JP2017197215A - 結晶性l−カルノシン亜鉛錯体の保存容器 - Google Patents

結晶性l−カルノシン亜鉛錯体の保存容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2017197215A
JP2017197215A JP2016088805A JP2016088805A JP2017197215A JP 2017197215 A JP2017197215 A JP 2017197215A JP 2016088805 A JP2016088805 A JP 2016088805A JP 2016088805 A JP2016088805 A JP 2016088805A JP 2017197215 A JP2017197215 A JP 2017197215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zinc complex
crystalline
carnosine zinc
carnosine
storage container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016088805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6659442B2 (ja
Inventor
平野 直樹
Naoki Hirano
直樹 平野
守 梶山
Mamoru Kajiyama
守 梶山
健次 田中
Kenji Tanaka
健次 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP2016088805A priority Critical patent/JP6659442B2/ja
Priority to PCT/JP2017/015206 priority patent/WO2017188016A1/ja
Priority to KR1020187028481A priority patent/KR102415182B1/ko
Priority to CN201780022717.8A priority patent/CN109071093B/zh
Priority to TW106113799A priority patent/TW201803542A/zh
Publication of JP2017197215A publication Critical patent/JP2017197215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6659442B2 publication Critical patent/JP6659442B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/24Adaptations for preventing deterioration or decay of contents; Applications to the container or packaging material of food preservatives, fungicides, pesticides or animal repellants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/41Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with two or more ring hetero atoms, at least one of which being nitrogen, e.g. tetrazole
    • A61K31/41641,3-Diazoles
    • A61K31/4172Imidazole-alkanecarboxylic acids, e.g. histidine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • C07D233/54Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D233/64Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms, e.g. histidine

