JP2017216945A - コンバイン - Google Patents

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Keiichi Baba
馨一 馬場
達也 山根
Tatsuya Yamane
達也 山根
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Abstract

【課題】ラジエータ31とエアクリーナ26の前面を単一のサイドカバー23で覆うと共に、このサイドカバーを樹脂製にして、ラジエータとエアクリーナの整備性の向上を図りながら、サイドカバー23の軽量化と構成の簡素化を図ることができるコンバイン1を提供する。
【解決手段】サイドカバー23は、樹脂製となす枠体51に防塵体56、57と取付金具43、44とシール材59を装着すると共に、該枠体の外周縁に取っ手54を一体成型し、この取っ手に指を掛けて機体外方に引くとサイドカバーが開いて、ラジエータとエアクリーナの前面が露出するように構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、自脱型や汎用型のコンバインに係り、詳しくは、水冷式エンジンと、エンジンの冷却水を冷却するラジエータと、エンジンに清浄な空気を供給するエアクリーナを設けるコンバインの原動部構造に関する。
農業用の作業車輌であるコンバインは、機体フレームに水冷式エンジンを左右方向を向くように搭載し、このエンジンのクーリングファンの前方にラジエータを併設する。また、エンジンを取り囲むようにカバーフレームを立設し、カバーフレームの上部にエアクリーナを設ける。さらに、ラジエータとエアクリーナの前面となる、カバーフレームの機体外側面はサイドカバーで覆い、このサイドカバーには外気の吸気口を設け、この吸気口には塵埃が侵入しないように防塵体を設ける。
また、コンバインは、穀稈の刈取、脱穀、選別、及び排藁処理を行うので、刈取部から藁屑や塵埃が巻き上がり、さらに、脱穀部から排出された藁屑や塵埃が排塵風によって巻き上がり、この巻き上がった藁屑等が、クーリングファンの吸引作用によってサイドカバーに設けた防塵体に付着する。そして、藁屑等が防塵体の全面に付着すると、外気(冷却風)をクーリングファンで吸い込むことができなくなり、ラジエータによる冷却水の十分な冷却が行えず、場合によってはエンジンがオーバヒートする虞がある。
そこで、クーリングファンを周期的に吸気口から外気を吸い込む正転状態と、吸気口から吐き出す逆転状態に切り換え、それにより防塵体に付着した藁屑等を定期的に除去することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、一度、防塵体を通過した細かい塵埃がラジエータフィンにおいて目詰まりすると、クーリングファンを逆転させても塵埃を完全に取り除くことができず、その場合にはサイドカバーを開いて、電気掃除機でラジエータフィンに目詰まりした塵埃を吸い取るか、コンプレッサで圧縮空気を吹き付けて塵埃を取り除くことになる。
さらに、エアクリーナは、そのエレメントに塵埃が付着した汚れたままで使用すると、エンジンの内部損耗や出力低下を招くことになる。そこで、エアクリーナは、サイドカバーを開いて定期的にエレメントを取り出し、エレメントを軽く叩くか、コンプレッサでエレメントの内側よりエアを吹き付けて掃除を行う必要がある。
そのため、コンバインにおいては、ラジエータやエアクリーナを点検したりメンテナンスするために、これらの前面側を覆うサイドカバーを簡単に開閉できるようにしておく必要がある。そこで、この開閉自在になすサイドカバーについて更に考察すると、従来、ラジエータとエアクリーナの前面側を別のサイドカバーで覆い、それぞれのカバーを開閉してこれらのメンテナンスを行うものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
また、エンジンルーム内に冷却外気を取り入れる吸気口が形成された樹脂製の枠体に、塵埃の吸引を防止する防塵網を装着して側壁を構成すると共に、この側壁に前壁、後壁、天井壁、及び吸気ボックスを連結してエンジンカバーを構成し、また、このエンジンカバーの前後向きの軸心回りでの揺動で、エンジンやラジエータなどの周囲を開放するメンテナンス姿勢に切り換えることができるものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2014−45672号公報 特開2007−28971号公報 特開2002−225571号公報
