JP2017209771A - センタレス研削機およびその制御方法 - Google Patents

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【課題】作業の安全確保および生産効率の向上の観点から、研削砥石、ブレードおよび調整砥石の位置関係を高精度で自動調節しうるセンタレス研削機およびその制御方法を提供する。
【解決手段】センタレス研削機は、調整砥石1と、研削砥石2と、調整砥石1および研削砥石2の間に配置されたブレード4と、調整砥石1およびブレード4の間隔を変化させずに調整砥石1および研削砥石2の間隔を調節する第2アクチュエータ42と、第2アクチュエータ42の動作を制御する制御装置20と、を備えている。制御装置20が、調整砥石1およびブレード4によりワークWが支持されている状態における、外力センサ8の出力信号により表わされるブレード4に作用する外力の変化態様に応じて、第2アクチュエータ42の動作態様を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークを、センタ支持することなく、研削砥石、調整砥石およびブレードの3部材との接触により回転可能に支持しながら研削する技術に関する。
本出願人により、加工対象であるワーク(被加工物)を変更し、その径の変化に応じて調整砥石台または研削砥石台が、自動で位置決め設定できるセンタレス研削方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5057947号公報
しかし、作業者が研削砥石およびこれが搭載されたスライドを手作業により動かすことは安全性の観点から好ましくない。例えば、研削砥石、ブレードおよび調整砥石の位置関係、ひいては研削砥石、ブレードおよび調整砥石のそれぞれのワークに対する当接態様が適当に調節されていない初期段階において、作業者が手作業により研削砥石をその軸線回りに回転させながら、ブレードに載置されたワークに対して当該研削砥石が搭載されたスライドを前進させ、研削砥石とワークとを接触させて研削点を視認する。その上で、作業者が当該接触状態からスライドを一定量だけ後退させ、当該スライドの原位置を決定する。
また、研削砥石または調整砥石によってワークをその径方向に切り込み加工する際、通常は安全性の観点から低速度で切り込むエアカット領域が設定されているが、その分だけ生産効率が低下する。
そこで、本発明は、作業の安全確保および生産効率の向上の観点から、研削砥石、ブレードおよび調整砥石の位置関係を高精度で自動調節しうるセンタレス研削機およびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、円柱状の研削砥石と、円柱状の調整砥石と、前記研削砥石および前記調整砥石の間に配置されたブレードと、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を調節する第1アクチュエータと、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を変化させずに前記研削砥石と前記調整砥石との間隔を調節する第2アクチュエータと、前記第1アクチュエータおよび前記第2アクチュエータのそれぞれの動作を制御する制御装置と、を備えているセンタレス研削機およびその制御方法に関する。
本発明のセンタレス研削機は、前記ブレードに作用する外力に応じた信号を出力する外力センサをさらに備え、前記制御装置が、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔が調節されることにより前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間にワークが支えられるように前記第1アクチュエータの動作を制御し、前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間に前記ワークが支えられている状態から、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔が狭められるように前記第2アクチュエータの動作を制御し、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔が狭められていく過程で前記外力センサの出力が減少したか否かを判定し、当該判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔の変化態様を変化させるように前記第2アクチュエータの動作を制御することを特徴とする。
本発明のセンタレス研削機において、前記制御装置が、前記判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔を所定値まで広げた上で停止するように前記第2アクチュエータの動作を制御し、当該停止位置を前記研削砥石の原位置として記憶保持することが好ましい。
本発明のセンタレス研削機において、前記制御装置が、前記判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との接近速度が低下するように前記第2アクチュエータの動作を制御することが好ましい。
本発明のセンタレス研削機において、前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間に前記ワークが支えられている状態で、前記外力センサの出力が増加するように前記ワークに外力を作用させる外力作用機構をさらに備えていることが好ましい。
