JP2017209459A - 遊技機 - Google Patents

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Hitoshi Takagi
仁 高木
純也 杉山
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Abstract

【課題】押し順等の推奨停止操作信号に基づいた試験の透明性及び客観性を高める。
【解決手段】主制御装置に、内部抽せんで決定した条件装置に応じて遊技者に有利となる回胴についての推奨停止操作の信号を主制御装置から試験装置側に出力させる試験用送信手段すなわちシリアルポート出力TX2/XCS10、バッファIC04、コネクタCN04を設け、この試験用送信手段を、この送信手段から出力する信号に基づいて試験装置で規定する仕様に合わせた信号を試験装置に入力させるインターフェースボードに接続可能に構成した。
【選択図】図7

Description

本発明は、主に、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項で規定するぱちんこ屋の営業に供される回胴式遊技機等の遊技機に関し、特に、同法律第20条第5項の規定に基づく国家公安委員会の指定試験機関(一般財団法人保安通信協会(保通協))にて遊技機の型式試験を受ける際、規定の試験装置に接続して試射試験を可能にした遊技機に関する。
特許文献1に、回胴式遊技機の型式試験を行う規定の試験装置が記載され、内部抽せん等の遊技の主制御を担う遊技機の主基板と試験装置との間は、主基板から試験装置に向けて信号を入力させる第1コネクタCN1及び第2コネクタCN2と、試験装置から主基板に向けて信号を出力させる第3コネクタCN3とをもつインターフェースボード(第1インターフェース基板)を介して接続される。各コネクタCN1〜3のピン番号に割付ける信号、及び、パラレルで送る複数の信号間のタイミングは、規格化した汎用仕様になっている。こうして、試験装置から主基板に、スタートレバーの操作信号に代替させるリールスタートスイッチ信号やストップボタンの操作信号に代替させるストップスイッチ信号等を送り、主基板から試験装置に、内部抽せんで決定した単独又は複数の条件装置の作動情報すなわち内部抽せん用乱数の取り得る範囲内で定義した当せんエリア番号に対応した条件装置信号等を送り、人手による遊技操作を極力少なくできながら、長時間にわたり実際の遊技に近い試射試験が行えるようにしている。
遊技機の型式試験は、昭和60年(1985年)2月12日の国家公安委員会規則第4「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」(以下、遊技機規則という)に適合するか否かの試験であり、平成16年(2004年)1月30日の国家公安委員会規則第1での改正を経た現行5号機に対応する現行遊技機規則よりも前の4号機に対応する旧遊技機規則下での試験では、メイン側の主基板(主制御装置)に対し、専ら演出のみを担うサブ側の周辺基板(周辺制御装置)は主基板への信号のフィードバックを禁じることでブラックボックス化し、サブ側は試験対象外としたため、遊技機と試験装置との接続仕様は、第1〜3コネクタCN1〜3をもつ第1インターフェース基板による接続仕様で事足りていた。
しかし、現行遊技機規則が適用される5号機の時代になり、同様に周辺基板から主基板への信号のフィードバックを禁じてはいるが、内部抽せんで決定した当せん役に対応した図柄の組合せを表示させるストップボタンの押し順や狙うべき図柄等の推奨停止操作の情報を液晶表示装置等に表示させるアシストタイムATの機能を搭載したAT機やART機が人気を博するに至り、ATが出玉に影響することから、サブ側で決定するAT作動下でのストップボタンの押し順等を試験装置に取り込み、その押し順どおりのストップスイッチ信号を試験装置から遊技機に出力して試験を行うのが適切となった。
このため、特許文献2,3で開示されているように、サブ側の周辺基板と試験装置とを、第4コネクタCN4をもつ第2インターフェース基板を介して接続し、試験装置の仕様に合わせて、リールスタートスイッチ信号のオンから2秒以内という所定時間内に、50ms以上オンすべきストローブ信号に同期させて、第1番目に停止させる回胴番号と停止実行位置を特定した第1信号群、第2番目に停止させる回胴番号と停止実行位置を特定した第2信号群、第3番目に停止させる回胴番号と停止実行位置を特定した第3信号群を、それぞれのオン保持時間がストローブ信号のオフから50ms以上確保しつつ順次時系列で送信するという所定のシーケンスに従って出力し、試験装置に押し順等の推奨停止操作信号を取り込んで、第1インターフェース基板を介して主基板に推奨停止操作信号どおりのストップスイッチ信号を出力し、遊技者に最も有利になる出玉試験をも行うようになった。
特開2004−49670号公報 特開2009−247538号公報 特許第5065934号公報
本来、ATが出玉に及ぼす影響力の大きさから、ATの作動、及び、押し順等の推奨停止操作信号(AT指示情報ともいう)を、サブ側の周辺基板ではなく、メイン側の主基板で決定するメインATに完全移行させるのが好ましい。しかし、メインATに移行させた場合、第2インターフェース基板を介してサブ側から試験装置に入力される推奨停止操作信号は、メイン側から一旦サブ側を経由して試験装置に入ることになるため、メインが管理するATに従った信号が本当にサブ側から試験装置側に取り込まれているか不透明となり、これに応じて試験装置から第1インターフェース基板を介してメイン側に該メイン側で決定した本当の推奨停止操作信号どおりのストップスイッチ信号が送られてくるのかも不透明となり、メインAT化に伴い、試験の透明性及び客観性が損なわれる恐れがある。
本発明の課題は、押し順等の推奨停止操作信号に基づいた試験の透明性及び客観性を高め得る遊技機を提供することにある。
図面の符号を括弧内に付記して例示する。
遊技の進行を制御するメインCPUをもつ主制御装置(MC)を備え、
複数の回胴(左リール1L,中リール1C,右リール1R)を回転させる始動操作信号を契機に予め定義した複数種類の役に対応した条件装置の作動の可否を決定する内部抽せんを実行すると共に、規定の試験装置(TD)との間で試射試験を可能にした遊技機を前提とする。
「条件装置」とは、その作動が入賞、再遊技、役物又は役物連続作動装置の作動に係る図柄の組合せが表示されるために必要な条件とされている装置で、内部抽せん(遊技機内で行われる電子計算機によるくじ)に当せんした場合に作動するものをいう(遊技機規則第6条別表第二(3)ホ)。
「規定の試験装置」とは、国家公安委員会の指定試験機関が遊技機の型式試験にて試射試験を行うときに用いる装置をいう。
以上の遊技機において、
前記主制御装置(MC)に、前記内部抽せんで決定した条件装置に応じて遊技者に有利となる前記回胴についての推奨停止操作の信号を前記主制御装置(MC)から前記試験装置(TD)側に出力させる試験用送信手段(TX2/XCS10,IC04,CN04)を設け、
前記試験用送信手段を、この送信手段から出力する信号(TESTCMD)に基づいて前記試験装置(TD)で規定する仕様に合わせた信号を前記試験装置(TD)に入力させるインターフェースボード(インターフェース基板IF2)に接続可能に構成している。
