JP2017218719A - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、快適な装着感を持続するマスクを提供することを目的とする。
【解決手段】マスク1は、着用者の口を少なくとも覆うマスク本体部3と、マスク本体部3に接続され、伸縮性を有する紐状に形成された第1及び第2耳掛け部5a,5bとを有し、第1及び第2耳掛け部5a,5bは、伸長した状態から伸長していない状態に戻ろうとする戻り力が0.016(N)よりも強く0.512(N)よりも弱いことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、着用者の顔に装着されるマスクに関する。
現在、花粉用マスクや衛生マスクなど、種々の形状のマスク(例えば、特許文献1)やこれらのマスクに用いられるマスクストラップ(例えば、特許文献2)が知られている。
マスクは、着用者の顔に長時間装着される場合があるため、快適な装着感が持続することが求められる。
特開2008−55035号公報 特開2005−139578号公報
本発明の目的は、快適な装着感を持続するマスクを提供することにある。
本発明の第1の態様によるマスクは、着用者の口を少なくとも覆うマスク本体部と、前記マスク本体部に接続され、伸縮性を有する紐状に形成された耳掛け部とを有し、前記耳掛け部は、伸長した状態から伸長していない状態に戻ろうとする戻り力が0.016(N)よりも強く0.512(N)よりも弱いことを特徴とする。
本発明の第2の態様によるマスクは、着用者の口を少なくとも覆うマスク本体部と、前記マスク本体部に接続され、伸縮性を有する紐状に形成された耳掛け部とを有し、前記耳掛け部の断面積は、0.07(cm)から0.196(cm)であることを特徴とする。
本発明の第3の態様によるマスクは、着用者の口を少なくとも覆うマスク本体部と、前記マスク本体部に接続され、伸縮性を有する紐状に形成された耳掛け部とを有し、前記耳掛け部は、糸状部材を編組して形成されており、前記耳掛け部における前記糸状部材の含有率は、3.87体積パーセント以上であって5.37体積パーセントよりも低いことを特徴とする。
本発明の第4の態様によるマスクは、着用者の口を少なくとも覆うマスク本体部と、前記マスク本体部の第1側端縁部及び前記第1側端縁部に対向する第2側端縁部にそれぞれ環状に接続され、糸状部材を編組して伸縮性を有する紐状に形成された耳掛け部と、前記第1側端縁部の中央部及び前記第2側端縁部の中央部のそれぞれに形成された切れ込み部と、前記第1側端縁部と前記第2側端縁部とに直交する上端縁部側に設けられ、上端縁部の一部を所定の形状で保持する保形部材とを有し、前記耳掛け部は、伸長した状態から伸長していない状態に戻ろうとする戻り力が0.016(N)よりも強く0.512(N)よりも弱く、前記耳掛け部の断面積は、0.07(cm)から0.196(cm)であり、前記耳掛け部における前記糸状部材の含有率は、3.87体積パーセント以上であって5.37体積パーセントよりも低いことを特徴とする。
本発明によれば、快適な装着感を持続することができる。
本発明の一実施形態によるマスク1の概略構成を示す正面図である。 本発明の一実施形態によるマスク1の断面を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態によるマスク1の使用状態を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態によるマスク1を説明する図であって、耳掛け部の戻り力の特性を示すグラフである。
本発明の一実施形態によるマスクについて図1から図4を用いて説明する。図1は、本実施形態によるマスク1の概略構成を示す正面図であって、マスク1を着用者が装着した際に外側に向けられる側から見た図である。図2は、図1に示す線分AAで切断したマスク1の断面を模式的に示す図である。図3は、マスク1の使用状態を模式的に示す図である。