前述のようにコンバインでは、特許文献1に記載されているようにクーリングファンを周期的に吸気口から外気を吸い込む正転状態と、吸気口から吐き出す逆転状態に切り換え、それにより防塵体に付着した藁屑等を除去することが行われているものの、ラジエータやエアクリーナに細かい藁屑や塵埃が付着し易い環境にあることに変わりはなく、定期的にラジエータやエアクリーナのメンテナンスを行うことが望ましい。
そして、ラジエータやエアクリーナのメンテナンスを行う場合、サイドカバー(エンジンカバー)を開閉する必要があるが、例えば、特許文献2に記載されたコンバインでは、ラジエータとエアクリーナの前面側を別々のサイドカバーで覆っているので、ラジエータとエアクリーナを同時に点検する場合、それぞれのエンジンカバーを別個に開閉しなければならないという煩わしさと共に、開閉時間を取られて整備性に劣るという問題がある。
また、このものではラジエータとエアクリーナに対してそれぞれカバーを設けるので、サイドカバーの製作コストが高くなり、組立工数や部品点数が増えて管理コストも増大する。さらに、サイドカバーは板金で製作するので、機体重量が増して走行負荷の増大によってエンジンの燃料消費量にも悪影響を及ぼす。
そこで、特許文献1に記載されているように、ラジエータの前面側を覆う防塵ケースの上部を上方に延長してエアクリーナの前面側を覆い、また、防塵ケースと共にエンジンボンネットを機体前後向きの開閉軸周りに揺動開放すると、ラジエータとエアクリーナの前面側を一時に露出させてメンテナンスを行うことができ、前述の特許文献2に対して優位性が伺える。
さらに、特許文献3に記載されているように、樹脂製の枠体に塵埃の吸引を防止する防塵網を装着して側壁を構成し、また、この側壁に前壁、後壁、天井壁、及び吸気ボックスを連結し、これらを機体前後向きの軸心回りに揺動させて、エンジンやラジエータなどの周囲を開放すると、エンジンやラジエータを露出させてメンテナンスを行うことができ、特にこのものでは、枠体を樹脂製にすることにより、エンジンカバーの軽量化や構成の簡素化において特許文献2より優位性が伺える。
一方、特許文献2に記載されているように、大型コンバインではエンジンを取り囲むカバーフレームやステップを構成する運転フレーム上にキャビンを設け、このキャビンは運転席を含む運転操作部を覆う。そして、このようなキャビンを設けるコンバインでは、特許文献1又は特許文献3に記載されているように、エンジンの周囲を覆うエンジンカバーの全てをメンテナンスのために一体的に揺動開閉しようとしても、キャビンが邪魔してそのような構成を採用することが困難なため、ラジエータとエアクリーナの前面側に設けるサイドカバーのみを開閉できるようにしている。
そこで、本発明は、上記のような問題点に鑑み、ラジエータやエアクリーナの前面側を防塵体を備える開閉自在なサイドカバーで覆うにあたり、ラジエータとエアクリーナの前面を単一のサイドカバーで覆うと共に、このサイドカバーを樹脂製に構成して、ラジエータとエアクリーナの整備性の向上を図りながら、サイドカバーの軽量化と構成の簡素化を図ることができるコンバインを提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため第1に、機体フレームに水冷式エンジンとラジエータを左右方向に併設すると共に、このエンジンを取り囲むように立設するカバーフレームの上部にエアクリーナを取り付け、これらラジエータとエアクリーナの前面となるカバーフレームの機体外側側を、防塵体を備えるサイドカバーで覆ってなるコンバインにおいて、前記サイドカバーは、樹脂製となす枠体に防塵体と取付金具とシール材を装着すると共に、該枠体の外周縁に取っ手を一体成型し、この取っ手に指を掛けて機体外方に引くとサイドカバーが開いて、ラジエータとエアクリーナの前面が露出するように構成する。
本発明は、第2に、前記取っ手は、サイドカバーが閉じている際に、枠体の外周縁の一部をカバーフレームの装着面から外側方に離間させて、両者の間に指の入る空間を形成して構成することを特徴とする。
本発明は、第3に、前記取っ手は、枠体の外周縁の一部を枠体の中央側に向けて窪ませ、取っ手の存在箇所を周囲に明らかにするように構成することを特徴とする。
本発明は、第4に、前記取付金具は、枠体の左右方向の一側上下に設けるヒンジピンと、他側の上下略中間位置に設ける挟持具で構成すると共に、前記取っ手は、該挟持具に隣接する枠体の他側外周縁に一体成型することを特徴とする。
本発明は、第5に、前記シール材は、枠体の外周縁に基部を嵌合して装着し、サイドカバーが閉じている際にカバーフレームの装着面に接当して、サイドカバーとカバーフレームの装着面との間の隙間を塞ぐように構成することを特徴とする。
