JP2017196936A - エアバッグ - Google Patents

エアバッグ Download PDF

Info

Publication number
JP2017196936A
JP2017196936A JP2016087149A JP2016087149A JP2017196936A JP 2017196936 A JP2017196936 A JP 2017196936A JP 2016087149 A JP2016087149 A JP 2016087149A JP 2016087149 A JP2016087149 A JP 2016087149A JP 2017196936 A JP2017196936 A JP 2017196936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
expansion
region
expansion region
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016087149A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6659438B2 (ja
Inventor
和彦 船村
Kazuhiko Funamura
和彦 船村
智貴 高橋
Tomoki Takahashi
智貴 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP2016087149A priority Critical patent/JP6659438B2/ja
Publication of JP2017196936A publication Critical patent/JP2017196936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6659438B2 publication Critical patent/JP6659438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】体格や体重等が異なる乗員に対して、それぞれ適正にクッション作用を与えることが可能なエアバッグを提供する。【解決手段】エアバッグ本体部11は、第1膨張領域30と、第2膨張領域31と、第2膨張領域31には連通せずに、第1膨張領域30内の膨張ガスを排出可能する第1排出口22bと、第1膨張領域30には連通せずに、第2膨張領域31内の膨張ガスを排出可能する第2排出口22cとを有する。第1膨張領域30は、乗員側の第1壁20と、第2壁21とで形成され、第2膨張領域31は、第2壁21と、第3壁22とで形成される。第2壁21は、第2膨張領域31よりも先に第1膨張領域30に膨張ガスを導入させ、第1膨張領域30が所定の圧力を超えたときに閉となり、第2膨張領域31に膨張ガスの導入を開始させる貫通口31aを含むガス流通部23を有する。第1排出口22bの開口面積は、第2排出口22cの開口面積よりも大きい。【選択図】図2

Description

本発明は、エアバッグに関する。
従来、自動車などの車両が衝突した際の衝撃から乗員を保護するエアバッグがある。特許文献1は、前壁と中間壁とで規定される第1領域と、中間壁と後壁とで規定される第2領域とを含み、乗員側の第1領域が膨張して所定の圧力を超えたときに、引き続き第2領域が膨張するエアバッグを開示している。
実用新案登録第3030607号公報
特許文献1に記載のエアバッグでは、第1領域と第2領域とが排気口で連通しているので、各領域間に内圧の違いは生じない。そのため、例えば、一般的な体格の成人男性の乗員に対しては、適正にクッション作用を与えるものであったとしても、乗員が小柄な成人女性である場合には、圧力が過剰に上昇した第1領域に押しつけられることになるため、利点が生じないことも考えられる。すなわち、特許文献1に記載のエアバッグでは、一般的な体格の成人男性であるか小柄な成人女性であるかなどの乗員の相違によって、適正にクッション作用を与えることができるかどうかについてばらつきがある。
そこで、本発明は、体格や体重等が異なる乗員に対して、それぞれ適正にクッション作用を与えることが可能なエアバッグを提供することを目的とする。
本発明に係るエアバッグは、折り畳まれて収納され、膨張ガスの導入により乗員に向けて膨張展開するエアバッグ本体部を備え、エアバッグ本体部は、乗員側の第1膨張領域と、乗員側とは反対側の第2膨張領域と、第2膨張領域には連通せずに、第1膨張領域内の膨張ガスを外部に排出可能する第1排出口と、第1膨張領域には連通せずに、第2膨張領域内の膨張ガスを外部に排出可能する第2排出口と、を有し、第1膨張領域は、乗員側の第1壁と、第1壁に対向する第2壁とで形成され、第2膨張領域は、第2壁と、第1壁とは反対側で第2壁に対向する第3壁とで形成され、第2壁は、第2膨張領域よりも先に第1膨張領域に膨張ガスを導入させ、第1膨張領域が所定の圧力を超えたときに閉となり、第2膨張領域に膨張ガスの導入を開始させる貫通口を含むガス流通部を有し、第1排出口の開口面積は、第2排出口の開口面積よりも大きい。
