JP2016002598A - 研削方法 - Google Patents

研削方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016002598A
JP2016002598A JP2014121996A JP2014121996A JP2016002598A JP 2016002598 A JP2016002598 A JP 2016002598A JP 2014121996 A JP2014121996 A JP 2014121996A JP 2014121996 A JP2014121996 A JP 2014121996A JP 2016002598 A JP2016002598 A JP 2016002598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
workpiece
thickness
chuck table
grinding wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014121996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6300654B2 (ja
Inventor
聡 山中
Satoshi Yamanaka
聡 山中
弘樹 宮本
Hiroki Miyamoto
弘樹 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2014121996A priority Critical patent/JP6300654B2/ja
Publication of JP2016002598A publication Critical patent/JP2016002598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6300654B2 publication Critical patent/JP6300654B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

【課題】被加工物の平坦性を確保可能な研削方法を提供する。【解決手段】研削工程において、研削砥石(40b)によって研削された後の被加工物(11)の上面(11a)の高さ位置(H1)とチャックテーブル(16)の保持面(16a)の高さ位置(H0)との差(Δ1,H1−H0)から、研削後の被加工物の実際の厚さ(T1)を求める厚さ検出工程と、厚さ検出工程で検出された研削後の被加工物の実際の厚さと所望の厚さ(T0)との差(Δ2,T1−T0)から、研削後の被加工物の厚さの変移を示す変移量(T2)を求める変移量算出工程と、変移量算出工程によって求められた変移量がゼロになる様に、保持面に対して垂直な方向において研削砥石の研削面の位置を調整する砥石位置調整工程と、を繰り返し実施する構成とした。【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウェーハ等の板状物を研削する研削方法に関する。
携帯電話に代表される小型軽量な電子機器では、IC、LSI等の電子回路を備えた半導体チップが必須の構成となっている。半導体チップは、例えば、シリコン等の材料でなる半導体ウェーハの表面をストリートと呼ばれる複数の分割予定ラインで区画し、各領域に電子回路を形成した後、このストリートに沿って半導体ウェーハを切断することで製造できる。
近年では、半導体チップの小型化、軽量化等を目的として、研削等の方法で半導体ウェーハを薄く加工する機会が増えている。半導体ウェーハの研削は、例えば、半導体ウェーハを保持するための保持面を備えたチャックテーブルを、この保持面と略平行に移動させるクリープフィードと呼ばれる方法(例えば、特許文献1参照)で実施されることがある。
クリープフィードでは、まず、半導体ウェーハを保持した状態のチャックテーブルを、複数の研削砥石が環状に固定された研削ホイールに対して平面視で重ならない位置に移動させる。その後、研削砥石の下面を、半導体ウェーハの上面より僅かに低い位置に位置付け、研削ホイールを回転させつつチャックテーブルを保持面と平行に移動させることで、上面側に研削砥石を作用させて半導体ウェーハを研削できる。
特開2005−28550号公報
ところで、上述のクリープフィードでは、研削砥石を所定の高さに位置付けた状態で半導体ウェーハ等の被加工物を移動させるので、研削の進行に伴い研削砥石が摩耗すると被加工物を平坦に研削できなくなる。具体的には、研削の開始側より研削の終了側において被加工物が厚くなるという問題が発生していた。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、被加工物の平坦性を確保可能な研削方法を提供することである。
