JP2017215196A - レーダ装置 - Google Patents

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正樹 金丸
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Abstract

【課題】アンテナ特性の変化による方位角誤差を補正すること。【解決手段】移動体の周辺をレーダ信号により走査するレーダ装置100であって、予め定められたアンテナ間の位相差と方位角との対応関係と、レーダ信号の走査のときに観測されたアンテナ間の位相差とに基づいて、移動体の周辺に存在する物標の反射点の方位角を検出する物標検出部11と、検出された方位角の値に基づいて、レーダ信号の走査範囲のうち、中心軸を含む第1の範囲以外の第2の範囲に存在する反射点を選択し、選択した反射点の方位角の値と、該選択した反射点の方位角の真値とに基づいて第2の方位角誤差を算出する方位角誤差算出部14と、観測されたアンテナ間の位相差と、第2の方位角誤差とに基づいて、対応関係を補正するテーブル更新部16と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、移動体に搭載されるレーダ装置に関する。
従来、例えば車両(移動体の一例)に搭載されるレーダ装置が知られている。レーダ装置は、移動体の周辺をレーダ信号により走査することで、物標(例えば、先行車両、対向車両、歩行者、路側の設置物等)の相対距離、方位角、および相対速度を検出する。レーダ装置により検出された物標の相対距離、方位角、相対速度は、例えば、車両制御システムで行われる各種制御(例えば、先行車両に追従するように車両を走行させる制御、他の車両、歩行者、または路面上の障害物等との衝突を回避する制御等)に用いられる。
このようなレーダ装置では、レーダ装置が検出した物標の方位角と、実際の物標の方位角(以下、方位角の真値という)との間に方位角誤差が発生することがある。方位角誤差が発生する原因としては、以下の2つがある。1つは、例えばレーダ装置に衝撃が加わることにより生じるレーダ装置の設置角のずれ(以下、軸ずれともいう)である。もう1つは、例えばレドーム、バンパなどの経年劣化またはアンテナにおける泥等の付着により生じるアンテナ特性の変化である。
方位角誤差が発生した場合、レーダ装置は、正確な物標の方位角を検出することができない。このようにして検出された方位角に基づいて走行制御が行われると、安全性が損なわれる。かかる事態を回避するためには、方位角誤差の発生を迅速に検出し、方位角誤差を補正することが求められる。特許文献1には、方位角誤差を検出して補正する技術が開示されている。
特許文献1のレーダ装置は、自車両の進行方向に延在するガードレールを利用して方位角誤差を検出する。具体的には、レーダ装置は、自車両が直線道路を走行しているときに、ガードレールにおける反射点を検出し、その分布方向に基づきガードレールの延在方向を検出する。一般的に、直線道路におけるガードレールの延在方向は、自車両の進行方向と同じ方向(方位角が0度の方向。以下、0度方向という)となる。よって、方位角誤差が発生していない状態で検出されたガードレールの延在方向は、0度方向と一致する。このことから、レーダ装置は、検出したガードレールの延在方向が、0度方向からずれているときに、そのずれを方位角誤差として検出し、補正する。
特許第5551892号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、軸ずれによる方位角誤差を検出して補正するものであり、アンテナ特性の変化による方位角誤差を検出して補正することはできない。
本発明の目的は、アンテナ特性の変化による方位角誤差を補正することができるレーダ装置を提供することである。
本発明に係るレーダ装置は、移動体の周辺をレーダ信号により走査するレーダ装置であって、予め定められたアンテナ間の位相差と方位角との対応関係と、前記レーダ信号の走査のときに観測されたアンテナ間の位相差とに基づいて、前記移動体の周辺に存在する物標の反射点の方位角を検出する検出部と、検出された方位角の値に基づいて、前記レーダ信号の走査範囲のうち、アンテナ間の位相差がゼロとなる中心軸を含む第1の範囲以外の第2の範囲に存在する反射点を選択し、選択した反射点の方位角の値と、該選択した反射点の方位角の真値とに基づいて第2の方位角誤差を算出する算出部と、前記観測されたアンテナ間の位相差と、前記第2の方位角誤差とに基づいて、前記対応関係を補正する補正部と、を備える構成を採る。
本発明によれば、アンテナ特性の変化による方位角誤差を補正することができるレーダ装置を提供できる。