本発明の制御方法は、円柱状の研削砥石と、円柱状の調整砥石と、前記研削砥石および前記調整砥石の間に配置されたブレードと、を備えているセンタレス研削機の制御方法であって、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を調節することにより、前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間にワークを支える工程と、前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間に前記ワークが支えられている状態から、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を変化させずに前記研削砥石と前記調整砥石との間隔を狭める工程と、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔が狭められていく過程で前記ブレードに作用する外力を測定する工程と、前記外力が減少したか否かを判定する工程と、当該判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔の変化態様を変化させる工程と、を含んでいることを特徴とする。
本発明のセンタレス研削機およびその制御方法によれば、ワークがブレードに当接している状態で、ブレードに作用する外力(または外力センサの出力信号)の変化態様に応じてアクチュエータの動作が制御される。ワークと、研削砥石または研削砥石および調整砥石との当接態様に応じてブレードに作用する外力が変化することに鑑みて、研削砥石、ブレードおよび調整砥石の位置関係が高精度で自動調節されうる。これにより、作業者が工具に接触することなく作業の安全性が確保できる。また、研削砥石または調整砥石によってワークをその径方向に切り込み加工する際、エアカット領域の少なくとも一部を割愛できるため、当該ワークから製品の生産効率の向上が図られる。
本発明の一実施形態としてのセンタレス研削機の構成説明図。 本発明の一実施形態としてのセンタレス研削機の制御方法に関する説明図。 ブレードに作用する外力の時間変化態様に関する説明図。
(センタレス研削機の構成)
図1に示されている本発明の一実施形態としてのセンタレス研削機は、調整砥石1と、研削砥石2と、ブレード4と、制御装置20と、第1アクチュエータ41と、第2アクチュエータ42と、第3アクチュエータ43と、を備えている。
調整砥石1は、略円柱状であり、調整砥石駆動機構によって軸線O1(Z軸に平行な軸線)回りに回転可能に支持されている。調整砥石駆動機構は、調整砥石スライダ11によって水平方向(±X方向(必要に応じてさらに±Z方向))または水平面に対して傾斜した面に沿って往復動可能に支持されている。調整砥石スライダ11は第1アクチュエータ41によって駆動される。調整砥石スライダ11は基台10を介してベッドに搭載されている。なお、調整砥石スライダ11はベッドに直接的に搭載されていてもよい。調整砥石1の近傍には、その外周面をドレッシングする調整砥石ドレッシング装置が設けられていてもよい。
研削砥石2は、略円柱状であり、調整砥石1の外周面に対してその外周面を対向させるように配置され、研削砥石駆動機構により軸線O2(Z軸に平行な軸線)回りに回転可能に支持されている。研削砥石駆動機構は、ベッドに搭載されている研削砥石スライダ12によって例えば水平方向(±X方向(必要に応じてさらに±Z方向))または水平面に対して傾斜した面に沿って往復動可能に支持されている。研削砥石スライダ12は第2アクチュエータ42によって駆動される。研削砥石2の近傍には、その外周面をドレッシングする研削砥石ドレッシング装置が設けられていてもよい。
調整砥石1および研削砥石2の間にワークWを供給することによって、ワークWと、調整砥石1、研削砥石2およびブレード4のそれぞれとの三接点が適当に位置決めされ、調整砥石1または研削砥石2をワークWの径方向に切り込むことで所望の研削結果が実現される。X−Y平面における調整砥石1の中心(軸線O1)および研削砥石2の中心(軸線O2)を結ぶ線分LはX軸に平行であり、ワークWの中心Owは当該線分Lの上方に位置する。
ブレード4は、調整砥石1および研削砥石2の間に配置されている。ブレード4は、ベッドの上に搭載されているワークレスト6に対して固定されている。ブレード4の上方には、第3アクチュエータ43により昇降駆動され、ワークWを上方から押さえる上部押さえ板5が設けられている。ワークレスト6には、ブレード4に作用する外力(またはワークレスト6のひずみ量)に応じた信号を出力する外力センサ8が設けられている。外力センサ8は、例えばひずみゲージにより構成されている。
ワークWの質量が小さい場合、外力センサ8の出力信号により表わされるブレード4に作用する外力が基準値未満または過小となり、当該外力の減少を正確に検知することが困難になる可能性がある。上部押さえ板5およびこれを駆動する第3アクチュエータ43は、外力センサ8の出力信号により表わされるブレード4に作用する外力が、基準値以上になるようにワークWに外力を作用させる「外力作用機構」を構成する。この外力作用機構により、前記のような事態が確実に回避され、研削砥石2とワークWとの接触により、ワークWが受ける上向の力、すなわち外力の減少が確実に検知されうる。例えば、図3に示されているように、当該外力Fは研削砥石2とワークWとの接触時刻t=t1までは略一定であるものの、当該時刻t=t1の後で減少したという変化態様が検知される。
なお、ワークWの質量が十分大きい場合、上部押さえ板5をワークWに当接させる必要はなく、上部押さえ板5およびこれを駆動するアクチュエータが省略されてもよい。上部押さえ板5の駆動方向は、上下方向(鉛直方向)のみならず、前記のように外力作用機構として機能しうる限りは鉛直方向に対して傾斜していてもよく、駆動軌道形状が直線状でなく曲線状であってもよい。
制御装置20は、コンピュータ(CPU(演算処理装置)、ROMまたはRAMなどのメモリ(記憶装置)および入出力I/F回路等により構成されている。)により構成されている。制御装置20は、調整砥石駆動機構および研削砥石駆動機構のほか、第1アクチュエータ41、第2アクチュエータ42および第3アクチュエータ43の動作を制御する。