本発明は、第6に、前記枠体に設ける取っ手の内側に第2の外周縁を一体成型し、取っ手を設ける箇所にあってはシール材を枠体の外周縁から第2の外周縁に装着して、サイドカバーとカバーフレームの装着面との間の隙間を枠体の全周に亘って塞ぐように構成することを特徴とする。
本発明は、第7に、前記枠体内に仕切り体を設けると共に、該仕切り体の内方側先端縁にシール材の基部を嵌合して、該仕切り体とシール材によってラジエータとエアクリーナに夫々臨む別個の通風空間を形成することを特徴とする。
本発明は、第8に、前記枠体内に数個のガイドを一体成型し、該ガイドに別体となした仕切り体を嵌合して、枠体内に仕切り体を設けることを特徴とする。
本発明のコンバインによれば、ラジエータとエアクリーナの前面となるカバーフレームの機体外側側を覆うサイドカバーは、樹脂製となす枠体に防塵体と取付金具とシール材を装着すると共に、該枠体の外周縁に取っ手を一体成型し、この取っ手に指を掛けて機体外方に引くとサイドカバーが開いて、ラジエータとエアクリーナの前面が露出するように構成するから、単一のサイドカバーの開閉でラジエータとエアクリーナの前面を一時に露出させて、これらのメンテナンスを行うことができるため、整備性の向上を図ることができる。
また、サイドカバーをそれぞれ別個に設けるものより安価にサイドカバーを製作することができ、さらに、サイドカバーの枠体は樹脂製となすから、鉄板で枠体を製作するものより軽量化することができ、三次元的に複雑に湾曲する意匠性に優れた枠体を製作することも容易になり、サイドカバーの外観を向上させることができる。
しかも、枠体の外周縁に取っ手を一体成型し、この取っ手に指を掛けて機体外方に引くとサイドカバーが開いて、ラジエータとエアクリーナの前面が露出するように構成するから、サイドカバーを開くための取っ手を別に設けて枠体に取り付ける必要がなく、取っ手の取付工数を不要にして、部品点数も少なく安価にサイドカバーを製作することができる。
また、取っ手は、サイドカバーが閉じている際に、枠体の外周縁の一部をカバーフレームの装着面から外側方に離間させて、両者の間に指の入る空間を形成して構成すると、取っ手を枠体の外周縁を利用して、殊更、枠体の外側面から突出させることなく、簡単に設けることができると共に、取っ手を構成する外周縁とカバーフレームの装着面との間に設ける空間に親指を除く4指を差し入れて、そのまま4指が掛かる外周縁を機体外方に向けて引けば、サイドカバーを確実に開くことができる。
さらに、取っ手は、枠体の外周縁の一部を枠体の中央側に向けて窪ませ、取っ手の存在箇所を周囲に明らかにするように構成すると、枠体の外周縁の内、枠体の中央側に向けて窪んでいる箇所が取っ手であることが一目瞭然に判り、取っ手に指を掛けてサイドカバーを迅速に開くことができる。
また、取付金具は、枠体の左右方向の一側上下に設けるヒンジピンと、他側の上下略中間位置に設ける挟持具で構成すると共に、前記取っ手は、該挟持具に隣接する枠体の他側外周縁に一体成型すると、取っ手に指を掛けてサイドカバーを開く際に、取っ手に加える操作力が隣接する挟持具に直に伝わり、その相手側との係合を難なく解除することができるから、サイドカバーを歪ませて損傷させることなく、容易にサイドカバーを開くことができる。
そのうえ、シール材は、枠体の外周縁に基部を嵌合して装着し、サイドカバーが閉じている際にカバーフレームの装着面に接当して、サイドカバーとカバーフレームの装着面との間の隙間を塞ぐように構成すると、枠体の外周縁にシール材の基部を嵌合するだけでシール材を強固に装着することができ、装着したシール材は、サイドカバーとカバーフレームの装着面との間の隙間を塞ぐから、両者の隙間から塵埃が不測に侵入することを防止することができる。なお、シール材の装着箇所が枠体の外周縁であることをもって、シール材の取付位置を簡単に画一化することができる。
また、枠体に設ける取っ手の内側に第2の外周縁を一体成型し、取っ手を設ける箇所にあってはシール材を枠体の外周縁から第2の外周縁に装着して、サイドカバーとカバーフレームの装着面との間の隙間を枠体の全周に亘って塞ぐように構成すると、枠体の外周縁の全周に亘ってもれなくシール材を取り付けることができ、枠体の外周縁の一部をカバーフレームの装着面から外側方に離間させて、両者の間に指の入る空間を形成して取っ手を構成しても、この空間を通って塵埃が不測に侵入することを防止できる。
そして、枠体内に仕切り体を設けると共に、該仕切り体の内方側先端縁にシール材の基部を嵌合して、該仕切り体とシール材によってラジエータとエアクリーナに夫々臨む別個の通風空間を形成すると、仕切り体によってラジエータ側とエアクリーナ側に区分けでき、ラジエータ側に入り込んだ細かい塵埃がエアクリーナ室に侵入することを防止することができる。