従来技術のレーダ装置を搭載した車両が直線道路を走行している状況を真上から見た図 従来技術のレーダ装置において軸ずれが発生したときの物標の検出結果の一例を示すグラフ 従来技術のレーダ装置においてアンテナ特性の変化が発生しているときの物標の検出結果の一例を示すグラフ 本発明の実施の形態1に係るレーダ装置の構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るレーダ装置の動作例を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係るレーダ装置を搭載した車両が直線道路を走行している状況を真上から見た図 テーブル更新処理1を説明するグラフ テーブル更新処理2を説明するグラフ 本発明の実施の形態1に係るレーダ装置を搭載した車両が右カーブの道路を走行しようとしている状況を真上から見た図 本発明の実施の形態1に係るレーダ装置を搭載した車両が右カーブの道路を走行しようとしている状況を真上から見た図 本発明の実施の形態1に係るレーダ装置を搭載した車両が左カーブの道路を走行しようとしている状況を真上から見た図 本発明の実施の形態1に係るレーダ装置を搭載した車両が左カーブの道路を走行しようとしている状況を真上から見た図 本発明の実施の形態2に係るレーダ装置の構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係るレーダ装置の動作例を示すフローチャート
(発明に至った知見)
特許文献1に開示されている技術(以下、従来技術という)の課題について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、直線道路において車両C1と車両C2が進行方向Dに沿って走行している状況を真上から見た図である。車両C1は、特許文献1のレーダ装置1を車体の前方に搭載している。車両C2は、車両C1の前方を走行する先行車両である。車両C1、C2の側方には、直線道路に沿ったガードレールGが存在している。また、ガードレールGの近傍には、歩行者Hが存在している。
図1において、レーダ走査範囲R1は、レーダ装置1がレーダ信号により走査可能な範囲である。レーダ走査範囲R1の中心軸Aは、進行方向Dと一致しているとする。なお、中心軸Aの方向は、方位角が0度の方向である。
ここで、図1に示すように、レーダ装置1は、レーダ走査範囲R1にレーダ信号を送信し、車両C2の反射点P1、ガードレールGの反射点P2、P3、歩行者Hの反射点P4のそれぞれにて反射されたレーダ信号を受信しているとする。
ここで、レーダ装置1において軸ずれが発生しているときの物標の検出結果の一例を図2に示す。図2は、縦軸が各反射点と車両C1との距離を示し、横軸が各反射点の方位角を示すグラフである。
図2において、P11、P21、P31、P41は、それぞれ、図1に示した反射点P1、P2、P3、P4の位置を表す真値をプロットしたものである。これに対し、P12a、P22a、P32a、P42aは、それぞれ、軸ずれが発生しているレーダ装置1により検出されたP1、P2、P3、P4の位置を表す検出値をプロットしたものである。Δθ1a、Δθ2a、Δθ3a、Δθ4aは、それぞれ、真値と検出値との差異、すなわち方位角誤差を表す。
一般的に、軸ずれによって発生する方位角誤差は、レーダ走査範囲R1の全方位で軸ずれの角度と同一となる。すなわち、軸ずれの角度をΔθ0とすれば、Δθ1a=Δθ2a=Δθ3a=Δθ4a=Δθ0の関係が成り立つ。
従来技術では、ガードレールGの反射点P2、P3に基づいてガードレールGの延在方向を検出し、その延在方向と進行方向Dとの差からΔθ0を求めている。そして、各検出値P12a、P22a、P32a、P42aから一律にΔθ0を差し引くことで、方位角誤差Δθ1a、Δθ2a、Δθ3a、Δθ4aを0にする補正を行っている。
ところで、従来技術では、アレーアンテナにおけるアンテナ間の位相差(以下、単に「位相差」という)に基づいて、物標の方位角を検出している。また、従来技術では、レーダ走査範囲R1の中心軸Aの方向を、方位角が0度の方向としている。例えば、中心軸A上にある反射点P1の場合、反射点P1と各アンテナとの間の距離が等しいため、アンテナ特性に変化が生じたとしても、位相差は0となる。よって、レーダ信号の到来方向を推定する上での影響は少なく、方位角誤差も発生しにくい。
一方、例えば、中心軸A上にない反射点P2〜P4の場合、位相差は大きくなる。よって、アンテナ特性に変化が生じた際の位相差の変化量も大きくなり、方位角誤差が発生しやすい。
ここで、レーダ装置1においてアンテナ特性の変化が発生しているときの物標の検出結果の一例を図3に示す。図3は、縦軸が各反射点と車両C1との距離を示し、横軸が各反射点の方位角を示すグラフである。
図3において、P11、P21、P31、P41は、それぞれ、図1に示した反射点P1、P2、P3、P4の位置を表す真値をプロットしたものである。これに対し、P12b、P22b、P32b、P42bは、それぞれ、アンテナ特性の変化が発生しているレーダ装置1により検出されたP1、P2、P3、P4の位置を表す検出値をプロットしたものである。Δθ1b、Δθ2b、Δθ3b、Δθ4bは、それぞれ、真値と検出値との差異、すなわち方位角誤差を表す。
一般的に、アンテナ特性の変化による方位角誤差は、アンテナの中心軸(例えば、図1に示したレーダ走査範囲R1の中心軸A)の方向に対しては発生しにくく、アンテナの中心軸に対する方位角が大きくなるにつれ、大きな誤差が発生する。例えば、ガードレールGの反射点P2、P3の方位角が近接していることから方位角誤差も同等であるとすると、各方位角誤差の間には、Δθ4b>Δθ2b≒Δθ3b>Δθ1b=0の関係が成り立つ。すなわち、方位角毎に異なる大きさの方位角誤差が生じる。
このため、従来技術のようにガードレールGの反射点P2、P3の検出結果から求めた方位角誤差を用いて補正を行った場合、P2、P3に対しては方位角誤差を0とすることができるが、P4に対しては方位角誤差を補正しきれずに残留誤差が発生し、P1に対してはもともと方位角誤差が十分小さかったのに対し、誤差を増大させることとなる。このように、従来技術では、アンテナ特性の変化により生じた不均一な方位角誤差を補正することができない、という課題があった。