本発明によれば、板状の被加工物をチャックテーブルの保持面に保持し、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物の上面側に回転する研削砥石の研削面を作用させるとともに該チャックテーブルと該研削砥石とを該保持面に対して平行な方向に相対的に移動させて被加工物を所望の厚さ(T0)に研削する研削方法であって、該チャックテーブルで被加工物を保持する保持工程と、該研削砥石を該チャックテーブルの該保持面に対して垂直な方向に移動させて研削後の被加工物が所望の厚さ(T0)となる位置に該研削面を位置付ける位置付け工程と、回転させた該研削砥石と該チャックテーブルの該保持面に保持された被加工物とを該保持面に対して平行な方向に相対的に移動させて被加工物の一端側から他端側に向けて被加工物を研削する研削工程と、を含み、該研削工程では、該研削砥石によって研削された後の被加工物の該上面の高さ位置(H1)と該チャックテーブルの該保持面の高さ位置(H0)との差(H1−H0)から、研削後の被加工物の実際の厚さ(T1)を求める厚さ検出工程と、該厚さ検出工程で検出された研削後の被加工物の実際の厚さ(T1)と所望の厚さ(T0)との差(T1−T0)から、研削後の被加工物の厚さの変移を示す変移量(T2)を求める変移量算出工程と、該変移量算出工程によって求められた該変移量(T2)がゼロになる様に、該保持面に対して垂直な方向において該研削砥石の該研削面の位置を調整する砥石位置調整工程と、を繰り返し実施することを特徴とする研削方法が提供される。
本発明の研削方法では、研削工程において、研削後の被加工物の実際の厚さ(T1)を求める厚さ検出工程と、厚さ検出工程で求めた厚さ(T1)に基づいて、研削後の被加工物の厚さの変移を示す変移量(T2)を求める変移量算出工程と、変移量算出工程で求めた変移量(T2)がゼロになる様に、保持面に対して垂直な方向において研削砥石の研削面の位置を調整する砥石位置調整工程と、を繰り返し実施する。
これにより、研削砥石の摩耗による影響を生じさせることなく被加工物を研削できる。すなわち、本発明の研削方法によれば、被加工物の平坦性を確保できる。
研削装置の構成例を模式的に示す斜視図である。 研削装置の構成例、及び研削工程を模式的に示す図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態に係る研削方法は、保持工程、位置付け工程、及び研削工程(図2参照)を含む。保持工程では、被加工物をチャックテーブルで保持する。
位置付け工程では、研削砥石をチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に移動させて、チャックテーブルに保持された被加工物を研削できる位置に研削砥石の研削面を位置付ける。
研削工程では、回転する研削砥石とチャックテーブルとを保持面に対して平行な方向に相対的に移動させ、被加工物を一端側から他端側に向けて研削する。なお、この研削工程では、研削砥石の摩耗による影響を打ち消すように研削砥石の位置を調整しながら研削を遂行する。以下、本実施形態に係る研削方法について詳述する。
まず、本実施形態に係る研削方法で使用される研削装置の構成例について説明する。図1は、研削装置の構成例を模式的に示す斜視図であり、図2は、研削装置の構成例を模式的に示す図である。
図1に示すように、研削装置2は水平移動機構4を含んでいる。水平移動機構4は、略水平な方向(図1では、X軸方向)に伸びる2本の水平ガイドレール6を備えており、この水平ガイドレール6には、水平移動テーブル8がスライド可能に設置されている。
水平移動テーブル8の裏面側(下面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、水平ガイドレール6と平行な水平ボールネジ10が螺合されている。水平ボールネジ10の一端部には、水平パルスモータ12が連結されている。水平パルスモータ12で水平ボールネジ10を回転させれば、水平移動テーブル8は、水平ガイドレール6に沿って略水平に移動する。
水平移動テーブル8の表面側(上面側)には、支持台14が設けられている。支持台14の上部には、平面視で矩形状のチャックテーブル16が配置されている。図2に示すように、チャックテーブル16の表面は、矩形状の被加工物11を吸引保持する保持面16aとなっている。
保持面16aには、チャックテーブル16の内部に形成された流路(不図示)を通じて吸引源(不図示)の負圧が作用し、被加工物11を吸引する吸引力が発生する。被加工物11は、例えば、シリコン等の半導体材料で形成された板状物(ウェーハ)であり、矩形状の上面11a(図2参照)及び下面11bを有している。
図1に示すように、水平移動機構4と隣接する位置には、柱状の支持構造18が立設されている。支持構造18の前面には、昇降機構20が設けられている。昇降機構20は、鉛直方向(Z軸方向)に伸びる2本の昇降ガイドレール22を備えており、この昇降ガイドレール22には、昇降テーブル24がスライド可能に設置されている。
昇降テーブル24の後面側(裏面側)には、ナット部(不図示)が固定されており、このナット部には、昇降ガイドレール22と平行な昇降ボールネジ26が螺合されている。昇降ボールネジ26の一端部には、昇降パルスモータ28が連結されている。昇降パルスモータ28で昇降ボールネジ26を回転させることにより、昇降テーブル24は昇降ガイドレール22に沿って上下に移動する。
昇降テーブル24の前面(表面)には、所定の固定具30が設けられている。この固定具30には、被加工物11を研削する研削機構32が取り付けられている。研削機構32は、固定具30に固定されたスピンドルハウジング34を備えている。
スピンドルハウジング34には、回転軸を構成するスピンドル36が支持されている。なお、スピンドルハウジング34は、図2に示すように、鉛直方向に対してスピンドル36が僅かに傾斜するように固定具30に固定されている。スピンドルハウジング34の傾斜角度は、固定具30によって調節可能である。
