JP2017143618A - 電力変換装置の制御システムおよび制御方法 - Google Patents

電力変換装置の制御システムおよび制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017143618A
JP2017143618A JP2016022345A JP2016022345A JP2017143618A JP 2017143618 A JP2017143618 A JP 2017143618A JP 2016022345 A JP2016022345 A JP 2016022345A JP 2016022345 A JP2016022345 A JP 2016022345A JP 2017143618 A JP2017143618 A JP 2017143618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
value
voltage
command value
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016022345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6818414B2 (ja
Inventor
卓郎 新井
Takuro Arai
卓郎 新井
大地 鈴木
Daichi Suzuki
大地 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2016022345A priority Critical patent/JP6818414B2/ja
Publication of JP2017143618A publication Critical patent/JP2017143618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6818414B2 publication Critical patent/JP6818414B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/60Arrangements for transfer of electric power between AC networks or generators via a high voltage DC link [HVCD]

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】頻繁な潮流方向の変化に対応できる自励式の電力変換装置の制御システムおよび制御方法を提供する。【解決手段】電力変換器の制御システム1は、直流電流指令値Idpに基づいてリミッタ値を変更する制御端切替器8と、リミッタ値に基づいて電圧制御と前記電流制御とを切り替える制御装置9−1,9−2とを有する。制御端切替器8は、電圧制御と電流制御とを切り替える場合にリミッタ値を変更するタイミングを制御する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、直流送電線を介して接続された二つの電力系統間で電力の授受を行わせるために当該直流送電線の両端に配置される電力変換装置の制御システムおよび制御方法に関する。
直流送電(HVDC:High Voltage Direct Current)は、送電損失が小さく、送電設備の建設費が安価なので、長距離送電においては、交流送電よりも経済的に有利である。さらに、異周波数系統の連系や速い応答性があるため、直流送電は交流系統の効率向上などにも使用されている。近年、国際連系や再生可能エネルギーの導入を目的に長距離直流送電がさらに増加している。
また、直流送電に使用する電力変換装置には、従来ではサイリスタを適用した他励式変換器が用いられていたが、最近では、自励式変換器の適用が盛んに検討されている。自励式変換器は、他励式変換器と比較して交流系統への依存度を低減することができ、設置面積の削減が可能である。また、直流送電は、通常の決められた融通電力の送電だけでなく、系統周波数安定化に必要な電力を補正して送電電力を決めている。電力変換装置は直流電流指令値によって潮流方向を変えて電圧制御端と電流制御端とを切り替えている。通常、順変換器側を電圧制御端と、逆変換器側を電流制御端としている。
特開2014−180131号公報
しかしながら、自励式変換器は送電電力ゼロの運転が可能なため、通常の融通電力指令値がゼロという場合がある。そのため、周波数安定化に必要な電力が変動すると、ゼロ近傍で送電電力が変動し、潮流方向が頻繁に変わり制御端子の切り替えが必要になる。頻繁な切り替えは、リレー接点の劣化を招くだけでなく、変換器間通信の数十msもの遅れ時間により、制御端子の切り替えに追従できず、制御不能になることがある。
本発明の実施形態は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものである。その目的は、頻繁な潮流方向の変化に対応できる自励式の電力変換装置の制御システムおよび制御方法を提供することである。
上記のような目的を達成するための実施形態の電力変換装置の制御システムは、直流電流指令値に基づいて電圧制御または電流制御に切り替える電力変換装置の制御システムであって、前記直流電流指令値に基づいてリミッタ値を変更する制御端切替器と、前記リミッタ値に基づいて前記電圧制御と前記電流制御とを切り替える制御装置とを有し、前記制御端切替器は、直流電流指令値の零クロス点を挟んで所定のヒステリシスをもって前記電圧制御と前記電流制御とを切り替える。
