JP2017222940A - 非塗工紙型の転写用紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐画像劣化性を有し、発色性を有し、密着性に優れ、および裏抜け抑制性に優れる転写用紙を提供することである。
【解決手段】課題は、パルプ、填料および尿素燐酸エステル化澱粉を含有する、昇華型染料インクを用いる転写捺染法に使用される非塗工紙型の転写用紙によって達成される。
【選択図】なし

Description

本発明は、繊維材料などの被印刷物へ図柄を形成する転写捺染法において、図柄を転写するために使用される非塗工紙型の転写用紙に関する。
繊維材料などの被印刷物に図柄を形成させる方法として、昇華型染料インクを用いて転写用紙に図柄を印刷して転写紙を作製し、転写紙を被印刷物に密着させて、昇華型染料インクを被印刷物に転写させる転写捺染法が公知である(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
転写捺染法に用いる転写用紙は公知である。
例えば、水性インクの吸収性に優れて滲みなどのない鮮明な記録画像を得ることができ、昇華転写の際の転写対象物へのインク転写効率にも優れた昇華転写用シートとして、シート状基材と、前記シート状基材の片面又は両面に設けられるインク受理層とを包含し、インク受理層には顔料とバインダーとカチオン性樹脂とが含まれ、前記バインダーとしては、デンプン、デンプン誘導体、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコールの何れか1種又はそれら2種以上の混合物が使用されることを特徴とする昇華転写用シートが公知である(例えば、特許文献3参照)。
また、昇華型捺染インクを用いたインクジェット印刷において優れたインク吸収・乾燥性を有しており作業性が良好であるとともに、転写紙表面での画像再現性、加熱転写時の耐熱性、転写後の被転写物表面での画像再現性や転写効率の点でも良好な特性を有する昇華型インクジェット捺染転写紙として、基材上に昇華型捺染インク受容層を有し、前記昇華型捺染インク受容層は、水溶性樹脂と微細粒子を含有し、前記微細粒子として、合成非晶質シリカを含有し、前記昇華型インクジェット捺染転写紙の昇華型捺染インク受容層側における超音波透過強度の相対値における最小値のピークを、測定時間3秒以内に有する昇華型インクジェット捺染転写紙が公知である(例えば、特許文献4参照)。
昇華型染料を含有するインクや昇華型捺染インクを用いて転写用紙に図柄を印刷して転写紙を作製する方法としては、特許文献3および特許文献4に記載されるように、インクジェット印刷方式がよく用いられる。
特開2015−168705号公報 特開2015−124324号公報 特開2010−158875号公報 特開2010−058335号公報
図柄が印刷される前の白紙である転写用紙と、転写用紙に図柄が印刷されて得られる転写紙との間では、相反する2つの特性を有する必要がある。すなわち、転写用紙では、昇華型染料インクを上手く受容する能力を要求され、転写紙では、昇華型染料インクを被印刷物に上手く転写する能力を要求される。
転写用紙は、被印刷物に形成された図柄の画質が劣化しないよう鮮鋭な画像を有する転写紙になるために昇華型染料インクに対する受容性を向上する必要がある。さらに、転写紙は、鮮鋭な画像を有する転写紙から、被印刷物に形成される図柄の画質を劣化させない必要がある。
一方、転写紙は、昇華型染料インクに対する転写用紙の受容性が向上すると、被印刷物に図柄を形成する転写時において昇華型染料インクの転写が不十分となる場合がある。その結果、被印刷物では発色の低下が起こる。
また、転写は、転写紙と被印刷物とを密着させて行うために、転写紙が被印刷物に上手く密着できなければならない。被印刷物へ連続的に転写する場合は、ロール紙状の転写紙と被印刷物とを密着させて転写が行われる。特に、連続的に転写を進めるためには、転写紙が被印刷物に上手く密着することが、より重要になる。
また、効率よく染料を転写紙から被印刷物に転写するために、転写用紙は、昇華型染料インクを用紙深部まで浸透させずに受容する必要がある。すなわち、転写用紙は「裏抜け抑制性」を求められる。「裏抜け」とは、転写用紙に印刷された画像の昇華型染料インクが、用紙深部まで浸透する現象である。
特許文献3の昇華転写用シートや特許文献4の昇華型インクジェット捺染転写紙はインク受理層やインク受容層を有する。しかしながら市場では、製品コストの面から、インク受理層やインク受容層を有しない非塗工紙型の転写用紙が要求されている。
上記を鑑みて本発明の目的は、下記の項目を満足する非塗工紙型の転写用紙を提供することである。
(1)被印刷物において画質の劣化が抑制できること(耐画像劣化性)
(2)被印刷物において発色の低下が抑制できること(発色性)
(3)転写紙と被印刷物とが上手く密着すること(密着性)
(4)転写紙において裏抜けが抑制できること(裏抜け抑制性)
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、本発明の目的は、以下により達成される。
[1]パルプ、填料および尿素燐酸エステル化澱粉を含有する、昇華型染料インクを用いる転写捺染法に使用される非塗工紙型の転写用紙。
[2]前記填料が炭酸カルシウムである前記[1]に記載の非塗工紙型の転写用紙。
[3]非塗工紙型の転写用紙が、脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物を含有する前記[1]または[2]に記載の非塗工紙型の転写用紙。
本発明によって、耐画像劣化性が良好であり、発色性が良好であり、密着性に優れ、および裏抜け抑制性に優れる転写用紙を提供することができる。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明において、「転写用紙」とは、転写する図柄が印刷される前の白紙状態にある用紙をいう。「転写紙」とは、転写用紙に対して転写する図柄が印刷された状態にある用紙をいう。また、本発明において、「非塗工紙型」とは、転写用紙の断面を電子顕微鏡によって観察した際に、区別できる明確な塗工層を有しない用紙を指す。さらに本発明において、例えば、樹脂成分やポリマー成分を塗工し、塗工された前記成分が紙に吸収されて転写用紙の断面を電子顕微鏡によって観察した際に、区別できる明確な塗工層を有しない場合、非塗工紙型に含める。
