JP2017221025A - インバータおよびインバータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 故障を回避するとともに、出力電圧の低減を回避するインバータおよびインバータ装置を提供する。【解決手段】 実施形態によるインバータ2〜4は、出力電圧の値と出力電流の値とを検出する検出器2b〜4bと、電流指令値を受け取る指令値入力部22e〜24eと、検出器2b〜4bで検出された出力電圧の値が所定値以下となった時に、電流指令値を補償する補償電流値を演算する電流指令値補償部22c〜24cと、電流指令値に補償電流値を加算して補償後の電流指令値を出力する加算器22d〜24dと、補償後の電流指令値と検出器2b〜4bで検出された出力電流の値との差がゼロとなるように電圧指令値を演算する電流制御部22a〜24aと、を備える。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、インバータおよびインバータ装置に関する。
並列接続された複数台のインバータにより負荷に電力を供給するインバータ装置が提案されている。例えば、並列に接続された複数のインバータを自立並列運転する方式として、1台のインバータが電圧源として動作し、その他のインバータが電流源として動作する方式があり、マスタースレーブ方式として提案されている。
特開2004−140909号公報
例えば、負荷側の電流を検出して各インバータに伝送する場合や、電圧源として動作するインバータで算出した電流指令値を各インバータに伝送する場合のいずれであっても、電流源として動作するインバータへの通信の遅延が発生する。
例えば負荷投入後(負荷が接続されていない状態から負荷が接続された後)、通信遅延期間において電流源として動作するインバータが負荷投入前の電流指令値に応じた電流を出力し続けると、並列に接続された複数台のインバータ電流が均等にならず、負荷電流が電圧源として動作するインバータに集中するおそれがある。
更に、電圧源として動作するインバータに負荷電流が集中することによって、電圧源として動作するインバータの出力電流が過電流レベルに達した場合、電圧源として動作するインバータの故障を回避するためにインバータ装置が動作を停止することがある。また、電圧源として動作するインバータに負荷電流が集中した際に、例えば負荷電圧を低下させることにより、インバータ装置を停止することなく運転を継続することができるが、インバータ装置の出力電圧が低減することとなる。
本発明の実施形態は上記事情を鑑みて成されたものであって、故障を回避するとともに、出力電圧の低減を回避するインバータおよびインバータ装置を提供するものである。
実施形態によるインバータは、出力電圧の値と出力電流の値とを検出する検出器と、電流指令値を受け取る指令値入力部と、前記検出器で検出された出力電圧の値が所定値以下となった時に、前記電流指令値を補償する補償電流値を演算する電流指令値補償部と、前記電流指令値に前記補償電流値を加算して補償後の電流指令値を出力する加算器と、前記補償後の電流指令値と前記検出器で検出された出力電流の値との差がゼロとなるように電圧指令値を演算する電流制御部と、を備える。
図1は、第1実施形態のインバータ装置の一構成例を概略的に示すブロック図である。 図2は、第1インバータの制御装置の構成の一例を概略的に示すブロック図である。 図3は、第2インバータ乃至第4インバータの制御装置の構成の一例を概略的に示すブロック図である。 図4は、電流指令値補償部の動作の一例を説明するための図である。 図5は、比較例のインバータ装置の動作の一例について説明するための図である。 図6は、本実施形態のインバータ装置の動作の一例について説明するための図である。 図7は、本実施形態のインバータ装置の動作の他の例について説明するための図である。 図8は、第2実施形態のインバータ装置の一構成例を概略的に示すブロック図である。 図9は、第1インバータ1の制御装置の構成の一例を概略的に示すブロック図である。 図10は、第2インバータ2乃至第4インバータ4の制御装置の構成の一例を概略的に示すブロック図である。
以下、複数の実施形態のインバータおよびインバータ装置について、図面を参照して説明する。
図1は、第1実施形態のインバータ装置の一構成例を概略的に示すブロック図である。
本実施形態のインバータ装置は、負荷14に対して並列に接続した複数のインバータを含み、負荷14へ交流電力を供給するインバータ装置である。図1に示すインバータ装置は、第1インバータ1、第2インバータ2、第3インバータ3、第4インバータ4、上位指令装置11、および、電流検出器12を備えている。