これにより、内部抽せんで決定した条件装置に応じて遊技者に有利となる推奨停止操作の信号は、主制御装置に設ける試験用送信手段から、インターフェースボードを経て、試験装置に送られる。よって、推奨停止操作の信号の送信に、サブ側の周辺制御装置は関与することはなく、推奨停止操作の信号に基づいた試験の透明性及び客観性を高め得る。
以上のもので、前記試験用送信手段は、前記メインCPUのシリアル通信ポート(TX2/XCS10)から出力するシリアル信号(TESTCMD)を前記インターフェースボード(IF2)に入力させる仕様にしており、
前記インターフェースボード(IF2)は、前記シリアル信号(TESTCMD)に基づいて、前記試験装置(TD)で規定する回胴停止信号ストローブ信号と同期させて、前記試験装置(TD)で規定する回胴番号信号及び停止実行位置信号から成るパラレル信号を、推奨停止操作の順番に従った時系列にて、前記試験装置(TD)に入力させる仕様にしている。
これにより、メインCPUのパラレル出力ポートから試験装置側に別途送信する条件装置信号等のパラレル通信処理と競合することなく、シリアル通信ポートにより推奨停止操作の信号を、インターフェースボードにてパラレル信号に変換して試験装置に滞りなく送信することができ、効率的かつ適切な試験が行える。
この場合、前記試験用送信手段に用いる前記シリアル通信ポート(TX2/XCS10)は、受信機能のない送信専用仕様にしている。
これにより、試験用送信手段は、外部からの信号を受信しないため、主制御装置からサブ側の周辺制御装置に一方通行で信号を送信し且つ周辺制御装置からの信号の受信を禁じた制御装置の基本仕様と同等の高セキュリティを担保でき、試験の公正さを高めることができる。
本発明遊技機の斜視図。 リール帯の展開図。 各条件装置と図柄の組合せ一覧表。 当せんエリアと対応する条件装置信号情報等の一覧表。 当せんエリアと対応する推奨停止操作情報等の一覧表。 遊技機の制御装置のブロック回路図。 試験用送信手段の回路図。 メインCPUのメモリーマップ。 使用領域及び別領域の各処理フロー。 別領域の各処理フロー。
図1に、本発明を適用する回胴式遊技機を示す。回胴式遊技機は、一般にパチスロと呼ばれ、遊技機規則、すなわち平成16年(2004年)1月30日の国家公安委員会規則第1での改正を経た昭和60年(1985年)2月12日の国家公安委員会規則第4「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」に適合するスロットマシンである。以下、用語及びその技術内容は現行の遊技機規則に準ずる。
遊技機筐体8Bは、ハニカムリアキャビネット8R及びキャビネット枠8W、扉状の上下フロントキャビネット8E,8Fを備える。上フロントキャビネット8Eには、動画等をフルカラーで映し出す上部液晶表示装置71、サーチライトを模したドットマトリクス表示装置73、リールパネル8、展開及び収納可能な組ランプe1〜3をもつ左上可動ランプE1,同組ランプe4〜6をもつ右上可動ランプE2,同組ランプe7〜9をもつ左下可動ランプE3,同組ランプe10〜12をもつ右下可動ランプE4、左上ランプE5,右上ランプE6、リールパネル8を囲む門型ランプE7〜E11を備える。下フロントキャビネット8Fには、操作部8S、演出用の下部液晶ボタンABを兼用し且つ上部液晶表示装置71と協働した動画等を表示させる可動式ビジョンATVから成る下部液晶表示装置72、その両脇のサイドランプE12,E13を備える。91〜94はBGMや各種効果音等を出音するスピーカ、8Mはメダル払出口、8Gはメダル受皿である。なお、左右は、遊技機に対面した遊技者目線における左右を意味する。以下、同様である。
リールパネル8の透明な表示窓80の内部には、複数の可変表示要素となる回胴すなわち左リール1L、中リール1C、右リール1Rを備え、それぞれのリール帯10L,10C,10Rの外周に配列した図柄のうち連続する3コマを窓越しに臨ませている。定常回転時を含む通常の正転時、各図柄は上から下にスクロールする。表示窓80の窓越しに表示される複数列及び複数段の図柄表示位置、すなわち、左・中・右リール1L,1C,1Rの3列とそれぞれの上・中・下の3段との、列と段で特定される3×3=9個の図柄表示位置において、例えば中段ライン(左中−中中−右中)のみを有効ラインとしている。なお、他のラインを含めて2本以上のラインを有効ラインとしてもよい。
操作部8Sには、遊技媒体たる遊技メダルを投入するメダル投入口2i、開始ボタンbi・上下左右の移動ボタンb1〜4・終了ボタンboをもち、音量、画像輝度、BGM、キャラクター等を選択変更できる実機カスタマイズボタンBT、貯留装置の電磁的記録すなわちクレジットから一回の遊技に必要な規定数例えば3枚(3BET)の掛けメダルを引き落とすベットボタン3、クレジットに残る数のメダルをメダル受皿8Gに落す精算ボタン4、各リール1L,1C,1Rの可変表示(回転)を開始させるスタートスイッチとなるスタートレバー5、各リール1L,1C,1Rに対応して設け、対応するリールの可変表示(回転)を個別に停止させるストップスイッチとなる左ストップボタン6L、中ストップボタン6C、右ストップボタン6R、メダル投入口2i下流のメダル詰り時に押すリジェクトボタン2R、ドアキー穴8Kを備える。
また、現時のクレジット数を表示させるクレジット表示器DL1、入賞による払出メダル枚数を表示させると共に適合する停止操作情報を報知するアシストタイムATの作動時にそのAT指示情報を表示させるメインモニタMAを兼ねるペイアウト表示器DL2、充当掛けメダルが1枚、2枚、3枚になる毎に点灯させる1〜3枚ランプEL1〜3、掛けメダルが受付可能なとき点灯させるベットランプELb、スタートレバー5による始動操作が可能なとき点灯させるスタートランプELs、再遊技に係る図柄の組合せが表示されたとき点灯させるリプレイランプELrを含む遊技基本ランプ類30を備える。
ベットランプELbの点灯時、掛けメダルが0の状態でメダル投入口2iからメダル1枚を入れると1枚ランプEL1が点灯し、さらに1枚入れると2枚ランプEL2が点灯し、さらに1枚入れると3枚ランプEL3が点灯し、規定数に達する。規定数の掛けメダルになると、スタートランプELsが点灯し、スタートレバー5による始動操作が可能になる。規定数に達した状態からスタートレバー5を操作しないでメダル投入口2iにさらにメダルを入れると、クレジット表示器DL1のカウンタを進め、所定上限数である50枚まで貯留可能となる。入賞により払出されたメダルも50枚まではクレジットに加算され、50枚を超えて払出されたメダルは、メダル払出口8Mからメダル受皿8Gに受止められる。
図2に示すように、各リール帯10L,10C,10Rの外周面には、赤7、白7、バー、スイカ1、スイカ2、ベル1、べル2、チェリー、リプレイ、ハートの全10種類の図柄を、図柄番号0,1〜19に対応させ且つ独特の縦の並びに従って印刷等により描いている。各リール1L,1C,1Rは、全20コマの図柄を配する20コマリールである。
