JP2015206627A - ヒータ負荷の消費電力の検出方法および装置、並びに画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電圧検出のための補助巻線を設けた特別なトランスを必要としない簡単な構成によって、交流電源により駆動される定着ヒータなどのヒータ負荷の消費電力の検出の高精度化を図ること。
【解決手段】交流電源から供給される交流電力により駆動されるヒータ53、および交流電力に基づきPFC回路83を介して駆動される1つまたは複数のインバータ84、85から供給される直流電力により駆動される直流負荷LDを備えた装置において、ヒータ53の消費電力を検出する方法であって、インバータ84、85の少なくとも1つはフライバック型であり、PFC回路83が停止している状態において、ヒータ53をオンした状態でフライバック型のインバータ85の2次側電圧を検出し、検出した2次側電圧を用いて、ヒータ53の消費電力を求める。
【選択図】 図3
【解決手段】交流電源から供給される交流電力により駆動されるヒータ53、および交流電力に基づきPFC回路83を介して駆動される1つまたは複数のインバータ84、85から供給される直流電力により駆動される直流負荷LDを備えた装置において、ヒータ53の消費電力を検出する方法であって、インバータ84、85の少なくとも1つはフライバック型であり、PFC回路83が停止している状態において、ヒータ53をオンした状態でフライバック型のインバータ85の2次側電圧を検出し、検出した2次側電圧を用いて、ヒータ53の消費電力を求める。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ヒータ負荷の消費電力の検出方法および装置、並びに画像形成装置に関する。
従来より、複写機、プリンタ、ファクシミリ、または複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)と呼称される多機能装置などが、画像形成装置として用いられている。
一般的な画像形成装置においては、画像情報を解析して画像データに展開する画像処理を行う画像処理部、画像データに基づいて電子写真方式でトナー像を形成し、形成したトナー像を記録用紙に転写する作像部、および、記録用紙上のトナー像を定着する定着部(定着装置)などが備えられる。定着部に備えられたヒータ(定着ヒータ)は、電源から供給される電力によって発熱し、定着ローラを190℃程度まで昇温させる。
画像形成装置において、消費電力の最も多いのは定着ヒータであり、定着ヒータの消費電力をできるだけ正確に管理し、さらには消費電力が低減するような制御を行うことが重要である。その場合に、電力消費による電圧降下などによって電源電圧が変動するので、電源電圧をできるだけ正確に検出することが重要である。
従来より、画像形成装置において消費電力を管理するために、画像形成装置または定着ヒータの消費電力を表示部に表示することが行われている。定着ヒータの消費電力の算出のために、定着ヒータの駆動時間に対応して消費電力を読みだすことのできるテーブルが用いられる。しかし、このような固定的なテーブルを用いた場合には、定着ヒータの定格電力に対応した概略の消費電力が得られるのみであるから、電源電圧の変動、定着ヒータの公差、突入電流の影響、および位相制御電流などによる実際の消費電力のばらつきに対応できない。そのため、±15%程度の大きな誤差を生じることがあった。
従来より、画像形成装置の消費電力をできるだけ正確に取得するための提案が行われている。
例えば特許文献1には、ヒータの駆動回数を計数し、ヒータの突入電流による補正値を含む基準積算電力を計算し、ヒータの駆動回数と基準積算電力との積を計算してヒータの積算電力とすることが開示されている。また、計算した電力の累計を格納する使用電力累計テーブルを利用することが開示されている。
また、特許文献2には、外部電源から画像形成装置に供給される電流を検出し、検出した電流値から入力電圧を決定して消費電力を算出することが開示されている。
また、特許文献3には、画像形成装置による電源電圧の電圧降下を低減するために、定着ヒータの点灯開始時点にて電圧降下を測定し、電圧降下があると判別したときは点灯制御の方法を変更することが開示されている。
しかし、特許文献1によると、ヒータの突入電流による補正を行うことは開示されているが、基準積算電力を計算する方法についてはテーブルを利用することのみしか開示されておらず、電源の電圧を検出することについては開示されていない。したがって、電源電圧の変動などによって誤差が生じ、消費電力を正確に検出することができない。
特許文献2によると、検出した電流値から入力電圧を決定するので、電圧値を正確に求めることができず、消費電力を正確に検出することができない。
特許文献3の装置では、定着ヒータの点灯開始時点で無視できない電圧降下があるときに、点灯位相角を次第に増加させるように位相制御を行って電源電圧の電圧降下を低減する。電源電圧の電圧降下を検知するために、交流電源から電力が供給されるトランスに補助巻線を設け、補助巻線の出力電圧に基づいて電圧を検出する。そのため、電圧検出のための補助巻線を設けた特別なトランスが必要である。
ところで、画像形成装置に備えられるスイッチング電源には、画像形成装置の電源容量の関係から、前段としてPFC(power factor correction :力率改善)回路が設けられることが多い。PFC回路は入力電圧を昇圧して一定の電圧に制御するので、PFC回路を経由した後では、トランスに補助巻線を設けたとしても電源電圧を正しく検出することができない。
そこで、PFC回路が停止している間に電圧を検出することが考えられる。その場合に、PFC回路が停止することによってその出力用の電解コンデンサ(出力コンデンサ、1次電解コンデンサ)の電圧が低下し、その後段に接続されたスイッチング回路が停止してしまうという問題がある。
また、画像形成装置に備えられるハロゲンヒータまたはセラミックヒータなどの定着ヒータは、電源から見た負荷が大きく、配線のインピーダンスに応じた電圧降下が発生する。配線のインピーダンスは装置の設置環境によって種々異なるので、電源の電圧を正確に知るにはそれを直接に検出することが最良である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、電圧検出のための補助巻線を設けた特別なトランスを必要としない簡単な構成によって、交流電源により駆動される定着ヒータなどのヒータ負荷の消費電力の検出の高精度化を図ることを目的とする。
本発明の実施形態に係る検出方法は、交流電源から供給される交流電力により駆動されるヒータ負荷、および前記交流電力に基づき力率改善回路を介して駆動される1つまたは複数のインバータから供給される直流電力により駆動される直流負荷を備えた装置において、前記ヒータ負荷の消費電力を検出する方法であって、前記インバータの少なくとも1つはフライバック型であり、前記力率改善回路が停止している状態において、前記ヒータ負荷をオンした状態で前記フライバック型のインバータの2次側電圧を検出し、検出した前記2次側電圧を用いて、前記ヒータ負荷の消費電力を求める。
好ましくは、検出した前記2次側電圧と前記ヒータ負荷の定格電圧および定格消費電力とに基づいて、前記ヒータ負荷の消費電力を求める。
本発明によると、簡単な構成によって交流電源により駆動されるヒータ負荷の消費電力の検出の高精度化を図ることができる。
〔画像形成装置の全体の構成例〕
図1には、一実施形態の画像形成装置1の全体の構成の例が示されている。なお、ここで例にあげた画像形成装置1は、フルカラーの電子写真方式の作像部、定着部、および制御部などを備えているが、それらの一部の構成について図1では図示が省略されている。画像形成装置1として、原稿読み取り部や後処理部などを備えたMFP、その他種々の構成の装置であってもよい。
図1には、一実施形態の画像形成装置1の全体の構成の例が示されている。なお、ここで例にあげた画像形成装置1は、フルカラーの電子写真方式の作像部、定着部、および制御部などを備えているが、それらの一部の構成について図1では図示が省略されている。画像形成装置1として、原稿読み取り部や後処理部などを備えたMFP、その他種々の構成の装置であってもよい。
図1において、画像形成装置1は、トナー像形成部10、転写部30、給紙部40、および定着部50などを備える。
トナー像形成部10は、YMCKの各色のトナー像形成部10Y,M,C,Kからなり、電子写真方式によりYMCKの各色のトナー像を形成する。各トナー像形成部10Y,M,C,Kは、感光体11、帯電器12、露光器13、および現像装置20などを備える。露光器13は、ページ毎の画像データに基づいて感光体11上に静電潜像を形成する。現像装置20は現像ローラ21を備え、感光体11の静電潜像を現像する。
転写部30では、トナー像形成部10で形成された各色のページ毎のトナー像が、1次転写ローラ31により転写されて転写ベルト32上に重ね合わせられる。転写ベルト32上に形成されたページ毎のフルカラーのトナー像は、2次転写ローラ33によって記録媒体である用紙PPにページ毎に転写される。
給紙部40では、収納された用紙PPが給紙ローラ41によって1枚ずつ送り出され、転写ベルト32上のトナー像と同期するようにレジストローラ42によって転写位置(2次転写ローラ33の位置)に搬送される。
このようにして、転写位置において、画像データに基づいた画像がページ毎に用紙PP上に作像される。これらトナー像形成部10、転写部30、および給紙部40によって作像部SZが構成される。