本発明に係るエアバッグでは、第1膨張領域と第2膨張領域とが互いに独立した領域となるため、第1膨張領域と第2膨張領域との間に内圧差が生じる。特に、第1排出口の開口面積は、第2排出口の開口面積よりも大きく設定しているため、内圧は乗員側の第1膨張領域の方が第2膨張領域よりも低くなる。その結果、第1膨張領域の方が柔らかく膨らむので、例えば、乗員が小柄な成人女性である場合には、直接的な衝撃を抑えて柔らかく保護することができる。一方、乗員に対して奥側の第2膨張領域の方が比較的硬めに膨らむので、乗員が一般的な体格の成人男性である場合でも、膨張が過小のためエアバッグが設置されている部位に衝突してしまうことを回避することができる。
したがって、本発明に係るエアバッグによれば、体格や体重等が異なる乗員に対して、それぞれ適正にクッション作用を与えることができる。
本発明の一実施形態に係るエアバッグの構成を示す分解図である。 エアバッグの動作を時系列で示す断面図である。 エアバッグの動作を時系列で示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るエアバッグの構成を示す分解図である。
以下、本発明の実施形態を図面とともに詳述する。
本実施形態に係るエアバッグは、その本体部が、通常時には自動車等の車両のステアリングホイール等に折り畳まれた状態で収納され、車両が衝突した際に展開することで、衝突の衝撃から乗員を保護するものである。
以下、エアバッグがステアリングホイール等に備えられている状態で、乗員側を前側とし、その反対側を後側とし、図中、矢印Fは前側に向かう方向を示し、矢印Rは後側へ向かう方向を示す。
図1は、本実施形態に係るエアバッグ10の構成を示す分解図である。エアバッグ10は、エアバッグ本体部11と、インフレーター12と、リテーナー13とを備える。
エアバッグ本体部11は、通常時は折り畳まれて収納され、膨張ガスの導入により乗員に向けて膨張展開する袋体である。エアバッグ本体部11は、第1壁としての前側メインパネル20と、前側メインパネル20に対向する第2壁としてのインナーパネル21と、前側メインパネル20とは反対側でインナーパネル21に対向する第3壁としての後側メインパネル22とを含む。前側メインパネル20、インナーパネル21及び後側メインパネル22は、例えば、各々エアバッグ用の基布からなる。
また、エアバッグ本体部11は、各々独立した複数の膨張領域を有する。具体的には、前側メインパネル20とインナーパネル21との外周領域を縫製などにより結合することで、乗員側に位置する第1膨張領域30が形成される。また、インナーパネル21と後側メインパネル22との外周領域を縫製などにより結合することで、乗員側とは反対側に位置する第2膨張領域31が形成される。
インナーパネル21は、その中央領域に、貫通口21aを有する。貫通口21aの形成位置は、具体的には、インフレーター12のガス放出口の位置に対応している。貫通口21aの径は可変である。特に、貫通口21aは、当初は開となっており、第2膨張領域よりも先に第1膨張領域に膨張ガスを導入させ、その後、第1膨張領域が所定の圧力を超えたときに閉となる。ここで、「閉」とは、完全に閉となる密閉のみを示すのではなく、若干開いた状態も含み得る。具体的には、第1膨張領域と第2膨張領域との内圧がそれぞれ独立したものとみなすことができる程度に開となっていても構わない。
また、インナーパネル21は、第1膨張領域が所定の圧力を超えたときに貫通口21aを閉とするガス流通部23を有する。ガス流通部23は、一方の端が前側メインパネル20に連接し、他方の端がインナーパネル21に連接する紐24と、紐24の少なくとも一部をインナーパネル21における貫通口21aの周囲に沿って保持する保持部25とを含む。保持部25は、第1膨張領域が膨張して紐24が前側メインパネル20に引っ張られ
たときに、貫通口21aの径を縮小させることで、貫通口21aを閉とする。
さらに、インナーパネル21は、その外周領域の一部に、切り欠き21bを有する。切り欠き21bの形成位置は、具体的には、後側メインパネル22に形成されている第1ベントホール22bの位置に対応している。
後側メインパネル22は、その中央領域に、貫通口22aを有する。貫通口22aの形成位置は、具体的には、インフレーター12のガス放出口の位置と、インナーパネル21の貫通口21aの位置に対応している。