Abstract

【課題】結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を、経済的で、容器自体が壊れにくく、かつ大量に保存することができる方法を提供する。
【解決手段】 結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存する容器であって、該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分が、シアノ基、水酸基、及びエステル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の極性基を分子内に有する樹脂で形成されていることを特徴とする結晶性L−カルノシン亜鉛錯体の保存容器である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存する新規な保存容器、及び該保存容器を使用した結晶性L−カルノシン亜鉛錯体の新規な保存方法に関する。詳しくは、賦形剤等の添加物を含まない、原薬である結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存する新規な保存容器、及び該保存容器を使用した新規な保存方法に関する。
一般的に、医薬品に限らず、包装用の材料として、ガラス、陶器、ステンレス、樹脂、紙等が使用されている。中でも、医薬品原薬の場合には、ポリエチレンに代表されるポリオレフィンを一次容器として使用することが一般的である。そして、このオレフィンとしては、コンタミネーションの問題から、酸化防止剤、塩素補足剤等の添加剤を極力低減したもの、または前記添加剤を含まない高純度のものが使用されている。加えて、医薬品の中にはポリオレフィン中の低炭素数の物質(低分子量ポリマー)が何らかの原因で不純物として混在することがあり、それらを極力防ぐ方法として、特に抗生物質に対する包装用ポリオレフィンとして、該低炭素数の物質を極力低減したポリオレフィンが開発されている(特許文献1参照)。
一方、医薬品原薬である結晶性L−カルノシン亜鉛錯体(一般名ポラプレジンク、以下単に「ポラプラジンク」とする場合もある)は、
下記式(1)
Figure 2017197215
(式中、nは、繰り返し単位を示す整数である。)
で示される化合物であり、副作用の少ない消化性潰瘍治療薬(特許文献2)として優れ、また、味覚障害治療薬(特許文献3)にも優れていることが知られている。このポラプレジンクは、賦形剤と混合され、顆粒状物の製剤としても市販されている。
特許2826643号 特公平7−116160号公報 特開2002−68981号公報
当然のことながら、医薬原薬である結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存する場合にも、コンタミネーションの問題等から添加剤、及び低炭素数の物質等が極力低減された包装用フィルムを使用することが好ましいと考えられる。
しかしながら、本発明者等の検討によれば、特許文献1に記載されたポリオレフィンと同等の樹脂からなる保存容器に結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存すると、保存後の結晶性L−カルノシン亜鉛錯体の溶解液が白濁する場合があることが分かった。即ち、該ポリオレフィン製の保存容器に、製造した結晶性L−カルノシン亜鉛錯体(賦形剤を含まない結晶性L−カルノシン亜鉛錯体)を入れて保存した後、保存後の結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を希塩酸に溶解すると、保存前には見られない濁り成分が発生することが判明した(以下、この濁り成分が発生することを、単に「濁りの問題」とする場合もある。)。このような現象は、特許文献1に記載されているように、通常のポリエチレン及びポリプロピレン容器に抗生物質を保存した場合に見られるものと同じであり、当初、この白濁物は、低分子量のポリオレフィンであると想定された。
しかしながら、本発明者等の検討によると、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体の場合は、特許文献1に記載の方法によっても効果が得られないことが分かった。
したがって、本発明の目的は、医薬品原薬として有用である結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を、何ら変化させることなく、安定して簡便に保存することができる保存容器を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意研究を行った。先ず、オレフィン類を用いた場合の原因について考察した。オレフィン類は、不活性ではあるが非晶質部分の運動性は非常に高いため、低分量ポリマーが動き易い(移動し易い)。一方、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体は、例えば、特許文献1で例示されているセファゾリンナトリウム塩等と比較して、分子量の大きい高分子量物である。そのため、非常に運動性の高い低分子量ポリマーが容器表面に移動してきた際に、高分子量物である結晶性L−カルノシン亜鉛錯体に取り込まれ易くなり、その結果、少量の低分子量ポリマーであっても、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体の保存に影響を与えたるものと推定した。
この推定に基づいた結果、分子の運動性が低いものであれば、上記課題を解決できるのではないかと考えた。そして、様々な樹脂を用いて検討を行ったところ、分子運動性が低い樹脂の中でも、特定の極性基を有する樹脂、すなわち、シアノ基、水酸基、及びエステル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の極性基を分子内に有する樹脂を使用することで、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存する容器であって、該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分が、シアノ基、水酸基、及びエステル基からなる群より選ばれる少なくとも1つの極性基を分子内に有する樹脂で形成されていることを特徴とする結晶性L−カルノシン亜鉛錯体の保存容器である。
本発明においては、保存容器の加工性等を考慮すると、前記樹脂が、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、またはエチレンビニルアルコールであることが好ましい。
また、その他の本発明は、前記保存容器を使用して、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存する方法である。
本発明によれば、高分子量物である結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存しても、その態様を変化させることがない。そのため、医薬品原薬として有用である結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を、長期間保存することができるため、工業的利用価値は高い。
本発明は、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存する保存容器に関するものである。なお、本発明において、上記結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存するとは、該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を製造後、製造または精製に使用した容器から取り出した結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存することを指す。また、本発明の保存容器とは、少なくとも数分から数ヶ月間、該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を入れておくための容器である。下記の実施例、比較例においては、効果の差をより顕著にするため、45℃、75%RH雰囲気下で1ヶ月保存したものを評価した。ただし、本発明の保存容器は、使用期限1ヶ月に限定されるものではない(1ヶ月以上の使用も可能であるし、1ヶ月未満の使用も可能である。)。