第1実施形態を適用した直流送電システムの構成図である。 第1実施形態における電力変換装置の構成図である。 第1実施形態における制御装置および制御端切替器のブロック図である。 第1実施形態における制御端切替器の入力である直流電流指令値と出力であるリミッタ値との関係を示す図である。 第2実施形態における制御装置及び制御端切替器のブロック図である。 第3実施形態を適用した直流送電システムの構成図である。 第4実施形態を適用した直流送電システムの構成図である。 第5実施形態を適用した直流送電システムの構成図である。
[第1実施形態]
[1.構成]
以下、第1実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の電力変換装置の制御システムを適用した直流送電システムの構成図である。図3は、本実施形態の電力変換装置の制御システムを適用した制御装置および制御端切替器のブロック図である。なお、各実施形態において「ヒステリシス」とは、不感帯と同義語で使用するものであり、直流電流指令値の所定の変化に対して制御端の切替が行われない状態を総称する。
(1)全体構成
本実施形態の電力変換装置の制御システム1を適用した直流送電システムは、図1(a)に示すような構成を有する。直流送電システムは、直流線路2の両端に、それぞれ、一対の電力変換装置3−1,3−2を有し、第1の電力変換装置3−1は、第1の交流系統4−1に接続され、第2の電力変換装置3−2は、第2の交流系統4−2に接続される。
電力変換装置3−1,3−2については、基本的に同様な構成であり、電力変換装置3と総称する。本実施形態の直流送電システムは、双方向に電力を送電することができる。第1の電力変換装置3−1側から第2の電力変換装置3−2側に送電する場合は、第1の電力変換装置3−1が順変換器、第2の電力変換装置3−2が逆変換器であり、第2の電力変換装置3−2側から第1の電力変換装置3−1側に送電する場合は、第2の電力変換装置3−2が順変換器、第1の電力変換装置3−1が逆変換器である。第1の電力変換装置3−1と第2の電力変換装置3−2は、基本的に同様の構成を有し、本明細書では電力変換装置3と総称する。
制御システム1は、各電力変換装置3−1,3−2にそれぞれ接続された第1と第2の制御装置9−1,9−2と、各制御装置9−1,9−2にリミッタ値を出力する制御端切替器8とを有する。第1と第2の制御装置9−1,9−2は、基本的に同様の構成を有し、制御装置9と総称する。
(2)電力変換装置3
電力変換装置3は、交流系統4の電力を直流に変換する、または、直流線路2に流れる直流を交流へ変換するものである。電力変換装置3は、図2に示すように、交流系統4に対してトランスTrを介して接続されている。電力変換装置3は、複数のチョッパセル回路31を直列接続して構成された電力変換器32を有する。すなわち、電力変換器32は例えばチョッパ型の単位変換器であって、自己消弧能力を持つスイッチング素子を直列に複数個接続したレグと、1つのコンデンサ等とを並列に接続することによって構成される。各チョッパセル回路31は、所望の値の電圧を出力する回路である。電力変換器32は、チョッパ型の単位変換器の代わりに、Hブリッジ型単位変換器でもよい。
電力変換器32は、交流系統4との接続点を中央にして直列接続された正側アーム33−1と負側アーム33−2とから構成される相アームを有する。正側アーム33−1および負側アーム33−2の出力側に、それぞれ直流正側端子3aと直流負側端子3bが設けられている。これらの端子は、相アームの中性点を基準に電圧の高い方を正側、低い方を負側と呼ぶ。本実施形態において、電力変換器32は、図2に示すようなモジュラーマルチレベル変換器(MMC)であるが、正側アームと負側アームとの間をリアクトルの機能を持たせた三巻線トランスに変更してもよい。
(3)制御端切替器8
制御端切替器8は、直流電流指令値Idpに基づいて電圧制御と電流制御とを切り替える。電力変換装置3は、モジュラーマルチレベル変換器(MMC)、または、デルタモジュラーマルチレベル変換器によって構成される。
制御端切替器8の入力側には、自動周波数制御回路10(AFC)、加算器11及び除算器12が順次直列に接続されている。加算器11は、外部より入力された融通電力指令値P0と自動周波数制御回路10の出力値とを加算して、電力指令値Pdpを算出する。融通電力指令値P0は、電力会社の判断で決定されたり、電力を供給される側の計測器で不足電力を計測して決定される。例えば、システム外部に設けられた中央給電指令所においては、交流系統4−1,4−2のどちらかの不足電力を測定し、当該システムに交流系統4−1,4−2間で電力の融通を実行させる。その場合、中央給電指令所に駐在するユーザから入力された電力指令値P0と自動周波数制御回路10(AFC)の出力値とを加算器11において加算し、融通電力指令値Pdpを作成する。
除算器12は、加算器11において算出された電力指令値Pdpを直流端子電圧Vdで除算し、直流電流指令値Idpを算出する。除算器12は、算出された直流電流指令値Idpを、順変換器側および逆変換器側の制御装置9−1,9−2と制御端切替器8に出力する。
制御端切替器8は、直流電流指令値Idpに基づいてリミッタ値を決定することにより、電力変換装置3を、電流制御端から電圧制御端へ切り替えたり、電圧制御端から電流制御端へ切り替える。また、制御端切替器8は、電圧制御と電流制御とを切り替える場合にリミッタ値を変更するタイミングを決定する。
すなわち、図3のゲイン92のフィードバック出力をリミットすることで、フィードバック制御をオンオフし、制御端の切り替えを実施するために、直流電流指令値Idpにはリミッタが掛けられる。本実施形態では、制御端切替器8によってこのリミッタ値を「0」から「1」へ、または「1」から「0」へ変更することにより、電流制御端と電圧制御端の切替、すなわち、電力変換器3の順変換器(コンバータ)と逆変換器(インバータ)の切替を行う。この場合、制御端切替器8は、図4(c)に示すようなヒステリシス特性と直流電流指令値Idpとによって決定されたタイミングでリミッタ値を変更して制御装置9に出力する。