図1に示すように、マスク1は、着用者の口を少なくとも覆うマスク本体部3を有している。マスク本体部3は長方形形状を有している。マスク本体部3の角部は曲線形状に形成されている。これにより、着用者がマスク1を装着した際に、マスク本体部3の角部が着用者の頬に触れても着用者に痛みや痒みなどの不快感を与えないようになっている。マスク本体部3は、着用者がマスク1を装着した際に着用者の左側に配置される第1側端縁部39aと、第1側端縁部39aに対向し着用者の右側に配置される第2側端縁部39bとを有している。マスク本体部3は、第1側端縁部39aと第2側端縁部39bとに直交する上端縁部39c及び下端縁部39dを有している。着用者がマスク1を装着した際に、上端縁部39cは着用者の鼻側に位置し、下端縁部39dは着用者の顎側に位置する。
マスク本体部3は、例えば熱可塑性合成樹脂で形成された複数の不織布を重ね合わせて形成されている。重ね合わされる複数の不織布は、第1側端縁部39a近傍の第1溶着領域31aと、第2側端縁部39b近傍の第2溶着領域31bと、上端縁部39c近傍の上側溶着領域31cと、下端縁部39d近傍の下側溶着領域31dとで互いに溶着されている。図1では、第1溶着領域31a、第2溶着領域31b、上側溶着領域31c及び下側溶着領域31dにおいて実際に溶着されている部位は、白色の四角枠で図示されている。
マスク1は、マスク本体部3が襞状に折り畳まれた襞型(プリーツ型)のマスクである。図1及び図2に示すように、マスク本体部3は、第1側端縁部39aと第2側端縁部39bとの間に亘って形成された複数の折り目によって段階的に折り畳まれている。マスク本体部3は、中央に設けられた中央襞部33と、中央襞部33の折り返し部331aと一部が対向して上端縁部39c側に設けられた第1上側襞部35aと、第1上側襞部35aの折り返し部35aと一部が対向して端部が上端縁部39cとなる第2上側襞部37aとを有している。また、マスク本体部3は、中央襞部33の折り返し部331bと一部が対向して下端縁部39d側に設けられた第1下側襞部35bと、第1下側襞部35bの折り返し部351bと一部が対向して端部が下端縁部39dとなる第2下側襞部37bとを有している。中央襞部33、第1及び第2上側襞部35a,37a並びに第1及び第2下側襞部35b,37bを用いて展開されるマスク本体部3の状態については後述する。
マスク1は、第1側端縁部39aの中央部及び第2側端縁部39bの中央部のそれぞれに形成された切れ込み部7a,7bを有している。切れ込み部7aは、第1側端縁部39aが中央襞部33に湾曲したV字形状に食い込んで形成されている。切れ込み部7bは、第2側端縁部39bが中央襞部33に湾曲したV字形状に食い込んで形成されている。切れ込み部7a,7bは、マスク本体部3を展開したときに、第1側端縁部39a及び第2側端縁部39bに曲げ応力がかかってマスク本体部3と着用者の顔面との間に隙間が形成されるのを防止する。すなわち、切れ込み部7a,7bは、この応力を逃がす応力逃げ部
として機能するようになっている。
マスク1は、上端縁部39c側に設けられ、上端縁部39cの一部を所定の形状で保持する保形部材9を有している。保形部材9は上側溶着領域31cに配置されている。保形部材9は、上側溶着領域31cにおいて複数の不織布を溶着する部位の間に挟まれて配置されている。これにより、保形部材9は、保形部材9の表面側及び裏面側に設けられた不織布によって挟まれるので、所定位置からほとんどずれずに上側溶着領域31cに配置される。図2に示すように、本実施形態では、保形部材9は、マスク本体部3の上端側を折り曲げて形成された空間部に配置されている。
図1に戻って、保形部材9は、薄板長方形状を有している。保形部材9は、可撓性の熱可塑性樹脂(例えばプラスチック)などで形成されている。保形部材9は、着用者が容易に曲げることができるようになっている。また、保形部材9は、一旦所定形状に変形すると、再び外力がかからない限りその所定形状を保持するようになっている。このため、着用者がマスク1を着用した後に保形部材9を鼻の形状に合わせて変形させると、保形部材9は、マスク本体部3の上端縁部39c及び上側溶着領域31cの一部を着用者の鼻の形状に合った状態で保持できる。これにより、保形部材9は、上端縁部39c及び上側溶着領域31cと着用者の顔面との間に隙間が生じるのを防止できる。