本発明の非塗工紙型の転写用紙は、パルプ、填料および尿素燐酸エステル化澱粉を含有する。本発明の非塗工紙型の転写用紙は、下記(A)または(B)の方法によって得ることができる。方法は、少ない含有量で密着性が良好であることから(B)が好ましい。
(A)パルプ、填料および尿素燐酸エステル化澱粉を含有する紙料を抄造する方法。
(B)パルプおよび填料を含有する紙料を抄造し、得られる抄造紙に、サイズプレス等の従来公知の塗工装置によって尿素燐酸エステル化澱粉を付与する方法。
前記(A)または(B)の紙料には、必要に応じて尿素燐酸エステル化澱粉以外の接着剤、サイズ剤、定着剤、歩留まり剤、カチオン化剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、紙力増強剤等の製紙分野で従来公知の各種添加剤を含有することができる。
抄造は、紙料を酸性、中性またはアルカリ性に調整して、従来公知の抄紙機に用いて行われる。抄紙機の例としては、長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機、コンビネーション抄紙機、円網抄紙機、ヤンキー抄紙機等を挙げることができる。
前記(A)において、抄造後、カレンダー処理やサイズプレス処理を施してよい。
前記(B)において、抄造して得られた抄造紙は、尿素燐酸エステル化澱粉を付与する前後にカレンダー処理を施してよい。尿素燐酸エステル化澱粉を抄造紙に付与する塗工液には、サイズ剤等を含有してよい。
非塗工紙型の転写用紙の坪量は特に限定されない。被印刷物への転写に対する取扱易さの点から、非塗工紙型の転写用紙の坪量は10g/m以上100g/m以下が好ましく、40g/m以上90g/m以下がさらに好ましい。また、転写用紙の厚さは特に限定されない。被印刷物への転写に対する取扱易さの点から、転写用紙の厚さは0.01mm以上0.5mm以下が好ましく、0.05mm以上0.3mm以下がさらに好ましい。
パルプは、製紙分野で従来公知のものであり、パルプの例としては、LBKP(Leaf Bleached Kraft Pulp)、NBKP(Needle Bleached Kraft Pulp)などの化学パルプ、GP(Groundwood Pulp)、PGW(Pressure GroundWood pulp)、RMP(Refiner Mechanical Pulp)、TMP(ThermoMechanical Pulp)、CTMP(ChemiThermoMechanical Pulp)、CMP(ChemiMechanical Pulp)、CGP(ChemiGroundwood Pulp)などの機械パルプ、およびDIP(DeInked Pulp)などの古紙パルプを挙げることができる。パルプには、ケナフやバガスなどの非木材パルプも含まれる。
填料は、製紙分野で従来公知の白色顔料であり、填料の例としては、炭酸カルシウム、カオリンクレー、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、珪藻土、アルミナ、リトポン、ゼオライト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム等の白色無機顔料を挙げることができる。さらに填料の例としては、スチレン系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の白色有機顔料を挙げることができる。填料は、これらから1種または2種以上を選択して用いることができる。
填料は、炭酸カルシウムが好ましい。炭酸カルシウムは、填料中の60質量%以上を占めることが好ましい。この理由は、後記の尿素燐酸エステル化澱粉との相乗効果により、発色性および密着性がより優れるからである。
尿素燐酸エステル化澱粉は、エステル化澱粉の1種であって、澱粉と尿素とを燐酸の存在下、高温加熱し燐酸基とカルバミン酸基とを導入した澱粉誘導体である。尿素燐酸エステル化澱粉は、燐酸基とグルコース六員環との間またはカルバミン酸基とグルコース六員環との間にアルキレン基を有するものも含む。アルキレン基は、炭素数1〜3が好ましく、炭素数1がより好ましい。尿素燐酸エステル化澱粉は、王子コーンスターチ社、日本食品化工社、ジー・エス・エル・ジャパン社などから市販されている。
非塗工紙型の転写用紙中の填料の含有量は、パルプ100質量部に対して、5質量部以上40質量部以下が好ましく、10質量部以上30質量部以下がより好ましく、15質量部以上25質量部以下がさらに好ましい。
非塗工紙型の転写用紙中の尿素燐酸エステル化澱粉の含有量は、上記(A)の場合は0.5g/m以上4g/m以下が好ましく、上記(B)の場合は片面あたり0.25g/m以上2g/m以下が好ましい。
非塗工紙型の転写用紙は、脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物を含有することが好ましい。この理由は、耐画像劣化性および裏抜け抑制性がより良好になるからである。
脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物を含有させる方法は、(a)脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物を紙料中に配合して、紙料を抄造する方法、(b)パルプ、填料および尿素燐酸エステル化澱粉を含有する紙料を抄造し、得られる抄造紙に、サイズプレス等の従来公知の塗工装置によって脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物を付与する方法、(c)パルプおよび填料を含有する紙料を抄造し、得られる抄造紙に、サイズプレス等の従来公知の塗工装置によって尿素燐酸エステル化澱粉および脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物を付与する方法、を挙げることができる。脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物の含有は、発色性の点から(b)または(c)の方法が好ましい。