各リール1L,1C,1Rの駆動には、標準的な21コマリール駆動用の1ステップ角が約1.43度、1−2相励磁により504ステップで一回転する仕様のステッピングモータを用いている。21コマリールの場合、一図柄あたり504/21=24ステップの均等ステップ数を割付けることができるが、20コマリールでは、504/20=25.2で整数解にならないため、不均等ステップ数を割付けている。ステップ数の多い方を26、ステップ数の少ない方を24とし、図柄番号0〜19を5で割った整数解の余りが奇数となる図柄番号1,3,6,8,11,13,16,18の図柄に少ない方の24ステップを割付け、その他の図柄番号0,2,4,5,7,9,10,12,14,15,17,19の図柄に多い方の26ステップを割付けている。
図3に、内部抽せんで決定する作動に係る条件装置すなわち当せん役(当せんフラグ)に対応する有効ライン上の図柄の組合せを示す。入賞を容易にするための役物として、左図柄「赤7」−中図柄「白7」−右図柄「ハート」の役物作動図柄の組合せの表示で役物作動中の遊技状態が始まり、総獲得遊技媒体数が上限例えば240枚を超過するとその作動を終了させる第一種特別役物に係る役物連続作動装置RBBを定義している。
再遊技を作動させる再遊技役としてREP1〜10を、遊技メダルを獲得できる入賞役(小役)としてNML1〜27を定義している。小役のうち、NML1〜4は、8枚のメダルを獲得できる高配当役であり、第1高配当役NML1は上段に、第3高配当役NML3は右上りに、第4高配当役NML4は下段に、第2高配当役NML2は右下りに、ベル1又は2を並べる。NML17〜27は、3枚のメダルを獲得できる中配当役であり、第1中配当役NML17は、左上−中中−右上の小V字形にベル1又は2を並べ(小V)、第2中配当役NML18は、左下−中中−右下の小山字形にベル1又は2を並べる(小山)。NML5〜16は、1枚のメダルを獲得できる低配当役であり、主に高配当役又は中配当役と重複当せんさせ、停止操作の順番により配当が異なる択役を構成する。一つの欄に複数の図柄を列挙しているものがあるが、例えばREP3について言うと、左リール1Lの図柄はベル1又はベル2という意味である。備考欄に、役に対応した表示窓80中の表示出目例を示す。
図4に、内部抽せんでの各当せんエリアと作動する条件装置(当せん役)の関係、並びに、試験装置に出力する条件装置信号情報の関係を示す。内部抽せんは、スタートレバー5の操作時、主制御装置MCのRWM上で高速更新する例えば2バイトカウンタから抽出する乱数値が、その取り得る0〜65535の数値範囲65536内に予め区分した何れの当せんエリアに属するか否かで当該ゲームでの作動に係る条件装置すなわち当せん役を決定し、かつ、条件装置信号情報を特定する。
当せんエリアには、番号0の不当せん(外れ)、番号1の小役ALL、番号2の1枚役ALL、番号3〜26の高配当択役であって左中右〜右中左の6通りの押し順のうち特定の一つを8枚配当が得られる正解押し順(他は図柄引込率1/2で1枚配当)とする上段ベル1〜右下りベル12、番号27〜38の中配当択役であって6通りの押し順のうち特定の一つを3枚配当(小V又は小山)が得られる正解押し順(他は図柄引込率1/2で1枚配当)とする小Vベル1〜小山ベル8、番号39,40の共通3枚ベル1,2、番号41の弱チェ、番号42の強チェ、番号43の中段チェ、番号44のリプレイ、番号45のフリーズリプ、番号46〜49の押し順リプ1〜4、番号50のスイカ、番号51のチャンリプ、番号52の滑りチャンリプ、番号53のRBBを含む。
RBBの抽せんをする「一般中」、RBBに当せんするも役物作動図柄の組合せを表示できずにRBBの当せんフラグが持ち越された「内部中」、RBBに係る役物作動図柄の組合せの表示により始まる役物の「作動中」の遊技状態に応じて、抽せん対象となる当せんエリアを定めている(丸印は抽せん有り)。各当せんエリアに当せんすると、列挙した条件装置(役)を単独当せん又は重複当せんさせる。不当せんは、「内部中」には設けていない。小役ALL、1枚役ALLは、「作動中」のみに抽せんする。条件装置信号情報のうち、小役又は再遊技役に対応する役物ではない非役物情報は、当せんエリア番号を1バイトで表したデータから成り、役物に対応する役物情報は、「一般中」のRBB当せん遊技又は「内部中」は最下位ビットに1をこれら以外は0をセットした1バイトデータから成る。
図5に示すように、当せんエリア番号3〜38の36区分の択役の当せんエリアの当せん時、「(当せんエリア番号−先頭番号3)÷6の整数解の余り+1」で求めた解となる指示モニタ番号1,2,3,4,5,6を、指示モニタMAに表示させる。1が「左中右」、2が「左右中」、3が「中左右」、4が「中右左」、5が「右左中」、6が「右中左」に対応する。主制御装置MCから周辺制御装置SCへ送信するコマンド自体は、高配当択役の当せんエリアは3番で統一し、中配当択役の当せんエリアは4番で統一している。同時に送信する指示モニタ番号1,2,3,4,5,6に基づいて、上部液晶表示装置71に、正解押し順が「左中右」の場合はストップボタン6L,6C,6Rの物理的配置に対応させたボタン対応ナビ「123」を、正解押し順が「左右中」の場合は同「132」を、正解押し順が「中左右」の場合は同「213」を、正解押し順が「中右左」の場合は同「312」を、正解押し順が「右左中」の場合は同「231」を、正解押し順が「右中左」の場合は同「321」を各表示させるようにしている。
後記試験装置TDに送信する回胴番号信号ビット0〜2は、左リール1Lについて110B、中リール1Cについて101B、右リール1Rについて100Bを対応させている。同試験装置TDに送信する停止実行位置信号ビット0〜9は、インデックスIDのオンエッジ又はオフエッジ何れかを基点としたステッピングモータSMのステップ数1〜1022(本実施形態のものは1〜504)により停止操作をするタイミングを指定する。停止操作をするタイミングを不問にする場合、停止実行位置信号ビット0〜9には1023を指定する。図柄停止信号STB信号は、50ms以上オンすること、及び、図柄停止信号STB信号のオフから回胴番号信号ビット0〜2及び停止実行位置信号ビット0〜9の保持時間を50ms以上とすることが規格上求められる。回胴番号信号ビット0〜2の組合せの出力順序により、リール1L,1C,1Rの押し順が特定される。これにより、択役について遊技者に有利となる推奨停止操作情報たる正解押し順を試験装置TDに知らせることができる。
回胴番号信号ビット0〜2により、正解押し順が1番「左中右」のときは、左「110B」、中「101B」、右「100B」の順に、同2番「左右中」のときは、左「110B」、右「100B」、中「101B」の順に、同3番「中左右」のときは、中「101B」、左「110B」、右「100B」の順に、同4番「中右左」のときは、中「101B」、右「100B」、左「110B」の順に、同5番「右左中」のときは、右「100B」、左「110B」、中「101B」の順に、同6番「右中左」のときは、右「100B」、中「101B」、左「110B」の順に信号が入力される。
