JP2017207233A - グリル付コンロ - Google Patents
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Description
この共鳴音の発生を抑制するために、特許文献1では、チャンバー部を形成する絞り部に、絞りリブからなる補強絞りを形成して剛性を高くする発明が開示されている。また、特許文献2では、上板を、上方に寄せ棟状に盛り上がるように絞り形成して剛性を高める発明が開示されている。
また、特許文献2の発明では、上方への絞り形成によりグリルバーナの厚みが大きくなって設計自由度が狭められるのに加え、やはり混合ガスの均一な供給が難しくなる等、グリルバーナの他の性能に悪影響を与えるおそれがある。
一方、これらの発明以外に、上板の肉厚を大きくして強度を高くする対策も考えられるが、加工が難しくなる上、熱容量が増加して調理性能が悪くなり、魚等の被調理物が焼けにくくなるおそれも生じる。
グリルバーナの上板上に、錘部材が載置されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、グリルバーナの上方を覆う遮熱板が備えられ、錘部材は、遮熱板から吊り下げ支持されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、錘部材は、平面視が矩形状の板体で、長手方向の一端側が遮熱板に固定され、他端側に設けた係止片が遮熱板に係止することで吊り下げ支持されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、錘部材を遮熱板から吊り下げ支持して上板上に載置しているので、遮熱板を利用して錘部材を簡単に上板上へ載置することができる。また、錘部材の位置ずれも防止して共鳴音の発生防止効果を好適に維持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、錘部材を平面視が矩形状の板体として、長手方向の一端側を遮熱板に固定し、他端側に設けた係止片を遮熱板に係止させることで吊り下げ支持しているので、錘部材の遮熱板への組み付けを容易に行うことができる。
図1は、グリル付コンロの一例であるテーブルコンロの斜視図で、トッププレートを省略してグリル庫の遮熱板を取り外した分解状態で示している。このテーブルコンロ1は、器体2内に、左右(図1の右下側を前方とする。)一対のコンロ3,3と,コンロ3,3の間に位置するグリル4とを有する。コンロ3は、図示しないガス量調整装置を介して燃料ガスが供給されるコンロバーナ5を備え、コンロバーナ5のバーナ本体6を器体2の上面を閉塞するトッププレートから上方に露出させて、バーナ本体6上に、外周に炎口を形成するバーナキャップ7を載置している。
このグリルバーナ13には、スロート部24とチャンバー部25とが形成されている。まずスロート部24は、グリルバーナ13の一方の短辺側で当該短辺と平行な向きで管状に形成され、一端をフランジ部23と共に隣接する長辺から直角に突出させている。スロート部24の突出端には、ガス導入孔を備えたダンパキャップ26(図1)が被せられて、スロート部24の両側で突出するフランジ部23には、ガスノズル27をダンパキャップ26のガス導入孔に対して同軸で固定するための位置決め板28が固定されている。スロート部24の他端は、チャンバー部25側へ向けて直角に屈曲する屈曲部29となっているが、この屈曲部29は上板21のみにプレス成形されている。
また、上側膨出部30の上面には、平面視がX字状の絞り32が、上側膨出部30よりも浅く凹設されて、チャンバー部25の厚み方向の空間を絞り32の形状に沿って狭くしている。絞り32の中央には、プレス加工の際の肉余りを調整するための円形凸部33が残されている。
この遮熱板14は、取付部37,37の下辺が天板11の上面に図示しないネジで取り付けられることで、トッププレートの下方で遮熱部36が排気通路18と前面パネル19との間に位置してグリルバーナ13の上方を非接触で覆うものとなる。
よって、錘板40は、係止片43を下方からスリット47に差し込んで、前側のボス41を、透孔46に上方から通したネジ48をネジ孔42にねじ込んで固定することで、遮熱板14に取り付けられる。この取付状態で錘板40は、前端がネジ止めされた片持ち状態となり、後端はスリット47を貫通した係止片43の上端が遮熱板14の上面に係止する位置で吊り下げ支持されることになる。
特にここでは、錘板40を、遮熱板14から吊り下げ支持して上板21上に載置しているので、遮熱板40を利用して錘板40を簡単に上板21上へ載置することができる。また、錘板40の左右方向への位置ずれも防止して共鳴音の発生防止効果を好適に維持することができる。
また、錘板40を、平面視が矩形状の板体として、長手方向の一端側をネジ48によって遮熱板14に固定し、他端側に設けた係止片43を遮熱板14に係止させることで吊り下げ支持しているので、錘板40の遮熱板14への組み付けを容易に行うことができる。
また、遮熱板を利用する構造に限らず、例えばグリルバーナの上板の絞りに嵌合する形状とした錘板をそのまま載置する等、グリルバーナの上板上での位置決めが可能であれば、遮熱板と連係させずにグリルバーナ上へ単純に載置することも可能である。錘部材の形状も板体に限らず、棒体や球体としても差し支えないが、載置する位置は上記形態と同様に、最も振動しやすいチャンバー部の中央部とするのが望ましい。
Claims (3)
- 器体内にグリル庫が形成され、前記グリル庫内の上部に、上板と、複数の炎口を備えた下板とを接合してなる板金製のグリルバーナが設置されているグリル付コンロであって、
前記グリルバーナの前記上板上に、錘部材が載置されていることを特徴とするグリル付コンロ。 - 前記グリルバーナの上方を覆う遮熱板が備えられ、前記錘部材は、前記遮熱板から吊り下げ支持されていることを特徴とする請求項1に記載のグリル付コンロ。
- 前記錘部材は、平面視が矩形状の板体で、長手方向の一端側が前記遮熱板に固定され、他端側に設けた係止片が前記遮熱板に係止することで吊り下げ支持されていることを特徴とする請求項2に記載のグリル付コンロ。
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JP2016098907A JP6684496B2 (ja) | 2016-05-17 | 2016-05-17 | グリル付コンロ |
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JP2016098907A Active JP6684496B2 (ja) | 2016-05-17 | 2016-05-17 | グリル付コンロ |
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JP6684496B2 (ja) | 2020-04-22 |
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