そのため、エアクリーナのメンテナンス時に塵埃が舞ったり、エアクリーナ室に設ける、例えばエンジンECU等の電装品が故障したり、エアクリーナ室から運転室内に塵埃が侵入することを防止することができる。また、仕切り体は枠体のリブとしての役割も果たし、樹脂製の枠体の剛性をアップする。
また、枠体内に数個のガイドを一体成型し、該ガイドに別体となした仕切り体を嵌合して、枠体内に仕切り体を設けると、枠体内に高さの高い仕切り体を一体成型する際に生じやすいヒケによる枠体表面の窪みの発生を防止して、サイドカバーの外観品質を良好に保つことができる。しかも、別体となした仕切り体を枠体に装着するにあたり、枠体内に一体成型する数個のガイドに仕切り体を嵌合すれば、仕切り体を画一的に取り付けることができ、サイドカバーの製作コストを全体に低く抑えることができる。
コンバインの斜視図である。 コンバインの側面図である。 キャビンのドアを開いた状態を示すコンバインの側面図である。 原動部の正面図である。 サイドカバーの取り付け状態を示す斜視図である。 サイドカバーを開いた状態を示す斜視図である。 枠体を裏面側から見た斜視図である。 取っ手と仕切り体を示す同上斜視図である。 取っ手の詳細を示す同上斜視図である。 枠体に防塵体等を取り付けた状態を示す同上斜視図である。 第2の外周縁にシール材を取り付けた状態を示す参考図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図3に示すように刈取り・脱穀・籾の選別・藁処理を同時に行うコンバイン1は、複胴下扱ぎ軸流式の脱穀部を備える乗用6条刈りの自脱型コンバインであって、コンバイン1は左右のクローラ式走行装置2を下部に備えた機体フレーム3の機体進行方向右側前部に運転操作部Aを設け、運転操作部Aはキャビン4で覆っている。
また、機体フレーム3の左側前部から運転操作部Aの前方にかけて刈取部Bを図示しない油圧シリンダによって昇降自在に設ける。さらに、前記刈取部Bの後方には脱穀部Cを設けると共に、脱穀部Cの右側にはグレンタンクから構成する収穀部Dを設ける。そして、前記脱穀部Cと収穀部Dの後方にはカッターによって構成する排藁処理装置Eを設ける。
前記刈取部Bは、その前端下部に設けた分草板5とナローガイド6によって、圃場の立毛穀稈を刈取穀稈と未刈取穀稈とに区分けし、左右の分草板5の間に入った刈取穀稈を引起装置7の爪によって引起し、その後、掻込み装置8で掻込みながら穀稈の株元を刈刃によって切断する。さらに、掻込み装置8によって後方に掻込んだ2条分毎の穀稈を、揚上搬送装置を構成する左右及び中央の掻込み搬送チェン及び穂先搬送チェンによって合流させ、また、合流させた穀稈を扱深さ搬送チェンによって扱深さを調節しながら、穂先・株元搬送チェンによって脱穀部Cに搬送する。
また、前記脱穀部Cは、前後壁と左右の側壁と底板と上方を覆うシリンダーカバー9等からなる機枠の上部に扱室を形成し、該扱室には、刈取部Bから搬送されてきた穀稈を扱口に沿って挟持搬送する脱穀フイードチェン10及びシリンダカバー9に設けた挟持レール11と、周囲に多数植設された扱歯を備える第1扱胴と、受網とを設ける。また、扱室内で脱粒処理しきれなかった穀粒の混ざった藁屑等を処理する処理室を、第1扱胴の後端穂先側より機体の後方に向かい並列して設け、この処理室には、第2扱胴と受網を設ける。さらに、第1及び第2扱胴の下方には、受網より漏下した穀粒等を選別処理する揺動選別体及び選別風路等よりなる選別室を設ける。
そして、前記脱穀部Cで脱穀・選別処理された穀粒は、収穀部Dを構成するグレンタンク12に移送し、このグレンタンク12は穀粒を一時的に貯留し、その後、排出オーガ13により機外のコンテナ等に排出する。なお、脱穀部Cで発生する藁屑及び塵埃等の排塵は、選別室に設けた排塵ファンで吸引し、その排塵口より脱穀部Cの後方に排出する。また、脱穀処理を完了して扱室より排出される排稈は、排藁搬送装置によって排藁処理装置Eに向けて搬送し、さらに、排藁処理装置Eを構成するディスク型カッター(排藁カッター)14は、排藁搬送装置で搬送されてきた排稈を細断して刈取跡地に切藁として放出する。
次に、走行装置2、刈取部B、脱穀部C、収穀部D、及び排藁処理装置E等を駆動する原動部Fについて説明すると、原動部Fは、運転操作部Aを構成する運転席下方のエンジンルーム15内に設ける。即ち、図4及び図5に示すように機体フレーム3上に立方体状に枠組みしたカバーフレーム16を立設し、このカバーフレーム16に下方と左方を除いてエンジンカバーを取付け、カバーフレーム16の内部に立形水冷4サイクルコモンレール式ディーゼルエンジン(水冷式エンジン)17を収容する。