図6に示すように、遊技機筐体8Bの内部に組込む制御装置CNは、遊技の進行を管理し、内部抽せん、入賞によるメダルの払出し、再遊技の作動、役物の作動、アシストタイムATの作動等の遊技者利益に関係する主遊技制御を実行させる所謂メイン側の主基板に対応する主制御装置MCと、この主制御装置MCから一方向性通信仕様に従って送信する情報を受信して主制御装置MCでの決定事項に基づいて演出制御を実行させる所謂サブ側の周辺基板に対応する周辺制御装置SCとを含む。一方向性通信仕様とは、主基板に関して遊技機規則で規定する「周辺基板が送信する信号を受信することができるものでないこと」を満たす通信仕様をいう。
主制御装置MCは、読み出し専用のリードオンリーメモリROM及び読み書き可能なリードライトメモリーRWMをチップに内蔵したZ80互換チップから成る8ビットのメインCPUを備え、例えば12MHzのシステムクロック動作環境下で使用している。メインCPUは、基本的なZ80仕様に所定の遊技機用拡張仕様を適用している。
メインCPUの入力ポートI1には、各リール1L,1C,1Rのインデックスセンサ11L,11C,11R(IDs)、各ストップボタン6L,6C,6R、ベットボタン3、精算ボタン4、スタートレバー5、メダル投入口2iから受入れたメダルを選別して検出するメダルセレクター2に設けるメダル投入センサーSEN0及びメダル通過センサーSEN1,2、メダルセレクター2からメダルを受け継いでメダル払出装置HPのホッパータンクに放出するRシュートに設けるRシュートセンサーSEN3、メダル払出装置HPの出口に設けるメダル払出センサーSEN4の各信号を入力している。出力ポートO1から、各ストップボタン6L,6C,6Rの内蔵LED61,62,63を、モータドライバDr1を介して各リール1L,1C,1Rに駆動軸SHを結合させる各ステッピングモータ12L,12C,12R(SM)を、LEDドライバDr2を介して遊技基本ランプ類30を、ソレノイドドライバDr3を介してメダルセレクター2からメダルを離脱させてメダル受皿8Gに戻すブロッカー爪部28を突出させるブロッカーソレノイド28sを、モータドライバDr4を介してメダル払出装置HPのメダル払出モータHPmを各制御している。
各インデックスセンサIDsは、各リールの内側に取付ける半円帯状のインデックスID(1Li,1Ci,1Ri)のオンエッジとオフエッジとを半周毎に検出し、最先のオンエッジ又はオフエッジの検出が各リールについてされた後、ストップボタン6L,6C,6Rの受付を可能にする。各ステッピングモータSMは、鉄芯外周に多数のロータ小歯をもつ永久磁石内蔵式のロータRmと、磁極内周に複数のステータ小歯をもつ複数組の磁極にA相、B相、C相(Aバー相(Aの反転相))、D相(Bバー相(Bの反転相))の巻線を巻回したステータSwとを有し、定常回転時、一の巻線をオンにする1相励磁と、一の巻線及び隣接する他の巻線をオンにする2相励磁とを、一割込み時間例えばt=1.49ms毎に交互に繰返す1−2相励磁により、励磁パルスの1ステップ更新により半ステップ角(2ステップ更新により1ステップ角)ずつ変位させ、504のステップ更新で一回転させる。また、励磁パルスのステップ更新方向を変更することにより正転と逆転とを可能にしている。
メインCPUのROM上には、スタートレバー5の操作を契機に、予め定義した複数種類の役に対応した条件装置の作動の可否すなわち図4の当せんエリアを決定する内部抽せんを実行する内部抽せん手段K、スタートレバー5の操作後で且つ前遊技の開始から4.1秒経過後に全リールを正転側に加速処理して定常回転速度に到達させる回胴回転装置制御手段V1と各リールを対応するストップボタンの操作により個別に停止させて有効ラインに当せん役に対応した図柄の組合せの表示を許容させる回転停止装置制御手段V2とを含むリール制御手段V、遊技結果が入賞なら所定配当数のメダルを払出すメダル払出手段M、遊技結果が再遊技の作動なら次ゲームの掛けメダルを同一規定数で自動投入するメダル自動投入手段N、遊技結果が役物作動中等への移行を伴うのなら遊技状態を移行させる遊技状態移行手段J、所定のフリーズ抽せんにより当せん役別に定めた所定確率により各リールを逆回転等させる所定の回胴演出の当否を決定するフリーズ抽せん手段W、その当せんに係る回胴演出を実行させる回胴演出実行手段Gを設けている。
また、メインCPUのROM上には、アシストタイムATの作動を内部当せん役等と関連付けた所定作動条件下で決定するAT作動決定手段H1、アシストタイムATの作動を延長させることとなる継続ゲーム数等の上乗せを内部当せん役等と関連付けた所定上乗せ条件下で決定するAT上乗せ決定手段H2、アシストタイムATの作動決定から作動終了までを管理するAT継続管理手段H3、択役についての正解押し順等のAT指示情報を主制御装置MCで管理するペイアウト表示器DL2の表示機能を借りて構築するメインモニタMAに出力させると共に周辺制御装置SCで管理する上部液晶表示装置71等に出力させるAT指示情報出力手段H4を設けている。
主制御装置MCには、試射試験時に用いる第1インターフェース基板IF1及び第2インターフェース基板IF2から成るインターフェースボードを介して、規定の試験装置TDを接続可能にしている。第1インターフェース基板IF1には、試験装置TD側のインターフェース仕様に合わせた所定規格の第1,第2,第3コネクタCN1,CN2,CN3を実装しており、第2インターフェース基板IF2には、同じく所定規格の第4コネクタCN4を実装している。各コネクタCN1〜4は、総ピン数が68で、各ピンに割り当てる信号は汎用仕様になっている。
第1コネクタCN1は、主制御装置MCから試験装置TDに信号を入力させるもので、内部抽せんで決定した当せんエリア番号に対応する役物情報及び非役物情報から成る条件装置信号情報に基づく条件装置1〜8信号、各インデックスセンサIDsによるリールインデックス信号、各ストップボタン6L,6C,6Rの内蔵LED61,62,63を赤表示から青点灯に変更して各リール1L,1C,1Rの停止を可能にする左・中・右リール停止可能ランプ信号、役物作動中等の遊技状態を識別する信号等、主制御装置MCで検出し又は決定する各種信号を、定められたピン番号に割り付けている。第2コネクタCN2は、同じく主制御装置MCから試験装置TDに信号を入力させるもので、各ステッピングモータSMの励磁パルス信号を定められたピン番号に割り付けている。
第3コネクタCN3は、試験装置TDから出力する信号を主制御装置MCに入力させるもので、遊技メダルの実際の投入に代替させる投入スイッチ信号、スタートレバー5の操作信号に代替させるリールスタートスイッチ信号、各ストップボタン6L,6C,6Rの操作信号に代替させる左、中、右に対応した各ストップスイッチ信号等、人手による遊技操作信号を定められたピン番号に割り付けている。なお、スタートレバー5の操作信号又はリールスタートスイッチ信号を総称してリール始動操作信号という。
第4コネクタCN4は、主制御装置MCから試験装置TDに信号を入力させるもので、AT指示情報出力手段H4に基づくストップボタン6L,6C,6Rの押し順や押下位置(狙うべき図柄)に対応した回胴番号信号ビット0〜2及び停止実行位置信号ビット0〜9、図柄停止信号STB(ストローブ)信号を定められたピン番号に割り付けている。第2インターフェース基板IF2に実装するROM/RWM一体型のCPUにより、主制御装置MCの出力コネクタCN04とケーブルK4で接続する入力コネクタCN40から入力ポートINに取り込む信号に基づいて、第1番目、第2番目、第3番目に停止させるべきリールがそれぞれ左か中か右かを特定した回胴番号信号ビット0〜2と、第1番目、第2番目、第3番目に停止させるべきリールについてのストップボタンの押下位置がリールインデックス信号を基点として何ステップ目になるかを特定した停止実行位置信号ビット0〜9とを、図柄停止信号STB信号と同期させて、リール始動操作信号のオン(ハイレベルからローレベルへの立下り)から所定時間以内例えば2秒以内に、時系列で出力ポートOUTから試験装置TDに順次送信する。