スピンドル36の下端部(先端部)には、円盤状のホイールマウント38が固定されており、ホイールマウント38の下面には、ホイールマウント38と略同径の研削ホイール40が装着されている。図2に示すように、研削ホイール40は、ステンレス等の金属材料で形成された円環状のホイール基台40aを含む。
ホイール基台40aの下面には、全周にわたって複数の研削砥石40bが固定されている。なお、本実施形態の研削方法に用いられるクリープフィードでは、研削砥石40bの下面の一部(側面の一部を含む場合もある)が被加工物11に接触する研削面となる。
スピンドル36の上端側には、モータ等の回転駆動源(不図示)が連結されており、研削ホイール40は、回転駆動源から伝達される回転力で回転する。研削機構32には、各種の制御を行う制御ユニット42が接続されている。
制御ユニット42は、研削ホイール40(研削砥石40b)の高さ位置等を制御する制御部42aと、研削の目標値として設定される被加工物11の厚さ(所望の厚さ)T0等の情報を記憶する記憶部42bとを含む。制御部42aは、記憶部42bに記憶された厚さT0を実現するように、研削ホイール40(研削砥石40b)の高さ位置を調整する。
この制御ユニット42には、被加工物11の厚さの変移を測定するための接触式の変移測定ユニット44が接続されている。変移測定ユニット44は、被加工物11の上面11aの高さ位置を測定する第1の計測器44aと、チャックテーブル16の保持面16aの高さ位置を測定する第2の計測器44bと、を含む。
第1の計測器44a及び第2の計測器44bは、研削砥石40bの研削面と被加工物11とが接触する作用位置の近傍に固定されており、研削直後の上面11aの高さ位置H1、及び対応する保持面16aの高さ位置H0を測定する。
測定データは、制御ユニット42が備える変移検出部42cへと送られる。変移検出部42cは、例えば、上面11aの高さ位置H1と保持面16aの高さ位置H0との差Δ1(=H1−H0)から、研削後の被加工物11の実際の厚さT1を求める。なお、上述の差Δ1をそのまま厚さT1としても良いが、差Δ1に対して何らかの演算処理を行って厚さT1の精度を高めても良い。
また、変移検出部42cは、上述した厚さT1と、記憶部42bに記憶されている厚さT0との差Δ2(=T1−T0)から、研削後の被加工物11の厚さの変移を示す変移量T2を求める。この場合にも、差Δ2に対して何らかの演算処理を行って変移量T2の精度を高めることができる。求めた変移量T2は、例えば、記憶部42bに記憶され、制御部42aで研削ホイール40(研削砥石40b)の高さ位置制御に利用される。
次に、この研削装置2を用いる研削方法について説明する。本実施形態の研削方法では、まず、被加工物11をチャックテーブル16で保持する保持工程を実施する。具体的には、チャックテーブル16の保持面16aに被加工物11の下面11b側を重ねて吸引源の負圧を作用させる。これにより、被加工物11は上面11a側を上方に露出した状態でチャックテーブル16に吸着保持される。
保持工程の後には、研削ホイール40(研削砥石40b)をチャックテーブル16の保持面16aに対して垂直な方向に移動させて、被加工物11を研削できる位置に研削砥石40bの研削面を位置付ける位置付け工程を実施する。
この位置付け工程では、まず、水平移動機構4によって、研削砥石40bの研削面と被加工物11とが平面視で重ならない位置にチャックテーブル16を移動させる。次に、昇降機構20によって、研削砥石40bの下面を、被加工物11の上面11aより低い位置に位置付ける。
なお、制御ユニット42の制御部42aは、記憶部42bに記憶されている厚さT0に基づいて、昇降機構20の動作を制御する。具体的には、チャックテーブル16に保持された被加工物11を研削して厚さT0に加工できる高さ位置に研削砥石40bの研削面を位置付ける。
位置付け工程の後には、回転する研削砥石40bとチャックテーブル16とを保持面16aに対して平行な方向に相対的に移動させ、被加工物11を一端側から他端側に向けて研削する研削工程を実施する。
研削工程では、研削ホイール40(研削砥石40b)を回転させながら、チャックテーブル16を水平方向(保持面16aと平行な方向)に移動させる。研削砥石40bの研削面と被加工物11とを平面視で重ねるようにチャックテーブル16を移動させることで、研削砥石40bの研削面を被加工物11の上面11a側に接触させて、被加工物11を研削できる。
この研削工程内では、研削の開始とともに、厚さ検出工程、変移量算出工程、及び砥石位置調整工程を、連続的に繰り返し行う。厚さ検出工程では、まず、変移測定ユニット44で、研削直後の被加工物11の上面11aの高さ位置H1とチャックテーブル16の保持面16aの高さ位置H0とを測定する。
次に、制御ユニット42の変移検出部42cにおいて、上面11aの高さ位置H1と保持面16aの高さ位置H0との差Δ1(=H1−H0)から、研削後の被加工物11の実際の厚さT1を求める。
厚さ検出工程の後には、変移量算出工程を実施する。変移量算出工程では、制御ユニット42の変移検出部42cにおいて、上述した厚さT1と、記憶部42bに記憶されている厚さT0との差Δ2(=T1−T0)から、研削後の被加工物11の厚さの変移を示す変移量T2を求める。求めた変移量T2は、記憶部42bに記憶される。