今後、例えば交差点での歩行者の検出などにレーダ装置の用途を広げるためには、検出範囲をより広角にする必要がある。そのため、不均一な方位角誤差を補正できるようにすることが強く望まれている。
本発明のレーダ装置は、アンテナ特性の変化により生じる、不均一な方位角誤差を補正できるようにする。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
まず、本実施の形態のレーダ装置100の構成について、図4を用いて説明する。図4は、レーダ装置100の構成例を示すブロック図である。
本実施の形態では、レーダ装置100が車両に搭載されるものとして説明するが、これに限定されず、他の移動体に搭載されてもよい。レーダ装置100は、図1に示したレーダ装置1と同様、自車両の前方正面に搭載される(図6参照)。なお、レーダ装置100の設置位置は車両の前方正面に限らず、前側方、後側方、後方などであってもよい。
レーダ装置100は、信号送受信部10、物標検出部11(検出部の一例)、算出値記憶部12、物標情報生成部13、方位角誤差算出部14(算出部の一例)、補正値記憶部15、テーブル更新部16(補正部の一例)、テーブル記憶部17を有する。
信号送受信部10は、複数のアンテナからなるアレーアンテナ(図示略)を有し、各アンテナからレーダ信号を送信する。レーダ信号が送信される範囲は、例えば、図1に示したレーダ走査範囲R1である(図6参照)。また、レーダ走査範囲R1の中心軸Aの方向は、図1と同様、車両の進行方向Dである(図6参照)。
また、信号送受信部10は、レーダ走査範囲R1に存在する物標の反射点で反射されたレーダ信号(反射信号ともいう)を受信する。物標は、例えば、先行車両、対向車両、歩行者、路側の設置物(ガードレール、壁、縁石)などである。
物標検出部11は、信号送受信部10が受信したレーダ信号に基づいて、物標の距離、方位角、相対速度を算出する。ここでいう距離は、例えば、物標の反射点とレーダ装置100との間の距離である。また、ここでいう方位角は、中心軸Aの方向を0度とした場合において物標の反射点が存在する方向を示す角度である。
方位角の算出にあたっては、物標検出部11は、例えば、テーブル記憶部17に記憶されたテーブルを参照する。このテーブルは、位相差と方位角とが対応付けられたテーブルである。物標検出部11は、そのテーブルにおいて、観測された位相差に対応する方位角を特定する。これにより、方位角が算出(検出と言い換えてもよい)される。
そして、物標検出部11は、算出した距離、方位角、相対速度の値を算出値記憶部12に記憶させる。
なお、方位角の値については、物標検出部11は、算出した方位角の値に対して、補正値記憶部15から読み出した補正値を加えた上で、算出値記憶部12に記憶させる。補正値記憶部15には、補正値の初期値として0が記憶され、その後、方位角誤差の補正が行われた場合にはその際に算出された補正値が記憶される。
物標情報生成部13は、算出値記憶部12から、距離、方位角、相対速度の値を読み出し、それらの値を示す物標情報を生成し、車両制御装置2へ出力する。車両制御装置2は、物標情報生成部13から受け取った物標情報に基づいて、各種制御(例えば、先行車両に追従するように車両を走行させる制御、他の車両、歩行者、または路面上の障害物等との衝突を回避する制御等)を行う。
なお、本実施の形態では、物標情報は車両制御装置2へ出力される場合を例に挙げたが、車両制御装置2に限定されず、その他の装置(例えば、表示装置等)に出力されてもよい。
方位角誤差算出部14は、算出値記憶部12から読み出した方位角の値と、撮像装置3から受け取った方位角の真値との差を算出する。ここで算出された差が、方位角誤差である。
テーブル更新部16は、方位角誤差算出部14で算出された方位角誤差に基づいて、テーブル記憶部17に記憶されたテーブルを更新する。この更新処理の具体例については後述する。
撮像装置3は、例えば単眼カメラまたはステレオカメラといった、車両の周辺を撮像する装置である。撮像装置3は、所定の撮像範囲R2(図6参照)に存在する物標を撮影し、物標の方位角の真値を抽出する。この抽出処理は公知技術であるため、ここでの詳細な説明は省略する。抽出された方位角の真値は、上述したとおり、レーダ装置100の方位角誤差算出部14へ出力される。なお、撮像装置3は、それ自身の検出結果の誤差を補正する機能を備えており、撮像装置3において得られる物標の方位角の真値は正確なものであるとする。
本実施の形態では、方位角の真値を抽出する装置の一例として撮像装置3を用いる場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、地図情報と車両の現在位置とに基づいて物標の方位角の真値を抽出する装置を用いてもよい。
以上、レーダ装置100の構成について説明した。なお、レーダ装置100の各部の動作は一例であり、その他の動作については、図5のフローチャートを用いて後述する。
次に、レーダ装置100の動作例について、図5、図6を用いて説明する。図5は、レーダ装置100の動作例を示すフローチャートである。図6は、図1と同様、直線道路において車両C1と車両C2が進行方向Dに沿って走行している状況を真上から見た図である。
