JP2017198467A - 検出回路、電源装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施例1の交流電源の波形検出回路を適用可能な、電子写真記録技術を用いた画像形成装置1の概略構成を示す断面図である。給紙カセット11に積載された記録材である記録紙は、ピックアップローラ12によって1枚ずつ給紙カセット11から給紙され、給紙ローラ13によってレジストレーションローラ14に向けて搬送される。搬送された記録紙は、レジストレーションローラ14によって、所定のタイミングで転写ローラ20へと搬送される。プロセスカートリッジ15は、帯電部16、現像手段である現像ローラ17、クリーニング手段であるクリーナ18、及び感光体である感光ドラム19を含んで、一体的に構成されている。感光ドラム19は帯電部16によって表面を一様に帯電された後、露光手段であるスキャナユニット21により画像信号に基づいた露光が行われる。スキャナユニット21内のレーザダイオード22から画像信号に応じて出射されるレーザ光は、回転多面鏡23及び反射ミラー24を介して、感光ドラム19上に静電潜像を形成する。感光ドラム19上に形成された静電潜像は、現像ローラ17によってトナーが付着され、トナー像として可視化される。可視化されたトナー像は、転写ローラ20によって、レジストレーションローラ14から搬送されてきた記録紙に転写される。
図2は、電源装置50の構成を示す概略回路図である。電源装置50は、定着装置40への電力供給を制御する定着制御回路104と、画像形成装置1に電力を供給するDC/DCコンバータ103、波形検出回路100から構成されている。波形検出回路100は、交流電源10の交流電圧の検出を行うための回路であり、詳細については後述する。また、定着制御回路104、DC/DCコンバータ103、及び波形検出回路100は、画像形成装置1を制御するCPU101によって制御される。なお、制御手段であるCPU101は、ROM101a、RAM101b、時間計測を行うための計測手段であるタイマ(不図示)を有している。CPU101は、ROM101aに書き込まれた制御プログラムの内容にしたがって、画像形成装置1の制御を行う。また、RAM101bは、制御に用いる変数や、画像データ等が保存される不揮発性メモリである。
図3は、図2に示す電源装置50に設けられた波形検出回路100の構成を示す回路図である。図3において、交流電源10からは、LIVEライン(第一のライン)とNEUTRALライン(第二のライン)間に交流電圧Vacが入力される。交流電源10のLIVEラインとブリッジダイオードBD1との間には、第一のコンデンサであるコンデンサC1が接続され、NEUTRALラインとブリッジダイオードBD1との間には、第二のコンデンサであるコンデンサC2が接続されている。即ち、コンデンサC1の一端はLIVEラインに接続され、他端はブリッジダイオードBD1に接続されている。一方、コンデンサC2の一端はNEUTRALラインに接続され、他端はブリッジダイオードBD1に接続されている。コンデンサC1(以下、YコンデンサC1という)、コンデンサC2(以下、YコンデンサC2という)は、一次〜二次間の絶縁を確保するための強化絶縁機能を有する。交流電圧Vacは、YコンデンサC1、YコンデンサC2によって電流変換され、全波整流手段であるブリッジダイオードBD1によって整流される。電圧変換部である抵抗R1は、LIVEラインとNEUTRALラインの間を流れる電流の電流値に応じた電圧に変換するための抵抗であり、ブリッジダイオードBD1によって整流された電流を出力電圧Vrに変換する。第一の電圧である出力電圧VrはCPU101に入力され、CPU101は入力された出力電圧Vrに基づき、交流電源10の交流電圧Vacの電圧値を検出する。なお、CPU101は、入力される出力電圧VrをA/D変換して、出力電圧Vrのピーク電圧値(以下、出力電圧Vrの電圧値ともいう)を検出するものとする。
交流電圧Vac ∝ 出力電圧Vr/周波数Fac・・・(1)