(保存の対象物;結晶性L−カルノシン亜鉛錯体)
本発明において、保存の対象となる結晶性L−カルノシン亜鉛錯体は、製造されたそのもの、つまり原薬である。本発明者の検討によれば、理由は明らかではないが、賦形剤を含まない原薬である結晶性L−カルノシン亜鉛錯体をポリオレフィン製等の容器に保存した場合にのみ、濁りの問題が生じることが分かった。そのため、該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と賦形剤とが混合された錠剤や顆粒状物の製剤は、本条件の保存容器に保存する対象物とはならない。ただし、錠剤、及び顆粒状の製剤を本本発明の保存容器に保存することもできる。
本発明において、保存の対象となる結晶性L−カルノシン亜鉛錯体は、上記の通り、賦形剤を含まないものであるが、該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を製造する際に存在する不純物を含むものであってもよい。この場合、該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体は、純度が99.50質量%以上、好ましくは99.70質量%以上、さらに好ましくは99.85質量%以上のものが本発明の保存の対象となる。なお、当然のことながら、純度が100質量%のものも対象となる。
このような結晶性L−カルノシン亜鉛錯体は、公知の方法により製造することができる。具体的には、特公平7−116160号公報に記載された方法で製造することができる。
(保存容器)
本発明は、上記結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存する容器において、該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分の材質が、特定の樹脂を使用したものである。
本発明においては、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分の樹脂としては、シアノ基、水酸基、及びエステル基からなる群より選ばれる少なくとも1つの極性基を分子内に有する樹脂でなければならない。このような樹脂を使用することの効果は明らかではないが、以下のように推定している。すなわち、極性基を有する樹脂を使用することにより、移動し易い低分子量ポリマー(推定ではあるがこの低分子量ポリマーも極性基を有するものと考えられる)が、容器表面に移動し難くなり、樹脂中に留まり易くなるのではないかと推定している。
また、極性基を有する樹脂は、比較的ガラス転位点が高く、分子の運動性が低い。そのため、低分子量ポリマーの移動も少ないと考えられ、高分子量物である結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接触したとしても、該低分子量ポリマーが結晶性L−カルノシン亜鉛錯体に取り込まれ難くなるのではないかと考えられる。
以上のことから、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分の樹脂は、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、エチレン−ビニルアルコール共重合体であることが好ましい。
また、前記の通り、保存容器は袋状のものを使用することが好ましいが、この袋状物は、市販のフィルムから構成することができる。具体的には、日本マタイ社製ハイトロンBXフィルム(ポリアクリロニトリル製フィルム)、タマポリ社製ハイトロンPGフィルム(ポリエチレンテレフタラート製フィルム)、藤森工業社製PET/β−1230フィルム(ポリエチレンテレフタラート製フィルム)、藤森工業社製PET/γ−1230フィルム(エチレン−ビニルアルコール共重合体製フィルム)を挙げることができる。
(保存方法)
本発明においては、上記構成の保存容器を使用すれば、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存容器内で保存する方法は、特に制限されるものではない。例えば、樹脂からなる袋状の保存容器を使用する場合には、袋状の保存容器内に結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を入れ、ヒートシール、インシュロック等の手段により開口口を閉じてやればよい。この際、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体は、窒素ガス、アルゴンガスのような不活性ガス下で保存されるようにすることもできるし、気体が存在しないような減圧下で保存されるようにすることもできる。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何等制限されることはない。
保存安定性の評価
製造した結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を実施例、比較例に示す保存容器に入れ、45℃、75%RH雰囲気下で1ヶ月保存した後、保存後の結晶性L−カルノシン亜鉛錯体1gを希塩酸10mlに溶解させて、溶解液の光透過率(700nm)の測定により濁りを確認した。
実施例1
結晶性L−カルノシン亜鉛錯体10gを、接触面積400cmの市販のポリアクリルニトリルフィルム袋に保存し、45℃、75%RHで1ヶ月保存した。結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分の樹脂がポリアクリルニトリルであるこの袋は、日本マタイ社製のフィルム「ハイトロンBX」;外層が厚み12μmのポリエチレンテレフタラート、内層が厚み30μmのポリアクリルニトリルからなる積層体を袋状に加工したものである。保存後の結晶性L−カルノシン亜鉛錯体1gを希塩酸10mlに溶解し保存安定性の評価をしたところ、無色澄明の液体であった。この溶解液の光透過率は99.99%であった。
実施例2
実施例1のポリアクリルニトリルフィルムに代えて、ポリエチレンテレフタラートフィルム袋を使用した以外は、実施例1と同様の評価を行った。結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分の樹脂がポリエチレンテレフタラートであるこの袋は、タマポリ社製のフィルム「ハイトロンPG」;外層が厚み12μm、内層が厚み30μmの2種類のポリエチレンテレフタラートからなる積層体を袋状に加工したものである。保存安定性の評価結果は、無色澄明の液体であった。この保存容器の結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分は、この溶解液の光透過率は99.95%であった。
実施例3
実施例2において、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分の樹脂であるポリエチレンテレフタラートを、他社製のポリエチレンテレフタラートフィルムとした以外は、実施例2と同様の操作を行い、溶解液の光透過率を評価した。結果を表1に示した。
実施例4
実施例2において、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分の樹脂であるポリエチレンテレフタラートを、エチレン−ビニルアルコール共重合体(内層の樹脂)とした以外は、実施例2と同様の操作を行い、溶解液の光透過率を評価した。結果を表1に示した。
Figure 2017197215
比較例1〜3
実施例1において、ポリアクリルニトリル袋に代えて、炭素数12〜26の低分子量物の含量(n−ヘキサン抽出分に含まれる量)が違う種々のポリオレフィンを使用した。結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分のポリオレフィンにおける炭素数12〜26の低分子量物の含量を表2に示した。また、保存後の溶解液の透過率の結果を表2に示した
Figure 2017197215
これらポリオレフィンは、n−ヘキサン抽出物中の低分子量物の量は少ないものであるが、ポラプレジンクへの溶出物は多く、光透過率が低下した。