(センタレス研削機の制御方法(研削砥石の原位置設定))
第1アクチュエータ41の動作が制御されることにより、調整砥石スライダ11およびこれに搭載されている調整砥石1が+X方向または−X方向に動かされ、調整砥石1とブレード4とのX方向の間隔がワークWの径に応じて調整される(図2/STEP02)。この際、調整砥石1は、その回転が停止された状態に維持されている。当該間隔の調整後、第1アクチュエータ41の動作が停止される。調整砥石1の外周面とブレード4の傾斜面(上面)との間にワークWが供給されることにより、ワークWがブレード4の傾斜面と、調整砥石1の外周面とのそれぞれにより支持される(図2/STEP04)。
この際、第3アクチュエータ43の動作が制御されることにより、上部押さえ板5を下降駆動し、上部押さえ板5にワークWを下方に押圧させる。ワークWに作用する重力および調整砥石1からの押圧力の合力が外力としてブレード4の傾斜面に作用し、ブレード4を支持しているワークレスト6がひずみ変形し、当該ひずみ量に応じた信号が当該外力に応じた信号として外力センサ8から出力される。この段階では、外力センサ8の出力信号はほぼ一定である。
外力センサ8の出力信号により表わされるブレード4に作用する外力が基準値以上であるか否かが判定され、当該判定結果が否定的である場合、上部押さえ板5を下降駆動し、当該外力が基準値以上になるように第3アクチュエータ43および上部押さえ板5によりワークWが下方に押圧されてもよい。
ブレード4の傾斜面に沿ってその上端から所定の位置(例えば傾斜面の全長の1/3の位置)で、ブレード4とワークWとを当接させるように、調整砥石1のX方向の位置が微調整されてもよい。
この状態で、制御装置20が第2アクチュエータ42の動作を制御することにより、研削砥石スライダ12およびこれに搭載されている研削砥石2をベッドに対して相対的に+X方向に前進駆動させる(図2/STEP06)。この際、上記のように第1アクチュエータ41の動作が停止されているため、調整砥石1およびブレード4がベッドに対して固定されている。すなわち、調整砥石1およびブレード4の間隔を変化させずに、調整砥石1および研削砥石2の間隔が狭められるように第2アクチュエータ42の動作が制御される。また、調整砥石1に加えて研削砥石2は、その回転が停止された状態に維持されている。
調整砥石1および研削砥石2の間隔が狭められる過程で、外力センサ8の出力信号により表わされるブレード4に作用する外力が減少または第1閾値を超えて減少したか否かが判定される(図2/STEP08)。外力センサ8の出力信号により表わされるブレード4に作用する外力が減少(または第1閾値を超えて減少)したことは、研削砥石2がワークWの外周面に接触したことにより、ワークWが上昇してワークWからブレード4に作用する力が減少したことを意味する。当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP08‥NO)、研削砥石2を継続的に+X方向に前進駆動させる(図2/STEP06)。
その一方、当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP08‥YES)、研削砥石2を−X方向に後退駆動させる(図2/STEP10)。すなわち、調整砥石1および研削砥石2の間隔が拡げられるように第2アクチュエータ42の動作が制御される。調整砥石1および研削砥石2の間隔が拡げられる過程で、研削砥石2の離間距離または後退量が所定値(例えば50[μm])に達したか否かが判定される(図2/STEP12)。研削砥石2の位置は、例えば第2アクチュエータ42の動作量に応じた信号を出力する位置センサを用いて測定される。
当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP12‥NO)、研削砥石2を継続的に−X方向に後退駆動させる(図2/STEP10)。
そして、当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP12‥YES)、第2アクチュエータ42の動作を停止させることにより、研削砥石スライダ12およびこれに搭載されている研削砥石2を停止させる(図2/STEP14)。この停止位置が研削砥石2の原位置として、制御装置20を構成する記憶装置に記憶保持される。
(センタレス研削機の制御方法(ワークの研削))
ワークWが調整砥石1およびブレード4により支持されている一方、研削砥石2から離間している状態から(図1参照)、制御装置20が第2アクチュエータ42の動作を制御することにより、研削砥石2を+X方向に基準速度で前進駆動する。すなわち、調整砥石1および研削砥石2の相対的な接近速度が基準速度に制御される。これにより、調整砥石1および研削砥石2の間隔、ひいては研削砥石2およびワークWの間隔が徐々に狭められる。この過程で、外力センサ8の出力信号により表わされるブレード4に作用する外力が減少または第2閾値を超えて減少したか否かが判定される。
当該判定結果が否定的である場合、研削砥石2を継続的に+X方向に基準速度で前進駆動させる。その一方、当該判定結果が肯定的である場合、制御装置20が第2アクチュエータ42の動作を制御することにより、研削砥石2の前進駆動速度を減少させる。すなわち、調整砥石1および研削砥石2の相対的な接近速度が基準速度から減速される。これにより、研削砥石2がワークWに当接したことを契機として研削砥石2の前進速度が減速されるので、研削砥石2がワークWから離間している段階で研削砥石2の前進速度が減速される場合(エアカット領域が大きい場合)と比較して、ワークWの研削加工に要する時間の短縮が図られる。
調整砥石1が軸線O1回りに時計回りに回転し、かつ、研削砥石2が軸線O2回りに時計回りに回転するように、調整砥石駆動機構および研削砥石駆動機構のそれぞれの動作が制御される。この過程で、ワークWが軸線Ow回りに反時計回りに回転しながら、前記のようにワークWとの当接を契機として減速された研削砥石2により外周から研削加工または切り込み加工される。