また、後側メインパネル22は、第1膨張領域内の膨張ガスを外部に排出可能する第1排出口としての第1ベントホール22bと、第2膨張領域内の膨張ガスを外部に排出可能する第2排出口としての第2ベントホール22cとを有する。特に、第1ベントホール22bが第2膨張領域には連通しないよう、インナーパネル21に形成されている切り欠き21bの周囲は、縫製などにより後側メインパネル22に結合されている。なお、第2ベントホール22cは、第2膨張領域にのみ連通し、第1膨張領域には連通していない。また、第1ベントホール22bの開口面積は、第2ベントホール22cの開口面積よりも大きくなるように予め設定されている。なお、図1に示す第2ベントホール22cのようにベントホールを複数に分けて設置している場合には、開口面積は、その合計となる。
インフレーター12は、第1膨張領域及び第2膨張領域内に膨張ガスを導入する装置である。インフレーター12は、不図示の電子制御ユニットに接続されており、加速度センサーなどの検出値に基づいて、その作動が制御される。電子制御ユニットが車両の衝突などを検知又は予測したときにインフレーター12を作動させることにより、インフレーター12は、膨張ガスの導入を開始する。
リテーナー13は、エアバッグ10をステアリングホイール等の車両側の設置部に固定させる部材である。また、リテーナー13は、エアバッグ本体部11とインフレーター12とをそれぞれ支持する部材でもある。
次に、エアバッグ10の動作について説明する。
図2及び図3は、エアバッグ10の動作を時系列で示す断面図である。図2(a)は、エアバッグ本体部11が非展開の状態、具体的には、第1膨張領域30が膨張を開始する直前の状態を示す図である。この状態では、インナーパネル21にある貫通口21aは、開であり、紐24は、その一部を弛ませたままで、一切の引っ張り力を受けていない。また、この状態では、以後の展開開始時に確実に第1膨張領域30のみに膨張ガスが導入されるよう、図中の符号26に示すように、インナーパネル21と後側メインパネル22との間を仮縫製しておくことが望ましい。
図2(b)は、第1膨張領域30の膨張が進行し、貫通口21aが閉となった直後までの状態を示す図である。電子制御ユニットが車両の衝突などを検知又は予測すると、インフレーター12が作動して、膨張ガスの放出が開始される。このとき、膨張ガスは、貫通口12aを通じて第1膨張領域30のみに導入される。第1膨張領域30が膨張を続けると、紐24が徐々に前側メインパネル20に引っ張られ、それに伴って貫通口21aの径も徐々に縮小する。そして、第1膨張領域30が所定の圧力を超えると、紐24が限界まで伸びきり、貫通口21aが閉となる。貫通口21aが閉となると、膨張ガスの第1膨張領域30への流れが阻害されるので、膨張ガスは、引き続き第2膨張領域31への進入を開始する。その結果、仮縫製26が解かれ、第2膨張領域31が膨張を開始する。
一方、貫通口21aが閉となった後には、第1膨張領域30には膨張ガスが導入されないので、白抜きの矢印で示すように、第1ベントホール22bから第1膨張領域30内の膨張ガスが徐々に排出されていき、それに伴って第1膨張領域30の内圧が低下する。
図2(c)は、第2膨張領域31の膨張が進行した状態を示す図である。第2膨張領域31の膨張が所定の圧力を超えるまで進行すると、白抜きの矢印で示すように、第2ベントホール22cから第2膨張領域31内の膨張ガスが徐々に排出されていき、それに伴って第2膨張領域31の内圧が低下する。ここで、上記のように、第1ベントホール22bの開口面積は、第2ベントホール22cの開口面積よりも大きい。すなわち、第1膨張領域30からの膨張ガスの単位時間当たりの排気量は、第2膨張領域31からの膨張ガスの単位時間当たりの排気量よりも多くなる。したがって、第1膨張領域30の内圧は、第2膨張領域31の内圧よりも低く維持されるので、乗員側の第1膨張領域30の方が柔らかく膨らみ、乗員側とは反対側の第2膨張領域31の方が硬めに膨らむ。以後、インフレーター12からの膨張ガスの放出が終了すると、第1ベントホール22b及び第2ベントホール22cからの膨張ガスの排出のみとなり、エアバッグ本体部11の展開が終了する。
次に、本実施形態による作用及び効果について説明する。
(1)本実施形態に係るエアバッグ10は、折り畳まれて収納され、膨張ガスの導入により乗員に向けて膨張展開するエアバッグ本体部11を備え、エアバッグ本体部11は、乗員側の第1膨張領域30と、乗員側とは反対側の第2膨張領域31と、第2膨張領域31には連通せずに、第1膨張領域30内の膨張ガスを外部に排出可能する第1排出口と、第1膨張領域30には連通せずに、第2膨張領域31内の膨張ガスを外部に排出可能する第2排出口と、を有し、第1膨張領域30は、乗員側の第1壁と、第1壁に対向する第2壁とで形成され、第2膨張領域31は、第2壁と、第1壁とは反対側で第2壁に対向する第3壁とで形成され、第2壁は、第2膨張領域31よりも先に第1膨張領域30に膨張ガスを導入させ、第1膨張領域30が所定の圧力を超えたときに閉となり、第2膨張領域31に膨張ガスの導入を開始させる貫通口31aを含むガス流通部23を有し、第1排出口の開口面積は、第2排出口の開口面積よりも大きい。ただし、本実施形態において、第1排出口は、第1ベントホール22bに相当し、第2排出口は、第2ベントホール22cに相当する。また、第1壁は前側メインパネル20に、第2壁はインナーパネル21に、第3壁は後側メインパネル22に、それぞれ相当する。