このタイミングの調整は、
(1) 直流電流指令値Idpの大きさに応じて
(2) 所定時間が経過に応じて
という2つの基準によって行う。
そのため、図1(b)に示すように、制御端切替器8は、零クロス検出部81、直流電流指令値Idpの判定部82、計時部83及びリミッタ値変更部84を有する。零クロス検出部81は、直流電流指令値Idpが零クロス、つまり、負から正に変わる場合または正から負に変わる場合を検出する。直流電流指令値Idpの判定部82は、直流電流指令値Idpが零クロスを通過し、予め定めた負の値の閾値に達したことを判定する。計時部83は、零クロス検出部81が零クロスを検出してから所定時間経過したことを計測する。リミッタ値変更部84は、直流電流指令値Idpが閾値に達したことを判定部82が検出した時、または、零クロスから所定時間を経過したことを計時部83が検出した時に、リミッタ値を変更する。例えば、制御端切替器は、直流電流指令値Idpが零クロスしてから1〜10秒経過後、リミッタ値を変更する。
(4)制御装置9
制御装置9は、直流電流指令値Idp、制御端切替器8の出力結果であるリミッタ値、直流電流Idおよび直流電圧指令値Vdpに基づいて電力変換装置3を制御する。特に、制御装置9は、制御端切替器8から出力されたリミッタ値に基づいて、電圧制御と電流制御とを切り替える。
図3に示すとおり、制御装置9は、直流電流指令値Idpに基づく操作電圧値の出力回路と、直流電圧指令値Vdpの補正回路を並列に接続して成る。操作電圧値の出力回路には、減算器91と、ゲイン回路92と、第1の乗算器93と、第1のリミッタ回路94とが設けられている。直流電圧指令値Vdpの補正回路には、第2のリミッタ回路95と、第2の乗算器96と、第1の加算器97が設けられている。操作電圧値の出力回路の出力側と直流電圧指令値Vdpの補正回路の出力側の接続点には、第2の加算器98が設けられている。
操作電圧値の出力回路に設けられた減算器91は、直流電流指令値Idpから直流電流値Idを減算する。ゲイン回路92は、減算器91が減算した値に基づいて、PI制御やPID制御等のフィードバック制御を用いて、直流電流値Idを直流電流指令値Idpに追随させるための操作量である操作電圧値(pu単位)を出力する。第1の乗算器93は符号変換器として機能するもので、制御端切替器8から出力されたリミッタ値(正の値)に対して、「−1」を乗じた値を下限値として第1のリミッタ回路94に出力する。
第1のリミッタ回路94は、ゲイン回路92の出力である操作電圧値を入力し、操作電圧値が下限値以下である場合には下限値を、操作電圧値が上限値以上である場合には上限値を限度として、制限された操作電圧値を第2の加算器98に出力する。
直流電圧指令値Vdpの補正回路に設けられた第2のリミッタ回路95は、直流電流Idを入力し、その負成分値Id′を出力する。第2の乗算器96は、第2のリミッタ回路95の出力Id′に直線線路2の抵抗値Rを乗算する。第1の加算器97は、第2の乗算器96の出力を直流電圧指令値Vdpに加算して直流電圧指令値を補正する。つまり、制御装置9は、入力された直流電流値Idを第2のリミッタ回路95によって、上限値「0」、下限値「−1(pu)」で制限した後、その値を乗算器96において直流線路2の全抵抗値Rで乗算し、第1の加算器97において、乗算した値に直流電圧指令値Vdpを加算して第2の加算器98に出力する。
第2の加算器98は、前記2系統の回路によって、直流電流値Idと、直流電流指令値Idpまたは直流電圧指令値Vdpとを処理して求めた値を加算し、変換器直流出力電圧として電力変換装置3に出力する。
[2.作用]
前記のような構成を有する本実施形態の作用を、図4に従って説明する。
図4(a)〜(c)は、本実施形態の電力変換装置の制御システムを適用した制御端切替器8の入力である直流電流指令値Idpと出力であるリミッタ値との関係を示す図である。以下、これらの図に従って、電流制御と電圧制御との切替動作を説明する。
(1)電圧制御から電流制御への切替…その1
電力変換装置3が、電圧制御される順変換器(コンバータ)から電流制御される逆変換器(インバータ)に変更される場合を、図4(a)により説明する。
外部からの融通電力指令値P0が減少することによって直流電流指令値Idpが徐々に下がって行く。直流電流指令値Idpが閾値L1よりも大きな場合は、制御端切替器8はリミッタ値を「0」としているので、図3に示す第1のリミッタ回路94における上限値と下限値は「0」となるので、第2の加算器98には、直流電流指令値Idpに基づく操作電圧値は入力されない。そのため、第2の加算器98には、直流電流値Idによって補正された直流電圧指令値Vdpのみが入力され、それに基づいた変換器直流出力電圧が電力変換装置3に出力される。その結果、電力変換装置3は、順変換器として電圧制御される。
直流電流指令値Idpが零クロス点を下回って負の値になり、更に、所定の閾値L1に達したことを判定部82が検出すると、制御端切替器8はリミッタ値を「0」から「1」に変更する。変更された「1」のリミッタ値は、第1のリミッタ回路94に入力され上限値となると共に、第1の乗算器93において符号変換された後、第1のリミッタ回路94に入力され下限値となる。その結果、直流電流指令値Idpを第1の加算器91及びゲイン回路92によって処理することで得られた操作電圧値は、第1のリミッタ回路94に設定された上限値と下限値を限度として第2の加算器98に出力される。