変移量算出工程の後には、砥石位置調整工程を実施する。砥石位置調整工程では、制御部42aが研削砥石40bの摩耗による影響を打ち消す制御を行う。具体的には、記憶部42bに記憶されている変移量T2をゼロにするように、昇降機構20で研削砥石40bの研削面の高さ位置を調整する。
例えば、研削砥石40bの摩耗が進行すると、研削直後の被加工物11の上面11aの高さ位置H1が高くなって、実際の厚さT1は増大する。その結果、厚さT1と厚さT0との差Δ2が大きくなって、変移量T2が大きくなる。
そこで、本実施形態の砥石位置調整工程では、変移量T2をゼロにするように、研削砥石40bを下降させて研削面の高さ位置を低くする。これにより、研削砥石40bの摩耗による影響を打ち消すことができる。上述した一連の工程(厚さ検出工程、変移量算出工程、及び砥石位置調整工程)を連続的に繰り返し行うことで、被加工物11の表面11a側全体を平坦に研削できる。
なお、本実施の形態において「連続的に繰り返し行う」とは、要求される被加工物11の平坦性を確保できる程度の頻度で繰り返し実施することのみを意味するものとする。すなわち、必ずしも制御ユニット42等の能力を最大限に発揮して研削工程内の各工程を連続させる必要はない。
以上のように、本実施形態の研削方法では、研削工程において、研削後の被加工物11の実際の厚さT1を求める厚さ検出工程と、厚さ検出工程で求めた厚さT1に基づいて、研削後の被加工物11の厚さの変移を示す変移量T2を求める変移量算出工程と、変移量算出工程で求めた変移量T2がゼロになる様に、保持面16aに対して垂直な方向において研削砥石40bの研削面の位置を調整する砥石位置調整工程と、を繰り返し実施するので、研削砥石40bの摩耗による影響を生じさせることなく被加工物11を研削できる。すなわち、本実施形態の研削方法によれば、被加工物11の平坦性を確保できる。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態では、チャックテーブル16を保持面16aと平行な方向に移動させて被加工物11を研削しているが、少なくとも、チャックテーブル16と研削砥石40bとを保持面16aと平行な方向に相対的に移動させて被加工物11を研削できれば良い。
また、上記実施形態では、接触式の変移測定ユニット44を用いて研削直後の上面11aの高さ位置H1、及び対応する保持面16aの高さ位置H0を測定しているが、非接触式(例えば、光学式)の変移測定ユニットで高さ位置H1,H0を測定しても良い。
その他、上記実施形態に係る構成、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 被加工物
11a 上面
11b 下面
2 研削装置
4 水平移動機構
6 水平ガイドレール
8 水平移動テーブル
10 水平ボールネジ
12 水平パルスモータ
14 支持台
16 チャックテーブル
16a 保持面
18 支持構造
20 昇降機構
22 昇降ガイドレール
24 昇降テーブル
26 昇降ボールネジ
28 昇降パルスモータ
30 固定具
32 研削機構
34 スピンドルハウジング
36 スピンドル
38 ホイールマウント
40 研削ホイール
40a ホイール基台
40b 研削砥石
42 制御ユニット
42a 制御部
42b 記憶部
42c 変移検出部
44 変移測定ユニット
44a 第1の計測器
44b 第2の計測器

Claims (1)

  1. 板状の被加工物をチャックテーブルの保持面に保持し、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物の上面側に回転する研削砥石の研削面を作用させるとともに該チャックテーブルと該研削砥石とを該保持面に対して平行な方向に相対的に移動させて被加工物を所望の厚さ(T0)に研削する研削方法であって、
    該チャックテーブルで被加工物を保持する保持工程と、
    該研削砥石を該チャックテーブルの該保持面に対して垂直な方向に移動させて研削後の被加工物が所望の厚さ(T0)となる位置に該研削面を位置付ける位置付け工程と、
    回転させた該研削砥石と該チャックテーブルの該保持面に保持された被加工物とを該保持面に対して平行な方向に相対的に移動させて被加工物の一端側から他端側に向けて被加工物を研削する研削工程と、を含み、
    該研削工程では、
    該研削砥石によって研削された後の被加工物の該上面の高さ位置(H1)と該チャックテーブルの該保持面の高さ位置(H0)との差(H1−H0)から、研削後の被加工物の実際の厚さ(T1)を求める厚さ検出工程と、
    該厚さ検出工程で検出された研削後の被加工物の実際の厚さ(T1)と所望の厚さ(T0)との差(T1−T0)から、研削後の被加工物の厚さの変移を示す変移量(T2)を求める変移量算出工程と、
    該変移量算出工程によって求められた該変移量(T2)がゼロになる様に、該保持面に対して垂直な方向において該研削砥石の該研削面の位置を調整する砥石位置調整工程と、
    を繰り返し実施することを特徴とする研削方法。
