず電気箒掃除機本体1の吹出
口4からこれに接続された内外二重構造をなすホースの
内側通路を経て同じく内外二重構造をなすパイプの内側
パイプ7を通ってヘッド吹出口10に吹出すようにす
る。 (ロ) フアン3の前方に吹出された空気によってフア
ン3の後方の気圧は低下し、電気箒掃除機本体1の内部
でフアンの後方に存在する経路を通じて空気吸込口5に
接続する内外二重構造をなすホースの外側通路を経て同
じく内外二重構造をなすパイプの外側パイプ8につなが
り、その先端の電気箒掃除機ヘッド9のヘッド吸込口1
1に強い空気吸引力が発生するようにする。 (ハ) 電気箒掃除機ヘッド9のヘッド吹出口10とヘ
ッド吸込口11は共にヘッド吸込口11の周囲に付着し
ている繊維体ブラシ12で囲まれた空間内で近接して存
在するから、ヘッド吹出口10から吹出した空気はヘッ
ド吸込口11に発生している強い吸引力によって外側パ
イプ8内に吸引されることになる。 (ニ) 前記(イ)(ロ)(ハ)において述べた構造と
これに基づく作用を総合して説明すれば、要するに本発
明にかかる電気箒掃除機においては、その本体1とこれ
に接続される内外二重構造をなすホースとこれにつなが
り同じく内外二重構造をなすパイプの内側パイプ7と外
側パイプ8の各独立した二つの経路が、各空気の吹出し
用と吸込み用に利用されることにより、電気箒掃除機本
体1内にあるフアン3によって吹出口4に吹出された空
気が吹出口4−内側パイプ7−ヘッド吹出口10−ヘッ
ド吸込口11−外側パイプ8−電気箒掃除機本体1の吸
込口5−ゴミ室15−フイルター16−フアン3の後背
面という経路をなす循環路に従って矢印の方向に流れ、
この流れが切れ目なく継続するのである。この空気吹出
しと空気吸込みの両作用が連結する個所を電気箒掃除機
ヘッド9のヘッド吸込口11の周囲に付着する繊維体ブ
ラシ12で囲まれた空間内に置くという構造とすること
によって、古来の所謂掃き出し箒のような便利な用法と
従来の電気掃除機の用法の二つの長所を兼ね持つ特徴の
ある電気箒掃除機を作り得る。(ホ) 前記(ニ)に述
べたような空気の流れの循環路を形成するために不可欠
の内外二重構造のホースとパイプの内側通路と外側通路
との間のスペースを一定に保持する内外パイプ間スペー
ス保持用物体19を設置する。 【0007】 【発明の効果】従来の電気掃除機は、掃除効果の向上の
ためにゴミ吸引力の強さのみに頼っていたので、フアン
やモーターの出力とその作用能力の点から言っても抜本
的な構造改革をしなければ、これまで以上に掃除効果の
向上を実現するには限界があった。また洋室と和室の場
合の違いによって使用上の不便さがあった。特に部屋の
隅や壁際など掃除には不向きのところがあった。本発明
にかかる電気箒掃除機においては、既に 【0005】の 【作用】及び 【0006】の 【実施例】に詳説したように、従来の電気掃除機全体の
構造を抜本的に改革すると共に、その構造に基づく作用
効果によて従来の電気掃除機の持つ作用効果の限界を破
ると共に、部屋の隅や壁際などの掃除に不向きであった
点をも改善して、古来用いられてきた所謂掃き出し箒の
ような便利な使用法をも可能にすることができるから、
掃除場所による対応の巾を広げることになる。
【図面の簡単な説明】 図は本発明にかかる電気箒掃除機の基本的な構造を示す
断面図であると共にその構造に基づいて作用する電気箒
掃除機としての作用原理を説明する図であって 【図1】はその全体図であり 【図2】はこの電気箒掃除機本体と電気箒掃除機のヘッ
ドとをつなぐホースとパイプの切断面である。 【符号の説明】 1 電気箒掃除機本体 2 モーター 3 フアン 4 吹出口 5 吸込口 6 ホース 7 内側パイプ 8 外側パイプ 9 電気箒掃除機ヘッド 10 ヘッド吹出口 11 ヘッド吸込口 12 繊維体ブラシ 13 吹出方向 14 吸込方向 15 ゴミ室 16 フイルター 17 後部車輪 18 前部車輪 19 内外パイプ間スペース保持用物体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電気箒掃除機本体1に接続されてその先
    端において掃除作業をする電気箒掃除機ヘッド9に至る
    経路をなすパイプを内側パイプ7とこれを包む形の外側
    パイプ8の二重構造とし、内側パイプ7を空気吹き出し
    用に外側パイプ8をゴミ吸い込み用に役割分担させる構
    造を持つ電気箒掃除機。 【請求項2】 電気箒掃除機本体1の内部で回転するフ
    アン3を起点としてその前方に吹き出される空気が吹出
    口4から内外二重構造をなすパイプの内側パイプ7を通
    じて末端の電気箒掃除機ヘッド9のヘッド吹出口10に
    至り、ヘッド吸込口11周辺に付着の繊維体ブラシ12
    で囲まれた空間内でヘッド吸込口11において吸引され
    て外側パイプ8を通じて電気箒掃除機本体1に至り、吸
    込口5より空気吹出し経路とは別の経路を通じてゴミ室
    15とフイルター16を通ってフアン3の後方に帰る循
    環作用を継続する構造を有する電気箒掃除機。 【請求項3】 【請求項1】及び 【請求項2】に述べたパイプの内側パイプ7と外側パイ
    プ8との間に内外パイプ間スペース保持用物体19を付
    着させたパイプを連結する電気箒掃除機。
JP31253696A 1996-10-17 1996-10-17 電気箒掃除機 Pending JPH10117972A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100416160B1 (ko) * 2000-01-14 2004-01-24 산요덴키가부시키가이샤 전기청소기용 파이프 및 그 제조방법
KR100423267B1 (ko) * 2000-01-20 2004-03-18 산요덴키가부시키가이샤 전기청소기
CN102973219A (zh) * 2012-12-14 2013-03-20 尹倩 一种多功能拖把
CN104814701A (zh) * 2015-05-19 2015-08-05 俞金慧 一种带物理吸尘扫帚
CN106137027A (zh) * 2016-08-18 2016-11-23 苏州凯丽达电器有限公司 一种扫吸一体的吸尘器

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