マスク1は、マスク本体部3の第1側端縁部39aに環状に接続された第1耳掛け部5aと、第2側端縁部39bに環状に接続された第2耳掛け部5bとを有している。第1耳掛け部5aの一端は、第1側端縁部39a及び上端縁部39cが交わる位置であってマスク本体部3の左上角部に接続されている。第1耳掛け部5aの他端は、第1側端縁部39a及び下端縁部39dが交わる位置であってマスク本体部3の左下角部に接続されている。第2耳掛け部5bの一端は、第1側端縁部39a及び上端縁部39cが交わる位置であってマスク本体部3の右上角部に接続されている。第2耳掛け部5bの他端は、第1側端縁部39a及び下端縁部39dが交わる位置であってマスク本体部3の右下角部に接続されている。第1耳掛け部5aの一端及び他端はマスク本体部3の裏面(着用者側の面)に溶着され、第2耳掛け部5bの一端及び他端はマスク本体部3の裏面に溶着されている。第1耳掛け部5aの一端が溶着部51aとなり、第1耳掛け部5aの他端が溶着部53aとなり、第2耳掛け部5bの一端が溶着部51bとなり、第2耳掛け部5bの他端が溶着部53bとなる。
第1耳掛け部5a及び第2耳掛け部5bはそれぞれ、糸状部材を編組して伸縮性を有する紐状に形成されている。第1耳掛け部5a及び第2耳掛け部5bはそれぞれ、糸状部材を編組して形成されたメッシュ構造の側壁を備えた筒形状を有している。第1耳掛け部5a及び第2耳掛け部5bはそれぞれ、例えばリリアン編み又は筒編みにより形成さている。第1耳掛け部5a及び第2耳掛け部5bを構成する糸状部材は、熱可塑性合成樹脂で形成されている。第1耳掛け部5a及び第2耳掛け部5bは、熱可塑性合成樹脂として例えばポリウレタン及びポリエステルが用いられている。第1耳掛け部5a及び第2耳掛け部5bは、糸状のポリウレタン及び糸状のポリエステルを交差して編むことによって形成されている。第1耳掛け部5a及び第2耳掛け部5bの種々の特性については後述する。
次に、本実施形態によるマスク1の使用態様について説明する。中央襞部33、第1及び第2上側襞部35a,37a並びに第1及び第2下側襞部35b,37bが折り畳まれた状態(図1に示す状態)のマスク1を、着用者が上端縁部39c及び下端縁部39dが互いに離れる方向にマスク本体部3を引っ張ると、図3に示すように、マスク本体部3は展開される。より具体的に、中央襞部33の折り返し部331aと、折り返し部331aに対向配置されていた第1上側襞部35aの一部とが中央襞部33の下方から引き出される。また、第1上側襞部35aの折り返し部351aと、折り返し部351aに対向配置
されていた第2上側襞部37aとが第1上側襞部35aの下方から引き出される。同様に、中央襞部33の折り返し部331bと、折り返し部331bに対向配置されていた第1下側襞部35bの一部とが中央襞部33の下方から引き出される。また、第1下側襞部35aの折り返し部351bと、折り返し部351bに対向配置されていた第2下側襞部37bとが第1下側襞部35bの下方から引き出される。
マスク本体部3の各襞部33,35a,35b,37a,37bは、第1溶着領域31aでは展開できない。このため、図3に示すように、マスク本体部3は、切り込み部7a及び切り込み部7b(図3では不図示)近傍を中心として扇のように展開される。これにより、耳掛け部5aを左耳に掛け、耳掛け部5bを右耳に掛けることにより、中央襞部33は、着用者の口元に配置され、第1及び第2上側襞部35a,37aが着用者の鼻側に配置され、第1及び第2下側襞部35b,37bが着用者の顎側に配置される。マスク本体部3は、扇のように展開しているため、着用者の鼻の頭から口元にかけてマスク本体部3の裏面側と着用者の顔面との間には空間が形成される。これにより、着用者は息苦しさを感じずに長時間マスク1を着用できる。
また、詳細は後述するが、第1及び第2耳掛け部5a,5bは、伸長した状態から伸長していない状態に戻ろうとする戻り力が所定の範囲となるように形成されている。このため、マスク1は、着用者がマスク1を長時間装着していても、着用者の耳に痛みや痒みなどの不快感を与えないようになっている。