(本発明の他の実施形態)
前記実施形態では、ブレード4がワークレスト6および基台10を介してベッドに対して固定された状態で、基台10に搭載されている調整砥石スライダ11が第1アクチュエータ41により駆動されることにより、調整砥石1およびブレード4のX方向の間隔が調節されたが、他の実施形態として、調整砥石スライダ11の基台10またはベッドに対する駆動に代えて(この場合、調整砥石スライダ11が、調整砥石台として基台10またはベッドに対して固定される。)または加えて、ブレード4が調整砥石1とは別個に基台10またはベッドに対して駆動されることにより、調整砥石1およびブレード4のX方向の間隔が調節されてもよい。
前記実施形態では、研削砥石スライダ12が第2アクチュエータ42により駆動されることにより、調整砥石1およびブレード4の間隔が変化しないように、調整砥石1および研削砥石2の間隔が調節されたが、他の実施形態として、研削砥石スライダ12のベッドに対する駆動に代えて(この場合、研削砥石スライダ12が、研削砥石台としてベッドに対して固定される。)または加えて、基台10が下部スライダとしてベッドに対して駆動されることにより、調整砥石1および研削砥石2のX方向の間隔が調節されてもよい。
1‥調整砥石1‥研削砥石、4‥ブレード、5‥上部押え板(外力作用機構)、6‥ワークレスト、8‥外力センサ、10‥基台、11‥調整砥石スライダ、12‥研削砥石スライダ、20‥制御装置、41‥第1アクチュエータ、42‥第2アクチュエータ、43‥第3アクチュエータ(外力作用機構)、W‥ワーク。

Claims (5)

  1. 円柱状の研削砥石と、円柱状の調整砥石と、前記研削砥石および前記調整砥石の間に配置されたブレードと、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を調節する第1アクチュエータと、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を変化させずに前記研削砥石と前記調整砥石との間隔を調節する第2アクチュエータと、前記第1アクチュエータおよび前記第2アクチュエータのそれぞれの動作を制御する制御装置と、を備えているセンタレス研削機であって、
    前記ブレードに作用する外力に応じた信号を出力する外力センサをさらに備え、
    前記制御装置が、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔が調節されることにより前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間にワークが支えられるように前記第1アクチュエータの動作を制御し、
    前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間に前記ワークが支えられている状態から、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔が狭められるように前記第2アクチュエータの動作を制御し、
    前記研削砥石と前記調整砥石との間隔が狭められていく過程で前記外力センサの出力が減少したか否かを判定し、当該判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔の変化態様を変化させるように前記第2アクチュエータの動作を制御することを特徴とするセンタレス研削機。
  2. 請求項1記載のセンタレス研削機において、
    前記制御装置が、前記判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔を所定値まで広げた上で停止するように前記第2アクチュエータの動作を制御し、当該停止位置を前記研削砥石の原位置として記憶保持することを特徴とするセンタレス研削機。
  3. 請求項1または2記載のセンタレス研削機において、
    前記制御装置が、前記判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との接近速度が低下するように前記第2アクチュエータの動作を制御することを特徴とするセンタレス研削機。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載のセンタレス研削機において、
    前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間に前記ワークが支えられている状態で、前記外力センサの出力が増加するように前記ワークに外力を作用させる外力作用機構をさらに備えていることを特徴とするセンタレス研削機。
  5. 円柱状の研削砥石と、円柱状の調整砥石と、前記研削砥石および前記調整砥石の間に配置されたブレードと、を備えているセンタレス研削機の制御方法であって、
    前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を調節することにより、前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間にワークを支える工程と、
    前記ブレードの上面である傾斜面と前記調整砥石の外周面との間に前記ワークが支えられている状態から、前記調整砥石と前記ブレードとの間隔を変化させずに前記研削砥石と前記調整砥石との間隔を狭める工程と、
    前記研削砥石と前記調整砥石との間隔が狭められていく過程で前記ブレードに作用する外力を測定する工程と、
    前記外力が減少したか否かを判定する工程と、
    当該判定結果が肯定的であることを要件として、前記研削砥石と前記調整砥石との間隔の変化態様を変化させる工程と、を含んでいることを特徴とするセンタレス研削機の制御方法。
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