第2の加算器においては、前記の様にして得られた操作電圧値と、直流電流値Idによって補正された直流電圧指令値Vdpが加算され、それに基づいた変換器直流出力電圧が電力変換装置3に出力される。その結果、電力変換装置3は、逆変換器として電流制御される。
(2)電圧制御から電流制御への切替…その2
電力変換装置3が、順変換器として電圧制御されている状態において、外部からの融通電力指令値P0が減少し、直流電流指令値Idpが徐々に下がって行き、零クロス点を下回ったにもかかわらず、前記(1)のような所定の閾値L1に達しない状況が一定時間以上継続することがある。その場合、制御端切替器8の計時部83は、直流電流指令値Idpが零クロスに達した時間から計時を開始する。そして、直流電流指令値Idpが零クロス点を下回った時間が継続して予め定めた所定時間を越えたことを計時部83が検出すると、制御端切替器8は、リミッタ値を「0」から「1」に変更する。以下、前記(1)と同様にして、電力変換装置3は、電圧制御から電流制御に切り替わる。
(3)電流制御から電圧制御への切替…その1
前記(1)(2)の通り、電力変換装置3が逆変換器に切り替わり、電流制御されている状態においては、直流電流指令値Idpは負の値を取り、制御端切替器8から出力されるリミッタ値は「1」になっている。その状態で、徐々に直流電流指令値Idpが増加し、零クロス点を上回って正の値になり、更に、図4(b)に示す所定の閾値L2に達したことを判定部82が検出すると、制御端切替器8はリミッタ値を「1」から「0」に変更する。すると、第1のリミッタ回路94における上限値と下限値は「0」となるので、第2の加算器98には、直流電流指令値Idpに基づく操作電圧値は入力されない。そのため、第2の加算器98には、直流電流値Idによって補正された直流電圧指令値Vdpのみが入力され、それに基づいた変換器直流出力電圧が電力変換装置3に出力される。その結果、電力変換装置3は、順変換器に切り替わり、電圧制御される。
(4)電流制御から電圧制御への切替…その2
前記(1)(2)の通り、電力変換装置3が逆変換器に切り替わり、電流制御されている状態においては、直流電流指令値Idpは負の値を取り、制御端切替器8から出力されるリミッタ値は「1」になっている。その状態で、徐々に直流電流指令値Idpが増加し、零クロス点を上回って正の値になったにもかかわらず、前記(2)のような所定の閾値L2に達しない状況が一定時間以上継続することがある。その場合、制御端切替器8の計時部83は、直流電流指令値Idpが零クロスに達した時間から計時を開始する。そして、直流電流指令値Idpが零クロス点を上回った時間が継続して予め定めた所定時間を越えたことを計時部83が検出すると、制御端切替器8は、リミッタ値を「1」から「0」に変更する。以下、前記(3)と同様にして、電力変換装置3は、電流制御から電圧制御に切り替わる。
(5)電圧制御端における直流電圧指令値Vdpの補正
次に、電圧制御端における直流電圧指令値Vdpの補正について説明する。
直流電圧指令値Vdpを補正するときは、直流電流指令値Idpが零クロス点近傍になり、順変換器と逆変換器とが頻繁に変更され、かつ、電圧制御端と電流制御端とが頻繁に変更される場合において、例外的に、順変換器側で電流制御を行い、逆変換器側で電圧制御を行うことになったときである。直流線路2の電圧は、上流側から下流側に向かって下がっていくので、上記の場合には、順変換器側の直流電圧の目標値である直流電圧指令値Vdpを補正する必要がある。
この場合、順変換器側が電流制御端となり、逆変換器側が電圧制御端となっているので、通常、プラスである直流電流Idは、マイナスとなっている。この場合、直流電流Idは、上限値が「−1pu」で下限値が「0」である第2のリミッタ回路95を通過する。そして、第1の乗算器96は、直流電流Idに直流線路2の既定の抵抗値Rを乗算し、直流線路2にかかっている電圧差D△を算出する。この電圧差はマイナスの値であり、第1の加算器97は、当該電圧差と直流電圧指令値Vdpとを加算して、直流電圧指令値Vdpを補正する。なお、順変換器側が電圧制御端で逆変換器側が電流制御端である通常の場合は、直流電流Idがプラスなので、リミッタ回路95を通過せず、直流電圧指令値Vdpの補正は行われない。
[3.効果]
以上のような本実施形態の効果について説明する。電力変換装置3の制御システム1は、直流電流指令値Idpに基づいてリミッタ値を決定する制御端切替器8と、リミッタ値に基づいて電圧制御と前記電流制御とを切り替える制御装置9−1,9−2とを有する。制御端切替器8は、電圧制御と電流制御とを切り替える場合にリミッタ値を変更するタイミングを変更する。
したがって、直流電流指令値Idpが零クロスしてから所定時間経過、またはある閾値を超過してから制御端の切り替えを行うので、頻繁に制御端の切り替えが起きることを防止することができ、リレー接点の劣化を防止し、頻繁な制御端の切り替えによる制御不能を防止することができる。例えば、図4(d)のように直流電流指令値Idpが零クロス点を通過する毎にリミッタ値を切り替えていると、頻繁に制御端の切り替えが行われることになるが、本実施形態のように、所定の閾値に達してから、あるいは零クロス点通過後所定の時間が経過してからリミッタ値を切り替えることにより、図4(c)のように、直流電流指令値Idpの零クロス点の通過に対して所定のヒステリシスをもって電流制御と電圧制御の切替が可能となる。
特に、本実施形態において、制御端切替器8は、直流電流指令値Idpが零クロス点を通過しても直ちにリミッタ値の切替を行うことなく、所定の閾値L1,L2に達してから切替を行うので、零クロス点近傍の細かな直流電流指令値Idpの変動に基づいて電圧制御と電流制御の切替が生じることがない。同様に、制御端切替器8は、直流電流指令値Idpによる、電圧制御端から電流制御端への切り替えと、電流制御端から前記電圧制御端への切り替えを所定時間遅らせるようにしたので、所定時間以内に再度零クロスが発生しても、それによって電流制御と電圧制御間の切替が行われることがなく、短時間の零クロスの発生に関してヒステリシスを有する切替制御が可能となる。