上記(B)、上記(b)および(c)の方法における従来公知の塗工装置の例としては、サイズプレス、ゲートロールコーター、フィルムトランスファーコーター、ブレードコーター、ロッドコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーター等を挙げることができる。塗工装置は、製造コストの点から、抄紙機に設置されているサイズプレス、ゲートロールコーター、フィルムトランスファーコーターが好ましい。
脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物は、カチオン性樹脂の一種であって、脂肪族モノアミンおよび脂肪族ポリアミンから選ばれる1種以上と、エピハロヒドリン化合物から選ばれる1種以上との重縮合物である。脂肪族モノアミンは、例えば、モノメチルアミン、モノエチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、モノ、ジあるいはトリエタノールアミンなどである。脂肪族ポリアミンは、例えば、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ペンタエチレンヘキサミン、ヘキサメチレンジアミン、ジメチルアミノエチルアミン、ジメチルアミノプロピルアミン、1,3−ジアミノブタンなどである。エピハロヒドリン化合物は、例えば、エピクロルヒドリン、エピブロモヒドリン、メチルエピクロルヒドリン、メチルエピブロモヒドリンなどである。脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物は、商業的に入手が容易であることから、ジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物が好ましい。
脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物の含有量は、上記(a)の方法で0.5g/m以上3g/m以下が好ましく、上記(b)および(c)の方法で片面あたり0.25g/m以上1.5g/m以下が好ましい。
転写紙は、昇華型染料インクを備える従来公知の各種印刷方法を用いて、転写用紙に図柄を印刷することによって得ることができる。
転写用紙に図柄を印刷する各種印刷方法は、従来公知の印刷方法であって、特に限定されない。印刷方法は、例えば、グラビア印刷方式、インクジェット印刷方式、電子写真印刷方式およびスクリーン印刷方式などを挙げることができる。中でも、画質の高精細化および装置の小型化の点でインクジェット印刷方式が好ましい。
昇華型染料インクを用いた転写捺染法は、転写用紙に図柄を印刷して転写紙を得る工程と、転写紙を被印刷物に密着させる工程とを有する方法である。密着させる工程には、必要に応じて、加熱および加圧が含まれる。密着させる工程における加熱および加圧の条件は、転写捺染法で従来公知の条件である。密着させる工程は、例えば、プレス機や加熱ドラムなどにより転写紙を被印刷物に密着させ加熱および加圧する方法を挙げることができる。
被印刷物は、繊維材料であって、特に限定されない。繊維材料は、天然繊維材料および合成繊維材料のいずれでも構わない。天然繊維材料は、例えば、綿、麻、リヨセル、レーヨン、アセテート等のセルロース系繊維材料、絹、羊毛、獣毛等の蛋白質系繊維材料等を挙げることができる。合成繊維材料は、例えば、ポリアミド繊維(ナイロン)、ビニロン、ポリエスエル、ポリアクリル等を挙げることができる。繊維材料の構成としては、織物、編物、不織布等の単独、混紡、混繊または交織などを挙げることができる。さらに、これらの構成が複合化してもよい。また、必要に応じて、染着促進に効果のある薬剤などで被印刷物を前処理してもよい。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。なお、本発明は、これらの実施例に限定されない。ここで「質量部」および「質量%」は、乾燥固形分量あるいは実質成分量の各々「質量部」および「質量%」を表す。塗工層の塗工量は乾燥固形分量を表す。
<非塗工紙型の転写用紙の作製>
(実施例1)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、尿素燐酸エステル化澱粉0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、酸化澱粉を片面あたり1.5g/mおよびジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物を片面あたり1.0g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量85g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(実施例2)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、尿素燐酸エステル化澱粉6質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、酸化澱粉を片面あたり1.5g/mおよびジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物を片面あたり1.0g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量85g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(実施例3)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、両性澱粉0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、尿素燐酸エステル化澱粉を片面あたり0.25g/mおよびジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物を片面あたり1.0g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量82.5g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(実施例4)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、両性澱粉0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、尿素燐酸エステル化澱粉を片面あたり1.0g/mおよびジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物を片面あたり1.0g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量84g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(実施例5)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、両性澱粉0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、尿素燐酸エステル化澱粉を片面あたり1.5g/mおよびジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物を片面あたり1.0g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量85g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(実施例6)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、両性澱粉0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、尿素燐酸エステル化澱粉を片面あたり2.0g/mおよびジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物を片面あたり1.0g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量86g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(実施例7)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料としてカオリンクレー20質量部、両性澱粉0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、尿素燐酸エステル化澱粉を片面あたり1.5g/mおよびジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物を片面あたり1.0g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量85g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(実施例8)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム12質量部およびカオリンクレー8質量部、両性澱粉0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、尿素燐酸エステル化澱粉を片面あたり1.5g/mおよびジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物を片面あたり1.0g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量85g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(実施例9)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、尿素燐酸エステル化澱粉6質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、酸化澱粉を片面あたり1.5g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量83g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(実施例10)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、両性澱粉0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、尿素燐酸エステル化澱粉を片面あたり1.5g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量83g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(実施例11)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、尿素燐酸エステル化澱粉6質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部、ジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物1.6質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、酸化澱粉を片面あたり1.5g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量83g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(実施例12)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