本実施形態に係るエアバッグ10によれば、第1膨張領域30と第2膨張領域31とが互いに独立した領域となるため、第1膨張領域30と第2膨張領域31との間に内圧差が生じる。特に、第1排出口の開口面積は、第2排出口の開口面積よりも大きく設定しているため、内圧は乗員側の第1膨張領域30の方が第2膨張領域31よりも低くなる。その結果、第1膨張領域30の方が柔らかく膨らむので、例えば、乗員が小柄な成人女性である場合には、直接的な衝撃を抑えて柔らかく保護することができる。一方、乗員に対して奥側の第2膨張領域31の方が比較的硬めに膨らむので、乗員が一般的な体格の成人男性である場合でも、膨張が過小のためエアバッグ10が設置されている部位に衝突してしまうことを回避することができる。すなわち、体格や体重等が異なる乗員に対して、それぞれ適正にクッション作用を与えることができる。
また、本実施形態に係るエアバッグ10によれば、想定される乗員に合わせて、エアバッグ本体部11の展開時における第1膨張領域30及び第2膨張領域31の膨らみの柔らかさを調整することも可能である。例えば、第1ベントホール22b又は第2ベントホール22cの開口面積を適宜変更することで、第1膨張領域30又は第2膨張領域31からの膨張ガスの排出量を調整することができる。または、ガス流通部23の紐24の長さを適宜変更することで、第1膨張領域30の膨張量に対する貫通口21aの閉となるタイミ
ングを調整することができる。これらの調整により、第1膨張領域30と第2膨張領域31との内圧差が変化するので、各膨らみの柔らかさも所望量に調整することができる。
(2)ガス流通部23は、一方の端が第1壁に連接し、他方の端が第2壁に連接する紐24と、紐24の少なくとも一部を第2壁における貫通口21aの周囲に沿って保持する保持部25と、を有し、保持部25は、紐24が第1壁に引っ張られたときに貫通口31aの径を縮小させることで貫通口31aを閉とする。
本実施形態に係るエアバッグ10によれば、第1膨張領域30の膨張力を用いて貫通口31aを閉とするので、貫通口31aを閉とする機構として複雑な構成を必要とせず、エアバッグ10の構造をより簡易的とすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
図4は、本発明の他の実施形態に係るエアバッグ40の構成を示す断面図である。上記実施形態では、エアバッグ本体部11を構成する、前側メインパネル20、インナーパネル21及び後側メインパネル22が、それぞれ外周領域全体で縫製等により結合されるものとした。しかしながら、本発明は、これに限定するものではない。例えば、図4に示すように、インナーパネル21の表面積を上記実施形態よりも小さくすることで、第1膨張領域30をより大きく、かつ、第2膨張領域31をより小さく設定することもできる。
この場合、インナーパネル21の外周領域の一部は、前側メインパネル20及び後側メインパネル22の各上部の外周領域と結合させ、インナーパネル21の外周領域の残りの部分は、後側メインパネル22の側壁側と結合させればよい。また、結合方法としては、図4(a)に示すように、インナーパネル21の外周領域の一部を、縫製27等で後側メインパネル22の側壁に結合してもよい。一方、図4(b)に示すように、インナーパネル21の外周領域の一部を、後側メインパネル22とともにリテーナー13で固定させてもよい。
他の実施形態に係るエアバッグ40によれば、例えば、図4に示すようにエアバッグ本体部11の下部をすべて第1膨張領域30とする場合には、エアバッグ本体部11の下部が第2膨張領域31よりも柔らかく膨らむので、展開時には、特に乗員の腹部への負担を軽減させることができる。すなわち、インナーパネル21の表面積とエアバッグ本体部11内での結合位置を適宜変更することにより、乗員の体の部位に対する第1膨張領域30又は第2膨張領域31の内圧を細かく調整することができる。
10 エアバッグ
11 エアバッグ本体部
20 前側メインパネル
21 インナーパネル
22 後側メインパネル
22b 第1ベントホール
22c 第2ベントホール
23 ガス流通部
30 第1膨張領域
31 第2膨張領域
31a 貫通口

Claims (2)

  1. 折り畳まれて収納され、膨張ガスの導入により乗員に向けて膨張展開するエアバッグ本体部を備え、
    エアバッグ本体部は、
    乗員側の第1膨張領域と、
