JP2017212606A - バスレフポートおよび音響装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バスレフポート内に空気が流れることで発生する異音を低減する。【解決手段】 バスレフポート30は、第1の管体32、第2の管体34およびシート状部材36により構成される。第1の管体32は、一端側が第2の管体34に固定される。第2の管体34は、バッフル面として機能する板材12の開口14の周縁に固定される。第1の管体32の他端側には、第1の管体32の先端33から第1の管体32の延長方向に突出するシート状部材36が設けられている。第1の管体32は、バスレフポート30の中央部の壁面を構成し、シート状部材36における第1の管体32から突出する部分は、バスレフポート30の内部側の壁面を構成する。バスレフポート30の内部側の壁面の剛性は、中央部の壁面の剛性よりも小さい。【選択図】図2

Description

この発明は、バスレフポートおよびバスレフスピーカ等の音響装置に関する。
スピーカユニットから背面側に放射される音を利用して低音域の音量を増強するバスレフスピーカが従来から提案されている。バスレフスピーカでは、筐体(エンクロージャ)の内部と外部とを連通させるバスレフポートが設置される。バスレフスピーカでは、バスレフポートから異音(ノイズ)が発生する。そこで、バスレフポートから発生する異音を低減する技術が種々提案されている。
特許文献1には、バスレフポートの少なくとも一方の開口部にガラスウールなどの吸音材を取り付けたスピーカシステムが開示されている。この技術では、吸音材によりバスレフポートの開口部における空気の渦の発生が抑制されて異音が小さくなる、と言われている。
特許文献2には、バスレフポートにおける筐体に固定される端とは反対側端であって、どこにも固定されていない端(以下、自由端という)にウレタンなどの緩衝材を設けたスピーカ用位相反転型キャビネットが開示されている。この技術では、バスレフポートの自由端での振動が起こり難くなって異音が小さくなる、と言われている。
実開昭56−63182号公報 実開昭58−173989号公報
しかし、特許文献1および2の技術を用いても、バスレフポート内に空気が流れることでバスレフポートから発生する異音を十分に低減することができなかった。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、バスレフポート内に空気が流れることで発生する異音を低減することを目的とする。
この発明は、壁面の少なくとも一部の剛性を他の部分よりも小さくしたことを特徴とするバスレフポートを提供する。また、このバスレフポートを備えた音響装置を提供する。
バスレフポートに空気が流れる際、エンクロージャ内(バスレフポート外)やバスレフポート内に圧力の分布が生じ、バスレフポート内外に空気の圧力差が生じる。この発明によるバスレフポートでは、壁面における剛性の小さい部分が空気の圧力差に応じて動く。その結果、バスレフポート(特にバスレフポートの壁面の剛性の小さい部分)が変形する。空気の圧力差に応じてバスレフポートが変形すると、剛性の小さい部分における内壁面の形が各位置および各瞬間でランダムに変化することとなる。これにより、バスレフポートの内壁面近傍の空気の流速分布が乱れ、渦が発生する位置やタイミングがランダムに変化する。渦が発生する位置やタイミングが集中せずに分散されるため、本バスレフポートでは、渦が成長するのを抑えることができ、渦に起因して発生する異音を低減することができる。すなわち、本バスレフポートを備えた音響装置によれば、バスレフポート内に空気が流れることで発生する異音を低減することができる。
特許文献1の技術では、バスレフポートに吸音材を取り付けており、特許文献2の技術では、バスレフポートに緩衝材を取り付けていた。これら特許文献1および2の技術は、バスレフポートを変形させるものではなく、渦が発生する位置やタイミングを分散させることができない。これに対して、本バスレフポートでは、上述のように渦が発生する位置やタイミングを分散させることができ、渦が成長するのを抑えることができる。このため、本バスレフポートによれば、特許文献1および2のバスレフポートに比べ、バスレフポート内に空気が流れることでバスレフポートから発生する異音を十分に低減することができる。
