JP2017002452A - フィット性を向上させるプリーツマスク - Google Patents

フィット性を向上させるプリーツマスク Download PDF

Info

Publication number
JP2017002452A
JP2017002452A JP2015131961A JP2015131961A JP2017002452A JP 2017002452 A JP2017002452 A JP 2017002452A JP 2015131961 A JP2015131961 A JP 2015131961A JP 2015131961 A JP2015131961 A JP 2015131961A JP 2017002452 A JP2017002452 A JP 2017002452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
pleat
pleats
mask body
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015131961A
Other languages
English (en)
Inventor
麗奈 岸上
Rena Kishigami
麗奈 岸上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Medical Industries Co Ltd
Original Assignee
Nissin Medical Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Medical Industries Co Ltd filed Critical Nissin Medical Industries Co Ltd
Priority to JP2015131961A priority Critical patent/JP2017002452A/ja
Publication of JP2017002452A publication Critical patent/JP2017002452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

【課題】 使用者の顔形状の違いや表情変化に対応できるようフィット性を向上させるとともに、マスク両側部のフィット性向上をより効率的に実現できるマスクを提供する。【解決手段】 横中心線と平行なプリーツを有するマスクにおいて、プリーツを固定する溶着ないし縫製がプリーツの折り目にかからないようにし、プリーツ両側の自由度を高め動きやすくすることで、使用者がマスクを装着した際に使用者の顔形状や表情変化に対応でき、よりフィットしやすいことを特徴とするマスクである。【選択図】図1