その結果、本実施形態によれば、リミッタ値の切替処理に所定のヒステリシスを設けることによって、電流制御と電圧制御を安定して実施することが可能となり、リレー接点の劣化や頻繁な制御端の切り替えによる制御不能を防止することができる。
また、本実施形態では、図3の回路図に示すように、制御装置9は、直流電圧Vdが定格値より大きくならないように、直流電圧指令値Vdpから直流線路2にかかる電圧を減算した値に補正する。すなわち、制御装置9は、直流電流Idの負成分値を取りだし、当該負成分値に直流線路2の抵抗値Rをかけた電圧値D△を直流電圧指令値Vdpに加算して補正する。
したがって、下流側で電圧制御を行い、上流側で電流制御を行うことになった場合において、本来、上流側の電力変換装置3の目標値である直流電圧指令値Vdpから直流線路2にかかる電圧を減算することによって、下流側で電圧制御を行うために最適な直流電圧指令値に補正することができ、最適な電圧制御を行うことができる。また、直流電圧指令値Vdpから直流線路2にかかる電圧を減算することで直流線路2の直流電圧が定格値より大きくなることを防止することができる。また、上流側で電圧制御を行い、下流側で電流制御を行う通常の場合は、プラスの直流電流値が入力され、リミッタ回路95を通過しないので、直流電圧指令値の補正は行われず、潮流方向と制御端の関係が通常である場合と、それ以外の場合とで、それぞれ最適な直流電圧指令値を出力することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態の制御装置9は、電圧制御端において直流電圧指令値Vdpを補正するためのものであるが、図3の構成では、電力変換装置3が電流制御端になった場合でも直流電圧指令値Vdpが補正されることになる。電流制御端においては、フィードバック制御でその補正を帳消しにできるので、動作には直接影響を与えることはない。しかし、第2実施形態では、フィードバック制御によることなく、制御端切替器8の出力を利用して、電力変換装置3が電流制御端になった場合に、第2のリミッタ回路95の上限値および下限値を変更するものである。
図5に示すように、本実施形態では、第2のリミッタ回路95の後段に乗算器100を設け、この乗算器100に対して制御端切替器8からの信号を入力することで、リミッタ値に応じて直流電圧指令値Vdpを補正する。具体的には、制御端切替器8からの信号を入力する比較器99を設け、この比較器99の判定結果を乗算器100に入力して、乗算器100に入力された電圧差D△を第1の加算器97に出力するか否か、すなわち、直流電圧指令値Vdpを補正するか否かを決定する。
例えば、電力変換装置3が電流制御端として機能する場合、制御端切替器8からはリミッタ値「0」が出力されるので、そのリミッタ値Aを比較器99において比較する。比較器99には、基準値Bとして「0」が予め与えられているので、比較器99ではA≦Bが判定され、リミッタ値が「0」の場合には、比較器99からは判定値として「0」が出力される。この判定値「0」は乗算器100に入力されると、乗算器100に電圧差D△が入力されていても、乗算器100からの出力は「0」となる。その結果、電力変換装置3が電流制御端として機能している間は、直流電圧指令値Vdpの補正は行われない。
一方、電力変換装置3が電圧制御端として機能する場合、制御端切替器8からはリミッタ値Aとして「1」が出力される。このリミッタ値「1」は比較器99において基準値Bと比較され、比較器99のA≦Bを満足しないことから、比較器99からは判定値「1」が出力される。すると、乗算器100においては電圧差D△に「1」が乗じられ、乗算器100からは電圧差D△がそのまま出力される。その結果、電圧制御端においては、電圧差D△分が補正された直流電圧指令値Vdpに基づいて電圧制御が行われる。
第2実施形態によれば、電力変換装置3が電流制御端として機能する場合、フィードバック制御に頼ることなく、リミッタ値に基づいて直流電圧指令値Vdpの補正を解消することが可能になり、電流制御を正確且つ容易に実施できる。
[第3実施形態]
第3実施形態の制御システム1は、図6に示すように、制御装置9−1,9−2がそれぞれ内部に制御端切替器8−1,8−2を有する。制御端切替器8−1,8−2は、第1実施形態の制御端切替器8と同様の機能を有する。本実施形態によると、制御装置9−1または制御装置9−2までの経路を簡単な構成にすることができる。
[第4実施形態]
第4実施形態の制御システム1は、図7に示すように、電力変換装置3−1,3−2がそれぞれ内部に制御装置9−1,9−2を有し、制御装置9−1,9−2がそれぞれ内部に制御端切替器8−1,8−2を有する。本実施形態によると、電力変換装置3と制御装置9と制御端切替器8とを一体化しているので、生産上のコストを下げることができる。
[第5の実施形態]
第5実施形態の制御システム1は、図8に示すように、ネットワーク上に配置されている。ネットワーク上のコンピュータ13が、第1実施形態と同様の、直流電流指令値Idpに基づいてリミッタ値を決定する制御端切替器8と、リミッタ値に基づいて電圧制御と電流制御とを切り替える制御装置9としての機能を有し、当該コンピュータ13がネットワークを介して直流出力電圧の情報を電力変換装置に送信する。本実施形態によれば、第1乃至第3実施形態においてハードウェアとして実装していた機能をソフトウェアとしてネットワーク上に配置することができ、コストを抑えることができる。また、遠隔から操作することを可能にすることができ、利便性が上がる。