図6において、車両C1は、レーダ装置100および撮像装置3を搭載した自車両であり、車両C2は、車両C1の先行車両である。
また、図6において、レーダ装置100と撮像装置3はともに車両C1の進行方向Dを向いており、レーダ走査範囲R1の中心軸Aは、車両の進行方向Dと一致している。撮像範囲R2の中心軸は、レーダ走査範囲R1の中心軸Aと同じである。ここで、中心軸Aの方向は、方位角が0度の方向である。また、レーダ装置100と撮像装置3で得られる物標の距離および方位角の値は同一の原点(例えば、車両C1の前方端の中央)を持つ座標軸上にプロットされるものとする。なお、撮像範囲R2は、必ずしもレーダ走査範囲R1と一致する必要は無く、レーダ走査範囲R1の最大検出方位角(図6に示すθmax)の半分の角度(θmax/2)に対応する領域を含めばよい。
以下では例として、レーダ走査範囲R1のうち中心軸Aに対して左半分の領域の方位角誤差の検出および補正を行う場合を例に挙げて説明する。
まず、信号送受信部10は、レーダ信号の送受信を行う(ステップS11)。例えば、信号送受信部10は、レーダ走査範囲R1においてレーダ信号を送信し、レーダ走査範囲R1内に存在する物標の反射点から到来する反射信号を受信する。
次に、物標検出部11は、受信した反射信号に基づいて、反射点毎に、距離、方位角、相対速度を算出する(ステップS12)。
次に、物標検出部11は、補正値記憶部15から補正値を読み出し、ステップS12で算出した方位角の値に補正値を加える(ステップS13)。そして、物標検出部11は、反射点毎に、距離、方位角、相対速度の各値(以下、算出値という)を算出値記憶部12に記憶させる。すなわち、算出値記憶部12には、ステップS12で算出された距離の算出値および相対速度の算出値と、ステップS13で補正値が加算された方位角の算出値とが記憶される。なお、補正値が初期値(ゼロ)である場合、算出値記憶部12に記憶される方位角の算出値は、ステップS12で算出された値そのままの値となる。
次に、方位角誤差算出部14は、算出値記憶部12から、各反射点の各算出値を読み出し、読み出した方位角の算出値に基づいて、第1の範囲に反射点が存在するか否かを判定する(ステップS14)。第1の範囲は、例えば、−Δθth度以上0度以下の範囲である。Δθthは、軸ずれが発生した際の許容角度(以下、軸ずれ許容角度という)であり、適宜設定される値である。
例えば、方位角誤差算出部14は、読み出した方位角の算出値のうち少なくとも1つの値が第1の範囲内であれば、反射点が存在すると判定する。
ステップS14の判定の結果、第1の範囲に反射点が存在しないと判定した場合(ステップS14:NO)、フローは、ステップS11へ戻る。
一方、ステップS14の判定の結果、第1の範囲に反射点が存在すると判定した場合(ステップS14:YES)、方位角誤差算出部14は、第1の範囲にある反射点のうち最も0度(中心軸A)に近い反射点を選択する(ステップS15)。図6の例では、車両C2の反射点P5が選択される。以下、反射点P5の方位角の算出値を「θ52」と記す。
ここで、方位角誤差算出部14は、ステップS15で選択した反射点の算出値を撮像装置3へと送る。撮像装置3は、方位角誤差算出部14から受け取った算出値に対応する物標の反射点の方位角を抽出し、これを方位角の真値として方位角誤差算出部14へと送り返す。図6の例では、反射点P5が方位角0度付近に存在し、一定の速度を持つことから、車両C2上の反射点であることが推定され、撮像装置3は、反射点P5の方位角の真値を方位角誤差算出部14へ送る。以下、反射点P5の方位角の真値を「θ51」と記す。
次に、方位角誤差算出部14は、撮像装置3から方位角の真値を受け取り、その真値と算出値とに基づいて、第1の方位角誤差を算出する(ステップS16)。例えば、方位角誤差算出部14は、算出値記憶部12から読み出した算出値θ52と撮像装置3から受け取った真値θ51との差を算出する。算出された差が、反射点P5の方位角誤差Δθ5(第1の方位角誤差の一例)である。
次に、方位角誤差算出部14は、算出した第1の方位角誤差が、予め定められた基準値未満であるか否かを判定する(ステップS17)。
ステップS17の判定の結果、第1の方位角誤差が基準値未満である場合(ステップS17:YES)、方位角誤差算出部14は、レーダ装置100において軸ずれは発生していないと判定し、アンテナ特性の変化による方位角誤差の検出処理に移行する。この場合、フローは、ステップS21へ進む。ステップS21以降については、後述する。
一方、ステップS17の判定の結果、第1の方位角誤差が基準値未満ではない場合、すなわち、第1の方位角誤差が基準値以上である場合(ステップS17:NO)、方位角誤差算出部14は、レーダ装置100において軸ずれが発生していると判定する。この場合、フローは、ステップS18へ進む。
方位角誤差算出部14は、新たな補正値を設定する(ステップS18)。具体的には、方位角誤差算出部14は、補正値記憶部15から現在の補正値を読み出し、現在の補正値から第1の方位角誤差を引いた値を、新たな補正値に設定する。
次に、方位角誤差算出部14は、新たな補正値の絶対値が軸ずれ許容角度Δθth未満であるか否かを判定する(ステップS19)。
ステップS19の判定の結果、新たな補正値の絶対値が軸ずれ許容角度Δθth未満である場合(ステップS19:YES)、フローは、ステップS12へ戻る。