電流検出器12は、第1インバータ1乃至第4インバータ4から負荷14へ供給される電流を検出し、検出した電流の値(負荷電流値)を上位指令装置11へ出力する。
第1インバータ1乃至第4インバータ4は、切替器を介して負荷14に対して並列に接続されている。第1インバータ1乃至第4インバータ4は、図示しないバッテリなどの直流電源から供給された直流電力を交流電力に変換して負荷14へ出力する。
第1インバータ1は、複数のスイッチング素子と、負荷14への出力電圧および出力電流を検出する検出器1bと、検出器1bで検出された電圧値および電流値と、電圧指令値とに基づいてスイッチング素子のゲート信号を生成して出力する制御装置1aと、を備えている。第1インバータ1の高電位側の主回路配線と低電位側の主回路配線とには図示しない直流電源が接続している。第1インバータ1の各相において一対のスイッチング素子が、高電位側の主回路配線と低電位側の主回路配線との間に直列に接続され、各相の出力ラインが一対のスイッチング素子の間に接続している。
本実施形態では、第1インバータ1は、電圧源として動作するインバータである。第1インバータ1の制御装置1aは、負荷電圧が所望の電圧値および周波数となるように電圧制御(AVR)を行う。
第2インバータ2は、複数のスイッチング素子と、負荷14への出力電圧および出力電流を検出する検出器2bと、検出器2bで検出された電圧値および電流値と、電流指令値とに基づいてスイッチング素子のゲート信号を生成して出力する制御装置2aと、を備えている。第2インバータ2の高電位側の主回路配線と低電位側の主回路配線とには図示しない直流電源が接続している。第2インバータ2の各相において一対のスイッチング素子が、高電位側の主回路配線と低電位側の主回路配線との間に直列に接続され、各相の出力ラインが一対のスイッチング素子の間に接続している。
第3インバータ3は、複数のスイッチング素子と、負荷14への出力電圧および出力電流を検出する検出器3bと、検出器3bで検出された電圧値および電流値と、電流指令値とに基づいてスイッチング素子のゲート信号を生成して出力する制御装置3aと、を備えている。第3インバータ3の高電位側の主回路配線と低電位側の主回路配線とには図示しない直流電源が接続している。第3インバータ3の各相において一対のスイッチング素子が、高電位側の主回路配線と低電位側の主回路配線との間に直列に接続され、各相の出力ラインが一対のスイッチング素子の間に接続している。
第4インバータ4は、複数のスイッチング素子と、負荷14への出力電圧および出力電流を検出する検出器4bと、検出器4bで検出された電圧値および電流値と、電流指令値とに基づいてスイッチング素子のゲート信号を生成して出力する制御装置4aと、を備えている。第4インバータ4の高電位側の主回路配線と低電位側の主回路配線とには図示しない直流電源が接続している。第4インバータ4の各相において一対のスイッチング素子が、高電位側の主回路配線と低電位側の主回路配線との間に直列に接続され、各相の出力ラインが一対のスイッチング素子の間に接続している。
本実施形態では、第2インバータ2乃至第4インバータ4は、電流源として動作するインバータである。第2インバータ2乃至第4インバータ4の制御装置2a乃至4aは、上位指令装置11から与えられた電流指令値に追従するように電流制御(ACR)を行う。なお、本実施形態のインバータ装置は、電流源として動作するインバータを少なくとも1つ有していればよい。
上位指令装置11は、第1インバータ1乃至第4インバータ4とは伝送路13aを介して接続し、上位指令装置11は第1インバータ1乃至第4インバータ4の夫々と通信可能に接続されている。
上位指令装置11は、例えばCPU(central processing unit)やMPU(micro processing unit)などのプロセッサとメモリとを含む演算手段であって、電流検出器12で検出され負荷電流値を、並列に接続されたインバータの台数で除算した値を電流指令値として、伝送路13aを介して第2インバータ2乃至第4インバータ4のそれぞれへ伝送する。
本実施形態において、第1インバータ1乃至第4インバータ4の定格電流は等しく、インバータ装置の運転中は第1インバータ1乃至第4インバータ4のそれぞれの出力電力(=出力電流)が互いに等しくなることが望ましい。例えば4台のインバータが並列に接続している場合、並列に接続したインバータの台数で負荷電流値を除算して電流源として動作する第2インバータ2乃至第4インバータ4の各々への電流指令値とすることで、4台のインバータからの出力電流を均等とすることが可能となる。