図4は、交流電源10から入力される交流電圧Vacが80Vrms、100Vrms、120Vrmsの場合における、出力電圧Vrのピーク電圧値と交流電源10の電源周波数Facの関係を示したグラフである。図4の横軸は、交流電源の周波数(40Hz〜80Hz)(単位:Hz)を示し、縦軸は、出力電圧Vr(0V〜1V)(単位:V)を示す。図4のグラフは、上から順に、交流電源の交流電圧Vacが120Vrms、100Vrms、80Vrmsの場合の出力電圧Vrのピーク電圧値と交流電源10の電源周波数Facの関係を示している。
出力電圧Vr=K1×周波数Fac+K2・・・(2)
なお、K1は周波数Facに対する係数、K2は定数とする。前述したROM101aには、交流電圧Vacが80Vrms、100Vrms、120Vrmsに対応した式(2)が記憶されている。CPU101は、周波数信号Fsに応じて算出された交流電源10の電源周波数Facを式(2)に代入することにより、交流電圧Vacが80Vrms、100Vrms、120Vrmsに応じた出力電圧Vrを求めることができる。そして、CPU101は、入力された出力電圧Vrに応じて、交流電圧Vacが80Vrms、100Vrms、120Vrmsに応じた出力電圧Vrを線形補間することにより、出力電圧Vr及び周波数Facに応じた交流電圧Vacを算出することができる。このように、CPU101は、交流電圧Vacを算出(検出)する電圧検出手段として機能する。なお、ここでは、式(2)はCPU101のROM101aに記憶されている構成で説明したが、後述する第一の記憶手段である不揮発性メモリ105(図6参照)に記憶されている構成でもよい。さらに、図4に示す交流電圧Vac、出力電圧Vrのピーク電圧値、交流電源10の電源周波数Facは、それぞれ対応づけてCPU101のROM101aや不揮発性メモリ105(図6参照)に記憶されているものとする。
次に、波形検出回路100を用いた交流電圧Vacの検出結果に基づいた、画像形成装置1や電源装置50の制御について説明する。図5は、本実施例のCPU101による、電源装置50のスタンバイ状態やスリープ状態の状態制御や、定着装置40への電力供給制御の制御シーケンスを説明するフローチャートである。図5の処理は、画像形成装置1の電源がオンされ、CPU101が立ち上がると起動され、CPU101により実行される。
図6は、本実施例の電源装置50に設けられた波形検出回路200の構成を示す回路図である。図6に示す波形検出回路200は、実施例1の図3に示す波形検出回路100と同じ回路構成である。図6では、図3と比べて、CPU101に接続された不揮発性メモリ105が追加されている点が異なる。実施例1では、周波数Facに基づいて出力電圧Vrを算出する式(2)がCPU101のROM101aに記憶されていることで説明したが、本実施例では、不揮発性メモリ105(図6)に記憶されているものとする。本実施例では、CPU101は、後述する不揮発性メモリ105に格納された情報を用いて、電圧変換部である抵抗R1の両端に発生する出力電圧Vrの電圧値を補正することにより、交流電圧Vacをより精度よく算出する。なお、実施例1と同様の構成については、同じ符号を付すことにより説明を省略する。
図6に示す波形検出回路200は、YコンデンサC1、C2を有している。実施例1では、YコンデンサC1、C2の容量値は、設計上の容量値と同じ容量値として、出力電圧Vr、周波数Facに基づいて、交流電圧Vacの算出を行った。ところが、YコンデンサC1、C2の容量値は公差を有しているため、YコンデンサC1、C2の容量値のばらつきにより出力電圧Vrの電圧値もばらつきを生じる場合がある。例えば、YコンデンサC1、YコンデンサC2の容量値が±10%の公差を有している場合には、算出される出力電圧Vrの電圧値も、±10%の変動が生じてしまうことになる。したがって、YコンデンサC1、C2の容量値の合計を容量Cとすると、前述した式(1)は、以下の式(3)のように表すことができる。
交流電圧Vac ∝ (出力電圧Vr/周波数Fac)×容量C・・・(3)
交流電圧Vac=α×(出力電圧Vr/周波数Fac)・・・(4)