定着部50は、発熱体であるヒータ53を内蔵した加熱ローラ51、および加圧ローラ52などを備える。加熱ローラ51および加圧ローラ52は、互いに接した部分でニップ部を形成し、図示しない駆動源によって回転駆動されて回転する。ヒータ53に電力を供給することによって加熱ローラ51が加熱昇温される。図示しないサーモパイルなどの温度センサにより、定着部50の温度、例えば加熱ローラ51または加圧ローラ52の温度、またはニップ部の温度が検出される。定着電力制御部73(図2参照)によって、ヒータ53に供給する電力が制御され、定着部50の温度が設定された定着目標温度と一致するように自動的に温度制御される。
転写位置を通過した用紙PPは、加熱ローラ51と加圧ローラ52との間のニップ部を通過することにより、トナー像が用紙PPに定着される。定着された用紙PPは、排紙ローラ61によって排出される。
このように、定着部50は、設定される定着目標温度となるように温度制御が行われ、用紙PPに対して定着を行う。
〔制御部の構成および消費電力の検出装置の構成〕
図2には画像形成装置1における制御部70および低圧電源部80の構成の例が、図3には消費電力の検出装置KSの構成例が、図4にはPFC回路83およびサブインバータ85の構成例を示す回路図が、それぞれ示されている。
〔制御部の構成および消費電力の検出装置の構成〕
図2には画像形成装置1における制御部70および低圧電源部80の構成の例が、図3には消費電力の検出装置KSの構成例が、図4にはPFC回路83およびサブインバータ85の構成例を示す回路図が、それぞれ示されている。
図2において、画像形成装置1は、ネットワークNWを介して外部機器3に接続され、外部機器3などからプリントジョブやスキャンデータなどが入力される。
制御部70には、画像処理部71、エンジン制御部72、定着電力制御部73、消費電力算出部74、電源制御部75、および操作表示部77などが設けられる。
制御部70は、例えば、1つまたは複数のCPU、RAM、プログラムが記憶されたROM、I/F装置、その他の電子装置などから構成することが可能である。制御部70は、画像形成装置1において必要な種々の制御を行う。
画像処理部71は、例えばページ毎の画像情報を解析して画像データGDに展開するなどの画像処理を行う。
エンジン制御部72は、画像処理部71から出力された画像データGDなどを受信し、これらに基づいて作像部SZを制御する。また、画像データGDに含まれる解析結果情報などに基づいて定着目標温度を決定し、定着目標温度を含む制御信号S1を所定のタイミングで定着電力制御部73に送る。
エンジン制御部72は、また、作像部SZに設けられたモータ、ソレノイド、クラッチ、その他の機能部材を駆動するための制御も行う。
定着電力制御部73は、交流電源PDから画像形成装置1に供給される交流電力を入力とし、オンオフ制御、またはスイッチング素子を用いた位相制御などによって、ヒータ53に供給する電力を制御する。定着電力制御部73は、エンジン制御部72から定着目標温度が送られてくると、その温度になるようにヒータ53を制御する。
消費電力算出部74は、画像形成装置1における消費電力W1を算出し、メモリに記録し、必要に応じて操作表示部77の表示パネルに表示する。つまり、操作表示部77の表示パネルは、画像形成装置1における消費電力W1またはヒータ53の消費電力Wh1を出力する手段である。これ以外に、適当なインタフェースによって消費電力のデータを外部に出力するようにしてもよい。
消費電力W1には、ヒータ53の消費電力Wh1、低圧電源部80を介して消費される消費電力Wd1、およびその他の消費電力Wa1が含まれる。
ヒータ53の消費電力Wh1は、定着電力制御部73を介してヒータ53に供給される電力の瞬時値および積算値(消費電力量)などである。この消費電力Wh1は、後で述べるように、電圧検出部86によって検出されるサブインバータ85の2次側電圧V2、ヒータ53の定格電圧Vhs、および、ヒータ53の定格消費電力Whsなどに基づいて求めることができる。
低圧電源部80を介して消費される消費電力Wd1およびその他の消費電力Wd1には、作像部SZに設けられたモータ、ソレノイド、クラッチ、その他の機能部材などの直流負荷LDを駆動することにより消費される電力、電子写真方式による画像形成に必要な直流負荷LDにより消費される電力、直流負荷LDとしての制御部70などで消費される制御用の電力などがある。
次に、低圧電源部80について説明する。低圧電源部80は、画像形成装置1における種々の直流負荷LDに電力を供給する。
図3および図4をも参照して、低圧電源部80には、電源スイッチ81、整流回路82、PFC回路83、メインインバータ84、サブインバータ85、および電圧検出部86などが設けられる。