ここで、前記エンジンカバーは、エンジン17の前方側を覆う前カバー18、運転席を取付けるシートカバー19、エンジンルーム15の上方に設けるエアクリーナ室20を構成するカバー21(前カバー21a、上面カバー21b、後カバー21c、左カバー21d、底面カバー21e)、エンジン17の後方側を覆う後カバー22、及びカバーフレーム16の右側側方を覆い後部を支点に開閉自在に取付けた後述するサイドカバー23等で構成する。
また、前記エンジン17は、そのクランク軸が機体フレーム3の左右方向を向き、コンバイン1の各部を駆動する出力プーリ24が機体フレーム3の中央側に、また、クーリングファン25が機体フレーム3の右側を向くように、防振ゴムを介して機体フレーム3に搭載する。そして、エンジン17の上方にはエアクリーナ26を設け、このエアクリーナ26は、前記エアクリーナ室20に取り付けて収容する。さらに、エアクリーナ26は浄化ボックス27とプレクリーナ28を備え、プレクリーナ28はキャビン4とグレンタンク12との間の空間を遮蔽するカバー30に、その本体27と吸気パイプ29を取り付ける。
従って、エアクリーナ26は、コンバインの上部に設けたプレクリーナ28と浄化ボックス27によって予備浄化された空気を取り込み、エアクリーナ26の円筒ケースに収容するエレメントによって塵埃を濾過して、清浄な空気をエンジン17に供給する。なお、エアクリーナ26をメンテナンスする場合は、エアクリーナカバー26aのフックを外し、エレメントを取り出して、軽く叩くか、コンプレッサでエレメントの内側よりエアを吹き付けて掃除する。
一方、エンジン17のクーリングファン25の前方にはラジエータ31を設ける。このラジエータ31は、カバーフレーム16とサイドカバー23との間で機体フレーム3から立設したラジエータブラケット32に、その上下左右をグロメットを介して取付ける。また、ラジエータ31の背面にはファンシュラウド33を設け、クーリングファン25によって吸い込まれた空気は、ラジエータ31のフィンの間を通過する間にエンジン17の冷却水を冷やし、更にエンジン17本体を排風によって冷却する。
また、ラジエータ31の前面側には、オイルクーラ34とインタークーラ35を設け、オイルクーラ34とインタークーラ35もラジエータ31と同様にクーリングファン25によって吸い込まれた空気によって各媒体を冷やすことができる。なお、エンジン17のクーリングファン25は、エアクリーナ室20に備える図示しない電動モータによって切り換える正転プーリと逆転プーリによって、エンジン17の出力軸に取付けた駆動プーリの回転を正逆に切り換えて駆動する正逆転機構を備える。
そのため、クーリングファン25は、図示しない電子制御装置によって、例えば、3分間に7秒間だけ逆転駆動され、この間、後述するサイドカバー23の吸気口に設けた防塵体に付着した藁屑等を外方に吹き飛ばして除去する。また、エンジン17後方の機体フレーム3には、エンジン17に排気管を介して接続するDPFマフラを設け、さらに、機体フレーム3の後部には、燃料タンクや燃料フィルタ等を設ける。
次に、前述したカバーフレーム16の右側側方を覆い、後部を支点に開閉自在に取付けるサイドカバー23について詳述すると、図5及び図6に示すように、カバーフレーム16の機体外側側の周囲には、カバーフレーム16を機体外側に延長するように数個のカバー36、37、38、39を取り付ける。また、このカバーの内、前部のカバー36と上部のカバー37の外側面に亘ってブラケット40を取り付け、前部のカバー36の下部にブラケット41を取り付ける。さらに、上部のカバー37と後部カバー38に上下方向の管42aを備える支持体42、42を取り付ける。
一方、サイドカバー23の後部には取付金具を構成するヒンジピン43、43を上下方向となるように取り付け、このヒンジピン43、43は支持体42の管42aに回動自在に嵌挿し、以って、サイドカバー23は、後部のヒンジピン43を中心にして、前部側が機体外方に開くように支持する。また、サイドカバー23の前部側の裏面には、取付金具を構成する挟持具44を設ける。この挟持具44は、弾性材を略々コ字状に折曲して開口側に圧着片を備えるキャッチで構成し、サイドカバー23の裏面にプレートを45を介して前後方向となるようにネジ46によつて取り付ける。
そして、この挟持具44に対向して、前記ブラケット40の下部には前後方向となる丸棒からなる受止ピン47が固着してあり、サイドカバー23を機体内方側に閉じると、挟持具44はその圧着片が左右に開きながら受止ピン47を受け入れ、サイドカバー23を閉じた状態に保持する。なお、コンバイン1の高速走行中の振動等によって、受止ピン47から挟持具44が離脱してサイドカバー23が不測に開く虞がある。
