JP2021079483A - 加工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、研削手段30(研削装置11)は、研削ホイール35の回転に応じて回転する研削砥石37によって、保持面19に保持された矩形ワークWの上面をクリープフィード研削(クリープ研削)する。
以下に、研削装置11における研削処理を、制御手段70およびその構成部材の機能とともに説明する。
マップ形成部73によって、図3に示すような厚みマップが得られた場合、作業者は、矩形ワークWに対する研削砥石37による研削により、矩形ワークWが略均一な厚みを有するように研削されている、すなわち、研削砥石37の角度あるいはチャックテーブル18の角度等の研削条件が適切である、と判断することができる。
マップ形成部73によって、図4に示すような厚みマップが得られた場合、作業者は、矩形ワークWに対する研削砥石37による研削では、矩形ワークWの厚みにばらつきが生じている、すなわち、研削砥石37の角度等の研削条件に、不適切な部分がある、と判断することができる。この場合、作業者は、厚みマップに基づいて判断される研削後の矩形ワークWの厚みのばらつき状況に応じて、矩形ワークWが略均一の厚みを有するように研削されるように、研削砥石37の傾きなどの研削条件を変更する。
一方、図5に示す例では、矩形ワークWが略均一な厚みを有するように研削されておらず、研削後の矩形ワークWは、紙面右側の厚みが紙面左側の厚みより厚い。マップ形成部73によって、図5に示すような厚みマップが得られた場合、作業者は、保持面19の傾きを変更する。つまり、作業者は、保持面19の紙面右側が研削砥石37に接近する方向に、保持面19と研削砥石37とを相対的に移動させ、保持面19に対する研削砥石37の傾きを変更させる。
なお、保持面高さ測定器60は、保持面19に先端を接触させる接触式のリニアゲージでもよい。
なお、上面高さ測定器53で図7に実線矢印Cによって示すように、保持面19の高さを測定し、その測定点における保持面19の高さとY軸方向における位置データとを記憶しておき、図7に破線矢印Bによって示すように、上面高さ測定器53をXY平面上で相対的に移動させ、この破線に沿う部分の矩形ワークWの上面高さを測定する。さらに、算出部71は、記憶したデータのY軸方向の位置データの保持面高さと、記憶した位置データとY軸方向の位置が一致する矩形ワークWの上面高さとの差を算出して厚みマップを形成してもよい。
このようなバイト切削装置においても、図1に示したマップ形成部73が、上面高さ測定器53をX軸方向に往復移動させながら、Y軸方向に移動される切削加工された矩形ワークWの上面高さを測定し、この測定によって得られる矩形ワークWの厚みと、測定時における上面高さ測定器53のX軸方向の位置と、測定時におけるチャックテーブル18(矩形ワークW)のY軸方向の位置とを用いて、XY平面における矩形ワークWの厚みマップを形成する。このような厚みマップにより、作業者は、バイトホイール61(バイト63)による切削によって、矩形ワークWの上面が、矩形ワークWが略均一な厚みを有するように切削されているか否か、すなわち、切削結果が適切であるか否かを、容易に取得することができる。
14:Z軸移動手段、
15:保持手段、16:支持部材、18:チャックテーブル、19:保持面、
30:研削手段、31:スピンドルハウジング、32:スピンドル、33:モータ、34:ホイールマウント、35:研削ホイール、37:研削砥石、
40:Y軸移動手段、41:保持台、42:Y軸ガイドレール、
43:Y軸ボールネジ、44:Y軸サーボモータ、
45:Y軸移動テーブル、46:Y軸位置検知部、46a:スケール、
50:厚み測定手段、51:枠体、52:X軸方向移動手段、
53:上面高さ測定器、54:X軸位置検知部、54a:スケール、
56:X軸ガイドレール、57:X軸ボールネジ、58:X軸サーボモータ、
59:X軸移動テーブル、
60:保持面高さ測定器、
61:バイトホイール、62:ホイール基台、63:バイト、
70:制御手段、71:算出部、73:マップ形成部、
W:矩形ワーク
Claims (4)
- 保持面によって被加工物を保持するチャックテーブルと、
該保持面に保持された被加工物を、回転軸を中心に回転する加工具によって加工する加工手段と、
該保持面に平行なY軸方向に該チャックテーブルを移動させるY軸移動手段と、
該保持面に垂直なZ軸方向に該加工具を移動させるZ軸移動手段と、
該保持面に保持された被加工物の厚みを測定する厚み測定手段と、を備え、
加工後の被加工物が所定の厚みとなる位置に位置づけられた該加工具に対し、被加工物を保持する該チャックテーブルをY軸方向に移動させ、該加工具の先端で被加工物の上面を加工する加工装置であって、
該厚み測定手段は、
該保持面に保持された被加工物の上面高さを測定する上面高さ測定器と、
該保持面の高さと、該上面高さ測定器によって測定された被加工物の上面高さとの差を、被加工物の厚みとして算出する算出部と、
Y軸方向に直交するX軸方向に該上面高さ測定器を移動させるX軸方向移動手段と、
X軸方向に移動される該上面高さ測定器の位置を検知するX軸位置検知部と、を備え、
該Y軸移動手段は、Y軸方向に移動される該チャックテーブルの位置を検知するY軸位置検知部を備え、
該上面高さ測定器をX軸方向に往復移動させながら、Y軸方向に移動される加工された被加工物の上面高さを測定し、該算出部によって算出された被加工物の厚みと、該上面高さの測定時における該X軸位置検知部によって検知された該上面高さ測定器のX軸方向の位置と、該上面高さを測定した際に該Y軸位置検知部によって検知された該チャックテーブルのY軸方向の位置とを用いて、XY平面における被加工物の厚みマップを形成するマップ形成部と、をさらに備える、
加工装置。 - 該上面高さ測定器によって被加工物の上面を測定する測定点とY軸方向において同じ位置で、該保持面の高さを測定する保持面高さ測定器をさらに備え、
該算出部は、該保持面高さ測定器によって測定された保持面高さと、該上面高さ測定器によって測定された被加工物の上面高さとの差を算出する、
請求項1記載の加工装置。 - 該加工具は、研削砥石を環状に配置した研削ホイールであって、
該研削ホイールの中心が該回転軸に連結され、
該加工手段は、該研削ホイールの回転に応じて回転する該研削砥石によって、該保持面に保持された被加工物の上面をクリープフィード研削する、
請求項1記載の加工装置。 - 該加工具は、バイトを備えたバイトホイールであって、
該回転軸を軸に該バイトが周回するように、該バイトホイールが該回転軸に装着され、
該加工手段は、該保持面に保持された被加工物の上面を、該バイトによって切削加工する、
請求項1記載の加工装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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SE544352C2 (en) * | 2020-03-04 | 2022-04-19 | Disco Corp | Method of grinding workpiece |
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