また、着用者がマスク1を装着した後に保形部材9を鼻の形状に合わせて変形させることにより、保形部材9は、上端縁部39c及び上側溶着領域31cと着用者の顔面との間に隙間が生じるのを防止できる。さらに、切れ込み部7a,7bは、マスク本体部3が展開されたときに、第1側端縁部39a及び第2側端縁部39bに加わる応力を逃がしてマスク本体部3と着用者の顔面との間に隙間が形成されるのを防止する。このため、マスク1は、マスク1の装着中にマスク本体部3と着用者の顔面との間に形成される空間に埃などが進入するのを防止できる。これにより、マスク1は、着用者がマスク1を長時間装着していても不快感を与えないようになっている。
次に、本実施形態によるマスクに用いられる耳掛け部の種々の特性のうち、戻り力、断面積及び体積パーセント(以下、「体積%」と称する)について図1から図3を参照しつつ図4を用いて詳細に説明する。
ところで、一般にマスクの使用時では、耳掛け部はマスクを使用していない状態よりも引き延ばされた状態となる。耳掛け部は、弾性力を有しているため、引き延ばされると伸びていない状態に戻ろうとして戻り力が生じる。マスクを使用した場合、耳掛け部の戻り力に起因して耳掛け部と接する耳後部に耳掛け部から力が加わり、マスクの着用者は窮屈に感じたり、長時間のマスクの着用により痛みを感じたりして快適な装着感を得られない場合がある。一方、マスクの使用時に耳掛け部に戻り力が生じなかったり戻り力が極めて弱かったりすると、マスクが着用者の顔面から容易に外れてしまい、着用者は快適な装着感を得られない問題が生じる場合がある。そこで、本実施形態によるマスク1は、耳掛け部5a,5bの戻り力の最適化が図られている。
図4は、マスク1に用いられている耳掛け部5a,5bと同一の構成を有する耳掛け部のサンプルA及びサンプルBの戻り力の特性を示すグラフである。図4(a)は、サンプルA及びサンプルBの戻り力の全体の特性を示し、図4(b)は、図4(a)に示す戻り力の特性の伸長量が0(mm)から150(mm)までの範囲を拡大して示している。図4(a)及び図4(b)の横軸は、サンプルA,Bの伸びた長さである伸長量(mm)を示し、縦軸は戻り力(N)を示している。また、図4に示す特性は、サンプルA,Bの一端を固定し他端を一端から遠ざかる方向に一直線上で動かしたときのサンプルA,Bの伸長量に対する戻り力をプロットして得られている。サンプルA,Bの他端を動かしたとき
にサンプルA,Bの伸びる部位の初期値(伸びる前の長さ)は80(mm)である。
図4(a)に示すように、耳掛け部の戻り力は、伸長量が所定値まではほぼ線形に増加し、この所定値を超えると急激に増加する特性を有している。なお、サンプルAの戻り力が伸長量180(mm)程度で突然0(N)となり、サンプルBの戻り力が伸長量172(mm)程度で突然0(N)となっているのは、サンプルA,Bが破断したためである。また、サンプルA,Bの戻り力が伸長量140(mm)以上の領域で急激に低下する現象が現れるのは、サンプルA,Bに部分破断が生じたためと考えられる。
図4(b)に示すように、耳掛け部の戻り力の特性は、伸長量が約80(mm)に変極点を有している。耳掛け部の戻り力は、伸長量80(mm)までの増加量よりも伸長量80(mm)以上での増加量の方が大きくなる。このため、耳掛け部の伸びる部位の長さが80(mm)の場合には、マスクを装着することによって耳掛け部の伸長量が80(mm)よりも短い場合よりも80(mm)以上の場合の方が、耳掛け部の伸び率が同じであっても、着用者が耳に痛みを感じやすくなる。したがって、第1及び第2耳掛け部5a,5bの戻り力は、伸びる部位の長さが80(mm)換算で伸長量80(mm)よりも短い方が望ましい。
ここで、本願発明者は、耳掛け部の戻り力に対する着用者の痛みの主観評価を行った。図1に示すマスク1と同一形状のマスクの耳掛け部の長さを、市販されているマスクの耳掛け部と同等の長さとしたマスクサンプルCと、市販されているマスクの耳掛け部よりも短い長さとしたマスクサンプルDとを準備した。耳掛け部とマスク本体部との溶着部(例えば図1に示す溶着部51a,53a)を除くマスクサンプルCの耳掛け部の長さは145(mm)である。耳掛け部とマスク本体部との溶着部を除くマスクサンプルDの耳掛け部の長さは105(mm)である。また、マスクサンプルC及びマスクサンプルDのいずれも、装着前の耳掛け部の太さ(溶着部を除く)は直径5mmであり、装着前の耳掛け部の断面積は19.6(mm)である。