また、特許文献1および2の技術では、渦が発生する位置やタイミングを分散させることができないため、仮に異音が低減されるとしても、吸音材や緩衝材の材料特性や設置位置に応じた特定の周波数の音のみが低減される。これに対して、本バスレフポートでは、渦が発生する位置やタイミングが、時々刻々と変化する空気の圧力差に応じて動的に変化する。例えば、ある時刻では、バスレフポートの端部における中央寄りの位置で渦が発生し、それとは異なる別の時刻では、バスレフポートの端部における開口端寄りの位置で渦が発生する、という具合である。バスレフポートの端部における中央寄りの位置の渦に起因する音の周波数と、バスレフポートの端部における開口端寄りの位置の渦に起因する音の周波数は異なる。このように、本バスレフポートでは、渦の発生位置やタイミングが分散されるため、特定の位置やタイミングに渦の発生が集中することに起因する異音が顕著になることはなく、連続スペクトルのような所定の周波数範囲の複数の周波数の異音を低減することができる。この点からも、本バスレフポートによれば、特許文献1および2のバスレフポートに比べ、バスレフポート内に空気が流れることでバスレフポートから発生する異音を十分に低減することができる。
この発明の第1実施形態であるバスレフポート30を含む音響装置1の構成を示す断面図である。 バスレフポート30の構成を示す断面図である。 バスレフポート30の構成を示す側面図である。 この発明の第2実施形態であるバスレフポート30Aを含む音響装置1Aのバスレフポート30A部分の構成を示す断面図である。 この発明の第3実施形態であるバスレフポート30Bを含む音響装置1Bのバスレフポート30B部分の構成を示す断面図である。 この発明の第4実施形態であるバスレフポート30Cを含む音響装置1Cのバスレフポート30C部分の構成を示す断面図である。 この発明の第5実施形態であるバスレフポート30Dを含む音響装置1Dのバスレフポート30D部分の構成を示す断面図である。
以下、図面を参照し、この発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、この発明の第1実施形態であるバスレフポート30を含む音響装置1の構成を示す断面図である。音響装置1は、外部装置から供給される音響信号に応じた音を放射する装置であり、具体的には、バスレフスピーカである。音響装置1は、音響装置1の筐体であるエンクロージャ10、振動板やボイスコイル等からなるスピーカユニット20およびバスレフポート30を有する。
エンクロージャ10は、複数の板材で構成された中空の構造体(典型的には直方体)である。エンクロージャ10を構成する複数の板材のうちの板材12には、スピーカユニット20が固定されている。この板材12は、バッフル面として機能する。板材12には、板材12を貫通する円形の開口14が設けられている。本実施形態におけるエンクロージャ10は複数の板材で構成されているが、エンクロージャ10は射出成型等による樹脂成型品であっても良い。また、本実施形態では、音響装置1においてバッフル面として機能する板材(すなわち、板材12)に開口14が設けられているが、エンクロージャ10の背面や側面など、バッフル面以外の面に開口14を設けても良い。また、開口14の形状は円形には限定されず、他の形状であっても良い。
バスレフポート30は、中空の略円筒状の管体であり、エンクロージャ10内に配置される。バスレフポート30の両端は、開口している。バスレフポート30の一方の開口端は板材12の開口14の周縁に固定されている。バスレフポート30の他方の開口端は、エンクロージャ10内において開口している。エンクロージャ10内の空間とエンクロージャ10外の空間は、バスレフポート30および開口14を介して繋がっている。このため、エンクロージャ10内外の空気は、バスレフポート30内を通過する。
本明細書では、バスレフポート30における管の中心となる線を管軸と呼ぶ。また、本明細書では、バスレフポート30の両端のうち開口14の周縁に固定される方を外部側と呼び、エンクロージャ10内において開口する方を内部側と呼ぶ。また、本明細書では、バスレフポート30の両端の各々において、その開口端から管軸方向に所定の領域を端部と呼ぶ。また、バスレフポート30の管軸方向の中央における管軸方向に所定の領域を中央部と呼ぶ。
図2は、バスレフポート30の構成を示す断面図である。バスレフポート30は、第1の管体32、第2の管体34およびシート状部材36により構成される。第1の管体32は、その一端から他端に亙って内径および外径が略一定に維持された円筒形状(以下、直管形状と呼ぶ)の管状部材である。第1の管体32は、例えば、再生紙などの紙素材から形作られた紙管である。なお、第1の管体32の構成素材は紙には限定されず、樹脂などであっても良い。
第2の管体34は、第1の管体32の外径と同程度の内径を有する直管形状の管状部材である。第2の管体34を形成する素材は、例えば合成樹脂である。第2の管体34の長さは、第1の管体32の長さよりも短い。第2の管体34の一端には、フランジ35が設けられている。