[他の実施形態]
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。例えば、本発明は下記の様な構成も包含する。
(1)前記実施形態においては、制御端切替器8が所定のヒステリシスをもってリミッタ値の切替を行うに当たり、(1) 直流電流指令値Idpの大きさに応じて、(2) 所定時間が経過に応じて、という2つの基準を採用したが、いずれか一方のみでも良い。直流線路2や交流系統4−1,4−2の特性によって、直流電流指令値Idpの零クロス点近傍の挙動に一定の傾向、例えば、短時間で比較的大きな直流電流指令値Idpの変動が繰り返し現れる場合には(2) のみを使用し、逆に所定時間内における零クロス点を挟んだ直流電流指令値Idpの変動量が少ない場合には(1) のみを使用することができる。
(2)電力変換装置3として、出力が2レベルの2レベル変換器、または、3レベルの3レベル変換器を使用することができる。2レベル、3レベル変換器の場合は、電圧マージン方式で制御端の切り替えを実施する。電圧マージン方式は、両変換器に与える直流電圧指令値Vdpに差を設けることで、電流制御端と電圧制御端の切り替えを実施する。
(3)2以上の多レベルのチョッパ回路を配列したモジュラーマルチレベル変換器以外の電力変換装置3でも、融通電力指令値がゼロ近傍である場合に、制御端子の頻繁な切り替えを防止し、リレー接点の劣化を防止し、制御端子の切り替えに追従できずに制御不能になることを防止することができる。
1…電力変換装置の制御システム
2…直流線路
3−1,3−2…電力変換装置
4−1,4−2…交流系統
8…制御端切替器
9−1,9−2…制御装置

Claims (11)

  1. 交流系統と直流線路に対して接続され、所定の指令値に基づいて電圧制御または電流制御される電力変換装置の制御システムであって、
    前記指令値に基づいて前記電圧制御と前記電流制御とを切り替える制御端切替器と、
    前記制御端切替器の指令に基づいて前記電圧制御と前記電流制御とを切り替える制御装置とを有し、
    前記制御端切替器は、直流電流指令値の零クロス点を挟んで所定のヒステリシスをもって前記電圧制御と前記電流制御とを切り替えること、を特徴とする電力変換装置の制御システム。
  2. 直流電流指令値に基づいてリミッタ値を変更することによって電圧制御または電流制御に切り替える電力変換装置の制御システムであって、
    前記直流電流指令値に基づいて前記リミッタ値を変更する制御端切替器と、
    前記リミッタ値に基づいて前記電圧制御と前記電流制御とを切り替える制御装置とを有し、
    前記制御端切替器は、直流電流指令値の零クロス点を挟んで所定のヒステリシスをもって前記電圧制御と前記電流制御とを切り替えること、を特徴とする電力変換装置の制御システム。
  3. 前記制御端切替器は、前記直流電流指令値が零クロスする場合に、零クロスしてから所定時間を計測し、所定時間が経過してから前記リミッタ値を変更して電圧制御端と電流制御端とを切り替えること、を特徴とする請求項2記載の電力変換装置の制御システム。
  4. 前記制御端切替器は、前記直流電流指令値が零クロスする場合に、零クロスしてから所定の閾値を超過してから前記リミッタ値を変更して電圧制御端と電流制御端とを切り替えること、を特徴とする請求項2または請求項3記載の電力変換装置の制御システム。
  5. 前記制御端切替器は、
    直流電流指令値が零クロスを通過することを検出する零クロス検出部と、
    直流電流指令値が零クロスを通過し、予め定めた閾値に達したことを判定する判定部と、
    直流電流指令値が零クロスを検出してから所定時間経過したことを計測する計時部と、
    直流電流指令値が閾値に達したことを判定部が検出した時、または、零クロスから所定時間を経過したことを計時部が検出した時にリミッタ値を変更するリミッタ値変更部と、
    を備えている請求項4に記載の電力変換装置の制御システム。
  6. 前記制御装置は、
    直流電流指令値から直流電流値を減算する減算器と、
    前記減算器が減算した値に基づいて、直流電流値を直流電流指令値に追随させるための操作電圧値を出力するゲイン回路と、
    前記制御端切替器から出力されたリミッタ値に対して、符号変換器として機能する第1の乗算器と、
    前記制御端切替器からのリミッタ値を上限値とし、前記第1の乗算器からの符号を変換されたリミッタ値を下限値として、前記ゲイン回路の出力である操作電圧値を入力し、操作電圧値が下限値以下である場合には下限値を、操作電圧値が上限値以上である場合には上限値を限度として、制限された操作電圧値を出力する第1のリミッタ回路と、
    を有する請求項5に記載の電力変換装置の制御システム。
  7. 前記制御装置は、直流電圧が定格値より大きくならないように直流電圧指令値を補正する直流電圧指令値の補正回路を有すること、を特徴とする請求項5に記載の電力変換装置の制御システム。
  8. 前記直流電圧指令値の補正回路は、
    直流電流を入力し、その負成分値を出力する第2のリミッタ回路と、
    前記第2のリミッタ回路の出力に直線線路の抵抗値を乗算する第2の乗算器と、
    前記第2の乗算器の出力を直流電圧指令値に加算して直流電圧指令値を補正する第1の加算器と、
    を有する請求項7に記載の電力変換装置の制御システム。
  9. 前記直流電圧指令値の補正回路は、
    前記制御端切替器からのリミッタ値を入力し、入力されたリミッタ値が電力変換装置を電流制御端として機能させる値であるか否かを判定する比較器と、