一方、ステップS19の判定の結果、新たな補正値の絶対値が軸ずれ許容角度Δθth未満ではない場合、すなわち、新たな補正値の絶対値が軸ずれ許容角度Δθth以上ある場合(ステップS19:NO)、方位角誤差算出部14は、レーダ装置100での正常な物標の検出が不可能であると判定し、例えば、車両の運転者(乗員の一例)への警告、または、レーダ装置100の動作(例えば、レーダ信号の走査)の停止を行う(ステップS20)。運転者への警告は、例えば、図示しない表示装置において所定の警告メッセージを表示することで実現される。
第1の方位角誤差が基準値未満である場合(ステップS17:YES)、方位角誤差算出部14は、算出値記憶部12から読み出した各反射点の各算出値のうち、方位角の算出値に基づいて、第2の範囲に反射点が存在するか否かを判定する(ステップS21)。第2の範囲は、例えば、−θmax/2度以下の範囲である。θmaxは、レーダ走査範囲R1の最大検出方位角であり、適宜設定される値である。なお、第2の範囲は、第1の範囲の一部または全部を含んでもよい(例えば、後述する図9〜図12の場合)。
例えば、方位角誤差算出部14は、読み出した方位角の算出値のうち少なくとも1つの値が第2の範囲内であれば、反射点が存在すると判定する。
ステップS21の判定の結果、第2の範囲に反射点が存在しないと判定した場合(ステップS21:NO)、フローは、ステップS11へ戻る。
一方、ステップS21の判定の結果、第2の範囲に反射点が存在すると判定した場合(ステップS21:YES)、方位角誤差算出部14は、第2の範囲にある反射点のうち1つ以上の任意の反射点を選択する(ステップS22)。ただし、図6に示すように、撮像範囲R2がレーダ走査範囲R1より狭い場合には、撮像範囲R2内にある点を選択する必要がある。図6の例では、ガードレールGの反射点P6が選択される。以下、反射点P6の方位角の算出値を「θ62」と記す。
ここで、方位角誤差算出部14は、ステップS22で選択した反射点の算出値を撮像装置3へと送る。撮像装置3は、方位角誤差算出部14から受け取った算出値に対応する物標の反射点の方位角を抽出し、これを方位角の真値として方位角誤差算出部14へと送り返す。例えば、図6に示すように、物標が、反射点が連続的に存在するガードレールGである場合、撮像装置3は、車両C1からの距離が、方位角誤差算出部14から受け取った距離の算出値となる反射点を特定し、その反射点の方位角を真値として抽出する。レーダ装置100で算出された反射点の距離は、軸ずれやアンテナ特性の変化がある状況においても精度が保たれるため、真値と一致しているものと考えられるためである。図6の場合、撮像装置3は、反射点P6の方位角の真値を方位角誤差算出部14へ送る。以下、反射点P6の方位角の真値を「θ61」と記す。
次に、方位角誤差算出部14は、撮像装置3から方位角の真値を受け取り、その真値と算出値とに基づいて、第2の方位角誤差を算出する(ステップS23)。例えば、方位角誤差算出部14は、算出値記憶部12から読み出した算出値θ62と撮像装置3から受け取った真値θ61との差を算出する。算出された差が、反射点P6の方位角誤差Δθ6(第2の方位角誤差の一例)である。
次に、方位角誤差算出部14は、算出した第2の方位角誤差が、予め定められた基準値未満であるか否かを判定する(ステップS24)。ここでの基準値は、ステップS17で用いた基準値と異なる値であってもよい。
ステップS24の判定の結果、第2の方位角誤差が基準値未満である場合(ステップS24:YES)、方位角誤差算出部14は、レーダ装置100においてアンテナ特性の変化が発生していないと判定する。この場合、一連の処理は終了する。
一方、ステップS24の判定の結果、第2の方位角誤差が基準値未満ではない場合、すなわち、第2の方位角誤差が基準値以上である場合(ステップS24:NO)、方位角誤差算出部14は、レーダ装置100においてアンテナ特性の変化が発生していると判定し、ステップS23で算出した第2の方位角誤差をテーブル更新部16へ出力する。
次に、テーブル更新部16は、第2の方位角誤差に基づいて、テーブル記憶部17に記憶されているテーブルを更新する(ステップS25)。ステップS25の処理後、フローは、ステップS11へと戻る。なお、ステップS25のテーブル更新処理の具体例については、後述する。
以上、レーダ装置100の動作例について説明した。
なお、上記説明では、レーダ走査範囲R1のうち中心軸Aに対して左半分の領域の方位角誤差の検出および補正を行う場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、右半分の領域に対しても上記同様の手順により方位角誤差の補正を行ってもよい。その場合、第1の範囲は0度以上+Δθth度以下の範囲となり、第2の範囲はθmax/2度以上の範囲となる。
または、右半分の領域に対しては、左半分の補正結果を対称に反映させてもよい。その場合、左半分の領域と右半分の領域でアンテナ特性の変化量が異なる可能性があるため、その点を考慮する必要がある。
また、左右の領域をまとめて同時に方位角誤差の補正を行ってもよい。その場合、左右の領域内に同時に補正に用いることができる反射点を選択する必要がある。
次に、ステップS25のテーブル更新処理の具体例について説明する。本実施の形態では、テーブル更新処理1またはテーブル更新処理2のいずれかを用いることができる。