その他、第4コネクタCN4のピンには、ロングフリーズ生起時等に遊技中断要求情報等を試験装置TDに入力させる遊技制御信号ビット0〜3も割付けている。よって、第4コネクタCN4を介して試験装置TDに送信される指示情報の種別としては、回胴番号信号ビット0〜2及び停止実行位置信号ビット0〜9をリール本数分の3回について順次送信する場合と、遊技制御信号ビット0〜3を1回について送信する場合がある。
第1〜第4コネクタCN1〜4と試験装置TDとの通信は、パラレル通信による。第1インターフェース基板IF1の第1,第2コネクタCN1,CN2から試験装置TDへは、主制御装置MCの出力コネクタCN12のピン番号と一対一で対応するピン番号をもち、該出力コネクタC12とケーブルK12で接続する入力コネクタCN00から取り込む信号を、複数のドライバーICDrを介して出力している。第1インターフェース基板IF1の第3コネクタCN3を介して試験装置TDから入力する信号は、複数のレシーバICRs、出力コネクタCN30、ケーブルK3、入力コネクタCN03を経て、入力ポートI1から取り込んでいる。
図7にも示すように、主制御装置MCの出力コネクタCN12には、メインCPUチップに内蔵する、パラレル出力ポートPOP又はアドレスデコード回路ADから、直接、又は、外部バスインターフェースBIを介して出力し、かつ、8ビットバスバッファIC01,02(74VHC541)又はバスバッファトランシーバIC03(7SZ34)でドライブする下記ア)〜カ)の信号を割付けている。
ア)8ビットデータバスD0〜7(MD1〜7)のバッファ出力TEST0(検査用データ0)〜TEST7(検査用データ7)。
イ)16ビットアドレスバスの下位3ビットA0〜2のバッファ出力TESTA0(検査用アドレス0)〜TESTA2(検査用アドレス2)。
ウ)ライトストローブXWR(/WR)のバッファ出力TESTWR(検査用ライト)。
エ)外部デバイスへのチップセレクト出力の機能を兼用する8ビットパラレル出力ポートの下位3ビットPO00/XCS0,PO01/XCS1,PO02/XCS02(/WR1〜3)のバッファ出力TESTCS1,2,3(検査用チップセレクト1,2,3)。
オ)外部デバイスへのチップセレクト出力の機能を兼用する3ビットパラレル出力ポートの上位1ビットPO12/XCSE1(/WR0)のバッファ出力TESTCS0(検査用チップセレクト0)。
カ)外部デバイスのリセット信号として使用できるリセット出力XRSTOのバッファ出力TESTRES(検査用リセット)。
主制御装置MCの出力コネクタCN04には、メインCPUチップに内臓する、シリアル通信回路SCU(Serial Communication Unit)の4チャンネルのシリアルポート(送受信チャンネルSCU0(TX0/XCS8,PI7/RX0)、送信チャンネルSCU1(TX1/XCS9)、送信チャンネルSCU2(TX2/XCS10)、送信チャンネルSCU3(TX3/XCS11))のうち、受信機能のない送信チャンネルの1つであるSCU2の出力TX2/XCS10(TEST_CMD)からのバッファ出力TESTCMD(検査用コマンド)を割付けている。図6において、VCCは電源電圧5V、PGNDはグランド0Vである。抵抗、コンデンサ、ダイオード等の定数は省略している。規定の試験に合格して市場投入する量産仕様の回路では、IC01〜04、コネクタCN12,CN04等は未実装となる。
図6において、周辺制御装置SCは、外付けする読み出し専用のリードオンリーメモリROMと、内蔵及び外付けする読み書き可能なリードライトメモリーRWMをもつ32ビットRISC(Reduced Instruction Set Computer)チップマイコンから成るサブCPUを備え、例えば約200MHzのシステムクロック動作環境下で使用している。サブCPUは、リアルタイムオペレーティングシステムRTOS(Real−Time Operating System)の管理下、画像演出や音声演出等に関するタスクに割当てるCPU時間、優先順位を制御することにより、適切且つ効率的なタスクの並行処理を可能にしている。
サブCPUの入力ポートI2には、主制御装置MCからの送信情報、実機カスタマイズボタンBT、下部液晶ボタンABの信号を入力している。主制御装置MCからの送信情報すなわち周辺制御装置SCの受信情報には、メイン側初期化完了情報、ベットボタン3の操作情報を含むメダル投入情報、スタートレバー5の操作情報を含むリール始動情報、内部抽せんによる当せんフラグ情報、ストップボタン6L,6C,6Rの操作情報、遊技結果情報、遊技状態情報、フリーズ及び回胴演出情報、AT作動情報、AT指示情報、AT上乗せ情報、AT終了情報、エラー情報等、主制御装置MCで検出し又は決定若しくは実行する各種情報が含まれる。
サブCPUは、I2Cのマイクロコントローラとしても機能し、CPU内蔵I2CのシリアルクロックラインSCLとシリアルデータラインSDAに、リアルタイムクロックRTCのシリアルクロックラインSCLとシリアルデータラインSDAを接続している。シリアルクロックラインSCLとシリアルデータラインSDAとは、それぞれ、抵抗rpを介してサブCPUの主動作電位vdd=3.3Vにプルアップしている。リアルタイムクロックRTCの時計機能は、遊技機の電源オンオフに拘らず、二次電池等のバックアップ電源Btにより例えば10年以上の長期間にわたり継続的に維持される。
サブCPUのROM上には、主制御装置MCからの受信情報に基づいて、上部液晶表示装置71にAT指示情報出力手段H4から出力するAT指示情報に従ったナビ例えば正解押し順が「左中右」ならストップボタン位置に対応させて「123」等を表示させる表示ナビ手段X1、この表示ナビに連動してスピーカ91〜94から操作すべきストップボタンが左か中か右かを音声で知らせる音声ナビ手段X2、遊技状態、回胴演出、AT期間等に応じて液晶表示装置71,72及びドットマトリクス表示装置73に映し出す動画展開等を変更表示させる画像演出手段X3、これに連動して各種ランプE1〜E13の点灯及び発光色を制御するランプ演出手段X4、スピーカ91〜94から効果音やBGMを出音させる音声演出手段X5、可動ランプE1〜E4の展開及び収納を制御するメカ演出手段X6、下部液晶ボタンABの押圧に連動させて振動発生装置90を駆動する振動演出手段X7等を設けている。
サブCPUのCPU内蔵バスにはI2CコントローラI2Cnを接続しており、このI2CコントローラI2CnのシリアルクロックラインSCLとシリアルデータラインSDAを、表示窓80に臨む9つの図柄をリール帯10L,10C,10Rの背面から照明するリールバックランプBL1〜9を制御するLEDドライバDr5、可動ランプE1〜4を制御するLEDドライバDr6、その他の上フロントキャビネット8Eに設けるランプE5〜11を制御するLEDドライバDr7、下フロントキャビネット8Fに設けるランプE12,13を制御するLEDドライバDr8の各シリアルクロックラインSCLとシリアルデータラインSDAに接続している。