図7(B)は、コンデンサの容量が3000pFのときの、交流電圧Vacと周波数Facに対応する出力電圧Vrのピーク電圧値の一例を示す図である。図7(B)において、横方向は交流電源10から入力される交流電圧Vac(単位:V)を示し、左側から順に、80V、90V、100V、110V、120Vを示す。同様に、縦方向は交流電源10の周波数Fac(単位:Hz)を示し、上から順に40Hz、50Hz、60Hz、70Hz、80Hzを示す。また、表中の数字は、該当する交流電圧Vac、周波数Facのときの出力電圧Vrのピーク電圧値(単位:mV)を示す。なお、図7(B)に示すデータは不揮発性メモリ105に格納されているものとする。また、図7(B)のデータはコンデンサの容量が3000pFのときのデータが格納されているものとする。コンデンサの容量が3000pFの場合のデータだけが記憶されているので、不揮発性メモリ105のメモリ容量を抑えることができる。
図8は、本実施例の波形検出回路300の構成を示す回路図である。波形検出回路300は、交流電源10のゼロクロスタイミングと、周波数Facを検出するために用いる回路である。波形検出回路300では、実施例1、2で説明した波形検出回路100、200と比べて、周波数検出部102が削除され、交流電圧Vacを検出する電圧検出部106が追加されている。波形検出回路300は、CPU101に、実施例1、2と同様に出力電圧Vrを出力すると共に、電圧検出部106からは交流電源10から入力された交流電圧Vacの電圧値に応じた電圧信号Vsを出力する。CPU101は、波形検出回路300から入力される出力電圧Vrの電圧値に基づき、交流電源10の周波数Facと、交流電圧が0Vとなるゼロクロスタイミングを検出する。さらに、CPU101は、電圧検出部106から出力された電圧信号Vsに基づいて、交流電源10の交流電圧Vacを検出する。なお、電圧検出部106での交流電圧Vacの検出は、不図示の交流電圧検出用のトランスを用いて行う。即ち、電圧検出部106は、交流電圧Vacを、抵抗を介して電流として読み取り、読み取られた電流値に基づいて、交流電圧Vacの電圧値を示す電圧信号Vsを出力する。なお、ここで説明した電圧検出部106の構成は一例であり、その他の構成でもよい。また、実施例1、2と同様の回路構成については同じ符号を付すことにより、説明を省略する。さらに、実施例2で説明したYコンデンサC1、C2のコンデンサの容量C及び補正係数αは、不揮発性メモリ105に格納されているものとする。
図9(A)は、CPU101が出力電圧Vrの電圧値に基づいて、交流電源10の周波数Fac及びゼロクロスタイミングを検出する方法を説明する図である。図9(A)において、上側の図は、交流電源10から入力された交流電圧Vacの電圧波形であり、横軸方向は時間、縦軸方向は電圧を示す。なお、交流電源10の電圧Vacは100Vrms、電源周波数Facは50Hzとする。一方、下側の図は、交流電源10から入力された交流電流が抵抗R1を流れることにより、抵抗R1の両端に生成される出力電圧Vrの電圧波形であり、横軸方向は時間、縦軸方向は電圧を示す。なお、出力電圧Vrは抵抗R1を電流が流れることにより生成される電圧であるため、出力電圧Vrの電圧波形は、交流電圧Vacの電圧波形に比べて、位相が90°進んでいる。
交流電源10の周波数Fac=1/(2×ゼロクロス周期P_zerox)・・式(5)
ここでは、時刻T_downの検出周期に基づいて、ゼロクロス周期P_zeroxを算出した。例えば、出力電圧Vrの電圧値が閾値電圧Vth以上(所定の電圧以上)になる時刻T_up(図9(A))の検出周期に基づいて、ゼロクロス周期P_zeroxを算出してもよい。
ゼロクロスタイミングT_zerox=遅延時間T_delay+ゼロクロス周期P_zerox/2・・・式(8)
次に、交流電源10の周波数Fac及びゼロクロスタイミングT_zeroxの検出結果に基づいた画像形成装置1や電源装置50の制御について説明する。図10は、本実施例のCPU101による、電源装置50の状態制御や、定着装置40への電力供給制御の制御シーケンスを示すフローチャートである。図10の処理は、画像形成装置1の電源がオンされ、CPU101が立ち上がると起動され、CPU101により実行される。