まず、テーブル更新処理1について図7を用いて説明する。図7は、テーブル更新処理1を説明するグラフである。図7において、縦軸は位相差を示し、横軸は方位角を示す。ここでは例として、図6に示した反射点P6が用いられ、観測された位相差がΔφ6であるとする。
図7において、式E1は、テーブルにおける位相差と方位角との対応関係を表す、予め用意された理論式である。この場合、テーブル更新部16は、まず、式E1におけるp1(θ62,Δφ6)を方位角誤差Δθ6だけ平行移動させたp2(θ61,Δφ6)を算出する。
次に、テーブル更新部16は、p2について式E2によりカーブフィッティングを行い、式E2のaを算出する。
そして、テーブル更新部16は、式E2に基づいて、位相差と方位角との対応関係を示すテーブルを新たに作成し、そのテーブルをテーブル記憶部17に記憶させる。これ以降、物標検出部11は、新たに作成されたテーブルに基づいて、方位角の算出を行う。
なお、上記説明では、式E2に基づいて新たなテーブルを作成する場合を例に挙げて説明したが、物標検出部11は、式E2に基づいて方位角の算出を直接行ってもよい。
以上、テーブル更新処理1について説明した。
テーブル更新処理1では、第2の範囲に存在する1つの反射点を用いたが、テーブル更新処理2では、第2の範囲に存在する複数の反射点を用いる。複数の反射点を用いる場合、反射点毎に観測された位相差と、反射点毎に算出された方位角誤差とが用いられる。
テーブル更新処理2について図8を用いて説明する。図8は、テーブル更新処理2を説明するグラフである。図8において、縦軸は位相差を示し、横軸は方位角を示す。ここでは例として、図6に示した反射点P6を含むn(n≧2)個の反射点が用いられ、観測された位相差がΔφ1、Δφ2、・・・、Δφ6、・・・、Δφnであるとする。また、予め用意された理論式は、式E1であるとする。
この場合、テーブル更新部16は、まず、式E1におけるp1(θ62,Δφ6)を方位角誤差Δθ6だけ平行移動させたp2(θ61,Δφ6)を算出する。また、テーブル更新部16は、式E1におけるp3(θn2,Δφn)を方位角誤差Δθnだけ平行移動させたp4(θn1,Δφn)を算出する。なお、他の反射点についても、同様の処理を行う。
次に、テーブル更新部16は、算出の結果得られた方位角と位相差について式E3によりカーブフィッティングを行い、式E3のa〜aを算出する。そして、テーブル更新部16は、式E3に基づいて、位相差と方位角との対応関係を示すテーブルを新たに作成し、そのテーブルをテーブル記憶部17に記憶させる。これ以降、物標検出部11は、新たに作成されたテーブルに基づいて、方位角の算出を行う。
なお、上記説明では、式E3に基づいて新たなテーブルを作成する場合を例に挙げて説明したが、式E3の算出に留めてもよい。その場合、物標検出部11は、式E3に基づいて、方位角の算出を行う。
以上、テーブル更新処理2について説明した。
なお、テーブル更新処理2を行う場合において、n個の反射点がレーダ走査範囲R1内に一様に分布していれば、方位角誤差の補正精度をより高めることができる。そこで、走行中の道路の状況から複数の反射点がレーダ走査範囲R1内に一様に分布する場合にのみ、方位角誤差の検出および補正処理を行うようにしてもよい。これにより、レーダ装置100の検出精度をより高く保つことができる。以下、この場合の具体例について説明する。
まず、方位角誤差算出部14は、走行中の路側に連続的に連なる反射物が存在するか否かを判定する。連続的に連なる反射物とは、例えば、高速道路またはトンネルに設置された壁またはガードレール等の物標である。方位角誤差算出部14は、例えば、撮像装置3により撮像された路側の画像に反射物が含まれている場合、連続的に連なる反射物が存在すると判定する。または、方位角誤差算出部14は、例えば、地図情報と車両の現在位置とに基づいて自車両が高速道路またはトンネルを走行していると認識した場合、連続的に連なる反射物が路側に存在すると判定してもよい。
次に、方位角誤差算出部14は、走行中の路側に連続的に連なる反射物が存在すると判定した場合、道路の形状とレーダ走査範囲R1との位置関係から、方位角誤差の補正が可能であるか否かを判定する。
図9は、車両の前方中央にレーダ装置100を搭載した車両C1が右カーブの道路を走行しようしている状況を真上から見た図である。図9に示すように、レーダ走査範囲R1のうち中心軸Aより左側の範囲には、反射物としての壁Wが連続的に存在している。一方、レーダ走査範囲R1のうち中心軸Aより右側の範囲には、反射物が存在していないとする。この場合、方位角誤差算出部14は、走行中の路側に壁Wが連続的に存在していると判定し、レーダ走査範囲R1のうち中心軸Aより左側の範囲において方位角誤差の補正が可能であると判定する。この場合、方位角誤差算出部14は、レーダ走査範囲R1のうち中心軸Aより左側の範囲(第2の範囲の一例)から複数の反射点を選択し、選択した複数の反射点毎に第2の方位角誤差を算出する。その後、テーブル更新部16によりテーブルの更新が行われる(以下の図10〜図12の説明においても同様)。
図10は、車両の前方左側方にレーダ装置100を搭載した車両C1が右カーブの道路を走行しようしている状況を真上から見た図である。図10に示すように、レーダ走査範囲R1の全ての範囲に、反射物としての壁Wが連続的に存在している。この場合、方位角誤差算出部14は、走行中の路側に壁Wが連続的に存在していると判定し、レーダ走査範囲R1の全範囲において方位角誤差の補正が可能であると判定する。この場合、方位角誤差算出部14は、レーダ走査範囲R1の全範囲(第2の範囲の一例)から複数の反射点を選択し、選択した複数の反射点毎に第2の方位角誤差を算出する。