Description

本発明は、花粉・埃・病原菌等の吸引、防寒等の目的に使用されるマスクに関するものである。
近年、マスクの需要が高まり、市場にはフィット性や快適性を工夫した多数のマスクが販売されている。しかし、不織布製プリーツマスクでは、溶着によってプリーツの拡がりや各層の生地を固定することが一般的であり、前記溶着部が硬くなる、厚みが出る、プリーツが一体化しプリーツ単独の動きが制御されるといった影響で、マスクと顔の間に隙間が出来やすくなる。
例えば、プリーツマスクにはプリーツを立体的に拡げてマスク本体中央付近を前方へ突出させ口もとに空間を作る役目と、耳掛紐を耳に掛けマスク本体を顔面側へ引き寄せ保持する役目がある。しかし、プリーツ折り目を重なる他のプリーツと溶着した場合、それぞれのプリーツが一体化し、前方へ拡がる力より顔面方向へ引き寄せられる力が大きくなるため、プリーツ自らが拡がろうとする方向には広がりにくくなり、顔とマスクの間に隙間が出来やすくなる。
特許第5280943号に、マスク本体を下方に窄む形状にし、更にその形状と平行に溶着部を形成することでフィット性を高めるとした特許がある。両側部が平行なマスクに比べてフィットしやすくなっているが、それぞれのプリーツが一体となっている場合、使用者の顔形状や表情によって、隙間の出来方が大きく変わってくることが考えられる。
特許第5280943号
実用新案文献1
実用新案登録第3117500号
本発明は、使用者の顔形状の違いや表情変化に対応してフィット性を向上させるとともに、マスク両側部のフィット性向上をより効率的に実現できることを課題とする。
上記課題は、プリーツを固定する溶着ないし縫製を、プリーツの折り目にかからないようにし、プリーツ両側の自由度を高め動きやすくすることで、使用者がマスクを装着した際に使用者の顔形状や表情変化に対応でき、よりフィットしやすくするものである。
本マスクが装着される時、使用者はプリーツを拡げ、耳掛紐を耳に掛ける。耳掛紐が耳に掛けられるとマスク本体は後方への力が生じ、顔面にフィットする。同時に、プリーツを拡げると前方への力が生じプリーツは前方へ膨らもうとする。
この時、従来のマスクであればマスク本体両側部のプリーツ固定部はプリーツ折り目上を固定しているため、各プリーツの自由度が低く、マスク本体が、力の強い顔面側へ引き寄せられ、プリーツが前方へ膨らもうとする力が小さくなる為、プリーツの効果が効率的に発揮できないとともに、溶着によって硬くなったマスク本体両側部は顔に沿いにくく、後方への力とそれに反して前方へ膨らもうとする力によって顔面とマスク本体両側部の間に隙間が生じる。
しかし、本マスクでは、プリーツ折り目を溶着しないため、マスク両側部は比較的自由な状態にある。プリーツを拡げると、マスク本体両側プリーツ固定部の溶着された一つひとつの溶着点を支点として各プリーツはマスク本体中心付近が突出するのに伴って変形し、耳掛紐を耳に掛け、後方への力によってマスク本体が顔面側に引き寄せられても、動きが制御されにくく、後方への力に影響されることなくプリーツを立体的に形成し、さらには各プリーツの自由度が高いので表情の変化にも対応し、顔面にフィットしやすくなる。
本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施例の正面図を示す。図2は、図1のマスクを装着した時の右側面図である。図3は、図2のマスク本体220を模式的に示した図であり、26はプリーツ固定部を示す。図4は、図1のマスク本体220のプリーツ固定部の位置、大きさを変更した場合の右側面図の模式図である。図5、図6はプリーツの数、向きを変更した一例の右側面図であり、図7は請求項4に記載のマスクの正面図である。図8は、プリーツ固定部26とは別に、プリーツ押さえ部28を設けた一実施例の正面図である。尚、模式図の厚みは省略して描かれている。
図1に示すマスク200は、横中心線に平行なプリーツを有するマスク本体220と、それを顔面に保持するために耳に掛ける耳掛紐210から構成される。マスク本体220は、表側から見た時に4つの下向きプリーツ23があり、等脚台形の角に丸みをもたせて逆さにした形状をしている。ここでのプリーツの数や向き、マスク本体の形状は一例であり、限定されるものでなく、図5のようにプリーツが3つで、表側のプリーツが全て上向きの場合や、図6のように上向きプリーツと下向きプリーツが混在しているように、プリーツの向きの変更、数の増減、マスク本体が長方形、円形その他の形状でも可能である。
更に、右側部11a、左側部11bにはプリーツを固定する為の溶着(以下、プリーツ固定部26)が設けられている。プリーツ固定部26はマスク本体220の左右側部11a、11bに断続的な線で各1本ずつあり、マスク本体220下辺に垂直に並んでいても何ら問題はないが、ここでは一例として下方が狭くなるよう配置する。下方を狭くすることにより、あご付近でのマスク本体220の拡がりを抑制し、フィット性を更に向上させる効果がある。
断続的なプリーツ固定部26の溶着点の間隔は、図3に示すように、マスク本体220表側の下向きプリーツ折り目24と裏側の上向きプリーツ折り目22の2つの折り目で形成される1つのN字プリーツ25に対し、プリーツ折り目にかからないよう、折り目の中間付近で溶着されている。例えば上向きプリーツ折り目22と下向きプリーツ折り目24の距離が概ね10mmであれば、上向きプリーツ折り目22と下向きプリーツ折り目24から4mmの箇所に高さ2mmの溶着点を設けるのが良い。溶着の数は1つのN字プリーツに対し1つが最も望ましいが、その限りではない。
図4のように、マスク本体220表側の下向きプリーツ折り目24は固定せず、マスク本体220裏側の上向きプリーツ折り目22は固定しても良い。この場合、表側の下向きプリーツ折り目24から溶着点の距離が、5mm以上が望ましい。
前記プリーツ折り目は、マスクによっては、図5、図6のように表側に上向きプリーツ21、裏側に下向きプリーツ23となることもあるが、どちらにせよ表側のプリーツ1つと裏側のプリーツ1つによって構成される1つのN字プリーツに対する位置を示している。
図8に示すように、プリーツの拡がりを抑える為のプリーツ固定部26とは別に、マスクの拡がりすぎを部分的に抑制しフィット性を向上させる為のプリーツ押さえ部28を設ける場合、プリーツ押さえ部28の固定位置は、プリーツ固定部26と同様にプリーツの折り目を固定しないように配列するか、裏側のプリーツ折り目のみ固定する。
また、図7に示すように、プリーツ固定部26は2つの線ではなく、マスクを構成する生地を固定する溶着と一続きにし、マスクの内周を断続的な線で縁どるように環状にしても良い。
マスク本体220の鼻に当たる部分には、マスク本体220が鼻から頬の窪みにフィットしやすいように、ワイヤーもしくは形状記憶性のあるプラスチック製のノーズバー12が、マスク本体220を構成する生地の間に挟み込まれている。
マスクの横中心付近には、口元に空間を保持するために、横中心線と平行にプラスチック製の口もとバー13を挟み込んでも良いが、マスクの製造方法によっては該口もとバー13をプリーツ固定部26より内側の長さに設定することが不可能な場合がある。口もとバー13がプリーツ固定部26の外側にでると、口もとバーの切り口が顔に当たり危険なので、その場合、マスク本体の横中心付近に横中心線と並行に口もと溶着14を施し、厚み・硬さを持たせても良い。
本発明の一実施例を示した正面図 図1のマスクを使用者が装着した状態を示した右側面図 図1のマスク本体右側面図を模式的に示した図 請求項2に記載のマスクを示した右側面図 本発明の一実施例を示した右側面図 本発明の一実施例を示した右側面図 請求項4に記載のマスクを示した正面図 本発明の一実施例を示した正面図
10 耳掛紐固定部
11a 右側部
11b 左側部
12 ノーズバー
13 口もとバー
14 口もと溶着
20 プリーツ
21 上向プリーツ
22 上向プリーツ折り目
23 下向プリーツ
24 下向プリーツ折り目
25 N字プリーツ
26 プリーツ固定部
28 プリーツ押さえ部
100 使用者
200 マスク
210 耳掛紐
220 マスク本体