そこで、前記ブラケット40の上部とブラケット41には機体外方側に向かうボルト48、48を固着し、一方、サイドカバー23の前部側上下に貫通孔49、49を設け、サイドカバー23を閉じた際に、各ボルト48の先端が貫通孔49を通ってサイドカバー23の表面に臨ませる。そして、サイドカバー23の表面から突出した各ボルト48先端にノブ付きナット50を装着し、これによりサイドカバー23を挟持具44と共に閉じ状態を維持するように確実に取り付ける。
また、このように開閉自在に設けるサイドカバー23は、所定の奥行を備え内部に所定の空間を持つ、正面視で略々長方形状(正確には前部側上部を斜めに切り欠く略5角形)の外形をもつ枠体を主体に構成する。そして、この枠体51は、樹脂製として射出成型等によって一体成型する。
詳述すると、枠体51は図5及び図7乃至図9に示すように、ラジエータ31の前面に臨む吸気口52と、エアクリーナ室20の外側面(エアクリーナ26の前面)に臨む通風口53を上下に備える。また、枠体51の外周縁51aと吸気口52及び通風口53の内周縁51b、51cを裏面側に突出させて所定の奥行を構成する。なお、枠体51の表面側は、通風口53を形成する上半部より吸気口52を形成する下半部の方が機体外側方に張り出すように膨出させて成型しているため、下半部より上半部は奥行が狭いものとなっている。
また、枠体51は表面側を湾曲する滑らかな曲面になし、サイドカバー23の外観を綺麗に仕上げているが、裏面側には機体の内方側に向かうリブ51dを多数突出させて、枠体51の剛性を高めている。なお、枠体51には、前述した貫通孔49を成型すると共に、取付金具を構成するヒンジピン43の取付座51eと、挟持具44の取付座51fを一体成型する他、吸気口52及び通風口53の内周縁51b、51cの周囲に、防塵体の取付座51gを多数一体成型する。
さらに、枠体51は、その外周縁51aの一部にサイドカバー23を開く際の取っ手54を一体成型する。すなわち、取っ手54は、挟持具44の取付座51fに隣接し、枠体51の前部側上部に設ける斜面の下端側に位置する外周縁51aの一部を、枠体51の中央側に向けて所定の長さL(親指を除く4指が余裕をもって入る長さ)に亘って窪ませると共に、他の外周縁51aの先端よりその部分の先端Fが所定長さSだけ機体外側方に向けて後退するように低く突出させて成型する。
さらに、枠体51は、前記取っ手54より所定の間隙を持って枠体51の内側(奥側)に第2の外周縁51hを、取っ手54を除く外周縁51aに連なるように一体成型する。また、吸気口52と通風口53の間に位置する枠体51の裏面側に、数個のスリットを有するガイド51iを一体成型し、このガイド51iのスリットに所定の幅を有する仕切り体55を前後方向となるように嵌合し、適宜接着材によって枠体51と仕切り体55を固着する。
そして、以上のように構成する枠体51は、図10及び図11に示すように、その裏面側に防塵体と取付金具とシール材を装着して最終的にサイドカバー23を構成する。すなわち、防塵体は多数の小孔を設けたパンチングメタル等の多孔板で構成し、枠体51の吸気口52と通風口53を塞ぐように2つの防塵体56、57を用意する。そして、防塵体56、57をそれぞれ吸気口52と通風口53に臨ませ、枠体51の取付座51gに防塵体56、57をスピードナット等の止め輪58で固定する。
また、取付金具を構成するヒンジピン43と挟持具44は、前述した通り枠体51の前後方向の一側と他側に振り分けて取り付ける。さらに、枠体51の外周縁51aと仕切り体55の先端には、ウエザーストリップ等で構成するシール材59の基部を嵌合して装着する。なお、前述した取っ手54を設ける部位においては、シール材59の基部を外周縁51aから第2の外周縁51hに連なるように装着する。
次に、樹脂製となす枠体51に防塵体56、57と取付金具43、44とシール材59を装着し、カバーフレーム16の装着面(カバー36、37、38、39)に取り付けたサイドカバー23の開閉方法について説明すると、ラジエータ31やエアクリーナ26をメンテナンスする場合、エンジン17を停止した状態で先ず、サイドカバー23の前部よりの上下に設けるノブ付きナット50を取り外す。そして、取っ手54に指を掛けて機体外方に引くとサイドカバー23が開いて、ラジエータ31とエアクリーナ26の前面が露出する。