    乗員側とは反対側の第2膨張領域と、
    前記第2膨張領域には連通せずに、前記第1膨張領域内の前記膨張ガスを外部に排出可能する第1排出口と、
    前記第1膨張領域には連通せずに、前記第2膨張領域内の前記膨張ガスを外部に排出可能する第2排出口と、を有し、
    前記第1膨張領域は、乗員側の第1壁と、該第1壁に対向する第2壁とで形成され、
    前記第2膨張領域は、前記第2壁と、前記第1壁とは反対側で前記第2壁に対向する第3壁とで形成され、
    前記第2壁は、前記第2膨張領域よりも先に前記第1膨張領域に前記膨張ガスを導入させ、前記第1膨張領域が所定の圧力を超えたときに閉となり、前記第2膨張領域に前記膨張ガスの導入を開始させる貫通口を含むガス流通部を有し、
    前記第1排出口の開口面積は、前記第2排出口の開口面積よりも大きい
    ことを特徴とするエアバッグ。
  2. 前記ガス流通部は、
    一方の端が前記第1壁に連接し、他方の端が前記第2壁に連接する紐と、
    前記紐の少なくとも一部を前記第2壁における前記貫通口の周囲に沿って保持する保持部と、を有し、
    前記保持部は、前記紐が前記第1壁に引っ張られたときに前記貫通口の径を縮小させることで前記貫通口を閉とする
    ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
JP2016087149A 2016-04-25 2016-04-25 エアバッグ Active JP6659438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016087149A JP6659438B2 (ja) 2016-04-25 2016-04-25 エアバッグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016087149A JP6659438B2 (ja) 2016-04-25 2016-04-25 エアバッグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017196936A true JP2017196936A (ja) 2017-11-02
JP6659438B2 JP6659438B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=60237160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016087149A Active JP6659438B2 (ja) 2016-04-25 2016-04-25 エアバッグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6659438B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3030607U (ja) * 1995-04-25 1996-11-01 モートン インターナショナル,インコーポレイティド エアバッグ膨張装置
JP2000159044A (ja) * 1998-11-27 2000-06-13 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ
JP2000185613A (ja) * 1998-12-24 2000-07-04 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ
JP2003034208A (ja) * 2001-07-24 2003-02-04 Takata Corp エアバッグ
JP2006088856A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Toyota Motor Corp エアバッグ装置
US20060249939A1 (en) * 2005-05-04 2006-11-09 Takata Restraint Systems, Inc. Occupant protection apparatus
JP2007099122A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Takata Corp エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2009518234A (ja) * 2005-12-07 2009-05-07 オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド 通常とは異なる条件においてガスを排気するための拡散器とシンチチューブ付きエアーバッグクッション