マスクサンプルC,Dをそれぞれ1時間装着した後に耳に痛みを感じるか否かを主観評価した。評価は、「痛みを感じない」(以下、「段階1」と称する)、「やや痛みを感じるが不快感はない」(以下、「段階2」と称する)及び「痛みを感じ不快感がある」(以下、「段階3」と称する)の3段階とし、段階1及び2は実使用上問題がない痛みのレベルであるが、段階3は実使用上問題がある痛みのレベルである。被験者は男性及び女性を任意に選択し、総計20人であった。
マスクサンプルCでは、段階1が17人、段階2が3人、段階3が0人という評価結果であった。マスクサンプルDでは、段階1が8人、段階2が7人、段階3が5人という評価結果であった。以上の結果より、マスクサンプルCは実使用上問題ないが、マスクサンプルDは実使用上問題があると考えられる。
そこで、マスクサンプルC,Dの使用時の耳掛け部の戻り力を図4に示す耳掛け部の戻り力の特性を用いて算出した。耳掛け部の伸びる部位の初期値によって伸長量に対する戻り力は異なる。このため、マスクサンプルC,Dに用いられた耳掛け部の伸びる部位の伸長量を図4に示す特性を取得したサンプルA,Bの伸びる部位の伸長量に換算する必要がある。サンプルA,Bの伸びる部位の初期値をL0とし、マスクサンプルC,Dに用いられた耳掛け部の伸びる部位の初期値をLxとし、マスクサンプルC,Dに用いられた耳掛け部の伸長量をΔLxとすると、伸長量ΔLxをサンプルA,Bの伸長量に換算した換算値ΔLは、以下の式(1)により求めることができる。
ΔL=(ΔLx×L0)/Lx ・・・(1)
サンプルA,Bの初期値L0は、80(mm)であり、マスクサンプルCに用いられた
耳掛け部の初期値Lxは、145(mm)であり、マスクサンプルDに用いられた耳掛け部の初期値Lxは、105(mm)である。また、マスクサンプルCに用いられた耳掛け部の伸長量ΔLxは、65(mm)であり、マスクサンプルDに用いられた耳掛け部の伸長量ΔLxは、105(mm)である。なお、マスクサンプルC,Dの耳掛け部の伸長量は、成人平均人頭模型(産業技術総合研究所製)を用いて測定した。
式(1)より、マスクサンプルCに用いられた耳掛け部の伸長量ΔLxの換算値ΔLは、35.9(mm)となり、マスクサンプルDに用いられた耳掛け部の伸長量ΔLxの換算値ΔLは、80.0(mm)となる。図4に示す戻り力の特性より、評価時のマスクサンプルCに用いられた耳掛け部の戻り力は、換算値ΔL=35.9(mm)に対応する0.208(N)となり、評価時のマスクサンプルDに用いられた耳掛け部の戻り力は、換算値ΔL=80(mm)に対応する0.512(N)となる。したがって、耳掛け部の戻り力は、0.512(N)よりも小さい値である必要がある。ここで得られた戻り力0.512(N)は、図4(b)に示す戻り力の特性の変極点における戻り力に近い値である。
上述のとおり、マスクの使用時に耳掛け部に戻り力が生じなかったり戻り力が極めて弱かったりすると、マスクが着用者の顔面から容易に外れてしまう。マスクの上端縁部と着用者の顔面との間の間隔が10(mm)となると実使用上問題が生じる。そこで、図1に示すマスク1と同一形状のマスクの耳掛け部の長さを市販されているマスクの耳掛け部よりも長くできるマスクサンプルEを準備した。マスクサンプルEを上記の成人平均人頭模型に装着してマスクの上端縁部と成人平均人頭模型との間に生じる間隔が10(mm)となるまで耳掛け部の長さを長くする実験を行った。その結果、耳掛け部の初期値Lxが186(mm)のマスクサンプルEを成人平均人頭模型に装着すると、マスクの上端縁部と成人平均人頭模型との間に生じる間隔が10(mm)となった。この装着時の耳掛け部の長さは190(mm)であり、伸長量ΔLxは4(mm)(=190−186)であった。
このため、式(1)より、マスクサンプルEに用いられた耳掛け部の伸長量ΔLxの換算値ΔLは、1.72(mm)となる。図4に示す戻り力の特性より、評価時のマスクサンプルEに用いられた耳掛け部の戻り力は、換算値ΔL=1.72(mm)に対応する0.016(N)となる。したがって、耳掛け部の戻り力は、0.016(N)よりも強くする必要がある。
以上の結果より、マスク1に溶着された第1及び第2耳掛け部5a,5bは、戻り力が0.016(N)よりも強く0.512(N)よりも弱い値となるように形成されている。