また、上位指令装置11は、第1インバータ1乃至第4インバータ4から健全性(動作しているか、休止しているか等の動作状態を含む)を示す信号を受信し、電圧源として動作するインバータか又は電流源として動作するインバータかを示す信号、および、負荷14との接続を解列する信号を第1インバータ1乃至第4インバータ4へ送信してもよい。なお、例えば第1インバータ1が常に電圧源として動作するときには、上位指令装置11と第1インバータ1との間に接続する伝送路13aは省略してもよい。
図2は、第1インバータ1の制御装置1aの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
制御装置1aは、電圧制御部21aと、PWM処理部21bと、を備えている。
電圧制御部21aは、減算器21cと、PI(比例積分)制御器21dと、リミッタ21eと、減算器21fと、ゲイン乗算器21gと、減算器21hと、を備えている。
減算器21cには、電圧指令値と、検出器1bで検出された電圧値とが入力される。減算器21cは、電圧指令値から検出された電圧値を減算し、差分値を出力する。なお、減算器21cに入力される電圧指令値は、例えば、負荷14の定格電圧に基づいて予め設定された値(負荷電圧指令値)である。
PI制御部21dには、減算器21cから出力された差分値が入力される。PI制御部21dは、入力された差分がゼロとなるように、インバータ電圧指令値を演算して出力する。
リミッタ21eには、検出器1bで検出された電流値が入力される。リミッタ21eは、入力された電流値が所定の上限閾値を超えた場合、もしくは所定の下限閾値を下回った場合、所定の上限閾値、もしくは下限閾値を出力する。
減算器21fには、検出器1bで検出された電流値と、リミッタ21eの出力値とが入力される。減算器21fは、検出器1bで検出された電流値から、リミッタ21eの出力値を減算し、差分値を出力する。
ゲイン乗算器21gには、減算器21fから出力された差分値が入力される。ゲイン乗算器21gは、予め設定されたゲインKを減算器21fから出力された差分値に乗じて出力する。
減算器21hには、PI制御部21dから出力された電圧指令値と、ゲイン乗算器21gから出力された値とが入力される。減算器21hは、電圧指令値から、ゲイン乗算器21gから出力された値を減算して、差分値を出力する。すなわち、減算器21hから出力された差分値は、検出器1bで検出された電流値が所定の閾値を超えた大きさに比例して、電圧指令値よりも小さくなるように補償された第2電流指令値である。このように電圧指令値を補償することにより、第1インバータ1の過電流を抑制することができる。
PWM処理部21bには、電圧制御部21aから出力された第2電圧指令値が入力される。PWM処理部21bは、入力された第2電圧指令値と三角波の値とを比較することにより、ゲート信号を生成して出力する。
図3は、第2インバータ2乃至第4インバータ4の制御装置2a〜4aの構成の一例を概略的に示すブロック図である。第2インバータ2乃至第4インバータ4の制御装置2a〜4aそれぞれは、検出した出力電圧値に応じて電流指令値補償部22c〜24cが電流指令値の補償量を算出し、伝送路13aから得られる電流指令値に補償値を加算し、出力電流が低下することを抑制する。
なお、制御装置2a〜4aは同様の構成であるため、以下では、制御装置2aの構成について説明し、制御装置3a、4aについては説明を省略する。
制御装置2aは、電流制御部22aと、PWM処理部22bと、電流指令値補償部22cと、加算器22dと、指令値入力部22eと、を備えている。
電流指令値補償部22cには、検出器2bで検出された電圧値が入力される。電流指令値補償部22cは、入力された電圧値に応じた電流指令値の補償量を出力する。
図4は、電流指令値補償部22cの動作の一例を説明するための図である。
本実施形態では、電流指令値補償部22cは、補償開始電圧を下回った場合には出力電圧の低下度合いに応じた電流指令値の補償量を決定する。補償開始電圧は、定格電圧よりも低い電圧値である。電流指令値の補償量は、第2インバータ2の出力電圧と補償開始電圧との差が大きくなる程大きくなる。
加算器22dには、指令値入力部22eから入力される電流指令値と、電流指令値補償部22cから出力された電流指令値の補償量とが入力される。加算器22dは、電流指令値に電流指令値の補償量を加算して、第1電流指令値(補償後の電流指令値)を出力する。
電流制御部22aには、検出器2bで検出された電流値と、第1電流指令値とが入力される。電流制御部22aは、入力された電流値と第1電流指令値との差がゼロとなるように比例制御若しくは比例積分制御を行う。電流制御部22aの出力は第2インバータ2の電圧指令値である。