第1の管体32は、その一端側が第2の管体34内に収容され、第1の管体32の外壁面と第2の管体34の内壁面との間に適度な摩擦力をもって第2の管体34に固定される。第1の管体32が第2の管体34に固定された状態で、第1の管体32の他端側は、第2の管体34のフランジ35が設けられている端とは反対側端から第2の管体34外に突出する。第2の管体34のフランジ35は、板材12(バッフル面)の開口14の周縁に固定される。
第1の管体32には、第1の管体32におけるバッフル面とは反対側の先端33から第1の管体32の延長方向に突出するシート状部材36が設けられている。シート状部材36を形成する素材は、例えばフェルトであり、シート状部材36の剛性は、第1の管体32の剛性よりも小さい。シート状部材36は、第1の管体32の周方向に亙って広がっており、第1の管体32を延長させた位置に配置される管を形成する。
シート状部材36は、第1の管体32の先端33を覆い隠すように設けられている。より詳細には、シート状部材36は、その一部が第1の管体32の内壁面に固定されている。図2の例では、第1の管体32の内壁面全体に亙ってシート状部材36が固定されている。シート状部材36は、第1の管体32の先端33から第1の管体32の延長方向に突出して延び、第1の管体32の先端33とシート状部材36とによって空間38が形成されるように折り返され、延びた先の部分が第1の管体32の外壁面に固定される。シート状部材36の第1の管体32への固定方法は、例えば、両面テープを用いた方法が挙げられる。シート状部材36における第1の管体32の外壁面に貼り付けられる部分が剥がれないように結束バンドなどを巻きつけて補っても良い。このように、バスレフポート30では、第1の管体32の先端33から延長方向にはみ出るようにシート状部材36が固定されている。これにより、バスレフポート30では、シート状部材36の折り返し部分がバスレフポート30の内部側端となっている。
第1の管体32(より正確には、第1の管体32の内壁面に固定されたシート状部材36を含む)における第2の管体34に収容された部分と第2の管体34は、バスレフポート30における外部側の端部の壁面を構成する。第1の管体32(より正確には、第1の管体32の内壁面に固定されたシート状部材36を含む)における第2の管体34から突出する部分は、バスレフポート30における中央部の壁面を構成する。シート状部材36における第1の管体32から突出する部分は、バスレフポート30における内部側の端部の壁面を構成する。バスレフポート30では、シート状部材36(フェルト)の剛性が第1の管体32(紙管)の剛性よりも小さいため、バスレフポート30における内部側の端部の壁面の剛性が中央部の壁面の剛性よりも小さくなっている。このため、バスレフポート30では、内部側の端部の壁面が変形し易い。
バスレフポート30では、内部側端においてシート状部材36が折り返されている。このため、バスレフポート30では、その折り返されている部分において、僅かではあるが、シート状部材36によって包囲された領域の面積が内部側端に進むに従って広がるフレア形状になっている。
図3は、バスレフポート30の構成を示す側面図である。シート状部材36における外壁面となる部分(換言すると、折り返されて2層になったシート状部材36の外層部分)には、第1の管体32の延長方向に沿った切り込み39が周方向に複数本設けられている。このため、バスレフポート30の製造時に、内壁面に固定されたシート状部材36は、第1の管体32の外壁面に向かってきれいに折り返され、第1の管体32の外壁面に容易に固定される。一方、バスレフポート30では、シート状部材36の内壁面となる部分(換言すると、折り返されて2層になったシート状部材36の内層部分)には、外壁面となる部分の切り込み39のような切り込みは設けられていない。
以上が、バスレフポート30を含む音響装置1の構成である。
スピーカユニット20の振動板の振動によってエンクロージャ10内の空気が振動すると、エンクロージャ10内(バスレフポート30外)やバスレフポート30内に空気の圧力の分布が生じる。この空気の圧力分布は、スピーカユニット20の振動板の振動に応じて時々刻々と変化する。音響装置1では、このような空気の圧力分布が生じるため、バスレフポート30内外に空気の圧力差が生じる。典型的には、バスレフポート30内の空気の圧力とエンクロージャ10内の空気の圧力とに差が生じる。そして、エンクロージャ10の内外の空気がバスレフポート30内を通過する。