、両性澱粉0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部、ジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物1.6質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、尿素燐酸エステル化澱粉を片面あたり1.5g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量83g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(比較例1)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、両性澱粉0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、酸化澱粉を片面あたり1.5g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量83g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
(比較例2)
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム20質量部、両性澱粉0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、燐酸エステル化澱粉を片面あたり1.5g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量83g/mの非塗工紙型の転写用紙を作製した。
<転写紙の調製>
以上により得られた各転写用紙に、昇華型染料インクを使用したインクジェットプリンター(JV2−130II、ミマキエンジニアリング社製)を用いて、昇華型染料インク(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)による評価用図柄を印刷し、転写紙を得た。
<裏抜け抑制性の評価>
上記のように得られた転写紙において、転写紙の裏面からの画像視認性の程度および得られた被印刷物の画質の点から、裏抜け抑制性を下記の基準により官能評価した。本発明において、転写用紙は、評価がAまたはBであれば、裏抜け抑制性に優れるものとする。
A:裏抜けがほとんど認められず、捺染された画像が良好である。
B:裏抜けがわずかに認められるが、捺染された画像に実用上問題無い。
C:裏抜けが認められ、捺染された画像に実用上問題となる。
<捺染(カット紙)>
被印刷物としてポリエステル布を用いた。得られた転写紙とポリエステル布とを密着させ、熱転写用プレス機(手動ワイドスインガーModel221、INSTA社製)を用いて200℃、1分間加熱し、染料をポリエステル布へ転写し、その後転写紙をポリエステル布から剥離して、図柄が形成されたポリエステル布を得た。
<耐画像劣化性の評価>
図柄が形成されたポリエステル布に対して、図柄の鮮鋭性の点から、耐画像劣化性を下記の基準により画質を官能評価した。本発明において、転写用紙は、評価がAまたはBであれば耐画像劣化性が良好であるものとする。
A:良好なレベル。
B:画質の劣化が殆ど認められず、概ね良好なレベル。
C:画質の劣化が認められるが、実用上問題の無いレベル。
D:実用上不可になる画像の劣化が認められるレベル。
<発色性の評価>
被印刷物において、昇華型染料インク3色(シアン、マゼンタ、イエロー)のベタ画像部を光学濃度計(X−rite530、サカタインクスエンジニアリング社製)を用いて色濃度を測定し、3色の色濃度値を合計した。発色性を下記の基準により判断した。本発明において、転写用紙は、評価がAまたはBであれば発色性が良好であるものとする。
A:合計の値が4.7以上
B:合計の値が4.4以上4.7未満
C:合計の値が4.4未満
<捺染(ロール紙)>
被印刷物として巻き物のポリエステル布を用いた。得られたロール紙状の転写紙とポリエステル布とを密着させ、加熱および加圧機(190℃、0.5MPa、2.5m/min、ローラー型)を用いて、染料をポリエステル布へ転写し、その後転写紙をポリエステル布から剥離して、図柄が形成されたポリエステル布を得た。
<密着性の評価>
図柄が形成されたポリエステル布に対して、ベタ画像部分における色ムラの発生度合いの点から、密着性を下記の基準により官能評価した。本発明において、転写用紙は、評価AまたはBであれば密着性に優れるものとする。
A:色ムラが認められず、良好。
B:色ムラが僅かで、概ね良好。
C:色ムラが認められるが、実用上問題の無い程度。
D:色ムラが認められ、実用上問題となる。
評価結果を表1に示す。
Figure 2017222940
表1の評価結果から、本発明に該当する実施例1〜12は、耐画像劣化性および発色性を有し、密着性および裏抜け抑制性に優れることが分かる。本発明の構成を満足しない比較例1および2は、本発明の効果を得ることができないと分かる。
主に、実施例5、実施例7および実施例8の対比から、填料の60質量%以上が炭酸カルシウムであると、発色性および密着性において好ましいと分かる。
主に、実施例2と実施例9と実施例11との対比、および実施例5と実施例10と実施例12との対比から、非塗工紙型の転写用紙が脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物を含有すると、耐画像劣化性および裏抜け抑制性において好ましいと分かる。

Claims (3)

  1. パルプ、填料および尿素燐酸エステル化澱粉を含有する、昇華型染料インクを用いる転写捺染法に使用される非塗工紙型の転写用紙。
  2. 前記填料が炭酸カルシウムである請求項1に記載の非塗工紙型の転写用紙。
  3. 非塗工紙型の転写用紙が、脂肪族モノアミンまたは脂肪族ポリアミンとエピハロヒドリン化合物との重縮合物を含有する請求項1または2に記載の非塗工紙型の転写用紙。
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