PWM処理部22bには、電流制御部22aから第2インバータ2の電圧指令値が入力される。PWM処理部22bは、入力された電圧指令値と三角波の値とを比較することにより、ゲート信号を生成して出力する。
上記のように、電流指令値の補償量を外部から入力された電流指令値に加算することにより、上位指令装置11からの通信遅延によりインバータ装置の電圧が低下している期間中でも、第2インバータ2乃至第4インバータ4から補償量に応じた電流を出力し、出力電圧を即座に復帰させることが可能となる。
以下に、本実施形態のインバータ装置の動作の一例について説明する。
ここでは、例えば、4台の10kW定格のインバータ1〜4を並列に接続したインバータ装置に、無負荷状態から30kWの負荷14を投入した場合を例として説明する。
負荷14を投入した後に、4台のインバータ1〜4それぞれの出力電力がバランスしたときには、1台あたり30kW/4台=7.5kWの電力が出力される。よって、インバータ出力電力は定格に対して7.5kw/10kW=75%となり、定格電圧時には出力電流も定格75%となる。
図5は、比較例のインバータ装置の動作の一例について説明するための図である。
比較例のインバータ装置では負荷投入によって負荷電圧が変動しないと仮定し、通信遅延をTDELAYとすると、各インバータは図5に示したような電流分担となる。すなわち、通信遅延の期間TDELAYは第2インバータ2乃至第4インバータ4の電流指令値は更新されず、第2インバータ2乃至第4インバータ4の出力電流は0のままとなる。よって、この通信遅延期間TDELAYは、インバータの定格電流に対して300%の負荷電流を第1インバータ1のみで負担することとなる。しかしながら、インバータの定格電流を大幅に超える電流は、瞬時的でもインバータ破壊を引き起こすおそれがある。
そこで、本実施形態では、第1インバータ1の負担を抑制するために、負荷電圧を低下させて負荷電流を低減している。すなわち、電圧制御部21a内において、検出された電流値とリミッタ後の電流値との差分値にゲインを乗算して、インバータ電圧指令値から減算することで、インバータ電流がリミッタ(所定の閾値)を超過した値に応じてインバータ電圧指令値を低下させている。この結果、インバータ1の過電流を抑制することができる。
図6は、本実施形態のインバータ装置の動作の一例について説明するための図である。
この例では、例えば、負荷投入後の最初の通信遅延期間TDELAYにおいて、負荷電流を150%に抑制するために、第1インバータ1の電圧制御で瞬時的に負荷電圧を50%まで低減させている。
負荷投入後に最初の通信遅延期間TDELAYが経過した後、次の通信遅延期間TDELAYにおいて、第2インバータ2乃至第4インバータ4の電流指令値は定格電流に対して150%に抑制された負荷電流/4台=37.5%となる。したがって、第1インバータ1が定格の150%の電流を出力しても、150%+37.5%×3台=262.5%の負荷電流となり、出力電圧は262.5%/300%=87.5%まで復帰する。
さらに次の通信遅延期間TDELAYの経過後に、第2インバータ2乃至第4インバータ4への電流指令値が65.625%(=262.5%の負荷電流/4台)となり、定格負荷電流300%を出力するために必要な第1インバータ1の電流は、300%−65.625%×3台=103.125%で電流リミッタ以下となる。この時点で、並列回路から定格電圧・電流が出力可能な状態となる。
以降は、第2インバータ2乃至第4インバータ4への電流指令値が、75%(=300%の負荷電流/4台)となるため、第1インバータ1乃至第4インバータ4からの出力電流が均等になる。図6より、負荷を投入してから第1インバータ1乃至第4インバータ4それぞれの出力電流が均等になるまでは通信遅延期間TDELAYの3倍以上となるが、その前に第1インバータ1の電流が電流リミッタ以下となり、負荷電流の立ち上がり期間(インバータ装置の負荷電流が負荷14から要求された電流未満である期間)は通信遅延期間TDELAYの2倍以上3倍未満となる。つまり、第1インバータ1において負荷電圧をリミットすることにより、通信遅延によって通信遅延期間TDELAYの2倍以上3倍未満の負荷電圧の立ち上がり期間が発生するが、第1インバータ1の負荷電流の負担を軽減し、過電流を回避することが可能となる。
図7は、本実施形態のインバータ装置の動作の他の例について説明するための図である。この例では、負荷投入後に第1インバータ1の制御装置1aにおいて負荷電圧を低減させ、更に、第2インバータ2乃至第4インバータ4の検出器2b〜4bで出力電圧の低減を検知し、即座に第2インバータ2乃至第4インバータ4の電流を増加させることで、更に、第1インバータ1への電流集中の軽減および負荷電圧低下率・低下期間を改善している。
