JP2017209771A - センタレス研削機およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】センタレス研削機は、調整砥石1と、研削砥石2と、調整砥石1および研削砥石2の間に配置されたブレード4と、調整砥石1およびブレード4の間隔を変化させずに調整砥石1および研削砥石2の間隔を調節する第2アクチュエータ42と、第2アクチュエータ42の動作を制御する制御装置20と、を備えている。制御装置20が、調整砥石1およびブレード4によりワークWが支持されている状態における、外力センサ8の出力信号により表わされるブレード4に作用する外力の変化態様に応じて、第2アクチュエータ42の動作態様を制御する。
【選択図】図1
Description
図1に示されている本発明の一実施形態としてのセンタレス研削機は、調整砥石1と、研削砥石2と、ブレード4と、制御装置20と、第1アクチュエータ41と、第2アクチュエータ42と、第3アクチュエータ43と、を備えている。
第1アクチュエータ41の動作が制御されることにより、調整砥石スライダ11およびこれに搭載されている調整砥石1が+X方向または−X方向に動かされ、調整砥石1とブレード4とのX方向の間隔がワークWの径に応じて調整される(図2/STEP02)。この際、調整砥石1は、その回転が停止された状態に維持されている。当該間隔の調整後、第1アクチュエータ41の動作が停止される。調整砥石1の外周面とブレード4の傾斜面(上面)との間にワークWが供給されることにより、ワークWがブレード4の傾斜面と、調整砥石1の外周面とのそれぞれにより支持される(図2/STEP04)。
ワークWが調整砥石1およびブレード4により支持されている一方、研削砥石2から離間している状態から(図1参照)、制御装置20が第2アクチュエータ42の動作を制御することにより、研削砥石2を+X方向に基準速度で前進駆動する。すなわち、調整砥石1および研削砥石2の相対的な接近速度が基準速度に制御される。これにより、調整砥石1および研削砥石2の間隔、ひいては研削砥石2およびワークWの間隔が徐々に狭められる。この過程で、外力センサ8の出力信号により表わされるブレード4に作用する外力が減少または第2閾値を超えて減少したか否かが判定される。
前記実施形態では、ブレード4がワークレスト6および基台10を介してベッドに対して固定された状態で、基台10に搭載されている調整砥石スライダ11が第1アクチュエータ41により駆動されることにより、調整砥石1およびブレード4のX方向の間隔が調節されたが、他の実施形態として、調整砥石スライダ11の基台10またはベッドに対する駆動に代えて(この場合、調整砥石スライダ11が、調整砥石台として基台10またはベッドに対して固定される。)または加えて、ブレード4が調整砥石1とは別個に基台10またはベッドに対して駆動されることにより、調整砥石1およびブレード4のX方向の間隔が調節されてもよい。
Claims (5)
- 円柱状の研削砥石と、円柱状の調整砥石と、前記研削砥石および前記調整砥石の間に配置されたブレードと、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を調節する第1アクチュエータと、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を変化させずに前記研削砥石と前記調整砥石との間隔を調節する第2アクチュエータと、前記第1アクチュエータおよび前記第2アクチュエータのそれぞれの動作を制御する制御装置と、を備えているセンタレス研削機であって、
前記ブレードに作用する外力に応じた信号を出力する外力センサをさらに備え、
前記制御装置が、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔が調節されることにより前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間にワークが支えられるように前記第1アクチュエータの動作を制御し、
前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間に前記ワークが支えられている状態から、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔が狭められるように前記第2アクチュエータの動作を制御し、
前記研削砥石と前記調整砥石との間隔が狭められていく過程で前記外力センサの出力が減少したか否かを判定し、当該判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔の変化態様を変化させるように前記第2アクチュエータの動作を制御することを特徴とするセンタレス研削機。 - 請求項1記載のセンタレス研削機において、
前記制御装置が、前記判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔を所定値まで広げた上で停止するように前記第2アクチュエータの動作を制御し、当該停止位置を前記研削砥石の原位置として記憶保持することを特徴とするセンタレス研削機。 - 請求項1または2記載のセンタレス研削機において、
前記制御装置が、前記判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との接近速度が低下するように前記第2アクチュエータの動作を制御することを特徴とするセンタレス研削機。 - 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載のセンタレス研削機において、
前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間に前記ワークが支えられている状態で、前記外力センサの出力が増加するように前記ワークに外力を作用させる外力作用機構をさらに備えていることを特徴とするセンタレス研削機。 - 円柱状の研削砥石と、円柱状の調整砥石と、前記研削砥石および前記調整砥石の間に配置されたブレードと、を備えているセンタレス研削機の制御方法であって、
前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を調節することにより、前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間にワークを支える工程と、
前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間に前記ワークが支えられている状態から、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を変化させずに前記研削砥石と前記調整砥石との間隔を狭める工程と、
前記研削砥石と前記調整砥石との間隔が狭められていく過程で前記ブレードに作用する外力を測定する工程と、
前記外力が減少したか否かを判定する工程と、
当該判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔の変化態様を変化させる工程と、を含んでいることを特徴とするセンタレス研削機の制御方法。
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