電源スイッチ81は、電源プラグPGから引き込まれる商用の交流電源PDとの接続をオンまたはオフする。電源スイッチ81は、操作者が手動で直接に操作するものでもよく、また、操作表示部77からの操作信号によって遠隔的に操作されるものでもよい。
電源スイッチ81がオンしたときに、交流電源PDの電源電圧Vpが整流回路82に入力される。
整流回路82は、交流電源PDからの交流電力を整流して直流電力に変換する。整流回路82として例えばダイオードブリッジが用いられ、これにより全波整流が行われる。整流回路82の出力電圧は、交流電源PDの正弦波の全波整流波形となる。整流回路82を半波整流とすることも可能である。
PFC回路83は、後段のメインインバータ84およびサブインバータ85の動作による高調波を抑制することによって力率の低下を防ぐものである。PFC回路83として種々の回路が用いることが可能であるが、例えば図4に示すように、全波整流された直流(脈流)を電源として、電流をインダクタ(コイル)831に交流電源PDの周期よりも早い周期で周期的に流すためのスイッチング素子833、インダクタ831による逆起電力を取り出すダイオード832、ダイオード832からの出力電圧を蓄える出力コンデンサ(1次電解コンデンサ)834などから構成される。
PFC回路83は、これが動作しているとき(オンのとき)は、出力コンデンサ834に高い電圧の直流電圧を発生させる。この電圧は、例えば400ボルト程度である。PFC回路83が停止しているときは、整流回路82の出力電圧によって出力コンデンサ834が充電される。したがって、直流負荷LDによる消費電力がないときまたは極めて少ないときには、出力コンデンサ834の両端には、整流回路82の出力電圧の最大値(Vp×1.41)とほぼ等しい電圧が現れる。また、直流負荷LDによる消費電力が少しあるときは、出力コンデンサ834の両端には、図9に示すように整流回路82の出力電圧の最大値から時間とともに低下する脈流波形が現れる。
出力コンデンサ834の両端に現れる電圧が、メインインバータ84およびサブインバータ85に入力される電圧、つまりサブインバータ85の1次側電圧V1となる。
メインインバータ84は、PFC回路83から入力される直流電力に基づいて、24ボルトの直流電力を出力し、24ボルトで動作する直流負荷LD24を駆動する。つまり、メインインバータ84は、DC/DCコンバータとして動作する。したがって、メインインバータ84を「メインコンバータ84」と言い換えてもよい。メインインバータ84として、例えば電流共振型のものが用いられる。
サブインバータ85は、PFC回路83から入力される直流電力に基づいて、5ボルトの直流電力を出力し、5ボルトで動作する直流負荷LD5を駆動する。つまり、サブインバータ85は、DC/DCコンバータとして動作する。したがって、サブインバータ85を「サブコンバータ85」と言い換えてもよい。サブインバータ85の直流負荷LD5は、主として制御用の回路である。
図4に示すように、サブインバータ85はフライバック型のものであり、フライバックトランス851を備える。フライバックトランス851は、1次捲線および2次捲線を備え、スイッチング素子852がオンしたときに1次捲線に電流が流れてフライバックトランス851にエネルギー(電力)が蓄えられる。スイッチング素子852がオフに切り換わると、それによる逆起電力が2次捲線からダイオード853を通って出力コンデンサ(2次電解コンデンサ)854を充電する。
サブインバータ85が通常の動作を行っているときは、出力コンデンサ854の両端にDC5ボルトの直流電力が現れる。サブインバータ85の直流負荷LD5が小さいときは、PFC回路83が停止している状態において、1次側電圧V1に応じた2次側電圧V2が出力コンデンサ854の両端に現れる。その場合に、1次側電圧V1は電源電圧Vpに応じた値となるから、結局、この場合の2次側電圧V2は電源電圧Vpに対応した値となる。つまり、2次側電圧V2を検出することにより、電源電圧Vpを求めることができる。
なお、サブインバータ85の2次側電圧V2を検出するに際し、フライバックトランス851の2次側の電圧を検出してもよく、また、出力コンデンサ854の両端に現れる電圧V2D)を検出してもよく、また、それらを直接的に検出してもよく、またはそれらを間接的に検出してもよい。
このようにして、電圧検出のための補助巻線を設けることなく、フライバックトランスの2次側電圧V2を検出することができる。
例えば、スイッチング素子852がオンしたときに、フライバックトランス851の2次側に現れる電圧を2次側電圧V2として検出する。この場合に、フライバックトランス851の1次捲線と2次捲線の捲線比Kを、
K=N1/N2 ……(1)
とすると、1次側電圧V1と2次側電圧V2との関係は、次の(2)式のように表すことが可能である。
K=N1/N2 ……(1)