すなわち、負荷投入後の最初の通信遅延期間TDELAYにおいて、負荷電流を150%に抑制する場合、第1インバータ1の電圧制御で瞬時的に負荷電圧を50%まで低減させる。また、第2インバータ2乃至第4インバータ4は、出力電圧の低減を検知し、電流指令値に補償値を加算して、補償後の電流指令値を例えば40%とする。したがって、最初の通信遅延期間TDELAYでは、第1インバータ1が150%の電流を出力し、第2インバータ2乃至第4インバータ4がそれぞれ40%の電流を出力し、150%+40%×3台=270%の負荷電流となり、出力電圧は270%/300%=90%となる。
最初の通信遅延期間TDELAYが経過すると、第2インバータ2乃至第4インバータ4への電流指令値が例えば67.5%(=270%の負荷電流/4台)となり、定格負荷電流300%を出力するために必要な第1インバータ1の電流は、300%−67.5%×3台=97.5%で電流リミッタ以下となる。この時点で、並列回路から定格電圧・電流が出力可能な状態となる。
以降は、第2インバータ2乃至第4インバータ4への電流指令値が、75%(=300%の負荷電流/4台)となるため、第1インバータ1乃至第4インバータ4からの出力電流が均等になる。
上記のように、出力電圧に対する電流補償量の傾きを適切に設定することにより、最初の遅延期間TDELAYにおいて、第2インバータ2乃至第4インバータ4から補償量を加算した電流を出力し、補償開始電圧付近まで出力電圧を即座に復帰させることが可能となる。なお、この例では、負荷電流の立ち上がり期間は通信遅延期間TDELAYの1倍以上2倍未満となり、通信遅延の影響により生じる負荷電圧の立ち上がり期間を短くすることができる。
上記のように、本実施形態のインバータおよびインバータ装置によれば、故障を回避するとともに、出力電圧の低減を回避することができる。
次に、第2実施形態のインバータおよびインバータ装置について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態のインバータおよびインバータ装置と同様の構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図8は、第2実施形態のインバータ装置の一構成例を概略的に示すブロック図である。
本実施形態のインバータ装置は、第1インバータ1の制御装置1aから第2インバータ2乃至第4インバータ4の制御装置2a〜4aへ電流指令を供給している。すなわち、本実施形態のインバータ装置では、第1インバータ1の制御装置1aが第1実施形態のインバータ装置の上位指令装置11を兼ねている。
制御装置1a〜4aは、伝送路13bを介して互いに通信可能に接続している。制御装置1aは、制御装置2a〜4aから、例えば、健全性(動作しているか、休止しているか等の動作状態を含む)を示す信号を受信することができる。また、制御装置2a〜4aは、制御装置1aから電圧源として動作するインバータか又は電流源として動作するインバータかを示す信号、負荷14との接続を解列する信号などを受信することができる。
図9は、第1インバータ1の制御装置1aの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
制御装置1aは、電圧制御部21a´と、電流制御部21jと、PWM処理部21bと、を備えている。電圧制御部21a´は、減算器21cと、PI制御部21dと、電流リミッタ21iと、を備えている。
減算器21cには、電圧指令値と、検出器1bで検出された電圧値とが入力される。減算器21cは、電圧指令値から検出された電圧値を減算し、差分値を出力する。なお、減算器21cに入力される電圧指令値は、例えば負荷14の定格基づいて予め設定された値(負荷電圧指令値)である。
PI制御部21dには、減算器21cから出力された差分値が入力される。PI制御部21dは、入力された差分がゼロとなるように、電流指令値を演算して出力する。
電流リミッタ21iには、PI制御部21dから出力された電圧指令値が入力される。電流リミッタ21iは、入力されたインバータ電流指令値の絶対値が所定の閾値を超えた場合に、所定の閾値として出力する。
電流制御部21jには、電流リミッタ21iから出力されたリミット後のインバータ電流指令値が入力される。電流制御部21jは、リミット後のインバータ電流指令値を実現するインバータ電圧指令値を出力する。
PWM処理部21bには、電圧制御部21aから出力された電圧指令が入力される。PWM処理部21bは、入力された電圧指令の値と三角波の値とを比較することにより、ゲート信号を生成して出力する。