また、耳掛け部は、着用者の耳後部に接触するため、細すぎると接触面積が小さくなり着用者が痛みを感じやすくなり、太すぎると耳に引っ掛かりにくくなり耳から容易に外れてしまうという問題が生じる場合がある。そこで、本実施形態によるマスク1は、耳掛け部5a,5bの戻り力の他に断面積も最適化が図られている。この断面積は、線状部材が編まれた状態での断面積である。したがって、この断面積は、耳掛け部5a,5bの外形を測定(例えば断面形状が円形であれば直径を測定、四角形状ならば縦横の長さを測定)して算出される断面積である。このため、この断面積は、耳掛け部5a,5bの溶着部51a,53a,51b,53bでの断面積ではない。また、耳掛け部5a,5bを切断した切断部で線状部材が放射状に広がった状態の断面積でもない。
マスクサンプルCに用いられた耳掛け部は、使用していない状態の直径(溶着部を除く)が5(mm)であるため、断面積は0.196(cm)(19.6(mm))である。また、耳掛け部の戻り力が0.512(N)のときの直径(溶着部を除く)の測定値
は3(mm)であるため、断面積は0.07(cm)(7.0(mm))である。したがって、マスク1に溶着された第1及び第2耳掛け部5a,5bは、断面積が0.07(cm)から0.196(cm)以下となるように形成される。
上述のとおり、第1及び第2耳掛け部5a,5bは、糸状部材を編組して形成されたメッシュ構造の側壁を備えた筒形状を有している。このため、第1及び第2耳掛け部5a,5bは、糸状部材と、メッシュ構造部分の空気及び筒形状における中空部分の空気とで構成されている。したがって、第1及び第2耳掛け部5a,5bのように糸状部材と空気とで構成される耳掛け部は、全体積に対する糸状部材及び空気のそれぞれの体積の比率によって触感が異なる。糸状部材及び空気のこれらの比率は、マスクの装着感(耳掛け部に起因する痛みを感じるか否か)に影響する。そこで、本実施形態によるマスク1は、第1及び第2耳掛け部5a,5bの戻り力及び断面積の他に第1及び第2耳掛け部5a,5bにおける線状部材の含有率も最適化が図られている。
本実施形態における第1及び第2耳掛け部5a,5bは、線状部材としてポリウレタンの線材とポリエステルの線材とが用いられている。ここで、
第1線材の比重:SG1
第2線材の比重:SG2
全線状部材に対する第1線材の比率:P1
全線状部材に対する第2線材の比率:P2
耳掛け部の質量:M
耳掛け部の体積:V
耳掛け部の空気の体積:Vx
とすると、耳掛け部の空気の体積は、以下の式(2)で求めることができる。なお、空気の質量は無視する。
SG1×(V−Vx)×P1+SG2×(V−Vx)×P2=M
Vx={(SG1×P1+SG2×P1)V−M}/(SG1×P1+SG2×P2)
・・・(2)
サンプルA,Bを形成するポリウレタンの比重SG1は1.2であり、ポリエステルの比重SG2は1.38であり、ポリウレタンの比率P1は35%であり、ポリエステルの比率P2は65%であり、145(mm)の長さのサンプルA,Bの質量Mは0.145(g)である。伸びていない状態のサンプルA,Bの直径は5(mm)であるため、伸びていない状態のサンプルA,Bの空気の体積Vxは、式(2)より、2.74(cm)となる。したがって、サンプルA,Bの全体積に対する線状部材の体積%は、3.87(=(V−Vx)/Vx)となる。
また、マスクサンプルDに用いられた耳掛け部の戻り力が0.512(N)となるときの耳掛け部の長さは210(mm)であり、直径は3.0(mm)である。また、マスクサンプルDに用いられた耳掛け部は、伸びていない状態の長さが105(mm)である。また、マスクサンプルDに用いられた耳掛け部を構成する線状部材の材料や比率P1,P2は、サンプルA,Bと同様であり、マスクサンプルDに用いられた耳掛け部の質量は0.105(g)である。耳掛け部の質量は、長さの伸縮によらず一定であるため、マスクサンプルDに用いられた耳掛け部の戻り力が0.512(N)の状態での空気の体積Vxは、式(2)より、1.40(cm)となる。したがって、マスクサンプルDに用いられた耳掛け部の戻り力が0.512(N)の状態での全体積に対する線状部材の体積%は、5.37(=(V−Vx)/Vx)となる。
以上より、マスク1に溶着された第1及び第2耳掛け部5a,5bは、第1及び第2耳掛け部5a,5bにおける線状部材の含有率が3.87体積%以上であって5.37体積