とすると、1次側電圧V1と2次側電圧V2との関係は、次の(2)式のように表すことが可能である。
V1=(N1/N2)×V2 ……(2)
したがって、2次側電圧V2を検出することにより、1次側電圧V1、さらに電源電圧Vpを検出することができる。
したがって、2次側電圧V2を検出することにより、1次側電圧V1、さらに電源電圧Vpを検出することができる。
図3における電圧検出部86は、サブインバータ85の2次側電圧V2を検出する。検出のタイミングは、PFC回路83が停止している状態であり、かつ、ヒータ53をオンした状態のときである。
つまり、サブインバータ85の前段にPFC回路83が入っているため、PFC回路83が動作しているときは、電源電圧Vpが2次側電圧V2に正しく反映されない。これを回避するため、PFC回路83が停止している間に2次側電圧V2を検出する。
しかし、上に説明したように、PFC回路83が停止することによって、1次側電圧V1が低下するので、そのままではサブインバータ85の動作が停止してしまうことになる。したがって、2次側電圧V2を検出するタイミングをどのように決めるかが重要である。
本実施形態においては、例えば、画像形成装置1の起動に際し、サブインバータ85およびヒータ53をオンした後で所定の時間T1を経過してからPFC回路83およびサブインバータ85をオンするように起動制御を行い、サブインバータ85およびヒータ53をオンした後であってPFC回路83がオンするまでの間に、2次側電圧V2を検出する。
または、例えば、直流負荷の消費する合計電力がPFC回路83を停止したときに供給可能な電力よりも小さいときに、PFC回路83を停止させ、2次側電圧V2を検出する。詳しくは後で説明する。
そして、検出された2次側電圧V2に基づいて、電源電圧Vpが求められ、さらにヒータ53の消費電力Wh1が求められる。ヒータ53の消費電力Wh1の算出に際して、種々の方法を用いることが可能である。
例えば、電源電圧Vpと消費電力Wh1との対応、または2次側電圧V2と消費電力Wh1との対応を示すテーブルをメモリに記憶させておき、検出された2次側電圧V2または電源電圧Vpに基づいて、そのテーブルから消費電力Wh1を読み出す。
また、サブインバータ85の2次側電圧V2に基づいて電源電圧Vpを求め、求めた電源電圧Vpを用いてヒータ53の消費電力Wh1を求めることができる。
例えば、電源電圧Vpとヒータ53の定格電圧Vhsおよび定格消費電力Whsとに基づいて、消費電力Wh1を求める。その際に、例えば、電源電圧Vpとヒータ53の定格電圧Vhsとの比に応じて、ヒータ53の定格消費電力Whsを実際の消費電力Wh1に換算して求めることが可能である。
具体的には、例えば、ヒータ53の消費電力Wh1を次の(3)式によって求める。
Wh1=Whs×(Vp/Vhs)a ……(3)
但し、Wh1: ヒータの消費電力
Whs: ヒータの定格消費電力
Vhs: ヒータの定格電圧
Vp : 電源電圧
a : 係数
なお、計数aとして、例えば、1.54が用いられる。これ以外の値を用いることも可能である。
但し、Wh1: ヒータの消費電力
Whs: ヒータの定格消費電力
Vhs: ヒータの定格電圧
Vp : 電源電圧
a : 係数
なお、計数aとして、例えば、1.54が用いられる。これ以外の値を用いることも可能である。
例えば、ヒータ53の定格電圧Vhsが100ボルト、定格消費電力Whsが1.3キロワットであり、求めた電源電圧(実効値)Vpが95ボルトであった場合には、実際の消費電力Wh1は、係数aを1.54とすると、
Wh1=1300×(95/100)1.54
=1201.26
となり、消費電力は約1201ワットとして求められる。
Wh1=1300×(95/100)1.54
=1201.26
となり、消費電力は約1201ワットとして求められる。
なお、図5には、サブインバータ85のフライバックトランス851の1次捲線と2次捲線の電圧の例が示されている。
図5に示す例では、スイッチング素子852のオンとオフとの切り換えによって、1次捲線と2次捲線の電圧が互いに逆方向に変化する。例えば、スイッチング素子852がオンすると、1次捲線の電圧が増大し、2次側電圧V2は負の方向に増大する。
また、図6には、サブインバータ85の電圧検出部86の例が示されている。
図6に示す例では、電圧検出部86は、ダイオード853とは逆方向に接続されたダイオード861、コンデンサ862、抵抗器R3、R4などからなる。フライバックトランス851の2次捲線に発生する電圧を逆バイアスでコンデンサ862を充電し、コンデンサ862の電圧と2次側電圧V2とを抵抗器R3、R4を介して加算して全振幅電圧を検出し、2次側電圧検出信号SV2を出力する。