すなわち、本実施形態のインバータ装置では、電圧制御部21a´の出力としてリミットされた後の電流指令値が出力され、リミットされた後の電流指令値が第2インバータ2乃至第4インバータ4の指令値入力部22e〜24eに入力される。このことにより、インバータ電流指令値が制限され、結果としてインバータ電圧が低減して過電流を抑制する。
図10は、第2インバータ2乃至第4インバータ4の制御装置2a〜4aの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
本実施形態のインバータ装置では、制御装置2a〜4aの指令値入力部22e〜24eに制御装置1aの電圧制御部21a´から出力された電流指令値が入力される。上記以外の点は、上述の第1実施形態と同様の構成である。
上記のように、第1インバータ1において電圧制御の後に電流制御を行う場合には、電圧制御により算出される電流指令値を第2インバータ2乃至第4インバータ4のそれぞれの電流指令値として与えることにより、4台のインバータ1〜4の出力電流を均等にすることができる。
本実施形態のインバータおよびインバータ装置によれば、上述の第1実施形態と同様に、本実施形態のインバータ装置によれば、故障を回避するとともに、出力電圧の低減を回避することができる。
なお、上述の実施形態では、第1インバータ1が電圧源として動作する構成を備え、第2インバータ2乃至第4インバータ4が電流源として動作する構成を備えていたが、第1インバータ1乃至第4インバータ4が電圧源として動作する構成と電流源として動作する構成との両方を備え、外部から供給される信号等に基づいて電圧源として動作するか電流源として動作するか選択可能に構成されていても良い。この場合には、例えば、電圧源として動作しているインバータが故障した際に、電流源として動作しているインバータを電圧源として動作するように切り替えて、インバータ装置が停止することを回避することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1〜4…インバータ、1a〜4a…制御装置、1b〜4b…検出器、11…上位指令装置、12…負荷電流検出器、13a、13b…伝送路、14…負荷、21a、21a´…電圧制御部、21b…PWM演算器、22a〜24a…電流制御部、22b〜24b…PWM処理部、22c〜24c…電流指令値補償部、21i…電流リミッタ、21b…PWM処理部、21c…減算器、21d…PI制御部、21e…リミッタ、21f…減算器、21g…ゲイン乗算器、21h…減算器、21j…電流制御部、22d…加算器、22e〜24e…指令値入力部。

Claims (4)

  1. 出力電圧の値と出力電流の値とを検出する検出器と、
    電流指令値を受け取る指令値入力部と、
    前記検出器で検出された出力電圧の値が所定値以下となった時に、前記電流指令値を補償する補償電流値を演算する電流指令値補償部と、
    前記電流指令値に前記補償電流値を加算して補償後の電流指令値を出力する加算器と、
    前記補償後の電流指令値と前記検出器で検出された出力電流の値との差がゼロとなるように電圧指令値を演算する電流制御部と、を備えたことを特徴とするインバータ。
  2. 前記補償電流値は、前記検出器で検出された電圧値と前記所定値との差に比例して大きくなることを特徴とする請求項1記載のインバータ。
  3. 負荷電圧が所定の値および周波数となるように電圧制御を行う第1インバータと、
    負荷に対して前記第1インバータと並列に接続した少なくとも1つの請求項1記載のインバータと、
    前記第1インバータと請求項1記載の前記インバータとから前記負荷へ供給される負荷電流を検出する電流検出器と、
    前記電流検出器で検出された値を、前記第1インバータと、請求項1記載の前記インバータとの台数で除した値を電流指令値として請求項1記載の前記インバータへ出力する上位指令装置と、を備えたことを特徴とするインバータ装置。
  4. 負荷電圧が所定の値および周波数となるように電圧制御を行う第1インバータと、
    負荷に対して前記第1インバータと並列に接続した少なくとも1つの請求項1記載のインバータと、を備え、
    前記第1インバータは、電圧指令値に基づいて前記第1インバータの電流指令値を演算する電圧制御部と、前記第1インバータの電流指令値に基づいて前記第1インバータの電圧指令値を演算する電流制御部と、を備え、
    請求項1記載の前記インバータの電流指令値は、前記電圧制御部から出力された前記第1インバータの電流指令値であることを特徴とするインバータ装置。
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