Claims (3)

  1. 結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存する容器であって、該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体と接する部分が、シアノ基、水酸基、及びエステル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の極性基を分子内に有する樹脂で形成されていることを特徴とする結晶性L−カルノシン亜鉛錯体の保存容器。
  2. 前記樹脂が、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタラート、またはエチレン−ビニルアルコール共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の結晶性L−カルノシン亜鉛錯体の保存容器。
  3. 請求項1又は2に記載の保存容器を使用して、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を保存する方法。
JP2016088805A 2016-04-27 2016-04-27 結晶性l−カルノシン亜鉛錯体の保存容器 Active JP6659442B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016088805A JP6659442B2 (ja) 2016-04-27 2016-04-27 結晶性l−カルノシン亜鉛錯体の保存容器
PCT/JP2017/015206 WO2017188016A1 (ja) 2016-04-27 2017-04-13 結晶性l-カルノシン亜鉛錯体の保存容器、及び保存方法
KR1020187028481A KR102415182B1 (ko) 2016-04-27 2017-04-13 결정성 l-카르노신 아연 착체의 보존 용기 및 보존 방법
CN201780022717.8A CN109071093B (zh) 2016-04-27 2017-04-13 结晶性l-肌肽锌络合物的保存容器及保存方法
TW106113799A TW201803542A (zh) 2016-04-27 2017-04-25 結晶性l-肌肽鋅錯合物之保存容器、及保存方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016088805A JP6659442B2 (ja) 2016-04-27 2016-04-27 結晶性l−カルノシン亜鉛錯体の保存容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017197215A true JP2017197215A (ja) 2017-11-02
JP6659442B2 JP6659442B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=60160367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016088805A Active JP6659442B2 (ja) 2016-04-27 2016-04-27 結晶性l−カルノシン亜鉛錯体の保存容器

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP6659442B2 (ja)
KR (1) KR102415182B1 (ja)
CN (1) CN109071093B (ja)
TW (1) TW201803542A (ja)
WO (1) WO2017188016A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006134645A1 (ja) * 2005-06-15 2006-12-21 Fujimori Kogyo Co., Ltd. 複室包装体
JP2007314467A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Takahashi Gakuen 脳血管性認知症の予防または治療用飲食物、その包装または容器ならびに脳血管性認知症の予防または治療薬
JP2011001324A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Sawai Pharmaceutical Co Ltd ポラプレジンク含有口腔内崩壊錠
US20160101048A1 (en) * 2014-10-09 2016-04-14 Richard J. Di Rocco +l-carnosine zinc formulations and methods of use