上述のように、バスレフポート30は、内部側の端部の壁面の剛性が中央部の壁面の剛性よりも小さい。このため、バスレフポート30では、剛性の小さい内部側の端部(特にシート状部材36)が空気の圧力差に応じてバスレフポート30の径方向、周方向、管軸方向およびそれら各方向の合成方向にランダムに動く。その結果、バスレフポート30(特にシート状部材36)が変形する。空気の圧力差に応じてバスレフポート30が変形すると、内部側の内壁面の形が各位置および各瞬間でランダムに変化することとなる。これにより、バスレフポート30の内壁面近傍の空気の流速分布が乱れ、渦が発生する位置やタイミングがランダムに変化する。すなわち、バスレフポート30では、空気の圧力差に応じて渦が発生する位置やタイミングが集中せずに動的に分散される。このため、バスレフポート30では、従来のバスレフポートに比べ、渦が成長するのを抑えることができる。
このように、バスレフポート30によれば、渦が発生する位置やタイミングを動的に分散させて渦の成長を抑えることができるため、従来のバスレフポートに比べ、渦に起因して発生する異音を十分に低減することができる。すなわち、バスレフポート30を備えた音響装置1によれば、バスレフポート30内に空気が流れることで発生する異音を十分に低減することができる。
本実施形態のバスレフポート30では、渦が発生する位置やタイミングが、時々刻々と変化する空気の圧力差に応じて動的に変化する。例えば、ある時刻では、バスレフポート30の端部における中央寄りの位置で渦が発生し、それとは異なる別の時刻では、バスレフポート30の端部における開口端寄りの位置で渦が発生する、という具合である。バスレフポート30の端部における中央寄りの位置の渦に起因する音の周波数と、バスレフポート30の端部における開口端寄りの位置の渦に起因する音の周波数は異なる。このように、本実施形態のバスレフポート30では、渦の発生位置やタイミングが分散されるため、特定の位置やタイミングに渦の発生が集中することに起因する異音が顕著になることはなく、連続スペクトルのような所定の周波数範囲の複数の周波数の異音を低減することができる。この点からも、本実施形態のバスレフポート30によれば、従来のバスレフポートに比べ、バスレフポート内に空気が流れることでバスレフポートから発生する異音を十分に低減することができる。
本実施形態のバスレフポート30では、空間38が形成されるようにシート状部材36を第1の管体32の先端33から突出させている。これにより、バスレフポート30の内部側の壁面を空気の圧力差に応じて適度に変形させるのに好ましい柔らかさにすることができる。
本実施形態のバスレフポート30のシート状部材36には、外壁面となる部分に切り込み39が設けられていた。バスレフポート30では、この切り込み39が設けられていることにより、切り込み39が設けられていない場合に比べ、シート状部材36を第1の管体32に固定し易いという効果が得られるだけでなく、シート状部材36が変形し易くなるため、異音の低減効果を高くすることができるという効果も得られる。
本実施形態では、シート状部材36の好適な例としてフェルトを挙げたが、シート状部材36はフェルトには限られず、シート状の樹脂等であっても良い。要は、第1の管体32の構成素材よりも剛性の小さい素材でシート状部材36を構成する態様であれば良い。また、本実施形態では第1の管体32の内壁面全体にシート状部材36が固定されていたが、第1の管体32の内壁面の一部にシート状部材36が固定されていても良い。また、折り返されたシート状部材36を第1の管体32の外壁面の一部に固定するのではなく、第1の管体32の外壁面の全体に固定しても良い。
<第2実施形態>
図4は、この発明の第2実施形態であるバスレフポート30Aを含む音響装置1Aのバスレフポート30A部分の構成を示す断面図である。音響装置1Aは、バスレフポート30Aの他は第1実施形態の音響装置1と同様である。
バスレフポート30Aは、内壁面により包囲された領域の面積が外部側端から内部側端に亙って略一定に維持された直管形状となっている。バスレフポート30Aは、バスレフポート30Aの中央部の壁面および外部側の壁面を構成する第1の管体32Aと、内部側の壁面を構成する第2の管体36Aとにより構成される。第1の管体32Aを形成する素材と第2の管体36Aを形成する素材は同じものであり、第1の管体32Aと第2の管体36Aとは、例えば、一体成形によって作られる。第2の管体36Aの壁面の厚さは、第1の管体32Aの壁面の厚さよりも薄い。すなわち、バスレフポート30Aは、内部側の端部の壁面の厚さを中央部の壁面よりも薄くすることで、内部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくしたものである。