Claims (5)

  1. 横中心線に平行なプリーツを有するマスク本体と、マスク本体を顔に保持するための紐からなる衛生マスクにおいて、前記マスク本体両側部に、前記プリーツの拡がりを抑える為のプリーツ固定部があり、該プリーツ固定部が、プリーツの折り目を固定しないように配列されたことを特徴とするマスク。
  2. 横中心線に平行なプリーツを有するマスク本体と、マスク本体を顔に保持するための紐からなる衛生マスクにおいて、前記マスク本体両側部に、前記プリーツの拡がりを抑える為のプリーツ固定部があり、マスク本体表側の1つの折り目とマスク本体裏側の1つの折り目とで形成され、側面から見た際N字型をしている1つのN字プリーツに対し、該プリーツ固定部により、前記表側折り目は固定されず、前記裏側折り目のみ固定されていることを特徴とするマスク。
  3. 横中心線に平行なプリーツを有するマスク本体と、マスク本体を顔に保持するための紐からなる衛生マスクにおいて、前記プリーツの拡がりを抑える為のプリーツ固定部とは別に、フィット性を向上させる為に設けられたプリーツ押さえ部が、前記プリーツの折り目を固定しないように配列されたことを特徴とする請求項1ないし請求項2のマスク。
  4. 横中心線に平行なプリーツを有するマスク本体と、マスク本体を顔に保持するための紐からなる衛生マスクにおいて、前記プリーツの拡がりを抑える為のプリーツ固定部が、マスク内周に断続的な線で環状に設けられている、請求項1ないし請求項2のマスク。
  5. 横中心線に平行なプリーツを有するマスク本体と、マスク本体を顔に保持するための紐からなる衛生マスクにおいて、横中心付近に、横中心線と平行方向に溶着が施された請求項1から請求項4のいずれかに記載のマスク。
JP2015131961A 2015-06-12 2015-06-12 フィット性を向上させるプリーツマスク Pending JP2017002452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015131961A JP2017002452A (ja) 2015-06-12 2015-06-12 フィット性を向上させるプリーツマスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015131961A JP2017002452A (ja) 2015-06-12 2015-06-12 フィット性を向上させるプリーツマスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017002452A true JP2017002452A (ja) 2017-01-05