%よりも低くなるように形成されている。第1及び第2耳掛け部5a,5bは、伸びていない状態から使用時の伸びた状態に亘って、全体積に対する線状部材の体積%を上記の範囲内に収まるように設定されているので、マスク1は、マスク1を長時間装着しても着用者が痛みを感じるのを防止できる。
次に、本実施形態によるマスク1の効果について説明する。上述の特性を有する第1及び第2耳掛け部5a,5bは、伸びていない状態での密度が0.05(g/cm)(=0.145/(π×0.25×0.25)となる。なお、この密度は、第1及び第2耳掛け部5a,5bが伸びていない状態での質量を同状態での体積で除算して算出した密度である。
ここで、比較サンプルとして市販されている5種類のマスク(以下、「比較サンプル」と称する)に設けられた耳掛け部が伸びていない状態での密度は、以下のとおりであった。
比較サンプル1:0.15(g/cm
比較サンプル2:0.12(g/cm
比較サンプル3:0.09(g/cm
比較サンプル4:0.08(g/cm
比較サンプル5:0.16(g/cm
空気の質量は無視できるため、密度が高くなると、耳掛け部に含まれる線状部材の含有量が大きくなる傾向にある。線状部材の形成材料にもよるが、マスクの耳掛け部として一般的に用いられている熱可塑性合成樹脂であれば、耳掛け部に含まれる線状部材の含有量が大きくなると、耳掛け部は硬くなる。このため、密度の高い耳掛け部を有するマスクを長時間装着した場合、着用者は痛みなどの不快感を得やすくなる。本実施形態における第1及び第2耳掛け部5a,5bは、戻り力、断面積及び体積%の少なくともいずれか1つを最適値に設定することにより、従来のマスクに用いられた耳掛け部と比較して上述の密度が低くなっている。これにより、マスク1は、着用者が長時間装着していても痛みなどの不快感を与え難くできる。
また、別の観点からマスク1の効果について説明する。マスクを装着している場合、着用者は、耳掛け部に接触する耳後部に耳掛け部から圧力を受ける。ここで、戻り力を接触面積で除算した値を接触圧力として定義する。接触面積は、上述の成人平均人頭模型の耳後部に耳掛け部の表面積の半分が接触する面積とする。マスクサンプルCでは、耳掛け部が成人平均人頭模型の耳後部に接触する長さが101(mm)であり、耳掛け部の直径が5(mm)であるため、接触面積は7.9(cm)となる。マスクサンプルCにおける戻り力は0.208(N)であるため、接触圧力は0.03(N/cm)となる。
上述の比較サンプル1から5について、マスクサンプルCと同様の手法によって戻り力を測定して算出された接触圧力は、以下のとおりであった。
比較サンプル1:0.07(N/cm
比較サンプル2:0.11(N/cm
比較サンプル3:0.08(N/cm
比較サンプル4:0.12(N/cm
比較サンプル5:0.08(N/cm
上述の接触圧力は、成人平均人頭模型を用いている点において、マスクの着用者が耳掛け部から受ける実際の値とは異なるものの、同じ条件の元に算出されたマスクサンプルC及び比較サンプル1から5の接触圧力を見ると、本実施形態によるマスク1と同様の構成を有するマスクサンプルCは、比較サンプル1から5と比較して接触圧力が最も低い値となっている。このように、本実施形態における第1及び第2耳掛け部5a,5bは、戻り力、断面積及び体積%の少なくともいずれか1つを最適値に設定することにより、従来の
マスクに用いられた耳掛け部と比較して上述の接触圧力が低くなっている。これにより、マスク1は、着用者が長時間装着していても痛みなどの不快感を与え難くできる。
本発明は、上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
上記実施形態によるマスクは、襞型のマスク本体部を有しているが、本発明はこれに限られない。マスクは、立体型のマスク本体部を有していても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施形態における耳掛け部は、円形状の断面を有しているが本発明はこれに限られない。例えば、耳掛け部は、四角形状の断面を有する平型形状であっても、戻り力、断面積及び体積%の少なくともいずれか1つが上記範囲に設定されていれば、上記実施形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施形態によるマスクは、保形部材9が設けられた領域のマスク本体部の裏面側に曇り止めパッドを有していてもよい。