バスレフポート30Aでは、第1実施形態のシート状部材36が設けられていない。しかし、バスレフポート30Aは、内部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくした点においてバスレフポート30と同様である。このため、バスレフポート30Aでは、バスレフポート30と同様に、空気の圧力差に応じて内部側の端部がランダムに動き、バスレフポート30Aが変形する。従って、本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。本実施形態では、第1の管体32Aと第2の管体36Aを同じ素材で構成し、第2の管体36Aの壁面の厚さを第1の管体32Aの壁面の厚さよりも薄くすることで、バスレフポート30Aの内部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくした。しかし、第2の管体36Aの壁面の厚さを第1の管体32Aの壁面の厚さよりも薄くすることでバスレフポート30Aの内部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくすることができるのであれば、第1の管体32Aの構成素材と第2の管体36Aの構成素材とが異なっていても良い。
<第3実施形態>
図5は、この発明の第3実施形態であるバスレフポート30Bを含む音響装置1Bのバスレフポート30B部分の構成を示す断面図である。音響装置1Bは、バスレフポート30Bの他は第1実施形態の音響装置1と同様である。
バスレフポート30Bは、第2実施形態のバスレフポート30Aと同様に、外部側端から内部側端に亙って直管形状となっている。バスレフポート30Bは、バスレフポート30Bの中央部の壁面および外部側の端部の壁面を構成する第1の管体32Bと、内部側の端部の壁面を構成する第2の管体36Bとにより構成される。第1の管体32Bの壁面および第2の管体36Bの壁面は、同じ厚さとなっている。第2の管体36Bは、第1の管体32Bを形成する素材よりも柔軟な素材によって構成される。第2の管体36Bは、第1の管体32Bに接着剤などで固定されている。すなわち、バスレフポート30Bは、内部側の端部の壁面を形成する素材を中央部の壁面を形成する素材よりも柔軟な素材にすることで、内部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくしたものである。
バスレフポート30Bでは、第2実施形態と同様に、第1実施形態のシート状部材36が設けられていない。しかし、バスレフポート30Bは、第2実施形態と同様に、内部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくした点において第1実施形態のバスレフポート30と同様である。このため、バスレフポート30Bでは、バスレフポート30と同様に、空気の圧力差に応じて内部側の端部がランダムに動き、バスレフポート30Bが変形する。従って、本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
<第4実施形態>
図6は、この発明の第4実施形態であるバスレフポート30Cを含む音響装置1Cのバスレフポート30C部分の構成を示す断面図である。音響装置1Cは、バスレフポート30Cの他は第1実施形態の音響装置1と同様である。
バスレフポート30Cは、バスレフポート30Aおよび30Bと同様に、外部側端から内部側端に亙って直管形状となっている。バスレフポート30Cは、バスレフポート30Cの中央部の壁面および内部側の端部の壁面を構成する第1の管体32Cと、外部側の端部の壁面を構成する第2の管体36Cとにより構成される。第2の管体36Cは、板材12の開口14の周縁に接着剤などで固定される。第1の管体32Cの壁面および第2の管体36Cの壁面は、同じ厚さとなっている。第2の管体36Cは、第1の管体32Cを形成する素材よりも柔軟な素材によって構成される。第2の管体36Cは、第1の管体32Cに接着剤などで固定されている。すなわち、バスレフポート30Cは、外部側の端部の壁面を形成する素材を中央部の壁面を形成する素材よりも柔軟な素材にすることで、外部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくしたものである。
バスレフポート30Cは、バスレフポート30C内外の境界近傍であるバスレフポート30Cの端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくした点において第1〜第3実施形態のバスレフポート30〜30Bと同様である。このため、バスレフポート30Cでは、バスレフポート30と同様に、空気の圧力差に応じて外部側の端部がランダムに動き、バスレフポート30Cが変形する。従って、本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
バスレフポート30Cの第2の管体36Cは、その壁面が空気の圧力差に応じて変形可能であり、かつ、バスレフポート30Cが板材12に対して自立して維持される程度の剛性を有するのが好ましい。