JP2011213301A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ装置
JP2012035772A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3030607U (ja) * 1995-04-25 1996-11-01 モートン インターナショナル,インコーポレイティド エアバッグ膨張装置
JP2000159044A (ja) * 1998-11-27 2000-06-13 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ
JP2000185613A (ja) * 1998-12-24 2000-07-04 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ
JP2003034208A (ja) * 2001-07-24 2003-02-04 Takata Corp エアバッグ
JP2006088856A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Toyota Motor Corp エアバッグ装置
US20060249939A1 (en) * 2005-05-04 2006-11-09 Takata Restraint Systems, Inc. Occupant protection apparatus
JP2007099122A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Takata Corp エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2009518234A (ja) * 2005-12-07 2009-05-07 オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド 通常とは異なる条件においてガスを排気するための拡散器とシンチチューブ付きエアーバッグクッション
JP2011213301A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ装置
JP2012035772A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6659438B2 (ja) 2020-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105035016B (zh) 翼形驾驶员安全气囊
EP1679235B1 (en) Side curtain air bag
US8419060B2 (en) Side airbag system and method of manufacturing side airbag
JP6080344B2 (ja) エアバッグ装置
US8448981B2 (en) Side airbag device for vehicle
CN102216126B (zh) 侧气囊装置
US7883109B2 (en) Dynamic airbag venting
JP4193854B2 (ja) 車両用エアバッグ装置
US8430425B2 (en) Airbag assembly
JPWO2006049101A1 (ja) サイドエアバッグ装置及びサイドエアバッグシステム
JP2009018715A (ja) サイドエアバッグ装置
JP4815945B2 (ja) エアバッグ装置
JPWO2008084605A1 (ja) エアバッグ装置
JP6939179B2 (ja) エアバッグ及び乗員拘束装置
US20090289444A1 (en) Airbag, system and method for deploying an airbag
CN109760618B (zh) 后座侧气囊装置
US20140091562A1 (en) Airbag and airbag device
WO2016158022A1 (ja) 車両用サイドエアバッグ装置
KR20210048612A (ko) 차량의 사이드 에어백
JP4165239B2 (ja) 車両用エアバッグ装置
JP2008143255A (ja) 車両用シートクッションエアバッグ装置
JP6953849B2 (ja) 後席用エアバッグ装置
JP2003226218A (ja) 乗員保護装置
JP6659438B2 (ja) エアバッグ
JP2008006962A (ja) 車両用エアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6659438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250