なお、この場合に、2次側電圧検出信号SV2と1次側電圧V1との対応関係、または2次側電圧検出信号SV2と電源電圧Vpとの対応関係を予め計測しておき、計測したデータに基づいて換算のためのテーブルを作成し、または換算式を求めておき、それらをメモリに記憶しておいてもよい。
上に述べたように、PFC回路83が停止した状態で2次側電圧V2を検出し、これを用いてヒータ53の消費電力Wh1を求めるので、画像形成装置1を実際に使用している環境の下での電源電圧Vpに対応した消費電力Wh1が求められ、固定的なテーブルを用いた場合と比較して消費電力Wh1をより一層精密に求めることができる。
これにより、例えば、従来では±15%程度の誤差があったものが±5%程度の誤差とすることが可能である。
しかも、サブインバータ85のフライバックトランス851を利用して2次側電圧V2を検出するので、電圧検出のための補助巻線を設けた特別なトランスを必要とせず、構成が簡単である。
また、高精度に求めた消費電力Wh1を用いることによって、消費電力表示機能の高精度化を図ることができ、正確な消費電力を基にして電気料金やCO2排出量の表示などを行って省エネ指標の高精度化を図ることが可能となる。
次に、2次側電圧V2(2次側電圧検出信号SV2)を検出するタイミングについて、2つの例を説明する。
図7には、2次側電圧V2を検出するタイミングの1つの例が示されている。
図7において、画像形成装置1の電源スイッチ81がオンされた後、定格電圧の低いサブインバータ85が時刻t1において最初に起動する。サブインバータ85が立ち上がると、制御部70が動作可能となり、時刻t2においてヒータ53がオンする。
サブインバータ85が立ち上がった後、安定時間を待って、サブインバータ85の出力するDC5ボルトの電源によってPFC起動信号が生成され、PFC回路83が時刻t3において起動する。PFC回路83の起動が完了すると、メインインバータ84が時刻t4において起動し、これによって低圧電源部80の起動が完了する。
このように、サブインバータ85の起動とメインインバータ84の起動との間に時間差があり、PFC回路83が動作することなく停止している時間(期間)T1がある。この時間T1において、電圧検出部86によって2次側電圧V2を検出する。
2次側電圧V2の検出を時間T1において行うこととすると、低圧電源部80におけるサブインバータ85、PFC回路83、およびメインインバータ84の起動を好ましい順序で行うことができ、しかもその間においてヒータ53をオンすることができ、2次側電圧V2を容易に検出することができる。なお、時間T1の長さは、例えば300ms程度としておけばよい。
図8には、直流負荷LDの変化の様子とともに、2次側電圧V2を検出するタイミングの他の1つの例が示されている。
図8において、時刻t10から時刻t11までは、直流負荷LD5、LD24が大きく、かなりの電流が流れている。この間においてPFC回路83を停止させると必要な電力を供給できずに電源が停止してしまう。時刻t11から後は、直流負荷LD5、LD24が小さくなり、PFC回路83を停止させても直流負荷LD5、LD24に対して電力の供給が可能であり、電源が停止することなく2次側電圧V2の検出が可能である。
そこで、直流負荷LD5、LD24の消費する合計電力がPFC回路83を停止したときに供給可能な電力よりも小さくなったかどうかを判断し、小さくなったときにPFC回路83を停止させて2次側電圧V2を検出する。
このようなタイミングで2次側電圧V2を検出することにより、画像形成装置1を起動した後において、適当なタイミングで複数回に渡って2次側電圧V2を検出することができ、消費電力Wh1の算出がより一層精密となる。
なお、直流負荷LDに流れる電流の検出のために、適当な電流検出素子を設けてもよく、または、画像形成装置1における種々の動作モードに対応した電流の状態をテーブル化し、これをメモリに記憶しておいてもよい。
図9には、整流回路82の出力電圧の波形の例が示されている。
図9に示されるように、整流回路82の出力電圧は、半周期ごとに、その最大値から時間とともに低下する脈流波形となる。PFC回路83が停止した状態では、この脈流波形がフライバックトランス851における1次側電圧V1となるので、2次側電圧V2の検出に際しては、脈流波形による検出誤差を少なくするために平均化処理を行うのが好ましい。
つまり、2次側電圧V2を検出する際に、整流回路82の直流の出力電圧に含まれるリップルの影響を低減するために、交流電源PDの電圧周期の2分の1の周期毎に平均化処理を行う。
図10には、ヒータ53の突入電流とその影響の例が示されている。
図10において、時刻t21においてヒータ53がオンすると、突入電流が流れ、その影響で電源電圧Vpが低下する。時刻t21から時間T2が経過した時刻t22において突入電流が終わると、電源電圧Vpが回復し、ヒータ53がオンする前よりも低い電圧で安定する。時刻t23でヒータ53がオフすると、電源電圧Vpは高い元の状態に戻って安定する。