この際、枠体51に設ける取っ手54は、枠体51の外周縁51aの一部を枠体51の中央側に向けて所定の長さLに亘って窪ませ、取っ手54の存在箇所を周囲に明らかにするように構成するから、枠体51の外周縁51aの内、枠体51の中央側に向けて窪んでいる箇所が取っ手54であることが作業者から一目瞭然に判る。
また、取っ手54は、カバーフレーム16の装着面(カバー36の外側面)から外側方に、枠体51の外周縁51aの先端より後退させる長さSにシール材59の厚さをプラスした長さに相当分、離間させて、両者の間に指の入る空間を形成するから、この空間に親指を除く4指を差し入れて、そのまま4指を外周縁Fに掛けて機体外方に向けて引けば、サイドカバー23を確実に開くことができる。
さらに、取っ手54は、サイドカバー23の後部回動支点43から離れた挟持具44に隣接する枠体51の外周縁51aに設けるから、サイドカバー23を開く際に、取っ手54に加える操作力が隣接する挟持具44に直に伝わり、その相手側の受止ピン47との係合を難なく解除することができ、例えば、挟持具44から離れた位置に取っ手54を設ける場合のように、係合を解除するためにサイドカバー23を無理に歪ませて損傷させる等無くして、容易にサイドカバー23を開くことができる。
なお、挟持具44と受止ピン47は、ともに機体の前後方向(水平方向)を向くように取り付け、サイドカバー23の後部回動支点43に対して直交させるから、両者が係合・離脱する際に挟持具44の圧着片が左右に均等に開きながら受止ピン47を受け入れ、また受止ピン47から離脱する。従って、回動支点43に対して直交しない向きにこれらを取り付け、挟持具44に無用な力を作用させて早期に損傷させたり、徒にサイドカバー23の開閉操作力を増加させることがない。
また、サイドカバー23を閉じた際には、シール材59はカバーフレーム16の装着面(カバー36、37、38、39、ブラケット40の外側面)に接当して両者の間の隙間を塞ぐから、この隙間から塵埃が不測に侵入することを防止することができる。なお、シール材59の装着箇所が枠体51の外周縁51aであることをもって、シール材59の取付位置を簡単に画一化することができ、シール材59の装着作業を迅速に行うことができる。
さらに、枠体51に設ける取っ手54の内側に第2の外周縁51hを一体成型し、取っ手54を設ける箇所にあってはシール材59を枠体51の外周縁51aから第2の外周縁51hに装着するから、枠体51の外周縁の全周に亘ってもれなくシール材59を取り付けることができる。
そして、仕切り体55の内方側先端縁にシール材59の基部を嵌合して、シール材59をカバーフレーム16の装着面(カバー37、ブラケット39の外側面)に接当させて、両者の間の隙間を塞ぐから、枠体51内にラジエータ31とエアクリーナ26に夫々臨む別個の通風空間を形成することができ、ラジエータ31の通風空間に入り込んだ細かい塵埃が、エアクリーナ26の通風空間を通ってエアクリーナ室20に侵入することを防止することができる。
そのため、エアクリーナ26のメンテナンス時に塵埃が舞ったり、エアクリーナ室20に設ける、例えば図示しないエンジンECUやクーリングファン25の正逆転機構を構成する電動モータ等の電装品に塵埃が降りかかって、これらが故障したり、エアクリーナ室20の隙間からキャビン4の運転室内に塵埃が侵入することを防止することができる。
また、枠体51内に数個のガイド51iを一体成型し、このガイド51iに別体となした仕切り体55を嵌合して、枠体51内に仕切り体55を設けると、枠体51内に高さの高い仕切り体55を一体成型する際に生じやすいヒケによる枠体51表面の窪みの発生を回避して、サイドカバー23の外観品質を良好に保つことができる。しかも、別体となした仕切り体55を枠体51に装着するにあたり、枠体51内に一体成型する数個のガイド51iに仕切り体55を嵌合すれば、仕切り体55を画一的に取り付けることができ、サイドカバー23の製作コストを低く抑えることができる。
一方、コンバイン1は、その運転操作部Aをキャビン4で覆い、キャビン4のドア4aは図3に示すように、キャビン4の側方側に前後スライド自在に設ける。そして、ドア4aを後方へスライドして開いた際、ドア4aはサイドカバー23の前面に重なる。そのため、サイドカバー23の吸気口52と通風口53がドア4aによって塞がれないようにドア4aとサイドカバー23の前面との間に所定の間隙を設ける必要がある。また、サイドカバー23の前面に取っ手54等が外方に突出していると、これ等に当たらないようにドア4aをより外側方において開く必要がある。