    前記比較器の判定結果に応じて、直流電圧指令値を補正するか否かを決定する請求項7に記載の電力変換装置の制御システム。
  10. 前記電力変換装置は、2レベル変換器、3レベル変換器、モジュラーマルチレベル変換器、または、デルタモジュラーマルチレベル変換器であること、を特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の電力変換装置の制御システム。
  11. 直流電流指令値に基づいて電圧制御または電流制御に切り替える電力変換装置の制御方法であって、
    前記直流指令値に基づいてリミッタ値を決定する工程と、
    前記リミッタ値に基づいて前記電圧制御と前記電流制御とを切り替える工程と、
    前記電圧制御と前記電流制御とを切り替える場合に、直流電流指令値の零クロス点を挟んで所定のヒステリシスをもって前記電圧制御と前記電流制御とを切り替える工程とを有すること、を特徴とする電力変換装置の制御方法。
JP2016022345A 2016-02-09 2016-02-09 電力変換装置の制御システムおよび制御方法 Active JP6818414B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016022345A JP6818414B2 (ja) 2016-02-09 2016-02-09 電力変換装置の制御システムおよび制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016022345A JP6818414B2 (ja) 2016-02-09 2016-02-09 電力変換装置の制御システムおよび制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017143618A true JP2017143618A (ja) 2017-08-17
JP6818414B2 JP6818414B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=59627960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016022345A Active JP6818414B2 (ja) 2016-02-09 2016-02-09 電力変換装置の制御システムおよび制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6818414B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019132435A1 (ko) * 2017-12-28 2019-07-04 효성중공업 주식회사 전력 계통주파수 변동 저감을 위한 모듈러 멀티레벨 컨버터의 출력레벨 제어방법
CN111641256A (zh) * 2019-03-01 2020-09-08 弗莱克斯有限公司 具有零电压/电流切换的自动ac馈电控制(afc)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04125031A (ja) * 1990-09-14 1992-04-24 Nissin Electric Co Ltd 無効電力補償装置の制御方式
JPH07336892A (ja) * 1994-06-01 1995-12-22 Hitachi Ltd 自励式直流送電設備の制御方法および制御装置
JPH0865896A (ja) * 1994-08-19 1996-03-08 Toshiba Corp 電力変換器制御システム
JPH09201076A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Toshiba Corp 直流連系周波数制御装置
US20100091528A1 (en) * 2007-03-15 2010-04-15 Abb Technology Ag Method and arrangement to reverse the power flow of a direct current power transmission system
JP2013031309A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Noritz Corp パワーコンディショナ
JP2015178376A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社イシダ 製袋包装機
JP2016013019A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 三菱電機株式会社 電力変換装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04125031A (ja) * 1990-09-14 1992-04-24 Nissin Electric Co Ltd 無効電力補償装置の制御方式
JPH07336892A (ja) * 1994-06-01 1995-12-22 Hitachi Ltd 自励式直流送電設備の制御方法および制御装置
JPH0865896A (ja) * 1994-08-19 1996-03-08 Toshiba Corp 電力変換器制御システム
JPH09201076A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Toshiba Corp 直流連系周波数制御装置