したがって、2次側電圧V2を検出する際に、ヒータ53の突入電流による電圧降下の影響をなくすため、ヒータ53をオンしてから所定の時間T2の経過後に2次側電圧V2を検出する。
なお、ヒータ53に突入電流が流れる時間T2は、ヒータの種類にもよるが、ハロゲンヒータである場合に100ms程度である。
図11および図12には、2次側電圧の検出のための概略の流れの例がフローチャートによって示されている。
図11において、画像形成装置1を起動すると(#11)、PFC回路83が停止した状態で、まずサブインバータ85が起動する(#12)。ヒータ53をオンする(#13)。ヒータ53に突入電流が流れる時間T2が経過した後(#14でイエス)、2次側電圧V2を検出する(#15)。300ms程度の時間T1が経過した後(#16でイエス)、PFC回路83を起動し、メインインバータ84を起動する(#17、18)。
図12において、メインインバータ84の直流負荷LD24の電流、およびサブインバータ85の直流負荷LD5の電流を確認する(#21、22)。直流負荷LD5、LD24の消費する合計電力がPFC回路83を停止したときに供給可能な電力よりも小さいかどうかを判断する(#23)。
ステップ#23でイエスのときは、PFC回路83をオフし(#24)、2次側電圧V2を検出し(#25)、PFC回路83をオンする(#26)。なお、2次側電圧V2を検出する際には、ヒータ53がオンしていることを確認する。
上に述べた実施形態の画像形成装置1によると、簡単な構成によって交流電源PDにより駆動されるヒータ53の消費電力の検出の高精度化を図ることができる。
上に述べた実施形態において、ヒータ負荷として種々のものを含めることができる。例えば、複数のヒータ53、消費電力の異なる複数のヒータ53、種類または方式の異なるヒータ53、またはランプなどのヒータに類似した特性を持つ負荷などを含めることができる。
また、上に述べた種々のメモリは、制御部70または低圧電源部80において、またはこれらを含む適当な箇所に設けておけばよい。
上に述べた実施形態において、消費電力算出部74、電源制御部75、操作表示部77、制御部70、PFC回路83、メインインバータ84、サブインバータ85、電圧検出部86、低圧電源部80、または画像形成装置1の各部または全体の構成、構造、回路、個数、配置、電圧値、処理内容、およびタイミングなどは、本発明の主旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置
53 ヒータ(ヒータ負荷)
74 消費電力算出部
75 電源制御部
77 操作表示部(消費電力を出力する手段)
82 整流回路(全波整流回路)
83 PFC回路(力率改善回路)
84 メインインバータ(インバータ)
85 サブインバータ(インバータ)
852 スイッチング素子
86 電圧検出部
PD 交流電源
LD,LD24,LD5 直流負荷
V1 1次側電圧
V2 2次側電圧
T1 時間(所定の時間)
T2 時間(所定の時間)
KS 検出装置
53 ヒータ(ヒータ負荷)
74 消費電力算出部
75 電源制御部
77 操作表示部(消費電力を出力する手段)
82 整流回路(全波整流回路)
83 PFC回路(力率改善回路)
84 メインインバータ(インバータ)
85 サブインバータ(インバータ)
852 スイッチング素子
86 電圧検出部
PD 交流電源
LD,LD24,LD5 直流負荷
V1 1次側電圧
V2 2次側電圧
T1 時間(所定の時間)
T2 時間(所定の時間)
KS 検出装置
Claims (10)
- 交流電源から供給される交流電力により駆動されるヒータ負荷、および前記交流電力に基づき力率改善回路を介して駆動される1つまたは複数のインバータから供給される直流電力により駆動される直流負荷を備えた装置において、前記ヒータ負荷の消費電力を検出する方法であって、
前記インバータの少なくとも1つはフライバック型であり、
前記力率改善回路が停止している状態において、前記ヒータ負荷をオンした状態で前記フライバック型のインバータの2次側電圧を検出し、
検出した前記2次側電圧を用いて、前記ヒータ負荷の消費電力を求める、
ことを特徴とするヒータ負荷の消費電力の検出方法。 - 検出した前記2次側電圧と前記ヒータ負荷の定格電圧および定格消費電力とに基づいて、前記ヒータ負荷の消費電力を求める、
請求項1記載のヒータ負荷の消費電力の検出方法。 - 前記ヒータ負荷の消費電力を、次の(1)式によって求める、
Wh1=Whs×(Vp/Vhs)a ……(1)
但し、Wh1: ヒータ負荷の消費電力
Whs: ヒータ負荷の定格消費電力
Vhs: ヒータ負荷の定格電圧
Vp : 交流電源の電圧
a : 係数