第2の管体36Cは、中央部の壁面の剛性よりも剛性が小さい第1の剛性領域と、第1の剛性領域よりも剛性が大きい第2の剛性領域とが、第2の管体36Cの周方向に沿って繰り返された構成となっていても良い。この態様によれば、第2の管体36Cにおける第1の剛性領域部分が空気の圧力差に応じてランダムに動き、バスレフポート30Cが変形可能であるとともに、第2の管体36Cにおける第2の剛性領域部分によってバスレフポート30Cを自立して維持することができる。
<第5実施形態>
図7は、この発明の第5実施形態であるバスレフポート30Dを含む音響装置1Dのバスレフポート30D部分の構成を示す断面図である。音響装置1Dは、バスレフポート30Dの他は第1実施形態の音響装置1と同様である。
バスレフポート30Dは、シート状部材36に代えてシート状部材36Dを有する点において第1実施形態のバスレフポート30と異なる。シート状部材36Dは、その一部が第1の管体32の内壁面に固定され、第1の管体32の先端33から第1の管体32の延長方向に突出して延びている。バスレフポート30Dでは、シート状部材36Dの突出した先端がバスレフポート30Dの内部側端となる。シート状部材36Dにおける第1の管体32から突出する部分は、バスレフポート30Dの内部側の端部の壁面を構成する。
バスレフポート30Dでは、シート状部材36Dが内部側端で折り返されてはいない。しかし、バスレフポート30Dは、第1の管体32の先端33からシート状部材36Dをはみ出させて内部側の端部の壁面をシート状部材36Dで構成することで、内部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくした点においてバスレフポート30と同様である。このため、バスレフポート30Dでは、バスレフポート30と同様に空気の圧力差に応じて内部側の端部のシート状部材36Dがランダムに動き、バスレフポート30Dが変形する。従って、本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
<他の実施形態>
以上、この発明の第1〜第5実施形態について説明したが、この発明には他にも実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)第1〜第3および第5実施形態のバスレフポート30〜30Bおよび30Dでは、内部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくしており、第4実施形態のバスレフポート30Cでは、外部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくしていた。しかし、剛性を小さくする位置は、これらの位置に限らない。すなわち、この発明によるバスレフポートは、壁面の少なくとも一部の剛性が他の部分よりも小さければ良い。壁面の少なくとも一部の剛性が小さければ、その剛性の小さい部分が空気の圧力差に応じて動き、バスレフポートが変形するからである。そして、その剛性の小さい部分が変形すれば、その剛性の小さい部分の内壁面近傍の空気の流速分布が動的に乱されるため、渦が発生する位置やタイミングが集中せずに分散される。このように、バスレフポートの壁面の少なくとも一部の剛性を他の部分よりも小さくすることで、各実施形態と同様に、バスレフポート内に空気が流れることで発生する異音を低減することができる。
(2)この発明によるバスレフポートは、壁面の少なくとも一部の剛性が他の部分よりも小さければ良いが、バスレフポートの少なくとも一方の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくするのが好ましい。第1の理由は、剛性の小さい部分が中央よりも端部に有る方がその剛性の小さい部分が動き易いからである。第2の理由は、バスレフポートから空気が流出する端部の方が中央に比べて渦が発生し易い傾向にあり、渦の発生する位置やタイミングを分散させる効果が中央に比べて端部の方が高いからである。また、外部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくする態様よりも、内部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくする態様の方が異音を低減する効果が高い。第1の理由は、外部側の端部に比べ内部側の端部の方がバッフル面に支えられていない分だけ動き易いからである。第2の理由は、バッフル面に連続する外部側の端部に比べ、バッフル面に連続していない内部側の端部において渦が発生し易い傾向にあり、渦の発生する位置やタイミングを分散させる効果が大きいからである。また、この発明によるバスレフポートでは、一方の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくする態様に限らず、両方の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくしても良い。