しかし、前述のように取っ手54は枠体51の外周縁51aに設け、枠体51の前面(表面)に突出しない。また、ノブ付きナット50を装着する貫通孔49の周縁は、枠体51の表面から裏面側に窪ませ、ノブ付きナット50が表面から突出しないように凹部に構成するから、ドア4aの開閉の妨げにならない。しかも、枠体51を樹脂製として射出成型する場合、枠体51は上下の金型を開いて成形品を取り出す(離型)ことができる形状となし、アンダーカット処理を不要として、枠体51の製作コストを低く抑えることができる。
さらに、キャビン4のドア4aはドアガラスの周囲にウエザーストリップ4bを装着し、キャビンフレーム4cの外側面に密着させて気密性を保持しており、このドア4aを閉じた時、ドアガラスのウエザーストリップ4bが枠体51の前部側の外周縁51aに近接する。しかし、前述のように取っ手54は、枠体51の外周縁51aの一部を枠体51の中央側に向けて窪ませているから、ドアガラスのウエザーストリップ4bに妨げられることなく指を取っ手54に掛けることができる。
なお、前記実施形態において、防塵体56、57はパンチングメタル等の多孔板で構成するが、金網であったり樹脂製のネットで構成してもよい。また、コンバイン1は、運転操作部Aをキャビン4で覆ったが、キャビン4を設けないコンバインであってもよく、さらにシール材59は枠体51の外周縁51aや仕切り体55に装着したが、カバーフレーム16の装着面(カバー36、37、38、39、ブラケット40の外側面)にスポンジ等のシール材を装着する場合もあり、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
1 コンバイン
16 カバーフレーム
17 エンジン
23 サイドカバー
26 エアクリーナ
31 ラジエータ
43 ヒンジピン(取付金具)
44 挟持具(取付金具)
51 枠体
54 取っ手
55 仕切り体
56 防塵体
57 防塵体
59 シール材

Claims (8)

  1. 機体フレームに水冷式エンジンとラジエータを左右方向に併設すると共に、このエンジンを取り囲むように立設するカバーフレームの上部にエアクリーナを取り付け、これらラジエータとエアクリーナの前面となるカバーフレームの機体外側側を、防塵体を備えるサイドカバーで覆ってなるコンバインにおいて、前記サイドカバーは、樹脂製となす枠体に防塵体と取付金具とシール材を装着すると共に、該枠体の外周縁に取っ手を一体成型し、この取っ手に指を掛けて機体外方に引くとサイドカバーが開いて、ラジエータとエアクリーナの前面が露出するように構成するコンバイン。
  2. 前記取っ手は、サイドカバーが閉じている際に、枠体の外周縁の一部をカバーフレームの装着面から外側方に離間させて、両者の間に指の入る空間を形成して構成することを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記取っ手は、枠体の外周縁の一部を枠体の中央側に向けて窪ませ、取っ手の存在箇所を周囲に明らかにするように構成することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記取付金具は、枠体の左右方向の一側上下に設けるヒンジピンと、他側の上下略中間位置に設ける挟持具で構成すると共に、前記取っ手は、該挟持具に隣接する枠体の他側外周縁に一体成型することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載のコンバイン。
  5. 前記シール材は、枠体の外周縁に基部を嵌合して装着し、サイドカバーが閉じている際にカバーフレームの装着面に接当して、サイドカバーとカバーフレームの装着面との間の隙間を塞ぐように構成することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載のコンバイン。
  6. 前記枠体に設ける取っ手の内側に第2の外周縁を一体成型し、取っ手を設ける箇所にあってはシール材を枠体の外周縁から第2の外周縁に装着して、サイドカバーとカバーフレームの装着面との間の隙間を枠体の全周に亘って塞ぐように構成することを特徴とする請求項5に記載のコンバイン。
  7. 前記枠体内に仕切り体を設けると共に、該仕切り体の内方側先端縁にシール材の基部を嵌合して、該仕切り体とシール材によってラジエータとエアクリーナに夫々臨む別個の通風空間を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載のコンバイン。
  8. 前記枠体内に数個のガイドを一体成型し、該ガイドに別体となした仕切り体を嵌合して、枠体内に仕切り体を設けることを特徴とする請求項7に記載のコンバイン。
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