図11は、車両の前方中央にレーダ装置100を搭載した車両C1が左カーブの道路を走行しようしている状況を真上から見た図である。図11に示すように、レーダ走査範囲R1のうち中心軸Aより右側の範囲には、反射物としての壁Wが連続的に存在している。一方、レーダ走査範囲R1のうち中心軸Aより左側の範囲には、反射物が存在していないとする。この場合、方位角誤差算出部14は、走行中の路側に壁Wが連続的に存在していると判定し、レーダ走査範囲R1のうち中心軸Aより右側の範囲において方位角誤差の補正が可能であると判定する。この場合、方位角誤差算出部14は、レーダ走査範囲R1のうち中心軸Aより右側の範囲(第2の範囲の一例)から複数の反射点を選択し、選択した複数の反射点毎に第2の方位角誤差を算出する。
図12は、車両の前方右側方にレーダ装置100を搭載した車両C1が左カーブの道路を走行しようしている状況を真上から見た図である。図12に示すように、レーダ走査範囲R1の全ての範囲に、反射物としての壁Wが連続的に存在している。この場合、方位角誤差算出部14は、走行中の路側に壁Wが連続的に存在していると判定し、レーダ走査範囲R1の全範囲において方位角誤差の補正が可能であると判定する。この場合、方位角誤差算出部14は、レーダ走査範囲R1の全範囲(第2の範囲の一例)から複数の反射点を選択し、選択した複数の反射点毎に第2の方位角誤差を算出する。
なお、図9〜図12では、レーダ装置100を車両の前方中央、前方左側方、または前方右側方に搭載した場合について例示したが、車両の側方、後方、後側方にレーダ装置100を搭載した場合にも、上記同様、レーダ走査範囲R1内に反射物が連続的に存在する道路形状の場合に、方位角誤差の補正を行うことができる。
また、レーダ走査範囲R1の中心軸Aの方向を可変としてもよい。例えば、レーダ装置100は、図9の中心軸Aの方向を図10の中心軸Aの方向に変更したり、変更した方向を元の方向に戻したりしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態のレーダ装置によれば、アンテナ特性の変化による方位角誤差の補正を行うことができる。また、本実施形態のレーダ装置によれば、方位角誤差の要因が軸ずれによるものかまたはアンテナ特性の変化によるものかを判別することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、軸ずれによる方位角誤差が発生したと判定した場合(ステップS17:NO)、その方位角誤差を補正する処理(例えば、図5のステップS18)を行うとした。これに対し、本実施の形態では、第1の方位角誤差が軸ずれ許容角度未満であれば、軸ずれの発生の有無にかかわらず、アンテナ特性の変化による方位角誤差の検出処理へ移行する。
本実施の形態のレーダ装置200の構成について、図13を用いて説明する。図13は、レーダ装置200の構成例を示すブロック図である。図13において、図4と同じ構成要素には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
図13に示すレーダ装置200は、図4に示したレーダ装置100と比べて、補正値記憶部15の代わりに方位角誤差記憶部18を備える点と、方位角誤差比較部19を備える点が異なる。
方位角誤差記憶部18は、方位角誤差算出部14により算出された第1の方位角誤差を記憶する。
方位角誤差比較部19は、第2の方位角誤差と第1の方位角誤差の差の絶対値が予め定められた基準値未満であるか否かを判定する。第2の方位角誤差が基準値未満である場合、方位角誤差比較部19は、レーダ装置200においてアンテナ特性の変化が発生していないと判定する。一方、第2の方位角誤差が基準値未満ではない場合、方位角誤差比較部19は、レーダ装置200においてアンテナ特性の変化が発生していると判定し、第2の方位角誤差をテーブル更新部16へ出力する。
以上、レーダ装置200の構成について説明した。
次に、レーダ装置200の動作例について、図14を用いて説明する。図14は、レーダ装置200の動作例を示すフローチャートである。図14において、図5と同じステップには同一符号を付し、それらの説明は省略する。
ステップS31において、方位角誤差算出部14は、ステップS16で算出した第1の方位角誤差が予め定められた軸ずれ許容角度Δθth未満であるか否かを判定する。
ステップS31の判定の結果、第1の方位角誤差が軸ずれ許容角度Δθth未満ではない場合、すなわち、第1の方位角誤差が軸ずれ許容角度Δθth以上である場合(ステップS31:NO)、フローは、ステップS20へ進む。
一方、ステップS31の判定の結果、第1の方位角誤差が軸ずれ許容角度Δθth未満である場合(ステップS31:YES)、方位角誤差算出部14は、第1の方位角誤差を方位角誤差記憶部18に記憶させる。そして、アンテナ特性の変化による方位角誤差の検出処理に移行する。すなわち、フローは、ステップS21へ進む。
また、ステップS32において、方位角誤差比較部19は、方位角誤差記憶部18から第1の方位角誤差を読み出し、方位角誤差比較部19は、ステップS23で算出した第2の方位角誤差と第1の方位角誤差との差を求め、その差の絶対値が予め定められた基準値未満であるか否かを判定する。