Family

ID=57751556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015131961A Pending JP2017002452A (ja) 2015-06-12 2015-06-12 フィット性を向上させるプリーツマスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017002452A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101918084B1 (ko) * 2017-11-24 2018-11-13 박상협 공기챔버 확보형 주름 마스크
KR20200141023A (ko) * 2018-04-13 2020-12-17 유니챰 가부시키가이샤 일회용 마스크
CN112806641A (zh) * 2021-02-09 2021-05-18 江苏盛纳凯尔医用科技有限公司 一种口罩
CN112806642A (zh) * 2021-02-09 2021-05-18 江苏盛纳凯尔医用科技有限公司 口罩
WO2021201221A1 (ja) * 2020-04-02 2021-10-07 興和株式会社 マスク
KR20220085663A (ko) * 2020-12-15 2022-06-22 김보성 외기유입방지형 마스크 및 외기유입방지형 마스크제조용 열융착드럼
CN115581866A (zh) * 2021-07-06 2023-01-10 医美博形象管理私人有限公司 面罩
WO2024060051A1 (zh) * 2022-09-21 2024-03-28 长沙邦创生物科技有限公司 一种全方位增强密合性的口罩

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233307A (ja) * 2008-03-03 2009-10-15 Sekisui Plastics Co Ltd 衛生マスク
WO2015080228A1 (ja) * 2013-11-29 2015-06-04 興和株式会社 マスク

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233307A (ja) * 2008-03-03 2009-10-15 Sekisui Plastics Co Ltd 衛生マスク
WO2015080228A1 (ja) * 2013-11-29 2015-06-04 興和株式会社 マスク

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101918084B1 (ko) * 2017-11-24 2018-11-13 박상협 공기챔버 확보형 주름 마스크
KR20200141023A (ko) * 2018-04-13 2020-12-17 유니챰 가부시키가이샤 일회용 마스크
KR102498457B1 (ko) * 2018-04-13 2023-02-09 유니챰 가부시키가이샤 일회용 마스크
WO2021201221A1 (ja) * 2020-04-02 2021-10-07 興和株式会社 マスク
KR20220085663A (ko) * 2020-12-15 2022-06-22 김보성 외기유입방지형 마스크 및 외기유입방지형 마스크제조용 열융착드럼
KR102600030B1 (ko) 2020-12-15 2023-11-08 주식회사 아클린 외기유입방지형 마스크제조용 열융착드럼
CN112806641A (zh) * 2021-02-09 2021-05-18 江苏盛纳凯尔医用科技有限公司 一种口罩
CN112806642A (zh) * 2021-02-09 2021-05-18 江苏盛纳凯尔医用科技有限公司 口罩
CN112806641B (zh) * 2021-02-09 2023-12-22 江苏盛纳凯尔医用科技有限公司 一种口罩
CN112806642B (zh) * 2021-02-09 2023-12-22 江苏盛纳凯尔医用科技有限公司 口罩
CN115581866A (zh) * 2021-07-06 2023-01-10 医美博形象管理私人有限公司 面罩
WO2024060051A1 (zh) * 2022-09-21 2024-03-28 长沙邦创生物科技有限公司 一种全方位增强密合性的口罩

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017002452A (ja) フィット性を向上させるプリーツマスク
JP3117500U (ja) マスク
KR101248351B1 (ko) 코 마스크
JP5937746B1 (ja) 使い捨てマスク
CN109770456B (zh) 口罩
JP2017014659A (ja) 使い捨てマスク
JP2007260110A (ja) マスク
JP2018162546A (ja) マスク
JP2007136243A (ja) マスク
JP2011194067A (ja) 漏れ防止部を備えたマスク
JP2020002510A (ja) マスク
JP2009233307A (ja) 衛生マスク
JP2012035006A (ja) マスク生産装置及びマスク生産方法
JP3157770U (ja) マスク
WO2021006122A1 (ja) マスク
WO2011052454A1 (ja) マスク
JP3200049U (ja) マスク
JP3156690U (ja) マスク
JP2018095981A (ja) マスク
JP2006314642A (ja) 立体型マスク
JP6788485B2 (ja) マスク
JP2020002511A (ja) マスク
JP3204650U (ja) マスク及びマスク装着補助具
JP3161944U (ja) マスク
JP2022058597A (ja) マスク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180607

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190312

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190917