図11(A)は、本実施例の波形検出回路400の構成を示す回路図である。波形検出回路400は、交流電源10のゼロクロスタイミング、交流電圧Vac及び周波数Facを検出するために用いる回路である。波形検出回路400では、実施例1、2で説明した波形検出回路100、200と比べて周波数検出部102が削除されており、実施例3で説明した波形検出回路300と比べて電圧検出部106が削除されている。波形検出回路400は、CPU101に、実施例1〜3と同様に出力電圧Vrを出力する。CPU101は、波形検出回路300から入力される出力電圧Vrの電圧値に基づき、交流電源10の周波数Facと、交流電圧が0Vとなるゼロクロスタイミングを検出する。さらに、CPU101は、出力電圧Vrのピーク電圧値、交流電源10の周波数Facに基づいて、交流電源10の交流電圧Vacを検出する。なお、上述した実施例と同様の回路構成については同じ符号を付すことにより、説明を省略する。また、実施例2で説明したYコンデンサC1、C2の容量C、補正係数α、実施例2の図7(B)及び実施例3の図9(B)に示すテーブルは、不揮発性メモリ105に格納されているものとする。
図12は、本実施例の波形検出回路400を用いて、交流電源10の電圧Vac、周波数Fac、ゼロクロスタイミングT_zeroxを検出するための処理を示したフローチャートであり、CPU101により実行される。S501〜S503の処理は、実施例3の図10のS403〜S405の処理と同様であり、ここでの説明を省略する。S504では、CPU101は、波形検出回路400から出力された出力電圧Vrのピーク電圧値と、不揮発性メモリ105に格納された補正係数αにより、YコンデンサC1、C2の容量Cが3000pFのときの出力電圧Vrを算出する。そして、CPU101は、算出した出力電圧Vr、S503で算出した周波数Fac、図7(B)に示すテーブルにより、交流電源10の電圧Vacを算出する。S505、S506の処理は、実施例3の図10のS407、S408と同様の処理であり、ここでの説明を省略する。なお、実施例3の図10に示すS403〜S408の処理を、図12のS501〜S506の処理に置き換えることにより、図10は、実施例4での電源装置50の制御や定着装置40の電力供給制御の制御シーケンスを示すフローチャートとなる。
101 CPU
102 周波数検出部
BD1 ブリッジダイオード
C1 Yコンデンサ
C2 Yコンデンサ
R1 抵抗
Claims (30)
- 一端を交流電源の第一のラインに接続された第一のコンデンサと、
一端を前記交流電源の第二のラインに接続された第二のコンデンサと、
前記第一のコンデンサの他端及び前記第二のコンデンサの他端と接続され、前記第一のコンデンサと前記第二のコンデンサを介して入力される前記交流電源の交流電圧を全波整流する整流手段と、
前記整流手段に接続されており、前記整流手段から出力された電流が流れることにより前記電流を第一の電圧に変換する抵抗と、
前記交流電源の周波数を検出する周波数検出手段と、
前記抵抗によって変換された前記第一の電圧と、前記周波数検出手段により検出された前記周波数と、に基づいて、前記交流電源の交流電圧を検出する電圧検出手段と、
を備えることを特徴とする検出回路。 - 前記第一の電圧の情報、前記周波数の情報、及び前記交流電圧の情報を対応づけて記憶する第一の記憶手段を備え、
前記電圧検出手段は、前記第一の記憶手段より、前記第一の電圧及び前記周波数検出手段により検出された前記周波数に応じた前記交流電圧を取得することを特徴とする請求項1に記載の検出回路。 - 前記第一の記憶手段に記憶された前記交流電圧は、前記第一のコンデンサ及び前記第二のコンデンサの容量が所定の容量値であるときの前記第一の電圧に応じた電圧値であることを特徴とする請求項2に記載の検出回路。
- 前記電圧検出手段は、前記第一のコンデンサ及び前記第二のコンデンサの容量が前記所定の容量値とは異なる容量値である場合には、前記異なる容量値に応じて前記第一の電圧を補正し、補正された前記第一の電圧に基づいて、前記第一の記憶手段より前記交流電圧を取得することを特徴とする請求項3に記載の検出回路。
- 前記周波数検出手段は、前記交流電源の前記第一のライン及び前記第二のラインに接続され、前記交流電源から入力される前記交流電圧のゼロクロスタイミングを検出する毎にオン状態、オフ状態が切り替わる信号を出力する出力部と、時間を計測する計測手段と、を有し、
前記周波数検出手段は、前記計測手段により前記出力部から出力される信号のオン状態から次のオン状態、又はオフ状態から次のオフ状態までの時間を計測し、計測された前記時間に基づいて、前記交流電源の周波数を検出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の検出回路。 - 前記第一の電圧を平滑する平滑手段を備え、