JP2014121996A 2014-06-13 2014-06-13 研削方法 Active JP6300654B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014121996A JP6300654B2 (ja) 2014-06-13 2014-06-13 研削方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014121996A JP6300654B2 (ja) 2014-06-13 2014-06-13 研削方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016002598A true JP2016002598A (ja) 2016-01-12
JP6300654B2 JP6300654B2 (ja) 2018-03-28

Family

ID=55222303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014121996A Active JP6300654B2 (ja) 2014-06-13 2014-06-13 研削方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6300654B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019155488A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 株式会社東京精密 研削盤
JP2020015117A (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 株式会社ディスコ クリープフィード研削方法
JP2020015118A (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 株式会社ディスコ クリープフィード研削方法
JP2020032495A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 株式会社デンソー 研削加工方法
JP2020089930A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 株式会社ディスコ クリープフィード研削方法
JP2020093318A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 株式会社ディスコ 被加工物の研削方法
JP2020171977A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 株式会社ディスコ クリープフィード研削方法
CN112123063A (zh) * 2019-06-24 2020-12-25 株式会社迪思科 被加工物的加工方法
CN112775834A (zh) * 2019-11-01 2021-05-11 株式会社迪思科 缓进给磨削方法和磨削装置
JP2021079483A (ja) * 2019-11-19 2021-05-27 株式会社ディスコ 加工装置
CN116900860A (zh) * 2023-09-06 2023-10-20 广州市鑫铠铭金属制品有限公司 一种五金配件打磨装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61125770A (ja) * 1984-11-26 1986-06-13 Amada Co Ltd 自動研削方法
JPS63102872A (ja) * 1986-10-21 1988-05-07 Nisshin Kogyo Kk 研削方法
JPH07299700A (ja) * 1994-05-11 1995-11-14 Yotaro Hatamura 工作機械および工具の姿勢制御システム並びに研削システム
JPH09150355A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Thk Kk 研削盤
JP2001071241A (ja) * 1999-09-06 2001-03-21 Sumitomo Heavy Ind Ltd 立軸往復テーブル形平面研削盤における研削方法
JP2005028550A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Disco Abrasive Syst Ltd 結晶方位を有するウエーハの研磨方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61125770A (ja) * 1984-11-26 1986-06-13 Amada Co Ltd 自動研削方法
JPS63102872A (ja) * 1986-10-21 1988-05-07 Nisshin Kogyo Kk 研削方法
JPH07299700A (ja) * 1994-05-11 1995-11-14 Yotaro Hatamura 工作機械および工具の姿勢制御システム並びに研削システム
JPH09150355A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Thk Kk 研削盤
JP2001071241A (ja) * 1999-09-06 2001-03-21 Sumitomo Heavy Ind Ltd 立軸往復テーブル形平面研削盤における研削方法