上部液晶表示装置71及び下部液晶表示装置72は、VDP(Video Display Processor)、出力ポートO2、LCDドライバDr9,10を介して制御している。ドットマトリクス表示装置73は、出力ポートO2、LEDドライバD11を介して制御している。可動ランプE1〜4を駆動するステッピングモータm1〜4は、出力ポートO2、モータドライバDr12を介して制御している。振動発生装置90は、出力ポートO2、モータドライバDr13を介して制御している。スピーカ91〜94からの音声は、音声IC、出力ポートO2、パワーアンプDr14を介して制御している。下部液晶ボタンABをロックしてその押圧を禁止する下部液晶ボタンロッカーARは、出力ポートO2、ソレノイドドライバDr15を介して制御している。
図8に、主制御装置MCのメインCPUのROM及びRWMのメモリーマップを示す。内部抽せん手段K、リール制御手段V、メダル払出手段M、メダル自動投入手段N、遊技状態移行手段J、フリーズ抽せん手段W、回胴演出実行手段G、AT作動決定手段H1、AT上乗せ決定手段H2、AT継続管理手段H3、AT指示情報出力手段H4を各機能させ、遊技の進行を制御する遊技制御処理のプログラム命令コードは、使用領域における規定容量(制御領域4.5KB)内のアドレス0000H〜11FFHに記述し、同遊技制御処理のプログラムデータは、使用領域における規定容量(データ領域3.0KB)内のアドレス1200H〜1DF3Hに記述している。
未使用領域、コメント領域の後ろ、アドレス1F00H〜2FBFHに、不正な改造その他の変更を防止する観点からのセキュリティ関連処理及び試射試験用の試験関連信号処理等を担う、遊技制御処理以外の別処理モジュールのプログラム命令コード及びデータを記述している。プログラム管理エリア、ハード的に領域のないエリアの後ろ、アドレスF000H〜F1FFHの512バイトに使用領域のRWMを、アドレスF200H〜F3FFHの512バイトに別領域のRWMを設けている。F400H〜FFFFHはハード的に領域のないエリアである。なお、使用領域における遊技制御処理のプログラム命令コード及び別領域における別処理モジュールのプログラム命令コードは、アセンブラ言語で記述している。
使用領域のRWMのうち、F000H〜F13FHに使用領域のプログラムに係るタイマ、カウンタ、フラグ等のワーク領域を確保し、未使用領域の後ろ、F1C0H〜F1FFHに使用領域のスタック領域を確保している。
別領域のRWMのうち、F200H〜F20FHの未使用領域の後ろ、F210H〜F22FHに別領域のプログラムに係るタイマ、カウンタ、フラグ等のワーク領域を確保し、F230H〜F246Hに別領域のスタック領域を確保している。F247H〜F3FFHは未使用、F400H〜FFFFHはハード的に領域のないエリアである。
図9に、使用領域に記述するタイマ割込処理及び遊技メイン処理、並びに、別領域に記述するレバー押下時試験信号送信処理を示す。タイマ割込処理は、1.49msの定時間毎に実行される。タイマ割込が入ると(ステップS00)、使用領域で使用しているメインCPUの全内部レジスタを使用領域のスタック領域に退避して保護する(S01)。
保護するメインCPUの内部レジスタは、次のとおりである。
1)Qレジスタ;遊技機用拡張仕様の8ビット専用レジスタ。キューレジスタと呼ぶ。
上位はF0H固定で、主に拡張データ転送命令(LDQ;ロードQ)により、F000H〜F0FFHのRWMアクセスに使う。
2)Iレジスタ;割込み先アドレスの上位8ビットを記憶する専用レジスタ。
3)Aレジスタ;演算処理やデータ転送に使う8ビットのアキュムレータ。
4)Fレジスタ;各種演算結果を保持する8ビットのフラグレジスタ。
s(最上位ビット)は、演算結果が負のとき1にセットされるサインフラグ。
zは、演算の結果、全ビットが0のとき1にセットされるゼロフラグ。
tzは、データ転送命令(LD;ロード)の実行により、全ビットが0のとき1にセットされる(値の変わる)遊技機用拡張仕様の特定ビットフラグ。ティーゼットフラグと呼ぶ。第2ゼロフラグともいう。
hは、プログラマーが関与できないハーフキャリーフラグ。
*は、未定義。
p/vは、パリティオーバーフローフラグ。
nは、プログラマーが関与できない加減算フラグ。
cは、演算の結果、桁上げ又はボロー発生時に1がセットされるキャリーフラグ。
なお、Fレジスタは、AレジスタとペアレジスタAFを構成する。
5)B,C,D,E,H,Lレジスタ;8ビットの汎用レジスタ。
BC,DE,HLの16ビットのペアレジスタとなる。
6)IX,IYレジスタ;インデックスアドレッシング用16ビット専用レジスタ。
IXh,IYhは上位8ビット,IXl,IYlは下位8ビットを示す。
なお、A,F,B,C,D,E,H,Lレジスタの裏レジスタを使用している場合、保護するメインCPUの内部レジスタに、その裏レジスタを含める。
ステップS01に続いて、チェックサムの算出を含む電断復帰処理(S02)、入力ポートI1の読込み処理(S03)、遊技基本ランプ類30の点灯処理(S04)、ステッピングモータSMのモータ制御処理(S05)、出力ポートO1の管理処理(S06)、周辺制御装置SCに送信するサブコマンド送信処理(S07)、遊技メダルの不正投入及び不正払出しを監視する不正監視処理(S08)、外部端子板を介してホールコンピュータ等に特定信号を出力させる外部信号出力処理(S09)、各種センサーの監視処理(S10)、各種内部タイマの更新処理(S11)、試験装置TDとの間の試験信号処理(S12)等を順次実行し、使用領域のスタック領域に退避した全レジスタを復帰させ(S13)、割込みを許可して(S14)、割込み前の処理に戻る(S15)。
ステップS12の試験信号処理では、使用領域に記述する試験信号出力処理のサブルーチン(S16)を介して、CALL命令により別領域に記述する条件装置信号出力処理E_IPTPDを呼び出して実行し(S17)、別領域からの復帰後、タイマ割込処理に戻る(S18)。
使用領域に記述する遊技メイン処理(S19)では、遊技メダル投入処理(S20)、リール始動操作信号を受付けるリール始動操作受付処理(S21)、内部抽せん処理(S22)、フリーズ抽せん処理(S23)を経て、割込みを禁止し(S24)、使用レジスタを使用領域のスタック領域に退避して保護した後(S25)、内部抽せんに基づく推奨停止操作の信号を試験装置側に出力させる別領域に記述するレバー押下時試験信号送信処理を呼び出して実行し(S26)、別領域からの復帰後、使用レジスタを復帰させ(S27)、割込みを許可する(S28)。