前記電圧検出手段は、前記平滑手段により平滑された前記第一の電圧により、前記第一の電圧のピーク電圧を求めることを特徴とする請求項5に記載の検出回路。 - 一端を交流電源の第一のラインに接続された第一のコンデンサと、
一端を前記交流電源の第二のラインに接続された第二のコンデンサと、
前記第一のコンデンサの他端及び前記第二のコンデンサの他端と接続され、前記第一のコンデンサと前記第二のコンデンサを介して入力される前記交流電源の交流電圧を全波整流する整流手段と、
抵抗を有し、前記整流手段から出力された電流を前記抵抗に流すことにより第一の電圧に変換する電圧変換部と、
前記電圧変換部から出力された前記第一の電圧に基づいて、前記交流電源のゼロクロスタイミングを検出するゼロクロス検出手段と、
を備えることを特徴とする検出回路。 - 前記ゼロクロス検出手段は、前記第一の電圧が所定の電圧以上の状態から前記所定の電圧未満の状態になるタイミングと、前記タイミングの周期と、前記第一の電圧が前記所定の電圧から0Vになるまでに要する遅延時間と、に基づいて、前記ゼロクロスタイミングを検出することを特徴とする請求項7に記載の検出回路。
- 前記ゼロクロス検出手段は、前記第一の電圧が所定の電圧未満の状態から前記所定の電圧以上の状態になるタイミングと、前記タイミングの周期と、前記第一の電圧が前記所定の電圧から0Vになるまでに要する遅延時間と、に基づいて、前記ゼロクロスタイミングを検出することを特徴とする請求項7に記載の検出回路。
- 前記ゼロクロス検出手段は、時間を計測する計測手段を有し、
前記計測手段により前記タイミングの周期を計測し、計測された前記周期に基づいて、ゼロクロスタイミングの周期を算出することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の検出回路。 - 前記ゼロクロス検出手段は、前記ゼロクロスタイミングの周期に基づいて、前記交流電源の周波数を算出することを特徴とする請求項10に記載の検出回路。
- 前記第一の電圧の情報、前記周波数の情報、及び前記交流電圧の情報を対応づけて記憶する第一の記憶手段を備え、
前記ゼロクロス検出手段は、前記第一の記憶手段より、前記電圧変換部から出力された前記第一の電圧及び前記ゼロクロス検出手段により算出された前記周波数に応じた前記交流電圧を取得することを特徴とする請求項11に記載の検出回路。 - 前記第一の記憶手段に記憶された前記交流電圧は、前記第一のコンデンサ及び前記第二のコンデンサの容量が所定の容量値であるときの前記第一の電圧に応じた電圧値であることを特徴とする請求項12に記載の検出回路。
- 前記第一のコンデンサ及び前記第二のコンデンサの容量が前記所定の容量値とは異なる容量値である場合には、前記ゼロクロス検出手段は、前記異なる容量値に応じて、前記第一の電圧を補正し、補正された第一の電圧に基づいて、前記第一の記憶手段より前記交流電圧を取得することを特徴とする請求項13に記載の検出回路。
- 前記第一の電圧を平滑する平滑手段を備え、
前記ゼロクロス検出手段は、前記平滑手段により平滑された前記第一の電圧により、前記第一の電圧のピーク電圧を求めることを特徴とする請求項14に記載の検出回路。 - 前記交流電源の前記第一のライン及び前記第二のラインに接続され、前記交流電源から入力される前記交流電圧の電圧値を検出する電圧検出部を備え、
前記ゼロクロス検出手段は、前記電圧検出部より前記交流電圧を取得することを特徴とする請求項11に記載の検出回路。 - 前記周波数の情報、前記交流電圧の情報、及び前記遅延時間の情報を対応づけて記憶する第二の記憶手段を備え、
前記ゼロクロス検出手段は、前記第二の記憶手段より、前記ゼロクロス検出手段により算出された前記周波数及び前記ゼロクロス検出手段が取得した前記交流電圧に応じた前記遅延時間を取得することを特徴とする請求項12から請求項16のいずれか1項に記載の検出回路。 - 前記第二の記憶手段は、前記第一のコンデンサ及び前記第二のコンデンサの容量に応じて、前記周波数の情報、前記交流電圧の情報、及び前記遅延時間の情報を対応づけて記憶し、
前記ゼロクロス検出手段は、前記第一のコンデンサ及び前記第二のコンデンサの容量に応じて、前記第二の記憶手段より前記遅延時間を取得することを特徴とする請求項17に記載の検出回路。 - 交流電源から入力される交流電圧を直流電圧に変換する変換部と、