US20100091528A1 (en) * 2007-03-15 2010-04-15 Abb Technology Ag Method and arrangement to reverse the power flow of a direct current power transmission system
JP2013031309A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Noritz Corp パワーコンディショナ
JP2015178376A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社イシダ 製袋包装機
JP2016013019A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 三菱電機株式会社 電力変換装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
新井卓郎、中沢洋介、爪長正宏: "HVDC用高電圧・大容量マルチレベル変換器", 東芝レビュー, vol. 69巻4号, JPN6020045707, April 2014 (2014-04-01), pages 16 - 19, ISSN: 0004397371 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019132435A1 (ko) * 2017-12-28 2019-07-04 효성중공업 주식회사 전력 계통주파수 변동 저감을 위한 모듈러 멀티레벨 컨버터의 출력레벨 제어방법
US11575265B2 (en) 2017-12-28 2023-02-07 Hyosung Heavy Industries Method for controlling output level of modular multilevel converter for reducing power system frequency change
CN111641256A (zh) * 2019-03-01 2020-09-08 弗莱克斯有限公司 具有零电压/电流切换的自动ac馈电控制(afc)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6818414B2 (ja) 2021-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3509179B1 (en) Fault current limiting control and protection coordination method for converter operating in isolated state in flexible direct current power transmission system
JP6207730B2 (ja) 直流送電電力変換装置および直流送電電力変換方法
JP6448882B1 (ja) 電力変換装置
US9692307B2 (en) Power conversion apparatus
US8351233B2 (en) Closed-loop control method for an HVDC transfer installation having a DC voltage intermediate circuit and self-commutated converters
WO2018092303A1 (ja) 電力変換装置
JP2015192562A (ja) 電力変換装置
JP2015192543A (ja) 電力変換装置
US11128237B2 (en) Electrically coupling a first electrical supply network to a second electrical supply network
WO2016132970A1 (ja) 電力変換器の制御装置
CN111344939A (zh) 并联电源装置
JPWO2020217428A1 (ja) 制御装置
WO2017158891A1 (ja) 電力変換装置および電力システム
US10148091B2 (en) High voltage direct current power transmission series valve group control device
WO2017006400A1 (ja) 電力変換装置の制御装置
JP2017143619A (ja) 電力変換装置の制御装置
JP6930214B2 (ja) 電源装置
JP6354505B2 (ja) スイッチング電源装置
JP6818414B2 (ja) 電力変換装置の制御システムおよび制御方法
US9998029B2 (en) Inverter and inverter device
JP6647444B1 (ja) 制御装置
JP7328179B2 (ja) 電力変換装置
WO2018123066A1 (ja) 電力変換装置
JP6842812B2 (ja) 電力変換装置
JP6541155B2 (ja) 電力変換装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20171204

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20171204

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190903

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6818414

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150