上記の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
1 マスク
3 マスク本体部
5a 第1耳掛け部部
5b 第2耳掛け部
7a,7b 切り込み部
9 保形部材
31a 第1溶着領域
31b 第2溶着領域
31c 上側溶着領域
31d 下側溶着領域
33 中央襞部
35a 第1上側襞部
35b 第1下側襞部
37a 第2上側襞部
37b 第2下側襞部
39a 第1側端縁部
39b 第2側端縁部
39c 上端縁部
39d 下端縁部
51a,53a,51b,53b 溶着部
331a,331b,335a,335b 折り返し部

Claims (9)

  1. 着用者の口を少なくとも覆うマスク本体部と、
    前記マスク本体部に接続され、伸縮性を有する紐状に形成された耳掛け部と
    を有し、
    前記耳掛け部は、伸長した状態から伸長していない状態に戻ろうとする戻り力が0.016(N)よりも強く0.512(N)よりも弱いこと
    を特徴とするマスク。
  2. 着用者の口を少なくとも覆うマスク本体部と、
    前記マスク本体部に接続され、伸縮性を有する紐状に形成された耳掛け部と
    を有し、
    前記耳掛け部の断面積は、0.07(cm)から0.196(cm)であること
    を特徴とするマスク。
  3. 着用者の口を少なくとも覆うマスク本体部と、
    前記マスク本体部に接続され、伸縮性を有する紐状に形成された耳掛け部と
    を有し、
    前記耳掛け部は、糸状部材を編組して形成されており、
    前記耳掛け部における前記糸状部材の含有率は、3.87体積パーセント以上であって5.37体積パーセントよりも低いこと
    を特徴とするマスク。
  4. 前記耳掛け部は、伸長した状態から伸長していない状態に戻ろうとする戻り力が0.016(N)よりも強く0.512(N)よりも弱いこと
    を特徴とする請求項2又は3に記載のマスク。
  5. 前記耳掛け部の断面積は、0.07(cm)から0.196(cm)であること
    を特徴とする請求項1又は3に記載のマスク。
  6. 前記耳掛け部は、糸状部材を編組して形成されており、
    前記耳掛け部における前記糸状部材の含有率は、3.87体積パーセント以上であって5.37体積パーセントよりも低いこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のマスク。
  7. 前記耳掛け部は、前記糸状部材を編組して形成されたメッシュ構造の側壁を備えた筒形状を有すること
    を特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載のマスク。
  8. 前記糸状部材は、熱可塑性合成樹脂で形成されていること
    を特徴とする請求項1から7までのいずれか一項に記載のマスク。
  9. 着用者の口を少なくとも覆うマスク本体部と、
    前記マスク本体部の第1側端縁部及び前記第1側端縁部に対向する第2側端縁部にそれぞれ環状に接続され、糸状部材を編組して伸縮性を有する紐状に形成された耳掛け部と、
    前記第1側端縁部の中央部及び前記第2側端縁部の中央部のそれぞれに形成された切れ込み部と、
    前記第1側端縁部と前記第2側端縁部とに直交する上端縁部側に設けられ、上端縁部の一部を所定の形状で保持する保形部材と
    を有し、
    前記耳掛け部は、伸長した状態から伸長していない状態に戻ろうとする戻り力が0.016(N)よりも強く0.512(N)よりも弱く、
    前記耳掛け部の断面積は、0.07(cm)から0.196(cm)であり、
    前記耳掛け部における前記糸状部材の含有率は、3.87体積パーセント以上であって5.37体積パーセントよりも低いこと
    を特徴とするマスク。
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