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3294920B2 (ja) 1993-10-27 2002-06-24 アロカ株式会社 超音波画像記録再生装置
JP2002068981A (ja) 2000-08-22 2002-03-08 Hamari Chemicals Ltd 末期ガン患者の食欲不振および味覚異常を改善する医薬
JP2004267384A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Niccon Kohsan Co Ltd 医療用容器の製造方法および医療用容器
EP2752233A4 (en) * 2011-09-01 2015-11-18 Mitsubishi Gas Chemical Co COMPOSITION ABSORBING OXYGEN AND PACKAGING ABSORBING OXYGEN USING THE SAME
WO2013137340A1 (ja) 2012-03-14 2013-09-19 株式会社ブリヂストン タイヤ
US11649348B2 (en) * 2012-12-05 2023-05-16 Zeon Corporation Resin composition and medical drug container using same

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006134645A1 (ja) * 2005-06-15 2006-12-21 Fujimori Kogyo Co., Ltd. 複室包装体
JP2007314467A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Takahashi Gakuen 脳血管性認知症の予防または治療用飲食物、その包装または容器ならびに脳血管性認知症の予防または治療薬
JP2011001324A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Sawai Pharmaceutical Co Ltd ポラプレジンク含有口腔内崩壊錠
US20160101048A1 (en) * 2014-10-09 2016-04-14 Richard J. Di Rocco +l-carnosine zinc formulations and methods of use

Also Published As

Publication number Publication date
CN109071093A (zh) 2018-12-21
CN109071093B (zh) 2020-06-23
KR20180134874A (ko) 2018-12-19
WO2017188016A1 (ja) 2017-11-02
JP6659442B2 (ja) 2020-03-04
KR102415182B1 (ko) 2022-07-01
TW201803542A (zh) 2018-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5801586B2 (ja) 脂肪乳剤プレフィルドシリンジ製剤
US20200289439A1 (en) Process of Manufacturing a Stable, Ready To Use Infusion Bag For An Oxidation Sensitive Formulation
JP6612763B2 (ja) タンパク質溶液製剤を収容するための医療用容器
JP2022180486A (ja) 静脈内注入剤形
CN106038538A (zh) 一种右美托咪定的预混合制剂
WO2015145911A1 (ja) 注射液製剤及びその製造方法
JP6659442B2 (ja) 結晶性l−カルノシン亜鉛錯体の保存容器
US20220023238A1 (en) Process of Manufacturing a Stable, Ready to Use Infusion Bag for an Oxidation Sensitive Formulation
JP2016022092A (ja) エダラボン含有プラスチック容器
US9089558B2 (en) Packaged product of solid preparation containing 5-hydroxy-1H-imidazole-4-carboxamide or salt thereof, or hydrate thereof
JP2009285318A (ja) ガスバリア容器の包装形態
CN102406543A (zh) 一种双腔袋包装的头孢他啶注射液及其制备方法
Ali et al. Pharmaceutical development of suspension dosage form
CN102429860A (zh) 一种双腔袋包装的硫酸头孢匹罗注射液及其制备方法
WO2017002827A1 (ja) P1,p4-ビス(5'-ウリジル)テトラホスフェート結晶の保管方法
KR102540824B1 (ko) 페메트렉시드의 정맥내 주입 투여형태
KR101779676B1 (ko) 균일한 혼합도의 투석액 조제용 조성물의 제조방법
JP2006212148A (ja) 薬剤包装用基材、薬剤包装用容器およびこれらを使用した製剤
JP2006025953A (ja) ホリナート類水溶液充填プレフィルドシリンジ包装体
WO2020138405A1 (ja) 医薬品
JP2005120016A (ja) オザグレルナトリウム含有注射剤
JPH0533632B2 (ja)
JPH1085304A (ja) 脂溶性ビタミン類の容器及び収着を防止する方法
JP2009242352A (ja) 有効成分の長期保存に優れた化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6659442

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150