(3)剛性を小さくする具体的な態様は、各実施形態の態様に限らない。例えば、第1実施形態のバスレフポート30において、シート状部材36の切り込み39を外壁となる部分だけでなく内壁となる部分にも設けても良い。この態様によれば、シート状部材36の壁面の剛性が第1実施形態のそれよりも小さくなり、シート状部材36がより変形し易くなると思われる。
(4)第1実施形態のバスレフポート30のシート状部材36の外壁面となる部分には切り込み39が設けられていた。しかし、このような切り込み39は、必須ではない。
(5)バスレフポートにおいて、剛性の小さい端部の壁面を構成する部分を、剛性の大きい中央部に対して着脱可能に構成しても良い。
(6)第1実施形態のバスレフポート30は、シート状部材36の折り返し部分を除いて直管形状となっていた。しかし、バスレフポート30の内部側の端部は、第1の管体32の先端33から内部側端に亙ってフレア形状になっていても良い。また、バスレフポート30の内部側の端部に限らず、バスレフポート30の外部側の端部がフレア形状になっていても良い。また、バスレフポート30の一方の端部に限らず、両方の端部がフレア形状になっていても良い。また、第2〜第5実施形態のバスレフポート30A〜30Dにおいても同様に、バスレフポート30A〜30Dの内部側や外部側の端部がフレア形状になっていても良い。
(7)バスレフポートの端部の壁面は、内壁面を構成する内層部材と外壁面を構成する外層部材とからなる多層構造となっていても良い。この場合、空気の圧力差に応じて少なくとも内層部材が動き、バスレフポートが変形可能なように、少なくとも内層部材の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくすれば良い。
(8)各実施形態の技術的特徴を適宜組み合わせても良い。
(9)各形態の音響装置として市場に提供するだけでなく、各形態の音響装置に採用されるバスレフポート単体で市場に提供しても良い。バスレフポートを音響装置に取り付けることで各形態の音響装置を実現することができるからである。また、各形態の音響装置を電子鍵盤楽器などの楽器に搭載して市場に提供しても良い。
1,1A,1B,1C,1D…音響装置、10…エンクロージャ、12…板材、14…開口、20…スピーカユニット、30,30A,30B,30C,30D…バスレフポート、32,32A,32B,32C,32D…第1の管体、33…先端、34,36A,36B,36C…第2の管体、36,36D…シート状部材、38…空間、39…切り込み。

Claims (8)

  1. 壁面の少なくとも一部の剛性を他の部分よりも小さくしたことを特徴とするバスレフポート。
  2. 少なくとも一方の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくしたことを特徴とする請求項1に記載のバスレフポート。
  3. 少なくとも一方の端部における壁面の厚さを中央部における壁面の厚さよりも薄くしたことを特徴とする請求項2に記載のバスレフポート
  4. 少なくとも一方の端部の壁面を中央部の壁面を構成する素材よりも柔軟な素材によって構成したことを特徴とする請求項2に記載のバスレフポート。
  5. 管状部材と、
    前記管状部材よりも剛性が小さく、前記管状部材に固定され、前記管状部材の一方の先端から前記管状部材の延長方向に突出するシート状部材と、
    を有することを特徴とする請求項2から4のいずれか1の請求項に記載のバスレフポート。
  6. 前記シート状部材は、
    その一部が前記管状部材の内壁面に固定され、前記管状部材の延長方向に突出して延び、前記管状部材の先端と前記シート状部材とによって空間が形成されるように折り返され、延びた先の部分が前記管状部材の外壁面に固定されることを特徴とする請求項5に記載のバスレフポート。
  7. 開口が設けられたエンクロージャと、
    前記エンクロージャ内に配置されて前記開口の周縁に一端が固定されたバスレフポートと、を有し、
    前記バスレフポートの壁面の少なくとも一部の剛性を前記バスレフポートの他の部分よりも小さくしたことを特徴とする音響装置。
  8. 前記バスレフポートの内部側の端部の壁面の剛性を中央部の壁面の剛性よりも小さくしたことを特徴とする請求項7に記載の音響装置。
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