この後、4.1秒の遊技間隔タイマを確認し(S29)、そのタイムアップを待って(S30)、遊技間隔タイマの再度の計時を開始し(S31)、割込みを禁止し(S32)、使用レジスタを使用領域のスタック領域に退避して保護した後(S33)、条件装置信号を試験装置に送信する準備処理となる別領域に記述する出力カウンタ初期化処理を呼び出して実行し(S34)、別領域からの復帰後、使用レジスタを復帰させ(S35)、割込みを許可し(S36)、回胴回転装置制御手段V1を機能させる回胴回転装置制御処理(S37)、回転停止装置制御手段V2を機能させる回転停止装置制御処理(S38)、遊技結果に応じてメダル払出手段M・メダル自動投入手段N・遊技状態移行手段Jを機能させる遊技結果判定処理(S39)を経て、1回の遊技を終える(S40)。
ステップS26から別領域に記述する別処理モジュールたるレバー押下時試験信号送信処理E_LEVOTが呼び出されると(S41)、指示情報種別を取得し(S42)、送信回数をセットする(S43)。指示情報種別が回胴番号信号ビット0〜2及び停止実行位置信号ビット0〜9をリール本数分の3回について順次送信して推奨停止操作情報を送信する場合は送信回数に3がセットされ、遊技制御信号ビット0〜3を1回について送信する場合は送信回数に1がセットされる。
続いて、送信するデータを生成して(S44)、シリアル通信回路SCUの送信データレジスタに設定し、第2インターフェース基板IF2にシリアル通信によりデータを送信する(S45)。指示情報種別が推奨停止操作情報なら、正解押し順に対応した若い順番から該当するリールを特定するデータと、停止タイミングを不問とするデータを送信することになる。ステップS45の後、送信回数をマイナス1して更新し(S46)、更新後の送信回数が0でない場合(S47でYES)、ステップS44に戻って繰り返し、送信回数が0になると(S47でNO)、使用領域に復帰する(S48)。図柄番号信号0〜2、停止実行位置信号ビット0〜9、図柄停止信号STB信号の送信を、第2インターフェース基板IF2のCPUに委ねるため、ステップS45による計3回のシリアル通信処理は極短時間内で連続して行われ、極短時間のうちに使用領域に復帰する。
レバー押下時試験信号送信処理E_LEVOTは、4.1秒の遊技間隔タイマのタイムアップを確認するステップS29,S30よりも前のステップS26で呼び出すものとしているため、前回遊技が比較的短時間で終わり、リール始動操作信号が入った時点で、遊技間隔タイマが未だタイムアップしておらず、そのタイムアップまでに比較的長時間を要する場合にも、リール始動操作信号から規定時間以内すなわち2秒以内(最大2秒)に推奨停止操作情報についての3回分の送信を完結させることができ、適切な試験が行える。
図10に、図9のステップS34から呼び出される別領域に記述する出力カウンタ初期化処理E_SGLOT、及び、図9のステップS17から呼び出される条件装置信号出力処理E_IPTPDを示す。使用領域から出力カウンタ初期化処理E_SGLOTが呼び出されると(S50)、別領域のRWMに定義した条件装置信号出力カウンタに初期値例えば16進数表記で41H(10進数表記で65)をセットした後(S51)、使用領域に復帰する(S52)。条件装置信号出力カウンタは別領域で書き換えることから、別領域のプログラムでその初期値をセットすることになる。初期値41Hのセット前の条件装置信号出力カウンタは00Hである。出力カウンタ初期化処理E_SGLOTは、極短時間の約10μs程度で終わる。
備考欄に示すとおり、条件装置8信号はオン(ローレベル0V)時に役物情報である旨を識別し、条件装置7信号はオン時に入賞又は再遊技の非役物情報である旨を識別する。条件装置1〜6信号には、当せんエリア番号に対応した図4の役物情報及び非役物情報を6ビット毎に区分し且つ第1インターフェース基板IF1のドライバICDrに用いる反転ドライバー(74HC540F等)により論理を反転した情報を載せる。
リール始動操作信号のオンを契機とした内部抽せんにより条件装置信号が特定され、遊技間隔タイマのタイムアップの後、1回目の出力で条件装置8信号をオンにした役物情報の下位6ビットに対応する役物下位信号を、2回目の出力で条件装置7信号をオンにした非役物情報の下位6ビットに対応した非役物下位信号を、3回目の出力で条件装置8信号をオンにした役物情報の上位6ビット(本実施形態では上位2ビット)に対応した役物上位信号を、4回目の出力で条件装置7信号をオンにした非役物情報の上位6ビット(本実施形態では上位2ビット)に対応した非役物上位信号を、順次、第1インターフェース基板IF1を介して試験装置TDに送る。条件装置信号は、役物下位信号、非役物下位信号、役物上位信号、非役物上位信号の4つの時分割信号から成る。
条件装置信号出力カウンタの初期値41H(65)は、カウントダウンによる更新途中で4つの時分割信号を変更させる信号変更時の対応値とする、16進表記40H(10進表記64),30H(48),20H(32),10H(16),00H(0)に更新される所定の大きさである。各時分割信号は16の倍数のタイミングで変更され、各時分割信号の出力時間は1.49ms×16=23.84ms、4つ全ての出力時間は95.36msとなり、リール始動操作信号のオン後にリール加速時間の約105.79msと過渡安定度向上のための停止禁止期間の約61.09msと最先のエッジ検出に要する時間を加えた時間の経過前、すなわち、最初にリール停止可能ランプ信号がオンになって停止操作を受付可能とするまでに、条件装置信号の出力が全て終わる。
使用領域のタイマ割込処理中に条件装置信号出力処理E_IPTPDが呼び出されると(S53)、別領域のRWMから条件装置信号出力カウンタを取得し(S54)、その値が00H(0)の場合は即リターンして使用領域に復帰させる(S55でYES)。条件装置信号出力カウンタの初期値が未だセットされていないとき、又は、一遊技での条件装置信号の出力が終わったときが該当する。
ステップS55でNOの場合、条件装置信号出力カウンタの値をマイナス1して更新し(S56)、その更新値が信号変更時の対応値である40H(64)、30H(48)、20H(32)、10H(16)、00H(0)の、0を含む16の倍数でない場合はリターンして使用領域に復帰させる(S57でYES)。何れかの時分割信号が出力途中にあるときが該当する。
ステップS57でNOの場合、条件装置信号出力のクリア時つまり00H(0)か否かを判定し(S58)、クリア時(S58でNO)は条件装置信号をオールオフ(反転前の00000000B)にし(S59)、パラレル出力ポートPOPの例えば出力ポート6を介して第1インターフェース基板IF1側にオールオフの条件装置信号を出力し(S75)、使用領域に復帰させる(S76)。4回目の出力を終えたときが該当する。
ステップS58でYESの場合、出力カウンタの値が40H(64)の1回目の出力開始時のとき(S60でNO)、使用領域のRWMに格納した役物情報を参照目的でAレジスタにロードし(S61)、00111111Bと論理積をとって下位6ビットを抽出し(S62)、最上位8ビット目に役物である1、7ビット目に非役物ではない0を各セットして1バイトの役物下位信号を合成し(S63)、その条件装置信号を出力ポート6に設定し(S75)、使用領域に復帰させる(S76)。例えば、内部中の場合、役物情報は00000001B、出力ポート6に設定される役物下位信号は10000001B、試験装置TDに出力される負論理の役物下位信号は01111110B(0がオン、1がオフ)となる。