請求項2記載のヒータ負荷の消費電力の検出方法。 - 前記2次側電圧は、前記フライバック型のインバータのスイッチング素子がオンの状態において発生する電圧とする、
請求項1ないし3のいずれかに記載のヒータ負荷の消費電力の検出方法。 - 前記インバータは、メインインバータおよび主として制御に用いられるフライバック型のサブインバータを含み、
前記装置の起動に際し、前記サブインバータおよび前記ヒータ負荷をオンした後で所定の時間T1を経過してから前記力率改善回路および前記メインインバータをオンするように起動制御を行い、
前記サブインバータおよび前記ヒータ負荷をオンした後であって前記力率改善回路がオンするまでの間に、前記2次側電圧を検出する、
請求項1ないし3のいずれかに記載のヒータ負荷の消費電力の検出方法。 - 前記直流負荷の消費する合計電力が前記力率改善回路を停止したときに供給可能な電力よりも小さいときに、前記力率改善回路を停止させて前記2次側電圧を検出する、
請求項1ないし3のいずれかに記載のヒータ負荷の消費電力の検出方法。 - 前記交流電力を直流電力に変換して前記力率改善回路に出力する全波整流回路が設けられており、
前記2次側電圧を検出する際に、前記全波整流回路の直流の出力電圧に含まれるリップルの影響を低減するために、前記交流電力の電圧周期の2分の1の周期毎に平均化処理を行う、
請求項1ないし3のいずれかに記載のヒータ負荷の消費電力の検出方法。 - 前記2次側電圧を検出する際に、前記ヒータ負荷の突入電流による前記交流電源の電圧降下の影響をなくすため、前記ヒータ負荷をオンしてから所定の時間T2の経過後に前記2次側電圧を検出する、
請求項1ないし3のいずれかに記載のヒータ負荷の消費電力の検出方法。 - 交流電源から供給される交流電力により駆動されるヒータ負荷、および前記交流電力に基づき力率改善回路を介して駆動される1つまたは複数のインバータから供給される直流電力により駆動される直流負荷を備えた装置において、前記ヒータ負荷の消費電力を検出する装置であって、
前記インバータの少なくとも1つはフライバック型であり、
前記力率改善回路が停止している状態において、前記ヒータ負荷をオンした状態で前記フライバック型のインバータの2次側電圧を検出する手段と、
検出した前記2次側電圧を用いて、前記ヒータ負荷の消費電力を求める手段と、
を備えることを特徴とするヒータ負荷の消費電力の検出装置。 - 画像データに基づいて記録媒体に作像を行い、作像が行われた前記記録媒体に対して定着を行うように構成された画像形成装置であって、
交流電源から供給される交流電力により駆動される定着のためのヒータ負荷と、
前記交流電力に基づき力率改善回路を介して駆動される1つまたは複数のインバータから供給される直流電力により駆動される直流負荷と、を備え、
前記インバータの少なくとも1つはフライバック型であり、
前記力率改善回路が停止している状態において、前記ヒータ負荷をオンした状態で前記フライバック型のインバータの2次側電圧を検出する手段と、
検出した前記2次側電圧を用いて、前記ヒータ負荷の消費電力を求める手段と、
求めた前記ヒータ負荷の消費電力を出力する手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014086070A JP2015206627A (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | ヒータ負荷の消費電力の検出方法および装置、並びに画像形成装置 |
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CN105527490A (zh) * | 2016-01-18 | 2016-04-27 | 吴江德雷克斯电子有限公司 | 一种针对车载逆变器的低误差功率计算方法 |
CN105553292A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-05-04 | 广州金升阳科技有限公司 | 一种两级控制方法、两级控制器及ac/dc开关电源 |
JP6066012B1 (ja) * | 2016-09-21 | 2017-01-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 電力予測装置、画像形成装置、及び電力予測プログラム |
JP2018049251A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 電力予測装置、画像形成装置、及び電力予測プログラム |
-
2014
- 2014-04-18 JP JP2014086070A patent/JP2015206627A/ja active Pending
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