請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の検出回路と、
前記変換部を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする電源装置。 - 前記変換部は、第二の電圧を出力するスタンバイ状態と、前記第二の電圧よりも低い第三の電圧を出力するスリープ状態と、を切り替え可能であり、
前記制御手段は、前記変換部を前記スタンバイ状態又は前記スリープ状態に切り替えることを特徴とする請求項19に記載の電源装置。 - 交流電源から入力される交流電圧を直流電圧に変換する変換部と、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の検出回路と、
前記変換部を制御する制御手段と、
を備え、
前記電圧検出手段は、前記制御手段であることを特徴とすることを特徴とする電源装置。 - 交流電源から入力される交流電圧を直流電圧に変換する変換部と、
請求項7から請求項18のいずれか1項に記載の検出回路と、
前記変換部を制御する制御手段と、
を備え、
前記ゼロクロス検出手段は、前記制御手段であることを特徴とする電源装置。 - 記録材に画像形成を行う画像形成手段と、
請求項19から請求項22のいずれか1項に記載の電源装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 記録材に画像形成を行う画像形成手段と、
請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の検出回路と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 記録材に画像形成を行う画像形成手段と、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の検出回路と、
前記画像形成手段を制御するコントローラと、
を備え、
前記電圧検出手段は、前記コントローラであることを特徴とすることを特徴とする画像形成装置。 - 記録材に画像形成を行う画像形成手段と、
請求項7から請求項18のいずれか1項に記載の検出回路と、
前記画像形成手段を制御するコントローラと、
を備え、
前記ゼロクロス検出手段は、前記コントローラであることを特徴とすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の検出回路と、
記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、
前記トナー像を加熱、加圧して、記録材に定着させる定着装置と、
前記定着装置への電力供給、遮断を行うスイッチと、
前記画像形成手段、前記定着装置、前記スイッチを制御するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、前記電圧検出手段により検出された前記交流電圧に基づいて算出した前記定着装置へ供給可能な電力の最大デューティに応じて、前記定着装置への電力供給を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記電圧検出手段は、前記コントローラであることを特徴とする請求項27に記載の画像形成装置。
- 請求項7から請求項18のいずれか1項に記載の検出回路と、
記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、
前記トナー像を加熱、加圧して、記録材に定着させる定着装置と、
前記定着装置への電力供給、遮断を行うスイッチと、
前記画像形成手段、前記定着装置、前記スイッチを制御するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、前記ゼロクロス検出手段により検出された前記ゼロクロスタイミングに基づいて、前記スイッチを制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記ゼロクロス検出手段は、前記コントローラであることを特徴とする請求項29に記載の画像形成装置。
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