ステップS60でYESの場合、出力カウンタの値が30H(48)の2回目の出力開始時(1回目に対する信号変更時)のとき(S64でNO)、使用領域のRWMに格納した非役物情報を参照目的でAレジスタにロードし(S65)、00111111Bと論理積をとって下位6ビットを抽出し(S66)、最上位8ビット目に役物ではない0、7ビット目に非役物である1を各セットして1バイトの非役物下位信号を合成し(S67)、その条件装置信号を出力ポート6に設定し(S75)、使用領域に復帰させる(S76)。例えば、当せんエリア番号42の強チェの場合、非役物情報は00101010B、出力ポート6に設定される非役物下位信号は01101010B、試験装置TDに出力される負論理の役物下位信号は10010101B(0がオン、1がオフ)となる。
ステップS64でYESの場合、出力カウンタの値が20H(32)の3回目の出力開始時(2回目に対する信号変更時)のとき(S68でNO)、使用領域のRWMに格納した役物情報を参照目的でAレジスタにロードし(S69)、右すなわち下位ビット側に6ビットシフトして役物情報上位2ビットを抽出し(S70)、最上位8ビット目に役物である1、7ビット目に非役物ではない0を各セットして1バイトの役物上位信号を合成し(S71)、その条件装置信号を出力ポート6に設定し(S75)、使用領域に復帰させる(S76)。例えば、内部中の場合、役物情報は00000001B、出力ポート6に設定される役物上位信号は10000000B、試験装置TDに出力される負論理の役物上位信号は01111111B(0がオン、1がオフ)となる。
ステップS68でYESとなる、出力カウンタの値が10H(16)の4回目の出力開始時(3回目に対する信号変更時)のとき、使用領域のRWMに格納した非役物情報を参照目的でAレジスタにロードし(S72)、右に6ビットシフトして非役物情報上位2ビットを抽出し(S73)、最上位8ビット目に役物ではない0、7ビット目に非役物である1を各セットして1バイトの非役物上位信号を合成し(S74)、その条件装置信号を出力ポート6に設定し(S75)、使用領域に復帰させる(S76)。例えば、強チェの場合、非役物情報は00101010B、出力ポート6に設定される非役物上位信号は01000000B、試験装置TDに出力される負論理の役物下位信号は10111111B(0がオン、1がオフ)となる。
条件装置信号出力処理E_IPTPDでは、条件装置信号を変更して出力ポート6に設定するだけで、出力時間をかせぐための待機ループは設けておらず、極短時間のうちに使用領域に戻り、割込み禁止状態が長く続くことはない。
以上のものでは、 第2インターフェース基板IF2のCPUにより、図柄番号信号0〜2及び停止実行位置信号ビット0〜9による推奨停止操作情報と図柄停止信号STB信号を同期させるようにしたが、条件装置信号の送信仕様に準じ、主制御装置MCの別領域においてその同期送信プログラムを構築してもよい。
また、以上のものでは、第1インターフェース基板IF1と第2インターフェース基板IF2とを別基板で構成したが、同一基板で構成してもよい。
さらに、以上のもので、条件装置信号出力処理E_IPTPDは、1.49msの整数倍のタイマ割込処理で呼び出すものとしてもよい。例えば2倍の2.98msのタイマ割込み毎に呼び出す場合、出力カウンタの初期値は21H、信号変更時のタイミングは、20H(32),18H(24),10H(16),08H(8),00H(0)となる。また、以上のものは、役物下位信号、非役物下位信号、役物上位信号、非役物上位信号の4つの時分割信号を試験装置TDに出力する方式としたが、役物信号と非役物信号の2つの時分割信号を試験装置TDに出力する方式としてもよいし、条件装置信号の上位4ビットに役物情報を下位4ビットに非役物情報をセットして時分割せずに一回で試験装置TDに出力する方式としてもよい。
以上の説明中、具体的数字等は一例示に過ぎないのは言うまでも無い。
1L;左リール,1C;中リール,1R;右リール
2i;メダル投入口、2;メダルセレクター
3;ベットボタン、4;精算ボタン
5;スタートレバー、6L,6C,6R;各ストップスイッチ
71;上部液晶表示装置、72;下部液晶表示装置
73;ドットマトリクス表示装置、ATV;可動式ビジョン
8;リールパネル、80;表示窓、90;振動発生装置
CN;制御装置、MC;主制御装置、SC;周辺制御装置
K;内部抽せん手段、V;リール制御手段
V1;回胴回転装置制御手段、V2;回転停止装置制御手段
M;メダル払出手段、N;メダル自動投入手段、J;遊技状態移行手段
W;フリーズ抽せん手段、G;回胴演出実行手段
H1;AT作動決定手段、H2;AT上乗せ決定手段
H3;AT継続管理手段、H4;AT指示情報出力手段
X1;表示ナビ手段、X2;音声ナビ手段、X3;画像演出手段
X4;ランプ演出手段、X5;音声演出手段、X6;メカ演出手段
X7;振動演出手段、TD;試験装置
IF1; 第1インターフェース基板、IF2; 第2インターフェース基板
以上のもので、前記試験用送信手段は、前記メインCPUのシリアル通信ポート(TX2/XCS10)から出力するシリアル信号(TESTCMD)を、前遊技の始動操作信号を契機に回胴を回転させるときに計時を開始する遊技間隔タイマのタイムアップを確認するよりも前に、前記インターフェースボード(IF2)に入力させる仕様にしており、
前記インターフェースボード(IF2)は、前記シリアル信号(TESTCMD)に基づいて、始動操作信号のオンから所定時間以内に、前記試験装置(TD)で規定する回胴停止信号ストローブ信号と同期させて、前記試験装置(TD)で規定する回胴番号信号及び停止実行位置信号から成るパラレル信号を、推奨停止操作の順番に従った時系列にて、前記試験装置(TD)に入力させる仕様にしている。

Claims (3)

  1. 遊技の進行を制御するメインCPUをもつ主制御装置を備え、
    複数の回胴を回転させる始動操作信号を契機に予め定義した複数種類の役に対応した条件装置の作動の可否を決定する内部抽せんを実行すると共に、規定の試験装置との間で試射試験を可能にした遊技機において、
    前記主制御装置に、前記内部抽せんで決定した条件装置に応じて遊技者に有利となる前記回胴についての推奨停止操作の信号を前記主制御装置から前記試験装置側に出力させる試験用送信手段を設け、
    前記試験用送信手段を、この送信手段から出力する信号に基づいて前記試験装置で規定する仕様に合わせた信号を前記試験装置に入力させるインターフェースボードに接続可能に構成していることを特徴とする遊技機。
  2. 前記試験用送信手段は、前記メインCPUのシリアル通信ポートから出力するシリアル信号を前記インターフェースボードに入力させる仕様にしており、
    前記インターフェースボードは、前記シリアル信号に基づいて、前記試験装置で規定する回胴停止信号ストローブ信号と同期させて、前記試験装置で規定する回胴番号信号及び停止実行位置信号から成るパラレル信号を、推奨停止操作の順番に従った時系列にて、前記試験装置に入力させる仕様にしている請求項1記載の遊技機。
  3. 前記試験用送信手段に用いる前記シリアル通信ポートは、受信機能のない送信専用仕様にしている請求項2記載の遊技機。
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