JP2005028550A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Disco Abrasive Syst Ltd 結晶方位を有するウエーハの研磨方法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019155488A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 株式会社東京精密 研削盤
JP2020015117A (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 株式会社ディスコ クリープフィード研削方法
JP2020015118A (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 株式会社ディスコ クリープフィード研削方法
TWI810334B (zh) * 2018-07-24 2023-08-01 日商迪思科股份有限公司 深切緩進磨削方法
JP7121573B2 (ja) 2018-07-24 2022-08-18 株式会社ディスコ クリープフィード研削方法
JP7112273B2 (ja) 2018-07-24 2022-08-03 株式会社ディスコ クリープフィード研削方法
JP7087840B2 (ja) 2018-08-30 2022-06-21 株式会社デンソー 研削加工方法
JP2020032495A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 株式会社デンソー 研削加工方法
JP2020089930A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 株式会社ディスコ クリープフィード研削方法
CN111266931A (zh) * 2018-12-04 2020-06-12 株式会社迪思科 缓进给磨削方法
JP2020093318A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 株式会社ディスコ 被加工物の研削方法
JP2020171977A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 株式会社ディスコ クリープフィード研削方法
CN112123063A (zh) * 2019-06-24 2020-12-25 株式会社迪思科 被加工物的加工方法
CN112775834A (zh) * 2019-11-01 2021-05-11 株式会社迪思科 缓进给磨削方法和磨削装置
CN112775834B (zh) * 2019-11-01 2024-03-12 株式会社迪思科 缓进给磨削方法和磨削装置
JP2021079483A (ja) * 2019-11-19 2021-05-27 株式会社ディスコ 加工装置
JP7348037B2 (ja) 2019-11-19 2023-09-20 株式会社ディスコ 加工装置
CN116900860A (zh) * 2023-09-06 2023-10-20 广州市鑫铠铭金属制品有限公司 一种五金配件打磨装置
CN116900860B (zh) * 2023-09-06 2023-11-17 广州市鑫铠铭金属制品有限公司 一种五金配件打磨装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6300654B2 (ja) 2018-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6300654B2 (ja) 研削方法
KR102271652B1 (ko) 피가공물의 절삭 방법
US20210210375A1 (en) Processing apparatus
JP2012135853A (ja) 研削装置
TW201911403A (zh) 切割裝置及晶圓的加工方法
JP6125867B2 (ja) 切削方法
JP2015116637A (ja) 研削方法
JP6346833B2 (ja) 被加工物の研削方法
JP2011200960A (ja) 研削装置
JP6251614B2 (ja) 被加工物の研削方法
JP5991890B2 (ja) ウエーハの加工方法
JP6300653B2 (ja) 研削方法
JP5943766B2 (ja) 研削装置
JP2012146889A (ja) ウエーハの研削方法
KR102554989B1 (ko) 연삭 방법
JP2009302369A (ja) 板状物の加工方法及び加工装置
JP2010207984A (ja) 面取り加工装置及び面取り加工方法
JP6262593B2 (ja) 研削装置
JP2016179513A (ja) 研磨パッドの調整方法
JP2012152858A (ja) 研削装置
TW202041320A (zh) 深切緩進磨削方法
JP6487790B2 (ja) 加工装置
JP2021058943A (ja) 基板の研削方法
JP2021002605A (ja) 被加工物の切削方法
JP5850758B2 (ja) 研削方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6300654

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250