ステップS32の判定の結果、絶対値が基準値未満である場合(ステップS32:YES)、方位角誤差比較部19は、レーダ装置200においてアンテナ特性の変化が発生していないと判定する。この場合、一連の処理は終了する。
ステップS32の判定の結果、絶対値が基準値未満ではない場合、すなわち、絶対値が基準値以上である場合(ステップS32:NO)、方位角誤差比較部19は、レーダ装置200においてアンテナ特性の変化が発生していると判定し、第2の方位角誤差をテーブル更新部16へ出力する。
以上、レーダ装置200の動作例について説明した。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。
本発明は、移動体に搭載されるレーダ装置に好適である。
1、100、200 レーダ装置
2 車両制御装置
3 撮像装置
10 信号送受信部
11 物標検出部
12 算出値記憶部
13 物標情報生成部
14 方位角誤差算出部
15 補正値記憶部
16 テーブル更新部
17 テーブル記憶部
18 方位角誤差記憶部
19 方位角誤差比較部

Claims (12)

  1. 移動体の周辺をレーダ信号により走査するレーダ装置であって、
    予め定められたアンテナ間の位相差と方位角との対応関係と、前記レーダ信号の走査のときに観測されたアンテナ間の位相差とに基づいて、前記移動体の周辺に存在する物標の反射点の方位角を検出する検出部と、
    検出された方位角の値に基づいて、前記レーダ信号の走査範囲のうち、アンテナ間の位相差がゼロとなる中心軸を含む第1の範囲以外の第2の範囲に存在する反射点を選択し、選択した反射点の方位角の値と、該選択した反射点の方位角の真値とに基づいて第2の方位角誤差を算出する算出部と、
    前記観測されたアンテナ間の位相差と、前記第2の方位角誤差とに基づいて、前記対応関係を補正する補正部と、
    を備える、レーダ装置。
  2. 前記補正部は、
    前記観測されたアンテナ間の位相差と、前記第2の方位角誤差とに基づいて、前記対応関係を示すテーブルを更新する、
    請求項1に記載のレーダ装置。
  3. 前記算出部は、
    前記検出された方位角の値に基づいて、前記走査範囲のうち前記第1の範囲に存在する反射点を選択し、
    選択した反射点の方位角の値と、該選択した反射点の方位角の真値とに基づいて、第1の方位角誤差を算出する、
    請求項1または2に記載のレーダ装置。
  4. 前記検出部は、
    前記検出された方位角の値に所定の補正値を加え、
    前記算出部は、
    前記所定の補正値が加えられた値に基づいて、前記第1の範囲に存在する反射点、または、前記第2の範囲に存在する反射点を選択する、
    請求項3に記載のレーダ装置。
  5. 前記算出部は、
    前記第1の方位角誤差が予め定められた基準値未満である場合、前記第2の範囲に存在する反射点の選択を行い、
    前記第1の方位角誤差が予め定められた基準値以上である場合、前記所定の補正値と前記第1の方位角誤差とに基づいて新たな補正値を設定する、
    請求項4に記載のレーダ装置。
  6. 前記算出部は、
    前記新たな補正値の絶対値が予め定められた軸ずれ許容角度以上である場合、前記移動体の乗員に対して警告を行う、または、前記レーダ信号の走査を停止させる、
    請求項5に記載のレーダ装置。
  7. 前記補正部は、
    前記第2の方位角誤差が予め定められた基準値以上である場合、前記テーブルを更新する、
    請求項4から6のいずれか1項に記載のレーダ装置。
  8. 前記算出部は、
    前記第1の方位角誤差が予め定められた軸ずれ許容角度未満である場合、前記第2の範囲に存在する反射点の選択を行い、
    前記第1の方位角誤差が予め定められた軸ずれ許容角度以上である場合、前記移動体の乗員に対して警告を行う、または、前記レーダ信号の走査を停止させる、
    請求項3に記載のレーダ装置。
  9. 前記補正部は、
    前記第2の方位角誤差と前記第1の方位角誤差との差の絶対値が予め定められた基準値以上である場合、前記テーブルを更新する、
    請求項8に記載のレーダ装置。
  10. 前記算出部は、
    前記第2の範囲に存在する複数の反射点を選択した場合、選択した複数の反射点毎に前記第2の方位角誤差を算出し、
    前記補正部は、
    前記複数の反射点毎に観測されたアンテナ間の位相差と、前記複数の反射点毎に算出された第2の方位角誤差とに基づいて前記テーブルを更新する、
    請求項2から8のいずれか1項に記載のレーダ装置。
  11. 前記算出部は、
    前記走査範囲内に連続的に連なる物標が存在する場合のみ、前記複数の反射点を選択する、
    請求項10に記載のレーダ装置。
  12. 前記算出部は、
    前記移動体の周辺を撮像する撮像装置により抽出された前記真値を前記撮像装置から受け取り、
    前記撮像装置の撮像範囲の中心軸は、前記走査範囲の中心軸と一致しており、
    前記撮像範囲は、前記走査範囲の最大検出方位角の半分の角度に対応する領域を含む、
    請求項1から10のいずれか1項に記載のレーダ装置。
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